2017年05月23日

東海2次予選 Honda鈴鹿×西濃運輸

引き続いて都市対抗東海二次予選。
この大会は岡崎市民球場で開催され、順延が無ければ18日連戦。
東京ドームに進む6チームを決める複雑なトーナメント戦だ。
2連敗すれば敗退だが「敗者復活」の道が沢山ある。
大会4日目は「第1代表決定トーナメントの2回戦」をやっていた。
この日の第3試合はホンダ鈴鹿と西濃運輸の対戦である。

この地域は社会人の強豪が多い。
例えば昨年はトヨタ自動車が都市対抗を制した。
3年前も西濃運輸が優勝している。
昨年の都市対抗はホンダ鈴鹿が8強で西濃運輸が4強。
このカードはそんな「全国レベル」の対決だ。

Honda鈴鹿
1番 中 中村毅   26才 右右 172/75 亜細亜大
2番 右 大城戸匠理 26才 右左 178/79 法政大
3番 指 松本桃太郎 23才 右左 175/85 仙台大
4番 三 石井元   24才 右右 181/80 明治大
5番 左 畔上翔   24才 左左 178/87 法政大
6番 捕 柘植世那  20才 右右 174/80 健大高崎高
7番 一 庄司輔   28才 左左 176/83 國學院大
8番 二 金子凌也  23才 右左 180/87 法政大
9番 遊 澤田昇吾  29才 右左 175/75 國學院大
   投 瀧中瞭太  23才 右右 180/90 龍谷大

西濃運輸
1番 二 中村優太  29才 右左 163/65 東京農業大
2番 遊 東名真吾  34才 右左 173/76 福岡工業大
3番 三 伊藤匠   26才 右右 179/84 岐阜経済大
4番 右 谷恭兵   26才 右左 180/88 八戸学院大
5番 指 阪本一成  41才 右左 170/79 三重高
6番 捕 松本直樹  24才 右右 177/85 立教大
7番 左 城憲輝   22才 右左 179/84 岐阜経済大
8番 一 浅岡弘之  26才 右左 175/70 奈良産業大
9番 中 藤中謙太郎 31才 右右 180/82 九州産業大
   投 山下大輝  26才 右右 176/87 常葉大浜松


「ホンダ御三家」の中で、鈴鹿は格下のイメージがあった。
しかしこの2、3年はその世代のトップエリートを採っている。
例えば畔上翔、金子凌也は日大三の甲子園優勝メンバー。
他にも「プロから声がかかってたんじゃないか?」という人材がいる。

1回表。先攻はホンダ鈴鹿。
1番・中村が三ゴロ。
2番・大城戸は二ゴロ。
3番・松本が二前安打。二死1塁。
4番・石井は死球。二死1、2塁。
5番・畔上が左直で無得点。

西濃運輸の先発は山下大輝。
右スリークォーターの本格派だ。
テイクバックがコンパクトで、上手く隠してリリースする。
フォームも含めて実戦的で、速球が手元で動く。
相手を見てタイミングをずらす上手さもあった。
ただ昨年の都市対抗は負傷で投げていない。
今日の球速は速球系が136〜44キロ。
変化球はシュート、チェンジが122〜33キロ。
スライダーが120〜25キロ。
カーブが106〜16キロ。

1回裏。後攻は西濃運輸。
1番・中村が遊直。
2番・東名はスライダーで空振り三振。
3番・伊藤が三ゴロで三者凡退。

ホンダ鈴鹿の先発は瀧中瞭太。
右上手の本格派、力投派である。
走者がいなくてもセットで投げていた。
よくパンプアップされていて、とにかくパワフル。
ただ腕は昨春に見たときより上がったと思う。
今日の球速は速球が144〜50キロ。
詰まらせはしても。空振りを取る球質ではない。
変化球はスライダーが126〜30キロ。
フォーク、チェンジ系の縦変化が130〜36キロ。
変化球の球筋もまだちょっと安定していない。
とはいっても絶対的なボールの力がある。
まだ「素材」の感は否めないが好投手であることは間違いない。

2回表。
ホンダ鈴鹿は6番・柘植が速球で空振り三振。
7番・庄司はシュートで見逃し三振。
8番・金子が中飛で三者凡退。

2回裏。
西濃運輸は4番・谷が遊ゴロ。
5番・阪本は左飛。
6番・松本が右前安打。二死1塁。
7番・城は内角カットで空振り三振。

3回表。
ホンダ鈴鹿は9番・澤田が一ゴロ。
1番・中村は右前安打。無死1塁。
2番・大城戸がセーフティ気味のバント。二死2塁。
3番・松本は四球。二死1、2塁。
4番・石井が左前タイムリー安打。二死1、3塁。
<ホンダ鈴鹿 1−0 西濃運輸>
5番・畔上は二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
西濃運輸は8番・浅岡が一ゴロ。
9番・藤中は投ゴロ。
1番・中村が左飛で三者凡退。

4回表。
ホンダ鈴鹿は6番・柘植がスライダーで空振り三振。
7番・庄司が中飛。
8番・金子は左前安打。二死1塁。
9番・澤田が右前安打。二死1、2塁。
ライトが取れる当たりに見えたが、二塁に任せて届かず。
1番・中村は中前タイムリー安打。二死1、3塁。
<ホンダ鈴鹿 2−0 西濃運輸>

西濃運輸はここで山下大輝が降板。
二番手投手に堀田晃を起用する。
堀田は大阪学院大出身の新人。
180cm・83kgの右上手投げである。
彼も昨春の西京極で瀧中瞭太と同じ日に見て以来。
今日の球速は速球が134〜42キロ。
変化球はスライダー、チェンジが116〜27キロ。
変化球を上手く使っていたし、制球も良かった。
彼が好投で試合を締める。

ホンダ鈴鹿は2番・大城戸が四球。二死満塁。
3番・松本は左飛で攻撃終了。
レフトの頭上を越えようかという大飛球だった。

4回裏。
西濃運輸は2番・東名が一ゴロ。
3番・伊藤は遊ゴロ。
4番・谷が左飛で三者凡退。

5回表。
ホンダ鈴鹿は4番・石井が二飛。
5番・畔上が中飛。
6番・柘植は四球。二死1塁。
7番・庄司が二ゴロ失策で活きる。二死1、2塁。
8番・金子は二ゴロで無得点。

5回裏。
西濃運輸は5番・阪本が二前安打。無死1塁。
6番・松本はバント成功。一死2塁。
7番・城がチェンジで空振り三振。二死2塁。
8番。浅岡は二ゴロで3アウト。

6回表。
ホンダ鈴鹿は9番・澤田が四球。無死1塁。
1番・中村がバント成功。一死2塁。
2番・大城戸は中前安打。一死1、3塁。
3番・松本が空振り三振。同時に大城戸は二盗成功。二死2、3塁。
4番・石井は右飛で無得点。

6回裏。
西濃運輸は9番・藤中が四球。無死1塁。
1番・中村はバント成功。一死2塁。
2番・東名が二ゴロ。二死3塁。
3番・伊藤は死球。二死1、3塁。
すっぽ抜けがヘルメットの上端をかすめた。
4番・谷が右中間を破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<西濃運輸 2−2 ホンダ鈴鹿>

ホンダ鈴鹿は瀧中瞭太がここで降板。
二番手投手に鹿沼圭佑を起用する。
鹿沼は東洋大出身の28才。
178cm・80kgの右上手投げだ。
球速は速球が133〜40キロ。
変化球はスライダーが122〜29キロ。
カーブが99〜102キロ。
スライダーは大学の時から素晴らしい。
西濃運輸は5番・阪本が三ゴロ。攻撃終了。

7回表。
ホンダ鈴鹿は5番・畔上が右飛。
6番・柘植は左飛。
7番・庄司が中前安打。二死1塁。
8番・金子は右飛で3アウト。

7回裏。
西濃運輸は6番・松本が四球。無死1塁。
7番・城はバント成功。一死2塁。
8番・浅岡が四球。一死1、2塁。
9番・藤中は投ゴロ併殺。無得点。

8回表。
ホンダ鈴鹿は9番・澤田が右飛。
1番・中村は捕邪飛。
2番・大城戸が遊飛で三者凡退。

8回裏。
西濃運輸は1番・中村が内角速球で空振り三振。
2番・東名も速球で空振り三振。
3番・伊藤はスライダーで空振り三振。
鹿沼圭佑が三者三振に打ち取った。

9回表。
ホンダ鈴鹿は3番・松本が左飛。
4番・石井が三ゴロ。
5番・畔上は右前安打。二死1塁。
6番・柘植がライトの頭上をぎりぎりで破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<ホンダ鈴鹿 3−2 西濃運輸>
点差、走者を考えるともっと深く守るべきだった。
あと1m深く守っていれば捕れただろう。
7番・庄司は中前のタイムリー安打。二死1塁。
二塁走者は半々の確率で本塁突入を選択。
結果的にはセンターが握り損なってボールをこぼして悠々生還。
<ホンダ鈴鹿 4−2 西濃運輸>
8番・金子が中飛で攻撃終了。

9回裏。
西濃運輸は4番・谷が内角速球で空振り三振。
5番・阪本は右越えの三塁打。一死3塁。
6番・松本が捕邪飛。二死3塁。
7番・城は遊ゴロで攻撃終了。

ホンダ鈴鹿が4−2で勝利。
鹿沼圭佑が3回3分の1を零封して勝ち投手になった。

安打    102 301 112 11 四 失
Honda鈴鹿┃001|100|002┃4 5 0
西濃運輸 ┃000|002|000┃2 4 1
安打    010 011 001 4

西濃運輸:山下、●堀田
Honda鈴鹿:瀧中、○鹿沼

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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東海2次予選 東邦ガス×王子

「一度は行きたい大会」「行きたい球場」ってモノがある。
自分の場合は都市対抗東海二次予選、岡崎市民球場がそうだった。
東海地区二次予選は「岡崎市民球場で18日ぶっ通し」という強行日程。
複雑なトーナメント戦を経て、6つの代表チームを決める。
可能なら18日連続で通いたいけれど、それは社会的経済的に許されない(笑)

日帰りは正直バカバカしい。
ただ大会4日目はちょうど見たいチームが揃っていた。
自分がちょうど見たい「二番手級」が出るタイミングでもある。
第2試合、第3試合だけ見ていくことにした。
都市対抗東海地区二次予選4日目。
岡崎市民球場の第2試合は東邦ガスと王子の対戦だ。
「第1代表決定戦」の2回戦に当たるカードです。

東邦ガス
1番 左 荒川智則  32才 右左 173/70 同志社大
2番 遊 小野紘明  29才 右右 174/75 亜細亜大
3番 一 新村太   28才 右左 172/70 鹿児島実業高
4番 指 若林俊充  24才 右左 183/100 日本体育大
5番 三 南善視   33才 右右 171/70 近畿大
6番 捕 柴田圭輝  23才 右右 173/83 法政大
7番 中 大島啓太  27才 右左 172/60 愛知大
8番 二 山中渉伍  26才 右右 174/76 中京大
9番 右 上内辰哉  30才 右右 172/70 立命館大
   投 水田裕   32才 右右 177/77 明治大

王子
1番 三 大杉諒暢  23才 右左 174/70 中部学院大
2番 遊 前田滉平  23才 右右 175/70 駒澤大
3番 中 亀山一平  26才 右右 179/77 近畿大
4番 二 伊礼翼   27才 右左 178/77 九州共立大
5番 右 鴨田裕介  29才 右右 177/77 桐蔭横浜大
6番 一 神鳥猛流  23才 右左 184/90 中部大
7番 指 横川駿   24才 右左 168/72 立命館大
8番 捕 細川勝平  24才 右右 176/83 中部大
9番 左 天願陽介  26才 右左 170/80 富士大
   投 長岡宏介  26才 右右 176/78 福知山成美高


1回表。先攻は東邦ガス。
1番・荒川が右邪飛。
2番・小野は左飛。
フェンスぎりぎりの大飛球で狭い球場なら入っていたかもしれない。
岡崎市民球場は両翼99.1m、センター126m。
3番・新村が二ゴロで三者凡退。

王子の先発は長岡宏介。
右スリークォーターの技巧派である。
ややアウトステップして、横の角度をつけたフォーム。
王子の中では3番手か4番手かな。
高卒で社会人8年目。都市対抗デビューは入社6年目だった。
今日の球速は速球系が131〜43キロ。
ツーシーム、シュート系の小さく動く球筋もあった。
変化球はスライダーが117〜29キロ。
シンカーが114〜25キロ。
スローカーブが93〜103キロ。

1回裏。後攻は王子。
1番・大杉が二ゴロ。
2番・前田は左邪飛。
3番・亀山が左直で三者凡退。

東邦ガスの先発は水田裕。
うっすらある先入観とはかなり違う投手になっていた。
腕が上がって縦振りで、上体のパワーを生かしたスタイル。
横の角度が無くて真っ直ぐドーンと来る球筋である。
今日の球速は速球が133〜41キロ。
変化球はフォークが120キロ台後半。
縦スラ、シンカーが119〜23キロ。

2回表。
東邦ガスは4番・若林が右飛。
5番・南は三ゴロ。
6番・柴田が四球。二死1塁。
7番・大島は左前安打。二死1、2塁。
8番・山中が三ゴロで3アウト。

2回裏。
王子は4番・伊礼がレフト線を破る二塁打。無死2塁。
ダイレクトにファウルグラウンド寄りのフェンスに当たったように見えたのだが…。
東邦ガスの抗議は受け入れられない。
5番・鴨田のバントは一塁手が三塁に投げて野選。無死1、3塁。
6番・神鳥が右前タイムリー安打。無死1、2塁。
<王子 1−0 東邦ガス>
7番・横川はバント失敗。三封で一死1、2塁。
8番・細川がバント成功。二死2、3塁。
9番・天願は右飛で攻撃終了。

3回表。
東邦ガスは9番・上内が見逃し三振。
1番・荒川は内角スライダーで見逃し三振。
2番・小野が四球。二死1塁。
3番・新村は遊ゴロで無得点。

3回裏。
王子は1番・大杉が2球目にライトへソロ本塁打。
<王子 2−0 東邦ガス>
2番・前田は中前安打。無死1塁。
3番・亀山がバント成功。一死2塁。

東邦ガスはここで水田裕が降板。
二番手投手に蒔野健太を起用する。
蒔野は関西学院大出身の23才。
176cm・77kgの左スリークォーターだ。
球速は速球が132〜38キロ。
変化球はスライダーが114〜19キロ。

王子は4番・伊礼が左飛。二死2塁。
5番・鴨田は右邪飛で攻撃終了。

4回表。
東邦ガスは4番・若林が一ゴロ。
5番・南は左前安打。一死1塁。
6番・柴田が三飛。二死1塁。
7番・大島の2−2から長岡宏介が暴投。二死2塁。
しかし大島は外角チェンジで空振り三振。3アウト。

4回裏。
王子は6番・神鳥が一ゴロ。
7番・横川は中前安打。一死1塁。
8番・細川の2球目に蒔野健太が暴投。一死2塁。
細川は三ゴロ。二死2塁。
9番・天願が二ゴロで無得点。

5回表。
東邦ガスは8番・山中が中前安打。無死1塁。
9番・上内がバント成功。一死2塁。
1番・荒川は右前安打。一死1、3塁。
2番・小野が1−1から一塁線にスクイズ。
三塁走者は完全セーフのタイミングだったがファウルに。
小野はそのまま粘って四球を選ぶ。一死満塁。
3番・新村が押し出しの四球。なお一死満塁。
143キロの速球も高めに浮いてしまった。
<王子 2−1 東邦ガス>
4番・若林は左飛。二死満塁。
5番・南が遊飛で攻撃終了。

5回裏。
東邦ガスは三番手投手に小椋健太を起用する。
小椋は中京大出身の31才。
177cm・81kgの右スリークォーターだ。
下半身が強そうで、球威も素晴らしくある。
制球は荒れ気味だけど、素晴らしく迫力があった。
変化球は縦に鋭く落ちる球筋あり。
今日の球速は速球が135〜46キロ。
変化球はチェンジ系が127〜36キロ。
他にカーブが100キロ台。
ダルビッシュ有、涌井秀章と同世代。
中京大中京高時代に彼らととも高校選抜にも選ばれている。

王子は1番・大杉が遊ゴロ。
2番・前田は四球。一死1塁。
3番・亀山が一飛。二死1塁。
4番・伊礼の3球目に前田が二盗成功。二死2塁。
伊礼は左前タイムリー安打。二死1塁。
<王子 3−1 東邦ガス>
伊礼は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
5番・鴨田が中飛で攻撃終了。

6回表。
東邦ガスは6番・柴田が二直。
7番・大島は遊ゴロ。
8番・山中が二ゴロで三者凡退。

6回裏。
王子は6番・神鳥がフォークで空振り三振。
7番・横川は145キロの速球で空振り三振。
8番・細川はフォークで空振り三振。三者凡退。
小椋健太が尻上がりに調子を上げていく。
この回の三者三振が試合の流れを変える潮目になったかな?

7回表。
東邦ガスは9番・上内が中前安打。無死1塁。
1番・荒川がバント成功。一死2塁。
2番・小野は左前安打。一死1、3塁。
3番・新村が右前タイムリー安打。一死1、3塁。
<王子 3−2 東邦ガス>
4番・若林は中犠飛。二死1塁。
<東邦ガス 3−3 王子>

東邦ガスはここで長岡宏介が降板。
二番手投手に近藤均を起用する。
近藤は関西大出身の27才。
177cm・82kgの右上手投げだ。
社会人を代表する本格派右腕でもある。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はカット、フォークが130〜37キロ。
他にスライダー、シンカーがあった。
今日は本来の彼に比べると球威が無かったし、制球も散っていた。
東邦ガスは4番・南が三ゴロで攻撃終了。

7回裏。
王子は9番・天願が三飛。
1番・大杉はチェンジで空振り三振。
2番・前田が左越えの二塁打。二死2塁。
3番・亀山は二直で3アウト。

8回表。
東邦ガスは6番・柴田が左前安打。無死1塁。
7番・大島はバント成功。一死2塁。
8番・山中が四球。一死1、2塁。
代打・松下享平も四球。一死満塁。
1番・荒川は外角フォークで見逃し三振。二死満塁。
2番・小野のカウント2−1から近藤均が暴投。
三塁走者が生還してなお二死2、3塁。
<東邦ガス 4−3 王子>
小野は遊ゴロで攻撃終了。

8回裏。
王子は4番・伊礼が投ゴロ。
5番・鴨田は捕邪飛。
6番・神鳥が三邪飛で三者凡退。

9回表。
東邦ガスは3番・新村が投ゴロ。
4番・若林は右中間を破る二塁打。一死2塁。
5番・南は歩かせた感じの四球。一死1、2塁。
6番・柴田がボテボテの遊ゴロ。二死2、3塁。
7番・大島は内角速球で空振り三振。

9回裏。
王子は代打・日岡拓也が145キロの内角速球で見逃し三振。
8番・細川はチェンジで見逃し三振。
代打・勝田直樹が捕邪飛で三者凡退。

東邦ガスが王子を下して第1代表決定戦準決勝に進出。
勝ち投手は31歳の苦労人、小椋健太でした。
5回を投げ切って被安打2&1失点。奪三振6の爽快な投球でした。

安打   010 120 311 9 四 失
東邦ガス┃000|010|210┃4 7 0
王子  ┃011|010|000┃3 1 0
安打   022 110 100 7

王子:長岡、●近藤
東邦ガス:水田、蒔野、○小椋

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2017年05月22日

春季関東準々決勝 霞ヶ浦×日大三

平日はプロスポーツの試合がほとんどない。
自分の仕事も練習取材や記者会見、インタビューくらい。
土日に比べると時間の都合をつけやすい。
ちょうど土曜から茨城で高校野球の春季関東大会が開催されていた。
月曜日の3回戦(準々決勝)を見に行くことにした。
大会の出場枠は1都6県から2校ずつで、開催県の茨城が4校。
秋の大会違って東京勢が参加する。
今回は早稲田実業が参加したので、報道の扱いも大きくなっている。
ただ早実は昨秋から何度も見ている。むしろ日大三を見ておきたかった。
水戸市民球場の第2試合は霞ヶ浦と日大三の対戦である。

霞ヶ浦高校
1番 二 小儀純也  2年 右右 167/66
2番 右 出頭慶大  2年 右右 173/65
3番 左 丸山怜央也 3年 右右 174/66
4番 遊 木村翔大  3年 右右 179/72
5番 一 齋藤康徳  3年 左左 163/67
6番 三 天野海斗  1年 右右 170/64
7番 捕 鈴木和樹  2年 右右 176/65
8番 投 川海斗  3年 左左 178/73
9番 中 井郷輝   3年 右左 173/71

日本大学第三高校
1番 三 井上大成  3年 右左 180/79
2番 二 長谷川央都 3年 右右 168/63
3番 中 櫻井周斗  3年 左左 177/81
4番 投 金成麗生  3年 左左 193/101
5番 遊 日置航   2年 右右 174/76
6番 一 比留間海斗 3年 右右 178/82
7番 右 大塚晃平  2年 右右 180/81
8番 左 溝口耕平  3年 右右 186/91
9番 捕 津原瑠斗  3年 右右 180/84


日大三の「背番号1」は櫻井周斗。
昨秋の東京大会決勝で清宮幸太郎から5奪三振を奪った左腕だ。
ただ彼は選抜であまりいい投球ができず1回戦負け。
21日の初戦も先発したけれど途中で降板している。
打撃もいいので、今日は3番センターでメンバー入りしていた。
ただ先発が金成麗生なので櫻井を見られなかったガッカリ感は解消。
主に長距離打者、一塁手として鳴らしている注目株だが、
彼の投球を見た人はそれぞれ褒めていた。

1回表。先攻は霞ケ浦。
1番・小儀が四球。無死1塁。
2番・出頭はバント成功。一死2塁。
3番・丸山が143キロの内角速球で空振り三振。二死2塁。
4番・木村は145キロの内角速球で空振り三振。

日大三の先発は金成麗生。本格派の左腕投手だ。
巨体、左腕という属性だけで期待してしまう。
見ると下半身をしっかり使えていて、重心移動もスムーズ。
開きの小さい、「抑え」の効いたフォームだった。
一目で「筋は悪くないな」ということが分かった。
ただし球筋のばらつきはあって、制球は決して良くない。
リリースが雑な感じはあって、あと「当たると飛ぶ」印象だった。
これくらいの大型投手になるとホームが近すぎる。
手足を上手く畳んでボールを抑えないと、良い球筋にならないんですよね…。
ただ「浮く」より「叩きつける」方が多いというのは悪くない。
球筋の抑えはある程度ついていた。
今日の球速は速球が最速で146キロ。
ペース配分を考えずに投げていたようで、常時140前後は出ていた。
変化球はスライダーが120キロ前後。他にカーブがある。
球速は知り合いが計測していたのを教えてもらいました。

1回裏。後攻は日大三。
1番・井上が中前安打。無死1塁。
2番・長谷川はバントで送る。一死2塁。
3番・櫻井がスライダーで空振り三振。二死2塁。
4番・金成は中前タイムリー二塁打。二死2塁。
センターが捕球しかけて後逸した。
<日大三 1−0 霞ヶ浦>
5番・日置がレフト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<日大三 2−0 霞ヶ浦>
6番・比留間は遊ゴロで攻撃終了。

霞ヶ浦の先発は川海斗
技巧派左腕でチェンジ、スライダーとキレがあった。

2回表。
霞ヶ浦は5番・齋藤が左飛。
6番・天野はレフトフェンス直撃の二塁打。一死2塁。
速球に負けじと引っ張り返した。
7番・鈴木が四球。一死1、2塁。
8番・川は低め速球で空振り三振。二死1、2塁。
9番・井郷の3球目に金成麗生が暴投。二死2、3塁。
しかし井郷は速球で空振り三振。無得点。

2回裏。
日大三は7番・大塚が中前安打。無死1塁。
8番・溝口はバントで送る。一死2塁。
9番・津原がレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打。一死2塁。
<日大三 3−0 霞ヶ浦>
1番・井上は一ゴロ。二死3塁。
2番・長谷川が三ゴロで攻撃終了。

3回表。
霞ヶ浦は1番・小儀が四球。無死1塁。
2番・出頭はバント成功。一死2塁。
3番・丸山が捕邪飛。二死2塁。
4番・木村の2球目に金成麗生が暴投。二死3塁。
しかし木村は二飛で攻撃終了。

