暑くもなく寒くもない快適な気候にりましたが、朝晩はやはり寒いくら
いに冷え込ます。

 多摩川沿いの散歩に出かけました。
 府中用水路まで来ますと水門のゲートが下ろされたのでしょうか、この
前は満々と水をたたえ、流れていたのが今日はほとんど流れていませ
んでした。
 ゲートの隙間からの洩れ程度の水が流れています。
 稲刈りが始まるころには水の流れがストップしますということが、説明
表示板に書いてあったことを思い出しました。
 その通りで、このような少し物足りない景色になっていました。

               (府中用水路)
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 この橋を渡り少し歩いたところの交差点を左折をしますと登り坂の道が
あって、それを登りきったところに前にも記述しましたが青柳稲荷神社が
あります。
 神社の周りの工事用足場とかフェンスがとり払われて完成した社殿が
整然と佇むんでいました。

 写真に案内表示板が見えますが、次のような文面です。

 青柳と石田は、明治二十二年の谷保村との合村までは、それぞれ村とし
て独立していました。
 
 青柳はその昔、今日の府中市本宿の多摩川南岸の青柳島にありました。
 寛文十一(1671)年多摩川大洪水により青柳島は流失、現在地に移住し、
青柳村を開拓しました。
 
 石田も青柳と時を同じくして、今日の日野市石田から移住したものです。
 
 青柳稲荷神社は、青柳、石田の鎮守であり、一間半×二間半の覆屋で二月
の初午、九月大祭等の例祭が行われています。

                 (青柳稲荷神社)
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 この神社の脇を通ってさらに向こう(府中用水路の上流)に歩を進めます
と、「根川貝殻坂橋」に出ます。
 この橋を渡り切りると、国立市から立川市になります。
 渡りきって右折すると根川緑道に入ります。
 この辺りに猫がいましたので、撮影をしました。

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 また同様にこの地点から体育祭が行われているグランドが見えました。
 ちょうどよい気候に恵まれ、威勢の良い掛け声、歓声などでわいていま
した。               
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 根川緑道の脇には高度処理水が放流されていて、澄んだ水が流れてい
て、魚なども棲息をしています。

 ここから5分くらい歩くと、「曼珠沙花」の丘という碑のある場所に出ました。

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  この、「曼珠沙花」の丘を左に見ながらさらに進みますと、脇の小川に鯉
が水の流れに逆らうように泳いでいました。
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 道端には、「紫式式部」という実もなっていました。

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 「芙蓉」の花も見事に咲いていました。

 自宅には(酔芙蓉)という花があります。
比較的大きな白い花が咲くのですが、夕方には真ん中部分が酔ったよ
うにピンク色に染まるところからこのような花の名がついたようです。
 ところが最近は花が咲かず仕舞のようです。
 植え替えをしてみようと思います。

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 春に咲く「やまぶき」の花が、まだ残っていました。
 
 「やまぶき」の花を見ると、太田道灌の句を思い浮かべます。

  「七重八重 花は咲けども やまぶきの 実の(蓑)一つだに 無きぞ
  悲しき」

 太田道灌が雨の中濡れながら宿を探し当て、そこに泊まったときに、
やまぶきの花を布団の上に置いたとのことです。

 蓑がないので雨で体が濡れてしまい大変だったという意味と、「やまぶ
き」の花は咲いても実が付かない(子宝に恵まれない)木なので可哀そ
うだという意味です。
 蓑(みの)と実のをかけた句です。

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 帰りの根川緑道では樹木の枯れた葉が風に吹かれカラカラと乾いた音
を立てるのが時折かすかに聞こえました。