2019年05月20日

東京六大学 早稲田×法政 3回戦

大宮まで高校野球の春季関東大会を見に行く予定だった。
ただ疲れていたし、片付けたい仕事があったのでキャンセルする。
東京六大学野球の「早稲田×法政」が3回戦に入っていた。
春季リーグ戦をまだ見ていないし、神宮に足を運んでみる。

もう優勝はない両校だけど、何しろ人材がいる。
早川隆久、三浦銀二の両先発は高校時代に何度も見ていた。
ただ「二番手以降」で気になる大器がチラホラ…。
あとはこの両校は言うまでもなく野手に人材がいる。

早稲田大学
1番 左 瀧澤虎太朗 3年 右左 180/79 山梨学院
2番 二 金子銀佑  3年 右右 169/73 早稲田実業
3番 三 福岡高輝  4年 右左 174/74 川越東
4番 左 加藤雅樹  4年 右左 185/85 早稲田実業
5番 遊 檜山篤史  4年 右右 181/78 木更津総合
6番 捕 小藤翼   4年 右左 181/80 日大三
7番 一 中川卓也  1年 右左 175/80 大阪桐蔭
8番 中 鈴木萌斗  2年 右左 180/79 作新学院
9番 投 早川隆久  3年 左左 179/72 木更津総合

法政大学
1番 三 安本竜二  4年 右右 180/85 静岡
2番 右 宇草孔基  4年 右左 185/83 常総学院
3番 遊 福田光輝  4年 右左 176/80 大阪桐蔭
4番 一 伊藤寛士  4年 右右 173/90 中京大中京
5番 二 相馬優人  4年 右左 173/72 健大高崎
6番 中 舩曳海   4年 右左 183/83 天理
7番 捕 渡邉雄太  3年 右右 177/82 いなべ総合
8番 左 宮本隆寛  2年 右左 168/66 健大高崎
9番 投 三浦銀二  2年 右右 175/75 福岡大大濠


両先発は1回戦から中1日の登板だ。

1回表。先攻は早稲田大。
1番・瀧澤が中前安打。無死1塁。
2番・金子はバントで送れず強打で遊直。一死1塁。
3番・福岡が捕飛。二死1塁。
4番・加藤の2球目に瀧澤が二盗成功。二死2塁。
加藤は3−2から右中間を破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<早稲田大 1−0 法政大>
加藤雅樹はいい意味で「ゆったり」振っている感じ。
柔らかくてフォロースローが大きくて、どちらかと言えば長距離打者。
ただ今季の打率は4割を超え、六大学通算も3割を超えている。
早稲田は5番・檜村が遊ゴロで攻撃終了。

法政の先発は三浦銀二。右上手の技巧派だ。
高校時代は「しなやか系」だったけれど、パワフルになった。
下半身にしっかり「乗せられる」フォームにもなっている。
腕の振りはコンパクトだけど、リリースの瞬間に力を込められる。
ただ疲労の蓄積もあるのか1年次に比べるとちょっと状態が悪い。
フォームの伸びやかさがなく、置きに行っている感じもあった。
今日の球速は速球系が132〜45キロ。
この速度帯でボールが左右に滑る。
高校時代はシュートしていたけれど、今は逆にカット気味の球筋が良い。
変化球はスライダーが116〜21キロ。
ちょっと動きすぎなくらいに横滑りする球筋だ。
フォークが124〜27キロ。
カーブが104〜08キロ。

1回裏。後攻は法政大。
1番・安本がツーシームで空振り三振。
2番・宇草は3−1からセンターバックスクリーンにソロ本塁打。
<法政大 1−1 早稲田大>
3番・福田が中飛落球で生きる。一死2塁。
4番・伊藤は中飛。二死2塁。
5番・相馬が遊ゴロで攻撃終了。

早稲田の先発は早川隆久。左の技巧派だ。
高校時代は個人的にこの世代で最高の左腕だと思っていた。
フォームがスムーズで無駄がなくて、とにかく筋が良い雰囲気でしたね。
今は心持ち重心を沈めて、上半身が遅れて出てくる。
大学に入っていきなり球速が上がって、でもバランスを崩した。
大丈夫かな?と思ったけれど、昨秋に復活の兆しを掴み、この春は絶好調だ。
今日の球速は速球が133〜47キロ。
変化球はチェンジが129〜35キロ。
スライダーが128〜30キロ。
カーブが113〜17キロ。

2回表。
早稲田は6番・小藤が三ゴロ。
7番・中川卓は二飛。
8番・鈴木萌が0−2からライトにソロ本塁打。
<早稲田大 2−1 法政大>
9番・早川は内角スライダーで見逃し三振。攻撃終了。

2回裏。
法政は6番・舩曳が三前安打。無死1塁。
7番・渡邉の1−1からに舩曳が牽制で挟殺死。一死無走者。
渡邉が右中間を破る二塁打。一死2塁。
8番・宮本は三ゴロ。二死2塁。
9番・三浦が右前タイムリー安打。二死1塁。
<法政大 2−2 早稲田大>
1番・安本の初球に早川隆久が暴投。二死2塁。
安本は遊ゴロで攻撃終了。

3回表。
早稲田は1番・瀧澤が速球で見逃し三振。
2番・金子は一ゴロ。
3番・福岡が四球。二死1塁。
4番・加藤は中飛で3アウト。

3回裏。
法政は2番・宇草が中飛。
3番・福田は三飛。
4番・伊藤が中前安打。二死1塁。
5番・相馬は遊ゴロで3アウト。

4回表。
早稲田は5番・檜村が左飛。
6番・小藤が捕邪飛。
7番・中川卓は四球。二死1塁。
8番・鈴木萌が中飛で3アウト。

4回裏。
法政は6番・舩曳が速球で空振り三振。
7番・渡邉が三ゴロ。
8番・宮本は投前安打。二死1塁。
9番・三浦が右飛で3アウト。

5回表。
早稲田は9番・早川が三前安打。無死1塁。
1番・瀧澤がライト線を破る二塁打。無死2,3塁。
2番・金子が中前タイムリー安打。無死1、3塁。
<早稲田大 3−2 法政大>
金子は次打者の2球目に二盗成功。無死2、3塁。
3番・福岡が右犠飛。一死3塁。
<早稲田大 4−2 法政大>
4番・加藤は中前タイムリー安打。一死1塁。
<早稲田大 5−2 法政大>

法政はここで三浦銀二が降板。
二番手投手に内沢航大を起用する。
内沢は八戸工大一高出身の4年生。
195cm・92kgの右スリークォーターだ。
ちょっと暴れた感じの力強いフォーム。
斜めに叩きつけるように腕を振る。
球速は速球が137〜46キロ。
球速以上の「威圧感」「迫力」がありますね。
変化球はスライダーが126〜29キロ。
カーブが112〜15キロ。

早稲田は5番・檜村がチェンジで空振り三振。二死1塁。
6番・小藤は平凡な中飛…。
と思ったら舩曳海が落球。
一塁走者は二死でスタートを切っており生還。二死1塁。
<早稲田大 6−2 法政大>
7番・中川卓が中飛。攻撃終了。

5回裏。
法政は1番・安本が三ゴロ。
2番・宇草は中前安打。一死1塁。
3番・福田が二ゴロ併殺で3アウト。

6回表。
早稲田は8番・鈴木萌が左前安打。無死1塁。
9番・早川が速球で空振り三振。一死1塁。
1番・瀧澤の2球目に鈴木萌が二盗成功。一死2塁。
瀧澤はスライダーで空振り三振。
捕手がファンブルする間に鈴木萌は三盗成功。二死3塁。
2番・金子が捕邪飛で攻撃終了。

6回裏。
早稲田はこの回から二番手投手に田中星流を起用する。
田中星は仙台育英高出身の1年生。
181cm・85kgの右腕だ。
今日の球速は速球が最速139キロ。

法政は4番・伊藤が中前安打。無死1塁。
5番・相馬は左前安打。無死1、2塁。
6番・舩曳の2球目に田中星流が暴投。無死2,3塁。
舩曳は四球。無死満塁。

早稲田はここで田中星流が降板。
三番手投手に今西拓弥を起用する。
今西は広陵高出身の3年生。
200cm・90kgの左スリークォーター。超長身の変則派だ。
「カクッ」とした感じの二段モーションだ。
スタンスは狭めで、左足を置いた後に小休止が入る。
重心を少し後ろに残し気味で、横回旋で腕を振る。
今日の球速は速球が134〜40キロ。
変化球はカーブが100〜12キロ。
このカーブは強烈ですね。
スライダーが119〜25キロ。
フォークが120キロ台後半。

法政は7番・渡邉が押し出しの四球。無死満塁。
<早稲田大 6−3 法政大>
8番・宮本も押し出しの四球。無死満塁。
<早稲田大 6−4 法政大>
代打・羽根龍二が速球で空振り三振。一死満塁。
1番・安本は二ゴロ併殺で攻撃終了。
今西拓弥が連続押し出しから建て直した。

7回表。
法政はこの回から三番手投手に新井悠太朗を起用する。
新井は折尾愛真高出身の4年生。
167cm・67kgの左サイドハンドだ。
今日の球速は速球が128〜35キロ。
変化球はスライダー、チェンジが108〜21キロ。

早稲田は3番・福岡が左飛。
4番・加藤がスライダーで見逃し三振。
5番・檜村は中飛で三者凡退。

7回裏。
法政は2番・宇草が四球。無死1塁。
3番・福田は三ゴロで二封のみ。一死1塁。
4番・伊藤の0−0から今西拓弥がボーク。一死2塁。
伊藤は遊ゴロ。二死3塁。
5番・相馬が左飛で無得点。

8回表。
早稲田は6番・小藤が二飛。
7番・中川卓は中飛。
8番・鈴木萌がスライダーで空振り三振。三者凡退。

8回裏。
法政は6番・舩曳がフォークで空振り三振。

早稲田はここで今西拓弥が降板。
四番手投手に柴田迅を起用する。
柴田は早大学院出身の3年生。
177cm・72kgの右腕だ。
球速は速球が136〜41キロ。
変化球はカーブが108〜12キロ。

法政は7番・渡邉が中飛。
8番・宮本が二ゴロで三者凡退。

9回表。
早稲田は代打・吉澤一翔が内角のスライダーを強振。
レフトスタンドに飛び込むソロ本塁打となる。
<早稲田大 7−4 法政大>
1番・瀧澤が三塁線を破る二塁打。無死2塁。

法政はここで新井悠太朗が降板。
四番手投手に柏野智也を起用する。
柏野は広陵高出身の3年生。
176cm・80kgの右腕だ。
球速は最速が137キロ。

早稲田は2番・金子が中飛。一死2塁。

法政は柏野智也が打者ひとりで降板。
五番手投手に鈴木昭汰を起用する。
鈴木は常総学院出身の3年生。
175cm・80kgの左腕だ。
今日の球速は速球が134〜37キロ。
変化球はスライダーが120キロ台前半。

早稲田は3番・福岡が左邪飛。二死2塁。
4番・加藤が右飛で無得点。

9回裏。
早稲田は五番手投手に徳山壮磨を起用する。
徳山は大阪桐蔭高出身の2年生。
183cm・73kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が136〜46キロ。
変化球はスライダーが128〜32キロ。
小さく横滑りして素晴らしい。
カーブが110キロ台中盤。

法政は代打・中原輝也が二ゴロ。
1番・安本は三前安打。一死1塁。
2番・宇草が左前安打。一死1、2塁。
3番・福田は中飛。二死1,2塁。
4番・伊藤が右飛で無得点。

ここで試合終了。
早稲田が法政を下して勝ち点を獲得。
最終節の早慶戦に向けて弾みをつけている。


安打  210 041 002 10 四 失
早稲田┃110|040|001┃7 2 1
法政 ┃110|002|000┃4 4 1
安打  131 112 002 11
法政:●三浦、内沢、新井、柏野、鈴木
早稲田:○早川、田中、今西、柴田、徳山

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 18:15|PermalinkComments(0) 大学野球 

2019年05月19日

関東大学2部 国士舘×立教

今日は16時から野津田でJ2があった。
調べたら午後イチに掛け持ちできる試合がある。
関東2部の上位対決。
国士舘、立教は5試合を終えて勝ち点8で「3位グループ」だ。
会場が国士舘の鶴川グラウンドで我が家や野津田まで自転車圏内。
13時キックオフなので普通に間に合う。
そういう事情でこのカードに足を運んだ。

鶴川グラウンドは人工芝の練習場なのだが、
ピッチの半面に「ひな壇」があり、今季の前には椅子と屋根も設置された。
両校の控え部員が賑やかで、7段ほどのスタンドは一般客も含めてかなりの入り。
国士舘はともかく立教サイドが妙に熱血で不思議に思ったが、
FC東京U-18のカルチャーを築いた倉又寿雄氏が監督を務めている。
彼の「熱血」がピッチ内外にしっかり伝わっているのだろう。

国士舘大学
GK 21 田代琉我  3年 184/78 日大藤沢
DF 23 中村駿   2年 176/65 東福岡
    6 松本拓海  4年 167/65 東大阪大柏原
    3 住吉ジェラニレショーン
           4年 181/75 日大藤沢
    2 西本卓申  3年 168/62 鹿島Y
MF  8 谷村海那  4年 182/76 花巻東
   34 綱島悠斗  1年 187/76 東京V・Y
   10 明本考浩  4年 170/65 栃木Y
   39 棚橋尭士  1年 171/69 横浜FM・Y
   18 澁谷雅也  3年 162/60 国学院久我山
FW 11 盒桐樹  3年 181/72 埼玉栄

ーーーーーーー盒供次次次次次次
ーー澁谷ーーー棚橋ーーー明本ーー
ーーーーー綱島ーー谷本ーーーーー
ー西本ーー住吉ーー松本ーー中村ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー田代ーーーーーーー

立教大学
GK 12 瀬尾光宏  3年 178/65 三田学園
DF 28 堀博昭   1年 174/69 千葉U−18
    4 井浦智史  4年 181/72 東久留米総合
   22 菅原道人  3年 178/64 横浜FC・Y
    7 奥谷康平  4年 177/68 駒場
MF 20 大塚諒   3年 166/55 前橋育英
    3 武智悠人  3年 171/68 駒大高
   11 佐藤誠司  4年 172/62 前橋育英
   15 桐蒼太   2年 162/58 日大藤沢
   10 吉田直矢  4年 166/69 JFAアカデミー福島
FW 27 宮倉樹里杏 2年 183/67 川越東

ーーーーーーー宮倉ーーーーーーー
ーー桐ーーーー吉田ーーー佐藤ーー
ーーーーー武智ーー大塚ーーーーー
ー奥谷ーー菅原ーー-井浦-ーー堀ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー瀬尾ーーーーーーー


試合はスタートからかなり「バチバチ」した展開。
どちらも浮き球を躊躇なく使い、エアバトルも多い。
国士舘は盒桐樹、立教は宮倉樹里杏と「動ける長身FW」がいる。
彼らをターゲットにするのも一つの狙いだろう。

両チームとも「左利きの背番号10」が攻撃のキーマンだ。
立教の吉田直矢は「引いてくる2トップ」というイメージ。
ポジションにこだわらず、彼がボールを集めてパス&ゴーでリズムを作っていく。
スペースを突くキラーパスも持っている。
国士舘の明本考浩は面白いタッチを持っている。
左足の「アウト」を上手く使えるタイプで、
飛び込もうとしても飛び込めないボールの置き方、距離の取り方ができる。

12分、国士舘は左サイドで相手ボールを奪ってカウンター。
棚橋尭士が軽く内側にカットインしてルックアップ。
40m近い距離から右足を振り抜くと、これがゴール左隅に突き刺さった。
<国士舘大 1−0 立教大>

棚橋尭士は横浜FMユースで活躍していたストライカー。
気づいたら国士舘に入っていて、抜擢にいきなり応えた。

22分、立教は吉田直矢が右サイドからスローイン。
佐藤誠司が一気に縦へ運んでDFが追走する。
佐藤がゴール右に切れ込み、GKとCBが内を切る。
しかし「3人目」が寄ってきて逆にスペースが空いた。
佐藤は冷静に折り返して、桐蒼太がフリーで流し込んだ。
<立教大 1−1 国士舘大>

立教は佐藤誠司が縦への「推進力」を発揮していた。
スピードがあるし、ファーストタッチからスムーズ。
加えて持った後のクオリティもある。

27分、国士舘大は澁谷雅也が左サイドから右足の浮き球で折り返す。
盒桐樹がGKとハイボールを競り合う。
GKはバランスを崩したがファウルの笛はない。
盒兇ボールを収めて無人のゴールに流し込んだ。
<国士舘大 2−1 立教大>

39分、立教は佐藤誠司が自陣右サイドから縦フィード。
宮倉樹里杏はCBを背にして受ける素振りを見せつつスルー。
吉田直矢ががら空きのスペースに抜け出して、30mの独走ドリブルで運ぶ。
吉田はゴール右から1対1。
しかし利き足と逆の右足で狙ったシュートは左ポストに弾かれた。

国士舘のCB住吉ジェラニレショーンは1部も含めて大学最強レベル。
相手と近い間合いで競れば問答無用に強いし、空中戦も得意だ。
ただこの場面は彼の食いつきを立教がうまく利用した。

前半45分は国士舘が1点リードで終了。
試合は後半。

50分、国士舘の波状攻撃。
相手のクリア?を明本考浩がヘッドで擦らす。
立教DFが枠内でカバーしたものの上手く弾けずゴールイン。
<国士舘大 3−1 立教大>

57分、国士舘は綱島悠斗が右サイドに開く。
明本考浩は相手のアプローチを上手くいなして縦に入れる。
盒桐樹が縦に抜け出してゴール右から流し込んだ。
<国士舘大 4−1 立教大>
しかしここで試合は決まらない。

62分、立教は武智悠人→木本拓夢。大塚諒→佐藤大雅。
立教の布陣がこう↓
ーーーー宮倉ーーー-佐藤誠-ーーー
ー-佐藤大-ーー吉田ーーーー桐ーー
ーーーーーーー木本ーーーーーーー
ー奥谷ーー菅原ーー-井浦-ーー堀ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー瀬尾ーーーーーーー


64分、立教は佐藤誠司の仕掛けからPKを獲得。
64分、国士舘はファウルをした谷村海那に警告。

64分、立教は吉田直矢がPKを左足で狙う。
しかしGK瀬尾光宏が片足でブロック。

73分、立教は奥谷康平が左サイドから折り返す。
吉田直矢は飛び込んで合わせたが、枠内をDFにブロックされる。
しかし佐藤誠司がこぼれ球に詰めて押し込んだ。
<国士舘大 4−2 立教大>

74分、立教は佐藤誠司→原大知。
立教の布陣がこう↓
ーーー-佐藤大-ーーー宮倉ーーーー
ーー桐ーーーー吉田ーーーー原ーー
ーーーーーーー木本ーーーーーーー
ー奥谷ーー菅原ーー-井浦-ーー堀ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー瀬尾ーーーーーーー


76分、立教は奥谷康平が左サイドからグラウンダーの折り返し。
佐藤大雅が右足で擦らしたシュートがGKの脇を抜けていった。
<国士舘大 4−3 立教大>

奥谷康平はこれで2点に絡んだ。
FC町田ゼルビアジュニアユース出身なので地元で大活躍(笑)
PK失敗がむしろ「誘い水」になって立教はイケイケに。

83分、国士舘は谷村海那に警告。
これが2枚目で退場となる。
国士舘はこれではっきり引かざるを得なくなる。
明本考浩をボランチ、棚橋尭士を右サイドに下げて[4−4−1]に。

ただ国士舘は守ったことでむしろリズムを取り戻した。
再三再四のハイボールも田代琉我が跳躍力と広い守備範囲を生かして安定した対応を見せる。

86分、国士舘は盒桐樹→梶谷政仁。棚橋尭士→松岡大智。
布陣はまだ[4−4−1]のまま。

88分、国士舘は澁谷雅也→大森圭一郎。
国士舘の最終布陣は[5−3−1]の形↓
ーーーーーーー梶谷ーーーーーーー
ーーー明本ーーーーーー松岡ーーー
ーーーーーーー綱島ーーーーーーー
ー西本ー住吉ー大森ー松本ー中村ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー田代ーーーーーーー


93分、立教は桐蒼太に警告。

国士舘が数的不利を耐えてタイムアップ。
4−3で立教を下し、2位浮上を果たしている。

augustoparty at 19:50|PermalinkComments(0) サッカー(大学) 

2019年05月18日

関東大学1部 流通経済×立正

関東大学サッカーリーグは第6節。
今季から「1会場2試合開催」の原則が無くなった。
せっかくの西が丘なのに1試合しか見られない。
ただこの両校を見たかったのでこのカードを見に来た。

流通経済大は1分け4敗で12チーム中12位と苦しんでいる。
立正大は昇格チームながら3勝1分け1敗で3位と好調。
「不調の名門」と「好調の新興勢力」の戦いだ。

流通経済大学
GK  1 オビパウエルオビンナ
           4年 193/78 JFAアカデミー
DF 28 吉村仁志  1年 183/72 大津
    3 本村武揚  4年 178/75 流経大柏
   13 伊藤敦樹  3年 183/72 浦和Y
MF 27 加瀬直輝  1年 164/50 尚志
   14 安居海渡  2年 174/69 浦和学院
    5 宮本優太  2年 170/69 流経大柏
   10 山口大輝  4年 175/60 西武台
    7 菊地泰智  2年 160/56 流経大柏
FW 26 齊藤聖七  1年 171/63 清水Y
   11 満田誠   2年 170/62 広島Y

ーーーー満田ーーーー齊藤ーーーー
ーーーーーーー菊地ーーーーーーー
ー宮本ーー安居ーー山口ーー加瀬ー
ーーー伊藤ーー本村ーー吉村ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーオビーーーーーーー

立正大学
GK 12 渡辺聖也  4年 183/73 帝京
DF  2 吉野巧人  4年 176/63 帝京三
    5 中塩大貴  4年 181/67 浦和Y
    4 今村晃   4年 182/75 市立船橋
MF  3 鈴木康孝  3年 170/60 矢板中央
   16 近藤拓海  3年 170/60 浦和東
    7 梅村豪   3年 168/59 清水Y
   13 武田夏輝  4年 172/63 清水Y
FW 18 平松昇   3年 165/57 清水Y
   10 人見拓哉  4年 175/63 矢板中央
   11 見原慧   4年 175/65 新潟西

ーーーーーーー見原ーーーーーーー
ーーー人見ーーーーーー平松ーーー
ー武田ーー梅村ーー近藤ーー鈴木ー
ーーー今村ーー中塩ーー吉野ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー渡辺ーーーーーーー


立ち上がりの立正は極端なほど外にボールを振っていた。
中塩大貴、武田夏輝、平松昇と要所要所にレフティーもいる。
武田は半身&ワンステップで蹴るライナー性のクロスがいい。
ただ流経の3バックはハイボールに強く、そこの対応は問題なかった。
立正のDFはしっかりスペースを消して組織で守る。
中塩大貴は浦和ユース時代から印象的だった。
CBだけど相手を見てパスを出せる上手さがありますよね。
上のレベルでも通用する可能性がある人材だ。

流経も1、2年生を中心に「個」はある。
齊藤聖七はボールを離す、空いた味方を活かすのが上手い。
加瀬直輝も鋭い切り返しからの突破が楽しい。
安居海渡は強さ、鋭さもあって足を止めない。
縦方向のアグレッシブなフィードもよく狙っていた。
ただゴールを奪うだけの「凄み」がチームとして乏しい。

菊地泰智、宮本優太の流経同級生コンビは高校時代から全国区。
菊地は小柄だけど左足のキック、ターンの速さが素晴らしい。

24分、立正は右CKを人見拓哉がセット。
ファーに固まっていた選手たちが意味ありげに自陣方向へジョグ。
人見もグラウンダーの少し緩いボールをニアに入れる。
「どんなトリックプレーだ?と注目してみたら、
梅村豪がそのまま右足でボレーを合わせる。
斜めから狙ったシュートがそのままゴールイン。
<立正大 1−0 流通経済大>

26分、流経は宮本優太がゴール正面から30m超のロングシュート。
強烈なライナーだったが左ポストに弾かれた。

27分、流経は菊地泰智が左足でスルーパス。
加藤夏輝が抜け出して、切り返して左足に持ち替えてエリア右からシュート。
GK渡辺聖也の正面だった。

30分、立正は鈴木康孝が右サイドから仕掛ける。
そのこぼれ球から混戦になって、最後は梅村豪が右斜めから豪快に叩き込んだ。
<立正大 2−0 流通経済大>
梅村は本日2点目。これはゴラッソだった。

45分、流経は安居海渡が自陣から持ち上がって右に振る。
齊藤聖七がこれを受けて縦につなぐ。菊地泰智は左に振る。
最後は伊藤敦樹が走り込んで右足一閃。
シュートはバーを叩いてそのままゴールイン。
<立正大 2−1 流通経済大>
パスが足元でなく「動いている選手」につながって、テンポよくボールが動いた。

立正が2−1とリードして前半45分が終了する。
試合は後半。

62分、立正は鈴木康孝に警告。
64分、流経のFKは左中間やや中寄りでエリアすぐ外の好位置。
安居海渡は右足で直接狙って良いコースだったが壁の上端にヒット。

67分、流経は加瀬直輝→金原朝陽。
流経の布陣がこうなる↓
ーーーー金原ーーーー齊藤ーーーー
ーー満田ーーーーーーーー菊地ーー
ーーーーー山口ーー安居ーーーーー
ー伊藤ーー本村ーー吉村ーー宮本ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーオビーーーーーーー


菊地泰智はどんどん中に入っていく。
宮本優太が菊地の空けたスペースに入って高く出ていた。
あとボランチの山口大輝がパス&ゴーでどんどん攻め上がる。
山口はダイナミックなボックスtoボックスの動きがいい。
ただ「奪われた後」の備えが乏しく、相手のカウンターも増える。

75分、立正は平松昇→藤森亮志。

78分、立正は見原慧が右サイドで浮き球を吉村仁志と競る。
見原は競り勝って上手く収めてそのままスペースに独走。
エリア内でほぼ1対1の状況から左足シュートを狙う。
決定的だったものの、これはGKオビパウエルオビンナにストップされた。

ただし立正の攻勢は止まらない。
83分、立正は近藤拓海が中央から一気に運び出す。
そのまま右サイドの鈴木康孝とワンツーパス交換。
近藤はエリア内でしかもいい態勢だったが冷静に左へ落とす。
最後は藤森亮志が押し込んだ。
<立正大 3−1 流通経済大>

85分、立正は近藤拓海の運び出しから左サイドでチャンスメイク。
武田夏輝が左サイドを抜け出して折り返す。
GKは飛び出したもののクロスに触れない。
鈴木康孝はファーからフリーでボレーを合わせる。
これは決定的だったものの枠外。

86分、立正は近藤拓海が中央からドリブルで運んで左に落とす。
人見拓哉がゴール左斜めから流し込んだ。
<立正大 4−1 流通経済大>

近藤拓海が「残り10分」で素晴らしい推進力を見せていた。
流経が疲れていた、スペースが空いていたという事情はある。
ただそれにしても一歩目でグイッと持ち出して、
そのまま中央の狭いスペースを咲く低重心ドリブルは見事。

90分、立正は人見拓哉→瀧田隆希。
立正の最終布陣がこう↓
ーーーーーーー藤森ーーーーーーー
ーーー瀧田ーーーーーー平松ーーー
ー武田ーー梅村ーー近藤ーー鈴木ー
ーーー今村ーー中塩ーー吉野ーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー渡辺ーーーーーーー


試合は4−1でタイムアップ。
立正が好調を維持して2位に浮上している。

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2019年05月12日

仙台六大学 仙台×東北福祉

今日は横浜アリーナでBリーグの入れ替え戦を見る予定だった。
しかしB1・B2入れ替え戦が無くなった。
そこで以前から見たかった仙台六大学野球に予定変更。
やまびこ号の自由席に乗って、仙台に向かった。

仙台六大学といったらやはり東北福祉大。
昨年の大学野球選手権を制した強豪だ。
一方で近年は仙台大、東北学院大などなどから好投手が出ている。
仙台大なら熊原健人、東北学院大なら岸孝之、本田圭佑といった顔ぶれだ。
今年も仙台大が150キロ級の本格派を複数揃える陣容だ。
ただし彼らを全国舞台へ出るには東北福祉大という高い壁がある。
12日はその東北福祉大と仙台大の2回戦が組まれていた。

仙台大学
1番 右 佐藤優悟  4年 右右 182/90 柴田
2番 一 今津涼   3年 右左 173/73 仙台育英
3番 中 佐野如一  3年 右左 175/80 霞ヶ浦
4番 右 上原慧   4年 右左 172/68 英明
5番 指 佐久田英尚 4年 右左 173/80 首里
6番 三 柿澤郁也  4年 右右 180/82 佐野日大
7番 捕 村井良彦  4年 右右 177/81 社
8番 二 益子侑也  2年 右左 165/71 霞ヶ浦
9番 遊 大北広紀  2年 右右 171/70 駒大苫小牧
   投 宇田川優希 3年 右右 184/95 八潮南

東北福祉大学
1番 左 里見治紀  4年 右左 177/73 花咲徳栄
2番 二 永濱晃汰  4年 右左 179/73 明秀日立
3番 左 柿崎航   4年 右左 165/63 鶴岡東
4番 中 清水聖也  4年 右右 180/77 智辯学園
5番 遊 元山飛優  3年 右左 179/68 佐久長聖
6番 指 増田雄亮  4年 右右 181/77 日高中津
7番 三 楠本晃希  3年 右左 178/75 花咲徳栄
8番 捕 岩魁人  4年 右左 171/76 九州国際大学付属
9番 一 溝口慶周  4年 右左 168/69 東邦
   投 山野太一  3年 左左 170/70 高川学園


宇田川優希はもちろんだが、山野太一も未見だった。
両校で一番見たかった投手が先発してホッとする。

1回表。先攻は仙台大。
1番・佐藤が内角スライダーで空振り三振。
2番・今津は二ゴロ。
3番・佐野が外角カットで空振り三振。

東北福祉大の先発は山野太一。左の技巧派だ。
小柄だし身体の使い方は控えめ、抑えめ。
でも下半身が強そうだし、リリースの瞬間にギュッと入力できる。
テイクバックがコンパクトで、出どころを「隠せる」ところもいい。
加えて速球、変化球で腕の振りに差がない。
今日の球速は速球、ツーシームが137〜45キロ。
変化球はカットが130キロ台中盤。
スライダー125〜29キロ。
チェンジが117〜27キロ。
カーブが101〜11キロ。
スライダー、カットが小さくて素晴らしく切れる。
左打者の内角、右打者の外角にもスライダーを投げていた。
少し「抜け」があったけれど、狙い通りの球筋になれば魔球感あり。
注文をつけるなら細かい制球だが、完成度は大学生離れしている。
大学時代の東克樹に比べるとパワーはないけれど「上手さ」はこちらが上。
2020年の上位候補として名前が挙がるだろう。

1回裏。後攻は東北福祉大。
1番・里見が二ゴロ。
2番・永濱は一ゴロ。
3番・柿崎が二ゴロで三者凡退。

仙台大の先発は宇田川優希。右上手の本格派だ。
まず見た目が迫力満点。腰回り、太ももが規格外に太い。
公称は95キロだけど、もっとあるのではないだろうか。
ただお腹が出ているから、どうしても「開き」はある。
上半身を少し斜めに傾けて、真上から叩きつけてくる。
腕が「いきなり出てくる」感じだった。
今日の球速は速球が138〜48キロ。
変化球はフォークが128〜36キロ。
スライダーが124〜36キロ。
カーブが110キロ台後半。

宇田川は制球やペース配分を考えて投げている感じで、
球速はもっと出そうとすれば出る雰囲気だった。
しなるタイプでは無いけれど、腕が振れているのだろう。
とにかく変化球のキレが素晴らしい。
空振りを奪う「伸びのある」速球もあるらしいが、
ウイニングショットにフォーク、スライダーを使っていた。
あと今日は制球が安定していましたね。
こういう巨漢のパワー投手はどうしても評価が分かれる。
ただあの変化球を見ると指先感覚、腕の振りも強みにできそう。
やはり2020年のドラフト上位候補だろう。

2回表。
仙台は4番・上原が二飛。
5番・佐久田は三ゴロ。
6番・柿澤がストレートの四球。二死1塁。
7番・村井は右飛で3アウト。

2回裏。
東北福祉は4番・清水がスライダーで見逃し三振。
5番・元山は遊飛。
6番・増田が三ゴロで三者凡退。

3回裏。
仙台は8番・益子がスライダーで空振り三振。
9番・大北が三前安打。一死1塁。
1番・佐藤は三ゴロ併殺で3アウト。

3回裏。
東北福祉は7番・楠本が右飛。
8番・岩は131キロのスライダーで空振り三振。
9番・溝口が一ゴロで三者凡退。

4回表。
仙台は2番・今津が中前安打。無死1塁。
3番・佐野が三邪飛。一死1塁。
4番・上原は142キロの外角速球で見逃し三振。二死1塁。
5番・佐久田の0−0から今津がスタート。
山野太一は一塁に牽制したがそのまま二盗成功。二死2塁。
佐久田は四球。二死1、2塁。
6番・柿澤がチェンジで空振り三振。3アウト。

4回表。
東北福祉は1番・里見がセーフティ狙いの三ゴロ。
2番・永濱は2球目の速球を引っ張る。
詰まったようにも見えたが、追い風に乗った。
ライトのフェンスをギリギリで越えるソロ本塁打。
<東北福祉大 1−0 仙台大>
東北福祉大は初安打で先制する。
3番・柿崎が二ゴロ。
4番・清水はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

5回表。
仙台は7番・村井が見逃し三振。
8番・益子は二ゴロ。
9番・大北が投ゴロで三者凡退。

5回裏。
東北福祉は5番・元山が二ゴロ。
6番・増田がフォークで空振り三振。
7番・楠本は中直で三者凡退。

6回表。
仙台は1番・佐藤が外角スライダーで空振り三振。
2番・今津は四球。一死1塁。
3番・佐野が速球で空振り三振。二死1塁。
4番・上原は外角スライダーで空振り三振。

6回裏。
東北福祉は8番・岩が三ゴロ。
9番・溝口が捕邪飛。
1番・里見は中飛で三者凡退。

7回表。
仙台は5番・作田が右前安打。無死1塁。
6番・柿澤はバントで送れず強打して遊ゴロ併殺。二死無走者。
7番・村井が外角速球で見逃し三振。3アウト。

7回裏。
東北福祉は2番・永濱がフォークで空振り三振。
3番・柿崎が二ゴロ。
4番・清水は中前安打。二死1塁。
しかし清水は2球目に二盗失敗。3アウト。

8回表。
仙台は8番・益子が一ゴロ。
溝口慶周が一二塁間の強烈な打球を好捕した。
9番・大北は中前安打。一死1塁。
1番・佐藤が右飛。二死1塁。
2番・今津は144キロの外角速球で空振り三振。

8回裏。
東北福祉は5番・元山が中飛。
6番・増田は外角高め速球で空振り三振。
7番・楠本が一飛で三者凡退。

9回表。
東北福祉はこの回から二番手投手に津森宥紀を起用する。
津森は和歌山東高出身の4年生。
177cm・78kgの右サイドハンドだ。
大学1年から大学日本代表に選ばれていた全国区でもある。
荒々しいフォームから、とにかく思い切り投げ込んでくる。
今日の球速は速球が141〜45キロ。
変化球は投げなかった。

仙台は3番・佐野が三邪飛。
代打・川村友斗は右飛。
代打・庵原晃太が遊ゴロで三者凡退。

ここで試合終了。
今日の宇田川優希は球審の広いソーンにも助けられて四死球ゼロ。
大学王者を被安打2に抑える堂々の好投を見せた。
しかし一発に泣き、敗戦投手となっている。

山野太一も8回を被安打2、四死球2、11奪三振と好投。
2020年の上位候補による、見ごたえがある投手戦でした。

安打   001 100 110 4 四 失
仙台  ┃000|000|000┃0 2 1
東北福祉┃000|100|00×┃0 0 0
安打   000 100 10  2

東北福祉:○山野、津森
仙台:●宇田川


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2019年05月07日

関東大学1部 筑波×順天堂

関東大学サッカーリーグ戦は第5節。
柏の葉公園総合競技場の第2試合は筑波と順天堂の対戦だ。
筑波は3勝1分けで関東1部の首位。
順天堂は2勝2敗で12校中7位に位置している。

筑波の三笘薫、順天堂の旗手怜央はいずれも川崎フロンターレに内定済み。
筑波は高嶺朋樹もコンサドーレ札幌に内定している。
3年生以下にもJで再会する選手はいるはずだ。
そんなわけでタレント軍団同士の注目カードである。

筑波大学
GK 30 阿部航斗  4年 186/82 新潟U-18
DF 14 山原怜音  2年 163/57 JFAアカデミー
   28 森侑里   1年 183/71 大宮U-18
    4 山川哲史  4年 185/79 神戸U-18
    5 井川空   2年 178/70 札幌U-18
MF  6 渡邉陽   3年 167/65 浦和Y
   10 高嶺朋樹  4年 177/73 札幌U-18
   19 加藤匠人  2年 170/65 柏U-18
   15 池谷祐輔  2年 167/66 川崎U-18
    7 三笘薫   4年 177/66 川崎U-18
FW 18 森海渡   1年 185/75 柏U-18

ーーーーーーー森海ーーーーーーー
ーー三笘ーーー池谷ーーー加藤ーー
ーーーーー高嶺ーー渡邉ーーーーー
ー井川ーー山川ーー森侑ーー山原ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー阿部ーーーーーーー

順天堂大学
GK  1 佐藤久弥  3年 179/75 東京V・Y
DF 22 後藤裕二  1年 174/68 矢板中央
   23 山大地  1年 184/77 広島Y
    5 村松航大  4年 171/70 清水Y
    3 三國スティビアエブス
           3年 182/70 青森山田
MF 18 大森真吾  1年 179/71 東福岡
   28 安島樹   1年 179/68 大宮Y
   26 寺山翼   1年 179/75 FC東京U-18
   15 大谷京平  3年 166/64 柏U-18
FW 16 長倉幹樹  2年 176/68 浦和Y
   10 旗手怜央  4年 171/70 静岡学園

ーーーー旗手ーーーー長倉ーーーー
ーー大谷ーーーーーーーー大森ーー
ーーーーー寺山ーー安島ーーーーー
ー三國ーー村松ーー山ーー後藤ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー佐藤ーーーーーーー


順天堂は先発に1年生を5名起用していた。
選手権、クラ選と大舞台で活躍した選手ばかり。
寺山翼は新座片山FCのときにFWとして大活躍だった。
それが「むさし」に入ったらエレガントなボランチに転身。
片山出身で大成する選手はドリブラー、GKが多い。
でも寺山はいい意味で全く違う方向に進みつつある。

11分、筑波は高嶺朋樹に警告。

38分、筑波は山原玲音が右サイドから折り返す。
森海渡はファーで足元にボールが入る。
しかし森がとっさに放ったシュートは弱くGKの正面。

40分、順天堂は山大地に警告。

前半はほとんど何も起こらなかった。
筑波は右SBの山原怜音が高く張り出す。
これに対して順天堂はサイドハーフをそのまま引かせていた。
逆にボランチは高く出て、縦のパスコースを消す。
極端に言うと[6−2−2]のような構えで対応していた。
連戦ということもあるのか、攻撃に移っても両チームは無理をしない。
当然スコアレス。平穏無事な45分間だった。

しかし後半に入ると展開が激変する。
47分、筑波は三笘薫が左サイドから縦に絶妙スルーパス。
渡邉陽がエリア内に抜け出して折り返す。
池谷祐輔がファーから合わせてシュート。
DFがブロックしたものの、勢いが勝ってそのままゴールイン。
<筑波大学 1−0 順天堂大学>

51分、筑波は三笘薫が左サイドから仕掛ける。
縦を消しに来るDFを見て中へと上手くコースを変えた。
三笘はそのまま切れ込んで左から中へ折り返す。
池谷祐輔がトラップからシュートを放つが、GKにブロックされる。

筑波が「突きどころ」を見つけた印象の後半だった。
三笘薫が後半開始から本領を発揮。
彼はウイングらしいウイングで、まずボールを運ぶ姿勢が良い。
力み無く自然に背筋が立って、左右の重心移動もスムーズで切れもある。
縦の速さがあって、相手を見て逆を取れる。
前向きにボールを持てば、スペースがあれば、こんな頼りになる選手はいない。

52分、順天堂は長倉幹樹がゴール右に抜け出して折り返す。
旗手怜央がトラップからボレーを放つも枠上。

60分、順天堂は長倉幹樹→新関成弥。

63分、順天堂は大森真吾が右サイドを抜け出してクロス。
旗手怜央がエリア内でボールを受けて切り返し、右足でシュート。
これは筑波DFが顔面でブロックした。

67分、筑波は高嶺朋樹が右サイドに左足でサイドチェンジ。
山原怜音は右大外でボールを受けて切り返す。左足ミドルは悪くなかったが枠外。

高嶺朋樹は左利きで万能。
展開力があり、攻守の強さもあって自らボールを運び出せる。

72分、順天堂は左CKから波状攻撃。
セカンドがファーにこぼれて、村松航大がシュートを放つ。
フリーで決定的だったが、GK阿部航斗にブロックされた。

73分、筑波は森海渡→犬飼翔洋。
森海渡は開幕戦でいきなりハットトリックを成し遂げた大型FW。
ただ今日の試合は犬飼翔洋が入って流れが良い方に変わった。
犬飼は突進力が素晴らしく、ボールを守りながら運ぶドリブルが良い。

73分、順天堂は大森真吾→白井海斗。
77分、筑波は池谷祐輔→生地慶充。
86分、順天堂は安島樹→津島孝至。
順天堂の最終布陣がこう↓
ーーーー旗手ーーーー白井ーーーー
ーー大谷ーーーーーーーー新関ーー
ーーーーー津島ーー寺山ーーーーー
ー三國ーー村松――山ーー後藤ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー佐藤ーーーーーーー

88分、順天堂は後藤裕二が右サイドから折り返す。
三國スティビアエブスはファーから中に打ち込む。
新関成弥がシュートを放って決定的だったが筑波DFは枠内ブロック。

94分、筑波は左サイドにロングボールが入る。
渡邉陽はボールを収めて外に落とす。
犬飼翔洋がこれを受けて中まで力強く運んでシュート。
これも決定的だったがGK佐藤久弥はストップ。

94分、筑波は高嶺朋樹→手塚貴大。
手塚は兄・康平が柏レイソルでプレーしている。
筑波の最終布陣がこう↓
ーーーーーーー犬飼ーーーーーーー
ーー三笘ーーー渡邉ーーー生地ーー
ーーーーー加藤ーー手塚ーーーーー
ー井川ーー山川ーー森侑ーー山原ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー阿部ーーーーーーー


試合は筑波が1−0で逃げ切ってタイムアップ。
接戦を制して首位を守っている。

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2019年05月06日

関東大学1部 東洋×中央

関東大学リーグ戦は5日、6日に第5節を行った。
中1日のチームもある過密な連戦日程。
Bリーグの「第3戦」が入ると思ったら入らず、
関東大学1部の注目カードが二つ組まれている柏の葉にやってきた。

第1試合は東洋と中央の対戦だ。
東洋は開幕から現在4連敗中で最下位。
中央は2部からの新昇格だが3勝1敗で2位と好調だ。

東洋大学
GK  1 松本健太  4年 185/78 柏U-18
DF 13 市原亮太  3年 183/72 横浜創英
    4 土田直輝  3年 175/70 大宮Y
   12 野崎玲央  4年 182/73 大宮Y
    5 朝妻佑斗  4年 173/70 大宮Y
MF  6 坪川潤之  4年 176/72 矢板中央
   31 高柳郁弥  1年 172/63 大宮Y
   11 小林拓夢  4年 174/74 帝京長岡
   10 松崎快   4年 172/70 大宮Y
   34 井上怜   1年 165/64 市立船橋
FW 18 小澤裕太  3年 181/80 千葉U-18

ーーーーーーー小澤ーーーーーーー
ーー井上ーーー松崎ーーー小林ーー
ーーーーー高柳ーー坪川ーーーーー
ー朝妻ーー野崎ーー土田ーー市原ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー松本ーーーーーーー

中央大学
GK  1 飯吉将通  3年 184/72 新潟西
DF 28 荒木遼太  1年 172/69 興国
    3 深澤大輝  3年 174/69 東京V・Y
    4 安部崇士  4年 180/74 桐光学園
    6 今掛航貴  3年 170/62 興国
MF  5 中村亮太朗 4年 179/70 新潟明訓
    7 宮城和也  4年 175/65 興国
   13 縄靖也   4年 176/74 仙台Y
FW  8 大久保智明 3年 170/62 東京V・Y
    9 小山駿   4年 176/71 帝京三
   10 加藤陸次樹 4年 178/69 広島Y

ーー加藤ーーー小山ーー-大久保-ー
ーーーー-縄-ーーーー宮城ーーーー
ーーーーーーー中村ーーーーーーー
ー今掛ーー安部ーー深澤ーー荒木ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー飯吉ーーーーーーー


中央は本邦だとかなり珍しい、パスで崩そうとするポゼションスタイル。
決して攻め急がず、じっくり丁寧にボールを動かしていく。
アンカーの中村亮太朗が分かりやすい起点で縦、外とボールを振る。
中村が主にパスを入れる、戻すという判断を担っていた。
形が悪ければ躊躇せずボールを下げるし、「戻す」頻度がかなり多い。
あと中央は中村に限らず足裏でクイッとボールを引いて持ち替える技を多用する。
右側から左側、左側から右側に移すだけだが、
プレスをいなせるし、相手はポジションを取り直さないと行けない。

中村はボールを持つ姿勢がよく、分かりやすくエレガントな選手。
すごくゆったり、簡単にプレーしているように見えるけれど、ミスがない。
それでいて機を見て1タッチでグサッと刺すようなパスも出す。
キープ力も高そうだけど、東洋は彼でなく「出し手」を抑えていた。
Jクラブの練習にも呼ばれている選手である。
強いて言えば林健太郎さんに近いタイプ。

前半の中央はかなり遅いテンポでプレーしていた。
連戦で無理をしていなかったのだろう。
レフティー大久保智明にボールを集めていて、彼の仕掛けは面白かった。
ただしそこから先の厚み、強い動きが乏しく、シュートまで持ち込めない。

12分、東洋は市原亮太が右サイドから折り返す。
小澤裕太はゴール前でフリーだったが、ポジションに早く入りすぎて打ちきれない。
21分、東洋は野崎玲央が最終ラインから対角ロングフィード。
松崎快がCBの脇からスペースを突いてボールを追う。
安部崇士の対応が少し後手になり、エリア内で松崎を引き倒してしまった。
判定はペナルティキック。

22分、東洋はこのPKを野崎玲央が成功。
<東洋大 1−0 中央大>

野崎玲央は大型レフティー。
野崎や土田直輝が右中間、右大外へのロングボールを何度も入れていた。
中央のDFは「頭を越されたボールの処理」に多少の難があり、そこを突かれた。

44分、中央のカウンター。
大久保智明が相手の寄せを受けながら力強く中央を攻め上がる。
大久保が左に振り、今掛航貴がスペースに抜け出して折り返す。
加藤陸次樹の足元にボールが入ったものの、加藤は打ち切れず。

おそらくこれが中央にとって前半最大の決定機。
中央は先発に興国高OBが3人。
今掛航貴は攻め上がりのタイミング、スピードがいい。
右利きのようだが、左足の使用頻度が高く、クロスの精度もあった。

前半は東洋が1点をリードして折り返す。
試合は後半。

48分、東洋は土田直輝に警告。

50分、東洋は市原亮太が右サイドからスローイン。
小澤裕太がこれを収めて落とす。
松崎快がいいタイミングで縦に走り込み、ゴール右から右足一閃。
GKの頭上からゴールの「上」に突き刺した。
<東洋大 2−0 中央大>

64分、中央は細かい崩しから決定機。
小山駿が中央から左に落として、大久保智明が左足で折り返す。
加藤陸次樹がファーに飛び込んで、ヘッドを押し込んだ。
<東洋大 2−1 中央大>

中央はエリアの幅に人をかけて細かく崩しに来る。
少ないタッチで小さくジグザグに動かして、
3人目4人目が大きく振ってスペースにフリーラン…というような形も多用していた。
これはおそらく彼らの狙いとしてたプレーが決まった場面。

66分、東洋は小林拓夢→伊藤恵亮。

74分、中央は右サイドバックの攻め上がりからチャンスメイク。
最後は縄靖也が左に落として、加藤陸次樹が中央から右足ボレーを放つ。
フリーでいい形だったものの枠上。

75分、東洋は小澤裕太→桑原遥。
78分、中央は小山駿→上村尚輝。
中央の布陣がこう↓
ーー加藤ーーー上村ーー-大久保-−
ーーーー-縄-ーーーー宮城ーーーー
ーーーーーーー中村ーーーーーーー
ー今掛ーー安部ーー深澤ーー荒木ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー飯吉ーーーーーーー


83分、東洋は左CKから波状攻撃。
高柳郁弥が左サイドから右足で折り返す。
ゴール前で野崎玲央がヘッドを競り、ボールはファーに流れる。
中央のGK飯吉将通も飛び出してゴールを明けていた。
東洋は坪川潤之がゴール右でこぼれ球を収め、難なく流し込んだ。
<東洋大 3−1 中央大>

88分、中央は縄靖也に警告。
89分、東洋は松崎快→松田佳大。
東洋の最終布陣がこう↓
ーーーーーーー桑原ーーーーーーー
ーー井上ーーーーーーーー伊藤ーー
ーーーーー高柳ーー坪川ーーーーー
ー朝妻ー野崎ー土田ー松田ー市原ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー松本ーーーーーーー

東洋が最後に突き放し、3−1で今季初勝利。
逆に中央は今季初の敗戦となった。

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2019年05月02日

関東大学1部 早稲田×専修

この春初の大学サッカーは三ツ沢陸上競技場。
関東大学サッカーリーグ戦の第4週を見に行く。
早稲田は昨年の関東王者だが、今季は1分け2敗のスタート。
早稲田は「優勝した翌年に降格する」という芳しくないジンクスもある…。
専修も同じく1分け2敗だ。

早稲田大学
GK 16 山田晃士  3年 180/81 浦和Y
DF  5 杉山耕二  3年 180/73 三菱養和SC・Y
    3 大桃海斗  4年 181/82 帝京長岡
   15 坂本寛之  3年 177/75 横浜FM・Y
    6 阿部隼人  3年 167/70 横浜FM・Y
MF  7 金田拓海  4年 174/68 神戸U-18
    4 鍬先祐哉  3年 175/72 東福岡
    9 武田太一  4年 183/81 G大阪Y
   33 西堂久俊  1年 180/72 市立船橋
FW  8 栗島健太  4年 175/71 流経大柏
   11 蓮川雄大  4年 183/73 FC東京U-18

ーーーー蓮川ーーーー栗島ーーーー
ーー西堂ーーーーーーーー武田ーー
ーーーーー鍬先ーー金田ーーーーー
ー阿部ーー坂本ーー大桃ーー杉山ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー山田ーーーーーーー

専修大学
GK  1 桐林海生  4年 180/74 神戸U-18
DF 35 清水綾馬  1年 165/65 静岡学園
    4 西村慧祐  4年 188/80 習志野
    3 加藤慎太郎 2年 190/74 三菱養和SC・Y
    2 古屋誠志郎 4年 163/61 市立船橋
MF  8 河上将平  4年 168/65 東海大鈴岡翔洋
    9 岸晃司   4年 176/72 川崎U-18
    7 岡本勇輝  4年 165/62 横浜FC・Y
FW 11 中杉雄貴  4年 171/61 横浜FM・Y
   13 鈴木厚介  4年 172/66 飛龍
   10 氣田亮真  4年 172/62 千葉U-18

ーー氣田ーーー鈴木ーーー中杉ーー
ーーーーーーー-岸-ーーーーーーー
ーーーー-岡本ーーー河上-ーーーー
ー古屋ーー加藤ーー西村ーー清水ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー桐林ーーーーーーー


早稲田は金田拓海が前目で、栗島健太も中盤によく顔を出す。
金田は効果的に飛び出す動きを見せていた。
[4−1−4−1]と取ってもいいかもしれない。
専修も岡本勇輝が上がり目で、守備では相手のボランチを掴まえる役目。
岡本を「2列目」で取ってもいいはず。