3回裏。
日大三は3番・櫻井が左飛。
4番・金成は中前安打。一死1塁。
5番・日置が死球。一死1、2塁。
6番・比留間は右中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<日大三 5−0 霞ヶ浦>
7番・大塚が右前タイムリー安打。一死1塁。
<日大三 5−0 霞ヶ浦>

霞ヶ浦はここ川海斗が降板。
二番手投手に遠藤淳志を起用する。
遠藤は背番号1の3年生。186cm・74kgの上手投げだ。
この春になって急速に注目度を挙げている「噂の」右腕。
すごく見たかったので「よっしゃ」という気分でした(笑)
昨日の白鴎大足利戦は1失点の完投勝利を挙げた。
昨日の最速は139キロと聞いている。
今日も87マイル(140キロ)を出していたらしい。
手足が長くて、しなやかさも高レベル。
一方で彼も腕と足の「畳み方」に多少のぎこちなさがある。
全身をダイナミックに使ったらボールが散らばってしまうのだろう。
現状だと重心移動が抑え気味で、体重を乗せ切れていなかった。
即戦力という感じは無いけれど、
上手く育てれば24,5歳でプロの一軍にいるようなイメージだ。
速球と同等以上に変化球がいい。
横スラのキレが抜群で、カーブもしっかり腕を振って投げる本物。
もしかしたら他にフォークがあったかも。

日大三は8番・溝口が変化球で空振り三振。二死1塁。
9番・津原は外角速球で見逃し三振。攻撃終了。

4回表。
霞ヶ浦は5番・齋藤が二ゴロ。
6番・天野は死球。一死1塁。
7番・鈴木がエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
8番・遠藤が外角高め速球で空振り三振。攻撃終了。

4回裏。
日大三は1番・井上が左飛。
2番・長谷川は右飛。
3番・櫻井が四球。二死1塁。
4番・金成は右前安打。二死1、3塁。
金成はこれで「3の3」の猛打賞達成。
パワーよりむしろミートが上手さが際立った試合だった。
金成は次打者の2球目に二盗成功、二死2、3塁。
彼は相当な「鈍足」だけど、3塁に走者がいるので送球はなかった。
5番・日置が三ゴロに倒れて無得点。

5回表。
霞ヶ浦は9番・井郷が中飛。
1番・小儀は四球。一死1塁。
2番・出頭が左前安打。一死1、2塁。
3番・丸山は左越えの3ラン本塁打。
<日大三 6−3 霞ヶ浦>
「出会い頭」の間もあったけれど、完璧に打たれた感じ。
金成麗生は多少疲れも見えていた。

日大三はここで金成が降板。
4回3分の1で3失点。
奪三振、四死球はいずれも「5」でした。

二番手投手に八木達也。背番号8の3年生だ。
174cm・74kgの右上手投げ。
タイプとしては変則派にして技巧派だった。
テイクバックが極端に小さい担ぎ投げ。
砲丸投げのように押し出す腕の振りをする。
速球以上にチェンジ、スライダーを多投していた。

霞ヶ浦は4番・木村が空振り三振。
5番・齋藤は投ゴロで攻撃終了。

5回裏。
日大三は6番・蛭間が左直。
7番・大塚は右飛。
8番・八木が左前安打。二死1塁。
八木は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
9番・津原の5球目に遠藤淳志が暴投。二死3塁。
津原は3−2から左越えの2ラン本塁打。
<日大三 8−3 霞ヶ浦>
9番打者とは思えないいい振りでした。
1番・井上は二ゴロで攻撃終了。

6回表。
霞ヶ浦は6番・天野が見逃し三振。
7番・鈴木も見逃し三振。
8番・遠藤が三ゴロで三者凡退。

6回裏。
日大三は2番・長谷川が投ゴロ。
3番・櫻井は三振振り逃げで出塁。一死1塁。
4番・金成が外角速球で空振り三振。二死1塁。
5番・日置は遊ゴロで3アウト。

7回表。
霞ヶ浦は9番・井郷が三ゴロ。
1番・小儀はライト線を破る二塁打。一死2塁。
2番・出頭が右前タイムリー安打。一死1塁。
<日大三 8−4 日大三>
3番・丸山はエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
4番・木村が二ゴロで攻撃終了。

7回裏。
日大三は6番・蛭間が二飛。
7番・大塚が投ゴロ。
8番・八木は遊ゴロで三者凡退。

8回表。
霞ヶ浦は5番・齋藤が一ゴロ。
6番・天野はスライダーで空振り三振。
7番・鈴木が中前安打。二死1塁。
8番・遠藤は右飛で3アウト。

8回裏。
日大三は9番・津原が右前安打。無死1塁。
1番・井上は三前にバント。一死2塁。
代打・大西が右直。二死2塁。
3番・櫻井は遊ゴロで無得点。

9回表。
霞ヶ浦は代打・益子侑也が死球。無死1塁。
1番・小義が左中間を破るタイムリー三塁打。
<日大三 8−5 霞ヶ浦>
小儀は2打数2安打3四球で5打席連続出塁。
2番・出頭は遊飛。
3番・丸山が遊ゴロ。三塁走者が生還して二死無走者。
<日大三 8−6 霞ヶ浦>
4番・木村は三ゴロで攻撃終了。

霞ヶ浦が最終回に粘りを見せたものの、
日大三が勝ち切って準決勝進出を決めている。

安打  010 020 211 7 四 失
霞ヶ浦┃000|020|102┃6 6 0
日大三┃213|020|00×┃8 2 0
安打  323 120 01  12

日大三:金成、○八木
霞ヶ浦:●川、遠藤


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春季関東準々決勝 前橋育英×浦和学院

高校野球の春季関東大会が20日に開幕していた。
準々決勝までは水戸市民、ひたちなかの並行開催。
自分の未見のチーム、見たい選手がいたので水戸市民球場にする。

土日は宇都宮でBリーグの取材をしていた。
昨晩は町田に帰らず、宇都宮から水戸まで高速バス移動。
所要時間は1時間50分ほどで、運賃も1550円。
日曜夜の東横インは2割引だし、リーズナブルな遠征でした。

第1試合は前橋育英と浦和学院の対戦だ。
前橋育英は2か月前の選抜で見て、主力格の3投手もチェック済。
ただ浦和学院をしばらく見ていないので、個人的にはそちらが気になる。

前橋育英高校
1番 中 丸山和郁  3年 左左 170/69
2番 遊 黒澤駿太  3年 右左 172/57
3番 捕 戸部魁人  3年 右右 181/76
4番 一 飯島大夢  3年 右右 184/79
5番 二 堀口優河  3年 右右 173/65
6番 右 久保昌大  2年 右右 177/74
7番 左 田中宏樹  3年 右右 178/69
8番 三 北原翔   2年 右右 176/61
9番 投 根岸崇裕  3年 右右 192/93

浦和学院高校
1番 三 矢野壱晟  2年 右左 168/72
2番 一 杉山翔   3年 右右 167/76
3番 二 家盛陽介  3年 右左 170/72
4番 右 蛭間拓哉  2年 左左 175/78
5番 中 山本晃大  3年 右左 178/78
6番 捕 秋山拓海  3年 右右 180/78
7番 右 本田渉   3年 右左 170/80
8番 投 近野佑樹  2年 右右 178/75
9番 遊 森川怜   3年 右左 173/74


1回表。先攻は前橋育英。
1番・皆川が二ゴロ。
2番・黒澤は投ゴロ。
3番・戸部がスライダーで空振り三振。

浦和学院の先発は近野佑樹。背番号は11だ。
背番号1の清水洋炳は昨日の横浜高戦に投げている。
清水はかなり評価の高い本格派だ。
今野は右の技巧派タイプ。
スリークォーターというほどではないけれど、腕はかなり外振りだった。
ボールを指で「引っ掛ける」「動かす」ことの巧みなタイプですね。
まだ身体が細く、しなやかなのが奏功している。
スライダー、チェンジ(シンカー)を左右に投げ分ける。
前橋育英はこの二つの球種でかなり空振りを取られていた。
加えてスローカーブを使った緩急もある。
シュート系のボールが右打者のうちに食い込みつつ、
打者の手元でチェンジアップ的に減速して面白かった。
速球は最速で130キロ台前半だと思う。

1回裏。後攻は浦和学院。
1番・矢野はストレートの四球。無死1塁。
2番・杉山が2−2からバスター&ラン。中飛で一死1塁。
3番・家盛は左直。二死1塁。
4番・蛭間の2球目に矢野が二盗成功。二死2塁。
蛭間は四球。二死1、2塁。
5番・山本が一ゴロで無得点。

前橋育英の先発は根岸崇裕。右上手の本格派だ。
192cm・93kgより更に一回り大きそうな巨漢。
春の選抜で見たときはなかなか良い内容だった。
「背番号1」への昇格は期待の現れだろうか。
今日のマックスは86マイル(138〜39キロ)だったらしい。
変化球はカーブをかなり投げていた。
動きの切れ、バネはないけれど、パワフルで何より大きい。
一方で今日はフォームの抑えが効かず、指に「かかった」ボールが無かった。
だから棒球で、球筋も抜けることが多かった。

2回表。
前橋育英は4番・飯島が四球。無死1塁。
5番・堀口はバント成功。一死2塁。
6番・久保が三ゴロ。二死2塁。
7番・田中は右直で無得点。

2回裏。
浦和学院は6番・山本が四球。無死1塁。
7番・本田は二ゴロ併殺。二死無走者。
8番・今野が四球。二死1塁。
9番・森川は三ゴロで無得点。

3回表。
前橋育英は8番・北原が三直。
9番・根岸はスライダーで空振り三振。
1番・丸山が一ゴロで三者凡退。

3回裏。
浦和学院は1番・矢野が左前安打。無死1塁。
矢野は次打者のカウント0−2から牽制悪送球で進塁。無死2塁。
2番・杉山はバント成功。一死3塁。
3番・家盛が中前タイムリー安打。一死1塁。
<浦和学院 1−0 前橋育英>
4番・蛭間は二ゴロ併殺で攻撃終了。

4回表。
前橋育英は2番・黒澤が二前安打。無死1塁。
3番・戸部が右飛。一死1塁。
4番・小池は死球。一死1、2塁。
5番・堀口がエンドランから右飛。
ポテン安打になったかと思ったが、ぎりぎり捕球していた。
二塁走者が戻れずに併殺となり、3アウトとなる。

4回裏。
浦和学院は5番・山本が中飛。
6番・秋山は四球。一死1塁。
7番・本田が一ゴロ併殺で3アウト。

5回表。
前橋育家は6番・久保が遊ゴロ。
7番・田中は左飛。
8番・北原が中前安打。二死1塁。
9番・根岸は四球。二死1、2塁。

浦和学院はここで近野佑樹が降板。
二番手投手に佐野涼弥を起用する。
佐野も2年生で背番号は10。178cm・78kの左腕だ。
数球測定した人に聞いたら最速136キロが出ていたらしい。
横に小さく滑るスライダーも素晴らしかった。
前橋育英は1番・丸山が投ゴロで3アウト。

5回裏。
浦和学院は8番・佐野が四球。無死1塁。
9番・森川はバント。根岸崇裕の二塁送球が野選で無死1、2塁。
1番・矢野が四球で無死満塁。

前橋育英はここで根岸崇裕が降板。
二番手投手に丸山和郁。センターからマウンドに移った。
背番号は「8」だが、現状だと根岸よりこちらの方が上。
今日は速球が常時で132〜39キロ。
伸びのある球質で、打者から空振りをよく奪っていた。

浦和学院は2番・杉山が速球で見逃し三振。一死満塁。
3番・家盛は四球を選んで押し出し。一死満塁。
<浦和学院 2−0 前橋育英>
4番・蛭間が外角高め速球で空振り三振。二死満塁。
5番・山本も速球で空振り三振。攻撃終了。

6回表。
前橋育英は2番・黒澤が中前安打。無死1塁。
3番・戸部は三ゴロ併殺。二死無走者。
4番・小池悠平も三ゴロで3アウト。

6回裏。
浦和学院は6番・秋山が左中間を破る二塁打。無死2塁。
7番・本田は外角速球で空振り三振。一死2塁。
8番・佐野がスライダーで空振り三振。二死2塁。
9番・森川は四球。二死1、2塁。
1番・矢野が左前安打。二死満塁。
2番・家盛は遊ゴロで無得点。

7回表。
前橋育英は5番・堀口が三塁強襲安打で生きる。無死1塁。
6番・久保が中前安打。無死1、2塁。
7番・田中は3バントから空振りして三振。
直後に二塁走者が捕手の牽制で刺されて二死1塁。
8番・北原が遊ゴロで無得点。

7回裏。
浦和学院は3番・家盛が外角速球で見逃し三振。
4番・蛭間は右飛。
5番・山本が外角速球で空振り三振。三者凡退。

8回表。
前橋育英は9番・深川理来が二ゴロ。
1番・丸山は死球。一死1塁。
2番・黒澤がエンドランから左前安打。一死1、3塁。
3番・戸部はスライダーで空振り三振。二死1、3塁。
4番・小池もスライダーで空振り三振。無得点。

8回裏。
浦和学院は6番・秋山が外角速球で空振り三振。
7番・本田は内角速球で見逃し三振。
8番・佐野が左邪飛で三者凡退。
丸山和郁は4回3分の0で8奪三振を記録した。

9回表。
前橋育英は5番・堀口が四球。無死1塁。
6番・久保は遊ゴロ。一死2塁。
代打・皆川喬涼がスライダーで空振り三振。二死2塁。
8番・北原もスライダーで空振り三振。攻撃終了。

ここで試合終了。
浦和学院がベスト4進出を決めている。
4安打2得点と打線が湿ったものの、
控え投手2名の継投で前橋育英をよく抑えた。
前橋育英は根岸崇裕が5回無死までに7四球を献上
一方で丸山和郁の好投は見事でした。

安打   000 111 210 6 四 失
前橋育英┃000|000|000┃0 5 1
浦和学院┃001|010|00×┃2 9 0
安打   002 002 00  4

浦和学院:今野、○佐野
前橋育英:●根岸、丸山


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2017年05月15日

東京六大学 早稲田×立教 2回戦

東京六大学の第6週は13日土曜が雨天順延。
2回戦が月曜にずれ込んだので自分も見に行けた。
今節は慶應が既に連勝したため勝ち点3で暫定首位。
ただ早稲田、立教も勝ち点2で、このカードを取れば優勝の可能性がある。
昨日の1回は早稲田が1−0で先勝している。
小島和哉の完封勝利だった。

早稲田大学
1番 右 八木健太郎 4年 右右 176/77 早稲田実
2番 二 宇都口滉  4年 右右 166/65 滝川
3番 捕 岸本朋也  3年 右右 173/86 関大北陽
4番 左 加藤雅樹  2年 右左 185/85 早稲田実
5番 一 佐藤晋甫  4年 右右 174/86 瀬戸内
6番 三 緒原葵   4年 右右 173/75 早稲田実
7番 遊 檜村篤史  2年 右右 181/78 木更津総合
8番 中 長谷川寛  4年 右左 170/75 仙台育英
9番 投 柳澤一輝  4年 右右 180/82 広陵

立教大学
1番 中 寺山寛人  3年 左左 178/73 神戸国際大附
2番 右 蘯莵邱─ 4年 右左 174/76 日大二
3番 左 松健造  3年 右左 170/72 横浜
4番 三 笠松悠哉  4年 右右 181/85 大阪桐蔭
5番 一 飯迫恵士  3年 左左 169/72 神戸国際大附
6番 二 峯本匠   3年 右左 172/71 大阪桐蔭
7番 遊 熊谷敬宥  4年 右右 175/72 仙台育英
8番 捕 藤野隼大  2年 右右 181/80 川越東
9番 投 手塚周   2年 右左 179/76 福島


1回表。先攻は早稲田大。
1番・八木が三ゴロ。
2番・宇都口は中飛。
3番・岸本が死球。無死1塁。
4番・加藤は二ゴロで3アウト。

立教の先発は手塚周。右上手の力投派である。
震災で大きな被害を受けた福島県の浪江町出身。
県立福島高校から一浪で進学してきた。
2年生の今季は田中誠也とともに立教の先発を任されている。
今日の球速は速球系が134〜41キロ。
変化球はスライダーが118〜30キロ。
チェンジが116〜26キロ。
カーブが98〜111キロ。
斜めに叩きつけるようなフォームで、重心が一塁側に流れる。
スライダーが強力で、かなり多投もしていた。

1回裏。
立教は1番・寺山が三ゴロ。
2番・蘯茲四球。一死1塁。
3番・松は速球で空振り三振。
4番・笠松も速球で空振り三振。3アウト。

早稲田の先発は柳澤一輝。
右上手のパワーピッチャーである。
広陵高時代は捕手で、下石涼太(現東海大)のボールを受けていた。
下石は大学で野手に転向し、柳澤は投手に移った。
よくパンプアップされていて、特に下半身が強い。
重心移動のスムーズで、軸足の蹴りが強い。
フォームは多少変則的で、重心を後ろに残してぎりぎりまで半身を保つ。
どうしても腕の振りは小さくなるけれど、
テイクバックが小さいから出所は見難い。
以前見たときよりも実戦的になって工夫、進化を感じた。
昨年に比べて球速は落ちているけれど、この方がずっといい。
今日の球速は速球が136〜45キロ。
変化球はスライダーが123〜31キロ。
チェンジが121〜27キロ。
どちらも切れがあって「使える」球種だ。

2回表。
早稲田は5番・佐藤晋がツーシームで空振り三振。
6番・折原は速球で空振り三振。
7番・檜村が中飛で三者凡退。

2回裏。
立教は5番・飯迫が中前安打。無死1塁。
6番・峯本はバント成功。一死2塁。
7番・熊谷が144キロの外角速球で見逃し三振。二死2塁。
熊谷は3球勝負に意表を突かれていた。
8番・藤野が右前安打。しかし二塁走者は本塁でタッチアウト。
よくよく考え得るとライトは八木健太郎。
140キロ台後半の速球を投げていた元投手だ。

3回表。
早稲田は8番・長谷川が初球をレフトにソロ本塁打。
<早稲田大 1−0 立教大>
9番・柳澤が右前安打。無死1塁。
1番・八木も右前安打。無死1、2塁。
2番・宇都口はバント成功。一死2、3塁。
3番・岸本が四球。一死満塁。
4番・加藤は三ゴロ。本封で二死満塁。
5番・佐藤晋が二ゴロで攻撃終了。
ここで1点止まりだったことが後で尾を引いたかな。

3回裏。
立教は9番・手塚が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
1番・寺山はスライダーで空振り三振。一死2塁。
2番・蘯茲左中間に運ぶ二塁打。一死2塁。
<立教大 1−1 早稲田大>
3番・松は左飛。二死2塁。
4番・笠松が捕邪飛で攻撃終了。

4回表。
早稲田は6番・織原がスライダーで空振り三振。
7番・檜村が捕邪飛。
8番・長谷川は中前のポテン安打。
センターが突っ込んで後逸し、二死2塁。
9番・柳澤が遊ゴロで無得点。

4回裏。
立教は5番・飯迫が右飛。
6番・峯本は速球で空振り三振。
7番・熊谷が中前安打。二死1塁。
熊谷は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
8番・藤野はレフト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<立教大 2−1 早稲田大>
9番・手塚が二ゴロで攻撃終了。

5回表。
早稲田は1番・八木が外角速球で見逃し三振。
2番・宇都口は中前安打。一死1塁。
代打・熊田陸が三邪飛。二死1塁。
4番・加藤は四球。二死1、2塁。
5番・佐藤晋も四球。二死満塁。
代打・福岡高輝は3−2まで粘ったが速球で空振り三振。3アウト。

5回裏。
早稲田はこの回から二番手投手に早川隆久を起用する。
早川は木更津総合高出身の1年生。
180cm・74kgの左腕だ。
今日の球速は速球が139〜46キロ。
スライダーが118〜22キロ。
他にチェンジがあったと思う。
高校時代に比べて球速はかなり増した。
速球で空振りを奪い、三振も取れていた。
ただ重心が上がって「立ち投げ」になりましたね。
腰を落とさず、重心移動も小さくなり、上半身のパワーに頼る投げ方になった。
高校時代はお手本のような力みのないフォームではなくなった。
球筋も上ずっていましたね。

立教は1番・寺山が三ゴロ。
2番・蘯茲速球で見逃し三振。
3番・松は右中間を破る三塁打。二死3塁。
4番・笠松が左前タイムリー安打。二死1塁。
<立教大 3−1 早稲田大>
5番・飯迫は中飛で攻撃終了。

6回表。
立教はこの回から二番手投手に中川颯を起用する。
中川は桐光学園高出身の1年生。
184cm・79kgの右下手投げである。
渡辺俊介ほどの「沈み」は無くて、メカニズムはサイドに近いかな。
ただ球筋はもちろん低いし、かなりパワフルで球威がある。
速球でかなり空振りを奪えるというところは牧田和久っぽい。
全くタイイングが合わないようなスイングをしている打者もいた。
初めて見たけれど明らかに逸材だし面白い。上を狙えそうな才能だろう。
今日の球速は速球が126〜33キロ。
シンカー系と、スライド系の球筋を使い分ける。
変化球はスライダーが113〜19キロ。
縦でなく真横に滑る感じだった。
他にチェンジが120キロ台前半。

早稲田は7番・檜村が速球で空振り三振。
8番・長谷川は四球。一死1塁。
9番・吉澤一翔がスライダーで空振り三振。一死2塁。
1番・八木もスライダーで空振り三振。
打者が横に滑るスライダーの球筋に面食らっていた。

6回裏。
立教は6番・峯本がスライダーで空振り三振。
7番・熊谷は遊ゴロ。
8番・藤野が速球を引っ張ってレフトにソロ本塁打。
<立教大 4−1 早稲田大>
9番・中川はレフト線を破る三塁打。二死3塁。
加藤雅樹がクッションボールの処理に手間取った。
打撃は素晴らしいけれど、元捕手なので守備は多少不慣れな感じでしたね。
しかし1番・寺山はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

7回表。
早稲田は2番・宇都口が速球で見逃し三振。
3番・小藤翼が左前安打。一死1塁。
4番・加藤は速球で空振り三振。二死1塁。
5番・佐藤晋が中飛で3アウト。

7回裏。
立教は2番・蘯茲速球で空振り三振。
3番・松は一ゴロ。
4番・笠松がチェンジで空振り三振。三者凡退。

8回表。
早稲田は代打・三倉進が右飛。
7番・檜村は中前安打。一死1塁。
8番・長谷川が死球。一死1、2塁。
代打・小太刀緒飛は速球で空振り三振。
1番・八木が右飛で無得点。

8回裏。
早稲田は三番手投手に北濱峻介を起用する。
北濱は金沢桜丘高出身の4年生。
175cm・74kgの右スリークォーターだ。
球速は速球が135〜41キロ。
変化球は横スラ、カット系が130キロ台前半。
チェンジが110キロ台後半。

立教は5番・飯迫が一ゴロ。
6番・峯本は一塁線を破る二塁打。一死2塁。
7番・熊谷が四球。一死1、2塁。
8番・藤野は二ゴロ併殺で3アウト。

9回表。
早稲田は代打・小野寺旭が三塁上方に高く弾む内野安打。無死1塁。
3番・小藤は死球。無死1、2塁。
4番・加藤が右中間にライナーで弾くタイムリー二塁打。無死2塁。
<立教大 4−3 早稲田大>
5番・佐藤晋はバントで送る。一死3塁。
6番・三倉が左越えタイムリー二塁打。一死2塁。
<早稲田大 4−4 立教大>
7番・檜村は遊ゴロ。二死3塁。
8番・岡大起が遊飛で攻撃終了。
早稲田が最終回に同点に追いついた。

9回裏。
早稲田は四番手投手に大竹耕太郎を起用する。
大竹は濟々黌高出身の4年生。
182cm・72kgの左腕投手だ。
1年秋、2年春とエース格だったがその後はやや低迷している。
球速は速球が129〜34キロ。
変化球はチェンジ、スライダーが117〜22キロ。
他はフォークが120キロ台中盤。カーブが100キロ弱。

立教は代打・眦栂誕世三直。
岡大起のファインプレーだった。
1番・寺山は三前内野安打。一死1塁。
代打・大東孝輔が右越えのサヨナラ三塁打。
<立教大 5−4 早稲田大>

