NINJA TOOLS

Diario Azúcar~メキシコ滞在記~

陽気だけどもちょっと違う、アメリカ大陸滞在記。 でも、帰国しました!

大阪の天王寺公園にある大阪市立美術館があります。
そこの地下には美術研究所があり、
一般の人を対象にして主に木炭デッサンに特化した絵画・彫刻まで研究できる施設があるのです。
公共施設では類を見ないとありますが、
たしかかつての改装前の東京都美術館にもあった気が・・・します?
なくなったから唯一なのかな?

それはさておき、 もろもろの理由で精神的にも物理的にも絵からしばらく離れてしまい
どうしてもやる気・集中力が起きない自分 
なんでこうなったのか、メキシコにいた時はどうにかモチベーションを持っていたのに。
このままではまずいという思いと、せっかく時間がある今のうちにということで
今まで自信がなかったデッサン、基礎を一から見つめ直そうと思い立ち
大阪市立美術館の研究所の門をたたくことになりました

とはいってもかつての美大時代のように、
限りある4年という期間で集中して根を詰めてするのではなく
やる時はやる、仕事等が始めたら休みながらする
というスタイルでのんびりやろうと思っています。
本来なら、全身全霊をかけるべきであり、アーティストとして失格なんだろうなと思います
研究所の皆さんの絵に対する情熱には頭が下がりますし、とても勉強になります
いや、普通のアーティストは環境が変わっても、
子供がいてもみなさん頑張っているんですよね・・・

でもどうしてもそれが出来ない自分、生活もあるし。
まぁ、絵の楽しさを思い出し集中力を養うとか、
リハビリを兼ねてのつもりで考えています。
ただ、もう一つのやりたいこと「仕事」もありますし
これから先どう絵に対する思いが変わっていくかわからないので、
基礎力は養いながら保っていけたら・・・いつかはと考えています

そしてこの研究所、入るには鉛筆デッサンと面接の入所検定というものがあります。
内心落ちたらどうしよーなんて考えたりしてました
入所して最初の1ヵ月は新入生のみの部屋でデッサンの基本である面取りを集中的に行いました。
まず頭部石膏像を固まりととらえ明暗をかき分けていく、骨格のしくみも理解できます。
やはり枚数を重ねると上達していくのがわかります。
今週は年に6回ある実技コンクール週がありました。
実技コンクールとは所定の点数以上になれは次の課程に上がれる試験のようなもの。
それがとても難いものらしいです
ここにいるみなさんお手本のようなデッサンを描いて美大にも受かりそうな感じなんですけどね。
私の場合は、入ったばかりだしまだまだな感があったので、
コンクールは参加しないでデッサンだけ頑張ろうと思っていましたが
先生に経験の一つだからと薦められて出すことになりました
来週合評があるのですが、どうなるんだろう??

そんなことをつらつら書いておきながら、
来週中盤から短期の仕事を見つけてしまったので当分行けなくなっちゃうんですね
木炭デッサンにも慣れてきて、少しずつ良くなっているのが目に見えてわかってきて
デッサンやっていると集中して雑念も考えなくなるいい時間だったんですけど
なんかもったいないけど、また復帰できたらがんばろう
デッサンもいいけど、先立つものがないと生活できませんし

10月初旬、まだ夏のような暑さが残る時期
せっかく京都が近くにあるのに観光してないということと
気分転換もかねて伏見稲荷大社に行ってきました
そうです、伏見稲荷大社は関東地区のTVCMでのJR東海「そうだ、京都へいこう」
の千本鳥居で有名な稲荷神社。
そしてところどころにお稲荷さん(キツネ)の像があります。
お稲荷さんと言えば、稲荷ずしやきつねうどんのお店もちらほら
(ちょっと山の中腹には不機嫌そうな店もあるので要注意

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本殿
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お稲荷さんがどこにも
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頂上までは道が険しい千本鳥居の入り口です。
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「そうだ、京都いこう」って感じですね
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青い袴とのコントラストがキレイ
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ちなみに、この鳥居の裏側には寄付した会社名(個人名)が刻印されています。
鳥居の大きさによってランクが違うそう↓
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そして河原町の喫茶ソワレでゼリーミルクとゼリーポンチを注文。
伏見稲荷大社で歩き疲れをこの幻想的な雰囲気とゼリーで癒します
左がゼリーミルク、右がゼリーポンチ
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アボカドを食したときに残った種はどうしていますか?
そのまま捨てるのはもったいない
種からの栽培で観葉植物にも、もっと頑張ることができるのであれば、実もつけることができるそうです

