カテゴリ:
人生とは旅であり、旅とは人生である。
俺が「サッカー」という旅に出会ってからおよそ15年の月日が経った。
思えばあれから色んな旅をしてきたな…。
中田英寿との違いは交通手段だ_| ̄|○
自宅警備業に転じて4年半。時間は潤沢にあるけどお金が無い。
大阪や仙台にも新幹線を使わずに出かける今日この頃だ。

久しぶりに新幹線を使いましたよ。
今年はU15世代をあまり見られなかった。
微妙に欲求不満が溜まっていたのである。
高円宮杯で見ようと思ったら、日程や場所の具合がよくない。
ちょっと無理して宮城県の石巻まで足を伸ばすことにした。
JR東日本の「土日きっぷ」を折半すると1日9千円で済む。

高円宮杯U15は毎年12月に開催される。
U18と同じでクラブと中体連が一緒に戦う大会だ。
出場は32チーム。中体連が7チームでクラブが25チーム。
まず8つのグループに分かれて総当りのリーグ戦です。
石巻、高槻、徳島、鹿児島の4ヵ所に分散して開催されている。
各組の上位2チームがトーナメントへ進む。

今日はグループステージの第2戦。
A組とD組が石巻市総合運動公園に集った。
スタンド付きが「フットボール場」。
ただの広場が「ふれあいグラウンド」。
それぞれ各2試合。計4試合の開催だ。

最初に見たのはは岐阜VAMOSとFCみやぎバルセロナの試合。
共にJの傘下ではないけど「人を育てている」クラブだ。
VAMOSはU22代表の青山直晃を生んでいる。
氏原良二、荻晃太、津田知宏もここの出身。
U17代表の益山司もVAMOSだ。
岐阜工からジェフ千葉入りが内定している。
FCみやぎも知る人ぞ知るクラブ。
初めて名前を目にしたのは2000年のクラブユース選手権かな?
「バルセロナ」を名乗る豪胆さに目を剥いた(笑)
短い間に何人もJリーガーを育てている。
U20代表の青山隼、U18代表の香川真司がここのOB。
他に丹野研太、西山貴永を育てた。

岐阜VAMOSは東海大会4位。FCみやぎは東北大会優勝。
9日の第一戦はVAMOSがサンフレッチェくにびきと引き分け。
FCみやぎは大宮に3−0と快勝している。

岐阜VAMOS
GK  1 川野倭   179/74
DF  2 安田吉貴  168/50
    4 林本有司  177/60
    3 堀井良典  171/52
    5 石黒翔太郎 168/75
MF  6 高橋潤哉  167/58
    8 大野誠   168/55
    7 鷲見拓真  174/68
    9 河本力   172/65
FW 10 藤橋優樹  172/63
   11 奥村駿   181/64

−−−−藤橋−−−−奥村−−−−
−−河本−−−−−−−−鷲見−−
−−−−−大野−−高橋−−−−−
−石黒−−堀井−−林本−−吉田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川野−−−−−−−

FCみやぎバルセロナ
GK  1 江口徹   175/60
DF  5 松田大樹  168/57
    2 相澤有紀  170/58
    3 桑原幸太郎 175/59
    4 山本大輔  183/58
MF  6 安食祥太  172/63
    7 村岡洸   174/55
FW  8 吹田諒   158/50
   11 渡辺庸平  166/55
   10 門田康平  173/65
    9 武者智宏  170/60

−−−−武者−−−−門田−−−−
−−渡辺−−−−−−−−吹田−−
−−−−−村岡−−安食−−−−−
−山本−−桑原−−相澤−−松田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−江口−−−−−−−


岐阜VAMOSは全員3年生。ボランチ大野誠が早生まれ。
FCみやぎはCB桑原が2年生。吹田が早生まれである。
みやぎのフォーメーションは便宜的にをこう書いた。
実際は超流動的な布陣で「形」が見出せない。
前線の4人は前後左右に自由自在だった。

6分、みやぎは村岡洸が左サイドに開く。渡辺庸平が縦に抜けて折り返し。
武者知宏がトラップして打つ。10mほどの距離をきっちり決めた。
<FCみやぎ 1−0 岐阜VAMOS>

13分、みやぎは村岡洸が左サイドを完全に崩す。
中までドリブルで切れ込んでクロス。
渡辺庸平がファーサイドでボレー。
ここは岐阜のDFがブロックした。

17分、岐阜は藤橋優樹が前線で相手CBに詰めて奪う。
右サイドからエリアに進入してミドル。枠の上だった。

19分、みやぎは右サイドからのFK。
門田康平がダイレクトボレー。枠に届くもGK川野倭がキープした。

22分、みやぎは渡辺庸平→鈴木隆雅。
鈴木隆雅は2年生の早生まれ。94年組である。
そのままアタック4人衆に混ざる。

試合の流れは少しずつFCみやぎから岐阜VAMOSへ傾く。

23分、岐阜は河本力のミドル。
GKがファンブルして藤橋優樹が詰める。しかし届かない。

27分、岐阜は右サイドで相手ボールを奪う。
藤橋優樹が縦に出して、鷲見拓真が右サイドをえぐる。
しかしクロスは届かない。

28分、岐阜は河本力の左クロス。鷲見拓真のヘッドは枠の上。

29分、岐阜はスローインから藤橋優樹が右サイドを切れ込む。
藤橋の短いクロスに遠いサイドの奥村駿がボレーで合わせた。
これがバーに跳ね返ってゴールイン。
<岐阜VAMOS 1−1 FCみやぎ>

30分、みやぎは松田大樹に警告。

34分、みやぎは吹田諒が中央をドリブルで切れ込んでこぼれる。
鈴木隆雅がエリア近くで左クロス。岐阜DFがブロックした。

39分、岐阜は河本力の右CK。
ファーサイドに届いて高橋潤哉が下げる。
大野誠が駆け上がってきてダイレクトボレー。
枠内だったがGK江口徹がセーブした。

そのまま前半40分が終了。ハーフタイム。

寒くて往生していた党首。
FCみやぎのご父兄からホットコーヒーの差し入れが入る。
温まって正直すごく嬉しい。ビバ!バルサ!!(笑)

試合は後半も岐阜VAMOSがやや押し気味。
41分、岐阜は鷲見拓真が右サイドを突破してクロス。
遠いサイドで奥村駿がトラップ&シュート。みやぎDFがブロック。

46分、岐阜は鷲見拓真が右からハイクロス。
枠をぎりぎり襲う軌道。GK江口徹がよくキープした。

47分、岐阜は河本力がDFの背後へフィード。
藤橋優樹が身体半分抜けてシュート。外。

52分、みやぎは相澤有紀の右クロス。
門田康平がGKと競り勝ってヘッド。ふわっとした軌道で枠へ届く。
岐阜は安田吉貴がカバーしていた。

54分、岐阜は藤橋優樹が前線で相手のパスをブロック。
ここからカウンター。「3対2」の有利な状況。
鷲見拓真が右サイドを抜けて折り返し。
しかしボールが戻りすぎて河本力に届かない。

58分、みやぎはゴールキックからカウンター。
吹田諒がが中央をドリブル。縦に入れて武者知宏が抜け出す。
両サイドに大きなスペースが空いてチャンス。
しかし岐阜DFが武者を自由にせず何とかクリア。

59分、岐阜は林本有司に警告。
村岡洸のドリブルを手で止めてしまった。

60分、みやぎのFKはゴールまで30mほど。
村岡洸が狙うもGKの正面。

65分、みやぎは村岡洸の右CK。
左足で上げたボールが巻いてファーサイドに届く。
門田康平のヘッドは遠いネットにふわっと突き刺さった。
<FCみやぎ 2−1 岐阜VAMOS>

67分、岐阜は河本力の左CK。
ファーサイドで林本有司?が合わせた。
しかし桑原幸太郎が見事に枠内ブロック。
桑原はスタメン唯一の2年生。
前半はミスが多くて大変だったけど後半しっかり。ここもいい仕事。

71分、岐阜は鷲見拓真の右クロス。
ファーサイドで河本力が競り合ってこぼれを…。
と思ったら鷲見のボールはラインを割っていた。

74分、岐阜は高橋潤哉→西沢直人。

76分、岐阜は鷲見拓真→川崎直哉。
川崎は2年生。短い時間だけどドリブルが印象的だった。

76分、岐阜はスローインから右サイドを川崎直哉?が切れ込む。
エリア内に進入して短いクロス。
遠いサイドで河本力がフリー。決定的な場面だがヘッドは枠の上だった。

78分、岐阜は右サイドから河本力のFK。
藤橋優樹、奥村駿が飛び込むも届かない。

78分、岐阜は河本力が右から折り返し。
前線で2人フリーだ。遠いサイドで川崎直哉がトラップ&シュート。
完全に崩した決定機だがこれはポスト!

79分、岐阜は石黒翔太郎→矢野正也。

ロスタイム表示は2分。
みやぎは最後の猛攻を何とか凌いだ。そのままタイムアップ。
みやぎは2連勝でD組2位以内が確定。トーナメント進出を決めた。
岐阜はこれで1分1敗。残念ながらD組最下位。

石巻まで足を運ぶ価値のある試合だった。
FCみやぎは独特。
「こういう選手を育てなきゃいけない」という強迫観念でなく、
天然の良さを自然と引き出している感じだ。
戦術的にも自由自在。でも調和が取れている。
普段からポジションを固定してないんだろう。
各選手とも「その場所」で仕事ができていた。
型にはまったサッカーが蔓延する時代に新鮮だった。

吹田諒のドリブルは切れ切れ。
左右の細かい重心移動が楽しかった。
エリプロに呼ばれたことがある選手である。
村岡洸も全国レベルの司令塔だろう。
左利きでいつも「裏」を狙っている感じの選手。
安食祥太は前半だけ見ると「影の人」だった。
相手のマークを離さず、カバーリングもできるタイプかな?と。
でも後半は積極的に前に出て攻撃に絡んでいた。
技術がしっかりして、スピードも意外にありそう。
鈴木隆雅は身体がしっかりして13才とは思いも寄らなかった。
調べたらつい先日のエリプロに呼ばれている。
攻撃に転ずる場面でさっと前線に運ぶドリブルが印象に残る。
判断が早くて積極的なタイプかな?と。
DFでは相澤有紀。機動力があって前に出て潰せる選手だ。

岐阜VAMOSの前線もタレントが並んでいた。
河本力は左利き。フィジカルが強く最後まで活発に動いていた。
鷲見拓真も右から頻繁にチャンスを演出した。
FCみやぎほどの「驚き」はないけど能力的には互角。
今日の内容はむしろ岐阜優勢だった。

カテゴリ:
第二試合はFC東京U-15深川と小倉南FCの対戦。
会場は石巻市総合運動公園のふれあい広場。
観客席の無い「芝生広場」である。
4トントラックが荷台にプレハブを積んでピッチに横付け。
仮設本部としてアナウンス、記録のスタッフを収容していた。

FC東京はU15世代に下部組織を2つ持っている。
深川が本家筋。梶山陽平などを輩出した名門である。
初戦は青森山田中を5−0と一蹴した。
人口密集地帯のチームだけあって人材は豊富。
松藤正伸は昨年から主力。今大会のベスト8メンバーだった。
永井あとむ、前岡信吾はエリプロ経験者である。
二人とも中学生という身体に見えない…。

小倉南FCは九州大会で優勝したチーム。ただの街クラブじゃない。
今年の高3が凄かった。クラ選U15でベスト8進出を果たしている。
九州プリンス1部の得点ランク2位、3位、5位は当時のメンバー。
2位の白谷建人は国見からセレッソ大阪に入団内定。
3位の大山恭平も福岡U-18から昇格濃厚。
5位の松井亮大は東海大五高から早大進学が決まっている。
初戦はクラ選優勝の京都サンガ相手に1−2と食い下がった。

FC東京U-15深川
GK 20 峯達也   173/66
DF  2 永井あとむ 183/73
   27 山口泰志  170/56 
   15 松藤正伸  167/63
    4 飯田裕亮  171/57
MF 14 長谷川紫貴 164/53
   17 東大樹   162/53
   12 西松裕紀  175/59
   13 武藤嘉紀  174/56
FW  7 上形洋介  176/60
    9 前岡信吾  182/73

−−−−前岡−−−−上形−−−−
−−武藤−−−西松−−−-東-−−
−−−−−−-長谷川-−−−−−−
−飯田−−松藤−−山口−−永井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-峯-−−−−−−−

小倉南FC
GK  1 中山開帆  183/62
DF  6 工藤真仁  168/56
   21 岩田昂史朗 170/56
    8 柴崎貴洋  173/59
    5 深山和哉  169/53
MF 17 木下良太  175/58
   14 佐々木陸  158/47
   10 草野圭介  168/55
FW 24 木塚政憲  174/58
   25 高木凛   176/62
   11 竹本央   168/52

−−竹本−−−高木−−−木塚−−
−−−−草野−−−-佐々木-−−−
−−−−−−−木下−−−−−−−
−深山−−柴崎−−岩田−−工藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中山−−−−−−−


深川はCB山口泰志が2年生。
小倉はGK中山開帆、左SB深山和哉が早生まれ。
他のスタメン組は全員が92年生まれ。

開始早々だった。
55秒、小倉南は深山和哉が左サイドを攻め上がる。
深山のクロスが中に入って草野圭介がつなぐ。
混戦からエリア右にこぼれる。佐々木陸が拾って押し込んだ。
<小倉南FC 1−0 FC東京深川>

8分、小倉南ら右サイドから木下良太のFK。
左足で上げたボールがファーサイドに届く。
佐々木陸がフリー。ヘッドを叩き込んだ。
<小倉南FC 2−0 FC東京深川>

いきなりの先制パンチ二発。深川のベンチから声が飛ぶ。
「大丈夫大丈夫!いつも通り行けばいいじゃん!」
変に選手を責めると子供はパニックを起こしかねない。
無理やりでも前向きにさせて、選手を落ち着かせようとしていた。

試合は静かになる。少しずつFC東京の「地力」が発揮されてきた。
26分、深川は西松裕紀が右サイドに入れる。
上形洋介が切れ込んで折り返し。前岡信吾がワンタッチで合わせた。
<小倉南FC 2−1 FC東京深川>

26分、小倉南は木塚政憲→林亮佑。

27分、FC東京は中盤から武藤喜紀が浮き球でフィード。
強風に煽られて上手い具合にブレーキ。
ゴール正面に走りこんでいた東大樹の足元に収まる。
東はそのまま右足できっちり叩き込んだ。
<FC東京深川 2−2 小倉南FC>

試合はすっかり深川ペースとなる。

34分、深川は中央を長谷川紫貴がドリブルで切れ込む。
エリア内に進入して決定的なシュート。枠のわずか上。

35分、深川は東大樹がドリブルで持ち上がって右に開く。
攻め上がってきた永井あとむが右斜めからシュート。枠の上。

36分、小倉南はDFのクリアが繋がってカウンター。
高木凛がドリブルで持ち上がる。
右から中へ切れ込んでゴール前。しかし密集に捕まって打ち切れない。

37分、小倉は草野圭介に警告。

前半はそのまま2−2で折り返し。

41分、小倉南は草野圭介が鋭い縦パス。
林亮佑が抜け出してエリア内。
しかしトラップが少し大きくなったところをGK峯達也が抑える。
FC東京DFがそのまま外に蹴りだした。

42分、小倉南はGKのクリアが小さい。
深川は武藤喜紀がこれを裕って間を測る。
武藤はコースを突いて鮮やかなミドルを突き刺した!
<FC東京深川 3−2 小倉南FC>

47分、深川は松藤正伸が左から折り返す。
上形洋介は打てないが右につなぐ。これを前岡信吾が冷静に流し込んだ。
<FC東京深川 4−2 小倉南FC>

深川の勢いは止まらない。
小倉は足が止まって前に出られなくなる。
48分、深川は前岡信吾がエリア左斜めから決定機。
このシュートはGK中山開帆がセーブした。

49分、小倉南は二人交代。
深山和哉→西田貴史。林亮佑→横山大樹。
布陣はこうなる↓
−−竹本−−−横山−−−高木−−
−−−−草野−−−-佐々木-−−−
−西田−−−−木下−−−−−−−
−−−−−柴崎−−岩田−−工藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中山−−−−−−−


56分、深川は武藤喜紀がワンタッチで左に叩く。
長谷川紫貴が左斜めからシュート。GK中山開帆が触ってバー。

57分、深川は上形洋介→渡辺直輝。

62分、深川は長谷川紫貴が右に見事なサイドチェンジ。
東大樹が勢いに乗って攻め上がる。しかしシュートはバー。

66分、深川は右サイドから崩して渡辺直輝が狙う。
跳ね返って武藤喜紀が押し込んだ。
<FC東京深川 5−2 小倉南FC>

68分、深川は左から飯田裕亮がドリブルで切れ込んで折り返し。
前岡信吾がこれを押し込んだ。前岡はハットトリック達成。
<FC東京深川 6−2 小倉南FC>

68分、深川は武藤喜紀→中川大海。
70分、深川は前岡信吾→本多直太郎。
72分、深川は飯田裕亮→秋元良太。
76分、深川は東大樹→井上啓太。
80分、深川は長谷川紫貴→高木利弥。
深川はGK以外の控えを全投入。
最後の布陣はこんな感じかな↓
−−−−本多−−−−渡辺−−−−
−−高木−−−西松−−−井上−−
−−−−−−−中川−−−−−−−
−秋元−−松藤−−山口−−永井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-峯-−−−−−−−


そのままタイムアップ。6−2。
深川強い。ただ実力以上に点差が付いてしまった。
小倉南は残念ながら2連敗。グループラウンドでの敗退が決まった。
ただ彼らが高校生になっても、またどこかで再会できるだろう。
タレントはいましたよ。中盤の3人はいずれも技巧派。
草野圭介は王様っぽい司令塔。
ボールの無いところでも動ければなお良い。
佐々木陸は相手の逆を取っての突破、キープが巧み。
よく動いていたし、得点にも絡んだ。
木下良太は長身のレフティー。
ボールを左右に動かしてサイドアタックを引き出していた。
FWの高木凛も目立っていた。スピードがあって足元が柔らかい。
大型FWだが前線で待つのでなく自分で仕掛けてボールを運んでいた。

深川はかなり強そう。
大きい選手、レフティーを豪勢に揃えてさすがJクラブ。
街クラブだと「穴」のポジションがある。
でも深川は交代選手もクオリティが高かった。
西が丘に帰ってくるんじゃないかな?

カテゴリ:
FIFAクラブW杯は7日に開幕。
本当は準決勝や決勝が見たかった。しかしチケットが高い!
日本でACミランやボカが見られることを考えれば安いのかもしれない。
でもわが党は慢性的資金難だ…。万単位のお金を出すのは躊躇してしまう。
費用対効果を考えてこの試合にしました。
慎ましく3千円のカテゴリー3です。
浦和とセパハンは何度も見たけど、この両クラブなら初見。
北中米とアフリカの王者だから悪くはないだろう。

CFパチューカはメキシコのクラブ。
ピントとコレアはメキシコ代表。
マンスールはパラグアイ、ヒメネスはアルゼンチンの代表である。
メキシコのクラブはとにかく富裕らしい。有力な選手が集まっている。
エトワール・サヘルはチュニジアのクラブ。
04年、05年はアフリカ・チャンピオンズリーグ準優勝。
今年はアル・アハリを下して初優勝を果たした。
チュニジア代表は2002年に長居で見たな。
4年前には新潟国際でユース代表も見ている。
重複している選手はいなさそうだけど何となく馴染みがある。

新潟の時もメキシコとチュニジアの試合だった。
八木あかね主審がレッドカードを3枚か4枚出す荒れた試合で…。
チュニジアが劇的な勝ち越しゴールで勝ったのでした。
その試合で鮮烈な活躍を見せたのがヤシン・シハウィ。
明らかにモノが違って「こういうのがヨーロッパ行くんだな」と思った。
ドイツW杯では19才ながら代表入り。
去年までは彼もエトワール・サヘルに所属していた。
今季はFCチューリッヒで活躍している。

CFパチューカ
GK  1 ミゲル・カレロ      72.04.14 189/80 コロンビア
DF  2 レオバルド・ロペス    83.09.04 179/69 メキシコ
DF  3 フリオ・マンスール    81.01.22 185/84 パラグアイ
DF 21 ファウスト・ピント    83.08.08 169/60 メキシコ
MF 14 マルビン・カブレラ    80.05.01 176/70 メキシコ
MF 16 ヘラルド・ロドリゲス   85.04.16 180/69 メキシコ
MF  6 ハイメ・コレア      79.08.06 172/71 メキシコ
MF  8 ガブリエル・カバジェロ  71.02.05 173/70 メキシコ
MF  7 ダミアン・アルバレス   79.05.21 165/63 アルゼンチン
FW 11 フアン・カルロス・カチョ 82.05.03 178/77 メキシコ
FW 19 クリスティアン・チャコ・ヒメネス
                  81.02.01 169/71 アルゼンチン

−−−-ヒメネス−−−−-カチョ−−−− 
−−−アルバレス−−−カバジェロ−−−
−ロドリゲス−−コレア−−-カブレラ-−
−−−ピント−マンスール−ロペス−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−カレロ−−−−−−−−

エトワール・サヘル
GK  1 アイメン・バルブーリ   84.09.14 182/84 チュニジア
DF 13 サブール・フレジュ    79.07.03 185/75 チュニジア
DF  2 セイフ・ゲザル      81.06.30 189/86 チュニジア
DF  4 ラドゥアン・ファルヒ   84.03.25 186/76 チュニジア
DF  6 ハテム・ベジャウイ    86.05.10 186/84 チュニジア
MF 24 ムサ・ナリー       86.04.19 180/71 ガーナ
MF 19 モハメド・アリナフハ   86.01.25 181/80 チュニジア
MF 25 ムリ・オラ・オグンビイ  82.10.10 170/65 ベナン
MF 10 アフアン・ガルビ     80.10.15 175/67 チュニジア
FW  9 アミン・シェルミティ   87.12.26 176/70 チュニジア
FW 28 マハディ・ベンディファラー83.05.06 187/83 チュニジア

−−−−−-ベンディファラー-−−−−−
−シェルミティ−ガルビ−-オグンビイ-−
−−−−-アリナフハ−−−ナリー-−−−
-ベジャウイ-ファルヒ−ゲザル-フレジュ-
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−バルブーリ−−−−−−−


パチューカは3−5−2に見えた。
登録上はアルバレスもFWだが、
実際はカチョとヒメネスの2トップじゃないかな?
エトワール・サヘルも形の上では4−2−3−1。
ただし2トップとも言い得る。
オグンビイは右サイドに固定。ガルビは中央に構える。
でも左サイドとセンターFWは頻繁にスイッチするというシステム。
シェルミティとベンティファラーが一対で動いていた。

大陸が違えばサッカーも違う。ある意味で異種格闘技戦に近い。
立ち上がりはどこも慎重に試合を運ぶ。

14分、パチューカはヒメネスの右CK。
低く強いボールがそのままバー直撃。
GKマトルティが弾き出してカバジェロがヘッド。
決定的場面だが再びバーに嫌われた。

24分、パチューカはヒメネスが中央をドリブルで切れ込んで右へ開く。
カブレラが縦に抜けてシュート性のクロス。
枠を捉えるもGKマトルティが防いだ。

前半20分過ぎからパチューカがテンポを上げてくる。
強烈なプレスと鮮やかなパスワークでエトワール・サヘルを押し込んだ。
パチューカは「メキシコらしい」サッカーである。
ショートパス、ショートパスで小刻みにつないでいく。
横パス、横パスと続けて、左右にピッチを広く使う。
スペース狙いは少なく、足元に入れるパスが多い。
「人は動かずボールを動かすサッカー」という感じ。
テンポは速いけど決して慌てない。無理をしない。
「ゴールへの最短距離」でなく、確実な選択肢を選ぶ。
バランス重視で布陣もあまり崩さない。
奪われてもすぐにプレスが効く位置にいる。
「日本風」と全く異種のコンセプトがそこにある。

27分、パチューカはアルバレスが左サイドからドリブル。
エリアに切れ込むとDFが堪らず後ろから引っ張る。
パチューカはエリア左すぐでFK獲得。
エトワール・サヘルのファルヒに警告。

27分、パチューカはヒメネスがこのFKを狙う。枠の上。

31分、パチューカはロドリゲスが左を攻め上がってクロス。
エリア内にいいボールが入るも、FWのハンドで笛。

35分、パチューカはロドリゲスがカチョに当ててリターンを受ける。
ロドリゲスは右へ流してカバジェロが決定機。DFブロック。

35分、パチューカの攻め直し。
アルバレスが左から切れ込んでシュート。GKマトルティがセーブ。

36分、サヘルのカウンター。
ナフカがドリブルで持ち上がって右に開く。
オグンビイが折り返すもDFブロック。
これがエトワール・サヘルの初チャンスじゃないかな?