立教は中川颯が味方の助けを得て六大学初勝利。
9回こそ疲れて崩れたが、4回6奪三振という快投を見せた。
1勝1敗のタイで、決着は明日の第3戦に持ち越されている。

安打  003 110 113 10 四 失
早稲田┃001|000|003┃4 7 0
立教 ┃001|111|001X┃5 1 0
安打  122 222 012 14

立教:手塚、○中川
早稲田:柳澤、早川、北濱、●大竹

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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東京六大学 慶應×明治 2回戦

スケジュールの隙間を突いてどん欲に学生野球を見に行きます。
土曜が雨だったため東京六大学も中止となった。
かくして第6週の2回戦は月曜開催に。
神奈川の連盟を見に行こうと思っていたが、神宮に予定を変更する。
ちなみに六大学は第5週を終えて勝ち点2で5校が並ぶ大激戦。
今日の第1試合、第2試合はいずれも優勝に絡む。
第1試合は慶應義塾大と明治大の対戦だ。
昨日1回戦は明治が5−3で先勝している。

慶應義塾大学
1番 右 天野康大  4年 右左 183/87 智辯和歌山
2番 三 瀬尾翼   4年 右右 176/75 早稲田佐賀
3番 中 柳町達   2年 右左 180/72 慶應義塾
4番 右 岩見雅紀  4年 右右 187/107 比叡山
5番 捕 郡司裕也  2年 右右 180/80 仙台育英
6番 一 清水翔太  4年 右右 178/78 桐蔭学園
7番 二 倉田直幸  4年 右左 183/76 浜松西
8番 遊 照屋塁   4年 右右 172/72 沖縄尚学
9番 投 菊地恭志郎 3年 右右 182/81 慶應志木

明治大学
1番 遊 竹村春樹  4年 右左 176/73 浦和学院
2番 左 添田真海  2年 右左 170/72 作新学院
3番 中 逢澤崚介  3年 左左 175/71 関西
4番 右 越智達矢  3年 右右 178/73 丹原
5番 二 宮新   4年 右左 167/73 履正社
6番 一 平塚大賀  3年 右右 177/80 春日部共栄
7番 三 渡辺佳明  3年 右左 179/70 横浜
8番 捕 西野真也  2年 右右 174/75 浦和学院
9番 投 森下暢仁  2年 右右 180/70 大分商


1回表。先攻は慶應義塾大。
1番・天野が中前安打。無死1塁。
2番・瀬尾はバント失敗。森下暢仁が二塁を刺して一死1塁。
3番・柳町が二ゴロ。二死2塁。
4番・岩見は遊ゴロで無得点。

明治の先発は森下暢仁。
大分商時代から評価が高く、
高卒でプロ入りすればドラフト1位2位だったと思う。
ただ1年の6月に右肘を骨折し、昨年のリーグ戦は投げていない。
彼を生で見たことがないので、すごく楽しみにしていた。
球持ちもいいし、指先の感覚も明らかに鋭そう。
細身だけど身体の強さも感じた。
一方で現状だと重心移動、上下半身の連動が不十分。
タメを作れず、無理やり上半身を捻じる力みがある。
下半身の使い方もちょっと雑な感じがした。
速球が高めに浮く棒球になるので、打者にとっては打ち頃。
結果的に変化球で「ごまかす」投球になっていた。
とはいっても好投手に違いないし、スライダーは素晴らしいです。
今日の球速は速球、シュートが138〜46キロ。
変化球はスライダーが118〜34キロ。
カット気味の縦スラ、横スラと球筋が2種類あったと思う。
他にフォークは130キロ台中盤。
チェンジが122〜26キロ。
カーブが94〜109キロ。
球筋が豊富でそれぞれに切れも十分にある。
各球種の比率で言えばスライダーが大体半分。
カーブ、速球が2割ずつくらいかな?

1回裏。後攻は明治大。
1番・竹村が四球。無死1塁。
しかし竹村は次打者の3球目に二盗失敗。一死無走者。
2番・添田は捕邪飛。
3番・逢澤が遊飛で3アウト。

慶應の先発は菊地恭志郎。
右上手の技巧派である。
身体的にはパワフルで、体格も恵まれている。
ただ最大の強みは速いボールを手元で動かせるところだろう。
今日の球速は速球が134〜42キロ。
変化球はフォーク、シンカー系が125〜35キロ。
カーブが111〜18キロ。
他にスライダーが120キロ台。
シンカー系の沈む半速球を多投していた。

2回表。
慶應は5番・郡司が初球の速球を弾き返す。
決して「強振」ではなかった。
しかし上手く引き付けて左翼に良い角度で上がるソロ本塁打。
<慶應義塾大 1−0 明治大>
6番・清水翔は中飛。
7番・倉田が一ゴロ。
8番・照屋は四球。二死1塁。
9番・菊地の初球に森下暢仁がボーク。二死2塁。
マウンド上でバランスを崩してコケてしまった。
菊地がカーブで空振り三振。攻撃終了。

2回裏。
明治は4番・越智が投ゴロ。
5番・宮が中前安打。一死1塁。
6番・平塚は三ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
慶應は1番・天野が投ゴロ。
2番・瀬尾がスライダーで空振り三振。
3番・柳町は中飛で三者凡退。

3回裏。
明治は7番・渡辺佳が二ゴロ。
8番・西野はシンカーで空振り三振。
9番・森下が中前安打。二死1塁。
1番・竹村は一ゴロで3アウト。

4回表。
慶應は4番・岩見がフォークで空振り三振。
5番・郡司は四球。一死1塁。
6番・清水翔が中前安打。一死1、2塁。
7番・倉田は中前タイムリー安打。一死1、2塁。
<慶應義塾大 2−0 明治大>
8番・照屋が二ゴロ併殺で攻撃終了。

4回裏。
明治は代打・佐野悠太が右前安打。無死1塁。
3番・逢澤は左飛。一死1塁。
4番・越智も左飛。二死1塁。
5番・宮が四球。二死1、2塁。
6番・平塚はシンカーで見逃し三振。3アウト。

5回表。
慶應は9番・菊地が左飛。
1番・天野は右前安打。一死1塁。
2番・瀬尾は遊飛。
3番・柳町の2投目に暴投から天野が二進。二死2塁。
しかし柳町は三直で3アウト。

5回裏。
明治は7番・渡辺が四球。無死1塁。
8番・西野は3−2から空振り三振。
渡辺も同時に二盗を刺されて三信ゲッツー。二死無走者。
9番・森下が三ゴロで3アウト。

6回表。
慶應は4番・岩見がスライダーで空振り三振。
5番・郡司は二前安打。一死1塁。
6番・清水翔が左中間ど真ん中を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<慶應義塾大 3−0 明治大>
7番・倉田が遊飛。二死2塁。
8番・照屋は三ゴロで攻撃終了。

6回裏。
明治は1番・竹村が右飛。
2番・佐野は中飛。
3番・逢澤が二ゴロで三者凡退。

7回表。
慶應は9番・菊地が左飛。

明治はここで森下暢仁が降板。
二番手投手に齋藤大将を起用する。
齋藤は桐蔭学園高出身の4年生。
179cm・74kgの左スリークォーターだ。
ボールを隠せて、横の角度が強烈。
昨日も先発している明治のエースで、何故ここで?と思った。
よくよく考えると連敗を避け、絶対に優勝するぞという意思の表れだ。
今日の球速は速球、シュートが136〜43キロ。
変化球は横スラが127〜33キロ。
チェンジが124〜28キロ。
どの球種もキレがあって、上でやれそうな力強さも出てきた。
登板直後はボールが散っていたけれど、本来は制球力の高い投手ですよね。

慶應は1番・天野がスライダーで空振り三振。
2番・瀬尾は四球。二死1塁。
3番・柳町も四球。二死1、2塁。
4番・岩見が右飛で無得点。

7回裏。
明治は4番・越智が三ゴロ。
5番・宮は中飛。
代打・河野祐斗が空振り三振で三者凡退。

8回表。
慶應は5番・郡司が遊ゴロ。
6番・清水は左飛。
7番・倉田が二ゴロで三者凡退。

8回裏。
明治は7番・渡辺佳が三直。
代打・村上貴哉は中前安打。一死1塁。
9番・渡辺涼太がチェンジで空振り三振。
村上が同時に二盗を決めて二死2塁。
1番・竹村は投ゴロで3アウト。

9回表。
慶應は8番・照屋が遊前安打。無死1塁。
9番・菊地はバントで送る。一死2塁。
1番・天野も遊前安打。一死1、3塁。
2番・瀬尾が速球で空振り三振。二死1、3塁。
3番・柳町は外角速球で空振り三振。
齋藤大将がややアンラッキーな形から迎えたピンチを切り抜けた。

9回裏。
明治は代打・中野速人が中前安打。無死1塁。
3番・逢澤は中前安打。無死1、2塁。
4番・越智が三ゴロ併殺。二死3塁。
5番・宮は四球。二死1、3塁。
代打・吉田有輝が四球。二死満塁。
7番・渡辺佳は強烈なライナーで場内を沸かせたが右直。3アウト。

菊地恭志郎は最終回こそ力みは出たが、見事な内容で明治打線を零封。
慶應が明治に連勝し、早慶戦に優勝の望みをつないでいる。

安打 110 212 002 9 四 失
慶應┃010|101|000┃3 4 0
明治┃000|000|000┃0 5 0
安打 011 100 012 5

明治:●森下、齋藤
慶應:○菊地

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2017年05月12日

関西学生連盟 関西×関西学院 1回戦

関西は関東に比べると野球の盛んな土地柄だろう。
といいつつ球場はあるようでなくて、学生野球は苦労している。
花形連盟である関西学生連盟も例外でなく、
リーグ戦は兵庫、大阪、京都、滋賀の各球場と転々としている。
ただ最近は「第7週の甲子園金土開催」が恒例化。
最終第8節の同立戦(わかさ)とともに「終盤戦の山場」にしているのかな。

せっかくの大一番を平日にやることに対する異論も耳にした。
一方で私のような平日が暇な人間にとっては助かる。
まして甲子園なら屋根があって椅子が広くてアクセスも万全。
加えてちょうどBリーグの大一番が同じ西宮で夕方に入っていた。
そんな理由で関関戦を見に甲子園に参りました。
なお関大、関学とも勝ち点2で最終カードを迎えている。

関西大学
1番 二 多田桐吾  3年 右左 170/63 明徳義塾
2番 三 阪本将太  4年 右左 173/68 智弁和歌山
3番 遊 古川陸   3年 右右 178/74 東大阪大柏原
4番 左 若泉洸仁  4年 右右 180/72 塔南
5番 一 倉川竜之介 2年 右左 170/73 桜宮
6番 右 太田健裕  3年 右左 180/75 乙訓
7番 捕 久米健夫  4年 右右 178/80 大阪桐蔭
8番 投 阪本大樹  4年 右右 169/74 履正社
9番 中 中島大地  4年 左左 175/72 箕面東

関西学院大学
1番 左 中西雄大  4年 左左 179/74 今治西
2番 中 比嘉翔太  3年 右左 169/66 報徳学園
3番 三 大倉卓也  4年 右左 173/73 智辯和歌山
4番 一 森中健太  4年 右右 183/86 大阪桐蔭
5番 右 片濱大輝  4年 右左 177/77 報徳学園
6番 遊 赤川太一  3年 右左 175/68 広陵
7番 捕 浅尾将太  4年 右右 171/66 広島観音
8番 投 山口晃   4年 右右 170/76 佐世保実業
9番 二 吉岡優磨  4年 右左 166/65 龍谷大平安


1回表。先攻は関西大。
1番・多田はレフト線に運ぶ二塁打。無死2塁。
2番・阪本将がバント成功。一死3塁。
3番・古川は投ゴロ。二死3塁。
4番・若泉が遊ゴロで無得点。

関西学院大の先発は山口晃。右上手の本格派である。
よく言えば力みのない、悪く言えば淡泊なフォーム。
腰は落とさないし、上半身を捻じらないし、溜めや粘りを作らない。
タンタンタンと速いテンポで投げ込んでくる。
一方で開きがなくて、テイクバックもコンパクトなところは強み。
だからボールがシュート回転しない。
今日の球速は速球、ツーシーム135〜46キロ。
フォーシームはコンスタントに144,5を記録していた。
変化球はスライダー、チェンジが127〜34キロ。
チェンジでなくフォーク、スプリットだったかもしれない。
特に「伸びる」「切れる」タイプではないにせよ、
この体格とこのフォームでよくこのボールが来るなと感心した。
パワーや瞬発力に恵まれているというのはありそう。
抜群のフィールディング、身のこなしからアスリート性は感じた。
あと制球が安定していて、変化球も含めて「コマンド」が高い。

ちなみに関西大には「山本隆広」という投手がいる。
こちらも172cmと小柄な本格派。最速148キロで話題になっている。
どちらも3回生で「関学と関大」「山口と山本」だから混同しやすい。
しかも山本は関大OBでもある山口高志氏に指導を受け、
その体格と投球スタイルから「山口高志2世」とも言われている。
彼らの責任ではないにせよ紛らわしいこと著しい。
今日はそちらも登板を楽しみにしていたのだけどげなかった。

1回裏。後攻は関西学院大。
1番・中西雄が右飛。
2番・比嘉は一ゴロ。
3番・大倉が中飛で三者凡退。

関西大の先発は阪本大樹。
技巧派、実戦派の右上手投げだ。
履正社高の時から何度も全国の舞台に出ている。
身体をくの字に折って腰を落として、少し捻じりを入れる。
腰回りや下半身がいかにも強そうで安定している。
こちらも制球が良く、立ち上がりから安心して見ていられた。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はスライダー、フォークが120〜35キロ。
他にカーブが107〜12キロ。
イニング前の投球練習ではカーブを必ず1球は投げていた。
ただ試合の中では3,4球しか投げてなかったとはず。

2回表。
関大は5番・倉川が四球。無死1塁。
6番・太田は中飛。一死1塁。
7番・久米が投ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
関学は4番・森中が左前安打。無死1塁。
5番・片濱が二ゴロ併殺。
6番・赤川は一ゴロで3アウト。

3回表。
関大は8番・阪本大が中前安打。無死1塁。
9番・中島がバント成功。一死2塁。
1番・多田は二ゴロ。二死3塁。
2番・阪本将が中飛で3アウト。

3回裏。
関学は7番・浅尾が遊飛。
8番・山口は右飛。
9番・吉岡優が二ゴロ失策で生きる。二死1塁。
1番・中西雄は左飛で3アウト。

4回表。
関大は3番・古川が投ゴロ。
4番・若泉は三ゴロ。
5番・倉川が遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
関学は2番・比嘉が二ゴロ。
3番・大倉がライト線に運ぶ二塁打。一死2塁。
4番・森中は外角スライダーで空振り三振。二死2塁。
5番・片濱のカウント2−2から二塁走者が牽制死。3アウト。

5回表。
関大は6番・太田が中飛。
7番・久米は中前安打。一死1塁。
久米は次打者の3球目に二盗失敗。二死無走者。
8番・阪本大が外角ツーシームで空振り三振。3アウト。

5回裏。
関学は5番・片濱がフォークで空振り三振。
6番・赤川は右前安打。一死1塁。
7番・浅尾が右前安打。一死1、3塁。
8番・山口は遊ゴロ。
併殺を諦めて一塁に投げ、三塁走者が生還。二死2塁。
<関西学院大 1−0 関西大>
9番・吉岡優が左前タイムリー安打。二死1塁。
どん詰まりだったがショートのグラブをかすめてヒットに。
<関西学院大 1−0 関西大>
しかし吉岡優は次打者の2球目に二盗失敗。攻撃終了。

6回表。
関大は9番・中島が投直。
1番・多田は投ゴロ。
2番・阪本将が内角速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
関学は1番・中西雄がスライダーで空振り三振。
2番・比嘉はセーフティバントから投前安打。一死1塁。
3番・大倉が二ゴロ。二死1塁。
二直を取り切れずそこからこぼれをよく処理した。
4番・森中はチェンジで空振り三振。3アウト。

7回表。
関大は3番・古川が中飛。
4番・若泉は三ゴロ。
5番・倉川が速球で見逃し三振。三者凡退。

7回裏。
関学は5番・片瀬が二ゴロ。
6番・赤川は速球で空振り三振。
7番・浅尾が二邪飛で三者凡退。

8回表。
関大は6番・太田が投ゴロ。
7番・久米は三ゴロ。
代打・西田友紀が中前安打。二死1塁。
9番・中島は右飛で3アウト。

8回裏。
関大はこの回から二番手投手に肥後皓介を起用する。
肥後は広陵高出身の2回生。
171cm・68kgの右上手投げだ。
球速は速球系が132〜39キロ。
この速度帯でカットボール的な沈む球筋もあった。
変化球はスライダー、チェンジが124〜27キロ。
小柄だけど球威、変化球の切れとも悪くない。
ただ今日は制球がやや散っていた。

関学は8番・山口が四球。無死1塁。
9番・吉岡優はバント成功。一死2塁。

関大は肥後皓介がここで降板。
三番手投手に霤捗戮魑用する。
霤弔賄貶_高出身の3回生。
172cm・71kgの左腕だ。
球速は速球が133〜36キロ。
変化球はスライダーが119〜23キロ。

関学は1番・中西雄が三ゴロ。二死2塁。
2番・比嘉は左前安打。
レフトのファンブルが絡んで二死2、3塁。
二塁走者は帰塁しかかって本塁は突けず。
3番・大倉が外角速球で見逃し三振。3アウト。

9回表。
関大は1番・多田が遊飛。
2番・阪本将は左飛。
代打・松島恒陽が遊ゴロで三者凡退。

ここで試合終了。
四死球の少ない引き締まった展開で、試合時間は2時間足らずだった。
関学が山口晃の4安打完封で関大を下して先勝している。
奪三振は「3」で、上手く打たせて取っていました。

安打 101 010 010 4 四 失
関大┃000|000|000┃0 1 2
関学┃000|020|00×┃2 1 0
安打 010 131 01  7

関大:●阪本、肥後、霤
関学:○山口

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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関西学生連盟 近大×京大 1回戦

今春は特に関西学生野球連盟を見るつもりが無かった。
他連盟も含めて近畿は去年、一昨年にめぼしいところをチェック済み。
5月末までバスケの取材もあるし、時間もそんな空いていない。
ただ西宮ストークスがB2の中地区を制したことで事情が変わった。

群馬とのプレーオフ1回戦は11日、12日に西宮開催。
12日にはちょうど甲子園で関西学生連盟のリーグ戦が組まれていた。
甲子園球場も西宮市内だから掛け持ちは容易。金曜日だし他の取材予定はない。
バスケの取材申請、執筆も段取りができたので行くことにした。
もちろん仕事の取材がメインだけど、見られるならば大学野球も見ていく。
第1試合は近畿大と京都大の対戦だ。
近大は既に4校との対戦を終えて勝ち点4。
まあ優勝は確定していないが、勝ち点を取れば完全優勝だ。

近畿大学
1番 二 小深田大翔 4年 右左 167/65 神戸国際大附
2番 三 牧野慎也  3年 右右 172/73 創成館
3番 右 谷川刀麻  2年 右左 176/77 星稜
4番 中 竹村陸   2年 右右 173/75 神戸国際大附
5番 左 佐藤輝明  1年 右左 186/92 仁川学院
6番 一 中家健登  3年 右右 175/75 近大附
7番 捕 山本礼斗  2年 右右 173/70 和歌山東
8番 遊 中川智裕  2年 右右 186/82 近大附
9番 投 小寺兼功  3年 左左 182/83 岡山理大付

京都大学
1番 三 荒木滉也  3年 右左 163/63 広島大福山
2番 一 中村侑介  4年 右左 178/77 畝傍
3番 二 西拓樹   2年 右左 172/72 西京
4番 右 鈴木一矢  3年 右左 171/71 刈谷
5番 左 高橋渓太  4年 右左 178/69 秋田
6番 捕 村山智哉  3年 右右 176/76 明和
7番 遊 手島和裕  3年 右右 174/71 朝倉
8番 投 樋川大聖  3年 右右 182/78 水戸第一
9番 中 中村海斗  2年 右左 170/67 天王寺


1回表。先攻は近畿大。
1番・小深田は遊ゴロ。
2番・牧野がシンカーで空振り三振。
3番・谷川は左前安打。二死1塁。
4番・竹村が右前安打。二死1、3塁。
5番・佐藤は三ゴロで3アウト。

京都大の先発は樋川大聖。
右サイドハンドの技巧派である。
速球、シンカーが117〜31キロ。
左打者なら外角に沈む球筋が多かった。
他にスライダーが114〜24キロ。
数字以上の力強さがあって、制球も悪くない。
近大の強力打線相手にしっかり対抗できていた。

1回裏。後攻は京都大。
1番・荒木が二ゴロ。
2番・中村侑はスライダーで空振り三振。
3番・西が中飛で三者凡退。

近畿大の先発は小寺兼功。左の本格派である。
どちらかと言えばパワーピッチャー。
重心移動は控え目だけど軸足の「蹴り」が強そうだった。
ただし多少つんのめったり、リリースが散らばったりする。
テイクバックが多少小さくしたり、腕を上手く畳んだり…。
そうやって球を「隠せる」ようになればなお良い。
本日の球速は速球が134〜41キロ。
スピンはあまり多くなさそうで「ドーン」と来る。
空振りを取るというよりは、詰まらせる球筋だ。
変化球はスライダーが119〜25キロ。
滑るというよりは縦にカクンと落ちる、面白い球筋だった。
もしかするとこの速度帯でフォーク、チェンジがあったかも。

2回表。
近大は6番・中家が中飛。
7番・山本は外角速球で見逃し三振。
8番・中川が中前安打。二死1塁。
9番・小寺は内角速球で空振り三振。

2回裏。
京大は4番・鈴木が遊ゴロ。
5番・高橋は右前安打。一死1塁。
しかし高橋は次打者の0−1から牽制死。二死無走者。
6番・村山が三ゴロで3アウト。

3回表。
近大は1番・小深田がレフト線を破る二塁打。無死2塁。
2番・牧野はバスター&ランから一ゴロ。一死3塁。
3番・谷川が左犠飛。二死無走者。
<近畿大 1−0 京都大>
4番・竹村は右前安打。二死1塁。
5番・佐藤が二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
京大は7番・手島が四球。無死1塁。
8番・樋川はバント成功。一死2塁。
9番・中村海が速球で見逃し三振。二死2塁。
1番・荒木は二ゴロで3アウト。

4回表。
近大は6番・中家が中飛。
7番・山本はシンカーで空振り三振。
8番・中川がレフト線に落とす三塁打。二死3塁。
中川はベースランニングが速くて驚いた。
9番・小寺は三ゴロで無得点。

4回裏。
京大は2番・中村侑が二ゴロ。
3番・西は一ゴロ。
4番・鈴木がスライダーで空振り三振。

5回表。
近大は1番・小深田が左飛。
2番・牧野は中飛。
3番・谷川が中前安打。二死1塁。
谷川刀麻は高校時代に投手だった超強肩の外野手。
課題は打撃だな…と思っていたけれど今日はこれでマルチヒットだ。
4番・竹村は二ゴロで3アウト。

5回裏。
京大は5番・盒兇右飛。
6番・村山はスライダーで見逃し三振。
7番・手島が二飛で三者凡退。

6回表。
近大は5番・佐藤が右前安打。無死1塁。
佐藤は次打者の初球に二盗成功。無死2塁。
6番・中家はバント成功。一死3塁。
7番・山本が初球に意表を突くスクイズ。
これが捕ゴロの一塁への悪送球となり一死2塁。
<近畿大 2−0 京都大>
8番・中川は左前安打。一死1、3塁。
9番・小寺が二ゴロ併殺で攻撃終了。

6回裏。
京大は8番・樋川が一ゴロ。
9番・中村海はライト線を破る二塁打。一死2塁。
1番・荒木が右前タイムリー安打。一死1塁。
<近畿大 2−1 京都大>
2番・中村侑はスライダーで空振り三振。二死1塁。
3番・西が二飛で攻撃終了。

7回表。
近大は1番・小深田がセーフティバント。
これが投手の悪送球を誘って一挙に三進。無死3塁。
2番・牧野は一ゴロ。一死3塁。
3番・谷川が浅い中飛。二死3塁。
4番・竹村は四球。二死1、3塁。
5番・駒瀬大武が初球を左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<近畿大 3−1 京都大>
6番・中家は三ゴロで攻撃終了。