実は私、昨年の3月ごろ挑戦していたのですが、熱帯植物だからか寒さで発芽できず断念してました。
でもこの8月に再び種を入手したのでリベンジを果たすべく再挑戦。
まずは水栽培からスタートしました。
こんな感じ↓
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種が腐らないよう毎日せっせと水を取り替え、できるだけ日中は日の当たるところに置いてあげました(直射日光は乾燥するので)。
努力が実ったのか、種が割れて根が張り出しました。
まだ水栽培を続けても問題がなかったのですが、土栽培に切り替えた方が安全と思って移し替えたのです。
移し替えてしばらくしたら発芽
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ここまできたら反対に頻繁に水をあげる必要もなく、太陽に当ててあげるとぐんぐん育ちます。
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そして9月の終わり頃、また新たな仲間が増えて、今となれば植木鉢2つ、水栽培1つ、合計3体のアボカド君(ちゃん?)がいます。
だんだん寒くなってきたから、成長が止まってしまわないか心配ですけど
アボカドはメキシコ原産であり消費量も世界一なメキシコ繋がりだから、たくましく育ってほしいですね

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ちなみに引っ越し当初は、家具作りに励んでました。
こんな感じで乗りきってます
すのこで作った棚、本棚用と靴箱用の2つ作りました
靴箱にはカーテンもつけて。
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すのこで作った飾り棚
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まだ時間あるうちに、ダイニングテーブルと椅子が作れたらいいなあと考えてますが、不器用で面倒くさがりの私なんで出来るかな

大阪に来て半年になろうとしています。
このタイトル通り、就職活動中の身なのです
思いもよらない退職と転居だったので失業保険に助けられながらなんとか生きています。
東京でのモチベーションを保とうと思い早期就職を目指していましたが
しかし、面接に行けても採用には至らず
なんだかんだあっても気を取り直しながら頑張っていましたが、
先月末からついやる気をなくしてしまってます・・・
元々自分の希望職種や業種の求人が極端に少ないということもありますが。

引っ越してすぐの時に、ハローワークにて失業保険の受給申請に行った際に
梅田で就職支援センターと言って、失業保険受給中の期間3か月の間
就職にまつわる支援をしてくれるところがあると知り、
私も大阪・関西が全く分からない身なので(当初はどこ行くのも迷っていた。)
定期的に通えるところがあると精神衛生上良いかと思い申し込んだのです。
そこでは、職務経歴書や志望理由書の添削から
模擬面接、身だしなみ(メイクや髪形気になったところ)についてのほかに職業紹介もしてもらいます。
この3か月間、様々な出来事があり、たまにはそういった話を聞いてくださってとても助かっていました。
その中で、支援センターの担当者の方から考えさせられること一つ。
「いままでずっと東京でやってきたから、採用する側は身構えてしまうのかもしれない。
どちらかというとやはり同じ地元の人を選んでしまうかも。
それに希望する業種は求人が少ないからより不利な立場かも知れない。」と
確かに言えることもあるけど、関東出身で就職した人もいるはずだし(業種こだわらないとかでは)
実際、どうなんだろう?
担当者の方は当初イントネーションで感じなかったけど、実は関東出身の方。
私の状況を理解して下さいました。
その支援センターも来週で終わり、なんてタイミングわるいんだろう?

そして、いくつかの面接と不採用が続き
9月下旬には自分の志望とはちょっと異なる職種の面接ですが、手ごたえが十分ありました
面接中、「是非お任せしたい~。」なんて言われるものだから
やっと就職に近づけると思っていたのですが、来たのは不採用通知。
いままでどうにか持ち堪えていたものが、一気に崩れてしまいました
いままで1週間ぐらい引きずるほどのいやーな面接にあっても気を取り直していたのですが
結構いい面接だったのに、それでもなんで
今までもそうだったのですが、面接で落とされるのが度重なると
自分のやってきたことや人格まで否定されていしまう気がして、落ち込んでしまっています。
私って、仕事できない人間なのだろうか?と考えてしまったり。
いや、いろいろ頑張ってきたはずなんだけど。
それでも、もっといい人がいたのだから仕方ないとか、縁がなかったと言い聞かせていました。
実際、そうでした。
東京ではありえない、面接前での志願者同士のおしゃべりで
「いい人だな~」
「この人ならいいだろうな~」
なんて客観的に考えてしまう自分(おい!)
しかも中には、面接後にお茶して仲良くなって連絡先を交換してしまいました
こういうところは東京にはない関西の良いところだと思います。
話しがあっちこっちと行ってますが、その方が採用されるのを目の当たりにして
そんな風に思いながら気を取り直し新しくやっていたですが
この時とばかりは、保っていたモチベーションが一気に崩れ、全くやる気をうしなってしまっています。
ああ、どうしたことか
来月で失業保険が終わるのに

