2016年05月30日

都市対抗西関東代表決定L 東芝×MHPS

この時期は都市対抗の予選が佳境。
今日は東海、東京で第一代表が決まっている。
自分が今晩見に行ったのは横浜スタジアムの西関東予選。
ウチから近いし、試合も面白そうだった。
NBLのプレーオフファイナルも行きたかったけど…。
どうしても「見ていないチーム&選手」を優先してしまう男である。

西関東は神奈川、山梨の2県が範囲。出場枠は2つある。
1次予選、ブロックリーグが終わって今日から代表決定リーグだ。
東芝、三菱日立パワーシステムズ、JX−ENEOSが勝ち残っている。
3つある企業チームが、揃って順調に勝ち残った。
この3社が総当たりで戦い、1社がふるい落とされる。
1勝1敗で3社が並んだ場合はトーナメント戦が行われる。

神奈川勢は都市対抗を過去26回制している。
日本最高の「社会人野球どころ」だろう。
ただバブル崩壊後にいすゞ、日産、三菱ふそうが廃部。
東芝も落合博満や初芝清を輩出した東芝府中を潰して川崎に統合した。
その東芝も今回の経営を巡る不祥事があり、これからどうなるのだろう?
三菱日立パワーシステムズ横浜は旧三菱重工横浜。
14年に三菱重工と日立の火力発電システム事業が統合された。
それによりチーム名も変更。
社名が長くなったため「MHPS横浜」が通称となっている。

未明から振っていた雨は弱まったけれどまだ霧雨が残っていた。
かなり肌寒い横浜スタジアムでしたね。
試合前には「ヘリコプターから始球式用のボールを落とす」セレモニー。
毎年恒例らしいけれど、日本の経済が良い頃の名残だろう…。

東芝
1番 中 小川裕生  24才 左左 177/83 上武大
2番 遊 堀米潤平  23才 右左 163/65 白鷗大
3番 一 服部政樹  29才 左左 189/87 九州共立大
4番 指 金子聖史  23才 右右 175/75 九州共立大
5番 二 吉田潤   26才 右右 180/83 岡山理大付属高
6番 左 佐藤旭   23才 右右 172/70 慶應義塾大
7番 三 松本幸一郎 26才 右左 178/82 立教大
8番 捕 井川良幸  35才 右右 170/75 城西大
9番 右 大河原正人 32才 右右 175/83 亜細亜大
   投 谷岡竜平  20才 右右 181/81 成立学園

三菱日立パワーシステムズ横浜
1番 中 中西良太  25才 右右 169/65 八戸大
2番 遊 栗林遥野  24才 右左 171/73 日本体育大
3番 三 竹内啓人  25才 右左 180/81 明治大
4番 左 常道翔太  24才 右右 185/90 東海大
5番 指 対馬和樹  24才 右右 180/86 九州共立大
6番 二 久保皓史  22才 右左 181/82 富士大
7番 一 村山正誠  27才 右両 181/76 常葉学園菊川高
8番 捕 前田雄気  27才 右右 183/83 立教大
9番 左 園田崇人  24才 右左 173/76 国際武道大
   投 大野亨輔  23才 右左 172/75 専修大


1回表。先攻は東芝。
1番・小川が二ゴロ。
2番・堀米は中前安打。一死1塁。
3番・服部が右前安打。一死1、3塁。
4番・金子は遊ゴロ併殺で3アウト。

三菱日立パワーシステムズの先発は大野亨輔。
右上手の技巧派である。
大学4年の春には4勝1敗、防御率1.55を記録。
優勝に貢献し、東都の最優秀投手にも選出された。
入社早々から早くもエースとして台頭している。
小柄だし、フォームに特別なダイナミックさはない。
伸びで差し込むボールもほとんど無い。
ただ小さく動かす半速球でコースを突いてくる。
変化球も手元で鋭く減速して、それがタイミングを外す。
大学時代もそうだったけど、そうやって打たせて取るタイプだ。
球速は速球、カットが129〜38キロ。
チェンジが118〜27キロ。
スライダーが117〜28キロ。
カーブが104,05キロ。

1回裏。後攻は三菱日立パワーシステムズ。
1番・中西が四球で出塁。無死1塁。
2番・栗林はバントで送る。一死2塁。
3番・竹内が低めの速球で空振り三振。二死3塁。
4番・常道はライト線に運ぶタイムリー三塁打。二死3塁。
<三菱日立パワーシステムズ 1−0 東芝>
5番・対馬が左飛で攻撃終了。

東芝の先発は谷岡竜平。右上手の本格派である。
高卒3年目で、自分はまだ未見だった。
最近の登板頻度と相手を見ると彼がどうやらエース扱い。
彼が出てくるのを予想、期待して見に来たわけである。
今日の球速は速球が138〜45キロ。
ナチュラルかもしれないが時折シュート気味の球筋もある。
変化球はスライダー、フォークが126〜34キロ。
カーブもあるらしいが今日は見ていない。
コンパクトなテイクバックだが、腕が前に伸びてくる感じで球持ちが良い。
あと下半身がかなり強そう。
お尻を落とした状態のままスムーズに重心移動できていた。
投手としての基本、メカニックは上でやるレベルに達している。
序盤は変化球の精度に若干の難が出ていた。
しかし小雨に上手く対応できたのか、
試合の途中から変化球の切れや制球も上がっていた。
プロに行く気があれば、おそらく声のかかる人材でしょう。

2回表。
東芝は5番・吉田が三ゴロ。
6番・佐藤旭は四球。一死1塁。
7番・松本が右前安打。一死1、2塁。
8番・井川は二ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
MHPSは6番・久保が二ゴロ。
7番・村山は一直。
服部政樹が189cmの長身を生かして好捕した。
8番・前田は外角速球で空振り三振。

3回表。
東芝は9番・大河原がチェンジで見逃し三振。
1番・小川は二ゴロ。
3番・堀米が三ゴロで三者凡退。

3回裏。
MHPSは9番・園田が二ゴロ。
1番・中西は遊ゴロ。
2番・栗林は二ゴロで三者凡退。

4回表。
東芝は3番・服部が二ゴロ。
4番・金子は右飛。
5番・吉田が三ゴロで三者凡退。

4回裏。
MHPSは3番・竹内がレフトフェンス直撃の二塁打。無死2塁。
4番・常道は遊ゴロ。一死3塁。
5番・対馬が中前タイムリー安打。一死1塁。
<三菱日立パワーシステムズ 2−0 東芝>
低いゴロが今岡竜平の股間を抜けていった。
6番・久保はエンドランから一ゴロ。二死2塁。
7番・村山が投ゴロで攻撃終了。

5回表。
東芝は6番・佐藤旭が右前安打。無死1塁。
7番・松本は遊ゴロ失策で生きる。
上手く拾って塁を踏めば併殺…という当たりだった。
しかしぎりぎりで歩幅が合わず、しかもファンブル。
ショートのエラーで無死1、2塁。
8番・井川がバントで送る。一死2、3塁。
9番・大河原は四球を選ぶ。一死満塁。
1番・小川が138キロの速球で空振り三振。二死満塁。
外角低めのベストコースに本日最速のボールが来た。
2番・堀米は左飛で無得点。
大野亨輔が大きなピンチを無傷で脱出する。

5回裏。
MHPSは8番・前田が三ゴロ。
9番・園田は三邪飛。
1番・中西はセーフティバント狙いの投ゴロ。三者凡退。

6回表。
東芝は3番・服部がライトスタンドに運ぶソロ本塁打。
<三菱日立パワーシステムズ 2−1 東芝>
4番・金子は空振り三振。
5番・吉田が四球。一死1塁。
吉田は軽い捕逸を突いて二盗成功。一死2塁。
6番・佐藤旭は中飛。二死2塁。
7番・松本が四球。二死1、2塁。
代打・柴原健介がスライダーで空振り三振。攻撃終了。

6回裏。
MHPSは2番・栗林がフォークで空振り三振。
3番・竹内が左飛。
4番・常道はフォークで空振り三振。三者凡退。

7回表。
MHPSはこの回から二番手投手に松田浩幸を起用する。
松田は近畿大出身の2年目&23才。
178cm・74kgの左腕だ。
速球が今日のMAXで134キロ。
変化球はスライダー、チェンジかな?

東芝は9番・大河原が右飛。
1番・小川は左前安打。一死1塁。
2番・堀米がセーフティ気味のバント。二死2塁。
3番・服部はレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打。二死2塁。
<東芝 2−2 三菱日立パワーシステムズ>
4番・金子も左越えタイムリー二塁打。二死2塁。
<東芝 3−2 三菱日立パワーシステムズ>
東芝が一気に逆転!

MHPSは松田浩幸がここで降板。
三番手投手にカイル・トクナガを起用する。
トクナガはテキサスパンアメリカン大出身の23才。
181cm・90kgの右上手投げである。
ここは去年からアメリカ人の選手を採用していますね。
名前的にルーツは日本だろうが投げ方はかなりアメリカン。
上から叩きつけるパワフルなフォームが面白い。
指への引っ掛かりがいかにも効いていそうだった。
ただ今日は力みが強く、ボールが上ずっていた。
球速は速球、ツーシームが130〜41キロ。
他にカット、チェンジが123〜31キロ。

東芝は5番・吉田がチェンジで空振り三振。

7回裏。
MHPSは5番・対馬が遊ゴロ。
6番・久保は左飛。
7番・村山が二ゴロで三者凡退。

8回表。
東芝は6番・佐藤旭がストレートの四球。無死1塁。
7番・松本はバント成功。一死2塁。 
8番・柴原が三ゴロ。二死2塁。
9番・大河原は三前安打。
三塁手は体勢を崩しながら無理に一塁へ投げた。
しかし送球が逸れて、一塁手は膝を突いて捕球。
二塁走者の佐藤旭が本塁へ生還する。二死1塁。
<東芝 4−2 三菱日立パワーシステムズ>
1番・小川は中前安打。二死1、2塁。
2番・堀米が遊ゴロで攻撃終了。
試合の終盤に東芝が大きな追加点を挙げた。

8回裏。
MHPSは代打・平尾泰勢が速球で空振り三振。
代打・五十嵐大典が左飛。
1番・中西は中前安打。二死1塁。
中西は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
2番・栗林が捕前安打。ボテボテが奏功した。二死1、3塁。
3番・竹内は二ゴロで無得点。

9回表。
東芝は3番・服部が中前安打。無死1塁。
4番・金子はバントで送る。一死2塁。
5番・吉田が四球。一死1、2塁。
6番・佐藤旭は遊ゴロ併殺で3アウト。

9回裏。
MHPSは4番・常道がスライダーで空振り三振。
5番・対馬は2球目の速球を引っ張りレフトにソロ本塁打。
<東芝 4−3 三菱日立パワーシステムズ>
6番・久保がフォークで空振り三振。
7番・村山はライト線を破る二塁打。二死2塁。
8番・小野寺が143キロの速球をセンター返し。
これが中越えの同点タイムリー二塁打に!二死2塁。
<三菱日立パワーシステムズ 4−4 東芝>
9番・五十嵐は右前にサヨナラタイムリ―安打!
<三菱日立パワーシステムズ 5−4 東芝>

9回が始まる時点では、すんなり終わる流れに思えた。
谷岡竜平も少し疲れていたし、球も上ずっていた。
とはいえやっぱり実力のある投手ですからね。
そこまで5安打だったMHPS打線があれだけ急に打つとは…。
「こんな試合もあるんだ」と呆気に囚われる9回でした。

谷岡竜平は四死球1で7奪三振。
内容的には十分だったと思う。
対馬和樹の一発が何かの狼煙でしたね。
とにかく面白い試合でした。

安打 210 011 321 11 四 失
東芝┃000|001|210┃4 6 0
MHPS┃100|100|003X┃5 1 1
安打 100 200 024 9

MHPS:大野、松田、○トクナガ
東芝:●谷岡


augustoparty at 23:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)社会人野球 

2016年05月28日

関西学生準々決勝 大産大×立命館

本日はノエスタの前にJグリーン堺へ寄っていく。
関西学生選手権準々決勝は総理大臣杯予選も兼ねる大会だ。
関西は6枠なので、これに勝てば8月の全国大会出場が決まる。
負けると敗者復活だが相手はあの阪南大。

第2試合もメインスタジアム(S1)でなくS2のカードを見る。
スタンドが無くて見難いし、雨も降って来ていた。
ただ「まだ見たことのない」「最近見ていない」側を優先した。
ピッチサイドの「あずまや」で雨宿り。
大阪産業大の父兄と一緒に試合を見た。
立命館は僕が取材をした選手がいるし、親から進路相談を受けた選手も。
キャプテンの大田隼輔は町田JFC出身だ。
一方の大産大はゼルビアユースからDFの小池万次郎が進学していましたね。
大産大は昨季1部再開で現在2部。
ただ顔ぶれには1部レベルで4回戦は桃山学院を下している。

大阪産業大学
GK  1 上田誠   4年 180/70 大阪桐蔭
DF  2 南辻秀俊  4年 178/67 帝京第三
   39 加古晴也  2年 180/73 ヴィッセル神戸U-18
    3 本屋敷衛  4年 178/74 ガンバ大阪Y
   34 磯江冬馬  4年 182/74 金光大阪
MF 14 山拓海  2年 167/62 ガンバ大阪Y
    9 松本政也  4年 168/60 大阪桐蔭
   30 吉武莉央  1年 162/62 大津
   24 久保田貴大 2年 170/64 大阪桐蔭
    7 山本和也  4年 170/60 滝川二
FW 23 山中隆二郎 3年 173/63 大産大附

−−−−−−−山中−−−−−−−
−-山本−久保田−-吉武−-松本-−
−−−−−−−山−−−−−−−
−磯江−-本屋敷-−加古−−南辻−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−上田−−−−−−−

立命館大学
GK  1 白坂楓馬  2年 180/80 桐光学園
DF  4 大田隼輔  4年 177/69 桐光学園
   18 高原昂兵  2年 182/72 滝川二
   16 河原直希  2年 180/72 立命館宇治
   17 浅田裕貴  4年 171/65 京都サンガU-18
MF 10 國分伸太郎 4年 172/62 大分トリニータU-18
    6 清水航輔  3年 175/66 京都サンガU-18
    7 高畑智也  4年 163/58 滝川二
   13 中野匠   3年 168/60 サンフエッチェ広島Y
FW  9 木藤舜介  2年 180/81 東福岡
   25 佐當慧   3年 159/52 清風

−−−−佐當−−−−木藤−−−−
−−中野−−−−−−−−國分−−
−−−−−高畑−−清水−−−−−
−浅田−−河原−−高原−−大田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−白坂−−−−−−−


試合は序盤から立命館ペース。
8分、立命館は右サイドを崩して國分伸太郎が中央で溜めて落とす。
浅田裕貴が走り込んでフリーでミドルを放つも枠上。

16分、立命館は木藤舜介がクサビを1タッチで右に落とす。
國分伸太郎が大外を縦に抜け出して折り返す。
ファーに流れたボールを浅田裕貴が大外で受けて流し込んだ。
<立命館大 1−0 大阪産業大>

立命館大は右サイドを副将、主将のコンビで再三再四と崩していた。
國分伸太郎、大田隼輔は運動量と技術があり、連携も良い。
國分はサイドの突破に加えて守備の貢献も大きかった。
更に佐當慧が中央から外に流れて絡んでくる。
佐當は小柄だけどスピード、アジリティが抜群。
彼がギャップへ切れ込めばやはり脅威になる。
木藤はとにかく身体が強い。
左右両足で強引に打てる選手だけど、周りを簡単に生かす上手さもある。

大阪産業大はボランチの山拓海を中心に上手い選手が多い。
ただ中でつなごうとしても立命館のプレスがタイトだった。
守備は前線から激しくチェイスをかけていた。
ただ守備が上手くハマらず、追うことで逆にスペースが空いてしまう。
加えて右、左と大きく振られるとオーガナイズを作り直せない。
立命館がサイドを簡単に破ると、中に隙が生まれているという状態だった。
クロスの対応もかなりプアで、ファーがしばしば空いていた。

その後も立命館の好機が続く。
23分、立命館は木藤舜介がゴール右に抜け出してシュート。
至近距離で決定的だったがGK上田誠にブロックされる。

37分、立命館は高畑智也が中央を持ち上がって右に展開。
大田隼輔が右足で折り返す。DFのクリアは正面にこぼれる。
高畑がこのセカンドを収めて、左足で流し込んだ。
<立命館大 2−0 大阪産業大>

高畑智也はヴィッセルで「岩波拓也世代」の一人だった。
左利きでキックの質が高く、前を向いて持つと生きる。
セントラルMFで起用されつつ2点に絡んで見せた。

40分、立命館は清水航輔が右サイドに展開。
國分伸太郎が右足の浮き球で折り返す。
中野匠がファーに飛び込んでヘッドを押し込んだ。
<立命館大 3−0 大阪産業大>

45分、立命館は清水航輔が縦にクサビを当てる。
中野匠がダイレクトで右に通す。
國分伸太郎がエリア右に抜け出して右足で流し込んだ。
<立命館大 4−0 大阪産業大>
立命館が一気に畳み掛けて4点差で前半45分を終える。

試合は後半。
46分、大産大は山中隆二郎→中島健汰。
中島はそのままセンターFWの位置に入る。

51分、大産大は中島健汰の右足ミドルが右隅を襲う。
GK白坂楓馬はよくブロックしたが、松木政也がこぼれ球を押し込んだ。
<立命館大 4−1 大阪産業大>
大産大が一矢を報いるがその後も立命館の決定機が続く。

55分、立命館は浅田裕貴に警告。

70分、立命館のFKは正面やや右。
距離はエリアのすぐ外で17,8m。
國分伸太郎が右足を振り抜き、左隅にしっかり蹴り込んだ。
<立命館大 5−1 大阪産業大>

72分、立命館は中野匠→蒲生幹。
75分、大産大は吉武莉央→薮内健人。
大産大の最終布陣がこう↓
−−−−−−−中島−−−−−−−
−-磯江−久保田−-薮内−-松本-−
−−−−−−−山−−−−−−−
−山本−-本屋敷-−加古−−南辻−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−上田−−−−−−−


大産大は気づくと長身左SBの磯江冬馬を前線に上げていた。
山本和也もDF登録で左利きなので最終ラインも問題なし。

78分、立命館は浅田裕貴→宮田寛也。

81分、立命館は左CKを國分伸太郎が右足で入れる。
木藤舜介がヘッドを合わせてゴールイン。
<立命館大 6−1 大阪産業大>

85分、立命館は木藤舜介→築山隼。
立命館の最終布陣がこう↓
−−−−佐當−−−−築山−−−−
−−蒲生−−−−−−−−國分−−
−−−−−高畑−−清水−−−−−
−宮田−−河原−−高原−−大田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−白坂−−−−−−−


試合は6−1でタイムアップ。
立命館が堅守とサイド攻撃で大産大を圧倒。
悠々とベスト4、そして総理大臣杯出場を決めている。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(大学) 

関西学生準々決勝 大体大×大阪学院

大学サッカーのレベルが一番高いのは関東だと思うが、
関西や九州、東海にもJや代表を狙える人材はいる。
特に関西の各校は可能な限り見ることにしている。
最初は5月14日に行こうと思っていた。
ただその週は見たいチームが分散していて具合が良くなかった。
5月28日の熊本戦が震災の影響で神戸のノエスタ開催に変更。
キックオフ時間が19時半ということで、昼間は空いている。
調べたらちょうど関西学生選手権の準々決勝が入っていた。
そこで14日の関西遠征をキャンセルし、こっちに振り分ける。

関西学生選手権は夏の総理大臣杯の予選だ。
冬のインカレに並ぶ全国タイトルで、関西からの出場枠は6校。
準々決勝は全国が決まるという大一番でもある。
Jグリーン堺のメイン、S2グラウンドで計4試合。
第1試合はS2で大阪体育大×大阪学院大戦を見る。

大阪体育大学
GK 31 立川小太郎 2年 186/74 初芝橋本
DF  6 平田健人  2年 178/70 星稜
    5 秋山拓也  4年 184/72 愛産大三河
    3 羽田昇平  3年 178/78 金光大阪
   20 小川明   2年 172/63 履正社
MF 19 森永和樹  4年 174/63 初芝橋本
    8 後藤虹介  4年 178/72 飛龍
    7 森永佑   2年 172/60 帝京大可児
   11 末吉塁   2年 165/64 初芝橋本
FW 24 大田賢生  2年 177/65 星稜
   10 池上丈二  4年 165/60 青森山田

−−−−池上−−−−大田−−−−
−−末吉−−−−−−−−森永−−
−−−−−森永−−後藤−−−−−
−小河−−羽田−−秋山−−平田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−立川−−−−−−−

大阪学院大学
GK 41 田中大貴  4年 180/74 香川西
DF 13 阿部勇輝  2年 173/70 ガンバ大阪Y
    5 加奈川凌矢 2年 182/77 東福岡
   30 吉岡裕貴  1年 175/70 ガンバ大阪Y
    3 柳田佑也  3年 167/57 東福岡
MF  8 箱崎裕也  4年 170/64 香川西
    4 福田浩規  4年 175/64 ガンバ大阪Y
   23 小倉圭輝  3年 170/63 飛龍
    9 長谷川覚之 3年 170/65 神戸弘陵
FW  7 斎藤俊輔  4年 165/56 習志野
   52 和田幸之佑 1年 175/65 久御山

−−−−斎藤−−−−和田−−−−
−-長谷川-−−−−−−−箱崎−−
−−−−−小倉−−福田−−−−−
−柳田−−吉岡−-加奈川-−阿部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−田中−−−−−−−


大阪体育大は昨年のエース澤上竜二がC大阪入り。
大田賢生、平田健人は星稜の選手権優勝メンバーですね。
高校サッカーの有力監督は本当に大体大OBが多い。
星稜の河崎護監督、青森山田の黒田剛監督がここ出身である。

1分、実測では12秒。
大阪学院はキックオフからセカンドを奪って速攻。
長谷川覚之が左からカットインして右ミドルを放つも枠上。

開始早々の決定機を見て「打ち合いになるかな」とも思った。
しかし試合はここから膠着気味の展開となる。
大阪学院は足元の上手い、個で仕掛けられるタイプが多い。
福田浩規が低い位置から縦に「スイッチ」を入れる狙いもあった。
ただ前線にボールが収まらず、連動も起こらない。
前半はチャンスメイクが散発的な個の突破に限られていた。

大体大はボールを広く動かす狙いが見て取れた。
ただその「先」の狙いが形にならない。
末吉塁のスピードなどの強みも出ていたが前半はぼぼノーチャンス。
そもそも人数を掛けておらず、前半は自重気味かなという感もあった。

38分、大阪学院は和田幸之佑がラインを割るかと思ったボールに追いつく。
和田は左サイド深くでこのボールを活かす。
長谷川覚之がフォローして切れ込んでシュート。
こぼれ球が足元に入って再びシュート。
かなりの決定機だったが大体大DFが辛うじてブロックした。

44分、大阪学院は箱田裕也が右中間からスルーパス。
和田幸之佑がエリア内に抜け出してフリーでシュートを放つ。
かなり決定的だったけれどGK立川小太郎がブロックする。

44分、大阪学院は和田幸之佑に警告。
こぼれ球に詰めてそれがアフターチャージになってしまった。

前半はスコアレスで45分が終了。
後半に入ると試合が激しく動いた。

46分、大体大は小川明の左スローインからチャンスメイク。
池上丈二がそのまま中までえぐって折り返すも合わず。
良い突破だったが角度が無さすぎてシュートを打てなかった。

48分、大阪学院のカウンター。
まず大体大の大田賢生が中途半端なクロスを奪われた。
福田浩規が一気に縦のスペースに配球。
和田幸之佑が左中間からDFを引き連れつつ仕掛けて左シュートを放つ。
決定的だったけれどGK立川小太郎がブロック。

