2016年07月23日

都市対抗準々決勝 NTT東×トヨタ

今日は長い1日でした…。
朝7時前に家を出て千葉マリンでまず高校野球。
そのあと都内に移動して原稿を2本片づけ…。
やっと時間を作って東京ドームに足を運ぶ。
第87回都市対抗野球大会9日目の第3試合。
ちょうどここから準々決勝です。
NTT東日本とトヨタ自動車の対戦だ。

NTT東日本(東京都)
1番 遊 福田周平  23才 右左 169/69 明治大
2番 三 砂川哲平  23才 右左 172/70 補・セガサミー
3番 一 矢島健吾  27才 右左 181/78 仙台大
4番 右 越前一樹  27才 右右 180/78 立正大
5番 指 村上純平  33才 右左 180/85 補・鷺宮製作所
5番 左 北道貢   34才 右左 179/75 駒澤大
2番 二 下川知弥  23才 右左 174/73 駒澤大
8番 捕 上田祐介  32才 右右 176/81 日本大
9番 中 目黒聡   30才 右左 165/64 上武大
   投 渡邉啓太  22才 右右 177/70 神奈川工科大

トヨタ自動車(豊田市)
1番 右 藤岡裕大  22才 右左 177/85 亜細亜大
2番 三 北村祥治  22才 右右 177/81 亜細亜大
3番 中 小島宏輝  28才 右左 178/78 早稲田大
4番 一 樺澤健   26才 右右 176/77 東京農業大
5番 二 河合完治  24才 右左 175/78 法政大
6番 指 瀧野光太朗 24才 右左 177/77 立命館大
7番 左 多木裕史  26才 右左 179/75 法政大
8番 捕 細山田武史 30才 右右 179/74 ソフトバンク
9番 遊 源田壮亮  23才 右左 179/72 愛知学院大
   投 佐竹功年  32才 右右 169/72 早稲田大


1回表。先攻はNTT東日本。
1番・福田周が二ゴロ。
2番・砂川は速球で空振り三振。
3番・矢島が中飛で三者凡退。

トヨタ自動車の先発は佐竹功年。
右上手の技巧派である。
大学時代は小柄だけどパワーピッチャーだった。
しかし社会人で徐々にスタイルを変えて…。
今は変則フォームに活路を見出している。
極端にテイクバックが小さい“野手投げ”でお馴染みだ。
実績的にはもう社会人のレジェンドである。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はスライダー、フォークが120〜32キロ。
カーブが99〜108キロ。

1回裏。後攻はトヨタ自動車。
1番・藤岡が中前安打。無死1塁。
2番・北村はバント成功。一死2塁。
3番・小島が四球。一死1、2塁。
4番・樺澤はストレートの四球。一死満塁。
5番・河合が二ゴロ併殺で無得点。

NTT東日本の先発は渡邉啓太。
大卒新人。右上手の本格派である。
彼はまだ未見だったから先発して嬉しかった。
バネやしやなかさは感じないけれど、足の蹴りが強い。
地肩も強そうで、腕を強く振れる。
そんなところは強みだと思った。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はフォークが128〜34キロ。
スライダーが120〜27キロ。
制球、変化球の切れともおそらく不出来だった。

2回表。
NTT東は4番・越前が外角低め速球で見逃し三振。
5番・村上も外角低め速球で見逃し三振。
6番・北道は二ゴロで三者凡退。

2回裏。
トヨタは6番・瀧野が右前安打。無死1塁。
7番・多木は一ゴロ。一死2塁。
8番・細山田が右直。二死2塁。
9番・源田は二ゴロで3アウト。

3回表。
NTT東は7番・下川が二ゴロ。
8番・上田は四球を選ぶ。一死1塁。
9番・目黒が右中間を破る二塁打。一死2、3塁。
1番・福田周は右飛。
問題なくタッチアップかと思ったら藤岡裕大から凄い返球…。
三塁走者が本塁でタッチアウトになり攻撃終了。
恐ろしや藤岡。イチロー級の強肩ですね!

3回裏。
トヨタは1番・藤岡が二ゴロ。
2番・北村は一邪飛。
3番・小島が四球。二死2塁。
4番・樺澤も四球で二死1、2塁。

NTT東日本はここで渡邉啓太が降板。
二番手投手に森山一茂を起用する。
森山は東北福祉大出身の27才。
178cm・80kgの左サイドハンドである。
球速は速球が129〜33キロ。
手元で浮かび上がってくるような独特の球筋ですね。
ネット裏で見ると体感の速さが分かった。
変化球はスライダーが116〜19キロ。

トヨタは5番・河合が中飛で無得点。

4回表。
NTT東は2番・砂川が二飛。
3番・矢島は一邪飛。
4番・越前が遊飛で三者凡退。

4回裏。
トヨタは6番・瀧野が中飛。
7番・多木は中飛。
8番・細山田が右越え二塁打。二死2塁。
9番・源田は左前タイムリー安打。二死1塁。
<トヨタ自動車 1−0 NTT東日本>
源田は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
1番・藤岡がスライダーで空振り三振。攻撃終了。

5回表。
NTT東は5番・村上が中前安打。無死1塁。
6番・北道は右飛。一死1塁。
7番・下川がフォークで空振り三振。二死1塁。
8番・上田は外角速球で見逃し三振。3アウト。

5回裏。
NTT東はこの回から三番手投手に森脇亮介を起用する。
森脇はセガサミーから補強された24才。
塔南高、日大出身の右上手投げである。
173cm・66kgと小柄だけど、いかにもバネがありますね。
全身をダイナミックに使う、見ていて楽しい投手でした。
今日の球速は速球が140〜49キロ。
変化球はチェンジが130〜34キロ。
スライダーが115〜23キロ。
他にカーブもあったかな?
彼の好投で試合が一気に引き締まる。

トヨタは2番・北村が外角速球で空振り三振。
3番・小島は二ゴロ失策で生きる。一死1塁。
4番・樺澤が中前安打。一死1、2塁。
代打・河原右京は内角速球で見逃し三振。二死1、2塁。
6番・瀧野はチェンジで空振り三振。
森脇亮介が3三振を奪って3アウト。

6回表。
NTT東は9番・目黒が中前安打。無死1塁。
1番・福田はバント成功。一死2塁。
2番・砂川が右飛。
藤岡裕大が俊足を飛ばしてライン際の当たりを好捕した。
二塁走者はタッチアップして二死3塁。
3番・矢島はフォークで空振り三振。3アウト。

6回裏。
トヨタは7番・多木がレフト線を破る二塁打。無死2塁。
8番・細山田はバント失敗。
矢島健吾が果敢に三塁へ投げてタッチアウト、一死1塁。
9番・源田もバント失敗。一飛で二死1塁。
1番・藤岡はチェンジで空振り三振。3アウト。

7回表。
NTT東は4番・越前が遊ゴロ。
5番・村上は外角速球で見逃し三振。
6番・北道が左飛で三者凡退。

7回裏。
トヨタは2番・北村が三邪飛。
3番・小島は投直。
4番・樺澤が右飛で三者凡退。

8回表。
NTT東は代打・里見将太がフォークで空振り三振。
8番・上田もフォークで空振り三振。
9番・目黒が右直で三者凡退。

8回裏。
トヨタは5番・河原が中飛。
6番・瀧野は二ゴロ。
7番・多木が中前安打。二死1塁。
8番・細山田は二飛で3アウト。

9回表。
NTT東は1番・福田が二ゴロ。
福田は俊足なのでタイミングはぎりぎりでした。
2番・砂川は死球。一死1塁。
3番・矢島が右飛。二死1塁。
4番・越前は左中間を破るタイムリー二塁打。
越前も三塁を突くが、細山田武史が冷静に転送しタッチアウト。
しかしNTT東が土壇場で同点に追いついた。
<NTT東日本 1−1 トヨタ自動車>

9回裏。
トヨタは9番・源田が一ゴロ。
1番・藤岡は右前安打。一死1塁。
2番・北村がバント成功。
3番・小島は右飛で無得点。

10回表。
NTT東は5番・村上が内角速球で見逃し三振。
6番・北道は遊ゴロ。
7番・梶岡千晃が一ゴロで三者凡退。

10回裏。
トヨタは4番・樺澤が三ゴロ。
5番・河原は中前安打。一死1塁。
6番・瀧野がバント成功。二死2塁。
7番・多木は敬遠気味のストレート四球。二死1、2塁。
8番・細山田が2−1からレフト線を破るサヨナラ二塁打!
<トヨタ自動車 2−1 NTT東日本>

プロで7年間のキャリアを持つ細山田が意地を見せた。
トヨタ自動車がNTT東日本を下して、準決勝進出を決めている。
佐竹は10回を投げて1失点の堂々たる完投勝利。
奪三振もちょうど二桁の10個でした。

安打   001 011 001 0 4 四 失
NTT東┃000|000|001|0┃1 2 1
トヨタ ┃000|100|000|1X┃2 5 0
安打   110 211 011 2 10

トヨタ:○佐竹
NTT東:渡邉、森山、●森脇

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 22:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)社会人野球 

千葉準々決勝 木更津総合×東海大望洋

サッカーやバスケ、ラグビーより一足早く、
高校野球の選手たちは「最後の夏」を迎えています。
まだ見ぬ逸材が全国に散在していて、
そのうち何人かはもう既に最後の試合を終えてしまっている。
勝ち残っている中だと「どうしても見たい」選手が3人いた。
一人がおととい見た作新学院の今井達也。
もう一人が大阪府大会の決勝で見られればと思っている履正社の寺嶋成輝。
そして特に気になっていたのが、東海大市原望洋の島孝明だった。
春の大会で153キロを計測した右の本格派である。

千葉県大会の日程が出た瞬間に「準々決勝かな?」と察した。
東海大市原望洋は春の千葉県大会王者で第1シード。
木更津総合と望洋が順当に勝ち進むと、そこで当たる組み合わせだった。
案の定そういう結果となり、マリンの土曜の第一試合に収まった。

木更津総合高校
1番 遊 峯村貴希  2年 右左 184/77
2番 中 木戸凉   3年 右左 168/62
3番 二 小池航貴  3年 右右 173/62
4番 右 鳥海嵐万  3年 右右 177/75
5番 一 山下輝   2年 左左 185/83
6番 左 細田悠貴  2年 右左 177/73
7番 三 井上瑞樹  3年 右右 173/62
8番 投 早川隆久  3年 左左 180/74
9番 捕 大澤翔   3年 右右 175/65

東海大学付属市原望洋高校
1番 中 倉石匠己  3年 右左 180/85
2番 二 鯨井祥敬  2年 右右 170/66
3番 左 荒川太一  2年 右左 180/78
4番 捕 峯尾京吾  3年 右左 177/75
5番 左 塚本翼   2年 右左 172/75
6番 遊 藤本誠啓  2年 右右 170/70
7番 三 具志堅駿  3年 右右 172/70
8番 投 金久保優斗 2年 右左 180/70
9番 一 樋口圭輔  2年 右右 178/75


峯村貴希、金久保優斗、鯨井祥敬、藤本誠啓、塚本翼は佐倉シニアの同期。
2014年のジャイアンツカップで日本一になっているメンバーだ。
「ジャイアンツカップの優勝選手を獲った高校が3年後の甲子園を制する」
そんなジンクスをご存知な方もいると思うけれど、
それが正しければ2017年夏の王者は東海大市原望洋だ。
ちなみに島孝明も佐倉シニアで彼らの一学年上。
もちろんいい人材が集まっているんだろうけど、素晴らしい実績ですね。

1回表。先攻は木更津総合。
1番・峯村は遊直。
2番・木戸が右飛。
3番・小池は三直で三者凡退。

東海大市原望洋の先発は金久保優斗。
右上手の本格派である。
2回戦ではノーヒットノーラン(5回参考)を記録した。
体型もフォームもまだ「素材」という感は否めない。
背が高いし手足も長いけどとにかく細い。
腕がかなり大回りで、右肩を捻じるときの力みもある。
ただ彼は2年生ですからね。
全身のバランスと同調、バネは間違いなく逸材のそれ。
期待以上のものを見せてくれました。
今日の球速は速球が141〜46キロ。
変化球はスライダー、フォークが122〜31キロ。
スライダーは速球以上に多投していた。
腕が大振りだから、スライダーの切れは上がる。
菊池雄星あたりもスライダーは高校時代の方が逆に良かった。
フォームが直ると今度はチェンジ、フォーク、何より速球が良くなる。

1回裏。後攻は東海大市原望洋。
1番・倉石が中飛。
2番・鯨井は左飛。
3番・荒川が一ゴロで三者凡退。

木更津総合の先発は早川隆久。
左スリークォーターの好投手である。
今春の選抜大会では全国4強入りに貢献した。
彼は腕の振りがコンパクトで、出所を隠せている。
だから「体感」が球速表示より速いはず。
重心移動もスムーズで、フォーム的な完成度は高校生レベルでない。
変化球も複数の球筋を持っていて、制球も良くて…。
現時点では彼が高校NO1左腕かもしれない。
ただ彼は連投。昨日の5回戦で9イニングを完投している。
そこがこの試合の不安材料だったが、立ち上がりは安定していた。
今日の球速は速球が128〜41キロ。
変化球はスライダー、チェンジが114〜30キロ。
カーブが110キロ弱。

2回表。
木更津総合は4番・鳥海が右飛。
5番・山下は二前内野安打。一死1塁。
6番・細田が二ゴロ。二死1塁。
7番・井上は投ゴロで3アウト。

2回裏。
望洋は4番・峯尾がチェンジで空振り三振。
5番・塚本は二ゴロ。
6番・藤本が速球で空振り三振。
130キロの速球で内角を突いた後、
140キロの外角速球で仕留める心憎い投球術だった。

3回表。
木更津総合は8番・早川が左飛。
9番・大澤は左中間を破る三塁打。一死3塁。
1番・峯村が左犠飛。二死無走者。
<木更津総合 1−0 東海大市原望洋>
2番・木戸は二直で攻撃終了。

3回裏。
望洋は7番・具志堅が四球。無死1塁。
8番・金久保はバント失敗。
大澤翔がすかさず二塁に投げて捕ゴロ併殺!二死無走者。
9番・樋口が二ゴロで3アウト。

4回表。
木更津総合は3番・小池が中飛。
4番・鳥海はスライダーで空振り三振。
5番・山下が三ゴロ悪送球で生きる。二死2塁。
6番・細田は四球で二死1、2塁。
7番・井上が二直。
センター前に抜けようかという当たりだったけれど…。
鯨井祥敬がダイビングで好捕した。

4回裏。
望洋は1番・倉石がスライダーで空振り三振。
2番・鯨井は一ゴロ。
3番・荒川がチェンジで見逃し三振。三者凡退。

5回表。
木更津総合は8番・早川が三ゴロ。
9番・大澤は右飛。
1番・峯村が二ゴロで三者凡退。

5回裏。
望洋は4番・峯尾が一前内野安打。無死1塁。
一塁前でイレギュラーする幸運な当たり。
実はこれがチームの初安打である。
5番・塚本はバント成功。一死2塁。
6番・藤本が遊ゴロ。
三塁送球が成功してタッチアウト。二死1塁。
峯村貴希の判断は冷静でした。
7番・具志堅が右直で3アウト。

6回表。
木更津総合は2番・木戸が投ゴロ。
3番・小池はスライダーで空振り三振。
4番・鳥海がフォークで空振り三振。

6回裏。
東海大市原望洋は8番・金久保が中前安打。無死1塁。
9番・樋口はバント成功。一死2塁。
1番・倉石が三ゴロ。二死2塁。
2番・鯨井は三ゴロで無得点。

7回表。
木更津総合は5番・山下が死球。無死1塁。
6番・細田はバント成功。一死2塁。

東海大市原望洋はここで金久保優斗が交番。
二番手投手に島孝明を起用する。
島は佐倉シニア出身の3年生。
180cm・82kgの右上手投げである。
今日の球速は速球が142〜50キロ。
この速度帯でツーシーム気味で沈む球筋もあった。
変化球はスライダー、チェンジが122〜34キロ。
カーブが107〜10キロ。
重心移動が大きいし、腕をしっかり畳めている。
開きが小さいからボールを隠せている。
球速もそうだけど、フォームがちゃんとしていますね。
本格派というか、正統派の実戦的な右腕だ。
藤平尚真に並ぶ今秋のドラ一候補でしょう。

木更津総合は7番・井上が中飛。
8番・早川は一ゴロで3アウト。

7回裏。
望洋は3番・荒川がスライダーで空振り三振。
4番・峯尾はスライダーで見逃し三振。
5番・塚本が右前安打。二死1塁。
6番・藤本は右飛で無得点。

8回表。
木更津総合は9番・大澤が左飛。
1番・峯村は一邪飛。
2番・木戸が遊ゴロで三者凡退。

8回裏。
望洋は7番・具志堅がチェンジで空振り三振。
8番・島がやはりチェンジで空振り三振。
9番・樋口は速球で空振り三振。
早川隆久の制球、投球術が冴え渡る!

9回表。
木更津総合は3番・小池が右直。
4番・鳥海は速球で見逃し三振。
2アウトを取って島孝明が「記録に挑戦」モードに。
球速は149、50と出たけれど制球を乱してしまう。
5番・山下が内角速球を見送って四球。二死1塁。
ただ6番・細田は二ゴロで3アウト。
島孝明も無茶はしなかった。
2回3分の2を四死球1のみに封じて味方の援護を待つ。

9回裏。
望洋は1番・倉石が中前安打。無死1塁。
2番・鯨井はバント失敗。三飛で一死1塁。
代打・川津亮輔が中飛。二死1塁。
4番・峯尾は右前安打。二死1、2塁。
5番・塚本が外角スライダーで空振り三振。

早川隆久が三塁を許さぬ快投で東海大市原望洋を完封。
被安打5、四死球1、奪三振9という見事な内容である。
大澤翔も3回表の三塁打、3回裏の好守で勝利の立役者になった。
東海大望洋の金久保優斗、島孝明も十分に見せてくれた。
相手を2安打に抑えたのだから内容的には文句ない。
ただ木更津総合にはワンチャンスをモノにする勝負強さがあった。

安打    011 000 000 2 四 失
木更津総合┃001|000|000┃1 3 0
東海大望洋┃000|000|000┃0 1 1
安打    000 011 102 5

東海大望洋:●金久保、島
木更津総合:○早川


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2016年07月21日

栃木準々決勝 作新学院×文星芸大附

今年は首都圏の高校生に好投手が多い。
横浜高の藤平尚真は5月の春季関東大会で見た。
東海大市原翔洋の島孝明も数日中に見ようと思う。
ただ高校生は「ダークホース」がいきなり飛び出してくる。
島もこの春に急浮上した投手ですよね。
栃木にそういう投手がいると聞き、足を運べる日程を探した。

21日の栃木県大会準々決勝がちょうど良さそうだ。
カードがいいし、清原でなく県営だからアクセスも良い。
試合開始が9時と早くて気になったけど…。
始発電車で出れば新幹線やタクシーを使わずに間に合う。
そんなわけで作新学院と文星芸大附属の対戦を見に行きました。
作新学院は栃木の夏を5連覇中の鉄板校。
しかし文星芸大も今春の関東大会8強。
選手権の通算出場も10回とやはり強豪だ。
下調べをするまでもなく、人材は複数いるだろう。

天気予報が雨だったので2階席の屋根下に陣取る。
平日の昼間にも関わらず内野席は満席。
立ち見もかなり出るほどの盛況でした。

作新学院高校
1番 遊 山本拳輝  3年 右左 178/78
2番 右 山ノ井隆雅 3年 右左 177/76
3番 中 小林虎太郎 3年 左左 175/75
4番 左 入江大生  3年 右右 186/79
5番 二 藤野佑介  3年 右左 167/68
6番 一 藤沼竜矢  3年 右右 174/72
7番 三 篠崎高志  3年 右左 168/66
8番 捕 鮎ヶ瀬一也 3年 右左 178/78
9番 投 今井達也  3年 右右 180/72

文星芸術大学附属高校
1番 二 橋浦悠斗  3年 右左 168/70
2番 一 三浦康隆  3年 右左 177/70
3番 中 白倉僚   3年 右右 172/73
4番 捕 小野貴照  3年 右右 168/80
5番 左 神戸裕二郎 3年 右左 170/72
6番 右 水澤賢   3年 右右 177/73
7番 三 小川滉太  3年 右左 175/66
8番 投 佐藤良亮  3年 左左 175/67
9番 遊 伊藤健太  2年 右右 172/63


1回表。先攻は作新学院。
1番・山本がツーシームで見逃し三振。
2番・山ノ井は投ゴロ。
3番・小林が一ゴロで三者凡退。

文星芸大附の先発は佐藤良亮。
左上手の好投手である。
フォームは力みなくオードソックスでスムーズ。
でもボールを放す瞬間の力強さがあった。
本日の球速は速球が128〜37キロ。
変化球はチェンジ、ツーシームが111〜27キロ。
スライダーが113〜23キロ。
カーブが103〜05キロ。
高校生左腕としては球威も相応にある。
球種も豊富で、それぞれ質もある。
制球がもかなりいいし、完成度は全国レベルだろう。

1回裏。後攻は作新学院。
1番・橋浦が148キロの速球で見逃し三振。
2番・三浦は四球を選ぶ。一死1塁。
3番・白倉のカウント3−1から三浦が一塁で牽制死。二死無走者。
白倉はレフトフェンスぎりぎりの左飛で3アウト。

作新学院の先発は今井達也。右上手の本格派である。
今夏になって急に名が聞こえてきた注目株だ。
今日の球速は速球が137〜49キロ。
変化球はスライダー、フォークが115〜35キロ。
鋭角的に縦へ落ちる球筋もあるし、ワンバウンドもあった。
もしかしたらフォークでなく縦スラかもしれない。
制球は高校生レベルでもあまりいい方ではない。
ただ大崩れをする感じもなかったし、
今日は球審の広いストライクゾーンにも助けられていた。

昨夏は県大会こそ投げたが甲子園でベンチ入りしていない。
今春もケガか何かでが投ていない。それが「無名」の理由だった。
野球太郎の「栃木の10人」にも入っていないんですよね。
しかしこの夏の大会で150キロ近くを出し、SNSなどで情報が拡散中。
変化球の切れやフォームのバランスも悪くないらしい。
「藤平、島レベル」なんて評価も聞き、自分も見に行きたくなった。
今井が良いのは「力任せに投げて速い」タイプじゃないこと。
しなやか系かな?と思ったけれど、そうでもない。
極端に肩がの可動域が大きい、肘がしなるというフォームではなかった。
そういうタイプは見栄えが良いけど、逆に関節への負荷が大きすぎたりする。
彼は細身というか、高校生としてはちょうどいい体格。
それでいて意外にパワフルで、全体の調和も取れている。
あとは力の「抜き方」を覚えればかなりのレベルまで行くだろう。
「すげぇ」という強烈さは感じなかったけれど、外れ1位か2位には入るかな?