前職ではいろいろ言いながらも、期待して下さる方も少なくなく
自分としてでも頭に描いたやりたかったこと中途になってしまったことがあったのですが、断念せざるを得なくなり
新しい地でも引き続きやりたいという強い気持ちがあって、その職種・業種にこだわっていました。
それをもとにもっと勉強したいという気持ちも湧いていたのです。
しかし、今になって(もう二度と)この職業とは縁がなくなってしまったのか、とふと思わないこともなく
でも今までのやってきたことを捨てたくない、どうにか続けたいという気持ちがまだ残っています。

もうこれ以上腐りたくないんだけど
近日中に自分が頑張れるステージが見つけられるのだろうか・・・

いつのまにか10月・・・
この夏は行楽というものがなく、
生活に慣れること体調の問題や暑さであっという間に過ぎてしまいました。
もう秋なんですよね、比較的過ごしやすくなりましたが、まだ日中は暑い
10月ってそうなんだっけ
季節が変わってしまったのに、夏に行った京都のお祭りの写真を載せることもできずにいました。
ブログ無精がますます進行してしまってまずいです
せっかくの京都の有名なお祭りを気軽に間近に目に出来ているのに
ろくなコメンできずにすみません
追ってコメントもちゃんと書くことが出来ればと思っています。
ここ最近もようやく始めたこともあり(仕事ではないけど)、
そのことについても書きたいのですけどね・・・

2013年7月14日 京都 祇園祭 宵々々山

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金色の鯉が何匹いるか?

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それぞれの家宝を公開する

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粽を売る為に元気に声掛けする子供たち

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芦刈山の展示

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どこまでも人・人・人
狭い道路では前に進むことが出来ず暑さと人ごみで不快指数100%、
山鉾を見るどころか人を見てばかり。

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でも、ニュースで見るようなものを間近に見ることが出来て
いい経験になりました


2013年8月2日~13日 京の七夕 堀川会場
最近京都ではじめた光の祭典。

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なんかこの作りどこかで見たような・・・?
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去年作った、インスタレーションになんだか似てる

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友禅流し、京都らしくて好き。

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京都の美大生の作品たち、参考になります。

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光のトンネル。幻想的です。

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2013年8月16日 五山の送り火(鳥居型)・嵐山の灯篭流し

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ここは先月、台風で冠水した桂川です

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嵐山・渡月橋より
灯篭流しのスタンバイ

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流される予定の灯篭はこんなにあるのです。
中ほど右手側の川岸にある白く四角い集まり全て灯篭です。

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流れ終わった灯篭は、こうして手で回収されます。
すごい数なので大変な仕事。

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そして20時。
遠くに大文字が見えます↓
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20時20分
斜めっているけど、鳥居型です↓
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この夏は、めまぐるしく
未だに色々なことが起きて、気分的に落ち着かないけど
穏やかな日々になりますように・・・。 

かなり前の記事にもありましたが、ようやくHPについて報告できるようになりました
HP自体は2か月前に8割方できていて、既に公開されているのですが
事情があって、このブログでは報告できなかったのです

それはともかく、初めて作ったHPなので、
どこまでが完成なのかいまいちわからず
まだまだ改良の余地があるので
ご覧になられた方は、もしよろしければこうしたほうがいいとか意見いただけるとうれしいです

ホームページはこちらです。

このブログ共々宜しくお願いします

最後にブログを書いてから3か月過ぎてしまいました
様々なことがあったのですぐにでも書きたかったのですが、
事情がありブログを書けずにいました。
そのことについては、いつか書くかもしれません・・・。

            

