身体

February 05, 2021

肝臓は再生する!?

肝臓の再生 画像1 肝臓の再生は、以前から確認されていましたが、その解明を東京大学の研究チームが「肝臓はまず肝細胞の肥大によって再生し、肥大だけでは不十分である場合にのみ分裂してその数を増やすということを示唆している。これらの結果から、これまでに知られていなかった肝再生における肥大の重要性が世界で初めて明らかとなった。また、肝細胞の20〜30%程度は2つの核を持つことなどの特殊な性質にも着目し、肝細胞の細胞周期の観察をこれまでにないほど詳細に行った。幹細胞 画像1その結果、肝再生において肝細胞の大部分は、肝細胞の倍数性が増加することや、再生後の肝臓では2つの核を持つ肝細胞の割合が通常の肝臓よりも減少すること、および2つの核を持つ肝細胞の細胞分裂においては、2つの核から凝集した染色体が細胞の中央に集まり、それらが細胞の両極に分配されることによって1つの核を持つ肝細胞が2つ生み出されることを明らかにした。このように、肝細胞が肝再生において非常に特殊な細胞分裂を行うことが示された。」と説明しています。
Inked肝臓の再生 画像1_LI また、肝臓が、手術などで大きく傷ついた際、脳が信号を出して急速な再生を促す仕組みを東北大の研究チームが解明したと英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表し、掲載されました。肝臓は、大きなダメージを負うと急速な再生が起きることは知られていましたが、その仕組みは、詳しく分かっていませんでした。東北大大学院医学系研究科の研究チームがマウスで行った実験では、肝臓が傷つくと、自律神経を通じて脳からの信号が肝臓に届き、肝臓内の免疫細胞を刺激することが判明しました。肝臓の再生指令 画像1この免疫細胞が、分泌する物質により、肝臓の急速な再生が進むことが分かりました。また、自律神経を切除すると生存率が、極端に低下することも確認されています。更に、老化したマウスでも、急速な再生が起き難いことが判明しました。
肝臓の謎 画像1 研究チームの主任教授は「臓器の老化がなぜ起こるかや、老化のダメージを抑えることにつなげる手法にも応用していければ」と話していて、今後の課題となっていますが、肝臓の再生の解明が、肝疾患の治療にも繋がることになるのは間違いないと思います。

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January 29, 2021

コラーゲン

身体のコラーゲン部分 画像1 腱や軟骨等を構成する結合組織を構成するタンパク質の線維はコラーゲンでできており、身体を支える主要な部分の大部分を占めています。例えると、コンクリートにある鉄筋のような役割を担います。また、身体の外側面を形作る皮膚の約70%をしめていて、その皮膚や血管や内臓でもそれぞれの強度や弾力を司るなど大切な要素を担っています。 
筋肉の分類 画像1 そして、筋肉もコラーゲンが欠かせない役割を担っており、運動を司る組織で、大きくは「骨格筋」と「内臓筋」に分けられます。筋細胞で形作られた筋線維の構造の違いによって「平滑筋」「心筋」「横紋筋」に分けられます。また、意識してコントロールできるかどうかによって「随意筋」と「不随意筋」に分けられ、横紋筋は随意筋に、平滑筋と心筋は不随意筋に属します。筋肉の重量は、成人で体重の約40%、個人差はありますが40歳から年におよそ0.5%ずつ減少し、65歳以降になるとその減少率が大きくなり、最終的に80歳までに筋肉の約30%減少するといわれています。
コラーゲン摂取の身体変化 画像1 自然な加齢による筋肉の減少に対しても、コラーゲン摂取が効果を発揮するのではないかという研究が発表されています。研究によると、コラーゲンペプチドを1年間食べてもらい、骨量や筋重量、脂肪量といったカラダの組成の変化を調べたところ、本来トレーニング期が終われば減る一方ですが、その減り幅が少なかったと報告されています。コラーゲンの積極的な摂取は、筋力の低下による様々なリスクを減らすことができるのではないかと考えられます。体内のコラーゲン不足 画像1
 身体を支えている組織や器官の主要な構成成分であるコラーゲンは、体全体の健康にかかわっている大きな要素になると言うことです。だからと言って、サプリメントに頼らず、食事で摂りたいものです。