13分、早稲田は西堂久俊が左サイドを突破してクロス。
蓮川雄大がゴール前で合わせたボレーは決定的だった。
しかしGK桐林海生がこれをよくブロック。
こぼれ球から混戦となり武田太一、蓮川がさらに狙うも決めきれない。

19分、早稲田は蓮川雄大が左サイドで相手の横パスを奪って独走。
エリア左まで切れ込み、守備も薄く決定的だった。
蓮川はシュートでなくクロスを選択して、これが合わない。

早稲田のア式は今まで「5年生」を出場させていなかったはず。
ただ蓮川は大怪我で「4年目のシーズン」を棒に振り、不完全燃焼に終わった。
外池大亮監督や部の配慮もあり、「蹴職活動」も兼ねて今季に臨んでいる。
そんな「上手い」選手ではないけれどパワーとスピード、推進力は健在。
一歩目で「ぐっ」と行ける迫力がある選手ですね。

試合の「流れ」は早稲田にも見えた。
早稲田は外池監督2季目となり、スタイルがかなり変わったように見える。
古賀聡監督の時代は[4−4−2]のオーガナイズを崩さず、
奪ったら縦に速く攻め切るスタイルだった。
今季の早稲田は最終ラインから細かくつないでくる。
坂本寛之、阿部隼人、西堂久俊、栗島健太と左利きも豊富。
だからボールの「矢印」を上手く散らせるはずだ。
鍬先祐哉が最終ラインに入ってビルドアップに絡むこともあった。
サイドに「ポイント」を作って、サイドバックやシャドーが絡んでくる。
ざっくりいうと、そういう狙いに見えた。

ただ最終ラインの「距離感」「タイミング」みたいな部分が未整備。
相手の「矢印」を見て逆を突く、1タッチで戻すといった関係ができていない。
プレスを開放できず、そのまま食らってしまう場面も目立っていた。
同サイドの「タテタテ」やサイドチェンジもそこまでの質がない。
ボールを動かして「スペース、時間の貯金を作る」ことができていなかった。
ボールを握るサッカーは、自信を持って実行できれば驚異になる。
時間をかけて、そういう状態になるまで覚悟を持ってやるなら大いに結構だ。
でも不安を持ちながらやると、大胆さが削がれ、ゴールに結びつかない。

20分、専修のショートカウンター。
中杉雄貴が右サイドから折り返し、岸晃司はファーから中に落とす。
最後は鈴木厚介が押し込んだ。
<専修大 1−0 早稲田大>

35分、専修は岸晃司のスルーパスから中杉雄貴がシュート。
かなり決定的だったが、GK山田晃士がブロック。
こぼれ球に岡本勇輝が詰めてシュートを放つ。
やはり決定的だったが、早稲田DFは枠内をカバーしてブロック。

37分、早稲田は大桃海斗が縦にクサビを入れる。
武田太一は上手くフリックして前のスペースに流す。
金田拓海がゴール前に走り込んで1対1からシュート。
しかしGKの正面だった。

専修が前半を1−0とリードして折り返す。
試合は後半。

53分、早稲田は蓮川雄大が左サイドからクロス。
金田拓海?が飛び込んで合わせたもののシュートはポスト。
セカンドから武田太一が詰めたらファウルで審判の笛。

63分、早稲田は蓮川雄大がエリア内で突破を仕掛ける。
中杉雄貴がファウルで倒したとして判定はPK。

64分、早稲田は蓮川雄大がPKを狙うものの…。
GK桐林海生が左に飛んで低い弾道をしっかり抑えた。

69分、早稲田は武田太一→梁賢柱。
75分、早稲田は蓮川雄大→水野雄太。
75分、専修は鈴木厚介→遠藤翔太。
82分、専修は岡本勇輝→郡紘平。
84分、早稲田は西堂久俊→工藤泰平。

早稲田の最終布陣がこう↓
ーー梁ーーーー水野ーーー杉山ーー
ーーーー金田ーーーー栗島ーーーー
ーーーーーーー鍬先ーーーーーーー
ー阿部ーー坂本ーー大桃ーー工藤ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー山田ーーーーーーー


86分、専修は中杉雄貴が中央からドリブルで持ち上がる。
エリア外から思い切って右足を一閃。
地を這うような強烈ミドルがネットに突き刺さった。ゴラッソ!
<専修大 2−0 早稲田大>

専修も基本的には「つなぐサッカー」なのだが、カウンターの質が試合を分けた。
中杉雄貴はスペースを度々切り裂いて、最後の質も見せた。

早稲田は「攻め切れない」ことも大きな問題だが、
奪われた後の位置取りで「相手を離してはいけない場面で離す」状況が多すぎた。
人がいるのに緩い、というのは戦術でなく個や意識の問題。

93分、専修大は中杉雄貴→井上詩音。
専修の最終布陣がこう↓
ーー氣田ーーー遠藤ーーーー郡ーー
ーーーーーーー-岸-ーーーーーーー
ーーーー-河上ーーー井上-ーーーー
ー古屋ーー加藤ーー西村ーー清水ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー桐林ーーーーーーー


試合は2−0でタイムアップ。専修が今季初勝利を挙げている。

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2019年04月22日

神奈川 関東学院×桐蔭横浜 3回戦

今日は神奈川大学野球の春季リーグ戦を見に行く。
関東の7連盟はどこにも好選手がいて、時間に余裕があれば隅々まで見たい。
ただそれは許されないので、「隙間観戦」で埋めていく。
第3週は1カードが月曜の3回戦にもつれ、しかも会場が横浜スタジアム。
そんな理由で関東学院と桐蔭横浜の対戦を見た。

17年春の王者が桐蔭横浜で、17年秋の王者が関東学院。
ただ18年は春夏とも神奈川大がこの連盟を制している。
なお今季の関東学院は横浜国立大から既に勝ち点を落としている。

関東学院大学
1番 指 福山将真  3年 右左 175/80 れいめい
2番 二 江崎大輔  4年 右左 164/68 佐賀商業
3番 右 前畑太壱  2年 右左 175/78 神村学園
4番 一 古寺宏輝  3年 右右 175/76 大阪桐蔭
5番 左 河西啓貴  4年 右左 180/84 駿河総合
6番 三 冨田慎太郎 3年 右右 174/79 龍谷大平安
7番 中 久保優斗  2年 右右 170/69 高岡商業
8番 遊 竹内大貴  4年 右左 175/72 東海大相模
9番 捕 渡部淳之介 4年 右右 181/76 聖光学院
   投 藤崎紹光  4年 左左 175/71 創成館

桐蔭横浜大学
1番 遊 杉山雄哉  3年 右左 173/74 湘南工科大附
2番 指 鈴木颯人  3年 右左 172/64 常総学院
3番 右 大神田丈  4年 右左 174/80 日大明誠
4番 三 渡部健人  3年 右右 175/110 日本ウェルネス
5番 中 山ノ井隆雅 3年 右左 178/75 作新学院
6番 左 道上季夫  4年 右右 175/80 日南学園
7番 一 石橋泰成  3年 右左 176/82 盛岡大附
8番 二 田越義史  4年 右左 174/76 高岡商業
9番 捕 手島涼   3年 右右 170/73 山梨学院
   投 片山皓心  3年 左左 174/80 日立第一


1回表。先攻は関東学院。
1番・福山が二ゴロ。
2番・江崎はストレートの四球。一死1塁。
3番・前畑が三邪飛。二死1塁。
4番・古寺の3球目に江崎が二盗成功。二死2塁。
古寺も四球で二死1、2塁。
古寺宏輝は2試合合計8打席で6四死球を選んでいたらしい。
「9打席目で7四死球目」で、この試合はさらに…。
関東学院は5番・河西が見逃し三振で3アウト。

桐蔭横浜の先発は片山皓心。
左スリークォーターの技巧派だ。
一塁側に踏み出して、横の角度をつけて投げていた。
今日の球速は速球が129〜36キロ。
変化球はスライダー、チェンジ系が114〜22キロ。
カーブが90キロ台。

1回裏。後攻は桐蔭横浜大。
1番・杉山が中前安打。無死1塁。
2番・鈴木颯はバント成功。一死2塁。
3番・大神田が一ゴロ。二死3塁。
4番・渡部は投ゴロで3アウト。

関東学院の先発は藤崎紹光。
左サイドハンドの技巧派だ。
球速は速球、シュートが123〜33キロ。
スライド、シュートと2つの球筋がある。
身体を沈めて投げることもあり、ボールが浮かない。
典型的な「クセ球」で、芯を外して打たせて取るスタイルだ。
変化球はスライダーが117〜21キロ。
シンカーが100キロ台。

2回表。
関東学院は6番・冨田が右飛。
7番・久保は中前安打。一死1塁。
8番・竹内が四球。一死1、2塁。
9番・渡部は右飛。二死1、2塁。
1番・福山が右中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<関東学院大 2−0 桐蔭横浜大>
2番・江崎は左越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<関東学院大 3−0 桐蔭横浜大>

桐蔭横浜大はここで片山皓心が降板。
二番手投手に加藤一生を起用する。
加藤は富田高出身の4年生。
175cm・80kgの右上手投げだ。
立ち足を少し折って、重心を沈めるフォームだ。
球種が豊富で相手を見て色んな「カード」を切れる。
今日の球速は速球が133〜41キロ。
シュートして沈むツーシーム系の球筋が有効。
かなり鋭く「動いて」いた。
変化球はフォーク、チェンジが123〜30キロ。
スライダー、シンカーが110〜20キロ。
カーブが93〜96キロ。
カーブはストライクも取れていて、いいアクセントだった。

関東学院は3番・前畑が右前タイムリー安打。二死1塁。
<関東学院 4−0 桐蔭横浜大>
4番・古寺が死球。二死1、2塁。
古寺はこれで今日も2打席連続の四死球。
5番・河西が遊飛で攻撃終了。

2回裏。
桐蔭横浜は5番・山ノ井が死球。無死1塁。
6番・道上は三ゴロ。二封のみで一死1塁。
7番・石橋泰が死球。一死1、2塁。
8番・田越は二ゴロ。
二塁への送球が乱れて記録は悪送球。一死満塁。
9番・手島が押し出しの死球。一死満塁。
<関東学院 4−1 桐蔭横浜>
1番・杉山が一ゴロ。二封のみで三塁走者が生還し、二死1,3塁。
<関東学院 4−2 桐蔭横浜>
2番・鈴木颯は速球で空振り三振。攻撃終了。

2回の表裏で7四死球。やや荒れ気味な展開である。
ただ3回からは試合が落ち着いた。

3回表。
関東学院は6番・冨田が遊ゴロ。
7番・久保は左飛。
8番・竹内が速球で空振り三振。三者凡退。

3回裏。
桐蔭横浜は3番・大神田が二ゴロ。
4番・渡部は遊ゴロ。
5番・山ノ井が一ゴロで三者凡退。

4回表。
関東学院は9番・渡部が遊ゴロ。
1番・福山は中前安打。一死1塁。
2番・江崎が二ゴロで二封のみ。二死1塁。
江崎も牽制で刺されて憤死し、3アウト。

4回裏。
桐蔭横浜は6番・道上が左中間を破る二塁打。無死2塁。
7番・石橋泰がエンドランから一ゴロ。一死3塁。
8番・田越は死球。一死1、3塁。

関東学院は藤崎紹光がここで降板。
二番手投手に松川巧実を起用する。
松川は沖縄尚学出身の3年生。
177cm・75kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が133〜43キロ。
彼も「動く」球筋ですね。
変化球はスライダーが112〜24キロ。
桐蔭横浜は9番・手島が二ゴロ併殺で無得点。

5回表。
関東学院は3番・前畑が二ゴロ。
4番・古寺は四球。一死1塁。
古寺は3打席連続の四死球。
5番・河西が二ゴロ併殺で3アウト。

5回裏。
桐蔭横浜は1番・杉山が左前安打。無死1塁。
2番・鈴木颯が二ゴロで二封のみ。一死1塁。
3番・大神田は一塁線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
鈴木颯人の大胆な本塁突入が奏功した。
<関東学院大 4−3 桐蔭横浜大>
ここで関東学院はショートの守備に谷直哉を入れる。
4番・渡部が三ゴロ。二死2塁。
5番・山ノ井隆雅は中前安打。
こちらは本塁突入がタッチアウトとなって攻撃終了。
結果的にはここが試合の分水嶺となった。

6回表。
関東学院は6番・冨田が右前安打。無死1塁。
7番・谷はバスター&ランから二ゴロ。
二封後の一塁送球が高く抜ける。
しかし谷は二塁を欲張ってタッチアウト。二死無走者。
8番・竹内が中前安打。二死1塁。
9番・渡部は三ゴロで3アウト。

6回裏。
桐蔭横浜は6番・道上が一ゴロ。
7番・石橋泰も一ゴロ。
8番・田越が右飛で三者凡退。

7回表。
関東学院は1番・福山が二ゴロ。
2番・江崎は一ゴロ。
3番・前畑がライトにソロ本塁打。
初球のスライダーを力強く引っ張った。
<関東学院大 5ー3 桐蔭横浜大>
4番・古寺はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
桐蔭横浜は代打・山根一輝が二ゴロ。
1番・杉山雄哉が中前安打。一死1塁。
杉山雄哉はバットコントロールが柔らかくて独特。
4打数3安打で猛打賞を決めた。
2番・鈴木颯は三邪飛。二死1塁。
3番・大神田が四球。二死1、2塁。
4番・渡部も四球。二死満塁。
5番・山ノ井が中直で無得点。

8回表。
関東学院は5番・神南亮成が一ゴロ。
6番・冨田は右中間の運ぶ二塁打。一死2塁。
代打・大矢勝幸が中飛。
冨田がタッチアップして二死3塁。
8番・竹内は死球。二死1、3塁。
9番・渡部が三ゴロで無得点。

8回裏。
桐蔭横浜は6番・道上が遊ゴロ。
代打・鹿糠裕太が二直。
8番・田越は二ゴロで三者凡退。

9回表。
桐蔭横浜はこの回から三番手投手に関野太哉を起用する。
関野は湘南学院出身の4年生。
176cm・65kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が136〜41キロ。
変化球はスライダー、シンカーが120キロ台前半。

関東学院は1番・福山が左飛。
2番・江崎は四球。一死1塁。
3番・前畑が二直併殺で3アウト。

9回裏。
桐蔭横浜は代打・近澤拓真が速球で空振り三振。
1番・杉山は中飛。
2番・鈴木颯が右前安打。二死1塁。

関東学院はここで松川巧実が降板。
三番手投手に向井聖人を起用する。
向井は花巻東出身の3年生。
169cm・60kgの左スリークォーターだ。
今日の球速は速球が130〜33キロ。
桐蔭横浜は3番・大神田が二ゴロで3アウト。

ここで試合終了。
関東学院が序盤のリードを守り、勝ち点を獲得している。

安打   040 102 110 9 四 失
関東学院┃040|000|100┃5 7 1
桐蔭横浜┃020|010|000┃3 6 0
安打   100 130 101 7

桐蔭横浜:●片山、加藤、関野
関東学院:藤崎、○松川、向井

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2019年04月21日

プレミアE 大宮×青森山田

今週末もこつこつ地味に育成年代サッカー。
最近の自分はバスケがメインになっているけれど、
この年代のサッカーは20年以上も続けているライフワークだ。
だから「隙間」を見つけてプレミア、プリンスは満遍なく見たい。
今週末は金曜の夜が栃木で、土曜の午後は立川という予定だった。
この試合は大宮で土曜の11時キックオフ。
会場もNACK5だから「プロ並み」の環境で見られる。
昨夏のクラ選ファイナリストと、昨冬の選手権王者を関東で見られる貴重な機会だ。

この試合は第3週。大宮は1勝1敗、青森山田は2連勝スタートだ。
大宮はユースから「U18」になったんですね。
昨年から丹野友輔氏が監督を務めている。
青森山田は説明するまでもなく、黒田剛先生がずっと指導している。
武田英寿が日本高校選抜で不在だ。

大宮アルディージャU18
GK  1 久保 賢也  02.01.11 181/72 大宮アルディージャJY
DF  2 田中 颯太  02.03.10 171/65 大宮アルディージャJY
    3 村上 陽介  02.02.04 183/77 FCトッカーノU-15
   18 福井 啓太  02.05.19 177/72 大宮アルディージャJY
    5 早乙女 勝海 01.07.17 174/68 栃木SC・JY
MF  7 林 勇太朗  01.05.21 177/65 FC深谷
   17 谷口 大晟  02.10.01 174/65 大宮アルディージャJY
   22 中山 昂大  02.07.06 185/69 大宮アルディージャJY
   10 眦 颯也  01.08.15 180/64 坂戸ディプロマッツ
FW  9 新井 成志郎 01.06.26 170/65 大宮アルディージャJY
   15 大澤 朋也  02.09.06 175/72大宮アルディージャJY

−−−−大澤−−−−新井−−−−
−−眦帖檗檗檗檗檗檗檗檗殞咫檗
−−−−−中山−−谷口−−−−−
−早乙女−-福井−−村上−−田中−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−久保−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 ジョーンズ レイ
            02.05.04 178/73 大宮アルディージャJY
MF  4 富永 涼大  01.09.05 183/74 越谷市立西中
MF  6 西谷 学   01.06.11 177/64 大宮アルディージャJY
MF  8 瀬良 俊太  01.10.11 171/63 大宮アルディージャJY
MF 13 冨田 颯   01.04.26 173/61 大宮アルディージャJY
MF 19 山田 結斗  03.01.07 169/64 大宮アルディージャJY
FW 11 南雲 怜   01.08.05 183/71 FC KRILO

青森山田高校
GK  1 佐藤 史騎  01.11.01 180/68 横浜FC・JY
DF  2 内田 陽介  02.08.20 166/60 クマガヤSC
    4 箱 拓   01.05.10 177/71 湘南リーヴレ・エスチーロJY
    5 藤原 優大  02.06.29 180/69 青森山田中
    3 神田 悠成  01.06.26 176/68 清水エスパルスJY
MF  6 古宿 理久  01.04.18 176/66 横浜FC・JY
    7 松木 玖生  03.04.30 176/70 青森山田中
   11 後藤 健太  01.05.28 174/63 FC東京U-15深川
    8 浦川 流輝亜 01.06.18 168/60 青森山田中
FW 15 安斎 颯馬  02.09.29 172/63 FC東京U-15深川
    9 田中 翔太  01.04.10 178/72 エクサス松戸SC U-15

−−−−−−−田中−−−−−−−
−−浦川−−−安斎−−−後藤−−
−−−−−松木−−古宿−−−−−
−神田−−箱崎−−藤原−−内田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−

■リザーブ:
GK 12 韮澤 廉   02.10.03 182/68 大阪東淀川FC
DF 16 鈴木 琉聖  01.04.06 173/63 GRANDE FC
MF 13 得能 草生  01.11.07 164/64 北海道コンサドーレ札幌U-15
MF 14 金 賢祐   01.10.10 174/63 FCソウル アカデミー
MF 20 本田 真斗  03.05.01 168/62 青森山田中
MF 24 那俄牲 海  01.09.06 168/62 青森山田中
FW 17 古澤 ナベル慈宇
            03.03.28 181/82 クリアージュFC・JY


6分、青森山田のショートカウンター。
前線のダブルチームでボールを奪い、安斎颯馬が右サイドに展開する。
後藤健太が右サイドから仕掛けて折返し、一旦DFにブロックされた。
しかし後藤はセカンドを自ら拾って浮き球で折り返す。
田中翔太がファーでヘッドを合わせる。
最後は浦川流輝亜がニアから押し込んだようにも見えて、
チームメイトも彼に駆け寄っていた。
ただ記録は田中のゴールになっていた。
<青森山田 1−0 大宮アルディージャU18>

青森山田を久しぶりに見ると、
つくづく不足のないバランスがいい「良いサッカー」をしている。
守備で「こういう局面ではここを抑える」「次はここ」という
優先順位の付け方が整理されていましたね。
大宮がボールを握り、高く張り出したら
サイドハーフの1枚が下がって5バック気味にする。
もう少し早く攻めて来そうなときは、
トップ下とボランチの一方が大宮のセントラルMFを消す。
奪えそうとなったら、二人目が寄って狩りに行く。

そういう選択が連続して、スムーズにつながっていく。
[4−4−2]のブロックしかしない、フォアプレスしかないというチームもあるけれど、
青森山田のメカニズムにはすべてが入っている。
黒田先生はとにかく「理詰め」の人だけど、それが選手に伝わっている。
「判断の整理整頓」「共有」が春先からできている。
大宮も強いからそんな圧倒したわけではないけれど、前半は彼らのペースだった。

23分、青森山田は内田陽介に警告。

43分、青森山田は神田悠成が松木玖生と左サイドでパス交換。
神田は左サイドから左足で折り返す。
DFの枚数は揃っていたが、田中翔太がファーから高い打点で叩き込んだ。
<青森山田 2−0 大宮アルディージャU18>

松本玖生は話題の1年生。
左利きのセントラルMFで、昨年は「飛び級」で国体の4強入りに貢献していた。
彼はやや「前目」で、外に振ったり、スペースに自分が出ていく動きをする。

田中翔太はそこまで大型ではないけれど、ヘッドが強烈。
足元もよくボールが収まっていて、戦術的に機能していた。

青森山田が2点のリードを奪って前半45分を折り返す。
試合は後半。

48分、大宮のロングカウンター。
眦抵ヌ蕕中央から持ち上がって左に開く。
パスは少し外に流れたが、新井成志郎がエリア左から折り返す。
眦弔魯縫△砲いぅ織ぅ潺鵐阿覗り込んで、左足ボレーを叩き込んだ。
<青森山田 2−1 大宮アルディージャU18>

大宮も前半から「何も出せていなかった」わけではない。
今の彼らは例えば伊藤彰さんがやっていた頃とはスタイルが少し違う。
[4−1−4−1]で幅をとってボールを握って、
精密なパス、ポジショニングで崩すという…という感じは薄れた。

眦抵ヌ蕕呂海離繊璽爐離─璽抗覆如∈鯒から印象的だった大器。
彼がサイドから中によく入ってくるし、ボールを持ったらよく仕掛ける。
「中央のドリブル」はサッカーにおけるある種のタブーで、
それはスペースが無いし、奪われたときにカウンターを招きやすいからだ。
ただ眦弔歪洪箸妊棔璽襪了ち方が良くて、気持ちよくグイグイ運んでくる。
「上半身が立った状態でも速くて運べる」という部分に限れば、
ちょっとしたクリスティアーノ・ロナウド感がある。
坂戸ディプロマッツ出身と聞いて「長谷川アーリアジャスール感もあるな」と思った(笑)

眦弔閥瓩さ離でよく絡んでいたのが中山昂大。
登録はDFで、185センチある。
去年の福井国体では埼玉県選抜の「準レギュラー」くらいの位置づけだった。
セントラルMFに入った彼もボールを運んでくるし、裏のスペースに決定的を出す働きをする。
「CBがボランチに上がった」という感じでなく、攻撃の感覚やスキルセットを持っているタイプだ。
富安健洋や吉田麻也も高校生年代ではボランチをやっていたけれど、
中山もそういうスケール感がありますね。
とにかく見ていて楽しいプレーをしていた。

51分、大宮は早乙女海の攻めが上がりからチャンスメイク。
眦抵ヌ蕕左サイドから折り返す。
林勇太朗はファーから合わせたが、GK佐藤史騎にキープされた。

青森山田の右サイドに綻びが生まれ始めていた。
52分、青森山田は内田陽介に警告。
2枚目のイエローカードで退場となる。

54分、青森山田は安斎颯馬→鈴木琉聖。
山田の布陣がこうなった↓
−−−−−−−田中−−−−−−−
−−浦川−−−−−−−−後藤−−
−−−−−松木−−古宿−−−−−
−神田−−箱崎−−藤原−−鈴木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−


62分、大宮は大澤朋也→瀬良俊太。
大宮の布陣がこう↓
−−−−眦帖檗檗檗歐薫罅檗檗檗
−−中山−−−−−−−−南雲−−
−−−−−瀬良−−谷口−−−−−
−早乙女−-福井−−村上−−田中−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−久保−−−−−−−


瀬良はおそらく軽い怪我でベンチスタート。
ただ昨夏のクラブユースでは主力として決勝進出に貢献している。
「相手の届かないところ」にボールを置けて、試合を作れる選手。
彼が中盤の底から配球して、大宮ペースが加速する。
青森山田はDFラインを深く取って、エリア内を固める対応だ。

65分、大宮のショートカウンター。
新井成志郎が右サイドに開く。
林勇太朗がゴール右から放ったシュートは決定的だった。
しかしDFはよく弾いてGKがキープする。

68分、青森山田は2枚替え。
田中翔太→金賢祐。浦川流輝亜→那俄牲海。
那俄牲は「ながせ・かい」と読む。

73分、大宮は眦抵ヌ蕕右サイドから左足で折り返す。
ファーサイドから中山昂太がヘッドを合わせたもののぎりぎり外。

79分、大宮のカウンター。
新井成志郎が右サイドで林勇太朗がパス交換。
新井はエリア右角付近から右足を振り切る。
強烈なライナーが逆サイドのネットに突き刺さった。ゴラッソ!
<大宮アルディージャU18 2−2 青森山田>

「引いた相手を崩す」ことはサッカーにおける究極の難題。
ただスーパープレーがあれば答えも出る。

85分、青森山田は那俄牲海→古澤ナベル慈宇。
古澤ナベル慈宇はアフリカ系の大型FWで、
「え、そんなことできるの?」という驚きを見せてくれるタイプ。

青森山田の最終布陣がこう↓
−−−−−−−古澤−−−−−−−
−−-金-−−−−−−−−後藤−−
−−−−−松木−−古宿−−−−−
−神田−−箱崎−−藤原−−鈴木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−


87分、青森山田は鈴木琉聖に警告。

92分、大宮は眦抵ヌ蕕左中間からFKを上げる。
ファーで村上陽介?が中に落として、福井啓太が中央からヘッド。
フリーでかなり決定的だったものの、枠の上に打ち上げてしまった。

試合は2−2でタイムアップ。
青森山田にとっては退場でゲームプランが崩れて「勝ち点2を失ったゲーム」だろう。
ただ一観戦者から見ると両チームの強みが出た、面白い試合でした。

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2019年04月14日

関東プリンス 三菱養和×FC東京

流経大柏高校から巣鴨の三菱養和グラウンドに移動する。
今度はプリンスリーグ関東の第2週。
三菱養和とFC東京のカードを見る。

プリンス関東は「プレミア」とタレントやレベルの差があまりない。
FC東京、三菱養和、東京ヴェルディ、横浜FM、横浜FC、川崎とクラブ勢が6つ。
高体連も前橋育英、帝京、矢板中央、桐生第一と多士済々だ。
プレミアの指揮官が「一度落ちると戻ってこれない」と恐れる環境だ。

養和は生方修司監督がジュニアユースから戻ってきた。
FC東京も中村忠監督が今季からU−18を見ている。
ただ二人とも東京都のクラブユースシーンではお馴染みの顔である。

三菱養和サッカークラブユース
GK  1 渡辺舜作  3年 181/80 三菱養和SC巣鴨JY
DF 14 田村進馬  3年 176/71 三菱養和SC調布JY
    5 岩崎陽也  3年 182/78 三菱養和SC巣鴨JY
    3 清水雅仁  3年 175/74 三菱養和SC巣鴨JY
   13 竹内駿斗  3年 180/70 Forza'02
MF  6 井上太一  3年 165/62 三菱養和SC調布JY
    2 古館陸大  3年 172/64 三菱養和SC巣鴨JY
    8 上田英智  3年 178/69 三菱養和SC巣鴨JY
    7 今野伊吹  3年 178/68 三菱養和SC巣鴨JY
FW  4 望月海輝  3年 190/74 三菱養和SC巣鴨JY
   10 栗原イブラヒムジュニア
           3年 190/88 三菱養和SC巣鴨JY

−−−−栗原−−−−望月−−−−
−−今野−−−−−−−−上田−−
−−−−−古館−−井上−−−−−
−竹内−−清水−−岩崎−−田村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−渡辺−−−−−−−

FC東京U-18
GK 30 野澤大志ブランドン
           2年 193/87 FC琉球U15
DF  3 岡哲平   3年 184/75 FC東京U15深川
    2 木村誠二  3年 184/76 FC東京U15深川
    6 バングーナガンデ佳史扶
           3年 175/72 FC東京U15深川
MF  5 森田慎吾  3年 176/67 FC東京U15むさし
   14 沼田航征  3年 177/64 FC東京U15むさし
    7 金誠敏   3年 177/66 西東京朝鮮初中級学校
   12 大迫蒼人  1年 172/67 FC東京U15むさし
FW 10 小林里駆  3年 170/62 FC東京U15むさし
   20 安田虎士朗 1年 171/64 FC東京U15深川
   11 宮田和純  3年 184/74 FC東京U15深川

−−−−−−−宮田−−−−−−−
−−−-安田−−−−−小林-−−−
−大迫−−-金−−沼田-−−森田−
−−-佳史扶−-木村−−-岡-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


東京のチームということもあり、国際色が豊か。
三菱養和の2トップはいずれも長身だが、どちらもアジアとアフリカのダブル。
FC東京も外国のバックグラウンドを持つ選手が複数いる。

立ち上がりは特に激しくボールが行きかう展開だった。
養和はやはり190センチの二人がターゲットになれる。
岩崎陽也、清水雅仁の両CBのフィードもいい。

ただFC東京の最終ラインは五分以上にハイボールを弾き返していた。
流経大グラウンドは「つなぐサッカー」だったが、
こちらは180センチ以上の選手がハイボールを競り合うサッカー。
「部活サッカー」「クラブサッカー」が何なのか分からなくなる(笑)

中村忠監督はむさしでスキルフルな、精密なサッカーをやっていた。
このチームもみんな足元があるし、
バングーナガンデ佳史扶、金誠敏、大迫蒼人と左利きも豊富。
いわゆる「ポゼションサッカー」をやろうと思えば絶対にやれる。
しかし現時点では「球際」を強調中。
監督はしゃがれ声で選手を励まし、ボールをどんどん前から追わせていた。
この年代は「限界までまずやってみる」ことが大事ですね。
ミニラさん(中村監督)のいいところは声掛けがポジティブなこと。
オーバーコーチングと言えばそうなのだが、
失敗を攻めず、いいプレーをすれば大袈裟なほど誉める。
まあ、そういう部分は養和も同じですが。

ただし、どちらもプレーが激しくても「汚い」プレーはない。
そこもまた見ていて気持ちいい部分だ。
あれだけガツガツやっていて、この試合はカードが一枚も出なかった。

29分、FC東京は宮田和純が右サイドから縦に仕掛けてシュート。
ゴール右から枠を捉えたが、GK渡辺舜作にブロックされた。

39分、FC東京は左サイドでボールを奪いカウンター。
大迫蒼人が少し運び、ルックアップした状態から40mのロングシュート。
巧みなループシュートはGKがぎりぎり届かない軌道だった。
場内がどよめくナイスアイディアだったが、シュートはわずかに枠上。

45分、FC東京はバングーナガンデ佳史扶が縦に好フィード。
大迫蒼人はギリギリのボールをよく収めて縦に仕掛ける。
大迫はエリア左まで切れ込んでクロス。
小林里駆がニアで合わせたボレーは決定的だったものの枠上。

FC東京は大迫蒼人、安田虎士朗が1年生ながらスタメン起用。
大迫はボールを運べるし、このような左足もある。
特に前半は攻撃の起点にもなり、目立っていた。

前半45分はややFC東京ペースだったもののスコアレスで終了する。

試合は後半。
46分、養和は井上太一→影山秀人。
影山は元東京都国体選抜で、暁星高校から移籍してきた選手。
そのままボランチに入る。

52分、FC東京は相手のパスミスからカウンター。
小林里駆が斜め右に当てて、宮田和純が中にリターン。
小林の鋭いミドルがネットを揺らした。
<FC東京 1−0 三菱養和SCユース>

56分、養和は望月海輝がふわっとした浮き球をゴール前で競る。
上田英智がセカンドからシュートを狙うも枠外。

60分、FC東京は沼田航征→常盤亨太。

69分、養和は今野伊吹が左CKを左足で入れる。
栗原イブラヒムジュニアがファーから合わせたもののバーに嫌われた。

望月海輝は長身だが細身。
今まではCBや右SB、サイドハーフでプレーしていた。
ボールタッチがゆったりしているけれど、でもボールが収まる。
「そこにボールを置くの」「そうプレスを外すの」という意外性が楽しい。
ミスもあるのだけど、養和はそういう個性を潰さないチームですから。
こういう選手がどう育つか、育てるのかというのは興味深いですよね。

栗原イブラヒムジュニアは強くて逞しい純FW。
マークの「上」から叩くような高さもある。
年代別代表にも入っているから皆さんもご存知だろう。
キッカーや連携の伸長があれば、養和のセットプレーは大きな脅威となるはず。

73分、FC東京は森田慎吾→野澤零温。安田虎士朗→横田峻希。
79分、養和は古館陸大→田中雄大。
80分、養和は上田英智→白井敬。
養和の最終布陣がこう↓
−−−−−−−栗原−−−−−−−
−−−−白井−−−−望月−−−−
−今野−−影山−−田中−−田村−
−−−竹内−−清水−−岩崎−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−渡辺−−−−−−−


終盤に養和が猛攻を見せる。
FC東京は前半から飛ばしていたので、その影響が出ていた。
養和がボールをもって押し込んでいた。

85分、養和は田中雄大が左サイドから右足でファーに折り返す。
GKは大きく飛び出してパンチしたものの手前の選手に当ててしまう。
岩崎陽也がこぼれ球に反応して「決まった」と思ったら…。
このシュートはポストに弾かれた。

88分、養和は田村進馬?が右サイドから左足で折り返す。
白井敬のシュートはこれも決まったと思ったら…。
東京のDFが枠内からスーパークリア。

90分、FC東京は大迫蒼人→新良介。
最終布陣がこうなった↓
−−−−−−−小林−−−−−−−
−−−-宮田−−−−−野澤-−−−
−新−−-常盤−−-金−−−横田−
−−-佳史扶−-木村−−-岡-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


アディショナルタイムの提示は3分。
FC東京が逃げ切りに成功し、1−0で養和を撃破。
開幕からの2連勝を飾っている。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0) サッカー(U18) 

プレミアE 流経大柏×尚志

高円宮杯U−18プレミアリーグは本日が第2週。
先週はウエストに行っていましたが、今週はイーストです。
バスケもサッカーも大学もJも見たいので観戦の「効率」が問われる。
ただプレミア、プリンスと好カードを二つを見る日程にしたら、
同じ掛け持ちをする取材者が他に二人いた。

流経大柏は開幕戦で青森山田に0−2で敗れた。
それもあって先週から先発を5名入れ替え。1年生も3名起用している。
尚志は開幕戦で柏を3−0と粉砕した。
ただハットトリックをした染野唯月は高校選抜の欧州遠征で不在。
エース不在での戦いとなる。

なお尚志の仲村浩二監督は習志野高OB。
流経大柏の本田裕一郎は当時の監督だ。
今日は「師弟対決」の側面もある。

流通経済大学付属柏高校
GK 17 佐藤 藍大  01.12.31 192/75 クラブ・ドラゴンズ柏
DF 32 古関 凌生  03.04.16 172/63 柏レイソルU-15
   24 宇津木 脩人 02.11.24 170/64 ジェファ・FC
    2 伊藤 勇輝  01.08.13 175/72 クラブ・ドラゴンズ柏
   31 大田原 蓮  03.04.08 169/60 Wings U-15
MF  4 藤井 海和  03.02.15 174/65 S.T.FC
   10 八木 滉史  01.04.15 171/62 FC多摩ジュニアユース
    9 渡會 武蔵  01.08.09 163/62 ホペイロ刈谷
   20 谷澤 佳紀  02.06.06 178/72 S.T.FC
FW 14 坂田 康太郎 02.06.14 171/58 ジェファ・FC
   28 橋本 清太郎 03.07.15 178/66 横浜FC・JY

−−−−橋本−−−−坂田−−−−
−−谷澤−−−−−−−−渡曾−−
−−−−−八木−−藤井−−−−−
−大田原−-伊藤−宇津木-−古閑−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−

■リザーブ:
GK 41 大山 渓   03.10.21 187/77 東松山ペレーニアFC・JY
DF 15 清宮 優希  02.09.06 166/55 Forza‘02
DF 30 田口 空我  03.09.05 176/65 ジェファ・FC
MF  8 大西 悠介  01.05.20 171/65 クラブ・ドラゴンズ柏
FW 26 佐々木 吏大 03.05.12 170/61 クラブ・ドラゴンズ柏
FW 27 清水 蒼太朗 03.10.28 174/65 柏レイソルA.A.TOR’82
FW 29 川畑 優翔  03.09.09 179/67 大豆戸FC

尚志高校
GK  1 吉野 松輝  01.10.20 179/70 VITTORIAS FC
DF  2 金本 周作  01.07.20 166/58 FC杉野Jrユース
   18 瀬齊 駿登  02.05.18 180/61 ながいユナイテッドFC
    4 渡邉 光陽  02.04.17 178/69 ラッセル郡山FC
    6 吉田 奨   01.06.29 167/62 Athletic Club 弘前
MF 12 福田 隼也  01.08.27 170/61 CLUB ATLETICO ALEGRE
    7 小池 陸斗  01.07.26 175/65 CLUB ATLETICO ALEGRE
   11 郡司 克翔  01.08.07 163/57 JSC CHIBA
   13 菅野 稜斗  02.04.16 164/65 山元町立山下中
FW 10 山内 大空  01.04.10 173/62 FC杉野Jrユース
   24 阿部 要門  02.04.03 183/74 福島ユナイテッドFC U-15

−−−−阿部−−−−山内−−−−
−−菅野−−−−−−−−郡司−−
−−−−−小池−−福田−−−−−
−吉田−−渡邉−−瀬齊−−金本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−吉野−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 相庭 拓海  01.06.17 178 77 FCクラッキス松戸
DF  3 坂従 颯蒔  01.04.16 178 65 FC古河
DF 17 石塚 崚太  02.02.27 167 56 FCトッカーノU-15
DF 20 神林 翼   02.07.13 181 70 会津サントスFC・JY
MF  8 松島 武虎  01.05.21 173/69 ともぞうSC・JY
MF 15 松本 岳士  01.11.12 174 60 ヴェルディSS小山
FW 14 黒田 陸斗  02.07.18 163 50 ジェファ・FC


19分、尚志は吉田奨が左中間に進入して左足ミドル。
共通なライナーだったもののポストに弾かれた。

尚志は「ポジショナルプレー」を取り入れている。
最終ラインから丁寧にボールを握って、
オーガナイズ全体で狙いをもってボールを動かす。
GK吉野松輝も足元があり、左足のキックもいい。
左SBがボランチの位置で前を向いて受ける形もやはり活用していた。
ボールの保持では流経大柏を上回っていたはず。

39分、尚志は左サイドで相手ボールを奪ってカウンター。
阿部要門のミドルは枠外。

44分、流経大柏は坂田康太郎がドリブルで運んでワンツー。
橋本清太郎のリターンを受けて右サイドに開く。
渡曾武蔵の右クロスは決定的だが届かない。

44分、流経大柏の波状攻撃。
森山一斗が左中間でセカンドボールに詰めて…。
森山はゴール左から左足シュートでニアを破った。
<流通経済大学付属柏高校 1−0 尚志高校>

流経大柏が1点リードで前半45分を折り返す。
46分、尚志は阿部要門→黒田陸斗。
黒田はそのまま2トップに一角に入る

53分、流経大柏は森山一斗のボール奪取からカウンター。
橋本清太郎がドリブルで運んで右に落とす。
最後は坂田康太郎がゴール右から流し込んだ。
<流通経済大学付属柏高校 2−0 尚志高校>

流経大柏も現時点ではかなり「ポゼション」色が強い
幅を取って、サイドチェンジも使って、外に人を掛けて崩す狙いだ。
GKの佐藤藍大は192センチの大型だが足元、キックのスキルも高い。
だから一番後ろまで下げて組み立て直すオプションも使える。
ただしカウンターの脅威は健在だ。
奪われたらすぐ切り替えて、前から激しく追い回す。
そこで奪って…という勢いは武器になる。

尚志は攻撃の精度ももちろんだが、
「攻撃の終わり方」「奪われた後の位置取り」がまだ拙かった。
尚志はリスクを取らなくなった相手を攻め立てる。
しかし決定機まで持ち込めず、逆にカウンターを受けてしまっていた。

59分、尚志は金本周作→石塚崚太。
65分、流経は森山一斗→佐々木吏大。

67分、流経は左サイドにロングボール。
橋本清太郎が抜け出してエリア内に切れ込む。
橋本は切り返しで間を測り、ゴールほぼ正面からシュート。
これはGK吉野松輝にブロックされた。

橋本清太郎は1年生ながら先発起用されている。
彼がプレーしていた横浜FCジュニアユースは、
往年の読売に似た技術を重視するスタイルだ。
ただ橋本は攻守でボールを追って、身体を張れるタイプ。
ボールが収まるし運べるし、周りをしっかり使える。
得点こそなかったが、今日も抜擢に応える好プレーを見せていた。
高校サッカーの主役になり得る人材だろう。

67分、尚志は福田隼也→松島武虎。菅野稜斗→神林翼。
76分、流経大柏は佐々木吏大に警告。

81分、流経大柏は坂田康太郎→大西悠介。
84分、尚志は山内大盛に警告。

84分、尚志は郡司克翔→松本岳士。
尚志の最終布陣がこう↓
−−−−黒田−−−−山内−−−−
−−石塚−−−−−−−−松本−−
−−−−−松島−−小池−−−−−
−吉田−−神林−−瀬齊−−渡邉−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−吉野−−−−−−−

85分、流経大柏は藤井海和が絶妙スルーパス。
大西悠介がゴール右に抜け出して斜めから叩き込んだ。
<流通経済大学付属柏高校 3−0 尚志高校>

86分、流経大柏は渡曾武蔵→清水蒼太朗。橋本清太郎→川畑優翔。
流経大柏の最終布陣がこう↓
−−−−−−−川端−−−−−−−
−-佐々木-−−大西−−−清水−−
−−−−−八木−−藤井−−−−−
−大田原−-伊藤−宇津木-−古閑−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−


アディショナルタイムの提示は4分。

92分、流経大柏は八木滉史のパスカットからカウンター。
大西悠介がスルーパスからエリア右に抜け出す。
大西は角度のない位置から強引にシュート。
最後は川畑優翔がこぼれ球を押し込んだ。
<流通経済大学付属柏高校 4−0 尚志高校>

そのまま試合はタイムアップ。
決めるべきところを決めた流経大柏が4−0で尚志を下している。

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2019年04月13日

首都 筑波×武蔵 1回戦

本日は朝一で首都大学野球の第2週を見に行く。
首都は流浪の連盟だが、今週末は何と小野路球場開催。
我が家から2キロくらいなので行き易い。
最大のお目当ては筑波大の佐藤隼輔を見ることだった。
昨秋はリリーフながら筑波の優勝に大きく貢献した左腕だ。
開幕の桜美林大戦も完封して、
デビューからの34イニング連続無失点を継続している。
武蔵は昨秋最下位からの浮上を期す。
開幕週は東海大に連敗している。

筑波大学
1番 三 篠原涼   4年 右左 167/72 敦賀気比
2番 二 皆神裕平  4年 右右 181/81 常総学院
3番 一 片岡心   2年 右左 178/73 報徳学園
4番 指 田中力哉  3年 右左 180/88 福岡大大濠
5番 左 松本将史  4年 右左 172/72 奈良
6番 右 伊藤蓮   2年 右右 176/78 横手
7番 中 星野大希  2年 右右 177/70 高崎
8番 捕 高瀬将太郎 4年 右右 168/76 常総学院
9番 遊 小川柾   1年 右右 179/80 札幌第一
   投 佐藤隼輔  2年 左左 180/78 仙台

武蔵大学
1番 中 土屋雄真  4年 右左 176/66 上尾
2番 遊 清水凌   3年 右左 171/70 松山(埼玉)
3番 左 松下豪佑  1年 左左 178/73 佼成学園
4番 一 姫野稜涼  4年 右右 173/72 八戸学院光星
5番 指 川野辺恭兵 4年 右左 170/73 前橋商
6番 右 石川和真  4年 右左 177/74 前橋育英
7番 二 濱田祐太  3年 右右 175/77 狭山ヶ丘
8番 三 真田和輝  2年 右右 173/71 佼成学園
9番 捕 鹿倉凛多朗 2年 右左 173/70 東海大菅生
   投 山内大輔  2年 右右 178/78 東海大菅生


1回表。先攻は筑波大。
1番・篠原が左中間を破る二塁打。無死2塁。
2番・皆神はバント成功。一死3塁。
3番・片岡が高め速球で空振り三振。二死3塁。
4番・田中は左飛で無得点。

武蔵の先発は山内大輔。右上手の技巧派だ。
テイクバックは小ぶりで、腕を畳んだ状態からリリースする。
ただ下半身は逞しくて、しっかり体重は乗っていた。
今日の球速は速球が126〜40キロ。
変化球はフォーク、スライダーが114〜25キロ。
おそらくほとんどがフォーク。
挟みつつわずかに回転をかける変則フォークもあったはず。
落差が程よく小さく、いい高さから沈む決め球だ。
序盤は速球以上に多投していた。
他にカーブが100キロ強。

1回裏。後攻は武蔵大。
1番・土屋が一ゴロ。
2番・清水は二ゴロ。
3番・松下が左飛で三者凡退。

筑波の先発は佐藤隼輔。
左スリークォーターの本格派だ。
トルネードというほどではないが、半身に身体を捻じって足を持ち上げる。
テイクバックは小さ目だが、「裏」に入れて横回旋で振り出す。
出所がかなり隠せているフォームだ。
ただ今日の彼は制球も含めてあまり良くなかった。
今日の球速は速球が126〜40キロ。
小野路のガンが厳しめということもあり常時で130キロ前後。
某大のガンで常時133,4くらいだった。
変化球はツーシーム、チェンジ系が120キロ強。
スライダーが109〜22キロ。
他にカーブもあったかな?

