2011年04月

2011年04月28日

4月28日大引け

日経平均株価
9,849.74円
前日比+157.90円
出来高概算
21億8,440万株
ドル円相場1ドル=81.66円
長期国債先物価格=140.05円、10年国債利回り=1.200% 前日比-0.010%(15:00現在)
 本日の日経平均は続伸。昨日のNYダウがFOMCやFRB議長の記者会見を受けて、2年10ヵ月ぶりの高値水準となったことを好感し、朝方の日経平均は買い先行でスタートした。その後、昨日決算発表を行った主力ハイテク株が上げ幅を広げると、市場全体に安心感が広がり約3週間ぶりに日経平均は9,800円台を回復。午後に入っても、三連休を控えているが前場の高値を抜け一段高の展開となり、結局日経平均は高値引けとなる157円高の9,849円で本日の取引を終了した。
 物色面では、今期の大幅増益見通しが評価される形でコマツが堅調に推移したほか、京セラやアドバンテなどのハイテク銘柄も軒並み上昇した。また昨日決算発表後大幅高となったダイハツが続伸となり、日電硝、昭電工なども強い。半面、富士電機が前期業績の下振れが嫌気され大幅安となったほか、川崎船や郵船などの海運株も冴えない展開となった。また、ソニーが5日続落し、イビデン、日産自は利食い売りに押された。東証一部の値上がり銘柄数は1,255銘柄、値下がり銘柄数は295銘柄。


 ≪NY株式相場は続伸・低金利継続期待、ナスダック10年ぶり高値≫

■ダウ平均     :12690.96 (△95.59)
■ナスダック     : 2869.88 (△22.34)
■日経225先物  : 9735    (△25:大証比)
■為 替      :   82.10−20
■WTI原油先物(期近) : 112.76  (△ 0.55)
■金価格      : 1517.10  (△13.60)
□売り :1480万株
□買い :2690万株
□買越し:1210万株

市場からは「後場からは先物よりも決算を材料にした動きが目立っていたが、ロング
ポジションの買いなのか否かは分からない。9800円台回復の場面では先物にけん引
されており、フシ目を回復した達成感も意識される。ただ、いずれにしても、来週は
2営業日しかないため、方向感のない展開が予想される。日銀の金融政策決定会合で
基金増額の提案が否決されたが、先月の会合で決まったばかりの基金でもあり、あまり
悪材料視はされていない」(大手証券)との声が聞かれた。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8907|フージャース | 36350| 3850| 11.85|
2| 5410|合同鉄 | 207| 21| 11.29|
3| 7976|菱鉛筆 | 1440| 133| 10.18|
4| 6807|航空電 | 589| 52| 9.68|
5| 3023|ラサ商事 | 352| 30| 9.32|
6| 9477|角川GHD | 2112| 179| 9.26|
7| 7518|ネットワン | 145400| 12300| 9.24|
8| 9132|第一船 | 157| 13| 9.03|
9| 5214|日電硝 | 1223| 97| 8.61|
10| 4295|フェイス | 13280| 1020| 8.32|


・値下がり率上位10傑
1| 7715|長野計器 | 626| -44| -6.57|
2| 1805|飛島建 | 29| -2| -6.45|
3| 6910|日立メデ | 1077| -71| -6.18|
4| 7752|リコー | 890| -56| -5.92|
5| 6345|アイチコーポ | 385| -24| -5.87|
6| 8772|アサックス | 118600| -6200| -4.97|
7| 6504|富士電機 | 252| -13| -4.91|
8| 5815|沖電線 | 199| -10| -4.78|
9| 9382|バンテック | 134200| -6400| -4.55|
10| 6758|ソニー | 2260| -106| -4.48|




6501 日立製作所 438 +17
出来高2位で続伸。前日には、震災の影響を加味した業績予想の修正に関する発表を
行っている。最終利益は3050億円から3000億円に下方修正だが、営業利益は従来予想
である4400億円に変更なし。グループ会社なども含め、震災による影響懸念が強まっ
ていたと見られるなか、買い安心感につながる格好のようだ。営業利益段階での震災
の減益要因は500億円超と試算しているもようだが、これには期末に向けてのビジネ
ス縮小などは含まれておらず、実質的には営業益5000億円レベルまで回復している状
況との見方にも。

6301 コマツ 2840 +78
買い先行。前期営業利益は2229億円となり、1月に上方修正した内容にほぼ沿った着
地となっている。また、今期も中国など新興国向けの建機需要の拡大が続く見込み
で、営業利益は前期比36%増の3050億円と大幅増益見通しとなっている。事前の観測
報道でも3000億円前後になりそうだと伝わっていたが、あらためて順調な業績拡大を
評価する動きに。なお、決算発表を受けて、バークレイズでは投資判断を「イコール
ウェート」から「オーバーウェイト」へ、目標株価を2700円から3700円へと引き上げ
ている。

8316 三井住友 2495 +53
買い優勢。東日本大震災の影響で下落した保有株の減損処理で920億円の特別損失を
計上し、前期最終利益見通しを5400億円から4700億円へ下方修正している。ただし、
前期実績の下振れについては事前に伝わっており、想定線の内容と受け止められる格
好に。また、大和では大手銀行の投資判断を一斉に「3(ニュートラル)」から「2
(アウトパフォーム)」へと引き上げへ。長短金利差が拡大する良好な資金利鞘環境
の下に、国内大企業向け貸出資金需要の盛り上がりを予想している。

9531 東京ガス 359 +5
伸び悩む。決算発表と同時に自社株買いの実施を発表したことが、好感され一時は上
げ幅を拡大する場面もみられた。自社株買いは、発行済み株式数の4.1%に当たる1億
1000万株を上限としており、2011年5月2日から2012年3月31日までを取得期間として
いる。需給の改善を評価した買いが先行したもよう。なお、前期営業利益は1224億
円、前期比43.7%増益となったものの、今期営業利益見通しについては原材料価格の
上昇により、前期比53.5%減益の570億円としている。

4004 昭和電 161 +7
強い動き。第1四半期営業利益は前年同期比33%増の93.5億円となった。ハードディ
スク駆動装置用磁気ディスクの出荷は低調であったが、石油化学部門の採算改善が寄
与。事前の観測報道で伝わっていた80億円程度を上回り、想定以上の好内容を前向き
に評価する動きに。また、低調であったハードディスクの売上数量についても第1四
半期の1500万枚/月から第2四半期には2500万枚/月へ急回復する見込みであること
も、警戒感の後退につながっているようだ。

5214 日電硝 1223 +97
大幅続伸。今期第1四半期の業績見通しを発表しており、売上高は910〜1010億円、営
業利益は225〜275億円となっている。会社側では、液晶用ガラス基板は11年3月期4Q
をボトムとして緩やかに回復すると予想。ほぼコンセンサス水準ではあるものの、中
央値は前四半期比32%増の250億円と4四半期振りの増益転換見通しとなったことを前
向きに評価へ。なお、前期営業利益は1174億円での着地となり、ほぼコンセンサスに
沿った内容となっている。


・米量的緩和、6月末で終了 FOMC決定、ゼロ金利は維持
・パナソニック、4万人削減 海外中心に重複事業をスリム化
・都市ガス網、地域間接続 総延長600キロ、災害時に融通
・東電負担、上限を巡り攻防 原発補償の枠組み作り最終調整
・東電、高濃度汚染水処理の新施設6月に稼働 福島第1原発
・NTT1100億円、JR東は587億円 震災被害巨額に
・ホテル、営業縮小相次ぐ 宿泊一部休止、飲食時間短縮など
・ルネサス、車の生命線の復旧急ぐ 応援要員1日2500人
・伊藤忠、英で大型ごみ処理・発電事業 仏スエズなどと組む
・ダイキン、ブラジルにエアコン新工場 14年度に生産開始
・協和キリンの1〜3月期、純利益2.4倍の147億円
・日電硝の前期、純利益25%増 1〜3月期は減速
・東レ、インドネシアで紙おむつ材料を生産 投資額50億円
・ダイハツの11年3月期、純利益525億円と過去最高
・オムロンの前期、純利益7.6倍の267億円
・富士電機の前期、連結純利益151億円
・積水化の今期、純利益10%増の260億円 住宅販売が好調
・三菱重工の前期、純利益2.1倍の301億円 従来予想を上方修正
・ファナックの前期、純利益3.2倍の1201億円
・東急の前期、純利益2.5倍の370億円に上方修正
・CTCの前期、純利益8%減の114億円
・三井住友FGの11年3月期、純利益4700億円に 保有株の減損で
・コマツの11年3月期、純利益4.5倍 建機が好調
・JRグループの12年3月期予想、「西日本」「東海」は減益、「東日本」は非開示
・パルコ とスタイライフ 、Eコマースとショッピングセンター事業で業務・資本提携を締結
・アドバンテスト、11年3月期連結は3期ぶりの黒字転換、12年3月期予想は非開示
・昭電工、第1四半期は震災関連特損響き最終減益も12月通期予想の純利益65%増は据え置き
・大阪ガス、12年3月期は原材料費の上昇が響き減益を予想
・小糸製、12年3月期業績予想は未開示、震災影響で算定が困難とコメント
・シャープ、11年3月期連結営業利益は計画未達、12年3月期予想は非開示
・マクドナルド、11年12月期第1四半期は営業益26%減、計画停電など影響
・関西電力、火力燃料費の負担増などで12年3月期予想は営業利益3割減、自社株買いも発表
・TDK、11年3月期連結営業利益は前期比約2.5倍の638億円、12年3月期予想は非開示
・FDK 、旭化成 とリチウムイオンキャパシタに関する合弁会社を設立
・三菱自の12年3月期業績予想は未開示、配当は無配を継続
・マルハニチロ、11年3月期連結営業利益は6割増の170億円程度のもよう
・ニフコ、11年3月期連結営業利益は46%増の125億円前後のもよう