52分、大体大は池上丈二が左サイドでクイックリスタート。
大田賢生がDFの背後から縦に抜け出す。
ただ大田はゴール左からフリーで右足シュートを放つも枠外。

54分、大体大は末吉塁が右サイドを突破してクロス。
GK田中大貴が良い位置取りでニアから弾く。
しかし池上がセカンドを収めてフリーで左足シュート。
決まったと思ったが大阪学院のDFが枠内をカバーしてクリア。

60分、大体大は森永佑→浅野雄也。
浅野は四日市四郷高出身の2回生。
169cm・62kgの左利きドリブラーである。
広島の「ジャガー」こと浅野拓磨の弟。

大体大の布陣がこうなった↓
−−−−大田−−−−浅野−−−−
−−末吉−−−−−−−−森永−−
−−−−−池上−−後藤−−−−−
−小河−−羽田−−秋山−−平田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−立川−−−−−−−


池上丈二は前半からセカンドトップとして守備でも貢献していた。
この交代で更にポジションをボランチに下げる。

61分、大体大は浅野雄也の突破から右サイドの好位置でFKを獲得。
これを池上丈二がエリア内に浮き球で合わせる。
平田健人がフリーでヘッドを合わせてゴールイン。
<大阪体育大 1−0 大阪学院大>

69分、大阪学院は和田幸之佑→田畑文也。小倉圭輝→中村真輝。
2枚替えで布陣がこうなった↓
−−−−斎藤−−−−田畑−−−−
−-長谷川-−−−−−−−箱崎−−
−−−−−中村−−福田−−−−−
−柳田−−吉岡−-加奈川-−阿部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−田中−−−−−−−


77分、大阪学院は混戦から田畑文也が左ミドル。
DFの密集を抜けて決定的だったが右ポストに弾かれる。
大阪学院も押し込んで攻勢に出ていたがなかなか決め切れず。

82分、大体大は大田賢生→林大地。
86分、大体大は森永和樹→古城優。
大体大の最終布陣がこう↓
−−−−古城−−−−浅野−−−−
−−末吉−−−−−−−−-林-−−
−−−−−池上−−後藤−−−−−
−小河−−羽田−−秋山−−平田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−立川−−−−−−−


87分、大体大はCKのセカンドをヘッドでエリア内に落とす。
古城優が浮き球を上手くコントロールしてDFをいなす。
古城はゴール左から左ボレーをフリーで狙うも枠上。

88分、大阪学院は阿部勇輝に警告。
末吉塁の突破に対する対応。

91分、大阪学院は長谷川覚之→生駒稀生。
加奈川凌矢を前線に上げてパワープレーに出た。
最終布陣がこう↓
−−−−斎藤−−−-加奈川-−−−
−−田畑−−−−−−−−箱崎−−
−−−−−中村−−福田−−−−−
−柳田−−吉岡−−生駒−−阿部−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−田中−−−−−−−


試合はそのまま1−0でタイムアップ。
大阪体育大が大阪学院大を下し、総理大臣杯出場を決めている。

augustoparty at 18:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(大学) 

2016年05月27日

都市対抗東京予選 JR東日本×東京ガス

引き続いて大田スタジアム。
第87回都市対抗の東京都2次予選を見ます。
予選の仕組みはこの図を見てもらうのが早い。
敗者復活戦的な流れでトーナメントの山が3つある。
この試合は「第1代表決定戦トーナメント」の準決勝。
あと2勝すれば東京第1代表。負けても敗者復活ありという試合だ。

第1試合の雨で開始が2時間遅れた。
試合展開も延長15回まで続き、4時間近い大熱戦だった。
時間がかなり押して第2試合の開始は16時25分。
本来ならもう帰路に着いているはずの時間でした。
ご近所でも大変なアクシデントが起こっていた。
大田スタジアムは羽田空港のすぐ近く。
レフトスタンドの向こうがちょうど離陸コースだ。
しかし昼に大韓航空の機体トラブルがあり、
普段は数分おきに見られる離発着が第1試合の開始直後から無くなっていた。

JR東日本、東京ガスはいずれも社会人を代表する強豪だ。
志望届を出せばドラフト上位だったような選手もいる。
第1試合に比べるても有力選手が多く、必然的に注目度は高い。
スカウトさんがネット裏に増えて、大企業だから応援者も多くて…。
そんな訳でネット裏はスーツ姿の紳士で一杯。
ラフな格好で見に行っていた私は肩身が狭かった(笑)

JR東日本
1番 右 長谷川拓真 24才 右右 178/80 国際武道大
2番 遊 東條航   24才 右右 174/80 早稲田大
3番 一 丸子達也  22才 左左 187/103 早稲田大
4番 左 松本晃   31才 右右 180/88 横浜商科大
5番 指 畑中翔   26才 右左 178/85 横浜商科大
6番 三 國松歩   19才 右右 179/87 静岡商業高
7番 二 嘉数駿   26才 右右 172/72 駒澤大
8番 中 佐々木孝樹 26才 右左 182/78 早稲田大
9番 捕 石川修平  28才 右右 180/80 法政大
   投 坂東湧梧  20才 右右 181/76 鳴門高

東京ガス
1番 指 地引雄貴  25才 右右 183/82 早稲田大
2番 二 小林勇登  25才 右左 170/70 駒澤大
3番 左 柴山純平  22才 右左 173/75 波佐見高
4番 一 黒田雅和  31才 右右 175/82 関西大
5番 遊 中山悠輝  21才 右右 185/85 PL学園高
6番 三 村田穏行  24才 右右 177/83 日本大
7番 右 小野田俊介 23才 右右 182/80 早稲田大
8番 中 坂井貴文  27才 右左 175/76 東洋大
8番 捕 山内佑規  27才 右右 172/79 明治大
   投 山岡泰輔  20才 右左 172/70 瀬戸内高


1回表。先攻はJR東日本。
1番・長谷川は三ゴロ。
2番・東條が二ゴロ。
3番・丸子はスライダーで見逃し三振。

東京ガスの先発は山岡泰輔。
右上手の本格派である。
高卒3年目で今秋がドラフト解禁。
社会人では一番注目度の高い選手だろう。
小柄だし、フォームも意外に控え目。
何故こんな球を投げられるのか、メカニズムを説明し難い(笑)
今日の球速は速球が135〜48キロ。
スライダー、フォークが120〜35キロ。
速球も含めてとにかく切れが素晴らしい。
制球も良好で、球筋が上ずることはほぼ皆無。
どちらかといえば低めに外れるタイプですね。
二回から試合の中盤まではもう手の付けられない内容だった。

1回裏。後攻は東京ガス。
1番・地引が遊ゴロ。
2番・小林は四球。一死1塁。
3番・柴山が中飛。二死1塁。
4番・黒田は遊ゴロで3アウト。

JR東日本の先発は坂東湧梧。右上手の技巧派である。
東京ガスもそうだけど、ここは高卒選手を取る会社だ。
坂東は山岡泰輔と同学年で、田嶋大樹の1年先輩。
彼も高3春、夏と甲子園に出場。
夏は3勝を挙げてベスト8進出にも貢献している。
ただ僕は高校時代の彼を生で見ていない。
彼の先発で内心「よっしゃ」という気分だった。
今日の球速は速球が134〜44キロ。
変化球はフォーク、チェンジ系が125〜35キロ。
スライダーが122〜26キロ。
カーブが104〜10キロ。
高校時代は細身だったそうだが今はしっかり体も出来ている。
ただあまり粘り、バネを感じるフォームではない。
グイッと伸びて振らせるような伸びもない。
ただいい意味で脱力ができていて、指先の感覚もありそうなタイプかな?
ボールを動かして、芯を外して打ち取っていく。

2回表。
JR東日本は4番・松本がスライダーで空振り三振。
5番・畠中は148キロの速球で空振り三振。
6番・國松が遊ゴロで三者凡退。
東京ガスはショートの中山悠輝もドラフト候補。
小さいモーションで力みなく、それでいて強い送球だった。

2回裏。
東京ガスは5番・中山が二ゴロ。
6番・村田は遊ゴロ。
7番・小野田も遊ゴロで三者凡退。

3回表。
JR東日本は7番・嘉数が一邪飛。
8番・佐々木は中前安打。一死1塁。
9番・石川が二直。二死1塁。
1番・長谷川は中飛で3アウト。

3回裏。
東京ガスは8番・坂井が中飛。
9番・山内は二邪飛。
1番・地引が右飛で三者凡退。

4回表。
JR東日本は2番・東條がスライダーで空振り三振。
3番・丸子は遊飛。
4番・松本がスライダーで空振り三振。

4回裏。
東京ガスは2番・小林が一ゴロ。
3番・柴山も一ゴロ。
4番・黒田が右飛で三者凡退。

5回表。
JR東日本は5番・畑中がスライダーで空振り三振。
6番・國松は左前安打。一死1塁。
7番・嘉数がバント成功。二死2塁。
8番・佐々木はフォークで空振り三振。

5回裏。
東京ガスは5番・中山が三ゴロ。
6番・村田は左中間に強烈なライナー。
抜けた!という当たりだったが…。
佐々木孝樹が俊足を飛ばして鮮やかなダイビングキャッチ。
7番・小野田もレフトに大飛球。
これはレフトフェンス直撃で二死2塁。
8番・坂井が四球。二死1、2塁。
9番・山内は二直で攻撃終了。
通常なら間違いなく抜ける一二塁間のライナーである。
しかし嘉数駿が一塁寄り、後ろ寄りに最初から守っていた。

6回表。
JR東日本は9番・石川が左前安打。無死1塁。
1番・長谷川はフォークで見逃し三振。一死1塁。
2番・東條がセーフティ気味のバント。投前安打で一死1、2塁。
3番・丸子の2−2から山岡泰輔が暴投。一死2、3塁。
丸子はスライダーで空振り三振。二死2、3塁。
彼は不甲斐ない自分に激怒してバットを叩き折ってしまった…。
審判になだめられてベンチに引き揚げていく。
4番・松本が四球。二死満塁。
5番・畑中は一ゴロで無得点。
山岡泰輔はこの試合初のピンチを迎えたが切り抜ける。

6回裏。
東京ガスは1番・地引が三ゴロ。
2番・小林は二ゴロ。
3番・柴山が遊飛で三者凡退。

7回表。
JR東日本は6番・國松が三ゴロ。
7番・嘉数は左飛。
8番・佐々木が二ゴロで三者凡退。
小林勇登が高く弾んだ難しい当たりをよく処理した。

7回裏。
東京ガスは4番・黒田がレフト線を破る二塁打。無死2塁。
5番・中山はバント成功。一死3塁。

JR東日本はここで坂東湧梧が降板。
坂東は被安打、四死球ともわずか2。
ただ奪三振が「0」というところが面白いですね。

二番手投手に進藤拓也だ。横浜商科大出身の23才。
184cm・78kgの右スリークォーターである。
大学時代は150キロ超の豪速球を投げつつ「幻の逸材」だった。
一学年上に岩貞祐太、西宮悠介がいたというのも一つの理由。
ただ何しろ彼は制球力を欠き、実戦的なタイプでなかった。
よりレベルの高いJR東日本で出番を得ているというのは成長の証。
今は腕の位置を下げて、身体も沈めて投げるスタイルに変わっている。
腕を畳みつつ、強烈な横の回旋で球威も出していた。
コーナーを緻密に突くタイプではないが、ストライクは取れていた。
今日の球速は速球が140〜46キロ。
スライダー、シュートが130〜34キロ。

東京ガスは6番・村田が遊ゴロ。走者動けず二死3塁。
7番・小野田はスライダーで空振り三振。3アウト。

8回表。
JR東日本は9番・石川が三ゴロ。
1番・岩澤寿和が中前安打。一死1塁。
2番・東條は二ゴロ。
二塁送球がやや逸れ、一塁走者の足がグラブを蹴った感じに。
送球が中前に逸れ、一塁走者は三塁へ進む。一死1、3塁。
守備妨害か失策か、ギリギリのラインだった。
この判定がちょっとした試合の潮目になる。
3番・丸子は四球。一死満塁。
4番・松本が1−1から火の吹くような一撃を放つ。
落ちないフォークを引っ張り、レフト場外に消える満塁本塁打!
<JR東日本 4−0 東京ガス>

東京ガスはここで山岡泰輔が降板。
被安打6、四死球2、奪三振9と内容は十分。
ただいかんせん一発が痛かった…。
振り返ると6回頃から球威が落ちていた。
プロでやるならリリーフタイプかもしれない。

二番手投手に起用されたのは石田光宏だ。
石田は関西大出身の22才&新人。
181cm・85kgの右上手投げである。
球速は速球が135〜47キロ。
この速度帯でツーシーム系があったかも。
球速だけでなく、空振りを奪える勢いがあった。
変化球はスライダーが127〜31キロ。
彼も見たかった投手だが、なかなかの迫力。

JR東日本は5番・畑中が右前安打。一死1塁。
6番・國松が速球で空振り三振。二死1塁。
7番・嘉数も速球で空振り三振。攻撃終了。

8回裏。
JR東日本は三番手投手に田嶋大樹を起用する。
田嶋は佐野日大高出身の19才。
入社2年目ながら早くもエース格として台頭している。
182cm・75kgの左腕だ。
彼は高校時代からプロ注。志望届を出せば上位で消える存在だった。
肩肘が柔らかいし、重心移動もスムーズでバランスも良い。
実に筋がいい、いい意味でオーソドックスな左腕である。
今日の球速は速球が138〜48キロ。
ちょっとボールが上ずっていたけれど、球威で抑え込んでいた。
他にスライダーが120キロキロ台中盤。
カーブが100キロ台後半。
今日はあまり変化球を投げなかった。

東京ガスは8番・坂井が死球。無死1塁。
9番・山内は二飛。一死2塁。
1番・地引は中飛。二死2塁。
2番・小林がスライダーで空振り三振。

9回表。
JR東日本は8番・佐々木が二ゴロ。
9番・石川は二ゴロ。
1番・岩澤が速球で空振り三振。三者凡退。

9回裏。
東京ガスは代打・建部賢登が147キロの速球で空振り三振。
4番・佐々木大輔は死球。一死1塁。
代打・霤沈宣が一邪飛。二死1塁。
6番・村田は中飛で3アウト。

JR東日本は田嶋大樹が2イニングを締めて試合終了。
松本晃の一発で東京ガスをノックアウトし、
東京都第1代表の座まであと1勝とした。
自分が山岡泰輔を見るのは3度目だが、いずれも負け投手になっている。
内容は素晴らしいのに、この巡り合わせは何だろう…。
ただ高卒2年目、3年目の有望投手を堪能できる楽しい試合でした。

安打    001 012 030 7 四 失
JR東日本┃000|000|040┃4 2 0
東京ガス ┃000|000|000┃0 4 1
安打    000 010 100 2

東京ガス:●山岡、石田
JR東日本:坂東、○進藤、田嶋


augustoparty at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)社会人野球 

都市対抗東京予選 NTT東×鷺宮製

関東、東海、関西と都市対抗の二次予選が佳境。
スケジュールの隙間を見つけて面白い試合に足を運びます。
今日は大田スタジアムで東京の二次予選。
第1代表決定戦トーナメントの準決勝だ。
NTT東日本、鷺宮製作所、JR東日本、東京ガスが4強に勝ち残った。
セガサミー、明治安田生命は既に敗者復活へ回っている。
おそらく東京が全国でも最高の激戦区。
近場だし、応援も楽しいし、伊勢屋のおにぎりも美味しい。
レベルが高いし、「この一戦」という熱さは高校野球に近い。
ただ平日開催が多いので、堅気の人はなかなか見に行けない(笑)

本日の懸念は天気で、昨晩から決して弱くはない雨が降り続いていた。
ただ大田なら人工芝だし屋根もある。
昼過ぎから雨が上がる予報もあり、2時間遅らせての強行開催となった。
第1試合はNTT東日本と鷺宮製作所の対戦である。

NTT東日本
1番 遊 福田周平  23才 右左 169/69 明治大
2番 中 高野翔   24才 右右 173/74 流通経済大
3番 二 下川知弥  23才 右左 174/73 駒澤大
4番 右 越前一樹  27才 右右 180/78 立正大
5番 指 北道貢   34才 右左 179/75 駒澤大
6番 一 喜納淳弥  23才 右左 173/80 桐蔭横浜大
7番 三 矢島健吾  27才 右左 181/78 仙台大
8番 捕 上田祐介  32才 右右 176/81 日本大
9番 左 目黒聡   30才 右左 165/64 上武大
   投 大竹飛鳥  30才 右右 173/86 関東学院大

鷺宮製作所
1番 二 渡辺侑也  27才 右左 170/70 早稲田大
2番 左 秦夢有希  25才 右右 172/75 立正大
3番 三 芦川晃也  33才 右右 172/70 国際武道大
4番 右 村上純平  33才 右左 180/90 法政大
5番 一 橋本顕太郎 22才 右左 187/90 城西大
6番 遊 中山俊   23才 右右 177/76 東日本国際大
7番 中 津久井夏生 26才 右左 177/80 桐蔭横浜大
8番 捕 長澤健弘  25才 右右 170/75 国際武道大
9番 指 酒井直哉  23才 右左 170/70 日本文理大
   投 齋藤英輔  24才 右両 180/81 青山学院大


1回表。先攻はNTT東日本。
1番・福田周が右中間を破る二塁打。無死2塁。
2番・高野は四球。無死1、2塁。
3番・下川も四球。無死満塁。
どちらもバントの構えのまま、ボールが先行して…。
4番・越前が外角速球で空振り三振。一死満塁。
5番・北道はチェンジで空振り三振。二死満塁。
6番・嘉納も外角速球で見逃し三振。
齋藤英輔が絶体絶命のチャンスから3連続奪三振!

鷺宮製作所の先発は齋藤英輔。
右上手の本格派である。
青学の頃も150キロ超の速球で知られていた。
ケガで投げられぬ時期もあり、即プロとはならなかった。
なで肩で肩幅が広くて、絵に描いたような投手体型。
今は腕の振りがコンパクトになり、より下半身主導のフォームだ。
もしプロに行く気があるなら、3年目の今年は勝負だろう。
今日の球速は速球が134〜46キロ。
変化球はチェンジ、フォーク系128〜35キロ。
スライダーが120〜32キロ。
カーブが107〜17キロ。
欠点としてかなり「当たると飛ぶ」傾向がありますね。
いわゆる「軽い」球質の持ち主なのかもしれない。
あと制球も決して精密というタイプではない。
ただ立ち上がりから走者を出しつつ粘りの投球で試合を作る。

1回裏。後攻は鷺宮製作所。
1番・渡辺侑が捕邪飛。
2番・秦はシンカーで空振り三振。
3番・芦川が外角速球で見逃し三振。

NTT東日本の先発は大竹飛鳥。
そろそろベテランの域に差し掛かる技巧派右腕だ。
関東学院時代は負傷もあり無名だった。
しかし社会人では入社直後からエース格として活躍を続けている。
背は低いけれどパワフル。
パンプアップし過ぎで、肩の回旋が大回りになっている感じも…。
ただ指先の感覚とか、空間認知のレベルが高度なんだろう。
思い通りにボールを操る技術がありますよね。
球速は速球が131〜42キロ。
変化球はシンカーが124〜36キロ。
これはツーシームかもしれないし、チェンジかもしれない。
要は「鋭くシュートしながら沈む」ボールである。
最近はこの変化をみんな使うけど、彼の切れは見事だ。
他にフォーク、スライダーが130キロ前後。

2回表。
NTT東は7番・矢島が三邪飛。
8番・上田はレフトフェンス直撃の単打。一死1塁。
大体あと30cmで本塁打だったのに、当たりが良すぎた(笑)
9番・目黒が左前安打。一死1、2塁。
1番・福田周は中飛。二死1、2塁。
2番・高野は四球。二死満塁。
3番・下川が左飛で無得点。

2回裏。
鷺宮は4番・村上が初球の速球を強振。
鋭いライナーが強風に乗って右中間最深部へスタンドイン。
<鷺宮製作所 1−0 NTT東日本>
5番・橋本はフォークで空振り三振。
6番・中山がシンカーで空振り三振。
7番・津久井は遊ゴロで攻撃終了。

3回表。
NTT東は4番・越前が右飛。
5番・北道は中前安打。捕球の乱れを突いて二進する。一死2塁。
6番・嘉納が三ゴロ。二死2塁。
7番・矢島はチェンジで空振り三振。

3回裏。
鷺宮は8番・長澤は三ゴロ。
9番・酒井が外角速球で見逃し三振。
1番・渡辺侑は中直で三者凡退。

4回表。
NTT東は8番・上田が中前安打。無死1塁。
9番・目黒はバント成功。一死2塁。
1番・福田周が四球を選ぶ。一死1、2塁。
2番・高野は左前タイムリー安打。一死1、3塁。
<NTT東日本 1−1 鷺宮製作所
3番・下川が遊ゴロ。本塁に投げて挟殺プレーとなった。
打者、走者は三塁走者の時間稼ぎを活かして進塁。二死2、3塁。
4番・越前は投ゴロで攻撃終了。

4回裏。
鷺宮は2番・秦が死球。無死1塁。
3番・芦川はバント失敗。
三塁の矢島健吾が二塁に良く投げて一死1塁。
4番・村上が三ゴロ併殺で3アウト。

5回表。
NTT東は5番・北道が三ゴロ。
6番・嘉納はフォークで空振り三振。
7番・矢島が四球。二死1塁。
8番・上田はスライダーで見逃し三振。

5回裏。
鷺宮は5番・橋本が投ゴロ。
6番・中山は投直。
7番・津久井はセーフティ狙いの一ゴロ。三者凡退。

6回表。
NTT東は9番・目黒が中飛。
1番・福田周は中前安打。一死1塁。
2番・高野が左飛。二死1塁。
3番・下川は中前安打。二死1、3塁。
4番・越前が四球。二死満塁。
5番・北道は右前タイムリー安打。なお二死満塁。
<NTT東日本 2−1 鷺宮製作所>

鷺宮製作所はここで齋藤英輔が降板。
二番手投手に野口亮太を起用する。
野口は仙台大出身の23才。
164cm・65kgの左腕である。
彼を見るのは09年の秋季関東大会以来かな?
前橋商では後藤駿太(オリックス)とチームメイトだった。
大学時代は全国と縁がなく、そんな訳で6年ぶりに彼を見る。
今日の球速は速球が132〜38キロ。
変化球はスライダーが112〜27キロ。
チェンジ、ツーシームが121〜29キロ。
速球は前橋商時代より10キロ速くなりましたね…。
肩甲骨周りの柔らかさは当時から不変。
ただ力強さが増して、腕を強く振れるようになった。
変化球も速くて切れる。何より制球がいい。
高校時代も好投手だったけれど、段違いに良くなった。

NTT東は代打・宮内和也が右飛で攻撃終了。

6回裏。
鷺宮は代打・岡田朋也がショート後方に落とすポテン安打。無死1塁。
代打・川中理は中飛。一死1塁。
1番・渡辺侑がライト線を破るタイム入リー二塁打。一死2塁。
<鷺宮製作所 2−2 NTT東日本>
2番・秦は遊前内野安打。一死1、3塁。
3番・芦川が二邪飛。二死2、3塁。

NTT東日本はここで大竹飛鳥が降板。
二番手投手に森山一茂を起用する。
森山は東北福祉大出身の25才。
178cm・80kgの左スリークォーターである。
大学時代より腕が下がり、身体も沈めたフォームに。
球速は速球、ツーシームが126〜36キロ。
スライダー、チェンジが114〜21キロ。

鷺宮は4番・村上が右直で攻撃終了。
そして試合がここから膠着する。

7回表。
NTT東は7番・矢島が中飛。
8番・上田は速球で見逃し三振。
9番・目黒が三邪飛で三者凡退。

7回裏。
鷺宮は5番・橋本がスライダーで空振り三振。
6番・中山は外角速球で空振り三振。
7番・津久井が右飛で三者凡退。

8回表。
NTT東は1番・福田周が右前安打。無死1塁。
2番・高野はバント成功。一死2塁。
3番・下川が外角速球で見逃し三振。二死2塁。
4番・越前は遊前内野安打。二死1、3塁。
5番・北道が中飛で無得点。