6月に引越しをしてから、身辺が落ち着かなくおりました。
引越しも予想以上に厳しかった上に、あの暑さをしばらくエアコンなしで過ごし
(大阪はオアハカより暑かった
熱中症気味で日々を過ごしていた中で、引越し前から気になっていた再検査と体調不良も重なって
この8月第2週は一気に乳がん再検査と胃と大腸の内視鏡の3つの検査を受けました。
結果は大事ではなく一部だけしばらく投薬で済み一安心でしたが、
いままで体調も良くなく我慢していたところもあったので
万が一・・・と考えてしまい、もろもろの悪いことばかりを考えてしまいました。
検査結果が出る前から、そんなこと考えても良くならないんだから
前向きになろうと思っていても、どうしても頭から離れない
最後の検査、大腸検査前日はあの準備の大変さもありますが、
万が一のことを思うと怖くてしかたない
でもこういう時こそ、健康のありがたみ、命の尊さ、自然というものについて、
自分の弱さ甘さについて、いままでの状況についての感謝など
今更この歳になって考え、気が付いたのです。
健康でいることは、何事にも代えがたく健康な身体と精神があれば何でもできるとよく聞きます。
何でもできるのは語弊がありますが、自分の人生を思うともっとどうにかできる
せっかく与えたもらった命とチャンスがあるんだからできる限りのことをしないと罰が当たるし
今までの弱い自分をどうにか変えていかないといけないと思っています。
ほんとこんな歳になって、そんなことを言うのもどうかと思われるかもしれませんね
自分のできること、少しずつでも新しいことや今までのことをやりはじめたいと思っています。

            

今まで東日本しか知らなかった私ですが、縁があって西日本に住むようになりました。
友人から戸惑うことがあるかも知れないけど・・・と聞いていましたが
確かに、驚くことないとは言えずカルチャーショックまではいかないとしても
最初の1週間はなぜか国内なのに、外国人のような気分になっていました
そうこうしているうちに、楽しめるようになってきましたが
最近は、たまにイントネーションがおかしくなっている時があります。
大阪に来て3か月、もう影響受けたのかな 
これからも、もっと関西について面白いことや発見を
このブログで書けたらと思っています

かなり前から話がありましたが、このGW前から確実になった
大阪への転居。
以前の日記にも書いたように、仕事もいろいろ思うことが沢山あって、
絵など様々なことが犠牲になりかかっていたけど
もう一つのやりたいこと-国際交流と多文化共生に関わることが
出来るようになりそうだったので
心の中では、さまざまな戸惑いもありました。

新しい地でも同じような仕事が見つかるかというと、求人が思ったよりも少なかったため
週3日勤務で大阪と東京を毎週往復するということも考えてみましたが
やはり現状でも体力と経済的に精一杯なのに難しいと感じました。

それはともかく、ここのところしばらくは体調も気にすることが多く、
このまま続けて取り返しのつかないことになるより、
心機一転、新しい土地で何かきっかけになることが見つかるのでは、
そして、この1年近くおざなりにしていた絵を描くということを
取り戻せるのではないかと考えるようになりました。
断捨離的発想で、もろもろのことを執着してしまうより 思い切って休養しながら
仕事や絵など新しい出合いを見つけようと思います。 
それにどう考えていても現職ではなく、
自分の人生にとって何が大切かというと答えは明白でした。

それはさておき、大阪へ転居に向けて準備が着々と進んでいます。
つい先日は、転居先を探すため高速深夜バスに乗って1泊3日の大阪強行旅
住居を見つけたら、引っ越し業者とのやり取り。
不動産業者と引っ越し業者駆け引き(?)のようなのは疲れますね 

1年暮らして結構良かった、国分寺ともしばらく離れるのもさみしいですし
メキシコに暮らした経験があるとはいえ、
初めての土地はプレッシャーのようなものを感じます
きっと、住めば都で大阪も何かいいことがることを期待して、
京都も近いので関西生活を楽しもうと思っています。
平和な暮らしになりますように・・・ 。

taiyounotou
万博記念公園の太陽の塔

またまた久しぶりの更新です
4月もあっという間に終わろうとしており、世間はGWなんですね
でも私はというと、思いっきり連休を楽しんでいるというより
毎日の忙しさの疲れを癒すことで、GWの前半を過ごしています。
というか、家にまで持ち込んでの仕事もあったりして・・・

でもやっとのことで前回の記事でお伝えした「変化」がこの連休前に確実になり
このことについてはいまの仕事の都合上、公言しにくいので
おいおい明るみに出来るようになったら、お知らせします
でもこれから1か月はそれに向けて準備が忙しくなりそう・・・。
この1か月問題なく過ごせるよう、
ストレスは少なめで無事に遂行できるよう祈るばかりです 