39分、サヘルはオグンビイがパスカットから右に開く。
シェミルティが中まで持ち込んでシュート。DFがブロック。

前半残り10分からパチューカの足はガクッと止まった。
「敢えてテンポを落とした」という感じじゃない。
一昨年のアル・アハリ×アル・イテハドがこんな展開だったなと思い出す。
エトワール・サヘルも攻め手がない。
前半は「奪って速攻」の形しか可能性を感じなかった。

試合はそのままスコアレスで後半。
47分、サヘルはシェルミティ?の短いパスが縦に通る。
ベンディファラーがトラップして強烈ミドル。GKカレロが弾き出した。

50分、パチューカはカチョがエリア左に入れる。
アルバレスが切れ込んでパスを受ける。
しかしPKをもらいにいってしまった。
主審の判定はシミュレーション。

51分、パチューカはアルバレスが警告。

52分、サヘルはベジャウイが攻め上がってクロス。
ベンディファラーがゴール前で飛び上がる。
ここはGKカレロが落ち着いて捕球した。

56分、エトワール・サヘルはベンディファラーに警告。アフターチャージ。

57分、サヘルはオグンビイのパスカットからカウンター。
ベンディファラーをクサビに使ってミドルシュート。しかしGKカレロの正面。

59分、エトワール・サヘルはガルビに警告。バックチャージ。

60分、パチューカはヒメネスが右サイド深い位置からクロス。
DFのクリアが小さい。これをカバジェロが狙うも届かない。

65分、パチューカはヒメネスが左へ大きくサイドチェンジ。
ロドリゲスが中央にクロス。右左といい揺さぶり。
しかしカチョのシュートはミートしない。

66分、パチューカは左斜めから30mほどのFK。
ヒメネスが直接狙うもGKマトルティがセーブ。

後半に入って流れが変わった。
互角以上に盛り返したのはエトワール・サヘル。
パチューカは一度止まった足が戻らない。
前半は素晴らしかったボールの追い込みが効かない。
チーム全体がずるずると後退する状態だ。
エトワール・サヘルは難なく前線までボールを運べるようになった。

68分、サヘルのカウンター。
ベジャウイの左クロスから遠いサイドのオグンビイがヘッドを狙う。届かない。

ベジャウイはいいサイドバックでしたね。
後半はいいタイミングで前線と絡んでいた。
パワフルで左足のキックも凄くいい。

70分、パチューカはロペスに警告。
奪われたボールを取り戻しにいって、シェルミティへラフなコンタクト。

71分、サヘルはDFのロングフィードが前線に流れる。
パチューカのCBが跳ね返せず、シェルミティが左に落とす。
ベンディファラーが抜け出してシュート。
決定的な場面だったが、このシュートはパチューカDFがブロック。

73分、パチューカはヒメネスが左サイドからFKを蹴る。
これをGKマトルティが弾いてこぼれる。
マンスールが詰めてゴールイン!という場面。
しかし判定はオフサイド。

76分、パチューカはセットプレーの攻め直し。
アルバレボランチのスの左クロスは味方に届かない。

80分、パチューカはハーフライン付近からの長いFK。
ヒメネスがこれを狙うもGKマトルティがかき出した。

前半から何度かバックスタンドの集団がウェーブを煽っていた。
色的にエトワール・サヘルのサポーターだろう。
粘り強い努力が功を奏して?この時間にようやく完成。
人波がぐるぐる国立競技場のスタンドを回り始める。
後半から日差しが落ちて急に寒くなった。
硬直した身体を動かせてちょっと嬉しい。
ウェーブには2種類ある。
一般的なのは「最高だぜ!ノリノリだぜ!」というタイプ。
もうひとつは「退屈だから勝手に盛り上がってます」という嫌味なタイプ。
どちらかというと後者だったように…。

ウェーブが4周、5周と続いてピッチの雰囲気が散漫になる。
「何か」が起こりそうな気配はあった。

84分、サヘルはオグンビイが持ち上がって右サイドに開く。
ベンティファラーが後方に返す。シェルミティはクロス。
オグンビイがニアで受けてエリアの外に下げる。
ナリーが右足を振り抜いて25mほどの距離を狙う。
相手DFをかすめてコースが歪んだ。
シュートはGKカレロは逆を突いて、緩々とゴール左に収まった。
<エトワール・サヘル 1−0 CFパチューカ>

少ないタッチで前後に揺さぶっていい展開でした。
ナリーはずっと守備で貢献していたけど、攻撃も大仕事。

88分、サヘルはベンティファラー→サッコ。
そういえば両チームここまで一人も交代してなかった。

90分、パチューカはカバジェロ→ルイス・レイ。

そのままタイムアップ。
エトワール・サヘルが1−0と渋く勝利。準決勝進出を決めた。

選手、戦術のクオリティは明らかにパチューカが上だった。
しかし彼らはそれを90分実行するコンディションを欠いていた。
ピークを次の試合に合わせていたのかもしれない。
いい時間帯の彼らは「世界レベル」を垣間見せてくれました。
エトワール・サヘルは悪いなりに勝ちきる強さがあるチームなんだろう。
最後まで自分達のペースを乱さなかった。
ただしボカが相手になると厳しいでしょう。

FIFA Club World Cup Japan 2007 準々決勝
エトワール・サヘル 1−0 CFパチューカ
国立競技場 34,934人
 

カテゴリ:
この試合を見る予定は無かった。
クラブW杯のチケットを入手済みだったからである。
でもラグビーは秩父宮。試合開始も12時じゃないですか。
トップリーグ・イーストの前座なので時間帯が早い。
サッカーは隣の国立競技場。キックオフは14時45分。
ちょうど掛け持ちできるぜ!

関東大学ジュニア選手権は二軍戦である。
出場機会の恵まれぬ選手に真剣勝負の機会を与えようという大会。
大学サッカーの「Iリーグ」と同じ取り組みだ。
今日は「カテゴリー1」(1部)の決勝戦。
ジュニア選手権は対抗戦とリーグ戦の合同が済んでいる。
1部から3部まで6校ずつ。計18校が参加している。
「1stフェーズ」は6校による総当たり戦。
首位の早稲田も3勝2敗という混戦だった。
上位4チームが「2ndフェーズ」のトーナメントに進出。
1stフェーズ首位の早稲田と、3位の東海が勝ち上がった。

早稲田大学
PR  横谷祐紀 2年 175/115 桐蔭学園
HO  有田隆平 1年 176/93  東福岡
PR  山下高範 3年 183/115 桐蔭学園
LO  寺廻健太 4年 186/98  正智深谷
LO  中田英里 1年 193/104 成蹊
FL  松田純平 4年 172/80  早大本庄
FL  上田一貴 3年 167/70  啓光学園
NO8 小峰徹也 3年 184/85  清真学園
SH  櫻井朋広 2年 165/65  桐蔭学園
SO  掛井雄馬 4年 180/75  聖光学院
WTB 坂井克行 1年 172/82  四日市農芸
CTB 井上隼一 2年 178/82  早大学院
CTB 宮澤正利 1年 167/67  桐蔭学園
WTB 大野雄也 4年 165/62  早大学院
FB  飯田貴也 1年 181/84  早大本庄

東海大学
PR  三上正貴 1年 178/113 青森工業
HO  宮本陽平 3年 176/105 東海大仰星
PR  端本太郎 3年 176/110 東海大仰星
LO  斉藤健也 3年 184/91  東京
LO  雨谷聡  4年 183/90  希望ヶ丘
FL  樫本真悟 4年 177/86  東海大仰星
FL  東健太  4年 175/86  御所工業
NO8 小松章裕 3年 180/100 平工業
SH  辻埜拓也 4年 168/66  東海大仰星
SO  清水勇亮 4年 164/75  東海大翔洋 
WTB 田村恒太 2年 170/75  秋田工業
CTB 笠松高志 3年 172/85  盛岡工業
CTB 児玉丈  3年 177/85  浜松工業
WTB 山田久郎 3年 176/86  深谷 
FB  秋山岳人 3年 172/76  大阪工大


早稲田は対抗戦王者。東海はリーグ戦王者。
もしかして大学選手権決勝の予行演習かもしれない。

早稲田は1年生を5人起用。
有田隆平以外は初めて生で見る選手だ。
しかし全員が高校代表、U19を経験した有望株。
そう言えば今年はBチームを見ていない。
タイトルの懸かった試合でどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。

東海大もどこかで聞いたことのある選手がチラホラ。
仰星出身の選手がスタメンに4人。ベンチにも4人。
重要な人材供給源になっている。
新1年の前川、稲橋、木津は花園優勝経験者。いわゆる「山中世代」だ。
LOの斉藤健也の兄は斉藤祐也。
高校で佐藤晴紀と同期。東京高校を花園に導いた。
控えのSH森重樹のお父上は森重隆氏。
新日鐵釜石、ジャパンで活躍した往年の名CTBである。

2分、早稲田は櫻井朋広がラックサイドを鮮やかに抜け出す。
早稲田はそのまま前進して残り15mほどの位置でペナルティを得る。
外に蹴り出してラインアウトを選択。
4分、早稲田は左ラインアウトから10mほどモールで押し込む。
最後は上田一貴が抑えた。
コンバージョンは飯田貴也。ポストに当ててしまう。
<早稲田 5−0 東海>

18分、東海大はラインアウトからモールで押し込む。
一気に10m以上押し込まれて早稲田は堪らずペナルティ。
東海大はスクラムを選択。
19分、東海大はスクラムから持ち出してポイントを作る。
アタックラインに参加したFBの秋山岳人があっさり近場を抜けてトライ。
<東海 7−5 早稲田>

27分、早稲田は左ラインアウトからモール。
山下高範が右に持ち出してトライ。
<早稲田 12−7 東海>

29分、早稲田は東海大SOのキックを有田隆平がチャージ。
インゴールに転がって有田隆平が走りこむ。
しかしカバーに入った選手ともつれて届かない。最後はノックオンかな?

35分、東海大はラインアウトからモールで前進。
SH辻埜拓也がサイドを抜け出す。
最後はHO宮本陽平がサポートしていた。
<東海大 14−12 早稲田>

38分、早稲田は東海大SOのキックを坂井克行がキープ。
そのまま左サイドを前進。相手の裏へキックを入れる。
これを井上隼一が拾ってトライ。
<早稲田 19−12 早稲田>

41分、早稲田はライン攻撃から井上隼一がインサイドを抜け出す。
上田一貴が右にサポート。わずかに届かない。
42分、早稲田はそのまま継続して左→右と展開。
最後は櫻井朋広が右隅で抑えた。
<早稲田 24−14 東海>
早稲田は「シーソーゲーム」の展開から抜け出した。そのまま前半終了。

後半5分、東海大は左ラインアウトをガーッと押し込む。
最後は端本太郎が抑えた。
<早稲田 24−19 東海>

後半10分、早稲田は2人入替。
大野雄也→三原拓郎(4年、修猷館)。
上田一貴→中村拓樹(1年、啓光学園)。

後半11分、早稲田は左ラインアウトをあっさり押し込む。
最後は中村拓樹が抑えた。
<早稲田 29−19 東海>
お互いにモールへのDFが弱い。マイボールはどちらも押せていた。

後半12分、東海大は秋山岳人→久保拓也(2年、佐賀工業)。

後半13分、早稲田は東海ボールをターンオーバー。
小峰徹也が豪快に抜け出して50mの距離を走り切った。
<早稲田 36−19 東海>
試合の流れは決定的になった。

後半21分、早稲田は東海大のキックを井上隼一がチャージ。
これをキープしてそのまま50m近く前進。
よくタックルを堪えたが体勢が仰向けになってわずか届かず。

後半23分、東海大にシンビン。

後半23分、早稲田は左ラインアウトを押し込む。最後は有田隆平が抑えた。
<早稲田 41−19 東海>

後半25分、東海大は宮本陽平→前川鐘平(1年、東海大仰星)。
高校ではNO8だったが、HOに転向したらしい。

後半26分、早稲田は宮澤正利のラストパスを坂井克行が受ける。
坂井は左タッチライン際を鋭く疾走。60mくらい独走してトライ。
<早稲田 46−19 東海>

後半28分、東海大は2人入替。
雨宮聡→稲橋良太(1年、東海大仰星)。
小松章裕→木津武士(1年、東海大仰星)。

後半30分、早稲田は2人入替。
中田英里→岩井哲史(1年、桐蔭学園)
宮澤正利→牛房佑輔(1年、福岡)。

後半31分、東海大は辻埜拓也→森重樹(4年、東福岡)。

後半32分、早稲田は2人入替。
櫻井朋広→清水智文(3年、早大本庄)。
有田隆平→安福宜孝(3年、六甲)。

後半35分、東海大は三上正貴→加堂雄吾(2年、東海大仰星)。
後半35分、早稲田は横谷祐紀→山下達也(4年、桐蔭学園)。

後半37分、早稲田は飯田貴也がインサイドを一気にゲイン。
これを継続して左へ展開。
最後は飯田貴也のラストパスから牛房佑輔が左隅で抑えた。
<早稲田 51−19 東海>

そのままノーサイド。
早稲田が2年ぶりに関東ジュニア選手権優勝を果たした。
先週の早明戦と比べればレベルは落ちる。
サイドを簡単に破られたり、単純なハンドリングエラーがあったり…。
アタックのテンポもちょっと遅い。
選手個々のレベルというより「チームを作ってない」印象だった。
まぁ一本目とは費やされる労力が違いますから。

ただし未熟なりに楽しさもあった。
アタックは短く強いフラットパスを多用。
近場でどんどんクラッシュしていく。清宮監督の初期を思い出した。
上田一貴、松田純平の両FLは一本目よりむしろ「早稲田らしい」感じ。
勤勉で気が利いて、見ていて楽しかった。
坂井克行はプレーに切れがあってチャンスメイクもできる。
WTBは激戦だが坂井も必ず絡んでくるだろう。
飯田貴也は噂通りキックが良かった。
山中亮平に比類する「左利きの長距離砲」である。
中田英里は我慢して使われている感じだった。
反転、下のボールへの反応が弱い。
下半身の筋力、柔軟性の問題だろう。
そこを鍛えれば一気にブレイクするんじゃないかな?

「発見の楽しさ」がある試合でした。

カテゴリ:
早明戦は12月の第一日曜日。
前年の順位に関係なく関東大学対抗戦の最終戦である。
早稲田はここまで6戦全勝。明治は5勝1分け。
無敗対決は13年ぶりらしい。
早稲田は対抗戦6連覇中。
今季も帝京を61−8、慶應を40−0と蹴散らして好調だ。
明治は1998年以来、対抗戦の覇権から遠ざかっている。
藤田剛氏がヘッドコーチに就任して2年目。
FW強化を徹底して「明治らしさ」復活の兆しが見えてきた。

早稲田大学
PR  瀧澤直   3年 174/108 千種
HO  臼井陽亮  4年 180/100 横須賀
PR  畠山健介  4年 178/124 仙台育英
LO  権丈太郎  4年 184/97  筑紫
LO  橋本樹   3年 183/115 國學院久我山
FL  有田幸平  4年 177/86  啓光学園
FL  小峰徹也  3年 184/85  清真学園
NO8 豊田将万  3年 188/102 東福岡
SH  三井大祐  5年 168/70  啓光学園
SO  山中亮平  1年 185/85  東海大仰星
WTB 中濱寛造  1年 176/83  大阪工大高
CTB 長尾岳人  3年 177/86  本郷
CTB 田邊秀樹  2年 175/81  啓光学園
WTB 早田健二  2年 175/78  大分舞鶴
FB  五郎丸歩  4年 184/98  佐賀工業

明治大学
PR  川俣直樹  4年 184/125 正智深谷
HO  上野隆太  4年 174/100 東海大仰星
PR  梅原洋平  4年 182/110 國學院久我山
LO  雨宮俊介  4年 191/100 日川
LO  杉本晃一  3年 187/100 大阪工大高
FL  西原忠佑  2年 183/95  大阪桐蔭
FL  山本紘史  3年 182/92  樹徳
NO8 宇佐美裕太 4年 179/100 春日丘
SH  茂木大輔  4年 173/78  熊谷工業
SO  田村優   1年 180/81  國學院栃木
WTB 武田晋   2年 181/78  國學院久我山
CTB 安部亮佑  2年 176/82  東海大仰星
CTB 衛藤陽介  1年 172/77  大阪工大高
WTB 松本憲和  3年 181/80  國學院久我山 
FB  星野将利  4年 175/80  岡谷工業


国立競技場は晴天。
温暖で風も弱く絶好のコンディションである。
観衆は42,679人。よく入っていた。
明治は正SOの井上益基也が負傷。
1年生の田村優を抜擢して穴を埋める。
司令塔が急に欠けると試合運びは難しくなるな。

キックオフは明治。
田村優の蹴り上げたボールがラインを割ってしまう。
精神的な萎縮を感じさせるミスだった。
田村は肩を上下して強ばった身体をほぐそうと苦心。
明治の上級生は誰もフォローの声を掛けない。
気持ちのケアができる、気の効く選手がいないんだ…。

しかし立ち上がりの明治は油断できない。
2分のピンチを早稲田のノックオンで凌ぐと反攻。

10分、明治は宇佐美裕太がインサイドを見事なゲイン。
22mラインの内側で早稲田が堪らずペナルティ。
明治は左に蹴りだしてラインアウト。
これをキープしてモール。縦、縦と付いてDFを巻き込む。
茂木大輔、田村優と右へ展開。大外で松本憲和が完全に余っていた。
コンバージョンも難しい位置を田村優が成功。
<明治 7−0 早稲田>
明治らしい力強さを感じるトライ。
「面白くなるな」とこの時は思った。

明治の攻勢が続く。対して早稲田は消極的な試合運び。
自陣でボールを得ると全て山中亮平がタッチに出していた。
継続どころか、ノータッチのキックを蹴らない。
何か狙いはあるのだろうけど、楽しめるプレーが見られない。
硬さがあるらしくミスも多い。

17分、早稲田は長尾岳人→宮澤正利。
長尾岳人は傷んでしまった。失神状態で外に運び出される。
まず長尾の状態が心配。宮澤の投入も不安。
宮澤正利はアタックの素晴らしい選手。でもDFは長尾に劣る。
1年生だし身体も167cm・67kgしかない。

20分、明治の右ラインアウトはハーフライン付近。
明治はこれをキープして宇佐美裕太、西原忠祐が一気にゲイン。
ボールが止まるとすぐ左に展開。大チャンスだ。
しかし田村優のパスを田邊秀樹がインターセプト!
人でなくボールに詰めるギャンブルが大成功。
そのまま一気に70m独走。明治は誰も戻ってこれなかった。
<早稲田 7−7 明治>