2回表。
筑波は5番・松本がフォークで見逃し三振。
6番・伊藤もフォークで空振り三振。
7番・星野は速球で見逃し三振。

2回裏。
武蔵は4番・姫野が左前安打。無死1塁。
ショート正面の当たりが直前で大きく跳ねた。
5番・川野辺はバント成功。一死2塁。
6番・石川が高め速球で空振り三振。二死2塁。
7番・浜田は内角低め速球で見逃し三振。

3回表。
筑波は8番・高瀬が投ゴロ。
9番・小川は左飛。
1番・篠原が右越え二塁打。二死2塁。
2番・皆神はライト線に落とすタイムリー二塁打。
本塁への悪送球があったため二死3塁。
<筑波大 1−0 武蔵大>
3番・片岡が内角速球で見逃し三振。攻撃終了。

3回裏。
武蔵は8番・真田が二飛。
9番・鹿倉は速球で見逃し三振。
1番・土屋が中飛で三者凡退。

4回表。
筑波は4番・田中が四球。無死1塁。
5番・松本はバント失敗。一死1塁。
6番・伊藤がフォークで空振り三振。
打者は振り逃げが成立しない状況なのに一塁へ走る。
それを見た一塁走者が離塁して一、二塁間で挟まれてタッチアウト。

4回裏。
武蔵は2番・清水が投ゴロ。
3番・松下は二ゴロ。
4番・姫野がツーシームで空振り三振。

5回表。
筑波は7番・星野が一塁後方に落とすポテン二塁打。無死2塁。
8番・高瀬はバント成功。一死3塁。
9番・小川が中前タイムリー安打。一死1塁。
<筑波大 2−0 武蔵大>
1番・篠原は二ゴロ。二死2塁。
2番・皆神が死球。二死1、2塁。
代打・水飼肇は捕邪飛で攻撃終了。

5回表。
武蔵は5番・川野辺が中前安打。無死1塁。
6番・石川はレフトフェンス直撃の二塁打。無死2、3塁。
7番・濱田が3−2からレフトポール際に逆転3ラン本塁打。
内角高めを軽く振って上手く乗せた打球だった。
<武蔵大 3−2 筑波大>
佐藤隼輔が入学から続けていた連続無失点記録がついに途絶えた。
立て続けの大飛球に速球が「当たると飛ぶ」球質なのかなという感も。

武蔵は8番・真田が左前安打。無死1塁。
9番・鹿倉がバント成功。一死2塁。
1番・土屋は二ゴロ。二死3塁。
2番・清水が左前タイムリー安打。二死1塁。
<武蔵大 4−2 筑波大>
3番・松下の4球目に佐藤隼輔が暴投。二死2塁。
松下は四球。二死1、2塁。
4番・姫野が死球。二死満塁。
5番・川野辺は速球で空振り三振。攻撃終了。
佐藤隼輔は「39イニング目」に失点。この回でマウンドを後にする。

6回表。
筑波は3番・田中が右飛。
代打・串田真章が中前安打。一死1塁。
6番・伊藤は二ゴロ併殺で3アウト。

6回裏。
筑波はこの回から二番手投手に藪崎雅哉を起用する。
藪崎は180cm・85kgの4年生。
県立船橋高出身の右下手投げだ。
速球、高速シンカーが120〜23キロ。
スライダーが110〜13キロ。
鋭角に沈むのでフォークっぽさもある。
カーブ、チェンジ系の縦変化が103,4キロ。
縦にふわっと沈む決め球だ。
下手投げは球筋が違うから、球種が分かり難い…。
球速では測れない迫力、凄味のあるサブマリンだ。

武蔵は6番・石川が死球。無死1塁。
7番・濱田は左飛。一死1塁。
8番・真田がセーフティーバント狙いの捕飛。二死2塁。
9番・鹿倉は捕飛で3アウト。

7回表。
筑波は7番・星野が外角速球で空振り三振。
8番・高瀬は四球。一死1塁。
9番・濱内太陽が中前安打。一死1、2塁。
1番・篠原は左飛。二死1、2塁。
2番・皆神が死球。二死満塁。
3番・水飼は遊直で無得点。

7回裏。
武蔵は1番・土屋がカーブで空振り三振。
2番・清水は速球で空振り三振。
3番・鶴田が中前安打。二死1塁。
4番・姫野は中飛で3アウト。

8回表。
筑波は4番・田中が中越えの二塁打。無死2塁。
5番・串田は左飛。一死2塁。
代打・野中大輝が二ゴロ。二死3塁。
7番・星野は中飛で無得点。

8回裏。
筑波はこの回から三番手投手に奈良木陸を起用する。
奈良木は県立府中高出身の3年生。
182cm。92kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が133〜41キロ。
変化球はスライダーが120キロ台前半。

武蔵は5番・川野辺が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
6番・石川が右前安打。無死1、3塁。
石川は次打者の3球目に二盗成功。無死2、3塁。
7番・濱田は四球。無死満塁。

筑波はここで奈良木陸が降板。
四番手投手に中真慶大を起用する。
仲間は首里高出身の4年生。
168cm・71kgの左腕だ。
今日の球速は速球が120〜24キロ。
変化球はスライダーが108〜14キロ。

武蔵は代打・桑原永佳が速球で空振り三振。一死満塁。
9番・鹿倉が左前タイムリー安打。一死満塁。
<武蔵大 5−2 筑波大>
1番・土屋は二ゴロ併殺で攻撃終了。

9回裏。
武蔵はこの回から二番手投手に村田匠を起用する。
村田は日大二高出身の4年生。
175cm・76kgの右上手投げだ。
球速は速球が134〜37キロ。
変化球はシュートが130キロ前後。
フォーク、スライダーが123,4キロ。

筑波は代打・渡邊将也が遊前安打。無死1塁。
9番・座馬健人が三ゴロ併殺。二死無走者。
1番・篠原は右前安打。二死1塁。
篠原涼はこれで猛打賞だったはず。
2番・皆神が高め速球で空振り三振。

試合終了。
武蔵大が佐藤隼輔を攻略して、大金星を挙げている。

安打 102 021 111 10 四 失
筑波┃001|010|000┃2 4 0
武藏┃000|040|01×┃5 3 1
安打 010 050 13  10

武藏:○山内、村田
筑波:●佐藤、藪崎、奈良木、中真


第2試合の東海大×日体大も見たかった。
ただ原田泰成、吉田大喜の両先発は見たことがある。
あとサッカーで見たい試合があって…。
そんな理由により第1試合限りで我がホームを後にした。

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2019年04月06日

プレミアW C大阪×東福岡

高円宮杯U−18プレミアリーグは本日開幕。
第1節はイーストは味スタ、ウエストは長居で集中開催だ。
6日の第3試合からピッチがヤンマースタジアム長居に移る。
芝も青々としてこれならプレーに支障は出ないだろう。
セレッソ大阪と東福岡の対戦だ。

セレッソは今季から海本慶治氏が新監督となった。
野村天真、林田魁斗、松本凪生らがJ3で不在。
ケガ人も少なからずいるようで「ベスト度」はあまり高くない編成だ。

セレッソ大阪U−18
GK 21 折口 輝樹  01.05.21 182/70 FC.フェルボール愛知
DF  5 岩崎 英次  01.08.04 168/63 セレッソ大阪 西U-15
   39 大橋 滉太  02.04.09 190/82 セレッソ大阪 西U-15
    3 小澤 希海  03.02.16 181/68 FC多摩JY
   15 松本 健将  03.02.24 171/64 セレッソ大阪 和歌山U-15
MF 17 佐々木 斗夢 02.05.20 171/60 セレッソ大阪 西U-15
    6 土浦 直瑠  01.07.18 171/62 セレッソ大阪U-15
   10 奥村 仁   01.04.03 166/57 セレッソ大阪U-15
   23 吉田 有志  02.04.22 172/67 セレッソ大阪U-15
FW  9 藤尾 翔太  01.05.02 181/71 RIP ACE SC
   13 西村 真祈  01.11.03 178/73 セレッソ大阪 西U-15

−−−−藤尾−−−−西村−−−−
−−吉田−−−−−−−−奥村−−
−−−−−土浦−-佐々木-−−−−
−松本−−小澤−−大橋−−岩崎−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−祈口−−−−−−−

■リザーブ:
GK  1 上林 豪   02.08.18 184/69 セレッソ大阪U-15
DF 24 坪井 大和  02.04.21 171/65 セレッソ大阪 西U-15
MF 45 前田 龍大  02.05.20 168/61 セレッソ大阪U-15
FW 18 阪井 鷹斗  02.06.04 180/70 セレッソ大阪 西U-15
FW 20 三渡洲 海鈴 02.08.16 170/63 柏レイソルU-15
FW 28 安岡 佳毅  03.03.02 172/63 CEREJA FC U15
FW 29 坂本 稀吏也 03.04.23 180/74 セレッソ大阪 西U-15

東福岡高校
GK  1 野見山 大  01.08.31 180/72 アビスパ福岡U-15
DF 15 森川 英智  02.09.16 178/68 ソレッソ熊本
    4 丸山 海大  01.06.07 180/77 PLEASURE SC
    5 大串 啓太郎 01.06.20 186/73 PLEASURE SC
    3 田頭 亮太  02.02.07 175/69 練馬FC U-15
MF 10 荒木 遼太郎 02.01.29 170/60 ロアッソ熊本JY
    7 水野 畝蓮  01.04.08 167/59 UKI-C.FC
    6 國府田 駿  02.01.12 177/69 アビスパ福岡U-15
   18 上田 瑞季  02.06.10 168/63 UKI-C.FC
   17 青木 俊輔  03.01.08 171/66 ブレイズ熊本
FW 27 長野 星輝  02.05.22 185/74 小倉南FC・JY

−−−−−−−長野−−−−−−−
−-青木−-上田−-國府田−水野-−
−−−−−−−荒木−−−−−−−
−田頭−−大串−−丸山−−森川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-野見山-−−−−−−

■リザーブ:
GK 25 藤 優希   01.09.25 183/68 FC・LAPASION
DF  2 徳永 涼   02.01.30 179/71 西南FC
DF 24 千代島 瞬  02.04.18 185/71 サガン鳥栖U-18
MF  8 佐藤 湧大  02.03.16 165/55 スマイス・セレソン
MF 16 佐藤 聡史  02.04.21 176/67 サガン鳥栖U-15
MF 19 遠藤 貴成  02.10.19 175/69 アルビレックス新潟U-15
FW 20 岐部 総志郎 01.08.06 170/60 カティオーラFC U-15


15分、東福岡は上田瑞季が左サイドを突破して中に当てる。
長野星輝はキープしてスルーパスを通す。
青木俊輔がエリア左に抜け出してシュート。
良い崩しだったがGK折口輝樹にブロックされた。

18分、セレッソは西村真祈が左サイドから仕掛ける。
パワー&個人技で局面を打開し、エリア左から左足シュート。
これはニアのポストに弾かれた。

西村真祈はパワフルでオールラウンドなレフティー。
彼もU−15時代から目立っていた才能だ。

前半は45分あまり動きなくスコアレスで終了する。
試合は後半。

54分、東福岡は右クロスのセカンドボールから波状攻撃。
水野畝蓮がシュートを放ち、跳ね返りからさらに狙うも決め切れず。

56分、セレッソは西村真折→三渡洲海鈴。
60分、東福岡は長野星輝→岐部総志郎。水野畝蓮→遠藤貴成。

長野星輝は小倉南時代に印象的だった長身アタッカー。
前を向いて、スペースがある状況で生きるタイプだ。
ただ1トップとしてはまだフィットしていない。
相手を背負った中でどうプレーするかは課題だろう。
あとシュートまでの一連の流れも次のステップですね。
ズレを作る、振り向くまではいいのだが、
「素早く強く吹かさず打つ」ことができれば得点は一気に増えそう。

66分、セレッソは松本健将→前田龍大。

72分、セレッソは三渡洲海鈴が左中間から持ち上がって外に落とす。
前田龍大が切れ込んで左クロス。決定的だったものの合わなかった。

三渡洲海鈴は柏U−15時代に左SBでプレーしていた。
ただ今はセカンドトップで起用されている。
パス&ゴーでかき回すプレーが良かった。

73分、東福岡は上田瑞季がドリブルで運んでエリア内にスルーパス。
國府田駿が上手く収めて、守備も上手く外して流し込んだ。
<東福岡高 1−0 セレッソ大阪U-18>

國府田駿はと上田瑞季の2シャドーは攻撃の肝。
東福岡はどの選手もスキルが高いけれど、
この二人は「間」で受けて動かせる。
國府田駿はパワー、キックの「一振り」も魅了的だ。

あとは荒木遼太郎の「一手目」も素晴らしかった。
シャドーからアンカーに下がったけれど持ち味がむしろ出ている。
守備も含めた予測、出足がいい。
派手なパスではなくても、少ないタッチで変化をつけられる。
ボールを受けた選手に時間とスペースをプレゼントしていた。
この年代ではやっぱりレベルが違うなと。

80分、東福岡は荒木遼太郎が仕掛けて相手に引っかかる。
上田瑞季がセカンドからエリア左に運んで左足シュート。
最後は岐部総志郎がGK折口輝樹のブロックしたこぼれを押し込んだ。
<東福岡高 2−0 セレッソ大阪U-18>

85分、セレッソは吉田有志→安岡佳毅。
セレッソの布陣がこう↓
−−−−−−−藤尾−−−−−−−
−−前田−−-三渡洲-−−安岡−−
−−−−-佐々木-−奥村−−−−−
−土浦−−小澤−−大橋−−岩崎−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−祈口−−−−−−−


89分、東福岡は森川英智→徳永涼。
東福岡の最終布陣がこう↓
−−−−−−−岐部−−−−−−−
−-青木−-上田−-國府田−遠藤-−
−−−−−−−荒木−−−−−−−
−田頭−−大串−−丸山−−徳永−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-野見山-−−−−−−


アディショナルタイムの提示は3分。

91分、東福岡は國府田駿の突破から左サイドに展開。
青木俊輔が中に折り返して、國府田はボレーを合わせる。
これも決定的だったが枠外。

セレッソは大橋滉大を前線に上げて総攻撃へ出るも実らず。
東福岡が2−0で勝利。後半は完全に主導権を取って突き放した。

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プレミアW G大阪×大津

高円宮杯U−18プレミアリーグは本日開幕。
第1節はイーストは味スタ、ウエストは長居で集中開催だ。
6日(土)のウエストは第1試合、第2試合がヤンマーフィールド長居。
6日の第3試合、7日の2試合はヤンマースタジアムで行われる。
キンチョウスタジアムは長期の改修工事中で試合ができない。
あと「1日3試合」はピッチコンディション的に無理。
そういう理由でヤンマーフィールド(長居第二)となった。

6日の第2試合はガンバ大阪と大津の対戦だ。
大津は2年ぶりのプレミアだ。
昨年の参入戦で先発した選手は残っていないみたいですね。

ガンバ大阪ユース
GK  1 駒井 幸弘  01.05.24 182/83 千里丘FC
DF  2 奥田 勇斗  01.04.21 172/66 ガンバ大阪JY
    5 盒 直也  01.05.28 179/70 ガンバ大阪門真JY
    4 西村 翔   01.06.07 179/66 ガンバ大阪JY
    3 村上 景司  02.09.14 177/65 千里丘FC
MF  6 長尾 優斗  01.08.31 178/70 千里丘FC
    7 伊勢 航   02.07.17 172/66 ガンバ大阪JY
    8 川 修平  01.04.28 168/66 ガンバ大阪JY
   10 食野 壮磨  01.05.20 167/63 ガンバ大阪JY
FW  9 唐山 翔自  02.09.21 178/65 ガンバ大阪JY
   11 塚元 大   01.06.23 178/72 ガンバ大阪JY

−−−−塚元−−−−唐山−−−−
−−食野−−−−−−−−川−−
−−−−−伊勢−−長尾−−−−−
−村上−−西村−−盒供檗蘖田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−駒井−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 王 新宇   01.08.07 191/91 ガンバ大阪JY
DF 12 久保 賢侑  01.07.25 170/64 横浜F・マリノスJY
DF 15 大野 榛里  02.09.26 187/77 SAGAWA SHIGA FOOTBALL ACADEMY JY
MF 13 福井 和樹  01.06.13 165/61 サルパFC
MF 14 中野 歩   01.08.31 168/63 ガンバ大阪JY
MF 17 久保 勇大  01.04.04 170/69 ガンバ大阪JY
FW 18 大谷 優斗  01.06.24 172/66 ガンバ大阪JY

熊本県立大津高校
GK  1 福山 翔紀  01.12.22 175/70 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U15
DF  3 麻生 恭平  01.08.01 174/66 ひびきサッカースクールU-15
    5 立野 航海  01.04.19 175/68 筑後FC・JY
    4 金子 遼太郎 02.04.11 178/66 VITESSE福岡FC
    2 本多 陸也  02.09.08 175/66 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U15
MF  7 佐藤 悠平  01.08.26 173/65 FC多摩JY
   14 藤井 瑛斗  02.07.12 172/60 アスフィーダ熊本
   31 森田 大智  03.06.18 165/55 FCK MARRY GOLD AMAKUSA U15
FW  8 樋口 堅大  01.08.01 174/62 宮崎日本大学中
   10 濃野 公人  02.03.26 176/63 VALENTIA
    9 半代 将都  02.04.10 174/65 セレソン都城FC

−−−濃野−−半代−−樋口−−−
−−−−森田−−−−藤井−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−
−本多−−金子−−立野−−麻生−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−福山−−−−−−−

■リザーブ:
GK 21 佐藤 瑠星  03.10.24 186/75 合志市立合志中
DF 12 猪谷 匠   02.07.15 178/68 PFTC北九州U-15
MF  6 野田 昌秀  01.12.04 173/65 菊陽町立菊陽中
MF 13 時松 航世  01.05.22 165/60 ロアッソ熊本JY
MF 18 大島 清   02.09.26 168/60 サガン鳥栖U-15
FW 20 上塚 蓮   03.05.16 174/65 アスフィーダ熊本


ガンバはU23でベンチ入りしているメンバーもいる。
ただ堂安律のような「ユース飛び級卒業」はいなさそう。

大津は「1トップ2シャドー」の形に近い。
基本的に半代将都がファーストトップ。
半代将都はセレソン都城のエースだった彼ですね。
濃野公人が「トップ下」的な位置に入ることが多い。
樋口堅大は「飛び出し」「フィニッシュ」の意図が強い。
ただ位置取りは流動的だし、守備時は3人が横並びで縦のコースを切っていた。
「中が厚く、外はやや薄め」のオーガナイズ。
ガンバは芝の問題もあり、いい縦パスを刺せなかった。

13分、ガンバの細かい崩し。
塚元大のポストプレーから川修平がスペース抜け出す。
川はエリア右で切り返して、右足アウトでシュート。
枠を捉えたもののGK福山翔紀にブロックされた。

16分、大津は麻生恭平が左サイドから浮き球クロス。
樋口堅大がファーに飛び込んでボレーを合わせる。
GK駒井幸弘の位置はややニア寄りだったが、辛うじてブロック。

17分、ガンバは食野壮磨に警告。
28分、ガンバは高橋直也に警告。

33分、大津は半代将都のラストパスから樋口堅大がシュート。
ゴール左から決定機だったもののGK駒井幸弘がキープする。

39分、ガンバは伊勢航に警告。

ガンバは前半から攻撃の「怖さ」を出せていなかった。
ピッチ状態の悪さも影響して、パスで崩せない。
個で剥がすようなチャレンジも出ず、ガンバらしいアイディアも乏しい。
例えば唐山翔自は中学時代にドリブラーというイメージだっ。
ただこの試合はそういう見せ場がなかった。

前半の大津はアタッカーをとにかく「裏」に走らせる狙いだった。
浮き球ではなく佐藤悠平を中心としたスルーパスを多用していた。
ただちょっと無茶振りな、単発のパスが多く、得点に結びつかない。
とはいえガンバを間延びさせるという効果はあっただろう。
前半45分はスコアレスで終了する。

試合は後半。

54分、大津は濃野公人がエリア左から切れ込む。
狭いスペースを細かいステップで攻略し、ゴールすぐ横からシュート。
これもGKにブロックされた。

56分、大津は佐藤悠平が左から中に叩く。
樋口堅大は右中間からミドルを放つ。
DFがブロックしたものの、少し緩んでエリア内に落ちる。
森田大智がそこへ走り込んで押し込んだ。
<大津高 1−0 ガンバ大阪ユース>

森田大智は1年生ながら先発に抜擢。
小柄だけど身のこなしが鋭く、近い間合いに踏み込んで奪える。
浮き球を使って悪いピッチを克服する上手さもあった。
なかなか面白い選手だなと思っていたら、ここで貴重なゴール。

61分、ガンバは塚元大→大谷優斗。
ガンバはこの辺りから攻勢に移る。

68分、ガンバは奥田勇斗が右サイドを突破してクロス。
唐山翔自がエリア内で合わせて決定的だった。
ここはGK福山翔紀がキープする。

70分、ガンバは川崎修平に警告。
72分、大津は森田大智→大島清。

75分、ガンバは伊勢航がスルーパス。
大谷優斗がエリア左に抜け出して折り返す。
唐山翔自がファーに飛び込んでヘッドを合わせる。
かなり決定的だったがシュートはバーに弾かれた。

76分、ガンバは唐山翔自→中野歩。伊勢航→久保勇大。
伊勢航は左利きでプレスキックも担当していた。
ガンバの最終布陣がこう↓
−−−−大谷−−−−川−−−−
−−久保−−−食野−−−中野−−
−−−−−−−長尾−−−−−−−
−村上−−西村−−盒供檗蘖田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−駒井−−−−−−−


84分、大津は樋口堅大→上塚蓮。

アディショナルタイムの提示は3分。
91分、大津は麻生恭平→猪谷匠。
大津の最終布陣がこう↓
−−−上塚−−半代−−濃野−−−
−−−−大島−−−−藤井−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−
−猪谷−−金子−−立野−−本田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−福山−−−−−−−


92分、ガンバは川崎修平が左CKを右足で入れる。
少しふわっとしたボールに、GK福山翔紀が飛び出してパンチを狙う。
しかし届かずボールはファーに流れて…。
大谷優斗が浮き球をボレーで叩き込んだ。
<ガンバ大坂ユース 1−1 大津高>

直後に試合終了。
正直「ガンバ的な面白さ」は欠いていたが…。
それでもガンバが終盤の粘りで勝ち点1をもぎ取った。

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プレミアW 名古屋×愛媛

高円宮杯U−18プレミアリーグは本日開幕。
第1節はイーストは味スタ、ウエストは長居で集中開催だ。
都民にとって「ウエストをまとめて見られる」機会は貴重。
そういう事情で今年もウエストに足を延ばした。

6日(土)の第1戦は名古屋グランパスと愛媛FCの対戦。
名古屋は古賀聡氏、愛媛は青野大介氏が監督を務めている。
愛媛は7年ぶりのプレミア復帰だ。

名古屋グラパスU-18
GK  1 三井 大輝  01.05.27 188/79 名古屋グランパスU15
DF  6 新玉 瑛琉  01.10.12 173/68 名古屋グランパスU15
   15 鷲見 星河  02.06.11 185/72 名古屋グランパスU-15
    3 牛澤 健   01.04.11 177/73 名古屋グランパスU15
    2 岡崎 流也  01.09.06 178/66 名古屋グランパスU15
MF 10 田邉 光平  01.10.09 166/57 名古屋グランパスU15
   24 豊田 晃大  03.04.11 169/59 名古屋グランパスU-15
    9 石田 凌太郎 01.12.13 174/71 名古屋グランパスU15
    7 倍井 謙   01.04.04 172/69 名古屋グランパスU15
FW 11 村上 千歩  01.05.28 173/67 FC.CONQUESTA
   18 光田 脩人  02.11.25 165/60 ソシエタ伊勢SC

−−−−光田−−−−村上−−−−
−−倍井−−−−−−−−石田−−
−−−−−豊田−−田邉−−−−−
−岡崎−−牛澤−−鷲見−−新井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−三井−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 東 ジョン  02.05.02 185 79 東海スポーツ
DF  5 雨宮 陸   01.07.30 185 77 名古屋グランパスU15
MF 14 石谷 光基  02.08.07 169 58 名古屋グランパスU-15
MF 19 一丸 大地  02.05.11 173 61 名古屋グランパスU-15
MF 28 甲田 英將  03.10.02 165 59 名古屋グランパスU-15
MF 29 加藤 玄   03.04.15 179 64 名古屋グランパスU-15
FW  8 榊原 杏太  01.10.20 166 56 清水エスパルスJY

愛媛FC U-18
GK  1 草野 真人  01.12.09 180 73 サザンウェイブ泉州FC
DF 15 村中 総一郎 01.04.06 175 65 愛媛FC U-15
    6 谷岡 昌   01.07.14 180 66 愛媛FC U-15
    3 武井 邑馬  01.06.16 174 68 愛媛FC U-15
MF 13 岡田 蒼生  01.08.08 169 61 FCゼブラ
    5 三原 秀真  01.07.16 172 66 帝人サッカースクール
    7 美佐田 誠大 01.08.20 165 55 愛媛FC U-15
    8 阪井 暖   02.04.14 175 68 セレッソ大阪U-15
   11 上岡 陸   01.06.29 165 58 廿日市FCアカデミーU-15
   14 柳下 将野  01.05.14 170 60 愛媛FC U-15
FW  9 藤原 代知  01.10.31 182 73 アルコバレーノFC

−−−−−−−藤原−−−−−−−
−−−−柳下−−−−上岡−−−−
−三原−−阪井−-美佐田-−岡田−
−−−武井−−谷岡−−村中−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−草野−−−−−−−

■リザーブ:
GK 21 杉野 太一朗 03.02.05 176 69 愛媛FC U-15 新居浜
DF 20 村上 昌   01.05.02 170 63 愛媛FC U-15
MF  4 金城 アンドレ泰樹
           01.11.08 185 65 FC琉球U-15
MF 18 奥田 裕介  02.10.15 175 70 大阪市ジュネッスFC
FW 10 塩 彰   01.08.13 168 61 愛媛FC U-15 0 0 0
FW 17 高野 捺貴  02.08.27 173 64 埼玉オーステンSCジュニア
FW 28 小嶋 啓太  03.04.03 180 70 愛媛FC U-15


名古屋は[4−4−2]だがSBの位置取りが高い。
一方のSBが前に出て3バック状態になっている時間帯が長かった。

愛媛は相手の遅攻ならば5バックでセットする。
ただ攻撃になるとどんどん前に出て来るし、こちらも重心は前目。
2シャドーはウイングというより絞って、CFの近くに出ていた。

13分、愛媛は阪井暖が縦に浮き球を入れる。
これが絶妙なスルーパスとなり、上岡陸はDFのギャップから抜け出し成功。
上村は飛び出してきたGKを外して、無人のゴールに流し込んだ。
<愛媛FC U-18 1−0 名古屋グランパスU-18>

まさに「一発」でしたね。
愛媛は3人、4人のユニットでいい崩しを出していた。
受け手と出し手の息が合っていて、そういう関係性から生まれたゴール。
愛媛は両ボランチが縦にいい「スイッチ」を入れていた。

19分、名古屋は新玉瑛琉が右中間から左足ミドル。
強烈なライナーが枠を捉えたものの、GK草野真人がブロックする。

25分、名古屋は石田凌太郎が右大外から完全に抜け出してクロス。
FWがゴール前で潰れ、倍井謙はファーからフリーでシュート。
かなり決定的だったがシュートは枠上。

名古屋はボールを握っていたけれど、なかなか崩すところまで行かない。
決定機は強引な「一発」からしか生まれていなかった。

グラウンダーの強いパスを出す、それをコントロールするところが
おそらく彼らがチームとしてこだわっているポイント。
しかしヤンマーフィールド長居はピッチ状態がかなり悪い。
ゴロのパスがどうしても跳ねて、受け手はコントロールに手間取る。
手数をかけるためにスペースを失う状況は苦しい。
パススピードを落とすなり、浮き球を使うなり「違う狙い」を出してもよかったと思う。
しかし名古屋は「いつもの攻め」にこだわり続けていた。

38分、愛媛はCKからの波状攻撃。
美佐田誠大がエリア外から中に浮き球を入れる。
柳下将野はゴール右でボールを収めてシュートを放つ。
決定的だったものの枠上。

前半は愛媛が1点リードで折り返す。
試合は後半。

50分、愛媛はGK草野真人が前線にロングキック。
名古屋の右SBがヘッドでGKに戻す。
しかしこれが中途半端で大ピンチにある。
三原秀真がボールに踏み込んで奪い、ダイレクトのループシュート。
GKは「受け」で前に出ていてゴール内が無人だった。
<愛媛FC U-18 2−0 名古屋グランパスU-18>
ボーンヘッドに近いDFのミスだった。

54分、名古屋のロングボールに対して、愛媛のDFが処理に手間取る。
名古屋は光田脩人がエリア右角付近で粘り、セカンドを取ってシュート。
GKが前に出ていたものの、村中総一郎がファーで枠内クリア。

56分、名古屋は倍井謙に警告。

59分、名古屋は豊田晃大→榊原杏大。
榊原は左利きで、相手の逆を取るのが上手い技巧派。
65分、愛媛は美佐田誠大に警告。

70分、愛媛は上岡陸が右足ミドルシュートを放つ。
ゴールの手前でイレギュラーして際どかったが、
GK三井大輝が反応してコースを変えた。

72分、愛媛は藤原代知→塩彰。

73分、愛媛はボランチが押し上げて中央で細かい崩し。
上岡陸がエリア左からフリーでシュートを放つ。
これもGK三井大輝がナイスブロック。

75分、名古屋は石田凌太郎→石谷光基。
名古屋の最終布陣がこう↓
−−−−光田−−−−村上−−−−
−−倍井−−−−−−−−石谷−−
−−−−−榊原−−田邉−−−−−
−岡崎−−牛澤−−鷲見−−新井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−三井−−−−−−−


81分、愛媛は上岡陸→高野捺貴。
89分、愛媛は阪井暖→奥田裕介。
愛媛の最終布陣がこう↓
−−−−−−−高野−−−−−−−
−−−−柳下−−−−塩−−−−
−三原−−奥田−-美佐田-−岡田−
−−−武井−−谷岡−−村中−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−草野−−−−−−−


アディショナルタイムの3分でもスコアは動かずタイムアップ。
後半は前半以上に愛媛ペースでした。
愛媛が2−0で名古屋を下している。

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2019年04月04日

選抜準々決勝 御所実×東海大仰星

本日は第20回全国高等学校選抜ラグビー大会。
熊谷ラグビー場のBグラウンドで4試合が行われる。
第3試合は御所実業と東海大仰星の対戦。
2試合続けて「関西対決」だ。

奈良県立御所実業高校
PR  津村大志  3年 172/105
HO  元林祐太  3年 171/89
PR  島田彪雅  3年 175/114
LO  平井半次郎 2年 177/93
LO  川上善也  3年 171/90
FL  荒島海陸  3年 170/70
FL  長船鉄心  3年 176/80
NO8 西林勇登  3年 174/92
SH  稲葉聖馬  3年 165/72
SO  高居海靖  3年 182/90
WTB 安田昂平  2年 180/74
CTB 谷中廉   3年 169/70
CTB 冨岡周   3年 173/80
WTB 澤口飛翔  3年 176/80
FB  石岡玲英  3年 177/68

東海大学付属大阪仰星高校
PR  高橋凜   3年 173/96
HO  安部薫平  3年 172/95
PR  志水孝吉  3年 169/98
LO  羽間圭司  3年 172/80
LO  辻村康   3年 175/98
FL  土岐爽和  3年 170/78
FL  宇野恭平  3年 166/75
NO8 中司了太  3年 168/74
SH  藤田海元  2年 168/67
SO  谷口宜顕  3年 172/78
WTB 前薗斗真  3年 170/73
CTB 何松健太郎 3年 177/90
CTB 近藤翔耶  2年 176/83
WTB 堤光司   3年 174/77
FB  市川亮太  3年 176/78


7分、仰星はCTB近藤翔耶、FB市川亮太が次々にラインブレイク。
FL宇野恭平がフォローしてインゴールに迫る。
天理のDFも粘ったが、ラックを連取して最後はPR志水孝吉が抑えた。
コンバージョンは前薗斗真が成功。
<東海大大阪仰星 7−0 御所実業>

今年の仰星はいわゆる「大駒」が少ない。
ただそんな中でも近藤翔耶のゲインは強烈。
小さいサイドステップから、一気に縦へ加速する鋭さがある。

10分、御所実業は敵陣の好位置でペナルティキックを得る。
タッチキックは蹴らず、FWがそのままモールを組んで押し切った。
コンバージョンは石岡玲英が成功。
<御所実業 7−7 東海大大阪仰星>

御所は立ってつなげるし、FWがじっくり攻めるスタイルではない。
ただキックはやっぱりよく使う。
高居海靖と石岡玲英がかなり強烈なキックを持っています。
高居は左利きで、距離が出るし、高い弾道で滞空時間も強烈に長い。
そして「ここ」というところでは十八番のモールが出る。
御所といったらモール、モールといったら御所というレベル(笑)

前半は7−7で終了する。

2分、御所は敵陣の好位置で右ラインアウトを得る。
FWが全員入り、最後はSO高居海靖も入って…。
最後はFL長船鉄心が押し切った。
<御所実業 12−7 東海大大阪仰星>

8分、仰星は敵陣で得たペナルティキックからすぐ再開。
FWを中心にサイドを次々に突いてラックを連取。
最後はPR志水孝吉が抑えた。
<東海大大阪仰星 14−12 御所実業>

14分、仰星は藤田海元→竹田怜央。市川亮太→大畑亮太。
大畑は一昨年の太陽生命杯で大活躍していた2年生ウイング。

16分、御所は敵陣左サイドの好位置でペナルティキックを得る。
タップで再開してFWがすぐモール。難なく押し込んだ。
<御所実業 19−14 東海大大阪仰星>

26分、仰星は堤光司→武藤ゆらぎ。

29分、御所はモール、リモールから相手のペナルティを誘う。
モールが左から中に流れて、オープンに振り、最後はCTB谷中廉が抑えた。
<御所実業 26−14 東海大大阪仰星>

29分、御所は荒島海陸→黒木潮音。平井半次郎→田中俊雄。

御所がモールから4トライを挙げ、最後に突き放した。
準々決勝は天理との奈良対決だ。

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選抜準々決勝 京都成章×関西学院

本日は第20回全国高等学校選抜ラグビー大会。
4日は熊谷ラグビー場のBグラウンドで4試合が行われる。

8強中5チームが近畿勢で、第2試合は近畿対決になった。
京都成章は3月の近畿大会を制している。
関西学院は「兵庫3位」ながら、兵庫開催のため近畿大会の出場枠を獲得。
兵庫大会を制した報徳学園は近畿大会で敗退した一方で、
しぶとくここまで勝ち上がってきた。
予選リーグでは佐賀工業を下している。

京都成章高校
PR  西村優希  3年 172/100
HO  門恒介   3年 172/85
PR  西野拓真  3年 186/112
LO  本橋拓馬  2年 186/112
LO  山本嶺二郎 3年 190/95
LO  三木皓正  3年 173/85
FL  延原秀飛  3年 182/93
NO8 村田陣悟  3年 185/92
SH  宮尾昌典  2年 162/65
SO  辻野隼大  2年 174/83
WTB 太田匠海  3年 174/74
CTB 松澤駿平  2年 175/77
CTB 下村滉志郎 3年 172/78
WTB 森本蒼   3年 167/72
FB  西川彪馬  3年 170/70

関西学院高等部
PR  稲村武之介 3年 170/86
HO  兪瑛士   3年 169/80
PR  前川吏六  3年 170/89
LO  國本周亮  3年 176/82
LO  濱崎真一  3年 184/85
FL  甲斐悠太郎 2年 166/76
FL  木下裕翔  3年 164/82
NO8 平生翔大  2年 173/98
SH  柿本知輝  2年 161/60
SO  高見歩希  2年 162/64
WTB 大塚健太郎 3年 173/80
CTB 齊藤綜馬  3年 169/73
CTB 山本快   2年 176/84
WTB 永久保守涼 2年 168/67
FB  加藤匠朗  3年 173/84


前半の関西学院は徹底的に蹴っていた。
CTB齊藤綜馬のキックは飛距離が素晴らしく、50m以上先に届く。
体格やスキルで分が悪いチームがキックを上手く使うのはロジカルだ。

11分、京都成章はラインアウトを素早く投入。
右から左オープンに展開し、ラックを連取する。
SO辻野隼大がパスダミーからインサイドのスペースをゲイン。
FL延原秀飛がフォローして抑えた。
コンバージョンは西川彪馬が成功する。
<京都成章 7−0 関西学院>

京都成章は本橋拓馬、山本嶺二郎の両ロックが圧巻。
FW、バックスがズレながら受けて、ポジティブラックをしっかり作っていく。
ただし彼らが「飛び道具」的な動きをせず、じっくり時間をかけて攻める。
リスクも考えながら試合をコントロールしていた。
前半はキックも使って、ロースコア狙いに見えた。

29分、京都成章はラインアウトをキープしてモールで押す。
FL延原秀飛が持ち出してそこかラックを連取。
SH宮尾昌典がフラットなパスでFW、BKの「縦」を上手く引き出す。
最後は辻野隼大がインサイドを破ってトライ。
<京都成章 12−0 関西学院>

辻野隼大は「腰が強い」タイプで、機を見て縦を突くランが有効だった。
京都成章が2トライを奪って前半30分を折り返す。

試合は後半。
33分、関西学院は左中間のラックから右オープンに展開。
FWも入った長いラインで順目にボールを運ぶ。
FB加藤匠朗が右大外に飛ばし、WTB永久保守涼がリターンパス。
最後はFL木下裕翔が加藤をフォローしてパスを受けてトライ。
コンバージョンは齊藤綜馬が失敗。
<京都成章 12−5 関西学院>

関西学院が後半に入るとゲームプランを変えた。
風下ということもありキックを減らし、ボールと人を動かすスタイルに転換。

34分、関西学院は柿本知輝→柳田洸人。
36分、関西学院は濱崎真一→西村駿希。
38分、関西学院は甲斐悠太郎→藤川翔大。

40分、京都成章は残り5mのスクラムをキープ。
SH宮尾昌典がフラットに左へ振り、CTB下村滉志郎が縦を突く。
宮尾はラックからさらに左へ振り、最後はNO8村田陣悟が抑えた。
なお後半は辻野隼大がコンバージョンを狙っていた。
<京都成章 19−5 関西学院>

41分、関西学院は前川吏六→市川晃己。
42分、関西学院は永久保守涼→石井雄大。

54分、関西学院はNO8平生翔大が厳しいマークを受けつつ突進。
平生は20m近くインサイドからゲインしてオフロードでつなぐ。
LO國本周亮が大きくゲインしてインゴールに迫る。
少し停滞したが、最後は平生がSH柳田洸人のフラットなパスを受けて抑えた。
<京都成章 19−12 関西学院>

平生翔大は「個の打開力」で京都成章のFW以上のモノを見せていた。
プロップ体形だし、2年生だが、動きの鋭さとしなやかさがある。
上を狙える人材だなと思った。

54分、京都成章は村田陣悟→岡大翔。
54分、関西学院は國本周亮→田中大瑚。

試合は19−12でノーサイド。
関西学院の奮闘が光った60分でした。

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選抜準々決勝 桐蔭学園×東福岡

本日は第20回全国高等学校選抜ラグビー大会を見に行く。
最初は2日の予選リーグも見に行こうと思っていた。
ただ3ピッチ並行開催で、掛け持ちが難しい。
Cグラウンド、補助陸上はおそらく立ち見になる。
他の仕事もあったので準々決勝に絞った。
あと「次」への移動があり、第3試合で観戦を終えています。

選抜は各地区の新人大会が予選となっている。
出場が32校で、決勝トーナメントに8校が残った。
8強の勝ち上がりは関東1、東海1、近畿5、九州1。
圧倒的な「西高東低」ですね。近畿は出場5校すべてが8強に入った。

第1試合は桐蔭学園と東福岡の対戦だ。
関東王者と九州王者の対戦である。
名前を見ると中学時代から全国だった選手がチラホラ。

桐蔭学園高校
PR  床田淳貴  3年 177/97
HO  平石颯   3年 178/97
PR  岡広将   3年 173/95
LO  安達航洋  3年 189/96
LO  青木恵斗  2年 186/105
FL  久松春陽大 3年 178/81
FL  石塚勝己  2年 181/88
NO8 佐藤健次  2年 177/93
SH  亀井健人  3年 168/64
SO  伊藤大祐  3年 179/84
WTB 榎本拓真  2年 182/74
CTB 桑田敬士郎 3年 177/74
CTB 渡邉誠人  3年 181/81
WTB 秋濱悠太  2年 176/90
FB  天羽秀太  3年 170/73

東福岡高校
PR  川太雅  3年 171/100
HO  本田啓   2年 171/115
PR  小西優治  3年 180/106
LO  服部峻   3年 177/93
LO  森山雄太  3年 182/86
FL  永嶋仁   3年 178/80
FL  井上風雅  3年 168/81
NO8 西濱悠太  3年 177/87
SH  西村笙   3年 168/64
SO  森駿太   3年 171/80
WTB 高本とむ  3年 182/82
CTB 廣瀬雄也  3年 178/86
CTB 有吉健   3年 176/86
WTB 志氣陸王  3年 171/72
FB  行徳冠生  3年 181/82


1分、桐蔭はまずNO8佐藤健次のビッグゲインで右大外から敵陣に侵入。
ラックを連取して、SH亀井健人が右に流れながらフラットに順目へ振る。
最後は床田淳貴がインサイドから抜け出し、FL石塚勝己がフォローしてトライ。
コンバージョンは桑田敬士郎が成功した。
<桐蔭学園 7−0 東福岡>

驚愕のノーホイッスルトライだった。
桐蔭は攻撃のテンポがよくて、どの選手も倒れずゲイン出来る。
ボールを持ったらもう止めようがない感じだ。
SH亀井健人は必ずポイントにいて、しかも早く正確に捌く。
桐蔭学園のSHに「外れ」はないが、
亀井も斎藤直人や小西泰聖のレベルですね。

8分、東福岡はインゴールに迫って中央ラックから左オープン。
CTB廣瀬雄也が2人飛ばすパスを順目に振る。
WTB高本とむがタックルを振り切って最後は中央で抑えた。
コンバージョンは廣瀬雄也が成功。
<東福岡 7−7 桐蔭学園>

廣瀬雄也、高本とむは全国ジュニアラグビーで印象的だった二人。
廣瀬はランニングスキルがあり、冷静で、引き付けてからパスを出せる。
加えてキックもよく、CTBながらに「司令塔」という風だった。

11分、桐蔭は敵陣内でペナルティキックを得てSH亀井健人がすぐ再開。
NO8伊藤健次が縦を突いてぐりぐり押し込む。
亀井がテンポよく中央から右に振りながらラックを連取。
最後はPR床田淳貴が右大外で抑えた。
<桐蔭学園 14−7 東福岡>

13分、桐蔭は相手のキックオフからカウンター。
WTB秋濱悠太が左オープンから一気にゲインして敵陣に入る。
NO8佐藤健次がラックから持ち出し突進50m。トライ!
<桐蔭学園 21−7 東福岡>

佐藤健次は中3の太陽生命杯で見たときから別格だった。
早生まれの中学生があそこまで無双する例は、
他競技でも南野拓実くらいしか思い出せない。
背はそこまで大きくないけれどパワフルでスピードも抜群。
腰が強くてバランスがよくて、相手を蹴散らすようなゲインを見せる。
高校でも即戦力で、1年からポジションを取った。
将来は第一列に移るのか、それともこの体格で第3列を極めるのか?

15分、桐蔭は再びキックオフからカウンター。
中央のラックからSH亀井健人が左に振る。
SO伊藤大祐はパスダミーからスペースに抜け出す。
伊藤は相手のカバーDFを見ると小パントを蹴り、自ら捕球。
相手のFBが必死にしがみ付いたが、上手くボールを離す。
最後はCTB渡邉誠人がフォローしてインゴールで抑えた。
<桐蔭学園 26−7 東福岡>

連続ノーホイッスルトライ。
しかもどちらもちょっとしたスーパートライである。
伊藤は2年時にFBをやっていたけれど、SOに上がってきた。
なかなか逞しいし、かなりの俊足。
当然ながらSOとして十分なスキル、状況判断も持っている。
「自分で行けるスタンドオフ」はやっぱり魅力的ですよね。

渡邉誠人は長身痩躯のセンター。
ヨーロッパ系の容姿をしている。
周りから「ハリー」と呼ばれていたがミドルネームらしい。
猫背にならず背筋が立っていて、
タックルを受けてもしなやかに「流す」ところがエレガント。

場内がざわざわするような桐蔭学園の攻勢だ。
ただ東福岡も黙ってはいない。

20分、東福岡は自陣インゴール内からバックスが展開。
桐蔭はかなり近い間合いで激しく詰める。
東福岡のHB、CTBが何とかつないで22mライン付近でWTBに入る。
桐蔭のDFもいるし距離が長すぎる…と思ってみたら志氣陸王!
短距離走でも全国大会い出たという韋駄天である。
桐蔭は二人タックルに行ったが触ることもできなかった。
80mの独走から中央で抑えた。
<桐蔭学園 26−14 東福岡>

今の時代はバックスといえどもオールラウンダーでないと厳しい。
そんな時代に志氣陸王は吉田義人のようなウイングのスペシャリスト。
直線的なスピードだけでなく、横への重心移動や加減速でズレを作る上手さもある。
ただ今日は彼までボールが回ってこなかった。

23分、東福岡はFL永嶋仁が左大外からゲイン。
SH西村笙がオープンに展開すると、SO森駿太がPR小西優治とループ。
森は中央のギャップから斜めにカットインして、40m以上を走り切った。
<桐蔭学園 26−21 東福岡>

しかし東福岡の攻撃はここで打ち止め。
桐蔭のDFはすぐループに釣られなくなった。
あと東福岡の攻撃はキックを使わない。
育成年代の「こだわり」としてそれは素晴らしい。
ただ桐蔭もそれが分かっていて、キックを捨てた守備をしていた。
もちろんタックル、集散の素晴らしさもありますから。

25分、桐蔭はキックオフを敵陣深くまで蹴り込む。
東福岡は今までのように自陣からボールをつないで行く。
しかし捕球が少し乱れたところへFWが一気に詰めてターンオーバー。
最後は7、8人が入る鮮やかなカウンターラックでプッシュする。
最後はSO伊藤大祐が外に持ち出して抑えた。
<桐蔭学園 33−21 東福岡>

スタンドからは「前半のスコアじゃないな」という声も(笑)

28分、桐蔭は敵陣の好位置で左ラインアウトを得る。
HO平石颯が近く低く投げ込み、PR床田淳貴からリターンを受けるサインが成功。
平石がインゴール間際まで持ち込み、最後はLO青木恵斗が抑えた。
<桐蔭学園 40−21 東福岡>

桐蔭が圧巻のラッシュで6トライ。
前半30分を19点リードで終える

44分、東福岡は行徳冠生→吉野遼。

48分、桐蔭は敵陣22m内でラックを練習。
FWが押し込んで中央でラックを形成し、SH亀井健人が左に振る。
NO8佐藤健次がフラットなパスから簡単に抜け出してトライ。
<桐蔭学園 47−21 東福岡>

50分、桐蔭は相手のキックオフをキープ。
LO青木恵斗が縦をついて相手を巻き込んでラック形成。
HBが左に振り、CTB渡邉誠人は大きくゲイン。
WTB秋濱悠太が左で余り、渡邉のパスを受けて独走トライ。
<桐蔭学園 52−21 東福岡>

55分、桐蔭は敵陣右サイド、残り30m強の位置でPKを得る。
桑田敬士郎が狙ってこれを成功。
<桐蔭学園 55−21 東福岡>

55分、桐蔭は3枚替え。
亀井健人→島本陽太。安達航洋→渡部創太郎。榎本拓真→飯塚稜介。

56分、桐蔭は敵陣のターンオーバーからチャンス。
最後は青木恵斗がラインに入ってパスを受け、走り切った。
<桐蔭学園 62−21 東福岡>

青木恵斗は恵まれた体格で機動力もあり、
佐藤健次と共にボールキャリアーになっていた。

60分、桐蔭は敵陣でラインアウトをキープ。
モールをプッシュして、最後はNO8佐藤健次が持ち出してトライ。
<桐蔭学園 67−21 東福岡>

東福岡は「撃ち合い上等」なチームだが、
桐蔭学園がその撃ち合いで完膚なきまで相手を打ちのめした。
スコアを見ると大味な試合に思えるかもしれないが、そんなことは無い。
お互いが強みと強みをぶつけ合った、スペクタクルな試合でした。

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2019年03月25日

選抜1回戦 石岡一×盛岡大付

第91回選抜高等学校野球大会3日目。
第2試合は石岡一と盛岡大付の対戦だ。
石岡一は21世紀枠だが、岩本大地の評価が高い。
なので「自分が選抜でどうしても見たい3校」に入っていた。

茨城県立石岡第一高校
1番 右 武田翼   3年 右左 178/70 美野里中
2番 左 酒井淳志  3年 右左 170/67 霞ヶ浦中
3番 二 塚本圭一郎 2年 右左 174/71 土浦第一中
4番 一 飯岡大政  2年 右右 176/68 つくば中央シニア
5番 投 岩本大地  3年 右右 175/80 八郷中
6番 捕 中山颯太  3年 右右 179/78 府中中
7番 三 干場聖斗  2年 右右 175/68 江戸崎ボーイズ
8番 遊 滑川孝之介 2年 右左 178/71 美野里中
9番 中 古屋健太郎 2年 右左 167/61 勝田シニア

盛岡大学附属高校
1番 遊 峰圭哉   3年 右左 175/70 小山ボーイズ
2番 二 佐々木俊輔 3年 右左 172/70 花巻シニア
3番 左 平賀佑東  3年 右左 182/78 滝沢いわてシニア
4番 右 岡田光輝  3年 右右 175/75 大正ボーイズ
5番 三 小野寺颯斗 3年 右左 173/75 花巻シニア
6番 中 小川健成  3年 右右 175/80 大正ボーイズ
7番 捕 島上眞綾  3年 右右 168/68 宝塚ボーイズ
8番 一 及川温大  3年 右左 182/80 水沢南中
9番 投 阿部秀俊  3年 左左 166/65 岩手ボーイズ


1回表。先攻は石岡一。
1番・武田が一ゴロ。
2番・酒井も一ゴロ。
3番・塚本は遊飛で三者凡退。

盛岡大付の先発は阿部秀俊。左の技巧派だ。
無理せずバランスのいいフォーム。
小柄で球速も平凡だけど、球筋が多彩でコースを突ける。
今日の球速は速球が120〜27キロ。
変化球はチェンジが108〜19キロ。
カーブが103〜11キロ。
スライダーが110キロ台中盤。

1回裏。後攻は盛岡大付。
1番・峰がフォークで空振り三振。
2番・佐々木が139キロの速球で空振り三振。
3番・平賀もフォークで空振り三振。三者三振!

石岡一の先発は岩本大地。右上手の技巧派だ。
足腰がしっかりしてパワフルで、なおかつしなやか。
肩甲骨周りが柔らかくて、腕が少し遅れて出つつウネる。
変化球は球種が鋭く動き、速球も空振りを誘える。
制球も高校生の中では良い方だろう。
「走者を出してからむしろ良くなる」傾向も好ましい。
高卒でプロへ行くかどうかは別にして、間違いなくプロを目指せる才能だ。
今日の球速は速球が132〜44キロ。
変化球はフォークが119〜32キロ。
スライダーが117〜27キロ。
チェンジアップが111〜19キロ。
カーブが97〜106キロ。

2回表。
石岡一は4番・飯岡が右飛。
5番・岩本は遊ゴロ。
6番・中山が中前安打。二死1塁。
7番・干場は一邪飛で3アウト。

2回裏。
盛岡大付は4番・小野寺がフォークで空振り三振。
5番・小野寺が右飛、
6番・小川は142キロの速球で空振り三振。

3回表。
石岡一は8番・滑川が四球。無死1塁。
9番・古屋はバント成功。一死2塁。
1番・武田が一ゴロ。二死3塁。
2番・酒井は二ゴロで一塁手の足がベースから離れる。
三塁走者が生還し、二死1塁。
ほんの一瞬ボールを握り直して、送球も少し際どかった。
<石岡第一 1−0 盛岡大学附属>
3番・塚本が左前安打。二死1、2塁。
4番・飯岡の4球目に阿部秀俊が暴投。二死2、3塁。
飯岡は左飛で攻撃終了。

3回裏。
盛岡大付は7番・島上が中飛。
8番・及川が一ゴロ。
9番・阿部は遊ゴロで三者凡退。

4回表。
石岡一は4番・岩本が左直。
5番・中山がスライダーで見逃し三振。
6番・干場は右飛で三者凡退。

4回裏。
盛岡大付は1番・峰が外角速球で空振り三振。
2番・佐々木が四球。一死1塁。
3番・平賀は三塁強襲安打。一死1、2塁。
4番・岡田の1−0から一二塁走者が重盗。
岩本大地が冷静に三塁へ牽制球。挟殺で二塁走者覇を刺し二死2塁。
岡田は遊ゴロで無得点。

5回表。
石岡一は8番・滑川が遊ゴロ。
9番・古屋が遊直。
1番・武田は一ゴロで三者凡退。

5回裏。
盛岡大付は4番・小野寺が右飛。
5番・小川はライト線に落とす二塁打。一死2塁。
6番・島上がフォークで空振り三振。二死2塁。
7番・及川は二ゴロで3アウト。

6回表。
石岡一は2番・酒井が二ゴロ。
3番・塚本は一ゴロ失策で生きる。一死1塁。
4番・飯岡が左前安打。一死1、2塁。
5番・岩本は二飛。二死1、2塁。
6番・中山の2球目に塚本が単独で三盗成功。二死1、3塁。
中山は四球。二死満塁。
7番・干場がスライダーで空振り三振。

6回裏。
盛岡大付は9番・阿部が四球。無死1塁。
1番・峰はバント成功。一死2塁。
2番・佐々木がフォークで空振り三振。二死2塁。
3番・平賀の初球に岩本大地が暴投。二死3塁。
平賀は遊ゴロで無得点。

7回表。
石岡一は8番・滑川が左飛。
9番・古屋が二ゴロ。
1番・武田は一ゴロで三者凡退。

7回裏。
盛岡大付は4番・岡田が四球。無死1塁。
岩本大地は2イニング連続で先頭打者を歩かせた。
5番・小野寺がバント成功。一死2塁。
6番・小川は一邪飛。二死2塁。
7番・島上はチェンジで見逃し三振。3アウト。

8回表。
石岡一は2番・酒井が一ゴロ。
3番・塚本は中前安打。一死1塁。
4番・飯岡がバント成功。二死2塁。
5番・岩本は中飛で3アウト。

8回裏。
盛岡大付は8番・及川が速球で見逃し三振。
9番・阿部は三ゴロ。
1番・峰が高め速球で空振り三振。三者凡退。

9回表。
石岡一は6番・中山が遊ゴロ。
7番・干場は三ゴロ。
8番・滑川が遊前安打。二死1塁。
9番・古屋はエンドランから右前安打。二死1、3塁。
1番・武田が中前タイムリー安打。二死1、2塁。
<石岡第一 2−0 盛岡大学附属>
2番・酒井は二ゴロで攻撃終了。

9回裏。
盛岡大付は2番・佐々木が右前安打。無死1塁。
3番・平賀は中飛。一死1塁。
バックスクリーンに迫る大飛球だった。
4番・岡田も中飛。二死1塁。
5番・小野寺が一塁線を破る二塁打。二死2、3塁。
6番・小川は起死回生の右前タイムリー安打。
二塁走者が素晴らしいスタートを切っていて二者生還。二死1塁。
<盛岡大学附属 2−2 石岡第一>
7番・島上は三ゴロで攻撃終了。
盛岡大付が土壇場で追いつき、試合は2試合連続の延長戦へ。

10回表。
石岡一は3番・塚本が一ゴロ。
4番・飯岡は遊ゴロ。
5番・岩本が遊ゴロで三者凡退。

10回裏。
盛岡大付は8番・及川が三ゴロ悪送球で出塁。無死2塁。
9番・阿部はバント失敗の投飛。岩本大地が小飛球をよく取って一死2塁。
1番・峰が二ゴロ。二死3塁。
2番・佐々木はフォークで空振り三振。3アウト。

11回表。
石岡一は6番・中山が遊ゴロ。
代打・坂本塁が二ゴロ。
8番・滑川も二ゴロで三者凡退。

11回裏。
盛岡大付は3番・平賀が四球。無死1塁。
4番・岡田はバント成功。一死2塁。
5番・小野寺が四球。一死1、2塁。
6番・小川は三ゴロ失策で出塁。一死満塁。
打球が高く弾んで三塁手がこぼした。
7番・島上が3−2からボテボテの投ゴロ。
岩本大地の本塁送球が逸れて、三塁走者が生還する。
盛岡大付のサヨナラ勝ち!