それはさておき、H大勤務時代のお友達が陶芸をされておりまして
先日作品HPを拝見させて頂きました
気に入った作品も頂いてしまって、本当に恐縮しています。
Mさん、ありがとうございます

お友達Mさんは前々から気になっていたjimdoという、HP作成サービスを使っており
とても簡単に作れて使いやすいとのことで、
実は私、いまの仕事ではHP更新したりしますが、
一からの作成はまったくの初心者であり、htmlなんて全く分からない、
ましてや不器用なのですが、時間を作ってだめもとで作ってみました
まだまだ50%までしか作れていませんが、夢中になってしまいなかなか楽しいです
いまいろいろ悩ましくて、絵から遠ざかっていきそうな私なので
HPを作ることで、やる気・作ることへの楽しさを思い起こせたらと思っていますが・・・。

HP完成したら、こちらでもお知らせします
まぁ、センスとか内容がちゃんとしないといけないんですけどね~ 

いままで現在の仕事について書くのを控えていました。
なんというか、書いてよいのかどうなのか
今の仕事が自分の中でも釈然とできないまま過ごしていたというのも理由かもしれません。
それと前の記事にも書いたのですが春以降、「変化」が起きそうなので、
現状とそのことについてどうしようか思案しており
こんな状態なので本当は、この話をしていいのかよくわかりませんが・・・

メキシコ前まで、絵の制作の傍ら大学の留学生課や学部の留学生担当として
外国人留学生支援の仕事をしておりました。 
もともと国際交流も絵と同じぐらい自分にとって目標でもありました。
何しろ美大を受ける理由の一つは、JAICAのようなボランティアで
海外の子どもへの美術教育に行きたいというものだったので、
美大に入ってしばらくは自分がアーティストになろうなんて微塵も考えてなかったのです。
なんだかんだとしているうちに自分の中で方向が変わってしまい、現在に至っています。
それはさておき、この前職で得た気づきと経験を通して
今や国際交流はいつまでも続けていたい仕事になりました。
そして何とか見つけた仕事が、とある地域の国際交流協会。
当初は、いままでの留学生支援のみ対して
地域の外国人支援や多文化共生のための啓蒙活動ができると思い入りました。
( とはいえ、この仕事につく前に前触れ的な直感があったので、期待は小さかったのですが。)

実際中に入ってみると、その直感通りに協会の組織はボロボロ。
事務局は人材不足に加え、ボランティアが長期にわたって幅をきかせ
そのせいでおかしなモラルが横行してしまい、何ともおかしな団体になってしまったそうです。
外部から来た私から見ると、全体的にコンプライアンスの認識がおかしく、
日本語教室や一部のプロジェクト以外のほとんどが
ボランティア自己満足のためのカルチャースクールとか
一部の仲良しグループの為の国際交流としか感じられませんでした。
その他にもいろいろあるのですが、問題になるといけないので控えます。
でもそんな中、変わろうという動きになってきていますが・・・。
(少ないですが、意識の高いボランティアもいますし。おかしな話、所属長が唯一まとも。)

新入りである私は、ボランティアに認めてもらうということが暗黙の了解らしく
一時期は国際交流とはかけ離れた仕事をしておりました。
こんな中で、自分にできることをみつけようと手探りの中
新たなキーワードが自分の中に見出したのです。

「開発教育」・・・私たちひとりひとりが、開発をめぐるさまざまな問題を理解し、望ましい開発のあり方を考え、共に生きることのできる公正な地球社会づくりに参加することをねらいとした教育活動である(wikipediaより)

日本は単一民族ともいわれて(実際は違うけど)、一つの歴史文化風習を大切にしていました。
そして、今やたくさんの国から様々な民族宗教など異なるバックグラウンドを持った人々が隣人となりました。
でもいまだに偏見や差別も残っているのが現状です。
私も海外にいて差別を感じることが多からずあったので、受けた悲しさも十分理解できます。
そのため、私たちは違いを知り認めることができるよう理解していく必要があると思うのです。
開発教育は、ワークショップやロールプレイを通して海外の文化や現状を知り
また個々に気づき・考えるように促します。
私も知ってから間もないので、これからどのようにアプローチしていくのかわかりませんが
いつもの三日坊主にならないようにしていければと思っています。
また、先に書いた出来事になったとしても、
形が変わっても国際交流を続けていけたらと思っています。