2回表。
作新は4番・入江が中飛。
5番・藤野は遊ゴロ。
伊藤健太がボテボテの当たりを前進して上手く処理した。
6番・藤沼は中飛で三者凡退。

2回裏。
文星は4番・小野が一ゴロ。
5番・神戸は遊ゴロ。
6番・水澤が左飛で三者凡退。

3回表。
作新は7番・藤崎が二ゴロ。
8番・鮎ヶ瀬は一ゴロ。
9番・今井が投前内野安打。
今井はまあまあ俊足ですね。
前傾とストライドの大きい、地面を強く蹴る陸上系の走りだった。
そういう部分で身体能力はちょっと感じた。
作新は1番・山本が遊ゴロで無得点。

3回裏。
文星は7番・小川が左前安打。無死1塁。
8番・佐藤良はバント成功。一死2塁。
9番・伊藤が左越えのタイムリー二塁打。
<文星芸術大学附属 1−0 作新学院>
二塁走者が生還も伊藤は三塁を欲張ってタッチアウト。二死無走者。
1番・橋浦は四球。二死1塁。
2番・三浦が高め速球で空振り三振。攻撃終了。

4回表。
作新は2番・山ノ井が右飛。
3番・小林は右前安打。一死1塁。
4番・入江が左前安打。一死1、2塁。
5番・藤野は二ゴロ。二死2、3塁。
6番・藤沼が三ゴロで無得点。

4回裏。
文星は3番・白倉が外角速球で見逃し三振。
4番・小野は遊飛。
5番・神戸が遊ゴロで三者凡退。

5回表。
作新は7番・篠崎が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
8番・鮎ヶ瀬は一ゴロ。一死3塁。
9番・今井が外角速球で空振り三振。二死3塁。
1番・山本は四球。二死1、3塁。
2番・山ノ井は二ゴロで無得点。

5回裏。
文星は6番・水澤が右前安打。無死1塁。
7番・小川は3バント失敗で三振。一死1塁。
8番・佐藤良が右飛。二死1塁。
9番・伊藤は遊ゴロで無得点。

6回表。
作新は3番・小林が左直。
4番・入江は四球。一死1塁。
5番・藤野が右前安打。一死1、3塁。
…と思ったら文星のアピールで入江がアウトの宣告。
「二塁を踏んでいなかった」という判定で二死1塁となる。
6番・藤沼は遊前内野安打。二死1、2塁。
7番・篠崎が遊飛で無得点。

6回裏。
文星は1番・橋浦が三飛。
2番・三浦は145キロの外角速球で見逃し三振。
3番・白倉が四球。二死1塁。
4番・小野は右前安打。二死1、2塁。
5番・神戸が左邪飛で3アウト。

7回表。
作新は8番・鮎ヶ瀬が左飛。
9番・今井は中前安打。一死1塁。
1番・山本が四球を選ぶ。一死1、2塁。
代打・碇大誠が初球をセンター返し。
中前タイムリー安打で一死1、2塁。
<作新学院 1−1 文星芸術大学附属>
生還した今井達也は左手でガッツポーズ!
3番・小林は頭に死球。一死満塁。
ポーンと大きく弾んで大丈夫な感じだが、規定で臨時代走が出る。
4番・入江は2−0から3球目の速球を流す。
これが右中間を深々と破るタイムリー二塁打。なお一死2、3塁。
<作新学院 3−1 文星芸術大学附属>

文星芸大附はここで佐藤良亮が降板。
二番手投手に海老原丞を起用する。
海老名は3年生。172c・77kgの本格派左腕である。
今日の球速は速球が132〜36キロ。
スライダー、チェンジが116〜19キロ。

作新学院は5番・藤野が左前タイムリー安打。一死1、3塁。
<作新学院 4−1 文星芸術大学附属>
6番・藤沼が右直。二死1、3塁。
当たりが良すぎて三塁走者はタッチアップできず。
7番・篠崎の1球だけ打席に立って、2球目から代打。
代打・水口皇紀は二ゴロで攻撃終了。

7回裏。
文星は6番・水澤が四球を選ぶ。無死1塁。
7番・小川は右前安打。無死1、2塁。
8番・海老原がバント失敗。捕飛で一死1、2塁。
9番・伊藤は四球。一死満塁。
1番・橋浦が右中間の真ん中を破るタイムリー三塁打。
<文星芸術大学附属 4−4 作新学院>
2番・三浦の2球目に橋浦がスタート。
打者は反応せず、三塁走者は挟殺死で二死無走者。
これはスクイズのサイン見落としでしょう。
三浦は右飛で攻撃終了。

8回表。
作新は8番・鮎ヶ瀬がレフト線を破る二塁打。無死2塁。
9番・今井がバント成功。一死3塁。
1番・山本は中越えのタイムリー二塁打。一死2塁。
<作新学院 5−4 文星芸術大学附属>
2番・碇が三ゴロ。二死2塁。
3番・小林は中前にライナーを打ち返す。
センターは頭から飛び込んでグラブに当てたが弾いてしまう。
二塁走者が生還。ただし小林は二塁を欲張ってアウト&攻撃終了。
<作新学院 6−4 文星芸術大学附属>

8回裏。
文星は3番・白倉が右前安打。無死1塁。
二塁手がサインを見て一塁側に動いたら逆を突かれた。
4番・小野はスライダーで空振り三振。一死1塁。
代打・葭葉幸二郎が右飛。二死1塁。
6番・水澤の3球目に白倉が二盗成功。二死2塁。
水澤が四球を選んで二死1、2塁。
7番・小川が二ゴロで無得点。

ちょうど9回に入る頃から栃木県営球場に軽く雨粒が舞い始める。
雨が降らないので「前に座ればよかった」と後悔しているところだった(笑)

9回表。
作新は4番・入江が三ゴロ失策で出塁。
深い当たりだったので内野安打でも良かったと思うが…。
5番・藤野はバント失敗の捕邪飛。一死1塁。
6番・藤沼がエンドランから二ゴロ。二死2塁。
7番・添田真聖は中飛で3アウト。

9回裏。
文星芸大附は代打・笹原勇斗がフォークで空振り三振。
9番・伊藤は三ゴロ。
1番・橋浦が146キロの速球で空振り三振!

今井達也は最終回も143〜47キロを記録。
制球や変化球の切れはむしろ立ち上がりより良かった。
7回裏に長打で3失点は喫したけど、そこから崩れなかった。

終盤はもつれにもつれたが、激闘を制したのは作新学院。
今井達也は被安打7、四死球6で4失点。
奪三振も7とそれほど多くない。
ただ文星芸大は試合の中盤まで持球作戦を徹底していた。
それが四死球と見逃し三振の多さに反映している。

作新は野手でもスケールの大きい逸材が目白押し。
山本拳輝主将はパワフルな松井稼頭央系のショートストップ。
ダイナミックで獰猛な動きは、日本のショートとして珍しいタイプですね。
入江大生は長身で手足が長くて、手首を柔らかく使える強打者。
単純に才能を楽しめるチームでした。

安打    001 212 430 13 四 失
作新学院 ┃000|000|420┃6 4 0
文星芸大附┃001|000|300┃4 6 1
安打    002 011 210 7

文星芸大附:佐藤、●海老名
作新学院:○今井


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2016年07月19日

都市対抗1回戦 JR九州×東芝

第87回都市対抗野球大会は大会5日目。
第3試合はJR九州と東芝の対戦である。
JR九州は久しぶりに見たらずいぶん若返りましたね。
先発投手が米藤太一や濱野雅慎じゃない。田中マルシオ敬三もいない。
30才以上はコーチ兼任の中野滋樹だけだ。
野中憲二監督が新たに就任し、世代交代中なんだろう。

JR九州(北九州市)
1番 中 犬塚慶   22才 右両 181/74 九州共立大
2番 指 狩俣達也  29才 右右 178/85 補・沖縄電力
3番 右 岩切貴弘  20才 右左 188/85 佐土原高
4番 捕 佐野洋樹  22才 右右 180/76 一関学院高
5番 一 中野滋樹  35才 右右 176/76 東洋大
6番 三 東向誠   27才 右左 180/78 上宮太子高
7番 遊 原口大陸  20才 右右 179/75 佐賀学園高
8番 二 照屋吐夢  30才 右左 172/69 補・沖縄電力
9番 左 池田幸樹  22才 右右 187/83 九州産業大
   投 井上翔夢  25才 左左 180/70 西日本工業大

東芝(川崎市)
1番 中 小川裕生  24才 左左 177/83 上武大
2番 左 佐藤旭   23才 右右 172/70 慶應義塾大
3番 一 服部政樹  30才 左左 189/87 九州共立大
4番 指 金子聖史  23才 右右 175/75 九州共立大
5番 二 吉田潤   26才 右右 180/83 岡山理大付属高
6番 三 糸原健斗  23才 右左 175/78 補・JX-ENEOS
7番 右 大河原正人 32才 右右 175/83 亜細亜大
8番 捕 井川良幸  35才 右右 170/75 城西大
9番 遊 堀米潤平  23才 右左 163/65 白鷗大
   投 谷岡竜平  20才 右右 181/81 成立学園高


1回表。先攻はJR九州。
1番・犬塚が左直。
2番・狩俣は遊ゴロ。
3番・岩切が速球で空振り三振。三者凡退。

東芝の先発は谷岡竜平。
右上手の本格派である。
彼も下半身が強そうで、使い方は理想的だ。
重心を落として後ろ足を蹴って身体を前に送る…。
というところが彼はスムーズですね。
今日の球速は速球が138〜46キロ。
変化球はスライダー、フォークが131〜39キロ。
速くて鋭い縦変化が彼の強みだろう。
本格派、パワーピッチャーではあるけれど、
縦変化で打ち取る技巧派でもある。
面白いと思ったのは6月の第2代表決定戦よりもフォークが速いこと。
乾燥した東京ドームと、小雨だった横浜スタジアムの違いかな?
制球が安定し、落ちる変化球も切れていれば、なかなか手の出るタイプではない。
プロでも抑えなら十分に務まるだろう。

1回裏。後攻は東芝。
1番・小川が四球。無死1塁。
2番・佐藤旭の初球に佐野洋樹が捕逸。無死2塁。
佐藤旭はバント成功。一死3塁。
3番・服部がスライダーで空振り三振。二死3塁。
左打者ということもあるけれど徹底してスライダーを投げ続けていた。
4番・金子はフォーク3球で空振り三振。

JR九州の先発は井上翔夢。
左スリークォーターの技巧派である。
走者がいなくてもノーワインドアップで投げていた。
斜めに“引っ掛ける”フォームだけど、腕の使い方はエレガント。
長めの腕を上手く畳んで伸ばして振り切っている。
スペックは平凡だけどかなりいい投手だ。
今日の球速は速球が134〜40キロ。
変化球はフォークが120〜32キロ。
同じフォークでも大小、曲げる方向の加減を意図的にやっていたかも。
スライダーが116〜26キロ。
変化球の球筋操作スキル、コマンドは間違いなく彼の強みだろう。

2回表。
JR九州は4番・佐野が右前安打。無死1塁。
5番・中野は右邪飛。一死1塁。
6番・東向の3球目に佐野は二盗を狙って失敗。3アウト。

2回裏。
東芝は5番・吉田が三ゴロ失策で出塁。無死1塁。
6番・糸原は2−1からエンドラン。右前安打で無死1、3塁。
7番・大河原が捕邪飛。一死1、3塁。
8番・井川はフォークで空振り三振。二死1、3塁。
9番・堀米が二ゴロで絶好機に無得点。

3回表。
JR九州は7番・原口が右飛。
8番・照屋は中飛。
9番・池田が四球を選ぶ。二死1塁。
1番・犬塚は外角速球で空振り三振。3アウト。

3回裏。
東芝は1番・小川が左前安打。無死1塁。
2番・佐藤旭はバント失敗。二封で一死1塁。
3番・服部の打席で小川が牽制死。二死無走者。
服部も中飛で3アウト。

4回表。
JR九州は2番・狩俣が外角速球で見逃し三振。
3番・岩切はフォークで空振り三振。
4番・佐野が死球。二死1塁。
佐野は次打者の4球目に二盗成功。二死2塁。
5番・中野は左前安打。
二塁走者はいいスタートを切っていたが…。
佐藤旭の見事な返球で本塁タッチアウト。

4回裏。
東芝は4番・金子がフォークで空振り三振。
5番・吉田は中飛。
6番・糸原が左前安打。二死1塁。
しかし糸原は次打者の4球目に二盗失敗。3アウト。

5回裏。
JR九州は6番・東向が遊前安打。無死1塁。
7番・原口は二飛。一死1塁。
8番・照屋が中飛。二死1塁。
9番・池田は左前安打。二死1、2塁。
1番・犬塚がエンドランを仕掛けるも二ゴロで無得点。

5回裏。
東芝は7番・大河原が二飛。
8番・井川は速球で空振り三振。
9番・堀米が四球。二死1塁。
しかし堀米は次打者のカウント0−1から牽制死。

6回表。
JR九州は2番・狩俣が中飛。
3番・岩切がフォークで空振り三振。
4番・佐野は二飛で三者凡退。

6回裏。
東芝は1番・小川が投ゴロ。
2番・佐藤旭は捕ゴロ。
3番・服部が外角速球で空振り三振。三者凡退。

7回表。
JR九州は5番・中野が左中間に大飛球。
フェンス際でセンターがグラブに当てて弾く。
記録は二塁打&センターの失策かな?無死3塁。
6番・東向は速球で空振り三振。一死3塁。

東芝はここで谷岡竜平が降板。
二番手投手に柏原史陽を起用する。
柏原はJX−ENEOSからの補強選手で大卒新人。
175cm・79kgの右スリークォーターだ。
桐光学園から一般入試で同志社大の理工学部に進んだ経歴を持つ。
高校時代から知られた存在だったけど、実は彼を見るのは初めてなんです。
「切れ型」かと思ったけれど逞しくてパワフルだ。
今日の球速は速球が138〜50キロ。
短いイニングということもあるけれど、
勝負に行くボールはとにかく速かった!
変化球はスライダー、フォーク系の縦変化が122〜32キロ。
他にカーブが108〜16キロかな?

JR九州は7番・原口が3−2から中犠飛。
球威に負けぬライナーでJR九州が勝ち越す。二死無走者。
<JR九州 1−0 東芝>
8番・照屋は速球で空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
東芝は4番・金子が中前安打。無死1塁。
5番・吉田はバントで送る。一死2塁。
6番・糸原がスライダーで空振り三振。二死2塁。
7番・大河原はフォークで空振り三振。3アウト。

8回表。
JR九州は9番・池田が中飛。
代打・藤島琢哉は速球で空振り三振。
2番・狩俣が中飛で三者凡退。

8回裏。
東芝は代打・木野学が三飛。
9番・堀米はスライダーで空振り三振。
1番・小川が右飛で三者凡退。

9回表。
JR九州は3番・岩切が左飛。
4番・佐野は外角速球で空振り三振。
5番・中野も外角速球で空振り三振。三者凡退。
柏原史陽は8アウトで4奪三振を奪った。

9回裏。
東芝は2番・佐藤旭がフォークで空振り三振。
3番・服部は一ゴロ。
4番・金子が三ゴロで三者凡退&試合終了!

JR九州が1−0の接戦を制して東芝を撃破。
井上翔夢の好投が光りました。
被安打4、四死球2で奪三振は10。
大学の時とは見違えるくらいに良くなっていました。

安打   010 120 100 5 四 失
JR九州┃000|000|100┃1   1
東芝  ┃000|000|000┃0   1
安打   011 100 100 4

東芝:●谷岡、柏原
JR九州:○井上

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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都市対抗1回戦 きらやか×パナソニック

第87回都市対抗野球大会は大会5日目。
第2試合はきらやか銀行とパナソニックの対戦である。
きらやか銀は大会初出場。対するパナソニックは50回目。
会社の規模も含めて対照的な両チームだ。
ただ応援席の人数はきらやか銀が多かったですね…。
「山形の会社でしょ?」「平日なのに?」「特定シードじゃないのに?」
いい意味で呆れさせてくれる熱さでした。

きらやか銀行(山形市)
1番 左 藤田遼   26才 右左 176/74 常磐大
2番 指 薗部優也  24才 右右 174/80 捕・JR東日本東北
3番 右 藤本剛大  23才 左左 177/80 函館大
4番 一 建部翔太  25才 右右 187/107 八戸大
5番 三 小野寺貴哉 29才 右左 170/74 石巻専修大
6番 中 中原北斗  25才 右右 172/71 明治大
7番 遊 長谷川徹  27才 右右 171/74 中央学院大
8番 二 齊藤晃平  24才 右左 168/69 東北福祉大
9番 捕 安成祐太郎 22才 右右 168/75 東日本国際大
   投 小島康明  23才 右右 178/82 東京農業大

パナソニック(門真市)
1番 二 泉裕斗   22才 右右 173/76 東北福祉大
2番 三 立花允夫  25才 右両 168/68 補・ミキハウスBC
3番 左 福原健太  24才 右左 180/79 東農大オホーツク
4番 一 柳田一喜  29才 右右 165/77 立命館大
5番 中 田中宗一郎 28才 右左 175/78 立教大
6番 指 大江伸宏  36才 左左 170/72 シダックス
7番 右 井上貴晴  25才 右左 180/85 青山学院大
8番 捕 三上恭平  24才 右右 180/86 上武大
9番 遊 横田拓也  25才 右右 176/68 福岡大
   投 藤井聖太  26才 右右 180/79 関西国際大


1回表。先攻はきらやか銀行。
1番・藤田が左前安打。
しかし左中間の当たりで二塁を欲張ってタッチアウト。
2番・薗部は遊ゴロ。
3番・藤本が左前安打。二死1塁。
4番・建部は二飛で攻撃終了。

パナソニックの先発は藤井聖太。
右上手の本格派である。
下半身が逞しくて重心移動が安定していた。
腰をしっかり落として体重を乗せて腕を振れる。
しなやかさは並みで、フォームもコンパクト。
だけど変化球も含めていい球が来ていた。
今日の球速は速球が139〜47キロ。
変化球はカット、横スラが128〜37キロ。
フォークが126〜33キロ。
スライダーが118〜25キロ。
カーブが99〜109キロ。
変化球が多彩で切れて、緩急もある。制球も悪くない。
大学時代に比べると別人のように進化していた。

1回裏。
パナソニックは1番・泉が二ゴロ。
2番・立花はチェンジで空振り三振。
3番・福原もチェンジで空振り三振。三者凡退。

きらやか銀行の先発は小島康明。
右上手の技巧派である。
彼も足腰が強くて、左足をもち上げたときの“ブレなさ”がいい。
重心移動や上半身の使い方は控え目だけど、その分無理がない。
そこで余らせた力を制球に還元できている。
今日の球速は速球が130〜42キロ。
140前後でも外角低めにピンポイントで投げ切るところが素晴らしい。
伸びでなくコースで空振りを奪っていた。
変化球はスライダー、チェンジが119〜25キロ。
カーブが103〜10キロ。

2回表。
きらやか銀は5番・小野寺が投直。
6番・中原は中飛。
7番・長谷川が投ゴロで三者凡退。

2回裏。
パナソニックは4番・柳田が一ゴロ。
5番・田中は二ゴロ。
6番・大江は左前安打。二死1塁。
しかし大江は次打者の3球目に二盗を狙って失敗。
安成祐太郎の送球が素晴らしかった。

3回表。
きらやか銀は8番・齊藤晃がカットで空振り三振。
9番・安成は右前安打。一死1塁。
1番・藤田が二前内野安打。一死1、2塁。
2番・薗部は三直。二死1、2塁。
3番・藤本が右飛で無得点。

3回裏。
パナソニックは7番・井上貴が内角低めの速球で空振り三振。
8番・三上は外角速球で空振り三振。
9番・横田が三ゴロで三者凡退。

4回表。
きらやか銀は4番・建部がカットで空振り三振。
5番・小野寺は左前安打。一死1塁。
6番・中原が145キロの速球で空振り三振。
小野寺の二盗も刺されて三振ゲッツー。

4回裏。
パナソニックは1番・泉が投ゴロ。
2番・立花は一前内野安打。一死1塁。
立花は次打者の3球目に二盗成功。一死2塁。
3番・福原は投ゴロ。二死2塁。
4番・柳田が外角速球で空振り三振。

5回表。
きらやか銀は7番・長谷川が右前安打。無死1塁。
8番・齊藤晃がバントで送る。一死2塁。
9番・安成は捕邪飛。二死2塁。
1番・藤田が二ゴロで3アウト。

5回裏。
パナソニックは5番・田中がチェンジで空振り三振。
6番・大江は外角スライダーで見逃し三振。
7番・井上貴が一邪飛で三者凡退。

6回表。
きらやが銀は2番・薗部が投直。
3番・藤本が投ゴロ。
4番・建部は中前安打。二死1塁。
5番・小野寺も中前安打。二死1、2塁。
6番・中原は粘ったけれどカーブで空振り三振。

6回裏。
パナソニックは8番・三上が左飛。
9番・横田は二ゴロ。
1番・泉が遊飛で三者凡退。

7回表。
きらやか銀は7番・長谷川が三ゴロ。
8番・齊藤晃は一ゴロ。
9番・安成が三ゴロで三者凡退。

7回裏。
パナソニックは2番・立花が内角速球で空振り三振。
3番・福原が二ゴロ。
4番・柳田は遊ゴロで三者凡退。

8回表。
パナソニックはこの回から二番手投手に安部健太を起用する。
安部は大阪商業大出身の2年目&24才。
180cm・68kgの右サイドハンドだ。
今日の球速は速球が134〜39キロ。
変化球はシュート、シンカー系が130キロ強。
スライダーが120〜24キロ。

きらやか銀は1番・岩田が四球を選ぶ。無死1塁。
2番・薗部はバント成功。一死2塁。
3番・藤本が二ゴロ。二死3塁。
4番・建部は四球を選ぶ。二死1、3塁。
5番・小野寺の2−2から安部健太が暴投。
シンカーがワンバウンドして三塁走者が生還する。なお二死2塁。
<きらやか銀行 1−0 パナソニック>
小野寺は3−2から右前タイムリー安打。二死1塁。
<きらやか銀行 2−0 パナソニック>
7番・中原が二直で攻撃終了。
きらやか銀が2点のリードを得た。

8回裏。
パナソニックは5番・田中が二ゴロ。
6番・大江は一ゴロ。
7番・井上貴が中飛で三者凡退。

9回表。
パナソニックは三番手投手に北出浩喜を起用する。
北出は愛知工業大出身の2年目&23才。
181cm・78kgの上手投げである。
今日の球速は速球が140〜49キロ。
変化球はスライダーが121〜28キロ。
カーブが100キロ弱。
リリーフ向きの本格派でしたね。

きらやか銀は7番・長谷川が左飛。
8番・齊藤晃が三邪飛。
9番・安成は投手強襲安打。二死1塁。
1番・岩田祐也が一直で3アウト。

9回裏。
パナソニックは8番・三上が遊ゴロ。
9番・横田は右前安打。一死1塁。
1番・泉が「同点本塁打!?」という大飛球。
これがレフトフェンスを直撃するタイムリー二塁打で一死2、3塁。
2番・立花は中前タイムリー安打。一死1、3塁。
<きらやが銀行 2−1 パナソニック>

きらやか銀は小島康明がついに降板。
流石にこの回ははっきりと疲れが出ていた。
二番手投手に西村祐太を起用する。
西村は桐蔭横浜大出身でJR東日本からの補強選手。
27才を迎える182cm・79kgの技巧派左腕だ。
今日の球速は速球が135〜38キロ。
変化球はスライダー、チェンジが119〜25キロ。

パナソニックは3番・福原が右犠飛。
一塁走者もタッチアップして二死2塁。
<パナソニック 2−2 きらやか銀行>
4番・柳田が右飛で攻撃終了。
パナソニックが最終回に2点差から追いついて試合は延長戦。

10回表。
きらやか銀は2番・中島周作が速球で空振り三振。
3番・藤本は二ゴロ。
4番・吉田真也が左前安打。二死1塁。
5番・小野寺はストレートの四球。二死1、2塁。
6番・中原が速球で空振り三振。3アウト。

10回裏。
パナソニックは5番・田中が中飛。
6番・大江は遊飛。
代打・藤井健が遊ゴロで三者凡退。

11回表。
きらやか銀は7番・長谷川が速球で空振り三振
8番・齊藤晃は右前安打。一死1塁。
9番・安成がバントで送る。二死2塁。
1番・岩田は四球。二死1、2塁。
2番・中島が二ゴロ。
泉裕斗が一・二塁間のゴロを上手くさばいて無得点。

11回裏。
パナソニックは8番・三上が中前安打・無死1塁。
9番・横田はバント成功。一死2塁。
1番・泉が中前安打!?と思ったらきらやか銀が見事な前進守備。
二塁走者はスタートを切って戻れず、中直併殺で3アウト。

試合は11回を終えて決着せず。
12回以降はタイブレーク方式が導入される。
攻撃が一死満塁から。
打順は任意で選択できて、走者はその前の3名。
ただし代打、代走はベンチに残った選手を自由に使える。

12回表。
きらやか銀の攻撃は5番・小野寺貴哉から。
小野寺は押し出しの四球を選ぶ。なお一死満塁。
<きらやか銀行 3−2 パナソニック>
しかし代打・林弘樹が遊ゴロ併殺で攻撃終了。

12回裏。
パナソニックの攻撃は4番・柳田一喜から。
柳田はボテボテの遊ゴロ。二封のみで三塁走者が生還し二死1、3塁。
<パナソニック 3−3 きらやか銀行>
5番・田中は右直で攻撃終了。同点止まりで決着つかず。

13回表。
パナソニックは四番手投手に四丹健太郎を起用する。
四丹は亜細亜大出身の31才。
189cm・77kgの右スリークォーターである。
球数が2、3球だったので詳細は分からず。

きらやか銀の攻撃は一死満塁からで、7番・長谷川徹から。
長谷川は右犠飛で三塁走者が生還。なお二死1、2塁。
<きらやか銀行 4−3 パナソニック>
8番・齊藤晃は一ゴロで攻撃終了。

13回裏。
パナソニックの攻撃は6番・大江伸宏から。
大江は2球目で二ゴロ併殺。
13回のタイブレークはパナソニックが無得点で試合終了。

いや凄い試合でした。
きらやか銀も東北第一代表だから弱くはないと思ったいた。
ただかなりの番狂わせですよね…。
「モンテディオがガンバを破った」くらいの差はある。
心を動かされる、良い試合でした。

安打     202 112 011 110 0 12 四 失
きらやか銀行┃000|000|020|001|1┃4 5 0
パナソニック┃000|000|002|001|0┃3 0 0
安打     010 100 003 010 0 6

パナソニック:藤井聖、安部、北出、●四丹
きらやか銀行:小島、○西村

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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都市対抗1回戦 西濃運輸×大阪ガス

第87回都市対抗野球大会は本日が大会5日目。
1回戦があと2日、6試合残っている。
Jスポーツの公式サイトで都市対抗の見どころ原稿を書いておりまして…。
テレビは小まめに見ていますが、生で見るにこしたことはない。
そんなわけで東京ドームに足を運んで、現場で見る。
第1試合は西濃運輸と大阪ガスの対戦だ。

