June 27, 2017

「痛み」が分からない?

 子供の頃、「外で夢中になって遊んでいて、ふと気が付くと、腕や脚に覚えのない傷ができていた」というような経験をされたことはありませんか?思い出してみたら…そう言えば、さっき○○に擦った、当たった…子供の頃でなくても、そんな経験をしたことのある方は多いのではないでしょうか。アスリートの会話の中にも「試合中にケガをしたが、たいしたことないと、そのまま試合を続行し、試合終了と同時に猛烈な痛みに襲われた。」なんて話を聞いたことある方もいると思います。何故こんなことが起こるか?そんな不思議なからくりを簡単に説明したいと思います。
副腎 画像1 人間は何かに夢中になると、脳が興奮状態になり、アドレナリンと呼ばれる神経伝達物質が副腎髄質から分泌されます。この物質が分泌されると、末梢(運動や思考に重要でない場所)では血管が収縮し、血流が制限されて一時的に血流が悪くなります。また、この物質には鎮痛作用があり、痛みを感じさせにくくしてしまいます。いわゆる脳が「戦闘モード」に入っている状態で、「脳が戦闘モードから解放されてから痛みに気付く」という現象が起こっているようです。いずれの作用も生命の危機に晒されたときに大いに貢献してくれるのですが、逆にこの作用が仇となってしまう場合があります。
 例えば、「この仕事を今日中に仕上げる」と長時間集中してやればやるほど、アドレナリンの作用で血流が悪化し、身体からは「休憩して欲しい」と痛みのサインを出しても、鎮痛作用のせいで痛みを感じずに、無理をして仕事を続けて…この悪循環に陥ってしまいます。仕事を仕上げて気付いたころには、頭痛や、腰や肩がイタタタタ…そこで鎮痛剤を飲んでしまうと痛みは、一時的に消えます。しかし、身体は、痛みのサインを正しく受け取れない状態になっていってしまいます。身体からの声に耳を傾け、今自分の体に何が起こって、どうなっているのか、常日頃から気にかけておくことは、とても重要なことなんです。

by chirune        クリックお願いします。




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June 25, 2017

健康診断で、早死に?

 健康診断や、人間ドックを受けたことがある方も多いと思いますが、面白い報告があったので紹介させていただきます。
 「肺がんの検診を年二回ずつ三年間続けるグループ」と、「検診を受けないグループ」に分けて、肺がん検診の効果を調べた研究では、「検診を受けていないグループ」のほうが肺がんになる確率が圧倒的に少なく、その後三年間も健康に過ごされた人の割合が高かったと報告しています。
 予想では、「年二回の検診をしているグループ」のほうがきっと健康で長生きに違いなく、肺がんになる人が減って、寿命がのび医療費の削減につながると思っていたのだと思います。しかし、検診を受けたほうが、小さい肺がんが見つけてしまい、更に、がんだと宣告されると精神的にも、色々な治療を受けることで、肉体的にもがくっと落ちてしまう人も多かったことで健康を損なった可能性が高いと評していました。癌検診 画像2
 健康診断の機器や技術は、ものすごく精度が上がっています。しかし、そこまで気にしなくても良いと思われるような小さなモノ(ガン、ポリープ等の疾患)を発見してしまい、必要のない手術や治療等をすることで、逆に身体にダメージを与えてしまっているかもしれません。人には、とても強い免疫機構を発達させてきたので、ちょっとやそっとでは壊れないようです。
 健康診断や人間ドックの結果に一喜一憂しないで、日常生活を見直すと今までと違ったからだの状態になるように思います。どうぞ、もう少しご自身の身体を信じてあげても良いのではないかと思います。だからと言って、過信は禁物で、暴飲暴食等の無理な生活習慣には、ならないようにしてくださいね。

by 珍香鈴        クリックお願いします。



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June 23, 2017

体温アップで風邪しらず!

 健康的な人の平熱は、36.5〜37.1度と報告されていますが、36度以下という「低体温」の人が増えているそうです。「低体温」は、免疫細胞と大きなかかわりがあり、放置するとさまざまな病気や癌(がん)までも発症してしまう確率が大幅に上がるようです。体温 画像2
 体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。血液は、私たちの体を構成する全ての細胞に栄養と酸素を送り届け、そして、老廃物を持ち帰る働きをしています。その血液の中に、免疫機能を持った白血球等の免疫細胞が存在し、その免疫細胞が体の中をめぐることで、体の中の異物をパトロールし、必要に応じて排除しているのです。つまり、体温が下がると血流が悪くなり、免疫力も低下し、体内に異物を発見しても、素早く駆除してくれる細胞の働きが悪くなり、ウイルスや細菌に負けて発病しやすくなってしまいます。
 低体温の原因の多くは、筋肉の量や働きの低下と考えられます。 50年前と今では、日本人の体温の平均は0.7度近く下がっています。昔と比べ日常的な運動量の低下(ライフスタイルの変化)にともなって、筋肉量が減少しています。筋肉は、人体最大の熱産生器官ですから、筋肉が少なくなると、体温も下がり、基礎代謝も下がります。他にも精神的なストレスや、車の排ガスや大気汚染、環境ホルモン、農薬や食品添加物、喫煙など身体に害を与える物理的なストレス、冷房の使用や朝食抜きの食生活、無理なダイエットなども低体温を引き起こす原因となります。
 当方にお越しになっている方のケースでは、お越しになる前は、季節の変わり目に必ず大きく体調を崩していたようですが、週一回の当方での取り組みで、3ヶ月経った頃から、大きく身体が変化していかれました。今まで、気温が高くても、汗がほとんどかけなかったのに、しっかりかけるようになったこと、体調を崩さなくなり、体調を崩したとしても酷くならずに回復したなど、体調の変化を感じられるようになったとお話くださいました。そして、3年通われた現在、最近風邪で体調を崩すことがほぼなくなり、さらに平熱が以前は36.0度に満たなかった体温が、今は大体36.7度ほどで安定しているとのことです。もし、低体温でお悩みの方は、サプリメントより、適度な運動をお薦めしたいと思います。