8回裏。
鷺宮は8番・岡田が遊飛。
代打・吉濱雅斗が右前安打。一死1塁。
1番・渡辺侑はバント成功。二死2塁。
2番・秦が一飛で3アウト。

9回表。
NTT東は代打・桝澤怜が右飛。
7番・矢島が中前安打。一死1塁。
矢島は次打者の初球に二盗失敗。二死無走者。
エンドラン崩れかな?完全にアウトだった…。
8番・上田は四球。二死1塁。
9番・目黒が左前安打。二死1、2塁。
1番・福田周は右飛で3アウト。

9回裏。
鷺宮は3番・芦川が三ゴロ。
4番・村上は右前安打。一死1塁。
5番・橋本がバント。二死2塁。
6番・中山はツーシームで空振り三振。3アウト。

試合は延長戦へ。
なお都市対抗の予選はタイブレーク方式を採用していません。

10回表。
NTT東は2番・高野が遊ゴロ。
3番・下川は左飛。
4番・越前が右前安打。二死1塁。
しかし越前は次打者の2球目に二盗失敗。3アウト。

10回裏。
鷺宮は7番・津久井が左飛。
8番・岡田は中前安打。一死1塁。
9番・川島がバント成功。二死2塁。
1番・渡辺はチェンジで空振り三振。3アウト。

11回表。
NTT東は5番・北道が遊飛。
6番・桝澤はツーシームで空振り三振。
7番・矢島が中飛で三者凡退。

11回裏。
鷺宮は2番・秦が三ゴロ。
3番・芦川は外角ツーシームで空振り三振。
4番・村上が右前安打。二死1塁。
5番・橋本は速球で空振り三振。

12回表
NTT東は8番・上田が中飛。
9番・目黒は二ゴロ。
1番・福田周が四球。二死1塁。
しかし福田は次打者の2球目に二盗を狙って失敗。3アウト。

12回裏。
鷺宮は6番・中山が投飛。
7番・津久井は中越え二塁打。一死2塁。
8番・岡田が一ゴロ。二死3塁。
代打・佐野友彦はツーシームで空振り三振。

13回表。
NTT東は2番・高野が四球。無死1塁。
3番・下川はバント成功。一死2塁。

鷺宮製作所はここで野口亮太が降板。
二番手投手に渡辺政孝を起用する。
渡辺は関東学院大出身の24才。
178cm・90kgの右上手投げである。
大学のときはもう少し腕が下から出ていたはず。
今日は速球がMAXで143キロかな?
130キロ台でツーシーム系の球筋も投げていた。
スライダーは120キロ台中盤。

NTT東は4番・越前の2球目に高野が三盗。
完全にフォームを盗んで送球もしなかった。
越前は死球で一死1、3塁。
5番・北道は四球。一死満塁。
代打・上原悠希が左飛。
三塁ライナーは当然タッチアップをかける。
しかし秦夢有希の本塁返球はストライク!
コリジョンルールも関係なく三塁走者はアウトになった。
勝ち越しのチャンスが併殺で3アウトに。

13回裏。
鷺宮は1番・渡辺侑がチェンジで空振り三振。
2番・秦は1−0からライトポール際にサヨナラ本塁打!
<鷺宮製作所 3−2 NTT東日本>
秦夢有希はヤクルトで活躍した秦真司氏の長男。
彼が攻守の両方で試合を決める活躍を見せた。

いやあ、凄い試合でした。
鷺宮製作所がサヨナラでNTT東日本を撃破。
東京第1代表獲得まであと1勝としている。

安打     121 203 022 100 0 14 失
NTT東日本┃000|101|000|000|0┃2 1
鷺宮製作所 ┃010|001|000|000|1X┃3 0
安打     010 003 011 111 1 9

鷺宮製作所:齋藤、野口、○渡辺
NTT東日本:大竹、●森山


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2016年05月23日

春季関東準々決勝 千葉黎明×横浜

この時期は平日でも野球の面白い試合が多い。
単純に岡崎市民球場へ行けば18連戦中ですしね。
今日のチョイスは群馬県の上毛新聞敷島球場。
高校野球の春季関東大会準々決勝を見に行く。

高校野球は春と秋に「地区大会」がある。
関東、東海、近畿、九州といった地区のトーナメント戦だ。
秋の地区大会は翌春の選抜大会の実質的な予選。
一方で春の地区大会はその先が無い。
となれば夏、秋に比べて注目度も低い。
だから有力校はここでエースに無理をさせたりしない。

しかし今春の関東大会は逸材が揃っていた。
横浜、東海大市原望洋、二松学舎大附に「要注目」の投手がいる。
(※高校野球ファンなら誰か分かるだろう)
3投手は最終学年だが未見で、どうしても見たい。
夏の予選もあるが、そこで上手く見られる保証が無い。
1週間で自分が野球観戦に使えるのは1日か2日。
今のうちに一人だけでも見ておきたい。
横浜、東海大市原望洋は月曜の準々決勝に残っていた。
ただ球場が敷島、高崎城南に別れていた。
どちらかを選ばねばならない。

横浜は前日の2回戦で石川達也が先発している。
となれば藤平尚真の順番だ。
加えて横浜高なら藤平以外にも見るべき選手がいる。
あと夏の神奈川県大会は「混雑」という特殊事情がある。
横浜高の試合は開始2時間前から並ばないとネット裏で見られなかったり…。
そういう思考回路でこの試合、この会場を選んだ。

対戦相手の千葉黎明も見たかった。
荒井信久監督は元明大監督&ベイスターズの元スカウト部長。
指導者に関して「プロアマの壁」が消えたとはいえ、
これだけの大物が高校野球に来るのは珍しい。
1回戦は選抜にも出場した常総学院をコールドで下している。

前日は松本だったが、町田には帰らなかった。
新幹線を使えば長野まで2時間足らず。
駅前の東横インは会員価格で日曜日なら2割引きだし。
お陰様で敗戦のショックをゆっくり癒すことができました。

千葉黎明高校
1番 二 藤江康太  3年 右左 170/63
2番 遊 小林洋亮  3年 右左 173/67
3番 一 大堀智哉  3年 右右 189/91
4番 右 島村篤史  3年 右左 172/80
5番 投 川口廉   3年 右左 184/75
6番 捕 谷祐樹   3年 右右 172/67
7番 左 根本昌哉  3年 右右 166/72
8番 中 木内黎   2年 右左 166/60
9番 三 境祐太朗  2年 右右

横浜高校
1番 中 石川達也  3年 左右 178/72
2番 三 遠藤駆   3年 右右 172/62
3番 二 戸堀敦矢  3年 右右 183/78
4番 左 村田雄大  3年 左左 185/85
5番 一 申晟守   3年 右右 182/83
6番 投 藤平尚真  3年 右右 185/83
7番 右 松井雄太  3年 右左 180/77
8番 捕 徳田優大  3年 右右 175/70
9番 遊 渡辺翔   2年 右左 170/68


1回表。先攻は千葉黎明。
1番・藤江が二飛。
2番・小林は一ゴロ。
3番・大堀が四球。一死1塁。
4番・島村は一飛で3アウト。

横浜高の先発は藤平尚真。
右上手の本格派である。
中学時代は陸上、走り高跳びでも活躍した。
身体のサイズもあるしパワーやバランス、バネは別格なのだろう。
細身だった身体も高校入学後の2年間で鍛えられた。
下半身もどっしりして、均整の取れたパーフェクトボディに(笑)
フォームも良い意味で落ち着いてきた。
開きが小さく、重心移動や着地も見事。
長い右腕の「畳み方」はやや強引だけど、去年よりはスムーズだ。
球速は速球が134〜50キロ。
変化球はフォークが123〜29キロ。
スライダーが116〜28キロ。
フォークは速いし切れる。
高校生レベルでは見たことのない「魔球」でした。
理にかなったフォームだからこそ、変化球も切れますよね。
特に序盤は変化球の切れが抜群だった。
当然ドラフト1位だろうし、松坂大輔、涌井秀章と比肩する素材だ。

1回裏。後攻は横浜。
1番・石川が左前安打。無死1塁。
2番・遠藤はバント成功。一死2塁。
3番・戸堀が右前安打。一死1、3塁。
4番・村田は中前タイムリー安打。一死1、3塁。
<横浜 1−0 千葉黎明>
5番・申が左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<横浜 2−0 千葉黎明>
6番・藤平は遊ゴロ。二死2、3塁。
7番・松井が中飛で攻撃終了。

千葉黎明の先発は川口廉。
右上手の本格派である。彼もプロから注目されるような人材だ。
手足が長くて顔が小さくて、肩の位置は藤平尚真より高かった。
体格がいい割に動きが軽やかだし、バネもある。
速いモーションから緩いボールを投げるような器用さもあった。
ただちょっといかり肩で、肩の回旋にちょっとロックした感じがあるかな。
良い投手は「力を出して抜けて出す」というプロセスがスムーズ。
彼もその「抜く」ところで、上手く溜めを作れればなお良い。
今日は速球、ツーシームが125〜39キロ
変化球はスライダーが109〜19キロ。
この速度帯で縦スラ、もしくはチェンジの球筋もあった。
他にカーブが94〜106キロ。
彼は昨日からの連投だが、横浜の強打線を相手によく投げていた。
立ち上がりは良くなかったが、4回くらいから調子を上げていく。

2回表。
千葉黎明は5番・川口が一ゴロ。
6番・谷はフォークで空振り三振。
球速129キロで結構落ちた。
「高校生には手が出ないよ…」というボール。
7番・根本は中前安打。二死1塁。
149キロの速球に詰まったが中前へ。
8番・木内は詰まった当たりだが左中間の中央に抜ける。
タイムリー二塁打で二死2塁。
<横浜 2−1 千葉黎明>
9番・境はフォークで空振り三振。攻撃終了。

2回裏。
横浜は8番・徳田が一ゴロ。
9番・渡辺は死球。一死1塁。
1番・石川の2球目に川口廉が暴投。一死2塁。
しかし石川はスライダーで空振り三振。二死2塁。
2番・遠藤のカウント1−2から二塁走者が牽制死。3アウト。

3回表。
千葉黎明は1番・藤江が一ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
2番・小林は投前にバント。
藤平尚真が二塁に高投してセンターに抜ける。無死1、2塁。
3番・大堀がバント成功。一死2、3塁。
4番・島村はフォークで空振り三振。二死2、3塁。
5番・川口が147キロの内角速球で空振り三振。
藤平尚真が大ピンチをあっさり抑えた。

3回裏。
横浜は2番・遠藤が中前安打。無死1塁。
3番・戸張は二ゴロ。一死1塁。
右打者だし併殺かと思ったら戸張の俊足でセーフに。
4番・村田が左飛。
5番・申の初球に戸張が二盗成功。二死1塁。
申は中飛で無得点。

4回表。
千葉黎明は6番・谷が中前安打。無死1塁。
7番・根本は高め速球で空振り三振。一死1塁。
8番・木内がエンドランから二ゴロ。二死2塁。
9番・境は右飛で3アウト。

4回裏。
横浜高は6番・藤平が右飛。
7番・松井はスライダーで空振り三振。
8番・徳田が右飛で三者凡退。
川口廉も尻上がりに調子を上げてきた。

5回表。
千葉黎明は1番・藤江が三直。
2番・小林は内角スライダーで空振り三振。
3番・大堀が二塁強襲安打。二死1塁。
4番・島村は死球。二死1、2塁。
5番・川口も死球。二死満塁。
すっぽ抜けた訳ではないが、膝元に食い込んでしまった。
しかし6番・谷は外角速球で空振り三振。

5回裏。
横浜は9番・渡辺がスライダーで見逃し三振。
1番・石川は中前安打。一死1塁。
2番・遠藤が三ゴロ。二死2塁。
3番・戸張は二直。
藤江康太が抜ければ1点の当たりを好捕。
守備位置も含めてファインプレーだった。

6回表。
千葉黎明は代打・吉田大悟が一ゴロ。
8番・木内は中飛。
9番・境が中越えの二塁打。二死2塁。
1番・藤江は一ゴロで3アウト。

6回裏。
横浜は4番・村田がチェンジで見逃し三振。
5番・申は136キロの速球で空振り三振。
6番・藤平も高めの速球で空振り三振。
川口廉がノリノリの投球を見せる。

7回表。
千葉黎明は2番・小林が右飛。
3番・大堀は遊ゴロ。
4番・島村が死球で二死1塁。
千葉黎明は左打者がベース近くに立っていた。
藤平尚真は「一塁側」に球威のある速球が来る。
千葉黎明はそれを消す狙いがあったんだと思う。
藤平が臆せず込んでいたので、左打者の死球はこれで3つ目(笑)
5番・川口が二ゴロで3アウト。

7回裏。
横浜は代打・長南有航が中飛。
8番・徳田は二ゴロ失策で生きる。一死1塁。
9番・渡辺がバント成功。二死2塁。
1番・石川は四球。二死1、2塁。
2番・遠藤が遊ゴロで無得点。

8回表。
千葉黎明は6番・谷が三ゴロ。
7番・吉田は四球。一死1塁。
8番・木内は三ゴロで二封。二死1塁。
9番・境が内角速球で見逃し三振。

藤平尚真は回を経るごとに腕が下がって横振りになっていた。
腕を振り回す感じになり、ボールも浮き始めていた。
あと身体は大きな筋肉でなく小さな筋肉から消耗していく。
握る、引っ掛けるという部分が弱くなり、変化球の切れが落ちる。
球速はなお140前後が出ていても球筋、切れに違いが出ていた。
そういう「落ち」の幅の大きさはやはり未熟な高校生。
とはいえぎりぎりで抑えて味方の援護を待つ。

8回裏。
横浜は3番・戸張がセーフティ狙いの投ゴロ。
4番・村田が右中間をライナーで破る二塁打。一死2塁。
5番・申は右直。二死2塁。
6番・藤平が左中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<横浜 3−1 千葉黎明>
7番・向川原健人は中前タイムリー安打。二死1塁。
<横浜 4−1 千葉黎明>

千葉黎明はここで川口廉が降板。
この回に入ってガタッと落ちていた。
二番手投手に盒桐Σ陲魑用する。
盒兇錬廓生。163cm・59kgの左腕だ。
速球が121〜25キロ。
スライダーが101〜05キロ。

横浜は代打・角田康生が登場。
盒桐Σ陲3球目に暴投して二死2塁。
角田は左前タイムリー安打。中継が乱れる間に進塁して二死2塁。
<横浜 5−1 千葉黎明>
代打・万波中正は甘いスライダーを引っ張る。
左越えのタイムリー二塁打で二死2塁。
<横浜 6−1 千葉黎明>
万波は入学前から話題になっていた190cm・92kgの1年生。
父がアフリカ系で、オコエ瑠偉を彷彿とさせるアスリートだ。
「噂の1年生」の登場、活躍で場内が大いに沸く。

千葉黎明はここで高崎勇介が降板。
三番手投手に十和田圭介を起用する。
十和田は177cm・73kgの右上手投げ。
速球が120キロ台後半が出ていた。

横浜は1番・石川が四球。二死1、2塁。
2番・遠藤は中前タイムリー安打。二死1、2塁。
<横浜 7−1 千葉黎明>
3番・戸張の三ゴロは失策でファウルグラウンドを転々…。
二塁走者が生還した時点で7点差となりコールドゲームになる。

藤平尚真は8回1失点。8奪三振で見事な完投勝利。
千葉黎明も8回に力尽きたが立派な試合をした。

安打   020 111 00 5 四 失
千葉黎明┃010|000|00┃1 5 2
横浜  ┃200|000|06X┃8 2 2
安打   401 010 06

横浜:○藤平
千葉黎明:●川口、角田、十和田


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2016年05月21日

千葉県 東京情報×国際武道

今日はレイソル戦が15時キックオフ。
午前中に何かあるかな?と探してこの試合に辿り着いた。
千葉県大学野球連盟の最終節。
土曜の第1試合がQVC千葉マリンスタジアムの開催だった。
1日3カードで、第1試合は9時から。
3時間かかっても12時には終わる。

この連盟は中央学院大が勝ち点4で首位。
国際武道大、城西国際大が勝ち点3で追っている。
第1試合はその国際武道大と、東京情報大の対戦だ。

国際武道大はU-18日本代表の勝又翔貴、豊田寛が入学。
今日はスタメンに1年生が4名並んだ。
岩井美樹監督は大学日本代表の監督。
61歳にして大学野球史上最多の通算619勝を挙げている。
国際武道大は東海大と創設者が同じ。
松前重義氏が勝浦市長の誘致を受けたことから開設された。
念のため説明すると松前氏は柔道界でも大立者だった。
そんな縁もあり、東海大系列の高校が過去にも多数入部している。
加えて一昨年に原貢氏が亡くなった。
つまり東海大系列の野球を統括する「総帥」がこの世を去った。
そんな序列の変化で勝俣や豊田のような逸材を国際武道大に来ている。

東京情報大学
1番 遊 佐野尚輝  2年 右左 178/75 春日部共栄
2番 右 島仲飛尾輝 2年 右左 175/69 知念
3番 一 川崎洸雅  4年 右左 182/85 青森山田
4番 指 辻本日和  4年 右右 181/95 大商大堺
5番 捕 石井大和  4年 右左 175/83 拓大紅陵
6番 三 木村太一  3年 右左 170/70 千葉英和
7番 二 吉田春樹  2年 右左 174/66 習志野
8番 中 田場翔也  4年 右右 182/75 沖縄尚学
9番 左 塚本海舟  1年 右左 170/66 東北
   投 倉井知哉  2年 左左 180/75 春日部共栄

国際武道大学
1番 中 服部創太  3年 右右 179/73 東海大相模
2番 二 磯網栄登  1年 右右 179/64 東海大相模
3番 右 秋田千一郎 4年 左左 180/84 市岐阜商
4番 三 勝又翔貴  1年 右左 177/78 東海大菅生
5番 右 豊田寛   1年 右右 177/83 東海大相模
6番 指 篠原優太  4年 左左 172/80 作新学院
7番 一 三河聖央  1年 左左 183/75 横浜
8番 捕 筒井文也  3年 右右 175/68 東海大菅生
9番 遊 高上竜己  2年 右右 178/70 銚子商
   投 伊藤将司  2年 左左 177/82 横浜


1回表。先攻は東京情報大。
1番・佐野が一ゴロ。
2番・島仲は左前安打。一死1塁。
3番・川崎が一ゴロ。二死2塁。
三河聖央が一二塁間の難しい当たりを好捕した。
4番・辻本は投ゴロで無得点。

国際武道大の先発は伊藤将司。
左の技巧派である。
名門・横浜高で仕込まれ、2年夏は松井裕樹に投げ勝った。
凄味は無いけれど完成度の高い、実戦的な左腕である。
開きが小さくて、出所の見難いフォーム。
横浜高OBらしく牽制やフィールディングも高レベルだ。
今日の球速は速球が133〜39キロ。
変化球はチェンジ系が124〜29キロ。
カーブ、スライダーが108〜18キロ。

1回裏。後攻は国際武道大。
1番・服部が二ゴロ。
2番・磯網は四球。一死1塁。
3番・秋田も四球。一死1、2塁。
4番・勝俣もやっぱり四球で一死満塁。
5番・豊田は右越えのタイムリー二塁打。一死2、3塁。
<国際武道大 2−0 東京情報大>
6番・篠原も四球で一死満塁。
7番・三河が左犠飛。二死1、2塁。
<国際武道大 3−0 東京情報大>
8番・筒井文は遊ゴロで攻撃終了。

東京情報大の先発は倉井知哉。
背中を反って、反動を活かして斜めに叩きつけてくる。
ただ少し力みがあって、制球が大きく乱れていた。
球速は速球は129〜37キロ。
変化球はフォーク、ツーシーム系が122〜25キロ。
スライダーが106〜16キロ。
カーブが100キロ前後。

2回表。
東京情報は4番・石井が外角速球で空振り三振。
5番・木村太も速球で空振り三振。
6番・吉田春が二ゴロで三者凡退。

2回裏。
国際武道は9番・高上が四球。無死1塁。
1番・服部は右前安打。無死1、2塁。
2番・磯網が一前にバント。野選で無死満塁。
3番・秋田は押し出しの四球。無死満塁。
<国際武道大 4−0 東京情報大>
4番・勝俣がスライダーで空振り三振。一死満塁。

東京情報はここで倉井知哉が降板。
二番手投手に川喜多克弥を起用する。
川喜多は船橋芝山高出身の4年生。
181cm・80kgの右横手投げである。
球速は速球、シュートが127〜37キロ。
変化球はスライダーが117〜28キロ。
シンカー、チェンジ系が114〜21キロ。
他にカーブがあった。

国際武道は5番・豊田がシンカーで空振り三振。二死満塁。
6番・篠原は押し出しの四球で二死満塁。
<国際武道大 5−0 東京情報大>
7番・三河が二ゴロで攻撃終了。

3回表。
東京情報は8番・田場がチェンジで空振り三振。
9番・塚本はスライダーで空振り三振。
1番・佐野が四球。二死1塁。
しかし佐野は次打者のカウント0−1から牽制死。

3回裏。
国際武道は8番・筒井文が四球。無死1塁。
筒井文は次打者の初球に二盗成功。無死2塁。
9番・高上は二直。一死2塁。
1番・服部が中飛。タッチアップで二死3塁。
2番・磯網は左飛で無得点。

4回表。
東京情報は2番・島仲が中前安打。無死1塁。
3番・川崎は二ゴロ失策で生きる。無死1、2塁。
磯網栄登が併殺を焦って落球してしまった。
4番・辻本が外角速球で空振り三振。一死1、2塁。
5番・石井は一ゴロ。二死2、3塁。
6番・木村太が一邪飛で無得点。

4回裏。
国際武道は3番・秋田が左前安打。無死1塁。
4番・勝俣が左直。一死1塁。
凡退はしたけれど、いい流し打ちだった。
5番・豊田寛が二ゴロ併殺で3アウト。

5回表。
東京情報は7番・吉田春が投ゴロ。
8番・田場は中前安打。一死1塁。
9番・塚本が三ゴロ。二死1塁。
勝俣翔貴が三塁線に抜けそうな強い当たりを好捕して二封。
1番・佐野は死球。二死1、2塁。
2番・島仲が二ゴロで無得点。

5回裏。
国際武道は6番・篠原がシュートで空振り三振。
7番・三河は二ゴロ。
8番・筒井文が中前安打。二死1塁。
9番・高上は捕邪飛で3アウト。

6回表。
東京情報は3番・川崎が左飛。
4番・辻本は高め速球で空振り三振。
5番・石井も速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
国際武道は1番・服部が空振り三振。
2番・磯網は遊前安打。一死1塁。
3番・秋田の2球目に磯網はスタート。
エンドランだったが秋田は空振り。二盗も失敗して二死無走者。
秋田は右飛で3アウト。

7回表。
東京情報は6番・木村太が遊ゴロ。
7番・吉田春は一ゴロ。
8番・田場が三ゴロで三者凡退。

7回裏。
国際武道は4番・勝俣が二ゴロ。
5番・豊田は四球。一死1塁。
豊田は次打者の2球目に二盗成功。一死2塁。
代打・結繩敦士も四球。一死1、2塁。
7番・三河が右前タイムリー安打。一死1、2塁。
<国際武道大 6−0 東京情報大>
千葉県連盟は高校野球と同じく「7回7点差」でコールド。
あと1点で試合終了である。
代打・石渡大成は四球で一死満塁。

東京情報大はここで川喜多克弥が降板。
三番手投手に高城尚斗を起用する。
高城は鶴岡東高出身の4年生。
168cm・70kgの右上手投げである。

国際武道は代打・井上幸司が初球を強振。
当たりは右中間を破って、三塁走者が生還した時点で7点差。
記録はシングルヒットかな?
<国際武道大 7−0 東京情報大>

国際武道大が完勝。
中央学院大の敗戦という「他力」は必須だが、優勝に望みをつないだ。
伊藤将司は被安打3、四死球3、7奪三振の完封勝利だった。
東京情報大の投手陣は合計与四球が12個。
これでは試合になりません。

安打   100 110 0 3 四 失
東京情報┃000|000|0┃0 2 1
国際武道┃320|000|2X┃7 11 1
安打   110 111 1 6
国際武道:○伊藤
東京情報:●倉井、川喜多


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2016年05月20日

東京新大学 東京国際×共栄

本日は大田スタジアム。
東京新大学野球連盟の春季リーグ最終週だ。
この時期は都市対抗予選等もあり、球場が空いていない。
それで金曜開催になったんだと思う。

大田スタジアムは大森からバスも出ている良い球場だ。
施設も新しいし、スピードガンも設置されている。
何よりここは売店・伊勢屋のオニギリが美味しい。
やや硬めに炊いたホカホカご飯を、その場で握って塩を振って提供する。
サイズはコンビニの3、4倍ありそう。
県営大宮球場のカレーに並ぶ、
首都圏最高レベルの「ボールパークグルメ」である!