そして、絵はどうなるのか・・・実はそれも悩みどころの一つなのですが
このままでもいけないと感じており、これもどうしていくのか考えて行かないといけません・・・

またまたブログの更新を数か月疎かにしてしまいました
つい先日でメキシコから戻ってきて、1年目になりました。
この1年は、色んなことがあってあっという間に過ぎてしまい
東京での暮らしがあまりにも慌ただしい毎日、日々の生活に追われてしまい
メキシコにいたことが遠い過去のように、
メキシコに住んでいたことが錯覚のように感じてしまうほどでした。

そんな中でも、ある時期まではオアハカの景色が街並みが
フラッシュバックのように浮かんでは消えという感覚が頻繁にありました
でもやはり毎日があっという間に過ぎてしまう中で、このような現象がだんだん減ってきて
やはりあの日々は遠いものになってしまったんだと、実感しています。

そして、今年の春以降に新たな転機が起きようとしていますが
それはまだ正式ではないので、ちゃんと決まったらこちらでも報告したいと思います。

ブーゲンビリアが年中咲いているいろとりどりのオアハカの街並み

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来年1月に第105回ラテンアメリカ探訪にて共同で発表することになりました。
ラテンアメリカ探訪は、つい先日まで「メキシコ学勉強会」という名だったのですが
100回目を機にリニューアルし名称も変更したそうです。
私も昨年の夏に、個展会場で「オアハカのテキスタイル」という内容で発表を行った会でもあります。
その内容はこちらです。

今回の内容は「オアハカの死者の日」というもので
過去2回ほど、オアハカで体験した死者の日についての報告をさせてもらおうかと思っています。
死者の日といえば、この10月下旬から11月中旬にかけて、
死者の日(死生観)をテーマにした展示の参加をメキシコでさせていただきました。
また、昨年には中南米マガジンvol.24でも、死者の日に関する記事を共著ですが執筆しました。
思ったより、死者の日に関する活動をしていたんですね、私って・・・

それにしても、今月初め頃に主催者から発表の依頼を頂き、
発表したいテーマを3つ考えました。
一つは、メキシコ料理について。
いままでメキシコで暮らして経験した、旅行ではわからないような高級レストランから屋台の食べ物や飲み物について。
もう一つは、オアハカで最も危険で問題がある地域、サンファン・コパラの現状について
これは個人的にはどうしてもやりたかった内容で、出来るだけ多くの人に知ってもらいたい
実はオアハカに住んでいる人でさえも詳しくわかってい無い問題なのです。
以前、このブログにも書いたんですね。
でも、知ってるからって、どうにかできる問題ではないのですが・・・

そして死者の日、このテーマはメキシコに関することの中ではポピュラーすぎた内容だし
以前も発表者がいるので、比べられるし・・・と思っていたのです。
でも滞在中に撮りためた写真や映像が沢山あるので、
せっかくなので、それらを生かせたらいいなと、思っています。
自分たちなりに調べた死者の日の情報もあるとおもいますし。
もしご都合がよろしければ、お立ち寄りいただければ嬉しいです。
宜しくお願い致します。

第105回ラテンアメリカ探訪のお知らせ
テーマ『オアハカの死者の日』

10月の終わりから11月の初めにかけて、メキシコでは死者の日という大きなイベント がある。
日本のお盆に似たような日で、亡くなった人の魂が現世に戻ってくるのを迎 え入れる日である。
近年、日本でもメキシコの死者の日に関するイベントや紹介が増 えてきているが、
実際のメキシコの死者の日がどのような日なのか、メキシコでも有 名なオアハカの死者の日の
様子を写真や映像と共に紹介する。死者の日の墓地の模様 はもちろん、オアハカ市内で行われる
イベントや街の装飾、市場で売られている死者 の日関連グッズや食べ物、各地で開かれる
露店の様子などについても紹介する。ま た、死者の日の概要や歴史的変遷についても言及する予定である。

日時=2013年1月28日(月)午後7~9時
料金=会場料400円
会場=千代田区和泉橋区民館5階洋室D
http://www.city.chiyoda.lg.jp/service/00106/d0010677.html
JR秋葉原駅昭和通り口下車、駅前の昭和通りを岩本町方向に歩き、最初の信号を渡って右折。書泉ブックタワー隣り。駅から徒歩3分くらいの距離。書泉の大きなビルを目指せば、すぐわかります。