明治のFWは「まずパワーで早稲田を上回る」という方針で強化されている。
フィットネスは捨ててもまず筋力という割り切りだ。
対抗戦の試合を見ると必ず後半に足が止まっている。
早稲田は同点に追いついて楽になった。
以後も慎重な試合運び。無理に仕掛けず、タッチキックでまず陣地を取る。

28分、早稲田は左ラインアウトからモールを中に押し込む。
瀧澤直がポイントを作ってパスアウト。
山中亮平が持つと3人が同時に走り込む。
右と左で2人が囮になる。
中濱寛造がパスを受けると簡単に抜けた。
<早稲田 14−7 明治>

38分、早稲田は山中亮平のハイパントをキープして前進。
FWが縦を突いて明治DFを巻き込む。
左に展開すると何人も余っている。
山中亮平、田邊秀樹とつないで、五郎丸歩が走り切った。
<早稲田 19−7 明治>

試合はそのまま折り返し。

後半は早稲田のキックオフ。明治はこれをいきなりノックオン。
ここは何とか耐えたが前半に続いて冴えないシーンである。

後半3分、早稲田は左ラインアウトを押し込んで右へ展開。
山中亮平が外に放り出して、五郎丸歩が拾う。
五郎丸がタックルを堪えて後ろ手で右に渡す。
早田健二がタッチライン際を疾走。
ここは明治の星野将利が見事なタックルで押し出した。

後半6分、明治は自陣深くでマイボールスクラム。
しかしこれを押し込まれてパスアウトが乱れてしまう。
キャリーバックで早稲田スクラム。

後半7分、早稲田スクラムから豊田将万が持ち出す。
3人、4人とタックルに寄るが止まらない。
シンプルな「8単」があっさり決まって追加点。
<早稲田 24−7 明治>

後半7分、明治は武田晋→奥田浩也。
奥田は御所工出身の3年生。星野はWTBに上がって奥田がFBに入る。

後半9分、早稲田はキックオフをキープ。
山中亮平はハイパントを蹴り上げる。
交代したばかりの奥田浩也がこれをファンブル。
早稲田がこれに詰めて、明治は外へ逃れる。

後半10分、早稲田はラインアウトを三井大祐がすぐ投入。
山中亮平が前進して左に大きく振る。
田邊秀樹がつないで、最後は宮澤正利が左隅に押し込んだ。
<早稲田 31−7 明治>
1年生3人でつないだナイストライだった。

後半13分、早稲田は三井大祐がペナルティをすぐ再開。
田邊秀樹がつないで、中濱寛造が左隅に抑えた。
<早稲田 38−7 明治>

後半14分、早稲田は五郎丸歩→佐藤晴紀。
試合は既に決まった。手の甲を負傷している五郎丸がここでお休み。

明治は心身ともに崩壊。完全な悪循環だった。
早稲田は少しずつ生まれたDFの綻びを容赦なく突く。
しかし明治はFWの足が止まってが戻らない。人数が揃わない。
「第一線」さえ満足に整備できないんだから、カバーDFはもっと薄い。
ラグビーは「ボールのこっち側」に戻らないとプレーに参加できない。
しかし後半の明治は何人も「ボールのあっち側」でお休みしている。
ポジショニングがどう、タックルがどう、という以前である。

この時間は明治ばかり見ていた。嫌な趣味だな(笑)
史上稀な?珍光景が繰り広げられていたからである。
どんな球技でも「数的に同数以上を保つ」のが基本だろう。
しかしこの時間の明治は「2対15」くらいの場面が散見された。
ボールホルダーが止まれば戻ってくる時間はできる。
でも50mを戻るのに20秒くらい掛ける選手が5,6人いた。

16分、早稲田は山中亮介のハイパント。
これを奥田浩也が再び落球。早稲田はこれをターンーオーバー。
畠山健介がゲイン。橋本樹がサポートしていた。
2人合わせて「239kg」の重量級が忠実に動いて生まれたトライだ。
<早稲田 43−7 明治>

前半の早稲田はタッチキックばかり蹴っていた。
しかし後半はハイパントを多用。これが有効だった。
明治の戻りが遅いから相手に持たれても奪い返せる。
FBの狼狽ぶりは想定外だろうが…。

後半17分、明治は西原忠祐→峯岸大輔。

後半19分、早稲田は明治のラックをターンオーバー。
これを長く継続して右、左と徐々に押し込む。
最後は山中亮平が鮮やかなキックフェイントから中央をゲイン。
一気に裏へ抜けると左大外に展開。田邊秀樹がタックルを外してトライ。
<早稲田 50−7 明治>

後半19分、早稲田は小峰徹也→覺來弦(4年、185/87、桐蔭学園)

後半21分、早稲田は三井大祐のハイパントから。
奥田浩也は再びファンブル。何とか明治がキープして仕掛けるも強引。
早稲田が奪い返してパスアウト。
SOの位置に入っていた豊田将万が左足キックパス。
絶妙なスピンが効いて中濱寛造の胸にすっぽり収まる。
DFは腰砕け状態で中濱に触れることもできなかった。
<早稲田 57−7 明治>

早稲田は15分で36点。驚嘆かつ狂乱の時間帯でした。
明治はFWが圧倒するという前提でゲームプランを組んでいた。
しかし実際はスクラム、モールとも早稲田が互角以上。
僅差で戦っているうちはまだいい。点差が開いて萎えてしまった。
この5,6年の明治は「ごまかす」ゲームプランだった。
でも今年は本気で勝ちに来ていたんだろう。
そこを強烈な現実に打ちのめされ、パニックになっていた。
明治はセットが劣勢でも「個」の強い選手がいる。
前半はそういう選手が抜けて何度かチャンスが産まれていた。
しかしこの時間はボールに触ることさえできない。
早稲田は何も難しいことをしていない。
「キックオフ→ハイパント→奪い返す」という繰り返し。
ターンーオーバーすると枚数は常に有利。
回して走れば自動的にトライをとれた。

試合はようやく小休止。
早稲田のFWもやや「サボり」が増える。
後半30分過ぎから明治が押し込む。
早明戦の国立は常に明治ファンが「与党」である。
この時間は本日一の盛り上がりだったかもしれない(笑)

後半31分、明治はペナルティをSH茂木大輔がすぐ再開。
茂木の切れ込みはわずかに届かぬが明治はこれをキープ。
FW陣が続々と切れ込む。
「往年の早明戦」を思い起こさせるシーン。
早稲田は必死に凌ぐもペナルティ。

後半33分、明治スクラムで再開。
早稲田は宇佐美裕太が「8単」でブラインドを突く。
しかし明治がこれをやってくることは誰でも予想できた。
早稲田は5人、6人と詰めて宇佐美を外に押し出す。

お客さんがごそっと帰り始める。

後半37分、早稲田は一気に4人投入。
瀧澤直→山下達也(4年、173/108、桐蔭学園)
臼井陽亮→有田隆平(1年、176/93、東福岡)
橋本樹→寺廻健太(4年、186/98、正智深谷)
三井大祐→櫻井朋広(2年、165/65、桐蔭学園)

後半39分、早稲田は相手のノックオンからカウンター。
山中亮平が鮮やかなキックフェイント&スピンで中央を抜け出す。
4,5人抜いて右へ展開。セブンスみたいなラテラルパスが佐藤晴紀に届く。
佐藤のパスは乱れるも早田健二がキープ。大外を走り切った。
<早稲田 64−7 明治>

後半の山中亮平はやりたい放題。トリッキーなプレーを大安売り。
まぁ山中がどうというよりDFに穴があればそこを狙うのは当然だ。

このプレーで佐藤晴紀が傷む。
しかしベンチに誰も残ってない。早稲田は実質14人。

ロスタイム表示は3分。

後半42分、早稲田は山中亮平がパスフェイントから裏に抜ける。
60mを駆け抜けてインゴールに迫る。わずかに届かずノットリリース。
明治はこのペナルティから強引に展開。
しかし無理があった。ノックオンを犯して早稲田スクラム。

後半43分、早稲田はスクラムから豊田将万が持ち出してトライ。
安直なアタックだが明治はこれを止められない。
<早稲田 71−7 明治>

ノーサイド。
早稲田は早明戦史上最高得点。最多得点差。
表現は悪いけど陰惨な試合でしたね。
明治は放心状態。試合後の挨拶もまともにできぬ感じだった。
同じ学校でもサッカー部は気持ちいいチームなのに…。

早稲田がいくら素晴らしくても64点差はない。
選手の素材レベルに大差があるわけじゃない。
今年のBチーム戦では明治が勝ったこともある。
でも今日の明治は最低に怠惰だった。
声を出して鼓舞するリーダーもいない。
身体はみんな大きいがハートの大きい奴がいない。

今季の明治はここまで決して悪くなかった。
早稲田に負けても対抗戦2位である。
でもこれで自信を喪失するんじゃないかな?
自壊しなければいいと思うのだが…。大学選手権が心配だ。

カテゴリ:
Jリーグ最終節。大宮に足を運びました。
例年はなるべく優勝に絡む試合を見ている。
でも今年は中途半端な試合を見た。
まず優勝争いがここまでもつれると思ってなかった。
大宮の残留/降格決定が絡むという読みもあった。
ぎりぎりまで待つと売り切れそうだったというのもある。
予想は外れたけど新装のNACK5スタジアムを味わえるからいいや。

実は大宮が好きなんです…。
第一に大宮の街が好き。
党首はここで2年間働いていた。
大学を卒業して初の社会人生活がこの土地。
楽しい思い出も、しんどい思い出も、色々と詰まっている。
下町っぽくてリラックスできる場所だな。
東口のごちゃごちゃした一帯がお勧めです。
ちなみに実家から大宮駅までバスで一本。
時間的にも心理的にも「近い」街だ。
第二に大宮サッカー場が好き。
ピッチが近くてスタンドが大きすぎない。
「一体感」の産まれやすい構造ですね。
大宮公園の中、氷川神社参道の先というロケーションもいい。
改装してどうなったろう?というのは楽しみだ。
第三、第四が無くて、第五が大宮アルディージャかな?(笑)

大宮は現在15位。
10月初旬は17位と自動降格圏内だったがよく浮上。
まだ残留は確定してないが大丈夫だろう。
16位の広島との勝ち点差は「3」。得失点差も11ある。
川崎は一時は9位まで落ちた。
しっかり立て直して5位まで浮上。
ACLの敗退が決まってからも気落ちせずその後はリーグ戦無敗。
7試合を5勝2分けという快進撃だ。

本日の主審は扇谷健司氏。またかよ!

大宮アルディージャ
−−−−森田−−−−吉原−−−−
−−藤本−−−−−−−-小林大-−
−−−−−片岡−-小林慶-−−−−
−波戸−冨田−レアンドロ−村山−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−江角−−−−−−−

川崎フロンターレ
−−−−鄭−−−ジュニーニョ−−
−−−−−−−養父−−−−−−−
−村上−−谷口−−中村−−-森-−
−−−伊藤−−寺田−−箕輪−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


8分、大宮は藤本主税に警告。森勇介へのバックチャージ。

11分、川崎は森勇介のボール奪取からカウンター。
ジュニーニョが切れ込んでミドルシュート。GK江角浩司がかき出した。

15分、大宮は藤本主税が左サイドで起点となる。
波戸康広が駆け上がってクロス。
森田浩史のヘッドが流れて、ファーサイドで吉原宏太が詰めた。
しかしヘディングはGK川島永嗣が確保。

17分、大宮は藤本主税が左に開く。片岡洋介がサイドを抜けてクロス。
ファーに流れて小林大悟が拾う。ここは川崎のDFが潰した。

大宮は藤本主税にボールを集める。
藤本にボールが入ると誰かしら左サイドに飛び出してくる。
川崎はそこへの対応がルーズで押し込まれる。
森勇介は何度も「1対2」を作られていた。
左サイドを中心に大宮が攻勢に出ていた。
しかし得点はしばしば「流れ」と無関係に産まれるものだ…。

20分、川崎のカウンター。ジュニーニョが切れ込んでCK獲得。

21分、川崎の左CKは中村憲剛。
鄭大世がゴール正面で豪快にヘッドを合わせた。
<川崎フロンターレ 1−0 大宮アルディージャ>

23分、大宮は川崎は小林慶行が浮き球の縦パス。
吉原宏太が受けるもコントロールしきれない。
左にこぼれて森田浩史が左足ボレー。枠の外。

30分、川崎は左サイドからの軽率な横パス。
大宮は藤本主税がこれを奪って45mのロングシュート。枠の外。

32分、大宮は寺田周平の横パスを吉原宏太が奪ってカウンター。
クロスがこぼれて片岡洋介がシュート。箕輪義信がカットして外へ逃れた。
川崎はつまらぬ横パスから二度のピンチ。

35分、大宮は前線にロングボールが入る。
波戸康広が左サイドで受けて戻す。藤本主税がクロス。
小林大悟のヘッドは枠の少し上。

36分、川崎はジュニーニョ、鄭大世と細かくつないで右サイド。
森勇介のクロスからジュニーニョがヘッドを狙う。しかし届かない。

43分、川崎は谷口博之のミドルがブロックされる。
谷口は自ら拾って右に開く。森勇介が縦に入れる。
中村憲剛が中までえぐってクロス。大宮DFがブロック。

前半はそのまま1−0で折り返し。

55分、大宮は小林大悟が右からクロスを入れる。
ファーに流れて藤本主税が低い弾道で戻す。
GK川島永嗣が身を挺してセーブ。森田浩史が詰めるも届かない。

56分、川崎はゴールキックからカウンター。
ジュニーニョが密集を強引にドリブル。
縦に抜け掛かるが最後はDFに引っ掛かった。

58分、川崎は村上和弘→井川祐輔。
川崎の布陣はこう↓井川が右に入って、森勇介が左に回る。
−−−−鄭−−−ジュニーニョ−−
−−−−−−−養父−−−−−−−
−-森-−−谷口−−中村−−井川−
−−−伊藤−−寺田−−箕輪−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


62分、大宮は片岡洋介→斉藤雅人。
井川が入ってからかな?気づくと大宮は4−2−3−1になっていた。
斉藤が入って布陣はこう↓
−−−−−−−森田−−−−−−−
−−藤本−−-小林大-−−吉原−−
−−−−−斉藤−-小林慶-−−−−
−波戸−冨田−レアンドロ−村山−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−江角−−−−−−−


64分、川崎は鄭大世が前線で粘って起点になる。
左サイドから養父雄仁が折り返し。
ジュニーニョが走り込むがもう少しで届かない。

64分、川崎は鄭大世→黒津勝。
川崎は大宮の1トップを確認して4バックに変更。
黒津が入って布陣はこう↓
−−−−−ジュニーニョ−−−−−
−−黒津−−−養父−−−-森-−−
−−−−−谷口−−中村−−−−−
−伊藤−−寺田−−箕輪−−井川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


69分、大宮は右からクロスが入ってもつれる。
藤本主税がファーサイドでで粘って奪う。
藤本がふわっとクロスを入れて森田浩史がヘッド。
ここはGK川島永嗣がしっかりキープした。

69分、大宮は藤本主税→デニス・マルケス。
73分、大宮は森田浩史→若林学。
大宮の布陣はこう↓フレッシュな2トップで点を取りにいく。
−−-D・マルケス−−若林-−−−
−-小林大-−−−−−−−吉原−−
−−−−−斉藤−-小林慶-−−−−
−波戸−冨田−レアンドロ−村山−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−江角−−−−−−−


74分、大宮は左タッチライン際から30mほどのFK。
小林大悟がこれを直接狙って枠内。GK川島永嗣がナイスセーブ。

小林大悟は左タッチライン際からの長いFKが実は得意。
清商の時は高円宮杯準決勝でマリノス・ユース相手に決めた。
8月11日の日本平でも直接入れていた。

75分、大宮は波戸康広に警告。
上腕を使ってジュニーニョの突破をブロックした。

76分、川崎は養父雄仁→河村崇大。
川崎の布陣はこう↓守備固め。
−−−−−ジュニーニョ−−−−−
−−黒津−−−中村−−−-森-−−
−−−−−谷口−−河村−−−−−
−伊藤−−寺田−−箕輪−−井川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


81分、大宮は若林学がエリアすぐ外で競り合い。
寺田周平のファウルを誘ってFK獲得。

82分、大宮のFK。レアンドロがフェイントを入れて小林大悟が狙う。
壁の穴を付いて軌道はゴール右隅。ぎりぎりだったがバーに嫌われた。

84分、大宮は小林大悟が右サイドにスルーパス。
レアンドロが折り返すもGK川島永嗣がセーブ。

86分、川崎のセットプレー崩れ。
左サイドに長いボールが出て森勇介が粘る。
森は中に戻してジュニーニョがミドル。GK江角浩司の正面。

87分、川崎は井川祐輔に警告。小林大悟の突破をブロック。

後半は大宮ペース。でも川崎が逃げ切るかな?というロスタイム。
四審の表示は2分。川崎サポが勝利の歌を唄い始めた直後にドラマが待っていた。

91分、大宮の波状攻撃。エリア内に何人も入ってくる。
川崎DFの跳ね返しを小林慶行が拾ってミドル。
シュートの当たりが弱くて絶好のパスになる。
斉藤雅人がこれを受けて反転。きっちりと左隅に流し込んだ。
<大宮アルディージャ 1−1 川崎フロンターレ>

そのままタイムアップ。
大宮は勝ち点1を確保。広島の結果に関係なくJ1残留を決めた。
佐久間監督代行がいい仕事をしましたね。
守備のベースを維持した上で攻撃面の上積みに成功した。
「追い越す動き」「飛び出し」が盛んでアグレッシブなサッカーでしたよ。
川崎も今日の内容はいまいちだが5位を確保。
賞金4000万円を確保。フッキの給料くらいにはなるだろう(笑)

党首的採点
大宮アルディージャ

GK 20 江角浩司  5.5 正面のボールに弱くないか?
DF 34 村山祐介  5.5 裏は取られてない。
    3 レアンドロ 6.0 存在感は凄く大きい。
    5 冨田大介  5.5 ジュニーニョ相手にややバタバタ。
    4 波戸康弘  6.0 アタックが精力的。
MF 32 小林慶行  5.5 機動力はあまりない。点に絡んだ。
    6 片岡洋介  6.0 「セントラルMF」という貫禄が出てきた。
→(63分)MF 15 斉藤雅人 6.5 同点弾!中盤の活性化も。
    8 小林大悟  6.0 サイドでいい仕事ができるようになった。
   11 藤本主税  6.0 起点になった。リーダーシップも発揮。
→(69分)FW 29 デニス・マルケス 5.5 これという見せ場はなし。
FW  9 吉原宏太  6.0 切れてるし頑張るし。大事な働き。
   14 森田浩史  6.0 強く鋭く進化。ただし肝心の決定力は…。
→(73分)FW 13 若林学 6.0 まだ良くなりそうな選手。

川崎フロンターレ
GK  1 川島永嗣  6.0 あのまま無失点なら7.0付けた。
DF  5 箕輪義信  6.0 ヘッドは完勝。
   13 寺田周平  5.5 彼らしいパスカットが見られず。 
    2 伊藤宏樹  5.5 悪くはないのだが。
MF 19 森勇介   5.5 藤本とのマッチアップは面白かった。
   14 中村憲剛  5.0 彼らしさが全くない試合。
   29 谷口博之  5.0 ボール奪えないし前出られないし。 
   26 村上和弘  6.0 色んな崩し方を試みていた。
→(58分)DF 4 井川祐輔 5.0 守備固め失敗。
   20 養父雄仁  6.0 気迫のあるプレー。去年よりずっといい。
→(76分)MF 20 河村崇大 採点なし。
FW 16 鄭大世   6.5 いい1年でしたね。  
→(64分)FW 7 黒津勝 5.5 チームが押し込まれて見せ場なし。
   10 ジュニーニョ 6.0 一人で仕掛けて一人で潰された。

大宮アルディージャ 1−1 川崎フロンターレ
NACK5スタジアム 12,958人


NACK5スタジアムは本当に最高。
メイン&バックは旧大宮サッカー場時代とほぼ同じ構造。
ただし近代的かつ清潔に進化していた。
欠点は売店が少ないのと係員が杓子定規なことくらい。
とにかく見やすいから、来年ここに4,5回は来ようと思う。
でもチケットの値段が上がった。
前はバックスタンド真ん中が2500円だったはず。
自由席で混まないから席もいい感じに選べた。
今は同じ場所が指定席化。値段も3800円だ。

扇谷主審。今日は悪くない笛でした。
「警告だろ?」というシーンで自重気味。
俺だったらあと2,3枚カレー券を出していた(笑)
サポーターが温厚なチーム同士ということもあり、
スタジアムが殺伐とする場面は無かった。
でもちょっとステップ、ダッシュが重くないかな?