西濃運輸(大垣市)
1番 左 齋藤導久  23才 右左 172/70 補・東海理化
2番 遊 東名真吾  33才 右左 173/71 福岡工業大
3番 一 井貝星良  23才 右左 170/73 補・東海理化
4番 三 伊藤匠   24才 右右 179/84 岐阜経済大
5番 指 阪本一成  40才 左左 170/72 昭和コンクリート
6番 右 谷恭兵   24才 右左 180/85 八戸学院大
7番 捕 松本直樹  22才 右右 177/75 立教大
8番 二 中村優太  26才 右左 163/62 東京農業大
9番 中 藤中謙太郎 30才 右右 180/80 九州産業大
   投 佐伯尚治  33才 右右 181/69 九州産業大

大阪ガス(大阪市)
1番 遊 青柳匠   26才 右右 179/71 亜細亜大
2番 指 近藤竜二  28才 右左 175/70 育英高
3番 二 峰下智弘  24才 右左 180/80 近畿大
4番 一 伊藤諒介  24才 右左 174/80 法政大
5番 右 土井翔平  25才 右右 179/83 法政大
6番 中 藤原大輔  30才 右右 172/72 立命館大
7番 左 古川昂樹  22才 右左 174/76 立命館大
8番 三 花本太紀  23才 右右 176/73 創価大
9番 捕 浅田泰斗  23才 右左 178/75 立教大
   投 小畑彰宏  25才 右右 184/82 青山学院大


1回表。先攻は西濃運輸。
1番・齋藤が投前内野安打。無死1塁。
2番・東名は3バントを決めて一死2塁。
3番・井貝が左飛。二死2塁。
4番・阪本はスライダーで空振り三振。

大阪ガスの先発は小畑彰宏。
酒居知史でなくこちらを先発させてきた。
右サイドハンドの本格派である。
大学時代に比べてフォームがコンパクトになりましたね。
球威もそんなに落ちていない。
何よりこのフォームなら制球も乱れないだろう。
ただ結果的には“荒れ球の怖さ”が薄れて、打ち頃だったかも…。
速球、カットが133〜44キロ。
スライダーが120〜26キロ。

1回裏。後攻は大阪ガス。
1番・青柳が中飛。
2番・近藤は右前安打。一死1塁。
3番・峰下が二ゴロ併殺。
中村優太が捕ってタッチして一塁に投げた。

西濃運輸の先発は佐伯尚治。
右サイドハンドの技巧派である。
腕を伸ばさず力も入れず、極端に言うと横回旋だけで投げる変則右腕だ。
14年の都市対抗優勝投手で実績も十分。
本日の球速は速球が119〜26キロ。
変化球はチェンジ、シンカー系が109〜23キロ。
同じ速度帯でも「伸びる球」「減速する球」を使い分けていた。
スライダーが108〜19キロ。
制球もいいし、変化球は紛らわしい。
変則派、技巧派の極みと言い得る社会人最高級の投手だ。

2回表。
西濃運輸は5番・阪本が投ゴロ。
6番・谷は0−2からライトスタンドに飛び込むソロ本塁打。
<西濃運輸 1−0 大阪ガス>
7番・松本が中前安打。一死1塁。
8番・中村はセーフティバントで三前安打。一死1、2塁。
9番・藤中が投手強襲の二ゴロ。二死2、3塁。
峰下智弘の良いバックアップだった。
1番・齋藤は捕邪飛で攻撃終了。

2回裏。
大阪ガスは4番・伊藤が左前安打。無死1塁。
5番・土井はバント失敗。一死1塁。
佐伯尚治の送球が果敢で間一髪アウト。
6番・藤原が中飛。二死1塁。
7番・古川は右飛で3アウト。

3回表。
大阪ガスはこの回から二番手投手に酒居知史を起用する。
酒居は大阪体育大出身の2年目&23才。
175cm・77kgの右上手投げである。
大柄ではないけれどパワーピッチャーですね。
今日の球速は速球が133〜44キロ。
フォークが125〜35キロ。
高速フォークへの依存度がかなり高く、執拗に投げ込んでいた。
スライダーはあまり投げなかったけれど120キロ前後。

西濃運輸は2番・東名が四球。無死1塁。
3番・井貝の3球目に酒居知史が暴投。
0−2と追い込んでからフォークがすっぽ抜けて無死2塁。
井貝はフォークで空振り三振。一死2塁。
4番・伊藤が中飛。二死2塁。
5番・阪本はフォークで空振り三振。

3回裏。
大阪ガスは8番・花本が右飛。
9番・浅田は一ゴロ。
1番・青柳が左直で三者凡退。

4回表。
西濃運輸は6番・谷が二ゴロ。
7番・松本は平凡な中飛…。
と思ったらセンターが打球を見失って中越え二塁打。一死2塁。
東京ドームは天井が白く、半透明。日射のあるデーゲームはこれが起こる。
8番・中村が四球を選ぶ。一死1、2塁。
9番・藤中は遊飛。二死1、2塁。
1番・齋藤の3球目に酒居知史が暴投。二死2、3塁。
齋藤は四球を選ぶ。二死満塁。
2番・東名が一邪飛で無得点。

4回裏。
大阪ガスは2番・近藤が二ゴロ。
3番・峰下は投ゴロ。
4番・伊藤が外角速球で見逃し三振。三者凡退。

5回表。
西濃運輸は3番・井貝が左飛。
4番・伊藤は左直。
土井翔平が背走してフェンス際で好捕した。
5番・阪本が投ゴロで三者凡退。

5回裏。
大阪ガスは5番・土井が三ゴロ失策で出塁。無死1塁。
6番・藤原はバント失敗。
佐伯尚治が体勢を崩しながら再び二塁で刺した。一死1塁。
7番・古川がレフト線を鋭く破る二塁打。一死2、3塁。
佐伯尚治がおそらく初めて芯で捉えられた打球だった。
8番・花本は一ゴロ。井貝が星良本塁に送球。
三塁走者はタッチアウトとなる。二死1、3塁。
9番・浅田が右直で無得点。

6回表。
西濃運輸は6番・谷が速球で空振り三振。
7番・松本が二飛。
8番・中村は速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
大阪ガスは1番・青柳がシンカーで見逃し三振。
2番・近藤は二前安打。一死1塁。
3番・峰下が内角速球で空振り三振。二死1塁。
4番・伊藤は二ゴロで無得点。

7回表。
西濃は9番・藤中が中前安打。無死1塁。
1番・齋藤はバント成功。一死2塁。
2番・東名が右飛。藤中がタッチアップして二死3塁。
3番・井貝は二ゴロで無得点。

7回裏。
大阪ガスは5番・土井が三ゴロ。
6番・今塩屋雄二が速球で空振り三振。
7番・古川は二ゴロで三者凡退。

8回表。
大阪ガスはこの回から三番手投手に猿渡眞之を起用する。
猿渡は飯塚高出身で入社5年目&23才。
173cm・73kgの右上手投げである。
身体を沈めて、前に倒してに投げるのでリリースが打者に近い。
本日の球速は速球が134〜42キロ。
フォークが120キロ台後半。
スライダー(カーブ?)が110キロ台中盤。

西濃運輸は4番・伊藤が死球。無死1塁。
5番・阪本はバントで送る。一死2塁。
6番・谷が右前タイムリー安打。一死1塁。
<西濃運輸 2−0 大阪ガス>
7番・松本は左前安打。一死1、2塁。
8番・中村が左飛。二死1、2塁。

ここで大阪ガスは猿渡眞之が降板。
四番手投手に飯塚孝史を起用する。
飯塚は履正社高出身の5年目&23才。
177cm・65kgの右上手投げである。
球速は速球が137〜42キロ。
伸びのある、振り遅れを誘う球質だった。
カット、チェンジ系の縦変化が129〜37キロ。
スライダーが120キロ台前半。

大阪ガスは9番・藤中が右飛で攻撃終了。

8回裏。
大阪ガスは8番・花本が右直。
9番・浅田は内角スライダーで空振り三振。
1番・青柳が外角スライダーで見逃し三振。

9回表。
西濃運輸は1番・齋藤が内角速球で見逃し三振。
2番・東名はカットで空振り三振。
3番・井貝が内角142キロで見逃し三振。

9回裏。
大阪ガスは2番・近藤が一ゴロ。
3番・峰下は左中間に運ぶ二塁打。一死2塁。
4番・伊藤が一ゴロ。二死3塁。
5番・土井は右飛で攻撃終了。

佐伯尚治は最終回に来て少し力んだ様子もあった。
ただ走者が出てからの落ち着きは流石。
あと8回の追加点も大きかったですね。
被安打5、四死球ゼロの堂々たる完封勝利でした。

安打   130 100 120 8 四 失
西濃運輸┃010|000|010┃2 4 1
大阪ガス┃000|000|000┃0 0 0
安打   110 011 001 5

大阪ガス:●小畑、酒居、猿渡、飯塚
西濃運輸:○佐伯

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2016年07月17日

プレミアE FC東京×新潟

プレミアイーストはこれで4試合目。のべ8チームを見たことになる。
この時期はJが夜なので掛け持ちしやすい。
今日はFC東京の小平グラウンドに足を運ぶ。
FC東京U-18とアルビレックス新潟U-18の対戦だ。
キックオフは11時。武蔵野苑の人工芝かと思ったら、
普段トップが練習で使っている天然芝のピッチである。

FC東京は4勝1分け3敗、勝ち点13で3位だ。
前節は市立船橋高との上位対決を1−1で引き分けた。
J3との掛け持ちがある中で、よくこれだけ結果を出している。
今日もDF岡崎慎、MF鈴木喜丈が昨日のFC琉球戦に先発して不在。
波多野豪、伊藤純也、生地慶充もアウェイに帯同していた。
伊藤と生地は短時間ながら出場している。
17時キックオフだから昨日の深夜か今朝に帰京したということ…。
新潟は1勝4分け3敗、勝ち点7で9位。
今季は初昇格を果たしたが、自動降格圏内と苦しんでいる。
前節は首位・青森山田高に1−6で敗れた。

FC東京U-18
GK  1 波多野 豪  98.05.25 196/86 FC東京U-15むさし
DF 27 岡庭 愁人  99.09.16 167/62 FC東京U-15深川
    5 蓮川 壮大  98.06.27 178/72 FC東京U-15深川
    2 坂口 祥尉  99.05.07 174/70 FC東京U-15むさし
   24 荒川 滉貴  99.10.23 169/62 FC東京U-15深川
MF  8 伊藤 純也  98.04.12 172/63 FC東京U-15むさし
   20 品田 愛斗  99.09.19 178/63 FC東京U-15深川
    7 生地 慶充  98.04.02 176/64 FC東京U-15むさし
   10 松岡 瑠夢  98.07.22 175/60 FC東京U-15むさし
   14 内田 宅哉  98.06.02 176/67 FC東京U-15深川
FW 11 半谷 陽介  99.01.30 173/61 FC東京U-15深川

−−−−−−−半谷−−−−−−−
−−内田−−−松岡−−−生地−−
−−−−−品田−−伊藤−−−−−
−荒川−−坂口−−蓮川−−岡庭−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-波多野-−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 高瀬 和楠  99.08.06 180/76 FC東京U-15深川
DF 29 篠原 新汰  99.05.02 181/70 FC東京U-15深川
MF 15 小林 幹   99.04.27 181/69 FC東京U-15むさし
MF 19 吹野 竜司  99.05.02 168/61 FC東京U-15深川
MF 37 寺山 翼   00.04.10 175/67 FC東京U-15むさし
FW 18 鈴木 郁也  98.04.29 180/66 FC東京U-15深川
FW 22 杉山 伶央  00.03.04 163/50 FC東京U-15むさし

アルビレックス新潟U-18
GK 21 池田 快陽  99.07.26 175/66 2年 アルビレックス新潟U-15
DF  3 長谷川 巧  98.10.06 179/67 3年 アルビレックス新潟JÝ
   20 吉田 光希  99.05.09 180/70 2年 アルビレックス新潟U-15
    4 荻原 渓太  98.04.17 186/68 3年 M.A.C SALTO JÝ
   13 藤原 十和  98.05.15 174/65 3年 VITORIA KAMUI JÝ
MF  6 丸山 壮大  99.06.25 172/61 2年 アルビレックス新潟U-15
   15 稲川 碧希  99.07.15 179/64 2年 アルビレックス新潟U-15
   11 中野 優也  99.01.16 170/61 3年 前橋FC
   24 本間 至恩  00.08.09 161/48 1年 アルビレックス新潟U-15
   10 山下 廉   98.07.02 164/60 3年 アルビレックス新潟JÝ
FW  9 堀 航輝   98.04.30 167/62 3年 アルビレックス新潟JÝ

−−−−−−−-堀-−−−−−−−
−−本間−−−山下−−−中野−−
−−−−−稲川−−丸山−−−−−
−藤原−−荻原-−吉田-−長谷川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−池田−−−−−−−

■リザーブ:
GK  1 中澤 海吏  98.08.13 176/70 長岡ビルボードFC・JY
DF 23 原田 新大  00.08.29 169/61 アルビレックス新潟U-15
MF  7 登坂 信裕  98.06.25 166/58 山形FC・JÝ
MF  8 松岡 翔太  98.08.11 170/55 ウインズFC U-15
MF 17 吉原 秀祐  99.06.02 174/59 アルビレックス新潟U-15
MF 19 青野 夏波  99.09.18 175/66 ながいユナイテッドFC
MF 34 柴崎 太一  00.05.10 171/58 TOKYU sports system Reyes FC YOKOHAMA


新潟は守備になると山下廉が右FWに上がって[4−4−2]の組織を作っていた。

新潟はかなり特徴的、技巧的なサッカー。
昨年もこういうスタイルだったので吉田達磨監督の就任は関係ないだろう。
SBがかなり高く張り出して、ボランチが引いて組み立てて…。
というのはいわゆるポゼションサッカーのよくある形だ。
このチームは加えて左CBの荻原渓太が左中間の「ポケット」に顔を出す。
荻原は長身だけど両足が自由で、縦にくさびを入れていた。
攻撃ゾーンにボールが入ると山下廉、本間至恩のドリブルが怖い。
中野優也もスピードがあってスペースに飛び出していける。
これがハマれば面白いよね…というデザインは見えた。

FC東京は「上手いねボタン」があったら押したくなるチーム。
誰が上手というのではなくボールの受け方、持ち方、運び方を全員が教えられている。
FC東京の育成年代といえばハードワーク、球際のイメージがあった。
ちょっと前からスタイルを変えつつあるな?というのは見えていたけれど…。
U−18からU−15まで「縦串」の刺さったのだろう。
少なくともこの新潟戦はバランスの良い攻撃をしていましたね。
スムーズにボールが動くし、ギャップがあれば切れ込める選手もいる。
新潟はSBとCBの間が空きがちだったので、そこを突くロングボールも使う。
半谷陽介は裏を突くのが上手くて、彼に合わせてラインを下げると2列目に持たれる。
どんな形も使えるので抑えどころが無さそうだった。

1分、FC東京は荒川滉貴に警告。
中野優也の抜け出しを引っ掛けてしまった。

10分、FC東京は品田愛斗がセカンドから素早く左足一閃。
糸を引くようなライナーがゴール右隅に突き刺さった。ゴラッソ!
<FC東京U-18 1−0 アルビレックス新潟U-18>
品田はボールの持ち方がエレガント。
プレスを受けても簡単にいなしたり外したりができる。
背も高いし、右利きだけど左足が自由。
この時点では背番号と名前が一致していなかったので
「あれ?プレミアに鈴木喜丈が出ているの?」と勘違いしていた。

12分、FC東京は伊藤純也が右中間から縦パス。
生地慶充がゴール右で鋭く切り返してDFを剥がす。
生地が左足で狙ったシュートは決定的だったけれどGKにストップされる。

21分、FC東京は伊藤純也が新潟のボランチに詰めて奪う。
伊藤は縦に叩いて、半谷陽介がゴール右から対角に流し込んだ。
<FC東京U-18 2−0 アルビレックス新潟U-18>

新潟は最終ラインから細かくつなぐスタイル。
GK池田快陽とCB、ボランチがトライアングルを作って自陣で動かしていた。
しかも狭い距離感、真ん中でつなごうとする。
相手にプレスに来させて、振り回していなして、空いた前線のスペースを使う。
その狙いを言葉にすると簡単なんだけど…。
技術不足、距離感やタイミングのズレがあると間抜けなことになる。
FC東京の前線にはめられ、苦し紛れのパスを奪われ…。
GKも前に出てきているので奪われたら1失点モノのミスになってしまう。
そしてこの後もそういうミスが頻出した。
こういうことを「やろう」という姿勢は分かるし、嫌いじゃない。
彼らが上の年代に行って経験が生きるかもしれない。
ただこの試合に限れば、新潟はポゼション倒れの自滅だった。

32分、FC東京は品田愛斗が右CKを右足で入れる。
蓮川壮大のヘッドは上手く叩きつけて枠内で決定的だった。
しかし味方に当たってしまい決まらない。

45分、FC東京は松岡瑠夢が前線で相手の横パスをカット。
松岡はエリア右に落として…。
半谷陽介が先ほどと同じようにゴール右から流し込んだ。
<FC東京U-18 3−0 アルビレックス新潟U-18>
半谷は「右斜め30度」が得意なんじゃないかな?
この場面はフリーなのに敢えて縦に持ち出していた。
あと角度があるのにリラックスしてスムーズに蹴っていた。

FC東京が完全に試合を決めて試合を折り返す。

46分、新潟は吉田光希→松岡翔太。稲川碧希→登坂信裕。
布陣がこうなった↓
−−−−−−−-堀-−−−−−−−
−−本間−−−山下−−−中野−−
−−−−−丸山−−登坂−−−−−
−藤原−−荻原-−長谷川-−松岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−池田−−−−−−−


46分、FC東京は松岡瑠夢→小林幹。
FC東京の布陣はこう↓
−−−−−−−半谷−−−−−−−
−−小林−−−内田−−−生地−−
−−−−−品田−−伊藤−−−−−
−荒川−−坂口−−蓮川−−岡庭−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-波多野-−−−−−−


48分、新潟は再び自陣のポゼッションでミスが出る。
ボランチの横パスに踏み込んで奪われて…。
FC東京は半谷陽介が奪って一気にスペースに出て…。
まだ戻り切れていない新潟のゴールに左足でポーンと蹴り込んだ。
<FC東京U-18 4−0 アルビレックス新潟U-18>
半谷陽介はこれでハットトリック達成。
3点とも新潟にプレゼントしてもらったカウンターだった。

この後もFC東京が主導権を維持する。
いくつかチャンスはあったが割愛します。

GK波多野豪はほとんど出番なし。
ライバル廣末陸のFC東京入りが決まってどうかな?
というのもあり、今日は彼のプレーをちょっと気にしていた。
コーチングは中学時代から素晴らしいし、
キックも廣末ほどではないけれどプロになって恥ずかしくないレベルにはなった。
さてクラブは廣末と競わせるのか?外に出して経験を積ませるのか?

59分、新潟は堀航輝→吉原秀祐。
67分、FC東京は荒川滉貴→鈴木郁也。
鈴木は長身で、スピードもずば抜けていた。
パワーは蓮川雄大(早稲田大)ほとじゃないけれど、
チェイシングの威力は「ザ・飛び道具」という選手。
布陣がこう変わる↓
−−−−鈴木−−−−半谷−−−−
−−内田−−−−−−−−小林−−
−−−−−品田−−伊藤−−−−−
−生地−−坂口−−蓮川−−岡庭−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-波多野-−−−−−−


75分、FC東京は生地慶充→篠原新汰。
布陣がこう↓
−−−−鈴木−−−−半谷−−−−
−−内田−−−−−−−−小林−−
−−−−−品田−−伊藤−−−−−
−坂口−−篠原−−蓮川−−岡庭−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-波多野-−−−−−−


77分、FC東京は内田宅哉が左サイドから切れ込んで左足でクロスを送る。
半谷陽介が飛び込んでボレーを合わせたがぎりぎり届かず。
しかしこの日4点目か!?という決定的だった。

78分、FC東京は坂口祥尉がサイドチェンジから縦に抜け出す。
坂口は切り返しでマークを剥がして、丁寧に右足で折り返す。
鈴木郁也はファーサイドでフリー。
トラップする間もある超決定機だったががシュートは正面。

79分、新潟は藤原十和に警告。
80分、FC東京は半谷陽介→杉山伶央。
81分、新潟は藤原十和→原田新大。
88分、新潟は本間至恩→柴崎太一。
新潟の最終布陣がこう↓
−−−−−−−吉原−−−−−−−
−−柴崎−−−登坂−−−中野−−
−−−−−丸山−−山下−−−−−
−松岡−−荻原-−長谷川-−原田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−池田−−−−−−−


89分、FC東京は品田愛斗→吹野竜司。
FC東京の最終布陣がこう↓
−−−−−−−鈴木−−−−−−−
−−吹野−−−杉山−−−小林−−
−−−−−内田−−伊藤−−−−−
−坂口−−篠原−−蓮川−−岡庭−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-波多野-−−−−−−


アディショナルタイムは4分。
FC東京が試合の主導権を渡さず、4−0で新潟に完勝した。

augustoparty at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(U18) 

2016年07月15日

都市対抗1回戦 日本生命×NHPS横浜

第87回都市対抗野球大会が本日開幕だ。
最初は神宮と東京ドームで迷っていた。
ただ神宮の日米大学野球は日本代表が馴染みのある選手ばかり。
アメリカも例年に比べてインパクトを感じなかった。
日本生命を見たいので都市対抗にしよう…と思っていたら。
Jスポーツの公式サイトで都市対抗の原稿を書くことになった。
試合の見どころなどについてはこちらで書いています。

花金の開幕戦はナイター1試合のみ。
日本生命と三菱日立パワーシステムズ(MHPS)横浜の対戦である。
日生は昨夏の都市対抗、昨秋の日本選手権と二冠を達成。
今大会は予選免除の推薦出場だ。
MHPS横浜は西関東第1代表。
東芝、JX−ENEOSを連破しての勝ち上がりだ。

日本生命
1番 中 伊藤悠人  24才 左左 173/74 近畿大
2番 左 神里和毅  22才 右左 178/78 中央大
3番 三 原田拓実  25才 右左 185/82 立正大
4番 指 高橋英嗣  32才 右右 175/73 東海大
5番 一 廣本拓也  26才 右右 183/80 法政大
6番 遊 山本真也  31才 右右 170/70 東洋大
7番 右 上西主起  24才 右右 185/85 中部学院大
8番 捕 古川昌平  24才 右左 176/76 愛知学院大
9番 二 岩下知永  32才 右右 176/74 龍谷大
   投 清水翔太  24才 左左 177/78 中京大

三菱日立パワーシステムズ横浜
1番 中 中西良太  25才 右右 169/65 八戸大
2番 遊 栗林遥野  25才 右左 171/73 日本体育大
3番 三 竹内健人  25才 右左 180/81 明治大
4番 右 常道翔太  24才 右右 185/90 東海大
5番 左 山田敏貴  28才 右右 178/77 補・JX-ENEOS
6番 二 久保皓史  24才 右左 181/82 富士大
7番 指 対馬和樹  24才 右右 180/86 九州共立大
8番 一 村山正誠  27才 右両 181/70 常葉学園菊川高
9番 補 前田雄気  27才 右右 181/83 立教大
   投 大野亨輔  22才 右左 172/75 専修大


試合前には十大会連続出場の表彰セレモニー。
日本生命の高橋英嗣、岩下知永、山本真也が揃って表彰を受けていた。

1回表。先攻は日本生命。
1番・伊藤が左飛。
2番・神里は一ゴロ。
3番・原田が一ゴロ。
初回は5球ほどで終了した。

三菱日立パワーシステムズ横浜の先発は大野亨輔。
右上手の技巧派である。
テイクバックが小さく合わせ難さがある。
丹念に低めを突けるのも彼の強みだろう。
今日の球速は速球が131〜41キロ。
沈んだり滑ったり、動く球筋をよく使う。
ただシュート系はなくて、ボールがスライドしていた。
変化球はフォークが122〜28キロ。
スライダーが124〜28キロ。
カーブが104〜11キロ。
見栄えのするタイプではないが、実戦的なんだろう。

1回裏。後攻は三菱日立パワーシステムズ横浜。
1番・中西が遊ゴロ。
2番・栗林は右中間の真ん中を破る三塁打。一死3塁。
3番・竹内が左越えのタイムリー二塁打。一死2塁。
低く強烈なライナーがぎりぎりで頭上を破った。
<三菱日立パワーシステムズ横浜 1−0 日本生命>
4番・常道は左前安打。一死1、3塁。
5番・山田が二ゴロ併殺で攻撃終了。
一二塁間の強烈な当たりだったが、
岩永、山本の十年戦士がしっかり併殺に。