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January 27, 2021

支持筋

運動するイメージ 画像1 皆さんは「体を動かす」と聞くと、どんなことを想像しますか?運動すイメージ 画像2「しんどい」、「楽しい」、「汗をかく」、「元気が出る」、「疲れる…」などなど、良いイメージから悪いイメージまで、人それぞれだと思いますが、今回ここでは、ごく単純に考えてみたいと思います。
支える力と動かす力
支える力と動かす力 画像1 体を動かそうとしたとき、動く側と反対の「支える力」というものが必ず必要となってきます。
 例えば、想像してみましょう。スケートリンクでごく一般的な運動靴を履いた状態で、野球のバットかゴルフクラブを持って、思い切り素振りをするとします。するとどうなるでしょうか?結果は、容易に想像できますね。滑って転倒 画像1氷の上のようなツルツルとした不安定な場所では、足場が固定できず、思うようには振れません。下手をすると振った勢いで転倒しかねません。すなわち体を動かす時は、動かす力以上に、支える力の方が大事で、体を安定して支えられて初めて、強い力を発揮することができるようになります。
高く跳ぶ 画像1 このことは素振りに限らず、跳んだり走ったり、マシンを使った動作でも同じです。一般的に「頑張って動かさないと」と力が入り過ぎている方に限って動作優先になって、支える方が疎かになっていることがあり、「お腹に力をいれて」とか「しっかり足を踏ん張って」など、一見、動きに全く関係のないようなところに意識を導くと「楽に動いた」とか「軽く感じた」というような声が返ってきます。体を動かすこと全てに関わることなので、日常生活でも例外ではありません。動かす力より支える力、体を安定させることを意識してみてください。日常生活の動作が少しでも楽になるかも知れませんよ。

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January 21, 2021

発熱

体温コントロール 画像1-1 体温は、視床下部の体温中枢で調節されており、感染症などに伴い体温中枢のセットポイントが上昇すると、体温が上昇します。発熱により感染に抵抗する力(免疫力)は高まり、病原体の力は弱められます。つまり発熱は、生体防御反応として現れます。
高体温症 画像1 体温中枢で調節された体温上昇が発熱であるのに対し、過度の気温の上昇や鬱熱(服の着せ過ぎ、布団の掛け過ぎ、過剰な暖房)、脱水などにより、体温中枢とは関わりなく体温が上昇してしまう状態を高体温症と言い、この重症型が熱射病です。一般に41℃未満であれば、熱そのものによる害はないと考えられています。41.5℃以上では熱そのものが有害となる可能性がありますが、正しい対処をしておけば、感染症で41℃を超える発熱は、まずありませんので、熱そのものを心配する必要はありません。しかし、水分が摂れない、意識がおかしい、吐いてばかりいるといった場合や41℃以上の発熱がある場合は、早めに医療機関に受診し、対処していただくことをお勧めいたします。また、4〜5日発熱が続く場合も、ただの風邪かどうか確認してもらうと安心すると思います。
発熱 画像1 発熱で体温が上昇する際には、筋肉などを震わせて熱を産生します。寒気を感じる場合は、目標となる体温に上昇するまで体・手足を暖めてあげましょう。目標体温に達すれば、寒気はなくなります。発熱時の対処 画像1寒気がなくなったら、鬱熱を防ぎ熱の放散を助ける為に、 布団も服も寒がらない程度に薄くすることがポイントです。解熱剤は、体温中枢のセットポイントを一時的に下げることによって体温を下げる薬です。発熱後、すぐに解熱剤で熱を下げるのは、無理矢理熱を下げることにより、病気に対する抵抗力を弱め、病原体は活発になるので回復を遅延させてしまう可能性は高いです。水分を摂れる位の元気があれば、解熱剤を使用する必要はないと思います。解熱剤は、極力使用せず、使用する際は、医療機関に確認するようにした方が良いと思います。

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January 15, 2021

血管の機能

血管 画像1 血管は、酸素・栄養分・老廃物・体温、水分を運びます。成人の血管を全てまっすぐに繋げるとおよそ10万km、地球の約2.5倍の長さに及びます。動脈に流れる動脈血は、酸素を多く含み血液は鮮やかな赤をしていて、静脈に流れる静脈血は、酸素を失っているので黒っぽい赤色になっています。酸素は、血液によって運ばれる最も重要な物質のひとつで、肺動脈を除く全ての動脈では、ヘモグロビンは、95から100%酸素で飽和して、肺静脈を除く全ての静脈では約70%不飽和化するとのことです。
動脈の構造 画像1 動脈は、筋層が厚く、自身で押し出す力を持っているので、ほとんど逆流しません。しかし、静脈は、筋層が薄くなっていて、自身で押し出す力はほとんどないので、逆流しないように弁が付いています。血管には神経が走っているので、点滴などをするときに、冷たいままの点滴を入れると血管が痺れて腕が痛いように感じることがあります。この血管に沿って痺れて痛いような感じは、血管自体の痛みによるものです。
血管の収縮弛緩 画像1 血管の最も内側は内皮で、その周りには血管平滑筋というものがあります。その周りには更に外膜という結合組織層があって筋肉層に繋がる神経があります。ちなみに血管壁の平滑筋に分布する神経を血管運動神経と言います。これには血管拡張神経と血管収縮神経があります。血管収縮神経は、交感性神経で、脊髄の胸髄と腰髄の側柱細胞から出た神経繊維が、全身の血管に分布します。一方、血管拡張神経は、副交感性神経で、延髄や仙髄の神経繊維が主に迷走神経に含まれて内臓へ送られます。なお心臓の冠動脈の場合は働きが逆になります。
 血管は、単に血の通り道だけの役割でなく、状況によって変化し、我々の身体に作用してくれています。血管に負担をかけないようにしていきたいですね。

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