米 原 伊 吹 の 今 夜 も 眠 れ な い !


『大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-』2014年3月28日発売予定、11月29日より全国のPCショップで予約受付開始です。 『大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-』2014年3月28日発売予定、11月29日より全国のPCショップで予約受付開始です。

世のは、アニメやゲームだらけ。

そんなものを全部やっていては、夜も眠れない

そんな中でも、果敢に自分の好きなモノを追い求める――

きっとそこに、何かがあるはずだから。


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~ご案内~
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当サイトは、オーガスト信者(八月/べっかんんこう信者)の米原伊吹がSSを投稿したり、ブログを書いたりするサイトです。
『大図書館の羊飼い ボーカルコレクション』2013年3月29日発売千莉ちゃんLOVE!
基本オーガスト関連のことしか書かない予定ですが、他の趣味である事(車など)も書くときがあるかもしれません。
新作が出るたびに、オーガストのマイナス二次創作をメインに最近はやらせていただいております。
自由気ままにやらせていただきますので、あしからず。

mixi, twitter も利用しています。
探してみてください。

コメントは可能な限りお返ししてます。
拍手よりもコメントいただけるとうれしいです。

当サイトに関しての質問、あるいは米原への連絡を取りたい方は、
The1234567890Internet☆hotmail.com
までお願いいたします。
(☆を@に変えてから送信してください)


~宣伝~

八月信者である米原伊吹は、現在、"テレビアニメーション AUGUST GAME"の連載をしております!
第一話

八月信者である米原 伊吹は、現在、オーガスト最新作、大図書館の羊飼い~放課後しっぽデイズ~の二次創作を連載中です。→こちらから

(内容大外しのため、現在休止→コミケ84で本になりました。)
また、過去には、2010年6月29日~2011年3月20日まで、オーガスト最新作、『穢翼のユースティア』二次創作を連載していました。
こちらは本物さながらの長編となっています。
(誤字脱字が多いのはご愛嬌)

どちらも発売が待ちきれず、思い切って自分で書いてみました。
いわゆる、マイナス二次創作です。
と言うより、「こういうゲームになる」という予言をしてみたかったわけです……。
オーガストのマイナス二次創作は珍しいと思いますので、ご覧戴きたく思います。
プレイされた方も、未プレイの方も、お楽しみいただけるかと思います。

下記に、穢翼のユースティア、各ルートへのジャンプを用意いたします。

始まりは、こちらから→共通ルート①

分岐ルート(ティア、エリス、フィオネ)は、こちらから→分岐ルート(ティア、エリス、フィオネ)

分岐ルート(聖女イレーヌ、リシア)は、こちらから→分岐ルート(リシア、聖女イレーヌ)

ユースティアルートはこちらから→ユースティアルート①

エリスルートはこちらから→エリスルート①

聖女イレーヌルートはこちらから→聖女イレーヌルート①

リシアルートはこちらから→リシアルート①

フィオネルートはこちらから→フィオネルート①


なお、こちらで、オーガスト関連のカードゲームの記事を書いています。
ぜひご覧ください。

米原が秋葉原に住んでいたときの動画です。
http://youtu.be/tG1JnV5wCqM
どうだ、まいったか(笑)


それでは、当サイトを、ごゆっくりとをお楽しみいただきたく思います

米原

Augustic Eternal 9 参加!

こんにちは。米原です。

気が付けば10月も終わりに近づきました。
千桃発売から約一か月です!
……なのに感想はどうしたぁっ!

……そんな状態ですが、なんとかAE9だけは参加いたします
AE28番になりますので、よろしくお願いいたします。
出版物はこちら。

穢翼のユースティア
システィナ・アイルショートストーリー
一夜の幸せ

システィナとルキウスの18禁モノです。
もちろん文字だけ、挿絵すらありませんが、お楽しみいただけると自負しております。
サンプルはこちら。
キャプチャ2キャプチャ1

キャプチャ4キャプチャ3


キャプチャ6キャプチャ5

この作品は、とある方に依頼をされ、作成したのですが、その方専用として公開されないままとなっていました。
陽の目に当たらないのはかわいそうなので、今回の題材にいたしました。
トータルで一万字!
全60ページの長文となります。
金額は1部100円、20部限定となりますので、よろしくお願いいたします!