日本生命の先発は清水翔太。
左上手の技巧派である。
今日の球速は速球が129〜39キロ。
変化球はチェンジ、ツーシームが122〜34キロ。
スライダーが116〜22キロ。
カーブが100〜04キロ。
大野亨輔とは逆にシュート系の変化が多かった。
まあ相手も右打者が多いので自然とそうなるわけですが。

2回表。
日本生命は4番・高橋がフォークで空振り三振。
5番・廣本は三前内野安打。一死1塁。
6番・山本が四球を選ぶ。一死1、2塁。
7番・上西も四球で一死満塁。
8番・古川が140キロの速球で空振り三振。二死満塁。
9番・岩下も140キロの速球で空振り三振。3アウト!
大野亨輔がピンチを気合で脱出する。

2回裏。
NHPS横浜は6番・久保が左前安打。無死1塁。
7番・対馬がバントで送る。一死2塁。
8番・村山は右飛。二死1塁。
9番・前田は三ゴロで3アウト。

3回表。
日本生命は1番・伊藤が左飛。
2番・神里は外角速球で見逃し三振。
3番・原田が二ゴロで三者凡退。

3回裏。
NHPS横浜は1番・中西が遊ゴロ。
2番・栗林はチェンジで空振り三振。
3番・竹内が右飛で三者凡退。

4回表。
日本生命は4番・高橋が遊ゴロ失策で出塁。無死1塁。
むしろ良いフットワークで良く追いついたと思ったが…。
5番・廣本はバント成功。一死1塁。
6番・山本が中飛。二死1塁。
7番・上西は中飛で無得点。

4回裏。
NHPS横浜は4番・常道が内角速球で空振り三振。
5番・山田は中越えの二塁打。一死2塁。
6番・久保が左前安打。一死1、3塁。
7番・対馬の当たりは大きく跳ねて三遊投の中間点に。
清水がバックステップでボールを取るがバランスを崩して転倒。
記録は投前安打となり、三塁走者が生還する。なお一死1、2塁。
<三菱日立パワーシステムズ横浜 2−0 日本生命>

日本生命はここで清水翔太が交番。
二番手投手に小林慶祐を起用する。
小林は東京情報大出身の23才で2年目。
187cm・86kgの右上手投げである。
大学3年の時から3年ぶりに見るけれど、身体の厚みがずいぶん出ましたね。
腕が縦振りになり、いかにもパワーピッチャーという感じになっていた。
ただ最初は微妙に動きがバラバラというか、球筋が散っていた。
特に走者が塁にいてセットすると収まりが悪くなる。
しかし回を経るごとに内容が安定し、ネガティブな印象も消えていく。
結論を言えば成長を感じる、プロにもドラフト上位で行けそうな投球でした。
今日の球速は速球が137〜48キロ。
変化球はフォークが131〜35キロ。
スライダーが125〜30キロ。
これがかなり鋭く横に滑っていた。
他にスローカーブが90キロ台後半。

NHPS横浜は8番・村山が外角速球で空振り三振。二死1、2塁。
9番・前田は四球を選ぶ。二死満塁。
1番・中西が三塁線を破るタイムリー二塁打。
二者が生還し、一塁走者は本塁でタッチアウト。
<三菱日立パワーシステムズ横浜 4−0 日本生命>
しかしNHPS横浜が貴重な追加点を奪った。

5回表。
日本生命は8番・古川が中前安打。無死1塁。
9番・岩下の3球目に大野亨輔が暴投。無死2塁。
岩永は遊ゴロ。一死2塁。
1番・伊藤が二ゴロ。二死3塁。
2番・神里は左飛で無得点。

5回裏。
NHPS横浜は2番・栗林が二ゴロ。
3番・竹内は中飛。
4番・常道が速球で空振り三振。三者凡退。

6回表。
日本生命は3番・原田が左前安打。無死1塁。
4番・高橋は遊ゴロで二封のみ。一死1塁。
5番・廣本が右飛。二死1塁。
6番・山本は三ゴロで3アウト。

6回裏。
NHPS横浜は5番・山田が速球で見逃し三振。
6番・久保も速球で空振り三振。
7番・対馬が左前安打。二死1塁。
8番・村山は右飛で無得点。

7回表。
日本生命は7番・上西がレフト線をライナーで破る二塁打。無死2塁。
8番・古川がフォークで空振り三振。一死2塁。
代打・阿加多直樹は四球。一死1、2塁。
1番・伊藤が二ゴロ併殺で無得点。
左打者なので併殺は無いと思っていたが、
強い当たりが二塁の真正面を突いてしまった…。

7回裏。
NHPS横浜は9番・前田がスライダーで空振り三振。
1番・中西は一ゴロ。
2番・栗林が二ゴロで三者凡退。

8回表。
日本生命は2番・神里が中前安打。無死1塁。
5イニング連続の先頭打者出塁である。
3番・原田の3球目に大野亨輔が暴投。無死2塁。
原田は中飛。一死2塁。

NHPS横浜はここで大野亨輔が交番。
二番手投手に鈴木健矢が登板する。
鈴木はJX−ENEOSからの補強選手。
木更津総合高出身の18才である。
176cm・71kgの右サイドハンドだ。
アウトステップをして、横の確度を強烈に感じるフォームである。
高卒1年目でこれだけ投げられるのは素直に立派。
今日の球速は速球が139〜41キロ。
変化球はスライダーが125〜27キロ。
横に滑る軌道でなかなか素晴らしい。

日本生命は4番・高橋が左肩に死球。一死1、2塁。
5番・廣本がボテボテの二ゴロ。二死1、2塁。
6番・山本は遊飛で無得点。

8回裏。
NHPS横浜は3番・竹内がフォークで空振り三振。
4番・常道は速球で空振り三振。
5番・山田が二ゴロで三者凡退。

日本生命は小林慶祐が好リリーフ。
4回3分の1を被安打2&四死球1。
自責点0、7奪三振で締めて味方の反撃を待つ。

9回表。
NHPS横浜は三番手投手に齋藤俊介を起用する。
斎藤はJX−ENEOSからの補強選手。
立教大出身の22才で176cm・81kg。
右スリークォーターの本格派である。
成田高では中川諒に次ぐ二番手で、あまり出番はなかった。
ENEOSも中川の4年後に入社したわけだけど、中川はもう引退している。
野球人生とは不思議なものだ。
今日の球速は速球が147〜49キロ。
スライダー、フォーク系の縦変化が132〜36キロ。
速球でグイグイ押していました。
あれ?こんな球が速かったっけ?と驚いた!
大学2年のときに見たけれど、ボールを小さく動かす技巧派だったはず。

日本生命は7番・上西が外角速球で見逃し三振。
8番・古川が遊直。
代打・福富裕はフォークで空振り三振。

NHPS横浜が3投手の継投で前年度王者を完封。
4−0の勝利で、2回戦進出を決めている。

安打   010 011 110 5 四 失
日本生命┃000|000|000┃0 4 0
NHPS横浜┃100|300|00×┃4 1 1
安打   310 401 00  9

NHPS横浜:○大野、鈴木、齋藤
日本生命:●清水、小林

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 23:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)社会人野球 

2016年07月10日

プレミアE 流経大柏×柏U-18

本日は7時に参議院選の投票を済ませると、一路柏の葉へ。
今春はプレミアリーグイーストの戦いをあまり見られていなかった。
だから予定を組んで、順番に見ていっております。

柏の葉で行われるのは流経大柏と柏レイソルの柏ダービー。
流経大柏は1分け6敗で現在最下位。
前節にようやく勝ち点を挙げたというチーム状態だ。
レイソルは3勝1分け3敗で5位。
可もなく不可もなくという立ち位置にいる。

流通経済大学付属柏高等学校
GK 17 西村 紘一  98.06.16 185/78 京都J-マルカFC
DF 36 佐藤 輝   00.04.15 171/64 浦和レッズJY
    3 松浦 駿平  98.05.11 178/64 FC多摩
   23 関川 郁万  00.09.13 178/63 FC多摩
    2 市川 侑麻  98.06.29 170/60 FC深谷
MF 35 熊澤 和希  01.01.13 180/62 FC厚木ジュニアユースDREAMS
   15 関 大和   99.01.31 171/64 坂戸ディプロマッツ
   10 本田 憲弥  98.12.14 170/65 小倉南FC
   14 鬼京 大翔  00.02.25 167/57 名古屋グランパス三好FC
FW  9 中村 翼   98.06.25 178/70 FCラルクヴェール千葉
   29 古谷 三国  98.06.05 177/68 クラブ・ドラゴンズ柏

−−−−古谷−−−−中村−−−−
−−鬼京−−−−−−−−本田−−
−−−−−-関-−−熊澤−−−−−
−市川−−関川−−松浦−−佐藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−西村−−−−−−−

■リザーブ:
GK 42 杉山 昂大  00.08.08 184/75 横浜栄FC
DF  5 河内 渉真  98.06.05 168/58 浦和レッズJY
DF 34 近藤 立都  99.05.16 175/65 京都J-マルカFC
MF  6 菊地 泰智  99.05.07 160/56 浦和レッズJY
MF 31 宮坂 昂輝  98.05.19 169/60 柏レイソルA.A.TOR’82
FW 18 河西 守生  98.12.11 165/57 府ロクJY
FW 26 生方 ジャラール勇
           98.07.08 177/70 船橋市立海神中

柏レイソルU-18
GK 16 猿田 遥己  99.04.23 189/75 横河武蔵野FC・JY
DF  2 坂本 涼斗  98.08.01 173/66 柏レイソルU-15
    3 城和 隼颯  98.08.25 187/76 柏レイソルU-15
   20 中川 創   99.06.01 184/71 柏レイソルU-15
    4 古賀 太陽  98.10.28 182/71 柏レイソルU-15
MF 28 加藤 匠人  99.05.09 169/62 柏レイソルU-15
   14 中村 陸   98.05.26 166/60 柏レイソルU-15
   23 田中 陸   99.05.04 167/62 柏レイソルU-15
   27 落合 陸   99.05.23 175/70 柏レイソルU-15
   15 大谷 京平  98.04.13 167/60 柏レイソルU-15
FW 10 昼間 拓海  98.05.11 178/70 柏レイソルU-15

−−−−−−−昼間−−−−−−−
−-大谷−-落合−−田中−-中村-−
−−−−−−−加藤−−−−−−−
−古賀−−中川−−城和−−坂本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猿田−−−−−−−

■リザーブ:
GK 41 斎藤 光樹  99.12.26 178/70 野田市立南部中
DF  5 東山 航大  98.09.27 181/73 柏レイソルU-15
DF 13 宮本 駿晃  99.06.04 170/63 柏レイソルU-15
MF  8 布部 功輝  98.08.08 175/70 柏レイソルU-15
MF 24 朝倉 涼介  99.07.03 167/67 柏レイソルU-15
MF 25 鯰田 太陽  99.04.13 171/64 柏レイソルU-15
FW 11 太田 泰河  98.05.08 175/69 柏レイソルU-15


流経大柏は関大和がキャプテンマークを巻いていた。
監督は説明不要だろうが本田裕一郎氏。
先発に1年生3人を起用するところに緊急事態感が漂っている。
柏は中村駿太が前節の退場で出場停止。
主将は古賀太陽で、監督は永井俊太氏である。
3月中旬まで布部陽功氏がU-18の指揮を執っていたが、
メンデス監督の退任に伴いトップのヘッドコーチに移った。

7月にしては涼し目だったが夏は夏。
そんな中でも流経大柏はかなり前からプレスをかけていた。
柏はアンカーの加藤匠人が守備時によく最終ラインへ入る。
[5−4−1]に近いオーガナイズで無理せず対応していた。
ただ攻撃になるとボールを上手く動かせない。
GK、両CBと大型選手を揃えているが足元はやや不得手。
最終ラインが起点になれないと、そもそもポゼッションは始まらない。
立ち上がりはかなり引っ掛けられていた。

ただ20分過ぎから流経大柏がプレスを弱め、柏のチャンスが増える。
22分、レイソルは左CKを中村陸が左足で入れる。
古賀太陽のヘッドは決定的だったけれど枠外。

34分、レイソルは落合陸が自陣から左足で一発スルーパス。
昼間拓海がぎりぎりのタイミングで抜け出して30m独走。
ゴール左からフリーで左足シュートを放つ。
これも決定的だったけれど右ポスト直撃。

レイソルの中盤は「陸」が3人揃って面白い。
この場面は陸と海の連携だった(笑)
昼間拓海は最初にあっさりオフサイドに引っかかって「あれ?」と思った。
しかし徐々に流経大柏DFとの駆け引きを制し始める。
試合の中でつかんだ感じがあった。

何というか「レイソルっぽいプレー」というものがある。
細かい動き直し、バックステップで「矢印」を変えてパスコースを作る。
相手のブロックの中で、パスが出る瞬間に動き出して顔を出す。
そんな“その先を考えつつ受ける”プレーが一つの例だ。
あと「プレーを途中で止めて間を作る」というキャンセルの動きもそうかな?
トップも含めてそういう「レイソルっぽさ」は徐々に薄れつつある。
ただ落合陸はそういうところがしっかりできるタイプでしたね。
あと彼のいいところはゴールへの優先順位を考えて、
裏を一気に突くボールを配球できるところだ。

もちろん「レイソルっぽいプレーだからいい」というわけでもない。
サッカーというスポーツは効率的に、楽に勝つ方法もある。
しかし「レイソルっぽいプレー」は植え付けるのに、維持に手間がかかる。
それは自分がレイソルを見続ける中で率直に感じたこと。

37分、レイソルは田中陸が右サイドに展開。
坂本涼斗が大外を抜け出してクロス。
昼間宅海はヘッドを合わせるがGKの正面だった。

40分、流経大柏は左CKから短くつなぐ。
関大和が右足で折り返し、ファーサイドから関川郁万がヘッド。
バーを叩いて「惜しい!」と思ったけれどオフサイドだった。

関川郁万はFC多摩出身の1年生。
U16代表にも選ばれていて、流経大柏でもレギュラー。
対人もこのレベルでは十分だし、足元もいい。
かなり楽しみな存在である。

前半は柏がやや押しつつ、スコアレスで折り返し。

48分、レイソルは落合陸がエリア内で持つが打たずに右へ落とす。
中村陸は外に叩いて、坂本涼斗がゴールの右から折り返す。
触れば1点の決定機だったが味方に合わない。

中村陸は左利きで細かい技巧の持ち主。
坂本涼斗は思い切りのいい飛び出しが光る。
この二人は連携から柏のチャンスがかなり生まれていた。

54分、流経大柏は市川侑麻が左サイド深くまで運んで折り返す。
本田憲弥が至近距離でボレーを合わせて決定的だった。
しかしGK猿田遥己にブロックされる。

55分、流経大柏は鬼京大翔→菊地泰智。
左利きの2年生同士の交代。
62分、流経大柏は熊澤和希→河西守生。

流経は層の厚さならどこにも負けない。
次々にフレッシュな選手を入れて勝負を賭ける。
実際に60分過ぎから流れは流経大柏に移った。
レイソルは体格のいい、スケールの大きい選手が多い。
酒井宏樹や指宿洋史はいい例だろうけれど、
そういう選手に我慢強くスキル、戦術を植え付けることがこのクラブの良さだ。
ただ現時点での「習熟度」にはかなり難がある。
特に「最終ラインが相手の鼻先でボールを動かしていなす」形は皆無。
流経大柏を「走らせる」動かし方ができなかった。
単純な体力勝負になれば、流経大柏に分があったのだろう。

63分、流経大柏は中村翼が中央から持ち上がってエリア左にスルーパス。
河西守生が斜めに走って抜け出して、ゴール左からシュートを放つ。
決定的だったけれど枠外。

65分、流経大柏は左スローインから古谷三国がヘッド。
古谷のヘッドは弱かったが、柏DFのクリアが味方に当たって跳ね返る。
中村翼が足元に落ちたセカンドに反応して左足シュート。
かなり決定的だったけれど相手DFにブロックされて枠外。

71分、流経大柏は中村翼に警告。
72分、レイソルは昼間拓海→太田泰河。
昼間は足を攣った様子だった。
76分、レイソルは大谷京平→朝倉涼介。
柏の布陣がこう↓
−−−−−−−太田−−−−−−−
−-朝倉−-落合−−田中−-中村-−
−−−−−−−加藤−−−−−−−
−古賀−−中川−−城和−−坂本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猿田−−−−−−−

79分、流経大柏は古谷三国→生方ジャラール勇。中村翼→宮坂昂輝。
2トップを丸ごと入れ替えた。

84分、レイソルはゴールキックを前線に大きく蹴り、太田泰河が追う。
しかし流経大柏DFは人数が揃っていて、関川郁万が頭で弾く。
関大和が中盤でセカンドを収めてルックアップ。
関は少しは混んで右足一閃。30m近いミドルが左隅に突き刺さった!
<流通経済大学付属柏高 1−0 柏レイソルU-18>

88分、レイソルは太田泰河が右サイドを抜け出してクロス。
中村陸がDFにクリアからフリーでシュートを狙うも枠上。

アディショナルタイムの提示は3分。

93分、流経大柏は本田憲弥→鈴木蓮。
流経大柏の最終布陣がこう↓
−−−−宮坂−−−−生方−−−−
−−河西−−−−−−−−鈴木−−
−−−−−菊地−−-関-−−−−−
−市川−−関川−−松浦−−佐藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−西村−−−−−−−


試合は1−0でタイムアップ。
ホームの流経大柏が今季初勝利を挙げている。

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2016年07月09日

東海プリンス アカデミー×磐田

今日はプリンスリーグ関東を2試合見る予定だった。
山梨学院×甲府が11時開始で、ヴェルディ×横浜FCは19時開始。
ちょっとタフだけど、無理なく移動もできる。
ただ天気予報を見るとがっつり雨が降りそうだった。
和戸グラウンドもよみうりランドも屋根がない。
メモも取りにくいし、雨中2試合は心身へのストレスが大きい。
14時から時之栖でプリンスリーグ東海があるのを見つけた。
そこで今後の予定をかれこれ入れ替えて、今日の会場も変更した。

アカデミー福島、磐田はどちらも見るつもりだったチーム。
アカデミーはプレミアにいて、磐田も昨季の参入戦で「プレミアまであと1勝」だった。
ただ両チームとも夏のクラ選は東海大会で敗れ、群馬に来ない。
このタイミングで見ておこう。
あと時之栖の人工芝なら客席も屋根もある。
小田急線住民にとっては千葉へ行くよりむしろ近い。
明日以降に疲れを残さないという意味でも妥当な選択だった。
プリンスリーグ東海は10チーム18試合で既に7節が終了
アカデミーは4勝2分け1敗で3位。磐田は4勝3敗で4位となっている。

JFAアカデミー福島U18
GK 34 青木心   1年 184/72 JFAアカデミー福島U15
DF  2 富田翼   3年 159/55 JFAアカデミー福島U15
    7 下口稚葉  3年 179/70 JFAアカデミー福島U15
    4 上野瑶介  3年 178/66 JFAアカデミー福島U15
   31 菊地健太  1年 171/60 JFAアカデミー福島U15
MF  8 清水颯人  3年 173/61 JFAアカデミー福島U15
   10 宮本英治  3年 173/65 JFAアカデミー福島U15
   14 服部遼太郎 3年 168/58 JFAアカデミー福島U15
FW 11 延祐太   3年 166/56 JFAアカデミー福島U15
    6 飛鷹啓介  3年 179/68 ソレッソ熊本/JFAアカデミー熊本宇城
    5 清水映心  3年 163/60 JFAアカデミー福島U15

−−清水−−−飛鷹−−−-延-−−
−−−−服部−−−−宮本−−−−
−−−−−−−清水−−−−−−−
−菊地−−上野−−下口−−富田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−青木−−−−−−−

ジュビロ磐田U-18
GK 21 牧野恋音  2年 178/75 ジュビロ磐田U-15
DF 12 菅颯馬   2年 168/60 ジュビロ磐田U-15
    2 森岡陸   3年 180/71 ジュビロSS磐田
    4 鈴木裕介  3年 172/68 ジュビロ磐田U-15
    6 相場晴斗  3年 163/58 ジュビロ磐田U-15
MF 15 中岡駿汰  2年 169/60 アスルクラロ沼津
    3 松下聡太  3年 170/55 ジュビロ磐田U-15
   11 嶋中超理  3年 169/60 ジュビロ磐田U-15
    8 上原玲也  3年 165/58 ACNジュビロ沼津
FW  7 池田太成  3年 173/53 ジュビロ磐田U-15
   13 新里勇人  2年 170/61 ヴィクサーレ沖縄FC

−−−−池田−−−−新里−−−−
−−上原−−−−−−−−嶋中−−
−−−−−松下−−中岡−−−−−
−相場−−鈴木−−-森岡−−-菅−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−牧野−−−−−−−


アカデミーは山尾光則監督&下口稚葉主将。
磐田は田中誠監督&森岡陸主将。

あいにくの雨模様で人工芝はかなり水を含んでいた。
グラウンダーのパスがほとんど動かない。
強く蹴っても急ブレーキがかかる。
キックオフ直後はそういう具合だった。
ただ開始直後に雨がやみ、20分くらいからボールが少しずつ動くように。
時之栖の人工芝は水はけが凄いですね…。

23分、アカデミーは清水颯人が縦に浮き球フィード。
延祐太が左中間から縦に抜け出して、エリア内でシュート体勢。
しかし少し躊躇して、シュートは相手DFにブロックされてしまう。

26分、アカデミーは服部遼太郎が中盤から左中間に落とす。
DFがカバーに行き、GKも出てくるが延祐太が上手くボールをさらう。
延はそのままゴールやや左から無人のゴールへ流し込んだ。
<JFAアカデミー福島U18 1−0 ジュビロ磐田U-18>

アカデミーは完全3トップだった。
延祐太、清水映心の2枚が小柄高速系のウイング。
CFの飛鷹啓介も競れて追えるタイプだが、中盤に引いて配球に回ることが多い。
清水は背こそ低いが当たりが強く、ライン際でも外に押し出されない。
あと右利きなのに「左回りの反転」が得意で、
DFを背にしても強引に前を向いて縦に抜け出していた。
そこに中盤3枚が気の利いた縦パスを出せる。
彼らが縦、横のスペースを突き、3トップの良さを引き出していた。

32分、アカデミーは清水颯人が左CKを右足で入れる。
服部進太郎がセカンドからミドルを放って決定的だった。
しかしこれは磐田のDFがブロック。
こぼれ球から宮本英治が狙うもやはりDFに止められる。

前半の流れは完全にアカデミー。
シュートの数は正確にカウントしていないけれど、
アカデミーが10本超で、磐田はそもそも打ったか?という具合である。
田中誠監督はベンチからかなり細かく声をかけ、立て直しを図っていた。

アカデミーが1点リードで試合は後半へ。
46分、磐田は松下聡太→鳥羽隼。
52分、磐田は嶋中超理→上田成立。

53分、磐田は新里勇人が前線で浮き球を上手くコントロール。
右足のループシュートはGKの頭上を越すが、バーをかすめて上。

57分、磐田は菅颯馬→池田グスタボ建造。
磐田の布陣がこう↓
−−−−池田−−−−上田−−−−
−−上原−−−−−−−−新里−−
−−−−−鳥羽−−中岡−−−−−
−相場−−鈴木−−森岡−−池田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−牧野−−−−−−−


磐田が一気に選手を入れ替え、流れもつかんでいた。
ただ15分ほどで尻すぼみに…。

62分、アカデミーは左CKを清水颯人が右足で入れる。
下口稚葉が斜めに動いてマークを外し、フリーでヘッドを合わせる。
これは決定的だったけれど枠の外。

清水颯人のCKはかなり「可能性」を感じさせていた。
すごく強烈というわけではないけど、
曲がりやタイミングが良くて、何より点で合う。

63分、磐田は新里勇人→佐藤陸。
72分、アカデミーは延祐太→三浦立。

77分、アカデミーは菊地健太が左スローインを縦に入れる。
服部遼太郎は左サイドのスペースで受けて前に落とす。
三浦立がゴール左に抜け出して左足シュート。
フリーだったけれど角度があり、シュートは枠外。

82分、アカデミーは清水映心→本田大空。
84分、アカデミーは菊地健太→野末学。

菊地健太と青木心の1年生も大きく貢献していましたね。
菊地は対人でほとんど負けてなかったし、左足の質が高い。
青木心は展開的に彼のアスリート性が出なかったし、
限界を「問われる」シーンもなかった。
ただキックはかなりいいし、何より声がよく出る。
振る舞いと声から落ち着き、GK向きのパーソナリティを感じた。

86分、磐田は池田太成→早川諒祐。
磐田の最終布陣がこう↓
−−−−早川−−−−上田−−−−
−−上原−−−−−−−−佐藤−−
−−−−−鳥羽−−中岡−−−−−
−相場−−鈴木−−森岡−−池田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−牧野−−−−−−−