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2011年04月27日

27日の日経平均 9,691.84円 2011年04月27日


4月27日大引け
日経平均株価
9,691.84円
前日比+133.15円
出来高概算
17億4,972万株
ドル円相場1ドル=81.67円
長期国債先物価格=139.94円、10年国債利回り=1.210% 前日比-0.005%(15:00現在)
 本日の日経平均は4営業日ぶりに反発。昨日のNYダウが100?超上昇したことを好感し、朝方の日経平均は買い先行でスタートした。寄り値がほぼ安値となるなど、その後の日経平均はじり高歩調を辿り9,700円台を回復。後場寄り後は、利益確定売りに押される場面があったものの、ザラ場に決算発表を行った企業の株価が軒並み値を飛ばす展開となったことが投資マインドの改善に繋がり、高値圏で推移した。大引けにかけても値を保ち、日経平均は133円高の9,691円で取引を終了した。
 物色面では、キヤノンが通期業績見通しを下方修正したものの、悪材料出尽くし感が広がって大幅高となり、前引け後に発表した決算が好感されクラレも10%超上昇した。また、大阪チタやダイハツなどの決算発表銘柄が軒並み高となり、ファナックも一時新高値に迫った。半面、昨日今期見通しを示せなかった日立建が弱含みで推移し、ソニー、シャープなども冴えない展開。また、今期の営業減益見通しが嫌気された資生堂が安く、東電も反落となった。東証一部の値上がり銘柄数は867銘柄、値下がり銘柄数は642銘柄。 (投資戦略部 大場)


NYDOW 12595.37 +115.49
S&P500 1347.24 +11.99
NASDAQ 2847.54 +21.66
CME 9620 +70(大証比)
NYドル円 81円57-59銭


◎寄付前の外資系動向
売 1390万株
買 1290万株
差 100万株の売越

前田証券・東京支店の後藤保支店長は「連休前のショートカバーも入ったようだ。ファナック
<6954.T>や、キヤノン<7751.T>の決算を材料にした買いはあるが、薄商いのなかで先物に振ら
された面が強い。企業業績については、あす発表のホンダ<7267.T>や、5月11日発表予定の
トヨタ<7203.T>が出てこないと判断が難しく、売り方も買い方も、積極的には動けない」と指摘
している。枝野官房長官が東電<9501.T>の補償上限に苦言を呈したが、「政府高官が過激な発言
でもしない限り、連休前のあすの相場も無難に通過するだろう」との見方を示している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4577|ダイト | 1598| 169| 11.83|
2| 3405|クラレ | 1178| 112| 10.51|
3| 5726|大阪チタ | 6210| 540| 9.52|
4| 6755|富通ゼネ | 425| 34| 8.70|
5| 1924|パナホーム | 539| 40| 8.02|
6| 3332|JFE商HD | 353| 25| 7.62|
7| 6910|日立メデ | 1148| 78| 7.29|
8| 7751|キヤノン | 3740| 245| 7.01|
9| 6355|住友精 | 614| 39| 6.78|
10| 3371|ソフトクリエイト | 1198| 76| 6.77|


・値下がり率上位10傑
1| 7714|モリテックス | 453| -55| -10.83|
2| 9382|バンテック | 140600| -17000| -10.79|
3| 6210|東洋機械 | 249| -30| -10.75|
4| 7868|広済堂 | 240| -19| -7.34|
5| 3167|TOKAI HD | 390| -28| -6.70|
6| 7102|日車輌 | 351| -25| -6.65|
7| 6730|アクセル | 1564| -108| -6.46|
8| 7913|図書印 | 135| -9| -6.25|
9| 4340|シンプレクス | 37650| -2250| -5.64|
10| 6621|高岳製 | 306| -18| -5.56|



6954 ファナック 13260 +460
決算発表後はやや強含む。前期営業利益は1897億円で前期比3.4倍、従来計画1866億
円をやや上回る着地となった。一方、今期に関しては、通期見通し非公表も、上半期
の予想は発表している。営業利益は1046億円で前年同期比17.4%増益の見通しに。企
業収益全般的に、今期は下半期からの急回復が見込まれるなか、上半期の2ケタ増収
増益見通しには評価の高まる格好へ。また、部品調達に関する警戒感なども一部では
高まっていたとみられ、この面からも安心感が強まる状況か。

7751 キヤノン 3740 +245
大幅高で売買代金トップ。今期営業利益見通しを4700億円から3350億円へ下方修正し
ている。東日本大震災の影響で取引先の電子部品生産が滞り、コンパクトデジタルカ
メラなどの生産減が重しに。ただし、事前の観測報道でも今期は一転して減益となる
可能性が高いと報じられており、目先の悪材料出尽くし感が強まる格好に。なお、同
時に発表した第1四半期営業利益は前年同期比5%減の825億円とほぼ想定線の内容と
なっている。

6758 ソニー 2366 -49
さえない。「プレイステーション」向けのネット配信サービスで、サービス利用者の
名前や電子メール、アドレスなどの個人情報が盗まれていたと発表している。7500万
人以上の会員の個人情報が流出した恐れがあるとも伝わっており、警戒感が高まる格
好に。なお、昨日発表したタブレットPCについては他社製品との差別化に欠けると
の見方が優勢であるほか、三菱UFJが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュ
ートラル」へ、目標株価を3550円から2800円へと引き下げたことも重しに。

9983 ファーストリテ 12530 +360
強い動き。UBSが投資判断「Buy」を継続し、目標株価を1万3000円から1万5000円
へと引き上げたことが好感されている。震災後に投資抑制に舵を切る小売業もみられ
る一方、同社経営陣は内需停滞リスクを視野に、むしろ国内外での成長戦略を積極推
進する方針と推察されるとコメント。国内事業の優位性や海外事業の成長性をふま
え、今期営業利益見通しを1150億円から1220億円へ、来期予想を1315億円から1380億
円へと引き上げへ。

6665 エルピーダ 1192 +27
3日ぶり反発。最先端の微細化技術を使うDRAMの本格量産に乗り出すと報じられ
ている。主力の広島工場と台湾子会社の瑞晶電子で増産し、直径300ミリメートルシ
リコンウエハー換算での生産数量を現在の月産数千枚から年内に12万枚へ引き上げ
る。スマートフォンやタブレット端末向けDRAM需要の増加傾向が続くなか、増産
による需要取り込みが期待される状況に。

9613 NTTデータ 259600 +10900
大幅反発。前期営業利益は770億円前後となり、従来予想の750億円に比べて減益幅が
やや縮小すると報じられている。主力の公共・金融向けシステムは苦戦が続くが、昨
年に子会社化した米キーンやインテリグループなどが連結対象に加わることで、海外
事業の拡大が寄与。ほぼコンセンサス水準を確保する見通しとなり、下振れ警戒感が
後退する状況となっている。



強気材料
・シカゴ225先物清算値9625円、大証比75円高
・NYダウ反発、主要企業の好決算や金融緩和継続期待が下支え
・米半導体SOX指数、続伸
・米4月消費者信頼感指数、65.4と市場予想を上回る
・米フォード、1-3月期純利益は前年同期比22%増
・欧州株式市場、薄商いもUBSの好決算など評価で堅調推移
・被災工場、7月9割復旧

弱気材料
・ギリシャやポルトガル、昨年の財政赤字は想定を上回る
・米2月ケース・シラー20都市住宅価格指数、前年比-3.33%と市場予想より悪化
・NY金9日ぶり反落、ファンドを中心にポジション整理の売りが先行
・LMEニッケル、反落
・DRAMスポット、下落
・バルチック海運指数、19日続落
・東証REIT指数、4日ぶり反落

留意事項
・3月パソコン出荷台数、前年同月比12.3%減
・通信各社、大規模災害の備えインフラ増強急ぐ
・4月国内新車販売、6割減の見通し
・米アップル、「iPad2」を28日に国内で発売
・3月百貨店売上高、前年同月比14.7%減で過去2番目の落ち込み
・金融庁、みずほFGにも立ち入り検査
・株、空売り比率高止まり
・騰落レシオ、83%と2週ぶり低水準に
・ドル/円(81円57-59銭)
・ユーロ/円(119円50銭-54銭)
・NY原油先物、小幅続落(1バレル=112.21ドル)
・NY債券市場、続伸(10年債利回り0.057%低下)
・長期金利、低下(10年債利回り1.215%)
・資生堂やコマツ、シャープ、TDK、京セラ、ダイハツ、リコーなど決算発表
・3月商業販売統計
・独5月GfK消費者信頼感指数
・英1-3月国内総生産(GDP)
・ユーロ圏2月鉱工業新規受注
・米MBA住宅ローン申請指数(先週)
・米3月耐久財受注
・米バーナンキ連邦準備制度理事会(FRB)議長、記者会見
・米決算、スターバックスやボーイング、コーニング、イーベイなど

[サポート&レジスタンス]
終値            9559
5日移動平均         9641
100日移動平均      10157
200日移動平均       9809
標準偏差+2σ        9806
レジスタンス(2)      9665
レジスタンス(1)      9612
25日移動平均        9607
転換線           9577
ピボット          9574
基準線           9570
先行スパンB         9560
サポート(1)        9521
先行スパンA         9502
サポート(2)        9483



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2011年04月26日

26日の日経平均 9,558.69円 2011年04月26日


4月26日大引け
日経平均株価
9,558.69円
前日比-113.27円
出来高概算
15億4,010万株
ドル円相場1ドル=81.69円
長期国債先物価格=139.80円、10年国債利回り=1.215% 前日比-0.010%(15:00現在)
 本日の日経平均は3営業日続落。昨日のNYダウが小幅に反落したことに加え、為替が1?81円台で推移していたことを嫌気して、朝方の日経平均は売り先行で始まった。寄り値が高値となるなど、その後の日経平均はジリ安歩調を辿り9,500円台で推移。後場に入っても冴えない展開は続き、下げ幅は一時140円近くに達したが、大引けにかけては若干買い戻しが入り、結局日経平均は113円安の9,558円で本日の取引を終了した。
 物色面では、NTTドコモとの業務提携が発表されたDENAが高く、グリーが連れ高した。また昨日発表された好決算が評価される形で、JSR、KDDIが揃って5営業日続伸となったほか、東ソー、三菱ケミHDなどの化学株が確り。半面、前期の営業利益を減額修正した塩野義が大幅安となり、今期業績見通しが予想を下回った任天堂、日電産もマイナス圏で推移した。また格付け会社S&Pが自動車各社の格付け見通しを引き下げた影響でトヨタなどの自動車株が弱く、富士フイルム、オリンパスなども冴えない動きとなった。東証一部の値上がり銘柄数は364銘柄、値下がり銘柄数は1,177銘柄