カテゴリ:
第31回全国地域リーグ決勝大会。
決勝ラウンドの初日を見に来ました。

日本サッカーのピラミッドは裾野が意外に広い。
J1、J2くらいまでは誰でも知っているだろう。
「3部」に相当するのがJFL。ここまで全国リーグである。
その一つ下に位置するのが地域リーグだ。
北海道、東北から九州まで全国に9つある。

地域リーグ決勝大会の出場は合計14チーム。
昨年のベスト4を出した地域が2つ、他は1つ出場枠を持っている。
これに加えて全国社会人サッカー選手権大会の優勝チーム枠が1つある。
昇格のレギュレーションは毎年少しずつ違うらしい。
今年は上位2クラブがJFLに自動昇格。
3位チームはJFLの16位と入替戦を行う。
岐阜FCがJ2へ上がる場合は3位も自動昇格だ。
グループリーグから4チームが決勝ラウンドに進出。
3日で3試合という過酷な総当たり戦である。
会場は熊谷スポーツ文化公園陸上競技場。
今日の第一試合はファジアーノ岡山とニューウェーブ北九州の対戦だ。

ファジアーノ岡山FCは前身チームを引き継いで2003年に誕生。
2006年に株式会社化。今年8月にJリーグへの準加盟が認められた。
今季の中国社会人リーグは17戦全勝という圧倒的な強さで制した。
かなり本気で上を目指しているチームである。
社長の木村正明氏はゴールドマンサックス証券の執行役員から転じた人物。
ゴールドマンは日本一ステータスの高い職場じゃないかな?
平均給与もテレビ局なんて目じゃない。ただし猛烈にタフな組織である。
友人がここの投資銀行部門で働いていたが、帰宅は午前3時4時だった。
私も大学5年の時に彼のツテでここの就職説明会に出たことがある。
就職氷河期なのに推定2万円のディナーをご馳走してもらった。
そんな金ピカ企業から地域リーグに身を投じるとは酔狂なお方である。
ファジアーノとはイタリア語で「雉」の意。
岡山といえば吉備の国。吉備といえば桃太郎さん。
さすがに桃や犬や猿でチーム名は作れなかったかな(笑)

ニューウェーブ北九州も将来的には上を目指しているクラブだ。
今季は激戦のkyuリーグで初優勝。最終節でホンダロックを逆転した。
監督は与那城ジョージ氏。
ブラジル出身で85年に帰化。W杯メキシコ大会予選にも参加した。
ラモス瑠偉や戸塚哲也とともに読売クラブを支えた往年の名選手。
指導者歴も読売、名古屋、京都など豊富だ。
前に「北九州と博多のダービーが実現したら盛り上がる」という説を聞いた。
血の熱さ、ライバル感情は他に類を見ないそうだ。

ファジアーノ岡山
GK  1 堤喬也   179/78 V・ファーレン長崎
DF 15 重光貴葵  174/73 東京ヴェルディ
    4 伊藤琢矢  180/74 佐川急便SC
   16 野本安啓  182/73 コンサドーレ札幌
   18 池松秀明  173/68 京都サンガ
MF 28 小野雄平  170/67 徳島ヴォルティス
   38 三原直樹  173/66 東京ヴェルディ
   22 臼井仁志  161/60 神戸国際大附属高
   10 川原周剛  173/65 三菱水島FC
FW  9 喜山康平  179/73 東京ヴェルディ
    7 朝比奈祐作 174/70 東海大

−−−-朝比奈-−−−喜山−−−−
−−川原−−−−−−−−臼井−−
−−−−−三原−−小野−−−−−
−池松−−野本−−伊藤−−重光−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-堤-−−−−−−−

ニューウェーブ北九州
GK  1 水原大樹  182/75 東京ヴェルディ
DF 18 小野信義  178/71 横浜FC
    4 ドグラス  193/86 モンテディオ山形
   15 永野諒   172/62 福岡教育大
   20 吉野慎治  173/65 九州共立大
MF  5 桑原裕義  180/72 アルビレックス新潟 
    2 タチコ   193/75 リオ・プレート
    8 日高智樹  170/66 福岡教育大
   10 森本惟人  172/64 アリエット熊本
FW  9 藤吉信次  178/70 FC琉球
   26 中嶋雄大  181/74 福岡教育大

−−−−中嶋−−−−藤吉−−−−
−−−森本−−−−−−日高−−−
−−−−-タチコ−-桑原−−−−−
−吉野−-永野-−ドグラス−小野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−水原−−−−−−−


魅力的かつ対照的な布陣である。
ファジアーノ岡山は若手の有望株が揃う。
喜山康平、三原直樹、今日はベンチの弦巻健人がヴェルディ同期生。
ユース時代には高円宮杯優勝。まだプロ2年目である。
選手のだぶつくチーム事情からレンタルに出されている。
ボランチの小野雄平もヴェルディっ子。まだ22才。
ナイキカップで「世界2位」になった時の主将じゃなかたっけ?

ニューウェーブ北九州は渋い面子が揃う。
水原大樹は32才。小倉、中西と共に四中工を全国制覇に導いたGKだ。
小野信義は33才。ヴェルディ、ガンバなどに在籍。
横浜FCではチーム創立以来7年プレーした。
桑原裕義は36才。広島、新潟でプレーした。
J1通算で259試合に出場している。
藤吉信次は37才。まだ現役だったのか!
スタメンはベテラン4人、地元九州の若手5人、ブラジル人2人に三分できる。

ファジアーノ岡山のサポーターが4,50人来ていましたね。
ニューウェーブ北九州も20人くらい顔を見せていた。
休みを取って遠いところから駆けつけてきたんだろう。
こういう情熱にはJ1も地域リーグも関係ないって話だ。

立ち上がりは大きな動きが無かった。
両チームほぼ同じ布陣。しっかりつないで無理をしないサッカー。
いわゆる「ミラーゲーム」が展開されていた。

試合が動いたのは前半30分過ぎら。
33分、北九州は吉野慎治が左から投じたスローイン。
中嶋雄大が二アサイドで反転してシュート。鋭い当たりだが外。

36分、岡山は重光貴葵の突破で獲得したFK。位置は右タッチライン際。
喜山康平が直接狙って二アサイド。GK水原大樹がキープした。

岡山の狙いは前線での細かいパスワークだ。
FWが起点となりワンタッチで前後左右に揺さぶる。
2本、3本をつながるようになってくる。
両サイドバックやボランチも前線に絡んではまれば楽しいサッカーだ。 

37分、北九州はタチコに警告。

42分、北九州はタチコに2枚目の警告。
中盤で相手の突破に足を上げてタックルにはいってしまった。
故意でないにせよ相手の足を払った危険なプレー。
タチコは悔しいのか納得いかないのか…。
ユニフォームで涙を拭いながら名残惜しそう。
与那城ジョージ監督に引っ張られて外へ引き上げていった。

北九州は藤吉信次を右MFに下げた「4−4−1」で数的不利に対応。

45分、北九州は森本惟人の左クロス。
中嶋雄大はヘッドで合わせるもGK堤喬也がキープ。

前半ロスタイム48分。
岡山は川原周剛が左からCK。
重光貴葵がヘッドで合わせてシュートは枠内。
GK水原大樹が弾いてエリア内へこぼれる。
しかし岡山の選手は先に触れない。

前半はそのままスコアレスで終了。

50分、北九州は中嶋雄大が前線で粘って戻す。
吉野慎治が放ったミドルは相手に当たって外。

55分、岡山は川原周剛がFK。
30mほどの距離からゴール前の密集に合わせる。
誰かに合ったが当たりは弱かった。

58分、岡山は朝比奈祐作→ジェフェルソン。
ジェフェルソンは188cmの大型FW。横浜FCにも在籍した。

60分、岡山は喜山康平の右CK。
ジェフェルソンのヘッドはきっちり合わせたが枠の上。

65分、岡山は右から入ったクロスがこぼれる。
重光貴葵のミドルはGK水原大樹がナイスセーブ。

66分、岡山は川原周剛の左CK。
これが直接枠を捉えてニアを襲う。GK水原大樹がパンチして逃れた。

68分、岡山はジェフェルソンが左にワンタッチで叩く。
三原直樹が攻め上がってダイレクトでショートクロス。
池松秀明がエリア内に攻め上がってシュート。
枠を逸れたがいい形、決定的な場面だった。

69分、岡山は臼井仁志が右から高速クロス。
喜山康平のヘッドは決定的。しかしバーに嫌われた。

ファジアーノ岡山は一気に流れを掴む。
しかし決めるべき時に決めねば…。しばらく勢いが納まる。

74分、北九州は森本惟人→楠亮平。

78分、岡山は臼井仁志→弦巻健人。
臼井仁志は高卒1年目。知らない選手だから気になった。
技術もそこそこあるけど、それより「頑張り屋」の印象が強い。
161cmでも怯まず当たりに行くし、ちゃんと戻るし、よく走る選手。

83分、岡山は中嶋雄大に警告。

84分、岡山は右CK。
喜山康平が短く出す。弦巻→喜山→弦巻とヴェルディ同期でパス交換。
弦巻健人はエリア右から間合いを計ってクロス。
ジェフェルソンが二アサイドに飛び込んでヘッド。
ふわっとゴール右に吸い込まれた!
<ファジアーノ岡山 1−0 ニューウェーブ北九州>

北九州はここでカードを二枚切る。
86分、藤吉信次→宮川大輔。吉野慎治→古賀宗樹。
藤吉信次が良かったですよ。
身体の切れは両チームでも一番じゃないかな?
技術はあまり無いんだけど…。若々しくてびっくりした。

87分、岡山のゴールキックが前線に入る。
北九州のDFがクリアミス。
喜山康平がこれを奪おうと走りこむ。
ボールがイレギュラーして拾いきれないが、GKが進路を妨害してしまう。
このプレーで水原大樹に警告。

89分、岡山は弦巻健人に警告。

89分、北九州は右サイドのハーフライン付近からFK。
ボールはラインを割ったが主審の笛。何とPKの判定。
重光が競り合いでが相手を引っ掛けたらしい。重光貴葵に警告。

90分、北九州のPKは小野信義が成功。
<ニューウェーブ北九州 1−1 ファジアーノ岡山>

94分、岡山は喜山康平の右CK。北九州DFがクリア。
攻め直して喜山康平の右クロス。これは前線がオフサイド。

結局そのままタイムアップ。
今大会は決勝ラウンドも総当りのリーグ戦である。
ただし90分を終えて引き分けだとPK戦がある。
PK戦で勝つと勝ち点2。PKで負けると勝ち点1。
PK戦に「勝ち点1」分の価値があるレギュレーションだ。

PK戦の先攻はファジアーノ岡山。
北九州の3人目池松秀明が左ポストに当ててしまう。
岡山も5人目の小野雄平も左ポスト。
北九州の5人目。楠亮平のキックをGK堤喬也がストップ!
PK戦はファジアーノ岡山が4−3でものにした。

地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド初日
ファジアーノ岡山 1−1(PK4−3) ニューウェーブ北九州
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 観客390人

カテゴリ:
第二試合はバンディオンセ神戸とFC Mi-O びわこ Kusatsuの対戦。

バンディオンセ神戸は兵庫教員蹴球団、セントラル神戸を前身に持つ。
パンティ温泉ではない。「BANDITONCE」である。
昨年は天皇杯で横浜FCを撃破。番狂わせを演じた。
今季から元ヴォルティス徳島の田中真二氏が指揮を取る。
FC Mi-O びわこ Kusatsuは佐川急便京都を引き継いで2006年に設立。
「Mi-O」はイタリア語で「みんなの」「愛すべき」という意味を持つ。
近江の逆さ読みと言うシャレもあるらしい。
監督は戸塚哲也氏。NW北九州の与那城ジョージは読売時代の盟友だ。

バンディオンセ神戸
GK 21 近藤祐輔  185/73 ザスパ草津
DF  2 烏谷門多  170/62 セントラル神戸
    5 神崎亮祐  177/72 川崎フロンターレ
   24 八柄堅一  183/70 愛媛FC
    4 川口健二  180/70 セントラル神戸
MF 25 下松裕   178/72 ガイナーレ鳥取
    3 山道高平  174/65 サガン鳥栖
   13 森岡茂   174/70 ガンバ大阪
    8 川崎元気  182/72 アローズ北陸
FW 17 松田喬志  177/71 東海大
   11 川淵勇祐  178/71 ジェフ千葉

−−−−川淵−−−−松田−−−−
−−森岡−−−川崎−−−山道−−
−−−−−−−下松−−−−−−−
−川口−−八柄−−神崎−−烏谷−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−近藤−−−−−−−

FC Mi-O びわこ Kusatsu
GK  1 田中剛   180/73 佐川急便京都
DF 17 浦島貴大  175/65 北大津高
    3 木場昌雄  178/75 ヴァリエンテ富山
   15 石澤典明  178/75 ヴィッセル神戸
    6 根岸誠貴  171/64 佐川急便京都
MF 23 若林令緒  171/66 バンディオンセ神戸
   10 金東秀   177/68 大阪商業大
   30 大江勇嗣  171/65 ヴィッセル神戸
    7 壽健志   169/63 近畿大
FW  8 内林広高  170/68 ロッソ熊本
   26 安部雄二朗 174/66 佐川印刷

−−−−安部−−−−内林−−−−
−−-壽-−−−−−−−−大江−−
−−−−−-金-−−若林−−−−−
−根岸−−石澤−−木場−−浦島−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−田中−−−−−−−


両チームとも元Jリーガーが目立つ。
川崎元気はJ2時代の大分で鮮烈な活躍をした選手。
川淵勇祐は千里丘中で全中得点王。
須藤ジャパンにも召集された選手ですね。
ジェフのユース&トップで5年プレーした。
FC Mi-Oはヴィッセル神戸出身が2人。
石澤典明、大江勇嗣はまだ「北京世代」である。
木場昌雄は元ガンバ。J1通算223試合出場の大ベテラン。
壽健志も懐かしいな…。彼もガンバユース出身。
高円宮杯U15のジェフ戦。会場は大宮サッカー場。
中2の壽が途中から出てきて決勝点を取ったんだ。
もう10年前の話です_| ̄|○
神崎亮祐、内林広高は草津東が選手権で準優勝した時の主力。
今日は敵味方に分かれてマッチアップだ。

サポはバンディオンセ神戸が10人くらい。
FC Mi-Oは集団応援が無かった。

開始早々から双方チャンスあり。
1分、神戸は近藤祐輔のゴールキックからカウンター。
烏谷門多が持ち上がって、松田喬志につなぐ。
松田が返して烏谷門多がシュート。いい形だが弱い。

2分、FC Mi-Oは壽健志が左を深くえぐってクロス。合わない。

4分、神戸は山道高平が右から切れ込んでクロス。
川淵勇祐がニアでトラップ&シュート。外。

立ち上がりは両チームDFがルーズだった。
技術のある選手が揃って、ボールもよく動いていた。
「これは打ち合いになるかな?」という雰囲気。
でも目算が外れて試合はすぐ落ち着いた(笑)

11分、FC Mi-Oは壽健志が思い切ってロングシュート。
左サイドで距離は約40m。悪くなかったがGK近藤祐輔がキープ。

21分、神戸は松田喬志が飛び出してゴールに迫る。
FC Mi-OはGK田中剛が飛び出して衝突。田中剛に警告。

24分、神戸は川崎元気が左にさばく。
森岡茂がループシュートを狙うがGK田中剛セーブ。

30分、神戸は左からクロスが入って川淵勇祐がトラップ。
リフティングしていい形で持とうとしたが収まらない。

32分、FC Mi-Oは内林広高に警告。

37分、FC Mi-Oは石澤典明に警告。
山道高平の突破を手で止めてしまった。

40分、神戸は後方からのフィードを受けて川淵勇祐が前を向く。
ボレーシュートを放つも枠の上。

45分、FC Mi-Oは石澤典明に警告。
DFの裏に出た縦パスを手で止めてしまった。
特に危険なパスではなかったので「思わず」という感じなのかもしれない。
しかしあの場面はやっぱり警告だ。2枚目なので石澤が退場。
第一試合のデジャブを見ているようだ。
石澤もやはり納得いかない様子。憤然と重い足取りで外に出た。

前半はそのまま終了。
後半開始からFC Mi-Oは安部雄二朗→波夛野寛。
波夛野は天理大出身の1年目。186cmの大型CBである。
FC Mi-Oの布陣はこう↓。FWを1枚削った。
−−−−−−−内林−−−−−−−
−−-壽-−−−−−−−−大江−−
−−−−−-金-−−若林−−−−−
−根岸−-波夛野-−木場−−浦島−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−田中−−−−−−−


神戸も後半は川崎元気がボランチに下がる布陣だった。

52分、神戸は右CKから森岡茂がヘッド。フリーだったが左に外れた。

53分、神戸は山道高平がフィードを前線に入る。
松田喬志が上手くコントロールして左サイドを抜ける。
中まで切れ込んで右足のシュートを低い弾道で叩き込んだ!
<バンディオンセ神戸 1−0 FC Mi-Oびわこ>

54分、FC Mi-Oは若林令緒が左のスペースに決定的スルーパス。
壽健志が完全に抜け出すがバランスを崩してしまう。
持ち直してまだフリー。しかしシュートは弱かった。

57分、FC Mi-Oは内林広高→劉敏哲。
劉敏哲は八王子でなく韓国の中央大学出身。
23才。ドリブルが上手かった。
大江がトップに入って、劉敏哲は右に位置する。

59分、神戸は森岡茂が中央をドリブル。
右に開いて山道高平がすぐ折り返し。
川淵勇祐が合わせてGK田中剛の手は届かない。しかしポスト。

64分、FC Mi-OはFK獲得。左サイドでゴールまで約40m。
これを若林令緒が上げる。波夛野寛が擦らしてゴールイン!
<FC Mi-O びわこ 1−1 バンディオンセ神戸>

66分、FC Mi-Oは劉敏哲がドリブルで切れ込んで右に開く。
金東秀が走りこんでシュート。しかし枠の右。

71分、FC Mi-Oは木場昌雄→桝田雄太郎。

76分、神戸は森岡茂→石田雅人。

82分、FC Mi-Oは劉敏哲に警告。FK時の距離不足。

85分、神戸は烏谷門多のクロス。松田喬志のヘッドは枠の上。

85分、神戸は川淵勇祐→秋田政輝。
秋田政輝は市船で永井俊太、中澤聡太らの同期。
高校サッカー選手権の優勝メンバーですね。
筑波大、水戸ホーリーホックに在籍した。

91分、神戸は右クロスがこぼれて、松田喬志が拾う。
ゴール右斜めから決定的なシュート。しかしGK田中剛がよく止めた。

93分、神戸は右CKから神崎亮祐がヘッド。外。

そのままタイムアップ。
第一試合に続いてPK戦である。

PK戦の先攻は神戸。
FC Mi-Oの一人目根岸誠貴が失敗。
バンディオンセ神戸は全員成功。5−3で「勝ち点2」を確保した。

地域リーグ決勝大会 決勝ラウンド初日
バンディオンセ神戸 1−1(PK5−3) FC Mi-O びわこ Kusatsu
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 観客352人

カテゴリ:
サポティスタの岡田さんからエントリーを頂いた。
審判問題を取り上げる理由が丁寧に説明されている。
「粘着的レフェリー批判」と評したのがご不満だったらしい。
「観念的レフェリー批判」と申し上げればよかったかもしれない。

レフェリーはいつも「アウェー」で戦っている。
スタジアムの中に一人も味方がいない。
彼らを叩く人がいても感謝する人は見たことがない。
負けたら審判のせい。試合が荒れるのも審判のせい…。
本当は審判がファウルを取るから守られた選手、試合もあるはずだ。
しかしネガティブな部分だけが批評の対象になる。

レフェリーは決して「安全地帯」に置かれていない。
彼らは試合ごとにインスペクターの評価を受けている。
ミスがあれば指導、研修があり、割り当てから外されることもある。
メディアからも「不可侵」という扱いは受けていない。
岡田さんが指摘する通り「J's GOAL」は会見要旨から審判批判をカットする。
でもJリーグが出資する御用メディアがそういう行動を取るのは当然だ。
「中継で微妙なリプレーを流さない」というのは初耳だ。
NHKですか?スカパーは普通に流してますよね?
FC東京×ガンバ大阪戦の中継では倉敷アナが、
「引き上げるレフェリーにブーイングが…」と触れていた。
浦和×鹿島戦でもテレ玉の解説者が船山祐二の退場に婉曲な異を唱えていた。
スポーツ報知などは主審が中村GMの後輩ということに触れて、
「浦和レッズへ偏っていた」ことを暗に示唆した。
サカマガ、サカダイも審判を毎試合採点している。

「状況が具体的なプレーを取り上げる以前」という弁明は納得できない。
選手に比べてレフェリーの情報が少ないのは確かだが、
「意図的にファンの目から遠ざけられている」というのは穿ちすぎだ。
岡田さんは説明不足を理由に粗雑な批判を正当化する。
でも実際は手抜きのエクスキューズではないだろうか?
まず情報、説明を真剣に受け止めようと努力しているのか疑問だ。
仮に相手のレベルが低くても、反論をそれに合わせる必要はない。
サポティスタがカードの枚数でお茶を濁すのは、
レフェリングを具体的に語る知識と勇気が無いからに思える。

判定に関する「説明責任」は意見が分かれるところだ。
各クラブに対しては個別のプレーについて説明がされている。
誤審を認めている場合もあるらしい。
しかしサポーターには公表されない。
「何でもオープンにする」時流に反している。
試みに公表してみるというのは悪くない。

でも私はレフェリーが超然とした存在であるべきだと思う。
彼が認めなければゴールは数えられない。試合も終わらない。
絶大な権力を行使する立場なのだから、揺らぐことがあってはならない。
周囲の要求、プレッシャーから影響を受けることがあってはならない。
もちろん高圧的なレフェリングが正しいというわけではない。
「笑顔で拒絶する」ことができれば理想だ。
ただし審判と選手が人間である以上、コミュニケーションには限界がある。
ピッチの上で折り合うのは難しい。サポーターに全てを伝えるのも無理だ。
不必要な興味を刺激して、議論を喚起することは有害となり得る。
だから情報の伝達を抑制、限定するのは必ずしも間違ってない。

審判を守ることに失敗したのが日本のプロ野球だ。
監督、選手の圧力に屈してルールの変更が浸透しない。
NPBは大リーグの公認ルールを翻訳して1年遅れで適用する慣例だ。
しかし何故かストライクゾーン、ボークの判定が日本と「世界」で違う。
一番大きな差は審判の「権威」だ。
2000年5月に大西崇之という選手が暴行事件を起こした。
橘高淳審判は肋骨骨折の重傷を負った。処分は何と出場停止10日間!
他にこれで永久追放とならぬスポーツ団体があったら教えて欲しい。
球界は審判より「先輩・後輩の権威」が強い。
年長で実績もある監督へ下手に出ざるを得ない。
連盟も審判を充分に守らない。むしろトラブルを起こしたことを責める。
監督の威圧的な抗議がパフォーマンス、美談になったりする。
選手は「あれでチームが奮い立ちました」とコメントする。
俺がサッカーに毒されたのかもしれないけど、あの文化は異常だ。

審判を神聖視する必要はない。上等な人間というわけでもない。
この国には「権力」「地位」と「人格」を同一視する習慣がある。
裁判官が偉そうに犯罪者へ説教を与える。
スポーツにおける成功者はまるで聖人扱いされる。
でも「仕事の成功者」と「人生の成功者」は別じゃないかな?
維持されるべきはその権威であって審判個人ではない。
彼らの絶対的権力はスポーツを魅力的にする一手段だ。
試合を成立するために必要な「お約束」だ。
審判へのリスペクトと「卑屈」を混同してはならない。
幻想と現実が混同されていると思う。
「上から言われる屈服感」が審判への反感を産んでないかな?