米原 

米原伊吹オリジナルストーリー 白崎つぐみ SS 白崎の不思議と魅力

こんにちは。米原です。

今、米原はちょっと幸せです。
4月の中頃から、平日の定時後、ほぼ全てを、研修に費やして来ました。
家に帰り、風呂に入ると、23時。
残業が一切できない分、余裕を持った仕事配分をしようとすると、朝早く行くしかない。
よって、始業時間の9時よりも早く、出勤する。
その為には即、寝る。
そんなつまらない生活をしてきました。
しかし、そんな生活も、5月31日をもって、終了となりました。
(正確に言うと研修論文だ報告だあるのですが、それは今だけ忘れます) 

そんな中でも、オーガストは私を支えてくれました。
オーガストからの告知が出るたび、Twitterで暴走していたのは、この生活が原因です。
特に31日はひどかったです。
自分でも、認識するぐらい。
だからこそ、なのでしょうか。
やっぱりオーガストの話を書きたい。
でも、ネタがない。
という事で、Twitterでアンケートを取りました。
その結果は、「つぐみの笑顔輝く話」を書くことでした。

つぐみといえば、つぐみにすたーゆーまき
彼に選んでもらった最高のつぐみは、こちらです。

chaosつぐみ


これは、ChaosTCGというカードゲームの為に書き下ろされたつぐみです。
つぐみらしく、華やかで、でも優しさがある。
真っ直ぐにこれからの明るい未来を見つめている――
そんな印象を持つ絵です。
そんなつぐみが挿絵になったお話を、今回書きました。

今回、帰りながらどんな話にするか考えたのですが、いつもならすぐ出るアイディアが全く出ず、結構な難産でした。
普段は、というより、初めて見る絵は、インスピレーションでバババと妄想するのですが、この絵は見慣れていたので、なかなか妄想がうまく展開されませんでした。
こうなると、真面目に考えていくしかありません。 
まずはこのつぐみを、いつ出すか。
大きく分けると、付き合う前か、後か。
同人誌の大半は、付き合ってからの話です。
二次創作も、同様。
よって私は、付き合う前の話を書くように心がけています。
ラブラブな気持ちを前面に出すのも良いですが、ふとしたきっかけで恋に落ちていく。
そのきっかけを、もっともっと書いていきたいのです。

今回も、何とかこのつぐみが入る場所を、探しました。
初めは、ミナフェスでの演説の感謝の気持ちを筧に伝える為のCGだと位置づける事にしました。
そのシーンは丁度6月(19日)。
これからの時期にもマッチし、丁度良いと思ったのです。
しかし、よく確認すると、今回のCGは冬服。
6月19日は夏服です。
これではダメだという事で、ゲームをやり直しました。
そして結果、4月25日に決定しました。

この日は、病気の千莉の介抱した週末、凪が家にテレビを見に来た日の翌日です。
丁度日曜日が書かれていない。
その為、この時点で辻褄が合うように、色々と合わせていきました。

出来上がってみると、ちょっと表現がしつこかったり、無理矢理感、つぎはぎ感があったりと、ちょっと納得出来ていない面もありました。
また、つぐみに萌える話というよりは、つぐみを愛でたくなる話になってしまいました。
しかしまぁ、今回のつぐみの絵柄は、萌える絵柄ではありません。
更に、没シーンっぽくて、良いかなーとも思っています。

読んでくださった方を納得出来る物かどうか、よくわかりません。
でも、損はしない内容だとは思います。

約6,300字にわたる『こんなシーンがあったらシリーズ』、お楽しみください。



=米原伊吹オリジナルストーリー 白崎つぐみ SS 白崎の不思議と魅力=


~Apr. 25~

4月最後の日曜日、俺は暑さで目を覚ました。
「もう、初夏だな……」
もうじき『春の大型連休』が始まるわけだが、『初夏の大型連休』に名前を変えるべきなのではないかと思うような日差しが、窓から差し込んで来る。
乾いた喉を潤すべく、台所へ向かう。
「ん?」
普段、受信なんぞする事ない携帯が、ランプを放ってそれを俺に知らせている。
「珍しいな……」
そう思いながら、ディスプレイにあるメッセージを開いてみる。