盛岡大付が驚異的な粘りで2回戦進出を決めた。
石岡一は11回裏に痛いミスが二つ出た。
疲れがミスを招いた部分もあるのかなと思う。
ただ敗れはしたものの岩本大地は素晴らしかった。
10回3分の1で170球を投げ切り、11奪三振。
単なる「瞬間最大風速」でなく、
疲れてから、走者を出してからの粘りを持っているタイプだ。

安打   011 001 013 00 7 四 失
石岡一 ┃001|000|001|00┃2 2 2
盛岡大付┃000|000|002|01X┃3 5 3
安打   000 110 003 00

盛岡大付:○阿部
石岡一:●岩本

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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選抜1回戦 龍谷大平安×津田学園

本日は甲子園に戻ってきました。
第91回選抜高等学校野球大会3日目。
第1試合は龍谷大平安と津田学園の対戦だ。
津田学園は17年ぶり3回目の出場。
三重県桑名市にある私立校です。

龍谷大学付属平安高校
1番 中 中島大輔  3年 右左 178/73 和歌山御坊ボーイズ
2番 二 北村涼   3年 右右 167/60 高槻シニア
3番 捕 多田龍平  3年 右右 175/76 南都ボーイズ
4番 右 水谷祥平  3年 右右 176/82 京都東山ボーイズ
5番 三 奥村真大  2年 右右 180/72 草津シニア
6番 一 三尾健太郎 3年 右左 180/83 南部シニア
7番 左 長畑海飛  3年 右右 160/60 大阪狭山ヤング
8番 遊 西川史礁  2年 右右 176/68 和歌山日高ボーイズ
9番 投 野澤秀伍  3年 左左 176/74 美濃加茂シニア

津田学園高校
1番 二 大音壱汰  3年 右左 172/75 美方ボーイズ
2番 左 松尾夏希  3年 右右 173/77 東海中央ボーイズ
3番 右 藤井久大  3年 左左 168/70 神戸中央シニア
4番 三 前川夏輝  3年 右右 178/86 津ボーイズ
5番 一 石川史門  3年 右左 186/83 愛知西シニア
6番 捕 阿萬田琉希 3年 右右 175/75 神戸中央シニア
7番 遊 小林世直  2年 右右 174/72 長島中
8番 投 前佑囲斗  3年 右右 182/87 津ボーイズ
9番 中 渡邉保育  3年 右右 178/72 はとり中


1回表。先攻は龍谷大平安。
1番・中島が三ゴロ。
2番・北村は中飛。
3番・多田が140キロの速球で空振り三振。三者凡退。

津田学園の先発は前佑囲斗。右の技巧派だ。
打者に背を向けて、横回旋で腕を振る。
かなり出所を「隠せる」フォームのようだ。
しっかり踏ん張って体重も乗せられる。
リリース前に少し膝が割れるけれど、上半身が強くてぐらつきを起こさない。
今日の球速は速球が128〜41キロ。
シュートして沈む、ツーシーム的な球筋が有効だ。
基本は打たせて取るタイプだが、要所で「振らせる」球威もある。
変化球はスライダーが110〜23キロ。
小さく切れて実用的だし、多投もしていた。
フォークが123〜27キロ。
カーブが105〜09キロ。
最速147キロと聞いて多少荒れたタイプを想像したら全く違った。
凄みと潜在能力を感じるドラフト候補というより、
このカテゴリーでしっかり結果を出せる好投手。

1回裏。後攻は津田学園。
1番・大音が二ゴロ。
2番・松尾は三飛。
3番・藤井が三ゴロで三者凡退。

龍谷大平安の先発は野澤秀伍。技巧派左腕だ。
力強い、バネがあるというタイプではない。
ただ、しっかり全身を使って腕を振り切れる。
チェンジの切れが素晴らしく、変化球でストライクを取れる。
今日の球速は速球が121〜35キロ。
変化球はチェンジ、スライダーが106〜19キロ。
カーブが95〜109キロ。

2回表。
龍谷大平安は4番・水谷が三ゴロ。
5番・奥村は三ゴロ。
6番・美尾が左前安打。二死1塁。
7番・田中は中飛で3アウト。

2回裏。
津田学園は4番・前川が左飛。
5番・石川は一ゴロ。
6番・阿萬田が二ゴロで参者凡退。

3回表。
龍谷大平安は8番・西川が三ゴロ。
9番・野澤は投ゴロ。
1番・中島が遊ゴロ失策で出塁。二死1塁。
2番・北村は中飛で3アウト。

3回裏。
津田学園は7番・小林が中前安打。無死1塁。
8番・前は外角速球で空振り三振。一死1塁。
9番・渡邉がセーフティ気味のバント。二死2塁。
1番・大音は右中間の大飛球も中飛で無得点。

4回表。
龍谷大平安は3番・多田が四球。無死1塁。
4番・水谷が死球で無死1、2塁。
5番・奥村はバント成功。一死2、3塁。
6番・三尾が外角速球で空振り三振。二死2、3塁。
7番・長畑はフォークで空振り三振で無得点。

4回裏。
津田学園は2番・松尾が四球。無死1塁。
3番・藤井はバント成功。一死2塁。
4番・前川が死球。一死1、2塁。
5番・石川もバント。二死2、3塁。
6番・阿萬田は中飛で無得点。

5回表。
龍谷大平安は8番・西川が速球で見逃し三振。
9番・野澤が投ゴロ。
1番・中島は右飛で三者凡退。

5回裏。
津田学園は7番・小林が右前安打。無死1塁。
8番・前が2ストライクからバント成功。一死2塁。
9番・渡邉は二ゴロ。二死3塁。
1番・大音が内角速球で空振り三振。3アウト。

6回表。
龍谷大平安は2番・北村が左飛。
3番・多田が投ゴロ。
4番・水谷は遊ゴロで三者凡退。

6回裏。
津田学園は2番・松尾が遊飛。
3番・藤井は遊ゴロ。
4番・前川がチェンジで空振り三振。三者凡退。

7回表。
龍谷大平安は5番・奥村が右飛。
6番・三尾が二ゴロ。
7番・長畑は左飛で三者凡退。

7回裏。
津田学園は5番・石川が一ゴロ。
6番・阿萬田は速球で空振り三振。
7番・小林が左前安打。二死1塁。
小林世直はこれで3打数3安打。
8番・前はチェンジで空振り三振。3アウト。

8回表。
龍谷大平安は8番・西川が左飛。
9番・野澤は四球。一死1塁。
1番・中島が三ゴロ。二封で二死1塁。
2番・北村は投ゴロで3アウト。

8回表。
津田学園は9番・渡邉が遊ゴロ。
1番・大音は二ゴロ。
2番・松尾が中前安打。二死1塁。
3番・藤井は右飛で3アウト。

9回表。
龍谷大平安は3番・多田が右飛。
4番・水谷が中前安打。一死1塁。
水谷は次打者の5球目に二盗成功。一死2塁。
5番・奥村は左飛。二死2塁。
6番・三尾が二ゴロで無得点。

9回裏。
津田学園は4番・前川が右飛。
5番・石川も右飛。
6番・阿萬田が左飛で三者凡退。
試合はスコアレスのまま延長戦に。
なおタイブレーク制が導入されるのは13回以降。

10回表。
龍谷大平安は7番・長畑が二飛。
8番・西川は三塁線を破る二塁打。一死2塁。
この試合初の長打がここで出た。
9番・野澤が外角速球で空振り三振。二死2塁。
1番・中島は二ゴロで無得点。

10回裏。
津田学園は7番・小林が二ゴロ。
8番・前がチェンジで空振り三振。
9番・渡邉もチェンジで空振り三振。三者凡退。

11回表。
龍谷大平安は2番・北村が背中に死球。無死1塁。
3番・多田はバントで送れずカウント2−2。
ここで北村が二盗に成功し、無死2塁。
多田は速球で見逃し三振。一死2塁。
4番・水谷が敬遠の四球。一死1、2塁。
5番・奥村はレフト線に落とすタイムリー二塁打。一死2、3塁。
<龍谷大平安 1−0 津田学園>
6番・三尾が浅い左犠飛。
三塁走者は思い切ってタッチアップしてホームイン。二死3塁。
<龍谷大平安 2−0 津田学園>
7番・長畑は左飛で攻撃終了。

11回裏。
津田学園は1番・大音が左飛。
2番・松尾は右飛。
3番・藤井が二ゴロで三者凡退。試合終了。

どちらも投手、守備が良く我慢比べの展開になった。
ただ疲れを見えた龍谷大平安が11回に疲れが見えた前佑囲斗を攻略。
接戦を制して2回戦進出を決めている。

安打    010 000 001 11 4 四 失
龍谷大平安┃000|000|000|02┃2 5 0
津田学園 ┃000|000|000|00┃0 2 1
安打    001 010 110 00 4

津田学園:●前
龍谷大平安:○野澤

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2019年03月23日

選抜1回戦 星稜×履正社

第91回選抜高等学校野球大会は本日開幕。
第3試合は星稜と履正社の対戦だ。
星稜は昨秋の神宮大会で3試合も見た。
ただここは何度でも見たいチーム。
「タレント性」は今大会最高だろう。
履正社も大阪桐蔭に並ぶ近畿の大名跡。
いわゆる「プロ注」が複数いる。
このカードがなければ、土曜は甲子園に来なかった。

星稜高校
1番 中 東海林航介 3年 右左 180/72 星稜中
2番 左 有松和輝  3年 右右 173/81 星稜中
3番 三 知田爽汰  2年 右左 174/75 星稜中
4番 遊 内山壮真  2年 右右 172/72 星稜中
5番 捕 山瀬慎之助 3年 右右 177/82 宇ノ気中
6番 投 奥川恭伸  3年 右右 183/82 宇ノ気中
7番 一 福本陽生  3年 右右 171/75 東練馬シニア
8番 右 岡田大響  3年 左左 178/75 星稜中
9番 二 山本伊織  3年 右両 172/67 東京神宮シニア

履正社高校
1番 中 桃谷惟吹  3年 右右 175/78 兵庫伊丹ヤング
2番 二 池田凛   2年 右左 172/68 生駒ボーイズ
3番 三 小深田大地 2年 右左 176/85 姫路アイアンズ
4番 右 井上広大  3年 右右 187/95 東大阪シニア
5番 一 内倉一冴  3年 右左 175/80 大阪畷ヤング
6番 左 西川黎   3年 右右 172/71 兵庫伊丹ヤング
7番 捕 野口海音  3年 右右 171/80 松原ボーイズ
8番 遊 野上聖喜  3年 右右 167/69 東大阪布施ボーイズ
9番 投 清水大成  3年 左左 176/73 ベースボール・ネットワーク


1回表。先攻は星稜。
1番・東海林が速球で空振り三振。
2番・有松は左前安打。一死1塁。
3番・知田が右前安打。
井上広大が三塁ノーバウンド返球で刺す。二死1塁。
4番・内山の2球目に清水大成が暴投。二死2塁。
内山は四球を選ぶ。二死1、2塁。
5番・山瀬が左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<星稜 1−0 履正社>
山瀬は右手甲を傷めて昨秋の神宮は大不振。
打順も9番まで下がっていた。
しかし痛みが消えた春はスイングの鋭さが光った。
6番・奥川は遊ゴロで攻撃終了。

履正社の先発は清水大成。
左スリークォーターの技巧派だ。
腰を落として上体を内側に少し捻じって、
そこから斜めに腕を振る。
身体の使い方はぎっこんばったんしているけれど
腕の振り自体は力みがなくスムーズだ。
今日の球速は速球が123〜40キロ。
速球はツーシーム系の「動く」球筋がある。
変化球はスライダーが111〜21キロ。
シンカー、カーブが99〜112キロ。

1回裏。高校は履正社。
1番・桃谷がスライダーで見逃し三振。
2番・池田は三ゴロ。
3番・小深田が137キロのフォークで空振り三振。

星稜の先発は奥川恭伸。
右上手の本格派だ。
独特のバネがあって、ゆったり無理せず、でもえぐい球を投げてくる。
踏み幅は狭めで、腰高な感じもある。
ただ地面の蹴りが強くて、腕の振りと同調できている。
日本球界ではあまり見ないタイプのメカニズムですよね。
今日の球速は速球が140〜51キロ。
変化球はフォークが132〜38キロ。
スライダーが117〜29キロ。
カーブが100キロ台。
速球、フォーク、スライダーがすべてウイニングショットになる。
球の速さだけでなく変化級の切れ、対応力もずば抜けている。
ドラフト1位は確実だろうし、競合するだろう。
今年のドラフトは奥川、佐々木朗希と「10年に1人」が二人いますね(笑)

2回表。
星稜は7番・福本が左直。
8番・岡田は一塁強襲安打。一死1塁。
9番・山本がバントで送る。二死2塁。
1番・東海林は外角速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
履正社は4番・井上が二ゴロ。
5番・内倉は内角スライダーで見逃し三振。
6番・西川が速球で空振り三振。

3回表。
星稜は2番・有松が遊ゴロ。
3番・知田は外角速球で空振り三振。
4番・内山が四球。二死1塁。
5番・山瀬は左直で3アウト。

3回裏。
履正社は7番・野口が右前安打。無死1塁。
8番・野上がバント失敗の投飛。
しかし奥川恭伸の一塁送球が乱れて走者は進塁。一死2塁。
9番・清水は速球で空振り三振。二死2塁。
1番・桃谷がスライダーで空振り三振。3アウト。

奥川恭伸は3回を終えて出塁一つの6奪三振。
ただあまり「良い」という風には見えなかった。
まず立ち上がりは制球がやや散り、履正社に見極められていた。
普段の彼は球数が少ないのだけど、かなり「投げさせられて」いた。
しかし中盤以降はそういう危うさも消えてリズムを掴む。
八分程度でコースを突く速球が効いていた。
高校生が相手なら150キロはオーバースペックですから。

4回表。
星稜は6番・奥川が四球。無死1塁。
7番・福本がバント失敗で捕飛。一死1塁。
8番・岡田は左飛。二死1塁。
9番・山本が中飛で3アウト。

4回裏。
履正社は2番・池田が投ゴロ。
3番・小深田は146キロの速球で空振り三振。
4番・井上が147キロの速球で空振り三振。

5回表。
星稜は1番・東海林が二ゴロ。
2番・有松は外角速球で空振り三振。
3番・知田が三ゴロ悪送球で生きる。二死1塁。
4番・内山は遊ゴロで3アウト。

5回裏。
履正社は5番・内倉がフォークで空振り三振。
6番・西川は三ゴロ。
7番・野口が外角速球で空振り三振。三者凡退。

6回表。
星稜は5番・山瀬が中前安打。無死1塁。
6番・奥川がバント成功。一死2塁。
7番・福本は右飛。二死2塁。
8番・岡田が中飛。
桃谷惟吹がバックスクリーンすぐ手前まで背走して好捕した。

6回裏。
履正社は8番・野上が三ゴロ。
9番・清水は速球で空振り三振。
1番・桃谷が二飛で三者凡退。

7回表。
星稜は9番・山本が二ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
1番・東海林がバント成功。一死2塁。
2番・有松は二ゴロ。二死3塁。
3番・知田が左前タイムリー安打。二死1塁。
<星稜 2−0 履正社>
4番・内山は外角スライダーで空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
履正社は2番・池田がフォークで空振り三振。
3番・小深田は一ゴロ。
4番・井上がスライダーで見逃し三振。3アウト。

8回表。
星稜は5番・山瀬が左前安打。無死1塁。
山瀬慎之助はこれで猛打賞。痛みさえなければこれくらいは打てるのだろう。
6番・奥川はバント成功。一死2塁。
7番・福本がスライダーで空振り三振。二死2塁。
8番・岡田はカーブで空振り三振。3アウト。

8回裏。
履正社は5番・内倉がフォークで空振り三振。
6番・西川もフォークで空振り三振。
7番・野口が二前安打。二死1塁。
代打・関本勇輔は三ゴロ悪送球で生きる。二死1、2塁。
代打・田上奏大が高め速球で空振り三振。
奥川恭伸が不運から迎えたピンチを自力で切り抜けた。

9回裏。
履正社はこの回から二番手投手に植木佑斗を起用する。
植木は兵庫伊丹ヤング出身の3年生。
177cm・77kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が128〜37キロ。
変化球はスライダーが113〜17キロ。
カーブ、縦スラ系が100キロ台後半。

星稜は9番・山本が中飛。
1番・東海林が左前安打。一死1塁。
2番・有松は左中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<星稜 3−0 履正社>
星稜が貴重な追加点を挙げた。
3番・知田が二ゴロ。三塁走者が本塁タッチアウト。二死1塁。
4番・内山の4球目に植木佑斗が暴投。二死2塁。
内山が三ゴロで攻撃終了。

9回裏。
履正社は1番・桃谷が四球。無死1塁。
2番・池田はフォークで見逃し三振。一死1塁。
3番・小深田が右前安打。一死1、3塁。
4番・井上は投ゴロ併殺で3アウト。
奥川恭伸は一瞬三塁走者を見てしまったが、
落ち着いて二塁へ投げて、シャットアウトに成功した。

奥川恭伸は被安打3、四死球1で無失点。
130球とやや球数は多めだが、17奪三振を奪った。
もちろんいい投球だが、彼の能力を考えれば驚きはない。

安打  310 001 112 9 四 失
星稜 ┃100|000|101┃3 3 2
履正社┃000|000|000┃0 1 2
安打  001 000 011 3

履正社:●清水、植木
星稜:○奥川

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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選抜1回戦 春日部共栄×高松商

第91回選抜高等学校野球大会は本日開幕。
第2試合は春日部共栄と高松商の対戦だ。
春日部共栄は22年ぶり3回目の出場。
なお今大会は本多利治監督が部員への暴力問題により不在だ。
高松商は3年ぶり27回目の出場。
3年前の選抜は決勝進出を果たした。

春日部共栄高校
1番 中 黒川渓   3年 右右 178/75 東京城南ボーイズ
2番 右 木村大悟  3年 左左 175/67 春日部ボーイズ
3番 左 平尾柊翔  2年 右左 175/73 大石南中
4番 投 村田賢一  3年 右右 182/80 東京城南ボーイズ
5番 捕 石聖太郎 3年 右左 174/78 友部シニア
6番 二 平岡大典  3年 右左 165/70 新宿シニア
7番 遊 丸田輝   3年 右左 180/66 富士中
8番 三 片平進   3年 右右 180/82 春日部ボーイズ
9番 一 森飛翼   3年 右右 176/83 和名ヶ谷中

香川県立高松商業高校
1番 中 飛倉爽汰  3年 右右 167/61 龍雲中
2番 遊 大塚慶汰  3年 右右 174/62 サクラ町中
3番 投 香川拓摩  3年 左左 165/62 東かがわシニア
4番 一 立岩知樹  3年 右右 175/85 志度中
5番 右 浅野怜   3年 右右 166/62 東かがわシニア
6番 二 谷口聖弥  2年 右右 166/57 桜町中
7番 左 岸本将翔  3年 右右 179/82 紫雲中
8番 三 篠原一球  2年 右左 163/62 満濃中
9番 捕 新居龍聖  2年 右左 170/67 飯山中


1回表。先攻は春日部共栄。
1番・黒川がシュートで空振り三振。
2番・木村は四球。一死1塁。
木村が次打者の3球目に二盗失敗。二死無走者。
3番・平尾が速球で見逃し三振。3アウト。

高松商の先発は香川拓摩。左の本格派だ。
小柄だけどパワフルで、全身をしっかり使って腕を強く振れる。
腰を落として腕を振る前に少しふにゃっとする。
軸足が突っ張った感じのまま上半身が突っ込む。
でも、それが大きなロスにならない。
バランスがいいし、上半身も強靭なのだろう。
今日の球速は速球が128〜38キロ。
変化球はシュート、チェンジが119〜29キロ。
スライダーが109〜21キロ。
他にカーブが90キロ台。
スライダー、チェンジともキレがあって球筋も散らない。
実戦的という意味では今大会トップ3の左腕ではないか。

1回裏。後攻は高松商。
1番・飛谷が中前安打。無死1塁。
2番・大塚がバント成功。一死2塁。
3番・香川は速球で空振り三振。二死2塁。
4番・立岩が中飛で3アウト。

春日部共栄の先発は村田賢一。プロ注の本格派だ。
ただ身体の畳み方や開きの抑え方に難がある。
どうしてもフォームに暴れる感じがあった。
いいボールと「そうでないボール」の差があるし、球筋も散ってしまう。
とはいえ持って生まれた体格とバネ、しなやかさは魅力。
単純にボールが速いし、スライダーもしっかり滑る。
今日の球速は速球が131〜42キロ。
この速度帯でツーシーム気味の沈む球筋もあった。
変化球はスライダーが116〜26キロ。
序盤は速球以上にスライダーを多投していた。
フォークが117〜22キロ。
カーブが110キロ強。

2回表。
春日部共栄は4番・村田が空振り三振。
5番・石崎が四球。一死1塁。
6番・平岡は速球で見逃し三振。二死1塁。
7番・丸田がスライダーで空振り三振。3アウト。

2回裏。
高松商は5番・浅野が二飛。
6番・谷口は左越えの二塁打。一死2塁。
7番・岸本が右飛。谷口がタッチアップして二死3塁。
8番・篠原は二ゴロで3アウト。

3回表。
春日部共栄は8番・片平がチェンジで空振り三振。
9番・森は右前安打。一死1塁。
1番・黒川のカウント2−1から森が牽制死。二死無走者。
黒川は四球。二死1塁。
しかし黒川が二盗を刺されて3アウト。
なお香川拓摩は3回を終えて6奪三振。

3回裏。
高松商は9番・新居が中前安打。無死1塁。
1番・飛倉は右前安打。無死1、3塁。
2番・大塚が左前タイムリー安打。無死1、2塁。
<高松商業 1−0 春日部共栄>
3番・香川は外角ツーシームで空振り三振。一死1、2塁。
4番・立岩が投ゴロ併殺で攻撃終了。

4回表。
春日部共栄は2番・木村が二ゴロ。
3番・平尾が外角速球で見逃し三振。
4番・村田は中前安打。二死1塁。
5番・石崎がチェンジで見逃し三振。

4回裏。
高松商は5番・浅野が中飛。
6番・谷口はスライダーで空振り三振。
7番・岸本が二ゴロで三者凡退。

5回表。
春日部共栄は6番・平岡が右前安打。無死1塁。
7番・丸田がバント失敗の三ゴロ。一死1塁。
8番・片平の2球目に暴投があり一死2塁。
片平は四球を選ぶ。一死1、2塁。
9番・森が右飛。二塁走者がタッチアップして二死1、3塁。
1番・黒川は外角速球で見逃し三振。3アウト。

5回裏。
高松商は8番・篠原がフォークで空振り三振。
9番・新居は中前安打。一死1塁。
1番・飛倉が右直。二死1塁。
2番・大塚はエンドランから右前安打。二死1、3塁。
大田は次打者の2−2から二盗成功。二死2、3塁。
3番・香川が3−2から右前タイムリー安打。二死1塁。
<高松商業 3−0 春日部共栄>
4番・立岩は中前安打。二死1、2塁。
5番・浅野が右飛で攻撃終了。

6回表。
春日部共栄は2番・木村が外角速球で空振り三振。
3番・平尾は低め速球で見逃し三振。
4番・村田がスライダーで空振り三振。三者三振。
香川卓摩は早くも12奪三振。

6回裏。
高松商は6番・谷口が四球。無死1塁。
7番・岸本がバント。村田賢一は二塁に送球も野選に。無死1、2塁。
8番・篠原はバント失敗。三封で一死1、2塁。
9番・新居が右前安打。一死満塁。
1番・飛倉の2−2から村田賢一が暴投。
三塁走者が生還してなお一死2、3塁。
<高松商業 4−0 春日部共栄>
飛倉は遊ゴロ。本塁送球間に合わず、一死1、3塁。
<高松商業 5−0 春日部共栄>
2番・大塚が左前タイムリー安打。
後逸により一塁走者も生還し、なお一死2塁。
<高松商業 7−0 春日部共栄>
3番・香川は二ゴロ。二死3塁。
4番・立岩が遊ゴロで攻撃終了。

7回表。
春日部共栄は5番・石崎がスライダーで空振り三振。
6番・平岡が中飛。
7番・丸田は遊飛で三者凡退。

7回裏。
高松商は5番・浅野が左中間を破る二塁打。無死2塁。
6番・谷口がバント成功。一死3塁。
7番・岸本は中前タイムリー安打。一死1塁。
<高松商 8−0 春日部共栄>
8番・篠原が中飛。二死1塁。
9番・新居は右前安打。二死1、3塁。
1番・飛倉が遊ゴロで攻撃終了。

8回表。
春日部共栄は8番・片平が右飛。
9番・森も右飛。
1番・黒川もやっぱり右飛で三者凡退。
なお香川卓摩の奪三振は「7イニング連続」でストップ。

8回裏。
高松商は2番・大塚が遊ゴロ。
3番・香川は二ゴロ。
4番・立岩が遊前安打。二死1塁。
5番・浅野のカウント0−0から代走・花岡海音が牽制死。3アウト。

9回表。
春日部共栄は2番・木村が中前安打。無死1塁。
代打・榊原圭哉が二ゴロ。
谷口聖弥がイレギュラーした難しい当たりをよく処理した。
4番・村田は二直併殺で3アウト。

スコア通り、高松商の完勝でした。
香川卓摩は被安打3、四死球4。
13奪三振を挙げる見事な完封劇でした。

安打    001 110 001 4 四 失
春日部共栄┃000|000|000┃0 4 1
高松商  ┃001|024|10×┃8 1 0
安打    113 042 31  15

高松商:○香川
春日部共栄:●村田

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選抜1回戦 呉×市和歌山

第91回選抜高等学校野球大会は本日開幕。
初日は混むし、開会式が長くて個人的に避けたい。
しかし第3試合がどうしても見たいカードだった。
重い腰を上げて、朝早くから甲子園に向かう。

第1試合は呉と市和歌山の対戦でした。
呉は2年ぶり2回目の出場。
市和歌山の甲子園出場はは春夏5回ずつ。
2009年まで「市和歌山商」だった。
藤田平、正田耕三、益田直也らを輩出した名門だ。

呉市立呉高校
1番 左 塩田開都  3年 右左 169/65 呉ボーイズ
2番 遊 上垣内俊早 3年 右左 172/63 黒瀬中
3番 投 沼田仁   3年 右右 173/72 西条中
4番 中 沼田歩   3年 右左 172/74 郷原中
5番 一 真野倭   2年 右右 180/77 広島スターズ(軟式)
6番 捕 秋山達紀  2年 右左 168/68 広中央中
7番 三 池田駿   3年 右右 168/65 広島瀬戸内シニア
8番 右 梅田利功  3年 右左 170/61 志町中
9番 二 角井夢海  3年 右右 165/65 呉昭和シニア

和歌山市立和歌山高校
1番 遊 山野雄也  3年 右右 165/69 和歌山ボーイズ
2番 二 下井田知也 3年 右右 171/71 紀伊中
3番 遊 緒方隆之介 3年 右右 173/80 和歌山ボーイズ
4番 一 柏山崇   3年 右右 174/76 新庄中
5番 捕 米田航輝  3年 右右 171/74 貝塚シニア
6番 左 山田佳吾  3年 右右 170/75 和歌山岩出ボーイズ
7番 右 瀧谷侑斎  2年 右左 175/78 和歌山有田ボーイズ
8番 中 片上柊也  3年 右左 167/73 貝塚シニア
9番 投 岩本真之介 2年 左左 180/71 和歌山湯浅ボーイズ


1回表。先攻は呉。
1番・塩田が二ゴロ。
2番・上垣内はシュートで空振り三振。
3番・沼田仁が死球。二死1塁。
4番・沼田歩は三ゴロで3アウト。

市和歌山の先発は岩本真之介。
左スリークォーターの本格派だ。
少し一塁側に踏み出して、上半身が遅れて出て来る。
力みなくスムーズに身体のねじりを使えて、球持ちもいい。
制球がすごくいいというほどではないけれど、
ストライクは取れるし、抑えの効いた球筋なので安定感がある。
球速は平凡だけど、筋の良さは感じるタイプだ。
今日の球速は速球、シュートが122〜32キロ。
変化球はスライダーが106〜17キロ。
カーブが95〜109キロ。

1回裏。高校は市和歌山。
1番・山野が右中間に運ぶ二塁打。無死2塁。
2番・下井田は三前にバント。内野安打になって無死1、3塁。
3番・緒方が三ゴロ併殺。三塁走者が生還して二死無走者。
<市和歌山 1−0 呉>
4番・柏山は遊ゴロで攻撃終了。

呉の先発は沼田仁。
右スリークォーターの変則派だ。
三塁側に踏み出して、横回旋&横振りで投げこんでくる。
力強さ、変化球の切れ、緩急を持っている。
今日の球速は速球が125〜33キロ。
変化球はスライダー、チェンジが106〜18キロ。
カーブが102〜09キロ。

2回表。
呉は5番・真野がカーブで見逃し三振。
6番・秋山は遊飛。
7番・池田が速球で見逃し三振。三者凡退。

2回裏。
市和歌山は5番・米田が右飛。
6番・山田は遊前安打。一死1塁。
7番・瀧谷が4球目にチェンジで空振り三振。
山田はそこで二盗に成功して二死2塁。
8番・片上が左飛で3アウト。

3回表。
呉は8番・池田が四球。無死1塁。
9番・角井はバント成功。一死2塁。
1番・塩田も四球。一死1、2塁。
2番・上垣内が遊ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
3番・沼田仁の3級目に上垣内が二盗成功。二死2、3塁。
しかし沼田仁はスライダーで空振り三振。3アウト。

3回表
市和歌山は9番・岩本が中飛。
1番・山野は投ゴロ。
2番・下井田が左前安打。二死1塁。
3番・緒方は中飛で3アウト。

4回表。
呉は4番・沼田歩が三ゴロ失策で出塁。無死1塁。
5番・真野はバント失敗で捕ゴロ。一死1塁。
6番・秋山が遊ゴロ併殺で3アウト。

4回裏。
市和歌山は4番・柏山が遊ゴロ失策で出塁。無死1塁。
5番・米田は四球。無死1、2塁。
6番・山田がバント失敗の投飛。一死1、2塁。
7番・瀧谷は右飛。二塁走者がタッチアップして二死1、3塁。
8番・片上が二ゴロで無得点。

5回表。
呉は7番・池田がカーブで見逃し三振。
8番・梅田は遊ゴロ。
9番・角井が中飛で三者凡退

5回裏。
市和歌山は9番・岩本が二ゴロ。
1番・山野が四球。一死1塁。
2番・下井田は中前安打。一死1、2塁。
3番・緒方は左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<市和歌山 2−0 呉>
4番・柏山が遊飛。二死1、2塁。
5番・米田は中前安打。
二塁走者は本塁を突いたが沼田歩の好返球によりタッチアウト。攻撃終了。

6回表。
呉は1番・塩田が二ゴロ。
2番・上垣内も二ゴロ。
3番・沼田仁は遊ゴロで三者凡退。

6回裏。
市和歌山は6番・山田が右飛。
7番・瀧谷は遊飛。
8番・片上が132キロの速球で空振り三振。三者凡退。

7回表。
呉は4番・沼田歩がカーブで空振り三振。
5番・真野は死球。一死1塁。
6番・秋山が一ゴロ。二死2塁。
7番・池田は右前タイムリー安打。二死1塁。
<市和歌山 2−1 呉>
呉の初安打がタイムリーになった。
8番・梅田は三ゴロで攻撃終了。

7回裏。
市和歌山は9番・岩本が捕邪飛。
1番・山野は二ゴロ。
2番・下井田が死球。二死1塁。
3番・緒方は投ゴロで3アウト。

8回表。
呉は9番・角井が二直。
1番・塩田は中飛。
2番・上垣内が二ゴロ。
岩本真之介がわずか4球で呉を三者凡退に打ち取った。

8回裏。
市和歌山は4番・柏山がスライダーで空振り三振。
5番・米田は四球。一死1塁。
6番・山田が左前安打。一死1、2塁。
三塁前でイレギュラーしてハードラックだった。
7番・瀧谷はショート後方の凡飛。
浜風の影響でショートは捕球できなかったが、
インフィールドフライの宣告があり、そのまま二死1,2里。
8番・片上のカウント0−1から二塁走者が牽制死。3アウト。

9回表。
呉は3番・沼田仁が二ゴロ。
4番・沼田歩は右中間を破る三塁打。一死3塁。
5番・真田和弥が2球目にスクイズ。
捕前にこぼれてそのままタッチ…。
と思ったら沼田が減速して右に膨らんでタッチを避けた。
タッチは届かず沼田歩が本塁にベースタッチ。
3フィートを越えたようにも見えたが…。
打者も一塁で生きてなお一死1塁。
<呉 2−2 市和歌山>
6番・秋山はエンドランから一ゴロ。二死1塁。
7番・池田が一飛で攻撃終了。

9回裏。
市和歌山は8番・片上が遊ゴロ。
上垣内俊早が強い当たりを深い位置からよく刺した。
9番・岩本は中飛。
1番・山野が三塁線を破る安打。
しかしレフトからの返球により二塁タッチアウト!
試合は延長戦に入る。

10回表。
呉は8番・梅田が三邪飛。
9番・角井は二飛。
1番・塩田がカーブで見逃し三振。三者凡退。

10回裏。
市和歌山は2番・下井田が左直。
塩田開都が前進守備から配送して好捕した。
3番・緒方は右飛。
4番・柏山が一飛で三者凡退。

11回表。
呉は2番・上垣内が速球で空振り三振。
3番・沼田仁は遊ゴロ。
4番・沼田歩がスライダーで空振り三振。

11回裏。
市和歌山は5番・米田が空振り三振。
6番・山田が右前安打。ライトの後逸が絡んで一死2塁。
7番・瀧谷は左飛。二死2塁。
8番・片上が中前タイムリー安打。
二塁走者が生還して市和歌山がサヨナラ勝ち!

打力は正直差を感じたが、呉はよく粘った。
ただ最後はミスが出てしまって決着。
市和歌山が2回戦進出を決めている。
岩本真之介は被安打2、9奪三振の好投で勝利の立役者になった。

安打   000 000 101 00 2 四 失
呉   ┃000|000|101|00┃2 4 2
市和歌山┃100|010|000|01X┃3 4 1
安打   211 030 011 02 10

市和歌山:○岩本
呉:●沼田仁

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 12:50|PermalinkComments(0) 高校野球 

2019年03月13日

スポニチ大会 沖縄電力×NTT西日本

明けましておめでとうございます。
球春到来!社会人野球の東京スポニチ大会が11日に開幕していました。
大会3日目から観戦開始です。
横浜スタジアムの第2試合から見ていきます。
まず沖縄電力とNTT西日本の対戦です。
沖縄電力は実はこの大会で一番見たかったチーム。
だから神宮、岩槻でなくこちらにしました。

沖縄電力
1番 二 知念佑哉  23才 右左 167/65 日本体育大
2番 中 宮國汰都  23才 右左 172/76 宮古高
3番 左 金城秀一郎 26才 右右 173/78 東海大
4番 一 金城長靖  30才 右左 171/75 八重山商工高
5番 三 平良大悟  26才 右右 174/80 糸満高
6番 指 平識一樹  30才 右左 167/70 鈴鹿国際大
7番 右 渡慶次道彦 30才 右右 174/76 名護高
8番 捕 山川大輔  26才 右右 170/80 興南高
9番 遊 川満昂弥  25才 右右 175/75 日本体育大
   投 知念大成  18才 左左 180/80 沖縄尚学高

NTT西日本
1番 左 日下部光  23才 右右 173/80 大阪商業大
2番 右 景山拓也  29才 右左 175/75 東海大
3番 二 山田峻士  23才 右左 170/80 亜細亜大
4番 指 野村勇   22才 右右 175/80 拓殖大
5番 三 濱田祥伍  24才 右左 168/75 富士大
6番 一 長田涼平  28才 右右 183/83 愛知学院大
7番 中 中村篤人  27才 左左 178/81 亜細亜大
8番 捕 小泉航平  18才 右右 178/78 大阪桐蔭高
9番 遊 中井諒   22才 右右 174/80 桐蔭横浜大
   投 吉元一彦  32才 右右 182/78 大阪産業大


1回表。先攻は沖縄電力。
1番・知念佑が左邪飛。
2番。宮國は右飛。
3番・金城秀が四球。二死1塁。
4番・金城長は左飛で3アウト。

NTT西日本の先発は吉元一彦。
右上手の力投派、技巧派だ。
パワーやしなやかさじゃないけれど、力を込めてしっかり腕を振る。
手元でボールを動かせるところも彼の強みだろう。
ただ立ち上がりから制球がやや散っていた。
球速は速球が136〜40キロ。
変化球はツーシームが127〜37キロ。
スライダーが123〜30キロ。
カーブが103〜05キロ。

1回裏。後攻はNTT西日本。
1番・日下部が投ゴロ。
2番・景山は右飛。
3番・山田が左飛で三者凡退。

沖縄電力の先発は知念大成。
高卒新人。変則フォームの左サイドハンドだ。
重心は少し沈めるが、上半身が立った状態でリリースする。
激しく一塁側にアウトステップして、腰を回し切らないまま腕を振る。
腕の振りがコンパクトで、球速は遅いのに打者が振り遅れる。
今日の球速は横手の速球が118〜26キロ。
速球だけどある意味で変化球のような感じもある。
これが投球の8割以上を占めていた。
「横の角度」が強烈で、右打者の膝元もしっかり突ける。
スリークォーターからの速球が133〜36キロ。
やはりスリークォーターから投げるカーブが100〜03キロ。
シュート系があると組み立てが楽になると思った。

2回表。
沖縄電力は5番・平良大がスライダーで見逃し三振。
6番・平識は右前安打。一死1塁。
7番・渡慶次が遊ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
NTT西日本は4番・野村が遊ゴロ。
5番・濱田は遊前安打。一死1塁。
6番・長田が二直併殺で3アウト。

3回表。
沖縄電力は8番・山川が中飛。
9番・川満は四球。一死1塁。
1番・知念佑が中前安打。一死1、2塁。
2番・宮國は右前安打で一死満塁。
3番・金城秀が二飛。二死満塁。
4番・金城長は左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<沖縄電力 2−0 NTT西日本>
金城長靖は高校時代は「小力」のあるスラッガーとして鳴らした打者。
でも今の彼は腕を上手く畳んで難しボールをカットしたり、
この打球のように押っ付けてショートの頭上を超えたり……。
コンパクトなスイングで芯を捉える「上手さ」がありますね。

沖縄電力は5番・平良大も右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<沖縄電力 3−0 NTT西日本>
6番・平識が一邪飛で攻撃終了。

3回裏。
NTT西日本は7番・中村が投ゴロ。
8番・小泉は二ゴロ。
9番・中井が外角高め134キロで空振り三振。

4回表。
沖縄電力は7番・渡慶次が遊ゴロ。
8番・山川は三ゴロ。
9番・川満が左前安打。二死1塁。
1番・知念大は遊飛で3アウト。

4回裏。
NTT西日本は1番・日下部が右前安打。無死1塁。
2番・景山は投ゴロ。二封もショートが一塁に高投して一死1塁。
3番・山田が中飛。二死1塁。
4番・野村の初球に盗塁成功。捕手の二塁悪送球で二死3塁。
野村は三ゴロで無得点。

5回表。
沖縄電力は2番・宮國がライト最前列にソロ本塁打。
強風に乗った当たりでした。
<沖縄電力 4−0 NTT西日本>
3番・金城秀が中飛。
4番・金城長はツーシームで空振り三振。
5番・平良大が中飛で攻撃終了。

5回裏。
NTT西日本は5番・濱田が死球。無死1塁。
6番・長田は右前安打。無死1、3塁。
7番・中村が投ゴロ。一死2、3塁。
8番・小泉は死球で一死満塁。
9番・中井が左前タイムリー安打。一死満塁。
<沖縄電力 4−1 NTT西日本>
1番・日下部は左前タイムリー安打。なお一死満塁。
<沖縄電力 4−2 NTT西日本>

知念大成の制球が乱れ始めて、右打者の膝元に投げきれなくなっていた。
甘くなると引っ張られてレフト前に運ばれてしまう。
沖縄電力はここで知念大成が降板。
二番手投手に内間敦也を起用する。

内間はコザ高出身の21歳。
172cm・86kgの右腕だ。
下半身というか、お尻が巨大。
しっかり体重を乗せたフォームが素晴らしい。
でも肩やひじはしなやかで、脇も締まっている。
球速は速球が133〜45キロ。
3連投ということもあり球速は常時130台だったが、
打者の空振りを誘える抑えの効いた球筋、伸びだった。
変化球はチェンジ、スプリット系が128〜36キロ。
スライダーが123〜27キロ。
カーブが114〜18キロ。
最速150キロ台の剛腕という触れ込みを聞いていたけれど、
今日は変化球も交えて実戦的な投球だった。
年齢を考えればプロも狙えるレベルだろう。

NTT西日本は2番・景山が遊ゴロ併殺で攻撃終了。

6回表。
沖縄電力は6番・平識が四球。無死1塁。
7番・渡慶次はバント成功。一死2塁。
8番・山川が死球。一死1、2塁。
9番・川満はバント成功。二死2、3塁。
1番・知念佑が二ゴロで無得点。

6回裏、
NTT西日本は3番・山田が右中間を破る二塁打。無死2塁。
4番・野村は低め138キロで空振り三振。一死1塁。
5番・濱田が中飛。二死1塁。
6番・長田は遊ゴロで無得点。

7回表。
NTT西日本はこの回から二番手投手に河津颯太を起用する。
河津は福井工大出身の24才。
167cm・72kgの右腕だ。
球速は速球が最速142キロ。
変化球はシンカーが120キロ前後。
他にカーブが110キロ強。

沖縄電力は2番・宮國が速球で空振り三振。
3番・金城秀はシンカーで空振り三振。
4番・金城長が右前安打。二死1塁。
5番・平良大はレフト線に運ぶ二塁打。二死2、3塁。

NTT西日本は河津颯太が降板。
三番手投手に吉川侑輝を起用する。
吉川は関西大出身の28才。
168cm・74kgの左腕だ。
今日の球速は130キロ代中盤。
スライダーが120キロ台前半。
沖縄電力は6番・平識が四球。二死満塁。

NTT西日本は四番手投手に松田拓磨を起用する。
松田は亜細亜大出身央28才。
181cm・78kgの右腕だ。
打者ひとり相手でスライダーが120キロ代前半。

沖縄電力は代打・儀間旭人が二ゴロ。
山田峻士がセンター返しを横っ飛びで好捕して刺した。

7回裏。
NTT西日本は代打・石山励雄が遊ゴロ。
代打・中西純平が速球で見逃し三振。
9番・中井が四球。二死1塁。
1番・日下部の初球に内間敦也が暴投。二死2塁。
日下部はカーブで空振り三振。3アウト。

8回表。
NTT西日本はこの回から五番手投手に宅和健太郎を起用する。
宅和は大阪商業大出身の23才。174cm・84kgの左腕だ。
彼も120キロ前後の横スラが武器。

沖縄電力は8番・山川が左飛。
9番・川満が二ゴロ。
1番・知念佑はセーフティバント狙いの投ゴロ。三者凡退。

8回裏。
NTT西日本は2番・景山が一ゴロ。
3番・山田は遊ゴロ。
4番・野村も遊ゴロで三者凡退。

9回表。
NTT西日本はこの回から六番手投手に大道寺拓を起用する。
大道寺は筑波大出身の23才。
176cm・77kgの右上手投げだ。
球速は速球が140キロ前後。
チェンジが120キロ強。
カーブが110キロ弱。

沖縄電力は2番・宮國がチェンジで見逃し三振。
3番・我如古剛瑠が三飛。
4番・金城長は左飛で三者凡退。

9回裏。
NTT西日本は5番・濱田が三ゴロ。
6番・長田は一邪飛。
7番・石山が右中間を破る二塁打。二死2塁。
8番・辻本は左直で試合終了。

内間敦也は最終回にギアを上げて144、45を記録した。
沖縄電力が内間の好リリーフで快勝。
今大会初勝利を挙げている。

安打    014 110 200 9 四 失
沖縄電力 ┃003|010|000┃4 5 1
NTT西日本┃000|020|000┃2 3 0
安打    010 131 001 7

NTT西日本:●吉元、河津、吉川、松田、宅和、大道寺
沖縄電力:知念大、○内間敦


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2018年12月24日

関東プリンス参入戦 横浜FC×明秀日立

メリークリスマス!
本日は高円宮杯JFAU−18サッカープリンスリーグ関東参入戦。
毎年1都7県から2チームが昇格するレギュレーションだ。
シンプルに4チームずつ分かれて、ノックアウトステージを戦う。
決勝の第1試合は横浜FCユースと明秀日立の対戦だ。

横浜FCは1回戦で埼玉の昌平を下した。
斉藤光毅がプロ登録済で大内一生、安永玲央も昇格決定。
斉藤光毅はU−19代表でブラジルに遠征して、
試合前日に帰国したばかりという強行軍だ。
明秀日立は初戦で群馬の共愛学園を下した。
選手権の茨城県代表でもある。
ただ主力に「選手権は間に合うけれど欠場」という選手がいる。

横浜FCユース
GK  1 大内一生  3年 184/79 横浜FC・JY
DF  6 川野太壱  3年 173/64 横浜FC・JY
    5 山口翔大  3年 177/69 横浜FC・JY
    2 藤森隆汰  3年 175/71 横浜FC・JY
   15 藤本裕也  3年 175/69 横浜FC・JY
MF  4 安永玲央  3年 177/72 川崎U-15
    8 井上惇   3年 169/62 横浜FC・JY
   25 中川敦瑛  1年 171/68 横浜FC・JY
   10 平松功輝  3年 173/59 横浜FC・JY
    9 西原貴史  3年 176/64 横浜FC・JY
FW 11 斉藤光毅  2年 170/61 横浜FC・JY

−−−−−−−斉藤−−−−−−−
−−西原−−−平松−−−中川−−
−−−−−井上−−安永−−−−−
−藤本−−藤森−−山口−−川野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−大内−−−−−−−

明秀学園日立高校
GK  1 古田碧都  3年 182/70 クラブテアトロ
DF 19 深町琢磨  3年 178/75 Forza'02
    5 飯塚翼   3年 180/75 つくばFC
    6 成島茉宏  3年 170/65 鹿島アントラーズつくばJY
MF 24 大山晟那  2年 166/60 鹿島アントラーズJY
    7 川上璃久  3年 170/64 鹿島アントラーズノルテJY
   17 長谷川涼平 2年 168/65 クラブテアトロ
    8 及川央泰  3年 167/63 GRANDE FC
    9 作山雅紀  3年 172/64 中郷中
   10 津村夢人  3年 174/67 鹿島アントラーズノルテJY
FW 11 二瓶優大  3年 168/63 鹿島アントラーズノルテJY

−−−−−−−二瓶−−−−−−−
−−−−津村−−−−作山−−−−
−及川−-長谷川−川上-−大山晟−
−−−成島−−飯塚−−深町−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−古田−−−−−−−


横浜FCは右SBの川野太壱が左利き。
ハーフスペースからの攻め上がりはないが、
「偽インテリオール」として組み立てに絡む。
平松功輝がセカンドトップとして良くボールを引き出して飛び出しもしていた。

明秀日立は3−4−2−1だが、
守備時はボールサイドと逆側のウイングバックが斜め後ろにスライド。
[4−3]のオーガナイズを作りつつ、前にプレッシャーもかける。
前に3人は奪いに行く、パスコースを切る位置取りをする。
形の取り方が面白いなと思った。

8分、横浜FCは安永玲央が左大外から右足のサイドチェンジ。
中川敦瑛が外から斜めに飛び込んでヘッドを合わせた。
<横浜FCユース 1−0 明秀日立高校>

20分、横浜FCは井上惇が右中間にパス。
中川敦瑛は相手に食いつかれつつ一気に加速。
相手を振り切って中にカットインして、密集から左足ミドルを流し込んだ。
<横浜FCユース 2−0 明秀日立高校>

1年生の中川敦瑛が早々に2得点。
背は高くないが腰が強くて、初速が速い。
ぐいぐい運ぶ迫力があった。
あと両足、両方向への重心移動が自在で、DFはコースを切り難い。

23分、横浜FCは斉藤光毅が中央から仕掛けて縦に落とす。
平松功輝は相手を食いつかせて左に落とす。
西原貴史の右足シュートは枠を捉えたが…。
GK古田碧都がブロックした。

28分、明秀日立は飯塚翼→大山航。
明秀日立の布陣がこう↓
−−−−二瓶−−−−作山−−−−
−−津村−−−−−−−−及川−−
−−−−-長谷川-−川上−−−−−
−大山航−成島−−深町−大山晟−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−古田−−−−−−−


横浜FCの2点リードで前半45分が終了する。
試合は後半。
明秀日立は及川央泰→高橋隼人。そのまま右MFに入る。

58分、横浜FCは藤本裕也が左大外を突破して折り返す。
井上敦瑛がファーに飛び込んでヘッドを合わせる。
これはGKにブロックされたが、こぼれを斉藤光毅が押し込んだ。
<横浜FCユース 3−0 明秀日立高校>

横浜FCは中央の狭い密集を連係で崩す上手さもある。
ただそれを使うのは「ここ」という場面で、
基本的にはピッチを広く使って、ボールをじっくり動かす。
そういうバランスの良さがあって、さらに大外から合わせる精度もある。
シンプルにそういうクオリティを発揮していた。

60分、明秀日立は二瓶優大→鎌上翔平。
69分、横浜FCは井上惇→小倉陽太。
70分、明秀日立は及川央泰→藤原理玖。

74分、明秀日立は盒饗擔佑右大外で粘って中に折り返す。
鎌上翔平は打ち切れないが上手く落として…。
作山雅紀のシュートは至近距離で決定的だがGK大内一生にブロックされた。

77分、明秀日立は大山航→大和田祐樹。
明秀日立の最終布陣がこう↓
−−−−津村−−−−鎌上−−−−
−−藤原−−−−−−−−川上−−
−−−−-長谷川−大和田-−−−−
−高橋−−成島−-深町-−大山晟−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−古田−−−−−−−


82分、横浜FCは斉藤光毅→奥村周太。
出場の経緯、彼の熱意を知るスタンドからひと際大きな拍手が沸いた。

89分、横浜FCは西原貴史→伊藤柾。
横浜FCはここから5バックに変更。
91分、横浜FCは中川敦瑛→進藤蓮。
横浜FCの最終布陣がこう↓
−−−−−−−奥村−−−−−−−
−−−平松−−−−−−進藤−−−
−藤本−−安永−−小倉−−川野−
−−−山口−−藤森−−伊藤−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−大内−−−−−−−


試合は3−0でタイムアップ。
横浜FCが来季のプリンスリーグ関東昇格、復帰を決めている。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(2) サッカー(U18) 

関東プリンス参入戦 帝京×流経大柏B

本日は高円宮杯JFAU−18サッカープリンスリーグ関東参入戦。
毎年1都7県から2チームが昇格するレギュレーションだ。
4チームずつ分かれて、2つのノックアウトステージを戦う。
前橋総合運動公園陸上競技場。の第1試合は帝京と流経柏Bの対戦だ。

帝京は総体、選手権とも「全国」に絡めなかった。
ただT1はFC東京B、駒沢大高との死闘を制して優勝。
1回戦は栃木SCを逆転で下している。
流経大柏はAチームがプレミアに残留。
従ってBチームは関東まで昇格可能だ。
「B」と言ってもAの出場経験を持つ選手が多数いる。
さらに今日の試合で指揮を執っていたのは本田裕一郎先生。
選手権の登録に入る選手もいるだろう。
何しろ選手層は日本一厚いチームだ。

帝京高校
GK  1 白鳥俊介  3年 175/73 高島第二中
DF  4 鷲田優斗  3年       FC町田ゼルビアJY
   23 久保莞太  3年 170/59 横浜F・マリノスJY
    2 梅木遼   3年 170/67 ミラグロッソ海南
MF  9 中島涼太  3年 161/52 石神井中
    6 中村怜央  3年 169/61 FC東京U-15深川
    8 三浦颯太  3年 175/63 FC東京U-15深川
    3 石井隼太  2年 163/49 FC東京U-15むさし
FW 11 塩入颯斗  3年 173/61 横河武蔵野FCU-15
    7 入澤大   3年 172/60 FC東京U-15深川
   20 赤井裕貴  3年 195/80 FC東京U-15むさし

−−−−−−−赤井−−−−−−−
−−−−入澤−−−−塩入−−−−
−石井−−三浦−−中村−−中島−
−−−梅木−−久保−−鷲田−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−白鳥−−−−−−−

流通経済大学付属高校B
GK  1 猪瀬康介  3年 184/76 鹿島アントラーズつくばJY
DF 18 熊川大貴  2年 166/60 クラブ・ドラゴンズ柏
    2 入江諭   3年 173/64 小倉南FC・JY
    3 須永竜生  3年 177/72 ジェファ・FC
   14 米倉貫太  3年 171/62 Nagoya.S.S
MF 10 八木滉史  2年 170/58 FC多摩JY
   11 林力也   3年 167/62 FCみやぎバルセロナ
    9 横井颯   3年 166/60 クラブドラゴンズ柏
    7 間洋登   3年 168/60 ジェファ・FC
FW  4 左部開斗  3年 180/69 東急SレイエスFC
   16 木村聖   2年 175/73 ジェファ・FC

−−−−木村−−−−左部−−−−
−−間−−−−-林-−−−横井−−
−−−−−−−八木−−−−−−−
−米倉−−須永−−入江−−熊川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪瀬−−−−−−−


帝京は石井隼太がやや引き気味で、4バックに近い形。
4分、帝京は中島涼太が右サイドから折り返す。
赤井裕貴が潰れて、塩入颯斗は奥からシュート。
最後は中村怜央がDFの弾いたこぼれを押し込んだ。
<帝京 1−0 流通経済大学付属柏高B>

13分、帝京は石井隼太が左サイドから折り返す。
赤井裕貴がファーに走り込んで「触れば1点」の決定機。
これはDFが並走してぎりぎりカバーした。

石井は左利きでキックが素晴らしい。
彼のプレスキック、クロスが試合のカギになった。

アフリカ系の選手はどうしても「良い先入観」があって、
自分も指導者も高めの期待を持つ傾向がある。
赤井裕貴はFC東京むさしの頃から気になっていた。
当時から190センチ以上あって、でもスピードは水準以上。
一方でオン・ザ・ボールでどうなの?という粗はあった。
帝京の3年間で実際に大きな成長を遂げている。
身体が大きい分、どうしても加減速の鋭さはない。
ただボールへの反応の速さ、動きの鋭さが増していた。
流れによく絡む、ボールが収まる選手に変わっていた。
大学でも「もうひと化け」があるかもしれない。