お問い合わせ等は、
土方美雄 hijikata@kt.rim.or.jp
まで。

先日、友人の結婚式に参加しました
日本の結婚式なんて、実に久しぶり。
しかも受付という重役まで任されてしまい、
この歳になってもまだ、冠婚葬祭のマナーもままならない恥ずかしい人間なので
必死にネットで、洋服や小物や・・・髪型まで失礼がないように準備してました
それはさておき、友人は10年来の1か月ぐらいの短期の職場で一緒だった女性、Oさん。
当時一緒に働いていた3人で、なにをするにもズッコけることが多いメンバーで
ズッコケ3人組と称して、会うと遊びに行ったり食べまくったりしてました。
その3人のうち私とOさん2人は独身。
とても気が利いて、きれいな女性だからきっといい人と結婚するんだろうなーと思ってました

そして式当日
すごーくわかりやすくズッコケ状態の私たちの詳細は、
同じ友人のpippiさんのブログに面白く書いてあります
お台場は生憎、雨でノースリーブの薄着の参列は、寒かったけど
それにも負ない新郎新婦の仲睦まじさは会場を暖かくしてくれます
花嫁のOさんは、とてもキレイ

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そして披露宴
席が新郎新婦に近い位置で、最初は緊張してしまいましたが
暖かい雰囲気で笑顔の多い宴でした。
その中でも特筆すべき点は、W大の応援歌でした(笑)
新郎はW大卒で、社会人ですが現在も大学院生として在籍しているそうで
W大の同窓生が集まり、しかもかつては応援団をしていたらしく
有名な”あの応援歌(校歌?)”を披露してくれました
映像も撮ってあるのですが、これは個人情報にもかかわってしまうので
ここでは割愛させて頂きます。残念

それはさておき、久しぶりに日本の結婚式に参加して
個人的には結婚式(というよりむしろ披露宴)に対し、
自分がするかどうかについては消極的なのですが。

ご両親が喜んでいるのを見て、
節目節目のけじめと感謝の気持ちの表現という意味では素晴らしいことなのかな
と思った一日でした

Oさん、(いやKさん)末永くお幸せに~

めくるめく死者の日展
ー日本メキシコ・死生観をめぐる美術交流展ー

 『人生は遊びであり、死はその最高のおもちゃであり遊び相手である。』

 死者の日展画像

が、もうじき始まります。
10月31日と11月1日はメキシコでは日本のお盆にあたる「死者の日」というお祭りがあります
死者の日については過去に数回記事にしました↓

死者の日①死者の日②

中南米マガジン24号に記事を書きました!

El dia de los muertos①El dia de los muertos②El dia de los muertos③

メキシコで死者の日で有名な地域はオアハカと
もう一つはミチョアカン州(Michoacan)のハニッツィオ島(Isla de Janizio)です。
今回はその近郊の町のパツクアロ(Patzcuaro)というところで、
死と生について日墨での交流展に参加させていただくことになりました
またその巡回展として、メキシコシティの日本大使館でも展示します。

誘っていただいたのはメキシコで生活していた、1年前ぐらい。
当時はメキシコ住んでいる感覚だったので、
帰国したとしてもまた簡単にメキシコに戻ってこれる
ミチョアカンの死者の日も見てみたいなあ、と気軽に思っていましたが。
日本に戻ってきて、仕事探し、経済的なこと、生活などもろもろ・・・・
日本にいるという現実を目の当たりして、そう簡単に戻れないと実感し
展示のための再渡墨を断念しました

またテーマがメキシコと日本との死生観の比較ということもあり
当時は体調に不安があったり、死ということに向き合ってみても
恐怖ばかりで考えがまとまらず
やっとのことで作品の方針を見出したのは今年の8月・・・ 
しかも平面では死についてどうしても表現するには
今の私には不可能ということで
人生初のインスタレーションとなりました

メキシコで展示予定の作品はこんな感じです。

「 alma flotante(浮遊する魂)」

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この作品を作るにあたっては、特に問題なく予定通りできたのですが
作品に付随する電源のほうに問題があって
そのためにお金も想像以上かかってしまい、
メキシコへの輸送の手続きなどなどいろいろ大変でした
でもせっかくだから、いつか日本でもお披露目したいな・・・