第2試合は東京国際大と共栄大の対戦。
勝ち点4同士の「勝ったら優勝」というカードになった。
しかしスカウトさんは第1試合の途中から徐々に減り始め…。
第2試合はもうほとんどいなかったはず。
第1試合はMLBのスカウトらしい方もいたんです。
投げない可能性が高いと知っていても、
それでも田中正義を目当てで足を運んでいたのかな?

東京国際大は1部優勝が11年春季だけ。
ただその直後の大学選手権で全国4強に輝いた。
ここを強くしたのは08年に監督となった古葉竹識氏である。
ただ古葉さんももう80歳。
今季から古葉氏が総監督に退き、山中潔監督が就任した。
プロ5球団を渡り歩き、コーチとしても実績を残した方である。

共栄大は優勝回数ゼロ。
プロ野球選手も出していないはず。
系列の春日部共栄高は有名だが、大学は全く無名。
それが今季は創価、流経を連破するという快進撃だ。

東京国際大学
1番 指 巻島大宙  4年 右右 174/76 国士館
2番 二 三宝楓太  4年 右右 165/58 PL学園
3番 右 千葉翔太  4年 右左 177/72 錦城学園
4番 三 鈴木邑基  4年 右左 174/74 立花学園
5番 一 宇治尚貴  4年 右右 180/95 履正社
6番 遊 今井常仁  4年 右右 172/67 おかやま山陽
7番 捕 柴田紘佑  1年 右右 178/82 八王子
8番 中 鈴木雄磨  2年 右右 173/68 東北
9番 左 松田真弥  2年 右左 175/71 相洋
   投 上賢志郎  4年 右右 183/83 市立和歌山

共栄大学
1番 一 長谷川亮太 3年 右右 180/75 武南
2番 二 平野裕貴  4年 右左 165/59 八千代松陰
3番 遊 伊藤ヴィットル
          3年 右左 178/72 本庄第一
4番 指 三好智泰  4年 右左 175/75 成立学園
5番 三 鈴木琢磨  4年 右左 174/72 浦和実業
6番 左 青木隆一郎 4年 右右 178/80 春日部共栄
7番 中 和久津智広 3年 右右 168/71 浦和実業
8番 捕 上野拓馬  3年 右右 172/66 昌平
9番 右 木暮龍生  4年 右左 173/63 樹徳
   投 清水蓮   1年 右右 175/70 樹徳


1回表。先攻は東京国際大。
1番・巻島が三ゴロ。
2番・三宝は遊ゴロ。
伊藤ヴィットルが深い位置から強肩で刺した。
彼はブラジルのヤクルトアカデミー出身。
スローイングが素晴らしかったですね。
3番・千葉が四球。二死1塁。
4番・鈴木は一ゴロで3アウト。

共栄大の先発は清水蓮。
右上手の技巧派である。
コンパクトなフォームだけど球持ちがいい。
テイクバックは小さいけれど、リリースの瞬間に伸びていた。
球速は速球、シュートが129〜40キロ。
変化球はフォークが118〜26キロ。
スライダーが110〜21キロ。
シンカー、パーム系が107〜13キロ。
カーブが93〜103キロ。
変化球が多彩で、しかもそれぞれ質が高い。
しかもしっかり軌道を操っていた。
内外角のぎりぎりを突く制球力もある。
捕手の構えを見てもかなり際どいところを狙ってた。
見ていて楽しい技巧派だったし、1年生でこれはちょっと楽しみ。
今季は既に3勝を挙げているらしい。

1回裏。後攻は共栄大。
1番・長谷川がチェンジで空振り三振。
2番・平野は二ゴロ。
アウトにはなったが素晴らしい俊足だった。
3番・伊藤は三邪飛で三者凡退。

東京国際大の先発は上賢志郎。
右上手のパワーピッチャーである。
今日の球速は速球が131〜37キロ。
球速表示は平凡だし、切れもなさそう。
ただ低い球筋にドーンと重い感じのボールが入ってくる。
言葉で表現しにくい、独特の球筋でしたね。
変化球はフォークが118〜25キロ。
もしかしてこの速度帯でスライダーがあったかも。
ただ基本は速球、フォークの二本立てだ。
他にカーブが108〜11キロ。

2回表。
東京国際は5番・宇治がチェンジで空振り三振。
6番・今井はシンカーで空振り三振。
7番・柴田紘が左前安打。二死1塁。
8番・鈴木雄はシュートで見逃し三振。

2回裏。
共栄は4番・三好が捕邪飛。
5番・鈴木は三飛。
6番・青木が四球を選ぶ。二死1塁。
青木は次打者のカウント1−2から牽制悪送球で進塁。二死2塁。
7番・和久津は内角速球で空振り三振。3アウト。

3回表。
東京国際は9番・松田がスライダーで空振り三振。
1番・巻島は速球で空振り三振。
2番・三宝が遊ゴロで三者凡退。

3回裏。
共栄は8番・上野が中前安打。無死1塁。
9番・木暮は右直。一死2塁。
1番・長谷川がフォークで空振り三振。二死2塁。
2番・平野は二ゴロで3アウト。

4回表。
東京国際は3番・千葉が一ゴロ。
4番・鈴木邑も一ゴロ。
5番・宇治は右飛で三者凡退。

4回裏。
共栄は3番・伊藤がライトフェンス直撃の二塁打。無死2塁。
4番・三好は中飛。一死2塁。
5番・鈴木が一塁線を高いバウンドで抜けるタイムリー二塁打。一死2塁。
<共栄大 1−0 東京国際大>
6番・青木は三ゴロ。二死3塁。
7番・和久津が遊直で攻撃終了。

5回表。
東京国際は6番・今井が右飛。
7番・柴田紘は一ゴロ。
8番・鈴木雄が中前安打。二死1塁。
9番・松田は捕前?内野安打。二死1、2塁。
しかし1番・巻島が左飛で無得点。

5回裏。
共栄は8番・上野がフォークで見逃し三振。
9番・木暮は四球。一死1塁。
木暮が次打者の2球目に二盗成功。一死2塁。
1番・長谷川も四球で一死1、2塁。
2番・平野がバント成功。二死2、3塁。
3番・伊藤は右飛で無得点。

6回表。
東京国際は2番・三宝が右飛。
3番・千葉は左前安打。一死1塁。
4番・鈴木邑が遊ゴロ併殺で3アウト。

6回裏。
共栄は4番・三好が一ゴロ。
5番・鈴木は二ゴロ。
6番・青木は三ゴロで三者凡退。

7回表。
東京国際は5番・宇治がストレートの四球で出塁。無死1塁。
6番・今井はバント成功。一死2塁。
7番・柴田紘が中前安打。一死1、2塁。
二塁走者が遊直を想定して慌てて帰塁。
バランスを崩して走り直しができなかった。
8番・鈴木雄は投前のバント。
清水蓮がバランスを崩して送球できず、記録は投前安打。一死満塁。
9番・松田は左犠飛。二死1、2塁。
<東京国際大 1−1 共栄大>
1番・巻島のカウント2−2から清水蓮が二塁に牽制悪送球。二死1、3塁。
巻島は左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<東京国際大 2−1 共栄大>
2番・三宝がスライダーで空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
共栄は7番・和久津が左前安打。無死1塁。
8番・上野はバント成功。一死2塁。
9番・木暮が右前安打。一死1、3塁。
1番・長谷川は遊飛。二死1、3塁。
2番・平野の初球に上賢志郎が暴投。二死2、3塁。
平野は3−1から右中間を破るタイムリー三塁打!
<共栄大 3−2 東京国際大>
3番・伊藤はセーフティ狙いの投ゴロ。攻撃終了。

8回表。
東京国際は3番・千葉が遊ゴロ。
伊藤ヴィットルのスナップスローが良かった。
4番・鈴木邑は遊飛。
5番・宇治が左前安打。二死1塁。
6番・今井はスライダーで空振り三振。3アウト。

8回裏。
共栄は4番・三好が遊飛。
5番・鈴木は一ゴロ。
6番・青木も一ゴロで三者凡退。

9回表。
東京国際は7番・柴田紘が左飛。
8番・鈴木雄が三ゴロ失策で生きる。一死1塁。
9番・松田は二ゴロ。二死2塁。
1番・巻島が死球。二死1、2塁。

共栄はここで清水蓮が降板。
二番手投手に石井一斗士を起用する。
石井は西邑楽高出身の4年生。
178cm・76kgの右上手投げである。
球速は速球が137〜42キロ。
伸びのある速球を全力で高めに投げ込んでいた。
東京国際は2番・三宝が右邪飛で3アウト。

ここで試合終了。
逆転、また逆転のシーソーゲームは共栄に凱歌。
清水蓮の好投で東京国際に先勝し、優勝まであと1勝とした。
共栄大、強かったです…。

安打   010 021 310 8 四 失
東京国際┃000|000|200┃2 3 1
共栄  ┃000|100|20×┃3 3 2
安打   001 200 300 6

共栄:○清水、石井
東京国際:●上


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東京新大学 創価×流通経済

この時期は平日にもアマチュア野球の試合が色々ある。
自分も大学、高校の春季大会、都市対抗の二次予選を見ていきます。
ただ首都圏は球場のやり繰りが大変。
いくつかの連盟は平日に押し出された。
東京新大学の最終週1回戦も金曜日開催。
第1試合は創価大と流通経済大のカードだ。

これが優勝決定戦になると誰もが想定していたはず。
創価は通算42回、流経は通算29回の優勝歴を持っているからだ。
流経は昨春の全国大学選手権で準優勝にも輝いている。
スペインリーグに例えたらレアルとバルサですよね。
加えてそれぞれ田中正義、生田目翼というドラ1候補の右腕を擁している。
しかし二人とも肩を痛めていて、今季は登板を回避。
創価大に至っては開幕から4連敗…。
既に両校は優勝の可能性が消えている。
とはいえ人材はいる両校。最終週の意地に期待しよう。

流通経済大学
1番 三 折橋駿   3年 右左 170/64 流経大柏
2番 二 本間寛章  4年 右左 173/70 聖光学院
3番 中 大崎健吾  4年 左左 171/65 常総学院
4番 指 芝田亜門  1年 右左 174/74 滋賀学園
5番 右 出雲健祐  3年 右右 173/70 流経大柏
6番 左 橋川亮介  2年 右左 182/80 鳴門
7番 一 笹田仁   4年 右右 185/79 高松商業
8番 捕 串畑壱誠  3年 右右 178/70 広陵
9番 遊 荒井秋星  1年 右右 173/66 大宮東
   投 川崎勇太  4年 右右 170/65 熊谷商業

創価大学
1番 中 高正則   1年 右左 170/74 関西創価
2番 左 松村誠矢  2年 右左 179/67 日本航空
3番 指 宮武聖   3年 右右 170/65 尽誠学園
4番 右 村上航希  1年 右左 189/89 石見智翠館
5番 二 伊東嵩基  4年 右左 178/77 東大阪大柏原
6番 捕 賀部秀平  4年 右左 177/75 石見智翠館
7番 遊 西田和生  3年 右右 180/78 石見智翠館
8番 一 野口恵一郎 4年 右左 180/82 創価
9番 三 下小牧淳也 1年 右右 173/71 日大三
   投 池田隆英  4年 右右 180/82 創価


1回表。先攻は流通経済大。
1番・折橋が中飛。
2番・本間は三邪飛。
3番・大崎が四球。二死1塁。
4番・芝田は遊ゴロ失策で生きる。二死1、2塁。
5番・出雲がチェンジで空振り三振。3アウト。

創価の先発は池田隆英。
右上手の本格派である。
田中正義は別格だが、彼もプロ注の好投手。
高校時代は田中でなく池田が創価高のエースだった。
今日もスーツ姿の日焼けした男性たちがスピードガンを構えていました。
外国人の男性もメモを取っていましたね。
彼は腰回り、太ももがよく鍛えらえてパワフル。
軽く投げても140キロ超の数字が出る。
エンジンの大きさに限ればプロに近いレベルだろう。
ただあまり粘り、しなやかさを感じるタイプではない。
立ち上がりはリリースが一定せず、制球も散っていた。
今日の球速は速球が136〜48キロ。
ちょっと抜いて投げた方が切れも出るし、制球も付いていた。
140キロ前後で「おっ」というボールがありましたね。
変化球はスライダー、チェンジが124〜33キロ。
カーブが107〜11キロ。

1回裏。後攻は創価大。
1番・高が左飛。
2番・松村は三邪飛。
3番・宮武が三ゴロで三者凡退。

流通経済大の先発は川崎勇太。
右サイドハンドの技巧派である。
速球、シュートが122〜33キロ。
球速は遅いけれど「体感」の勢いを感じた。
変化球はスライダーが113〜22キロ。
この速度帯でチェンジがあったかも。
カーブが86〜100キロ。
そもそもカーブでなかったかもしれません。
球筋がちょっと独特でしたね。
潮崎哲也のシンカーのように浮かんで沈む軌道だった。
緩急を上手く使うし、スライダーも鋭い。
カーブの使用比率も全体の2〜3割あったと思う。
見ていて楽しいタイプだった。

2回表。
流経は6番・橋川が遊前安打。無死1塁。
7番・笹田は145キロの速球で空振り三振。一死1塁。
8番・串畑が左飛。二死1塁。
9番・荒井は外角速球で見逃し三振。3アウト。

2回裏。
創価は4番・村上が二ゴロ。
5番・伊東はライトに深々と運ぶソロ本塁打。
<創価大 1−0 流通経済大>
6番・賀部は右飛。
7番・西田が遊ゴロで攻撃終了。

3回表。
流経は1番・折橋が内角速球で空振り三振。
2番・本間はチェンジで見逃し三振。
3番・大崎が四球。二死1塁。
4番・芝田の初球に池田隆英が暴投。二死2塁。
芝田は右飛で3アウト。

3回裏。
創価は8番・野口がスライダーで空振り三振。
9番・下小牧もスライダーで空振り三振。
1番・高は二直で三者凡退。

4回表。
流経は5番・出雲が投ゴロ。
背中越しに抜けるかと思われたセンター返し。
池田隆英がバックハンドで捕球して場内がどよめく(笑)
6番・橋川は二ゴロ。
7番・笹田がチェンジで空振り三振。三者凡退。

4回裏。
創価は2番・松村が四球。無死1塁。
3番・宮武はバント成功。一死2塁。
6番・村上が遊飛落球で打者が生きる。一死1、2塁。
5番・伊東は左飛で二死1、2塁。
6番・賀部が二ゴロで無得点。

5回表。
流経は8番・串畑が左前安打。無死1塁。
9番・荒井がバント成功。一死2塁。
1番・折橋はチェンジで空振り三振。二死2塁。
2番・本間もチェンジで空振り三振。3アウト。

5回裏。
創価は7番・西田がシュートで見逃し三振。
8番・野口は左前安打。一死1塁。
9番・下小牧が中飛。二死1塁。
1番・高は二ゴロで3アウト。

6回表。
流経は3番・大崎が遊ゴロ。
4番・芝田はチェンジで見逃し三振。
5番・出雲が速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
創価は2番・松村がセーフティ狙いの捕ゴロ。
3番・宮武は三ゴロ。
4番・村上が四球。二死1塁。
5番・伊東は一塁強襲の二ゴロで3アウト。

7回表。
流経は6番・橋川が速球で見逃し三振。
7番・笹田は二ゴロ。
8番・串畑が左前安打。二死1塁。
9番・荒井は左前安打。二死1、2塁。
1番・折橋が三邪飛で無得点。

7回裏。
創価は6番・賀部が中前安打。無死1塁。
7番・西田はバントで送る。一死2塁。
8番・野口が遊ゴロ。二死2塁。
9番・下小牧は右飛で3アウト。

8回表。
流経は代打・伊藤開が右前安打。無死1塁。
3番・大崎も右前安打。無死1、3塁。
大崎は次打者の2球目に二盗成功。無死2、3塁。
4番・芝田が中犠飛。一死2塁。
<流通経済大 1−1 創価大>
代打・佐保田龍徳は中飛。二死2塁。
代打・角田祥悟が左飛で攻撃終了。

8回裏。
創価は1番・高のカウント2−2。
ここまで好投を続けていた川崎勇太が治療で急遽降板する。
マメが潰れたのだろうか?
流経大の二番手投手として杉浦彰悟が出てきた。
杉浦は流経大柏高出身の2年生。
180cm・72kgの右上手投げである。
まだ細身だが腕がしなってバネもある。
見栄えのする本格派でした。
今日の球速は速球が135〜40キロ。
変化球はスライダーが120キロ前後。
カーブが110キロ弱。
彼は何が良いって度胸が良かった。
一番シビアな場面で、一番いいボールが来る。

創価は1番・高が138キロの速球で空振り三振。
2番・松村は投ゴロ。
3番・宮武が左越え二塁打。二死2塁。
4番・村上は二ゴロで3アウト。

9回表。
流経は7番・笹田が左飛。
8番・串畑は中直。
9番・荒井が中前安打。二死1塁。
荒井は次打者の4球目に二盗失敗。3アウト。

9回裏。
創価は5番・伊東が中前安打。無死1塁。
6番・賀部はバント成功。
捕手からの送球が少し逸れ、一塁手の足がベースから離れる。無死1、2塁。
7番・西田がバント。
西田の動きが捕手と被り、守備妨害で打者アウト。
走者はそれぞれの塁に戻され、一死1、2塁。
8番・野口は速球で見逃し三振。二死1、2塁。
9番・下小牧が四球を選ぶ。二死満塁。
1番・高は3−2から140キロの速球で空振り三振!

東京新大学連盟は9回終了時点で同点だとタイブレーク。
細かい説明は割愛するけれど、それぞれの攻撃が一死満塁から。
任意の打順から開始できるという制度だ。
両チームとも投手の交代は無かった。

10回表。
流経の攻撃は3番・大崎から。
大崎は外角低め146キロで見逃し三振。
4番・芝田が二ゴロで無得点。

10回裏。
創価の攻撃は1番・高から。
高は初球、三遊間を破る左前タイムリー安打。
<創価大 2−1 流通経済大>

10回裏の攻撃は一瞬で終了。
創価大が苦しみつつサヨナラ勝ちし、流経大に先勝している。
池田隆英は11奪三振かな?
やや荒れ気味だったが、要所をしっかり締めてていた。

安打   010 010 221 0 7 失
流通経済┃000|000|010|0┃0 2
創価  ┃010|000|000|1X┃2 1
安打   010 010 111 1 6

創価:○池田
流通経済:川崎、●杉浦


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2016年05月18日

東都2部 立正×国士舘 1回戦

東都2部にどうしても見たい投手が二人いた。
一人は立正大の黒木優太。もう一人は国士舘の椎野新。
特に黒木はMAX153キロのドラフト1位候補だ。
二人を見られそうなタイミングをずっと探っていた。
4月12日の小野路に行ければベストだったけれど、
柏と町田の2クラブ持ちだったから時間空かず。
5月3日は町田の試合と被り、10日の小野路は両校が登場せず。
17日の大和は雨で順延となり、ようやくこの日を迎えた。

立正大は既に勝ち点「3」を確保。
しかし第5週は勝てば優勝決定の青学戦に敗れた。
2回戦は「あと5アウト」から逆転負け。
続く3回戦も敗れて自力優勝の目が消えた。
一方で今日の第1試合で青学が拓殖に敗れている。
青学が勝ち点を落とせば、逆転優勝もあり得る。
ただし本日の先発は黒木優太でなく堀誠。
青学3回戦に登板しない時点で状態が良くないことは察していた。
ただ2週後にも出てこないとは…。おそらくどこか痛めているのだろう。

国士舘大はここまで4カードすべて落として勝ち点0。
立正大戦を落とせば最下位が決まる。
そういえばサッカー部も最下位だし…。
地元・鶴川の最高学府だから頑張って欲しい!