筧くん、おはようございます。
急で申し訳ないのですが、服の採寸の最終調整のために、一度会ってもらい、もう一度だけ、測らせてもらえませんか?
お礼にお昼ごはん、ご馳走します。

ファンファーレつぐみ

P.S. 千莉ちゃんはもう完全回復して、月曜日から学校に来られるそうです。


白崎からのメールだった。
「そういえば、コスプレ服を造ってもらってるんだったな……」
寝ぼけている頭に、少しずつ記憶がよみがえってくる。
今週は御園という女の子を介抱した事。
次週、コスプレ姿で料理研究部のビラを配る事。
その為に、白崎に採寸された事。
昨日は、隣に住む小太刀が俺の部屋に来た事。
今まで、人とのふれあいなんてなかった俺だが、今は急速に世界が動いている。
「ふあああぁぁぁ……」
今週の行動は、本を読むだけの体力しか持っていない俺には辛いものだったのだと、脳が体を使って俺に伝えてくる。
だが――
不思議と、断ろうという気には、ならなかった。
「……乗りかかった船だ、仕方ない、か」
俺は顔を洗い、歯を磨き、意識をきっちりと整え終えると、白崎に返信した。

11時45分。
指定場所の正門には、普段とは違う白崎の姿があった。
男のそれとは違い、白と赤を基調とした女性らしい制服は、優しさの塊のような白崎にはよく似合っていた。
今回も、同様。
白を基調に、いつもつけている髪飾りと同じ、薄いグリーンの上着が、白崎を引き立てていた。
普段と少し違うのは、制服姿の白崎は如何にも女子学生らしいのに対し、今の白崎は少し大人びた女性に見える。
OL……とまではいかないが、子供っぽさがまったくなく、上品な女性に見える。
だが、白崎のアイデンティティともいえるやさしさ、そしてこの日差しにも関わらず、涼しげでさわやかな印象。
実によく似合っていて、素晴らしい私服を選ぶセンス――
ふと、そんなことを、こちらを見て笑顔のまま大きく手を振る白崎を見て、思ってしまった。
「おはよう、筧くん」
「おはよう、白崎。と言っても、もうすぐ昼だけど」
「正午まではどんな時でも、『おはよう』だよ、筧くん」
少し首を右に傾け、口元がにっこりと笑っている顔で、白崎はそう言った。
「それはそうだけど、何となく違和感があってね」
俺は肩をすくめて答える。
「その気持ち、すっごくわかるよ。でも、そう決まっているんだもの、仕方ないよ」
「どこかで線引きは必要だもんな」
「そうだよ、筧くん。目安がないと、人間迷ってしまうもの」
白崎は俺の会話をうまく拾ってくれる。
『呼び出しておいて、不快にさせるなんてとんでもない』
そんな気迫さえ伝わってしまう程だった。
「……と、立話も疲れるでしょ? 先ずは計測させてもらえるかな? そしたら、この先のベンチでお昼にしよう」
白崎は持ってきたリュックサックを俺に見せる。
なるほど、今日の昼飯は、手作り弁当か。
「とりあえず、ベンチに行こうか。ここで計測されるのは、なんだか恥ずかしいな」
「そそそっ、そうだね。ごめんね、配慮が足りなくて」
白崎は顔を真っ赤にして、慌てふためく。
そんなに気にすることない……のだが、白崎にとっては大問題なのだろう。
それだけ、俺にへそを曲げられるのは、困るという事か。
「気にするなよ白崎。行こうぜ」
「うっ、うん……」
後ろをついてくる白崎の顔は、『どうやって挽回するか』を考えている顔だった。