90分、アカデミーは野末学がバイタルの好位置でパスカット。
このボールを服部遼太郎が左に開く。
本田大空の左クロスは枠に届くもGKが触ってコースを変えた。

90分、アカデミーは富田翼→安井凛太郎。
アカデミーの最終布陣がこう↓
−−−−−−−三浦−−−−−−−
−-本田−-服部−−宮本−-野末-−
−−−−−−−清水−−−−−−−
−飛鷹−−上野−−下口−−安井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−青木−−−−−−−


92分、アカデミーは下口稚葉に警告。
警告は可哀想にも思えたが、笛が鳴った後に蹴ってしまった。
せっかくいい守備をした後だったのですが…。

CBの下口稚葉があまり目立つ展開ではなかったけれど、
この時間帯は統率力、状況判断が光っていた。
90分が過ぎてから「前に踏み込んでインターセプト」というシーンが二度。
苦しい時間帯にああいうプレーが出ると楽になる。
結果としてラインを下げる必要がなく、押し込まれずに済んだ。

93分、アカデミーのショートカウンター。
宮本英治がバイタルの好位置でカットして右に叩く。
三浦立がゴール右から斜めに狙うもシュートは枠外。

この時間になってもアカデミーはべた引きにならなかった。
ちょうどいい位置でオーガナイズを作って、相手のパスコースを奪っていた。
焦る相手のパス回しを何度も引っ掛けてカウンターを繰り出していた。
JFAアカデミー福島が試合の大半で主導権を握りタイムアップ。
ジュビロ磐田U-18を1−0で下して、今季5勝目を挙げている。

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2016年06月27日

アミノバイタル2回戦 筑波×駒澤

土曜に続いて裾野グラウンドに戻ります。
アミノバイタルカップは本日が2回戦。
これは32校が参加する関東大学選手権。
ベスト8がそのまま8月の総理大臣杯に出るという予選でもある。
となれば今日は勝てば大阪、負ければ敗退…という大一番だ。

第1試合は筑波と駒澤の対戦を見る。
理由は駒澤を春のリーグ戦で見られていなかったから。
どちらも1部校。前期の成績は筑波が2位で、駒澤は10位。

筑波大学
GK  1 森本泰介  3年 183/76 栃木SC・Y
DF  2 浅岡大貴  3年 172/72 JFAアカデミー
    3 小笠原佳祐 2年 180/70 東福岡
    5 鈴木大誠  2年 183/74 星稜
   14 会津雄生  2年 169/66 柏U-18
MF 25 西澤健太  2年 171/63 清水Y
    8 吉田直矢  4年 173/70 川崎U-18
   16 戸嶋祥郎  3年 170/66 市立浦和
   17 野口航   3年 166/58 大津
FW 10 北川柊斗  3年 177/70 名古屋U18
   11 中野誠也  3年 172/67 磐田U-18

−−−−−−−中野−−−−−−−
−−野口−−−北川−−−戸嶋−−
−−−−−吉田−−西澤−−−−−
−会津−-鈴木大−小笠原-−浅岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森本−−−−−−−

駒澤大学
GK  1 輪島稜   3年 180/74 札幌U-18
DF 13 初芝政弘  3年 174/65 千葉敬愛
    4 宮坂瑠   4年 179/73 三浦学苑
    3 星キョーワァン
           1年 184/79 矢板中央
    2 熱川徳政  3年 170/68 藤枝東
MF 26 小川礼太  1年 174/68 京都橘
   17 大村英哉  3年 170/66 聖隷クリストファー
    8 桑原智   4年 175/70 駒大高
    7 中原輝   2年 169/65 ルーテル学院
FW 12 小口大司  3年 176/72 前橋育英
   16 大塲淳矢  2年 170/68 藤枝東

−−−−大塲−−−−小口−−−−
−−中原−−−桑原−−−大村−−
−−−−−−−小川−−−−−−−
−熱川−−-星-−−宮坂−−初芝−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−輪島−−−−−−−


主将は筑波が吉田直矢で、駒澤は宮坂瑠。

駒澤は星キョーワァン、小川礼太が1年生ながら起用されている。
どちらも高校選手権で活躍したのでご存知の方も多いだろう。
星は動きがいいし、声のよく出る賢い選手。
十分に立派な体格だけどまだ大きくなると思う。
サッカーを本格的に始めたのは中学から。
右利きだけど左足のロングキックを磨いた。
…というような変わり種でもある。
彼の左足は攻撃の起点にもなっていた。

10分、筑波は左CKを西澤健太が右足で入れる。
北川柊斗はニアで少し擦らして、中野誠也がニアからボレーで押し込んだ。
<筑波大 1−0 駒澤大>
筑波がいい時間帯に先制する。

12分、筑波は中野誠也がエリア左に抜け出して左足シュート。
駒澤DFに当たって危険なこぼれ球になる。
しかしGK輪島稜が何とかセーブした。

中野誠也はユニバ代表にも入っていたストライカー。
初速が速いし、動き出しも良いし、DFの背後を突く能力が抜群。
右利きだけど身体の左側もしっかり使える選手だなと思った。
この後も「ゴール左からの左足」でいくつもチャンスを作っていた。

12分、駒澤は大塲淳矢に警告。

18分、駒澤は小川礼太が左サイドから強肩スローイン。
小口大司がニアでヘッドを競り、大村英哉がこぼれ球をやはり頭でプッシュ。
GKが捕球体制だったが筑波DFがもつれ、大村も詰めて…。
混戦状態のままゴールイン。
<駒澤大 1−1 筑波大>

小川礼太は大型ではないけれど、いかにも身体が強い。
原山海里(東京学芸大)を思い出させるストロングアームである。

駒澤は大型アタッカーが先発にいなかった。
ロングボールの使い時と狙いは流石に良い。
サイドバックが上がったその裏に上手く落として、筑波を裏返していた。
相手に悪い持ち方をさせて、前線から激しくプレスに行く。
セカンドから仕掛けてセットプレーやスローインを取る。
そういう脅威が序盤からあった。

ただ筑波もラインを下げず、しっかり組織で守っていた。
鈴木大誠は星稜が選手権を制したときのキャプテン。
彼がいい内容、いいタイミングでいい声を出していましたね。
彼の統率力は元から高かったんだけど、
上級生が相手でもしっかり要求するところは改めて感心した。
あと筑波は両ボランチがプレスを苦にせずボールを動かしていましたね。
特にキーマンとなっていたのが西澤健太だ。
彼は方向転換が鋭くて、初速も速い。
インサイドの隙間からするする持ち上がる楽しさがあった。

前半はそのまま特に大きな動きがなく1−1で終了する。

60分、駒澤は中原輝が左サイドからゴールライン沿いに切れ込む。
中川のクロスに合わせてファーでFWもフリーだった。
しかしここは星キョーワァンがいい位置取りでクリアに成功。

中原は左利きで突破力もある。
小口大司と中原が駒澤にとっては攻撃のキーマンだったかな?と。

61分、駒澤は中原輝、大塲淳矢が左サイドで激しくプレス。
相手のボールロストを誘うと、中原が左サイドから折り返す。
桑原智のミドルシュートは筑波DFに当たってぎりぎり枠の外へ。

62分、駒澤は左CKを中原輝が左足で入れる。
桑原智がヘッドで合わせてゴールイン。
<駒澤大 2−1 筑波大>

62分、駒澤は桑原智に警告。
ゴール後に喜びすぎた。警告を出すほどには思わなかったが…。

64分、筑波は戸嶋祥郎→鈴木徳真。
96ジャパン、前橋育英で活躍した知性派MFだ。
鈴木がボランチに入り、西澤が一列上がる。

74分、筑波は北川柊斗→高柳昴平。
高柳は背番号6だがFWに入る。フィジカル系の選手かな?
77分、駒澤は中原輝→深見侑生。
78分、駒澤は大塲淳矢→須藤皓生。

79分、筑波は高柳昴平がゴールのすぐ左まで切れ込んでクロス。
野口航がフリーでボレーを合わせたけれど枠上。

81分、駒澤は小口大司→大谷真史。
広島ユース出身の大型センターフォワード。
エンターテイナーとしても鳴らした男である(笑)

81分、筑波は浅岡大貴→三笘薫。
これはもう点を取りに行く交代だろう。
布陣がこうなった↓
−−−−高柳−−−−中野−−−−
−−三苫−−−−−−−−西澤−−
−−−−−吉田−-鈴木徳-−−−−
−野口−-鈴木大−小笠原-−会津−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森本−−−−−−−


82分、筑波のカウンター。
中野誠也が左サイドから切れ込んで、左足を一閃。
GK輪島稜も手に当てたがこれを弾いてゴールイン。
<筑波大 2−2 駒澤大>

86分、筑波は三苫薫が中央からドリブルで運んで左に叩く。
中野誠也が体半分抜け出して左足シュートを放つも枠外。

89分、これも筑波のカウンター。
オフサイド崩れのような流れで2,3人が一気に裏へ出る。
三苫薫は打ち切れなかったが、中野誠也がぎりぎりで触って右に叩く。
三苫は体勢を崩していてシュートに強さがなかった。
駒澤DFがブロックしたようにも見えたが、オウンゴール気味にネットへ収まった。
<筑波大 3−2 駒澤大>
近いサイドだったのに、混戦で正直よく分からなかった…。

92分、筑波は中野誠也→山川哲史。
筑波の最終布陣がこう↓
−−−−−−−高柳−−−−−−−
−−−三苫−−−−−−西澤−−−
−野口−−吉田−-鈴木徳-−会津−
−−-山川−−鈴木大―-小笠原−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森本−−−−−−−


駒澤も星キョーワァンをトップに上げて点を取りに行く。
駒澤の最終布陣がこう↓
−−−−-星-−−−−大谷−−−−
−−深見−−−須藤−−−大村−−
−−−−−−−桑原−−−−−−−
−熱川−−小川−−宮坂−−初芝−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−輪島−−−−−−−


93分、駒澤は小川礼太が左からスローイン。
しかし須藤皓生のヘッドはバーに嫌われる。

筑波が4分強のロスタイムを凌いでタイムアップ。
残り10分の2得点で駒澤を逆転して、大阪行きの切符を得ている。

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アミノバイタル2回戦 桐蔭横浜×東洋

アミノバイタルカップは本日が2回戦。
32校が参加する関東大学選手権、総理大臣杯予選も兼ねる。
関東の出場枠は「8」なので、2回戦は勝てば全国の大一番だ。
第2試合は桐蔭横浜と東洋の対戦を見る。
桐蔭横浜は1部で前期の成績が12校中6位。
東洋は2部で12校中3位だった。
ただタレント的には東洋も一部相当。
両校とも春に見られなかったのでこのカードにした。

桐蔭横浜大学
GK  1 田中雄大  3年 184/72 青森山田
DF  8 佐々木俊輝 4年 178/75 厚木北
    3 八戸雄太  3年 174/60 青森山田
   18 眞鍋旭輝  1年 180/66 大津
    2 剣聖矢   4年 171/68 横浜FC・Y
MF 10 石川大地  3年 176/65 水戸啓明
    6 名畑典樹  3年 165/55 富山第一
   19 浅沼大和  3年 178/68 清水Y
   12 佐藤碧   4年 184/74 関東第一
FW  9 今関耕平  4年 178/69 千葉U-18
   11 鈴木国友  3年 183/72 相洋

ーーーー鈴木ーーーー今関ーーーー
ーー佐藤ーーーーーーーー石川ーー
ーーーーー浅沼ーー名畑ーーーーー
−剣−−-眞鍋−−八戸-−佐々木−
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー田中ーーーーーーー

東洋大学
GK  1 伊藤俊祐  3年 177/72 柏U-18
DF  6 飯島樹生  4年 171/65 流経大柏
    4 浦上仁騎  2年 176/77 大宮Y
    3 徳市寛人  4年 173/71 東福岡
    2 水落敬   4年 175/68 埼玉栄
MF  9 坂元達裕  2年 167/58 前橋育英
   13 盒狭┻─ 2年 173/65 FC東京U-18
   17 勝野瑛   2年 175/67 浦和Y
    7 田中舟次郎 4年 169/63 横浜FC・Y
FW 11 佐藤仁紀  4年 178/71 東福岡
   10 仙頭啓矢  4年 170/62 京都橘

ーーーー仙頭ーーーー佐藤ーーーー
ーー田中ーーーーーーーー坂元ーー
ーーーーー勝野ーー盒供次次次次
ー水落ーー徳市ーー浦上ーー飯島ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー伊藤ーーーーーーー


東洋大のベンチには5番のユニフォームが掛けられていた。
背番号的にDF星清太(4年・関東第一)のモノ。
彼は高1のTリーグで見た印象が強いし、見られれば嬉しかったな。

前半は互角の展開。
チャンスが皆無ということではなかったが、
お互いに最終局面の対応が良く、展開が動かない。

40分、桐蔭横浜は佐藤碧が起点になり、鈴木国友がエリア左に上手く落とす。
今関耕平が走り込んで、ボレーシュートでニアを破った。
<桐蔭横浜大 1−0 東洋大>

攻撃のキーマン3名が上手く連動した。
佐藤碧は大型でキープ力があり、両足でパスを出せる。
鈴木国友もやはり大型で推進力のあるアタッカー。
今関耕平は切れがあって、間から抜け出して決められるタイプ。

45分、東洋は勝野瑛に警告。
石川大地の突破を引っ張って止めた。

試合は桐蔭横浜の1点リードで後半。
47分、桐蔭横浜は佐藤碧が中盤で浮き球を上手く収めて持ち上がり。
佐藤は中央からふわっと左に展開する。
今関耕平が右足の巻いたボールでファーに落とす。
しかし鈴木国友の頭には合わなかった。

51分、東洋大は坂元達裕がドリブルで運んでエリア右に落とす。
仙頭啓矢が仕掛けると、桐蔭横浜DFは滑ってバランスを崩す。
仙頭はゴールすぐ右から決定的な折り返しを入れる。
しかしここは桐蔭横浜の選手がブロック。

57分、東洋は田中舟汰郎→宮野直也。
57分、桐蔭横浜は今関耕平→浅川隼人。

57分、東洋は盒狭┻┐右サイドからエリア内までえぐってクロス。
ファーに抜けて「触れば」というボールだったが合わない。

後半は東洋がペースをつかんでいた。
中にボールを当てて、サイドMFがフォローしてどんどん押し込む。
坂元達裕は左利きだし、狭いスペースで持てる選手。
彼が中に流れてボールに触ることで攻撃の循環が良くなっていた。
そこに盒狭┻┐いいタイミングで走り込んで、スペースに抜けていく。
桐蔭横浜が最終局面で耐える流れだった。

58分、桐蔭横浜は名畑典樹に警告。

71分、桐蔭横浜は剣聖矢→池田壮磨。
75分、東洋は佐藤仁紀→小林拓夢。
75分、桐蔭横浜は石川大地→山下優人。

83分、東洋は仙頭啓矢が左サイドを抜け出して右足で折り返す。
盒狭┻┐ファーに飛び込んでヘッドを合わせた。
枠を捉えて決定的だったけれどGK田中雄大がブロックする。

83分、東洋は勝野瑛→原田守。
東洋の最終布陣がこう↓
ーーーー仙頭ーーーー小林ーーーー
ーー宮野ーーーーーーーー坂元ーー
ーーーーー原田ーー盒供次次次次
ー水落ーー徳市ーー浦上ーー飯島ー
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー伊藤ーーーーーーー


83分、桐蔭横浜は名畑典樹→林拓弥。
桐蔭横浜の最終布陣がこうかな?↓
ーーーー浅川ーーー-佐々木-ーーー
ーー佐藤ーーーーーーーー鈴木ーー
ーーーーー-林−−-浅沼ーーーーー
−山下−−眞鍋−−八戸−−池田−
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーー田中ーーーーーーー


桐蔭横浜大が押されつつ耐えてタイムアップ。
東洋を1−0で下して、総理大臣杯出場を決めた。

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2016年06月26日

プレミアE 清水×市立船橋

今週末から高円宮杯プレミアU-18が再開する。
クラ選、高校総体の予選があって5月上旬から中断していた。
今週末が第6節。前後期9節ずつの総当たり2回戦制である。
イーストはまだ2チームしか見られていないので、
この大会が個人的には最優先だった。

18時の三ッ沢に間に合うという条件でカードを探した。
調べると清水のホームゲームがJ-STEPで11時キックオフ。
今後のカードとの組み合わせも考えてここにする。
清水は2勝2分1敗の4位。市船は3勝2分の2位。
上位争いをしている同士の対戦だった。
なお首位は4勝1敗のFC東京である。

清水エスパルスユース
GK  1 水谷 駿介  98.05.11 179/76 FC.フェルボール愛知
DF  6 梅村 豪   98.04.27 168/58 清水エスパルスJY
   25 伊藤 駿光  99.05.19 173/58 清水エスパルスJY
    5 立田 悠悟  98.06.21 189/75 清水エスパルスJY
    3 伊藤 研太  99.05.12 175/60 名古屋グランパス三好FC
MF 23 滝 裕太   99.08.29 166/54 清水エスパルスJY
    8 佐野 皓平  98.04.30 175/64 清水エスパルスJY
   10 望月 陸   98.04.05 168/61 清水エスパルスJY
   18 新関 成弥  99.04.28 177/66 アスルクラロ沼津U15
FW 19 平墳 迅   99.05.19 180/77 スポーツクラブ岐阜VAMOS
   11 中野 優太  99.02.09 168/62 F.C.コーマラント

−−−−中野−−−−平墳−−−−
−−新関−−−−−−−−望月−−
−−−−−佐野−−-滝-−−−−−
−伊藤研−立田-−伊藤駿-−梅村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−水谷−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 梅田 透吾  00.07.23 178/68 清水エスパルスJY
DF  2 中島 杏輔  98.06.08 165/58 清水エスパルスJY
MF  7 多田 愛稀  98.10.22 167/62 サンフレッチェ広島F.C JY
MF 17 宮本 優   99.05.17 170/67 UKI-C.FC
MF 27 吉田 峻   99.06.20 172/63 清水エスパルスJY
MF 28 鈴木 魁人  99.08.16 174/65 清水エスパルスJY
MF 35 齊藤 聖七  00.11.21 168/58 FCパルピターレJY

船橋市立船橋高校
GK 17 井岡 海都  98.04.27 183/70 千葉SC
DF  3 真瀬 拓海  98.05.03 173/62 JSC CHIBA
    7 原 輝綺   98.07.30 178/63 AZ’86東京青梅
    5 杉岡 大暉  98.09.08 178/73 FC東京U-15深川
   16 桧山 悠也  99.09.10 170/68 栃木SC・JY
MF  4 金子 大毅  98.08.28 173/62 FCトッカーノU-15
    6 阿久津 諒  98.05.30 173/60 FC KASUKABE
   10 高 宇洋   98.04.20 173/64 川崎フロンターレU-15
    8 西羽 拓   98.06.05 163/60 鹿島アントラーズつくばJY
    9 野本 幸太  98.05.05 168/60 大宮アルディージャJY
FW 11 村上 弘有  98.04.02 186/77 Wings U-15

−−−−−−−村上−−−−−−−
−−−-野本−−−−−西羽-−−−
−−阿久津−−金子−−−高−−−
−桧山−−杉岡−−-原-−−真瀬−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−井岡−−−−−−−

■リザーブ:
GK  1 北畠 新輝  99.03.18 191/83 町田JFC・JY
DF 28 岡井 駿典  00.04.13 170/66 Wings U-15
DF 33 今村 直也  99.04.20 178/75 アブレイズ千葉SC
MF 14 太田 貴也  98.05.07 171/64 JSC CHIBA
MF 32 今村 卓也  99.04.20 178/75 アブレイズ千葉SC
MF 35 郡司 篤也  00.05.12 168/60 JSC CHIBA
FW 12 矢野 龍斗  98.05.12 182/79 FC多摩JY


清水は立田悠悟、市船は杉岡大暉がキャプテン。
いずれも5番で、左利きのCBである。
あと清水は1年生CBの監物拓歩がU-16代表に参加して不在だった。

市船は攻守可変システムだった。
金子大毅がフォアリベロ的な役割である。
守備の時は[4−3−3]のオーガナイズ。
これが攻撃になると金子が3バックの中央に入り、SBが高く広がる。

3分、清水は平墳迅が縦に当てる。
滝裕太は中央からエリア右に流れてシュートを狙うもわずかに枠外。

平墳迅は左利きのセカンドトップ。
DFを背負って時間を作れるし、反転も速い。
彼がいい持ち方をすれば、いいラストパスが出ていた。
まだ2年生なんですね。間違いなくタレントだろう。

10分、市船は真瀬拓海が右からスローイン。
西羽拓が浮き球をそのまま左足ボレーで狙うもGKの正面。

西羽拓が狭いスペースで上手く受けていた。
プレーと判断の早さがあって、相手の守備より先にボールを離せる。
市船は彼をフリーにするとちょっと面倒だった。

22分、清水は平墳迅が右サイドから一発フィード。
中野優太がエリア右に抜け出していい形。
中野は杉岡大暉を振り切ってシュートを放つも枠外。

あまり大チャンス、大ピンチはなく試合が進んでいく。
清水の守備は大きな隙を作らずに対応していた。
CB立田悠悟は189cmの公称よりおそらくもっと大きい。
アジリティ、クイックネスはまだ不足があるけれど、
ただ1対1の仕掛けをきっちり止める強さはある。
あと左利きで、奪ってからのつなぎもいい。
左SBの伊藤研太は気を利かせられる選手。
第3ボランチ的に絞って組み立てに絡んだり、
周りの選手を助ける位置取りが細やか。
彼も左足からの配球能力を持っていた。

ただ市船は手堅く試合を運んでいた。
攻撃は無理をせず悪い奪われ方がなく、
余裕をもって進めているんだろうな…という流れだった。
市船はサイドチェンジを上手く使っていた。
原輝綺、金子大毅の右足、杉岡大暉の左足はいずれも高質。
「左→右」「右→左」に加えて、縦縦のボールもしっかり通る。
清水は[4−4−2]のゾーンで守るチームだが、
ブロックの外に蹴り込まれるとラインを下げなければいけない。
小まめに左右、上下動をすればいいんだけどこのレベルで完璧は無理。
これはボディブローのように効いてくる。

33分、市船は前線に押し込んで村上弘有がエリア内でキープ。
野本幸太が後ろへ下げたところに、金子大毅が走り込んで来る。
金子がエリア内で清水DFに倒されて判定はPK。

33分、市船はこのPKを野本幸太が成功。
<市立船橋高 1−0 清水エスパルスユース>
野本はセットプレーもほとんどすべて任されていた。
キックについては信頼されているのだろう。

前半45分を終えてスコアは1−0。
試合は後半へ。

47分、市船は阿久津諒が右サイドにフィード。
真瀬拓海は大外から縦に抜けて折り返す。
村上弘有がニアでボールを抑えて、ゴール右からシュート。
DF、GKが届かぬコースだったけれどゴールを横切って枠外。

55分、清水は伊藤駿光が右サイドにダイレクトのフィード。
相手が前係りになったところで完全に裏を取った。
望月陸は縦に抜け出して、マイナスの折り返しを入れる。
しかし平墳迅が放った左足ボレーはコースが逸れ、DFに弾かれて外。

59分、市船は桧山悠也が左大外を抜け出して折り返す。
野本幸太のボレーはDF、ポストに弾かれて外。

市船は両SBがいいところに顔を出して、質の高いクロスを入れていた。
彼らの能力が高いからこそ[3−4−3]の攻撃組織も機能する。

60分、清水は平墳迅→鈴木魁人。
63分、清水は佐野皓平→中島杏輔。
71分、清水は新関成弥→宮本優。

78分、市船は村上弘有が前線でロングボールを競る。
野本幸太がセカンドボールから仕掛けて、エリア左から折り返す。
これはDFがブロックして市船のCKに。

市船はリードしていたので無理をしない。
あまり人をかけず、サイドと縦の長いボールからの攻撃が多くなっていた。
前線が薄くなったことで村上弘有の強みが逆に出る。
彼が五分以上に競ることでこぼれ球が味方につながり、
そこから2シャドーのドリブルという形がこれ以外にも2、3回生まれていた。

78分、清水は滝裕太→齊藤聖七。
この子の話は誰かに聞いたことがある。
齊藤聖七という名前は覚えていなかったけれど、
「パルピターレ」というクラブ名が記憶に(笑)
明治大の栗田大輔監督が代表を務めている神奈川県のクラブである。

清水の最終布陣がこう↓
−−−−中野−−−−齊藤−−−−
−−鈴木−−−−−−−−望月−−
−−−−−梅村−−宮本−−−−−
−伊藤研−立田-−伊藤駿-−中島−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−水谷−−−−−−−


市船はチームとしての「ベース」が高い。
攻撃ではパスを出したらしっかり動き直す。
守備も球際で寄せる、戦うという部分がいい。
選手同士の距離感、チャレンジ&カバーも当然できている。
試合の中で「突っ込みどころ」がない。
そしてそのベースが終盤になっても崩れない。
選手を変えるそぶりすら見せず、
チームの「ストレステスト」をしているくらいの様子だった。
まだ6月だし、仕上げはこれからだと思うけれど、
チームとしての凄みを感じさせる後半だった。