立正大学
1番 左 鹿沼柊汰  4年 右左 173/70 前橋商
2番 二 河津和也  3年 右右 170/68 日大三
3番 右 皆川仁   4年 右左 178/78 学法石川
4番 指 伊藤大貴  4年 右右 183/85 日大三
5番 一 伊藤裕季也 2年 右右 181/86 日大三
6番 中 中村要   4年 右左 171/72 早鞆
7番 遊 川瀬尚秀  4年 右右 181/76 北海道栄
8番 捕 小畑尋規  3年 右右 179/79 北照
9番 三 吉江将一  4年 右左 173/75 関東一
   投 堀誠    4年 右右 186/75 日本航空

国士舘大学
1番 中 睇瑛斗  1年 右左 177/72 東海大甲府
2番 左 菅彰太   2年 右右 171/68 帝京第五
3番 三 多田友哉  2年 右左 170/70 花咲徳栄
4番 一 萩原聖翔  2年 右右 174/79 日南学園
5番 指 水上拳希  1年 右左 184/88 甲府商
6番 二 丸山雅史  3年 右右 172/68 星稜
7番 右 鉾田光   3年 左左 170/70 金沢
8番 捕 弓削田智輝 2年 右右 170/70 成田
9番 遊 伊藤将大  1年 右左 166/65 いなべ総合
   投 椎野新   3年 右右 194/85 村上桜ヶ丘


1回表。先攻は立正大。
1番・鹿沼が遊ゴロ。
2番・河津は三ゴロ。
3番・皆川がスライダーで空振り三振。三者凡退。

国士舘の先発は椎野新。
長身の右スリークォーターである。
足の運び、重心移動は真っ直ぐだが、接地後に上半身を横に捻じる。
力感は無いけどしっかり腰が落ちて、下半身の送りや上半身の回旋もスムーズだ。
横の角度があり、ボールに回転をかける巧さもある。
長身投手は足の畳み方が難しいけど彼は大丈夫でしたね。
球速は速球が130〜39キロ。
体感はこの数字以上に速いし、切れもある球質だ。
縦横のスライダーが109〜22キロ。
チェンジアップが120キロ台前半。
ただこれも縦スラだったかもしれない。

1回裏。後攻は国士館大。
1番・睇瑤四球。無死1塁。
2番・菅はバント成功。一死2塁。
3番・多田がチェンジで見逃し三振。二死2塁。
4番・萩原はスライダーで空振り三振。

立正の先発は堀誠。
伸びやかで球持ちのいいフォームが彼の強みだ。
球速は速球、ツーシーム系が128〜40キロ。
基本は速球、動く速球でほぼすべて組み立てる。
スライダーは投げていなかったと思う。
カーブが100キロ台。
彼は青学戦の好投も見たので細かい説明は割愛します。

2回表。
立正は4番・伊藤大が右飛。
5番・伊藤裕は左前安打。一死1塁。
6番・中村が二ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
国士舘は5番・水上拳が右前安打。無死1塁。
6番・丸山はバントで送る。一死2塁。
7番・鉾田が左飛。二死2塁。
8番・弓削田は速球で見逃し三振。

3回表。
立正は7番・川瀬が二ゴロ。
8番・小畑は三ゴロ。
9番・吉村が四球。二死1塁。
しかし吉村は次打者の4球目に二盗失敗。

3回裏。
国士舘は9番・伊藤が速球で空振り三振。
1番・睇瑤詫轡乾蹇
2番・菅が右直で三者凡退。

4回表。
立正は1番・鹿沼が遊ゴロ。
2番・河津も遊ゴロ。
3番・皆川が右前安打。二死1塁。
4番・伊藤大はスライダーで空振り三振。

4回裏。
国士舘は3番・多田が速球で空振り三振。
4番・荻原は一邪飛。
5番・水上拳が三飛で三者凡退。

5回表。
立正は5番・伊藤裕が投ゴロ。
6番・中村は外角速球で見逃し三振。
7番・川瀬が三ゴロで三者凡退。

5回裏。
国士舘は6番・丸山が左飛。
7番・鉾田も左飛。
8番・弓削田は右飛で三者凡退。

6回表。
立正は8番・小畑が左前安打。無死1塁。
9番・吉江はバント失敗。捕ゴロで一死1塁。
1番・鹿沼が左前安打。一死1、2塁。
2番・河津は内角速球で空振り三振。二死1、2塁。
3番・皆川が四球。二死満塁。
しかし4番・伊藤大が外角スライダーで空振り三振。

6回裏。
国士舘は9番・伊藤が中前安打。無死1塁。
1番・睇瑤魯丱鵐叛功。一死2塁。
2番・菅が外角速球で空振り三振。二死2塁。
3番・多田は右中間への飛球。
ライトが落下点に入っていたがグラブに当てて落とす。
二塁走者が生還して二死2塁。
<国士舘大 1−0 立正大>
立正大が勿体ないミスから先制点を許した。
4番・萩原は右飛でしっかり捕球。攻撃終了。

7回表。
立正は5番・伊藤裕が右飛。
6番・中村は右飛。
7番・川瀬が遊ゴロで三者凡退。

7回裏。
国士舘は5番・水上拳が中飛。
6番・丸山が一邪飛。
7番・鉾田は左前安打。二死2塁。
しかし鉾田は二盗失敗。3アウト。

8回表。
立正は8番・小畑が中直。
9番・吉江はセーフティバントで一前安打。一死1塁。
1番・鹿沼が遊ゴロで二封のみ。二死1塁。
代打・三好大輝は三飛で攻撃終了。

8回裏。
国士舘は8番・弓削田が右前安打。無死1塁。
9番・伊藤は二ゴロで二封のみ。一死1塁。
1番・睇瑤三ゴロ。二死2塁。

ここで立正は堀誠が降板。
二番手投手に神戸文也を起用する。
神戸は前橋育英高出身の4年生。
182cm・75kgの右上手投げである。
短いイニングなのでフルパワーで投げていた。
小さなテイクバックから想像以上のボールが来る。
リリースの瞬間に上に引っ張られるようなイメージだ。
背筋が強いんだろうな…と思った。
球速は速球が133〜46キロ。
スライダー、フォークの縦変化が127〜33キロ。
基本は速球でぐいぐい押してくるタイプである。
国士舘は代打・山口慶が145キロで空振り三振。

9回表。
立正は3番・皆川が捕邪飛。
4番・伊藤大はスライダーで空振り三振。
5番・伊藤裕が2−2から中越えフェンス直撃の三塁打。二死3塁。
あと数十センチでスタンドインという大飛球だった。
代打・木下朗は死球。二死1、3塁。
代打・中島健寿の3−1から一塁走者が二盗成功。二死2、3塁。
中島はフルカウントから左前タイムリー安打。二死1、3塁。
<立正大 1−1 国士舘大>

国士舘はここで椎野新が降板。
二番手投手に森田真基を起用する。
森田は拓大紅陵高出身の4年生。
187cm・90kgの右スリークォーターである。
身体を折って起こして投げる変則フォームだった。
球速は速球が129〜36キロ。
変化球はシュートが120キロ台前半。
スライダーが110〜12キロ。

立正は8番・小畑がレフト線を破るタイムリー二塁打。二死2、3塁。
<立正大 2−1 国士舘大>
9番・吉江も右中間に運ぶタイムリー二塁打。二死2塁。
<立正大 4−1 国士舘大>
吉江は次打者の初球に三盗成功。
セーフティーバントの構えに三塁手が反応してベースががら空きに。
1番・鹿沼は遊飛で攻撃終了。
立正大が二死無走者から一挙4点!

9回裏。
国士舘は代打・興梠将太が遊ゴロ。
4番・萩原は中前安打。一死1塁。
5番・水上拳が一ゴロ。二死2塁。
6番・丸山は左前安打。二死1、3塁。
7番・鉾田が遊ゴロで試合終了。

このまま試合終了。
立正大が9回二死無走者からの逆転勝ちで先勝している。

安打  010 102 014 9 四 失  
立正 ┃000|000|004┃4 3 1
国士館┃000|001|000┃1 1 0
安打  010 001 112  
国士館:●椎野、森田
立正:堀、○神戸

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 19:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

2016年05月14日

関東1部 国士舘×日体大

本日は保土ヶ谷サッカー場で大学サッカー観戦。
第2試合は国士舘と日体大の対戦です。
昨年の国士舘は5位に入り、インカレも全国2位。
しかし今年は1勝1分け4敗で最下位に沈んでいる。
日体大は2部を圧倒的な強さで制して1部復帰。
しかしこちらも今季は1勝1分け4敗で11位。
得失点差でわずかに国士舘の上にいる。
メンバー的には相応に魅力的な両チーム。
関東1部がそれだけ過酷なリーグということだろう。

国士舘は松本孝平が昨年の得点王。
一般入試、消防士志望からの出世譚は今や有名である。
Jクラブからマークされる存在だ。
日体大のンドカ・ボニフェイスとのバトルがみたいな…。
と思ったがンドカは戦列から離れているとのこと。

国士舘大学
GK  1 奥津亮哉  4年 177/70 日本航空
DF 33 飯野七聖  2年 172/63 新潟Y
   15 吉田健   3年 178/71 静岡学園
    4 附木雄也  4年 185/74 八千代
    2 八木沢丸位 4年 168/62 日大藤沢
MF 12 本間達耶  3年 169/60 遠野
    5 清水和哉  4年 173/67 正智深谷
   19 諸岡裕人  2年 169/64 正智深谷
    9 林祥太   4年 175/65 久御山
FW 23 信末悠汰  2年 164/62 清水桜が丘
   10 松本孝平  4年 186/85 藤沢清流

−−−−松本−−−−信末−−−−
−−-林-−−−−−−−−本間−−
−−−−−諸岡−−清水−−−−−
−八木沢−-附木−-吉田−−飯野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−奥津−−−−−−−

日本体育大学
GK 21 福井光輝  3年 184/78 湘南工科大附
DF  3 福田圭佑  3年 171/62 横浜FM・Y
   13 吉原大   2年 178/68 浦和Y
   16 李光    3年 176/70 滝川二
    2 高野遼   4年 172/70 横浜FM・Y
MF  7 川戸大樹  4年 168/65 ヴィッセル神戸Y
    6 小泉将来  4年 164/58 FC東京U-18
    8 大石奨悟  4年 170/65 東海大五
   10 高井和馬  4年 176/74 千葉SC・Y
FW 17 平川元樹  2年 186/81 コンサドーレ札幌Y
   18 関戸裕希  2年 166/64 前橋育英

−−−−関戸−−−−平川−−−−
−−高井−−−−−−−−川戸−−
−−−−−大石−−小泉−−−−−
−高野−−-李-−−吉原−−福田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−福井−−−−−−−


11分、日体大は高野遼が関戸裕希と左サイドでワンツー。
高野は完全にSBの裏を取り、一気に抜け出す。
自ら打つこともできたが、グラウンダーでファーに折り返した。
平川元樹がボレーを合わせて…と思ったらオフサイド。

19分、日体大は高野遼が一気に右へサイドチェンジ。
場内がどよめくようなピンポイントの強烈ライナーだった。
福田圭佑が右大外を抜け出してクロス。
川戸大樹はエリア内からフリーでボレーを狙う。
かなり決定的だったが国士舘DFが枠内ブロック。

高野遼はマリノスの強化指定で、既に試合にも出ている。
自信が芽生えたのか、今日の前半はプレーに思い切りがあった。
一瞬の加速でぶっちぎったり、ワンツーで裏を取ったり。
あと彼の最大の持ち味は左足の一振り。
クロス、サイドチェンジと違いを見せていた。
Jで普通にやる子が大学へ来るとこうなるんだな…という印象である。

41分、日体大は高井和馬がドリブルで運んで縦に当てる。
関戸裕希は戻さず仕掛けず、ダイレクトで左に落とす。
平川元樹がゴール左からフリーでシュート。
これも決定的だったけれどGK奥津亮哉がキープ。

日体大が魅力的なアタックを見せていた。
1タッチのパスが3本、4本と続き目まぐるしく角度を変えて行く。
何度かそういう狙いから完全に崩して裏を取る場面があった。
タイミング、フォローの位置やタイミングが
精密にかみ合わないとそういうプレーは実現しない。
そこは鈴木政一監督の手腕だなとおもった。
いい意味でランコ・ポポビッチ監督のスタイルですね。

42分、日体大は関戸裕希が中央からドリブル。
左右のスペースにそれぞれ味方が走り込んでいた。
関戸はそのまま右足を振り抜く。
際どい軌道だったがミドルはぎりぎり右に逸れた。

日体大が主導権を握りつつ、スコアレスで前半の45分間が終了する。
ハーフタイムショーは日体大の控え部員による「えっさっさ」。
静と動の中で全員が揃った動きで肉体美を見せるという…。
シンクロとボディビルを足して二で割ったアトラクション(笑)

53分、日体大は相手CBのミスを突いて速攻。
関戸裕希がボールを奪ってそのまま中央のスペースに抜ける。
最後は切り返しから左足のミドルを狙った。
グラウンダーで正確にコースを突いたがGK奥津亮哉にブロックされて枠外。

関戸裕希は高校のときも見ているけれど、改めて「面白いな」と思った。
重心が低くて、方向転換がべらぼうに鋭い。
そういう特性があるからこうやって前線守備でも生きる。
ボールタッチが独特で、ぎりぎりまでキックかそのまま運ぶか読めない。
小さい振りで強いキックも蹴れますしね。
体格は小さいけど、それは別にしても上のレベルで見たい選手だ。

54分、日体大は関戸裕希が左CKを右足で入れる。
国士舘DFも弾いて混戦となり、そこから川戸大樹が後ろに下げる。
最後は吉原大がフリーでゴール左に流し込んだ。
<日本体育大 1−0 国士舘大>

55分、日体大は高野遼が左大外を攻め上がってクロス。
川戸大樹がファーからボレーを合わせて決定的だった。
しかしGK奥津亮哉は片足でストップ。

59分、国士館は清水和哉→近藤大貴。
近藤は去年の選手権でも活躍したボランチである。
彼がボランチの位置で短時間にいくつもチャンスに絡んだ。

65分、日体大は前に圧力をかけてショートカウンター。
高井和馬が諸岡裕人の苦し紛れのパスに詰めて奪って…。
高井はそのままエリア右からフリーでシュートを放つも枠外。

68分、国士館は八木沢丸位が左サイドからクロス。
林祥太がトラップして、上手く切り返して右足ボレーを放つ。
決定的なナイスシュートだったけれどGK福井光輝がブロック。

林祥太は今日の国士館で一番目立ていた選手。
久御山の頃から技巧は間違いなくあったけれど、
今日は加えてパワフルさ、フィットネスも見せていた。
中、外と良い判断で良い受け方をしていた。
大学の4年間で成長したのだと思う。
ここから国士舘が反転攻勢。

68分、国士舘は右CKを近藤大貴が右足で入れる。
松本孝平のヘッドはポストに当たって、そのまま辛うじてGKがキープ。

70分、国士舘は左サイドを崩して最後は近藤大貴がミドル。
枠を捉える良いシュートだったけれどGK福井光輝がブロックして枠外。

日体大の福井光輝もちょっとした発見だった。
飛び出しの思い切りがすごくいいし、声も出せる。
左投げ左蹴りで、スローインとキックの質も高い。
「何者」と思って検索したらU−18日本代表候補歴があった(笑)

70分、国士舘は本間達耶→大石竜平。
72分、日体大は川戸大樹→渡辺龍。
73分、日体大は関戸裕希→瀧本高志。

74分、国士舘は飯野七聖が右サイドを抜け出してクロス。
エリア内にはFWが二人走り込んでいた。
飯野のクロスはDFに当たってコースが歪む。
これでGKが逆を取られ、体勢も崩していた。
しかし近藤大貴が放ったシュートは弱弱しくGKの正面。

78分、国士舘は信末悠汰→山口和樹。
国士舘の最終布陣がこう↓
−−−−−−−松本−−−−−−−
−−-林-−−−山口−−−大石−−
−−−−−諸岡−−近藤−−−−−
−八木沢−-附木−-吉田−−飯野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−奥津−−−−−−−


84分、日体大は平川元樹→太田修介。
日体大の最終布陣はこう↓
−−−−−−−太田−−−−−−−
−−高井−−−瀧本−−−渡辺−−
−−−−−大石−−小泉−−−−−
−高野−−-李-−−吉原−−福田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−福井−−−−−−−


85分、国士舘は林祥太が右サイドにフィード。
大石竜平が縦に抜け出して折り返す。
松本孝平のボレーはおそらくシュートミス。
ミートがずれてしまい、フワッとしたシュートが枠の右側を突いた。
GKも逆を突かれ、松本のシュートは枠内。
DFがぎりぎりで良くクリアした…と思ったら、線審が旗を上げていた。
<国士舘大 1−1 日本体育大>
オンラインに見えたし、旗上げも早すぎたと思う。
とはいえ判定は判定。国士舘のゴールが認められる。

今日の松本孝平は全然良くなかった。
あの体格であれだけスプリントできる、機敏に動けることは素晴らしい。
ただボールを受ける、競るという絡みがあまりに少なかった。
シュートもこの1本しか放っていない。
あまりに全体が低調だった所為かもしれませんが…。
ただこうやってしっかり結果は残した。

88分、日体大は敵陣に押し込んで良い崩し。
渡辺龍が大石奨悟が前後のワンツーから右足ミドルを放つ。
これがゴールの右隅に収まった。
<日本体育大 2−1 国士舘大>

日体大が同点に追いつかれてすぐ突き放す劇的な残り5分。
終ってみれば内容通りの勝利だった。
ただ順位は別にして内容のある、見どころのある好ゲームでした。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(大学) 

関東2部 東海×明治学院

最初は金土と関西に行くつもりだった。
ただ見たかった近大の畠世周も京大相手に登板しなさそう。
エルゴラの柏担当を外れたので、広島アウェイ戦も行く理由が小さくなった。
逆に28日の麻溝は見にいけなさそうになった。
そういう理由で関東大学サッカーの未見校が揃った保土ヶ谷にした。

第1試合は二部のカード。東海大と明治学院の対戦である。
東海大は2勝2分け2敗の8位。
86年には1部を制した古豪だが、近年やや低迷している。
明治学院大は0勝6敗の12位。
2部に昇格したばかりで苦戦が続いている。
ただし6試合で得失点差「−10」なので大敗はしていない。
前節も中央と2−3の好勝負を演じている。
コーチに市船、早稲田、北九州などで活躍した鈴木修人氏が入ってますね。
東海は3年ぶりだし、明治学院は初めて。そんな楽しみもあった。

東海大学
GK 32 靄楾介  3年 185/77 瀬戸内
DF  5 岩壁裕也  4年 182/76 横浜FM・Y
   37 半沢拓也  1年 184/79 東海大山形
    3 榎戸皓平  3年 183/74 東海大菅生
   36 笹原脩平  1年 185/78 サガン鳥栖
    6 小野能寛  4年 184/71 札幌U-18
MF 11 諸星匠   4年 166/63 東海大菅生
    2 田島健太  4年 180/80 東海大高輪台
   24 矢萩万裕  2年 174/69 東海大山形
   10 田村翼   4年 171/66 広島皆実
FW 25 成瀬佑太  2年 170/73 流経大柏

−−−−−−−成瀬−−−−−−−
−−田村−−−−−−−−諸星−−
−小野−−矢萩−−田島−−岩壁−
−−−笹原−−榎戸−−半沢−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−靄棔檗檗檗檗檗檗

明治学院大学
GK  1 松田健太郎 2年 181/72 習志野
DF  3 高橋龍世  2年 177/70 実践学園
    5 中川大介  3年 175/71 湘南Y
    4 横山充   4年 171/68 正智深谷
MF 10 井出佳希  3年 177/73 前橋育英
   34 齋藤翼   3年 167/62 八千代
    8 廣瀬圭   4年 173/72 日大藤沢
   26 八木一成  3年 170/65 藤枝明誠
   11 鳥谷部嵩也 2年 165/60 桐蔭学園
   37 加藤克   1年 160/58 上田
FW 40 渡辺彰太  2年 178/70 静岡学園

−−−−−−−渡辺−−−−−−−
−−-鳥谷部-−−−−−加藤−−−
−八木−−廣瀬−−齋藤−−井出−
−−−横山−−中川−−盒供檗檗
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松田−−−−−−−


東海大は5バックが全員180cm超。
左CB笹原脩平はサガン鳥栖を経て「1浪」で入部した。
明治学院も前所属を見ると強豪校が並んでいる。
加藤克は無名の長野県立上田高校卒だが、
実は96ジャパンの合宿にも呼ばれていた。
学年を見ると彼もやはり1浪しているみたい。

両校とも似た形だが、攻撃時の狙いが少し違う。
東海大はシャドーがワイドに張って、外で数的優位を作る狙い。
明治学院はシャドーが中の「隙間」で受けたがる。
ただ明治学院は手前と裏、内と外といった動きがどうも被っていた。
そんなわけで攻撃がどうもかみ合わない。

16分、東海大は小野能寛が右サイドからのFKを入れる。
DFが弾いたボールを成瀬佑太が外に戻し、小野は再び右クロス。
榎戸皓平が上半身で押し込んでゴールイン。
<東海大 1−0 明治学院大>

小野能寛は札幌のJユースカップ制覇に貢献したサイドバック。
右の方が良いと思うけれど、今は左のウイングバックをやっている。
右足のクロス、プレスキックはかなり質が高い。
直線的なライナーでファーに合わせることができる。
パワフルでスピードがあって、引き技やフェイントも使える。
あとロングスローもも投げていましたね。
ただ今日は展開的に豪快な攻め上がりで見せる場面は少なめだった。
とはいえJに引っ張ってきたいと思える才能である。

17分、明治学院は八木一誠に警告。

20分、東海は矢萩万裕が右からロングスロー。
成瀬佑太が1バウンドしたボールに反応してファーで競る。
最後は諸星匠がヘッドで押し込んだ。
<東海大 2−0 明治学院大>

1点目に続いて明治学院の守備が拙かった。
サイドからの浮き球に対するチャレンジ&カバー、反応に難あり。
勿体ない、安い失点が続いてしまう。

25分、明治学院は八木一成→中田昌吾。
中田はそのまま左ウイングバックへ。
彼は左足のクロスがなかなか良かったですね。

32分、明治学院は井出佳希が右サイドから折り返す。
渡辺彰太はいい体制からヘッドを放つもGKの正面。
明治学院にとってはこの試合初のチャンスだった。

44分、東海は小野能寛が縦フィード。
諸星匠が上手くDFを剥がしてカットインからミドルを放つ。GK正面。

前半45分は追い風もあり、完全な東海ペースで終了。 

試合は後半。
46分、明治学院は渡辺彰太→行武大希。

49分、東海は諸星匠が右サイドから折り返す。
明治学院はGKとDFが被り、ボールが裏にこぼれる。
田村翼がゴールすぐ左からフリーで折り返して…。
最後は成瀬佑太が押し込んだ。
<東海大 3−0 明治学院大>
これもちょっと守備に隙がありましたね…。

61分、東海は矢萩万裕→伊藤竜之介。
65分、明治学院は井出佳希→黒石川瑛。
明治学院の最終布陣がこんな感じ↓
−−−−−−−行武−−−−−−−
−−-鳥谷部-−−−−−黒石川−−
−中田−−廣瀬−−齋藤−−−−−
−−−横山−-中川−-盒供欅羹弌
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−松田−−−−−−−


67分、明治は中田昌吾が左クロス。
行武大希がフリーでヘッドを合わせる。
この試合最大の決定機だったがGK靄楾介にブロックされる。

71分、東海は田村翼→堀越大蔵。
82分、東海は諸星匠→山内健史。
東海の最終布陣がこう↓
−−−−−−−山内−−−−−−−
−−堀越−−−−−−−−成瀬−−
−小野−−田島−−伊藤−−岩壁−
−−−笹原−−榎戸−−半沢−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−靄棔檗檗檗檗檗檗


88分、東海は岩壁裕也が右サイドからクロス。
伊藤竜之介のヘッドはフリーだったがDFにブロックされる。
山内健史がこぼれ球に反応し、最後は混戦から押し込んだ。
<東海大 4−0 明治学院大>

そのまま試合終了。
明治学院は勿体ない失点が多く、らしさも出せなかった。
東海大の選手もシビアに問われる場面が少なく、
彼らの強みも出にくい展開だった。
やや不完全燃焼感の残り90分間。
ただ「東海大山脈」はデカかった!