一番近くのベンチに着くなり、白崎はリュックサックをベンチに置いた。
「今日11時45分を待ち合わせ時間にしたのは、15分で計測して、12時からはお弁当を食べてもらいたかったからなんだ。でも、計測している間にお腹空くと辛いと思うから、先に食べる?」
「いや、大丈夫だよ。計測してからで大丈夫だ」
「そ、そう。それじゃぁ、計測からさせてもらおうかな」
白崎はポケットからメジャーを取り出す。
「今回測りたかったのはね、ひざ下と、腕周りなの。ほら、ズボンがつんつるてんだったら恰好悪いし、腕が窮屈だったら辛いでしょう?」
白崎はそういうと、まずは腕を広げ、十字架の形になるように指示してきた。
「前回測らせてもらった時、細身でピシッとした執事服にしようと思ったの。だから腕回りもそのつもりで測ったのだけど、それだとビラ配る時に窮屈になる可能性が出てきちゃの」
白崎は解説をしながら、俺の腕を計測してはメモしていく。
「腕って、曲げるでしょ? 脚以上に計算が難しいんだよ。肩も近いし、よく動かす。でも、大きくしすぎるとダボダボになっちゃう。そのバランスをとるのって本当に大変なんだけど、出来上がってきてもらった時にぴったりだと、本当にうれしいし、なんだか気持ちよさまで感じちゃうんだよ」
そうなのか、と思いながら、白崎に言われるがままになる。
腕を曲げ、伸ばす。
これを何度か繰り返しのち、肩を廻させられる。
腕を後ろに伸ばしたり、反対に前にしたり。
……あれ、前回にも同じ動作をしたのではなかったか?
そういう疑問すら沸いてしまったが、まぁ、良いだろう。
心配性の白崎のことだ。
ついでだから、全て再計測しておきたいのだろう。
「それでは筧くん、今度は脚ね」
肩幅程開いた状態で計測をされていく。
一通り計測が終わると、屈伸をさせられる。
しゃがんだ状態、伸ばした状態。
それぞれ、何度か測られる。
しゃがんだ状態でのひざ下、腰、胸と膝までの間など。
思ったよりも多くの場所が計測された。
「……はい、終了です。ありがとうね、筧くん」
『やっと解放されたー!』
思わず、そう言いそうになった。
……が、寸でのところでこらえる。
余計なことを言って、また白崎に変な気を利かせられては困るからだ。
「お待たせしました。それでは、お弁当タイムです」
笑顔の白崎の手の中には、既にお弁当が包まれていた。

「それでは筧くん、どうぞ」
「ありがとう」
白崎からお弁当を受け取る。
男がよく持参する、無骨で、やたらと無駄機能ばかりの弁当箱とは違い、ピンクで可愛らしい、楕円型のシンプルな弁当箱だ。
半面、蓋には可愛らしいデフォルメされたひよこの絵が描かれており、如何にも女性が好みそうなデザインだと思った。
蓋をあける。
すると、中からは色とりどりのおかずがお目見えした。
赤、緑、黄。
黄の代わりに青だったら光の三原色だったのに、とも思ったが、青の食品は如何にもマズそうだ。
この『食品の三原色』ともいえる鮮やかな色合いに、茶も混ざっている。
栄養学的にもバランスがとれていそうで、何より、凝っている。
工場で大量生産されている市販の冷凍食品ではなく、明らかに手作りであり、更にボリューミーである。
女性のカバンよろしく、何故そんなに入っているのかと思う程、バリエーション豊かだった。
「いただきます」
白崎から箸を受け取り、一口食べる。
「どう……かな?」
「すっごく、うまい……」
「本当?」
「あぁ。アプリオよりも美味いよ、これ」
「そ、それは大げさじゃないかなぁ……」
「いや、そんな事ないよ。しょっちゅうアプリオで食べてる俺が言うんだ。間違いない」
「あ、あはははは……」
白崎は『さすがにそれはないよ~』とでも思っているのだろう。
だが、俺は本気でこの弁当はアプリオより美味いと思う。
もちろん、弁当であるが故、熱々の料理ではない。
だが、白崎のお詫びが、ひしひしと伝わってくる。
アプリオの料理に、お詫びの気持ちなんか入っているわけがない。
その差が、この味を引き出しているのだと俺は思う。
「あ、ごめん筧くん。言い忘れていたけど、こっちに白米と、おかずその2、それとデザート、用意してるから」
「お気遣いありがとう。全部食べさせてもらうよ」
俺がそう答えると、白崎は安心した顔をした。
「残さず食べてね」
白崎はそう言うと、自分の分の弁当箱を取り出した。
「いただきます」
白崎の弁当は、ちょうど俺の半分の量だった。