清水も無抵抗だったわけではない。
望月陸は残り10分、20分に頑張れていた一人。
スペースが空いたことで、彼の技巧がより引き出される。
左右両足の細かいタッチ、重心移動でいい仕掛けを見せていた。

85分、市船は野本幸太に警告。
笛が鳴った後にシュートを打ってしまった。

89分、清水の波状攻撃。
中島杏輔は右サイドから折り返す。
鈴木魁人がファーからヘッドを合わせるも枠上。

アディショナルタイムの提示は3分。

91分、市船は真瀬拓海に警告。

試合はそのまま1−0でタイムアップ。
市船の強さ、堅さを感じた後半の45分間でした。

augustoparty at 13:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(U18) 

2016年06月25日

アミノバイタル1回戦 中央×青山学院

引き続いてアミノバイタルカップの1回戦。
大学サッカーの関東大会にして、夏の総理大臣杯予選である。
32校が関東からの出場枠「8」を争う。
つまり2勝すれば全国行きだ。
1回戦の第2試合は中央と青山学院のカードにした。
どちらも1部相当の人材がいて、春に見られなかった。
加えて青学にはゼルビアと縁のある選手がいる。
そんな理由でB1ピッチに場所を移す。
中央は前期を終えて2部首位。青学は2部の8位だ。

中央大学
GK  1 置田峻也  4年 186/78 星稜
DF 24 安在達弥  2年 172/69 東京V・Y
    3 小川雄生  4年 182/76 前橋育英
    4 渡辺剛   2年 185/74 山梨学院大附
    2 縣翔平   4年 183/72 青森山田
MF  8 三島頌平  3年 175/67 帝京大可児
   20 早坂翔   3年 172/64 横浜FM・Y
   10 古橋匡梧  4年 168/60 興国
   11 翁長聖   4年 171/67 帝京三
FW  7 寺村介   3年 170/64 星稜
   29 中村文哉  2年 170/67 G大阪Y

−−−−−−−中村−−−−−−−
−−翁長−−−寺村−−−古橋−−
−−−−−早坂−−三島−−−−−
−縣−−-渡辺-−−小川−−安在−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−置田−−−−−−−

青山学院大学
GK  1 齋藤駿介  3年 177/67 千葉U-18
DF 17 上村佳祐  3年 174/69 広島Y
   16 池庭諒耶  1年 186/70 名古屋Y
    4 中島康輔  3年 179/69 名古屋Y
   25 椿健太郎  2年 180/73 三菱養和SC・Y
MF 29 尾ノ上幸生 1年 170/65 前橋育英
    8 瀬川泰樹  2年 167/62 JFAアカデミー
    6 平久将土  4年 178/66 柏U-18
   10 伊藤光輝  4年 171/70 柏U-18
   20 森孝輔   2年 170/62 横浜FM・Y
FW  9 窪園大地  3年 173/64 横浜FC・Y

−−−−−−−窪園−−−−−−−
−−-森−−−-伊藤−−−平久−−
−−−−−瀬川−-尾ノ上-−−−−
−椿−−-中島-−−池庭−−上村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−齋藤−−−−−−−


青学は伊藤光輝、平久将土が柏の94年組。
中村航輔、秋野央樹、小林祐介らと同じ学年である。
伊藤はその中でも高1でU18の出場機会を得ていた選手。
平久将土もクラ選U18の得点王だ。
育成年代の実績は相当なものである。

どちらも似たオーガナイズ。
中央は寺村介、青学は伊藤光輝がプレイメイカーだ。
二人がセカンドトップの位置でボールを集めるところも同じ。
ただ中央は守備をはっきりセットしてカウンター色が強い。
青学の方が手数をかけてつなげてくるスタイルだった。

青学の起点になるのはCBの池庭諒耶。
高校に入って背が伸びた晩熟タイプで、まだ横に細い。
U18まではMFでプレーしていて、パスセンスの高い選手でもある。
まだ強さ、アジリティの部分で物足りなさがあるけれど
個人的にはU18のときから将来はプロでやる素材だと思っていた。
彼と話をしたことがないし、人間的な部分は正直分からない。
ただ身体的な特性、成長過程は吉田麻也とよく似ている。

29分、中央は古橋匡梧が右サイドから折り返す。
翁長聖がファーサイドからボレーを合わせるも当たりが悪く枠上。

33分、中央は古橋匡梧が寺村介とのワンツーから右サイドを破る。
古橋がマイナスの繰り返しを入れて、寺村はエリア内でトラップ。
寺村はそのままDFをいなして、左足で流し込んだ。
<中央大 1−0 青山学院大>

中央の切れ込み隊長は古橋匡梧。
彼は一瞬の加速、アジリティで簡単に一枚は剥がしていた。
後半になっても落ちないし、柏好文ばりの威力でしたね。

34分、中央はロングボールから前線がゴチャっとしたところ。
中村文哉が抜け出して1対1からシュートを放つ。
しかしここは青学DFがブロック。

38分、中央は小川雄生に警告。

前半は中央が1点をリードして折り返す。
試合は後半。
46分、青学は椿健太郎→加倉井拓弥。
加倉井がそのまま左SBに入った。
彼は昨年のFC町田ゼルビアユース主将。
クラブユース選手権出場に貢献し、
天皇杯3回戦では先発して福岡を倒す立役者の一人になった。
左利きで試合を作れる、守備でもクレバーさを発揮する選手だ。
本音を言えば彼の登場を待っていた…。
窪園大地も町田U-15出身なので、気持ちは完全に青学推しに(笑)

55分、青学は左CKを尾ノ上幸生が右足で入れる。
これが強風に乗って曲がって、ファーに直接ゴールイン!
<青山学院大 1−1 中央大>
このCKを取ったのが加倉井拓弥です。
彼がかなり高い位置を取って、ボールも呼び込んでいた。

56分、中央は中村文哉→加藤陸次樹。
63分、青学は平久将土→加藤優汰。
加藤優汰は中京大中京出身の3年生。
浦和相手に孤軍奮闘していた名古屋FCの加藤くんか!
今も変わらずスピードを生かしたプレーが持ち味。
彼が右サイドからの仕掛けでさらに青学ペースを加速させる。

65分、中央は寺村介→桜井昴。
桜井昴も名古屋グランパス出身。
ピッチ内の愛知県民率が次第に上がっていく。

69分、青学は伊藤光輝が右サイドでGKへプレスに行く。
置田峻也のクリアは伊藤の足に当たって小さくこぼれる。
加藤優汰がすぐ後ろをフォローし、ダイレクトで右足を振り抜く。
中央のカバーはぎりぎりで間に合わず、
加藤が狙った「ゴールへのクロスパス」はそのままゴールイン。
<青山学院大 2−1 中央大>

71分、中央は小川雄生が右サイドから折り返す。
加藤陸次樹がファーストタッチで相手を上手くいなす。
加藤はそのままゴール右から流し込んだ。
<中央大 2−2 青山学院大>

71分、青学は伊藤光輝→福井康太。
青学の布陣がこう↓
−−−−−−−窪園−−−−−−−
−−-森−−−-福井−−−加藤−−
−−−−-尾ノ上ー-瀬川−−−−−
−加倉井−-中島-−池庭−−上村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−齋藤−−−−−−−

伊藤は少し痛んでいたかも。

71分、中央は縣翔平に警告。
72分、中央は翁長聖に警告。
試合はすっかり荒れ模様。ボコボコの打ち合いになる。

80分、中央は縣翔平→藤崎雄太郎。
中央の布陣がこう↓
−−−−−−−加藤−−−−−−−
−−翁長−−−桜井−−−古橋−−
−−−−−三島−−早坂−−−−−
−藤崎−−渡辺−−小川−−安在−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−置田−−−−−−−


82分、青学は右サイドの好位置でFKを得る。
尾ノ上幸生が右足で中に合わせ、福井康太がヘッドを合わせた!
<青山学院大 3−2 中央大>
尾ノ上幸生は右足の精度と曲がりがぴか一でしたね。
しかし試合はまだ決まらない。

86分、青学は瀬川泰樹に警告。
87分、青学は瀬川泰樹→飛田泰平。
飛田はそのままボランチに入る。

88分、中央は左中間、残り20m強の好位置でFKを得る。
壁は4枚だったか5枚だったか。向かって右のコースを切っていた。
GKの立ち位置もやや向かって右寄り。
素人目に見ても「危険だ」と思った。
風が向かって右→左に強く吹いていたからだ。
果たして古橋匡梧が右足を振り抜くと…。
シュートがあっさり左へ滑り落ちてゴールイン。
<中央大 3−3 青山学院大>

試合は3−3のまま10分ハーフの延長戦へ。
91分、中央は三島頌平→蓮見謙介。
中央の布陣がこう↓
−−−−−−−古橋−−−−−−−
−−翁長−−−桜井−−−加藤−−
−−−−−早坂−−蓮見−−−−−
−藤崎−−渡辺−−小川−−安在−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−置田−−−−−−−


100分、中央は蓮見謙介が中央を持ち上がって左サイドに浮き球パス。
加藤陸次樹が抜け出してシュートを放って枠を捉える。
しかしここはGK齋藤駿介がよくキープ。

3−3のまま試合は延長後半へ。
101分、青学は森孝輔→小田寛貴。
小田寛貴は昨年ブリオベッカ浦安に所属していた。
在学していた青山学院大に「移籍」した3年生である。
青学の最終布陣がこう↓
−−−−窪園−−−−福井−−−−
−−小田−−−−−−−−加藤−−
−−−−−飛田−-尾ノ上-−−−−
−加倉井−-中島-−池庭−−上村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−齋藤−−−−−−−


101分、中央は蓮見謙介に警告。

106分、青学は自陣で中央大のプレスを受ける。
GK齋藤駿介がちょっと無謀じゃない?という縦パスをボランチにつける。
これが通って飛田泰平は縦にフィードを送る。
小田寛貴が左中間からドリブルで持ち上がる。
外に加倉井拓弥もフォローしていたのでDFは飛び込めない。
小田はエリア左から仕掛けてDFのファウルを誘う。
青学に貴重な貴重なPKが与えられる。
自陣からつないでいく姿勢が奏功した場面である。

107分、中央は渡辺剛に警告。

108分、青学はこのPKを飛田泰平が成功。
<青山学院大 4−3 中央大>

中央大は両CBが前線に上がってくる。
中央の最終布陣がこう↓
−−渡辺−−−小川−−−古橋−−
−加藤−−−−−−−−−−加藤−
−−−−−三島−−安在−−−−−
−−−藤崎−−翁長−−蓮見−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−置田−−−−−−−


110分、中央は中村文哉に警告。
ベンチにいた選手の異議に対する警告である。

110分、青学はFKを前線に蹴り入れる。
中央のGK置田峻也はDFを制して自ら補球に行く。
しかし反攻を焦ったのか、真正面のボールをこぼしてしまう。
青学は窪園大地がこのボールを拾って流し込んだ。
<青山学院大 5−3 中央大>

試合は5−3でタイムアップ。
青学が激闘を制して全国まで「あと1勝」とした。
一つ一つの得点を見ると呆気ない、ちょっと安いモノが多い。
中央にしてみれば間違いなく判定への不満もあると思う。
ただ途中までの静けさは何だったのだろう?という70分以降でした…。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(大学) 

アミノバイタル1回戦 順天堂×産能大

関東王者を決めるカップ戦にして、8月の総理大臣杯に向けた予選。
それがアミノバイタルカップである。
「アミノバイタル」カップ2016
第5回関東大学サッカートーナメント大会
<兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選>
大会の正式名称を書こうとすると3行必要だ!
1部、2部の12校ずつは自動出場。
加えて都県リーグから8チームが予備予選を突破した。
32校が関東からの出場枠「8」を争う。

今春はなかなか関東の大学サッカーを見られなかった。
その中でも特に気になるチームをこの大会で見ておきたい。
1回戦は上と下のたすき掛けで、1部の上位なら都県リーグと当たる。
しかし番狂わせの多さがこの大会の特徴。
2回戦もあるけれど、そこまで待っていると見逃す。

本日は大会初日で1回戦。
第1試合は順天堂大と産業能率大の対戦を見る。
順天堂大は前期を終えて1部の4位。
産業能率大は関東2部にいたこともあるけれど現在は神奈川県リーグだ。

順天堂大学
GK 21 中村研吾  3年 181/72 四日市中央工
DF  6 原田鉄平  3年 178/70 静岡学園
   16 村松航大  1年 171/71 清水Ý
    2 坂圭祐   3年 174/72 四日市中央工
    5 毛利駿也  3年 176/70 山梨学院大附
MF 15 石上輝   2年 171/65 堀越
    7 名古新太郎 2年 168/63 静岡学園
   14 杉田真彦  3年 171/67 静岡西
   11 米田隼也  3年 173/68 静岡学園
FW 27 浮田健誠  1年 185/78 柏U-18
   28 旗手玲央  1年 172/68 静岡学園
  
−−−−旗手−−−−浮田−−−−
−−米田−−−−−−−−杉田−−
−−−−−名古−−石上−−−−−
−毛利−−-坂-−−村松−−原田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−

産業能率大学
GK  1 佐藤友助  4年 181/70 麻布大渕野辺
DF  2 植田涼吾  2年 177/72 瀬戸内
    5 鑓水隼   2年 176/67 山形Ý
   15 山下隼輝  1年 178/72 浜松開誠館
    6 遠藤元一  4年 178/70 旭川実業
MF 12 柿崎六郎  2年 170/58 山梨学院大附
   10 越智大和  3年 171/62 広島Ý
    7 齋藤孝紀  4年 168/55 厚木北
    8 浜下瑛   3年 164/58 瀬戸内
   20 岡村吾郎  2年 168/61 広島Ý
FW 13 渡邊りょう 2年 177/65 高輪

−−−−−−−渡邊−−−−−−−
−−岡村-ー浜下−齋藤−-越智−−
−−−−−−−柿崎−−−−−−−
−遠藤−−山下−−鑓水−−植田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−


順天堂大の監督は元日本代表の名SB堀池巧氏。
自身は清水東高のOBだがこのチームは静岡学園が4名もいる。
しかも米田隼也、名古新太郎、旗手怜央は飛び切りのテクニシャン。
個の打開力、発想を存分に出す楽しいサッカーが期待できる。
しかも今日の先発には1年生が3人。ここを見ておきたかった。
産業能率大の監督は柏、湘南で活躍した加藤望氏。
こちらは広島ユース、瀬戸内と広島県出身者が多い。
県リーグとはいえ全国区のタレントもおり、やはり注目だ。

11分、産能大は齋藤孝紀が左中間にスルーパス。
越智大和が斜めに走りこんでエリア左に抜ける。
越智が左足で折り返して、渡辺りょうはニアで合わせる。
右足ボレーは枠を捉えて決定的だったがGK中村研吾に防がれる。

越智大和は早い時期から全国区で各年代の代表に入っていた。
彼は左利きでスピード、裏取りに優れる「佐藤寿人系」のアタッカー。
序盤は彼が斜めの動きで盛んに裏を突いていた。
相手のラインが下がれば、足元で受けてチャンスメイクもできる。
関東1部の強豪を相手にしても、十分に個でやれていた。
齋藤孝紀も見ていて面白かったレフティー。
小柄だけど間で受ける、動かす技巧と機知がある。
切り替え、守備で頑張る姿勢もあって個人的には発見だった。

14分、順天堂は杉田真彦が右サイドを鮮やかに突破して横にボールを放す。
旗手怜央がすぐ横を抜けてエリア右に抜け出す。
旗手は小さくフェイクを入れて、右足シュート。
ニアでなくファーを突いてGKは一瞬逆を取られた。
しかしGK佐藤友助が辛うじて触ってDFクリア。

18分、順天堂は石上輝がエリア右に落とす。
杉田真彦がスペースに抜け出してシュート。
枠を捉えていたがGK佐藤友助にブロックされる。
米田隼也もセカンドから決定的シュートを放つが枠上。

22分、順天堂は名古新太郎が右サイドからカットイン。
フリーで左足ミドルを放つが枠のぎりぎり右へ逸れた。

28分、産能大は渡邊りょうが前線の密集からスルーパス。
順天堂DFがクリアを狙うも届かない。
越智大和は完全に裏を取ってボールを運び、1対1からシュート。
しかしGK中村研吾がこれをしっかりストップする。

前半の流れは完全に互角だった。
順天堂はSBも含めて人数をかけて近い距離感で攻めてくる。
名古新太郎、石上輝の両ボランチも前向きにもって生きるタイプ。
ただ奪われて一気にひっくり返される状況で隙があった。
坂圭祐主将はこの体格で強くて高い。
1年生の村松航大も球際の強さ、スピードがある。
問題はサイズや強さでなくリスク管理の部分だった。

43分、順天堂は毛利駿也が起点となり、名古新太郎が左サイドに振る。
旗手怜央はゴールラインぎりぎりから一気に横へ切れ込んで、右足一閃。
これが対角のネットに突き刺さった!
<順天堂大 1−0 産業能率大>

旗手怜央は高2の時以来だけど「ファンタジスタ度」が増していた。
柔らかさというよりも一瞬の加速、パワーを存分に発揮。
完全に個でゴールを取り切って見せた。

順天堂が攻め切って1点リードで前半を折り返す。
試合は後半。

57分、産能大は岡村吾郎→佐藤尚輝。

61分、順天堂は浮田健誠が右サイドをゆったり持ち上がる。
フェイントでDFを外すと思い切って左足を思い切り振り切る。
鋭いミドルだったがこれはバーに弾かれた。

浮田健誠は左利きの大型アタッカー。
昨季はACLのベトナム遠征にも参加した1年生だ。
細かい技巧を持つ静岡県人に囲まれて、まだ浮いている部分がある。
上を目指すなら切れだったり、状況判断はもっと欲しい。
ただ1年でこれだけやれるのだから、これからですよね。

63分、順天堂は浮田健誠→松島奨真。

63分、産能大は齋藤孝紀が中央から上手く仕掛けて右に大きく振る。
植田涼吾がエリア右からボレーを放って決定的だったけれど枠上。

65分、順天堂はCKからの波状攻撃。
原田鉄平が左サイド深くからボールを下げる。
米田隼也は中に小さく叩く。
すると名古新太郎が強烈な無回転ミドルを叩き込んだ!
<順天堂大 2−0 産業能率大>
観戦者から「クリロナ」と声が飛ぶゴラッソだった。

71分、産能大は柿崎六郎が縦に当てる。
佐藤尚輝は左から中に流れて縦にスルーパスを入れる。
渡邊りょうと越智大和が被っていた。
しかし越智が上手くクロスしてDFの脇を抜け出して…。
最後は越智が1対1から左足で流し込んだ。
<順天堂大 2−1 産業能率大>
さすが越智!というストライカーらしいプレーでした。

76分、順天堂は米田隼が左サイドでキープし、外に落とす。
毛利駿也はすぐに中へ折り返す。
これに旗手怜央がボレーで合わせた。
<順天堂大 3−1 産業能率大>
「決まったな」というゴールだった。

79分、産能大は齋藤孝紀→斎藤絢斗。
79分、順天堂は旗手怜央に警告。

80分、順天堂は杉田真彦が縦にくさびを当てる。
石上輝はダイレクトで右に落とす。
最後は松島奨真がゴール右から叩き込んだ。
<順天堂大 4−1 産業能率大>

83分、産能大は山下隼輝→井上雅士。
産能大の最終布陣がこう↓
−−佐藤−−−渡邊−−−越智−−
−−−−ー浜下−−斎藤−−−−−
−−−−−−−柿崎−−−−−−−
−遠藤−−井上−−鑓水−−植田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−佐藤−−−−−−−

83分、順天堂は旗手怜央→貫場貴之。
87分、順天堂は石上輝→津島孝至。
90分、順天堂は杉田真彦→新里涼。
順天堂の最終布陣がこう↓
−−−−松島−−−−新里−−−−
−−米田−−−−−−−−貫場−−
−−−−−名古−−津島−−−−−
−毛利−−-坂-−−村松−−原田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−


試合はそのまま4−1でタイムアップ。
終盤は順天堂が産能大を圧倒し、そのまま逃げ切った。

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2016年06月11日

大学選手権準決勝 中京学院×奈良学園

第65回全国大学野球選手権は今日が準決勝。
本当は大学サッカーを観に行く予定だった。
ただ「見損ね校」の中で最も心残りだった奈良学園大が勝ち残っている。
プロ注目の右腕・鈴木佳佑の登板も濃厚
それではということで神宮球場にやってきた。

奈良学園大は近畿学生野球連盟所属。
今大会は6大会連続20回目の出場である。
基本的にこの連盟は奈良学園が一強。
ただ7年前は山本翔(現日本生命)を擁する大阪教育大が出てきた。
OBには湯舟敏郎、山井大介とプロで名を成した投手が複数いる。
学生数は2014年5月のデータで578名。
4学年でこれだからかなりの小規模校だ。
本部キャンパスは奈良県生駒郡。1984年に設立されている。
14年に奈良産業大から現校名へ改められた。
元々は「情報と経営」の学校だったが、定員割れの続いていた学部を廃止。
今は「教育と看護」に力を入れ再出発を図っているらしい。
今大会は中京、九州国際、関西国際を下しての4強。
九国大、関国大戦はタイブレイークを制している。

中京学院大は東海地区大学野球連盟所属の初出場校。
開学は1993年。岐阜県中津川市に本部を置く私立大学だ。
学生数は千名弱。経営学部、看護学部が設置されている。
ここは1回戦の観戦記でも紹介したから割愛します。
ただそこから桐蔭横浜、明治を下しての勝ち上がりは見事。
吉川尚輝はドラフト1位競合もあり得る注目選手だ。

中京学院大学
1番 中 戸田勇次  4年 右左 175/68 大垣日大
2番 二 南亮介   3年 右左 175/74 中京
3番 遊 吉川尚輝  4年 右左 177/79 中京
4番 三 石坂友貴  3年 右右 181/77 中京
5番 捕 山崎善隆  4年 右左 165/74 昭和第一
6番 指 楠拓也   4年 右右 184/87 塩山
7番 一 内藤大貴  2年 右左 173/77 大垣日大
8番 右 影山和也  3年 右左 175/75 昭和第一
9番 左 坂之下仁哉 2年 右左 166/66 鵬翔
   投 熊岡脩平  4年 左左 171/66 松川

奈良学園大学
1番 左 西田将知  3年 右左 173/70 報徳学園
2番 一 米満凪   2年 右左 170/62 敦賀気比
3番 遊 宮本丈   3年 右左 181/79 履正社
4番 三 盒饗麑蕁 3年 右左 173/75 明徳義塾
5番 中 村上海斗  3年 右右 189/92 北照
6番 二 中西玲人  3年 右両 172/70 箕島
7番 指 中井享洋  2年 右右 178/77 大商大堺
8番 捕 松木大輔  3年 右左 173/74 常葉学園菊川
9番 右 菅田大介  1年 左左 187/80 京都共栄
   投 鈴木佳佑  4年 右右 178/82 履正社


1回表。先攻は中京学院。
1番・戸田が三飛。
2番・南は四球。一死1塁。
南は次打者の5球目に二盗成功。一死2塁。
3番・吉川が右中間を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<中京学院大 1−0 奈良学園大>
4番・石坂は左飛。二死2塁。
5番・山崎が右前タイムリー安打。ライトの悪送球も絡んで二死2塁。
<中京学院大 2−0 奈良学園大>
三塁を蹴る吉川尚輝の走塁を見て、その傾きに驚いた。
サーキットを走るバイクのような角度…。ボディバランスが凄いんでしょう。
6番・楠は遊ゴロで攻撃終了。

奈良学園の先発は鈴木佳佑。
右上手の腕を強く、全力で振る力投派だ。
いかにもパワフルで上半身はかなり鍛えられていた。
加えて下半身の粘りがあって、肩の回旋もスムーズ。
一目でレベルの高い投手であることは伝わってきた。
あと彼は投球がいかにも強気ですよね。
今日の球速は速球が132〜45キロ。
ボールの抑えが効いていてシュートせず、むしろスライドする。
130キロ前半でもいいボールがあった。
変化球はフォーク、チェンジ系が119〜31キロ。
スライダーが119〜27キロ。
カーブが95〜100キロ。
1回戦、2回戦は彼が連投し完投勝利。
続く準々決勝は他の投手が踏ん張って、中2日でこの試合だ。
1試合休めたとはいえ、疲れは溜まっていただろう。
球威はあってもボールが上ずり、序盤はボール先行も多かった。

1回裏。後攻は奈良学園。
1番・西田が中前安打。無死1塁。
2番・米満は初球にバスター&ラン。遊前安打で無死1、2塁。
3番・宮本がエンドランから二ゴロ。一死2、3塁。
4番・盒兇脇鵐乾蹐濃偉歔者が生還。二死3塁。
<中京学院大 2−1 奈良学園大>
5番・村上が左前タイムリー安打。二死1塁。
<奈良学園大 2−2 中京学院大>
村上は捕手からの牽制球により一塁上でタッチアウト。攻撃終了。