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2016年05月10日

東都 日大×中央 1回戦

今日は東都の二部を小野路球場でやっていた。
我が家から徒歩20分だから見に行きやすい。
ただ隣で町田の練習をしているのに、スルーするのも感じが悪い(笑)
神宮球場の1部、第6週の1回戦を見に行きました。

日大は國學院、東洋、専修と3カード落として現在勝ち点0。
中央も國學院、東洋、亜細亜の3カードを落として勝ち点0。
つまり勝ち点0同士のシビアな戦いである。
最下位だと2部優勝チームとの入れ替え戦だ。

日本大学
1番 左 関翔太   4年 右右 174/70 日大三
2番 右 住田玄太  4年 右左 178/77 崇徳
3番 中 長沢吉貴  2年 右左 172/62 佐野日大
4番 遊 京田陽太  4年 右左 184/80 青森山田
5番 指 太田和輝  3年 右右 183/86 日大三
6番 二 上川畑大悟 2年 右左 167/63 倉敷商業
7番 一 山田健斗  4年 右左 184/85 札幌日大
8番 三 山口大輔  3年 右右 174/70 報徳学園
9番 捕 佐藤健人  4年 右右 174/73 日大鶴ヶ丘
   投 東範幸   3年 左左 175/80 履正社

中央大学
1番 一 土谷恵介  3年 右左 174/72 前橋育英
2番 二 新城拓   4年 右左 170/72 興南
3番 右 吉田叡生  2年 右左 173/77 佐野日大
4番 三 小河諒   4年 右右 179/82 桐蔭学園
5番 遊 松田進   4年 右右 187/77 國學院久我山
6番 指 堀内寛人  2年 右左 183/81 県岐阜商
7番 中 飯嶌幹太  3年 右右 171/70 宇治山田商
8番 捕 田畑瑛仁  2年 右左 175/72 浦和学院
9番 左 大工原壱成 1年 右左 173/75 桐光学園
   投 村川翔太  4年 左左 170/68 浜田


1回表。先攻は日本大。
1番・関が死球で生きる。無死1塁。
2番・住田は遊ゴロ。一死1塁。
3番・長沢が遊ゴロ併殺で3アウト。

中央の先発は村川翔太。
左の本格派である。
浜田高だから和田毅の後輩で、同じ左腕。
久しぶりに生で見たら、パワフルに進化していましたね。
今日の球速は速球が134〜39キロ。
スライダーが120〜27キロ。
速球と速度差が無いのに横にかなり大きく滑る。
ただ球種が少なく、投球も単調だった。

1回裏。後攻は中央大。
1番・土谷が左前安打。レフトの失策も絡んで無死2塁。
2番・新城の初球に東範幸が暴投。無死3塁。
新城は遊飛で一死3塁。
3番・吉田が四球。一死1、3塁。
4番・小河も四球で一死満塁。
5番・松田は外角速球で見逃し三振。二死満塁。
6番・堀内が二飛で無得点。

日大の先発は東範幸。
むっちりした体格のオーソドックスな左腕だ。
今日の球速は速球が132〜40キロ。
チェンジが122〜26キロ。
スライダーが112〜21キロ。

2回表。
日大は4番・京田が投ゴロ。
5番・太田和は左直。
6番・上川畑が横スラで見逃し三振。

2回裏。
中央は7番・飯嶌が三ゴロ。
8番・田畑も三ゴロ。
9番・大工原が二ゴロで三者凡退。

3回表。
日大は7番・山田が四球で歩く。無死1塁。
8番・山口はバント成功。一死2塁。
9番・佐藤の3球目に村川翔太が暴投。一死3塁。
佐藤はエンドランから左前タイムリー安打。一死1塁。
「内野ゴロでも1点」のエンドランですね。
でも結果的には三遊間を抜けて行った。
<日本大 1−0 中央大>
1番・関が三飛。二死1塁。
2番・住田はエンドランから左前安打。
レフトが三塁を刺そうと慌ててファンブル。
一塁走者が生還し、打者も二進。二死2塁。
<日本大 2−0 中央大>
3番・長沢が二前内野安打。
一塁送球が乱れて二塁走者が生還する。二死1塁。
<日本大 3−0 中央大>
4番・京田は二ゴロで攻撃終了。
日大の果敢な走塁、中央の守備の乱れが3点という結果に。

3回裏。
中央は1番・土谷が二ゴロ。
2番・新城は外角速球で空振り三振。
3番・吉田が三邪飛で三者凡退。

4回表。
中央はこの回から二番手投手に鍬原拓也を起用する。
鍬原は北陸高出身の3年生。
176cm・72kgの右上手投げである。
東都最速の本格派。初めて生で見るので素直に嬉しい。
小柄だし細身だけど肩幅が広く、腕が低めからムチのようにしなる。
フォームは伊藤智仁、更にさかのぼると堀内恒夫の系譜かな?
球速は速球が141〜52キロ。
スピンも効いて、ツーシーム気味に動く。
投球のざっと9割が速球である。
スライダー、チェンジが125〜28キロ。
ただ制球はやっぱりアバウトで「すっぽ抜け」が多い。

日大は5番・太田和が151キロの速球で空振り三振。
6番・上川畑は捕邪飛。
7番・山田が左飛で三者凡退。

4回裏。
中央は4番・小河が外角速球で空振り三振。
5番・松田は中飛。
6番・堀内がよく粘って四球。二死2塁。
7番・飯嶌は三ゴロで3アウト。

5回表。
日大は8番・山口が死球。無死1塁。
9番・佐藤がバント成功。一死2塁。
1番・関は遊ゴロ。二塁走者が飛び出したタッチアウト。二死1塁。
2番・住田の1−2から鍬原拓也が暴投。二死3塁。
住田は三前タイムリー内野安打。二死1塁。
<日本大 4−0 中央大>
3番・長沢が四球。二死1、2塁。

中央はここで鍬原拓也が降板。
三番手投手に在原一稀を起用する。
在原は習志野高出身の4年生。
169cm・74kgの左スリークォーターである。
球速は速球、シュートが127〜36キロ。
変化球はスライダー、チェンジが121〜28キロ。
他にカーブが96〜104キロ。

日大は4番・京田が速球で空振り三振。攻撃終了。

5回裏。
中央は8番・田畑がチェンジで空振り三振。
代打・國吉竜也は投ゴロ。
1番・土谷が外角速球で空振り三振。三者凡退。

6回表。
日大は5番・太田和が三ゴロ。
6番・上川畑は中飛。
7番・山田が死球。二死1塁。
8番・山口は捕邪飛で3アウト。

6回裏。
中央は2番・新城が左飛。
3番・吉田は三ゴロ失策で出塁。一死1塁。
4番・小河がレフト線を破る二塁打。一死2、3塁。
5番・松田は遊ゴロ。二死2、3塁。
6番・堀内がライト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<日本大 4−2 中央大>

日大はここで東範幸が降板。
二番手投手に木村光彦を起用する。
木村は習志野高出身の4年生。
183cm・75kgの右スリークォーターである。
1回戦でも先発している主戦格だが、ここで使ってきた。
きゅーっと身体を締めて溜めて、そこからアーム式で腕を大きく外旋させる。
変則的なフォームの持ち主だ。
球速は速球、シュートが134〜41キロ。
スライダー、チェンジが117〜29キロ。

中央は7番・飯嶌が遊ゴロで攻撃終了。

7回表。
日大は9番・佐藤が右前安打。無死1塁。
1番・関は投ゴロ併殺。二死無走者。
2番・住田が三飛で3アウト。

7回裏。
中央は8番・田畑が右前安打。無死1塁。
9番・國吉は3バント失敗。一死1塁。
1番・土谷が四球。一死1、2塁。

日大はここで木村光彦が降板。
三番手投手に原優平を起用する。
原は千葉日大高出身の4年生。
179cm・81kgの右上手投げである。
球速は速球、シュートが135〜38キロ。
スライダーが111〜14キロ。

中央は2番・新城が中直。二死1、2塁。
3番・吉田は四球を選ぶ。二死満塁。
4番・小河が三塁強襲タイムリー安打。なお二死満塁。
<日本大 4−3 中央大>
5番・松田は一邪飛で攻撃終了。

8回表。
日大は3番・長沢が四球。無死1塁。
4番・京田は遊ゴロ。
長沢は果敢に三塁を狙ったがぎりぎりタッチアウト。二死無走者。
「キューバか!」という素晴らしいチャレンジだったが…。
5番・太田和が中飛で3アウト。

8回裏。
中央は6番・堀内が右前安打。無死1塁。
7番・飯嶌はバント成功。一死2塁。

日大はここで原優平が降板。
四番手投手に大和田啓亮を起用する。
大和田は日大東北高出身の2年生。
180cm・80kgの右上手投げだ。
彼もフォームは変則派の系譜かもしれない。
上下の動きがちょっとギッコンバッタンしている。
小さいテイクバックから腕がビヨーンと伸びてくる。
球速は速球が136〜39キロ。
変化球はチェンジが130キロ前後。
スライダーが115〜17キロ。

中央は8番・田畑が二ゴロ。二死3塁。
代打・河合泰聖が遊ゴロで無得点。
中央は得点圏に走者を送りつつ追いつけない。

9回表。
日大は6番・上川畑が右飛。
7番・山田は中飛。
8番・山口がライト線を破る二塁打。二死2塁。
9番・佐藤は中飛。
交代したばかりの大城幸泰が背走して好捕した。

9回裏。
中央は1番・土谷が四球。無死1塁。
2番・新城はバント成功。一死2塁。
3番・吉田が二飛。二死2塁。
4番・小河は二ゴロで3アウト。

中央はあと1点が届かず。
最下位回避を懸けた総力戦は、日大が先勝している。

安打 003 010 101 6 四 失
日本┃003|010|000┃4 6 2
中央┃000|002|100┃3 6 2
安打 100 002 210

中央:●村川、鍬原、在原
日本:○東、木村、原、大和田

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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東都 亜細亜×専修 1回戦

この仕事は平日の方が予定の隙間を作りやすい。
ただ今年の東都は「これ」という逸材、特にエースがいない。
他の予定を優先して、平日の神宮から足が遠ざかっていた。
とはいえ一度くらいは見ておこう。
東都の第6週・1回戦を見に神宮球場へ来ました。

第1試合は亜細亜大と専修大の対戦である。
亜細亜は3カードを終えて勝ち点2。
専修は3カードを終えて勝ち点1。
亜細亜は優勝の可能性を残したいし、専修は残留を固めたい。
そんなリーグの大詰めである。

亜細亜大学
1番 指 法兼駿   4年 右左 173/78 高知
2番 二 石川拓弥  2年 右右 171/68 龍谷大平安
3番 三 北村拓巳  3年 右右 181/87 星稜
4番 一 水元弦   4年 両左 177/83 大阪桐蔭
5番 捕 宗接唯人  4年 右右 183/91 神戸国際大付
6番 中 宮崎一斗  4年 右左 171/81 帝京第三
7番 右 正随優弥  2年 右右 181/90 大阪桐蔭
8番 左 山本卓弥  1年 右左 185/82 神村学園
9番 遊 小山倭誠  2年 右右 170/72 富士見
   投 山田義貴  4年 右右 178/79 沖縄尚学

専修大学
1番 遊 池間誉人  1年 右右 177/80 糸満
2番 二 伊與田一起 4年 右右 165/68 明徳義塾
3番 一 福永裕基  2年 右右 180/75 天理
4番 左 森山恵佑  4年 左左 189/95 星稜
5番 指 平湯蒼藍  1年 右左 178/85 長崎・海星
6番 三 和田裕生  3年 右右 168/80 福岡大大濠
7番 右 秦匠太郎  2年 右右 184/97 二松学舎大付
8番 捕 上木健晴  4年 右右 180/74 大垣日大
9番 中 山本力也  2年 右左 180/75 熊本工業
   投 本間大暉  4年 左左 182/82 埼玉栄


1回表。先攻は亜細亜大。
1番・法兼が右飛。
2番・石川は三ゴロ。
3番・北村が遊ゴロで三者凡退。

専修の先発は本間大暉。
奇襲というか、意外な先発起用だった。
体格はいいけれどそれほど力感はない。
オーソドックスな左腕である。
本日の球速は速球が130〜37キロ。
変化球はチェンジ、ツーシーム系が120台中盤。
スライダーが114〜17キロ。
カーブが98〜101キロ。

1回裏。後攻は専修大。
1番・池間は遊直。
2番・伊與田が遊直。
3番・福永は三ゴロで三者凡退。

亜細亜の先発は山田義貴。右上手の技巧派である。
今日の立ち上がりはかなり「抜いて」投げていた。
疲れているのか、連投を念頭においているのか…。
肩に力を入れず、手投げ気味のリリースである。
昭和50年代の大エースたちをちょっと思い出した。
ただその分しっかりコースは突くし、ボールが手元で動く。
速球、ツーシームが120〜38キロ。
ツーシームが完全に組み立ての軸だった。
その気になれば140台だろうけど、常時は130キロ前後。
他にスライダーが111〜17キロ。
スローカーブは90キロ台。

1回裏。
亜細亜は4番・北本が左中間に運ぶ二塁打。無死2塁。
5番・宗接は遊ゴロ。打者と走者が被り、そのままタッチアウト。一死1塁。
6番・宮崎の4球目に宗接が二盗成功。一死2塁。
宮崎は右前安打。一死1、3塁。
7番・正随は中犠飛。二死1塁。
<亜細亜大 1−0 専修大>
8番・山本が左前安打。二死1、3塁。
9番・小山倭は左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<亜細亜大 2−0 専修大>
1番・法兼が四球。二死満塁。
2番・石川は右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<亜細亜大 4−0 専修大>

専修はここで本間大暉が降板。
二番手投手に堀田竜也を起用する。
堀田は常葉学園菊川高出身の3年生。
176cm・70kgの右上手投げである。
球速は速球、シュートが126〜36キロ。
スライダーが120〜26キロ。
シュート、横スラの揺さぶりと内外角の制球が彼の生命線ですね。
他にカーブが104〜06キロ。

亜細亜は3番・北村の2球目に一塁走者がスタート。
やや遅れて三塁走者もスタートを切る。
堀田が二塁送球をカットして、三本間の挟殺プレーに。
専修バッテリーが冷静に対応してタッチアウト。攻撃終了。

2回裏。
専修は4番・森山が四球。無死1塁。
5番・平湯は遊ゴロで二封のみ。一死1塁。
6番・和田が三ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
亜細亜は3番・北村が左前安打。無死1塁。
4番・北本はバントで送る。一死2塁。
5番・宗接のカウント0−0から北村が二塁で牽制死。二死無走者。
宗接は中直で3アウト。
山本力也が俊足を飛ばして右中間の難しい当たりを好捕した。

3回裏。
専修は7番・秦が内角ツーシームで空振り三振。
8番・上木は外角速球で空振り三振。
9番・山本力が右前安打。二死1塁。
しかし山本力は次打者の2球目に二盗失敗。3アウト。

4回表。
亜細亜は6番・宮崎が二飛。
7番・正随は中飛。
8番・山本が中前安打。二死1塁。
9番・小山倭は右中間を深々と破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<亜細亜大 5−0 専修大>
1番・法兼が一ゴロで攻撃終了。

4回裏。
専修は1番・池間が左飛。
2番・伊與田は二ゴロ。
3番・福永が二直で三者凡退。

5回表。
亜細亜は2番・石川が三ゴロ。
3番・北村は死球。一死1塁。
4番・水本が二飛。二死1塁。
5番・宗接の初球に北村が二盗成功。二死2塁。
宗接は左前タイムリー安打。二死1塁。
<亜細亜大 6−0 専修大>
宗接は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
フォームの癖を盗んだのか、フリーパス状態だった。
6番・宮崎が左飛で攻撃終了。

5回裏。
専修は4番・森山が二ゴロ。
5番・平湯は中前安打。一死1塁。
6番・和田が遊ゴロも二塁悪送球で一死1、2塁。
7番・火ノ浦明正は遊ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
代打・坂口漠弥が三ゴロで無得点。

6回表。
専修はこの回から三番手投手に角谷幸輝を起用する。
角谷は専大松戸高出身の1年生。
167cm・61kgの左腕投手である。
小柄だけどバネがあってダイナミックですね。
あと走者を出しても堂々としていた。
球速は速球、チェンジが123〜34キロ。
スライダーが114〜17キロ。

亜細亜は7番・正髄が右前安打。無死1塁。
8番・山本は死球。無死1、2塁。
9番・小山倭がバント失敗。
水元弦の見事なフィールディングで三塁封殺。一死1、2塁。
1番・法兼は左前安打。一死満塁。
2番・石川が内角速球で見逃し三振。二死満塁。
3番・北村は一邪飛で無得点。

6回裏。
専修は9番・山本力が遊ゴロ。
1番・池間は二ゴロ。
ヒット性の当たりを石川拓弥が見事に処理した。
2番・伊與田が右飛で三者凡退。

7回表。
亜細亜は4番・水本が二ゴロ。
5番・宗接は二ゴロ。
6番・宮崎が四球で出塁。二死1塁。
しかし宮崎は直後に一塁上で牽制死。3アウト。

7回裏。
専修は3番・福永が遊ゴロ。
4番・森山は中前安打。一死1塁。
「この軽いスイングで」と驚く強烈なゴロだった。
彼は説明不要のドラフト上位候補である。
5番・平湯が左飛。二死2塁。
6番・和田も左飛で無得点。

8回表。
専修はこの回から四番手投手に盒粁蕕魑用する。
高橋は専大松戸高出身の3年生。
187cm・80kgの右下手投げである。
昨夏のユニバでは全日本大学選抜にも選ばれた。
牧田和久、渡辺俊介ほどの「沈み込み」はない。
ただ大きな身体をしっかり畳んで、ボールの抑えも効いている。
本日の球速は速球が134〜37キロ。
下手でこの球速はかなり速い。
この球速でシンカー的に沈む球筋もある。
変化球はスライダーが121〜25キロ。
横に滑る球筋で、これも速球に近い感覚かな?
シンカーが116,17キロ。
カーブが100キロ強。
改めて生で見るとやっぱりモノが違う。プロに行くべき才能でしょう。

亜細亜は7番・正随が外角スライダーで空振り三振。
8番・山本は右越えの二塁打。一死2塁。
山本卓弥は1年生ながら3打数3安打1死球。見事でしたね。
9番・小山倭が速球で空振り三振。二死3塁。
1番・法兼は三飛で3アウト。

8回裏。
専修は7番・火ノ浦が遊ゴロ悪送球で生きる。無死1塁。
代打・工藤祐二朗は左犠飛。一死1塁。
9番・山本力の5球目に火ノ浦は二盗失敗。二死無走者。
山本は左中間を破る三塁打。二死3塁。
山本力也は足もあるし、気に入りました。
1番・池間が左中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<亜細亜大 6−1 専修大>
山田義貴はこの回までのMAXは134キロだった。
しかし得点圏に走者を置いて137、38を連発。
すかしそれで打たれるのがまた投球の面白いところである。
2番・伊與田は二ゴロで3アウト。

9回表。
選手はこの回から五番手投手に平間凛太郎を起用する。
平間は山梨学院大付属高出身の4年生。
187cm・87kgの右上手投げである。
フォームはアーム式だし、かなり荒っぽい。
上体が立ったまま、腕をぶん回してくる。
ただ上下半身、特に背筋のパワーが凄いんでしょうね。
「エンジンの馬力」に限ればドラフト1位レベルだ。
本日の球速は速球が143〜46キロ。
変化球はスライダーが130キロ弱。
カーブが110キロ台後半。

亜細亜は2番・石川がスライダーで空振り三振。
3番・北村は右飛。
4番・水本が中前安打。二死1塁。
5番・宗接は145キロの速球で空振り三振。

9回裏。
亜細亜は二番手投手に嘉陽宗一郎を起用する。
嘉陽は松山聖稜高出身の3年生。
186cm・85kgの右上手投げである。
この体格でバランスや柔軟性も高水準。
個人的には12年10月の「出会い」が懐かしい。
(※この話をすると長くなります笑)
今日の球速は速球が139〜44キロ。
カット系の「沈む」球筋も使っていた。
フォーク系の縦変化が128〜31キロ。
ちょっと揺れてたのでチェンジかもしれませんね。
試合の終盤になってプロ注がどんどん出て来る(笑)

専修は3番・福永が中飛。
4番・森山は一塁線をライナーで破る二塁打。一死2塁。
5番・平湯がフォークで空振り三振。
代打・西村一貴は遊飛で3アウト。

ここで試合終了。
亜細亜大が山田義貴の好投、序盤の集中打で先勝している。
たまに来て見ればやっぱり東都はレベルが高いし面白い。
野手でも「これは」という選手が何人もいた。

安打  051 212 011 13 四 失
亜細亜┃040|110|000┃6 4 2
専修 ┃000|000|010┃1 1 0
安打  001 010 121 6

専修:●本間、堀田、角谷、盒供∧心
亜細亜:○山田、嘉陽

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2016年05月04日

東都 國學院×中央 2回戦

この3日と4日、東都は「1部2部合同開催」という新しい試みを行った。
神宮球場で2部、1部が2試合ずつ組まれている。
第2試合の途中からお客が増えて、六大学に近い観客が集まっていた。
この第3試合からは1部。
國學院と中央大の2回戦である。

國學院は6校の中でまだ唯一勝ち点を落としてない学校。
決着していないカードが3つあるとはいえ、好位置に付けている。
初戦も中央を4−1で下した。
対する中央はまだ未勝利と苦しんでいる。

國學院大学
1番 二 山剛   3年 右左 172/72 日南学園
2番 三 岡部祐太  4年 右左 175/74 旭川大高
3番 中 久保田昌也 4年 右左 177/77 龍谷大平安
4番 遊 諸見里匠  3年 右右 170/72 沖縄尚学
5番 指 工藤陽平  2年 左左 170/70 前橋育英
6番 右 齋藤湧貴  4年 右右 170/74 聖光学院
7番 左 飯野周太  3年 左左 177/76 修徳
8番 一 伊藤雅人  1年 右右 178/80 関東一
9番 捕 君島健太  4年 右左 174/77 文星芸大付
   投 山岡就也  2年 左左 173/77 広島新庄

中央大学
1番 二 新城拓   4年 右左 170/72 興南
2番 左 國吉竜也  2年 右右 173/70 習志野
3番 右 吉田叡生  2年 右左 173/77 佐野日大
4番 三 小河諒   4年 右右 179/82 桐蔭学園
5番 遊 松田進   4年 右右 187/77 國學院久我山
6番 指 堀内寛人  2年 右左 183/81 県岐阜商
7番 一 土谷恵介  3年 右左 174/72 前橋育英
8番 中 飯嶌幹太  3年 右右 171/70 宇治山田商
9番 捕 田畑瑛仁  2年 右左 175/72 浦和学院
   投 伊藤優輔  2年 右右 178/71 小山台


1回表。先攻は國學院。
1番・山が右中間最深部を破る二塁打。無死2塁。
2番・岡部は四球。無死1、2塁。
3番・久保田の4球目に國學院が重盗成功。無死2、3塁。
久保田はフルカウントから144キロの速球で見逃し三振。一死2、3塁。
4番・諸見里が中飛。二死2、3塁。
5番・工藤は四球。二死満塁。
6番・齋藤湧が二飛で攻撃終了。

中央の先発は伊藤優輔。
右上手の本格派である。
小山台高時代には21世紀枠で選抜に出場もした。
細身だけどバネがあってダイナミック。
腕の振りが良いからボールの切れ味もいい。
ただ序盤はボールが浮き、四死球や球数が増えていた。
今日の球速は速球が137〜45キロ。
シュート、シンカー系が127〜38キロ。
スライダーが119〜28キロ。
カーブが111〜19キロ。

1回裏。後攻は中央。
1番・新城が遊ゴロ。
2番・國吉は内角速球で見逃し三振。
3番・吉田がライト線を破る二塁打。二死2塁。
4番・小河は外角速球で空振り三振。3アウト。

國學院の先発は山岡就也。
高校時代は田口麗斗(巨人)の一学年下。
山岡泰輔に敗れた田口先輩と違い、
山岡は14年春に甲子園の舞台を踏んでいる。
高校時代から「プロ注」の存在だった。
彼は大柄でないけれど、下半身が強そう。
しっかり踏み込んで重心移動して、体重を乗せて投げ込んでいた。
腕の振りはコンパクトで、実戦的でもある。
今日の球速は速球が135〜45キロ。
変化球はツーシーム、チェンジが128〜32キロ。
スライダーが110〜19キロ。
カーブが90キロ台。
素直に「プロへ行く投手だろうな」と思った。

2回表。
國學院は7番・飯野が四球。無死1塁。
8番・伊藤雅がスライダーで空振り三振。一死1塁。
9番・君島はエンドランから二ゴロ。二死2塁。
1番・山が一ゴロで無得点。

2回裏。
中央は5番・松田がセーフティバントで投前内野安打。無死1塁。
松田は187cmの巨躯で足も速い。
守備でもダイナミックな動き、強肩を持ち合わせている。
ドラフトの上位でプロから声がかかってもおかしくない選手。
6番・堀内が遊ゴロ併殺。二死無走者。
7番・土屋は横スラで空振り三振。

3回表。
國學院は2番・岡部がストレートの四球。無死1塁。
3番・久保田は一ゴロ。二封のみで一死1塁。
4番・諸見里が三邪飛。久保田が果敢にタッチアップして二死2塁。
5番・齋藤湧は四球。二死1、2塁。
6番・飯野が一ゴロで3アウト。

3回裏。
中央は8番・飯嶌が遊ゴロ。
9番・田畑は中前安打。一死1塁。
田畑瑛仁はヤクルトなどで活躍した田畑一也のご子息。
1番・新城がバント成功。二死1塁。
2番・國吉は中飛で3アウト。

4回表。
國學院は8番・伊藤雅が三ゴロ。
9番・君島は中飛。
1番・山が左飛で三者凡退。

4回裏。
中央は3番・吉田が一ゴロ。
4番・小河は四球。一死1塁。
5番・松田が二飛。二死2塁。
6番・堀内は三ゴロで3アウト。

5回表。
國學院は2番・岡部が四球。無死1塁。
3番・久保田は三飛。一死1塁。
4番・諸見里が三塁線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<國學院大 1−0 中央大>
5番・工藤はライト線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<國學院大 2−0 中央大>
6番・齋藤湧が中飛。二死2塁。
7番・飯野は二ゴロで攻撃終了。

5回裏。
中央は7番・土谷が三ゴロ。
8番・飯嶌はライトスタンドに流すソロ本塁打!
<國學院大 2−1 中央大>
9番・田畑が外角速球で空振り三振。
1番・新城は二ゴロで攻撃終了。

6回表。
國學院は8番・伊藤雅が三ゴロ。
9番・君島は速球で空振り三振。
1番・山が遊前内野安打。二死1塁。
松田進はよく追いついて投げたが間に合わず。
2番・岡部が右前安打。二死1、2塁。
3番・久保田は1−1からスライダーをすくい上げる。
これがバックスクリーンに飛び込む3ラン本塁打に!
<國學院大 5−1 中央大>