私もルールや判定基準を熟知している人間ではない。
ただしサッカー観戦を繰り返す中で得られた「判例」の蓄積はある。
そういう自分の感覚から見ればJのレフェリーは優秀だ。
「それはなぜ?」というシーンに遭遇することはある。
でも眼の前で確認した主審より自分が正しいとは思わない。
今年の観戦数はJ1、J2で約30試合。
レベルに達してないと感じたのはせいぜい一人二人だ。
中立の立場だと微妙な判定に「怒り」が沸かないという事情はある。
ユースや大学の試合と比べた相対的評価もある。
下のカテゴリーはJに比べてレフェリーの能力にバラツキがあります。

私は審判問題が深刻なんて意識を全く持ってない。
一試合に十何キロも走ってなお笑顔を保ち、
プレッシャーの中で判定を下し続ける彼らには感謝しかない。
小学生の時にこんな本を読んだことが原点かもしれない。
レフェリーを擁護しても得るものが無いのは自覚している。
恨みを持つ人は少なくない。便乗して批判を加える方が楽だ。
浦和レッズへ的外れな批判を与えたら猛反撃が帰ってくるに違いない。
でもレフェリーなら反論は帰ってこない。
彼らは弁解をしないし、同調者が弁護することもない。
自分が正義という立ち位置なら批判はエスカレートする。
相手がほとんど無抵抗だからブレーキも効かない。
マスコミが「疑惑の人」を叩くのと一緒だ。
攻める側に昂揚感、爽快感があるんだろう。

別にサポティスタを叩くつもりはない。
でも彼の審判批判に違和感を持つ人間がいることは一度お伝えたかった。

カテゴリ:
Jリーグ第33節。
残る2試合で優勝、降格が決まる。

今日は浦和と鹿島の頂上決戦。
両チームの勝ち点差は4ポイント。
浦和が勝つとこれが7に開いて優勝決定だ。
引き分けだと鹿島の脱落が決定。
ガンバ大阪の引き分け/負けで浦和の優勝が決まる。

埼玉スタジアムは満員。チケット完売である。
大事な試合になると踏んで早めに買っておいた。
鹿島アントラーズを見ておきたかったという理由もある。
2位と快進撃を見せているクラブにも関わらず、見る機会が長らくなかった。
3月11日のガンバ大阪戦以来だ。
あれからすっかり別のチームとなってますね。
小笠原満男が6月に復帰。
一方でダニーロとファボンはスタメンから消えている。

浦和レッズ
−−−−永井−−ワシントン−−−
−−−−−−-ポンテ-−−−−−−
−相馬−-長谷部-−鈴木−−平川−
−−−阿部−-闘莉王-−坪井−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−都築−−−−−−−


鹿島アントラーズ
−−-マルキーニョス-−田代−−−
−-本山−−−−−−−−−野沢-−
−−−−−青木−-小笠原-−−−−
−新井場−-大岩-−岩政−−内田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-曽ヶ端-−−−−−−


0分、浦和はポンテの右CKを永井雄一郎が戻す。
阿部勇樹が体勢を崩しながらもシュート。弱い。

3分、鹿島は野沢拓也が右サイドからFKを入れる。
大岩剛のヘッドは外。

7分、鹿島は本山雅志が強烈な左足ミドルを放つ。
浦和は闘莉王がエリア寸前で手に当ててストップ。闘莉王に警告。

8分、鹿島は小笠原満男がFKを狙う。
ゴール正面で距離は20mほど。直接狙うが枠の外。

9分、鹿島は浦和DFの緩慢なパス交換を奪う。
田代有三の左足ミドルは外。

立ち上がりは鹿島のペースで展開。
少しずつ浦和が盛り返していく。

14分、浦和は相馬崇人が左サイドを鮮やかにドリブル突破。
縦にえぐってクロスを入れる。しかし軌道がワシントンの後ろ。

20分、浦和はワシントンに警告。
奪い返しにいったコンタクトがラフだった。
直前の奪われたプレーを流されて、イラつきがあったかも。

23分、鹿島はDFのクリアが小さい。
浦和がこれを拾ってカウンター。長谷部誠が仕掛けてFKを得る。

24分、浦和は阿部勇樹がFKを狙う。
距離は約25m。直接狙うも決まらない。

28分、浦和はスローインからポンテが右サイドを抜ける。
クロスを入れたが味方に届かない。

32分、浦和は平川忠亮が右からクロス。DFがブロック。
攻め直してポンテが左から折り返し。これもDFがブロック。

33分、浦和は永井雄一郎が右サイドを突破に入る。
鹿島は新井場徹が後ろから包み込むようにに阻止。新井場に警告。

34分、浦和はポンテが右サイドからFK。
永井雄一郎の足元へ入ったが打てない。

34分、鹿島のカウンター。
内田篤人がドリブルで切れ込んで左足ミドル。外。

37分、鹿島は新井場徹が攻め上がって前線左サイドでキープ。
タイミングを計って中央に緩い折り返し。
マルキーニョスが左から中へ走りこんでパスを受ける。
そのまま右足を振り抜いてシュートは枠内。GK都築龍太がセーブ。
マルキーニョスの前にこぼれて打ち直し。これは外。

浦和は平川忠亮が負傷で外に出ていた。
鹿島の左サイドに穴が空いていましたね。

38分、浦和は平川忠亮→細貝萌。

39分、浦和レッズのカウンター。
新井場徹が攻め上がってサイドのカバーは不在。
ポンテが右サイドを攻め上がる。
慌てて戻った小笠原満男を抜いて折り返し。
ファーサイドで闘莉王がトラップ&シュート。
決定的な場面だがゴールの左ポストに嫌われた。

42分、鹿島は新井場徹に警告。
細貝萌との競り合い絡み。これが2枚目だから退場。
鹿島は10人の戦いを強いられることとなった。
こういう布陣に↓
−−−−−−−田代−−−−−−−
−−−野沢−−−マルキーニョス−
−−−−−青木−-小笠原-−−−−
−本山−−大岩−−岩政−−内田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-曽ヶ端-−−−−−−


前半ロスタイム、浦和はワシントンが左に開いて相馬崇人のクロス。
GK曽ヶ端準がキャッチ。
前半はスコアレスで折り返し。

48分、鹿島は野沢拓也が左から中へ流れてミドルシュート。
坪井慶介がブロック。

51分、浦和は細貝萌が縦に入れて、ポンテが右から折り返す。
ワシントンはフリーでミドルを放つも弱い。

52分、浦和は細貝萌が右サイドから高速クロス。合わない。

58分、鹿島は野沢拓也が右サイドから仕掛ける。
抜ければチャンスだが長谷部誠はよくカバーして奪い返した。

59分、鹿島はマルキーニョスのミドル。枠の少し左。

61分、浦和は細貝萌のフィードを永井雄一郎が右に落とす。
ポンテが右サイドを抜けてクロス。
ワシントンがいい体勢で待っていたが合わない。

61分、浦和は相馬崇人が相手クリアを拾って前進。
左を抜けて折り返すもワシントンは打てない。

浦和の攻勢。立て続けにチャンスを掴む。

62分、浦和はポンテ、ワシントンとつないで左に捌く。
永井雄一郎が正面やや左を抜けてシュート。
枠を捉えて決定的だったがGK曽ヶ端準はよくセーブ。

65分、浦和は細貝萌が縦に入れてワシントンが右サイドをえぐる。
しかしクロスはGK曽ヶ端準がキープした。

一人多い浦和は「いつでも取れる」という雰囲気。
これが緩みを招いたか?
決めきれずまごまごしているとリズムは悪くなる。

66分、鹿島は本山雅志が闘莉王のクリアを拾う。
本山は持ち上がって縦に強めのパスを入れる。
DFが止めきれず跳ね返ったボールを田代有三がキープ。
ステップを踏んでDFの裏へスルーパス。
野沢拓也が左に抜けてキープ。
右足で遠いサイドへ巻くシュートが見事にネットを揺らした。
<鹿島アントラーズ 1−0 浦和レッズ>

69分、浦和はCKの攻め直し。
鈴木啓太が右から折り返して相馬崇人が左足ボレー。緩い。

71分、鹿島は小笠原満男に警告。遅延行為。

72分、鹿島は田代有三→船山祐二。
布陣はこう↓本山とマルキーニョスが本来の位置に戻る。
−−−−-マルキーニョス-−−−−
−−本山−−−−−−−−野沢−−
−−−−−青木−-小笠原-−−−−
−船山−−大岩−−岩政−−内田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-曽ヶ端-−−−−−−


73分、浦和は相馬崇人→小野伸二。
布陣はこう↓
−−−ワシントン−闘莉王−−−−
−−永井−−−−−−−-ポンテ-−
−−-小野−-長谷部-−−細貝-−−
−−−−−−−−-鈴木-−−−−−
−−−−-阿部−−−坪井-−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−都築−−−−−−−


闘莉王が前線に残ってパワープレー開始だ。
永井雄一郎が左サイドに開いてチャンスメイクを意識。
鈴木啓太はフォアリベロのような仕事である。

75分、浦和は小野伸二のスルーパスが長谷部誠に通る。
長谷部はエリア右から小さく折り返し。鹿島DFがカット。

76分、浦和はポンテはエリア左に入れて闘莉王が戻す。
永井雄一郎がシュートを狙うも外。

78分、小野伸二が右足アウトの浮き球でDF後ろを狙う。
闘莉王がゴール右。オーバーヘッドで狙うが弱い。

81分、鹿島は野沢拓也→中後雅喜。

83分、浦和は小野伸二のクロスが右に流れる。
ポンテがこれを拾って高速クロスを入れた。
ワシントンは目の覚めるようなボレー!
超決定機だがGK曽ヶ端準のナイスセーブに防がれた。

84分、鹿島は本山雅志が左斜めからミドルを狙う。
これも決定的だったがGK都築龍太はよくセーブ。

84分、浦和は永井雄一郎が左から折り返す。
誰か触れば…という軌道だが味方に届かない。

86分、浦和は永井雄一郎が左から折り返す。
闘莉王が近い位置からヘッド。GK曽ヶ端準が外にかき出した。

87分、鹿島は内田篤人に警告。遅延?

87分、鹿島は内田篤人→増田誓志。

87分、浦和はポンテのCKを闘莉王がつなぐ。
ワシントンがヘッドを狙うも枠の上。

89分、鹿島は船山祐二が何と一発退場。
スローインの遅延絡みだと思うけど。
繰り返し注意していたのかもしれないけど…。
それに値するプレーとは思えなかった。
(※スタンド方向へ唾を吐いたのが「非紳士的」ということみたいです…)

93分、鹿島は曽ヶ端準に警告。遅延。

93分、浦和は阿部勇樹が左サイドから放り込む。
ワシントンのヘッドは弱い。

そのままタイムアップ。
鹿島アントラーズがよく粘って、優勝に望みをつないだ。
戦術をあれこれ語る試合ではない。
お互いに相手へ合わせない「いつもの戦い」をしていた。
鹿島はスムーズなサッカーをしていました。
パスで左右に揺さぶって、パッと横に開いて縦へ出て…。
そういうリズムがチーム全体で共有されている。
「秩序のあるカオス」だから無理がない。
人が減ってもしっかり対応できていた。
ジーコが日本代表でやりたかったのはこのスタイルなんだろう(笑)

試合を複雑にしたのは両チームの戦術でなく、主審の判定だった。
サポティスタのような粘着的レフェリー批判に同調するつもりは無い。
日本のレフェリーは総じて公平だし、レベルも高い。
特にJ1で吹いているのは「選ばれた」人である。
スタンドから罵声が飛ぶ場面、選手やコーチから批判が出る場面も、
多くは「一方的な思い込み」に見える。
そう思って党首はいつもレフェリーの味方である。
でも2週続けて扇谷主審を見るのは少し辛かった。
なぜ彼を大事な試合で起用したのか?
経験を積ませるにしても、少しずつ段階を踏むべきでないだろうか?

浦和と鹿島の勝ち点差は「1」に縮まった。
しかしスタジアムに嫌な空気は流れていなかった。
「優勝をホームで見たかった」という声は聞こえたけど、
「優勝できるか心配」という反応はなかった。
最終節の相手は20試合未勝利の横浜FCだ。
ただし「簡単すぎる相手」という難しさはある。
横浜FCは守備が立て直されつつあり、前節は名古屋を零封した。
勝ち点差を考えると浦和は「必勝」ですからね。
週中に天皇杯があるのも難しいな…。と浦和サポの危機感を煽っておく(笑)

党首的採点
浦和レッズ

GK 23 都築龍太 5.5 失点はニアに張ってたのかな?
DF  2 坪井慶介 5.5 概ね無難な対応。
    4 闘莉王  5.0 失点シーンは緩慢。攻撃も空回り。
    5 阿部勇樹 5.5 コンディション大丈夫なのか?
MF 14 平川忠亮 5.5 右に慣れてきたかな?というタイミングで負傷。
→(38分)MF 3 細貝萌 6.5 アタックへの絡みが素晴らしい。
   13 鈴木啓太 5.5 捕まえきれてない感じあり。 
   17 長谷部誠 6.0 前後でそれぞれいい仕事。
   16 相馬崇人 5.0 攻め上がってから工夫が無い。
→(73分)MF 8 小野伸二 6.0 アイディアを発揮。 
   10 ポンテ  6.0 お膳立ては良かったのだが…。
FW 21 ワシントン 5.5 シュートは悪くなかったのだが…。
    9 永井雄一郎 5.5 動きはとても良かった。

鹿島アントラーズ
GK  1 曽ヶ端準 7.0 間違いなく本日のMOMだ。
DF  2 内田篤人 6.0 いつもより抑え目。
→(87分)MF 16 増田誓志 採点なし。
    3 岩政大樹 5.5 荒っぽいけど彼はこれくらいでいい。
    4 大岩剛  6.0 引退って感じではないな。
    7 新井場徹 5.0 アタックは良かった。DFで苦渋。
MF 40 小笠原満男 6.0 ボールを大きく動かした。
   15 青木剛  6.0 アンカーとして影に徹した。
    8 野沢拓也 6.5 シュートはもちろん、よく動けていた。
→(81分)MF 16 中後雅喜 採点なし。
   10 本山雅志 6.5 凄く切れてるじゃないか。
FW  9 田代有三 6.5 闘莉王相手に身体を張った。点絡んだし。
→(72分)MF 23 船山祐二 5.5 押し込まれ過ぎた。
   18 マルキーニョス 6.0 広範囲の動きで数的不利を凌いだ。

鹿島アントラーズ 1−0 浦和レッズ
埼玉スタジアム 62,123人

カテゴリ:
ラグビー早慶戦。
秩父宮ラグビー場の観衆は24,207人。
今年もよく入った。
外苑前駅からの狭い歩道が大渋滞。
いつもなら3分で着く道が10分以上も掛かった。

早稲田は今季5連勝中。
対抗戦では7年間負けていない。
慶應は今季3勝1敗1分け。
初戦で筑波に負けたのが痛かった。
ただし優勝が厳しくとも早慶戦には別のモチベーションがある。
山田章仁を筆頭とする強力バックス陣は早稲田に決して劣らない。

早稲田大学
PR  山下達也  4年 173/108 桐蔭学園
HO  臼井陽亮  4年 180/100 横須賀
PR  畠山健介  4年 178/124 仙台育英
LO  権丈太郎  4年 184/97  筑紫
LO  橋本樹   3年 183/115 國學院久我山
FL  有田幸平  4年 177/86  啓光学園
FL  覺來弦   4年 185/87  桐蔭学園
NO8 豊田将万  3年 188/102 東福岡
SH  三井大祐  5年 168/70  啓光学園
SO  山中亮平  1年 185/85  東海大仰星
WTB 中濱寛造  1年 176/83  大阪工大高
CTB 井上隼一  2年 178/82  早稲田実業
CTB 田邊秀樹  2年 175/81  啓光学園
WTB 早田健二  2年 175/78  大分舞鶴
FB  五郎丸歩  4年 184/98  佐賀工業

慶應義塾大学
PR  加藤博之  4年 175/106 山梨・桂
HO  金井健雄  4年 176/105 太田
PR  廣畑光太朗 2年 177/115 桐蔭学園
LO  岡田龍   4年 183/85  前橋
LO  村田毅   1年 185/92  慶應志木
FL  山崎真二朗 4年 180/81  慶應
FL  千葉和哉  4年 170/82  北野
NO8 松本大輝  2年 177/86  桐蔭学園
SH  皆良田勝  4年 178/81  國學院久我山
SO  川本祐輝  3年 177/80  清真学園
WTB 出雲隆佑  3年 181/78  秋田
CTB 中浜聡志  4年 181/87  清真学園
CTB 増田慶介  1年 183/85  長崎北
WTB 山田章仁  4年 181/93  小倉
FB  小田龍司  4年 180/85  東筑


キックオフは早稲田。
慶應がこれをキープして自陣で展開。
SOからのパスが乱れて早稲田に5mスクラムを与えてしまう。
このプレーは早稲田のペナルティで助かった慶應。
しかしゲームプランに水を差すプレーである。
今日は外に広く展開するという意思表示だったと思う。
だが「これで行く」というプレーをしくじるとリズムが悪くなる。

13分、早稲田のスクラムはゴールまで3,40m。
豊田将万が左から中に持ち込んでラック形成。
三井大祐のパス出しに合わせて田邊秀樹が凄い勢いで走りこんできた。
「9→13」のムーブが完璧に決まる。
田邊はインサイドを破って独走。25mを走り切った。
<早稲田 7−0 慶應義塾>

16分、早稲田は慶應ラインアウトを奪って継続。
左右に振って少しずつ前進。
最後は左サイドで五郎丸歩が粘って後ろ手でノールックパス。
中濱寛造が密集をかき分けて左隅にねじ込んだ。
難しいコンバージョンだが五郎丸成功。
<早稲田 14−0 慶應義塾>
かなり長い連続攻撃。畠山健介のループパスなんて隠し味も(笑)
慶應DFの人数が揃っていても五郎丸歩は止まらない。
最初のゲインも、最後のチャンスメイクも彼だった。

30分、早稲田は慶應陣深くでラインアウトのチャンス。
モールを押し込んでさぁ行った…という場面。
ペナルティでチャンスを逸した。

慶應スクラムで再開。
SOのキックが小さく、早稲田は再び有利な位置でラインアウト獲得。
32分、早稲田はラインアウトをキープ。
モールを押し込んで最後は臼井陽亮が抑えた。
<早稲田 21−0 慶應義塾>

37分、早稲田は臼井陽亮が中央を好ゲイン。
左に展開して五郎丸歩が素晴らしいオフロードパス。
中濱寛造がサポートして左隅にトライ。
完璧だったが桜岡主審の判定はスローフォワード。

39分、慶應ラインアウトで早稲田はレイトチャージの反則。
このプレーで慶應の金井健雄が傷んでしまった。

試合は後半。
慶應は金井健雄→柳澤秀彦。

桜岡主審は空気を読む方らしい。
前半途中から慶應のペナルティをほとんど取らなかった。
しかし慶應はこの「配慮」に応えられない。

後半10分、慶應は川本祐輝→浜本勇士。
川本はフィットしていなかった。

後半14分、早稲田は山下達也→滝澤直。
滝澤は重要な試合を迎えてついに復帰。

後半16分、慶應は皆良田勝→花崎亮。
花崎は公称163cmの小兵。しかしタックルが素晴らしいかった。

後半19分、早稲田は臼井陽亮がシンビン。ハイタックルを咎められた。

早稲田は臼井が不在の10分間だけ一時交代。
有田幸平に代わって有田隆平が入った。
スクラム第一列が抜けた場合は安全に配慮して入替が認められる。

後半20分、慶應はラインアウトを山田章仁がすぐ再開。
自分で投げて自分で捕球。左タッチライン際を疾走!
タックルを4人5人と外してインゴール寸前…。
五郎丸歩が意地を見せて押し出した。

山田章仁にとって唯一の見せ場だった。
彼は大学NO1のランナーである。
今日の慶應は外に開いて山田に集めるというゲームプランだった。
カバーDFが横へスライドするより先に外へ回してしまう狙いだ。
しかし早稲田も誰が危険か知っている。
インサイドを薄くしても大外に手厚くDFを置いていた。
山田がボールを持つとすぐ複数で抑えてしまう。
極端に言うと山田章仁を2人、残り14人を13人が見る形(笑)
でもこの場面はスクランブルだから守備が揃っていなかった。
山田章仁をスピードに乗せると止まらなくなってしまうな。

後半24分、早稲田のラインアウトはゴールまで40m。
モールを少し押して右へ展開。
SOの左右へ2人同時に走りこませて慶應DFを幻惑。
中濱寛造が一気に抜け出す。
最後は有田隆平がサポートして自らねじ込んだ。
<早稲田 28−0 慶應義塾>
五郎丸歩を囮に使う贅沢なムーブである(笑)
一人少ない早稲田があっさりと加点した。