中京学院の先発は熊岡脩平。左の技巧派である。
3試合のうち21イニングを任されたエースの柳川優太は温存だ。
リーグ戦は4試合、24イニングを投げて1勝0敗。
今日の球速は速球が126〜32キロ。
この速度帯でシュート、ツーシーム気味の球筋もあった。
変化球はスライダーが110〜15キロ。
チェンジが119〜25キロ。
カーブが100キロ台前半。

2回表。
中京学院は7番・内藤が二ゴロ。
8番・影山は中前安打。一死1塁。
9番・坂之下が一ゴロ。二死2塁。
1番・戸田は四球。二死1、2塁。
2番・南が二ゴロで攻撃終了。

2回裏。
奈良学園は6番・中西がチェンジで空振り三振。
7番・中井は中前安打。一死1塁。
8番・松木が一ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
中京学院は3番・吉川が143キロの速球で空振り三振。
4番・石坂は遊ゴロ。
5番・山崎が中飛で三者凡退。
鈴木佳佑の投球が落ち着いてきた。

3回裏。
奈良学園は9番・菅田が一ゴロ。
1番・西田はスライダーで空振り三振。
2番・米満が遊ゴロで三者凡退。

4回表。
中京学院は6番・楠が遊ゴロ。
このゴロを処理した宮本丈も来年のドラフト候補だろう。
この場面は三遊間の深い位置からしっかり刺した。
7番・内藤は右直。
8番・影山が一ゴロで三者凡退。

4回裏。
奈良学園は3番・宮本が二ゴロ。
4番・盒兇六裕紂0貉爍盈檗
5番・村上の5球目に熊岡脩平が暴投。一死2塁。
村上は左中間に運ぶタイムリー二塁打。一死2塁。
<奈良学園大 3−2 中京学院大>
村上海斗は二打席連続のタイムリー安打である。
6番・中西が三前内野安打。一死1、3塁。
三塁、ショートが同時にボテボテの打球を取ろうと被ってしまった。
吉川尚輝に処理をさせた方が良かったと思うけれど…。
7番・中井はセーフティスクイズ。
三塁走者が反応できず投ゴロに。二死2、3塁。
8番・松木が二ゴロで攻撃終了。

5回表。
中京学院は9番・坂之下が左飛。
1番・戸田は空振り三振。
2番・南が遊ゴロで三者凡退。

5回裏。
奈良学園は9番・菅田が中飛。
1番・西田は一ゴロ。
2番・米満が捕ゴロで三者凡退。

6回表。
中京学院は3番・吉川が粘って四球。無死1塁。
4番・石坂は外角速球で空振り三振。一死1塁。
5番・山崎が四球で一死1、2塁。
6番・楠は速球で空振り三振。二死1、2塁。
7番・内藤が三邪飛で無得点。

6回裏。
奈良学園は3番・宮本が四球。無死1塁。
4番・盒兇チェンジで空振り三振。一死1塁。

中京学院はここで熊岡脩平が降板。
二番手投手に市川良太を起用する。
市川は中京高出身の4年生。
181cm・85kgの右スリークオーターである。
今春のリーグ戦は3試合に登板して4勝0敗…。
ってプログラムの誤りですねこれは(笑)
24イニングで防御率0.75とのこと。
速球系がMAX134キロかな?
球威は平凡だけどボールが動く。

奈良学園は5番・村上が中前安打。一死1、3塁。
村上はこれで早くも猛打賞。
6番・中西が右前タイムリー安打。一死1、2塁。
<奈良学園大 4−2 中京学院大>
代打・吉田泰瑛が右飛。
二塁走者はタッチアップして二死1、3塁。

中京学院は市川良太が降板。
三番手に柳川優太を起用する。
前述の通り彼がエースで、181cm・84kgの左腕。
大垣日大高出身の4年生だ。
今日は速球が133〜43キロ。
変化球はスライダーが110キロ台中盤。
チェンジが120キロ前後。
1回戦の先発時に比べると球威があり、どんどん速球で押す。
彼が力投で試合の流れを引き戻す。
奈良学園は8番・松木が140キロの速球で空振り三振。攻撃終了。

7回表。
中京学院は代打・高田昭吾が速球で空振り三振。
9番・坂之下は外角速球で見逃し三振。
1番・戸田が中前安打。二死1塁。
2番・南は左飛で3アウト。

7回裏。
奈良学園は9番・菅田が空振り三振。
代打・黒川翔太が左前安打。一死1塁。
2番・米満はエンドランから遊前安打。一死1、2塁。
3番・宮本が遊ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
4番・盒兇呂なり粘って四球。二死満塁。
しかし5番・村上が143キロの速球で空振り三振。
棒醉ヂ世ここまで3打数3安打の強打者を仕留めた。

8回表。
中京学院は3番・吉川が中飛。
4番・石坂がレフト線を抜く二塁打。一死2塁。
5番・山崎は二ゴロ。二死2塁。
6番・楠が内角速球で見逃し三振。
鈴木佳佑がピンチを脱出して2点差を保つ。

8回裏。
奈良学園は6番・中西が中飛。
7番・吉田は外角速球で空振り三振。
8番・松木がチェンジで空振り三振。

9回表。
中京学院は7番・内藤が速球で空振り三振。
代打・大向繁利が中前安打。一死1塁。
9番・坂之下は右前安打。一死1、2塁。
1番・戸田も中前安打。一死満塁。
2番・南は遊ゴロで二封のみ。
三塁走者が生還して二死1、3塁。
<奈良学院大 4−3 中京学院大>
3番・吉川が敬遠気味の四球。二死満塁。
4番・石坂は中前タイムリー安打!
二者が生還して中京学院大が逆転。なお二死1、3塁。
<中京学院大 5−4 奈良学園大>
5番・山崎が右飛で攻撃終了。
中京学院大が粘ってひっくり返して試合は9回裏へ…。

9回裏。
奈良学園は9番・菅田が三飛。
1番・細川真人はチェンジで空振り三振。
2番・米満は中前安打。二死1塁。
3番・宮本の初球に棒醉ヂ世暴投。二死2塁。
バッテリーは敬遠四球に切り替えて空いた一塁を埋める。二死1、2塁。
しかし4番・盒兇初球を打ち上げて二飛。攻撃終了。

名勝負でした。
中京学院が最終回に2点差をひっくり返して鮮やかな逆転勝ち。
打線はクリーンアップが計5打点と期待に応えた。
棒醉ヂ世魯螢蝓璽佞任盥圓韻修Δ任垢諭
短いイニングで持ち味を出しました。

安打   210 000 114 9 四 失
中京学院┃200|000|003┃5 5 0
奈良学園┃200|101|000┃4 4 1
安打   310 202 201 11

奈良学園:●鈴木
中京学院:熊岡、市川、○棒

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 18:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

2016年06月08日

大学選手権2回戦 福井工大×上武

全日本大学野球選手権は第3日。
東京ドームの第2試合はこのカードだ。
自分はこれが終わったら野津田に移動します。
雨による順延がない限り、僕が見られる今大会で最後の試合だ。

福井工業大は北陸大学野球連盟所属。
6年連続39回目の出場である。
古くは伊藤敦規、水尾嘉孝といった名投手を輩出した伝統校。
現役選手なら西武の増田達至がいる。
本部は福井市にあり、大学の設置が1965年。
3学部に約2300名の学生が在籍している。
野球部員は172名とかなりの大所帯だ。
サッカー日本代表の東口順昭も2年までここに在学していた。
しかしサッカー部が解散したため、新潟経営大に転入している。

上武大は関甲新大学野球連盟所属。
2年連続14回目の出場である。
ここが強くなったのは何といっても谷口英規監督の就任が契機。
高校時代は鈴木健と共に全国4強を達成した浦和学院のエースだった。
東洋大で打者に転向し、東芝でも活躍。
2000年に上武大の監督に就任するとすぐ全国の常連となった。
09年秋の神宮大会で準優勝。
13年の大学選手権はついに全国制覇を成し遂げている。
上武は部員238名の大所帯だけどここは応援席の熱、団結感が素晴らしい。
前から強いだけでなく「良い野球部」だと思っている。
安達了一、井納翔一、加賀繁、豊田拓矢とNPB戦士も近年は続々と輩出中だ。
大学の本部は群馬県伊勢崎市で学生数は現在約1900名。
1968年に開学した私立大学である。

福井工業大学
1番 中 樋口拓真  3年 右左 178/75 九州国際大附
2番 左 林強太   4年 右左 180/76 九州国際大附
3番 指 笹岡滉生  2年 右左 174/70 PL学園
4番 遊 丸山裕太  3年 右右 180/81 豊橋中央
5番 一 高山直也  4年 右左 181/78 筑陽学園
6番 三 大瀧三郎  4年 右左 170/70 遊学館
7番 右 島田優樹  1年 右左 173/68 福井工大福井
8番 二 山本竜彦  4年 右左 181/75 敦賀気比
9番 捕 鈴木大夢  2年 右右 173/82 米子北
   投 谷龍   2年 右右 192/87 福井工大福井

上武大学
1番 中 島田海吏  3年 右左 175/70 九州学院
2番 指 我如古剛瑠 4年 右左 166/65 美里
3番 一 山本兼三  4年 右右 177/86 日本航空石川
4番 右 長澤壮徒  4年 右右 184/83 甲府工業
5番 三 鳥巣誉議  3年 右左 177/72 久留米商業
6番 左 市根井隆成 2年 右左 176/72 前橋商業
7番 捕 吉田高彰  2年 右右 180/78 智辯学園
8番 遊 小豆澤誠  3年 右左 166/65 飛龍
9番 二 山脇竜二  3年 右左 176/70 日南学園
   投 宮川哲   3年 右右 178/78 東海大山形


1回表。先攻は福井工業大。
1番・樋口が中前安打。無死1塁。
バントで送ると思ったら樋口は2球目に二盗成功。無死2塁。
2番・林が見逃し三振。一死2塁。
3番・笹岡は一ゴロ。二死3塁。
4番・丸山が中飛で無得点。

上武大の先発は宮川哲。右上手の本格派である。
上下半身とも逞しいけれど、単なるパワーピッチャーではない。
重心移動の幅があって、下半身の粘りや蹴りも生かせるフォーム。
真っ向勝負!という爽快感のある投手ですね。
今春のリーグ戦は5試合に登板して3勝1敗。
20.2回を投げ、防御率は1.31だった。
今日の球速は速球が137〜46キロ。
変化球はカット、スプリット系の縦変化が134〜42キロ。
スライダーが119〜32キロ。
カーブが105〜18キロ。

1回裏。後攻は上武大。
1番・島田が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
2番・我如古は一邪飛。一死2塁。
3番・山本が外角速球で見逃し三振。二死2塁。
4番・長澤はストレートの四球で二死1、2塁。
5番・鳥巣が二ゴロで3アウト。

福井工大の先発は谷龍。右上手の本格派である。
細長い体型だけど、ふにゃっとした感じは無い。
バランスがいいし、意外と動きの強さもある。
超大型投手に有りがちな荒削り感はなかった。
球速は速球が133〜42キロ。
カット気味に横へ流れる球筋がある。
変化球はスライダー、フォークが110〜22キロ。
いわゆる「スラーブ」的な軌道をよく投げる。
春のリーグ戦は7試合に登板して7勝。
59.1回を投げて防御率0.61と見事な結果を残した。
初戦の愛媛大戦で完投勝利を挙げてから中1日の登板である。
筋は間違いなくいいし、今後の成長次第では…。

2回表。
福井工大は5番・高山が三飛。
6番・大瀧は遊ゴロ。
7番・島田が左飛で三者凡退。

2回裏。
上武は6番・市根井が遊飛。
7番・吉田が三ゴロ。
8番・小豆澤は二ゴロで三者凡退。

3回表。
福井工大は8番・山本がカットで空振り三振。
9番・鈴木が二ゴロ。
1番・樋口は二直で三者凡退。

3回裏。
上武は9番・山脇が二ゴロ。
1番・島田は中前安打。一死1塁。
2番・我如古がスライダーで空振り三振。二死1塁。
3番・山本は3−2から三塁線を破るタイムリー二塁打。
<上武大 1−0 福井工業大>
山本は粘りに粘って10球目を痛打した。
上武の打線は中1日の谷潤に対して、
「球数を投げさせる狙い」が徹底していた。
そういう嫌らしさは今の六大学、東都から消えた部分でもある。
4番・長澤は右飛で攻撃終了。

4回表。
福井工大は2番・林がセーフティバント成功で三前安打。無死1塁。
3番・笹岡のバントは宮川哲の好処理で失敗。一死1塁。
4番・丸山がエンドランから中前安打。一死1、3塁。
5番・高山は高く弾む一ゴロで三塁走者が生還。二死2塁。
<福井工業大 1−1 上武大>
6番・大瀧が左前タイムリー安打。二死1塁。
<福井工業大 2−1 上武大>
7番・島田もセーフティバント成功。
三塁線に転がす投前安打で二死1、2塁。
8番・山本の2球目に宮川哲が暴投。二死2、3塁。
しかし山本はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

4回裏。
上武は5番・鳥巣が中飛。
6番・市根井が右前安打。一死1塁。
7番・吉田は左越え二塁打。一死2、3塁。

福井工大はここで谷龍が降板。
中1日だし、球数がかなり嵩んでいたので仕方ない。
二番手投手は上田優介だ。
73cm・64kgの3年生左腕である。
春は7試合に登板して1勝0敗。
ただし投球回数が14.1回と少ない。
普段からリリーフで投げているのだろう。
球速は速球が127〜31キロ。
カーブが100キロ台前半。

上武は8番・小豆澤が四球を選ぶ。一死満塁。
9番・山脇は左犠飛。二死1、2塁。
<上武大 2−2 福井工業大>
1番・島田も四球を選んで二死満塁。
2番・我如古は速球を見逃し三振。攻撃終了。

5回表。
福井工大は9番・鈴木が左飛。
1番・樋口はカーブで空振り三振。
2番・林が左飛で三者凡退。

5回裏。
福井工大はこの回から三番手投手に加藤賢哉を起用する。
加藤は浜松工業高出身の2年生。
175cm・74kgの右下手投げである。
リーグ戦は9試合、18イニングで防御率0.00と見事。
球速は速球、シンカーが123〜29キロ。
下手投げの常だが「シュートして沈む」球筋が多い。
スライダーが110キロ台後半。
パワフルだし、球威で勝負できる本格派。
あと走者がいなくてもセットで投げていた。

上武は3番・山本が三飛。
4番・長澤は右飛。
5番・鳥巣が二ゴロで三者凡退。

6回表。
福井工大は3番・笹岡が速球で空振り三振。
4番・丸山は四球。一死1塁。
5番・高山が投ゴロ併殺で3アウト。

6回裏。
上武は6番・市根井が死球。無死1塁。
7番・吉田はバント成功。一死2塁。
8番・小豆澤が一ゴロ。二死3塁。
9番・山脇は右飛で無得点。

7回表。
上武はこの回から二番手投手に寺沢星耶を起用する。
寺沢は佐久長聖高出身の2年生。
178cm・77kgの左腕である。
リーグ戦は4試合、23イニングで防御率1.57。
上武は継投が多く、彼が春の最多投球回数だった。
球速は速球系が126〜39キロ。
変化球はスライダーが113〜23キロ。
カーブが103〜09キロ。
身体がより腕が遅れて出て来て、タイミングが合わない。
実戦的なタイプの左腕だと思った。

福井工大は6番・大瀧が遊ゴロ。
7番・島田が死球。一死1塁。
8番・山本はバント成功。二死2塁。
代打・八幡理久が中飛で3アウト。

7回裏。
福井工大はこの回から四番手投手に近藤洸を起用する。
近藤は福井工大附属福井高出身の3年生。
172cm・72kgの左腕である。
球速は速球が126〜37キロ。
この速度帯でツーシームがあったかもしれない。
変化球はスライダーが107〜19キロ。
他にチェンジが120キロ前後。

上武は1番・島田が一前安打。無死1塁。
2番・我如古はバント成功。一死2塁。
3番・山本は二ゴロ。二死3塁。
4番・長澤が右飛で無得点。

8回表。
福井工大は1番・樋口が外角速球で見逃し三振。
2番・林も外角速球で見逃し三振。
3番・笹岡は左前安打。二死1塁。
4番・丸山が右飛で3アウト。

8回裏。
上武は5番・鳥巣が中前安打。無死1塁。
6番・市根井はバント成功。一死2塁。
7番・吉田が四球。一死1、2塁。
8番・小豆澤は速球で空振り三振。二死1、2塁。
代打・辻井翔真が四球を選ぶ。二死満塁。
1番・島田は外角速球で空振り三振。
近藤洸がピンチをしっかり切り抜けた。

9回表。
福井工大は代打・藤本隼人が一飛。
6番・大瀧が四球。一死1塁。
7番・島田はセーフティバント成功。三前安打で一死1、2塁。
代打・芳野了哉が遊直。二死1、2塁。
9番・神谷は一飛で無得点。

9回裏。
上武は代打・田中が見逃し三振。
3番・山本は三直。
4番・長澤が四球。二死1塁。
長澤は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
5番・鳥巣は右前安打。二塁走者は三塁を蹴る。
本塁に生還すれば試合は上武大のサヨナラ勝ちだ。
ライトからの返球は悪くなかったが、捕手がやや追いタッチ気味。
走者は捕手から逃げて、大回りでホームベースに手を伸ばす。
キャッチャーも慌ててタッチに行く…。
本当にぎりぎりだったけれど、タッチが一瞬速かった。上武は無得点!

延長戦からはタイブレーク方式が採用される。
攻撃はどちらも一死満塁から。打順は任意。
その打者の前3人が塁を埋める。

10回表。
福井工大の攻撃は3番・笹岡から。
笹岡は高め速球で空振り三振。二死満塁。

上武はここで寺沢星那が降板。
三番手投手に鈴木稜也を起用する。
鈴木は拓大紅陵高出身の4年生。
187cm・87kgの右横手投げである。
今春はほとんど投げていない。
ただ3年のときにエース格だった投手では?
今日は速球がMAX137。2球しか投げてないけど。
福井工大は4番・丸山が一ゴロで無得点。

10回裏。上武の攻撃は4番・長澤から。
長澤の打球は三塁手のグラブを弾いてレフト前へ…。
三塁走者が生還し、上武大がサヨナラ勝ち!

息詰まる熱戦を制したのは上武大。
福井工業大を下して準々決勝に進出している。

安打   100 400 011 0 7 四 失
福井工大┃000|200|000|0┃2 3 1
上武  ┃001|100|000|1X┃3 7 0
安打   102 200 011 1 8

上武:宮川、寺沢、○鈴木
福井工大:谷、上田、加藤、●近藤

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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大学選手権2回戦 東海大北海道×立命館

第65回全日本大学野球選手権は大会3日目。
東京ドームの第1試合はこのカードだ。

東海大北海道キャンパスは札幌学生野球連盟所属。
3回目の出場で1回戦は環太平洋大を下した。
東海大は全国10キャンパス・20学部に約3万人の学生が在籍している。
北海道東海大として77年に設置され、熊本などと共に08年に統合された。
出身者には里谷多英、國母和宏といった冬季五輪のレジェンドがいる。
オリックスの佐藤達也も"北海道"のOBだ。

立命館大は関西学生連盟所属。
3年連続17回目の出場で1回戦は東日本国際大を下している。
ここは関関同立に近大、勉強担当の京大という六大学風リーグだ。
立命館の「学祖」として位置づけられるのが西園寺公望。
彼が1869年に創設した私塾がまず「立命館」を名乗っていた。
これがすぐ解散させられ、その30年後に「京都法政学校」が設立された。
1913年に「立命館大学」と改称し、
大学令で認められたのが1922年という経緯らしい。
本部キャンパスは京都府北区の衣笠にある。
13学部に3万人を超す学生が在籍する私立大学だ。
有名な卒業生は沢山いるけれど、
野球界的には古田敦也、長谷川滋利のご両人だろう。
ちなみにこの両校は昨年の1回戦でも対戦している。

東海大学北海道キャンパス
1番 二 竹中悟   4年 右右 175/80 沼南
2番 中 平田悠人  4年 右右 175/71 女満別
3番 指 長田雅輝  4年 右右 181/88 札幌光星
4番 一 伊藤諄   4年 右右 181/94 東海大四
5番 遊 福田涼太  2年 右左 174/70 東海大四
6番 右 高本啓太  4年 右右 182/75 遠軽
7番 三 中西郁人  3年 右右 170/70 東海大四
8番 左 井口和真  4年 右右 178/86 東海大四
9番 捕 廣辻健太郎 4年 右右 174/70 柏日体
   投 水野洸也  4年 右右 175/75 札幌日大

立命館大学
1番 二 池内将哉  4年 右左 171/73 今治西
2番 遊 堂圭    4年 右右 179/82 京都学園
3番 中 辰己涼介  2年 右左 178/72 社
4番 一 高島勇弥  4年 右右 180/88 神港学園
5番 左 岩井康祐  4年 左左 178/77 金沢商
6番 三 脇屋直征  3年 右左 174/75 明豊
7番 右 石坂太一  4年 右左 174/74 洲本
8番 指 山田弘也  4年 右左 180/77 福知山成美
9番 捕 佐野友亮  2年 右右 175/75 福知山成美
   投 渡邉大地  3年 右右 177/77 大分雄城台


伊藤諄、辰己涼介と両校に大学代表候補がいますね。

1回表。先攻は東海大学北海道キャンパス。
1番・竹中が右前安打。無死1塁。
2番・平田はバント成功。一死2塁。
3番・長田がスライダーで空振り三振。二死2塁。
4番・伊藤は遊前内野安打。
二塁走者が三塁を蹴って本塁を突くがタッチアウト。
走者は「コリジョンルール」絡みの抗議をするが認められない。

立命館の先発は渡邉大地。右上手の本格派である。
櫻井俊貴先輩と似たタイプと言えば似たタイプかな。
今日は速球が132〜44キロ。
ツーシーム、スプリット的な沈む球筋もあった。
変化球はフォークが125〜30キロ。
スライダーが109〜18キロ。これは横にかなり大きく流れる。
初のリーグ戦では8試合に登板して2勝2敗。
36イニングを投げて防御率3.75という成績を残している。
投球回数的には初戦の勝利投手だった東克樹に次ぐ二番手格だ。
大学野球でこの防御率は相当悪い…。
と思ったら優勝が決まった後の同志社戦で打ち込まれていた。
エースの東は防御率0.65という数字です。

1回裏。後攻は立命館大。
1番・池内が二ゴロ。
2番・堂はチェンジで空振り三振。
3番・辰己が中前安打。二死1塁。
4番・高島も中前安打。二死1、3塁。
高島は次打者の2球目に二盗失敗。
廣辻健太郎が三塁走者を目で制しつつ、好送球で刺した。

東海大北海道の先発は水野洸也。
右サイドハンドの技巧派である。
身体を少し沈めて、少し三塁側を踏んで角度を付ける。
しっかり溜めを作れていて、やや遅れ気味でボールがでてくる。
出所が見やすいようで、実はタイミングが取り辛そうだった。
今日の球速は速球系が135〜44キロ。
変化球はチェンジが123〜33キロ。
シュートしながら沈んで、切れがいい。
縦横のスライダーが117〜28キロ。
横スラは横にかなり激しく滑る。
右打者が思わず腰を引いたところからストライクになったり。
左打者の内角を突く「シュート」的な使い方もできていた。
速球もそれなりに威力があるし、変化球がかなりスペシャル。
食い込む球筋、逃げる球筋がどちらも良かった。
比率は速球4割、スライダー4割、チェンジ2割くらいかな?
加えて制球力もあるから、内外角で揺さぶれる。
リーグ戦は6試合に登板して5勝0敗。
43イニングで防御率0.21という圧巻の結果を出している。
2回戦は二番手の山根大幸が来るかな?と思ったけれど中1日の彼が来た。
「プロ注」として知られていた存在ではなかった。
しかし今日の彼は凄いインパクトだった。

2回表。
東海大北海は5番・福田がフォークで空振り三振。
6番・高本は三ゴロ。
7番・中西が高め速球で空振り三振。三者凡退。

2回裏。
立命館は5番・岩井が一ゴロ。
6番・脇屋は二ゴロ。
7番・石坂がチェンジで空振り三振。

3回表。
東海大北海は8番・井口が高め速球を引っ張る。
レフトスタンドに飛び込むソロ本塁打となる。
<東海大北海道キャンパス 1−0 立命館大>
井口はこの直前にも本塁打性のファールを打っていた。
カウントも悪くないし、パワーヒッターに対してあまりに無警戒。
おそらく「振らせる高め速球」が甘く入った。
9番・廣辻は遊ゴロ。
1番・竹中が中前安打。一死1塁。
2番・平田はバント成功。二死2塁。
3番・長田が四球を選ぶ。二死1、2塁。
4番・伊藤は中飛で攻撃終了。