7回裏。
近大はこの回から二番手投手に横山竜也を起用する。
横山は上宮太子高出身の3回生。174cm・74kgの左腕だ。
左腕を背中の裏にぶらっと下ろし、反動をつけて強く振る。
強弱強のメリハリが極端な程についた変則フォームが面白い。
球速は速球が131〜38キロ。
変化球はスライダーが110〜14キロ。
今季の近大は勝ち試合も試合も継投でモノにしている。
今日の二人以外にも岡田和馬というプロ注目の好左腕がいるらしい。
1年から実績のある右腕・伊波友和も含めて人材は豊富だ。

京大は4番・鈴木が速球で空振り三振。
5番・高橋は三邪飛。
6番・村山が左前安打。二死1塁。
村山は次打者のカウント1−1から捕手の牽制悪送球で進む。二死2塁。
7番・手島は右飛で無得点。

8回表。
近大は7番・山本が右飛。
8番・中川は二飛。
9番・横山が四球。二死1塁。
1番・小深田は中前安打。二死1、3塁。
小深田は次打者の初球に二盗成功。二死2、3塁。
2番・牧野が右前タイムリー安打。二死1塁。
<近畿大 5−1 京都大>
ここまで好投を見せていた樋川大聖に疲れが見えていた。
樋川はここで降板。京大は二番手投手に杉浦拓也を起用する。
杉浦は北野高出身の4回生。167cm・68kgの右上手投げだ。
110キロ台中盤のチェンジ、100キロ台前半のカーブを投げていた。
近大は3番・谷川がカーブで空振り三振。攻撃終了。

8回裏。
京大は代打・澁木優典が空振り三振。
9番・中村海は四球。一死1塁。
1番・荒木が遊ゴロ失策で活きる。一死1、2塁。
2番・中村侑は二ゴロ併殺で無得点。

9回表。
京大は三番手投手に長谷川雄大を起用する。
長谷川は県立岐阜高出身の2回生。
183cm・76kgの右上手投げだ。
体格もいいし「雰囲気」のある本格派である。
ただ腕の振りが緩いというか、ちょっと手投げ気味。
球速は速球が120キロ台後半。
変化球はスライダーが108〜17キロ。
カーブが97〜101キロ。

近大は4番・竹村が右前安打。無死1塁。
5番・駒瀬はバント成功。一死2塁。
6番・中家が中飛。タッチアップで二死3塁。
7番・山本は二飛で3アウト。

9回裏。
京大は3番・西が中前安打。無死1塁。
4番・鈴木が右前安打。無死1、2塁。
代打・飛田貴充は遊ゴロで二封のみ。一死1、3塁。
6番・村山が中犠飛。二死1塁。
<近畿大 5−2 京都大>
7番・手島は遊ゴロで3アウト。

ここで試合終了。
近大が毎回の13安打で京大を下して優勝に大きく前進。
ただ京大も思ったよりずっといい。「可能性のある」試合を見せていた。

安打 212 112 121 13 四 失
近大┃001|001|120┃5 2 2
京大┃000|001|000┃2 2 2
安打 010 002 102 6

京大:●樋川、杉浦、長谷川
近畿:○小寺、横山

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2017年05月09日

東都 日大×亜細亜 1回戦

時間が空いたので神宮に東都の第6週を見に行く。
ただ15時から打ち合わせが入ったので第1試合だけ。
日本大学と亜細亜大学の対戦である。

日本大は3校との対戦を終えて勝ち点2。
亜細亜大も3校との対戦を終えて勝ち点1。
最下位は既に専修大で確定しており、入替戦の不安はない。
首位は2カード残して勝ち点3の國學院大だ。

日本大学
1番 右 田中達朗  2年 右左 181/76 日大三
2番 中 長沢吉貴  3年 右左 172/62 佐野日大
3番 二 上川畑大悟 3年 右左 167/63 倉敷商業
4番 指 八田夏   3年 右右 183/85 履正社
5番 遊 北阪真規  4年 右左 180/79 智弁学園
6番 三 土谷勇輔  3年 右右 165/66 報徳学園
7番 左 松田進吾  3年 右右 187/78 札幌日大
8番 捕 西田賢太  2年 右右 174/77 日大鶴ヶ丘
9番 一 石井大貴  2年 右左 170/78 常総学院
   投 山本龍之介 2年 右右 184/86 札幌日大

亜細亜大学
1番 指 近森雄太  4年 左左 180/80 崇徳
2番 中 上田隼也  3年 右右 170/77 高知
3番 遊 北村拓己  4年 右右 181/87 星稜
4番 一 頓宮裕真  3年 右右 181/96 岡山理大付
5番 左 手塚渓登  3年 右右 187/100 横浜隼人
6番 三 山本卓弥  2年 右左 185/85 神村学園
7番 右 盒桐ァ  3年 左左 173/77 神戸国際大付
8番 捕 佐久本一輝 2年 右右 176/78 興南
9番 二 虎谷貴哉  1年 右右 178/73 星稜
   投 中村稔弥  3年 左左 177/82 清峰


1回表。先攻は日本大。
1番・田中達が中前安打。無死1塁。
2番・長沢は二前安打。
打ち取った当たりだがベースカバー間に合わず。
ただし一塁走者が三塁を欲張ってタッチアウト。一死1塁。
3番・上川畑の5球目に長沢が二盗成功。一死2塁。
上川畑は四球を選ぶ。一死1、2塁。
4番・八田の初球に中村稔弥がワンバウンド。
捕手がファンブルしている間に三塁走者がナイススタートを切った。
続いて一塁走者も二盗のスタート。
捕手の二塁送球が高く逸れて走者が一人生還し、一死2塁。
<日本大 1−0 亜細亜大>
八田は投ゴロで二死3塁。
5番・北阪がチェンジで空振り三振。攻撃終了。

亜細亜大の先発は中村稔弥。左の技巧派だ。
昨年はもっと力で押すスタイルだったように思う。
ただ3年になって、より「亜細亜大っぽく」なった。
テイクバックが小さくなり、ボールを程よく隠せる。
今日の球速は速球が132〜42キロ。
変化球はスライダーが120〜30キロ。
チェンジが122〜31キロ。
変化球の切れはどちらもそれなりにある。

1回裏。後攻は亜細亜大。
1番・近森が四球。無死1塁。
2番・上田は中飛。一死1塁。
3番・北村の2球目に近森が二盗成功。一死2塁。
北村は投ゴロ。二死3塁。
4番・頓宮が左前タイムリー安打。二死1塁。
<亜細亜大 1−1 日本大>
5番・手塚は遊ゴロで攻撃終了。

日本大の先発は山本龍之介。右上手の本格派である。
日大は木村光彦、弓削隼人と昨年の主戦がいずれも卒業。
そんなわけで「新しい主戦投手」を見たかった。
山本はフォームがちょっと淡泊。
身体を沈めたり捻じったりして「タメ」を作る感じが無い。
腕の振りはコンパクトでいいけれど、開きも少し速い。
だからボールもどうしても上ずる。
もちろん弱点はあっても天性、将来性は素晴らしい。
あと上半身がまだ細いし、単純にパワーがつくだけでもっと良くなりそう。
良くも悪くもこれから良くなる余地がある。
今日の球速は速球が139〜45キロ。
変化球はスライダーが133〜36キロ。
時折「おっ」と驚くくらい鋭く横に滑っていた。
チェンジが128〜34キロ。

2回表。
日大は6番・土谷が三ゴロ。
7番・松田は二ゴロ。
8番・西田賢が右飛で三者凡退。

2回裏。
亜細亜は6番・山本が左飛。
7番・高橋優は左前安打。一死1塁。
8番・佐久本がバント成功。二死2塁。
9番・虎谷は遊ゴロで3アウト。

3回表。
日大は9番・石井大が中前安打。無死1塁。
1番・田中達がエンドランから二直併殺。二死無走者。
2番・長沢は右中間を破る三塁打。二死3塁。
3番・上川畑が四球。二死1、3塁。
4番・八田はチェンジで空振り三振。3アウト。

3回裏。
亜細亜は1番・近森が中前安打。無死1塁。
2番・上田はバント成功。一死2塁。
3番・北村が一ゴロ。二死3塁。
山本龍之介の足を弾いた強襲の当たり。
山本は治療でしばらくベンチに下がった。
4番・頓宮は中越えタイムリー二塁打。二死2塁。
<亜細亜大 2−1 日本大>
5番・手塚が左前タイムリー安打。二死1塁。
<亜細亜大 3−1 日本大>

日大は山本龍之介がここで降板。
打球を足に受けた影響があったのかもしれない。
二番手投手は細川稔樹。花巻東高出身の3年生だ。
175cm・75kgの左スリークォーター。
横スラ、速球と「横の角度」が面白いタイプだ。
今日は速球の最速が134キロ。
スライダーが118〜23キロ。
亜細亜は6番・山本が遊飛で攻撃終了。

4回表。
日大は5番・北阪が二前安打。無死1塁。
6番・土谷は中前安打。無死1、2塁。
7番・松田がスライダーで空振り三振。一死1、2塁。
8番・西田賢は高めの速球を引っ張って…。
レフトスタンドにライナーで飛び込む逆転3ラン本塁打。
<日本大 4−3 亜細亜大>
9番・石井大が外角速球で見逃し三振。二死無走者。
1番・田中達はスライダーで見逃し三振。攻撃終了。

4回裏。
亜細亜は7番・盒桐イ中前安打。無死1塁。
8番・佐久本はバスター&ランから中前安打。無死1、3塁。

日大はここで細川稔樹が降板。
三番手投手に眦長卆犬魑用する。
眦弔和膤斉大高出身の3年生。
181cm・82kgの右上手投げだ。
腕がやや横振りで、その分スライダーが素晴らしい。
球速は速球が132〜36キロ。
変化球はスライダーが119〜24キロ。
120キロ台後半はチェンジ、ツーシーム系かな?

亜細亜は9番・虎谷の2球目に佐久本が二盗成功。無死2、3塁。
虎谷は四球。無死満塁。
1番・近森が二ゴロ。本封で一死満塁。
2番・上田は初球スクイズもファウル。
上田はそのまま空振り三振。
しかし低いボールを捕手が取れずに三塁走者が生還する。
一死満塁だったので振り逃げは認められない。二死2、3塁。
<亜細亜大 4−4 日本大>
3番・北村はレフト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<亜細亜大 6−4 日本大>
4番・頓宮が右飛で攻撃終了。

5回表。
日大は2番・長沢が二ゴロ。
3番・上川畑は左前安打。一死1塁。
4番・八田が四球。一死1、2塁。
5番・北阪はチェンジで空振り三振。二死1、2塁。
6番・土谷がスライダーで見逃し三振。3アウト。

5回裏。
亜細亜は5番・手塚が右前安打。無死1塁。
6番・山本はバント成功。一死2塁。
7番・盒桐イ二ゴロ。二死3塁。
8番・佐久本は左飛で無得点。

6回表。
日大は代打・新井仁盛が一邪飛。
8番・西田賢は右前安打。一死1塁。
9番・石井大が遊直。二死1塁。
1番・田中達は右前安打。二死1、2塁。
2番・長沢が空振り三振。3アウト。

6回裏。
日大はこの回から四番手投手に松原涼斗を起用する。
松原は日大藤沢高出身の3年生。
182cm・81kgの左腕だ。
球速は速球が130〜37キロ。
カーブが102〜09キロ。
彼の好リリーフが終盤を面白くした。

亜細亜は9番・虎谷が遊飛。
1番・近森は二ゴロ。
2番・上田が左前安打。二死1塁。
上田は次打者の4球目に二盗成功。二死2塁。
3番・北村は速球で空振り三振。3アウト。

7回表。
日大は3番・上川畑が右前安打。無死1塁。
上川畑は次打者の3球目に二盗成功。無死2塁。
4番・八田が左前安打。無死1、3塁。
5番・北阪は左前タイムリー安打。無死1、2塁。
<亜細亜大 6−5 日本大>
6番・土谷がバントで送る。一死2、3塁。

亜細亜大はここで中村稔弥が降板。
二番手投手に嘉陽宗一郎を起用する。
嘉陽は松山聖陵高出身の4年生。
186cm・85kgの上手投げだ。
長身でバランスが良くてフォームが伸びやか。
「球持ち」が良いタイプで。手首の返しもいい。
球速は2年、3年の頃より落ちている。
ただ顔の近くでボールを離せるし、制球や変化球の切れもある。
プロも狙える才能だと思うのだが、そういう器用さで勝負するのかな?
良くも悪くも「社会人の即戦力」的なスタイルになっていた。
今日の球速は速球が133〜40キロ。
変化球はフォーク、チェンジ系の縦変化が126〜29キロ。
スライダーが119〜26キロ。

日大は代打・太田和輝がスライダーで見逃し三振。二死2、3塁。
8番・西田賢が遊ゴロで攻撃終了。

7回裏。
亜細亜は4番・頓宮が二ゴロ。
5番・手塚は捕邪飛。
6番・山本が右飛で三者凡退。

8回表。
日大は9番・石井大が遊飛。
1番・田中達はチェンジで空振り三振。
2番・長沢が高め速球で空振り三振。3アウト。

8回裏。
亜細亜は7番・盒桐イ二ゴロ。
8番・佐久本は二直。
9番・中村将己がカーブで空振り三振。三者凡退。

9回表。
日大は3番・上川畑が左前安打。無死1塁。
4番・八田は右前安打。無死1、2塁。
5番・北阪がバントで送る。一死2、3塁。
6番・土谷は浅い右飛。二死2、3塁。
代打・東海林寛大が三ゴロで無得点。

嘉陽宗一郎が大ピンチをしのいで試合終了。
亜細亜大が先勝している。

どちらも打線がよく振れていましたね。
日大は1番から5番まで全員がマルチ安打。
特に2番・長沢吉貴は小柄だけどスピードがあって好きな選手です。
亜細亜もクリーンアップが合計5打点と仕事。
頓宮裕真96キロ、手塚渓登100キロの4番&5番は迫力がありました。

安打  202 302 302 15 四 失
日本 ┃100|300|100┃5 3 0
亜細亜┃102|300|00×┃6 2 1
安打  113 311 00  10

日本:山本龍、●細川、高田、松原
亜細亜:○中村稔、嘉陽

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2017年05月06日

プレミアE 横浜FM×鹿島

今日は高円宮杯プレミアリーグイーストの第5節を見に行く。
保土ヶ谷サッカー場で11時キックオフと具合がいい。
ゴールデンウィークということもあって人出が多く、
スタンドは席もなかなか見つからないほどの混雑だった。
マリノスは3分け1敗と未勝利。
鹿島は3連勝スタートを切ったが、前節は京都に0−1で敗れている。

横浜F・マリノスユース
GK  1 中村 涼   99.11.14 178/69 UスポーツクラブU-15
DF  4 藤田 一途  99.06.30 174/60 横浜F・マリノスJY
    3 柳 知廈   99.06.01 185/72 横浜F・マリノスJY
    6 西山 大雅  99.08.24 180/67 横浜F・マリノスJY追浜
    5 澤田 章吾  99.05.29 168/60 横浜F・マリノスJY
MF 19 土佐 陸翼  00.04.27 169/58 横浜F・マリノスJY
   10 山田 康太  99.07.10 177/63 横浜F・マリノスJY
   11 伊藤 優世  99.04.09 172/64 横浜F・マリノスジュニアユース
    8 塚田 裕介  99.06.09 162/55 UスポーツクラブU-15
   24 椿 直起   00.06.23 170/61 横河武蔵野FCJY
FW 22 栗原 秀輔  00.04.24 176/63 横浜F・マリノスJY

−−−−−−−栗原−−−−−−−
−−-椿-−−−塚田−−−伊藤−−
−−−−−山田−−土佐−−−−−
−澤田−−西山−−-柳-−−藤田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−

■リザーブ:
GK 20 荒 貴史   99.04.06 179/70 横浜F・マリノスJY追浜
DF  2 松井 康輔  99.07.26 171/61 横浜F・マリノスJY
DF 17 木村 卓斗  00.05.16 165/59 横浜F・マリノスJY
DF 36 池田 航   01.07.04 177/65 横浜F・マリノスJY追浜
MF 18 鈴木 駿之助 00.06.09 176/65 横浜F・マリノスJY
MF 23 岩澤 桐人  00.05.17 173/58 横浜F・マリノスJY追浜
FW 12 本山 鐘現  99.06.30 172/63 横浜F・マリノスJY

鹿島アントラーズユース
GK  1 沖 悠哉   99.08.22 184/82 鹿島アントラーズJY
DF  2 結城 将貴  00.06.25 170/68 RENUOVENS OGASA FC
   13 増崎 大虎  00.06.27 179/65 鹿島アントラーズJY
    4 中村 勇太  99.07.06 181/74 鹿島アントラーズJY
    6 荒川 弘大朗 00.01.24 175/64 鹿島アントラーズつくばJY
MF 15 阿須間 貫太 99.05.17 174/71 鹿島アントラーズJY
   18 小沼 樹輝  00.05.26 173/66 鹿島アントラーズJY
    8 出津 真哉  99.05.11 173/65 鹿島アントラーズJY
    5 武沢 一翔  99.10.27 165/63 鹿島アントラーズつくばJY
FW 12 渡邉 伶那斗 99.04.28 176/70 鹿島アントラーズJY
    9 金澤 蓮   99.12.11 179/76 鹿島アントラーズノルテJY

−−−−金澤−−−−渡邉−−−−
−−武沢−−−−−−−−出津−−
−−−−−小沼−-阿佐間-−−−−
−荒川−−中村−−増崎−−結城−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-沖-−−−−−−−

■リザーブ:
GK 16 石川 碧人  99.06.12 189/86 鹿島アントラーズJY
DF  3 白井 亮   99.07.31 175/70 鹿島アントラーズJY
DF  7 佐々木 翔悟 00.07.25 182/72 鹿島アントラーズつくばJY
MF 10 須藤 翼   99.08.09 163/65 鹿島アントラーズJY
MF 17 前田 泰良  00.07.27 172/72 鹿島アントラーズつくばJY
MF 20 新居見 健人 99.12.13 167/61 鹿島アントラーズJY
FW 11 石津 駿斗  99.10.27 180/76 鹿島アントラーズJY


マリノスは堀研太がこの試合は不在。
また塚田裕介と椿直起は前半のどこかでスイッチしていた。
塚田と中村涼は甲府のUスポ出身。
中学時代から明らかにいい選手でした。

7分、鹿島は右サイドの仕掛けからエリア右外の好位置でFKを得る。
荒川弘太朗が左足のカーブで「触らなくても枠内」の絶妙キック
金澤蓮がファーに飛びこんでぎりぎりのヘッドを擦らした。
<鹿島アントラーズユース 1−0 横浜F・マリノスユース>

金澤蓮は身体が逞しくてコンタクトが強いし「空中姿勢」がいい。
単純な高さは柳知廈を上回れなかったけれど、
「空中でぶつかり合っても体勢が崩れない」のは面白かった。
クロスに対する動き出し、空中で合わせる感覚も良くて、
日本のFWになかなかいないタイプだろう。
鹿島は鈴木優磨、垣田裕輝と良いFWを育てているので、彼にも期待したい。

「受け」に回ったときの鹿島ユースは強い。
引いていても決して受け身ではなく、
相手にボールを持たせながら試合をコントロールしてしまう。
前線からコースを限定して危険なところには運ばせないし、
「ここ」という球際はがっつり強く行く。
試合は膠着状態になっていた。

マリノスはGK中村涼が左利きで足元に自信を持っている。
彼がエリアの外に出て、ビルドアップに絡んでいた。
サイドバックは中盤の大外に張り出してパスコースを作る。
[3−2−4−2]のような形で数的優位を作ってじっくりボールを持っていた。
なかなかボールをバイタルまで運べていなかった。
椿直起が単発でいくつか良い突破を見せたくらいで、他は攻め手が皆無という状況。
しかし30分過ぎからいくつか良い形を作る。

32分、マリノスは塚田裕介が右サイドでボールを持ってテンポアップ。
近い距離間で連動してボールを動かし、栗原秀輔はエリア右にスルーパス。
伊藤優世がフリーで抜け出してシュートを放つも弱かった。
マリノスはおそらくこれが前半初シュートで初決定機。

前半30分過ぎからマリノスがいくつかチャンスを作った。
技術的にマリノスの選手はかなり高い。
ボールを丁寧に動かして崩す狙いもいいと思う。
ただ技術よりも「動き」の短調、重複がちょっと勿体なかった。
マリノスが追いつけずに1−0鹿島リードで前半が終了する。

後半の入りに入ると鹿島が再び「締めて」きた。
46分、鹿島は武沢一翔→石津駿斗。
渡邉伶那斗が左サイドに回る。

49分、鹿島は金澤蓮が前線でヘッドを競って落とす。
石津駿斗がエリア左から小さく後ろに戻す。
金澤は前をDFに切られていたが、右足のトーキックでシュート。
小さな振りでニアの狭いコースをよく突いたが、GK中村涼はナイスセーブ。

52分、鹿島は右CKを荒川弘太朗が左足で入れる。
山田康太がニアからヘディングでクリアを狙うがそのままオウンゴールに。
<鹿島アントラーズユース 2−0 横浜F・マリノスユース>
荒川弘太朗の鋭い左足キックが結果的には2点を産んだ。

59分、マリノスは藤田一途が左に鋭くサイドチェンジ。
椿直起がエリア左から仕掛けて右足でファーにフワッと落とす。
塚田裕介が斜めに走り込んでヘッドを合わせる。
フリーで決定的だったけれど首をひねりすぎて枠外。

椿直起は小柄で細身のドリブラー。
ボールを晒して飛び込んできたら逆を取るプレーは爽快だ。
カットインもできるし、縦にも抜けられるし、彼は大きな攻め手だった。
ドリブラーは基本的に仲間が近くに寄ってフォローすると生きる。
ただマリノスは彼の近くに味方を敢えて寄らせず、
バスケで言う「アイソレーション」の戦術を使っていた。
ワンツーのような狭い距離間のパス交換が得意でないのか?
それとも敢えて左サイドは「個」で活かせて、中央や右に人を掛けようとしていたのか?
ともあれなかなか興味深いドリブラーの活用法だった。

61分、鹿島は出津真哉に警告。
62分、マリノスは澤田章吾→鈴木駿之助。伊藤優世→岩澤桐人。
66分、鹿島は石津駿斗→須藤翼。
71分、マリノスは栗原秀輔→木村卓斗。
76分、マリノスは塚田裕介→本山鐘現。
マリノスの布陣がこう↓
−−−−岩澤−−−−本山−−−−
−−-椿-−−−−−−−−木村−−
−−−−−山田−−土佐−−−−−
−鈴木−−西山−−-柳-−−藤田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−


76分、鹿島は荒川弘大朗→白井亮。
鹿島の布陣がこう↓
−−−−金澤−−−−須藤−−−−
−−渡邉−−−−−−−−出津−−
−−−−-阿佐間-−小沼−−−−−
−結城−−中村−−増崎−−白井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-沖-−−−−−−−


77分、鹿島は増崎大虎に警告。

81分、マリノスは椿直起が左サイドからクロス。
岩澤桐人が浮き球をトラップして、反転から右足シュートを放つ。
距離は近かったがDFに詰められてブロックされた。

83分、マリノスは左CKを山田康太が右足で入れる。
柳知廈はファーからヘッドを合わせて、バーに嫌われる。
西山大雅がセカンドに詰めたがこれはDFに弾かれた。

鹿島はDF、中盤のスライドが遅れて深い位置に侵入され始めていた。
ここで熊谷浩二監督は手を打つ。
84分、鹿島は渡邉伶那斗→佐々木翔吾。
ここで鹿島は[5−4−1]に布陣を変えた。

89分、鹿島は結城将貴→新居見健人。
鹿島の最終布陣がこう↓
−−−−−−−金澤−−−−−−−
−−−須藤−−−−−−出津−−−
−佐々木−阿佐間−小沼−新居見−
−−−増崎−−中村−−結城−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-沖-−−−−−−−