 ≪NY株式相場はダウ反落・FRB議長会見控え様子見≫
■ダウ平均     :12479.88 (▼26.11)
■ナスダック     : 2825.88 (△ 5.72)
■日経225先物  : 9670    (▼10:大証比)
■為 替      :   81.95−05
■WTI原油先物(期近) : 112.28  (▼0.01)
■金価格      : 1509.10  (△5.30)
□売り :980万株
□買い :1210万株
□買越し:330万株

東洋証券・ストラテジストの檜和田浩昭氏は「中国のCPI(消費者物価指数)が
4−6月も高止まりするとの声もあり、金融引き締めの懸念が追加的な重しになった。
ただ、9600円を挟んだもみ合いから脱したわけではない。FOMC前で様子見気分
が強く、主力株を積極的に手掛けるような環境にはない」と指摘している。また、国内
企業の決算発表は序盤だが、「あまり良くないものが目立っている。とはいえ、震災の
影響によるものであり、それは3月中旬の下げで織り込んでいる」との見方を示している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7913|図書印 | 144| 24| 20.00|
2| 7714|モリテックス | 508| 80| 18.69|
3| 8074|ユアサ商 | 116| 14| 13.73|
4| 8897|タカラレーベン | 561| 54| 10.65|
5| 1919|エスバイエル | 76| 7| 10.14|
6| 8131|ミツウロコ | 565| 49| 9.50|
7| 5612|鋳鉄管 | 238| 20| 9.17|
8| 6210|東洋機械 | 279| 23| 8.98|
9| 6676|メルコ | 2571| 201| 8.48|
10| 5815|沖電線 | 210| 14| 7.14|


・値下がり率上位10傑
1| 9609|C&IHD | 2| -1| -33.33|
2| 9382|バンテック | 157600| -12400| -7.29|
3| 1542|純銀信託 | 12170| -810| -6.24|
4| 7756|電産コパル | 920| -61| -6.22|
5| 3770|ザッパラス | 110800| -6500| -5.54|
6| 8956|プレミア投 | 365500| -21000| -5.43|
7| 5936|洋シヤタ | 318| -17| -5.07|
8| 6707|サンケン電 | 437| -23| -5.00|
9| 7558|トーメンエレク | 1092| -55| -4.80|
10| 6927|ヘリオステクノH | 221| -11| -4.74|




9433 KDDI 534000 +21000
買い優勢。前日に発表している決算内容がポジティブに捉えられている。前期営業利
益は4719億円で前期比6.3%増益、従来計画の4450億円を上振れている。また、今期
も同0.7%増の4750億円と増益の見通し、市場コンセンサスをやや上回るレベルとな
っている。全般的な業績悪化が見込まれるなか、増益予想を素直に評価する動きが優
勢へ。なお、野村では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価
も653000円に引き上げている。

2432 DeNA 2988 +157
買い先行。NTTドコモと、国内外におけるソーシャルゲーム事業で提携したと発表
している。今後はドコモの利用者限定で、同社の交流サイト(SNS)「Mobag
e(モバゲー)」で遊べるコンテンツや特典などを提供。スマートフォン市場の拡大
に備えて集客力を高めることが狙いであるが、フィーチャーフォンからのスムーズな
移行が可能になると見られ、前向きに評価する動きへ。

6676 メルコHD 2571 +201
強い動き。前日に決算を発表、11年3月期連結営業利益は前期比42.4%増となる107億
円、薄型テレビの販売台数増加によりストレージ製品の外付けHDDが売上増に寄与。
また、通期業績が好調に推移したことから、1株当たり20円を特別配当として加え、
期末配当金を40円に増額修正すると発表したことも好感されている。なお、野村では
投資判断「Buy」を継続、目標株価は3700円に設定している。12年3月期について
は、スマートフォン人気が追い風となるほか、震災の影響が落ち着くと見込んでお
り、通期でみれば過去最高利益の達成は可能としている。

7974 任天堂 20010 -320
年初来安値を更新し、一時4年9ヶ月ぶりの2万円割れとなっている。前期営業利益は
1710億円となり、会社計画の2100円億円やコンセンサスの2000億円前後を下回る着
地。期待された「3DS」は出荷計画400万台に対し、実績は361万台に留まったこと
などが重しに。また、今期営業利益見通しは前期比2%増の1750億円となり、市場予
想の2200億円前後を下回っている。なお、シティでは、「Wii」次世代発売が来期以
降となり、収益回復は14年3月期まで期待薄と考えることから、今回の決算で完全な
悪材料出尽くしとは考え難いともコメントしている。

6368 オルガノ 604 +11
上方修正受けて一旦は上げ幅広げるが、その後は伸び悩みへ。前通期営業利益は従来
予想の25億円から35.3億円に上方修正、年間配当予想も8円から10円に引き上げへ。
ただ、もともと予想は保守的で上方修正の可能性は高いと見られていたため、短期的
な出尽くし感にもつながる格好のようだ。今期上半期営業損益は、期初予想5億円の
赤字に対して9億円の黒字で着地、14億円の上振れとなっている。対して、通期予想
の25億円はこれまで修正されてこなかった。

7868 広済堂 259 +12
後場急伸。昼休み時間中に、前期業績見通しの上方修正を発表したことが好感されて
いる。売上高については据え置いているものの、営業利益を26億円から27.5億円へ、
最終利益を6.5億円から8.0億円へとそれぞれ引き上げている。8日には固定資産譲渡
益の計上により最終利益を1.0億円から6.5億円へと上方修正し、その後は短期資金を
巻き込んで人気化した経緯があり、あらためて上方修正にポジティブなインパクトが
強まる状況に。


・米、シリアへの経済制裁発動を検討 デモ鎮圧停止へ圧力
・S&P、電力3社と自動車3社の格付け見通しを引き下げ
・ベトナム、4月の消費者物価17%上昇 インフレ抑制に苦悩
・震災がれき、遺失物法で3ヵ月めどに早期処分 政府検討 
・東電、来春の新規採用見送り 常務以上の役員報酬を半減
・東電株の急落、生保・銀行12社損失4000億円に迫る
・車生産、落ち込み最大 3月国内、トヨタ・ホンダ6割減
・日ロLNG事業、伊藤忠・丸紅など新会社 17年実現へ
・旭化成、ブラジルに工場 建築・車用ガラス、13年メド
・凸版印刷、クレハから食品用の高機能フィルム事業を取得
・任天堂の前期、66%減益 「3DS」販売目標に届かず
・JSRの前期、純利益2倍 車用合成ゴム、新興国で好調
・政府、トルコに造船技術供与 来月上旬に覚書
・旭硝子、ブラジルに建築・車用ガラス工場 400億円投資、初の南米拠点
・JXエネ、仙台製油所の出荷前倒し 来月初旬メド
・KDDI、11年3月期の純利益20%増 固定通信7期ぶり黒字化(各紙)
・DAC、09年12月〜11年3月期の営業益3.1倍のもよう(日経)
・ANA、11年3月期の営業黒字650億円のもよう 震災で旅客急減、予想下回る
・日水、11年3月期の海外部門は4期ぶり営業黒字のもよう
・ヤオコー、11年3月期は19期連続で営業最高益のもよう 自主企画商品が好調
・ブレーキ、11年3月期の営業益2.6倍のもよう 自動車向け販売増
・三菱倉、11年3月期の営業益17%増のもよう 従来予想を7億円下回る
・塩野義薬、11年3月期は減収減益、東日本大震災で30億円の特別損失を計上
・明電舎、投資有価証券評価損などで11年3月期純利益を減額、期末配当は前期同額の4円に
・日本電産、12年3月期連結営業利益予想は前期比6.1%減の850億円
・鋳鉄管、11年3月期業績を上方修正、収益改善策が奏功
・任天堂、2012年に「Wii」後継機を発売、E3に出展
・SMK、11年3月期は一転減収・最終減益、期末配当1円減額
・DeNA 、国内外のソーシャルゲームでNTTドコモ と業務提携
・塩野義薬、11年3月期は減収減益、東日本大震災で30億円の特別損失を計上
・KDDI、12年3月期は営業微増の見通し、年間配当は1000円増



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2011年04月25日

4月25日大引け


4月25日大引け
日経平均株価
9,671.96円
前日比-10.25円
出来高概算
14億6,194万株
ドル円相場1ドル=82.20円
長期国債先物価格=139.63円、10年国債利回り=1.225% 前日比+0.015%(15:00現在)

 本日の日経平均は小幅に続落。為替が1?82円台へと円安に振れたことを受け、日経平均は朝方から買い先行で始まった。その後、生産の正常化見通しを示したトヨタ株がプラス圏に浮上したことなどが投資家心理を改善させ、前場の日経平均はしっかりで推移した。ただ、海外株市場休場などにより売買が細るなか、後場に入ると次第に上値の重さを嫌気した売りが優勢の展開となり、日経平均は本日の安値圏で取引を終了した。
 物色面では、業績観測が伝わった郵船をはじめ海運セクターが総じて堅調に推移したほか、三菱UFJFGなどの金融セクターもしっかりとなった。また、好業績観測報道を受け三菱重、アドバンテなどが上昇し、ザラ場中に決算発表を行ったJSRは切り返しの動きをみせた。新興市場ではマザーズ指数が9営業日続伸するなど相対的に強い動きとなり、サイバーエージやスタートトゥなどが堅調に推移した。半面、鉱業や商社といった資源関連株が冴えない動きとなったほか、日産自やホンダなどの自動車株も安い。東証一部の値上がり銘柄数は677銘柄、値下がり銘柄数は802銘柄。

ニューヨーク市場
-------------------------------------------------------------------------
【4月22日】
■グッドフライデーのため休場
□売り :470万株
□買い :550万株
□買越し:80万株