23分、流経Bは左CKを八木滉史が右足で入れる。
左部開斗が合わせたヘッドはポストに弾かれる。

26分、帝京は石井隼太が左からライナー性のクロス。
赤井裕貴がトラップから左足ボレーを放つ。
枠を捉えて決定的だったが猪瀬康介にストップされた。

37分、流経Bは木村聖→伊藤勇輝。

39分、流経Bは八木滉史が右中間から強烈左足ミドル。
白鳥俊介が触って枠外。

42分、流経Bは横井颯→渡曾武蔵。
流経Bの布陣がこう↓
−−−−−−−左部−−−−−−−
−-間−−-林-−−八木−−渡曾-−
−−−−−−−伊藤−−−−−−−
−米倉−−須永−−入江−−熊川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪瀬−−−−−−−


前半45分は帝京の1点リードで終了。
試合は後半。
46分、流経Bは林力也→町田福人。

50分、帝京は石井隼太が左サイドからFK。
赤井裕貴が膝くらいの高さのボールを後ろ脚で落として…。
最後は中島涼太が押し込んだ。
<帝京 2−0 流通経済大学付属柏高B>

52分、流経Bは米倉貫太に警告。

61分、流経Bは間洋登→古矢裕介。

62分、帝京は石井隼太が入澤大とパス交換して縦に抜ける。
石井は左大外から抜け出して左クロス。
赤井裕貴がファーから余裕をもって高い打点のヘッドを叩き込んだ。
<帝京 3−0 流通経済大学付属柏高B>

64分、流経Bは熊川大貴→有泉克哉。
流経Bの布陣がこう↓
−−−−−−−左部−−−−−−−
−−古矢−−−渡曾−−−町田−−
−−−−−伊藤−−八木−−−−−
−米倉−−有泉−−須永−−熊川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪瀬−−−−−−−


70分過ぎから流経Bの決定機が2度。
ここはGK白鳥俊介が好反応でクリーンシートを守る。

71分、帝京は入澤大→荻原颯都。
72分、帝京は塩入颯斗→佐々木大貴。
78分、帝京は中島涼太→福澤吉紀。
帝京の最終布陣がこう↓
−−−−−−−赤井−−−−−−−
−−−佐々木−−−−−-福澤-−−
−石井−−中村−−三浦−−荻原−
−−−梅木−−久保−−鷲田−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−白鳥−−−−−−−


82分、流経Bは渡曾武蔵に警告。

終盤に入ると流経Bは有泉克哉を挙げてパワープレーに出るが実らず。
帝京が3−0で快勝して、2005年以来のプリンスリーグ復帰を決めた。

augustoparty at 23:58|PermalinkComments(0) サッカー(U18) 

2018年12月23日

高円宮杯U15 磐田×金沢

高円宮杯U−15選手権の2回戦を今日は見に行く。
正しくは高円宮杯JFA第30回全日本サッカーU−15選手権大会。
群馬の下増田で2回戦を2試合見た。

今年は3回戦まで大阪、群馬の分散開催だ。
準決勝、決勝は東京の西が丘サッカー場で行われる。
出場は全国32チーム。各地域のリーグ戦上位は予選免除だ。
第2試合は東海リーグ王者と北信越1部リーグ王者の対戦。

石川の育成年代は密かに注目している。
夏のクラ選はツエーゲンが16強、パテオが32強に進出。
内容も伴ったサッカーをしていた。
FC東京U−15深川の安田虎士朗も石川県出身だ。
秋の国体(U−16)は石川県少年男子が準優勝と大躍進。
星稜でなくツエーゲン金沢U−18が主力だった。
地域として底上げの「波」が来ているのかなと期待している。

ジュビロ磐田U-15(東海1)
GK  1 石津 拓大  03.06.18 174/63 雄踏サッカースポーツ少年団
DF  7 嶋野 暖   03.10.31 172/74 F.C.フォルミーガ
    6 櫻井 友也  03.07.30 176/76 相良サッカースポーツ少年団
   20 岡 航平   04.09.24 174/65 高洲南サッカースポーツ少年団
    9 竹田 航進  03.08.11 169/57 カワイ体育教室SC
MF 13 藤原 健介  03.12.21 174/57 バディFC
    4 小林 亮太  03.05.03 175/60 浜松大瀬サッカースポーツ少年団
   15 松坂 侑泰  03.08.29 169/54 蒲郡FCマリナーズ
    2 池田 亮介  03.10.23 165/62 白羽サッカースポーツ少年団
FW  3 上之平 暉羅 03.12.17 161/53 オイスカFC
   10 辻 颯人   03.08.03 168/58 バディFC

−−−−辻−−−−上之平−−−−
−−池田−−−−−−−−松坂−−
−−−−−小林−−藤原−−−−−
−竹田−−-岡-−−櫻井−−嶋野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石津−−−−−−−

ツエーゲン金沢U-15(北信越1)
GK  1 下中 凌我  03.06.23 183/78 テイヘンズFC金沢U-12
DF  6 宮村 海輝  03.07.08 170/67 FC湖北ジュニア
    4 波本 頼   03.06.10 184/71 FC.TONジュニア
    2 伊東 陸   03.10.11 173/61 安宅スポーツ少年団SC
    5 小石 祐也  03.05.22 168/57 羽咋FCジュニア
MF  8 中道 在   03.05.25 163/55 北陽サッカースポーツ少年団
   10 不野 優聖  03.07.01 173/55 FC.TONジュニア
    7 土居 海斗  03.06.03 163/56 符津スポーツ少年団サッカー部
   13 河崎 響己  03.10.25 168/58 津幡ジュニアSC
FW 17 山崎 陸成  03.07.16 172/61 クレーセルFC
    9 福田 凌   03.09.11 176/66 津幡ジュニアSC

−−−−福田−−−−山崎−−−−
−−川崎−−−−−−−−土居−−
−−−−−不野−−中道−−−−−
−小石−−伊東−−波本−−宮村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−下中−−−−−−−


12分、磐田は松坂侑泰が右サイドに展開。
辻颯人が大外から抜け出して折り返す。
上之平暉羅のヘッドは上手く合わない。

16分、磐田は松坂侑泰が右サイドに展開。
小林亮太は右大外のスペースを抜けて折り返す。
竹田航進がファーに飛び込んでヘッドを叩き込んだ。
<ジュビロ磐田U-15 1−0 ツエーゲン金沢U-15>

磐田のオーソドックスなサイド攻撃が有効だった。
追い越す動きから、外で数的優位を作る。
遠い距離からしっかり合わせてチャンスにつなげる。

金沢は延長PKの激闘から中0日。
コンディションを含めて厳しいのかな?という試合の入りだった。
しかし失点後はしっかり立て直す。

28分、金沢は山崎陸成→森田春樹。
森田はそのまま2トップの一角に入った。

31分、金沢は不野優聖が前線に一発ロングフィード。
森田春樹がDFのギャップに走り込んで、
スぺースが十分でない状態から浮き球に右足を出す。
これがGKの頭上を超す見事なループシュートになった。
<ツエーゲン金沢U-15 1−1 ジュビロ磐田U-15>

不野優聖はセントラルMFだが、スプリント能力が高い。
この場面は最高のパスを出したけれど、「パッサー」というタイプではない。
ギャップがあれば、個人でぐいぐいボールを運んでくる。
主将も任されている選手だが、チームに「勢い」を与えていた。

37分、金沢のカウンター。
福田凌が中央から持ち上がって左に預ける。
河崎響己はDFに前を切られながらキープして、ヒールで外へ落とす。
福田は河崎を追い抜いてスペースに走り込み、リターンを受ける。
福田はエリア左角から右足ループを鮮やかに沈めた。
<ツエーゲン金沢U-15 2−1 ジュビロ磐田U-15>

福田凌は体格も恵まれているし、まずボールが収まる選手。
ボールを自分で運べて、相手をいなしたり味方を使う上手さもある。
今はむしろ希少になっている「本格派センターフォワード」だ。
河崎響己は小柄だけど一瞬の速さ、アジリティが素晴らしい。
背後を取ってパスの受け手になれるし、細かい重心移動で相手を翻弄もできる。
二人とも「個」として際立っていた。

38分、磐田は藤原健介に警告。

前半40分は金沢が1点リードを奪って終了。
試合は後半。

55分、磐田は松坂侑泰→野末陽。
磐田の布陣がこう↓
−−−-上之平−−−-野末−−−−
−−池田−−−藤原−−−−辻−−
−−−−−−−小林−−−−−−−
−竹田−−-岡-−−櫻井−−嶋野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石津−−−−−−−


62分、金沢は河崎響己が左サイドから抜け出して右アウトで折り返す。
宮村海輝がファーからボレーを合わせるもぎりぎり枠外。

62分、金沢は波本頼に警告。
71分、金沢は宮村海輝に警告。

磐田はFWに180cmの野末陽を起用。
金沢はリードを奪ってリスクを冒さない。
そういう理由で後半はお互いに長いボールが増えていた。

ただ金沢は波本頼のヘディングがべらぼうに強い。
空中戦は10回以上あって、一度も負けなかったように思う。
立ち上がりはバタついたGK、DFラインとの連携もすぐ落ち着いた。
終盤はGK下中凌我の捕球も素晴らしく安定していましたね。

波本は184cmと身長があるし、跳躍力も十分。
磐田の選手は途中から「先に跳ぶ」ことを徹底していたが、
それでも難なくハイボールを弾き返していた。
前に出て潰す感覚、機動力もあるし、左右両足で長いフィードも蹴れる。
CBの素材としてかなり面白い選手だと思った。

74分、金沢は福田凌がDFを背負いながら右サイドに展開。
宮村海輝は右大外を抜け出して折り返す。
河崎響己がゴール前に跳び込んで右足ボレーを合わせた。
<ツエーゲン金沢U-15 3−1 ジュビロ磐田U-15>

宮村海輝はスピードが強烈で、サイドの1対1も強い。
連戦、終盤でも「爆発的スプリント」を繰り返せる。
SBはあまり目立たないポジションだが彼は目立っていた。

76分、磐田は中盤中央のFKを嶋野暖がふわっとエリア内に合わせる。
辻颯人がバックヘッドを合わせてGKの頭上を破った。
<ツエーゲン金沢U-15 3−2 ジュビロ磐田U-15>

78分、金沢は波本頼のクリアが前線につながる。
福田凌がエリア右に抜け出してシュート。
これはGK石津拓大がブロックして枠外。

アディショナルタイムの提示は3分。
金沢が試合をコントロールして試合を終えた。
堂々たる勝利で、ベスト8入りを決めている。

augustoparty at 20:25|PermalinkComments(2) サッカー(U15) 

高円宮杯U15 FC東京むさし×名古屋

正しくは高円宮杯JFA第30回全日本サッカーU−15選手権大会。
高円宮杯U−15選手権の2回戦を今日は見に行く。
毎回少しずつ開催地が変わるのだけど、
今年は3回戦まで大阪、群馬の分散開催。
準決勝、決勝は東京の西が丘サッカー場で行われる。

出場は全国32チーム。
各地域のリーグ戦上位チームは予選免除だ。
他にプレーオフから勝ち上がったチームもある。
自分が足を運んだのは群馬の下増田。
第1試合はFC東京むさしとグランパスの試合を見た。

FC東京U-15むさし(関東2)
GK  1 鴨下 颯人  03.05.02 181/72 JACPA東京FC
DF  6 宮下 菖悟  03.07.13 164/59 ARTE八王子FCジュニア
    3 中野 創介  03.09.05 177/63 大二小SC
    5 加藤 大地  03.11.25 167/61 FCパーシモン
   15 大迫 蒼人  03.05.23 174/66 府ロクSC
MF 14 大島 悠斗  03.04.23 168/52 いづみFC
    8 谷村 峻   03.04.24 164/57 青梅FCジュニア
   12 森次 結哉  03.11.18 165/57 三鷹七小キッカーズ
    9 田中 英泰  03.07.06 173/62 コレーガSC
FW 10 盒 安里  03.06.05 167/53 清瀬FC
   11 桜井 秀斗  03.06.03 172/63 成増SC

−−−−桜井−−−−盒供檗檗檗
−−田中−−−−−−−−森次−−
−−−−−谷村−−大島−−−−−
−大迫−−加藤−−中野−−宮下−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−鴨下−−−−−−−

名古屋グランパスU-15(東海5)
GK 41 物部 呂敏  04.04.07 173/61 グランパスみよしFC
DF  2 近藤 征也  03.10.05 172/59 名古屋グランパスU12
    4 葉山 新之輔 03.06.04 165/60 リベラール豊橋FC
   13 水谷 歩夢  03.07.23 177/65 精義サッカー少年団
    5 佐橋 杜真  03.07.10 168/62 尾西FC
MF  8 加藤 玄   03.04.15 178/64 81FC刈谷
    6 鈴木 太智  03.08.18 165/59 名古屋グランパスU12
   19 松本 皐誠  03.08.12 170/57 愛宕サッカー少年団
    7 斉藤 洋大  03.07.30 176/64 FC Re:star
FW 10 佐藤 大晴  03.05.13 168/56 名古屋グランパスU12
    9 豊田 晃大  03.04.11 171/61 FC Re:star

−−−−豊田−−−−佐藤−−−−
−−斉藤−−−−−−−−松本−−
−−−−−鈴木−−加藤−−−−−
−佐橋−−水谷−−葉山−−近藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−物部−−−−−−−


名古屋は左利きの選手が多い。
水谷歩夢が左利きでいいフィードを持っていて起点にある。
彼は良い持ち方をして「運ぶ」こともできるタイプだ。
左SBの佐橋杜真はパワフルにぐいぐいドリブルで運べる。
他に鈴木太智、佐藤大晴も左利きだ。

例年も彼らはスキルフルだが、
今年の名古屋U−15はより「風間さん要素」が入っている。
「矢印」の取り方、突き方をチームで共有していたし、
悪いピッチでもいいテンポでしっかり転がしてつないでいた。
そういうサッカーが「中学生年代で勝つ」ために最適かどうかは別にして、
時間のかかる作業にじっくり取り組んでいるところは素晴らしい。

9分、むさしはパスカットからカウンター。
谷村峻は中央から左ミドルを放ってグラウンダーで枠に届く。
GK物部呂敏が指先で触って外。

むさしは両ボランチが試合の流れを掌握していた。
谷村峻はむさしの主将でプレイメイカー。
よく顔を出してボールを受けて、流れを落ち着かせられる。
派手さはなくても上手いし、奪われない。
大島悠斗も「そこに出すか」という驚きを見せられるタイプ。
ふたりでセカンドもよく取っていた。

むさしは例年通り元気がよくて活発。
相手ボールに前からチャレンジして、奪ってからも積極的な仕掛けを見せる。
ベンチからの指示に選手が反論して、
北慎監督が「分かった」と指示を取り下げている場面は嬉しくなった。
技術レベルは高いけれど、選手のタイプがいい意味で不揃い。
マリノスの追浜、FC東京のむさしと「分家」は不思議と面白い。

16分、むさしのカウンター。
中野創介が前に踏み込んでパスを引っ掛けて叩く。
名古屋のDFがバランスを崩してスペースを空けてしまう。
盒彊体い中盤から縦に運び、DFの逆を取って間を図って左足一閃。
強烈なライナーでGKの頭上を破った。
<FC東京U-15むさし 1−0 名古屋グランパスU-15>

盒彊体い篭烈なシュートを持つ左利きのアタッカー。
一気の加速と重心移動があり、高速ドリブルからのカットインが魅力だ。
左サイドの田中英泰はとにかく「縦」が速い。
彼の直線的な突破も面白かった。

19分、名古屋は豊田晃大が中盤で左から中に叩く。
加藤玄は前方をルックアップして長いスルーパス。
松本皐誠がゴール右に抜け出して、斜めから叩き込んだ。
<名古屋グランパスU-15 1−1 FC東京U-15むさし>

加藤玄は178センチの長身で、エレガントな選手。
「裏」のスペースがよく見えていて、いい縦パスを出していた。
大型な割にはコンタクトが弱いし、球際の緩さもある。
ただ膝下が長くて、「まだ大きくなるのかな」という雰囲気。
身体ができたらボールを収める、奪う部分もよくなるのでは?
「大器」という雰囲気があった。

28分、むさしは右CKを大迫蒼人が左足で入れる。
森次結哉がファーに飛び込み、GKともつれながらヘッドを合わせた。
<FC東京U-15むさし 2−1 名古屋グランパスU-15>

大迫蒼人はMF登録だが左SBで起用されている。
左足の一振りは威力があって距離も出て、精度も素晴らしい。
縦へ豪快に持ち上がるロングドリブルもある。
左SBとしての適性もありそうだ。

38分、むさしは盒彊体い坊拗陝

前半のアディショナルタイムは2分。

41分、むさしは左CKを谷村峻が右足で入れる。
森次結哉がニアへ斜めに走り込んで、頭で上手く擦らしてファーに突き刺した。
<FC東京U-15むさし 3−1 名古屋グランパスU-15>

森次結哉は小兵だがタイミングのいい「飛び込み」でヘッド2発。
むさしが2点リードで前半40分を終える。

試合は後半。

53分、むさしは谷村峻に警告。
53分、名古屋は近藤征也→甲田英將。
名古屋は前線を厚くして布陣がこう↓
−−−−−甲田−−−豊田−−−−
−−佐藤−−−−斉藤−−−−−−
−−−−−鈴木−−加藤−−松本−
−佐橋−−水谷−−葉山−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−物部−−−−−−−


名古屋はやや左肩あがりの流動的な布陣。
「3.5バック」のような形から、前に人をかけてくる。

名古屋は前係りになって、ボールを前半以上に握るようになった。
むさしは2点リードで無理をせず、我慢の展開。
名古屋はなかなか「崩す」ことができず、後半は試合が膠着する。

66分、むさしは桜井秀斗→三原快斗。

67分、むさしのカウンター。
大迫蒼人が左サイドからロングドリブルで持ち上がり、大外から折り返す。
盒彊体いファーに飛び込んでボレーを合わせたものの枠上。

69分、名古屋は佐藤大晴が左サイドを突破して折り返す。
斉藤洋大がニアで受けて、左足シュートを放つ。
これも枠を捉えたがDFは枠内をカバーしてクリア。

70分、名古屋は豊田晃大がエリア左にスルーパス。
甲田英將は抜け出してシュート性の折り返しを入れる。
最後は斉藤洋大がファーで合わせてゴールイン。
<FC東京U-15むさし 3−2 名古屋グランパスU-15>
これはビューティフルゴールでした。

70分、名古屋は松本皐誠→石崎廉太郎。
75分、名古屋は佐藤大晴→長江慶二郎。
名古屋の最終布陣がこう↓
−−−斉藤−−豊田−−甲田−−−
−長江−−−−−−−−−−石崎−
−−−−−鈴木−−加藤−−−−
−−−佐橋−−水谷−−葉山−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−物部−−−−−−−


75分、名古屋は石崎廉太郎に警告。
76分、むさしは森次結哉→岩根裕哉。
78分、むさしは大迫蒼人に警告。

80分、むさしは大迫蒼人が左サイドからスローイン。
三原快斗が左サイドからゴールラインと並行にドリブル。
DFを振り切ってゴールに迫ると、角度のない位置から右足で対角に叩き込んだ!
<FC東京U-15むさし 4−2 名古屋グランパスU-15>
むさしは相手へ行きかかった流れを引き戻してトドメを刺した。

81分、むさしは盒彊体あ熊田直紀。
むさしの最終布陣がこう↓
−−−−三原−−−−熊田−−−−
−−田中−−−−−−−−岩根−−
−−−−−谷村−−大島−−−−−
−大迫−−加藤−−中野−−宮下−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−鴨下−−−−−−−


試合は4−2でタイムアップ。
むさしが名古屋に快勝し、ベスト8入りを決めている。

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2018年12月14日

プレミア参入戦1回戦 旭川実×横浜FM

本日は高円宮杯U−18プレミアリーグ2018のプレーオフ。
プレミア上位の16チームが参加し、4つのブロックに分かれて戦う。
2連勝すればプレミア昇格が決まる。
「見残した強豪」を見たくて広島まで青春18の旅路。
呉総合スポーツセンター陸上競技場の2試合を見た。
どの駅からも等しく遠い立地で、
知り合いと乗り合って広島駅からタクシーで向かいました。

第2試合は旭川実業と横浜F・マリノスの対戦だ。
旭川実業はプリンス北海道王者。コンサドーレ札幌を上回った。
マリノスは最終節で逆転し、関東2位で参入戦出場を決めた。
夏以降にチーム力がぐっと伸び、Jユースカップも含めて公式戦10連勝中だ。

旭川実業高校
GK  1 小竹唯貴  01.11.11 178/78 岩見沢市立東光中
DF 13 石川蒼   01.11.23 159/54 SC釧路U-15
    7 西川知広  00.12.31 168/66 旭川市立緑が丘中
    3 江嶋直樹  00.05.23 181/70 上富良野中
   15 青木駿汰  00.11.02 161/60 SSS・JY
MF  9 遠藤正志  00.08.15 164/56 アンフィニMAKI.FC
    5 藤本詠稀  00.08.21 165/55 SSS・JY
    6 河合悠人  00.08.06 161/63 岩見沢市立東光中
    8 山内陸   00.08.02 168/63 SSS・JY
FW 10 西村歩夢  01.03.14 176/70 コンサドーレ札幌U-15
   22 谷口明典  00.04.02 176/68 コンサドーレ旭川U-15

−−−−谷口−−−−西村−−−−
−−山内−−−−−−−−遠藤−−
−−−−−河合−−藤本−−−−−
−青木−−江嶋−−西川−−石川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−小竹−−−−−−−

横浜F・マリノスユース
GK 16 吉嵜勝哉  00.09.27 180/82 横浜F・マリノスJY追浜
DF  2 木村卓斗  00.05.16 168/67 横浜F・マリノスJY
    3 五十嵐大悟 00.04.16 177/70 横浜F・マリノスJY
    5 鈴木駿之助 00.06.09 177/70 横浜F・マリノスJY
   15 日隈雄作  01.06.17 170/60 横浜F・マリノスJY追浜
MF  6 土佐陸翼  00.04.27 171/62 横浜F・マリノスJY
    8 岩崎桐人  00.05.17 172/60 横浜F・マリノスJY追浜
   24 松田詠太郎 01.05.20 169/60 横浜F・マリノスJY追浜
   10 榊原慧悟  00.10.09 164/50 横浜F・マリノスJY
    7 椿直起   00.06.23 171/63 横河武蔵野JY
FW 39 津久井匠海 02.04.30 177/72 クマガヤSC

−−−−−−-津久井-−−−−−−
−−-椿-−−−榊原−−−松田−−
−−−−−岩崎−−土佐−−−−−
−日隈−−鈴木−-五十嵐-−木村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−吉嵜−−−−−−−


マリノスは椿直起と山谷侑士が昇格内定済。
山谷はベンチに控える。

立ち上がりは旭川実業の流れだった。
ただその後は一方的な展開になってしまう。
マリノスは両サイドに素晴らしいウイングがいる。
左SBの日隈雄作も素晴らしいドリブラーだ。
ただ「中」も使えるところが何よりの魅力。
鈴木駿之助は左足で鋭いくさびを通せて、自身も持ち上がれる。
土佐陸翼も中央の狭いスペースを破る突破を見せていた。
あとはやはり榊原慧悟の復帰が大きい。
どの選手も上手いし、相手を見て的確な選択ができる。
ドリブルとパス、内と外という複数の選択肢を持った上で、
相手が嫌がるチョイスを共有して実行できる。

9分、マリノスは日隈雄作が左サイドからゴール横までえぐってクロス。
榊原慧悟のシュートはDFにブロックされる。
津久井匠海がセカンドを拾って相手をいなして狙ったシュートもDFが弾いた。

10分、マリノスが押し込んで波状攻撃。
木村卓斗は右サイドを突破して折り返す。
椿直起がファーで余ってフリーでヘッドを合わせた。
<横浜F・マリノスユース 1−0 旭川実業>

23分、マリノスは右CKを土佐陸翼が右足で入れる。
岩崎桐人はファーからヘッドを落とす。
鈴木駿之助がセカンドから狙ったシュートはDFに一旦弾かれたが…。
鈴木は自ら詰めて押し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 2−0 旭川実業>

36分、マリノスは榊原慧悟が中央の密集を上手く剥がしてスルーパス。
松田詠太郎は右中間のスペースに抜けてさらに外へ落とす。
最後は椿直起が斜めに切れ込んで、ゴール右から流し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 3−0 旭川実業>

他にもチャンスはあったが、点差も付いていたので割愛。
マリノスが大きくリードして試合は後半。

46分、旭川実業は西村歩夢→金野修耶。

51分、マリノスは椿直起が短くクサビを入れる。
榊原慧悟がエリア内で受けて左に開く。
日隈雄作は中に折り返して、松田詠太郎がボレーを押し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 4−0 旭川実業>

56分、マリノスは岩崎桐人がDFの裏へスルーパス。
松田詠太郎がハーフライン付近から裏の大きなスペースへ抜け出る。
松田はGKとの1対1をきっちり流し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 5−0 旭川実業>

61分、旭川実業は遠藤正志→飯野敬太。
61分、マリノスは日隈雄作→吉尾虹樹。

63分、マリノスは右CKを土佐陸翼が右足で入れる。
岩崎桐人はヘッドで落として、最後は津久井匠海が右足ボレー。
<横浜F・マリノスユース 6−0 旭川実業>

津久井匠海は小5で江南南のバーモントで全国制覇に貢献。
パワフルでボールを持てるところは今も変わらない。
1トップで先発し、ブラウンノア賢信の投入後はトップ下に移った。
今日の彼を見て思ったのは予測の良さ。
昇格直後はちょっと鈍くさく見えたけれど、
今日は動き出し、反応の部分がぐっと良くなっていた。
一方でシンプルにやればいいところで無理をする傾向があって、
今日はチャンスがあった割には1点止まりだった。
ただ成長の過程をしっかり踏んでいる感じがあって、
「2002年代」の有望株のひとりであることは間違いない。

65分、マリノスは榊原慧悟→ブラウンノア賢信。

69分、マリノスは土佐陸翼がスルーパス。
ブラウンノア賢信が抜け出して1オン1だったがバランスを崩して打ち切れず。
しかし最後は松田詠太郎が混戦から仕掛けてPKを獲得。

70分、マリノスはブラウンノア賢信がPKを成功。
<横浜F・マリノスユース 7−0 旭川実業>

71分、マリノスは椿直起→山谷侑士。
77分、マリノスは松田詠太郎→岩井龍翔司。
マリノスの最終布陣がこう↓
−−−−−−−ノア−−−−−−−
−−鈴木−−-津久井-−−山谷−−
−−−−−吉尾−−土佐−−−−−
−岩井−−岩崎−-五十嵐-−木村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−吉嵜−−−−−−−


79分、旭川実業は谷口明典→安藤望。
83分、旭川実業は藤本詠稀→岩渕純平。
90分、旭川実業は山内陸→畠山侑丈。
旭川実業の最終布陣がこう↓
−−−−金野−−−−安藤−−−−
−−飯野−−−−−−−−畠山−−
−−−−−青木−−河合−−−−−
−岩渕−−江嶋−−西川−−石川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−小竹−−−−−−−


試合は7−0でタイムアップ。
マリノスが大勝し、プレミア復帰まであと1勝とした。
日曜の対戦相手は福島・尚志高校だ。

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プレミア参入戦1回戦 静岡学園×大津

本日は高円宮杯U−18プレミアリーグ2018のプレーオフ。
来年のプレミアイースト、ウエストに昇格する4チームを決める参入戦だ。
プレミア上位の16チームが参加し、4つのブロックに分かれて戦う。
金曜日の1回戦で、日曜の2回戦が「ファイナル」だ。

例年通り広島県で開催されるのだが、
今年の1回戦は呉市総合スポーツセンター陸上競技場にした。
大津、静岡学園、旭川実業と「今年まだ見てないけど興味深い」3チームがいる。
第1試合は静岡学園と大津の対戦だ。
静岡学園は東海王者で、大津は九州2位。

静岡学園高校
GK 17 ヘッペル舞恵瑠
           00/05/12 173/72 esporte藤沢
DF  5 長谷部赳  00/04/17 174/68 大阪市ジュネッスFC
    4 江口正太郎 00/04/03 185/77 ガンバ大阪門真JY
    3 武内魂   00/10/05 183/80 千里丘FC
    9 横山祐一郎 00/05/10 178/67 esporte藤沢
MF  6 清水綾馬  00/10/11 167/62 静岡学園中
   21 田中廉   00/07/30 170/62 GRANDE FC
    7 神田凛星  00/09/22 154/47 千里丘FC
FW 14 松井温人  00/04/22 172/60 セゾンFC
   13 松村優太  01/04/13 170/60 大阪東淀川FC
   11 鈴木翔太  00/10/08 165/60 静岡学園中

−−鈴木−−−松村−−−松井−−
−−−−−−−神田−−−−−−−
−−−−-清水−−−田中-−−−−
−横山−−武内−-江口-−長谷部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−ヘッペル−−−−−−

熊本県立大津高校
GK  1 松村龍之介 01/02/13 173/65 ロアッソ熊本JY
DF  3 岩本侑大  00/08/22 175/65 小川中
    6 福島隼斗  00/04/26 178/68 松橋中
    5 吉村仁志  00/11/22 183/72 住吉中
    2 西原大地  00/04/07 174/64 ソレッソ熊本
MF 15 富永大翔  01/01/17 166/65 ブレイズ熊本
    7 松原亘紀  00/09/20 173/60 ソレッソ熊本
    8 大竹悠聖  00/07/13 175/66 ブレイズ熊本
   10 水野雄太  00/11/21 172/62 ソレッソ熊本
FW  9 大崎舜   00/04/15 188/68 セレソン都城FC
   11 奥原零偉  00/08/02 173/64 府ロクJY

−−−−大崎−−−−奥原−−−−
−−水野−−−−−−−−大竹−−
−−−−−松原−−富永−−−−−
−西原−−吉村−−福島−−岩本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松村−−−−−−−


2分、大津のセットプレー。
静岡学園のCBが吉村仁志とのマッチアップで早く跳んでしまう。
吉村にもたれかかる形になって判定はファウル。
大津にPKが与えられた。

3分、大津は大竹悠聖がPKを成功。
<大津 1−0 静岡学園>

8分、大津は大竹悠聖が右からショートクロス。
大崎舜がヒールで落として、富永大翔が2列目から走り込んでミドル。
いいシュートが枠を捉えたもののGKヘッペル舞恵瑠がブロック。

大津は両ボランチがかなり前に出てくる。
松原亘紀は左利きで、自分で運び出せて、パスやクロスの質が高い。
富永大翔も機を見て飛び出していた。

19分、静岡学園は左サイドにロングボールが入る。
松村優太がDFと入れ替わって中にカットイン。
DF二人を振り切って、最後はゴール正面から流し込んだ。
<静岡学園 1−1 大津>

松村優太は左サイドからのカットインでいい形を何度も作っていた。
DFが正面から潰しに行くと、すっと横にズラしてしまう。
そういう間合いの取り方、重心移動が絶妙だった。

静岡学園のプレイメイカーは神田凛星、松井温人の二人。
松井は中盤に引いて「間」で受けていた。
神田も狭いところで受けられて、相手を食いつかせられるタイプ。
キック力の不足でパスの怖さはないが、自分で打開してスペースを作れる。
ただ最終ラインはプレスを剥がす上手さがない。
サイドで手数をかけて、工夫しながらチャンスを作っていた。
GKヘッペル舞恵瑠もサイドに「点」で合わせられる。
さらに横山祐一郎の「偽インテルオール」的な間から飛び出す動きがアクセント。

22分、静岡学園は横山祐一郎が左サイドで切り返して右足クロス。
長谷部赳がファーに飛び込んでヘッドをあわせたものの枠外。

26分、大津は大竹悠聖が縦にくさびを当てる。
大崎舜は少し溜めて後方に戻し、大竹は右足ミドルを放つ。
枠を捉えて決定的だったが、GKヘッペル舞恵瑠がブロック。

大崎舜は188センチ・68キロと長身痩躯。
こういうタイプは重心の維持が逆に難しかったりする。
ただ彼は相手をずらす、受け流す柔らかさがあって、バランスも抜群にいい。
ロングボールを追って前向きに収めることができて、
相手を背負いながらボールを動かすこともできる。
周りが見えていて、技術もあり、しっかりいいタイミングで戻せる。
相手の長身CBに対しても、ポストプレーの強みを出していた。

39分、静岡学園は松村優太が右サイドの深いスペースでチェイス。
相手DFと入れ替わりながらボールを収めて、そのまま中へ切れ込む。
ただ松村が打ち込んだシュート気味のクロスはGKがブロック。

39分、静岡学園の波状攻撃。
松井温人が横に叩き、神田凛星は縦に入れる。
田中廉はエリア右から中に入れて、鈴木翔太がシュート。
1タッチで細かく動かしたが、鈴木のシュートはGK松村龍之介に弾かれた。

40分、大津のカウンター。
大崎舜が中盤から左サイドへ展開。
水野雄太がエリア内に切れ込むと、DF2枚がスライドしてくる。
水野は冷静にDFを外して折り返し、奥野零偉が押し込んだ。
<大津 2−1 静岡学園>

水野雄太は縦の高速ドリブルがあって、両足の鋭いクロスもある。
縦が切られていても叩いたり、逆を取ったりという技もある。
昨季から目立っていたタレントだ。

大津が1点を勝ち越して前半45分が終了。
試合は後半に入る。

静岡学園は田中廉→三枝竜也。
静岡学園の布陣がこう↓
−−鈴木−−−松村−−−松井−−
−−−−−三枝−−神田−−−−−
−−−−−−−清水−−−−−−−
−横山−−武内−-江口-−長谷部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−ヘッペル−−−−−−


47分、静岡学園は横山祐一郎が左中間から斜めに当てる。
神田凛星は半身で受けて左に流す。
松村優太のシュートは枠を捉えたもののGKがブロック。

ここから試合は膠着。
大津は後ろにセットしてスペースを消す守備に切り替えていく。
湘南内定の福島隼斗は読みがよく、統率力もある。
昨年はボランチで見た選手だがパスの狙い、精度も高レベルだった。

静岡学園はそこを打破するクオリティを出せない。
プレーのテンポが一定で、アタッキングサードに入ってから加速できない。
相手の意表を突くアイディアや、個でぶっちぎる凄みもない。
いいプレーが一つあっても、それが二つ目、三つ目まで連動しない。
そういう状態が長く続いていた。

75分、静岡学園は横山祐一郎→小澤晴彦。
小澤は182センチの長身。1トップの位置に入る。
三枝竜也がボランチから左SBに移った。
静岡学園の布陣がこう↓
−−松村−−−小澤−−−松井−−
−−−−−鈴木−−神田−−−−−
−−−−−−−清水−−−−−−−
−三枝−−武内−-江口-−長谷部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−ヘッペル−−−−−−


75分、大津は奥原零偉→濃野公人。

81分、大津のカウンター。
大崎舜が右サイドからドリブルで仕掛ける。
エリア内で相手に引っかかったが、大崎が奪い返してシュート。
大竹悠聖がDFの潰したこぼれからシュートを狙うがこれはGKがブロック。

86分、静岡学園はCKのセカンドボールから波状攻撃。
神田凛星が左中間からニアに巻いたボールを入れる。
小澤晴彦の擦らしたシュートはポスト直撃。
こぼれ球はGK松村龍之介が弾き出した。

88分、大津のカウンター。
DFのクリアが水野雄太に通り、水野は相手の寄せをいなして裏に落とす。
松原亘紀がDF裏の大きなスペースに抜け出した。
GKヘッペル舞恵瑠がエリア外に飛び出して覚悟のファウル。

88分、静岡学園はヘッペル舞恵瑠が一発退場。
89分、静岡学園は長谷部赳→木佐貫峻矢。
静岡学園の最終布陣がこう↓
−−−−鈴木−−−−小澤−−−−
−松村−−−−−−−−−−松井−
−−−−−清水−−神田−−−−−
−−−清水−−武内−−江口−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−ヘッペル−−−−−−


90分、大津のFKは右中間で距離は20m強。
壁の前で3人が立膝とあり、キッカーの足元を隠す。
右利きの選手がフェイクを入れて、松原亘紀が左足を一閃。
直接FKはニアのポストを弾き、GKの身体に跳ね返ってゴールイン。
<大津 3−1 静岡学園>

アディショナルタイムの提示は3分。

92分、大津のカウンター。
水野雄太がDFの裏に抜け、カバーも抜いて独走。
しかし水野がエリア左からフリーで放ったシュートは枠外。

92分、大津は大竹悠聖→馬場大暉。
大津の最終布陣がこう↓
−−−−大崎−−−−濃野−−−−
−−馬場−−−−−−−−水野−−
−−−−−松原−−富永−−−−−
−西原−−吉村−−福島−−岩本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松村−−−−−−


試合は3−1でタイムアップ。
大津は今年も技巧派、ロマン派が豊富ですね。
16日の決定戦はプリンス関東王者・矢板中央と対決する。

augustoparty at 19:20|PermalinkComments(0) サッカー(U18) 

2018年12月12日

インカレ1回戦 新潟医療福祉×東海学園

第67回全日本大学サッカー選手権大会。
通称「インカレ」が本日開幕する。
出場は24チームで、8チームが1回戦免除。
関東5校、関西3校が2回戦からの登場だ。
ただ個人的には「関東関西以外」の強豪を見たい。
浦安運動公園陸上競技場の第1試合が特に気になった。

東海学園大と新潟医療福祉大の対戦である。
東海学園は2年ぶり4回目の出場。
名古屋グランパスOBの安原成泰監督が指揮を執っている。
スタイル的に「風間サッカー」と愛称がいいらしい。
渡邉柊斗、榎本大輝は来季の契約が既に発表済み。
また児玉駿斗も特別指定選手に入っていた。
渡邉は負傷らしく不在だが、彼らのスタイルをこの目で見たかった。
新潟医療福祉大は2年連続5回目の出場。
桐光学園を長く率いていた佐熊裕和氏が14年から監督を務めている。

東海学園大学(東海第1代表)
GK 21 高橋巧   4年 187/80 中央学院
DF 19 唐澤真三郎 3年 178/71 松本U-18
    4 鹿山拓真  4年 190/78 長崎南山
   15 戸根一誓  4年 183/76 興国
   22 神谷凱士  3年 182/72 東海学園
MF  3 細見孟史  4年 178/67 中央学院
   18 澤朋哉   3年 170/63 三重
   24 丸山義貴  4年 176/63 帝京大可児
   14 児玉駿斗  2年 166/61 中央学院
   11 榎本大輝  4年 163/60 中央学院
FW  9 神門滉人  3年 183/72 アミーゴス鹿児島

−−−−−−−神門−−−−−−−
−−榎本−−−児玉−−−丸山−−
−−−−−-澤-−−細見−−−−−
−神谷−−戸根−−鹿山−−唐澤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−

新潟医療福祉大学(北信越第1代表)
GK 21 宗像利公  1年 181/73 尚志
DF  5 池田友樹  4年 169/63 桐光学園
    2 喜岡佳太  3年 182/77 市立船橋
   29 松本雄真  1年 176/65 尚志
    6 吉川佳介  4年 169/62 新潟U-18
MF  7 霞恵介   4年 169/62 青森山田
    3 鶴田雄佑  3年 182/74 湘南工科大附
   10 上米良柊人 4年 168/64 湘南工科大附
   23 シマブクカズヨシ
           1年 166/63 浦和Y
FW  9 矢村健   3年 168/66 市立船橋
   11 林純平   4年 180/73 尚志

−−−−-林-−−−−矢村−−−−
−−シマブク−−−−−上米良−−
−−−−−鶴田−−-霞-−−−−−
−吉川−−松本−−喜岡−−池田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−宗像−−−−−−−


新潟医療福祉は上手く東海学園の攻め手を消していた。
相手のビルドアップに対して[4−3−1−2]のオーガナイズで起点を潰す。
霞恵介がボランチの持ち上がりをケアしつつ、
2トップと連動して「縦」のコースを消していた。
外に開けばサイドMFとサイドバックが2枚で対応。
奪ってからのカウンターもよく整理されていた。

4分、新潟医療福祉は池田友樹が右クロス。
矢村健がニアに飛び込んでボレーを合わせるも打ち切れない。
しかしこれが上手く裏にこぼれて、林純平が叩き込んだ。
<新潟医療福祉大学 1−0 東海学園大学>

東海学園は榎本大輝、児玉駿斗が近くで連携を出せるとやっぱり効く。
新潟医療福祉は間を詰めて、2ラインでオーガナイズを形成。
ゾーンDFを狭めてこれを封じていく。
しかし東海学園は「内と外」「柔と剛」の両面を持っている。
右SBの唐澤真三郎が右足の一振りを持っていて、
彼のクロスから神門滉人の合わせを「裏」の狙いにしていた。

10分、東海学園は唐澤真三郎が右大外からクロス。
神門滉人の右足ボレーは枠外。

11分、新潟医療福祉は霞恵介が右サイドから縦パス。
相手に引っかかって、上手く裏にこぼれる。
DFは重心が前に寄ってスペースが大きく空いていた。
林純平がゴール右まで抜け出してシュートを放つ。
これは東海学園DFが弾いてゴールラインを割った。

12分、新潟医療福祉は右CKを上米良柊人が右足で入れる。
鶴田雄佑が相手DFのクリアしたこぼれを拾って正面から叩き込んだ。
<新潟医療福祉大学 2−0 東海学園大学>

15分、東海学園は相手DFのクリアミスからカウンター。
児玉駿斗が右サイドの混戦状態からセカンドを拾って中に叩く。
丸山義貴はゴール右から斜めに流し込んだ。
<新潟医療福祉大学 2−1 東海学園大学>
試合が立ち上がりから激しく動く。

17分、新潟医療福祉は右CKを上米良柊人が右足で低くマイナスに入れる。
矢村健がエリア右角からループシュートを狙った。
これはGK高橋巧が辛うじて弾いて枠上。

この後は東海学園が流れを掴む。
攻撃はアグレッシブかつ自由で、良くも悪くも「形」がない。
唐澤真三郎はかなり高く張っていたし、ボランチが飛び出してくる。
榎本大輝も中に寄って来て、途中から児玉駿斗と入れ替わっていた。
榎本、児玉はドリブラーで、ギャップがあれば当然仕掛けてくる。
前半の半ば以降はいい位置でCKやFKを何度も取っていた。
大型選手が多く、神谷凱士の左足キックも素晴らしいからセットプレーは迫力あり。

24分、東海学園は左サイドからのFKを神谷凱士が左足で入れる。
ファーから戸根一誓がヘッドを合わせたものの枠上。

29分、東海学園は右CKを神谷凱士が左足で入れる。
まず丸山義貴のヘッドをDFがブロック。
丸山はこぼれに反応して左足シュートを狙って再びDFがブロック。
細見孟史が狙った3本目もやはりDFに弾かれた。

43分、新潟医療福祉のカウンター。
矢村健が右サイドから一気に抜け出してゴール右からシュート。
GK高橋巧は片足でよくブロックしたが、林純平が詰めて押し込んだ。
<新潟医療福祉大学 3−1 東海学園大学>

東海学園は前に人数をかけて攻めることが多い。
新潟医療福祉もそれを分かっているから7人、8人が引いて数を合わせる。
そして奪ったらスペースへ一気にフィードを送る。
東海学園は残っている枚数が足りていないし、
奪われた瞬間のファーストDF、戻りがいずれも緩い。
一気にひっくり返されて、こういう失点を招いていた。

矢村健は動き出しと初速が素晴らしい。
ボールを奪った瞬間、パスが出そうな瞬間に先手を打っている。
新潟医療福祉は彼の「ブレイク」がカウンターの一手目になっていた。

前半45分は新潟医療福祉大が2点リードで折り返す。
試合は後半。
46分、東海学園は澤朋哉→加藤大貴。
47分、東海学園は松本雄真に警告。
53分、新潟医療福祉は松本雄真→蔦優斗。
59分、東海学園は丸山義貴→白川大吾廊。

東海学園の布陣がこう↓
−−−−榎本−−−−神門−−−−
−−加藤−−−−−−−−白川−−
−−−−−細見−−児玉−−−−−
−神谷−−戸根−−鹿山−−唐澤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−


61分、東海学園は榎本大輝が中盤でDFに潰された…。
と思ったら榎本はバランスを立て直してドリブル開始。
中央の密集地帯をドリブルでグイグイ抜けてシュートを放つ。
榎本が放ったシュートのこぼれを神門滉人が狙うも弱い。

後半に入ると流れは新潟医療福祉大に。
東海学園はビハインドを負って攻勢に出ていた。
しかしプレーが単発で、本当に「怖い」場面を作り出せない。
しかも人のかけ方が大胆過ぎてバランスも悪く、相手のカウンターを誘発していた。
あとエリア内の位置取りが甘く、GKやCBが止めてもこぼれが相手に渡ってしまう。
3失点すべてが「しっかり弾けない」ことから生まれていた。

66分、新潟医療福祉は池田友樹→高野俊晟。

68分、新潟医療福祉のカウンター。
上米良柊人が相手ボールを引っ掛けて中に叩く。
霞恵介がスルーパスを送り、矢村健がつなぐ。
シマブクカズヨシが左大外から放ったシュートはGKがブロック。
シマブクがセカンドを拾って放ったシュートも枠外だった。

71分、東海学園は神門滉人に警告。
78分、東海学園は神門滉人→西沢利樹。
81分、新潟医療福祉は上米良柊人→野村祐一朗。
85分、東海学園は加藤大貴→奥村南斗。

東海学園の最終布陣がこう↓
−−−−榎本−−−−西澤−−−−
−−児玉−−−−−−−−白川−−
−−−−−奥村−−細見−−−−−
−神谷−−戸根−−鹿山−−唐澤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高橋−−−−−−−


88分、新潟医療福祉は相手の中盤からボールを引っ掛けてカウンター。
中央でしかも「2対1」の数的優位だった。
矢村健がドリブルで持ち上がって左に落とす。
吉川佳介のシュートはフリーで決定的だったものの吹かしてしまった。

アディショナルタイムの提示は4分。

92分、新潟医療福祉のカウンター。
矢村健がドリブルからシュートを放つもDFに弾かれる。
霞恵介がこぼれだからシュートを狙ってこれはGK高橋巧が片手ブロック。

東海学園は前線に人を残し、奪われても攻め残る。
守備陣は薄氷の対応が続いていた。
後半のシュート数は新潟医療福祉の「11」に対して東海学園はわずか2本。
スコアこそ入らなかったが、内容の優劣は明らかだった。

92分、新潟医療福祉は高野俊晟に警告。
93分、新潟医療福祉は吉川佳介→熊谷崇大。
94分、新潟医療福祉はシマブクカズヨシ→脇坂崚平。
新潟医療福祉の最終布陣がこう↓
−−−−-林-−−−−矢村−−−−
−−脇坂−−−−−−−−野村−−
−−−−−-霞-−−鶴田−−−−−
−熊谷−−-蔦-−−喜岡−−高野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−宗像−−−−−−−


試合は3−1でタイムアップ。

新潟医療福祉大が2回戦進出を決めた。
林純平、矢村健の2トップが大活躍。
弖嘆陲稜杁紊盥グ象だった。
個を見れば足元に優れたタイプが多いし、
北信越リーグではボールを握って攻めているはず。
ただこの試合に限ればカウンターが際立った。

東海学園は拙い試合を見せたが、
ポリシーを持ってこのスタイルを貫くならそれでいい。
彼らが次のステージでどう戦うかを、楽しみに待ちたい。

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2018年11月25日

プレミアE 柏×流経大柏

高円宮杯JFAU−18サッカープレミアリーグ2018。
イースト、ウエストが10チームずつ、ホーム&アウェイで戦う。
今週末は第16節で、残り3試合の山場。
10時キックオフの駒場から移動し、15時開始の日立台へ。

柏レイソルと流経大柏の「柏ダービー」を見る。
柏は4勝5分け6敗の6位。まだ残留は確定していない。
流経は8勝4分け3敗の3位。ただ2位以内は届かない勝ち点差だ。
このカードはスタイルが正反対な同士でなかなか面白い。
しかも今日のピッチは「日立柏サッカー場」だった。

柏レイソルU-18
GK  1 小久保 玲央ブライアン
           01.01.23 193/80 柏レイソルU-15
DF  2 貞廣 大輔  00.06.06 176/67 柏レイソルU-15
    3 真家 元彦  00.07.08 180/68 柏レイソルU-15
   20 井出 敬大  01.08.18 181/66 柏レイソルU-15
   13 吉田 新   00.06.29 173/71 柏レイソルU-15
MF  4 杉井 颯   00.05.17 178/68 柏レイソルU-15
   11 正田 徳大  00.07.23 173/68 柏レイソルU-15
   10 山田 雄士  00.05.17 170/62 柏レイソルU-15
    6 小野寺 巧  00.10.21 168/60 柏レイソルU-15
   12 鵜木 郁哉  01.07.04 169/66 柏レイソルU-15
FW  9 森 海渡   00.06.07 185/76 柏レイソルU-15

−−−−−−−-森-−−−−−−−
−-鵜木−小野寺−-山田−-正田-−
−−−−−−−杉井−−−−−−−
−吉田−−井出−−真家−−貞廣−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-小久保-−−−−−−

流通経済大学付属柏高校
GK  1 松原 颯汰  02.09.30 179/72 RIP ACE SC
DF 47 清宮 優希  02.09.06 165/48 Forza'02
   32 関川 郁万  00.09.13 180/75 FC多摩JY
    4 西尾 颯大  00.07.21 175/64 AZ’86東京青梅
    7 佐藤 輝   00.04.15 173/69 浦和レッドダイヤモンズJY
MF 21 八木 滉史  01.04.15 170/58 FC多摩JY
   28 藤井 海和  03.02.15 173/63 S.T.FC
   11 芹田 悠真  00.05.09 170/68 クラブ・ドラゴンズ柏
   10 熊澤 和希  01.01.13 180/66 FC厚木JY・DREAMS
FW 29 森山 一斗  02.06.07 165/55 大阪市ジュネッスFC
    9 岡本 竜   00.09.24 179/67 アストロンJY

−−−−岡本−−−−森山−−−−
−−熊澤−−−−−−−−芦田−−
−−−−−藤井−−八木−−−−−
−佐藤−−西尾−−関川−−清宮−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松原−−−−−−−


流経は先発のうち4名が1年生という編成。
指揮官はもちろん71歳の本田裕一郎先生。
柏は29歳の山中真監督が指揮を執る。
親子どころか「孫」くらいの年齢差だ。

前半は柏がボールを握って、流れも掴んでいた。
柏のU−18は久しぶりに見たのだが、
少なくとも今日は吉田達磨、下平隆宏時代の「柏っぽさ」が戻っていた。
SBやウイングが幅を取りつつ、アンカーやCBが縦に刺せる。
柏流と、マリノスが今やっているようなスタイルの違いは、
「広げて空いた中を使う」「相手を食いつかせて反対の方向に出す」
ような相手を逆手に取るビルドアップが多いこと。
そのためには出し手と受け手の技量、連携が必要だ。
メインの出し手となる井出敬大、杉井颯は左利きなので
右利きと混ぜて使うと「矢印」が立体的になる。
トップは残念なことになったが、
育成組織についてはそういう「色」が残っている。
まあ、サポーターがそういうスタイルを好むかどうかは別なのだが…。

2分、柏はエリアすぐ右の好位置でFKを得る。
吉田新は左足で直接狙うが、ニアポストに弾かれた。

4分、流経は藤井海和に警告。

28分、柏のカウンター。
貞廣大輔は中盤右サイドで相手ボールを引っ掛ける。
正田徳大がセカンドを持ち上がってミドルを放つ。
枠に届いて決定的だったがGK松原颯汰にブロックされた。

36分、柏は山田雄士が左サイドに絶妙スルーパス。
小野寺巧は外のスペースに抜け出して折り返す。
正田徳大がファーでトラップしてシュートを放つもDFに弾かれて枠外。

41分、流経は熊澤和希が左中間35mほどの位置からロングシュート。
枠の左隅を捉えていたが、GK小久保玲央ブライアンがブロック。

小久保玲央ブライアンは年代別代表にも入っている大器。
足元、キックもあるし、反応時に見せる瞬発力も抜群だ。

最後に流経がやや盛り返して、前半45分はスコアレスで終了する。
試合は後半。

48分、流経は佐藤輝に警告。

56分、柏は貞廣大輔が右サイドで粘る。
正田徳大はリターンパスから大外から抜け出してクロス。
森海渡はゴール前に飛び込むが打ち切れない。
鵜木郁哉がファーに流れたボールを拾い、しっかり押し込んだ。
<柏レイソルU−18 1−0 流通経済大学付属柏高校>

60分、流経は森山一斗→中井颯人。
61分、流経は芹田悠真→北島直樹。
流経の布陣がこうなる↓
−−−−北島−−−−中井−−−−
−−熊澤−−−−−−−−岡本−−
−−−−−藤井−−八木−−−−−
−佐藤−−西尾−−関川−−清宮−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松原−−−−−−−


73分、流経は関川郁万に警告。
76分、流経は佐藤輝に警告。イエロー2枚目で退場になる。
76分、流経は岡本竜→木村聖。
流経の布陣がこうなる↓
−−−−北島−−−−木村−−−−
−熊澤−−−−−−−−−−中井−
−−−−−藤井−−八木−−−−−
−−−西尾−−関川−−清宮−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松原−−−−−−−


83分、柏は鵜木郁哉→細谷真大。
柏の最終布陣がこう↓
−−−−−−−-森-−−−−−−−
−-正田−小野寺−-山田-−細谷-−
−−−−−−−杉井−−−−−−−
−吉田−−井出−−真家−−貞廣−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-小久保-−−−−−−


83分、流経は右からのロングスローからのこぼれ。
西尾颯大のミドルはDFをかすめて枠外。

85分、流経は清宮優希→古谷優斗。
古屋は182cmのDF登録で、フリーマンのような位置取り。
「長いボールが入りそうなときはエリア内に出ていく」という指示だろう。
これと同時に関川郁万も前線に上がって完全なパワープレーだ。
流経の最終布陣がこう↓
−−熊澤−−−関川−−−木村−−
−−−−−北島−−木村−−−−−
−−−−−−−古谷−−−−−−−
−−−藤井−−八木−−西尾−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松原−−−−−−−


関川郁万は鹿島アントラーズに内定しているCB。
ただ今年のプリンスではFW登録なんですね。
ヘディングがべらぼうに強くて、植田直通を彷彿とさせる。

終盤の柏はセーフティーなプレーに徹して、
両サイドのスペースに長いボールを蹴り続けていた。
柏が試合をコントロールしてタイムアップ。
柏は貴重な勝ち点3を挙げ、プレミアイースト残留を決めている。

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プレミアE 浦和×FC東京

高円宮杯JFAU−18サッカープレミアリーグ2018。
イースト、ウエストが10チームずつ、ホーム&アウェイで戦う。
今週末は第16節で、残り3試合の山場。
浦和の駒場スタジアムまで、浦和とFC東京のカードを見に行った。

浦和は4勝5分け6敗の7位。
自動降格は2クラブで、まだ降格の可能性がある。
FC東京は2勝4分け6敗の9位。
浦和と勝ち点5差、磐田と勝ち点1差だ。
この辺を逆転しないと自動降格となる。

浦和レッドダイヤモンズユース
GK  1 石井 僚   00.07.11 191/84 上州FC高崎
DF  8 白土 大貴  00.08.21 164/65 浦和レッズJY
    4 大桃 伶音  00.05.13 187/81 浦和レッズJY
   23 遠藤 龍河  01.04.26 180/76 CLUB ATLETICO ALEGRE
    3 林 海斗   00.10.05 168/67 浦和レッズJY
MF 38 松村 大也  02.05.06 172/59 浦和レッズJY
    5 大城 蛍   00.09.16 179/72 Wウイング沖縄FC
   16 玉城 大志  01.04.10 173/71 浦和レッズJY
   24 山中 惇希  01.05.06 173/69 GRANDE FC
FW 11 清宮 昂大  00.12.09 168/69 坂戸ディプロマッツ
   10 池 暢希  00.04.05 173/63 SSS JY

−−−−池癲檗檗檗歙教棔檗檗檗
−−山中−−−−−−−−松村−−
−−−−−玉城−−大城−−−−−
−林−−−遠藤−−大桃−−白土−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石井−−−−−−−

FC東京U-18
GK 30 野澤 大志ブランドン
           02.12.25 191/81 FC琉球U-15
DF  4 草住 晃之介 00.07.12 176/68 FC東京U-15深川
   28 大森 理生  02.07.21 180/70 FC東京U-15むさし
    2 木村 誠二  01.08.24 184/71 FC東京U-15深川
   22 バングーナガンデ 佳史扶
           01.09.24 174/67 FC東京U-15深川
MF 14 沼田 航征  02.01.12 176/63 FC東京U-15むさし
    7 小林 里駆  01.08.02 169/60 FC東京U-15むさし
   17 寺山 翼   00.04.10 179/72 FC東京U-15むさし
   27 梅原 翔琉  02.06.28 169/61 FC東京U-15むさし
FW 10 芳賀 日陽  00.07.30 168/60 FC東京U-15深川
   25 青木 友佑  02.08.30 170/66 FC東京U-15深川

−−−−青木−−−−芳賀−−−−
−−梅原−−−−−−−−寺山−−
−−−−−小林−−沼田−−−−−
−佳史扶−-木村-−大森−−草住−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


浦和の中盤は玉城大志、山中惇希が左利き。
山中は狭いスペースを抜け出すドリブルも面白い。
大城蛍は昨日のJリーグでリザーブに入っていた。

前半はFC東京ペース。
このクラブの伝統だが「硬軟両面」の持ち味がある。
技術的に見れば全員がしっかりボールを扱える。
ボランチなら機を見て縦に切れ込むような鋭さもある。
しかもハードワークが身についていて、2トップからしっかり追える。
J3との兼ね合いがあるとはいえ、「何故これが9位なの?」という陣容だ。
ボールを保持しつつ押し込み、セットやスローインからチャンスを作っていた。

「切り込み役」を担っていたのがバングーナガンデ佳史扶。
上下動を繰り返すというよりは試合を作れるタイプですかね。
縦へ抜けられるし、相手が寄せてきても逆を取れる。
何より左足のキックが素晴らしい。
彼のFKは相手にとって大きな脅威になっていた。
マイボールになるとバングーナガンデ佳史扶は高めに張り出す。
左利きの木村誠二が外に開いて、3バックの形から組み立てを始めていた。

ただし浦和はエリア内の守備が固い。
忠実で粘れて、とにかく穴が開かない。
大桃伶音は高いだけでなく「強く」「跳べる」選手。
彼の防空能力はこの世代でもトップレベルだろう。

36分、FC東京は右サイドからのFKをバングーナガンデ佳史扶が左足で入れる。
寺山翼が中央からヘッドを合わせたもののGKの正面だった。

寺山翼はエレガントな技巧派で、狭いところを抜くドリブラーでもある。
ただ彼はとにかくヘディングが良い。
179cmの身長もあるし、落下点の予測や「合わせるタイミング」が抜群。
そういうところはいい意味で「新座片山っぽさ」を感じる。
後半のFC東京で一番目立っていたのは彼だった。

前半の「決定機」は両チームを合わせてもこれだけ。
スコアレスで前半45分が終了する。
試合は後半。

59分、FC東京は寺山翼が中から切れ込んで縦に預ける。
芳賀日陽はバングーナガンデ佳史扶と左右のパス交換。
芳賀はリターンを受けて右足ミドルを放つ。
決定的だったがGK石井僚はナイスセーブ!