後半24分、慶應は千葉和哉→伊藤隆大。
後半26分、早稲田は井上隼一→宮澤正利。
後半30分、早稲田は有田幸平→松田純平。

後半33分、早稲田のカウンター。
ターンオーバーから右に展開して橋本樹、畠山健介がゲイン。
早田健二が中に切れ込んで決定的な場面。惜しくもノックオン。

畠山健介が頻繁に大外へ残っていた。
彼はハンドリングがいいし突破力もある。
だからラインに参加して構わない。
でもFWは近場でボールの争奪に参加するのが本職である。
畠山はまだゲームフィットネスが戻ってない。
遠い場所で待っている場面が多かったのはそういうことだろう。

後半36分、慶應は中浜聡志→浜本将人。

後半37分、慶應は強引なアタックでボールを失う。
山中亮平が左大外に飛ばして早田健二が前進。
田邊秀樹がサポート。早田健二が「パス&ゴー」でリターンを受ける。
最後はラックから三井大祐が自ら持ち出した。
<早稲田 35−0 慶應義塾>

後半39分、早稲田は一気に4人入替。
臼井陽亮→有田隆平。
橋本樹→寺廻健太。
三井大祐→櫻井朋広。
五郎丸歩→佐藤晴紀。

後半41分、早稲田は左ラインアウトを押し切った。
五郎丸も三井もいないのでコンバージョンは佐藤晴紀。失敗。
<早稲田 40−0 慶應義塾>

ノーサイド。早稲田は会心のゲーム。
今までは「力」で相手を封じる試合が多かった。
でも今日はしっかり準備して「工夫」のあるアタックを披露した。
とっておきのムーブも鮮やかでしたね。

慶應は「工夫」が逆効果だった。
HB陣のパスアウトが不安定で外を生かす狙いは不発。
ラインアウトもミスが多かった。
特に「遠くへ投げる」サインは半分も確保できてない。
いつも通りの戦いをした方が点差は小さく済んだと思う。

ただし慶應がこのまま終わることはあるまい。
関東学院のいない選手権である。
慶應は準決勝、決勝を窺える位置にいる。
「再戦」となれば別の姿を見せてくれるだろう。

MOMは五郎丸歩。
トライを中濱や田邊に譲っても最初に「穴」を空けるのは彼。
コンバージョンも5本すべて沈めた。
「それは無謀だろう」という仕掛けもあった。
でも彼は止まらない。2人3人が詰めてやっと前進が止まる。
身体が強いから立ったまま余裕を持って継続できる場面が多い。
その上に体勢を崩してからのパスも上手い。
強引でも持ち込んだボールを失うことはほとんど無かった。
異次元の粘り腰でしたね。

カテゴリ:
日本サッカーはアジア最強だ。
地域内での勝負強さ、安定感は圧倒的と言っていい。
「ドーハの悲劇」から14年。
日本はU19、U22、A代表の大陸予選を全て勝ち抜いている。
常に最低限の結果は手にしてきた。
代表が自国開催を含めて3大会。U22は3大会。U19も7大会。
全ての「世界大会」に出場している。
これに次ぐのは韓国くらいだろう。
U16は3勝4敗かな?
この世代は「年齢の壁」があるので事情が違う。

問題は今回の予選だ。
反町ジャパンは思うようにチーム作りが出来なかった。
予選の最中から「更迭」なんて話が洩れ聞こえてきた。
大事な試合で痛い逆転負けを喫した。
これだけ否定された世代別代表も珍しいのではないだろうか?
しかし最終戦を何とかグループ1位で迎えることができた。
「1-0」でもホームで2勝したのは大きかった。
17日にはアウェーでベトナムを4-0と一蹴。
弾みをつけて国立にサウジアラビアを迎える。
今日の試合で引き分け以上なら北京五輪出場が決まりだ。

しかしサウジアラビアは油断ならぬ相手だ。
17日にはホームでカタールを2-1と撃破。
グループ2位に浮上し、最終日に望みをつないだ。
彼らはとにかく勝てばいい。勝ち点3を奪えば逆転で北京行きだ。

国立競技場は満員。
不人気と叩かれたこのチームも「決戦」でお客が戻ってきた。
11月下旬の晩。空気は冷え冷えしていた。
手がかじかんでメモの字も乱れるほど。
ホットコーヒーがよく売れていたな。
でも俺は心の中で「もっと冷えろ!」と願っていた。
寒ければ日本よりサウジが厳しくなる。
私の身体なんてどうでもいい。この子たちを助けてくださいと…(笑)

U-22日本代表
GK 41 西川周作  86.06.18 183/79 大分トリニータ
DF  3 青山直晃  86.07.18 182/72 清水エスパルス
    5 伊野波雅彦 85.08.28 179/73 FC東京
    4 水本裕貴  85.09.12 183/72 ジェフ千葉
MF  6 青山敏弘  86.02.22 173/69 サンフレッチェ広島
    2 細貝萌   86.06.10 177/64 浦和レッズ
    7 水野晃樹  85.09.06 173/62 ジェフ千葉
    8 本田圭佑  86.06.13 182/74 名古屋グランパス
   17 柏木陽介  87.12.15 174/68 サンフレッチェ広島
FW 20 李忠成   85.12.19 182/74 柏レイソル
   11 岡崎慎司  86.04.16 173/70 清水エスパルス

−−−−−-岡崎慎司−−−−−-李忠成−−−−−−
−−−−−−−−−−柏木陽介−−−−−−−−−−
−本田圭佑−−-細貝萌-−−青山敏弘−−水野晃樹−
−−−-水本裕貴−−伊野波雅彦−−青山直晃-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−西川周作−−−−−−−−−−

リザーブ:
GK 21 山本海人  85.07.10 188/81 清水エスパルス
DF 28 小林祐三  85.11.15 176/72 柏レイソル
DF 12 内田篤人  88.03.27 176/62 鹿島アントラーズ
MF 15 上田康太  86.05.09 174/68 ジュビロ磐田
MF 37 梅崎司   87.02.23 167/64 大分トリニータ
FW 27 興梠慎三  86.07.31 175/67 鹿島アントラーズ
FW 39 森島康仁  87.09.18 186/80 セレッソ大阪


U22サウジアラビア代表
GK  1 ワリード・アブドゥラー・アリ 
         86.04.19 190/81 アルシャバブ
DF 12 ハッサン・ムアス・ファラタ 
         86.01.27 178/72 アルシャバブ
   18 ジュファイン・アリ・アルビシ 
         87.05.01 179/73 アルアハリ
    4 マジェド・ラファ・アルアムリ 
         85.09.15 178/71 アルイティファク
   14 アブドゥラー・ジャマン・シュハイル 
         85.01.22 167/56 アルシャバブ
MF  5 アブドゥルラティフ・アブドゥラー・アルガンナム 
         85.07.16 179/74 アルヒラル
    6 アブドゥルマレク・アブドゥラー・アルハイブリ     
         86.03.13 178/70 アルカデシア
    7 サレハ・アブドゥラー・アルゴワイニム 
         86.04.13 175/61 アルカデシア
   20 アブドゥルアジズ・サイード・アルダウサリ
         88.10.11 169/60 アルヒラル
FW  9 モハメド・イブラヒム・アルサハラウィ
         87.01.10 178/69 アルカデシア
   16 ユーセフ・マンスール・アルサレム
         85.05.04 177/65 アルカデシア

−−−−−−ユーセフ−−-アルサハラウィ-−−−−
−−アルダウサリ−−−−−−−アルゴワイニム−−
−−−−−アルハイブリ−−アルガンナム−−−−−
−シュハイル-アルアムリ−ジュファイン-ファラタ−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−ワリード−−−−−−−−−−


リザーブ:
GK 22 ハリド・モハメド・シャラヒリ 
         87.02.03 187/84 アルヒラル
DF 26 モハメド・エイド・アルビシ 
         87.05.03 182/83 アルアハリ
DF 41 アブドゥルカリム・アブドゥラー・アルハイバリ
         88.08.30 173/71 アルカデシア
MF 28 アハメド・サレハ・アルムバラク 
         85.03.31 170/65 アルナスル
MF 10 モタズ・シディク・アルモサ
         87.08.06 177/74 アルアハリ
MF 15 アハメド・モハメド・アルフライディ
         88.01.29 174/72 アルヒラル
FW 11 アブドゥルラー・ヌール・アルハウサウィ
         86.11.01 177/74 アルアハリ


3分、サウジはファラタに警告。細貝萌との競り合い。

4分、日本は本田圭佑が左サイドをドリブルで駆け上がってクロス。
岡崎慎司が走りこむも届かない。

5分、日本はエリア右角付近でFK獲得。本田圭佑が直接狙うもGK正面。

日本は悪くない立ち上がりに思えた。
前線からよくボールを追いかけて、DFも早めに潰していた。
しかし平穏な流れから唐突にとんでもないミスが出る…。

8分、日本は水野晃樹が不用意にボールを奪われる。
ユーセフが左からドリブルで切れ込む。エリア内で持ち直してシュート。
GK西川周作が弾いたところ。アルゴワイニムが詰めて超決定機。
青山敏弘が枠内でシュートブロック!

12分、サウジアラビアが左サイドでFK獲得。距離は30mほど。
アルダウサリが上げたボールを西川周作がパンチ。
これが小さくエリア内にこぼれた。
アルダウサリはこれをシュート。細貝萌がよくブロック。

2つのプレーが影響したのだろうか?
この時間帯はサウジアラビアのペースとなる。
日本は3−5−2なので両サイドが1枚ずつ。
水野晃樹と本田圭佑は決して守備のいい選手ではない。
サウジアラビアは両サイドバックが参加してここを突き始める。
日本は押し込まれて我慢の時間となる。

日本はアタックも精彩を欠いた。
ボールをいい位置で奪えず、切り替えも遅い。
「さぁ攻めよう」というタイミングで前線の人数が常に足りない。
そこは割り切りがあったようにも思う。
無理につながず、徹底的にDFラインの裏へ蹴り込んでいた。
このやり方なら奪われてもピンチにならない。
李忠成と岡崎慎司のボールを追わせて相手がミスをすれば…という狙い。
ただし駒沢大や国見高と違ってセカンドボールを生かす選手がいない。

14分、サウジはアルダウサリが左から仕掛けてクロス。
アルサハラウィの頭に合わせるが水本裕貴はマークを離さなかった。

22分、日本は前線にロングフィード。
李忠成が走りこんでDFは必死に戻る。
ジュファインが冷静にヘッドで戻して、GKの手に収まった。

26分、日本は李忠成がDFのクリアから思い切ってミドルを狙う。
距離は約30m。ゴールのやや左に外れた。
日本の初シュートじゃないかな?

29分、サウジは右サイド30mほどの位置でFK獲得。
アルダウサリの上げたボールをニアで合わされたがヘッドは弱い。

34分、日本は本田圭佑がDFラインの裏へロングフィード。
エリア右にFW2人が走り込む。
李忠成が中に落として岡崎慎司はシュート体勢。
サウジのDFが一瞬早くクリア。

35分、日本は水野晃樹が大きくサイドチェンジ。
岡崎慎司が左サイドを抜け出て中に入ろうとしたところ。
右SBのファラタに対応された。

気づくとサウジのペースが落ちている。
日本は雑な攻撃なりにゴールへ近づくシーンが増える。
守備面も安定していた。
粗放なミスさえしなければ崩されることも無さそうだ。

38分、日本はGK西川周作が前線へ大きくフィード。
李忠成が左サイドで粘って戻す。
本田圭佑が中に当てて、柏木陽介は鮮やかなターン&クロス。
エリア右で李忠成がヘッドを狙う。弱い。

41分、日本は水野晃樹が中央をドリブル。
左に開いて本田圭佑が柔らかいクロス。
ファーサイドに2人走りこんで李忠成がヘッド。枠外だった。

前半はスコアレスで終了。

48分、日本は水野晃樹のFKが左に流れて本田圭佑が折り返す。
李忠成がヘッドで競り合うが届かない。

50分、日本は柏木陽介が左サイドを持ち上がってクロス。
岡崎慎司がトラップ&シュート。DFのマークも外れて超決定機。
しかしGKの正面だった。

50分、日本は本田圭佑の折り返し。
李忠成がゴール左斜めから狙ったシュート。
これも決定的だがGKワリードがかき出した。

54分、日本は青山敏弘が右に開く。
柏木陽介がヒールで後方に流して細貝萌はゴール右でフリー。
細貝のシュートはきっちり枠を捉えた。
しかし今度もGKワリードの好セーブに妨げられた。

日本にとって不気味な流れである。
決定機を外せばどうしても雰囲気は悪くなる。
サウジアラビアの沈黙も不気味だった。
彼らにとっては「絶対に引き分けられない戦い」である。
必ずゴールを奪いに来る。どこかでリスクを冒してくる…。
最後の10分、20分で勝負を賭けてくるに違いない。
「あとで痛い目にあうよ」という予感が頭から離れなかった。

59分、サウジはアルダウサリ→アルムバラク。同じポジション。

61分、日本は伊野波雅彦が前線にクリア。
青山直晃がヘディングでエリア内に落とす。
柏木陽介がDFの隙間に入ってゴールの右斜めへ抜ける。
しかしシュートはGKの正面。ボールが右足に入ってしまった。

63分、サウジはアルムバラクがDFの裏に入れる。
伊野波雅彦が後方にそらして、ユーセフはエリアに走りこんでくる。
ここは水本裕貴がよくカバーした。

66分、日本は柏木陽介がDFの裏に絶妙クロス。
岡崎慎司がエリア右へ走り込む。
DF2人に挟まれながら強引にシュート。
よく粘ったけど当たりが弱かった。

70分、日本は岡崎慎司が左から好クロス。そのまま右へ流れてしまう。

72分、サウジはアルハイブリ→アルフライディ。

73分、サウジはアルフライディに警告。

日本はいい流れだがどうも楽観できない。
カタール戦の過ちを繰り返しそうで不安だ。
「徹底的に守る」のはまだ少し早い。
特に前線の選手はまだ点が欲しいと考える時間帯である。
「攻めたい選手」と「守りたい選手」に分裂するのは怖い。
残り10分、5分になれば手練手管を尽くして逃げ切ればいい。
ピッチの端っこでボールを回させたら我々は世界レベルだ。
遅延行為や無理な守備も警告1枚で済めば全く問題ない。
何とか大過なくその時間帯まで進んで欲しいと願う。

77分、日本は李忠成が左をドリブルで切れ込んで折り返し。
柏木陽介に収まらず、エリア右にこぼれる。
岡崎慎司が左足で狙うも吹かしてしまった。

日本は主導権を失わずに試合を進めていた。
サウジの反撃は不発のまま。
「敢えてペースを落としてる」というのは買かぶりだった。
長距離の移動、慣れない気候で彼らも消耗していたんだな。
サウジはオーソドックスな4−4−2。
戦術的に整備されたチームである。
馴染んだやり方を代えてバランスを崩すようなこともしない。

87分、サウジはアルガンナム→アルガンナム。
ボランチを外してFW投入。最後の3分でパワープレーだ。

88分、日本は水野晃樹に警告。遅延。

90分、サウジはアルゴワイニムが右クロス。伊野波雅彦がクリア。
攻め直してアルゴワイニムがクロス。青山直晃がクリア。

ロスタイム2分。そのままタイムアップ!
日本は「必要にして充分」な結果を得て北京五輪出場を決めた。

終わって振り返ると特に際どい試合ではなかった。
前半8分の決定機は肝を冷やしたが、まだ取り返せる時間である。
後半のサウジは全く不発。危険なシーンは皆無に近かった。
これが浦和レッズなら安心して試合を見られたと思う。
でもこのチームはまだそこまで俺の信頼を得ていない。
特に残り少ない時間の失点だけは怖かった。
日本は梅崎司も興梠慎三もベンチに残したままだった。
しかし貴重な切り札も2分や3分では生きない。
そういう展開だけは勘弁だった。

U22代表は決してチーム作りに成功したチームではない。
彼らの「やりたいサッカー」と実際の中身には大きな開きがある。
U22も最初は「日本スタンダード」を追及していた。
FWに楔を入れて、後方から押し上げて、
次々とフォローが入って、少ないタッチで揺さぶって守備を剥がす形だ。
相手のミスを待たず、自ら仕掛けていく攻撃サッカーである。
しかし反町ジャパンはそれをモノに出来なかった。
平山相太と森島康仁は身体が強い。
しかし動きが鈍く、ポストプレーの精度が低かった。
彼らにそういうプレーを強いると、
逆にカウンターの餌を撒くようなことになってしまう…。

次善の策として「単純なサッカー」「頑張るサッカー」に切り替えた。
かなり格好悪い。負けたら無様だった。
でも俺はこの割り切りを評価する。
反町康治の勝負師らしさ、J2で培ったリアリズムがここに生きた。
人選も狂いがなかったですね。例えば岡崎慎司だ。
彼は強くも速くもない。決定力だってご覧の通り…。
でもあれだけ献身的なFWはいませんよ。
スペースへの動き出しが抜群。守備も本田圭佑の倍は貢献していた。
サウジは右SBの攻め上がりが危険で、日本は「穴」が空きそうだった。
そこを岡崎慎司が食い止めていましたね。
柏木陽介の抜擢も成功だった。彼もタフに動き回る選手だ。
反町は最後の局面で「頑張れる選手」を選択した。ここは評価できる。

今日のMVPは両ボランチじゃないかな?
細貝萌の抜擢は大成功だった。
危険なセカンドボールを彼がよく潰していた。
「挟む」「戻る」動きが秀逸で、引き過ぎることもなかった。
青山敏弘もいい相棒を得て生きていた。
広い範囲を動いて、前線に顔を出して、チームに活気を与えていた。
「攻めるボランチ」という彼の持ち味が出ていた。
彼らは本田拓也、梶山陽平の「穴を埋める」以上だった。

このチームを取り巻く空気は悪かった。
大事な試合を落としてメンタルの弱さも露呈した。
でもそういう中で彼らは予選を突破した。
日本サッカーの「底堅さ」を象徴するチームに思える。
自在に選手を入れ替え、やり方を切り替え、結果を出してしまう。
日本サッカーの裾野が生んだ「本物の強さ」ですね。

問題はアジアから世界に出た時だ…。

北京五輪最終予選
U-22日本代表 0−0 U-22サウジアラビア代表
国立競技場 42,913人

カテゴリ:
Jリーグ第32節。残るは3試合である。

FC東京にとって盛り上がらないシーズンでしたね。
私も7ヶ月以上このチームから足が遠ざかってしまった。
たまには来ないと別のチームになってしまう。
ガンバ大阪はまだ優勝の可能性を残している。
「優勝争いに絡みそう」と踏んでこの試合のチケットを買った。
しかし浦和がACLを抱えながら失速せず、上位争いはそれほど盛り上がってない。
ナビスコ杯の決勝とも重なって微妙に後悔したのは秘密だ(笑)

FC東京
−−−ルーカス−−−森村−−−−
−-鈴木規-−−−−−−−栗澤−−
−−−−−今野−−池上−−−−−
−金沢−−藤山−−茂庭−−徳永−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−塩田−−−−−−−


ガンバ大阪
−−−-マグノ−−−バレー-−−−
−−−−−−−二川−−−−−−−
−−−遠藤−−明神−−寺田−−−
−橋本−山口−シジクレイ−加地−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-藤ヶ谷-−−−−−−


FC東京はフレッシュな面子である。
森村昂太と池上礼一を今季初のスタメン起用。
ガンバは安田理大が負傷で欠場している。他はいつもの顔ぶれ。
前半の布陣は4−4−2とも3−5−2とも取れた。
後半は完全に3−5−2。寺田と橋本が両サイドに開く形だった。

快晴で少し暑いくらい。強い日差しを浴びてキックオフ。

11分、ガンバはバレーが右サイドにフィードを入れる。
マグノ・アウベスが切れ込んで小さい振りのシュート。
右斜めから枠を襲うがGK塩田仁史がセーブ。

14分、FC東京は鈴木規郎の左クロス。ルーカスがヘッドで落とす。
森村昂太が打つより先にGK藤ヶ谷陽介が抑えた。

15分、ガンバはマグノ・アウベスが中盤に下がってスルーパス。
バレーがエリア左を抜けて折り返し。味方に届かない。

FC東京はなかなかシュートまで持ち込めない。
しかしガンバを自由にもしていなかった。
森村昂太は鈴木規郎と入れ違うなどして広い範囲を動いていた。
守備面も貢献していましたね。
前線でのチェックはもちろん、最終ラインのカバーに顔を出すことも。

20分、ガンバは遠藤保仁が中央を軽やかにドリブルで攻め上がる。
エリア直前、藤山竜仁がファウルでストップ。

22分、ガンバは遠藤保仁のFK。
ゴール正面で距離は25mほど。右へ外れた。

25分、ガンバはシジクレイのパスから二川孝広が切れ込む。
今野泰幸が引っ掛けて警告。

26分、ガンバは遠藤保仁のFK。距離は30m弱。枠の上へ外れた。

28分、池上礼一のパスミスからガンバがカウンター。
遠藤保仁が左に開いてマグノ・アウベスの高速ドリブル。
左サイドをえぐって折り返し。ガンバは2、3人が中に飛び込む。
バレーがニアで合わせて決定的。しかしバーに嫌われた。

29分、FC東京はルーカスがドリブルで持ち上がって左に開く。
鈴木規郎が斜めの位置からシュート。勢いがなくGKの正面。

31分、FC東京のカウンター。
ルーカスが右サイドをドリブルで持ち上がるもフォロー無し。
辛うじてクロスを上げたがGK藤ヶ谷にキープされた。

32分、FC東京は徳永悠平が右サイドをドリブルで切れ込む。
クロスが流れて鈴木規郎は強引にシュートを打ちにいく。
加地亮が身を挺してブロック。

33分、FC東京はCKの攻め直し。
今野泰幸の左クロス、栗澤僚一のシュートはともにDFがブロック。

34分、FC東京は池上礼一が右サイドからクロスを入れる。
ゴール前で森村昂太はフリーだが合わない。

40分、FC東京は藤山竜仁のインターセプトからカウンター。
徳永悠平の縦パスを森村昂太が戻す。
今野泰幸が左に開いて、鈴木規郎がクロスを入れる。いい形も合わない。