中堅証券のマーケットアナリストは「全体としては200日移動平均線が意識されて
しまった。ここを上抜くにはそれなりの材料が必要だ。週内のFOMCや、きょうから
発表が本格化する企業決算でそれなりのものが出てくれば良いが、自動車やハイテク
のように指数を動かすほどの企業決算は週後半から。また、国内は連休が続くため、
手掛けにくさもある。本格的に相場が動き出すのは5月9日からで、それまでは開店
休業のような状況になる。5月9日からは主力企業の決算発表も多く、その前の週に
発表される米4月雇用統計も材料になる」と指摘している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 7714|モリテックス | 428| 80| 22.99|
2| 5915|駒井ハルテク | 285| 49| 20.76|
3| 6507|シンフォニア | 268| 35| 15.02|
4| 4220|リケンテクノス | 259| 29| 12.61|
5| 8014|蝶理 | 109| 12| 12.37|
6| 9501|東電 | 438| 34| 8.42|
7| 9382|バンテック | 170000| 13100| 8.35|
8| 8131|ミツウロコ | 516| 37| 7.72|
9| 8013|ナイガイ | 44| 3| 7.32|
10| 4738|日立ビジ | 708| 48| 7.27|


・値下がり率上位10傑
1| 8571|NIS | 7| -1| -12.50|
2| 7873|アーク | 98| -8| -7.55|
3| 1914|日基礎 | 310| -19| -5.78|
4| 7947|エフピコ | 4560| -220| -4.60|
5| 1975|朝日工 | 345| -16| -4.43|
6| 4116|大日精 | 462| -21| -4.35|
7| 5337|ダントーHD | 112| -5| -4.27|
8| 5917|サクラダ | 23| -1| -4.17|
9| 5942|日フイルコン | 390| -16| -3.94|
10| 7278|エクセディ | 2359| -93| -3.79|



4689 ヤフー 29430 +960
買い気配から。先週末に前3月期の決算を発表、実績営業利益は1596億円で前期比
11%増益、予想レンジの上限を上回る水準となった。また、前年同期比1%減から5%
増としている今第1四半期営業利益見通しに関しても、事前想定を上回る水準となっ
ており、ポジティブなインパクトにつながっているようだ。なお、野村ではメディア
セクターのレポートをリリース、このなかで、同社の投資判断を「ニュートラル」か
ら「バイ」に、目標株価を36500円から39000円に引き上げている。質の高い情報提供
力をさい認識と評価している。

6594 日本電産 7080 +160
強い動き。本日、本決算の発表が予定されており、先回りの動きが強まっているよう
だ。前期営業利益の実績値は会社計画の1000億円に対し960億円前後と、下振れは想
定線との見方。また、今期営業利益見通しについて、MLでは835億円を予想してい
るが、HDDスピンドルモータ事業の高い競争力や、一般モータ事業の中長期成長性
に変化ないとコメントしている。なお、本日は1-3月期の受注総額は米エマソン社の
買収などが寄与し、前年同期比1割増1800億円前後になったとも伝わっている。

9501 東京電力 438 +34
8日振りに急反発。先週末には、同社の損害賠償支払い支援最終案が明らかになった
と伝わっている。原子力事業者による共同での新機構創設、公的資金の投入などで補
償金の支払いを支援、同社は長期間かけて資金を返済するが、補償が巨額に膨らむ
「異常な場合」には国が資金補助できる規定を設けるとも。当面の間、配当金は無配
となるが、株式の上場は維持できること、支払い負担の限度が展望出来始めたことな
どから、買戻しの動きや短期資金の流入が活発になっているようだ。

8066 三谷商 1360 +291
急伸。洋上風力発電事業に昨春から参入しており、同関連銘柄の一角として注目度が
高まる展開に。21日には環境省が、国内で風力発電を導入した場合に最大で原発40基
分の発電量が見込めるとの試算を発表しているほか、本日は日本経済研究センター
が、被災地への復興策として風力発電の導入などを提案していると一部で報じられて
おり、一段と同関連銘柄への期待感は高まる状況となっている。株価は年初来高値を
一気に更新、2007年10月末以来となる1300円台を回復する格好に。なお、鹿島臨海工
業地帯に建設した洋上風力発電は震災後も24時間稼動していることが、市場参加者の
間では話題になっているようだ。

2281 プリマハム 102 +6
上方修正発表後は急伸。前通期営業利益は従来予想の49億円から67億円に、最終損益
は22億円から32億円に上方修正。生産性の向上や原料相場の低位安定などによる収益
力の向上が要因に。第3四半期の段階で、それぞれ60.9億円、40.2億円を計上してい
たことから、上振れの可能性は高いとみられていたが、一方では、震災の影響による
特別損失の発生なども警戒されていたため、上方修正が素直に買い安心感にもつなが
る形のようだ。

6301 コマツ 2785 +11
買い先行。12年3月期営業利益は、前期推定比30%増の3000億円前後になりそうだと
の観測報道が伝わっている。今期も北米で建設機械の需要回復が続くほか、中国など
新興国でも油圧ショベルや鉱山開発用の大型機の販売が伸びる。大震災の影響で今期
業績への警戒感が高まっていたが、08年3月期の最高益(3328億円)に迫るほか、コ
ンセンサスである2900億円前後を上回る見込みで、前向きに評価する動きが先行へ。



・欧州の金融安定化措置、米が全面見直し要求 混乱拡大を懸念
・液晶パネル関連の被災工場、相次ぎ再開 安定調達になお不安
・原発補償、東電賄えぬ「異常な場合」国が負担も 支援最終案 
・民主の退潮傾向鮮明 統一地方選後半戦 世田谷区長に「脱原発」の保坂氏
・企業、節電へ夏休み工夫 自動車業界、取得時期のグループ化
・イオン、夏時間で節電 開店・閉店1時間早め、6月下旬から
・JXの前期、震災で特損1000億円 純利益への影響限定的
・パナソニック、リチウムイオン電池の生産再編 中国に新工場
・セブンイレブン、東北産コメ調達拡大 おにぎり1.5億個分
・コンビニや外食大手、被災地FCオーナー支援 生活資金など
・住友電工、切削工具を中国で生産 自動車部品向けの需要開拓
・広島大、放射能対策基本情報ポータルサイト 正確な情報発信
・マイクロソフトがパソコンの3割節電プログラム開発、NECや富士通などと提携し普及
・ITFOR、11年3月期の連結営業利益は5%増の12億円前後のもよう
・サトー、12年3月期の連結営業利益は前期推定比1〜2割増のもよう
・コマツ、12年3月期の連結営業利益は30%増の3000億円のもよう
・NTTデータ、300億円で伊社買収へ 欧でシステム事業拡大
・富士電、傘下企業が荏原の発電用水車事業買収
・ハウス、11年3月期に80億円の特別損失発生
・積ハウス、シンガポールに進出 事業規模1600億円
・東洋水産など食品大手、震災関連で相次ぎ特損 11年3月期
・クレオの11年3月期、最終赤字3億3900万円
・住友化の11年3月期、純利益63%増の240億円 一転増益に
・昭和飛の11年3月期、純利益73%増
・稀元素の11年3月期、単独税引き利益31%増 
・三井化学、11年3月期の経常黒字389億円 合繊原料伸び上方修正
・古河スカイの11年3月期、最終黒字122億円に
・木曽路の11年3月期、最終赤字12億円に 震災で宴会需要減
・JAFCOの11年3月期、最終黒字23億円
・わかもと、5年後に単体営業利益8億3000万円を目指す
・愛知時計、11年3月期の連結業績予想を上方修正、コストダウン策などが奏功
・岩手銀、前期連結純利益11億円に下方修正 震災で特損計上
・ヤフーの前期、純利益10%増の921億円 過去最高更新


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2011年04月22日

22日の日経平均 9,682.21円 2011年04月22日

4月22日大引け
日経平均株価
9,682.21円
前日比-3.56円
出来高概算
17億7,007万株
ドル円相場1ドル=81.86円
長期国債先物価格=139.75円、10年国債利回り=1.210% 前日比-0.015%(15:00現在)
 本日の日経平均は3営業日ぶりに反落。昨日のNYダウはハイテク大手の決算発表を好感する形で3営業日続伸となったものの、1?=81円台で推移していたドル円相場を嫌気し、朝方の日経平均は軟調なスタートとなった。その後前場中は値幅も狭く膠着感の強い相場となったが、午後に入ると昨日同様先物主導で日経平均は急速に値を戻す展開となり、プラス圏に浮上。その後は昨日の高値を一時上抜けるなど一段高の様相となったが、大引け間際は手仕舞い売りに押され、結局3円安の9,682円で取引を終了した。
 物色面では、ルネサスが主力工場での生産再開の前倒しを正式発表したことから、日産自、トヨタなどの自動車関連株が一斉高となった。また外資系証券が投資判断を引き上げた安川電が急反発し、イビデン、東エレクなどの半導体関連株も確りで推移した。半面、住金、JFEHDなどの鉄鋼株が甘く、前期業績を下方修正した川重も冴えない展開となった。また、今期業績の下方修正観測が伝わったキヤノンも安く、東電は7営業日続落となった。東証一部の値上がり銘柄数は760銘柄、値下がり銘柄数は735銘柄。


≪NY株式相場はダウが2年10カ月ぶり高値・素材やIT株に買い≫
■ダウ平均     :12505.99 (△52.45)
■ナスダック     : 2820.16 (△17.65)
■日経225先物  : 9665    (▼15:大証比)
■為 替      :   81.80−90
■WTI原油先物(期近) : 112.29  (△0.84)
■金価格      : 1503.80  (△4.90)
◎寄付前の外資系動向
売 690万株
買 960万株
差 270万株の買越