60分、浦和は押し込まれた状態からカウンター。
池眥希がフォアチェックで相手DFのパスをカット。
GK野澤大志ブランドンはカバーに出ていてゴールが空いている。
池發呂修里泙淹ちあがるが食い下がられて打ち切れない。
野澤と草住晃之介が食い下がって辛うじてシュートブロック。

62分、浦和は遠藤龍河が右からロングスロー。
大桃伶音はニアで競り勝ってヘッドを擦らす。
大城蛍が中央から飛び込んで身体でこぼれ球に触る。
しかしシュートの当たりが緩く、相手GKにキープされた。

65分、FC東京は青木友佑→久保征一郎。
久保は高2で185cmの大型FW。
宮崎・太陽スポーツクラブの出身だ。

68分、FC東京は左CKを寺山翼が右足で入れる。
久保征一郎はドンピシャのヘッドを合わせて決定的だった。
しかしGK石井僚が至近距離のスーパーセーブ。

74分、浦和は松村大也→波田祥太。
80分、浦和は玉城大志に警告。

82分、浦和は右CKを玉城大志が左足で入れる。
大桃伶音がファーからヘッドを叩きつけた。
決定的だったがコースが狭く、DFに弾かれる。

84分、FC東京は久保征一郎が右のスペースから縦に仕掛けて折り返す。
芳賀日陽が胸トラップから決定的ボレーを放つも枠上。

87分、FC東京は芳賀日陽→宮田和純。
宮田も2年生で、183cmの大型FW。深川出身。
FC東京の最終布陣がこうなった↓
−−−−久保−−−−宮田−−−−
−−梅原−−−−−−−−寺山−−
−−−−−小林−−沼田−−−−−
−佳史扶−-木村-−大森−−草住−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


89分、浦和は正面20mの好位置からFK。
池眥希が右足で直接狙うも枠の左へ逸れた。

89分、浦和は清宮昂大→南濱優大。
浦和の最終布陣がこう↓
−−−−−−−波田−−−−−−−
−−山中−−−−−−−−池癲檗
−林−−−玉城−−大城−−南濱−
−−−遠藤−−白土−−大桃−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石井−−−−−−−


アディショナルタイム4分が過ぎても試合は動かず。
どちらも持ち味は見せたが、0−0の引き分けに終わった。
FC東京にとっては痛い引き分け。
磐田が富山第一を下しているため、8位との勝ち点差が「3」に開いた。

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2018年11月13日

神宮大会決勝 星稜×札幌大谷

第49回明治神宮大会は大会5日目。
高校の部の決勝戦は星稜と札幌大谷の対戦だ。

札幌大谷は全国大会初出場で快進撃を見せている。
1回戦から登場し、龍谷大平安、国士舘、筑陽学園を退けた。
星稜は桐蔭学園、高松商を倒している。
エース奥川恭伸は高校NO1との評価も聞こえる逸材だ。

星稜高校(北信越)
1番 中 東海林航介 2年 右左 180/72
2番 左 岡田大響  2年 左左 178/75
3番 三 知田爽汰  1年 右左 174/75
4番 遊 内山壮真  1年 右右 172/72
5番 右 奥川恭伸  2年 右右 183/82
6番 一 福本陽生  2年 右右 171/75
7番 二 山本伊織  2年 右両 172/67
8番 投 荻原吟哉  1年 右右 170/70
9番 捕 山瀬慎之助 2年 右右 177/82

札幌大谷高校(北海道)
1番 遊 北本壮一朗 2年 右右 180/75
2番 二 釜萢大司  2年 右左 172/66
3番 捕 飯田柊哉  2年 右右 173/72
4番 投 西原健太  2年 右右 184/90
5番 中 石鳥亮   2年 右右 180/85
6番 三 佐藤颯馬  1年 右左 175/73
7番 一 清水悠我  2年 右左 176/75
8番 右 佐野翔騎郎 1年 右右 181/73
9番 左 中川征典  2年 右右 165/70


昨日の準決勝で先発した奥川恭伸は5番レフトで先発。

1回表。先攻は星稜。
1番・東海林が速球で空振り三振。
2番・岡田はチェンジで空振り三振。
3番・知田が中直で三者凡退。

札幌大谷の先発は西原健太。右上手の技巧派だ。
大柄でパワフルだけどしなやか。
重心移動は大きめで、「開き」を抑えた状態から腕を振れる。
今日の球速は速球系が128〜40キロ。
ツーシーム気味に沈む、シュートする球筋もある。
変化球はスライダーが114〜22キロ。
チェンジが108〜20キロ。
カーブが102〜04キロ。

1回裏。後攻は札幌大谷。
1番・北本がストレートの四球。無死1塁。
2番・釜萢はバントの構えのままやはり四球。無死1、2塁。
3番・飯田が遊ゴロで三封。一死1、2塁。
4番・西原はスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
5番・石鳥が二ゴロで無得点。

星稜の先発は荻原吟哉。右上手の本格派だ。
小柄だけどパワフルで、下半身にもしっかり力を乗せたフォーム。
多少荒れ球だが、球威とスライダーの切れが素晴らしい。
今日の球速は速球が126〜38キロ。
彼もシュート、ツーシーム系を使っていた。
変化球はスライダーが119〜25キロ。
初回はやや乱れたが、2回以降は抜群の投球を見せた。

2回表。
星稜は4番・内山がスライダーで空振り三振。
5番・奥川はスライダーで見逃し三振。
6番・福本が左飛で三者凡退。

2回裏。
札幌大谷は6番・佐藤が二ゴロ。
7番・清水はスライダーで空振り三振。
8番・佐野が二飛で三者凡退。

3回表。
星稜は7番・山本が左飛。
8番・荻原が速球で見逃し三振。
9番・山瀬はセーフティバント狙いの投ゴロ。三者凡退。
右手を傷めた影響で、フルスイングが厳しいようだ。

3回裏。
札幌大谷は9番・中川が三前安打。無死1塁。
1番・北本がバント成功。一死2塁。
2番・釜萢の4球目に荻原吟哉がワンバウンド投球。
中川は三盗を狙ったが山瀬慎之助が三塁で刺す。二死無走者。
釜萢は速球で見逃し三振。3アウト。

4回表。
星稜は1番・東海林が中飛。
2番・岡田は死球。一死1塁。
岡田は次打者の2−2から二盗成功。一死2塁。
3番・知田がチェンジで空振り三振。二死2塁。
4番・内山は中飛で3アウト。

4回裏。
札幌大谷は3番・飯田が三ゴロ。
4番・西原も三ゴロ。
5番・石鳥が捕邪飛で三者凡退。

5回表。
星稜は5番・奥川が二ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
タイミングもぎりぎりで、むしろ「よく取った」と褒めたいプレーだった。
6番・福本はエンドランから左前安打。無死1、3塁。
福本は次打者の3球目に二盗成功。無死2、3塁。
7番・山本が投手強襲の遊ゴロ。
生還可能だったが、三塁走者の奥川が躊躇して帰塁して挟殺される。
打者は二塁まで進み一死2、3塁。
8番・荻原が2球目にスクイズ成功。二死3塁。
<星稜 1−0 札幌大谷>
9番・山瀬はセーフティバント狙いの投飛。攻撃終了。

5回裏。
札幌大谷は6番・佐藤が四球。無死1塁。
7番・清水はバント成功。一死2塁。
8番・佐野は中直。二死2塁。
9番・中川は速球で見逃し三振。3アウト。

6回表。
星稜は1番・東海林が速球で空振り三振。
2番・岡田は中飛。
3番・知田が一ゴロで三者凡退。

6回裏。
札幌大谷は1番・北本がスライダーで空振り三振。
2番・釜萢が中前安打。一死1塁。
3番・飯田も中前安打。一死1、2塁。
4番・西原は遊ゴロ。二死1、3塁。
5番・石鳥も遊ゴロで無得点。

7回表。
星稜は4番・内山が三邪飛。
5番・奥川が四球。一死1塁。
6番・福本の2球目に西原健太が暴投。一死2塁。
福本は中飛。二死2塁。
7番・山本は投ゴロで3アウト。

7回裏。
札幌大谷は6番・佐藤が遊直。
7番・清水は中前安打。一死1塁。
8番・佐野がライト線に落とす二塁打。一死2、3塁。
9番・中川征が右飛。二死2、3塁。
1番・北本は中前タイムリー安打!二死1塁。
<札幌大谷 2−1 星稜>
2番・釜萢がエンドランから中前安打。二死1、3塁。

星稜はここで荻野吟哉が降板。
二番手投手に奥川恭伸を起用する。
奥川は初戦、準決勝で快投を見せた星稜のエースだ。
今日の球速は速球が135〜48キロ。
変化球はスライダーが119〜24キロ。
フォークが130キロ強。
札幌大谷は3番・飯田が145キロの外角速球で空振り三振。攻撃終了。

8回表。
星稜は8番・有松和輝が四球で出塁。無死1塁。
9番・山瀬はバント成功。一死2塁。
1番・東海林が中飛。二死2塁。
2番・知田は二ゴロ。3アウト。

8回裏。
札幌大谷は4番・西原がスライダーで空振り三振。
5番・石鳥もスライダーで空振り三振。
6番・佐藤が二ゴロで三者凡退。

9回表。
星稜は3番・知田がチェンジで空振り三振。
4番・内山は四球。一死1塁。
5番・奥川が二ゴロ併殺で3アウト。試合終了。

ここで試合終了。
札幌大谷が大方の予想を裏切る快進撃で、初優勝を達成した。

安打   000 010 000 1 四 失
星稜  ┃000|010|000┃1 4 0
札幌大谷┃000|000|20×┃2 3 1
安打   001 002 40  7

札幌大谷:○西原
星稜:●荻原、奥川

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2018年11月12日

神宮大会準決勝 札幌大谷×筑陽学園

第49回明治神宮大会は大会4日目。
高校の部は準決勝の2試合が行われる。
第2試合が札幌大谷と筑陽学園の対戦だ。

札幌大谷は龍谷大平安、国士舘を連破しての勝ち上がり。
筑陽学園は関東王者・桐蔭学園に初戦(2回戦)で10−1と大勝している。

札幌大谷高校(北海道)
1番 遊 北本壮一朗 2年 右右 180/75
2番 二 釜萢大司  2年 右左 172/66
3番 捕 飯田柊哉  2年 右右 173/72
4番 一 西原健太  2年 右右 184/90
5番 中 石鳥亮   2年 右右 180/85
6番 三 佐藤颯馬  1年 右左 175/73
7番 投 太田流星  2年 右右 172/75
8番 右 佐野翔騎郎 1年 右右 181/73
9番 左 中川征典  2年 右右 165/70

筑陽学園(九州)
1番 遊 中村敢晴  1年 右右 183/68
2番 三 福島悠介  2年 右左 178/72
3番 一 弥富紘介  2年 右左 168/68
4番 二 江原佑哉  2年 右右 177/76
5番 左 野田優人  2年 右右 178/70
6番 右 福岡大真  2年 右左 175/72
7番 捕 進藤勇也  2年 右右 181/81
8番 中 石川湧喜  2年 左左 166/61
9番 投 西雄大   2年 右右 177/75


1回表。先攻は札幌大谷。
1番・北本がスライダーで空振り三振。
2番・釜萢は遊前安打。一死1塁。
3番・飯田が右飛。二死1塁。
4番・西原は右前安打。二死1、2塁。
5番・石鳥が打撃妨害で出塁。二死満塁。
6番・佐藤は中前タイムリー安打。二死満塁。
<札幌大谷 1−0 筑陽学園>
7番・太田が押し出しの四球。なお二死満塁。
<札幌大谷 2−0 筑陽学園>
8番・佐野は一ゴロで攻撃終了。

筑陽学園の先発は西雄大。右上手の技巧派だ。
少し腰を落として、開きを抑えたまま腕を鋭く振れるところは良い。
ただコースが甘くなるとやはり厳しい。
今日の球速は速球が128〜34キロ。
スライダーが108〜11キロ。
カーブが100キロ強。

1回裏。後攻は筑陽学園。
1番・中村が遊ゴロ。
2番・福島は四球。一死1塁。
3番・弥富が三ゴロで二封。二死1塁。
4番・江原は二ゴロで3アウト。

札幌大谷の先発は太田流星。右サイドの技巧派だ。
左足を高く持ち上げ、重心を少し沈めて、腕を横振りする。
上半身は立った状態で、引っ掛けるように腕を振っていた。
球速は速球、シュートが110〜25キロ。
変化球はカーブ、スライダーが100〜14キロ。
手元で動く球筋を両方向に持っている。
典型的な「実戦派」ですね。
速いテンポでどんどん投げ込み、内野ゴロを上手く打たせていた。
今大会初先発の太田が、彼がサプライズを起こす。

2回表。
札幌大谷は9番・中川征が遊ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
1番・北本はバント失敗。一死1塁。
2番・釜萢の3球目に北本が二盗失敗。二死無走者。
釜萢は二ゴロで3アウト。

2回裏。
筑陽学園は5番・野田がシュートで空振り三振。
6番・福岡は左飛。
7番・進藤が三ゴロで三者凡退。

3回表。
札幌大谷は3番・飯田が中前安打。無死1塁。
4番・西原の1−1から飯田が牽制死。一死無走者。
西原は中前安打。一死1塁。
5番・石鳥はライト線に落とす二塁打。一死2、3塁。

筑陽学園はここで西雄大が降板。
二番手投手に菅井一輝を起用する。
菅井は背番号10の2年生。179cm・75kgの左腕だ。
ワンポイントの起用で、打者ひとりで下がった。
札幌大谷は6番・佐藤が二ゴロ。
三塁走者が三本間に挟まれ、二死2、3塁。

筑陽学園はここで三番手投手に西舘昂汰を起用する。
西舘は背番号10の2年生。186cm・73kgの右腕だ。
手足が長く、下半身の「畳み方」に少しロスがある。
ただ上半身の開きは抑えられていて、そこから腕も振れる。
潜在能力の高さを感じる右腕だ。
今日の球速は速球が125〜38キロ。
変化球はスライダー、フォークが114〜24キロ。
札幌大谷は7番・太田が二ゴロに倒れて無得点。

3回裏。
筑陽学園は8番・石川が死球。無死1塁。
9番・西舘はバント成功。一死2塁。
1番・中村が左飛。二死2塁。
2番・福島は一ゴロで3アウト。

4回表
札幌大谷は8番・佐野がセーフティバント失敗の投ゴロ。
9番・中川征が遊前安打。一死1塁。
1番・北本の0−0から一塁走者が牽制死。二死無走者。
北本はレフトフェンス直撃の二塁打。二死2塁。
2番・釜萢が二ゴロで3アウト。

4回裏。
筑陽学園は3番・弥富が二飛。
4番・江原は四球。一死1塁。
5番・野田が二飛。二死1塁。
6番・福岡は二ゴロで3アウト。

5回表。
札幌大谷は3番・飯田が左中間を破る二塁打。無死2塁。
4番・西原は三ゴロ。一死2塁。
5番・石鳥が右前安打。一死1、3塁。
6番・佐藤は左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<札幌大谷 3−0 筑陽学園>
7番・太田が中前安打。一死満塁。
8番・佐野は一ゴロ。本封で二死満塁。
9番・中川征が一ゴロで攻撃終了。

5回裏。
筑陽学園は7番・進藤が一ゴロ。
8番・石川が外角スライダーで見逃し三振。
9番・西舘は三ゴロで三者凡退。
「まだヒットが出ていないね」という会話がネット裏で始まった。

6回表。
札幌大谷は1番・北本が遊ゴロ。
2番・釜萢は中前安打。一死1塁。
3番・飯田は速球で空振り三振。二死1塁。
4番・西原も速球で空振り三振で3アウト。

6回裏。
筑陽学園は1番・中村が左直。
2番・福島は一ゴロ。
3番・弥富が二ゴロで三者凡退。
太田流星のノーヒットノーランが続く。

7回表。
札幌大谷は5番・石鳥が遊ゴロ。
6番・佐藤は速球で見逃し三振。
7番・太田が外角速球で空振り三振。三者凡退。

7回裏。
筑陽学園は4番・江原が二ゴロ。
5番・野田は右飛。
6番・福岡が一ゴロで三者凡退。
「これはもしかして…」という空気に。

8回表。
札幌大谷は8番・佐野が遊ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
9番・中川征がバント成功。一死2塁。
1番・北本は中飛。走者がタッチアップして二死3塁。
2番・釜萢が中前タイムリー安打。二死1塁。
<札幌大谷 4−0 筑陽学園>
釜萢は次打者の4球目に二盗成功。二死2塁。
3番・飯田は四球。二死1、2塁。
4番・西原が中前タイムリー安打。二死1、3塁。
<札幌大谷 5−0 筑陽学園>
5番・石鳥は外角高め速球で空振り三振。攻撃終了。

8回裏。
筑陽学園は7番・進藤が右飛。
8番・石川は四球。一死1塁。
9番・西舘が中直。二死1塁。
1番・中村は遊ゴロ。
北本壮一朗が二遊間の当たりを好捕して刺した。
「これは行くんじゃないか」と正直思いました。

9回表。
札幌大谷は6番・佐藤が捕前安打。無死1塁。
7番・太田は外角速球で空振り三振。一死1塁。
8番・佐野は遊ゴロ。二塁を踏んだ後に一塁へ高投して二死1塁。
佐野は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
9番・中川征が右飛で3アウト。

9回裏。
筑陽学園は2番・福島が右前安打。無死1塁。
内角のカーブが甘く入って引っ張られてしまう。
3番・弥富は右前安打。無死1、3塁。
4番・江原が右前タイムリー安打。無死1、3塁。
<筑陽学園 5−1 札幌大谷>
太田流星は完封も逃すことに。

5番・野田は二ゴロ。三塁走者が生還して一死1塁。
<筑陽学園 5−2 札幌大谷>
6番・福岡が遊ゴロで二封のみ。二死1塁。
7番・進藤は二飛で試合終了。

最終回に2失点こそ喫したが、太田流星の快投でした。
筑陽学園は初戦で桐蔭学園から10点を奪った強打線。
そこを「背番号17」の投手が2失点に抑えたのだから百点です。
16安打を放った打線も見事でした。

安打   302 241 021 16 四 失
札幌大谷┃200|010|020┃5 2 0
筑陽学園┃000|000|002┃2 4 4
安打   000 000 003 3

筑陽学園:●西、菅野、西舘
札幌大谷:○太田

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神宮大会準決勝 高松商×星稜

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」は大会4日目。
高校の部の準決勝2試合が行われる。
第1試合は高松商と星稜の対戦だ。

香川県立高松商業高校(四国)
1番 中 飛倉爽汰  2年 右右 167/61
2番 遊 大塚慶汰  2年 右右 174/62
3番 左 香川拓摩  2年 左左 165/62
4番 一 立岩知樹  2年 右右 175/85
5番 右 浅野怜   2年 右右 166/62
6番 二 谷口聖弥  1年 右右 166/57
7番 三 篠原一球  1年 右左 163/62
8番 投 中塚公晴  2年 右右 172/71
9番 捕 新居龍聖  2年 右左 170/67

星稜高校(北信越)
1番 二 山本伊織  2年 右両 172/67
2番 中 東海林航介 2年 右左 180/72
3番 三 知田爽汰  1年 右左 174/75
4番 遊 内山壮真  1年 右右 172/72
5番 投 奥川恭伸  2年 右右 183/82
6番 一 福本陽生  2年 右右 171/75
7番 右 岡田大響  2年 左左 178/75
8番 左 有松和輝  2年 右右 173/81
9番 捕 山瀬慎之助 2年 右右 177/82


1回表。先攻は高松商。
1番・飛倉が144キロの速球で見逃し三振。
2番・大塚はフォークで空振り三振。
3番・香川が右前安打。二死1塁。
4番・立岩は右中間に運ぶ二塁打。二死2、3塁。
5番・浅野が速球で空振り三振。

星稜の先発は奥川恭伸。
昨夏の選手権では150キロを計測。
今大会の1回戦も7回コールドながら完封勝利を挙げている。
高2世代でもトップレベルの右腕だ。
膝の使い方は多少固いし、重心移動も控え目。
ただ上手く脱力して、リリースの瞬間に力を込められる。
今日も回転のいい速球、キレのいい変化球を投げていた。
今日の球速は速球が135〜49キロ。
変化球はスライダーが112〜22キロ。
フォークが125〜34キロ。
カーブが100キロ前後。
初回はカーブ、スライダーを痛打された。
一昨日の1回戦に比べて平均球速も遅かった。
ただし速球とフォークは高校生レベルだと手が出ない。

1回裏。後攻は星稜。
1番・山本が速球で空振り三振。
2番・東海林は四球。一死1塁。
東海林は次打者の2球目に二盗成功。一死2塁。
3番・知田が右前タイムリー安打。一死1塁。
<星稜 1−0 高松商業>
4番・内山は三ゴロ失策で生きる。一死1、2塁。
5番・奥川が右飛。二死1、2塁。
6番・福本は10球以上粘って四球。二死満塁。
7番・岡田が一ゴロで攻撃終了。

高松商の先発は中塚公晴。右上手の技巧派だ。
重心を沈めるときに軸足が少し捻じれる。
ただ多少のロスはあるけれどしっかり腕は振れている。
今日の球速は速球が124〜34キロ。
ボールが左右に「動く」タイプだ。
変化球はスライダー、シンカーが108〜25キロ。

2回表。
高松商は6番・谷口が遊ゴロ。
7番・篠原は三ゴロ失策で出塁。一死1塁。
8番・中塚がバント成功。二死2塁。
9番・新居は四球。二死1、2塁。
1番・飛倉が外角速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
星稜は8番・有松が右飛。
9番・山瀬は三振。
1番・山本が二ゴロで三者凡退。

3回表。
高松商は2番・大塚が中前安打。無死1塁。
3番・香川は速球で空振り三振。一死1塁。
4番・立岩の初球に大塚が二盗成功。
山瀬の送球がシュート回転して二塁が取れず。一死3塁。
立岩は右犠飛。二死無走者。
<高松商業 1−1 星稜>
5番・浅野は外角146キロで空振り三振。3アウト。

3回裏。
星稜は2番・東海林がライトにソロ本塁打。
<星稜 2−1 高松商業>
3番・知田は右中間に運ぶ二塁打。無死2塁。
4番・内山が二ゴロ。一死3塁。
5番・奥川が中前タイムリー安打。一死1塁。
<星稜 3−1 高松商業>
6番・福本は外角速球で空振り三振。二死1塁。
7番・岡田が右前安打。二死1、3塁。
8番・有松は死球。二死満塁。
9番・山瀬の2−2から新居が捕逸。
三塁走者が生還して二死2、3塁。
<星稜 4−1 高松商業>
山瀬は3−2からセーフティスクイズ。
これがファウルになって3バント失敗。攻撃終了。

4回表。
高松商は6番・谷口が二ゴロ。
7番・篠原は速球で空振り三振。
8番・中塚が二ゴロで三者凡退。

4回裏。
星稜は1番・山本が二前安打。無死1塁。
山本は次打者の初球に二盗成功。無死2塁。
2番・東海林は四球を選ぶ。無死1、2塁。
3番・内田が投前バント。
中塚公晴が焦って捕球ミスを犯し、無死満塁。
4番・内山は遊飛。一死満塁。
5番・奥川が右犠飛。走者が全員タッチアップして二死2、3塁。
<星稜 5−1 高松商業>
6番・福本は一邪飛で攻撃終了。

5回表。
高松商は9番・新居が内角速球で見逃し三振。
1番・飛倉が二ゴロ。
2番・大塚は外角速球で空振り三振。三者凡退。

5回裏。
高松商はこの回から二番手投手に香川拓摩を起用する。
香川は背番号1の2年生左腕。レフトからマウンドに移動する。
小柄だがバネがあって、無理せず球威のあるボールを投げられる。
今日の球速は速球が126〜36キロ。
変化球はスライダー、チェンジが109〜23キロ。

星稜は7番・岡田が二飛。
8番・有松は左前安打。一死1塁。
9番・山瀬がバント失敗。二封で二死1塁。
1番・山本は左飛で3アウト。

6回表。
高松商は3番・香川が速球で見逃し三振。
4番・立岩はスライダーで空振り三振。
5番・浅野は中飛で三者凡退。

6回裏。
星稜は2番・東海林が速球で見逃し三振。
3番・知田は右中間に運ぶ二塁打。一死2塁。
4番・内山が遊ゴロ。二死3塁。
5番・奥川は投手強襲の中前タイムリー二塁打。
躊躇のない走塁が素晴らしかった!
<星稜 6−1 高松商業>
6番・福本が中前安打。
奥川はいいスタートを切ったが三塁上でストップ。
このときにずっこけて挟殺されてしまい、攻撃終了。

7回表。
高松商は6番・谷口が中前安打。無死1塁。
7番・石丸圭佑が二ゴロ併殺。二死無走者。
8番・岸本は四球。二死1塁。
9番・新居の2球目に奥川恭伸が暴投。二死2塁。
新居が左前安打。二死1、2塁。
1番・飛倉はフォークで空振り三振。3アウト。

7回裏。
星稜は7番・岡田がスライダーで空振り三振。
8番・有松は投ゴロ。
代打・今井秀輔が三ゴロで三者凡退。

8回表。
星稜はこの回から二番手投手に寺沢孝多を起用する。
寺沢は背番号10の2年生。174cm・69kgの左腕だ。
今日の球速は速球が124〜29キロ。
スライダーが103〜06キロ。
なお代打で外れた山瀬慎之助に変わって内山壮真が捕手に入った。
有松和輝が一塁からショートに移った。

高松商は2番・大塚が左前安打。無死1塁。
3番・香川は左直。一死1塁。
4番・立岩が遊飛。二死1塁。
5番・浅野の0−0から寺沢孝多が牽制悪送球。二死3塁。
挟殺プレーに持ち込めそうだったが送球がすっぽ抜けた。
しかし浅野は中飛で3アウト。

8回裏。
星稜は1番・山本が二ゴロ。
2番・東海林は四球。一死1塁。
3番・知田が左飛。二死1塁。
4番・内山の初球に香川拓摩が暴投。二死2塁。
内山は四球。二死1、2塁。
5番・奥川が右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<星稜 7ー1 高松商業>
6番・福本は三ゴロで攻撃終了。

9回表。
星稜はこの回から三番手投手に荻原吟哉を起用する。
荻原は背番号11の1年生。170cm・70kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が134〜38キロ。
変化球はスライダー、チェンジが118〜25キロ。
スライダーが素晴らしいですね。

高松商は6番・谷口が四球。無死1塁。
代打・岡井祐斗も四球。無死1、2塁。
8番・岸本はスライダーで空振り三振。一死1,2塁。
9番・新居がライトに3ラン本塁打!
<星稜 7−4 高松商業>
1番・飛倉は右前安打。二死1塁。
2番・大塚が三ゴロ併殺で攻撃終了。

高松商が最終回に意地を見せたが、内容的には星稜の完勝。
奥川恭伸は7回をちょうど100球で終えて1失点(自責点は0)。
被安打4、四死球2、12奪三振と今日も抜群だった。
1回戦との違いは速球を「ウイニングショット」に使っていたこと。
そういう引き出しの多さは驚異的ですね。

安打  201 000 012 7 四 失
高松商┃001|000|103┃4 4 2
星稜 ┃003|101|01×┃7 6 4
安打  104 113 01  11

星稜:○奥川、寺沢、荻原
高松商:●中塚、香川

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2018年11月10日

神宮大会2回戦 九州共立×立正

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」が本日が大会2日目。
そもそもは明治神宮によるプライベートトーナメントだ。
高校、大学の二本立てというユニークな大会でもある。
高校野球における「第3の全国大会」として認知されている。
大学については「第2の全国大会」ですね。

大学の部は参加が11校。
東京六大学と東都は予選免除で枠を持っている。
他に関東2枠、関西2枠でまず計6枠。
更に北海道、東北、北陸・東海、中国・四国、九州が1枠ずつ持っている。
2日目の第3試合は九州共立大と立正大の対戦だ。
九州共立は島内颯太郎と久保拓眞。
立正は伊藤裕季也と小郷裕哉が今ドラフトの指名を受けた。

九州共立大学
1番 右 知念琉太  3年 右左 171/70 前原
2番 遊 崎濱夏紀  4年 右左 167/67 興南
3番 中 早野僚馬  4年 右左 184/85 自由ヶ丘
4番 一 平良竜哉  2年 右右 170/72 前原
5番 左 井上恭輔  4年 右左 171/73 大分
6番 三 笹井健太郎 4年 右右 180/87 倉敷
7番 二 青木康士郎 4年 右左 178/72 東筑
8番 捕 城間大介  4年 右右 168/86 南部商業
9番 投 島内颯太郎 4年 右右 180/77 光陵

立正大学
1番 左 土井慎二  4年 右左 182/82 関西
2番 遊 根本郁也  3年 右左 170/67 桐光学園
3番 右 小郷裕哉  4年 右左 176/84 関西
4番 二 伊藤裕季也 4年 右右 181/96 日大三
5番 捕 木下朗   4年 右左 181/90 戸塚
6番 中 平田巧   3年 右右 178/84 立正大淞南
7番 三 米田虎太郎 3年 右右 174/71 帝京大可児
8番 一 佐々木勝哉 3年 右右 185/85 日大三
9番 投 糸川亮太  2年 右右 170/71 川之江


1回表。先攻は九州共立大。
1番・知念が三ゴロ。
2番・崎濱は左前安打。一死1塁。
3番・早野が右前安打。一死1、2塁。
4番・平良はフォークが空振り三振。二死1、2塁。
5番・井上がフォークで空振り三振で3アウト。

立正の先発は糸川亮太。右上手の技巧派だ。
重心を少し沈めて、横回旋で腕を振る。
大柄ではないがパワフルで、腕の振りも強い。
ボールの細かい「動き」があり、制球力も高い実戦派である。
今日の球速は速球系が135〜43キロ。
この速度帯でシンカー的に沈む球筋もある。
変化球はフォーク、カットが120〜33キロ。
スライダーが117〜26キロ。

1回裏。後攻は立正大。
1番・土井が投ゴロ。
2番・根本は三直。
3番・小郷が左前に落とす二塁打。二死1塁。
レフトが飛び込むも捕球できなかった。
4番・伊藤裕は四球。二死1、2塁。
5番・木下が一ゴロで3アウト。

九州共立の先発は島内颯太郎。右上手の本格派だ。
トルネードと言うほどではないが、相手に背中を見せて上半身を回旋させる。
下半身がいかにも強靭で、体重をしっかり乗せて腕を振れる。
速球とフォークを組み立ての軸にするパワーピッチャーですね。
先日のドラフト会議では広島の2位指名を受けている。
今日の球速は速球が138〜50キロ。
いわゆる「伸びる」球質ではないが、球速があるので問題ない。
変化球はフォークが126〜31キロ。
スライダーが120キロ台前半。

2回表。
九州共立は6番・笠井が捕飛。
7番・青井が二ゴロ。
8番・城間は四球。二死1塁。
9番・島内が外角高め速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
立正は6番・平田が速球で空振り三振。
7番・米田は左直。
8番・佐々木勝が遊ゴロで三者凡退。

3回表。
九州共立は1番・知念が三飛。
2番・崎濱がセーフティバント成功。捕前安打で一死1塁。
3番・早野は二ゴロ併殺で3アウト。

3回裏。
立正は9番・糸川が二飛。
1番・土井は速球で空振り三振。
2番・根本が中飛で三者凡退。

4回表。
九州共立は4番・平良が三飛。
5番・井上恭が左前安打。一死1塁。
6番・笹井は三ゴロ。二封のみで二死1塁。
米田虎太郎の横っ飛びナイスプレーだった。
7番・青木が遊前安打。二死1、2塁。
8番・城間は三ゴロで3アウト。

4回裏。
立正は3番・小郷が投ゴロ。
4番・伊藤裕が左前安打。一死1塁。
5番・木下は左飛。二死1塁。
6番・平田の3球目に伊藤裕が二盗成功。二死2塁。
しかし伊藤裕は3−2から牽制で釣り出されて3アウト。

5回表。
九州共立は9番・島内が三ゴロ。
1番・知念は二ゴロ。
2番・崎濱がカットで空振り三振。三者凡退。

5回裏。
立正は6番・平田が遊ゴロ。
7番・米田は投ゴロ。
8番・佐々木勝がフォークで空振り三振。

6回表。
九州共立は3番・早野が左前安打。無死1塁。
4番・平良は右飛。一死1塁。
5番・井上恭が左飛。二死1塁。
6番・笹井は三ゴロで3アウト。

6回裏。
立正は9番・糸川が遊ゴロ。
代打・荒原祐貴が左飛。
2番・根本も左飛で三者凡退。

7回表。
九州共立は7番・青木が遊ゴロ。
8番・城間は速球で見逃し三振。
9番・島内が三ゴロで三者凡退。

7回裏。
立正は3番・小郷が四球。無死1塁。
小郷は次打者の3球目に二盗スタート。悪送球も絡んで無死3塁。
4番・伊藤裕は2−1からレフトに2ラン本塁打!
甘いフォークを上手くすくい上げた。
<立正大 2−0 九州共立大>
DeNA2位指名のスラッガーが大仕事。

九州共立はここで島内颯太郎が降板。
二番手投手に久保拓眞を起用する。
久保は自由ヶ丘高出身の4年生。
173cm・75kgの左スリークォーターだ。
ヤクルトの7位指名を受けている。
しっかり重心移動をして踏ん張れていた。
あと上半身がいい意味で遅れて出て来てタイミングを取り難いタイプ。
今日の球速は速球が135〜41キロ。
変化球はスライダーが116〜23キロ。

立正は5番・木下が四球。無死1塁。
6番・平田はバント成功。一死2塁。
7番・米田の初球に久保拓眞が暴投。一死3塁。
米田は3球目にスクイズも空振り。
三塁走者はそのまま本塁を突くもタッチアウト。二死無走者。
米田が一邪飛で攻撃終了。

8回表。
九州共立は代打・石原司が速球で空振り三振。
2番・崎濱は遊ゴロ。
3番・早野が遊飛で三者凡退。

8回裏。
立正は8番・佐々木勝が右中間に運ぶ二塁打。無死2塁。
代打・倉嶋啓太がバント成功。一死3塁。
1番・佐々木斗夢は二飛。二死3塁。
2番・根本がスライダーで見逃し三振。3アウト。

9回表。
立正はこの回から二番手投手に釘宮光希を起用する。
釘宮は日大三高出身の4年生。175cm・75kgの右腕だ。
今日の球速は速球が140キロ強。
変化球はフォークが130キロ台前半。
スライダーが120キロ台後半。

立正は4番・平良が三ゴロ。
5番・井上恭が中前安打。一死1塁。
6番・笹井は二ゴロ併殺で3アウト。

ここで試合終了。
立正が接戦を制して準決勝一番乗りを決めた。
ドラフト組も持ち味を出したし、引き締まった好ゲームでした。

安打   201 201 001 7 四 失
九州共立┃000|000|000┃0 1 1
立正  ┃000|000|20×┃0 3 0
安打   100 100 11  4

立正:○糸川、釘宮
九州共立:●島内、久保

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神宮大会2回戦 広陵×星稜

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」が本日が大会2日目。
そもそもは明治神宮によるプライベートトーナメントだ。
高校、大学の二本立てというユニークな大会でもある。
高校野球における「第3の全国大会」として認知されている。
大学については「第2の全国大会」ですね。

高校の部は全国10地区の秋季大会を制したチームが登場。
秋の地区大会は実質的に選抜の予選だから、
神宮に出てくる学校は「やらかし」がない限り選抜にも出てくる。
あと優勝校を出した地区は選抜の出場枠が一つ増える。
2日目の第1試合から大会は2回戦。星稜と広陵の名門対決だ。

星稜高校(北信越)
1番 二 山本伊織  2年 右両 172/67
2番 中 東海林航介 2年 右左 180/72
3番 三 知田爽汰  1年 右左 174/75
4番 遊 内山壮真  1年 右右 172/72
5番 投 奥川恭伸  2年 右右 183/82
6番 一 福本陽生  2年 右右 171/75
7番 右 岡田大響  2年 左左 178/75
8番 左 有松和輝  2年 右右 173/81
9番 捕 山瀬慎之助 2年 右右 177/82

広陵(中国)
1番 一 岑幸之祐  2年 右左 170/71
2番 遊 中冨宏紀  2年 右右 163/65
3番 二 宗山塁   1年 右左 173/70
4番 三 中村楓大  2年 右右 175/78
5番 右 澁谷拓磨  2年 右左 174/78
6番 左 児玉日出夫 2年 右右 165/70
7番 中 藤井孝太  2年 右左 173/70
8番 捕 秋山功太郎 2年 右右 180/79
9番 投 石原勇輝  2年 左左 178/76


1回表。先攻は星稜。
1番・山本が速球で空振り三振。
2番・東海林も速球で空振り三振。
3番・知田は中前安打。悪送球も絡んで二死2塁。
4番・内山の4球目に石原勇輝が暴投。二死3塁。
内山が四球。二死1、3塁。
5番・奥川はスライダーで空振り三振。3アウト。

広陵の先発は石原勇輝。左の技巧派だ。
今日の球速は速球が129〜37キロ。
立ち上がりは伸びのある速球で空振りをよく奪っていた。
一方で2回、3回と徐々に変化球主体の生み立てに変わっていく。
変化球はスライダー、チェンジ系の縦変化が118〜25キロ。
カーブが109〜14キロ。

1回裏。後攻は広陵。
1番・岑がフォークで空振り三振。
2番・中冨はスライダーで空振り三振。
3番・宗山が149キロの速球を引っ張って右前安打。二死1塁。
宗山は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
4番・中村はスライダーで空振り三振。3アウト。

星稜の先発は奥川恭伸。右上手の本格派だ。
重心移動は大きくないし、上半身も立ち気味のままボールを離す。
ただリリースの瞬間の「爆発力」や指のかかりが強烈。
大石達也をちょっと思い出すメカニズムですね。
今日は制球、変化球の切れも抜群だった。
2019年のドラフト1位で間違いないでしょう。
今日の球速は速球が138〜49キロ。
空振りを奪う伸びがあるし、序盤は球筋も大よそ抑えられていた。
ただ回転がいい分、少し高めに浮くと飛ばされる感じも多少ある。
変化球はスライダーが118〜26キロ。
打者の手元で激しく折れてブレーキがかかる決め球だ。
4回くらいから盛んに投げていたフォークが130〜39キロ。
高校生のフォークとは思えないほど精度が高い。
他にカーブが100キロ強。

2回表。
星稜は6番・福本が高め速球で空振り三振。
7番・岡田は四球。一死1塁。
8番・有松が二ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
広陵は5番・澁谷がスライダーで空振り三振。
6番・児玉は148キロの速球で空振り三振。
7番・藤井が三飛で三者凡退。

3回表。
星稜は9番・山瀬が速球で見逃し三振。
1番・山本も速球で見逃し三振。
2番・東海林は左飛で三者凡退。

3回裏。
広陵は8番・秋山がスライダーで空振り三振。
9番・石原は速球で見逃し三振。
1番・岑が右飛で三者凡退。

4回表。
星稜は3番・知田が遊ゴロ。
4番・内山は左越えの二塁打。一死2塁。
5番・奥川が右越えのタイムリー三塁打。一死3塁。
<星稜 1−0 広陵>
6番・福本は初球にスクイズ空振り。
しかし1−2から左前タイムリー安打。一死1塁。
<星稜 2−0 広陵>
7番・岡田の2球目に石原勇輝が暴投。一死2塁。
岡田は四球を選ぶ。一死1、2塁。
8番・有松が右前タイムリー安打。打者が送球の間に二進して一死2、3塁。
<星稜 3−0 広陵>
9番・山瀬は二ゴロで三塁走者が本塁タッチアウト。二死1、3塁。
1番・山本がショート強襲のタイムリー安打。二死1、2塁。
<星稜 4−0 広陵>
2番・東海林は三前安打。二死満塁。

広陵は石原勇輝がここで降板。
二番手投手に河野佳を起用する。
河野は背番号1の2年生。174cm・76kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が137〜44キロ。
変化球はスライダーが124〜26キロ。
チェンジが130キロ弱。

星稜は3番・知田が見逃しの四球を選ぶ。二死満塁。
<星稜 5−0 広陵>
4番・内山は左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<星稜 7−0 広陵>
5番・奥川が143キロの外角速球で空振り三振。攻撃終了。
星稜が広陵のミスにつけ込んでビッグイニングを作る。

4回裏。
広陵は2番・中冨が左前安打。無死1塁。
3番・宗山は二ゴロ併殺で二死無走者。
4番・中村が右飛で3アウト。

5回表。
星稜は6番・福本が投前安打。無死1塁。
7番・岡田は速球で空振り三振。一死1塁。
8番・有松がエンドランから一ゴロ。二死2塁。
9番・山瀬はスライダーで見逃し三振。3アウト。

5回裏。
広陵は5番・澁谷が中飛。
6番・児玉は右飛。
7番・藤井がフォークで空振り三振。三者凡退。

6回表。
星稜は1番・山本が中前安打。無死1塁。
2番・東海林はバント成功。一死2塁。
3番・知田がチェンジで空振り三振。二死2塁。
4番・内山は右飛で3アウト。

6回裏。
広陵は8番・秋山がフォークで空振り三振。
代打・渡部聖弥が遊飛。
1番・岑もフォークで空振り三振。三者凡退。

7回表。
広陵はこの回から三番手投手に森勝哉を起用する。
森は背番号11の2年生。180cm・82kgの左腕だ。
今日の球速は速球が138〜43キロ。
変化球はスライダーが118〜20キロ。

星稜は5番・奥川が遊前安打。無死1塁。
6番・福本が四球。無死1、2塁。
7番・岡田はバント。捕手の悪送球で二塁走者が生還し、無死2、3塁。
<星稜 8−0 広陵>
8番・有松が三ゴロ。三塁走者が挟まれて帰塁。
既に三塁へ達していた二塁走者がアウトとなり、一死2、3塁。
9番・山瀬は3球目にスクイズ成功。二死3塁。
<星稜 9−0 広陵>
1番・山本が外角速球で見逃し三振。攻撃終了。

7回裏。
広陵は代打・馬場俊輔が遊飛。
3番・宗山は遊前安打。一死1塁。
4番・中村が遊飛。二死1塁。
5番・澁谷はフォークで空振り三振。3アウト。

ここで試合はコールドゲームに。
奥川恭伸は7回を被安打3、四死球0、11奪三振と完璧な内容でした。

安打 100 711 1 11 四 失
星稜┃000|700|2┃9 5 0
広陵┃000|000|0┃0 0 2
安打 100 100 1 3

広陵:●石原、河野、森
星稜:○奥川

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2018年11月09日

神宮大会1回戦 中部学院×関西国際

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」が本日開幕。
そもそもは明治神宮によるプライベートトーナメントだ。
高校、大学の二本立てというユニークな大会でもある。
高校野球における「第3の全国大会」として認知されている。
大学については「第2の全国大会」ですね。
4年生はここで負けると大学野球が終わる。

大学の部は参加が11校。
東京六大学と東都は予選免除で枠を持っている。
他に関東2枠、関西2枠でまず計6枠。
更に北海道、東北、北陸・東海、中国・四国、九州が1枠ずつ持っている。
大会初日は第3試合、第4試合が大学の部。
第3試合が中部学院大と関西国際大の対戦だ。
中部学院は北陸・東海三連盟代表。
岐阜県関市にあり、東海地区大学野球連盟所属だ。
関西国際は関西五連盟第二代表。
兵庫県三木市にあり、阪神学生野球連盟所属だ。

中部学院大学
1番 中 福尾僚祐  2年 右左 173/64 京都外大西
2番 捕 高杯翼   4年 右右 170/75 花咲徳栄
3番 右 武藤健司  3年 左左 174/79 愛工大名電
4番 一 廣部就平  1年 右右 168/83 秀岳館
5番 左 高見良太  4年 右左 176/79 岡山東商業
6番 遊 中山将太  3年 右右 171/81 市和歌山
7番 二 藤澤昂樂  2年 右左 165/73 菰野
8番 三 結城宝   3年 右左 172/76 滝川二
9番 投 若山蒼人  4年 右右 186/81 崇徳  

関西国際大学
1番 中 藤原朋輝  4年 右左 182/86 PL学園
2番 左 有本大世  2年 右左 176/76 おかやま山陽
3番 遊 平野晴也  3年 右左 177/75 関西
4番 一 西川雄大  4年 右右 180/98 丸亀城西
5番 三 尾崎亨四郎 4年 右右 182/77 三島
6番 左 持田大和  2年 右左 176/71 如水館
7番 捕 深尾哲平  2年 右左 182/90 福知山成美
8番 二 宇佐美秀真 4年 右左 165/67 PL学園
9番 投 武次春哉  2年 左左 164/72 西脇工


1回表。先攻は中部学院大。
1番・福尾が内角速球で空振り三振。
2番・高坏は中飛。
3番・武藤が遊ゴロで三者凡退。

関西国際の先発は武次春哉。
164cmと小柄だが、真っ向勝負の本格派だ。
低い重心をさらに沈めて、スリークォーター気味に腕を振る。
メカニズムはオーソドックスだが、いかにも瞬発力がありそう。
今日の球速は速球、シュートが131〜42キロ。
変化球はスライダー、チェンジが119〜25キロ。
どの球種も単純に切れが素晴らしい。
2年でこのレベルなら、2020年のドラフトに絡むかもしれない。

1回裏。後攻は関西国際大。
1番・藤原が速球で空振り三振。
2番・有本は四球。一死1塁。
3番・平野が死球。一死1、2塁。
4番・西川はスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
5番・尾崎が中前タイムリー安打。なお二死1、2塁。
<関西国際大 1−0 中部学院大>
6番・持田は左前タイムリー安打。まだ二死1、2塁。
<関西国際大 2−0 中部学院大>
7番・深尾が一ゴロで攻撃終了。

中部学院の先発は若山蒼人。右下手の技巧派だ。
身体を沈めて、ぎゅっと絞って、腕をしっかり隠しつつ振る。
球速はないけれど合わせ難いタイプですね。
今日の球速は速球、シュートが118~28キロ。
シンカー気味に動く球筋が多く、「真っすぐ」はあまりない。
変化球はスライダーが111〜14キロ。

2回表。
中部学院は4番・廣部が一邪飛。
5番・高見は死球。一死1塁。
6番・中山が左中間への飛球。
センターがレフトと交錯して落球し、一死2、3塁。
7番・藤澤は右犠飛。二死3塁。
<関西国際大 2−1 中部学院大>
8番・結城が三ゴロで攻撃終了。

2回裏。
関西国際は8番・宇佐美が四球。無死1塁。
9番・武次がバント成功。一死2塁。
1番・藤原は三邪飛。二死2塁。
2番・有本が左越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<関西国際大 3−1 中部学院大>
3番・平野は投ゴロで攻撃終了。

3回表。
中部学院は9番・若山がチェンジで空振り三振。
1番・福尾はスライダーで空振り三振。
2番・高坏が中飛で三者凡退。

3回裏。
関西国際は4番・西川が右前安打。無死1塁。
5番・尾崎はバントの構えで2球目にバットを引く。
一塁走者が塁を飛び出して捕手からの牽制に刺された。一死無走者。
尾崎は四球。一死1塁。

中部学院は若山蒼人がここで降板。
二番手投手に櫻糀大輝を起用する。
櫻糀は盛岡大附属高出身の4年生。
168cm・69kgの左腕だ。
今日の球速は速球が132〜37キロ。
変化球はスライダー、チェンジが116〜24キロ。
球威と切れはあったが制球に苦しむ。

関西国際は6番・持田が右前安打。一死1、2塁。
7番・深尾は見逃し三振。二死1、2塁。
8番・宇佐美がスライダーで見逃し三振。3アウト。

4回表。
中部学院は3番・武藤が遊ゴロ。
4番・廣部が右前安打。一死1塁。
5番・高見は死球。一死1、2塁。
6番・中山が遊ゴロ併殺で3アウト。

4回裏。
関西国際は9番・武次がスライダーで空振り三振。
1番・藤原が四球。一死1塁。
2番・有本も四球。一死1、2塁。
3番・平野はスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
4番・西川が四球。二死満塁。
5番・尾崎は2−0から左中間に打ち込む満塁本塁打!
<関西国際大 4−1 中部学院大>
6番・持田が死球。二死1塁。

関西国際は櫻糀大輝がここで降板。
三番手投手に井上祐太を起用する。
井上は花咲徳栄高出身の4年生。
173cm・76kgの右スリークォーターだ。
球速は速球が130キロ台中盤。
スライダー、カットっぽい球種も投げていた。

関西国際は7番・深尾が右前安打。二死1、2塁。
8番・宇佐美は三邪飛で攻撃終了。

5回表。
中部学院は7番・藤澤が右前安打。無死1塁。
8番・結城は三邪飛。一死1塁。
代打・板東駿が右飛。二死1塁。
1番・福尾は四球。二死1、2塁。
2番・高坏が二飛で無得点。

5回裏。
中部学院はこの回から四番手投手に秋田稜吾を起用する。
秋田は東海大相模高出身の1年生。
178cm・80kgの右腕だ。
今日の球速は速球が136〜39キロ。
この速度帯で沈む球筋もある。
変化球はスライダー、フォークが116〜23キロ。

関西国際は9番・武次が速球で空振り三振。
1番・藤原は二ゴロ。
2番・有本が左邪飛で三者凡退。

6回表。
中部学院は3番・武藤が一直。
4番・廣部は速球で空振り三振。
5番・高見も速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
関西国際は3番・平野が遊ゴロ。
4番・西川は捕邪飛。
5番・尾崎が三飛で三者凡退。

7回表。
中部学院は6番・中山が三ゴロ。
7番・藤澤は幸運な中前ポテン安打。一死1塁。
代打・竹腰裕行がシュートで空振り三振。二死1塁。
代打・川上泰介は遊ゴロで3アウト・

7回裏。
中部学院はこの回から五番手投手に大中優吾を起用する。
大中は倉敷商業高出身の4年生。
168cm・75kgの左スリークォーターだ。
球速は速球が131〜34キロ。
変化球はスライダー、チェンジかな?