42分、FC東京のカウンター。
今野泰幸が中盤を持ち上がってよく粘る。
ルーカスとのワンツーパスで更に切れ込んで右に開く。
栗澤僚一が決定的クロス。鈴木規郎が飛び込んで合わせるも擦るだけ。

この時間はFC東京が押し込んだ。
これという攻めの形があるわけでなく、
奪ってからの切り替えが特に鋭いわけでもない。
何となく攻めていた(笑)

43分、ガンバはバレーに警告。

44分、金沢浄のパスミスからガンバのカウンター。
マグノ・アウベスはドリブルで攻め上がる。
バレーも続いて枚数は2対3。FC東京も人は揃っている。
マグノ・アウベスは一気に切れ込んで左足ミドル。右隅へ正確に流し込んだ!
<ガンバ大阪 1−0 FC東京>

47分、ガンバはマグノ・アウベスが右に開く。
寺田紳一のクロスからバレーが決定的ボレー。GKがよく弾いた。

51分、FC東京は森村昂太→馬場憂太。

55分、FC東京は徳永悠平のインターセプトからカウンター。
馬場憂太が左に開いて、ルーカスが折り返す。合わない。

56分、FC東京は金沢浄がインターセプトして自ら持ち上がる。
ルーカス、金沢とつないでルーカスに戻る。
ルーカスは自らエリア内へ切れ込むが詰められて奪われた。

57分、ガンバは遠藤保仁が中央を持ち上がって浮き球を前線に入れる。
マグノ・アウベスが走りこんで際どい場面。GK塩田仁史がよく飛び出した。

58分、FC東京は金沢浄、池上礼一とつないで馬場雄太のミドル。わずか右。

61分、ガンバは加地亮のロングフィードが前線に入る。
寺田紳一がボレーで戻してマグノ・アウベスが左に渡す。
バレーがゴール正面に詰めて決定的ボレー。吹かしてしまう。

62分、ガンバは寺田紳一に警告。

63分、FC東京は池上礼一→梶山陽平。

64分、ガンバは遠藤保仁が中盤のボール奪取から一気にロングフィード。
バレーは勢いよくエリア右に走り込む。茂庭照幸が身体をぶつけてストップ。
判定は茂庭のファウル。一発レッド。

66分、ガンバはこのFKを遠藤保仁が狙う。
ファーサイドの味方に合わせたボール。ルーカスが外にクリア。

70分、ガンバはバレーが右サイドを強引に切り裂く。
藤山に競り勝ってゴール右斜めからシュート。
またまた決定機だったが打ち上げてしまう。

71分、ガンバのカウンター。
山口智がドリブルで持ち上がって枚数は3対3。
マグノ・アウベスが中に持ち込んでシュート。DFがブロック。

75分、FC東京は鈴木規郎→リチェーリ。
FC東京の布陣はこうなる↓
−−-リチェーリ−−ルーカス-−−
−−−馬場−−梶山−−栗澤−−−
−金沢−−今野−−藤山−−徳永−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−塩田−−−−−−−


76分、FC東京は馬場憂太が中央に浮き球でフィード。
金沢浄が体勢を崩しながら「カンフーキック」気味に右へ流す。
栗澤僚一がヘッドでつなぐ。
ルーカスがエリア右で胸トラップ。矢のようなボレーを叩き込んだ。
<FC東京 1−1 ガンバ大阪>

79分、ガンバは橋本英郎→播戸竜二。
攻撃的な布陣で勝ち越し点を取りに来る。
橋本の左サイドは機能していなかった。
いいタイミングで周囲と絡めず、上下動も不発だった。
仕掛けも少ないから怖さがない。
そういう仕事は遠藤保仁に任せていたのかもしれないけど…。
橋本英郎はカバーリング、サポートで生きる選手だ。
この面子なら4バックにして加地亮を前に出した方が良くないかな?
安田理大は微妙に危なっかしい選手だが、
このチームに欠かせないアクセントなんだと思った。

82分、FC東京は栗澤僚一が左サイドから折り返し。
攻め直して金沢浄が左から短いクロス。ルーカスが待っていたけど届かず。

83分、FC東京は徳永悠平が右サイドから持ち上がって折り返し。
馬場憂太がスルーして、ルーカスがリターン。
馬場はそのままエリア内に走り込む。
シジクレイは手で馬場を払い除けたように見えたが、主審の笛はない。

85分、ガンバ大阪は寺田紳一→家長昭博。
ガンバの布陣はこんな感じ↓
−−播戸−−-マグノ−−バレー-−
−−−−−−−家長−−−−−−−
−−−二川−−遠藤−−明神−−−
−−山口−-シジクレイ-−加地−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-藤ヶ谷-−−−−−−


88分、FC東京はルーカスが右サイドをドリブルで切れ込む。
山口智が引っ張って止めた。警告。

ロスタイム表示は3分。

90分、FC東京は馬場憂太に警告。

92分、ガンバは加地亮が右を攻め上がってクロス。
遠いサイドに流れてバレーがトラップ&ボレー。
決定的だがGK塩田はナイスストップ。

そのまま1−1でタイムアップ。
ガンバ大阪は3位転落。
鹿島が浦和との直接対決を残していることを考えると、
優勝の可能性はほとんど消えてしまった。
ガンバは味スタのFC東京戦で連敗が続いている。
今日もジンクスを破れなかった。
FC東京は「らしさ」のある試合だった。
積極的かつハイテンション。相手を呑み込んでしまうサッカーでしたね。
ガンバは「勢いを付けられる」選手が足りず受けに回ってしまった。
あとはまぁバレーが一つでも決めていたら…。

党首的採点
FC東京

GK 22 塩田仁史 6.5 好反応、飛び出しでチームを助けた。
DF 25 徳永悠平 6.0 中への絞り、攻め上がりと周囲といい関係。
    8 藤山竜仁 5.5 早めにしつこく守ったが潰しきれぬ場面も。
    2 茂庭照幸 5.0 バレー&マグノ・アウベスに後手を踏む。
   17 金沢浄  6.0 ミスから失点を呼ぶ。でもアタックによく絡んだ。
MF 16 池上礼一 5.5 組み立てで苦労。活動量は及第点。
→(63分)MF 23 梶山陽平 6.5 流れを変えた。間に合うじゃん。
    6 今野泰幸 6.5 活動範囲広すぎ。組み立ても秀逸。
   27 栗澤僚一 6.0 周囲とよく絡んだが正直過ぎな感じも。
   15 鈴木規郎 6.0 前線で危険な存在。守備にも貢献。 
→(75分)FW 35 リチェーリ 6.0 スピードを生かして競り合った。
FW 30 森村昂太 5.5 キープ力は通用。及第点のデビュー。
→(51分)MF 14 馬場憂太 6.0 技術だけでなく動きにも味。
    9 ルーカス 7.0 MOMじゃないかな?

ガンバ大阪
GK 22 藤ヶ谷陽介 5.5 失点シーンはノーチャンスでしょう。
DF 21 加地亮   6.0 CB的な仕事をしっかりしつつ攻撃参加も。
    5 シジクレイ 6.0 怪しいシーンもあったが前に出てよく潰した。
    6 山口智   5.5 彼の良さが出る試合ではなかった。 
   27 橋本英郎  5.0 攻めのタイミングを掴めず。精彩を欠く。
→(79分)FW 11 播戸竜二 採点無し。
MF 17 明神智和  6.0 危機察知能力は流石です。
    7 遠藤保仁  6.0 組み立てにドリブルによく絡んだ。 
   20 寺田紳一  5.5 サイドからの崩しは不発気味。
→(85分)MF 8 家長昭博 採点無し。
   10 二川孝広  6.0 2トップに絡んでお膳立て。
FW 18 バレー   5.0 再三のチャンスを決められず。
    9 マグノ・アウベス 6.5 コンディション戻ってきたな。

FC東京 1−1 ガンバ大阪
味の素スタジアム 30,157人

カテゴリ:
関東大学サッカーリーグ第21節。
今日を含めて残すはあと2節である。
優勝、残留を巡る争いもいよいよ佳境だ。
今日は多摩市立陸上競技場に足を運びました。
第1試合は筑波と青山学院の対戦。

筑波は日本サッカーを代表する超名門。
ここのOBがいなくなるとJFAは機能しなくなるだろう(笑)
しかし創部111周年を迎えた今年は大苦戦。
タレントを擁しつつも常任のコーチがおらず、
大学院生が指導する体制だったらしい。
最下位に転落して史上初の降格が濃厚と思われた。
しかし10月21日の第17節に明治と引き分けて以降は無敗。
現在は順天堂、国士舘、東海と怒涛の3連勝中。
驚異的な追い上げで12位から10位に浮上した。
11位以下は自動降格だが10位なら1部に残留できる。

対する青山学院は降格圏内の11位。
筑波との勝ち点差はわずかに1。
これは天国と地獄を分かつ重要な戦いである。

筑波大学
GK  1 碓井健平 2年 182/74 藤枝東
DF  2 野本泰崇 3年 176/70 鹿島Y
    3 作田裕次 2年 182/78 星稜
    4 田中秀人 3年 178/72 国分寺
   25 長沼恭平 1年 178/70 札幌U-18
MF  9 金正智也 4年 169/64 清風南海
    8 今田傑  4年 172/69 横浜FM・Y
   14 木島悠  3年 169/64 滝川ニ
    7 大塚宏晃 3年 176/71 日立第一
FW 11 田中雅也 4年 173/67 金沢泉丘
   27 小澤司  1年 160/58 桐蔭学園

−−−−小澤−−−−田中−−−− 
−−大塚−−−−−−−−木島−−
−−−−−今田−−金正−−−−−
−長沼−−田中−−作田−−野本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−碓井−−−−−−−

青山学院大学
GK 12 石川祐   3年 183/73 韮崎
DF  3 松井直   4年 172/70 市立船橋 
    5 川鍋良祐  4年 183/72 浦和Y
   28 金澤真吾  1年 180/72 ヴェルディY
   27 武田英二郎 1年 172/68 横浜FM・Y
MF 26 村杉聡史  1年 173/68 ヴェルディY
    8 下地奨   4年 171/63 ヴェルディY
   10 田坂祐介  4年 171/63 広島Y 
    7 中村祐人  3年 174/65 西武台
FW  9 関野達也  3年 180/75 鹿島Y
   20 綿谷諒   2年 177/68 星稜

−−−−綿谷−−−−関野−−−−
−−中村−−−−−−−−田坂−−
−−−−−下地−−村杉−−−−−
−武田−−金澤−−川鍋−−松井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石川−−−−−−−


筑波は三澤純一、麻生耕平といったファンタジスタ系を外した布陣。
守備の整備からチームを再建したようだ。
青学は昨年の2部得点王、中村祐人がMFに下がっている。
主将の田坂祐介は川崎内定。下地奨は鳥栖内定。
タレントはそこそこに揃っている。
青学のサッカー推薦は難関だと聞いたことがある。
ここに落ちて慶應や早稲田に受かった選手を知っている。

3分、筑波は今田傑が縦に浮き球でフィードを入れる。
小澤司がエリア右に抜け出してショートクロス。
田中雅也が体勢を崩しながらボレー。緩い弧を描いてゴールイン。
<筑波 1−0 青山学院>
筑波がいきなりの先制パンチ。

しかしその後は膠着。試合はやや青学ペースで推移する。
15分、青学は前線で関野達也が競り合う。
こぼれ球を綿谷諒が拾って前進。ミドルシュートは枠の上。

22分、筑波は今田傑がワンタッチで前線にスルーパス。
小澤司がゴール正面に走りこむ。GK石川祐がクリア。

23分、青学は武田英二郎の左クロス。
いい軌道でファーに流れて中村祐人が走りこんでいた。
しかしわずかに届かず。

青学はポジションを入れ替えながら攻めてくる。
田坂祐介、中村祐人の両MFが左右中とかき回す。
綿谷諒も含めて3人が関野達也の周囲を動くシステム。
ボランチのボール支配力も上回って、筑波を押し込み始める。

筑波はしっかり守ってカウンター。
前線に速い選手が揃っている。裏に蹴って彼らを競らせていた。
目立っていたのは小澤司。凄く速いし動き出しもいい。
桐蔭学園出身の1年生。神奈川の国体選抜だった選手だ。

26分、青学は田坂祐介が左から中まで切れ込む。クロスは弱い。

28分、青学は田坂祐介が右に開いて、関野達也がクロス。
これは筑波DFがヘッドで外に逃れた。

31分、青学のCBが前線へのフィードをクリアミス。
筑波は小澤司がこれを拾ってドリブル。シュートはDFがブロック。

34分、青学は田坂祐介が右サイドを進出。
寄せてくるDFを上半身でブロックして決定的クロス。
これは味方に届かず筑波DFがクリア。

35分、青学は村杉聡史、細谷諒と中央でつなぐ。
ゴール前で受けたのは中村祐人。自らミドルを放つが弱い。

37分、筑波は今田傑が中盤で奪って左に開く。
大塚宏晃のクロスはGK石川祐がキープ。

40分、筑波は左サイドを小澤司が抜けてクロス。
DFのクリアが小さくこぼれるが、GK碓井健平がキープ。

前半は筑波が1−0とリードして折り返し。

48分、青学は武田英二郎の左クロス。
関野達也がダイブ。頭をかすめたがミートしない。

48分、筑波は田中雅也に警告。

53分、青学はエリア右にロングボールが入る。
関野達也が飛び出してコントロール。DFと絡んで倒れる。
微妙な場面だが判定はPK。野本泰崇と田中秀人に警告。
田中秀人が決定機阻止。野本が異議かな?

54分、青山学院は田坂祐介がPK成功。
<青山学院 1−1 筑波>

56分、筑波は今田傑?が前線にクリア。
小澤司が素早く反応して抜け出す。ループ気味のシュートは枠のわずか上。

57分、筑波は田中雅也→三澤純一(4年、青森山田)。
三澤純一は筑波の10番。ベガルタ仙台内定。
田中雅也はボールに絡む機会こそ少なかったが、
広い範囲に動いて周囲を助け、守備面でも貢献していた。

61分、青学は川鍋良祐に警告。
裏へ抜けそうなボールに手が出てしまった。

64分、青学は右サイドから関野達也がクロス。
2人走りこんだが届かない。

67分、筑波は大塚宏晃→麻生耕平(4年、大分高)。
麻生は元U16代表。素晴らしいものを持つレフティーだが…。

両チーム攻め合う展開となる。
青学は何とか勝って筑波の上に出たい。
そうすると自力残留の芽が出る。
筑波も決めに来ていた。
最終節に上位校から勝ち点3を取るより、
当面のライバルを蹴落とす方が容易かつ効果的に違いない。

68分、青学は松井直から前線にロングボール。
武田英二郎が抜け出して届く寸前。GK碓井健平がぎりぎりでクリア。

70分、青学はリズミカルなパスワークから綿谷諒が戻す。
田坂祐介が左に開いて、村杉聡史がクロス。
関野達也が飛び込むもここはDFクリア。

71分、青学は田坂祐介が左から切れ込んで右に捌く。
村杉聡史のミドルは外。

村杉聡史はヴェルディ・ユース出身の1年生。
ミドルシュートを盛んに打って筑波を脅かしていた。
組み立てもしっかり。少ないタッチでいい変化をつけていましたね。

73分、青学は綿谷諒→加藤健(3年、佼成学園)。

77分、青学は右に長いボールが入って関野達也がいい体勢。
しかし抜け出そうとしたところを筑波DFが対応。

78分、青学は中村祐人のミドル。枠のすぐ左。

80分、青学は関野達也が右に開く。
田坂祐介が抜け出してクロス。GK碓井健平がキープ。

81分、青学の波状攻撃。エリア内に4,5人入っていた。
加藤健のショートクロスは決定的だが味方に届かない。

81分、筑波は木島悠に警告。

84分、青学は川鍋良祐に警告。
三澤純一のドリブルを阻止。2枚目なので川鍋は退場。

86分、筑波はこのプレーで得たFK。
小澤司がゴール左斜めから25mほどの距離を狙う。GK石川祐がキープ。

87分、筑波は三澤純一がドリブルで持ち上がって右に開く。
木島悠のクロスから麻生耕平?のシュート。青学DFがブロック。

87分、筑波のチャンスからたちまち青学のカウンター。
前線にロングフィードが入って加藤健が飛び込む。
GK碓井健平が飛び出してボールを抑えたかという場面。
伸びた手が残って加藤の足を払ったという判断だったらしい…。
青山学院に貴重なPKが与えられる。GKの碓井健平に警告。

88分、青学はこのPKを田坂祐介が成功。
<青山学院 2−1 筑波>

89分、筑波は麻生耕平に警告。

90分、青学は関野達也→嶋田将利(3年、滝川第二)。
91分、青学は中村祐人→藤澤翔太(3年、帝京可児)。
青学は守備固め&時間稼ぎ。
ロスタイムは5分ほど。青学が守りきってタイムアップ!

青学は勝ち点20。国士舘が中央に負けたので9位へ浮上だ。
筑波は11位に転落。大ピンチである。
史上初の2部落ちを回避できるのでしょうか?

カテゴリ:
第2試合は法政と順天堂の対戦。

法政はまだ優勝の目がある。
2試合を残して首位明治と勝ち点3差。得失点は2差。
明治が連勝すると無理だが、他の状況は可能性を残している。
ただし大黒柱の本田拓也が離脱中。
調子が良ければ良いでここにいないだろうけど…。

順天堂は8位。残留が確定している。
島嵜佑は一昨日サガン鳥栖入団が発表された選手。
本来は中盤だがチーム事情でCBをこなしている。
正GKの松本拓也はU18代表としてアジアユースに参加中だ。

オシムが昨日運ばれたのは順天堂病院らしい。
今日だけは「頑張れ順天堂」という気分になる。
ジェフっ子多いし、祖母井秀隆氏のご子息もいるし…。

法政大学
GK 12 若田和樹  2年 186/73 弥栄西
DF  2 元木数馬  4年 176/66 前橋育英 
    5 中野桂介  4年 171/65 広島Y
    4 福田俊介  3年 186/82 西武台
    3 吉田正樹  4年 171/68 前橋育英
MF 23 富井英司  2年 175/65 横浜FM・Y
   20 堀越寛人  2年 180/70 前橋育英
   14 山本孝平  3年 178/69 桐光学園
   11 菊岡拓朗  4年 163/62 清水東
FW 10 市川雅彦  4年 171/68 成立学園
   13 土岐田洸平 4年 176/71 三菱養和SC

−−−−市川−−−-土岐田-−−−
−−菊岡−−−−−−−−山本−−
−−−−−富井−−堀越−−−−−
−吉田−−福田−−中野−−元木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−若田−−−−−−−


順天堂大学
GK 30 祖母井志門 2年 183/72 中京 
DF  4 森英次郎  3年 173/70 桐蔭学園
   14 島嵜佑   4年 174/70 四日市中央工
    3 村上佑介  4年 179/76 国士舘
   19 金子拓也  1年 176/65 千葉Y
MF  5 三浦旭人  2年 167/67 横浜FM・Y
    6 竹岡雅師  3年 172/67 城ノ内
   11 福士徳文  3年 177/69 盛岡商
   20 関直也   2年 175/75 県・鹿島
   17 増田孝輔  2年 168/64 浦和Y 
FW 35 岡本達也  1年 175/71 ジュビロ磐田

−−−−−−−岡本−−−−−−−
−−増田−−−-関-−−−福士−−
−−−−−竹岡−−三浦−−−−−
−金子−−村上−−島嵜−−-森-−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-祖母井-−−−−−−


3分、順天堂は岡本達也に警告。・

17分、法政は山本孝平が左足ミドル。DFに当たって外。

18分、順天堂は関直也に警告。

26分、法政は土岐田洸平に警告。

29分、法政は堀越寛人がワンタッチで前線に入れる。
土岐田洸平が小さく右へ開く。
山本孝平がクロス。ここは順天堂のDFがブロック。

立ち上がりはあまり動きのなかったこの試合。
法政が少しずつ攻勢をかけて来る。
右SBの元木数馬が盛んに攻め上がっていた。

35分、法政は菊岡拓朗がヒールで戻して市川雅彦のシュート。正面。

36分、法政は吉田正樹が左からクロスを入れる。
GK祖母井志門のパンチは小さい。
こぼれ球を菊岡拓朗が狙う。決定的だが枠の外。

36分、法政は山本孝平が右サイドを破ってクロス。
誰かが触れば…というボールだが味方に合わない。

45分、法政は山本孝平の右クロス。
市川雅彦が狙うもGK祖母井が弾く。
しかし左に流れたこぼれを菊岡拓朗が押し込んだ。
<法政 1−0 順天堂>
法政が「いい時間」に先制して折り返し。