90分、マリノスは土佐陸翼が中盤から絶妙の縦フィード。
本山鐘現がエリア右に抜け出してフリーで浮き球に合わせる。
しかしシュートはバーに嫌われた。

92分、鹿島は須藤翼に警告。
椿直起の突破に対するファウルだった。

93分、マリノスのFKはゴール正面20ⅿの好位置。
山田康太が右足で直接狙ったもののGK沖悠哉の好セーブに弾かれる。

山田康太はエレガントな10番。
ボールを持つ姿勢が良くて、縦に良いボールをつける。
このようなプレスキックも蹴れて、個人的には好きなタイプだ。

ただ鹿島の沖悠哉は年代別代表に入るようなGK。
あまり今日は「問われる」場面が少なかったけれど、
ハイボールの飛び出しがやはり安定していたし、こういう反応もいい。
何よりキックの飛距離と精度が素晴らしかった。

鹿島がセットプレー2発で効率よく得点し、
要所を締める「らしい」試合運びで今季4勝目を挙げている。

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2017年05月02日

東都 専修×東洋 2回戦

第5週でようやく東都を見に来れました。
GWの変則開催により火曜日なのに2回戦。
本日の第2試合は専修大と東洋大の対戦だ。
専修は開幕から1分け7敗、未勝利と苦しんでいる。
昨日の1回戦も3−7と敗れた。
東洋大は2カードを終えて勝ち点1。
中央大戦を落とし、亜細亜大からは勝ち点を取った。

専修大学
1番 指 金沢龍介  1年 右左 180/84 秋田
2番 二 大庭樹也  1年 右右 182/77 明豊
3番 一 福永裕基  3年 右右 180/75 天理
4番 捕 深水裕貴  2年 右右 180/80 熊本工業
5番 遊 岡本良樹  2年 右右 176/80 専大松戸
6番 左 平湯蒼藍  2年 右左 178/85 長崎・海星
7番 三 和田裕生  4年 右右 168/80 福岡大大濠
8番 右 秋葉和也  3年 右右 175/75 日大三
9番 中 山田克志  3年 右左 176/75 東海大甲府
   投 堀田竜也  4年 右右 176/70 常葉学園菊川

東洋大学
1番 中 竹原祐太  3年 右左 176/72 二松学舎大付
2番 右 宝楽健吾  4年 右左 178/77 PL学園
3番 三 田中将也  4年 右右 174/71 帝京
4番 二 中川圭太  3年 右右 180/75 PL学園
5番 一 佐藤都志也 2年 右左 180/77 聖光学院
6番 捕 西川元気  4年 右右 182/80 浦和学院
7番 遊 小川翔平  1年 右左 180/72 霞ヶ浦
8番 指 堀北彰人  2年 右左 180/76 龍谷大平安
9番 左 納大地   1年 右左 174/70 智弁学園
   投 村上頌樹  1年 右左 174/75 智弁学園


専修は2名、東洋は3名の1年生を先発で起用している。

1回表。先攻は専修大。
1番・金沢が二ゴロ。
2番・大庭は速球で空振り三振。
3番・福永が二ゴロで三者凡退。

東洋の先発は村上頌樹。右上手の技巧派である。
智弁学園では昨春の選抜を1回戦から投げ切って制した。
制球、スタミナ、安定感とすべてが超高校級だった。
今も下半身はしっかり使いつつ、上半身の力みが無い。
粘りがあって珠持ちもよくて、放す瞬間だけ指先に「しゅっ」と力が入る。
高卒でプロへ行くことを考えると単純に球速、体格の不足があった。
ただ今日は速球の球威もありましたね。
戦国東都で1年春から主戦になったのは実力の証明。
スタイルそのままでバージョンアップしている印象だった。
これなら大学に4年までいる必要はないと思う…。
今日の球速は速球、カットが135〜45キロ。
変化球はスライダーが120〜27キロ
シンカーが115,6キロ。
「ここ」という場面でしか投げないけれど印象的な切れ、球筋だった。
カーブが93〜103キロ。
しっかり腕を振りつつ制球も付いていて、何しろ速球より50キロ遅い。
直球に変化球、制球の緩急とすべて揃っている。
突っ込みどころのない、素晴らしい右腕だ。

1回裏。後攻は東洋大。
1番・竹原が中前安打。無死1塁。
2番・宝楽はバントで送る。一死2塁。
3番・田中将也が三ゴロ。二死2塁。
4番・中川は四球。二死1、2塁。
5番・佐藤が中前タイムリー二塁打。二死2塁。
センターが一瞬躊躇してから前進して後逸してしまった。
<東洋大 2−0 専修大>
6番・西川は遊ゴロで攻撃終了。

専修の先発は堀田竜也。右上手の技巧派である。
もうちょっと着地後の粘りがあればいいけれど、
開きが小さくて、抑えも効いたフォームだ。
球速は速球が135〜40キロ。
変化球はフォーク、チェンジ系が123〜32キロ。
スライダーが118〜26キロ。
カーブが103〜08キロ。

2回表。
専修は4番・深水が左飛。
5番・岡本良がカットで空振り三振。
6番・平湯は中飛で三者凡退。

2回裏。
東洋は7番・小川が遊飛。
8番・堀北はフォークで空振り三振。
9番・納がフォークで見逃し三振。三者凡退。

3回表。
専修は7番・和田が左飛。
8番・秋葉は一邪飛。
9番・山田がセーフティバント狙いの捕邪飛。三者凡退。

3回裏。
東洋は1番・竹原が右前安打。無死1塁。
2番・宝楽は送れなかったが2ストライクから中前安打。無死1、2塁。
3番・田中将也がエンドランから投ゴロ。一死2、3塁。
4番・中川は右犠飛。
三塁走者の生還は認められたが、二塁走者がタッチアップ失敗。攻撃終了。
<東洋大 3−0 専修大>

4回表。
専修は1番・金沢が一塁強襲安打。無死1塁。
2番・大庭はバント失敗。一死1塁。
村上頌樹のフィールディングも万全だった。
3番・福永が外角速球で見逃し三振。二死1塁。
4番・深水は一邪飛で3アウト。

4回裏。
東洋は5番・佐藤が四球。無死1塁。
6番・西川はバント成功。一死2塁。
7番・小川が四球。一死1、2塁。
8番・堀北は一ゴロ。二死2、3塁。
9番・納が左直で無得点。

5回表。
専修は4番・岡本良が一ゴロ。
5番・平湯は中前安打。一死1塁。
6番・和田が遊ゴロ併殺で3アウト。

5回裏。
東洋は1番・竹原が一直。
2番・宝楽が外角速球で見逃し三振。
3番・田中将也は左前安打。二死1塁。
4番・中川も左前安打。二死1、2塁。
5番・佐藤の3球目に堀田竜也が暴投。二死2、3塁。
しかし佐藤は中直で無得点。

6回表。
専修は8番・秋葉がシンカーで空振り三振。
9番・山田は中前安打。一死1塁。
1番・金沢が二ゴロ。
「併殺?」と思ったが失策で生きる。一死1、2塁。
2番・大庭は遊ゴロ併殺で3アウト。

6回裏。
東洋は6番・西川が二ゴロ。
7番・小川が中前安打。一死1塁。
8番・堀北は左飛。二死1塁。
9番・納が遊前安打。二死1、2塁。
1番・竹原は一ゴロで無得点。

7回表。
専修は3番・福永が右直。
4番・深水は中飛。
5番・岡本良が四球。
6番・平湯はシンカーで空振り三振。

7回裏。
東洋は2番・宝楽が二ゴロ。
3番・田中将也は三ゴロ。
4番・中川が四球。二死1塁。
5番・佐藤はライトスタンドに2ラン本塁打。
<東洋大 5−0 専修大>
佐藤は昨日5打数4安打で、今日も3打数2安打4打点!

専修大はここで堀田竜也が降板。
二番手投手に前田敬太を起用する。
前田は中部商出身の2年生。
184cm・83kgの右上手投げだ。
球速は速球系が136〜39キロ。
手元で鋭く食い込む、流れる球筋だった。
変化球はスライダーが120キロ前後。
カーブが100キロ台。
東洋は6番・西川が遊ゴロで攻撃終了。

8回表。
専修は7番・和田が一飛。
代打・寺澤圭祐が左飛。
9番・山田は中前安打。二死1塁。
1番・金沢が中前安打。二死1、2塁。
代打・池間誉人はスライダーで見逃し三振。3アウト。

8回裏。
東洋は7番・小川が二ゴロ失策で生きる。無死2塁。
代打・田中悠太は死球。無死1、2塁。
9番・納がバント失敗。一死1、2塁。
1番・竹原はライトフェンス直撃のタイムリー二塁打。一死2、3塁。
<東洋大 6−0 専修大>

専修大は前田敬太がここで降板。
三番手投手に高原健大朗を起用する。
高原は崇徳高出身の1年生。182cm・76kgの左腕だ。
4、5球しか投げていないけれど速球がMAX137かな?

東洋は代打・古田塁が死球。一死満塁。
3番・田中将也は二ゴロ失策…。
と思ったらショートがよくフォローして併殺に。攻撃終了。

9回表。
専修は3番・福永が速球で空振り三振。
4番・深水は右飛。
5番・岡本が左飛で三者凡退。

村上頌樹が被安打5、四死球1で選手を完封。
3回3点差になった段階でもう「安全圏だな」と思った。
それくらい安定していたし、危な気が無かった。
東洋が完勝、連勝で今季2つ目の勝ち点を得ている。
専修は4カード連続で勝ち点を落とし、入替戦が決まってしまった。

安打 000 111 020 5 四 失
専修┃000|000|000┃0 1 1
東洋┃201|000|21×┃6 6 1
安打 202 022 11  10

東洋:○村上
専修:●堀田、前田、高原

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 16:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

東都 中央×國學院 2回戦

平日野球愛好家の党首です。
神宮球場に今春初の東都を見に来た。
東都の春季リーグ戦はもう大詰めの第5週。
今節はGW進行で、火曜なのに2回戦である。

第1試合は中央と國學院の対戦だ。
中央は3カード終えて勝ち点2。
國學院は2カード終えて勝ち点2と好調だ。
昨日の1回戦は國學院が4−1で取っている。

中央大学
1番 三 吉田叡生  3年 右左 175/80 佐野日大
2番 二 土谷恵介  4年 右左 173/70 前橋育英
3番 一 小野寺祐哉 2年 右左 184/82 白鴎大足利
4番 捕 保坂淳介  4年 右右 180/85 佐野日大
5番 指 堀内寛人  3年 右左 188/84 県岐阜商
6番 右 大工原壱成 2年 右左 173/75 桐光学園
7番 遊 牧秀悟   1年 右右 178/80 松本第一
8番 左 大城幸泰  3年 右左 175/73 糸満
9番 中 五十幡亮汰 1年 右左 171/62 佐野日大
   投 花城凪都  4年 右右 181/77 興南

國學院大學
1番 二 山剛   4年 右左 172/72 日章学園
2番 左 斉藤輝   4年 右左 177/72 横浜商大高
3番 遊 諸見里匠  4年 右右 170/72 沖縄尚学
4番 中 鹿屋陸   4年 右左 180/80 星稜
5番 一 伊藤雅人  2年 右右 178/80 関東一
6番 指 西丸泰史  3年 右左 178/77 尽誠学園
7番 右 山田基樹  4年 右右 195/92 日川
8番 三 貞光広登  2年 右左 174/72 天理
9番 捕 横井佑弥  3年 右右 173/73 大阪桐蔭
   投 小又圭甫  4年 右右 182/84 千葉英和


1回表。先攻は中央。
1番・吉田がストレートの四球。無死1塁。
2番・土谷はバントで送る。一死2塁。
3番・小野寺が二ゴロ。二死3塁。
4番・保坂は四球。二死1、3塁
5番・堀内もストレートの四球。二死満塁。
6番・大工原が中飛で無得点。

國學院の先発は小又圭甫。
右上手の本格派である。
高校時代からプロ注目の存在だったが、
大学入学後にトミージョン手術を受け、初登板は今季だった。
見ると腕が外振り、大振りで開きも早い。
当然ながら速球もシュートして、現時点では制球が荒れていた。
一方でそんなフォームが奏功してスライダーはよく滑る。
今日の球速は速球系が141〜52キロ。
ツーシーム、ナチュラルシンカー的な沈む球筋もあった。
変化球はスライダーが118〜25キロ。
欠点を挙げれば色々あるし、プロの即戦力とは思えない。
ただフィジカル的には持っているし、下半身の強さやバランスも高水準。
メカニックなところ、特に腕の振りを改善できれば面白いと思った。

1回裏。後攻は國學院。
1番・山が中前安打。無死1塁。
2番・斉藤は外角速球で空振り三振。一死1塁。
3番・諸見里匠がエンドランから二ゴロ。二死2塁。
4番・鹿屋は外角速球で空振り三振。3アウト。

中央の先発は花城凪都。右上手の技巧派である。
今日の球速は速球が139〜45キロ。
変化球はフォークが127〜33キロ。
スライダーが123〜28キロ。
シンカーが117〜20キロ。
他にカーブがあったかも。
こちらはテイクバックが小さいし、開きも抑えられている。
あまりダイナミックな感じはない分、力みのないフォームだ。
腰はほとんど落とさないし、踏み幅は狭く、球離れもやや淡泊。
あまりプロという感じはしないタイプかも知れない。
ただ速球、変化球とも切れはあって、好投手に違いない。

2回表。
中央は7番・牧が四球。無死1塁。
8番・大城幸は内角スライダーで空振り三振。一死1塁。
9番・五十幡が中前安打。一死1、3塁。
1番・吉田は二ゴロ併殺で無得点。

2回裏。
國學院は5番・伊藤雅が速球で空振り三振。
6番・西丸はチェンジで空振り三振。
7番・山田が四球。二死1塁。
8番・貞光はライト線を破るタイムリー二塁打。
貞光は送球の間に進んで二死3塁。
<國學院大 1−0 中央大>
9番・横井がフォークで空振り三振。攻撃終了。

3回表。
國學院はこの回から二番手投手に吉村貢司郎を起用する。
吉村は日大豊山高出身の2年生。
183cm・80kgの右上手投げだ。
球速は速球が137〜45キロ。
変化球はスライダーが119〜28キロ。
カーブが90キロ台後半。
彼もすごくパワフルで、均整の取れた体格をしている。
下半身も強そうだったし、バランスも悪くない。
ただ着地して蹴るときに少しぐらついていた。
それがロスだったし、リリースの不安定感を呼んでいた。
スケール感は間違いなくあるけれど、制球は良くない。

中央は2番・土谷が左越えの二塁打。無死2塁。
3番・小野寺は二ゴロ。一死3塁。
4番・保坂が四球。一死1、3塁。
5番・堀内は中犠飛。二死1塁。
<中央大 1−1 國學院>
6番・大工原が左前安打。二死1、2塁。
7番・牧は二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
國學院は1番・山が二ゴロ。
2番・斉藤は一ゴロ。
3番・諸見里匠が左飛で三者凡退。

4回表。
中央は8番・大城幸が死球。無死1塁。
9番・五十幡は二ゴロ併殺。二死無走者。
山剛が見事なフットワークを見せた。
1番・吉田は四球。二死1塁。
2番・土谷が二ゴロで3アウト。

4回裏。
國學院は4番・鹿屋が右飛。
5番・伊藤雅は三ゴロ。
6番・西丸が中前安打。二死1塁。
7番・山田はスライダーで空振り三振。3アウト。

5回表。
國學院はこの回から三番手投手に宮内崇匡を起用する。
宮内は土浦日大出身の4年生。
180cm・76kgの左腕だ。
球速は速球が135〜41キロ。
変化球はスライダー、チェンジが118〜27キロ。
斜めに引っかける感じの、三塁側に流れるフォーム。
多少の力みと硬さがある。ただ彼は走者を出してもよく粘っていた。

中央は3番・小野寺が死球。無死1塁。
4番・保坂が遊ゴロ併殺。二死無走者。
5番・堀内は一ゴロで3アウト。

5回裏。
國學院は8番・貞光が左前安打。無死1塁。
9番・横井がバント失敗。二封で一死1塁。
1番・山は二ゴロ。やはり二封で二死1塁。
2番・斉藤の初球に山が二盗成功。二死2塁。
斉藤が一ゴロで無得点。

6回表。
中央は6番・大工原が投ゴロ。
7番・牧は二ゴロ。
8番・大城幸がスライダーで空振り三振。

6回裏。
國學院は3番・諸見里匠が右前安打。無死1塁。
4番・鹿屋はレフト線を破る二塁打。無死2、3塁。
5番・伊藤雅が三ゴロ。一死2、3塁。
6番・西丸は四球。一死満塁。
代打・鎌仲純平が中犠飛。二死1、2塁。
<國學院大 2−1 中央大>
8番・貞光は遊ゴロ失策で生きる。二死満塁。
目の前を走者が横切って諸見里匠はハードラックだった。

中央大はここで花城凪都が降板。
二番手投手に鍬原拓也を起用する。
鍬原は北陸高出身の4年生。
175cm・78kgの右スリークォーターだ。
最速152キロで、今季は既に3勝を挙げている。
背は低いけれど肩幅が広く、腕も長くて鞭のようにしなる。
腕が大振り気味だけど、彼は身体の構造的に仕方ないのかなと思う。
今日の球速は速球が139〜44キロ。
変化球はスライダーが126〜31キロ。
シンカーが122〜26キロ。
スライダー、シンカーの切れはプロでも十分に通用するレベル。
球速的にはいつもより抑え気味だったけれど、それでいいと思う。
腕が長くてしなるから、「畳み方」「まとめ方」が難しい。
良い振りで、しっかりコースに投げることの方が必要性は高いだろう。
今年のドラフトなら1位、2位で消えるのかな?という感想です。

なお國學院は9番・横井が三ゴロで攻撃終了。

7回表。
中央は9番・五十幡が左前安打。無死1塁。
五十幡は中学時代に陸上短距離で鳴らした「サニブラインに勝った」俊足。
ただ今日はこれで3打数2安打。
コンパクトなスイングで野手の間を上手く抜いていた。
1番・吉田はバントで送る。一死2塁。
2番・土谷が二ゴロ。二死3塁。
代打・飯嶌幹太は一ゴロで無得点。
止めたバットに当たる痛恨の打球だった。

7回裏。
國學院は1番・山が中飛。
代打・睨楾平はシンカーで空振り三振。
3番・諸見里匠がスライダーで空振り三振。三者凡退。

8回表。
中央は4番・保坂が死球。無死1塁。
5番・堀内の初球に宮内崇匡が暴投。
保坂が一挙に進んで無死3塁。
堀内はスライダーで空振り三振。一死3塁。
6番・大工原は初球にスクイズを空振り。
三塁走者が挟まれて二死無走者。
大工原は捕邪飛で3アウト。

8回裏。
國學院は4番・鹿屋が速球で空振り三振。
5番・伊藤雅は内角速球で見逃し三振。
6番・西丸が四球。二死1塁。
7番・桂颯之は右前安打。二死1、2塁。
8番・貞光が左前安打。二死満塁。
9番・横井は中飛で無得点。
鍬原拓也は2回3分の1で4奪三振。

9回表。
中央は7番・牧が四球を選ぶ。無死1塁。
8番・大城幸はバントで送る。一死2塁。
代打・廣谷真也が遊ゴロ。二死2塁。
1番・吉田は一ゴロで3アウト。試合終了。

國學院が連勝で3つ目の勝ち点を得ている。
宮内が5回を無失点に封じて勝ち投手に。
3投手が10四死球というのは出し過ぎだけど、中央を1失点に封じた。

安打  012 000 100 4 四 失
中央 ┃001|000|000┃1 10 1
國學院┃010|001|00×┃2 3 0
安打  110 112 02  9

國學院:小又、吉村、〇宮内
中央:●花城、鍬原

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 13:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

2017年04月26日

関東選抜リーグ 東京ガス×Honda

月火水と3日連続で野球観戦。
今日は大田スタジアムにJABA関東選抜リーグを見に行く。
関東の社会人チームによるある種のプライベートリーグ。
若手を含めて色んな選手を試す場という意味合いもある。

第1試合の「日本通運×MHPS」は10時開始の予定だった。
しかし9時40分過ぎに球場へ着くともう3回表。
「JABAタイム」と言って、試合が10分・20分早く始まることはよくある。
ただ今回は天気予報の関係で、9時くらいには始めていたようだ。
なので第1試合の観戦記は割愛。
MHPSの190cm左腕・甲斐翼を見られたのは収穫でした。
ただ143キロを出しつつ、打者4人で2死球と大荒れで…。

第2試合は東京ガスとホンダの対戦だ。
どちらもコンスタントにプロへ人材を送り出している強豪。
プロに行っても不思議のなかったレベルの有望株も入っている。
実際に両チームの先発は大卒新人だった。

東京ガス
1番 一 地引雄貴  26才 右右 183/82 早稲田大
2番 左 建部賢登  26才 右左 170/75 法政大
3番 右 小野田俊介 24才 右右 182/80 早稲田大
4番 中 笹川晃平  23才 右右 182/86 東洋大
5番 指 黒田雅和  32才 右右 175/82 関西大
6番 遊 石川裕也  22才 右左 178/75 日大国際関係
7番 三 村田穏行  25才 右右 177/83 日本大
8番 捕 安本英正  24才 右右 180/82 法政大
9番 二 小林勇登  26才 右右 170/70 駒澤大
   投 臼井浩   23才 右左 168/75 中央学院大

ホンダ
1番 三 木浪聖也  22才 右左 178/78 亜細亜大
2番 遊 西銘生悟  26才 右両 167/70 中央大
3番 左 布袋翔太  20才 右右 174/80 鳥取城北高
4番 右 山本兼三  23才 右右 177/85 上武大
5番 一 遠藤雅洋  23才 右左 175/90 亜細亜大
6番 中 三浦大和  25才 右右 185/90 東京国際大
7番 指 石川賢太郎 24才 右左 177/77 上武大
8番 二 篠塚宜政  27才 右左 170/64 青山学院大
9番 捕 山崎裕貴  26才 右右 168/68 関西学院大
   投 齋藤友貴哉 22才 右左 184/91 桐蔭横浜大


1回表。先攻は東京ガス。
1番・地引が中前安打。無死1塁。
2番・建部はバント成功。一死2塁。
3番・小野田は二飛併殺で3アウト。
ランナーが完全にスタートを切っていて戻れず。

ホンダの先発は齋藤友貴哉。右上手の本格派である。
大型でパワフルだけど、しなやかで球持ちもいい。
重心移動はスムーズで、開きも小さくて、腕がうねる。
腕、特に肘から先が長くて、それが強みであり弱みかな。
どうしてもリリースがばらけて、引っかけすぎる、抜ける球筋が多少あった。
ただ鞭のような腕を、ちゃんと畳んで使えている。
速球が上ずるタイプではないので、大怪我をする感じもない。
生で見るのは初めてだけど、「美しい」フォームでした。
良い悪いとか有望かどうかでなく、単純に好みのタイプ。
昨秋のドラフトも「4位以上」という条件が無ければ指名されていたでしょう。
今日の球速は速球が137〜46キロ。
腕の振りの加減で多少シュートするけれどスピンも効いている。
これを振らせて空振りをかなり奪えていた。
変化球はスライダーが117〜24キロ。
変化が大きいのはややマイナス要素だが、でも切れはあった。
他はスプリットが130キロ台中盤。カーブが103〜08キロ。

1回裏。後攻はホンダ。
1番・木浪が右前安打。無死1塁。
2番・西銘はエンドランから一ゴロ。一死2塁。
3番・布袋が左飛。二死2塁。
4番・山本は遊ゴロで3アウト。

東京ガスの先発は臼井浩。
右上手の技巧派である。
小柄だけどパワフルだし、フォームのバランスがいい。
指先のリリース感覚も良さそうで、手元で動くボールを複数の球筋で操っていた。
個人的には昨年6月の大学野球選手権2回戦でも見ていた。
今日の球速は速球が132〜38キロ。
シュート、スプリット系が130キロ前後。
スライダーが125〜30キロ。
どれも速度帯が近く、いい意味で紛らわしい。
各球種の切れもハイレベル。

2回表。
東京ガスは4番・笹川が中飛。
5番・黒田は左飛。
6番・石川が左前安打。二死1塁。
7番・村田は中前安打。二死1、2塁。
8番・安本が外角速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
ホンダは5番・遠藤が初球をライトにソロ本塁打。
<ホンダ 1−0 東京ガス>
6番・三浦は右飛。
7番・石川がレフト線を破る二塁打。一死2塁。
8番・篠塚は遊ゴロ。二死3塁。
9番・山崎が三ゴロ失策で出塁し三塁走者も生還。二死1塁。
<ホンダ 2−0 東京ガス>
山崎は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
1番・木浪はスプリットで空振り三振。