展示の詳細はこちらです↓

めくるめく死者の日展
ー日本メキシコ・死生観をめぐる美術交流展ー

◇メキシコシティ展
会期   2012年10月9日(火) ~10月19日(金)
      午前9時15分~午後1時15分、午後3時~6時15分
会場      在メキシコ合衆国日本国大使館内エスパシオ・ハポン
                ESPACIO JAPON, Anexo de la Embajada del Japon
                Lamartine No. 238-1°piso, Col. Chapultepec Morales
                C.P. 11570,  Mexico, D.F.
               Tel. (55)5531-2501

◇ パツクアロ展
会期      2012年10月26日(金)~11月18日(日)
会場     アンティグオ・コレヒオ・デ・ヘスイタ
      Antiguo Colegio de Jesuita,
                Ensenanza esq. Alcantarilla s/n, Col. Centro  Patzcuaro,
                Michoacan. C.P. 61600, Mexico. 

愛知・岐阜旅行の記事もやっとこれで最後。
この記事を書くのに1か月もかかっているような・・・
その間もメキシコの展示などお知らせしたいこともあったのに
仕事が決まったせいか忙しくしてしまい、書けずにいます
仕事のこともいつか、このブログ書けたらいいなあと思っています。

さて、本題に・・・
この旅行のもう一つのお楽しみでもある長良川鉄道
とりあえず断言しておきますが、私は鉄子ではありません。
自然をゆっくり眺めながらの列車(バス)旅行は大好きなので
乗車時は少々興奮しました
っていうか、電車に乗っている間ずっと年甲斐もなくはしゃいで写真撮りまくっていたのは
私だけだったような気がする・・・
美濃太田駅から郡上八幡駅まで1時間半ほど、
ほんと都会にはない景色で心が洗われます

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これが長良川鉄道の車体

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長良川鉄道の車内

車内から見える、すばらしい景色
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郡上八幡駅、何となく懐かしい

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途中駅で目についたのは「みなみ子宝温泉駅」。
この駅は、駅内に温泉があり駅を出なくてもすぐ温泉に入れるそう
時間があれば行きたかった・・・いや次回行くときはぜひ行きたいところです
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電車から降りたらすぐ温泉の入り口↑


そして、最後の目玉は長良川鵜飼
旅行の計画時は鵜飼を見るというのは興味があったけど
予約が必要なのでは?と半ばあきらめていましたが、
せっかく近くまで来たのだからということで
当日に電話してみたら、予約可能だったので行ってきました。
人生初生鵜飼です
名古屋近辺には長良川鵜飼と木曽川鵜飼2つあります。
実際に見に行った長良川鵜飼いは日本で唯一、
皇室御用達らしいのです(wikipedia長良川鵜飼より)

長良川鵜飼にはいくつかコースがあり。
ゆったりお弁当を食べながら長良川を下るもの、短時間コースなどなど
基本的にお弁当は各自持参ということで
名古屋の地下街で天むすと好物の柿の葉寿司と缶ビールを持っていきました

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鵜飼観覧船の案内役の副船頭さん、
親切にユーモアを交えていろいろ説明をしてくれました。

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いざ出発。日はだんだんと落ちてきています。

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船の中はこんな感じ。

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長良川から見た岐阜の景色。
水面に映る夜景がきれいですね。
川は夜でも透明度がわかるぐらい澄んでいました。
だから鮎が生息しているのですね。

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でもこの間の移動、30分ほどなんですが
川の流れに逆行しているせいか進んだのはおそらく実質15mほど・・・

そしてそして、面白いことにこの観覧船とは別にトイレ船も待機していたのです
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↑トイレ船

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花火の打ち上げも。
これは毎晩、この近辺のホテルや旅館の消灯の合図らしい。
ちょっと早いかな・・・?

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そして待ちに待った6人の鵜匠が登場しました。

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6人の鵜匠のうち若手の一人(といってもいい年代)が鵜を逃がしてしまったとか(笑)
思わぬ出来事に皆さん爆笑。

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雰囲気がわかればと思い、映像も撮りました。
あんまり上手に取れていませんが・・・








今回の旅行は以前から気になっていた郡上八幡に行けたのですが
ある意味思い付きだったのも無きにしも非ず・・・。

でも、メキシコから戻ったからこそ、日本に長期間離れていたからこそ、
こんなに日本の伝統文化と自然を素直に受け入れ体感できたのではと思いました。

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