国内投信のファンドマネジャーは「ルネサスの工場稼働の前倒しは自動車株にとって
明るいニュースとなった。引け後のトヨタ<7203.T>の会見も悪い話ではないとの期待も
膨らんだ。サプライチェーンの懸念も後退しつつあり、米国株が上昇すれば日本株も
上昇する構図に戻るだろう」と指摘している。国内では来週から決算発表が本格化するが、
「そもそも見通しが信頼できる環境にないため、あまり期待していない。企業が大筋を
つかめるのも第1四半期以降だろう。それまでは決算説明会や、証券会社のリポートなど
を参考にしていけばよい」との見方を示している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8137|サンワテクノス | 730| 100| 15.87|
2| 4116|大日精 | 483| 63| 15.00|
3| 8571|NIS | 8| 1| 14.29|
4| 6413|理想科 | 1477| 182| 14.05|
5| 7873|アーク | 106| 10| 10.42|
6| 9743|丹青社 | 307| 28| 10.04|
7| 4295|フェイス | 12330| 1080| 9.60|
8| 7246|プレス工 | 349| 30| 9.40|
9| 4003|コープケミ | 108| 9| 9.09|
10| 7277|TBK | 390| 32| 8.94|


・値下がり率上位10傑
1| 9382|バンテック | 156900| -21200| -11.90|
2| 6927|ヘリオステクノH | 234| -21| -8.24|
3| 7868|広済堂 | 241| -21| -8.02|
4| 8060|キヤノンMJ | 876| -55| -5.91|
5| 1514|住石HD | 121| -7| -5.47|
6| 5234|デイシイ | 248| -14| -5.34|
7| 9684|スクエニHD | 1302| -64| -4.69|
8| 5815|沖電線 | 191| -9| -4.50|
9| 9501|東電 | 404| -19| -4.49|
10| 1888|若築建 | 108| -5| -4.42|


7202 いすゞ自動車 341 +7
買い先行。独VWと業務提携交渉に入ったと報じられている。エンジンや先進技術の
供与を通じて、トラック事業で補完関係を築くと伝わっている。また、交渉の進展を
睨んで、相互出資についても検討を開始と。先に独紙において、VWによる株式取得
の報道が伝っていたため、インパクトは限定的なものの、今回の報道で一段と提携に
向けての現実味が強まったとして、改めて評価材料視される形に。

3632 グリー 1496 +90
大幅続伸で年初来高値更新。米国でスマートフォン向けSNSサイトを運営するオー
プンフェイントを、約1億4000万ドルで買収すると発表している。オープンフェイン
トは7500万人のユーザーを抱え、同社をあわせたユーザー数は1億人を超え世界最大
級の携帯向けソーシャルプラットフォーム構築することになる。買収資金は手元資金
で賄うとも伝わっており、海外展開の強化を前向きに評価する動きへ。

7004 日立造船 120 +2
出来高伴い反発、震災発生後の高値水準を更新している。愛知県・一宮市から、リサ
イクルセンターの整備運営事業を受注したと発表している。受注額は34.4億円とされ
ている。同社は、都市ごみ焼却や水処理システム、環境修復事業やバイオマス利用シ
ステムなどを手掛けるほか、海水淡水化・飲料化プラント、ガスタービンなどを利用
した発電プラント、建設機械や橋梁などのインフラ事業など、震災復興に絡んだ事業
を幅広く手掛けており、株価の上昇に伴って、復興関連としての関心も向かう状況
へ。

6506 安川電 926 +63
大幅反発。CSが投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」へと格上げ
したことが好感されている。昨日に開催された決算説明会では、震災後の日当たり受
注が国内外ともに想定以上に強いほか、4Q時に50億円在庫を積み増したことなどか
ら4-5月の生産高は震災前の計画を達成可能であることなどが示されたもよう。部品
調達問題に関る過度の悲観論は後退すると指摘している。なお、目標株価については
950円を継続へ。

4005 住友化 427 +6
後場一段高。前期営業利益見通しを720億円から880億円へ、最終利益見通しを100億
円から240億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。東日本大震災の影
響はあったものの、医薬品における開発・販売契約締結に伴う契約一時金の利益計上
が押し上げ要因となり、コンセンサスの800億円を上回る内容。なお、本日は一部国
内証券から投資判断の引き上げも観測されており支援材料に。

6796 クラリオン 140 +9
上げ幅を広げる。ルネサスが生産ラインの再開を6月15日に前倒しすると発表したこ
とから、カーエレ業界にとってもポジティブな材料となっている。また、同社は、ノ
キアのスマートフォンやiPhoneなどに、自社のカーナビを組み合わせた製品を、28日
まで開催される上海モーターショーに展示している。サプライチェーン問題の過度な
警戒感の後退に加えて、新たな試みも期待材料になっているようだ。


 ・米金融大手の1〜3月、収益力低迷 純営業収益6社で減少
・自家発電150万KW拡大 原発1基分、化学など20社で
・三菱UFJ、米モルガンを連結対象に 夏にも優先株を転換
・OECDの対日報告書、「消費税20%に上げ必要」と提言
・震災で品不足、値上がり続々 食品や日用品、原料高も響く
・製粉大手3社、小麦粉10%強値上げ パン・麺類に転嫁も
・いすゞ、独VWと提携交渉 トラック事業で相互出資を検討
・自動車業界、平日に2日間一斉休業 夏の電力使用を平準化
・コニカミノルタ、有機EL照明パネルでフィリップスと提携 
・大手ホテル、大幅値下げで需要を喚起 3連泊8割引きなど
・森精機、生産拠点拡充 3年で200億円投じ三重に新工場
・三菱モルガン証券、11年3月期は1450億円の最終赤字に
・コニカミノル、有機EL照明をフィリップスと共同開発
・キヤノン、1〜3月期は営業減益に 震災で工場稼働率悪化
・ANA、3月の国内線旅客数は前年同月比19.7%減
・MTIの10〜3月、純利益2.4倍 特別利益を計上
・中外薬1〜3月、純利益36%減 震災での特損響く
・第一三共の11年3月期、特別損失55億円 震災で復旧費用計上
・ジー・モードの11年3月期、最終赤字4800万円
・理想科学の11年3月期、13年ぶり最高益 印刷機器が好調
・日本ペの11年3月期、純利益65%増 コスト削減が寄与
・KOAの11年3月期、純利益2.2倍 7円増の18円配
・シャープ、酸化物半導体を採用した高性能な中小型液晶パネルを開発、今年中に生産開始へ
・エムティーアイ、11年3月中間期の利益予想を上方修正、売上原価率が低下
・黒崎播磨 、インド最大手の耐火物メーカー株式を約105億円で取得し子会社化へ
・三住建設、11年3月期業績を修正、災害特損計上で最終利益は下方修正
・タツタ線、11年3月期は営業利益2.9倍に上ブレ、導電機能性材料関連など伸びる
・エステー、11年3月期業績予想を下方修正、原材料価格の上昇や大震災に伴う特損計上が重し
・JFEが急伸、11年3月期の利益下ブレ小幅で、新年度計画は非開示も海外需要に明るさ
・川重、前期の最終益258億円に下方修正 二輪車設備移管で減損
・明星電、コスト削減策などが奏功、繰延税金資産3億2000万円を計上
・日合成、11年3月期は一転最終増益、期末配当増額も
・東芝 が世界最先端19ナノのNANDフラッシュ開発、7─9月に量産
・キヤノンMJ、11年12月期は一転最終赤字見通しへ、配当予想も未定に



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2011年04月21日

21日の日経平均 9,685.77円 2011年04月21日


4月21日大引け
日経平均株価
9,685.77円
前日比+78.95円
出来高概算
16億8,307万株
ドル円相場1ドル=81.98円
長期国債先物価格=139.58円、10年国債利回り=1.225% 前日比±0.000%(15:00現在)
本日の日経平均は続伸。昨日のNYダウが、米インテルの好決算により180?超上昇し、年初来高値を更新したことを受けて、朝方の日経平均も買い先行で取引を開始した。その後一時9,700円台を回復したが、昨日も大幅に上昇していたこともあり利益確定売りに押される展開となった。午後に入るとしばらく揉み合い商状が続いたが、午後1時半過ぎに日経平均は先物主導で上げ幅を拡大。しかし大引けにかけては、1?81円台へ円高が進んだことで再び手仕舞い売りが膨らみ、結局78円高の9,685円で取引を終えた。
物色面では、アップルの好決算を受けて、太陽誘電や、フォスター電などの関連銘柄が高く、TDKは6営業日ぶりに大幅反発。また原油価格の上昇を受け三井物、三菱商の商社株が買い戻され、本日ザラ場に決算を発表したJFEHDが上げ幅を拡げると、新日鉄、住金も連れて上昇した。半面、ソフトバンクが利食い売りに押され、電力株は全面安となった。また昨日引け後決算を発表し今期の業績見通しを示さなかった安川電が朝高後反落し、イビデン、新電工は冴えない展開となった。東証一部の値上がり銘柄数は812銘柄、値下がり銘柄数は700銘柄


 ≪NY株式相場はダウ186ドル高で2年10カ月ぶり高値・インテル決算好感≫
■ダウ平均     :12453.54 (△186.79)
■ナスダック     : 2802.51 (△ 57.54)
■日経225先物  : 9690    (△ 80:大証比)
■為 替      :   82.50−60
■WTI原油先物(期近) : 111.45  (△3.17)
■金価格      : 1498.90  (△3.80)
□売り :1440万株
□買い :1620万株
□買越し:180万株

明和証券・シニアマーケットアナリストの矢野正義氏は「米アップルの好決算を背景に、
きょうも今晩の米国株高を期待した買いが入ったようだが、震災の影響を考慮すれば、
米企業業績の好調さが日本企業の業績に直結するとは思えない。上値追いには慎重に
ならざるを得ないだろう」と指摘している。また、明晩は米国市場が休場となるため、
あすの日本株は動意薄の展開が予想される。「国内企業の決算も、前日の安川電<6506.T>
のように見通しを開示しない企業が増えれば、熟考する必要が出てくる。9800円を
上抜くのは困難になる」との見方を示している。

・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9609|C&IHD | 3| 1| 50.00|
2| 9932|杉本商 | 776| 73| 10.38|
3| 5204|石塚硝 | 164| 15| 10.07|
4| 8059|第一実 | 326| 28| 9.40|
5| 6924|岩崎電 | 229| 17| 8.02|
6| 4775|総合メディ | 2456| 178| 7.81|
7| 6309|巴工業 | 1770| 115| 6.95|
8| 8907|フージャース | 28940| 1870| 6.91|
9| 6704|岩崎通 | 93| 6| 6.90|
10| 4116|大日精 | 420| 27| 6.87|


