AX
ATA

2016 03 06 中央道にて

今年開けて初めて、久々に伊那市まで中央道を走った。駒ヶ根付近では右に南アルプスの白い山並みが遠方に、左は中央アルプスの駒ヶ岳の雪山が近くに迫る。その間を車が走る、雪に包まれた山の景色はやはり素晴らしい。伊那市で仕事を終え、次の駒ケ根市へ153号線を走る。左に天竜川か、堤防の様な堤の道路を走る。川の周りを植栽の群生と低い木立が縁取り、山々の間に挟まれた開けた景色となって眼を惹く、思わずこのいい景色に「きれいだなあ」って声が出た。川幅は狭く流れは穏やか、水かさが増せば大きな川幅に広がる余裕のある景色。この日のこの2つの景色は思いがけない大きな収穫でした。また、片道3時間では、時間に余裕がなくて立ち寄れないが、光前寺の庭と分杭峠にはこの仕事の間に是非寄ってみたいと思っている。

3/6 (日) tori


設計室へはこちらからどうぞ
にほんブログ村 住まいブログへ
atsuo1643atsuo1643  at 18:44  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 所長 | 日記 

2016 02 27 もう一つの<風立ちぬ>

<風立ちぬ>といえば、堀辰雄の小説であり、宮崎駿の最後の映画です。この映画は何度も映画館に足を運んびこの純愛物語に涙しました。小説も読み、映画の主人公ゼロ戦の設計者である堀越二郎の本も読むことになった、かなり嵌りこんだ大変印象深いものです。ここでいうもう一つの<風立ちぬ>は西澤揚太郎の戯曲集「竹錆季」の中にある1編です。かつて脇本陣を勤めたという格式ある旧家。今は衰退の中にある人たちの姿が描かれている。そこに登場するのが私の祖母であり、まだ幼い父である。作家は祖母の兄の子で、甥にあたり、父のいとことなる。戯曲のセリフは聞き覚えのある独得の地方言葉でなつかしい。今更ながら祖母の特異な環境がその性格形成に及ぼしたことに思いを馳せる。幼いころの祖母と母の口論を思い返すと、今はなるほどと頷けるものとなる。祖母は、過去の格式ある家の中に生き、現実を受け入れることのできなったかも、そうでしか生きられなかったのかもしれない。そんな母を持つ父の境遇も辛いものがあっただろう。ほとんど知らなかった私は、この戯曲のおかげで祖母を知ることができたように思える。兄を昨年亡くし、急に自分のルーツともいえる祖母や父母のことを深く知りたくなった。そして祖母と父の故郷にも実際にいってみたいと思うようになった。なぜか今までには無かった不思議な思いが沸々とわいてくる。もう一つの<風立ちぬ>、私にとって大変貴重なものであることを発見した。何度も読み返したくなる戯曲となるだろう。

2/27(土) tori

設計室へはこちらからどうぞ
にほんブログ村 住まいブログへ
atsuo1643atsuo1643  at 20:38  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 所長 | 日記 

2016 02 22 酒と料理の力

先の土曜、久しぶりの結婚披露宴に出席した。会社の跡継ぎであるご長男のお披露目という意味合いの濃い披露宴だった。さすがに招待客の中には全国区のそうそうたるお歴々もみえ、会社の今の勢いを思わせる。主賓のかなり長いご挨拶のあと、シャンパンがグラスに注がれ、さあ乾杯というところで、今日のワインを選んだ日本でも屈指のソムリエが紹介されて、ではさあというタイミングで料理長の紹介があり、ここで料理とワインの説明となった。なんとタイミングの悪いこと、せめてグラスに注ぐ前ならばいいものを・・・・。泡の勢いもなくなってくる銘酒を前にお預けをくらうこととなった。料理長とソムリエによるこれまたたっぷり時間をかけた丁寧な一品ごとの料理と料理に合わせたワインの説明があった。あまりにもタイミングの悪さに不平不満の声もちらほら出てくるのも無理はない。しかしワインの説明も、また超一流、この日のためになかなか集めることのできない最高級品の数々、期待値は大きくふくらみ、不平を割り引いてもあまりある。ここでやっと乾杯!まずはシャンパンを味わう。ちょっと違う味わい。普段お酒を飲まれない方もこの説明を聞けば少しは口にせざるを得ないようなワインのラインナップだった。ワイン通の友人たちの評価も群を抜いていた。料理もワインもとがった味ではなく上品なまろやかな味だ。ワインはふんだんに注がれる。料理とワインともに十分に堪能した。各テーブルみな結婚式であることを忘れたように盛り上がっていた。料理とお酒の力はこんなにも人を喜ばせる力があるということを目の当たりにした。そういえば昔、最高級の料理のもてなしで笑顔にするような映画があったが正直なところ知識もなくよく解らなかったが、この光景を体験するとなるほどと思った次第である。そして、その源はこころにあることも強く感じさせられた次第です。

2/22(月) tori


設計室へはこちらからどうぞ
にほんブログ村 住まいブログへ
atsuo1643atsuo1643  at 22:18  | コメント(0)  | トラックバック(0) |  この記事をクリップ! 所長 | 日記