3回表。
東京ガスは9番・小林が二ゴロ。
1番・地引は遊ゴロ。
2番・建部が四球。二死1塁。
3番・小野田は高め速球で空振り三振。

3回裏。
ホンダは2番・西銘が遊ゴロ失策で生きる。無死1塁。
石川裕也が低めのライナーに合わせられず弾いてしまった。
3番・布袋は3バント失敗。一死1塁。
4番・山本がスライダーで空振り三振。二死1塁。
5番・遠藤は四球。二死1、2塁。
6番・三浦がスプリットで空振り三振。3アウト。

4回表。
東京ガスは4番・笹川が速球で空振り三振。
5番・黒田は左前安打。一死1塁。
6番・石川が一ゴロで二封のみ。二死1塁。
7番・村田は左飛で3アウト。

4回裏。
ホンダは7番・石川が一ゴロ。
8番・篠塚は三直。
9番・山が三ゴロで三者凡退。

5回表。
東京ガスは8番・安本が中飛。
9番・小林が四球。一死1塁。
1番・地引は二飛。二死1塁。
2番・建部の2球目に小林が二盗成功。二死2塁。
建部も四球を選んで二死1、2塁。
代打・柴山純平が三ゴロで無得点。

5回裏。
ホンダは1番・木浪が右前安打。無死1塁。
2番・西銘はバント失敗の捕飛。一死1塁。
3番・布袋がバントで送る。二死2塁。
4番・山本は左飛で3アウト。

6回表。
東京ガスは4番・笹川が四球。無死1塁。
5番・黒田は中前安打。無死1、2塁。
6番・石川がバント成功。一死2、3塁。
7番・村田は投ゴロ。
齋藤友貴哉が三塁走者を目で制して、反転して一塁に送球。
しかしこれが高く逸れて打者が生き、三塁走者も生還。一死2、3塁。
<ホンダ 2−1 東京ガス>
代打・山口翔大は速球で空振り三振。二死2、3塁。
9番・小林が死球。二死満塁。
1番・地引は速球で空振り三振。攻撃終了。

6回裏。
東京ガスは二番手投手に木村光彦を起用する。
木村は日本大出身の22才。
184cm・80kgの右サイドハンドだ。
極端なくらいにテイクバックが小さく、脇を締めてリリースする。
身体の横回旋がメインで、手の振りは本当に一瞬だけ。
かなり独特、変則的なタイプだ。
球速は速球、シュートが130〜38キロ。
変化球はスライダー、チェンジが122〜26キロ。

ホンダは5番・遠藤が三ゴロ。
6番・三浦は左中間を破る二塁打。一死2塁。
7番・石川が右越えのタイムリー三塁打。一死3塁。
<ホンダ 3−1 東京ガス>
8番・篠塚は三直併殺で攻撃終了。

7回表。
東京ガスは2番・建部が中前安打。無死1塁。
3番・柴山はバント成功。一死2塁。

ホンダは齋藤友貴哉がここで降板。
6回3分の0を無失点。
被安打6、奪三振5、四死球5という内容あった。

二番手投手は永野将司で、九州国際大出身の24才&入社3年目。
181cm・82kgの左スリークォーターだ。
最速150キロ台の左腕で、齋藤友貴哉とともに見たかった投手。
あまり力みはないし、重心の移動も大きくない。
ただ足の蹴り、上半身のパワーが強烈。
斜めに引っかけてドーンと激しく投げ込んでくる。
あとアウトステップ気味で横の角度がかなりあった。
今日の球速は速球が136〜47キロ。
表示以上の勢いは感じたし、捕球音も「パーン」と高音だった。
変化球はチェンジ系が126〜33キロ。
スライダーかフォークかもしれない。
要は何の球種か分からないくらいの微妙な変化だった。
カーブが106〜11キロ。
こちらは切れも球筋もしっかりして、緩急も付くし、かなり使える球種。
確かに面白いけれど、上を目指すなら制球力と変化球でしょうね。

東京ガスは4番・笹川が速球3つで空振り三振。二死2塁。
5番・黒田は外角チェンジで見逃し三振。

7回裏。
ホンダは9番・山崎が遊ゴロ。
1番・木浪はレフトに流し打ちのソロ本塁打。
<ホンダ 4−1 東京ガス>
代打・松田進が右中間を破る三塁打。一死3塁。
3番・布袋は三飛。二死3塁。
4番・山本が二飛で攻撃終了。

8回表。
東京ガスは6番・石川が四球。無死1塁。
7番・村田が遊ゴロ併殺。二死無走者。
8番・冨安翼は四球。二死1塁。
代打・我如古盛次が投ゴロで無得点。

8回裏。
東京ガスは三番手投手に宮谷陽介を起用する。
宮谷は筑波大出身の25才。172cm・72kgの左腕だ。
彼を見るのは3年前の都市対抗2次予選以来。
三振を小気味よく奪っていて「これはいい」と感心した記憶がある。
ただこのチームは山岡泰輔、石田光宏と競争相手も強烈だった。
だから期待したほどはブレイクせず入社4年目に至っている。
今日の球速は速球が129〜35キロ。
伸び、切れの素晴らしさは4年前と同様。
この速度帯で空振りをしっかり奪えていた。
変化球はチェンジが122〜25キロ。
スライダーが118〜20キロ。
変化球に関しては4年前よりもずっといい。
個人的には改めて「上で見たいな」と思った。
ただこのスペックだとプロの評価は厳しくなるのかな…。
JX−ENEOSの大城基志も結局プロに行きませんでした。

ホンダは5番・遠藤が速球で空振り三振。
6番・三浦は遊ゴロ。
代打・村井昇汰も空振り三振で三者凡退。

9回表。
ホンダは三番手投手に幸良諒を起用する。
幸良は東京農業大出身の23才&2年目。
180cm・82kgの右上手投げである。
なかなかパワフルな本格派だった。
球速は速球が134〜30キロ。
変化球はフォーク系の縦変化が122〜26キロ。
シンカー、チェンジかも知れないけれどいいキレだった。
カーブが110キロ台前半。

東京ガスは代打・臼田哲也が三塁線を破る三塁打。
クッションボール処理がもつれて進んで無死三塁。
<ホンダ 4−2 東京ガス>
2番・建部は二ゴロで三塁走者が生還。一死無走者。
3番・柴山も二ゴロ。
4番・笹川が三ゴロで攻撃終了。

効率的に得点を重ねたホンダが4−2で逃げ切った。
齋藤友貴哉、永野将司と見たかった投手を見られて満足です。

安打   120 101 101 7 四 失
東京ガス┃000|001|001┃2 7 2
ホンダ ┃020|000|10×┃4 1 1
安打   120 012 20  8

ホンダ:○齋藤、永野、幸良
東京ガス:●臼井、木村、宮谷


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2017年04月25日

神奈川春季準々決勝 慶應×星槎国際

高校野球の春季大会は全国につながらず、夏秋に比べると影が薄い。
ただ神奈川の準々決勝は気になるチームが残っていて、しかも平日開催。
夏の大混雑もないだろうし、見に行くことにした。
保土ヶ谷球場の第1試合は13時開始。
慶應義塾高校と星槎国際高校湘南の対戦だ。

塾高は推薦制度もあって、全国から逸材が集まっている。
昨秋も関東大会のベスト8に入り、
選抜大会の代表を巡って日大三と関東の「最後の1枠」を争った。
高校野球では珍しい丸刈り強制じゃないチームでもある。
長らく監督を務めていた上田誠氏が15年夏に退任。
現在は森林貴彦氏が監督を務めている。

星槎国際高校湘南は新興勢力。
通信制の高校で、各スポーツの専攻コースが用意されている。
野球部の監督は土屋恵三郎氏。
法政大では江川卓とバッテリーを組み、桐蔭学園高の監督を長く勤めていた方だ。
エース本田仁海、4番の松下壮悟はプロ注目の逸材だ。

慶應義塾高校
1番 遊 宮尾将   2年 右左
2番 二 矢澤慶大  3年 右右
3番 三 綿引達也  3年 右左
4番 右 正木智也  3年 右右
5番 左 森野壮眞  3年 右左
6番 一 奥村拓真  2年 右右
7番 中 新美貫太  3年 右右
8番 捕 寺山陽太  3年 右左
9番 投 森田晃介  3年 右右

星槎国際高校湘南
1番 中 小倉健太朗 2年 右右
2番 右 有賀誠太  3年 右右
3番 捕 田島大輔  3年 右右
4番 一 松下壮悟  2年 右左
5番 左 大城優斗  3年 右右
6番 遊 神尾凌成  2年 右右
7番 三 村岡優希  3年 右右
8番 投 本田仁海  3年 右左
9番 二 金子幹太  3年 右左


1回表。先攻は慶應義塾。
1番・宮尾が二飛。
2番・矢澤は遊ゴロ。
3番・綿引が右中間を破る二塁打。二死2塁。
4番・正木はスライダーで空振り三振。
本田仁海が徹底的に正木を変化球で攻めていた。

星槎国際湘南の本田仁海。
右上手の本格派である。
最新の登録だと180cm・67kgだけど数字よりは逞しく見える。
開きの小さい、コンパクトで抑えの効いたフォームがいい。
腰を落として溜めを作れるし、重心移動もしっかりしている。
高校生には珍しくやや三塁側に重心が流れる。
だからあまりシュート回転がないし、球筋が上ずらない。
身体の「捻じり」が強く、腕の振りも鋭い。
悪い癖、欠点のない大人のフォームですね。
速球もコンスタントに140台を出せる。
今日は9回に145キロを計測したと聞きました。
変化球はスライダーとカーブがある。

1回裏。後攻は星槎国際。
1番・小倉は四球。無死1塁。
2番・有賀がバント成功。一死2塁。
3番・田島は三塁強襲安打。一死1、2塁。
4番・松下が右前タイムリー安打。一死1、3塁。
<星槎国際湘南 1−0 慶應義塾>
5番・大城はラン&ヒットから右前タイムリー安打。一死1、3塁。
<星槎国際湘南 2−0 慶應義塾>
6番・神尾が2球目にスクイズを外される。
三塁走者が挟殺されて、二死2塁。
神尾はチェンジで空振り三振。攻撃終了。

慶應義塾の先発は森田晃介。
右上手の技巧派である。
変化球はスライダー、カーブ、チェンジかな?
速球の比率は3割強だったと思う。
球速は常時で130中盤くらいだそうです。

2回表。
慶應は5番・森野が空振り三振。
6番・奥村も空振り三振。
7番・新美は二ゴロ。
金子幹太のナイスプレーだった。

2回裏。
星槎国際は7番・村岡が中飛。
新美貫太が背走して左中間深くの当たりを好捕した。
8番・本田が中前安打。一死1塁。
9番・金子はバント成功。二死2塁。
1番・小倉がライナーで左中間を破るタイムリー二塁打。
<星槎国際湘南 3−0 慶應義塾>
2番・有賀の3球目に森田晃介が暴投。二死3塁。
しかし有賀はスライダーで空振り三振。攻撃終了。

3回表。
慶應は8番・寺山が左飛。
9番・森田は三ゴロ。
1番・宮尾が一ゴロで三者凡退。

3回裏。
星槎国際は3番・田島が右飛。
4番・松下は高めの変化球で空振り三振。
5番・大城が中前安打。二死1塁。
6番・神尾は左前安打。二死1、2塁。
しかし7番・村岡がスライダーで見逃し三振。3アウト。

4回表。
慶應は2番・矢澤が遊ゴロ。
神尾凌成の打球処理も素晴らしかった!
星槎国際は内野守備がみんな上手かったです。
3番・綿引は速球で見逃し三振。
4番・正木が中前安打。二死1塁。
5番・森野は四球。二死1、2塁。
6番・奥村が遊ゴロ。
ショートはファンブルしたのだが、
二塁走者があからさまに「邪魔」をして守備妨害を取られた。

4回裏。
星槎国際は8番・本田が左飛。
9番・金子は投ゴロ失策で生きる。一死1塁。
1番・小倉が中飛。二死1塁。
2番・有賀は右前安打。二死1、2塁。
3番・田島が中直で無得点。

5回表。
慶應は7番・新美が一邪飛。
8番・寺山は中前安打。一死1塁。
9番・森田がスライダーで空振り三振。二死1塁。
1番・宮尾の4球目に寺山が二盗。
田島大輔が小さい振りのストライク送球で刺した。

5回裏。
星槎国際は4番・松下がスライダーで空振り三振。
5番・大城もスライダーで空振り三振。
6番・神尾が右前安打。二死1塁。
7番・村岡は速球で空振り三振。3アウト。

6回表。
慶應は1番・宮尾が中前安打。無死1塁。
2番・矢澤が内角速球で見逃し三振。一死1塁。
3番・綿引は平凡な右飛…。
と思ったらライトが打球を見失って打球が彼の1mほど右側に落ちる。
記録は「右前安打」で一死1、3塁。
4番・正木が左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<星槎国際湘南 3−1 慶應義塾>
5番・森野は右直。今度はしっかり捕って二死1、2塁。
6番・奥村が速球で空振り三振。攻撃終了。
本田仁海が不運な形からこの試合初の失点を喫する。

6回裏。
星槎国際は8番・本田が二ゴロ。
9番・金子は内角速球で見逃し三振。
1番・小倉が二直で三者凡退。
星槎国際の連続イニング安打が「5」でストップ。

7回表。
慶應は7番・新美が右飛。
8番・寺山は速球で空振り三振。
代打・大川裕也が左直で三者凡退。

7回裏。
慶應はこの回から二番手投手に渡邊哲成を起用する。
180cm台は優にありそうな左のスリークォーターだ。
球速は120キロ台だが変則的で面白い。

星槎国際は2番・有賀が一邪飛。
3番・田島は左飛。
4番・松下が三飛で三者凡退。

8回表。
慶應は1番・宮尾が中飛。
2番・矢澤は右飛。
3番・綿引が外角速球で見逃し三振。三者凡退。

8回裏。
星槎国際は5番・大城が右飛。
6番・神尾が中飛。
7番・村岡は三ゴロで三者凡退。

9回表。
慶應は4番・正木が右飛。
5番・森野は内角スライダーで空振り三振。
6番・奥村が内角速球で空振り三振。

本田仁海は被安打6の1失点完投勝利。
慶應は綿引達也、正木智也と強打者が並んでいる。
そんな相手に四死球1、奪三振11の快投だった。
目の肥えた神奈川のファンも口々に「本田は凄いね」という話をしていました。
本人がプロ志望なら、間違いなくドラフトにかかるでしょう。
スケール感の際立つタイプではないけれど、
今年は「怪物」的な投手がいませんので。

4番の松下壮悟は1安打だけだったけれど、
むしろ守備や身のこなしが「いいな」と思った。
送球の捕球で見せる股関節の柔軟性、グラブさばきが印象的。
今は一塁手だけど、他の内野も務まりそうだと思った。

安打   100 113 000 6
慶應義塾┃000|001|000┃1
星槎湘南┃210|000|00×┃3
安打   322 110 00  9

星槎湘南:○本田
慶應義塾:●森田、渡邊


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2017年04月24日

東京六大学 立教×慶應 3回戦

自分がブログの方に書くのは「趣味の観戦記」だ。
取材として入って、お金をもらって書く記事ではない。
お蔭さまで土日はそういう仕事で時間が埋まっている。
この時期はサッカー、バスケのレポートで週末に空きがない。

とはいえ大学野球、特に東京六大学は見たかった。
「何とか月曜まで伸びないかな…」と願っていた。
第3週は立教と慶應の1回戦が引き分けで終わっている。
2回戦は立教が取り、3回戦が月曜開催に。
明治×早稲田は明治の2連勝で決着済みです。

慶應はエースの加藤拓也がドラフト1位で広島入り。
今季は実績のある投手がおらず、1年生に大きな期待がかかっている。
ルーキーの関根智輝が1回戦の先発だ。
高校時代に見そびれている選手なので、彼が最大の楽しみだった。

立教大学
1番 中 寺山寛人  3年 左左 178/73 神戸国際大附
2番 遊 熊谷敬宥  4年 右右 175/72 仙台育英
3番 右 松健造  3年 右左 170/72 横浜
4番 左 山根佑太  4年 右右 180/77 浦和学院
5番 一 飯迫恵士  3年 左左 169/72 神戸国際大附
6番 三 大東孝輔  4年 右右 171/74 長柄
7番 二 笠井皓太  2年 右左 173/66 桐蔭学園
8番 捕 藤野隼大  2年 右右 181/80 川越東
9番 投 田中誠也  2年 左左 171/65 大阪桐蔭

慶應義塾大学
1番 右 天野康大  4年 右左 183/87 智辯和歌山
2番 三 瀬尾翼   4年 右右 176/75 早稲田佐賀
3番 中 柳町達   2年 右左 180/72 慶應義塾
4番 右 岩見雅紀  4年 右右 187/107 比叡山
5番 捕 郡司裕也  2年 右右 180/80 仙台育英
6番 一 清水翔太  4年 右右 178/78 桐蔭学園
7番 二 倉田直幸  4年 右左 183/76 浜松西
8番 遊 照屋塁   4年 右右 172/72 沖縄尚学
9番 投 関根智輝  1年 右右 183/86 都立城東


1回表。先攻は立教大。
1番・寺山が右飛。
2番・熊谷は左前安打。一死1塁。
ショート後方の当たりをショートが譲り、センターは取り損ねた。
実質的には失策だけどグラブに触ってないし記録は安打。
3番・松が中前安打。一死1、2塁。
これもセカンドの守備範囲だったがバウンドに合わせられず。
4番・山根が二ゴロ併殺で3アウト。

慶應の先発は関根智輝。右上手の本格派である。
立ち上がりは技巧的な投球だった。
ただピンチになるとギアチェンジできる。
制球もいいし、いい意味で二面性を持った実戦型ですね。
今日の球速は速球、フォーシームが136〜43キロ。
ツーシーム、フォークが127〜37キロ。
これはスライダー、シンカーってくらいに動く。
余裕があるときはツーシームを引っかけさせて内野ゴロを打たせていた。
スライダーが118〜26キロ。
立ち上がりはあまり切れがなかった。
だから最初は「ツーシームを引き立たせる脇役かな?」と思った。
しかし回を経るごとにこの球種も決め球レベルになっていく。
他にカーブが103〜09キロ。
立ち上がりはやや不運もあってピンチを迎えたが、
2回以降は見事な内容を見せていく。

1回裏。後攻は慶應義塾大。
1番・天野が二ゴロ。
2番・瀬尾は打席から足が出る「反則打球」でアウト。
3番・柳町が遊ゴロで三者凡退。

立教の先発は田中誠也。
法政3回戦では1安打完封勝利を挙げている。
小柄だけど身体を大きく使える左腕だ。
今日の球速は速球が133〜39キロ。
変化球はカーブ、スライダーが109〜16キロ。
チェンジが113〜21キロ。
もっと技巧派かと思ったら、意外と力で押す。
ただ右打者の内角を突くような上手さもあった。
あと右打者に2ストライクから投げるチェンジアップも絶品。

2回表。
立教は5番・飯迫がレフト線を抜く二塁打。無死2塁。
6番・大東は内角速球で見逃し三振。一死2塁。
7番・笠井がツーシームで空振り三振。二死2塁。
8番・藤野は外角速球で空振り三振。
関根智輝の「スイッチ」が入った投球は圧巻だった。

2回裏。
慶應は4番・岩見がチェンジで空振り三振。
5番・郡司もチェンジで空振り三振。
6番・清水翔は左前安打。二死1塁。
7番・倉田も左前安打。二死1、2塁。
8番・照屋がチェンジで空振り三振。3アウト。

3回表。
立教は9番・田中誠がツーシームで空振り三振。
1番・寺山もツーシームで空振り三振。
2番・熊谷が捕邪飛で三者凡退。

3回表。
慶應は9番・関根が死球で出塁。無死1塁。
1番・天野はバントで送る。一死2塁。
2番・瀬尾がチェンジで空振り三振。二死2塁。
3番・柳町は遊飛で3アウト。

4回表。
立教は3番・松が中飛。
4番・山根は右前安打。一死1塁。
5番・飯迫が中前安打。一死1、2塁。
6番・大東は三ゴロで二封のみ。二死1、3塁。
7番・笠井が三邪飛で無得点。

4回裏。
慶應は4番・岩見が左前安打。無死1塁。
5番・郡司は右中間を破るタイムリー二塁打。無死2塁。
<慶應義塾大 1−0 立教大>
岩見雅紀107キロの爆走はなかなかの迫力(笑)
6番・清水も右越えのタイムリー二塁打。無死2塁。
<慶應義塾大 2−0 立教大>
7番・倉田が左前安打。無死1、3塁。

立教はここで田中誠也が降板。
二番手投手に中村碧聖を起用する。
中村は聖望学園高出身の3年生。
181cm・80kgの右上手投げである。
本日の球速は速球がMAX134キロ。
変化球はチェンジが123〜28キロ。
スライダーが120キロ前後。

慶應は8番・照屋が投ゴロ。
三塁走者が挟まれて時間を稼ぎ、一死2、3塁。
9番・関根は投ゴロ。
叩きつけて高い当たりになり、本塁はタッチプレー。
中村碧聖の送球は野選となって三塁走者が生還。なお一死1、3塁。
<慶應義塾大 3−0 立教大>
1番・天野は右中間を深々と破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<慶應義塾大 5−0 立教大>
2番・瀬尾がチェンジで空振り三振。二死3塁。
3番・柳町は死球。二死1、3塁。
4番・岩見が遊ゴロで攻撃終了。

5回表。
立教は8番・藤野が速球で見逃し三振。
代打・井上和弥も速球で空振り三振。
1番・寺山もやはり速球で空振り三振。

5回裏。
立教はこの回から三番手投手に比屋根雅也を起用する。
比屋根は興南高出身の1年生。
176cm・74kgの左スリークォーターだ。
打者へ完全に背中を向けて、トルネードの大きな回旋で投げ込んでくる。
極端なアウトステップで、横の角度を大きく使う。
腕を引いてボールを隠す嫌らしさもある。
典型的な変則派で、いかにも打ちにくい。
今日の球速は速球が124〜34キロ。
スライダー、チェンジが113〜22キロ。

慶應は5番・郡司が三飛。
6番・清水は左前安打。一死1塁。
7番・倉田が右前安打。一死1、3塁。
8番・照屋は一ゴロ。三塁走者が挟まれている間に二死2、3塁。
9番・関根の初球に倉田が何と本盗。タッチアウトで3アウト。

6回表。
立教は2番・熊谷が中直。
3番・松はツーシームで空振り三振。
4番・山根が右直で三者凡退。

6回裏。
慶應は9番・関根が速球で空振り三振。
1番・天野は二ゴロ。
2番・瀬尾が速球で空振り三振。

7回表。
立教は5番・飯迫が左前安打。無死1塁。
6番・大東は四球。無死1、2塁。

慶應は関根智輝がここで降板。
見事な内容でしたね。
6回3分の0を9奪三振、被安打6&四死球1で投げ切った。
慶應は二番手投手に高橋佑樹を起用する。
高橋は川越東高出身の2年生。
174cm・80kgの左腕だ。
速球、シュートが126〜34キロ。
スライダーが114〜18キロ。

立教は代打・林田景太が遊ゴロ併殺。二死3塁。
8番・藤野は三ゴロで無得点。
高橋佑と藤野は川越東高時代のバッテリー対決。
慶應は高橋佑樹が見事な火消しを見せた。

7回裏。
慶應は3番・柳町が二ゴロ。
4番・岩見は遊直。
5番・郡司がライナーでレフト最前列に落とすソロ本塁打。
<慶應義塾大 6−0 立教大>
6番・清水は遊ゴロで攻撃終了。

8回表。
慶應は三番手投手に高橋亮吾を起用する。
高橋は慶應湘南藤沢高出身の2年生。
180cm・80kgの右上手投げだ。
球速は速球が136〜42キロ。
変化球はスライダーが121〜30キロ。
この速度帯でフォークに近い縦変化もあった。

立教は代打・田中健が中飛。
1番・寺山がスライダーで空振り三振。
2番・熊谷もスライダーで見逃し三振。

8回裏。
立教は四番手投手に宮崎晃亮を起用する。
宮は県立相模原高出身の2年生。
180cm・73kgの右上手投げだ。
球速は速球が134〜38キロ。
スライダー、チェンジが126〜31キロ。
「小さく動く半速球」を多投するタイプ。