・値下がり率上位10傑
1| 8571|NIS | 7| -1| -12.50|
2| 4344|ソースネクスト | 18150| -1950| -9.70|
3| 7739|キヤノン電 | 1937| -173| -8.20|
4| 8166|タカキュー | 138| -12| -8.00|
5| 7868|広済堂 | 262| -21| -7.42|
6| 1919|エスバイエル | 69| -5| -6.76|
7| 1916|日ビルド | 184| -13| -6.60|
8| 1929|日特建 | 170| -12| -6.59|
9| 3151|バイタルSK | 640| -44| -6.43|
10| 1612|ETF・銀行 | 110| -7| -5.98|



6702 富士通 456 +19
続伸。前日の段階で、震災被害を受けたグループの製造工場が全て操業を再開する状
況となっている。復旧作業の進展に伴い、買い安心感も強まる状況のようだ。また、
マッコーリーでは投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、
目標株価を520円としている。株価下落で、十分に国内IT投資の減速リスクは織り
込んだと判断しているほか、収益源となっているITの委託契約分野などは、影響は
限定的であるとも指摘。

5411 JFEHD 2249 +76
決算発表後は一段高。前期経常利益は前期比2.0倍の1658億円、最終利益は同28%増
の586億円での着地となっている。会社計画の経常利益は1700億円と未達となったも
のの、事前の観測報道では1600億円台にとどまる可能性が高いと伝わっていたため、
ほぼ想定線との見方から過度な警戒感が後退へ。なお、今期の業績見通しについては
未定としているが、震災の影響もあり織り込み済みと受け止められる格好に。

7011 三菱重工 382 +2
買い先行。UBSでは投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価
も350円から480円に引き上げている。福島原発事故の発生後、世界的に原子力からガ
スを用いた火力発電に、電力のパラダイムシフトが起こってくるとみているようだ。
これにともに、同社が手掛けるガスタービンコンバインドサイクル発電は中長期的な
注目度が高まっていくと判断している。同社の対TOPIX相対株価は、10年来のボ
ックス圏から上離れる公算と指摘。

6902 デンソー 2699 +71
続伸。JPモルガンが投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」へ
と2段階格上げし、目標株価を2850円から3400円へと引き上げたことが好材料視され
ている。高い技術力やトヨタ以外への拡販可能性は、地震後も大きく変化しないと指
摘。平均的に株価プレミアムが付与されている同社株へのエントリータイミングは、
短期的に業績が大幅悪化する局面が最も適しているともコメントしている。

6502 東芝 424 +8
買い先行後は伸び悩む。朝方は米アップルの好決算発表などが刺激となって続伸スタ
ートとなったが、次第に戻り売りが優勢の展開にも。米電力大手のNRGエナジーで
は、合弁で建設計画を進めたきたテキサス州の原発増設について投資を打ち切ると発
表、改めて原発事業の先行き不透明感にもつながっている。また、ウェハ調達困難か
ら5-6月の半導体生産を半減させることを決定とも、海外「デジタイムス」では伝え
ているもよう。

2309 シミック 1393 +84
大幅続伸。前日に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は13.5億円から22億円
に増額している。CRO事業を中心とした順調な売上の増加が主因のもよう。第1四
半期の段階で15.1億円を計上していたことから、上振れは想定線ともいえるが、大和
では投資判断を「3」から「2」へ格上げ、1780円を目標株価と設定しており、評価
の動きにつながっているようだ。株価調整で割安感が強まったこと、業績見通しの安
定感から選好されやすいことなどを格上げの背景に。


・米アップルの1〜3月期決算、純利益は前年同期比95%増の59億8700万ドル 高
機能携帯電話や多機能携帯端末好調
・中国、外貨準備で産業育成 CIC、半導体大手に出資
・電機各社、LED照明事業を拡大 夏の電力規制に備え
・東電の社債再開カギに 政府、原発巡り支援枠組み急ぐ 
・東電、夏の電力供給を積み増し 5500万KWで調整
・福島第1原発、20キロ圏内22日から警戒区域に変更
・伊藤忠、中国政府系金融と提携 日中間のM&Aを仲介
・トヨタ、米中で生産調整 部品供給停滞、最大7割減産
・素材、復興需要は夏以降 鉄鋼・塩ビなど回復基調遅く
・東ガス、風力発電を強化 日立系に出資、第2位株主に
・東京ディズニーシー、28日に営業再開 OLCが発表
・楽天保有のTBS株、1株1294円 取得の半値以下 
・リコーが発光ダイオード(LED)照明事業に参入
・パルコ、社長に牧山氏 検討委設置
・東エレク、2011年3月期連結営業損益、950億円の黒字に
・中部電力、地震・津波対策300億円 電源拡充や防波壁に
・クレハ、いわき事業所の再開 来月にずれ込み
・GSユアサ、停電用蓄電装置開発 生産ライン向け
・ダイエー設備投資倍増
・JR東海の東海道新幹線利用者数、4月1〜19日は19%減
・三菱UFJ傘下の三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1400億円赤字 前期最終
・アステラスの12年3月期連結営業利益、17%増の1400億円(日経)
・大王紙、初の赤字 11年3月期の連結最終損益、60億円前後の赤字
・セ硝子、11年3月期連結純利益8.6倍の40億円
・オムロンの自動車用電子部品事業、営業益過去最高の50億円 12年3月期も増収基調
・ポーラHD、営業益1割強減少
・三菱自、タイバーツ建て400億円を調達
・キヤノン電の11年12月期、一転減益に 純利益65億円
・ヴィアHDの11年3月期、最終赤字22億円 震災で特損計上
・安川電、12年3月期業績予想は非開示、11年3月期は黒字転換
・新日理化、11年3月期業績を下方修正、主原料の価格高騰・調達難など響く
・シミック、3月中間期は一転営業増益、医薬品臨床試験受託事業を中心に売上拡大
・さくら、12年3月期は増収減益、石狩データセンター運用開始で固定比率が上昇
・東製鉄、12年3月期予想は3期ぶり黒字転換も2円減配へ

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2011年04月20日

20日の日経平均 9,606.82円 2011年04月20日


4月20日大引け
日経平均株価
9,606.82円
前日比+165.79円
出来高概算
17億6,091万株
ドル円相場1ドル=82.89円
長期国債先物価格=139.54円、10年国債利回り=1.230% 前日比-0.005%(15:00現在)
 本日の日経平均は4営業日ぶりに反発。昨日のNYダウが反発したことに加え、米インテルの予想を上回る決算が好感され、朝方の日経平均は9,500円台を回復して取引を開始した。その後はジリジリと下値を切り上げる形で上昇し、買い戻し主体ながら9,600円に迫った。後場に入ると、高寄り後すぐに9,600円をブレイクし上値追いの展開。大引けにかけても日経平均はそのまま高値圏で推移し、結局165円高の9,606円で本日の取引を終えた。
 物色面では、インテルの予想以上の好決算により、イビデン、新電工などが買い戻され、外資系証券が新規に買い推奨した三井金も6%超上昇した。またソフトバンクが商いを伴って上昇し、日立、東芝なども大幅高となった。半面、TDKが連日で安値を更新し、NEC、パナソニックなども冴えない動き。また昨日賑わったスタートトゥ、ユビキタスなどは反落となった。東証一部の値上がり銘柄数は1,034銘柄、値下がり銘柄数は493銘柄


NYDOW 12266.75 +65.16
S&P500 1312.62 +7.48
NASDAQ 2744.97 +9.59
CME 9495 +55(大証比)
NYドル円 82円54-56銭


◎寄付前の外資系動向
売 1150万株
買 1210万株
差 60万株の買越

中堅証券のマーケットアナリストは「インテルの好決算が良い流れを作ったが、過去3日間
の下げを取り戻しただけ。上値メドの9800円はまだ遠く、トレンドは変わっていない」と
指摘している。今晩の米国ではインテルの決算を受けた株高が期待されるが、米国の取引時間
終了後には米アップルの決算発表を控える。「アップルが震災の影響を考慮して堅い数字を
出してくるようだと、あすの東京市場で『今晩の米国株高を期待する』ような展開は想定
しにくい」との見方を示している。

■東証1部上昇率上位(株価:円)
ソースネクスト:20100円(△4000円)(△24.84%)
NISグループ:8円(△1円)(△14.29%)
タカキュー:150円(△15円)(△11.11%)
フェイス:11440円(△1090円)(△10.53%)
きもと:643円(△48円)(△8.07%)
浅沼組:94円(△7円)(△8.05%)
バイタルケーエスケーHLDG:684円(△49円)(△7.72%)
駒井ハルテック:240円(△16円)(△7.14%)
東光:182円(△12円)(△7.06%)
津田駒工業:221円(△14円)(△6.76%)

■東証1部下落率上位(株価:円)
C&I HLDG:2円(▼1円)(▼33.33%)
バンテック:184100円(▼39400円)(▼17.63%)
ランド:16円(▼1円)(▼5.88%)
パルコ:680円(▼41円)(▼5.69%)
フジ:1590円(▼90円)(▼5.36%)
日本ピストンリング:181円(▼9円)(▼4.74%)
トナミHLDG:146円(▼7円)(▼4.58%)
三洋工業:136円(▼6円)(▼4.23%)
東天紅:141円(▼6円)(▼4.08%)
白洋舎:191円(▼8円)(▼4.02%)

6753 シャープ 743 +5
売り先行から切り返す。一部報道では、米アップルがスマートフォン用中小型パネル
の日本での投資先を東芝に絞り込んだことが明らかになったと伝わっている。平行し
て交渉していた同社は候補から外れたとされており、液晶事業の戦略再構築が急務に
なるとも伝えている。先行き不透明感が先行する形となり、逆行安でのスタートとな
っている。ただ、会社側では、同記事は事実に反する一方的なものであり、記事の撤
回と謝罪を求めるとも発表、徐々に過度な警戒感は後退していく格好に。

