青森へ長期出張で、建設現場に従事していた頃を思い出しています。
青森と言いますと、三内丸山遺跡も有名です。
かなり前の話になりますが、長期出張で、三内丸山遺跡近くでプラント建
設のため、1年半くらい従事したことがあります。

 勿論縄文時代の三内丸山遺跡にも行ってきました。
 古代人の暮らしとか、使っていた食器それに竪穴式住居などを見学しま
した。
丸山遺跡が存在する場所は、かなり丘陵地帯にありますが、縄文時代は
この近くにまで海岸線があったという説には、信じられなく、驚きでした。

貝殻を捨てていた証拠に、掘削した土の断面に幾層にも重なりあっている
貝殻群を目視できるように、わかりやすく紹介されていました。

 丸木船などを使って海へ漁に行って魚を獲り、陸地に戻れば狩りをした
り、ドングリを拾って食材にする生活の営みを資料館で教わりました。
資料館では、現在でも縄文時代の土器の破片を修復する人たちが働いて
いらっしゃることにも感動しました。
たぶん作業する人たちは縄文人の心を訪ねながらこつこつと作業をしてい
らっしゃるのでしょう、お疲れ様です。

 仕事の話に戻りますが、建設工事で共通することは、重量のかかる部分
の地下には必ず杭という、一般的にはコンクリートのパイル(杭)を地中に
打ち込みます。
地下の支持層によって、この杭は荷重を受け止める役目をします。
建設の規模によってこの杭は何百本と打ち込みます。

小生たちの仕事は既設のプラントを撤去し、その跡地に最新型の施設を
更新するというものでした。

既設のプラントの地下部分のコンクリート基礎を破壊して、古いコンクリ
ートの基礎等を撤去をする作業の途中でしたが、その地下から出てきた
杭の材質がなんと松材を使った杭だったのです
地中に適当な水分があったのため、40年もの間、朽ちないで松の木は生
きて、杭の役目を果たしていたのです。
松杭は、皮が剥(む)けた状態で、しかも木肌がつややかに光っていまし
た。

また、現場の近くには、温泉施設があり、泉質は硫黄泉で浴場には2.5
mくらいの高さから源泉が流れ出ていました。

万座温泉の露天ぶろの湯のように源泉の成分や温度もよく似ています。
何といっても、青森は温泉のメッカですから休日になると温泉三昧でした。

 今、自宅の庭を見ながらゆったりと青森での出来事を、前後見境もなく、
回想しておりました。
今日は暑さが一休みをしてくれたので助かりました。
明日からまた猛暑がやってくるというので、体調管理には十分気をつけな
くてはと考えています。

 庭には家内が可愛がっている花が鮮やかに咲いていました。
 
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