「ふー、食べた食べた。久しぶりにご馳走を食べたよ。白崎、ありがとう。ごちそうさま」
「お粗末様でした」
白崎は食べていたお弁当をいったん脇に置き、俺の弁当箱を受け取ると、風呂敷に包んだ。
「食べながらいろいろお話しようと思ったのに、筧くんがあまりにも夢中で食べるから、お話しする機会失っちゃった」
「……ごめん白崎。あまりにも美味かったから、つい」
「ううん、いいの。筧くん、すっごくおいしそうに食べるんだもん。なんだか、見てるだけで幸せになっちゃった」
「作ってくれた人にそう言われると、なんだか照れるな」
「食いっぷり、凄かったぜ、筧さんよぉ」
「白崎さんの作ってくれたタダメシだぁ。食わねぇわけにゃぁ、いかねーぜ」
「うふふ」
「あはははは」
「急に時代劇みたいな言い方して、ごめんね」
「いや、乗りやすかったから、楽しかったよ」
「……よかった」
白崎の笑顔の中に、ホッとした表情が混じっていた。
「元々、図書部の活動って、わたしのわがままで決まった話でしょ? 正直、迷惑じゃないか、心配だったの」
……迷惑と言えば、迷惑だ。
本を読むだけの部活であった図書部は乗っ取られ、俺は現に今、読みたい本が読めていない事実がある。
だが、白崎と過ごしているこの日曜の昼。
これが楽しい時であるのも、また事実だ。
「昨晩送った急なメールにもちゃんと答えてくれて、時間も作ってくれて、私のお詫びもちゃんと受けめてくれて。なんだか筧くんにしてもらってばっかりで、申し訳ないと私は思っているの」
「それは違うよ、白崎」
「え?」
「俺は自分の意志で白崎を手伝う事に決めたんだ。そこに後悔なんてないし、嫌だという感情なんてない」
「……」
「最初はゴミ拾い、次に人の恋路、さらには同級生の介護。今までじゃ体験出来なかった事を白崎に体験させてもらってる。しかも今度はビラ配り。白崎、俺はこの図書部が、俺たちの手によって成長しているのが、すごくうれしい」
「筧……くん」
「だから白崎、俺は白崎に感謝しているんだ。申し訳ないなんて思わなくて良いんだ」
「……!」
驚いた顔の白崎。
思ってもみない返事だったのだろう。
「……筧くん」
「なんだ?」
「ありがとう、ね」
「?」
「わたし、図書部を初めて良かったって、今、本当に思ってるの。手探りだし、依頼もまだ未熟だし、全然先は遠そうだし。実は毎日、結構不安なんだ。でも今、図書部は成長しているって事を知った。ううん、筧くんが教えてくれた」
白崎が立ち上がる。
「私、頑張りたいの。今はまだダメダメなのはわかってる。すぐに成果なんか出ないのもわかってる。でも、いつかきっと、汐美学園がもっともっと楽しく出来ると信じてるの。だから……」
白崎が、両手を広げる。
「だから、そこに筧くんもついて来て欲しいの。完全なるわたしのわがままなんだけど、筧くんと共に、汐美学園をもっともっと楽しく出来る方法を、さぐっていきたいの!」
「……」
俺は思わず手を伸ばす。
が、白崎は手をひっこめた。
「筧くん」
「……どうした」
「今はまだ、手を握って欲しくないの……」
「え?」
「今はまだ、筧くんについて来てもらう資格なんて、わたしにはないの。でも、いつか、この両の手を、筧くんに握って欲しい。だから、その時まで、とっておいて」
「……わかった」
「約束……だからね。でも、期限中にわたしがその資格を取れなければ、容赦なく、この手を払いのけてね」
「……あぁ」
「約束……だよ」
手と顔が、再び元に戻る。

chaosつぐみ


まるで天使――そう、羽根さえつけちゃえば、白崎は天使なんじゃないかと思うぐらいの明るい笑顔。
そして、今にもつかみたくなるこの朗らかな両手。
どこまでも真っ直ぐで、白崎にしか見えない未来を見ているような瞳。
だがその未来は、必ずこの手で現実にするんだ。
そんな覚悟も見て取れる。
白崎は、本当に不思議だ。
希望と覚悟、理想と未来、努力と困難。
これら全てを、この手で手繰り寄せ、握りしめ、実現する。
そんな事が、この恰好から読み取れる。
俺は未だかつて、そんな人を見た事あっただろうか……。