By ルン        クリックお願いします。




attivobodycare at 00:30コメント(0)トラックバック(0)症例報告 

June 21, 2017

座っている方が、楽?

 「立っている」よりも「座っている」ときの方が、楽に感じるという人が大多数かと思います。腰に鉛のような重さや張りがあれば、ずっと座って安静にしていたいと思うものです。ところが、ここに大きな落とし穴があります。正しい姿勢で立ったときの腰椎への負担を1とした場合、座ったときは1.4倍以上、デスクワーク等で前屈みにならざる得ない場合は1.8倍以上もの負担が腰にかかっているのです。姿勢の負担割合 画像1
 しかし、簡単に変えられないのが日常の姿勢です。デスクワーカーやドライバーのような主に座り作業が続く方たちは、腰まわりの筋肉が硬直し、血の巡りが悪くなることで虚血性の痛みが生じやすくなります。また、長時間同じ姿勢でいることで骨盤は徐々に後傾し、椎間板や椎間関節に過度の圧力がかかることも腰痛の引き金になります。こうなれば、体の全面の筋肉が常に収縮状態になり、歩行動作の際に前屈姿勢になりやすくなります。
 運送業や農業に従事される方、美容または看護、介護等のお仕事に就いておられて前屈みや中腰でいることが多い方たちは、背中の筋肉が絶えず引き伸ばされ、腰椎のアーチが失われることで腰痛を招きやすくなります。姿勢の崩れが原因で、腰のアーチが変形してしまうこともあります。そうなると、体にかかる衝撃が吸収され難く、周りの筋肉や軟骨、骨に負担がかかってしまうことになります。
 5つの骨からなる腰椎は、ゆるやかに前弯(前方にカーブ)しています。この生理的湾曲、いわゆる腰のアーチが崩れると、腰にかかる負担は集中してしまい、その他の場所(筋肉や骨)でカバーしようとするため、痛みが生じやすくなるのです。
 予防策としては、定期的に立ち上がり、腰を伸ばしてあげたり、動かし違う姿勢をすることです。できるだけ体を動かして、筋肉の疲労をとってあげてくださいね。

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June 19, 2017

脳梗塞には運動

 梅雨時期は、気温の変化もあり、体調を崩しやすい季節となりました。こんな時期怖いのは気温差からくる血管系の病気。そう、今回は脳梗塞についてお話させていただきたいと思います。
 脳梗塞の「梗塞」とは、ものが詰まって流れが通じなくなるという意味です。これは、血栓と呼ばれる血の固まり等の異物が血管をふさいで、そこから先の方へ血液が流れなくなってしまいます。そして、詰まってしまった先の細胞や組織は、酸素や栄養を運んでもらえず、壊死してしまいます。突然発症し、数分から数時間で急速に症状が進みます。脳梗塞 画像1 
 脳梗塞の原因の大きなものとして、血管の内側の壁にコレステロールなどがたまるなどして血管が厚く硬くなり、血液の流れが悪くなってしまう動脈硬化があります。
 血管に損傷を与える病気には、高血圧・高脂血症・糖尿病・心房細動などの心臓病がありますが、特に脳梗塞などの動脈硬化性疾患は、生活習慣病であるということができます。
 運動は、血管の柔軟性を向上させ、血流をスムーズにし、血圧を安定した状態にしてくれます。日頃から身体を動かすことに慣れている人、運動する習慣のある人は、血圧も脈拍も上がりにくい傾向にあります。無理のない適度な運動は、血管の働きを活性化するので、高くなった血圧を下げることが期待できます。また、運動を継続することで筋力もつき、筋肉のポンプ作用のおかげで、血管だけに無理をさせずに、血流をコントロールさせ、酸素を取り込む能力も高まり、脈拍や血圧の急激な変化が起こりにくくなります。逆に、急に行うような激しい運動は、血圧の急上昇により心臓に負担をかけるので、最初は、信頼のできるトレーナーについてもらい、正しい動き、呼吸、強度などに注意して運動を行えば、血管に害となるような病気には効果覿面(こうかてきめん)と思います!!

byそたつ        クリックお願いします。





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