4062 イビデン 2562 +146
大幅高。米インテルの1-3月期決算は市場予想を上回り、時間外では約6%の上昇とな
っていることが好感され、同社のほか新光電工などインテル関連の位置付けとなる各
社が強い動き。インテルの1-3月期1株利益は0.59ドルと市場予想を上回ったほか、
4-6月期の売上高見通しは123-133億ドル、EPS予想は0.32-0.35ドルと共に市場予
想を上回る好内容に。昨日は米TIの決算を受けて半導体関連株には警戒感が高まっ
ていた面もあり、買戻しの動きも強まる。

8166 タカキュー 150 +15
出来高急増となり大幅高。目立った材料はないが、短期の値幅取り資金が集中し賑わ
う格好に。震災による影響は懸念されるものの、昨日は一部アパレルメーカーの4月
における春物衣料の売れ行きが前年並みに回復してきたと伝わっていた。例年は3月
がかき入れ時のスーツは前年水準まで回復しているほか、カジュアル衣料なども持ち
直しているもようで、過度な落ち込みに対する警戒感が後退する状況のようだ。ま
た、同社の筆頭株主であるイオンとパルコの業務提携に進展が期待されることへの思
惑も。

1812 鹿島 229 +1
買い先行。前日に業績予想の修正を発表、営業利益は従来の260億円から165億円に下
方修正、一方、最終利益は130億円から260億円に上方修正している。営業益下方修正
の背景は、従来から観測されていたアルジェリアの高速道路建設工事の損失となる。
損失金額などは開示されていないが、短期的な悪材料出尽くしと受け止められる格好
に。最終益の上方修正は、子会社清算に伴う税金費用の減少に伴うもの。UBSでも
悪材料が一定程度織り込まれたとして、投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に
格上げ。なお、アルジェリア関連の損失は300億円強と推計しているもよう。

6506 安川電機 883 +28
しっかり。本日の引け後に決算発表を予定している。発表後のアク抜け期待などが先
行する格好のようだ。前期営業利益は、125億円の従来計画に対して、やや上振れで
の着地が見込まれているもよう。20日締め決算であるため、震災の影響は軽微とみら
れる。今期に関しては、現状230億円程度がコンセンサスのようだが、200億円を下回
る程度の保守的な予想が示されるとの見方になっているようだ。サプライチェーン問
題の影響は残るとも見られている。

8316 三井住友 2457 +16
上値重い。CSが投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」へと格下げ
し、目標株価を2990円から2640円へと引き下げたことが嫌気されている。目先はカタ
リストに乏しく、業績も弱含む見通しと指摘している。また、本日は保有する東電株
の大幅下落を受け、11年3月期決算で700億円超を損失処理する方針を固めたとも報じ
られており、ネガティブ材料視される格好に。




強気材料
・シカゴ225先物清算値9500円、大証比60円高
・NYダウ反発、ゴールドマンなどの決算を好感
・米インテル、1-3月期決算は市場予想を上回り時間外で約6%上昇
・米ヤフー、1-3月期決算は市場予想を上回り時間外で5%超上昇
・米3月住宅着工件数、54.9万戸と市場予想上回る
・米半導体SOX指数、反発
・ユーロ/円、円安進行(118円27銭-31銭)
・NY金5日続伸、ソブリンリスクによる買い継続で一時1500ドル台まで上昇
・欧州株式市場、前日下落のコモディティ株が買い戻され堅調

弱気材料
・3月消費者態度指数、最大の悪化
・3メガ銀、東電株損失1500億円
・車部品不足、中国生産に影
・LMEニッケル、続落
・バルチック海運指数、16日続落
・DRAMスポット、下落
・東証REIT指数、4日ぶり反落

留意事項
・復興財源、消費増税に軸足
・経産省、「電力25%削減」軽減探る
・川重や三菱重、自家発電装置を増産
・日立、英で次世代送電網の実験参加
・クラウド、震災で脚光
・イタリアの原発、再開を事実上断念
・サムスン電子、HDD事業を売却
・独ダイムラー、日産・ルノーと燃料電池技術で提携協議
・ドル/円(82円54-56銭)
・NY原油先物、反発(1バレル=108.28ドル)
・NY債券市場、続伸(10年債利回り0.013%低下)
・長期金利、低下(10年債利回り1.240%)
・3月貿易統計
・2月第3次産業活動指数
・3月鉄鋼生産
・経済協力開発機構(OECD)による日本の経済概観
・独3月生産者物価指数
・米MBA住宅ローン申請指数(先週)
・米3月中古住宅販売件数
・ブラジル中銀政策金利
・米決算、ウェルズ・ファーゴ、アップル、AT&T、クアルコムなど

[サポート&レジスタンス]
終値            9441
5日移動平均         9577
先行スパンB        10235
先行スパンA        10204
100日移動平均      10179
標準偏差+2σ       10030
200日移動平均       9804
転換線           9605
レジスタンス(2)      9515
25日移動平均        9498
レジスタンス(1)      9478
ピボット          9442
サポート(1)        9405
サポート(2)        9368
基準線           9139
標準偏差-2σ         8965



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2011年04月19日

バクマン 7

 
バクマン。   7
バクマン。   7
価格:420円(税込)
 

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19日の日経平均 9,441.03円



4月19日大引け
日経平均株価
9,441.03円
前日比-115.62円
出来高概算
18億6,293万株
ドル円相場1ドル=82.42円
長期国債先物価格=139.54円、10年国債利回り=1.235% 前日比-0.015%(15:00現在)
 本日の日経平均は3営業日続落。昨日のNYダウが、米長期債格付け見通しの引き下げなどを受けて大幅に反落となったことから、日経平均は9,400円台で取引をスタートした。その後も薄商いの中、日経平均は下値を模索する展開となり、一時150円超下落した。後場に入っても軟調地合いは継続したものの、前場の安値を下回らなかったことから買い戻しの動きも広がり、日経平均は大引けにかけて下げ渋りの展開となった。
 物色面では、円高傾向が嫌気されトヨタ、富士重などの自動車株が弱く、サムスンのHDD事業売却観測が重しとなりTDKが7%超下落した。また、コマツ、日立建の建機株も冴えない展開となり、アドバンテ、エルピーダなどの半導体関連株も軒並み安となった。半面、東京海上、NKSJ HDといった損保株がしっかりで推移し、ソニーは4営業日ぶりに反発。また、ABCマートやイオンなどの小売株の一角が堅調で、スタートトゥ、ユビキタスなどの新興市場銘柄が賑わった。東証一部の値上がり銘柄数は274銘柄、値下がり銘柄数は1,281銘柄。


 ≪NY株式相場はダウ反落、3週ぶり安値・格付け見通し嫌気≫
■ダウ平均     :12201.59 (▼140.24)
■ナスダック     : 2735.38 (▼ 29.27)
■日経225先物  : 9505    (▼ 55:大証比)
■為 替      :   82.60−70
■WTI原油先物(期近) : 107.12  (▼2.54)
■金価格      : 1492.90  (△6.90)
□売り :1940万株
□買い :1060万株
□売越し:880万株

前田証券・東京支店の後藤保支店長は「企業業績をみたいというスタンスは変わって
いないので、ボックス圏の動きが継続する。市場はおよそ前期比1割減を見込んでいる。
3月期決算の企業業績見通しの平均が前期比1割減であれば、ボックス相場が継続する
だろうが、その先は復興の青写真などが材料になってくる。想像で買われていた復興関連
株だが、実需を反映した買いが入るのはこれからだ」と指摘している。また「業種によっ
ては増益を出せる企業も少なくない。それでもこの環境下では、堅い予想を出す可能性が
高い。若干、下振れしても許容範囲だ」との見方を示している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9609|C&IHD | 3| 1| 50.00|
2| 7838|共立印刷 | 145| 26| 21.85|
3| 4312|サイバネット | 23760| 4000| 20.24|
4| 8291|東日CLG | 115| 9| 8.49|
5| 3774|IIJ | 263000| 16700| 6.78|
6| 6801|東光 | 170| 10| 6.25|
7| 1898|世紀東 | 71| 4| 5.97|
8| 1820|西松建 | 129| 7| 5.74|
9| 9997|ベルーナ | 539| 28| 5.48|
10| 8772|アサックス | 129500| 6300| 5.11|


・値下がり率上位10傑
1| 8181|東天紅 | 147| -21| -12.50|
2| 9704|東海観 | 22| -2| -8.33|
3| 6762|TDK | 3980| -325| -7.55|
4| 4651|サニックス | 236| -19| -7.45|
5| 9743|丹青社 | 288| -23| -7.40|
6| 5917|サクラダ | 26| -2| -7.14|
7| 2462|ジェイコムHD | 195000| -15000| -7.14|
8| 8345|岩手銀 | 2968| -227| -7.10|
9| 8260|井筒屋 | 54| -4| -6.90|
10| 1813|不動テトラ | 180| -13| -6.74|



2670 ABCマート 3030 +120
しっかり。JPモルガンでは、目標株価3600円で投資判断「オーバーウェイト」を継
続している。3月の既存店売上高は前年比11%減と落ち込んだが、4月は全国的に回復
感、前年比プラス水準で推移中のもよう。また、夏にかけての節電モードでカジュア
ル化が進むとの観測があり、これは靴分野でも進む可能性があることから、恩恵を受
ける商品群もあるとみているようだ。

7205 日野自動車 381 +4
買い先行。ドイツ証券では同社といすゞのトラック2社について、「Buy」でカバレッ
ジを開始している。サプライチェーンの状況は依然として極めて不透明であるが、生
産のボトルネックが解消されれば、新興国市場の安定した需要増に加えて、販売を下
支えする低金利の潤沢な自動車ローンによって13年3月期業績は急回復すると予想。
なお、同社の目標株価については500円と設定している。

1820 西松建設 129 +7
業績上方修正発表後は上げ幅を広げる。通期営業利益は従来予想の27億円から31億円
に、最終利益は7億円から13億円に上方修正している。工事利益は下振れるものの、
不動産事業における大型物件の売却、配当金などによる営業外収支の改善、固定資産
売却益計上などが背景に。全般的に手掛かり材料難のなか、場中の好業績発表銘柄に
は関心が集まりやすい。