白崎の自分のお弁当を食べ終わる。
「さて、筧くん。私との約束は、これで終わりです。時間を作ってくれて、本当にありがとう」
「いや、こちらこそ礼を言わせてもらうよ。白崎と話せて楽しかったし、何より弁当が美味かった」
「えへへ、一生懸命作ってきた甲斐がありました」
「じゃぁ、明日、楽しみにしてるね」
俺はベンチから腰を浮かす。
「あ、筧くん、待って!」
白崎に呼び止められる。
「再びだけど、今日は本当にありがとう」
「こちらこそ」
「最初の方、覚えてる? わたしが焦って正門前で計測始めようとした時の事」
俺は首を縦に振る。
「あの時ね、わたしはどうやってこの失敗を挽回するかしか、頭になかったの。これから計測で苦痛な時間を与えちゃうし、お弁当は挽回のネタにはならないし。とにかくお話しして、計測の間、退屈な時間だと思わせないことにしたの」
白崎は、続ける。
「わたしは、気の利いた事なんて話せなかった。なんでまた計測をしないといけないか、不思議に思わせないための話ぐらいしか出来なかった。でも、筧くんは嫌な顔一つせず、私に従てくれた。それで本当に助かったの」
更に続ける。
「わたしは思ったの。あぁ、これが真の気遣いなんだな、って。その後、お弁当であんなに褒めてくれて。更に、『図書部の活動がうれしい』って言って、私を元気づけてくれて」
俺にはその意図はない……が、結果的に、白崎にはその何気ない行動が、救いになったようだ。
「わたしは、さっきも言ったけれど、筧くんと共に、汐美学園をもっともっと楽しく出来る方法を、さぐっていきたい。そして、筧くんと一緒に、汐美学園をもっともっと楽しい学園にしたい。その為に必死に頑張ります!」
「……期待してるよ」
「まずは見てて、ビラ配り、絶対に楽しいものにするから」
「どうだかなぁ~。イマイチ、信じられないなぁ」
「絶対に大丈夫! 必ず、楽しいものになるから!!」
「わかった。明日、楽しみにしてるよ」
「それでは筧くん、じゃあね~!」
白崎はこちらに向かって大きく手を振ると、背を向けて走り去っていった。
その白崎に向かって小さく手を振る。
ふと、白崎といた自分は、普段の自分と違うことに気が付いた。
自分はもっと他人に無関心で、暗い奴だ、と。
「……」
自分は今回、白崎といる時に変わることが出来た。
それは、まぎれもない事実だ。
たまたまなのか、はたまた……。
以前感じた、『白崎の魅力』。
本には載っておらず、そして俺に備わっていないもの……。
それは、『人を積極的にする能力』……なのだろうか。
白崎と積極的に話そうと思ったし、何より、白崎を積極的に助けてあげたかった。
沈みかけの白崎を救ってあげたくて仕方なかった。
これが正解かはわからない、が、白崎の理解しがたい部分が少し、見えた気がする。

帰宅して、思う。
今日は、楽しい一日だった、と。
一日中本を読んだ満足感とはまた少し違う満足感を、今の俺は持っている。
それをくれたのは、まぎれもなく白崎……。
だが、同時に、別の感情も芽生えていた。
『これ以上、白崎に関わってはならない』
自らが持つ防衛本能が、そう続けている。
とりあえず、GWまで――
俺は、この問題に向き合っていくとしよう。


END



いかがだったでしょうか。

前半、ずいぶん語ったので、こちらではあーだこーだ言いません。
「こんな没シーン、あったかもしれないね」
そう思っていただければ、それに代わる喜びはありません。

米原

※誤字とかあったらあとでゆっくり直します。 

世界最速! 千桃、エルザの感想と解説とレビューと。

こんにちは、米原です。

ラストはエルザ!