中央はここで伊藤優輔が降板。
二番手投手に喜多川省吾を起用する。
喜多川は前橋育英高出身の2年生。
175cm・72kgの右上手投げである。
球速は速球が139〜42キロ。
スライダーが124〜27キロ。
縦スラがぐわっと歪む面白い軌道だった。

中央は4番・諸見里が四球を選ぶ。二死1塁。
5番・工藤が右前安打。
右中間の深い位置でライトが抑えた。
打者は一塁を回りかけて戻る。
この動きを見て捕球者の動きがわずかに止まった。
諸見里は勢いを緩めず、三塁を蹴って本塁を狙う。
タイミングは際どかったが「コリジョンルール」もあってブロックが緩い。
諸見里の右手がベースの隅をかすめて判定はセーフ!
おお、これは1992年の大塚光二…。
同じ神宮球場、ヤクルト×西武の第6戦を思い出す快走だった。
<國學院大 6−1 中央大>
6番・齋藤湧はスライダーで空振り三振。

6回裏。
中央は2番・國吉が三ゴロ。
3番・吉田は空振り三振。
4番・小河が中前安打。二死1塁。
5番・松田は左前安打。二死1、2塁。
6番・堀内が右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<國學院大 6−2 中央大>

國學院はここで山岡就也が降板。
二番手投手に山口和哉を起用する。
山口は済美高出身の2年生。
175cm・75kgの右上手投げである。
球速は速球が134〜43キロ。
フォーシームをケレン味なく投げ込んでくる。
今ではむしろ珍しい純本格派だ。
変化球はスライダーが115〜26キロ。
カーブが105,6キロ。

中央は7番・土屋が中前タイムリー安打。
<國學院大 6−3 中央大>
一塁走者が三塁を欲張ってタッチアウトとなり攻撃終了。

7回表。
中央はこの回から三番手投手に在原一稀を起用する。
在原は習志野高出身の4年生。
169cm・74kgの左スリークォーターである。
前より少し腕の位置を下げましたね。
球速は速球系が130〜36キロ。
一塁側のプレートを踏んで、斜めに食い込んでくる。
スライダー、チェンジが118〜24キロ。
内外角をしっかり突けるし、変化球の切れもある。

國學院は7番・飯野が一ゴロ。
8番・伊藤雅は二直。
9番・君島が中前安打。二死1塁。
1番・山は遊飛で3アウト。

7回裏。
中央は8番・飯嶌が三前内野安打。無死1塁。
飯嶌は次打者の2球目に二盗成功。無死2塁。
9番・田畑は内角速球で見逃し三振。一死2塁。
1番・宮本稜がスライダーで空振り三振。二死2塁。
代打・山田直は一ゴロで3アウト。

8回表。
國學院は2番・岡部が外角スライダーで空振り三振。
3番・久保田も外角スライダーで空振り三振。
4番・諸見里は外角ツーシームで空振り三振。

8回裏。
中央は3番・吉田が右飛。
4番・小河は四球を選ぶ。一死1塁。
5番・松田が左前安打。一死1、2塁。
6番・堀内は二ゴロ併殺で無得点。

9回表。
國學院は5番・工藤がスライダーで空振り三振。
6番・齋藤湧が2球目の外角高めを強振。
レフトスタンドにライナーで飛び込むソロ本塁打!
<國學院大 7−3 中央大>
代打・板倉大周が遊ゴロ。
8番・伊藤雅も遊ゴロで攻撃終了。

9回裏。
國學院は三番手投手に宮内崇匡を起用する。
宮内は土浦日大高出身の3年生。
180cm・76kgの本格派左腕である。
主力選手では唯一の神道文化学部生。
「ザ・國學院」って学部ですね。
球速は速球が137〜42キロ。
チェンジが127〜30キロ。
スライダーが117〜22キロ。

中央は7番・土屋が右前安打。無死1塁。
8番・飯嶌も遊ゴロ失策で生きる。無死1、2塁。
代打・遠藤真はチェンジで見逃し三振。一死1、2塁。
代打・廣谷真也もチェンジで空振り三振。二死1、2塁。
代打・安本龍観はやはりチェンジで空振り三振。3アウト!

國學院が連勝で3つ目の勝ち点を確保。
内野守備の堅さ、走塁の抜け目のなさと、
「野球の質」がちょっと違った。

安打  100 024 101 9 四 失
國學院┃000|024|001┃7 8 1
中央 ┃000|012|000┃3 2 0
安打  111 014 110 11

中央:●伊藤、喜多川、在原
國學院:○山岡、山口、宮内

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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東都2部 東農大×国士舘 2回戦

今年GWの神宮は東都の1部と2部が合体。
2試合ずつ、合計4試合を1日で消化するスケジュールだ。
2部にも見たいチームが多いから、今日は朝から神宮。
第2試合は国士舘大と東京農業大の対戦である。
1回戦は194cmの右腕・椎野新が好投し、国士舘が先勝している。

国士舘大学
1番 中 睇瑛斗  1年 右左 177/72 東海大甲府
2番 左 菅彰太   2年 右右 171/68 帝京第五
3番 三 多田友哉  2年 右左 170/70 花咲徳栄
4番 一 萩原聖翔  2年 右右 174/79 日南学園
5番 指 田中頼人  4年 右右 181/90 桐光学園
6番 二 丸山雅史  3年 右右 172/68 星稜
7番 右 鉾田光   3年 左左 170/70 金沢
8番 捕 弓削田智輝 2年 右右 170/70 成田
9番 遊 山森友樹  4年 右右 182/75 国士舘
   投 松尾雄亮  4年 右左 180/74 稲毛

東京農業大学
1番 一 中野広大  4年 右左 176/68 大牟田
2番 左 柴田洋輝  4年 右右 173/75 東邦
3番 二 持永健太朗 4年 右左 170/69 筑陽学園
4番 遊 石田陽平  3年 右右 181/79 益田翔陽
5番 三 藤岡康樹  4年 右左 177/88 富山商
6番 捕 坂井陸   3年 右右 168/74 創成館
7番 指 粶涼介   4年 右右 180/72 本庄第一
8番 右 松本悠   3年 右左 178/78 九州国際大付
9番 中 上田哲平  4年 右左 175/70 創成館
   投 前田剛   1年 左左 173/74 明豊


1回表。先攻は国士舘。
1番・睇瑤中直。
2番・菅は右前安打。ライトが突っ込んで後逸し、一死3塁。
3番・多田が左前タイムリー安打。一死1塁。
<国士舘大 1−0 東京農業大>
しかし多田は次打者の2球目に二盗失敗。二死無走者。
多田が右前安打。二死1塁。
多田は次打者の5球目に二盗成功。二死2塁。
4番・田中が四球。二死1、2塁。
5番・丸山は一ゴロで攻撃終了。

東京農業大の先発は前田剛。
左の技巧派である。
1年生ながらまとまった好投手。
ただ何か強烈な強みを感じるタイプではない。
球速は速球が128〜35キロ。
変化球はスライダーが111〜21キロ。
チェンジが115〜19キロ。

1回裏。後攻は東京農業大。
1番・中野が四球。無死1塁。
2番・柴田はバント成功。一死2塁。
3番・持永が三飛。二死2塁。
4番・石田陽は一飛で3アウト。

国士舘の先発は松尾雄亮。
右上手の本格派である。
速球、ツーシームがが135〜45キロ。
スライダーが125,6キロ。
カーブが108〜12キロ。
球威は素晴らしかったがボールが散っていた。
フォームも少し合わせ易いタイプかも。

2回表。
国士舘は7番・鉾田が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
8番・弓削田はバント成功。一死3塁。
9番・山森がチェンジで空振り三振。二死2塁。
1番・睇瑤魯薀ぅ肇侫Д鵐皇招發離織ぅ爛蝓柴麥歛如F鷸爍歌檗
<国士舘大 2−0 東京農業大>

東農大はここで前田剛が降板。
二番手投手に吉田直央を起用する。
吉田は聖和学園出身の2年生。
180cm・67kgの右スリークォーターである。
細身だが、しなやかでバネもある。
速球、シュートが126〜37キロ。
スライダーが119〜25キロ。
チェンジが120キロ前後。
カーブが101〜09キロ。
腕が横振りでスライダーの滑り、切れがいい。
球威は平凡だが、彼が好投して試合の流れを引き戻す。

国士舘は2番・菅が三ゴロで攻撃終了。

2回裏。
東農大は5番・藤岡が遊直。
6番・坂井は二塁とライトの間に落ちるポテン安打。一死2塁。
7番・粶の4球目に捕逸が出て一死3塁。
粶は中前タイムリー安打。一死1塁。
<国士舘大 2−1 東京農業大>
8番・松本悠はエンドランから右前安打。一死1、3塁。
二塁手が走者に反応して動いたら逆を突かれた。
9番・上田が死球。一死満塁。
1番・中野は一ゴロ。本封のみで二死満塁。
2番・柴田が二塁後方のポテンタイムリー安打。二死1、3塁。
<東京農業大 3−2 国士舘大>

国士舘はここで松尾雄亮が降板。
二番手投手に武内頌太を起用する。
武内は丸亀城西高出身の4年生。
184cm・86kgの左腕である。
フォームはスリークォーター。
大柄で横の角度もある本格派だ。
もう少し腕が下がれば角盈男だなと思った。
球速は速球が135〜42キロ。
スライダー、チェンジが120〜28キロ。

東農大は3番・持永が左飛で3アウト。

3回表。
国士舘は3番・多田が四球。無死1塁。
4番・萩原は速球で見逃し三振。一死1塁。
5番・田中が中前安打。一死1、2塁。
6番・丸山は二ゴロ。
二封のみと思ったら一塁走者が危険なチャージをかけていた。
守備妨害が成立してもう1アウトで3アウト。
あのまま普通に一塁へ投げたらセーフのタイミングでしたが。
アメフト風に言えば「アンネセサリーラフネス」ですね。

3回裏。
東農大は4番・石田陽が一ゴロ悪送球で生きる。無死1塁。
5番・藤岡はバント失敗で投ゴロ併殺。二死無走者。
6番・坂井が空振り三振で3アウト。

4回表。
国士舘は7番・鉾田が左飛。
8番・弓削田は二ゴロ。
9番・山森がレフト線を破る二塁打。二死2塁。
1番・睇瑤六絢挌瑤韮灰▲Ε函

4回裏。
東農大は7番・粶がスライダーで空振り三振。
8番・松本悠は一ゴロ。
9番・上田が中前安打。二死1塁。
1番・中野は二直でチェンジ…。
と思ったら二塁手が打球を後ろにそらして二死1、3塁。
2番・柴田が左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<東京農業大 4−2 国士舘大>
3番・持永は二ゴロで攻撃終了。

5回表。
国士舘は2番・菅が左飛。
3番・多田は一ゴロ。
4番・萩原が一二塁後方に落とす二塁打。二死2塁。
5番・田中は三ゴロで無得点。

5回裏。
東農大は4番・石田陽が左前安打。無死1塁。
5番・藤岡は右中間を破るタイムリー二塁打。無死2塁。
<東京農業大 5−2 国士舘大>
6番・坂井が三振。一死2塁。
7番・粶が四球で歩く。一死1、2塁。

代打・関岡洸輔が登場したところで国士舘は武内頌太が降板。
三番手投手に園田翔一朗を起用する。
園田は如水館高出身の4年生。
178cm・77kgの右上手投げである。
ややトルネード気味に身体をねじる大きなフォームが特徴。
球速は速球が138〜42キロ。
ただドーンと一本調子の棒球で、制球に難があった。

東農大は代打・関岡洸輔が右飛。二死1、2塁。
9番・上田が左前タイムリー安打。二死2、3塁。
<東京農業大 6−2 国士舘大>
1番・中野の2球目に園田正一朗が暴投。
三塁走者が生還して二死3塁。
<東京農業大 7−2 国士舘大>
中野は二ゴロで攻撃終了。

6回表。
国士舘は6番・丸山が遊ゴロ。
7番・鉾田は三ゴロ。
8番・弓削田が中前安打。二死1塁。
9番・山森は中飛で3アウト。

6回裏。
国士舘はこの回から四番手投手に重田倫明を起用する。
重田は千葉英和高出身の2年生。
185cm・77kgの右上手投げである。
球速は速球が135〜43キロ。
変化球はフォークが120〜30キロ。
スライダーが120〜25キロ。
カーブが110キロ台前半。
器の大きさを感じる本格派でした。

東農大は2番・柴田が中前安打。無死1塁。
3番・持永が左前安打。無死1、2塁。
4番・石田陽はバント成功。一死2、3塁。
5番・藤岡が捕ゴロ。二死2、3塁。
6番・宇川一光は投ゴロで無得点。

7回表。
国士舘は1番・睇瑤左飛。
2番・菅は四球。一死1塁。
3番・多田が二ゴロで二封のみ。二死1塁。
4番・萩原は右飛で3アウト。

7回裏。
東農大は7番・粶が二ゴロ。
8番・阿部将也は二ゴロ。
9番・上田が四球。二死1塁。
上田は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
1番・中野は二ゴロで無得点。

8回表。
国士舘は代打・水上拳希が三振。
6番・丸山は左前安打。一死1塁。
7番・鉾田が遊ゴロ。二封のみで二死1塁。
8番・弓削田は左飛で3アウト。

8回裏。
東農大は2番・柴田がフォークで空振り三振。
3番・持永は四球。一死1塁。
4番・石田陽のカウント0−0から重田倫明が牽制悪送球。
持永が一気に二つ進んで一死3塁。
石田陽は死球。一死1、3塁。
5番・藤岡は中犠飛。二死1塁。
<東京農業大 8−2 国士舘大>
6番・宇川が一直で攻撃終了。

9回表。
国士舘は9番・山森が遊飛。
1番・睇瑤魯轡隋璽閥襲の左前二塁打。一死2塁。
睇瑛斗は1年生ながらシュアな打撃と俊足が光った。
2番・菅が二ゴロ。二死3塁。
3番・多田は投ゴロで3アウト。

ここで試合終了。
東農大は吉田直央が7回3分の1を零封。
完璧なリリーフで逆転勝利の流れを作った。
打線も8点を奪い、この対戦を1勝1敗とタイにした。

安打   321 111 011 11 四 失
国士舘 ┃110|000|000┃2 3 4
東京農業┃030|130|01×┃8 6 1
安打   040 232 00  11

東京農業:前田、○吉田
国士舘:●松尾、武内、園田、重田

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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東都2部 立正×青山学院 2回戦

本日は今季初めての東都。
この連盟は当然、定例チェックの対象である。
できれば1回戦だけでなく2回戦も見たい。
加えて1部だけでなく2回戦も見たい。
そんなニーズを満たしていたのがまさに本日。
東都がGW期間を使って、神宮で1部2部合同開催を行ったからだ。
昨日の黒木優太(立正)、椎野新(国士舘)も見たかったんですけどね…。
これはもうゼルビア戦が優先です。

黒田博樹のように東都2部から「世界」へはばたいた名選手は多い。
ヤクルトの原樹里も最後は2部で過ごしていた。
ただ2部の球場は総じて観戦条件が悪い。
神宮第二を使えなくなり、昨年は大学のグラウンドで試合をしていた。
今季は小野路や川口、大和と地味な球場でどさ回りをしている。
今週だけは神宮で「1部並み」の環境だ。

第1試合は立正と青山学院の対戦である。
立正は今季の開幕から7連勝中。
この試合を取れば勝ち点4。勝率8割以上も確定し、優勝が決まる。
直前まで荒天で、電車も遅れるほどだった。
しかし試合開始直前に雲がちょうど消え、今度は暑くて大変だった(笑)

立正大学
1番 左 鹿沼柊汰  4年 右左 173/70 前橋商
2番 二 河津和也  3年 右右 170/68 日大三
3番 右 皆川仁   4年 右左 178/78 学法石川
4番 指 伊藤大貴  4年 右右 183/85 日大三
5番 一 伊藤裕季也 2年 右右 181/86 日大三
6番 中 中村要   4年 右左 171/72 早鞆
7番 遊 川瀬尚秀  4年 右右 181/76 北海道栄
8番 捕 小畑尋規  3年 右右 179/79 北照
9番 三 吉江将一  4年 右左 173/75 関東一
   投 堀誠    4年 右右 186/75 日本航空

青山学院大学
1番 指 鈴木拓夢  4年 右左 180/73 桐光学園
2番 二 吉澤岳志  3年 右右 177/73 常総学院
3番 右 佐藤将   4年 右左 177/76 桐蔭学園
4番 三 西村大樹  3年 右右 174/76 聖光学院
5番 左 長野勇斗  2年 右左 172/70 三重
6番 遊 遠藤康平  3年 右右 172/65 常葉菊川
7番 一 内田遼汰  4年 右右 168/74 健大高崎
8番 捕 山田誠也  3年 右右 185/85 敦賀気比
9番 中 本健太郎 2年 右左 177/71 龍谷大平安
   投 近藤卓也  4年 右右 187/80 秋田商


1回表。先攻は立正大。
1番・鹿沼が三振振り逃げで出塁。無死1塁。
2番・河津はバント成功。一死2塁。
3番・皆川が遊ゴロ。二死3塁。
4番・伊藤大はスライダーで空振り三振。3アウト、

青山学院の先発は近藤卓也。
右上手の技巧派である。
カクッ、カクッとしたフォームから上下に強く叩きつける。
しなやかさや、前後の重心移動はあまりない。
どちらかと言えばMLBスタイルですね。
上限の角度、パワーを「引っ掛ける」形で生かしている。
球速は速球、シュートが130〜42キロ。
基本はツーシーム気味に動かす、沈ませる球筋だ。
他にスライダーが127〜32キロ。
かなり「引っ掛かった」球筋でこれも縦に沈む。

1回裏。後攻は青山学院。
1番・鈴木が二ゴロ。
2番・吉澤岳は141キロの速球で空振り三振。
3番・佐藤将も三振で三者凡退。

立正大の先発は堀誠。
右スリークォ―ター気味の本格派である。
身体のうねりを上手く使っていて、球持ちが良い。
加えて手元に差し込んでくる、伸びてくる球質だ。
球速は速球、シュートが134〜42キロ。
間違いなく「数字以上の速さ」「体感が速さ」があった。
他にシンカー、チェンジが128〜32キロ。
スライダー系は無かったと思う。
他にカーブが102〜04キロ。
今秋のドラフトはないだろうけれど、興味深い投手だった。

2回表。
立正は5番・伊藤裕が左中間を破る二塁打。無死2塁。
6番・中村はバント成功。一死3塁。
7番・川瀬が中犠飛で二死無走者。
<立正大 1−0 青山学院大>
8番・小畑はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

2回裏。
青学は4番・西村が141キロの速球で空振り三振。
5番・長野は140キロのシュートで空振り三振。
6番・遠藤も外角速球で空振り三振。

3回表。
立正は9番・吉江がシンカーで見逃し三振。
1番・鹿沼は二ゴロ。
2番・河津が四球。二死1塁。
3番・皆川の初球に山田誠也が捕逸。二死2塁。
皆川は四球を選ぶ。二死1、2塁。
4番・伊藤大が中飛で無得点。

3回裏。
青学は7番・内田が高め速球で空振り三振。
8番・山田誠は左飛。
9番・本が中前安打。二死1塁。
1番・鈴木は三飛で3アウト。

4回表。
立正は5番・伊藤裕が二ゴロ。
6番・中村は左中間を破る二塁打。一死2塁。
7番・川瀬が四球を選ぶ。一死1、2塁。
8番・小畑は一ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
右前に抜けそうな当たりを内田遼汰が好捕した。
9番・吉江が速球で見逃し三振。3アウト。

4回裏。
青学は2番・吉澤岳が三ゴロ。
3番・佐藤将は一ゴロ。
4番・西村が中右直で三者凡退。

5回表。
立正は1番・鹿沼が左飛。
2番・河津は四球。一死1塁。
3番・皆川も四球。一死1、2塁。
4番・伊藤大は中飛。二死1、2塁。
5番・伊藤裕も中飛で無得点。

5回裏。
青学は5番・長野がシュートで空振り三振。
6番・遠藤もシュートで空振り三振。
7番・内田は投ゴロで三者凡退。

6回表。
青学はこの回から二番手投手に葛川知哉を起用する。
葛川は大阪桐蔭高出身の3年生。
182cm・86kgの右スリークォーターである。
大阪桐蔭というより、枚方ボーイズ全国制覇エースのですね。
腕をぶん回す感じのダイナミックなフォームだ。
球速は速球が131〜43キロ。
カーブが113〜17キロ。
他にスライダーがあったかも。

立正は6番・中村が三邪飛。
7番・川瀬が中前安打。一死1塁。
8番・小畑は右前安打。一死1、2塁。
9番・吉江が速球で見逃し三振。二死1、2塁。
1番・鹿沼は142キロの速球で空振り三振。3アウト。

6回裏。
青学は8番・山田誠が速球で空振り三振。
9番・本は右飛。
1番・鈴木が三ゴロで三者凡退。

7回表。
立正は2番・河津が四球を選ぶ。無死1塁。
3番・皆川はバント成功。一死2塁。
4番・伊藤大が中飛。河津はタッチアップで二死3塁。
5番・伊藤裕は二ゴロで無得点。

7回裏。
青学は2番・吉澤岳が中前安打。無死1塁。
3番・佐藤将はバント失敗。一飛で一死1塁。
4番・西村が右飛。二死1塁。
5番・長野は二飛で無得点。

8回表。
立正は6番・中村が初球のスライダーを強振。
ライナーでライトフェンスに直撃する二塁打。無死2塁。
7番・川瀬は3バント失敗。一死2塁。
8番・小畑が中飛。二死2塁。
代打・三好大輝は遊ゴロで無得点。
立正は8イニング連続で得点圏まで走者を進めたが追加点無し。

8回裏。
青学は6番・遠藤が三塁強襲安打。
慌てて投げた一塁送球が逸れて、遠藤は俊足を飛ばして二進。無死2塁。
代打・丹治光生がバントから三前内野安打に。無死1、3塁。
代打・前川直哉は高めのシュートで空振り三振。一死1、3塁。
9番・本のカウント2−2から丹治が二盗成功。一死2、3塁。
本は3−2から右中間を深々と破るタイムリー三塁打!
<青山学院大 2−1 立正大>
1番・鈴木が一ゴロ。本塁送球は野選となり三塁走者が生還。一死1塁。
<青山学院大 3−1 立正大>

立正はここで堀誠が降板。
二番手投手に神戸文也を起用する。
神戸は前橋育英高出身の4年生。
182cm・75kgの右上手投げである。

青学は2番・吉澤岳がバント成功。二死2塁。
3番・佐藤将は右前タイムリー安打。
送球の間に佐藤将も進んで二死2塁。
<青山学院大 4−1 立正大>
4番・西村が左前安打。二死1、2塁。

立正はここで三番手投手に山下真史を起用する。
山下は立正大淞南高出身の4年生。
169cm・70kgの左腕だ。

5番・長野はのカウント2−1から一塁走者がスタート。
帰塁のそぶりを見せたため、挟殺プレーになる。
しかし送球が乱れて三塁走者が生還。なお二死2塁。
<青山学院大 5−1 立正大>
長野は一ゴロでようやく攻撃終了。

9回表。
立正は1番・鹿沼が中前安打。無死1塁。
代打・中島健寿は中前安打。無死1、2塁。
3番・皆川が二直併殺。
吉澤岳志がそのまま二塁を踏んで二死1塁。
代打・滝浪和馬は142キロの速球で空振り三振!