7838 共立印刷 145 +26
急伸。前日の引け後に収益予想の上方修正を発表している。通期営業利益は従来予想
の9.2億円から9.8億円に、最終利益は3.1億円から4.2億円に増額へ。売上高は下振れ
も、物流費の削減や原材料費の改善などが寄与する格好に。第3四半期までの状況か
らは上振れの可能性も高かったと見られるが、好業績発表をきっかけにPBR水準な
どの割安感にも関心向かう。

4182 ガス化 591 +6
続伸。超純過酸化水素の出荷制限開始時期の延期、数量制限の緩和見通しなどを先週
末に発表しており、評価材料につながっているようだ。原料の調達が想定以上に進む
など供給環境が改善しているもよう。世界的にも過半のシェアを占めているとされる
製品だけに、過度な収益懸念が後退する流れにもつながっているようだ。

7203 トヨタ 3125 -100
続落、もみ合いを下放れて3月15日以来の安値水準となっている。不透明な為替動向
に加えて、改めて足元の業績動向に対する警戒感なども強まる格好のようだ。本日
は、各社の自動車大手に対する業績修正の動向なども報じられている。なお、震災を
受けての業績修正は少なくても10社程度で観測されているが、同社の12.3期営業利益
予想平均は、従来の8263億円(9社ベース)から2453億円(10社ベース)に減少して
いる。


・米国債、長期格付け見通し下げ S&P、財政赤字懸念
・米シティ、1〜3月期の純利益32%減 主力の個人向け低迷
・サウジ・UAE経済復調 中東混乱でも、原油高追い風
・高所得者年金を減額、厚労省案 専業主婦に保険料検討
・2号機プールで高濃度の放射性物質検出 福島第1原発 
・伊藤忠・住商、最大級の風力発電に出資 各170億円
・森精機、欧中最大手と合弁で工作機械生産 中国で量産
・ホンダ、中国で電気自動車 来年にも武漢・広州で量産
・東芝の前3月期、3期ぶり黒字 最終損益1300億円
・IHI、福島の航空エンジン部品工場を来月に全面稼働
・ワタミ、高齢者向け弁当宅配格拡大 3年後メド4倍に
・三井生命、11年度に国内株300億円超売却
・韓国LG、有機ELで大型TV 来年初め、液晶は価格下落続く
・電線各社、仮設住宅向け配電ケーブル増産 住電日立は最大300トン
・ソニー、シャープとの液晶パネル事業への追加出資先送り
・富士電機と日立アロカ、放射線量計を増産
・カプコンやスクエニHD、高機能携帯ゲーム強化
・ヤマトHDの11年3月期、営業益4%増のもよう 震災寄付は今期減益要因に
・昭電工、1〜3月期の営業益1割増のもよう 石化部門の採算改善(
・富士紡HD、11年3月期の経常益13%増のもよう 予想は下回る
・JSP、11年3月期の純利益56%増のもよう 液晶関連が好調
・スーパーツール、米太陽光パネルメーカーと業務提携、ウエストHDとの合弁会社で販売
・七十七が公的資金申請検討、他行も追随へ 七十七の2011年3月期最終損益は赤字に転落
・鳥居薬、11年3月期の業績予想を上方修正、そう痒症改善剤やHIV薬が好調推移
・カーバイド、子会社エヌシーアイ電子は部分稼働、5月上旬メドに正常操業へ
・大建工、11年3月期は住宅資材が順調で営業利益増額も、災害損失などで純利益減額
・JMNC、初配を実施、期末は上場記念配を含め6円配当に

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2011年04月18日

18日の日経平均 9,556.65円 2011年04月18日

4月18日大引け
日経平均株価
9,556.65円
前日比-34.87円
出来高概算
16億4,577万株
ドル円相場1ドル=82.90円
長期国債先物価格=139.36円、10年国債利回り=1.255% 前日比-0.025%(15:00現在)
 本日の日経平均は続落。先週末のNYダウは3営業日続伸となったものの、ドル円相場が83円台前半で推移していたことなどを受けて、日経平均は前営業日比変わらず近辺での寄り付きとなった。その後の上値は限定的となり、動意に乏しくジリジリと下値を切り下げる形となった。後場に入っても、一時的に日経平均は9,600円台を回復する場面があったものの、方向感に欠ける膠着した相場展開に終始。大引けにかけては手仕舞い売りに押され、結局34円安の9,556円で本日の取引を終了した。
 物色面では、鹿島工場の一部再開が伝わった三菱ガスが大幅に反発したほか、エア・ウォーター、電化なども確り。また、東レなどが堅調に推移し、スタンレー電や豊田合といったLED関連銘柄が賑わいをみせた。半面、TDK、ソニーなどのハイテク関連銘柄が弱く、みずほFG、三菱UFJFGなどのメガバンク株も冴えない動き。また、外資系証券が格下げしたソフトバンクが利食い売りに押され、住金、JFEなども弱含みの展開となった。東証一部の値上がり銘柄数は660銘柄、値下がり銘柄数は857銘柄。

 ≪NY株式相場はダウ続伸・鉱工業生産など指標改善で、バンカメが重荷≫

■ダウ平均     :12341.83 (△56.68)
■ナスダック     : 2764.65 (△ 4.43)
■日経225先物  : 9600    (△40:大証比)
■為 替      :   83.10−20
■WTI原油先物(期近) : 109.66  (△ 1.55)
■金価格      : 1486.00  (△13.60)
◎寄付前の外資系動向
売 2870万株
買 1830万株
差 1040万株の売越

東洋証券・ストラテジストの檜和田浩昭氏は「資金が中・小型株や、材料の出た値動き
の軽い銘柄に流れ、主力株はこう着感が強かった。全体的に下にもって行くという局面
でもなければ、上を買っていくという局面でもない。個別株物色の様相を強めており、
今週も9500−9800円のレンジで小動きとなりそうだ」と指摘している。また、
まもなく企業の決算発表シーズンに入るが、「決算をみてみないとポジションを傾け
づらいし、決算の数字だけではなく、日本企業の技術力も織り込む必要があるだろう」
との見方を示している。


・値上がり率上位10傑
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 8181|東天紅 | 168| 50| 42.37|
2| 5337|ダントーHD | 121| 30| 32.97|
3| 7868|広済堂 | 285| 40| 16.33|
4| 6461|日ピストン | 185| 22| 13.50|
5| 4064|カーバイド | 196| 21| 12.00|
6| 2462|ジェイコムHD | 210000| 19600| 10.29|
7| 9704|東海観 | 24| 2| 9.09|
8| 4116|大日精 | 401| 33| 8.97|
9| 6791|コロムビア | 37| 3| 8.82|
10| 9358|宇徳 | 225| 18| 8.70|


・値下がり率上位10傑
1| 9609|C&IHD | 2| -1| -33.33|
2| 8341|七十七 | 374| -29| -7.20|
3| 4028|石原産 | 95| -7| -6.86|
4| 1814|大末建 | 68| -4| -5.56|
5| 9305|ヤマタネ | 122| -7| -5.43|
6| 1826|佐田建 | 74| -4| -5.13|
7| 2053|中部飼 | 575| -31| -5.12|
8| 5017|AOCHD | 508| -24| -4.51|
9| 1821|三住建設 | 87| -4| -4.40|
10| 4738|日立ビジ | 660| -30| -4.35|



●銘柄抜粋


2120 ネクスト 61600 +3600
大幅続伸。前期営業利益見通しを15.7億円から17.5億円へと上方修正したことが好感
されている。「HOME’S 新築分譲マンション」や「HOME’S 新築一戸建て」が計画を
上回る見込みとなったことが寄与。震災による影響は懸念されるものの、2月中旬に
は大幅な下方修正を発表していた経緯もあり、警戒感がやや後退する状況に。なお、
期末配当予想についても、530円から590円へと引き上げている。

6143 ソディック 502 +45
大幅続伸。LED照明事業に本格参入すると報じられたことが買い材料視されてい
る。LED点灯用電源を自社開発し、直管型LED灯を製品化。40形蛍光灯と同等の
明るさで消費電力が半減され、工事不要で簡単に取り付けできると。先週末には大手
コンビニ各社がLED照明を導入すると伝わり関連銘柄が賑わっており、LED市場
への参入で関心が高まる格好に。

4549 栄研化学 1053 +80
買い優勢。みずほでは投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1300円と
設定している。共同開発中の結核迅速検査キットが最終試験入り、来年2月の発売を
予想している。業績変化とともに世界規模で「遺伝子の簡易迅速検査のEIKEN」
ブランドが構築され、株価はその変化を織り込む動きになると予想している。

4716 日オラクル 3415 +20
堅調。モルガンでは投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格
上げ、目標株価は4300円と設定している。配当利回りが5%と割安感が強い一方で、
12.5期の後半には高い増益率が見込めるためとしている。なお、モルガンでは同社の
ほかにも、新日鉄ソリュとNTTデータを格上げ、一方でオービックを格下げしてい
る。

5411 JFEHD 2178 -40
さえない。11年3月期最終利益見通しは500-600億円程度に留まり、従来予想の700億
円を下回る見込みと報じられている。東日本大震災で工場が被災し、100億円規模の
特別損失が発生するため。また、震災後に生産を停止した自動車業界向けの鋼材出荷
遅れなどで、経常利益も1600億円台にとどまる可能性が高いと伝わっており、前期業
績の下振れがネガティブ材料視される格好に。なお、三菱UFJでは震災の影響を織
り込み、投資判断「ニュートラル」を継続も、目標株価を2800円から2300円へと引き
下げている。

9984 ソフトバンク 3280 -80
売り先行。GSでは、目標株価を2950円から3700円にまで引き上げているが、投資判
断は「中立」から「売り」に格下げしている。目標株価までの上昇余地が、カバレッ
ジ銘柄のなかで最も低いことを格下げの背景としている。市場の関心は、中国などを
中心とする出資先の評価に移行しているが、株価にはすでに相応の評価が織り込まれ
ていると判断。11年度の業績計画次第では、モバイル事業の成長フェーズが変わった
ことが確認される可能性とも。


atsuya-onsurvey at 19:37|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)
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