関西国際は6番・持田が投手強襲の二ゴロ。
7番・深尾が1−1から右中間最深部へソロ本塁打。
<関西国際大 8−1 中部学院大>
これで「7回7点差」となりコールドゲームとなった。

武次春哉は7回を被安打3、1失点で打ち取る完投勝利。
関西国際大を2回戦に導く好投でした。

安打   000 110 1 3 四 失
中部学院┃010|000|0┃1 3 0
関西国際┃210|400|1X┃8 8 1
安打   212 200 1 8


関西国際:○武次
中部学院:●若山、櫻糀、井上、秋田、大中

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神宮大会1回戦 龍谷大平安×札幌大谷

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」が本日開幕。
そもそもは明治神宮によるプライベートトーナメントだ。
高校、大学の二本立てというユニークな大会でもある。
高校野球における「第3の全国大会」として認知されている。
大学については「第2の全国大会」ですね。

高校の部は全国10地区の秋季大会を制したチームが登場。
秋の地区大会は実質的に選抜の予選だから、
神宮に出てくる学校は「やらかし」がない限り選抜にも出てくる。
あと優勝校を出した地図は選抜の出場枠が一つ増える。
初日の第2試合は龍谷大平安と札幌大谷の対戦だ。
龍谷大平安は4日に近畿大会の決勝を戦って中4日だ。
札幌大谷は北海道なので地区大会終了が早く、1日から首都圏で合宿を組んでいたらしい。
甲子園以上にそういう「準備の有利不利」がある大会です。

龍谷大学付属平安高校(近畿)
1番 中 中島大輔  2年 右左 178/68
2番 二 北村涼   2年 右右 166/58
3番 捕 多田龍平  2年 右右 174/72
4番 右 水谷祥平  2年 右右 174/80
5番 三 奥村真大  1年 右右 180/70
6番 一 三尾健太郎 2年 右左 180/80
7番 遊 羽切陸   2年 右右 175/69
8番 左 半保和貴  2年 右右 166/66
9番 投 野澤秀伍  2年 左左 174/68

札幌大谷高校(北海道)
1番 遊 北本壮一朗 2年 右右 180/75
2番 二 釜萢大司  2年 右左 172/66
3番 捕 飯田柊哉  2年 右右 173/72
4番 投 西原健太  2年 右右 184/90
5番 中 石鳥亮   2年 右右 180/85
6番 一 清水悠我  2年 右左 176/75
7番 三 青山弥稜  2年 右右 165/75
8番 右 佐野翔騎郎 1年 右右 181/73
9番 左 中川征典  2年 右右 165/70


1回表。先攻は龍谷大平安。
1番・中島大が一ゴロ。
2番・北村は右飛。
3番・多田が遊ゴロ悪送球で生きる。二死1塁。
4番・水谷はスライダーで空振り三振。

札幌大谷の先発は西原健太。右上手の技巧派だ。
大柄でパワフルだけど、力任せな感じはない。
「タメ」を作れるフォームで、手首の返しや腕の振りもしなやか。
重心移動は大き目で、球持ちもよく「打者の近く」でボールを離せる。
今治西高時代の秋山拓巳を思い出す好素材だ。
今日の球速は速球系が124〜39キロ。
序盤はシンカー、ツーシーム系の沈む球筋が大半だった。
球速以上の威力で差し込んで、詰まらせていた。
変化球はスライダーが113〜20キロ。
シンカーが112〜14キロ。
カーブが102〜07キロ。

1回裏。後攻は札幌大谷。
1番・北本が三前安打。無死1塁。
2番・釜萢は四球。無死1、2塁。
3番・飯田がバントで送るも三封。一死1、2塁。
4番・西原は三ゴロ。5→4→3の併殺を狙うもオールセーフで一死満塁。
5番・石鳥が投ゴロ。
これも併殺のタイミングだったがショートと二塁が塁上で重なる。
野澤秀伍が送球のタイミングを狂わせて悪送球となり二者が生還。一死1、2塁。
<札幌大谷 2−0 龍谷大平安>
6番・清水は左前安打。一死満塁。
7番・青山が中前タイムリー安打。なお一死満塁。
<札幌大谷 3−0 龍谷大平安>
8番・佐野は遊前タイムリー安打。さらに一死満塁。
<札幌大谷 4−0 龍谷大平安>
9番・中川征が左犠飛。二死1、2塁。
<札幌大谷 5−0 龍谷大平安>
1番・北本は速球で見逃し三振。攻撃終了。

龍谷大平安の先発は野澤秀伍。左の本格派だ。
重心を沈めて前に踏み出して、全身を使うフォームだ。
今日の球速は速球が126〜35キロ。
右打者の内角にズバッと投げ込めるところが良い。
変化球はスライダー、チェンジが110キロ台中盤。
カーブが102〜09キロ。
初回はハードラックな打球が多く、味方の守備にも足を引っ張られた。
ただ決してレベルの低い投手ではない。

2回表。
龍谷大平安は5番・奥村がスライダーで空振り三振。
6番・三尾は中前安打。一死1塁。
7番・羽切が遊ゴロ。二死2塁。
8番・半保は一塁強襲安打。二死1、3塁。
半保は次打者の4球目に二盗成功。二死2、3塁。
9番・野澤が死球で二死満塁。
1番・中島大は投ゴロで無得点。

2回裏。
札幌大谷は2番・釜萢が左飛。
3番・飯田は三ゴロ失策で活きる。一死1塁。
4番・西原が遊ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
龍谷大平安は2番・北村が二ゴロ。
3番・多田は遊ゴロ。
4番・水谷が中飛で三者凡退。

3回裏。
札幌大谷は5番・石鳥が右飛。
6番・清水は二ゴロ。
7番・青山が一飛で三者凡退。

4回表。
龍谷大平安は5番・奥村が右飛。
6番・三尾は二飛。
7番・羽切が四球。二死1塁。
8番・半保は遊ゴロで3アウト。

4回裏。
札幌大谷は8番・佐野が左飛。
9番・中川征が四球。一死1塁。
1番・北本は速球で見逃し三振。二死1塁。
2番・釜萢が中飛で3アウト。

5回表。
龍谷大平安は9番・野澤がシンカーで空振り三振。
1番・中島大は遊ゴロ悪送球で生きる。一死1塁。
中島は次打者の4球目に二盗成功。一死2塁。
5球目には西原健太の暴投もあり一死3塁。
2番・北村が四球。一死1、3塁。
3番・多田は二ゴロ併殺で3アウト。

5回裏。
札幌大谷は3番・飯田が遊ゴロ。
4番・西原も遊ゴロ。
5番・石鳥が中飛で三者凡退。

6回表。
龍谷大平安は4番・水谷が三塁強襲安打で出塁。無死1塁。
5番・奥村は左飛。一死1塁。
6番・三尾が中前安打。一死1、2塁。
7番・羽切も中前安打で一死満塁。
8番・半保は三ゴロ失策で生きる。三塁走者が生還しなお一死満塁。
<札幌大谷 5−1 龍谷大平安>
9番・野澤がボテボテの二ゴロ。三塁走者が生還し、二死2、3塁。
<札幌大谷 5−2 龍谷大平安>
1番・中島大は三ゴロ悪送球で生きる。二者が生還し、二死2塁。
<札幌大谷 5−4 龍谷大平安>
2番・北村が遊ゴロで攻撃終了。
龍谷大平安が1点差に迫る。

6回裏。
札幌大谷は6番・佐藤が左中間を破る二塁打。無死2塁。
7番・青山がバント成功。一死3塁。
8番・佐野はライトフェンス直撃のタイムリー二塁打。一死2塁。
<札幌大谷 6−4 龍谷大平安>

龍谷大平安はここで野澤秀伍が降板。
二番手投手に豊田祐輔を起用する。
豊田は背番号1の2年生。179cm・73kgの左腕だ。
今日の球速は速球が121〜29キロ。
変化球はカーブが101〜05キロ。

札幌大谷は9番・中川征がスライダーで空振り三振。
振り逃げのスタートを切った中川に捕手が一塁へ転送。
これを見た佐野が三盗に成功して二死3塁。
1番・北本は速球で空振り三振。攻撃終了。

7回表。
龍谷大平安は3番・多田が中前安打。無死1塁。
4番・水谷は二飛。一死1塁。
5番・奥村の5球目に多田が二盗成功。一死2塁。
奥村は二ゴロ。二死3塁。
6番・三尾が左前タイムリー安打。二死1塁。
<札幌大谷 6−5 龍谷大平安>
7番・羽切は左邪飛で攻撃終了。

7回裏。
札幌大谷は2番・釜萢が右前安打。無死1塁。
3番・飯田はバント成功。一死2塁。
4番・西原が遊ゴロ。二死2塁。
5番・石鳥は四球。二死1、2塁。
6番・佐藤が遊ゴロで3アウト。

8回表。
札幌大谷はこの回から二番手投手に太田流星を起用する。
大田は背番号17の2年生。172cm・75kgの右横手投げだ。
足を大きく上げて、ぐっと身を沈めて投げる変則派。
球速は速球系が117〜24キロ。
変化球はスライダー、シンカーが105〜13キロ。
球速以上に「遅さ」のある、ブレーキの強烈な変化球を投げていた。

龍谷大平安は8番・半保が速球で空振り三振。
9番・豊田は四球。一死1塁。
1番・中島大の3球目に太田が暴投。一死2塁。
中島大は二ゴロ。二死3塁。
2番・北村が三ゴロで3アウト。

8回裏。
札幌大谷は7番・青山が中飛。
8番・佐野は遊飛。
9番・中川征が三ゴロで三者凡退。

9回表。
龍谷大平安は3番・多田が四球。無死1塁。
4番・水谷は死球。無死1、2塁。
5番・奥村が3バント失敗。一死1、2塁。
6番・三尾は二ゴロ。二死2、3塁。
7番・羽切が外角スライダーで空振り三振。試合終了!

札幌大谷は5失策こそ出たがタイプの違う2投手が好投。
近畿王者を下して2回戦進出を決めている。

安打    010 003 200 6 四 失
龍谷大平安┃000|004|100┃5 6 3
札幌大谷 ┃500|001|00×┃6 3 5
安打    300 002 10  6

札幌大谷:○西原、太田
龍谷大平安:●野澤、豊田

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 14:00|PermalinkComments(0) 高校野球 

神宮大会1回戦 八戸学院光星×東邦

「明治維新百五十年記念第四十九回明治神宮大会」が本日開幕。
そもそもは明治神宮によるプライベートトーナメントだ。
高校、大学の二本立てというユニークな大会でもある。
高校野球における「第3の全国大会」として認知されている。
大学については「第2の全国大会」ですね。

高校の部は全国10地区の秋季大会を制したチームが登場。
秋の地区大会は実質的に選抜の予選だから、
神宮に出てくる学校は「やらかし」がない限り選抜にも出てくる。
あと優勝校を出した地図は選抜の出場枠が一つ増える。
初日の第1試合は八戸学院光星と東邦の対戦だ。

八戸学院光星光星高校(東北)
1番 二 伊藤大将  2年 右右 178/72
2番 中 島袋翔斗  2年 右左 166/68
3番 遊 武岡龍世  2年 右左 178/72
4番 一 近藤遼一  2年 右右 175/88
5番 捕 太山皓仁  2年 右左 172/74
6番 三 下山昂大  2年 右右 170/70
7番 左 大江拓輝  2年 右左 180/74
8番 右 原瑞都   2年 右左 178/77
9番 投 後藤丈海  2年 右右 170/71

東邦高校(東海)
1番 一 松井涼太  2年 左左 172/74
2番 二 杉浦勇介  2年 右左 180/70
3番 投 石川昂弥  2年 右右 185/87
4番 遊 熊田任洋  2年 右左 174/75
5番 三 長屋陸渡  2年 右右 181/80
6番 右 坂上大誠  2年 右左 180/77
7番 捕 成沢巧馬  2年 右右 181/83
8番 中 河合佑真  2年 右右 180/74
9番 左 植田結喜  2年 左左 179/78


1回表。先攻は八戸学院光星。
1番・伊藤が中前安打。無死1塁。
2番・島袋はバント失敗の捕飛。一死1塁。
3番・武岡が左前安打。一死1、2塁。
4番・近藤はフェンス際に迫る左飛。二死1、2塁。
5番・太山が四球。二死満塁。
6番・下山は左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<八戸学院光星 2−0 東邦>
7番・大江が中越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<八戸学院光星 4−0 東邦>
8番・原も左前タイムリー安打。二死1塁。
<八戸学院光星 5−0 東邦>
9番・後藤が投ゴロで攻撃終了。

東邦の先発は石川昂弥。
野手としてドラフトの上位候補に数えられる逸材だ。
大型右腕だが「本格派」という感じではない。
上半身主導の野手投げで、重心移動は狭目。
ただ指先の感覚はあるようで、変化球の切れは十分にある。
立ち上がりは球威、制球とも不十分で打ち込まれてしまった。
でも2回以降は立ち直っていく。
今日の球速は速球が127〜43キロ。
ツーシーム系の沈む球筋もあった。
変化球はスライダーが112〜22キロ。
カーブが104〜11キロ。

1回裏。後攻は東邦。
1番・松井がカットで空振り三振。
2番・杉浦はセーフティバント成功。三前安打で一死1塁。
3番・石川が左前安打。一死1、2塁。
4番・熊田は左飛。二死1、2塁。
5番・長屋が一塁強襲の右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<八戸学院光星 5−1 東邦>
6番・坂上は右飛で攻撃終了。

八戸学院光星の先発は後藤丈海。右上手の技巧派だ。
身体をダイナミックに使って、腕も全力で振る。
重心移動が大きくて、上半身の反動も強くつけていた。
大柄ではないけれどバネがあるタイプですね。
今日の球速は速球が132〜36キロ。
ツーシーム、カットが117〜34キロ。
ぎりぎりでいきなり球筋が歪む感じで、切れは強烈だ。
シュート、スライドの「両方」がこれだけ高校生は初めて見た。
左右に滑る球筋を多投して、フォーシームはあまり使わない。
稀に投げるカーブが110キロ前後。

2回表。
光星は1番・伊藤が右飛。
2番・島袋は中飛。
3番・武岡が遊ゴロで三者凡退。

2回裏。
東邦は7番・成沢が一ゴロ。
8番・河合は三ゴロ。
9番・植田が四球。二死1塁。
1番・松井は一ゴロで3アウト。

3回表。
光星は4番・近藤が左飛。
5番・太山は左前安打。一死1塁。
6番・下山が遊飛。二死1塁。
7番・大江は四球。二死1、2塁。
8番・原が遊飛で3アウト。

3回裏。
東邦は2番・杉浦が二飛。
3番・石川は一邪飛。
4番・熊田が三飛で三者凡退。

4回表。
光星は9番・後藤が中飛。
1番・伊藤は四球。一死1塁。
2番・島袋が遊ゴロも熊田任洋の二塁送球が逸れる。一死1、2塁。
3番・武岡は速球で空振り三振。二死1、2塁。
4番・近藤は3−0から強打して一邪飛。

4回裏。
東邦は5番・長屋が三ゴロ。
6番・坂上は二ゴロ。
7番・成沢が遊ゴロで三者凡退。

5回表。
光星は5番・太山が外角速球で見逃し三振。
6番・下山は二飛。
7番・大江が中飛で三者凡退。
石川昂弥が立ち直ってきた。

5回裏。
東邦は8番・河合が左前安打。
レフトのファンブルが絡んで無死2塁。
9番・植田は中前安打。無死1、3塁。
1番・松井が二飛。一死1、3塁。
2番・杉浦は中犠飛。二死1塁。
<八戸学院光星 5−2 東邦>
3番・石川が右中間に運ぶ二塁打。二死2、3塁。
4番・熊田は三直で攻撃終了。

6回表。
光星は8番・原が四球。無死1塁。
9番・後藤はバント失敗の捕飛。一塁転送で併殺となり二死無走者。
1番・伊藤が死球。二死1塁。
2番・島袋は速球で見逃し三振。3アウト。

6回裏。
東邦は5番・長屋が二ゴロ。
6番・坂上は一塁線を破る二塁打。一死2塁。
7番・成沢が三ゴロ。二死2塁。
8番・河合はカットで空振り三振。3アウト。

7回表。
光星は3番・武岡が投ゴロ。
石川昂弥が強烈な当たりを上手く処理した。
4番・近藤は遊ゴロ。
熊田任洋が二塁側へスムーズに動いて好守。
5番・太山がスライダーで空振り三振。三者凡退。
なお石川昂弥はこの回に本日の最速143キロを記録した。

7回裏。
東邦は9番・植田が二ゴロ。
1番・松井は中前安打。一死1塁。
2番・杉浦が右前安打。一死1、2塁。
3番・石川は遊ゴロ。併殺コースだったが二塁手がこぼす。一死満塁。
4番・熊田が右前タイムリー安打。なお一死満塁。
<八戸学院光星 5−3 東邦>
試合の「雲行き」が怪しくなってくる。
5番・長屋は三ゴロで本封のみ。二死満塁。
6番・坂上が遊ゴロで攻撃終了。

8回表。
光星は6番・下山が遊ゴロ。
熊田任洋が三遊間の当たりを好捕し、深い位置から強肩で刺した。
7番・大江は左邪飛。
8番・原が中前安打。二死1塁。
9番・後藤は四球。二死1、2塁。
1番・伊藤が左飛で3アウト。

8回裏。
東邦は7番・成沢が中飛。
8番・河合は二飛。
9番・上田が右前安打。二死1塁。
1番・松井は一ゴロで3アウト。

9回表。
光星は2番・島袋がセーフティバント狙いの捕飛。
3番・武岡はセンターバックスクリーンに飛び込むソロ本塁打。
ラインドライブがかかってググっと伸びる不思議な打球でした。
<八戸学院光星 6−3 東邦>
4番・近藤が死球。一死1塁。
5番・太山は右前安打。一死1、3塁。

東邦はここで石川昂弥が降板して三塁の守備位置へ。
三塁→一塁→レフトの守備の玉突き移動が起こった。
二番手投手に奥田優太郎を起用する。
奥田は背番号11の2年生。180cm・76gの右サイドハンドだ。
今日の球速は速球が133〜40キロ。
変化球はスライダーが117〜20キロ。

光星は6番・下山が右前タイムリー安打。一死1、2塁。
<八戸学院光星 7−3 東邦>
7番・大江は内角速球で見逃し三振。二死1、2塁。
8番・原が右前安打。二死満塁。
9番・後藤は右飛。
坂上大誠が前進して好捕した。
坂上は送球も含めて守備がいい。

9回裏。
東邦は2番・杉浦がツーシームで空振り三振。
3番・石川は遊ゴロ。
4番・熊田が右飛で三者凡退。

八戸学院光星が後藤丈海の完投勝利で2回戦進出を決めている。
武岡龍世、熊田任洋と「プロ注」の活躍が見れて、面白い試合でした。

安打 501 000 014 11 四 失
光星┃500|000|002┃7 7 2
東邦┃100|010|100┃3 1 1
安打 300 031 310 11

東邦:●石川、奥田
光星:○後藤

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2018年11月03日

日本選手権1回戦 住金鹿島×重工広島

第44回社会人野球日本選手権大会3日目。
本日も1回戦の3試合が行われる。
この大会は都市対抗と違って補強選手を使えない。
都市対抗、クラブ選手権、JABA大会の優勝チームと、
各地区の最終予選を勝ち上がった計32チームが出場している。

第1試合は新日鐵住金鹿島と三菱重工広島の対戦だ。
住金鹿島は大貫晋一がDeNAの3位指名を受けた。
重工広島も杉山一樹がソフトバンクの2位指名を受けている。
杉山は未見だったので、自分にとってこの大会最大のお目当てだった。

新日鐵住金鹿島
1番 中 藤本雄也  27才 左左 173/70 國學院大
2番 一 福盛陽平  33才 右右 178/78 徳山大
3番 左 堀越匠   30才 右左 168/65 東洋大
4番 右 高畠裕平  27才 右右 181/80 日本体育大
5番 二 林悠平   25才 右左 177/74 東洋大
6番 指 島田直人  25才 右左 176/73 日本体育大
7番 遊 佐藤竜一郎 25才 右左 180/74 法政大
8番 捕 片葺翔太  32才 右右 179/68 八戸大
9番 三 渡部和博  33才 右左 180/80 明治大
   投 大貫晋一  24才 右右 179/68 日本体育大

三菱重工広島
1番 遊 田中友博  28才 右右 177/77 愛知学院大
2番 指 市原一樹  27才 右左 171/74 専修大
3番 左 汐月祐太郎 25才 右左 173/72 筑波大
4番 一 國本剛志  30才 右右 181/92 近畿大
5番 中 青木拓己  26才 右左 180/77 関西大
6番 二 松永弘樹  30才 右右 172/75 早稲田大
7番 左 実政太一  32才 右左 175/74 如水館高
8番 三 渕上大地  28才 右右 181/85 日本福祉大
9番 捕 佐々木駿  26才 右右 179/82 國學院大
   投 本間大暉  23才 左左 182/82 専修大


1回表。先攻は新日鐵住金鹿島。
1番・藤本は二直。
2番・福盛が右直。
3番・堀越は二飛で三者凡退。

三菱重工広島の先発は本間大暉。
左スリークォーターの本格派だ。
テイクバックが小さく、隠した状態から横回旋で腕を振る。
右打者の内角をしっかり突けるタイプだ。
今日の球速は速球が132〜38キロ。
変化球はシュート、シンカー系が127〜30キロ。
スライダーが117〜21キロ。
カーブが106〜12キロ。

1回裏。後攻は新日鐵住金鹿島。
1番・田中が速球で空振り三振。
2番・市原はツーシームで空振り三振。
3番・汐月が遊飛で三者凡退。

新日鐵住金鹿島の先発は大貫晋一。
右上手の本格派で、DeNAのドラフト3位指名を受けている。
西崎幸広や渡辺久信を思い出する細身でバネのあるタイプ。
ウエイトトレーニング全盛の今では珍しい体格だ。
腕の振りは今時珍しいほど大振りで、真っ向から縦に投げ下ろしてくる。
ただリリースのときに上半身をふわっと起こす動きがいい。
重心移動をしながら上手く反動をつけている。
「江川卓のメカニズム」ですね。
今日の球速は速球が134〜44キロ。
変化球はフォーク、スライダーが124〜34キロ。
ツーシームが133〜36キロ。
カーブが114〜20キロ。
球速はプロとして平均以下だが速球の伸び、キレがあるタイプ。
あとツーシーム、フォーク、スライダーと全て決め球になる質がある。
大卒社会人3年目でこの評価になるのも納得だ。

2回表。
住金鹿島は4番・高畠が中前安打。無死1塁。
5番・林はバント成功。一死2塁。
6番・島田が深い二飛。二塁走者がタッチアップして二死3塁。
7番・佐藤竜は左前タイムリー安打。二死1塁。
<新日鐵住金鹿島 1−0 三菱重工広島>
8番・片葺が四球。二死1、2塁。
9番・渡部は右前安打。
二塁走者が本塁突入を狙うも実政太一の好返球でタッチアウト。攻撃終了。

2回裏。
重工広島は4番・國本が投ゴロ。
5番・青木は外角速球で空振り三振。
6番・松永が二ゴロで三者凡退。

3回表。
住金鹿島は1番・藤本が中前安打。無死1塁。
2番・福盛は左前安打。無死1、2塁。
3番・堀越がバント。
投手からの三塁送球が逸れて二塁走者が生還。無死1、2塁。
<新日鐵住金鹿島 2−0 三菱重工広島>
4番・高畠は中飛。二塁走者がタッチアップして一死1、3塁。
5番・林が外角速球で見逃し三振。二死1、3塁。
6番・島田は二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
重工広島は7番・実政が右中間を破る三塁打。無死3塁。
8番・渕上は三ゴロ。
三塁手がわずかに飛び出した走者へタッチ。
そのまま一塁を刺す「5−5−3」のダブルプレーで二死無走者。
9番・佐々木が右飛で3アウト。

4回表。
重工広島はこの回から二番手投手に鮫島優樹を起用する。
鮫島はMHS医療専門学校出身の30才。
177cm・74kgの右上手投げだ。
侍ジャパン社会人代表の経歴もある。
今日の球速は速球が131〜40キロ。
変化球はフォーク、スライダーが119〜26キロ。
カーブが100キロ台。
彼の好投で試合の流れが一変する。

住金鹿島は7番・佐藤竜が二ゴロ。
8番・片葺はフォークで空振り三振。
9番・渡部が死球。二死1塁。
渡部は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
1番・藤本は一邪飛で3アウト。

4回表。
重工広島は1番・田中がツーシームで空振り三振。
2番・市原は三飛。
3番・汐月が三邪飛で三者凡退。

4回裏。
住金鹿島は2番・福盛が右直。
3番・堀越は二ゴロ。
4番・高畠も二ゴロで三者凡退。

5回表。
重工広島は4番・國本がフォークで空振り三振。
5番・青木はスライダーで見逃し三振。
6番・松永が右前安打。二死1塁。
7番・実政はツーシームで空振り三振。3アウト。

6回表。
住金鹿島は5番・林が右飛。
6番・島田はスライダーで空振り三振。
7番・佐藤竜が遊飛で三者凡退。

6回裏。
重工広島は8番・渕上が三前安打。無死1塁。
9番・佐々木の初球に大貫晋一が暴投。無死2塁。
佐々木はフォークで空振り三振。一死2塁。
1番・田中が中前安打。一死1、3塁。
2番・市原は初球にセーフティスクイズ。三塁走者が生還して二死2塁。
<新日鐵住金鹿島 2−1 三菱重工広島>
3番・汐月が左飛で攻撃終了。

7回表。
住金鹿島は8番・片葺が左飛。
9番・渡部は右飛。
1番・藤本が四球。二死1塁。
2番・福盛は右飛で3アウト。

7回裏。
重工広島は4番・國本が左飛。
5番・青木は左飛。
6番・松永が投ゴロで三者凡退。

8回表。
住金鹿島は3番・堀越が捕邪飛。
4番・高畠はスライダーで空振り三振。
5番・林もスライダーで空振り三振。三者凡退。

8回裏。
重工広島は7番・実政が四球。無死1塁。
8番・渕上はバントで送れなかったがボテボテ遊ゴロで一死2塁。
代打・松原匡志が右前安打。一死1、3塁。
1番・田中は3−2からスライダーで空振り三振。
一塁走者の二盗はセーフのタイミングだったが、捕手が送球を投げる。
これを見た三塁走者が本盗のスタート。
セカンドが送球をカットして本塁へ転送し、挟殺プレーで走塁死。無得点で3アウト。

9回表。
重工広島はこの回から三番手投手に杉山一樹を起用する。
杉山は駿河総合高出身の20才。
192cm・90kgの右上手投げだ。
先月のドラフトではソフトバンクから2位指名を受けている。
全国大会のマウンドは3年目の今季からだし、まだチームの主戦格ではない。
ただ実績でなく圧倒的な潜在能力により、プロから声がかかった。
体格は抜群だし、身体の使い方もダイナミック。
制球を優先してフォームを中途半端に抑えてしまうという傾向は全く感じない。
一方で球筋が浮かないのは良いけれど、多少「叩きつけてしまう」傾向があった。
今日の球速は速球が146〜53キロ。
変化球はスライダーが130キロ強。

住金鹿島は代打・江藤諒が二ゴロ。
7番・佐藤竜は中飛。
8番・片葺が外角速球で見逃し三振。三者凡退。

9回裏。
重工広島は2番・市原が左飛。
3番・汐月は外角速球で空振り三振。
4番・國本が中前安打。二死1塁。
5番・青木は二前安打。二死1、2塁。
6番・松永がフォークで空振り三振。無得点。

ここで試合終了。
重工広島は走塁死、不運な併殺など「持っていない」展開だった。
ただやっぱり住金鹿島の大貫晋一の好投を称賛するべきですね。
被安打7、四死球1、11奪三振の堂々たる1失点完投勝利でした。
杉山一樹も見られたし、内容があって、楽しい2時間半でした。

安打   032 000 000 5 四 失
住金鹿島┃011|000|000┃2 3 0
重工広島┃000|001|000┃1 1 1
安打   001 012 012 7

重工広島:●本間、鮫島、杉山
住金鹿島:○大貫

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2018年11月02日

日本選手権1回戦 東海理化×室蘭

第44回社会人野球日本選手権大会2日目。
本日は1回戦の3試合が行われる。
この大会は都市対抗と違って補強選手を使えない。
都市対抗、クラブ選手権、JABA大会の優勝チームと、
各地区の最終予選を勝ち上がった計32チームが出場している。

第2試合は東海理化と室蘭シャークスの対戦だ。
室蘭シャークスは新日本製鐵室蘭の硬式野球部を引き継ぎ、
1995年に市民チームとして発足した。
他競技の基準で言えば「クラブチーム」だが、社会人登録をしている。
JABAの登録では「広域複合企業チーム」という分類だ。
練習は新日鐵住金の球場で、そことの縁が切れているわけではない。
ただ選手は地域の様々な企業に勤務しながら、一つのチームに参加する形態だ。

東海理化
1番 遊 中野良紀  23才 右左 178/80 愛工大名電高
2番 中 米満一聖  23才 右左 175/72 駒澤大
3番 左 井貝星良  26才 右左 170/73 県岐阜商
4番 指 齋藤導久  26才 右左 172/76 駒澤大
5番 二 大谷征輝  23才 右左 167/64 立命館大
6番 右 安藤佑斗  24才 右右 176/75 愛知産業大
7番 三 野田賢志  25才 右左 167/68 名城大
8番 一 山田竜   30才 右右 181/80 拓殖大
9番 捕 水野雄平  24才 右右 175/79 桜丘高
   投 立野和明  20才 右右 181/78 中部大第一高

室蘭シャークス
1番 右 小山内遼  27才 左左 175/78 富士大
2番 二 青木健太  22才 右左 166/70 駒澤大
3番 遊 田中貢大  24才 右左 166/69 第一工業大
4番 三 大石悠介  24才 右右 181/79 関東学院大
5番 一 小屋畑尚哉 30才 右右 183/88 道都大
6番 指 岩下誠弥  24才 右左 180/80 第一工業大
7番 左 若松一吉  26才 右右 187/86 亜細亜大
8番 捕 佐々木大樹 26才 右右 178/84 東海大
9番 中 飯田篤史  26才 右両 180/80 苫小牧駒澤大
   投 鈴木駿也  27才 右右 180/78 ソフトバンク


1回表。先攻は東海理化。
1番・中野がシンカーで空振り三振。
2番・米満は中飛。
3番・井貝が一塁線に落とす二塁打。二死2塁。
4番・齋藤は遊ゴロ悪送球で生きる。二死1、3塁。
5番・大谷が投手強襲の遊前タイムリー安打。二死1、2塁。
<東海理化 1−0 室蘭シャークス>
6番・安藤は一直で攻撃終了。

室蘭シャークスの先発は鈴木駿也。右上手の技巧派だ。
コンパクトなフォームで腕は縦振り。
程よく脱力しているが、リリースの瞬間に力をこめる。
ボールを小さく動かせて、制球も良い。
詰まらせて凡飛を打たせることが得意ですね。
今日の球速は速球が127〜38キロ。
変化球はスライダーが117〜27キロ。
シンカーが126〜31キロ。
カーブが101〜11キロ。
山梨中央高から2008年のドラフトで7位指名を受けてプロ入り。
1軍登板は無かったが、育成も含めて6年間ソフトバンクに在籍していた。

1回裏。後攻は室蘭シャークス。
1番・小山内が左飛。
2番・青木は捕邪飛。
3番・田中が二ゴロで三者凡退。

東海理化の先発は立野和明。右上手の本格派だ。
夏の都市対抗で見たばかりだが、それでもインパクトは強烈だった。
フォームは抑え目で、腕の振りもどちらかといえばコンパクト。
ただとにかくロスなくボールに伝えられるタイプですね。
下半身に体重を乗せるとき、少し右膝が曲がるのだけど、
重心がブレず、上半身も脱力したままリリースに持って行ける。
身体の軸が強いのか、しなやかなのか、「タメ」を上手く作れていた。
今日の球速は速球が141〜50キロ。
変化球はチェンジが129〜37キロ。
立ち上がりは小さく鋭く沈むチェンジが絶品でした。
スライダーが124〜34キロ。
カーブが102〜16キロ。
この球速で、鋭い変化球を複数持っていて、緩急もある。
速球が多少浮くことはあるけれど、制球も決して悪くない。
社会人2年目なので先日のドラフトは対象外だった。
ただ夏から劇的に良くなっているし、間違いなく2019の上位候補でしょう。

2回表。
東海理化は7番・野田が左飛。
8番・山田は二飛。
9番・水野が遊ゴロで三者凡退。

2回裏。
室蘭は4番・大石が右飛。
5番・小屋畑が二ゴロ。
6番・岩下は149キロの速球で空振り三振。三者凡退。

3回表。
東海理化は1番・中野が右飛。
2番・米満は左飛。
3番・井貝が右前安打。二死1塁。
4番・齋藤のカウント0−1から鈴木駿哉が牽制悪送球。二死3塁。
齋藤は外角速球で空振り三振。3アウト。

3回裏。
室蘭は7番・岩下がチェンジで空振り三振。
8番・佐々木はスライダーで空振り三振。
9番・飯田篤史が149キロの速球で見逃し三振。

4回表。
東海理化は5番・大谷が三直。
6番・安藤は外角速球で見逃し三振。
7番・野田が遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
室蘭は1番・小山内が中飛。
2番・青木も中飛。
3番・田中が147キロの速球で空振り三振。三者凡退。

5回表。
東海理化は8番・山田がスライダーで空振り三振。
9番・水野は遊ゴロ。
1番・中野が二ゴロで三者凡退。
青木健太のナイスプレーだった。

5回裏。
室蘭は4番・大石が二飛。
5番・小屋畑は左飛。
6番・岩下がスライダーで見逃し三振。三者凡退。
立野和明は5回を終えて走者を許さず。

6回表。
東海理化は2番・米満が中飛。
3番・井貝は左飛。
4番・齋藤も左飛で三者凡退。

6回裏。
室蘭は7番・若松が三ゴロ。
8番・佐々木はスライダーで空振り三振。
9番・飯田がカーブで見逃し三振。三者凡退。

7回表。
東海理化はこの回から二番手投手に下川原駿を起用する。
下川原は日本体育大出身の24才。
177cm・85kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が143〜49キロ。
変化球はフォーク、スライダーがあった。
球威抜群の本格派だ。浦河高時代から「プロ注」だったらしい。

東海理化は5番・大谷が四球。無死1塁。
6番・安藤はバント失敗で投飛。一死1塁。
7番・野田の2球目に大谷が二盗成功。一死2塁。
野田はフォークで空振り三振。二死2塁。
代打・大嵜隆平が二ゴロで3アウト。

7回裏。
室蘭は1番・小山内が中前安打。無死1塁。
立野和明のグラブがギリギリで届かないセンター返しで本日初出塁。
2番・青木はバント成功。一死2塁。
3番・田中が外角速球で見逃し三振。二死2塁。
4番・大石は死球。二死1、2塁。
5番・小屋畑が遊ゴロで3アウト。

8回表。
室蘭はこの回から三番手投手に佐藤峻一を起用する。
佐藤は29才。179cm・80kgの右腕だ。
道都大出身で、プロ野球のオリックスで4年プレーしていた。
今日の球速は速球が135〜41キロ。
この速度帯で「動く球筋」もある。
変化球はフォーク、スライダーが122〜33キロ。
カーブが111〜15キロ。

東海理化は9番・水野が一邪飛。
1番・中野が速球で空振り三振。
2番・米満は左飛で三者凡退。

8回裏。
室蘭は6番・岩下が捕邪飛。
代打・野原諒介はチェンジで空振り三振。
8番・佐々木が左飛で三者凡退。

9回表。
東海理化は3番・井貝が二ゴロ。
4番・齋藤は一ゴロ。
5番・大谷が見逃し三振。三者凡退。

9回裏。
室蘭は9番・飯田が左飛。
1番・比嘉泰裕が遊ゴロ。
2番・青木は遊前安打。二死2塁。
青木健太は守備も良いし、何より俊足が素晴らしかった。
3番・田中が4球目にセンター返し。
センターが前進して打球を後逸してしまう。
これがタイムリー三塁打となって、なお二死3塁。
「あと1アウト」から試合は振出しに。
<室蘭シャークス 1−1 東海理化>
4番・大石は三ゴロで攻撃終了。

立野和明は完封を逃してしまう。
しかもセンターの失策ではないから自責点だ。
この大会のタイブレークは12回から。
試合はまず通常の延長戦に入る。

10回表。
東海理化は6番・野田が遊ゴロ。
代打・川上承太郎も遊ゴロ。
8番・徳田義満はカーブで見逃し三振。三者凡退。

10回裏。
室蘭は5番・小屋畑が三ゴロ。
代打・五十嵐拓也が右飛。
7番・井上は右飛で三者凡退。

11回表。
東海理化は9番・水野が遊飛。
1番・中野が二ゴロ。
2番・米満はレフト線を破る三塁打。二死3塁。
これもレフトが打球に突っ込んで後逸してしまった。
3番・井貝が三ゴロで3アウト。

11回裏。
室蘭は8番・佐々木が8番・佐々木が右前安打。無死1塁。
9番・飯田はバント成功。一死2塁。
1番・比嘉が捕飛。
捕球時にバランスを崩した様子を見て佐々木がタッチアップ成功。二死3塁。
2番・青木は一ゴロで3アウト。

試合は12回からタイブレークに。
無死&継続打順だが、走者を1、2塁に置いた状態から攻撃がスタートする仕組み。

12回表。
東海理化は4番・齋藤がバント成功。一死2、3塁。
5番・大谷は中犠飛。二死2塁。
<東海理化 2−1 室蘭シャークス>
6番・安藤が左中間を破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<東海理化 3−1 室蘭シャークス>
7番・鈴木は右前タイムリー安打。二死1塁。
<東海理化 4−1 室蘭シャークス>
8番・徳田が速球で空振り三振。攻撃終了。

12回裏。
室蘭は3番・田中が左飛。一死1、2塁。
4番・大石は中飛。二死1、2塁。
5番・小屋畑が一邪飛で3アウト。

ここで試合終了。
立野和明は12回を1失点で完投して勝利投手に。
被安打4、四死球1、奪三振は10を記録している。
素晴らしい投球が報われました。

安打   201 000 000 012 6 四 失
東海理化┃100|000|000|003┃4 1 0
室蘭  ┃000|000|001|000┃1 1 2
安打   000 000 102 010 4

室蘭:鈴木、下川原、●佐藤
東海理化:○立野

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日本選手権1回戦 信越クラブ×西濃運輸

第44回社会人野球日本選手権大会2日目。
本日は1回戦の3試合が行われる。
この大会は都市対抗と違って補強選手を使えない。
都市対抗、クラブ選手権、JABA大会の優勝チームと、
各地区の最終予選を勝ち上がった計32チームが出場している。
第1試合は信越硬式野球クラブと西濃運輸の対戦だ。

信越硬式野球クラブ
1番 右 中島知則  25才 右左 174/70 富士大
2番 二 東良暁   25才 右左 166/63 日大国際関係学部
3番 指 柳龍一   26才 右左 181/84 岐阜聖徳学園大
4番 一 小林義弘  24才 右左 182/90 徳島IS
5番 三 近藤駿   25才 右左 180/78 立正大
6番 捕 宇野竜之介 29才 右右 170/88 城西大
7番 遊 原口翔   29才 右右 182/82 熊本・城北高
8番 中 小池俊輝  23才 右右 177/71 常葉大浜松キャンパス
9番 左 萩島寿哉  28才 右左 173/70 城西大
   投 和田靖志  25才 右右 183/82 専修大

西濃運輸
1番 遊 北野貴昭  24才 右左 174/62 福岡大
2番 中 清水雄二  23才 右右 173/72 法政大
3番 左 原田大輔  23才 左左 172/74 福岡大
4番 右 谷恭兵   27才 右左 180/85 八戸学院大
5番 一 三浦智聡  23才 右右 175/80 富士大
6番 三 東名真吾  35才 右左 173/71 福岡工業大
7番 指 野大地  23才 右右 174/90 久留米工業大
8番 捕 柏木貢   22才 右右 170/77 日本文理大
9番 二 大山仁也  26才 右右 170/77 九州産業大
   投 堀田晃   24才 右右 180/83 大阪学院大


1回表。先攻は信越硬式野球クラブ。
1番・中島が二ゴロ。
2番・東は速球で見逃し三振。
3番・柳がチェンジで空振り三振。三者凡退。

西濃運輸の先発は堀田晃。右上手の本格派だ。
右投手だがプレートの一塁側を踏む。
身体の「右寄り」「シュート方向」の方が投げやすいのだろう。
しっかり体重を乗せて、パワフルに縦振りで投げ込んでいた。
今日の球速は速球が135〜43キロ。
変化球はスライダー、チェンジが115〜24キロ。
スライダーは曲がりが大きくて、もう少し「小ささ」と切れが欲しい。
カーブが91〜106キロ。

1回裏。後攻は西濃運輸。
1番・北野がスライダーで見逃し三振。
2番・清水はレフトフェンス直撃の二塁打。一死2塁。
3番・原田大が四球。一死1、2塁。
4番・谷は一ゴロ。二死2、3塁。
5番・三浦が右越えのタイムリー二塁打、二死2塁。
<西濃運輸 2−0 信越硬式野球クラブ>
6番・東名は左飛で攻撃終了。

信越硬式野球クラブの先発は和田靖志。右上手の技巧派だ。
重心移動は抑え目だが、その分上下の角度がある。
脱力した状態から、リリースの「瞬間」に力を込められる。
腕も柔らかく振れて、ボールの切れもあった。
今日の球速は速球が134〜42キロ。
この速度帯でカット気味沈むこともある。
変化球はスライダーが120〜28キロ。
フォーク、チェンジ系が123〜29キロ。
カーブが97〜107キロ。
初回は多少「力で押す」投球で痛打を浴びたが
2回以降は緩急と変化球を活かした組み立てで立ち直る。

2回表。
信越は4番・小林が速球で空振り三振。
5番・近藤は遊ゴロ。
6番・宇野が右飛で三者凡退。

2回裏。
西濃は7番・野が遊ゴロ。
8番・柏木は右直。
9番・大山が遊ゴロで三者凡退。

3回表。
信越は7番・原口が中前安打。無死1塁。
8番・小池はバスター&ラン。一死2塁。
9番・萩島が四球。一死1、2塁。
1番・中島は左飛。二死1、2塁。
2番・東が外角速球で空振り三振。3アウト。

3回裏。
西濃は1番・北野が遊飛。
2番・清水がチェンジで空振り三振。
3番・原田大は二ゴロで三者凡退。

4回表。
信越は3番・柳が速球で空振り三振。
4番・小林は一ゴロ。
5番・近藤は中飛で三者凡退。

4回裏。
西濃は4番・谷が一ゴロ。
5番・三浦は外角速球で空振り三振。
6番・東名がカーブで空振り三振。三者凡退。

5回表。
信越は6番・宇野が一ゴロ。
7番・原口は左飛。
8番・小池が速球で空振り三振。

5回裏。
西濃は7番・野が右飛。
8番・柏木は右邪飛。
9番・大山が一直で三者凡退。

6回表。
信越は9番・萩島が二ゴロ。
1番・中島も二ゴロ。
2番・東が速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
西濃は1番・北野がセーフティバント成功。
投前安打で無死1塁。
2番・清水のバントは捕前の小飛球。
宇野竜之介は1バウンドさせて捕球し二塁へ送球。
狙い通りにアウトのタイミングだったが二塁手が落球する。無死1、2塁。
3番・原田大がバント成功。一死2、3塁。
4番・谷は三邪飛。二死2、3塁。
5番・三浦が死球。二死満塁。
6番・東名は右中間の大飛球。
小池俊輝が背走してぎりぎりで好捕した。

7回表。
信越は3番・柳が右中間を破る二塁打。無死2塁。
4番・小林が遊飛。一死2塁。
5番・近藤はチェンジで空振り三振。二死2塁。
6番・宇野が二ゴロで無得点。

7回裏。
西濃は7番・野が三ゴロ。
8番・柏木は速球で空振り三振。
9番・大山が一直で三者凡退。

8回表。
信越は7番・原口が中直。
8番・小池は左前安打。一死1塁。
9番・萩島がレフト線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<西濃運輸 2−1 信越硬式野球クラブ>
1番・中島は二ゴロ。二死3塁。
代打・堀内俊輔がスライダーで空振り三振。攻撃終了。

8回裏。
信越はこの回から二番手投手に増渕雅也を起用する。
増渕は東洋大出身の25才。177cm・65kgの左腕だ。
兄は元ヤクルトの増渕竜義。
球速は速球が125〜34キロ。
変化球はスライダー、チェンジが115〜22キロ。
他にカーブがあったかも。

西濃は1番・北野が中飛。
2番・清水は中飛。
3番・原田大がスライダーで空振り三振。三者凡退。

9回表。
信越は3番・柳が外角速球で見逃し三振。
4番・小林は左飛。
5番・近藤が中前安打。二死1塁。
6番・宇野は中飛で3アウト。

ここで試合終了。
西濃は3安打と苦しんだが初戦をものにした。
堀田晃は毎回の10奪三振。被安打5、四死球1と見事な内容だった。

安打 001 000 121 5 四 失
信越┃000|000|010┃1 1 1
西濃┃200|000|00×┃2 2 0
安打 200 001 00  3

西濃:○堀田
信越:●和田、増渕

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2018年11月01日

日本選手権1回戦 王子×日本新薬

第44回社会人野球日本選手権大会が本日開幕。
昨日は香川に泊まっていたので、高速バスで大坂に移動する。
第1試合は14時半開始。王子と日本新薬の対戦だ。

この大会は都市対抗と違って補強なし。
都市対抗、クラブ選手権、JABA大会の優勝チームと、
各地区の最終予選を勝ち上がった計32チームが出場します。

王子
1番 三 大杉諒暢  24才 右左 174/70 中部学院大
2番 指 横川駿   25才 右左 168/72 立命館大
3番 中 亀山一平  27才 右右 179/77 近畿大
4番 二 伊礼翼   28才 右左 178/77 九州共立大
5番 右 勝田直樹  28才 右右 170/70 立命館大
6番 一 神鳥猛流  24才 右左 184/90 中部大
7番 左 沖繁優一  22才 右左 175/80 環太平洋大
8番 捕 細川勝平  24才 右右 176/83 中部大
9番 遊 前田滉平  24才 右右 175/70 駒澤大
   投 中内洸太  23才 右左 176/76 関西学院大  

日本新薬
1番 左 田中一八  30才 右左 168/75 九州共立大
2番 遊 板倉健人  26才 右右 167/72 立正大
3番 右 久保田昌也 24才 右左 178/75 國學院大
4番 指 中稔真   24才 右左 185/86 上武大
5番 三 正木健太郎 25才 右左 173/75 創価大
6番 一 霤栂鞠畦 25才 右左 186/80 専修大
7番 右 黒川卓也  28才 右右 180/80 日本文理大
8番 捕 千葉義浩  26才 右右 174/77 東北福祉大
9番 二 吉野翔太  31才 右左 168/70 東亜大
   投 榎田宏樹  29才 左左 174/74 日本文理大


1回表。先攻は王子。
1番・大杉が投ゴロ。
2番・横川は二ゴロ。
3番・亀山も二ゴロで三者凡退。

日本新薬の先発は榎田宏樹。左の技巧派だ。
迫力はないが無理のない、抑えの効いたフォーム。
強みは何といっても制球と、球筋を「動かす」スキルだ。
今日の球速は速球が130〜40キロ。
変化球はシュート、ツーシーム系が126〜32キロ。
スライダーが116〜29キロ。
変化の小ささと鋭さがあって、これでゴロを面白いように打たせる。
他にチェンジ、フォーク系の縦変化が110キロ台後半。
なお彼の兄・大樹は西武に移籍して大活躍中の左腕だ。

