まず最初にお断りしておくが、私はこのマスクに関しては、なにも調べてはいない。
ほとんどテレビのコマーシャルを見ただけである。
SNS上で話題になったらしいけど、それについても、私はそーゆーのに参加してないのでまったく知らない(タイトルで「今シーズンの話題は」と書いているけど、話題になっていたのは私の心の中で、だ)。

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これは薬屋で撮影したが、ここに出ているような説明も……いま初めて読んだ。



調べている人や、それなりの対応を表明している人もいることはいるので、そこらへんについては、そちらのサイトを見ていただきたい(ここからリンクされている参考サイトも見てほしい)。


・問題が指摘された「花粉を水に変えるマスク」の経緯と顛末(追記あり)
 https://news.yahoo.co.jp/byline/yamamotoichiro/20180404-00082994/

・ドラッグストアの店員が「花粉を水に変えるマスク」を売るのをやめた、たった一つの理由
 http://drugstore.hatenablog.com/entry/2018/03/30/074500



んでまあ、テレビCMを見ただけで、どーしてアヤシゲだと思ったのか?
私にしてみれば、思わないほうがおかしいのだが……いくつかの疑問をあげておく。


・花粉が水に変わるとなにかいいことがあるのか?

だってそーだろう。
ふつーのマスクであれば、花粉を通さないよーに作られているはず。
「花粉防御」ということを考えれば、花粉を通さないマスクであればいいんであって、水に変える必要性はどこにもない、ということがいえると思う。
CMでは、どーゆーメリットがあるのかということについては触れられていない。


・水に変わるのが本当だとしても、その反応にどれぐらいかかるのか?

ふつーに考えれば「一瞬」で変化するはずがないのはわかりきっている(ただまあ、理科の素養のない人はそー思い込むかもしれない……とくに脳味噌が筋肉でできているバカとか)。
数時間で変化するのであれば、たとえば、外したマスクを机の上に置いてる間に、花粉がなくなっている可能性はある。
水蒸気になって蒸発すると思われるので、濡れたりはしないだろうけど……数時間程度で花粉の粒子が違う物質に変化して雲散霧消するのならすごいけど、残念ながら、それはちょっと考えにくい。
放電とかしてるわけでもないし。
たとえば、一晩たつとマスクは新品同様になる、みたいなセルフクリーニング効果があるのなら、まずはその効果を謳って宣伝すべきであると、私は思う。
それをしてないというのは、その効果はないのだろう。
すなわち、花粉が水に変化するには、かなりの時間が必要なのだと思われる。
となると、なんのために花粉を水に変えるのか、そうするとどんないいことがあるのか、ますますわからなくなってくる。


・そもそも水に変わるというのは本当なのか

CMではハイドロ銀チタンという名まえが出てきているけど、チタンといえば酸化チタン、つまり光触媒だ(光触媒を使ったマスクというのは以前からある)。
おそらくそれになにかの加工をしたものだろうと推測したので、効果そのものは嘘ではないんだろうな、と私は判断した。
「砂に変える」だったら、なんだそれは、いったいどんな化学反応なんだと思っただろうが、光触媒であるなら、似たようなことはおこるはずだと思ったわけだ。
だから、効果があるかないかではなく、それがどのように実用されているのか、どんなメリットがあるのか、が問題なわけだ。
それがいっさい出てこないんだよ、CMには。


というよーな疑問については、先にあげたサイト(リンク先もふくむ)などにくわしい(?)のでそちらを見てほしい。


私がいちばん問題視したのは、そーいったことではない。
CMを見て「これ、おかしいだろ」と思ったのは、この点である。
私が言いたいことは、こーゆーことである。


・なんでマスクを取るんだよ

水に変えようがなにしようが、マスクを取ったら台無しだろう。
花粉で苦しんでいるところにこのマスクをして、「ああ助かった」「みなさんもどうぞ」ということならわかるけど、マスクを外しちゃだめだろう。
それともなにか、このマスクをしていると、自分の周囲の花粉が水に変化してなくなるのか?
その効果が継続するのか?
子どもだって、そんなことは考えないだろう。


とゆーことです、マル。



昔のようにヒマがあったら、無い知識を総動員して、このマスクにツッコミを入れた記事を作ってただろうな。
んで訴えるぞって脅されるわけだ。

実際、訴えるぞと脅されたことが、ないわけじゃない。
そーゆー悪質なところってのは、あるもんだよ。

医療とはいわないけど、「健康」関連の周辺には、そーゆー業者がたむろっているということは、知っておいても損はしないと思うよ(まあ、私が脅されたのは「健康」ではなく「医療」だけどね)。


(フォレスト)