慶應は7番・倉田が中前安打。無死1塁。
8番・照屋はバント成功。一死2塁。
9番・中村健人が二ゴロ。二死2塁。
1番・天野は四球。二死1、2塁。
代打・植田清太が二ゴロ。
林田景太がセンターに抜けようかという当たりを鮮やかに処理した。

9回裏。
立教は3番・松が二ゴロ。
4番・山根は右前安打。一死1塁。
5番・飯迫が左前安打。一死1、2塁。
代打・小松勇貴は左飛。二死1、2塁。
7番・林田がショート強襲のタイムリー安打。なお二死1、3塁。
<慶應義塾大 6−1 立教大>
林田は次打者の初球に二盗成功。二死2、3塁。
代打・石垣昭二は四球を選ぶ。二死満塁。
9番・小野大成が二ゴロで攻撃終了。

ここで試合終了。
慶應が1勝1敗1分けとして、決着は4回戦まで持ち越しとなった。
主戦級が余力を残して降板するいい勝ち方でしたね。

安打 210 200 103 9 四 失
立教┃000|000|001┃1 2 0
慶應┃000|500|10×┃6 3 0
安打 020 520 11  11

慶應:○関根、高橋佑、高橋亮
立教:●田中誠、中村、比屋根、宮崎

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 15:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)大学野球 

2017年04月15日

プレミアE 浦和×FC東京

高円宮杯U-18プレミアリーグイーストは第2週。
なかなか行ける日がないけれど、予定の隙間を見つけて足を運びます。
今日は駒場スタジアムのカードが10時キックオフ。
ぎりぎりで野津田の町田×横浜FCと掛け持ちできる。
カード的にも文句なしだから見に行った。
浦和は開幕戦で昨年度王者・青森山田を逆転で下している。
FC東京は清水ユースに敗れた。
なお今週の東京は久保建英を含めた6名がJ3に参加。
長居で行われたC大阪U-23戦にはU-18から4名が先発していた。
つまりこちらは主力が抜けている。

浦和レッドダイヤモンズユース
GK 18 西尾 優輝  00.06.23 178/70 浦和レッドダイヤモンズJY
DF 15 北村 龍馬  00.05.01 175/68 浦和レッドダイヤモンズJY
    5 関 大夢   99.11.25 181/80 坂戸ディプロマッツ
    4 橋岡 大樹  99.05.17 183/75 浦和レッドダイヤモンズJY
    6 荻原 拓也  99.11.23 175/68 浦和レッドダイヤモンズJY
MF 13 白土 大貴  00.08.21 163/60 浦和レッドダイヤモンズJY
    3 大西 翔也  99.10.07 174/68 浦和レッドダイヤモンズJY
    7 弓削 翼   00.02.05 175/69 浦和レッドダイヤモンズJY
   10 シマブク・カズヨシ
           99.07.29 165/63 浦和レッドダイヤモンズJY
FW 19 甲斐 崇史  99.08.25 187/77 東急SレイエスFC
   20 長倉 幹樹  99.10.07 175/68 浦和レッドダイヤモンズJY

−−−−長倉−−−−甲斐−−−−
−シマブク−−−−−−−弓削−−
−−−−−大西−−白土−−−−−
−荻原−−橋岡−−-関-−−北村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−西尾−−−−−−−

■リザーブ:
GK 25 石井 僚   00.07.11 189/81 上州FC高崎
DF 27 林 海斗   00.10.05 166/62 浦和レッドダイヤモンズJY
MF  8 立川 将吾  99.04.23 168/64 浦和レッドダイヤモンズJY
MF 14 井澤 春輝  99.06.14 178/69 ソレッソ熊本(JFAアカデミー熊本宇城)
MF 43 與那覇 航和 01.05.08 169/59 那覇市立小禄中
FW  9 樋口 颯太  99.09.30 172/66 浦和レッドダイヤモンズJY
FW 16 二見 健太  00.06.09 172/69 浦和レッドダイヤモンズJY

FC東京U-18
GK 16 高瀬 和楠  99.08.06 182/77 FC東京U-15深川
DF 29 高橋 亮   00.07.11 177/70 FC東京U-15深川
    3 篠原 新汰  99.05.02 182/71 FC東京U-15深川
    4 長谷川 光基 99.04.27 178/69 FC東京U-15深川
   24 草住 晃之介 00.07.12 176/67 FC東京U-15深川
MF 18 品田 愛斗  99.09.19 180/66 FC東京U-15深川
    8 小林 真鷹  99.07.13 174/64 FC東京U-15むさし
   11 横山 塁   99.09.30 179/63 FC東京U-15深川
   19 芳賀 日陽  00.07.30 168/56 FC東京U-15深川
FW 13 吉田 和拓  99.04.29 176/71 FC東京U-15深川
   22 今村 涼一  00.05.08 180/62 FC東京U-15むさし

−−−−今村−−−−吉田−−−−
−−芳賀−−−−−−−−横山−−
−−−−−小林−−品田−−−−−
−草住−-長谷川-−篠原−−高橋−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高瀬−−−−−−−

■リザーブ:
GK 30 高橋 優仁  01.05.15 173/70 FC東京U-15深川
DF 25 鈴木 智也  00.08.19 172/67 FC東京U-15むさし
MF  7 杉山 伶央  00.03.04 165/53 FC東京U-15むさし
MF  9 吹野 竜司  99.05.02 169/61 FC東京U-15深川
MF 12 金 誠敏   01.05.23 176/62 西東京朝鮮第一初中級学校
MF 20 中谷 太地  00.09.02 178/58 FC東京U-15むさし
MF 26 天野 悠貴  00.04.17 165/63 FC東京U-15むさし


駒場はかなり風が強かった。
前半はFC東京が風上。ただ少し「巻いて」いたかもしれない。

15分、浦和は荻原拓也が左大外から強烈な左足で折り返す。
弓削翼はゴール右から右足ボレーを合わせた。
角度の無い位置から、ゴールライン上のぎりぎりに落ちる。
甲斐崇史が詰めて押し込んだけれどこれはオフサイド。

荻原拓也は去年も印象的だったレフトバック。
左足の一振りは本当に強烈で、プロでもあまり見ないレベル。
最近見たパクヒョンジン、田所諒あたりよりいい。
精度もあるけれど、とにかくキックが強くて飛距離も出る。
古賀誠史を思い出すような左足の持ち主だ。
彼のクロス、ロングシュートが浦和にとっては大きな攻め手になっていた。

18分、東京は横山塁が右大外から約40mのロングシュート。
前に出ていたGKの頭上を突くいい狙いだったものの枠上。

26分、東京は今村涼一がDFのパスミスを奪ってカウンター。
今村はエリアぎりぎりから右足ミドルを狙う。
GK西尾優輝が触り、そのままポストに弾かれた。

流れとしては浦和がやや優勢な展開。
左右からのクロス、セットプレーで「中程度のチャンス」がいくつかあった。
この試合で一番の「タレント」はやはり橋岡大樹。
1対1はこのレベルだと当然優勢だし、3年生になってリーダーシップも発揮していた。
ワンテンポ早く縦に付ける高質なフィードもある。
浦和はもう一人のCB関大夢も対人が極めて強力。
前半はエリアを崩されるという場面が皆無に近かった。

44分、浦和は前線にロングボールが入る。
FC東京のセンターバックがGKに返したヘッドは弱い。
長倉幹樹が前に踏み込んでボールを奪い、1対1からシュート。
GK高瀬和楠は良く止めたものの、こぼれ球を弓削翼が流し込んだ。
<浦和レッドダイヤモンズユース 1−0 FC東京U-18>

浦和が勝ち越して前半45分を折り返す。
試合は後半。

54分、FC東京は今村涼一→杉山伶央。
58分、浦和は甲斐崇史→井澤春輝。
いずれも「そのまま」の位置に入った。

64分、東京は草住晃之介が左サイドから右足で折り返す。
横山塁がゴール前からヘッドで後ろに落とす。
杉山伶央がゴール右隅を突くコントロールショットを放ったものの枠外、

66分、東京は芳賀日陽が左サイドから仕掛ける。
芳賀はゴールライン沿いでDFと入れ替わってゴールすぐ左までえぐる。
芳賀が右足で放ったシュートはコースが狭くGKにストップされた。

浦和ペースで試合は展開しているように見ていた。
ただこの時間帯から不思議と潮目が変わった。
戦術的、人材的な変化というよりも、
球際、一歩でFC東京がちょっとずつ上回り始めていたのかな。
セカンドボールの確保で上回れば、自然と攻めのリズムは生まれる。

69分、FC東京は中盤やや右寄りのFKを草住晃之介が右足で合わせる。
横山塁がDFラインの裏に上手く抜けて、ヘッドを押し込んだ。
<FC東京U-18 1−1 浦和レッドダイヤモンズユース>

71分、浦和は白土大貴→樋口颯太。
72分、FC東京は横山塁→吹野竜司。
布陣がこう↓
−−−−吹野−−−−吉田−−−−
−−芳賀−−−−−−−−杉山−−
−−−−−小林−−品田−−−−−
−草住−-長谷川-−篠原−−高橋−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−高瀬−−−−−−−


76分、浦和は荻野拓也に警告。

77分、浦和のカウンター。
井澤春輝が相手のクリアを奪って右サイドに運ぶ。
樋口颯太がフォローして左足で鋭く折り返す。
これはDFに当たって浦和のCKとなった。

89分、FC東京は長谷川光基に警告。
90分、浦和は荻原拓也→林海斗。
浦和の最終布陣がこう↓
−−−−井澤−−−−長倉−−−−
−シマブク−−−−−−−樋口−−
−−−−−大西−−弓削−−−−−
−林−−-橋岡−−−関-−−北村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−西尾−−−−−−−


荻野拓也は後半にあまり攻め上がって来れなかった。
決して走力のないタイプではない。
ただ後半の浦和は押し込まれるて、
人を掛けて崩して大外のスペースを空ける形をほとんど作れなかった。
それが前半のように彼を活かせなかった理由かな?と思う。

アディショナルタイムの提示は3分。

91分、東京は小林真鷹が左サイドから右足で折り返す。
ボールはファーに抜けて、杉山伶央が完全にフリーだった。
杉山のヘッドはふわっとGKの上を抜けてそのままゴールイン!
<FC東京U-18 2−1 浦和レッドダイヤモンズユース>

杉山伶央は165cm・53kgの小兵。
坊主頭でひとりだけ小学生が入っているような雰囲気だ。
ただ身体の直下に置くキープ、相手の逆を取るボールコントロールは見事。
ドリブラーとしての魅力はよく分かった。
もっともヘディングで決めるとは思っていませんでしたが(笑)

試合は1−0のままタイムアップ。
FC東京が劇的な逆転勝ちを飾っている。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(U18) 

2017年04月10日

岐阜学生 中京学院×朝日 1回戦

本日は東海地区大学野球の岐阜リーグを見に来ました。
この連盟は「1部」「2部」というヒエラルキー構造が無い。
静岡、岐阜、三重の「横並び」になっている。
まず各県のリーグを戦い、3県の王者がプレーオフを戦う仕組みだ。
ただ各県の密度がそれなりに高いこともこの地区の特徴。
特に岐阜は注目に値する「スーパー県リーグ」だったりする。
昨秋の岐阜王者は中部学院大だった。
加えて昨秋2位・中京学院大は春の東海&全国王者。
他のチームにもいい選手がいるらしい。
そんな連盟を生で見る千載一遇のチャンスだった。

しかし中部学院と中京学院の紛らわしさは如何ともしがたい。
中部学院が関市、中京学院は中津川市にある。
中部学院からは野間峻祥、床田寛樹(いずれも広島)がプロに進んでいる。
中京学院OBに菊池涼介(巨人)、吉川尚輝(巨人)がいる。
なお岐阜聖徳学園大からも高橋朋己(西武)が出ている。

第2試合は「16年度大学日本一」の中京学院大が登場。
朝日大は西武ファン的に山田潤の記憶がある。
93年のドラフト会議で2位指名を受け、
高校生だった自分は「朝日大って何だ?」と驚いた。

朝日大学
1番 指 高橋智也  4年 右左 163/62 津商業
2番 二 野上皓平  4年 右右 172/68 鞍手
3番 遊 中川奨孔  4年 右右 175/69 岐阜第一
4番 右 名嘉昇司  4年 左左 181/82 沖縄尚学
5番 左 成澤祐亮  3年 右右 170/82 駿河総合
6番 三 里見柊斗  2年 右右 177/78 愛知啓成
7番 一 大嶋和人  3年 右右 172/70 近江
8番 中 川崎公一郎 4年 右右 163/63 輪島
9番 捕 津坂純   4年 右右 167/70 近江
   投 畑中希龍  4年 左左 173/69 星稜

中京学院大学
1番 中 坂之下仁哉 3年 右左 165/65 鵬翔
2番 左 藤岡幹太  3年 右右 165/68 花巻東
3番 遊 南亮介   4年 右左 174/68 中京
4番 三 石坂友貴  4年 右右 180/75 中京
5番 捕 内藤大貴  3年 右左 173/75 大垣日大
6番 右 影山和也  4年 右左 173/73 昭和第一
7番 一 下平勇郁多 3年 右右 178/70 創造学園
8番 二 池田大希  4年 右左 179/72 関根学園
9番 指 小林大輝  3年 右左 165/62 平塚学園
   投 長島彰   2年 右左 178/76 中部大第一


1回表。先攻は朝日大。
1番・高橋がライトフェンス直撃の三塁打。無死3塁。
2番・野上は一飛。一死3塁。
3番・中川は外角スライダーで空振り三振。二死3塁。
4番・名嘉が死球。二死1、3塁。
5番・成澤は速球で空振り三振で無得点。
朝日大は初回のチャンスをモノにできない。

中京学院の先発は長島彰。右サイドハンドの技巧派である。
手足が長くて佇まいがいい。それでいてパワフルな感じもある。
始動は上手投げのようだが、途中から身体を傾けて腕を強く振る。
テイクバックが小さくて「いきなり出てくる」フォームがいいと思った。
開きが小さくて、溜めをしっかり作って、
リリースの瞬間だけ上手く力を込めることのできるタイプだ。

今日の球速は速球が126〜33キロ。
スピードガンを見ると遅いけれど、体感はすごく速い。
打者を差し込むという意味では140キロ級、プラス10キロ以上の球威があった。
単純に角度的に右のサイドは遅く出るガンの設定だったのかもしれない。
素直に速かったです。畑中希龍よりは速かった。
変化球はチェンジ、ツーシーム117〜25キロ。
スライダーが114〜21キロ。
パームのような縦変化が105〜13キロ。
もしかしたら「カーブ」「大きなスライダー」だったかも知れない。
他にスローカーブが90キロ強。
スペック的にプロって感じではないけれど、個人的に推したい。

1回裏。後攻は中部学院大。
1番・坂之下は左飛。
2番・藤岡が左直。
成澤祐亮が左中間の当たりを好捕した。
3番・南は四球を選ぶ。二死1塁。
4番・石坂は捕邪飛で3アウト。
打球の高さにパワーを感じた。

朝日大の先発は畑中希龍。左の本格派である。
開きの小さい、ボールも隠せる実戦的なフォームの持ち主。
球威がそれなりにあって、制球力や変化球の切れもある。
いい意味でまとまっているし、やはり左腕は貴重だ。
こちらもプロ好みのするタイプではないけれど、社会人から引きはあるだろう。
今日の球速は速球系が129〜37キロ。
スライダー、チェンジが114〜23キロ。
他にカーブが100キロ台。

2回表。
朝日は6番・里見が投ゴロ。
7番・大嶋は外角速球で空振り三振。
8番・川崎が一ゴロで三者凡退。

2回裏。
中京学院は5番・内藤が左飛。
6番・影山は一ゴロ。
7番・下平が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

3回表。
朝日は9番・津坂が右飛。
1番・高橋は四球。一死1塁。
2番・野上が三邪飛。二死1塁。
3番・中川は一ゴロで3アウト。

3回裏。
中京学院は8番・池田が二ゴロ失策で出塁。無死1塁。
9番・小林はバント成功。一死2塁。
1番・坂之下が強烈な投ゴロ。
二塁走者が飛び出して挟殺される。二死1塁。
2番・藤岡は速球で空振り三振。

4回表。
朝日は4番・名嘉が投ゴロ。
5番・成澤は右飛。
6番・里見も右飛で三者凡退。

4回裏。
中京学院は3番・南がストレートの四球。無死1塁。
4番・石坂はバントで送る。一死2塁。
5番・内藤が左邪飛。二死2塁。
6番・影山は一ゴロで無得点。

5回表。
朝日は7番・大嶋がスライダーで見逃し三振。
8番・川崎は外角速球で空振り三振。
9番・津坂が三塁線を破る二塁打。二死2塁。
1番・高橋は四球。二死1、2塁。
2番・野上が二ゴロで無得点。

5回裏。
中京学院は7番・下平が137キロの速球で空振り三振。
8番・池田も空振り三振。速球3つで3スイングを奪った。
9番・小林は四球。二死1塁。
小林は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
しかし1番・坂之下が外角速球で見逃し三振。3アウト。
畑中希龍は5回を終えて被安打ゼロ。

6回表。
朝日は3番・中川が右飛。
4番・名嘉は死球。一死1塁。
5番・成澤はスライダーで空振り三振。
名嘉の二盗も失敗して三振ゲッツー。3アウト。

6回裏。
中京学院は2番・藤岡が右中間を破る二塁打。無死2塁。
ようやく初安打が出た。
3番・南がバントで送る。一死3塁。
4番・石坂は四球。一死1、3塁。
5番・内藤がレフト線を破るタイムリー二塁打。一死2、3塁。
<中京学院大 1−0 朝日大>
結果的には中継の乱れもあったし、一塁走者も本塁を狙えば間に合った。
「ここで一塁走者が走っておけば」というのが後になって…。
6番・影山は左飛。二死2、3塁。
7番・下平がスライダーで見逃し三振。攻撃終了。

7回表。
朝日は6番・里見が左飛。
7番・大嶋は外角速球で空振り三振。
8番・川崎が中直で三者凡退。

7回裏。
中京学院は8番・池田が左飛。
9番・小林は外角速球で空振り三振。
1番・坂之下が遊ゴロで三者凡退。

8回表。
朝日は9番・津坂が横スラで空振り三振。
1番・高橋は一飛。
2番・野上が左前安打。二死1塁。
3番・中川は四球。二死1、2塁。
3−2から際どいハーフスイングだったものの判定はセーフだった。
4番・名嘉が右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<朝日大 1−1 中京学院大>
代打・比嘉勇希はストレートの四球。二死満塁。
6番・里見が右飛で攻撃終了。

8回裏。
中京学院は2番・藤岡が遊飛。
3番・南は四球。一死1塁。
4番・石坂がエンドランから遊ゴロ。二封のみで二死1塁。
5番・内藤が二ゴロで3アウト。

9回表。
朝日は7番・大嶋が遊ゴロ。
8番・川崎は四球。一死1塁。
9番・津坂が二ゴロで二封のみ。二死1塁。
1番・高橋は中前安打。二死1、2塁。
代打・岩越貴大がボテボテの投前安打。二死満塁。
おそらく取らなければファウルになっていた当たり…。
3番・中川の打球は快音を残してレフト線。
これは「行った!」という当たりを藤岡幹太が好捕した。
確か8回の守備からレフトに移っていました。

9回裏。
中京学院は代打・北村龍樹が速球で空振り三振。
7番・下平が中飛。
8番・池田は投ゴロで三者凡退。

10回表。
朝日は4番・名嘉が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
ファウルで粘って3−2から出塁した。
5番・酒井はバント成功。一死3塁。
6番・里見が二ゴロ。二死1塁。
前進守備の二塁が本塁をしっかり刺した。
7番・大嶋は内角速球で見逃し三振。
朝日は絶好のチャンスを迎えたが無得点。

10回裏。
中京学院は9番・小林が外角速球で空振り三振。
1番・坂之下は一ゴロ。
2番・藤岡が外角速球で空振り三振。三者凡退。

11回表。
朝日は8番・川崎が三ゴロ失策で活きる。無死2塁。
際どい当たりだったので「ヒット&エラー」でも良かった。
9番・津坂がバント成功。一死3塁。
1番・高橋は四球。一死1、3塁。
2番・田中がセーフティスクイズ。
真っ正直に投前へ転がして三塁走者は三本間に挟まれる。
最低限の時間稼ぎはして二死2、3塁。
3番・中川は左中間最深部に大飛球を飛ばす。
しかしこれも藤岡幹太がよく走ってぎりぎりで抑えた。左飛で無得点。
朝日は2イニング連続の「一死3塁」を活かせず。

11回裏。
中京学院は3番・南が三ゴロ。
4番・石坂は右前安打。一死1塁。
5番・内藤が死球。一死1、2塁。
代打・大向繁利は中直。二死1、2塁。
6番・下平が投ゴロで3アウト。

「3時間を超えたら新しいイニングに入らない」
というルールがあるようで、ここで試合終了。
サッカー風に言うとお互い「決定力」を欠いて、1−1で決着がつかなかった。
特に朝日大は勝てる、勝つべき試合でしたね。
ただ両投手の投球はやはり見事。
長島彰は9奪三振、畑中希龍は10奪三振を挙げている。
この試合は外野守備も光ったし、レベルの高さは2試合を通して強く感じました。

安打   100 010 022 10 7 四 失
朝日  ┃000|000|010|00┃1 8 1
中京学院┃000|001|000|00┃1 6 1
安打   000 002 000 01 3

中京学院:長島彰
朝日:畑中


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岐阜学生 中部学院×岐阜聖徳 1回戦

雨のふる日は心もぬれる。雨がやんで心は生乾き。
そんな朝に流れ流れて岐阜へやって参りました。
週末は関西でサッカーとバスケを取材していた。
そのまま町田に真っ直ぐ帰っても良かったのだけど、
東海地方の大学野球が気になっていまして…。
7日(金)に寄っていくつもりだった岐阜リーグの第2週1回戦が、
雨による順延で10日(月)に移っていた。
10日用の青春18を残して、ホテルを抑え、岐阜に寄っていくことにした。

東海地区大学野球連盟は他の連盟とは方式が違う。
東都は「1部」「2部」と縦割り。
でも東海地区は静岡、岐阜、三重の「横並び」になっている。
それぞれの県でリーグ戦を戦い、3県の王者がプレーオフを戦う。
(※愛知県は単独でリーグを持っていてこれもレベルが高い)
じゃあ県リーグの密度が低いのかというと決してそうじゃない。
三重からは楽天の則本昂大が出た。
昨年は岐阜の中京学院大が全国王者になった。
秋にも吉川尚輝(中京学院)、床田寛樹(中部学院)がプロに進んだ。
他のチームにもいい選手がいるらしい。
そんな連盟を生で見る千載一遇のチャンスだった。

会場が長良川球場というのもポイントだった。
プロの試合もやるような岐阜のナンバーワン球場。
岐阜駅からバスが出ていて、屋根やスピードガンもある。
2試合、3試合でも快適に見られるだろう。
かくして昨晩は名古屋に泊まり、8時前の東海道線に乗りました。
第1試合は岐阜聖徳と中部学院の対戦である。

岐阜聖徳学園大学
1番 左 駒瀬友哉  3年 両左 178/68 県岐阜商
2番 遊 柴山貴斗  3年 右左 175/68 東邦
3番 一 宮路唯斗  4年 右左 174/80 誉
4番 指 大橋飛翔  3年 右右 172/74 大垣日大
5番 三 高橋駿   2年 右右 180/81 静岡西
6番 捕 村瀬諒祐  4年 右左 169/74 麗澤瑞浪
7番 右 中野竜貴  2年 右右 172/78 美濃加茂
8番 二 井上圭   2年 右右 170/60 東邦
9番 中 花岡竜   2年 右右 170/60 小諸商業
   投 西脇達也  2年 右右 180/68 岐阜総合

中部学院大学
1番 遊 稲垣誠也  4年 右左 165/65 明豊
2番 二 池松泰志  1年 右左 172/68 開新
3番 中 内海大寿  4年 右右 180/83 徳島商
4番 一 大西一馬  4年 右左 188/88 尽誠学園
5番 指 高見良太  3年 右左 176/81 岡山東商業
6番 右 武藤健司  2年 左左 174/72 愛工大名電
7番 三 結城宝   2年 右左 172/63 滝川二
8番 左 関盛仁   4年 左左 170/71 金沢
9番 捕 高坏翼   3年 右右 170/75 花咲徳栄
   投 西居建陽  4年 左左 182/74 県和歌山商