葛川知哉が粘りのリリーフで4回を零封。
逆転勝利の道筋を作る投球だった。
立正は9イニングすべてで得点圏に走者を送ったが1点止まり。
堀誠は7回まで走者を二人しか許さず、無四球&10奪三振の快投。
しかし青学が効率よく8回裏に集中打を浴びせて、立正の優勝を阻止した。

安打   010 102 012 7 四 失
立正  ┃010|000|000┃1 6 2
青山学院┃000|000|05×┃5 0 0
安打   001 000 15  7

青山学院:近藤、○葛川
立正:●堀、神戸、山下

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2016年04月24日

東京六大学 立教×早稲田 2回戦

おそらく今春唯一の六大学観戦です。
敢えて2回戦を選んだのは未見の投手を見たいから。
早稲田は15年春、15年秋と六大学を連覇中。
ただ土曜の1回戦は立教が澤田圭佑の完投勝利でモノにしている。

立教大学
1番 中 佐藤拓也  4年 右左 173/76 浦和学院
2番 遊 熊谷敬宥  3年 右右 175/72 仙台育英
3番 左 佐藤竜彦  4年 右右 182/83 國學院久我山
4番 三 笠松悠哉  3年 右右 181/85 大阪桐蔭
5番 右 田中和基  4年 右両 180/76 西南学院
6番 一 大東孝輔  3年 右右 171/74 長良
7番 捕 眦栂誕澄 3年 右右 181/80 浦和学院
8番 投 田村伊知郎 4年 右左 173/80 報徳学園
9番 二 高橋信吾  4年 右右 176/67 長野日大

早稲田大学
1番 右 三倉進   3年 左左 178/85 東邦
2番 二 真鍋健太  4年 右左 171/71 早稲田実
3番 中 中澤彰太  4年 右左 177/76 静岡
4番 遊 石井一成  4年 右左 181/76 作新学院
5番 一 立花玲央  4年 右左 185/80 千葉英和
6番 捕 吉見健太郎 3年 右右 175/75 早稲田実
7番 左 八木健太郎 3年 右右 176/77 早稲田実
8番 三 木田大貴  4年 右右 178/70 成章
9番 投 竹内諒   4年 左左 180/84 松坂


1回表。先攻は立教大。
1番・佐藤拓が遊ゴロ。
2番・熊谷は捕邪飛。
3番・佐藤竜が投ゴロで三者凡退。

早稲田の先発は竹内諒。
実は彼を初めて見る。
いい意味でオーソドックスな左腕だ。
重心移動は標準的で、そんな強く踏み込んだり蹴ったりはしない。
力の抜けたフォームから、リリースの瞬間に一瞬力が入る感じだ。
球速は速球が132〜41キロ。
変化球はチェンジ、スライダーが122〜29キロ。
立教は右打者比率が高く、結果的にチェンジ比率が高かった。
他にカーブが105〜09キロ。

1回裏。後攻は早稲田。
1番・三倉が三前内野安打。無死1塁。
2番・真鍋はバント成功。一死2塁。
3番・中澤が一ゴロ。二死3塁。
4番・石井は中飛で無得点。

立教の先発は田村伊知郎。
高1夏の甲子園で好投し、早い段階から全国区だった。
ただ小柄な右腕なのでプロが手を出すタイプではない。
しかし打撃が良いし勉強もできる。
かなり早い段階から各校の争奪戦があったと聞いている。
個人的には彼も1イニングしか生で見てないから気になっていた。
球速は速球が142〜49キロ。
変化球はシュート、ツ―シームが131〜46キロ。
スライダーが124〜34キロ。
キレイな回転のホップする速球も投げられるだろうけれど、
沈む、食い込む球筋を上手く使っていた。
制球も良いし、指先の器用さもあるんでしょうね。
彼が一世一代の快投を見せる。

2回表。
立教は4番・笠松が四球。無死1塁。
5番・田中和は二飛。一死1塁。
6番・大東がチェンジで空振り三振。二死1塁。
7番・眦弔僚薺紊乏涵召二盗成功。二死2塁。
眦弔六哀乾蹐韮灰▲Ε函

2回裏。
早稲田は5番・立花が遊前内野安打。無死1塁。
6番・吉見はバント失敗で投ゴロ併殺。
田村伊知郎の好フィールディングで二死無走者。
7番・八木がスライダーで空振り三振。

3回表。
立教は8番・田村が一ゴロ。
9番・高橋信は速球で空振り三振。
1番・佐藤拓が中飛で三者凡退。

3回裏。
早稲田は8番・木田が速球で空振り三振。
9番・竹内は一ゴロ。
1番・三倉が中飛で三者凡退。

4回表。
立教は2番・熊谷が遊ゴロ。
3番・佐藤竜は三ゴロ。
4番・笠松が中飛で三者凡退。

4回裏。
早稲田は2番・真鍋が左前安打。無死1塁。
3番・中澤は遊ゴロ。二封のみで一死1塁。
4番・石井がエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
5番・立花は高め速球で空振り三振。無得点。

5回表。
立教は5番・田中和が三ゴロ。
6番・大東は右前安打。一死1塁。
7番・眦弔詫携堯F鷸爍盈檗
8番・田村の2球目に大東が二盗失敗。3アウト。

5回裏。
早稲田は6番・吉見が二ゴロ。
7番・八木は遊前内野安打。一死1塁。
八木は次打者の2球目に二盗成功。一死2塁。
8番・木田が右飛。二死3塁。
9番・竹内は中飛で3アウト。

6回表。
立教は8番・田村が左飛。
9番・高橋信は右飛。
1番・佐藤拓が遊ゴロで三者凡退。

6回裏。
早稲田は1番・三倉がツーシームで見逃し三振。
2番・真鍋は投ゴロ。
3番・中澤が二ゴロで三者凡退。

7回表。
立教は2番・熊谷が二ゴロ。
3番・佐藤竜は遊ゴロ。
4番・笠松が外角チェンジで空振り三振。三者凡退。

7回裏。
早稲田は4番・石井が左飛。
5番・立花はスライダーで空振り三振。
6番・吉見が速球で空振り三振。
田村伊知郎は尻上がりに調子を上げてくる。

8回表。
立教は5番・田中和が中飛。
6番・大東は外角高めの速球を強振。
目の覚めるようなライナーがレフト中段に突き刺さった!
<立教大 1−0 早稲田大>
立教にとっては二本目の安打。
まだ二塁すら踏んでいない中で生まれた先制弾である。
三塁側は凄い盛り上がりでした。
立教は7番・眦弔捕邪飛。
8番・田村は遊飛で攻撃終了。

8回裏。
早稲田は7番・八木が四球。無死1塁。
8番・木田はバント成功。一死2塁。
代打・加藤雅樹が内角スライダーで空振り三振。二死2塁。
1番・三倉はスライダーで空振り三振。
田村伊知郎はピンチを切り抜けたガッツポーズ!

9回表。
早稲田は二番手投手に小島和哉を起用する。
小島は浦和学院出身の2年生。
175cm・76kgの左腕である。
高2春の甲子園選抜大会では優勝投手に。
昨年は先発をしていて春夏とも3勝ずつ。
6月の大学選手権制覇にも貢献している。
今日は速球が134〜39キロ。
スライダーが121,2キロ。
胸を張らず肘を伸ばさず、縮めたまま振るスタイルになっていた。

立教は9番・高橋信が三ゴロ。
1番・佐藤拓が遊飛。
2番・熊谷は中前安打。二死1塁。
3番・佐藤竜が三ゴロで無得点。

9回裏。
早稲田は2番・真鍋が左中間を破る二塁打。無死2塁。
3番・中澤はバント。
田村伊知郎が素晴らしい反応で三塁側に駆け下りてダイビングキャッチ。
二塁走者は戻れずダブルプレーとなる。
桑田真澄か!というスーパーキャッチだった。
4番・石井はスライダーで見逃し三振!

田村伊知郎が8回、9回のピンチを切り抜けて完封勝利。
9回のダイビングはこぼしたら無死1、3塁。
試合を分ける劇的なプレーでした。
被安打5、四死球1で脱三振は9。
早稲田の強力打線に対して、堂々たる完封勝利でした。

安打  000 010 011 3 四 失
立教 ┃000|000|010┃1 1 0
早稲田┃000|000|000┃0 1 0
安打  110 110 001 5

早稲田:●竹内、小島
立教:○田村

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東京六大学 明治×慶應 2回戦

春のうちに一度は東京六大学を見ておきたかった。
8週開催があるうち「ここ」と決めたのが第3週2回戦。
1回戦に出てくる各校のエースは全員どこかで見ている。
野手は「これ」という選手はいない。
ただ「2回戦組」は初見が何人かいた。
六大学なら二番手、リリーフにもプロ注の逸材がいる。
そういう投手を見る機会が欲しかった。
他にも見たい試合はあったが、そこは仕方ない。

第1試合は明治と慶應の対戦だ。
明治は第2週の2回戦で東大に14年ぶりの敗戦を喫している。
1回戦も1−0と際どい勝負だった。
とはいえ勝ち点は確保してこの慶應戦に臨んでいる。
慶應は第1週で法政に連勝して勝ち点「1」を確保した。
今週の1回戦は1−1の引き分け。

明治大学
1番 三 渡辺佳明  2年 右左 179/73 横浜
2番 二 河野祐斗  3年 右右 172/72 鳴門
3番 中 逢澤崚介  2年 左左 175/75 関西
4番 捕 牛島将太  4年 右右 179/80 門司学園
5番 一 佐野恵太  4年 右左 177/77 広陵
6番 左 東原匡志  3年 右右 172/72 天理
7番 遊 吉田大成  4年 右左 175/77 佼成学園
8番 右 山本恵汰  2年 右右 181/80 愛工大名電
9番 投 水野匡貴  3年 右右 182/82 静岡

慶應義塾大学
1番 一 清水翔太  3年 右左 178/74 桐蔭学園
2番 二 倉田直幸  3年 右左 181/69 浜松西
3番 三 沓掛祥和  4年 右右 176/87 慶應義塾
4番 右 山口翔大  4年 左左 179/79 桐光学園
5番 左 岩見雅紀  3年 右右 186/105 比叡山
6番 中 柳町達   1年 右左 180/75 慶應義塾
7番 捕 須藤隆成  4年 右左 180/92 創志学園
8番 遊 照屋塁   3年 右右 173/72 沖縄尚学
9番 投 小原大樹  4年 左左 181/84 花巻東


1回表。先攻は明治。
1番・渡辺が三ゴロ失策で出塁。無死1塁。
2番・河野はバスターから投ゴロ併殺。二死無走者。
3番・逢澤が二飛で3アウト。

慶應の先発は小原大樹。左の技巧派である。
迫力はないが力みのない、ボールを隠せるフォーム。
左右に「紛らわしい変化球」を散らして打たせるタイプだ。
球速は速球が128〜34キロ。
変化球はチェンジが121〜28キロ。
スライダーが118〜25キロ。
花巻東では大谷翔平と同期。
大谷がケガがちだったし、彼は甲子園でも投げている。

1回裏。後攻は慶應義塾。
1番・清水翔が高め速球で空振り三振。
2番・倉田は遊ゴロ。
3番・沓掛が中飛で三者凡退。

明治の先発は水野匡貴。
腕の振りは強いけれど、変化球で勝負するタイプ。
球速は速球が137〜43キロ。
スライダー、フォークが121〜38キロ。
縦横に激しく折れる彼の決め球だ。
しかもスプリット、揺れて落ちるフォークを使い分けられる。
カーブが107〜12キロ。
今日はストライク先行。良いリズムで投げていた。

2回表。
明治は4番・牛島が三ゴロ。
5番・佐野恵は空振り三振。
6番・東原が中前安打。二死1塁。
7番・吉田大は死球。二死1、2塁。
8番・山本は遊ゴロで無得点。

2回裏。
慶應は4番・山口が四球。無死1塁。
5番・岩見は投ゴロで二死無走者。
6番・柳町がスプリットで空振り三振。

3回表。
明治は9番・水野が死球。無死1塁。
1番・渡辺はバント成功。一死2塁。
2番・河野がチェンジで空振り三振。二死2塁。
3番・逢澤は中直で無得点。

3回裏。
明治は7番・須藤が中前安打。
8番・照屋は3バント失敗。一死1塁。
水野匡貴の高速横スラにファウルを重ねてしまった。
9番・小原がフォークで空振り三振。二死1塁。
1番・清水翔は右飛で3アウト。

4回表。
慶應は4番・牛島が左前安打。無死1塁。
5番・佐野恵は四球。無死1、2塁。
6番・東原が二ゴロ。三塁封殺で一死1、2塁。
タイミングが微妙だったのかもしれないが、
なぜ「4→6→3」の併殺を狙わないのか疑問の残るプレー。
7番・吉田大は四球。一死満塁。
8番・山本が一塁後方の二飛。
体勢が後ろ向きだったのでタッチアップを気にしたのか…。
二塁手の倉田直幸がこれを落球してしまう。
三塁走者が生還してなお一死満塁。
<明治大 1−0 慶應義塾大>
9番・水野は初球にスクイズ成功。二死2、3塁。
<明治大 2−0 慶應義塾大>
1番・渡辺が四球。二死満塁。
代打・富岡優太がライト線を破るタイムリー二塁打。二死1、2塁。
<明治大 4−0 慶應義塾大>
3番・逢澤は遊前のハーフライナー。
二塁走者が直前を横切り、しかも打球が変に落ちた。
ちょっと可哀想な遊ゴロ失策で三塁走者が生還。二死1、3塁。。
<明治大 5−0 慶應義塾大>
慶應が内野守備の乱れから大きく崩れる。

慶應はここで小原大樹が降板。
二番手投手に亀井倫太朗を起用する。
亀井は慶應義塾高出身の3年生。
182cm・78gkの右横手投げである。
速球系が125〜38キロ。
いわゆる「真っ直ぐ」ではなく基本はシュート、シンカーの球筋だ。
スライダーが116〜22キロ。
明治は4番・牛島が投ゴロで攻撃終了。

4回裏。
慶應は2番・倉田がフォークで空振り三振。
3番・沓掛は中直。
4番・山口が右飛で三者凡退。

5回表。
明治は5番・佐野恵が内に入ってくるスライダーを強振。
これが「打った瞬間」の当たりでライトスタンドに。
<明治大 6−0 慶應義塾大>
6番・東原は二ゴロ。
7番・吉田大が遊ゴロ。
8番・佐藤優太は二ゴロで攻撃終了。

5回裏。
慶應は5番・岩見が三ゴロ。
6番・柳町は中飛。
7番・須藤が一ゴロで三者凡退。

6回表。
明治は9番・水野が一ゴロ。
1番・渡辺は中直。
2番・竹村春樹が死球。二死1塁。
竹村は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
3番・逢澤が一ゴロで3アウト。

6回裏。
慶應は代打・西口貴大が一ゴロ。
代打・重田清一は中飛。
1番・清水翔が右飛で三者凡退。
佐藤優太がフェンス際の当たりをぎりぎりで好捕した。

7回表。
慶應はこの回から三番手投手に藤原陽介を起用する。
藤原は県立千葉高出身の4年生。
186cm・89kgの右上手投げである。
小さなテイクバックから肘を折って「手投げ」気味に投げる。
下半身の重心移動はしっかりしていた。
球速は速球が128〜36キロ。
スライダーが120〜23キロ。
スローカーブが100〜03キロ。

明治は4番・牛島が右中間に落とす二塁打。無死2塁。
5番・佐野恵は二ゴロ。一死3塁。
6番・東原が右前タイムリー安打。一死1塁。
7番・吉田大は左前安打。一死1、2塁。
8番・佐藤が左中間を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<明治大 8−0 慶應義塾大>
9番・水野は二ゴロ。二死3塁。
1番・渡辺がとゴロで攻撃終了。

7回裏。
慶應は2番・小原和樹が中前安打。無死1塁。
3番・沓掛は右飛。一死1塁。
4番・山口が三飛。二死1塁。
5番・岩見は三ゴロ悪送球で生きる。二死1、3塁。
6番・柳町が左飛で無得点。

8回表。
慶應はこの回から四番手投手に清水洋二郎を起用する。
清水は函館ラサール高出身の3年生。
180cm・70kgの左腕である。
球速は速球が129〜36キロ。
チェンジが115〜24キロ。
スライダーが107〜18キロ。
「スラーブ」という感じの大きな曲がりだ。

明治は2番・竹村が三邪飛。
3番・逢澤はスライダーで見逃し三振。
4番・牛島が一邪飛で三者凡退。

8回裏。
慶應は7番・須藤がカーブで空振り三振。
8番・宮田皓は中飛。
9番・重田が二ゴロで三者凡退。

9回表。
明治は5番・佐野恵が右飛。
6番・加勢一心が四球。一死1塁。
7番・吉田大は四球。一死1、2塁。
8番・佐藤が一塁線を破るタイムリー二塁打。一死2、3塁。
<明治大 10−0 慶應義塾大>
9番・水野は遊飛。二死2、3塁。
1番・渡辺が二ゴロで攻撃終了。

9回裏。
慶應は代打・内田蓮が空振り三振。
2番・小原和は左飛。
3番・沓掛が中前安打。二死1塁。
4番・山口は右直で3アウト。

水野匡貴が淡々と慶應打線を抑えて試合終了。
明治が東大を打ちあぐねた打線とは思えない豪打も披露。
2戦を終えて1勝1分けとして、勝ち点獲得に近づいている。

安打   010 210 401 9 四 失
明治  ┃000|510|301┃10 8 1
慶應義塾┃000|000|000┃0 1 3
安打   001 000 101 4

慶應義塾:●小原、亀井、藤原、清水
明治:○水野

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2016年04月17日

関東大学1部 専修×筑波

第90回関東大学サッカーリーグは第3週。
フクアリの千葉×町田を見る前に、西が丘へ寄って行く。
専修は昨年の8位。筑波は2部2位からの1部復帰だ。
ここまでの戦績は両校とも1勝1敗。

専修大学
GK  1 玉永大地  3年 179/72 川崎U-18
DF  2 飯田貴敬  4年 179/73 野洲
   22 越水旋太  2年 179/70 清水桜が丘
    3 田口圭介  3年 179/68 国士舘
    5 小口大貴  4年 165/63 川崎U-18
MF 20 佐藤祐太  3年 170/65 前橋育英
    6 吉村郷史  4年 173/67 成立学園
    8 野田卓宏  4年 173/63 大津
   10 中村駿介  4年 166/61 浦和Y
   42 氣田亮真  1年 172/62 千葉U-18
FW 38 中山歩   2年 173/70 西武台

−−−−−−−中山−−−−−−−
−−氣田−−−中村−−−野田−−
−−−−−吉村−−佐藤−−−−−
−小口−−田口−−越水−−飯田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−玉永−−−−−−−

筑波大学
GK  1 森本泰介  3年 183/76 栃木SC・Y
DF  2 浅岡大貴  3年 172/72 JFAアカデミー
    3 小笠原佳祐 2年 180/70 東福岡
    5 鈴木大誠  2年 183/74 星稜
   19 宮田拓哉  4年 179/72 中京大中京
MF 18 鈴木徳真  2年 168/64 前橋育英
    8 吉田直矢  4年 173/70 川崎U-18
   16 戸嶋祥郎  3年 170/66 市立浦和
   17 野口航   3年 166/58 大津
FW 11 中野誠也  3年 172/67 磐田U-18
   25 西澤健太  2年 171/63 清水Y

−−−−西澤−−−−中野−−−−
−−野口−−−−−−−−戸嶋−−
−−−−−吉田−−鈴木−−−−−
−宮田−−鈴木−-小笠原-−浅岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森本−−−−−−−


西が丘サッカー場は荒天。
風がかなり強く、途中から雨脚も強くなった。
両校ともそんな中で良くボールを動かしていたが、
なかなか決定機までは持ち込めない展開に。

8分、筑波は戸嶋祥郎?が右サイドに立てフィード。
中野誠也がエリア右に鋭く仕掛けてシュート。
ただし小口大貴が中のコースは切っていた。
中野のシュートはポストに弾かれてしまう。

22分、筑波は2トップの連携から左サイドを崩す。
中野誠也がエリア左をえぐって左足で中に打ち込む。
DFの足に当たってコースが変わりGK玉永大地がキープ。

中野誠也は全日本大学選抜に入っているアタッカー。
動き出し、初速の速さが抜群で裏取り名人だ。
相手に敢えて近づいて、スルッと出ていく凄味がある。
磐田U-18のときから凄かったけど、
このカテゴリーでもレベルの違いを感じさせてくれた。

前半の筑波は守備も良かったですね。
筑波の監督は小井土正亮氏。
清水、G大阪で長谷川健太に仕えていた戦術家である。
守備のオーガナイズがイタリアっぽいというか、
「斜めの関係」「ズレ」の使い方が日本らしくない。
海外も含めて研究されている方なんだな…と思った。

専修は前節から攻撃陣の顔ぶれが大きく変わっていた。
ただ少ないタッチで、角度を変えていくインサイドのパス回しは不変。
これで長澤和輝や仲川輝人のような"別格の個"がいれば点も取れるんだろうけど…。
そんな訳で前半はあまり決定機が無かった。

38分、専修は右サイドを崩して氣田亮真が右クロス。
セカンドがファーに流れて小口大貴は左ミドルを放つ。枠外。

42分、筑波は西澤健太が右サイドから折り返す。
中野誠也がエリア左から中に戻して、戸嶋祥郎は1タッチで後ろに落とす。
良い崩しだったが野口航は打ち切れない。

前半45分はスコアレスのまま終了する。
46分、専修は中村駿介→佐藤遵樹。

47分、筑波は西澤健太が右サイドを抜け出してクロス。
GK玉永大地がボールを抑えに行くも届かない。
中野誠也が潰れて、野口航は体勢を崩しながら押し込んだ。
<筑波大 1−0 専修大>

53分、筑波は左スローインからチャンスメイク。
西澤健太が左中間から浮き球に右足ボレーで合わせる。
ニアのいいコースを突いたがGK玉永大地がブロック。

西澤健太もスペースに流れてチャンスメイクで良く絡んでいた。

54分、専修は中山歩→下田悠哉。
専修の布陣がこう↓
−−−−−−−下田−−−−−−−
−−氣田−−−野田−−−佐藤−−
−−−−−吉村−−佐藤−−−−−
−小口−−田口−−越水−−飯田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−玉永−−−−−−−


57分、専修は佐藤遵樹が右サイドで切り返し、左足で折り返す。
中で混戦となり、最後は下田悠哉がシュート。決定的だったけれど枠外。

65分、専修は佐藤遵樹が右サイドからドリブルで運んでクロス。
下田悠哉がエリア内にいいタイミングで飛び込む。
しかし下田のヘッドはわずかに合わない。

佐藤遵樹はジェフ千葉U-15の頃から気になっている。
関クラU-15の9決では中村駿介と対決していましたね(笑)
日本では意外といない典型的ウイングプレイヤーだ。
スピードと言う分かりやすい武器があって、
相手との駆け引きやスキルもそこに後からついてきている。
こんなに切り返しが上手かったっけ?
重心移動もスムーズだったっけ?という嬉しい驚きがあった。
この試合は先発から外れたが、途中出場で存在感を見せる。
流れも徐々に筑波から専修に移っていく。

66分、筑波は西澤健太→長澤皓祐。
69分、筑波は長澤皓祐に警告
73分、筑波は中野誠也→北川柊斗。
81分、専修は越水旋太に警告。

84分、専修は飯田貴敬が縦フィード。
佐藤遵樹は右サイドのスペースへ一気に抜け出して折り返す。
氣田亮真がファーに飛び込んでボレーを合わせた。
<専修大 1−0 筑波大>
佐藤→氣田とジェフっ子ラインで専修が同点に追いつく。

87分、筑波は野口航→三笘薫。
筑波の最終布陣がこう↓
−−−−戸嶋−−−−北川−−−−
−−三笘−−−−−−−−長澤−−
−−−−−吉田−−鈴木−−−−−
−宮田−−鈴木−-小笠原-−浅岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森本−−−−−−−


91分、専修は越水旋太に警告。
2枚目と言うことで退場になる。

92分、専修は氣田亮真→山田健人。
選手の最終布陣がこう↓
−−−−−−−下田−−−−−−−
−−野田−−−−−−−−佐藤−−
−−−−−吉村−−佐藤−−−−−
−小口−−田口−−山田−−飯田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−玉永−−−−−−−


試合は1−1でタイムアップ。
専修が追い上げて追いついて、勝ち点1を取った試合だった。

augustoparty at 14:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(大学)