このキャラは私が一番好きなキャラです。
おっぱいが大きくて、美しくて、でもかわいくて、芯が座ってて……といったところ!
ユースティアのフィオネの立ち位置が最も近いでしょうか。
彼女は共和国の人間でありつつも、中盤のシーンでは「民主主義を広めるなんてのは方便」と発言しています。
つまり、農業国が農業で食って行っているように、この共和国は戦争で食って行っているのでしょう。
戦争は一時的な需要による好景気を生み出しますが、その後は恐慌になるのが世の定理。
それ故に、戦争をやめられないのでしょう。
統治した国に資源でもあればまだよいのでしょうか、朱璃の国には何かあるのでしょうか。
そのあたりも、今後期待したいところです。
個人的には、宗仁とともに共和国を打ち破り、真の民主主義国家を作るのではないかと、考えています。
そして、エルザルート後、朱璃がその国の皇帝に……と。

紫乃は帝国と共和国のハーフだということで、純粋な共和国の人間はエルザだけなのが現状です。
それゆえ、温泉が好きだったりと、共和国にはない、帝国独自の文化に目がないとの事。
温泉好き……ということは、何かラッキースケベがあるのでしょうか。
そのあたりも、どうしても気になってしまいます。

そういえば、5月のカレンダーはエルザですね。
しかしながら、私はこのエルザのCGはあまり好きではありません。
もともと、前髪ぱっつんのキャラが好きではなく、分けているか、オーガストのヒロインのようにサラサラか、どちらかが(現実でも)好きです。
何度なく、髪の毛がやぼったく、重い印象を与えるのが苦手である理由です。
しかし、それを差し引いても魅力が多いのがエルザ。
特に、このシーンは最高です。

エルザ1


さらに言うと、この表情たち。

エルザ2
エルザ3
エルザ4

今後、エルザはどんな顔を見せてくれるのか。
そして、どういう国を宗仁と作っていくのか。
今からワクワクが止まりません!

結局、エルザを一番多く語りましたね。
どうしても、(おっぱいに)注目してしまいます。

米原

世界最速! 千桃、滸の感想と解説とレビューと。

こんにちは、米原です。

さて、滸ちゃんです。

このキャラは、ゲームの初めっから終わりまで登場します。
それ故に、朱璃と並んで、体験版のけん引役となっています。
久々の……幼馴染役と言って良いのでしょうか。
なんだかんだで宗仁に興味があり、周りに冷やかされる事もしばしば。
よくある、好感度、初めから100%のキャラですね。

それゆえ、終盤には呪装刀に操られてしまいます。
それだけ宗仁の事を想っているのだから仕方ない……とも言っていられなさそうです。
例えば、宗仁との幸せな生活を保障する代わりに、朱璃を殺せ、とか。
宗仁と二人、何処か国のはずれに領土をやるから手を引け、とか。
様々な交渉ごとに宗仁を使ってくるかもしれません。
もちろん、滸ちゃんの国を想う気持ちは本物です。
ですが、宗仁と天秤にかけられた場合、どうなるかわかりません。

この体験版以降、このキャラのルートが来る可能性が、最も多いと私は思っています。
その為、体験版以降の滸の動き次第で、最初の攻略キャラがわかるのではないかと考えています。

今回、私の中のヒロインランキングで、最下位だった滸ちゃん。
しかし、CGが出るにつれ、順位が上昇。
今は暫定二位のキャラクターです。
個人的に、立ち絵は平凡なのですが、CGが素晴らしい!
今後、宗仁を落とすために自分の魅力をアピールしてくるかもしれません!
期待が高まりますね。

個人的にお気に入りのCGはこちら。

滸


こういう美少女に刃を向けられるのも、悪くないかも……。

米原

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米原 伊吹(マイバラ イブキ)と申します。忠義と愛の八月信者です。 八月至上&原理主義(マイルド派)所属。 オーガスト(特に千莉ちゃん)が好き過ぎて、Kの人に進化しました。 フォローは私の独断と偏見によって決まり、常に変動します。 なお、18禁画像を取り扱いますので、18歳未満の方が私に接触することに一切を禁止します。
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