1回表。先攻は岐阜聖徳学園大。
1番・駒瀬が遊ゴロ。
2番・柴山は二ゴロ。
3番・宮路が四球。二死1塁。
4番・大橋は左前安打。二死1、3塁。
5番・高橋駿が内角140キロで見逃し三振。

中部学院の先発は西居建陽。
左スリークォーターの本格派である。
腕の振りはややアーム式だけど、それも奏功して横の角度が魅力。
内角、外角とコースを突いて打ち取っていくスタイルだ。
決して精密な制球力を持つタイプではないけれど、明らかに度胸がある。
球筋が全く浮かないし、「大ケガ」はしないタイプかな。
今日の球速は速球が129〜41キロ。
常時で137〜40くらい出ていた。
変化球はスライダーが119〜27キロ。
右打者の内外角をスライダーで突く組み立てがユニークだ。
チェンジが122〜27キロ。
カーブが107,8キロ。

1回裏。後攻は中部学院大。
1番・稲垣が四球。無死1塁。
稲垣は次打者の初球に二盗成功。無死2塁。
2番・池松はバント成功。一死3塁。
3番・内海が中犠飛。二死無走者。
<中部学院大 1−0 岐阜聖徳学園大>
4番・大西は二ゴロで攻撃終了。

岐阜聖徳の先発は西脇達也。右上手の技巧派である。
細身だけどしなやかでバランスがいい。
若い頃の西口文也みたいなタイプだ。
東京国際大からJX−ENEOSに進んだ尾田佳寛の1年時とよく似ている。
今日の球速は速球系が125〜37キロ。
フォーシームに限れば常時で130キロ台中盤。
この速度帯でツーシーム、チェンジ系もあった。
変化球はカット、スライダーが121〜33キロ。
この速度帯で捕球音が重く「フォークかな?」というボールもあった。
カーブが106〜13キロ。
カーブもスライダーのような鋭い変化をする。
立ち上がりはこれを多投していた。
切れは素晴らしいけれど、リリースが一定しない。
だからすっぽ抜けるボールがちょいちょいあった。
とはいえ今後3年の鍛え方次第では「上」もあり得る素材。

2回表。
岐阜聖徳は6番・村瀬が一邪飛。
7番・中野は速球で見逃し三振。
8番・井上圭が左前安打。二死1塁。
井上圭は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
9番・花岡は四球を選ぶ。
井上が最後のボールでバッテリーの隙を突いて三盗成功。二死1、3塁。
1番・駒瀬は死球。二死満塁。
2番・柴山がスライダーで空振り三振。3アウト。

2回裏。
中部学院は5番・高見が左飛。
6番・武藤は遊ゴロ。
7番・結城も遊ゴロ。
いずれも柴山貴斗の打球処理が素晴らしかった。

3回表。
岐阜聖徳は3番・宮路が三ゴロ。
4番・大橋は内角スライダーで空振り三振。
5番・高橋駿が三ゴロで三者凡退。

3回裏。
中部学院は8番・関盛が右飛。
9番・高坏はチェンジで空振り三振。
1番・稲垣が二ゴロで三者凡退。

4回表。
岐阜聖徳は6番・村瀬が外角速球で見逃し三振。
7番・中野はチェンジで空振り三振。
8番・井上が中飛で三者凡退。

4回裏。
中部学院は2番・池松がスライダーで空振り三振。
3番・内海は右飛。
4番・大西が中前安打。二死1塁。
バットを折ながらパワーで運びましたね。
5番・高見はライトフェンス直撃のタイムリー三塁打。二死3塁。
<中部学院大 2−0 岐阜聖徳学園大>
6番・武藤が四球。二死1、3塁。
7番・結城は遊飛で攻撃終了。

5回表。
岐阜聖徳は9番・花岡が一ゴロ。
1番・駒瀬は外角速球で見逃し三振。
2番・柴山が一ゴロで三者凡退。

5回裏。
中部学院は8番・関盛が遊ゴロ。
9番・高坏は横スラで空振り三振。
1番・稲垣が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

6回表。
岐阜聖徳は3番・宮路が外角速球で見逃し三振。
4番・大橋は右飛。
5番・高橋駿が二ゴロ。

6回裏。
中部学院は2番・池松が中直。
3番・内海は左飛。
5番・大西が四球。二死1塁。

岐阜聖徳はここで西脇達也が降板。
二番手投手に瀧瀬功大を起用する。
瀧瀬は岐阜聖徳学園高出身の3年生。
172cm・70kgの左スリークォーターだ。
テイクバックで頭の後ろに腕を引き球を隠す変則フォーム。
球速は速球が123〜25キロ。
スライダーが110キロ台中盤。
カーブが99〜104キロ。

中部学院は5番・高見が中前安打。二死1、2塁。
6番・武藤は遊飛で無得点。

7回表。
岐阜聖徳は6番・村瀬が中飛。
7番・中野は遊ゴロ。
8番・井上圭が三ゴロ。

7回裏。
中部学院は代打・中山将太が左前安打。無死1塁。
8番・関盛はバント成功。一死2塁。

岐阜聖徳はここで瀧瀬功大が降板。
二番手投手に三品翔を起用する。
三品は岐阜総合高出身の3年生。
「さんぴん」でなく「みしな」と読みます。
170cm・64kgの右上手投げだ。
球速は速球が130〜33キロ
変化球はスライダーが111〜18キロ。

中部学院は代打・吉富大輝が右中間を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<中部学院大 3−0 岐阜聖徳学園大>
軽く降ったのに右中間を深々と破った。
ただ普通の打者なら三塁打の当たりでした。
何しろ吉富は181cm・134kgの右打者。
これより体重が重い野球選手を他に知らない(笑)
1番・稲垣は死球。一死1、2塁。
足の甲付近に死球を受け、仲間に背負われてベンチに退く。
2番・池松が左前安打。一死満塁。
3番・内海は左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<中部学院大 5−0 岐阜聖徳学園大>

岐阜聖徳は三品翔が降板。
四番手投手に千手翔太を起用する。
千手は東邦高出身の1年生。
178cm・80kgの右サイドハンドだ。
球速は速球系が127〜31キロ。
シンカーが116〜19キロ。

中部学院は4番・大西が四球。一死満塁。
5番・高見が二塁後方のポテンタイムリー安打。一死満塁。
<中部学院大 6−0 岐阜聖徳学園大>

岐阜聖徳は千手翔太が降板。
五番手投手に田中健二朗を起用する。
「あと1点でコールド」という状況なので、
岐阜聖徳はがむしゃらに投手をつぎ込んでいた。
田中は中京大中京高出身の4年生。
185cm・83kgの右スリークォーターだ。
球速は速球系が127,8キロ。

中部学院は4番・大西が左前タイムリー安打。
<中部学院大 7−0 岐阜聖徳学園大>
三塁ラインナーが生還して7点差。
コールドゲームで中部学院が勝利している。

岐阜聖徳は西脇達也が好投を見せたが、
二番手以降は中部学院の打線に簡単に打たれてしまった。

中部学院は西居建陽が被安打2、奪三振8の完封勝利。
最初は技巧派かな?と思って見ていたけれど、要所では力で押す投球もできる。
立ち上がりはやや不安定だったけれど、その後は万全だった。
こちらは9回を考えた「ちょうどいいペース」で投げていた。
柳川優太、床田寛樹と遜色のない左腕ですね。
あと中部学院は内野守備もみんな上手かった!
やはりよく鍛えられているチームだなと思いました。

安打   110 000 0 2 四 失
岐阜聖徳┃000|000|0┃0 2 0
中部学院┃100|100|5X┃7 5 0
安打   000 201 6 9

中部学院:○西居
岐阜聖徳:●西脇、瀧瀬、三品、千手、田中


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2017年04月09日

プレミアW 神戸弘陵×東福岡

高円宮杯U-18プレミアリーグは東西とも8日に開幕していた。
イーストは味スタ周辺、ウエストは長居で集中開催になっている。
ウエストは土曜3試合、日曜2試合の開催。
日曜の第1試合が神戸弘陵と東福岡の対戦である。
昨季の成績は神戸弘陵が7位で、東福岡は3位。
なお東福岡はCB阿部航大が高校選抜の欧州遠征で不在だ。

なお第2試合は広島×阪南大高は見ずに移動します。
舞洲アリーナでBリーグの取材をするもので…。
とはいえプレミアウエストを8チームも見られて楽しかった。

神戸弘陵高校
GK  1 中村 龍音  00.12.01 182/73 CALDIO FC
DF  4 西山 克人  99.06.20 168/62 FC AZALEA三田U15
    2 田中 滉大  99.07.13 178/64 エベイユFC神戸
    5 綿田 龍二  99.09.28 171/58 相生市立双葉中
   15 権 勝星   99.10.25 179/68 ヴィッセル神戸U-15
MF  7 高野 裕維  00.08.04 172/59 FCディアモ
   24 中浜 悠斗  00.05.12 173/70 神戸FC・JY
    8 上月 翔聖  00.02.01 169/59 イルソーレ小野FC
   10 竹村 史明  99.07.23 172/63 FCフレスカ神戸
FW 13 渡邉 一也  99.04.23 173/65 ヴィッセル神戸U-15
   11 住田 翔   99.08.22 172/62 但馬SCリベルテ

−−−−住田−−−−渡邉−−−−
−−竹村−−−−−−−−上月−−
−−−−−中浜−−高野−−−−−
−権−−-綿田-−−田中−−西山−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−

■リザーブ:
GK 12 野村 昌平  00.05.13 173/70 ラドソン滋賀U-15
DF  3 豊田 大陽  00.12.22 176/74 ヴィッセル神戸伊丹U-15
DF 16 今井 涼太  00.01.24 164/58 エベイユFC神戸
MF  6 山岡 柊威  00.03.31 167/59 横浜ポラリスFC
FW  9 小西 力生  99.11.08 173/56 サルパFC
FW 14 立岩 玄輝  99.05.29 172/60 センアーノ神戸JY
FW 18 松浦 歩夢  99.08.18 179/72 イルソーレ小野FC

東福岡高校
GK  1 緒方 翔平  00.01.15 189/87 スマイス・セレソン
DF 13 江村 凛太郎 99.12.26 170/69 サガン鳥栖U-18
    2 中村 駿   99.05.05 179/67 大分トリニータU-15
   15 西田 翔央  00.12.01 185/76 ひびきサッカースクールU-15
    3 長尾 宏清  99.11.30 174/65 神戸FC・JY
MF  8 青木 真生都 99.04.30 164/60 サガン鳥栖U-15唐津
   11 木橋 朋暉  99.08.15 177/67 FCグローバル
    6 田村 和玖人 99.06.16 169/70 センアーノ神戸JY
   10 福田 湧矢  99.04.04 176/68 小倉南FC・JY
   17 井本 寛次  00.07.21 167/68 サガン鳥栖U-15唐津
FW  9 守田 怜司  99.04.08 173/70 FC NEO JUNIOR YOUTH

−−−−−−−守田−−−−−−−
−-木橋−-福田−−田村-−井本-−
−−−−−−−青木−−−−−−−
−長尾−−西田−−中村−−江村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−

■リザーブ:
GK 25 木村 幹   99.05.10 182/76 FC.Livent
DF 24 中村 拓海  01.03.16 176/66 大分トリニータU-15
DF 27 井 涼輔  00.09.26 183/75 福岡BUDDY FC U-15
MF  7 沖野 直哉  99.04.13 163/60 キックスFC U-15
MF 12 崎元 巧己  99.04.20 179/72 FC・LAPASION U-15
MF 16 中村 拓也  00.09.24 174/64 UKI-C.FC
MF 23 知花 康士朗 01.03.31 169/63 アビスパ福岡U-15
FW 19 岩本 優輝  99.06.04 180/77 キックスFC U-15
FW 20 大森 真吾  01.02.09 182/72 小倉南FCジュニアユース


東福岡の布陣はいつもの[4−1−4−1]だ。
今日は木橋朋暉、井本寛次の両翼がいずれも左利き。
右サイドのレフティー起用はピッチの「幅」が狭くなる。
一方で中に切れ込んでフィニッシュに絡みやすい。
木橋朋暉の能力があるから、併用したのだろう。
キャプテンの福田湧矢は1年次に左ウイングで起用されていた。
ただし中に移るのはある意味で「昇格」と言える。
1トップの守田怜司はスペースを作る、簡単に叩いて周りを活かす狙いが多い。
このシステムの主役は2列目、特にインサイドである。

ただ立ち上がりは神戸弘陵が流れを取った。
[4−4−2]でしっかり組織を作り、切り替えやセカンドの争奪で上回っていた。
攻撃で目立っていたのが竹村史明。
スペースの「発見」が誰よりも早くて、
いい動き出しからカウンターの起点になっていた。

11分、神戸弘陵はセットプレーからの二次攻撃。
権勝星は左サイドから左足で折り返す。
田中滉大が少し引いた位置からフリーでヘッドを合わせる。
決定的だったけれどバーに弾かれた。

16分、東福岡は木橋朋暉がエリア右から左足でシュート。
低く強いシュートはGK中村龍音にブロックされる。
「詰めれば1点」の場面だったが先にクリアされた。

22分、東福岡は木橋朋暉が右サイドから左足のライナーで折り返す。
福田湧矢が後方からエリア内に上手く飛び出して胸トラップ。
そのままGKとの1対1をしっかり流し込んだ。
<東福岡高 1−0 神戸弘陵高>

42分、東福岡は井本寛次が左中間から縦へ強引に切れ込む。
井本は右に落として、守田怜司がさらに仕掛ける。
このこぼれ球を井本が収めて右足シュート。
決定的だったものの枠の左へ逸れた。

東福岡が1点リードで前半45分を折り返す。
試合は後半。

56分、神戸弘陵は渡邉一也→小西力生。

62分、東福岡は右中間、残り25mの位置でFKを得る。
木橋朋暉が左足を振り切って、ゴール右上に突き刺した。
GKもおそらくノーチャンスの完璧な一閃。
<東福岡高 2−0 神戸弘陵高>

64分、神戸弘陵は中浜悠斗→山岡柊威。

70分、神戸弘陵は高野裕維が右サイドからアーリークロス。
鋭いライナー性の効くがファーサイドに届く。
竹村史明が1タッチで中に落とす。
住田翔は体制を崩しつつゴール正面から押し込んだ。
<東福岡高 2−1 神戸弘陵高>

72分、神戸弘陵は住田翔→立岩玄輝。
布陣がこうなる↓
−−−−立岩−−−−渡邉−−−−
−−竹村−−−−−−−−上月−−
−−−−−山岡−高野−−−−−
−権−−-綿田-−−田中−−西山−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中村−−−−−−−


74分、神戸弘陵は左サイドからのFKを高野裕維が右足で入れる。
田中滉大はファーからヘッドで中に折り返す。
これが東福岡DFの身体に当たってゴールイン。
<神戸弘陵高 2−2 東福岡高>

「試合が決まったな」と思った12分後の同点劇だった。
2−0は危険なスコアである…。

77分、東福岡は守田怜司→大森真吾。田村和玖人→中村拓也。
布陣がこうなった↓
−−−−−−−大森−−−−−−−
−-井本−-福田−−青木-−木橋-−
−−−−−−−中村−−−−−−−
−長尾−−西田−−中村−−江村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−


85分、東福岡は江村凛太郎の右スローインからチャンスメイク。
大森真吾がエリア右に抜け出して1対1からシュートを放つ。
これはGK中村龍音がナイスブロック。
大森真吾は大柄だし抜け出すスピードもあって大器でしたね。

86分、神戸弘陵は右サイドからのクリアが立岩玄輝の足元に収まる。
立岩は左足ループを放った際どかったが枠上。

88分、東福岡は江村凛太郎が右サイドからカットインをして左足ミドル。
良い振り、良い軌道だったもののバーに弾かれた。

90分、東福岡は井本寛次→中村拓海。
最終布陣がこうなった↓
−−−−−−−大森−−−−−−−
−-中村−-福田−−青木-−木橋-−
−−−−−−−中村−−−−−−−
−長尾−−西田−−中村−−江村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−緒方−−−−−−−


アディショナルタイム3分も得点は入らずタイムアップ。
神戸弘陵が粘り強く戦って、よく追いついた2−2の引き分け劇だった。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(U18) 

2017年04月08日

プレミアW G大阪×福岡

高円宮杯プレミアリーグU-18の開幕節は東西とも集中開催。
自分は普段なかなか見られない「西」を敢えて見に来た。
8日の第1試合、第2試合はキンチョウスタジアム開催だった。
ただ「1日2試合」という制限があるようで、
第3試合からは隣のヤンマースタジアム長居に会場が移る。
ガンバ大阪ユースとアビスパ福岡U-18の対戦だ。

ガンバはU-23がJ3に参戦している。
高校生年代の選手も大量に登録された。
制度的にはプロ契約も2種もユースに出場することは可能だ。
今週はJ3もないのでなおさら出場はできた。
ただ谷晃生、足立丈英、白井貫太、梅津克貴は登録にも入っていない。
この4名は「J3専念」ということなのだろう。
あと現高3はジュニアユースからほとんど昇格が出なかった世代。
ガンバには珍しく門真も含めた外部出身者がスタメンの過半を占める。

ガンバ大阪ユース
GK  1 桑原 瑠真  99.09.23 188/76 長野FC
DF  2 奥井 大貴  99.06.27 166/62 ガンバ大阪JY
    5 中島 大雅  99.08.01 179/71 ガンバ大阪門真JY
    4 岸田 悠佑  99.07.10 179/68 ディアブロッサ高田FC U-15
   24 吉木 大喜  00.06.07 168/59 柏田SC
MF 15 奥野 耕平  00.04.03 172/64 ガンバ大阪JY
    8 山下 諒   99.08.23 170/65 MIOびわこ滋賀U-15
   11 宮脇 和輝  99.12.31 172/65 長野FC
   14 芝本 蓮   99.07.22 173/62 ガンバ大阪JY
FW  9 松下 亮太  99.05.07 180/70 F.F.C.Selecao
   10 白井 陽斗  99.10.23 171/61 ガンバ大阪門真JY

−−−−白井−−−−松下−−−−
−−芝本−−−−−−−−宮脇−−
−−−−−山下−−奥野−−−−−
−吉本−−岸田−−中島−−奥井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−桑原−−−−−−−

■リザーブ:
GK 23 駒井 幸弘  01.05.24 181/77 千里丘FC
DF 30 河井 哲太  00.05.08 183/70 ガンバ大阪JY
DF  6 森永 耀晟  99.10.07 172/66 ガンバ大阪JY
MF  7 池田 匠吾  99.11.26 179/67 ゼッセル熊取FC
MF 17 山森 裕平  99.04.15 172/66 FC AVENIDASOL U15
MF 28 丹羽 匠   00.04.15 173/69 柏田SC
MF 38 中野 歩   01.08.31 168/58 ガンバ大阪JY

アビスパ福岡U-18
GK  1 暁 龍也   00.01.04 179/74 アビスパ福岡U-15
DF 19 坂口 翔太  00.08.03 165/59 アビスパ福岡U-15
    3 西 洸瑠   99.04.10 180/68 アビスパ福岡U-15
    4 西山 涼   99.08.22 187/69 アビスパ福岡U-15
    6 佐藤 光   99.11.19 171/68 カティオーラFC U-15
MF 17 下川 草太  00.06.06 169/63 筑後サザンFC Sulestrela
   10 佐藤 龍大  00.02.02 168/59 カティオーラFC U-15
    9 平田 怜   99.08.31 160/61 アビスパ福岡U-15
   15 桑原 海人  00.10.05 167/65 アビスパ福岡U-15
FW 14 北島 祐二  00.08.04 167/61 アビスパ福岡U-15
    7 甲斐 海夏人 99.06.04 184/70 西南FC U-15

−−−−甲斐−−−−北島−−−−
−−桑原−−−−−−−−平田−−
−−−−−佐藤−−下川−−−−−
−佐藤−−西山−−-西-−−坂口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-暁-−−−−−−−

■リザーブ:
GK 21 原田 圭吾  00.04.07 193/82 福岡市立多々良中
DF  2 田中 真輝  99.08.22 172/63 アビスパ福岡U-15
MF 18 小嶋 和典  00.04.27 179/65 アビスパ福岡U-15
FW 11 岸 仁哉   99.07.19 174/68 アビスパ福岡U-15
FW 20 庄司 一輝  00.12.28 159/57 アビスパ福岡U-15


13分、福岡は平田怜に警告。遅延行為。
セットプレー時にボールの近くからすぐ離れなかった。

14分、ガンバは左サイドから芝本蓮がFKを入れる。
まず松下亮太が中央でヘッドを擦らす。
奥野耕平がファーに抜けたボールをヘッドで押し込んだ。
しかしポジションがオフサイドだったため得点は認められない。

15分、ガンバは相手のゴールキックを宮脇和輝がヘッドで跳ね返す。
白井陽斗がセカンドを中央で上手く収めて相手をいなして左に開く。
芝本蓮が相手との間を上手くはかってカットイン。右足のミドルを流し込んだ。
<ガンバ大阪ユース 1−0 アビスパ福岡U-18>

ガンバはいい意味で型にはまっていないチーム。
少ないタッチでボールを動かしたかと思えば、
ドリブルで縦にクッと切れ込んでくる。
各選手が相手を見てプレーできて、裏をかくマインドも持っている。
一見するとゆっくり短くつないでいるだけのように見える。
ただ実際は食いつかせてスペースを作っているし、相手を見て間をはかっている。
そういうところは流石にガンバだな…と見ていて感心した。
一方で昨年でいう堂安律級の人材はいない。
持っていたけれど、リードを奪ったこともあって、あまり仕掛けていかない。
福岡が[4−4−2]できっちりセットするので、静かな展開になった。

39分、ガンバは奥野耕平がプレスをいなして右に叩く。
宮脇和輝も少し溜めて右に開き、松下亮太はエリア右からふわっと折り返す。
奥野耕平のヘッドはポストに弾かれた。

前半45分がガンバが1点リードして折り返しに。
福岡はボール扱いの柔らかい、上手いタイプが揃っている。
ただなかなかいい形でボールを持てず、前半のシュートは0本だった。

54分、福岡のショートカウンター。
北島祐二がDFに詰められながらスルーパスを通す。
甲斐海夏人がエリア右に抜け出してシュートを放つ。
決定的だったけれどGK桑原瑠真がブロックする。

57分、ガンバのショートカウンター。
狭いスペースで白井陽斗が相手を上手くいなして左に叩く。
宮脇和輝はエリア左にスルーパスを通す。
松下亮太がヒールで足裏を通す抜き技から左足シュート。
オフサイドだし枠外だったけれどいい形だった。

松下亮太は長身だけどエレガントなアタッカー。
プレスピードはそれほど無いけれど、上手さと感覚がある。

60分、ガンバは松下亮太→丹羽匠。
62分、福岡は甲斐海夏人→庄司一輝。
65分、ガンバは宮脇和輝→池田匠吾。
70分、福岡は佐藤光→田中真輝。
福岡の布陣がこう↓
−−−−庄司−−−−北島−−−−
−−平田−−−−−−−−佐藤−−
−−−−−下川−−桑原−−−−−
−佐藤−−西山−−-西-−−坂口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-暁-−−−−−−−


87分、ガンバは芝本蓮→中野歩。

91分、ガンバは中野歩夢が25mほどのミドルを放つもバーに弾かれる。

93分、福岡は平田怜に警告。2枚目で退場に。

95分、ガンバは奥井大貴→森永耀晟。
ガンバの最終布陣がこう↓
−−−−丹羽−−−−松下−−−−
−−中野−−−−−−−−池田−−
−−−−−奥野−−山下−−−−−
−吉本−−岸田−−中島−−森永−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−桑原−−−−−−−


ガンバが後半も試合をコントロール。
守備も中島大雅、岸田悠佑を中心にとにかく安定していまのしたね。
中島大雅が1対1で勝てるし、岸田悠佑のカバーリングも隙がない。
そういうバランスのいいCBコンビでした。
となれば福岡がチャンスを作ることは難しい。
ガンバは最少得点差ながら、福岡を危なげなく退けている。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)サッカー(U18)