1回裏。後攻は日本新薬。
1番・田中が三邪飛。
2番・板倉はスライダーで空振り三振。
3番・久保田が左飛で三者凡退。

王子の先発は中内洸太。
右スリークォーターの本格派だ。
右腕を柔らかく背中側に引いて、うねらせつつ強く振ってくる。
出どころを「隠せる」ところも持ち味だ。
生で見るのは大学3年以来だが、力強さを大きく増している。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はスライダーが124〜32キロ。
チェンジが120キロ台中盤。
カーブが104〜09キロ。
球威で詰まらせられるし、スライダーを引っ掛けさせることも得意。
ドラフト候補として名が挙がってはいなかったが、
日本新薬を相手に想像以上の好内容だった。

2回表。
王子は4番・伊礼が左飛。
5番・勝田は遊ゴロ。
6番・神鳥が二ゴロで三者凡退。

2回裏。
日本新薬は4番・中が一ゴロ。
5番・正木は中前安打。一死1塁。
6番・霤弔右飛。二死1塁。
7番・黒川はスライダーで空振り三振。

3回表。
王子は7番・沖繁が死球。無死1塁。
8番・細川はバント成功。一死2塁。
9番・前田が二ゴロ。二死3塁。
1番・大杉は空振り三振。3アウト。

3回裏。
日本新薬は8番・千葉が左飛。
9番・吉野は遊前安打。一死1塁。
1番・田中が遊ゴロ併殺で3アウト。

4回表。
王子は2番・横川が二前安打。無死1塁。
3番・亀山がバント失敗で投ゴロ。一死1塁。
4番・伊礼は遊ゴロ併殺で3アウト。

4回裏。
日本新薬は2番・板倉が中飛。
3番・久保田が四球。一死1塁。
久保田は次打者の4球目に二盗成功。
これが捕手からの悪送球を誘って一死3塁。
4番・中は二ゴロで三塁走者が生還。二死無走者。
<日本新薬 1−0 王子>
5番・正木が三邪飛で攻撃終了。

5回表。
王子は5番・勝田がスライダーで見逃し三振。
6番・神鳥は右越えの二塁打。一死2塁。
7番・沖繁が四球。一死1、2塁。
8番・細川は一飛。二死1、2塁。
9番・前田が強烈な当たりを放つも左直。無得点。

5回裏。
日本新薬は6番・霤弔内角速球で空振り三振。
7番・黒川は中飛。
8番・千葉が二ゴロで三者凡退。

6回表。
日本新薬はこの回から二番手投手に小松貴志を起用する。
小松は創価大出身の25才。
173cm・78kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が136〜42キロ。
変化球はスライダー、フォークが127〜33キロ。
カーブが110キロ台中盤。
高大とも田中正義、池田隆英の1年先輩だった。

王子は1番・大杉が外角速球で空振り三振。
2番・横川は二ゴロ。
3番・亀山がフォークで空振り三振。三者凡退。

6回表。
日本新薬は9番・吉野が四球。無死1塁。
1番・田中はバント成功。一死2塁。
2番・板倉が左前ポテン安打。一死1、3塁。

王子はここで中内洸太が降板。
二番手投手に若林優斗を起用する。
若林は中京大出身の23才。
175cm・79kgの左サイドハンドだ。
球速は速球、シュートが123〜33キロ。
変化球はスライダーが115〜26キロ。
カーブが100キロ台前半。

日本新薬は3番・久保田が遊飛。二死1、3塁。
4番・中は中越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<日本新薬 3−0 王子>
5番・正木が一ゴロで3アウト。

7回表。
王子は4番・伊礼が死球。無死1塁。
5番・勝田は左飛併殺で二死無走者。
フェンス際の大飛球で一塁走者はスタートを切っていた。
6番・神鳥が遊ゴロで3アウト。

7回裏。
日本新薬は6番・霤弔左前安打。無死1塁。
7番・黒川はバント成功。一死2塁。
8番・千葉が四球。一死1、2塁。
9番・吉野はバント成功。二死2、3塁。
代打・福田泰平がチェンジで空振り三振。3アウト。

8回表。
王子は7番・沖繁が左越えの二塁打。無死2塁。
8番・細川はレフト線を破るタイムリー二塁打。無死2塁。
<日本新薬 3−1 王子>
9番・前田が中飛。一死2塁。
1番・大杉も中飛で二死2塁。
2番・横川が四球。二死1、2塁。

日本新薬はここで小松貴志が降板。
三番手投手に岩本喜照を起用する。
岩本は九州共立大出身の23才。
187cm・84kgの右腕だ。
テイクバックを小さめに直したのかな?
横回旋で、身体ごと腕を振るようなフォームだ。
今日の球速は速球が143〜48キロ。
変化球はスライダー、チェンジが130キロ強。
ドラフトで指名は無かったが、それに近いレベルの逸材だ。

王子は3番・亀山がストレートの四球。二死満塁。
4番・伊礼は高め速球で空振り三振。

8回裏。
日本新薬は2番・板倉が三ゴロ。
3番・久保田は遊ゴロ。
4番・中が二ゴロで三者凡退。

9回表。
王子は5番・勝田が外角148キロで見逃し三振。
6番・神鳥は内角147キロで見逃し三振。
7番・沖繁が外角146キロで空振り三振。三者三振でゲームセット。

岩本喜照が最終回に「三振ショー」を見せた。
日本新薬が接戦を制して2回戦進出を決めている。

安打   000 110 020 4 四 失
王子  ┃000|000|010┃1 5 1
日本新薬┃000|102|00×┃3 3 0
安打   011 002 10  5

日本新薬:○榎田、小松、岩本
王子:●中内、若林

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 17:00|PermalinkComments(0) 社会人野球 

2018年10月30日

横浜市長杯2回戦 創価×国際武道

本日も横浜スタジアムで横浜市長杯。
これは大学野球の秋季関東大会で、明治神宮大会の予選を兼ねている。
5連盟から10校が参加し、神宮大会の出場枠「2」を争う。
東京六大学、東都は1枠持っているから参加しない。
29日に開幕し、本日30日は2回戦の残り3試合が開催される。

第2試合は創価大と国際武道大の対戦だ。
創価大は流通経済大に次ぐ2位で市長杯の出場権を得た。
1回戦は桐蔭横浜大をタイブレークで下している。
国際武道大は千葉で春夏連覇を達成し、6月の大学選手権は準優勝。
岩井美樹監督が東海大系列の有望株を集めて、タレント的にも全国屈指だろう。
1回戦はシードで、本日が初戦だ。

創価大学(東京新学生野球連盟)
1番 中 松村誠矢  4年 右左 180/75 日本航空
2番 左 松本丈志郎 4年 右右 171/68 関西創価
3番 右 高正則   3年 右左 170/74 関西創価
4番 一 山形堅心  3年 右右 180/88 明徳義塾
5番 指 保科広一  2年 右左 186/88 遊学館
6番 遊 下小牧淳也 3年 右右 173/71 日大三
7番 二 鈴木嘉基  2年 右左 168/73 静岡
8番 捕 萩原哲   2年 右左 174/75 日南学園
9番 三 古和田仁  1年 右右 174/80 新田
   投 小孫竜二  3年 右右 180/85 遊学館

国際武道大学(千葉県大学野球連盟)
1番 左 柄澤侑也  2年 右右 179/78 市立船橋
2番 二 森田啓介  2年 右右 171/71 東海大山形
3番 三 勝俣翔貴  3年 右左 177/78 東海大菅生
4番 右 豊田寛   3年 右右 178/83 東海大相模
5番 指 磯網栄登  3年 右右 179/64 東海大相模
6番 一 三河聖央  3年 左左 183/75 横浜
7番 中 赤木陸哉  3年 右左 178/73 作新学院
8番 捕 鮎ヶ瀬一也 2年 右左 178/76 作新学院
9番 遊 高上竜己  4年 右右 178/70 銚子商業
   投 平川裕太  4年 右右 171/72 東海大浦安


1回表。先攻は創価大。
1番・松村が外角速球で空振り三振。
2番・松本も外角速球で空振り三振。
3番・高は二ゴロで三者凡退。

国際武道大の先発は平川裕太。右上手の技巧派手だ。
体格的には小さいし、フォームもコンパクトでむしろ大人しい。
ただバランスが良いし、リリースの瞬発力もあるんでしょうね。
球速があるし、色んな球筋に動かせる。
今日の球速は速球が134〜45キロ。
横浜スタジアムのガンはあまり出ませんね。
変化球はスライダーが121〜32キロ。
チェンジが125〜27キロ。
カーブが109〜19キロ。
秋のリーグ戦は7試合に登板して5勝1敗。
54イニングを投げ、防御率0.67と好投している。
55奪三振、6四死球という「K/BBレシオ」も素晴らしい。

1回裏。後攻は国際武道大。
1番・柄澤が遊ゴロ悪送球で出塁。無死2塁。
2番・森田はバント。小孫竜二が三塁をよく刺して一死1塁。
3番・勝俣が一ゴロ。二死2塁。
4番・豊田は二直で3アウト。

創価大の先発は小孫竜二。右上手の技巧派だ。
腰を落とす、広く踏み出すというタイプではない。
ただ重心が安定していて「蹴り」も強そう。
下半身主導のパワフルなフォームだ。
今日の球速は速球が131〜43キロ。
変化球はスライダー、フォークが123〜30キロ。
カーブが110〜18キロ。
もちろん要所で球威のある速球を使うが、変化球比率が半分以上でした。
高校時代からプロ注で、大学でも1年から登板機会を得ている。
秋のリーグ戦は8試合に登板して5勝3敗。
58.2回を投げて67奪三振。防御率は1.38だ。

2回表。
創価は4番・山形が中前安打。無死1塁。
5番・保科はバント失敗で投ゴロ併殺。二死無走者。
6番・下小牧が外角速球で見逃し三振。3アウト。

2回裏。
国際武道は5番・磯網が遊ゴロ。
6番・三河は中前安打。一死1塁。
7番・赤木がレフト線を破る二塁打。一死2、3塁。
8番・鮎ケ瀬は三邪飛。二死2、3塁。
9番・高上が一ゴロで無得点。

3回表。
創価は7番・鈴木嘉が中飛。
8番・萩原は0−1から変化球を引っ張って右中間にソロ本塁打。
<創価大 1−0 国際武道大>
9番・古和田が中飛。
1番・松村は一ゴロで攻撃終了。

3回裏。
国際武道は1番・柄澤がスライダーで見逃し三振。
2番・森田は三ゴロ。
3番・勝俣が一ゴロで三者凡退。

4回表。
創価は2番・松本が外角速球で空振り三振。
3番・高も外角速球で空振り三振。
4番・山形がスライダーを上手く流して右中間にソロ本塁打。
<創価大 2−0 国際武道大>
創価大打線が平川裕太のスライダーを上手く打っていた。
5番・保科は遊ゴロ悪送球で生きる。二死1塁。
6番・下小牧が中飛で攻撃終了。

4回裏。
国際武道は4番・豊田が一ゴロ。
5番・磯網は四球。一死1塁。
6番・三河が遊ゴロ併殺で3アウト。

5回表。
創価は7番・鈴木嘉が四球。無死1塁。
8番・萩原はバント成功。一死2塁。
9番・古和田が三ゴロ。二死2塁。
1番・松村は中飛で3アウト。

5回裏。
国際武道は7番・赤木が中前安打。無死1塁。
8番・鮎ケ瀬は左前安打。無死1、2塁。
9番・高上が二前安打。無死満塁。
1番・柄澤は左前タイムリー安打。無死満塁。
<創価大 2−1 国際武道大>
2番・森田が二ゴロ併殺。三塁走者が生還してなお二死3塁。
鈴木嘉基の守備は素晴らしかった。
<国際武道大 2−2 創価大>
3番・勝俣は投ゴロで攻撃終了。

6回表。
創価は2番・松本が三ゴロ。
3番・高が四球。一死1塁。
4番・山形は外角速球で空振り三振。二死1塁。
5番・保科が死球。二死1、2塁。
6番・下小牧はカーブを上手くセンター返し。
中前タイムリー安打で更に二死1、3塁。
<創価大 3−2 国際武道大>
下小牧は次打者の3球目に二盗成功。二死2、3塁。
7番・鈴木嘉が右邪飛で攻撃終了。

6回裏。
国際武道は4番・豊田がフォークで空振り三振。
5番・磯網は二ゴロ。
6番・三河が三ゴロで三者凡退。

7回表。
国際武道大はこの回から二番手投手に林桂太を起用する。
林は銚子商出身の4年生。175cm・72kgの右腕だ。
秋のリーグ戦は1イニングしか投げていないが、勢いで押せる本格派でした。
球速は速球が133〜42キロ。
変化球はスライダー、カーブがあった。

創価は8番・萩原が二ゴロ。
9番・古和田は外角速球で空振り三振。
1番・松村は捕ゴロで三者凡退。

7回裏。
国際武道は7番・赤木が三ゴロ。
8番・鮎ケ瀬は二ゴロ。
9番・高上が四球。二死1塁。
1番・柄澤も四球。二死1、2塁。
2番・森田は遊ゴロで3アウト。

8回表。
創価は2番・松本が遊ゴロ。
3番・高は左前安打。一死1塁。
4番・山形が右飛。二死1塁。
5番・保科は左飛で3アウト。

8回裏。
創価はこの回から二番手投手に杉山晃基を起用する。
杉山は盛岡大附属高出身の3年生。
183cm・88kgの右上手投げだ。
体格が良いし、全身がよく鍛えられている。
癖のないフォームだが、腕が振れて変化球も良い。
秋のリーグ戦は4試合に登板して3勝0敗。
30イニングを投げて39奪三振、防御率0.90と好投している。
今日の球速は速球が137〜43キロ。
変化球はフォークが125〜34キロ。
スライダーが122〜27キロ。

国際武道は3番・勝俣が左飛。
4番・豊田はフォークで空振り三振。
5番・磯網が二ゴロで三者凡退。

9回表。
創価は6番・下小牧が速球を流してライトにソロ本塁打。
<創価大 4−2 国際武道大>
追い風もあり、創価大はライトスタンドに三発を打ち込んだ。

国際武道はここで林桂太が降板。
二番手投手に青野善行を起用する。
青野は市立船橋高出身の4年生。
180cm・73kgの右上手投げだ。
秋は4イニングしか投げていないが、
6月の大学選手権で先発の一角として決勝進出に貢献している。
今日の球速は速球が138〜42キロ。

創価は7番・鈴木嘉が死球。無死1塁。
8番・萩原は3バント失敗。一死1塁。
9番・古和田がバント成功。二死2塁。
1番・松村は左飛で3アウト。

9回裏。
国際武道は代打・深沢祐太が投ゴロ。
7番・赤木は二ゴロ。
8番・鮎ケ瀬が一ゴロで三者凡退。

ここで試合終了。
創価は小孫竜二、杉山晃基と2019のドラフト候補が好投。
国際武道の3番・勝俣翔貴、4番・豊田寛を封じたことが大きかった。
平川裕太は決して悪くなかったが、変化球を捉えられていましたね。
創価が準決勝進出を決め、神宮大会まであと1勝としている。

安打   011 101 011 6 四 失
創価  ┃001|101|000┃4 5 1
国際武道┃000|020|000┃2 3 1
安打   120 040 000 7

国際武道:●平川、林、青野
創価:○小孫、杉山


augustoparty at 14:30|PermalinkComments(0) 大学野球 

横浜市長杯2回戦 筑波×流通経済

本日も横浜スタジアムで横浜市長杯。
これは大学野球の秋季関東大会で、明治神宮大会の予選を兼ねている。
5連盟から10校が参加し、神宮大会の出場枠「2」を争う。
東京六大学、東都は1枠持っているから参加しない。
29日に開幕し、本日30日は2回戦の残り3試合が開催される。

第1試合は筑波大と流通経済大の対戦。
首都と東京新学生の秋季リーグを制した両校だ。
大学サッカーだと「茨城ダービー」として知られるホットなライバル対決。

筑波大学(首都大学野球連盟)
1番 三 篠原涼   3年 右左 167/72 敦賀気比
2番 中 若狭大地  3年 右右 171/70 今治西
3番 二 皆神裕平  3年 右右 182/80 常総学院
4番 左 中島準矢  4年 右右 176/85 佐賀・鹿島
5番 右 上中尾真季 1年 左左 174/69 敦賀気比
6番 指 福永大貴  4年 右右 173/76 北須磨 
7番 遊 星貴裕   4年 右左 173/73 桐蔭学園
8番 左 国吉翔平  4年 右右 177/80 松山聖陵
9番 捕 島実沙樹  4年 右右 177/81 高岡
   投 村木文哉  2年 右左 184/87 静岡

流通経済大学(東京新学生野球連盟)
1番 二 橋浦悠斗  2年 右左 168/70 文星芸大付
2番 遊 鈴木崚斗  1年 右左 172/66 土浦湖北
3番 一 伊丹拓巳  4年 左左 181/77 帝京第五
4番 指 松木元希  1年 右左 180/85 草加西
5番 右 井出隆也  3年 右左 172/70 福岡西陵
6番 捕 睫邉大  3年 右右 175/78 流経大柏
7番 中 村上嘉一  1年 右左 180/79 広陵
8番 左 木下翔吾  3年 右右 176/73 敦賀気比
9番 三 永井健   3年 右右 171/75 流経大柏
   投 片山雅斗  3年 右右 181/83 阿南工業


1回表。先攻は筑波大。
1番・篠原が右前安打。無死1塁。
2番・若狭はバント成功。一死2塁。
3番・皆神が右飛。二塁走者がタッチアップして二死3塁。
4番・中島は右前タイムリー安打。二死1塁。
<筑波大 1−0 流通経済大>
5番・上中尾が内角速球で空振り三振。攻撃終了。

流通経済の先発は片山雅斗。
右スリークォーターの技巧派だ。
腕の振りが柔らかくて、微妙に遅れて出てくる。
今日の球速は速球が133〜41キロ。
変化球はスライダーが119〜29キロ。
この速度帯でフォーク、チェンジ系があったかも。
他にカーブが110キロ弱。
スライダーは横滑りして切れが良くて、速球以上に多投していた。
左打者のインコースにも躊躇なく投げ込んで来る。
速球も「スライド」する球筋が多くて、紛らわしさもあった。
秋のリーグ戦は5試合に登板して4勝0敗。
31イニングで防御率0.87と好投し、優勝の立役者になった。

1回裏。後攻は流通経済大。
1番・橋浦が内角速球で見逃し三振。
2番・鈴木崚は左前安打。一死1塁。
しかし鈴木崚は次打者のカウント1−1から牽制死。二死無走者。
3番・伊丹が投ゴロで3アウト。

筑波の先発は村木文哉。右上手の本格派だ。
静岡高のときから好投手だったけれど、大学でパワーアップしている。
蹴りが強いし、上半身も激しく回旋させる。
見た目の荒々しさ、力強さがある本格派フォームだ。
今日の球速は速球、シュートが133〜42キロ。
変化球はチェンジ、スライダーが121〜30キロ。
他にカーブが100キロ強。
どちらかと言えば「シュート系」に強みを持つタイプ。
チェンジはシュート回転で球速の割には大きく動く。
スライダーは変化が小さくて小さく動く。
秋のリーグ戦は6試合に投げて4勝2敗。
34イニングを投げて、防御率は2.12だった。

2回表。
筑波は6番・福永が左前安打。無死1塁。
7番・星はバント成功。一死2塁。
8番・国吉が右飛。二死2塁。
9番・島は外角速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
流経大は4番・松木が二ゴロ。
5番・井出は右前安打。一死1塁。
6番・睫遒中飛。二死1塁。
7番・村上のカウント2−1から一塁走者が牽制死。
村木文哉は牽制が巧みですね。

3回表。
筑波は1番・篠原がスライダーで空振り三振。
2番・若狭は中前安打。一死1塁。
3番・皆神がエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
4番・中島の3球目に若狭が三盗成功。二死3塁。
中島は平凡な右飛…と思ったら眩しさで落球。
三塁走者が生還して二死3塁。
<筑波大 2−0 流通経済大>
5番・上中尾は二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
流経大は7番・村上が右飛。
8番・木下は中飛。
9番・永井がスライダーで空振り三振。三者凡退。

4回表。
筑波は6番・福永がスライダーで空振り三振。
7番・星は足元に死球。一死1塁。
8番・国吉が中飛。二死1塁。
9番・島はスライダーで空振り三振。3アウト。

4回裏。
流経大は1番・橋浦が右前安打。無死1塁。
2番・鈴木崚はバント失敗で捕飛。一死1塁。
3番・伊丹が速球で空振り三振。二死2塁。
4番・松木は遊飛で3アウト。

5回表。
筑波は1番・篠原が中前安打。
センターがボールに突っ込んで弾いたため二塁打に。無死2塁。
2番・若狭のバントが三前安打に。無死1、3塁。
3番・皆神は死球。無死満塁。
4番・中島が中犠飛…と思ったら右中間に打球がポトリと落ちる。
日射が目に入ったのか、打球を完全に見失っていた。
これが中前タイムリー安打となり二者が生還。なお無死1、2塁。
<筑波大 4−0 流通経済大>
5番・上中尾はバント成功。一死2、3塁。
6番・福永が四球。一死満塁。

流経大はここで二番手投手に木村亮太を起用する。
木村は流経大柏高出身の4年生。
181cm・75の左サイドハンドだ。
膝を追って身体を沈めて、インステップ気味に投げてくる変則派だ。
球速は速球が127〜33キロ。
変化球はスライダーが109〜15キロ。
チェンジ、シンカー系が115〜19キロ。
カーブが100キロ強。
リーグ戦は6試合に登板して2勝2敗。
32イニングでわずか2四死球。防御率は1.41だ。

筑波は7番・星が2球目にスクイズ。
スライダーに飛びついて何とかファウルにする。
星は結局スライダーで空振り三振。二死満塁。
8番・国吉は中前に落ちる走者一掃のタイムリー二塁打。二死2塁。
これも目測ミスが絡んでいた。
<筑波大 7−0 流通経済大>
9番・島が速球で見逃し三振。攻撃終了。

5回裏。
流経大は5番・井出が三飛。
6番・睫遒榔θ堯
7番・村上が一ゴロで三者凡退。

6回表。
筑波は1番・篠原がスライダーで空振り三振。
2番・若狭は四球。一死1塁。
若狭は次打者の3球目に二盗成功。一死2塁。
3番・皆神が三ゴロ。二死2塁。
4番・中島も三ゴロで3アウト。

6回裏。
流経大は8番・木下が遊直。
9番・永井は四球。一死1塁。
1番・橋浦が二ゴロで二封。二死1塁。
次打者の初球に橋浦が二盗成功。二死2塁。
2番・鈴木崚は速球で見逃し三振。3アウト。

7回表。
筑波は5番・上中尾が二ゴロ。
6番・福永も二ゴロ。
代打・座馬健人が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

7回裏。
流経大は3番・伊丹が左飛。
4番・松木が左飛。
5番・井出も左飛で三者凡退。

8回表。
筑波は8番・国吉が中前安打。無死1塁。
9番・島がバント成功。投手からの送球が野選となり無死1、2塁。
1番・篠原は投前に好バント。一塁悪送球で二塁走者が生還しなお無死2、3塁。
<筑波大 8−0 流通経済大>
2番・若狭が投ゴロ。一死2、3塁。
3番・皆神の3球目に木村亮太が暴投。三塁走者が生還して一死3塁。
<筑波大 9−0 流通経済大>
皆神は二直併殺で3アウト。

8回裏。
筑波はこの回から三番手投手に川朝太を起用する。
川は清峰高出身の4年生。180cm・79kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が136〜41キロ。
スライダーが116〜25キロ。
秋のリーグ戦は2試合、4イニングしか投げていない。

流経大は6番・睫遒二ゴロ。
代打・橋川亮佑は中前安打。一死1塁。
8番・木下が左前安打。一死1、2塁。
代打・田中勇利は外角速球で空振り三振。二死1、2塁。
1番・橋浦が遊直で3アウト。

9回表。
流経大はこの回から三番手投手に杉浦彰悟を起用する。
杉浦は流経大柏高出身の4年生。
181cm・75kgの右腕だ。
球速は速球が131〜34キロ。
この速度帯でシンカー気味に沈む球筋もある。
変化球はスライダー122〜26キロ。
カーブが107,8キロ。

筑波は4番・中島が捕ゴロ。
代打・秋岡弘樹は速球で空振り三振。
代打・種子島大輝が中前安打。二死1塁。
7番・座馬は遊ゴロで3アウト。

9回表。
筑波はこの回から三番手投手に加藤三範を起用する。
佐藤は花巻東高出身の2年生。181cm・82kgの左腕だ。
秋のリーグ戦は8試合に登板して1勝1敗。
28イニングを防御率0.32で抑えている。
今日の球速は速球が130〜39キロ。
変化球はスライダーが115〜19キロ。
カーブが100キロ台で、他にチェンジがあったかも。
今日はリリースが一定せず、球筋がかなりばらついていた。
ただ球速以上の威力はあったし、スライダーの滑りもいい。

流経大は代打・伊藤開が四球。無死1塁。
代打・山田康平が右前の小飛球。
ライトはこぼしたのだが一塁走者が二塁で封殺される。
記録は「ライトゴロ」で一死2塁。
4番・松木が速球で見逃し三振。
代打・野上大輝が中飛で3アウト。

ここで試合終了。
筑波が盤石の試合展開で神宮大会まで「あと1勝」としている。
流経大は拙守、暴投が尾を引く勿体ない大量失点でした。

安打   211 040 011 9 四 失
筑波  ┃101|050|020┃10 4 0
流通経済┃000|000|000┃0 2 2
安打   110 100 020 5

流通経済:●片山、木村、杉浦
筑波:○村木、川、加藤


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2018年10月29日

横浜市長杯2回戦 上武×東海

今年も横浜市長杯を見に来た。
昨年はDeNAが日本シリーズに出た関係で相模原開催でした。
今年は快適でアクセスも良い横浜スタジアムに復帰。
いい球場で1日3試合、関東のトップ校を見られるお値打ちな大会です。

横浜市長杯は大学野球の関東大会で、明治神宮大会の予選を兼ねる。
東京六大学、東都は1枠持っているから参加しない。
5連盟から10校が参加し、神宮大会の出場枠「2」を争う。
初日は第1試合、第2試合が1回戦で第3試合から2回戦に入る。
今日は第3試合からの観戦しました。
関甲新王者の上武大と、首都大学王者の東海大の対戦である。

上武大学(関甲新学生野球連盟)
1番 右 久保竣亮  3年 右左 175/70 桐生第一
2番 三 大橋駿平  2年 右右 180/83 智辯学園
3番 中 市根井隆成 4年 右左 176/75 前橋商業
4番 左 山田遼平  4年 右右 180/80 瓊浦
5番 一 辻井翔真  3年 右右 168/80 履正社
6番 指 長友晃輝  2年 右左 186/72 宮崎日大
7番 捕 吉田高彰  4年 右右 180/80 智辯学園
8番 二 飯島健二朗 4年 右左 173/75 前橋育英
9番 遊 大内信之介 3年 右左 168/65 東大阪大柏原
   投 吉野光樹  2年 右右 174/80 九州学院

東海大学(首都大学野球連盟)
1番 二 千野啓二郎 3年 右左 180/83 東海大相模
2番 左 高田誠也  1年 右右 173/75 広陵
3番 指 加藤樹   4年 右左 181/78 愛知啓成
4番 一 平山快   4年 右右 182/88 東海大相模
5番 捕 海野隆司  3年 右右 174/76 関西
6番 三 門馬大   1年 右右 173/72 東海大相模
7番 右 藤井健平  3年 左左 176/76 大阪桐蔭
8番 二 平山敦規  4年 右左 167/67 健大高崎
9番 遊 串畑勇誠  2年 右右 184/73 広陵
   投 原田泰成  3年 右右 180/92 東海大望洋


1回表。先攻は上武大。
1番・久保が二ゴロ。
2番・大橋は四球。一死1塁。
3番・市根井が中飛。
4番・山田は左飛で3アウト。

東海の先発は原田泰成。右上手の技巧派だ。
腕は縦振りで、捻じったり反動をつけたりはあまりない。
「最速151キロ」という知識があったから、力で押すタイプだと思っていた。
実際にメカニズムは力投派だし、体格も逞しい。
その気になればそういう数字を出すのだろう。
ただこの試合はコンパクトなフォームで制球重視の投球に徹していた。
今日の球速は速球系が134〜44キロ。
ボールを動かす、いくつもの球筋を投げ分ける投手だ。
変化球はチェンジ、フォークが127〜34キロ。
スライダーが119〜28キロ。
他にカーブが110〜14キロ。
秋のリーグ戦は5試合に登板して4勝1敗。
防御率は1.36と好投している。

1回裏。後攻は東海大。
1番・千野が右前安打。無死1塁。
2番・高田はバント成功。一死2塁。
3番・加藤がチェンジで空振り三振。二死2塁。
4番・平山快は二飛で3アウト。

上武の先発は吉野光樹。右上手の技巧派だ。
重心移動は狭いものの腕が遅れて出てくるし、球持ちがいい。
独特の「合わせ難さ」を持った投手だ。
球速は速球系が133〜46キロ。
打者の反応から類推するに「伸びる」「キレがある」球質だ。
球筋が浮かず、抑えが効いているところも素晴らしい。
変化球はスライダー、チェンジが125〜31キロ。
速球と変化球の球筋が紛らわしいのも好投手の要件だ。
他にカーブが100〜05キロ。
秋のリーグ戦は8試合に登板して6勝0敗。
47.2回で防御率1.13を記録している。
関甲新は「打高投低」の傾向があるリーグなので、この数字は見事だ。

2回表。
上武は5番・辻井がストレートの四球。無死1塁。
6番・長友は投ゴロで二封のみ。一死1塁。
7番・吉田のカウント1−1からボーク。一死2塁。
吉田は三ゴロで二塁走者が挟殺される。二死1塁。
8番・飯島が遊ゴロで3アウト。

2回裏。
東海は5番・海野が遊飛。
6番・門馬は投ゴロ。
7番・藤井が内角速球で空振り三振。三者凡退。
このウイニングショットは146キロを出した。

3回表。
上武は9番・大内が外角高め142キロで空振り三振。
1番・久保も空振り三振。
2番・大橋が左中間を破る二塁打。二死2塁。
次打者のカウント3−2から海野隆司捕手が二塁牽制で走者を刺した。3アウト。

3回裏。
東海は8番・平山敦が左前安打。無死1塁。
9番・串畑はバント成功。一死2塁。
1番・千野は3−2から速球で見逃し三振。
平山敦も三盗失敗で三振ゲッツー。3アウト。

4回表。
上武大3番・市根井が左前安打。無死1塁。
4番・山田の2球目にバッテリーエラーが出て無死2塁。
3球目も投球が捕手の股間を抜けて…。無死3塁。
山田は四球を選ぶ。無死1、3塁。
5番・辻井が一飛。一死1、3塁。
6番・長友の2球目に山田が二盗。
ショートが送球のカットに入るフェイントを入れて三塁走者動けず。
山田は二塁で刺されて二盗失敗。二死3塁。
海野隆司の送球は強烈でしたね。

上武は6番・長友が四球。二死1、3塁。
7番・吉田がエンドランから遊ゴロ。
ショートが逆を突かれて、捕球はしたがタイムリー遊前安打となる。二死1、2塁。
<上武大 1−0 東海大>
8番・飯島は遊ゴロで攻撃終了。

4回裏。
東海は2番・高田が外角速球で空振り三振。
3番・加藤はチェンジで空振り三振。
4番・平山快がレフト線を破る二塁打。二死2塁。
5番・海野は四球。二死1、2塁。
6番・門馬が三ゴロで3アウト。

5回表。
上武は9番・大内が速球で空振り三振。
1番・久保はチェンジで空振り三振。
2番・大橋が左直で三者凡退。

5回裏。
東海は7番・藤井が投ゴロ。
8番・平山敦も投ゴロ。
9番・串畑が一前安打。二死1塁。
1番・千野は遊直で3アウト。

6回裏。
上武は3番・市根井が二ゴロ。
4番・山田は速球で空振り三振。
5番・辻井が外角速球で見逃し三振。三者凡退。

6回裏。
東海は2番・高田が左飛。
代打・杉崎成輝は遊飛。
4番・平山快が三ゴロで三者凡退。

7回表。
上武は6番・長友が遊飛。
7番・吉田は四球。二死1塁。
8番・飯島が中飛。二死2塁。
9番・大内の2球目に吉田が二盗失敗。3アウト。

7回裏。
東海は5番・海野がスライダーで空振り三振。
6番・門馬は捕邪飛。
7番・藤井が投ゴロで三者凡退。

8回表。
上武は代打・盪確進紊一ゴロ。
1番・久保は二ゴロ。
2番・大橋が四球。二死1塁。
3番・市根井は左前安打。二死1、2塁。
4番・山田が遊ゴロで無得点。

8回裏。
東海は8番・平山敦がセーフティバント狙いの三ゴロ。
9番・串畑は外角速球で見逃し三振。
1番・千野が遊ゴロで三者凡退。

9回表。
上武は5番・辻井が遊ゴロ。
6番・長友は遊ゴロ失策で活きる。一死1塁。
7番・吉田がバント成功。二死2塁。
8番・飯島は右中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<上武大 2−0 東海大>
9番・西銘隼吾が三ゴロで攻撃終了。

9回裏。
東海は代打・亀田啓太が外角145キロで空振り三振。
3番・杉崎が中前安打。一死1塁。
4番・平山快は外角速球で空振り三振。二死2塁。
5番・海野が中飛で3アウト。

ここで試合終了。
上武大が吉野光樹の完封勝利で東海大を下した。
神宮大会出場まで「あと1勝」としている。

安打 001 200 011 5 四 失
上武┃000|100|001┃2 5 0
東海┃000|000|000┃0 1 1
安打 101 110 001 5

東海:●原田
上武:○吉野


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2018年10月23日

秋季関東2回戦 桐蔭学園×佐野日大

第71回秋季関東地区高校野球大会。
大会4日目の第2試合は2回戦(準々決勝)だ。
関東の枠は通常4校もしくは5校。
ベスト4に入れば大よそ来春の選抜が決まる。

桐蔭学園は一昨日の1回戦で常総学院を撃破。
3点差で迎えた9回裏に一挙5点を挙げ、
最後は森敬斗のサヨナラ満塁本塁打で決着をつけた。
佐野日大は1回戦で東農大三を下している。
こちらも9回に一挙4点を加える逆転勝利だった。

桐蔭学園高校
1番 中 冨田健悟  1年 右右 174/65
2番 二 山本慎太朗 2年 右左 173/65
3番 遊 森敬斗   2年 右左 175/68
4番 一 上川航平  2年 右右 173/75
5番 左 神田一汰  1年 右左 170/65
6番 三 川久保瞭太 1年 右右 170/64
7番 右 馬場愛己  2年 右左 175/75
8番 投 伊禮海斗  2年 左左 174/64
9番 捕 清水聖   2年 右右 172/74

佐野日本大学高校
1番 中 中島啓太  2年 左左 170/67
2番 三 佐藤浩之  1年 右左 168/64
3番 右 松本翔大  2年 左左 173/73
4番 捕 橋浦大知  2年 右右 169/74
5番 遊 清水大河  2年 右左 178/70
6番 一 藤澤涼介  1年 右右 181/72
7番 投 松倉亮太  2年 右右 170/65
8番 左 尾花慎記  2年 右左 180/70
9番 二 栗原佑基  2年 右右 163/54


1回表。先攻は桐蔭学園。
1番・冨田が二ゴロ。
2番・山本は三ゴロ。
3番・森が二ゴロ失策で出塁。二死1塁。
森は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
4番・上川は中飛で3アウト。

佐野日大の先発は松倉亮太。
右スリークォーターの技巧派だ。
今日の球速は速球が124〜33キロ。
シュート、シンカー気味の球筋もあった。
変化球はスライダーが109〜18キロ。
ツーシーム、チェンジ系が120キロ台中盤。
腕の振りがしなやかですね。
テイクバックで腕を裏側に引いて、隠して出してくる。
スペックは地味だけど実戦的な好投手です。

1回裏。後攻は佐野日大。
1番・中島は三ゴロ。
2番・佐藤が左前安打。一死1塁。
3番・松本は二ゴロで二封のみ。二死1塁。
4番・橋浦も二ゴロで3アウト。

桐蔭学園の先発は伊禮海斗。
左スリークォーターの技巧派だ。
1回戦は先発し、6回3分の1で降板している。
彼も腕の振りがしなやかで、肩の可動域が広い。
パワーは感じないけれど、筋のいいタイプだ。
今日の球速は速球が121〜30キロ。
球速はないけれど球筋が低いまま垂れない。
変化球はスライダーが94〜110キロ。
他にカーブが80キロ台中盤。
スライダーは速球以上に絶品。
浮いて沈むし、手元でブレーキが効いていた
あとどの球種も「コマンド」が優れている。
彼が素晴らしい投球を見せた。

2回表。
桐蔭は5番・神田が左前安打。無死1塁。
6番・川久保はバント成功。一死2塁。
7番・馬場が二ゴロ。二死3塁。
8番・伊禮は一ゴロで3アウト。

2回裏。
佐野日大は5番・清水が投ゴロ。
6番・藤澤は三ゴロ。
7番・松倉が中前安打。二死1塁。
8番・尾花は投ゴロで3アウト。

3回表。
桐蔭は9番・清水が一前安打。無死1塁。
1番・冨田はバント成功。一死2塁。
2番・山本が左前安打。一死1、3塁。
3番・森は中犠飛。二死1塁。
<桐蔭学園 1−0 佐野日大>
4番・上川が遊ゴロで攻撃終了。

3回裏。
佐野日大は9番・栗原が三飛。
1番・中島は二直。
2番・佐藤が中飛で三者凡退。

4回表。
桐蔭は5番・神田が中前安打。無死1塁。
6番・川久保は四球。無死1、2塁。
7番・馬場が右前タイムリー安打。なお無死1、3塁。
<桐蔭学園 2−0 佐野日大>
8番・伊禮は2球目にスクイズ成功。
捕手がゴロを取るもタッチできず記録は野選。無死1、2塁。
<桐蔭学園 3−0 佐野日大>
9番・清水がバント成功。一死2、3塁。
1番・冨田は二ゴロ。三塁走者が生還し、なお二死3塁。
<桐蔭学園 4−0 佐野日大>
2番・山本が死球。二死1、3塁。
3番・森は三ゴロで攻撃終了。

4回裏。
佐野日大は3番・松本が四球。無死1塁。
4番・橋浦のカウント3−1から松本が牽制死。一死無走者。
橋浦は左飛。二死無走者。
5番・清水が遊ゴロで3アウト。

5回表。
桐蔭は4番・上川が右越えの二塁打。無死2塁。
5番・神田はバント成功。一死3塁。
6番・川久保が左前タイムリー安打。一死1塁。
<桐蔭学園 5−0 佐野日大>

佐野日大はここで松倉亮太が降板。
松倉はレフトの守備に移った。
二番手投手には長島幸佑が登場する。
長島は背番号10の1年生。
185cm・85kgの右上手投げだ。
球速は速球が124〜27キロ。
変化球はスライダーが100キロ台後半。
体格は素晴らしいのだが、球威は平凡だった。

桐蔭は7番・馬場が一ゴロ。二封のみで二死1塁。
馬場は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
8番・伊禮は死球。二死1、2塁。
9番・清水が中飛で攻撃終了。

5回裏。
佐野日大は6番・藤澤が投ゴロ。
7番・松倉が遊ゴロ。
森敬斗が深い位置からの好送球でよく刺した。
8番・長島は死球。二死1塁。
9番・栗原が左前安打。二死1、3塁。
1番・中島は中前タイムリー安打。二死1、2塁。
<桐蔭学園 5−1 佐野日大>
2番・佐藤が左前安打。二死満塁。
3番・松本は3−2から投ゴロで攻撃終了。

6回表。
佐野日大はこの回から三番手投手に松本翔大を起用する。
松本は背番号9。今日は「3番・ライト」で先発していた。
球速は速球が121〜28キロ。
変化球はシュート、チェンジ系が113〜20キロ。
スライダーが104〜11キロ。
カーブが90キロ台後半。

桐蔭学園は1番・冨田が四球。無死1塁。
2番・山本はバント成功。一死2塁。
3番・森が中越えのタイムリー二塁打。一死2塁。
<桐蔭学園 6−1 佐野日大>
4番・上川は空振り三振。二死2塁。
5番・神田が三ゴロ。攻撃終了。

6回裏。
佐野日大は4番・橋浦が三前安打。無死1塁。
5番・清水は中飛。一死1塁。
6番・藤澤が右飛。二死1塁。
7番・松倉は遊ゴロで3アウト。

7回表。
桐蔭は6番・川久保が一ゴロ。
7番・馬場は四球。一死1塁。
8番・伊禮の4球目に松本翔大が暴投。一死2塁。
伊禮は見逃し三振。二死2塁。
9番・清水が遊ゴロで3アウト。

7回裏。
佐野日大は8番・菊地亮介が速球で空振り三振。
9番・栗原は中飛。
1番・中島が三飛で三者凡退。

8回表。
桐蔭は1番・冨田がチェンジで空振り三振。
2番・山本は左前安打。一死1塁。
3番・森が右前安打。一死1、2塁。
4番・上川も右前安打。一死満塁。
5番・神田は2球目セーフティ気味のにスクイズを成功。二死2、3塁。
<桐蔭学園 7−1 佐野日大>
6番・川久保が遊飛で攻撃終了。

8回裏。
佐野日大は2番・佐藤が右飛。
3番・松本は捕邪飛。
4番・橋浦が四球。二死1塁。
5番・清水は三ゴロで3アウト。

9回表。
桐蔭は7番・馬場が一ゴロ。
8番・伊禮が二ゴロ失策で出塁。一死1塁。
9番・清水は四球。一死1、2塁。
1番・冨田が左前安打。一死満塁。
2番・山本は空振り三振。二死満塁。
3番・森が一前タイムリー安打。なお二死満塁。
<桐蔭学園 8−1 佐野日大>
森敬斗はこれで猛打賞となった。
4番・上川は三ゴロで攻撃終了。

9回裏。
佐野日大は6番・藤澤が右飛。
7番・松倉は左飛。
代打・八ッ代敢大が左前安打。二死1塁。
9番・栗原は左飛で3アウト。

桐蔭学園が完勝してベスト4進出を決めた。
森敬斗はサヨナラ満塁本塁打を放った1回戦に続く大活躍。
5打数3安打3打点で勝利の立役者になった。
彼がいいと思ったのは何より守備で、送球能力が高い。
試合の中で「周りが見えているな」と感じるいい指示も出していた。
3試合もあるのであまり野手は根を詰めてチェックしないけれど、
森選手のプレーや行動は自然と目に入ってくる。
こういう選手がキャプテンに居ることが、今年の桐蔭の強みなのだろう。

安打   012 221 032 13 四 失
桐蔭学園┃001|311|011┃8 6 0
佐野日大┃000|010|000┃1 3 2
安打   110 031 001 7

佐野日大:●松倉、長島、松本
桐蔭:○伊禮

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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秋季関東2回戦 習志野×東海大甲府

本日も第71回秋季関東地区高校野球大会。
7県の持ち回りで、今年は山梨県開催だ。
来春の選抜大会に向けた実質的な予選大会で、出場が15校。

大会4日目の3試合は準々決勝。
ここで勝ってベスト4に入れば、選抜出場はほぼ確定だ。
慣例として開催県の優勝校は1回戦が免除。
つまり「1勝」で全国に届く。
この秋は東海大甲府が山梨県の1位として参加している。
習志野は千葉2位で、1回戦は桐生第一に勝利。
延長14回、タイブレークにもつれ込む激闘だった。

習志野市立習志野高校
1番 遊 角田勇斗  1年 右右 174/68
2番 二 小澤拓海  1年 右右 172/62
3番 中 根本翔吾  2年 左左 168/65
4番 一 高橋一翔  2年 右左 178/75
5番 三 高橋雅也  1年 右右 175/72
6番 右 竹縄俊希  2年 右右 170/64
7番 左 櫻井亨佑  1年 右左 180/74
8番 投 山内翔大  1年 左左 170/68
9番 捕 兼子将太朗 2年 右右 182/80

東海大学付属甲府高校
1番 中 小林恭理  2年 右右 174/74
2番 二 齋藤龍成  2年 右右 172/72
3番 三 鈴木虎我  2年 右右 180/74
4番 捕 関口歩夢  2年 右右 172/78
5番 投 加藤匠   2年 右右 180/71
6番 右 渡部海夢  1年 右左 177/73
7番 左 小嶋亮太郎 2年 右右 169/73
8番 一 日塔孝太  2年 右右 168/70
9番 遊 日川広星  2年 右左 167/60


1回表。先攻は習志野。
1番・角田が高め速球で空振り三振。
2番・小澤は右飛。
3番・根本が右中間を破る三塁打。二死3塁。
4番・盒彊譴郎個召韮灰▲Ε函

東海大甲府の先発は加藤匠。右上手の本格派だ。
身体を少し傾けつつ斜めに激しく叩きつける。
全身を使って強く腕を振るタイプだ。
制球も良いし、球筋が浮く悪弊もない。
2年秋でこれだけ投げられれば相当ハイレベルです。
ただし今日の立ち上がりは変化球の制球に苦しんだ。
今日の球速は速球が129〜40キロ。
変化球はスライダー、チェンジが104〜21キロ。
もしかしたらこの速度帯にカーブがあったかも。

1回裏。後攻は東海大甲府。
1番・小林が中飛。
2番・齋藤はチェンジで見逃し三振。
3番・鈴木が三塁線を破る二塁打。二死2塁。
4番・関口は遊ゴロで3アウト。

習志野の先発は山内翔大。
左スリークォーターの技巧派だ。
少しインステップをして、身体をな捻じって投げ込む。
今日の球速は速球が125〜29キロ。
球速は抑え目だが伸びてくる、キレのある球質ですね。
変化球はスライダー、チェンジが107〜13キロ。
カーブが96〜100キロ。
変化球の切れも素晴らしい。在原一稀の高校時代を思い出した。

2回表。
習志野は5番・高橋雅が左中間を破る三塁打。無死3塁。
6番・竹縄は四球。無死1、3塁。
7番・櫻井が一塁ゴロ。
三塁走者が飛び出して、送球を受けた捕手は走者を三塁に追い込む。
しかし最後の送球が乱れて野選となった。無死満塁。
8番・山内は遊ゴロ。本封のみで一死満塁。
9番・金子が外角低め140キロで空振り三振。二死満塁。
1番・角田は押し出しの四球を選ぶ。二死満塁。
<習志野 1−0 東海大甲府>
2番・小澤がセーフティーバント。
これが小飛球になって一塁手の後方に落ちる。
「一前タイムリー安打」となって二塁走者が生還。
<習志野 2−0 東海大甲府>
二塁走者は生還できるタイミングなのに自重。
一塁走者の動きを見て慌てて再スタートを切るも本塁タッチアウト。

2回裏。
東海大甲府は5番・加藤が遊ゴロ。
角田勇斗の広い守備範囲が素晴らしい。
夏も1年ながらレギュラーを任されていた。
6番・渡部はスライダーで見逃し三振。
7番・小嶋も遊ゴロで三者凡退。

3回表。
習志野は3番・根本が遊前安打。無死1塁。
4番・高橋一はバント成功。一死2塁。
5番・高橋雅がライナーでレフト頭上を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<習志野 3−0 東海大甲府>
6番・竹縄は死球。一死1、2塁。
7番・櫻井が中越えのタイムリー二塁打。一死2塁。
<習志野 5−0 東海大甲府>
8番・山内は二ゴロ。二死3塁。
9番・兼子が139キロ速球で空振り三振。攻撃終了。

3回裏。
東海大甲府は8番・日塔が二前安打。無死1塁。
9番・日川が中飛。一死1塁。
1番・小林は右飛。二死1塁。
2番・齋藤の2球目に日塔が二盗成功。二死2塁。
齋藤は左中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<習志野 5−1 東海大甲府>
3番・鈴木も左中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<習志野 5−2 東海大甲府>
4番・関口が三ゴロで攻撃終了。

4回表。
習志野は1番・角田が四球。無死1塁。
2番・小澤はバント成功。一死2塁。
3番・根本も四球。一死1、2塁。
4番・高橋一が二ゴロ併殺で3アウト。

4回裏。
習志野はこの回から二番手投手に岩沢知幸を起用する。
岩沢は背番号18の2年生。170cm・58キロの右下手投げだ。
球速は速球系が102〜11キロ。
浮いてスライドする球筋と、シンカー気味の球筋がある。
スライダー、シンカー系の縦変化が92〜98キロ。
他にスローカーブも使っていた。
力感は皆無だけど、打ち辛そうでしたね。

東海大甲府は5番・加藤が遊ゴロ。
6番・渡部が中飛。
7番・小嶋は四球。二死1塁。
8番・日塔が二ゴロで3アウト。

5回表。
習志野は5番・高橋雅が三直。
6番・竹縄は三ゴロ。
7番・櫻井が二ゴロで三者凡退。

5回裏。
東海大甲府は9番・日川が遊ゴロ失策で生きる。無死1塁。
角田勇斗が広い守備範囲で「届いてしまった」打球でしたね。
1番・小林は四球。無死1、2塁。
2番・齋藤がバント成功。一死2、3塁。
3番・鈴木は死球。一死満塁。
4番・関口が中飛。三塁走者は動けず二死満塁。
5番・加藤は投ゴロで無得点。

6回表。
習志野は8番・岩沢が速球で空振り三振。
9番・兼子が一飛。
1番・角田はスライダーで見逃し三振。三者凡退。

6回裏。
東海大甲府は6番・渡部が中飛。
代打・川口航弥は遊ゴロ。
角田勇斗のナイスプレーでした。
代打・河本堅心も遊ゴロで三者凡退。

7回表。
習志野は2番・小澤が右飛。
3番・根本が二飛。
4番・高橋一は右前安打。二死1塁。
5番・高橋雅が右前安打。二死1、3塁。
6番・竹縄は三ゴロ悪送球で生きる。三塁走者が生還しなお二死1、3塁。
<習志野 6−2 東海大甲府>
竹縄は次打者の2球目に二盗成功。二死2、3塁。
7番・櫻井が右前タイムリー安打。二死1塁。
<習志野 8−2 東海大甲府>
8番・岩沢は中飛で攻撃終了。

7回裏。
東海大甲府は9番・日川が左飛。
1番・小林は左前安打。一死1塁。
2番・齋藤が右飛。
3番・鈴木は2球目の変化球を引っ張って…。
レフトスタンドに飛び込む2ラン本塁打。
<習志野 8−4 東海大甲府>
4番・関口が右飛で攻撃終了。

8回表。
習志野は9番・兼子がチェンジで見逃し三振。
1番・角田は右直。
2番・小澤が四球。二死1塁。
3番・根本は速球で空振り三振。3アウト。

8回裏。
東海大甲府は5番・加藤が四球。無死1塁。

習志野はここで岩沢知幸が降板。
三番手投手に飯塚脩人を起用する。
飯島は背番号1の2年生。
181cm・78kgの右スリークォーターだ。
21日の1回戦は6回から登板して延長14回まで投げ切っている。
今日の球速は速球が129〜44キロ。
変化球はスライダーが118〜25キロ。
カーブが90キロ台後半。
昨夏の先発陣の一角に入っていて「プロ注」の一人でもある。
左足をやや後ろに引いて、反動をつけて横回旋で来るフォーム。
バネがあって、腕の振りがしなやかで、しっかり体重も乗せられる。
速球は低い球筋のまま垂れずにスーッと伸びていた。
ただ今日はリリースがばらついていて、制球には若干苦しんだ。

東海大甲府は6番・近藤実樹哉が速球で空振り三振。一死1塁。
7番・川口が左前安打。一死1、2塁。
8番・河本は四球。一死満塁。
9番・日川は二ゴロ併殺で無得点。

9回表。
習志野は4番・高橋一が中前安打。無死1塁。
5番・高橋雅はバント成功。一死2塁。
6番・竹縄がスライダーで空振り三振。二死2塁。
7番・櫻井は左飛で3アウト。

9回裏。
東海大甲府は1番・小林が中飛。
2番・齋藤は右前安打。一死1塁。
3番・鈴木が内角速球で見逃し三振。二死1塁。
4番・関口は外角速球で空振り三振。試合終了!

習志野はクリーンアップ全員がマルチ安打。
集中打で効率よく得点し、好投手の加藤匠を攻略した。
投手陣の層の厚さも見せ、来春の選抜出場を濃厚にしている。

安打    123 000 301 10 四 失
習志野  ┃023|000|300┃8 6 1
東海大甲府┃002|000|200┃4 5 2
安打    103 000 211 8

東海大甲府:●加藤
習志野:山内、○岩沢、飯塚

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 11:45|PermalinkComments(0) 高校野球