3回裏。
立命館は8番・山田がチェンジで空振り三振。
9番・佐野は中前安打。一死1塁。
1番・池内が二ゴロ。二封のみで二死1塁。
2番・堂はチェンジで空振り三振。3アウト。

4回表。
東海大北海は5番・福田が左前安打。無死1塁。
6番・高本は速球で見逃し三振。一死1塁。
7番・中西が1−2から空振り三振。
福田も二盗を刺されて三振ゲッツー。3アウト。

4回裏。
立命館は3番・辰己が投ゴロ。
4番・高島は外角スライダーで空振り三振。
5番・岩井が三邪飛で三者凡退。

5回表。
東海大北海は8番・井口がスライダーで空振り三振。
前の打席の反省を生かしてすべてスライダーで攻めた。
9番・廣辻は中前安打。一死1塁。
1番・竹中も中前安打。一死1、2塁。
2番・平田は四球を選ぶ。一死満塁。

ここで立命館は渡邉大地が降板。
二番手投手に黒田達也を起用する。
黒田は神戸国際大付属出身の2回生。
185cm・80kgの右スリークオーターだ。
大柄でなで肩で、やや外振りだけど腕をしっかり振れる。
ポテンシャルは強烈にありそうな本格派である。
リーグ戦は7試合に登板して3勝0敗。
17.1回で防御率1.04という結果を残している。
今日は速球が137〜43キロ。
変化球はスライダーが117〜25キロ。
彼のスライダーもかなり強烈でした。
ただ制球の緻密さはないし、組み立ても単調。

東海大北海は3番・長田が左前タイムリー安打。
二者が生還し、送球の間に打者ももう一つ進む。一死2、3塁。
<東海大北海道キャンパス 3−0 立命館大>
4番・伊藤は二ゴロ。三塁走者が生還して二死3塁。
<東海大北海道キャンパス 4−0 立命館大>
5番・福田が二ゴロで攻撃終了。

5回裏。
立命館は6番・脇屋が四球。無死1塁。
7番・石坂がバント。一死2塁。4点差なのに。
8番・山田は四球。一死1、2塁。
9番・佐野がスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
1番・池内はチェンジで空振り三振。
水野洸也はここまで毎回の7奪三振。

6回表。
東海大北海は6番・高本が遊ゴロ。
7番・中西は三飛。
8番・井口が中前安打。二死1塁。
9番・廣辻は二ゴロで3アウト。

6回裏。
立命館は2番・堂がチェンジで空振り三振。
3番・辰己は三邪飛。
4番・高島がスライダーで見逃し三振。

7回表。
東海大北海は1番・竹中が投ゴロ。
2番・平田が三ゴロ悪送球で生きる。一死1塁。
3番・長田はバント成功。二死2塁。
4番・伊藤が二直で3アウト。

7回裏。
立命館は代打・大林拓朗が投前内野&悪送球で出塁。無死2塁。
6番・脇屋は三ゴロ。一死2塁。
7番・石坂がスライダーで見逃し三振。二死2塁。
これで水野洸也の奪三振は二ケタに届いた。
代打・佐々木優がスライダーで空振り三振。3アウト。

8回表。
立命館は三番手投手に山上大輔を起用する。
山上は立命館宇治高出身の2回生。
182cm・90kgの右上手投げである。
球速は速球、ツーシームが132〜41キロ。
回転少な目で縦に沈むアメリカっぽい?球筋ですね。
グラブを叩く音が「ボフッ」と低音。
変化球はスライダーが113〜20キロ。
他にチェンジ系もあったはず。

東海大北海は5番・福田が二ゴロ。
6番・高本が中飛。
7番・中西は一邪飛で三者凡退。

8回裏。
立命館は代打・大谷征輝が二前内野安打。無死1塁。
1番・池内は左前安打。無死1、2塁。
ボテボテの当たりが三遊間の真ん中を抜けて行った。
代打・綿世優矢がスライダーで空振り三振。一死1、2塁。
3番・辰己は二ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
4番・高島がスライダーで空振り三振。
水野洸也がピンチを悠々と乗り切る。奪三振は8回を終えて13個。

9回表。
東海大北海は8番・井口がスライダーで見逃し三振。
9番・廣辻は左前安打。一死1塁。
1番・竹中は二ゴロ併殺で3アウト。

9回裏。
立命館は5番・早田が外角速球で見逃し三振。
代打・石原輝がスライダーで空振り三振。
代打・村田陸はスライダーで空振り三振。

水野洸也が三者三振で最終回を締めた。
これで奪三振は16個!7回からの3イニングで7個。
点差も付いて狙いに行っていましたね。
被安打は5だがいい当たりは皆無。
四死球2で内容的にも万全な完封勝利でした。
好投というレベルを越える、水野洸也の歴史的な快投でした。
東海大北海道キャンパスはこれでベスト8に進出。
準々決勝の相手は千葉県連盟の中央学院大だ。

安打    202 131 001 10 四 失
東海大北海┃001|030|000┃4 2 1
立命館  ┃000|000|000┃0 2 1
安打    200 000 120 5

立命館:●渡邉、黒田、山上
東海大北海:○水野

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2016年06月07日

大学選手権2回戦 共栄×中央学院

全日本大学野球選手権第2日。
東京ドームの第3試合は共栄大と中央学院の対戦である。
大会はここから2回戦に入ります。

共栄大は東京新大学野球連盟所属。
今大会が全国初登場だ。
この連盟は流通経済大が前回大会の準優勝校。
田中正義(創価)、生田目翼(流経大)とドラ1候補も二人いる。
しかしこの春は彼らがこぞって故障し、登板を回避。
共栄大がレスターばりの「超番狂わせ」でこの連盟を制した。
大学の設立は2001年で本部が埼玉県春日部市。
今大会の出場校では一番「若い」大学だろう。
学生総数は約1200名で、野球部員はちょうど100人だ。
まだプロ選手は出していない。
共栄学園というくくりで言うと高校の方が有名だろう。
春日部共栄高は93年の選抜で土肥義弘を擁して準優勝。
水泳、バレーなどでも有力選手を輩出している。
1回戦はシードで今日が大会の初戦だ。

中央学院大は千葉県大学野球連盟所属で出場が7回目。
05年の第54回大会はベスト4に進出している。
今ほど大学野球について詳しくなかった時期なので、
準々決勝で早稲田を下したときの驚きはよく覚えている。
早稲田もエースが宮本賢で二番手が越智大祐。
リリーフに佐竹功年、大谷智久…という人材豊富な時代でしたからね。
大学の設置は1966年で、本部は千葉県我孫子市。
商、法の二学部に約2600名が在学している。
野球部員は190人とかなりの大所帯。
百獣の王こと武井壮、藤田憲右らがここに在学していた。
1回戦では鹿児島の第一工業大を下している。

共栄大学
1番 一 長谷川亮太 3年 右右 180/75 武南
2番 二 平野裕貴  4年 右左 165/59 八千代松陰
3番 遊 伊藤ヴィットル
          3年 右左 178/72 本庄第一
4番 指 三好智泰  4年 右左 175/75 成立学園
5番 三 鈴木琢磨  4年 右左 174/72 浦和実業
6番 左 青木隆一郎 4年 右右 178/80 春日部共栄
7番 中 和久津智広 3年 右右 168/71 浦和実業
8番 捕 上野拓馬  3年 右右 172/66 昌平
9番 右 小暮龍生  4年 右左 173/63 樹徳
   投 清水蓮   1年 右右 175/70 樹徳

中央学院大学
1番 遊 竹村光司  3年 右左 165/65 大森学園
2番 二 成田昌駿  4年 右左 173/67 湘南工大附
3番 一 伊藤臣人  4年 左左 178/69 光明相模原
4番 左 山口啓太  3年 右右 174/76 関東第一
5番 指 深瀬靖彦  4年 右左 174/74 山形中央
6番 三 志岐晴太郎 4年 右右 177/79 熊本城北
7番 右 沢辺太一  1年 左左 180/75 松戸国際
8番 捕 長井涼   4年 右右 170/70 聖光学院
9番 中 千田僚介  4年 右右 173/73 小松島
   投 臼井浩   4年 右左 168/73 光明学園相模原


1回表。先攻は共栄大。
1番・長谷川が2−2からライトに流す先頭打者本塁打!
<共栄大 1−0 中央学院大>
2番・平野は遊飛。
3番・伊藤がスライダーで空振り三振。
4番・三好は一ゴロで攻撃終了。

中央学院の先発は臼井浩
右上手の本格派である。小柄だけどパワフル。
フォーム自体の力感はそれほどないけれど、かなりの球威だった。
球速は速球が135〜44キロ。
変化球はスライダー、フォークが121〜31キロ。
縦変化の切れが素晴らしく、これで打者から空振りを奪える。
ここのエースは2年生の石井聖太。
彼はリーグ戦でチーム最多の46.1回を投げている。
昨日の1回戦では第一工業大から14奪三振。
被安打2、四死球1という圧巻の投球で完封勝利を挙げた。
臼井は投球回数で言うと3番手。
ただ中央学院は「誰が出ても140いくつ投げる」という評判を聞いていた。
この臼井も他校なら十分にエースが務まるレベルの実力を持っている。
制球もなかなか良かったですしね。

1回裏。後攻は中央学院。
1番・竹村が四球。無死1塁。
2番・成田はバント成功。一死2塁。
3番・伊藤が左中間に落とす二塁打。
走者はフライに備えてスタートが遅れ、一死2、3塁。
4番・山口はスライダーで空振り三振。二死2、3塁。
5番・深瀬が右飛で無得点。

共栄の先発は清水蓮。
右上手の技巧派である。
彼は東京国際大戦でもピッチングを見ている。
コンパクトだけど球持ちがいいという印象は変わらない。
ただあのときに比べてボールが動かない。
前回は大田スタジアムの「風の悪戯」があったということに気付いた。
とはいえ決して悪い投手ではないのですが…。
球速は速球が130〜40キロ。
変化球はパーム、スライダーが115〜27キロ。
チェンジ、フォーク系が120キロ台。
カーブが94〜106キロ。
リーグ戦では7試合に登板して4勝1敗。
投球回数の50. 1回はチーム最多だ。

2回表。
共栄は5番・鈴木が三ゴロ。
6番・青木は外角速球で空振り三振。
7番・和久津がフォークで空振り三振。

2回裏。
中央学院は6番・志岐がスライダーで空振り三振。
7番・沢辺はカーブで空振り三振。
8番・長井が遊ゴロで三者凡退。

3回表。
共栄は8番・上野が速球で見逃し三振。
9番・小暮は中飛。
1番・長谷川が三前内野安打。二死1塁。
長谷川は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
2番・平野は左飛で3アウト。

3回裏。
中央学院は9番・千田が右前安打。無死1塁。
1番・竹村はバント成功。一死2塁。
2番・成田が捕ゴロ。
しかし一塁送球が高くなってファウルグランドに抜ける。
二塁走者が生還し、成田も二塁へ進んだ。一死2塁。
<中央学院大 1−1 共栄大>
3番・伊藤は右飛。二塁走者がタッチアップして二死3塁。
4番・山口が四球。二死1、3塁。
5番・深瀬は中前タイムリー安打。二死1、3塁。
<中央学院大 2−1 共栄大>
6番・志岐も中前タイムリー安打で続く。二死1、2塁。
<中央学院大 3−1 共栄大>
中央学院が相手のミスを突いて一気に得点を奪う。

共栄大はここで清水蓮が降板。
二番手投手に矢野剛士を起用する。
矢野は樹徳高出身の4年生。
176cm・76kgの右スリークオーターである。
リーグ戦は6試合に登板して4勝0敗。防御率は2.52。
普段は2回戦の先発を任されているようだ。
球速は速球、スプリットが130〜38キロ。
変化球はスライダー、フォークが116〜25キロ。
中央学院は7番・沢辺が中飛で攻撃終了。

4回表。
共栄大は3番・伊藤が中飛。
4番・三好は二ゴロ。
5番・鈴木が二前内野安打。二死1塁。
鈴木は次打者の3球目に二盗失敗。攻撃終了。

4回裏。
中央学院は8番・長井が中飛。
9番・千田はセーフティ狙いの三ゴロ。
1番・竹村が中前安打。二死1塁。
竹林らは次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
2番・成田は左中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<中央学院大 4−1 共栄大>
3番・伊藤が四球を選ぶ。二死1、2塁。
4番・山口は二ゴロで攻撃終了。

5回表。
共栄は6番・青木が三ゴロ。
7番・和久津は外角速球で見逃し三振。
8番・上野が二ゴロで三者凡退。

5回裏。
中央学院は5番・深瀬が右飛。
6番・志岐はスライダーで空振り三振。
7番・沢辺が三振振り逃げで出塁。二死1塁。
8番・長井は三前内野安打。二死1、2塁。
9番・千田が中飛で無得点。

6回表。
共栄は9番・小暮が二ゴロ。
1番・長谷川はフォークで空振り三振。
2番・平野が右飛で三者凡退。

6回裏。
中央学院は1番・竹村が右飛。
2番・成田は左越えの三塁打。一死3塁。
3番・伊藤が四球。一死1、3塁。
4番・山口はフォークで空振り三振。二死1、3塁。
5番・深瀬が投手強襲のタイムリー安打。なお二死1、3塁。
<中央学院大 5−1 共栄大>
6番・沢辺は四球を選ぶ。二死満塁。

共栄はここで矢野剛士が降板。
三番手投手に日盻戮魑用する。
日發惑魏高出身の3年生。
173cm・70kgの左サイドハンドだ。
速球、シンカー系が120キロ前後。
スライダーが110キロ台前半。
中央学院は代打・丸岡駿介が中飛で攻撃終了。

7回表。
共栄は3番・伊藤が二直。
4番・三好は中飛。
5番・鈴木が中飛で三者凡退。

7回裏。
共栄はこの回から四番手投手に石井一斗士を起用する。
石井は西邑楽高出身の4年生。
178cm・76kgの右上手投げである。
球速は速球が136〜42キロ。
変化球はスライダーが115〜20キロ。
カーブが100キロ強。

中央学院は8番・長井が右飛。
9番・千田が速球で見逃し三振。
1番・竹村は遊ゴロで三者凡退。

8回表。
共栄は6番・青木がスライダーで空振り三振。
代打・菅野裕志が左飛。
8番・村田はスライダーで空振り三振。

8回裏。
中央学院は2番・成田が中前安打。
微妙なバウンドで二塁を狙ったがこれはタッチアウト。
3番・伊藤が中飛。
4番・山口は右前安打。二死1塁。
5番・深瀬が中前安打。二死1、3塁。
深瀬は次打者の3球目に二盗成功。二死2、3塁。
6番・志岐は四球。二死満塁。
7番・鈴木は死球で押し出し。なお二死満塁。
<中央学院大 6−1 共栄大>
8番・長井がスライダーで空振り三振。攻撃終了。

9回表。
共栄は9番・小暮が二ゴロ。
1番・長谷川はフォークで空振り三振。
2番・平野が右前安打。二死1塁。
3番・伊藤の2球目に平野がスタート。
石井は慌てて投球動作を止め、ボークを取られた。
平野は自動的に二塁進塁を認められたが、普通に投げてもセーフだったと思う。
走者に対して無警戒だった。二死2塁。
伊藤は二前内野安打。二死1、3塁。
4番・三好が遊ゴロで無得点。試合終了。

中央学院は臼井浩が完投勝利。
被安打5、四死球0、9奪三振で失点は初回の一発のみだった。

安打   101 100 002 5 四 失
共栄  ┃100|000|000┃1 0 2
中央学院┃003|101|01×┃6 7 0
安打   103 212 03  12

中央学院:○臼井
共栄:●清水、矢野、日

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

大学選手権1回戦 日本体育×九州産業

第65回全日本大学野球選手権の第2日。
東京ドームの第2試合はこのカードだ。

日本体育大は首都大学野球連盟所属。
前身の「日本體育會體操學校」が1893年の設立らしい。
大学としては1949年に発足している。
本部は世田谷区。横浜市青葉区の「健志台」にも様々な施設がある。
学生数は約6,500名。野球部員は191名だ。
松浪健四郎理事長はOB、レスリングの名選手で元衆院議員。
12年のロンドン五輪では日本が獲得した23個のメダルのうち、
日体大関係者が10個を獲得したという。
ただ野球、駅伝のようなメジャー競技は他校も力を入れている。
この連盟も東海大が圧倒的に強く、日体大の選手権出場はまだ10回目だ。
今春は筑波大と9勝4敗で並び、プレーオフを制して優勝を決めた。

九州産業大は福岡六大学連盟所属。
3年連続18回目の出場となる。部員数251名の大所帯だ。
福岡市東区に本部を置き、設立が1960年。
8学部20学科に1万人強の学生を擁する私立大学だ。
主な卒業生は蛯原友里、松尾スズキなど。
中退者も長渕剛、松村邦洋、江頭2:50と更に多士済々だ。
野球部は島田誠、榎下陽大らを輩出している。
大瀬良大地が出たのは同じ連盟の「九州共立大」です。

日本体育大学
1番 二 肥田直斗  3年 右左 174/72 上宮太子
2番 中 知念佑哉  3年 右左 167/65 沖縄尚学
3番 一 大木惇司  1年 右右 175/76 東福岡
4番 右 冨里優馬  3年 右右 181/85 日体荏原
5番 指 ドゥルビ・アドニス
          2年 右右 183/85 オネシモヒメネス
6番 左 菅沼賢一  4年 右右 179/80 日大三
7番 三 太田晃平  3年 右右 178/80 九州学院
8番 捕 馬場龍星  1年 右右 169/77 八戸学院光星
9番 遊 船山貴大  2年 右右 168/71 日大三
   投 松本航   2年 右右 176/80 明石商業

九州産業大学
1番 中 西山天翔  2年 右左 183/76 熊本工業
2番 二 松本晃   4年 右右 173/73 唐津商業
3番 三 岩城駿也  2年 右右 180/80 東海大五
4番 一 安樂諒祐  4年 右左 177/78 鹿児島工業
5番 指 藤嶽貴大  2年 右左 178/72 鎮西
6番 右 原國竜   4年 右左 173/73 沖縄尚学
7番 左 花堂尊光  4年 右右 171/78 都城商業
8番 遊 原田拓夢  3年 右左 180/70 長崎総合科学大附
9番 捕 高山竜太朗 4年 右右 185/86 鹿児島工業
   投 草場亮太  3年 右右 183/75 伊万里商業


「ドゥルビ・アドニス」「オネシモヒメネス高」が
気になって調べたら、ドミニカからの留学生なんですね。
白鴎大がブラジルから呼んだり、九州の第一経済大に韓国の選手が来たりはある。
ただ日体大のような伝統校が留学生を受け入れるのは画期的だ。

1回表。先攻は日本体育大。
1番・肥田が四球。無死1塁。
2番・知念はバント失敗で捕飛。一死1塁。
3番・大木が三ゴロ。二死2塁。
4番・冨里は一ゴロで3アウト。

九州産業大の先発は草場亮太。
右スリークオーターの本格派である。
テイクバックが小さく、フォロースルーで腕が伸びる。
肘のしやなかさ、バネは別格だった。
ただ肩の回旋がスムーズでなく、かなり手投げ。
正直どうかな?と思ったのだけど、それが想定以上の好投を見せた。
球速は速球が135〜49キロ。
伸びる、切れるという球筋ではないけれど単純に速い。
変化球はスライダーが118〜32キロ。
他にチェンジが120キロ台後半。
カーブが105〜09キロ。
九産大は高良一輝というドラフト候補の有力右腕がいる。
しかし今春はおそらく故障で登板がなかった。
春の投球回数を見れば草場はチームの三番手。
高良も含めれば四番手ということになる。
今春は5試合に登板して0勝1敗。
20イニングで防御率4・05だから内容は決して良くはない。
ただそういう投手が150キロ近い速球を投げて、全国の舞台で好投する。
今季に限ったことではないが、凄まじい選手層だ。

1回裏。後攻は九州産業大。
1番・西山が一邪飛。
2番・松本は速球で空振り三振。
3番・岩城も速球で見逃し三振。

日本体育大の先発は松本航。
右スリークオーターの本格派である。
左足を三塁側に降ろして、横回旋から投げてくる。
個性的だけど無理のない、いい投げっぷりだ。
まだ2年生だから先は分からないけれど、全国レベルの好投手。
今春のリーグ戦は9試合、67イニングの大奮投。
7勝2敗、防御率1.61という成績を残している。
球速は速球が135〜44キロ。
カット気味に滑る球筋も結構ある。
これを左打者の内角にズバッと投げ込めるのが彼の制球力。
変化球はチェンジ、ツーシーム系が125〜35キロ。
スライダーが118〜28キロ。
カーブが99〜111キロ。

2回表。
日体大は5番・アドニスが三ゴロ。
6番・菅沼は左前安打。一死1塁。
7番・太田が左邪飛。二死1塁。
8番・馬場の5球目に菅沼が二盗失敗。
高山竜太朗が抜群の送球で刺した。

2回裏。
九産大は4番・安樂が一ゴロ。
5番・藤嶽は二邪飛。
6番・原國が右前安打。二死1塁。
7番・花堂は速球で見逃し三振。3アウト。

3回表。
日体大は8番・馬場が二直。
9番・船山は二飛。
1番・肥田が148キロの速球で見逃し三振。

3回裏。
九産大は8番・原田が内角速球で空振り三振
9番・高山は外角速球で見逃し三振。
1番・西山が内角速球で空振り三振。
松本航は早くも6奪三振。

4回表。
日体大は2番・知念が一ゴロ。
3番・大木は中飛。
4番・冨里が右飛で三者凡退。

4回裏。
九産大は2番・松本が中飛。
3番・岩城は三直。
4番・安樂が右前安打。二死1塁。
5番・藤嶽は左前安打。二死1、2塁。
6番・原國が二ゴロで無得点。

5回表。
日体大は5番・アドニスが速球で空振り三振。
3−0から速球を3スイング!
全て空振りだったけれど、すごい迫力でした…。
6番・菅沼は四球。一死1塁。
7番・太田が二ゴロ併殺で3アウト。

5回裏。
九産大は7番・花堂が1−0から速球を強振。
引っ張った打球はレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打に!
<九州国際大 1−0 日本体育大>
8番・原田が左直。
9番・高山は速球で空振り三振。
1番・西山が二ゴロで攻撃終了。
肥田直斗のナイスプレーだった。

6回表。
日体大は8番・馬場が四球で出塁。無死1塁。
9番・船山はバント成功。一死2塁。
1番・肥田が三邪飛。二死2塁。
2番・知念は二ゴロで3アウト。

6回裏。
九産大は2番・松本が空振り三振。
3番・岩城が遊ゴロ。
4番・安樂も空振り三振で三者凡退。

7回表。
日体大は3番・大木が左前安打。無死1塁。
4番・冨里は左飛。一死1塁。
代打・前川紀洋がバントで送る。二死2塁。
6番・菅沼は四球。二死1、2塁。

九産大はここで草場亮太が降板。
二番手投手に伊藤奨太を起用する。
伊藤は九州学院高出身の4年生。
178cm・70kgの右上手投げだ。
春のリーグ戦は10試合に登板して7勝1敗。防御率が2.31。
ただ投球回数が46.2回とそれほど多くない。
九産大は継投で戦ってきたチームなんだろう。
球速は速球系が135〜40キロ。
ツーシーム的に折れる、沈む球筋も多い。
腕はよく振れているのでスピードだけを狙えばもっと出るだろう。
変化球はスライダーが126〜30キロ。
稀にチェンジらしい球筋もあった。
腕の振りがしなやかで、スライダーの曲がりがえげつない。
この球種を速球以上に多投していた。
球速は平凡でも、ボールに回転をかける能力が素晴らしい。

日体大は7番・太田の0−2から捕手が一塁に牽制。
二塁走者がこの隙を突いて三塁を陥れ、二死1、3塁。
しかし太田はスライダーで空振り三振。3アウト。
日体大はホームが遠い…。

7回裏。
九産大は6番・藤嶽が一ゴロ。
7番・原國が左飛。
8番・山崎幸大は一邪飛で三者凡退。

8回表。
日体大は8番・原田がセーフティ狙いの一ゴロ。
9番・高山はレフト線を破る二塁打。一死2塁。
1番・西山が速球で空振り三振。二死2塁。
2番・松本は二ゴロで無得点。

8回裏。
九産大は代打・谷津鷹明が二ゴロ。
代打・橋爪駿はスライダーで空振り三振。
1番・肥田もスライダーで空振り三振。

9回表。
日体大は代打・加藤勝平が左飛。
3番・大木はスライダーで空振り三振。
4番・冨里が三ゴロで三者凡退。

九産大は2投手の継投で日体大を零封し2回戦進出。
ヒットも2本しか許さなかった。
日体大の松本航は11奪三振の好投報われず。
被安打5、四死球0、1失点なら文句なしですが…。
花堂尊光の一発に泣きました。

安打   010 000 100 2 四 失
日本体育┃000|000|000┃0 4 0
九州産業┃000|010|00×┃1 0 0
安打   010 210 01  5
 
九州産業:○草場、伊藤
日本体育:●松本

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 13:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球