試合は後半。
48分、順天堂は左からのサイドチェンジから森英次郎が抜け出す。
縦に抜けて右斜めからシュート。しかし外。

50分、法政は富井英司が左にふわっと開く。
菊岡拓朗の折り返しに市川雅彦が飛び込む。
いい形だがヘディングは良くミートしない。

53分、法政のカウンター。3対2と枚数は有利。
市川雅彦が中央をドリブル。自らシュートを放つも正面。

60分、順天堂はエリアすぐ右。
金子拓也がFKを下げてフリーの選手へ合わせる。
ここは福田俊介が先回りしてブロック。

67分、順天堂はカードを2枚切って建て直し。
関直也→山本拓実(2年、大宮Y)。
福士徳文→慶田光彦(4年、森村学園)。

順天堂はリスクを冒して攻めに出てくる。
元気のない法政を押し込み始めた。

72分、順天堂は岡本達也がエリア右で粘って折り返し。届かない。

73分、順天堂は最終ラインからのフィードがDFに引っ掛かる。
上手い具合にこぼれて岡本達也が抜け出す。シュートは左に外れた。

76分、法政は土岐田洸平→稲葉久人。

77分、法政は稲葉久人がスローインから左を抜け出す。
中までえぐってクロス。しかし味方に合わずラインを割った。

81分、順天堂は金子拓也→岩澤大介。
順天堂は村上佑介を右に回して彼の攻撃力を生かす。
布陣はこう↓
−−−−−−−岡本−−−−−−−
−−増田−−−山本−−−慶田−−
−−−−−竹岡−−三浦−−−−−
−-森-−−岩澤−−島嵜−−村上−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-祖母井-−−−−−−


82分、法政は元木数馬が右サイドを攻め上がってクロス。
山本孝平が飛び込んで決定的。しかしヘッドは外。

85分、順天堂は増田孝輔の右CK。
ファーサイドで岡本達也がヘッドを狙うも弱い。

86分、順天堂は右サイドで村上佑介が粘って折り返す。DFがクリア。

86分、法政は山本孝平→永露大輔。

88分、法政は永露大輔の左クロス。
市川雅彦が入ってきたがコントロールできず。

ロスタイム表示は3分。

90分、順天堂は山本拓実が中央をドリブル突破。
粘って生かして左に捌く。
増田孝輔が思い切って狙うも枠の上。

そのままタイムアップ。
法政は微妙な展開。後半はほとんど死んでいた。
何とか勝ち点3を確保して暫定ながら明治に追いついた。
明治の試合は明日。たつのこで流通経済大と戦います。

カテゴリ:
永田町駅に入ってきた南北線がいつになく混んでいる。
「パパー、何でこんな混んでるの?」と坊やが不思議がっていた。
そのまま浦和美園までほとんど出入りなし。
スーツ姿の通勤帰りも上着を剥がすと赤い奴らだ。油断ならねぇ。
浦和美園駅を降りると大量のダフ屋さんがお仕事中。
空には轟音を上げてヘリコプターが旋回中。
スタジアムへ続く道には手書きの檄文が張り出されて皆を鼓舞する。
W杯予選を思い出させる「ざわざわ感」が広がっていた。

AFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦。
浦和レッズはイランのフーラド・モバラケ・セパハンをホームに迎えた。
初戦のスコアは1−1。
浦和にとって苦しい試合だったが勝ち点を何とかもぎ取った。
チケットは早々に完売。
3日の電話発売はもちろん、7日のキャンセル待ちも大変な争奪戦だった。
チケットショップでは定価の3倍か4倍という値段が付いていたらしい。

浦和レッドダイヤモンズ
−−−−永井雄一郎−−−ワシントン−−−−
−−−−−−−−−ポンテ−−−−−−−−−
−平川忠亮−長谷部誠−鈴木啓太−阿部勇樹−
−−−堀之内聖−−闘莉王−−坪井慶介−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−-都築龍太-−−−−−−−−


フーラド・モバラケ・セパハン
GK  1 アバス・モハマディ・シャー・アバディ 
                  1975/08/23 190/87
DF 21 サエイド・バヤト    1976/08/17 183/81
    8 モーセン・ベンガー   1979/07/23 191/84
    5 ハジ・アヒリィ     1981/01/15 185/85
   17 ジャパ・ムジリ     1980/06/07 183/81        
MF 12 アブドゥル・ワハブ・ラベド 
                  1976/12/21 180/79
   28 エサン・ハジサフィ   1990/02/25 168/64
   18 モーセン・ハミディ  
    4 モハラム・ナビドキア  1982/11/01 182/72
   25 エブラヒム・ロビニアン 1978/09/10 174/73
FW 20 エマド・リダ      1982/10/19 172/70

−−−−−−−-エマド・リダ-−−−−−−−
−−ロビニアン−ナビドキア-−ハミディ-−−
−−−−−ハジサフィ−−ラベド−−−−−−
−ムジリ−-アヒリィ−−ベンガー-−バヤト−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−モハマディ−−−−−−−−


私は試合中、試合後は基本的に冷静な人である。
ただし試合前は妙に気持ちが昂ぶる。
今日も一人ひそかに感極まって目に汗が滲んでいた(笑)
2年前の北朝鮮戦以来だ。

キックオフ。
主審はイルマトフ氏。ウズベキスタンの方である。
最初の4,5分はレッズが常にボールを支配。

1分、浦和は左スローインから永井雄一郎が縦に抜けて折り返し。
DFのクリアがこぼれて、長谷部誠はミドルを狙う。枠の外。

7分、浦和は左斜め35mほどの位置でFK獲得。
ポンテの上げたボールを闘莉王がヘッド。
決定的なシュートだが、GKモハマディよくセーブ。
ベンガーの緩いマークで闘莉王がフリーになっていた。

ここから試合がやや膠着する。
ややセパハンのペースという展開。
セパハンは両サイドハーフの活動量が旺盛。
守備では最終ラインまで戻り、アタックになると前線まで飛び出す。
まずサイドから崩して、浦和の守備を拡げようという狙いだろう。
ただし技術的に特別な選手はいない。
浦和が1対1を仕掛けられて、マークを剥がされるような場面はない。
セパハンに持たれてはいても、自由にしていなかった。

21分、浦和はカウンターから一瞬の隙を突く。
鈴木啓太が中盤でパスカット。平川忠亮がつなぐ。
ポンテが右斜めへスルーパス。相手に当たってコースが変わる。
セパハンのDFムジリは対応が遅れてパスを後方に流してしまう。
永井雄一郎がパスに反応して裏へ抜け出す。
ゴール右。角度はあったが完璧なシュートを突き刺した!
<浦和レッズ 1−0 セパハン>
いきなり相手GKの好セーブがあり、押し込まれ気味で、
「今日も我慢の試合だな」という覚悟を決めていた頃合だった。
季節じゃないのに会社からボーナスが出たような…。

しかしここから我慢の時間に戻る。
アウェーゴールというややこしいルールができて、試合運びは複雑になった。
1点取ったら「取らせない」ことが優先になる。
1−0なら逃げ切りだし、最悪1失点なら何とかなる。
浦和はロースコア狙いである。

26分、セパハンはアブドゥル・ワハブ・ラベドのミドル。強烈だが枠の左。

29分、セパハンはエマド・リダ→マフムド・カリミ。
交代は怪我かコンディションの問題だろうか?
6年前のアジア・ユース決勝で日本から2ゴールを挙げたエマド・リダ。
今日は「日本キラー」ぶりを発揮できなかった。

35分、セパハンは右サイドから長いクロスが入る。
カリミがファーサイドに走り込んだがわずかに合わない。

37分、浦和は闘莉王が前線にロングフィード。
これが通って阿部勇樹は右サイドでフリー。
しかし阿部のクロスはセパハンDFがクリア。

38分、浦和は永井雄一郎が前線で傷む。靴紐を結びなおして復帰。
そこにちょうど阿部勇樹からのフィードが入ってきた。
永井雄一郎は中に切れ込んで右アウトでラストパス。
ポンテがエリア右に切れ込んで決定的。しかしGKとDFにブロックされた。

40分、浦和はワシントンがハーフライン付近から超ロングループ。
いい感じの軌道だったが枠を掠めてわずか上。

43分、セパハンはバヤドが右から長いクロス。
精度を欠いたボールだが、GK都築と闘莉王が被ってしまう。
こぼれ球をカリミがシュート。しかしカバーに戻った闘莉王がクリア。
位置は浦和のゴール裏。声援でコーチングが届かない。

前半はこのまま浦和が1−0リードで折り返し。
悪くない試合運びじゃないでしょうか?
両ボランチが引き過ぎずいい位置取り。
中盤で相手によく寄せてボールを狩っていた。

後半開始を前にセパハンは2枚目のカードを切る。
モーセン・ハミディ→ホセイン・パピ。
パピは22才のアタッカー。170cm・57kgと大きい選手じゃない。
前線の右サイドを中心に動いていた。
セパハンは後半からバヤトを一列上げて3バック気味に来る。

48分、セパハンはバヤトの右クロスが入る。
2人が飛び込んでやや危険な場面。
ボールがもつれてエリア内のカリミが持つ。
しかしもたついたところを闘莉王がしっかりクリア。

50分、セパハンのカウンター。
ハジサフィのスルーパスをカリミが楔に入ってヒールで戻す。
しかしナビドキアのミドルは外。

51分、浦和はワシントンが左サイドから持ち込む。
DFが薄くて狙える場面。一人で粘ってシュートを放つが外。

55分、浦和は右サイドからいい崩し。
ポンテがエリア右へつないで長谷部誠が切れ込む。
長谷部はDFと絡んで転倒。主審の手が上がってPK?という場面。
しかし判定はシミュレーション。長谷部誠に警告。

57分、セパハンはナビドキアのスルーパスにカリミが飛び込む。
GK都築龍太がしっかり飛び出して抑えた。

59分、セパハンは早くも最後のカードを切る。
サエイド・バヤト→ホセイン・カゼミ。
布陣は3−4−3。多分こんな感じ↓
−−-ハジサフィ−−−カリミ−−−−−パピ-−−−
−−-ロビニアン−−ナビドキア−−アルハイル-−−
−−−−−−−−−−-カゼミ-−−−−−−−−−−
−−−−ムジリ−−−アヒリィ−−-ベンガー-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−-モハマディ-−−−−−−−−−


60分、浦和は右サイドから長谷部がロングクロス。
ムジリのクリアが小さく、ワシントンにボールが入る。
決定的な場面だがシュートはミートしない。
打ち直しもGKモハマディがキープした。

61分、セパハンのカウンター。
ナビドキアが切れ込んで右に開く。パピの折り返しをカリミがキープ。
浦和のDFがクリアするも小さい。カゼミが攻め上がってミドルを狙う。
しかしこの場面でカゼミがファウル。浦和はピンチを逃れた。

64分、セパハンはパピが右を抜けてクロス。
カリミはエリア内で左へつなごうとする。浦和DFがクリア。

65分、セパハンはナビドキアが右から切れ込んでクロス。DFがクリア。

セパハンのパワープレーはいまいち成功しない。
セパハンは「堅守速攻」のチーム。
DFは高くて強く、攻撃は速くて上手い。
パス&ムーブで崩すのでなく、単発の仕掛けを連続してくる。
前線にはカリミ、パピといったスペース勝負の選手が並ぶ。
浦和は既にリードを奪ってリスクを冒す必要がない。
DFの数を揃え、ラインも下げてスペースを消してくる。
セパハンは運動量が落ち、布陣も変わって上下動が減ってくる。
足元で受けてサイドからドリブルを仕掛けるしか手がない。
しかしDFにコースを制約されて「美味しい場所」に入れない。
エリアに近づけばそこは更に固められている。
偶然に頼る状況だが、僥倖は訪れない。
強い選手がいれば放り込んでこぼれ球…という可能性がもっと高かった。
消耗した浦和を押し込むことも出来たろう。

70分、浦和はCKからの攻め直し。
左サイドから闘莉王が折り返す。
ワシントンが下げて、永井雄一郎がシュート!
この決定機はGKモハマディがよくストップ。
しかし右で詰めていた阿部勇樹がきっちりヘッドで押し込んだ!
<浦和レッズ 2−0 セパハン>
大きな大きな追加点。
浦和は「1点奪われてもOK」という状況。

74分、セパハンはカゼミのミドル。枠の上。

77分、浦和のイージーなパスミスからセパハンがカウンター。
ハジサフィが前線へスルーパス。
カリミが抜けて決定的な場面。ここは闘莉王がクリア。

77分、セパハンはナビドキアが右から中へ流れてスルーパス。
カリミが裏に抜け出してシュート。
一応ゴールインだがタイミングは完全にオフサイド。

80分、浦和はポンテ→内舘秀樹。
内舘はボランチ。長谷部誠がトップ下に回る。

82分、セパハンはカリミが左サイドからドリブルで持ち込む。
鮮やかな切り返しでDFを外して折り返す。
ナビドキアのミドルは決定的だったが枠の外。
ここで決められていたら、まだ分からなかったかもしれない。

85分、浦和は永井雄一郎→田中達也。

86分、セパハンは左からクロスが入ってもつれる。
ベンガーが折り返して、カゼミは強引にヘッド。枠の上。

ロスタイムの表示は3分。

91分、浦和はワシントン→岡野雅行。
岡野はもう浦和レッズの「長老格」なんだな。
イラン相手といえばやっぱり彼(笑)

そのまま危なげなくタイムアップ。
浦和が2−0でセパハンを下した。
第1戦と合計で3−1。
「アジア代表」として世界クラブ選手権への出場も決めた。

城南戦と違って、浦和サポも「心の準備」が出来ていた。
弾ける感じはなく「決まったね」と噛み締める感じ。
俺も既に正気へ戻っておりました。
ややあって表彰式。
MVPは永井雄一郎。選考委員は決勝しか見てないのか?
俺が選ぶならポンテか阿部勇樹だな。
得点王はポンテとサレヒ(セパハン)。
サレヒは決勝に出いないけど、グループステージで荒稼ぎした選手。
フェアプレー賞も浦和レッズでした。

ACL決勝第2戦
浦和レッズ 2−0 セパハン
埼玉スタジアム 59,034人

※2戦合計3−1で浦和レッズが優勝。

今日は浦和の完勝でした。
勝負どころで決めた幸運もあるけど、
攻めに出てきたセパハンを完封したのは立派。
やはり闘莉王の存在が大きい。
強いし、危険な場所を抑えている。
「こぼれ球」「パスの出先」への反応が早いから、
炎が立つ前に「火花」で消してしまえるんですね。
浦和は切り札の田中達也を残したまま戦った。
「無理に点を取らねばならない」状況に至らず、余裕を持って勝利を収めた。

党首が今回ACLへ入れ込んだのは「予感」が働いたからかもしれない。
浦和と川崎の日程が出て、全試合を見ようと決めた。
今まで「罰ゲーム」だったACLも、
サッカー界が総力を挙げて取り組む大会になった。
クラブW杯と直結して「日本で世界を迎える」ルートとなっている。
しかも日本サッカーの重心が代表からクラブに移っている。
だから今回のACLはある種の「臨界」「転換点」になる…。
そういうストーリーを勝手に作っていました。

昨晩のニュースをいくつか見たけど、どこも切り口が陳腐。
「サポーターの力」とか「歴史的快挙」とか…。
間違ってないかもしれないけど、空疎に聞こえる。
NHKは「初のアジア王者」を連呼していたけど、
「今の方式になって初の優勝」ですよね?
私はそういう上っ面よりあの試合が、あの場面が、という生々しさが残ってます。

もちろん浦和にとって貴重な勝利には違いない。
人気は常に結果を後追いする。
今の浦和レッズは「重要な試合だけ満員」という状態だ。
開幕戦、シーズン終盤の優勝争いになると売り切れる。
J1の注目度が低い試合なら4万人くらい。
党首のような「お客さん」も見に行ける水準だ。
でも「常時満員」が近いうちに起こるんじゃないかな?
今回の結果がそれに拍車をかけると思う。
「急がないと買えないかも」という気配になると、
焦燥感が煽られて売れ行きが早くなる。
早めに予定を確定させて観戦へ行くようになる。
「売り切れるほど盛り上がっている」と聞いて、
興味の薄い人まで引き付けられるようになる。
Jリーグバブル、代表バブルの時と同じ状態だ。

浦和サポの皆さん、早めにシーチケを抑えた方がいいですよ(笑)

カテゴリ:
大学の部決勝は早稲田大と東洋大の対戦となった。
このカードでなければ見に来なかったな。
微妙に多忙で今晩はACL決勝もある。
だから高校の部決勝はスルーした。
でも斎藤佑樹と大場翔太の投げ合いは見逃せない。
細山田武史と大野奨太の両捕手も(プロを含めて)世代を代表する逸材だ。

快晴の神宮球場。準決勝と違って決勝はよく入った。
平日にも関らず大学選手権決勝と同じくらいの集客。
外野と内野の外側は空けてないにしても、ほとんど空席のない満員だった。
斎藤佑樹も大場翔太も3連投である。
特に大場は2試合連続完投だ。疲労はあるに違いない。

東洋大学
1番 三 藤田敏行  4年 右右 177/77 桐生第一
2番 二 鈴木啓友  3年 右左 174/69 愛工大名電
3番 一 十九浦拓哉 3年 左左 180/87 八千代松陰
4番 中 清田育宏  4年 右右 179/78 市立柏
5番 右 中倉裕人  3年 右左 175/68 PL学園
6番 左 松永隆太  3年 右右 175/72 九州学院
7番 捕 大野奨太  3年 右右 177/77 岐阜総合学園
8番 遊 小島脩平  2年 右左 177/73 桐生第一
9番 投 大場翔太  4年 右右 182/80 八千代松陰


早稲田大学
1番 二 上本博紀  3年 右右 173/70 広陵
2番 捕 細山田武史 3年 右右 178/75 鹿児島城西
3番 右 松本啓二朗 3年 左左 180/78 千葉経大付
4番 左 田中幸長  4年 右右 178/82 宇和島東
5番 三 小野塚誠  4年 右右 178/82 早稲田実
6番 遊 本田将章  4年 右右 173/69 智弁和歌山
7番 一 泉尚徳   4年 左左 175/73 国士舘 
8番 中 小島宏輝  2年 右左 178/75 愛工大名電
9番 投 斎藤佑樹  1年 右右 175/75 早稲田実


1回表。先攻は東洋大学。
1番藤田は138キロの速球を遊ゴロ。2番鈴木二ゴロ。
3番十九浦はツーシームを引っ掛けて二ゴロ。

今日の斎藤佑樹は春季シーズンと同じような投球スタイル。
程よく抜いて制球重視。打たせて取るピッチングが狙いのようだ。
初回のMAXは140キロ。
秋はほとんど使わなかったツーシームを活用。
スライダーも多めに交えて「軟投派」に徹していた。

1回裏。
早稲田は1番上本が二飛。2番細山田は遊ゴロ。3番松本空振り三振。
結果こそ三者凡退だが大場は本調子でない。
初回のMAXは144キロ。常時で140前半。
ボールが先行する場面が多くやや浮き気味。
昨日の彼とは比べるまでもない。

2回表。
東洋大は4番清田一ゴロ。5番中倉は142キロを投ゴロ。6番松永遊ゴロ。
斎藤佑樹は淡々といいリズムで投げている。

2回裏。
早稲田は4番田中が中飛。5番小野塚レフト前安打。
6番本田は2球目にレフトポール際の大飛球。しかしファウル。
本田は結局スライダーを空振り三振。7番泉もスライダーを空振り三振。

3回表。
東洋大は7番大野が三ゴロ。8番小島ライト前安打。9番大場は三ゴロ併殺。
斎藤佑樹は初ヒットこそ許したが抜群の内容。
ここまで奪ったアウトは全て内野ゴロ。
低めに投げてゴロを打たせる狙いが見事にはまっていた。

3回裏。
早稲田は8番小島が四球で出塁。
9番斎藤の初球は内角をえぐって肩の付近。死球かと思ったが判定はファウル。
斎藤は結局しっかりバント成功。場内は万雷の拍手。
バントを決めただけでこれだけ沸くのはさすが王子様だ(笑)
1番上本は粘ってカウント2−3。しかしスライダーを振らされて空振り三振。
2番細山田もフルカウントまで粘るが左飛に終わった。

4回表。
東洋大は1番藤田が速球を空振り三振。2番鈴木はフォークを空振り三振。
3番十九浦にはツーシームが内角低めにずばり。見逃し三振。
斎藤はこの回三者三振。本日のMAX143キロも記録。
「ちょっと力が入ってきたな」という印象。
彼が全力で投げ始めるというのは危険信号だったりする。

4回裏。
早稲田は3番松本が左飛。4番田中三ゴロ。
5番小野塚はスライダー?を空振り三振。

5回表。
東洋大は4番清田がフォーク?を空振り三振。5番中倉一ゴロ。
6番松永は中飛。今頃になって初のフライである。

5回裏。
早稲田は6番本田が右飛。7番泉は143キロの速球を見逃し三振。
8番小島は三塁ファウルフライ。
ちょっとずつ大場もリズムが出てきた。
球が浮かないし、ボール先行も減ってくる。

6回表。
東洋大は7番大野が右中間にいい当たり。しかし田中が取って中飛。
8番小島はカウント2−3から二飛。9番大場見逃し三振。
斎藤佑樹はやや制球が散ってくる。疲れてきた。

6回裏。
早稲田は9番斎藤の打順で代打。
確かに疲れてきているけどあと1、2イニングは投げさせるかと…。
思い切った采配の大好きな應武監督である。
早稲田は代打大島吉雄が一・二塁間へボテボテの当たり。
二塁の鈴木啓友はよく追いつくも内野安打。
大島は鈍足を必死に飛ばして最後はヘッドスライディング敢行!
無死1塁。大島に代わって代走は片岡優帆。
1番上本はバント成功。一死2塁。
しかし2番細山田は143キロの速球を空振り三振。
3番松本も144キロを空振り三振。
この場面は大場翔太が圧巻だった。
早稲田は斎藤佑樹を降ろしてまで迎えたチャンスをものにできない。

7回表。
早稲田のマウンドには松下建太が登場。
2年生の右スリークォーター。変則フォームから勢いのある球が持ち味。
六大学春季シーズンの防御率1位でもある。
東洋大は1番藤田の3球目。レフトに挨拶代わりのホームラン!
<東洋大 1−0 早稲田大>
2番鈴木もセンター前安打。3番十九浦も四球で続いて無死1、2塁。

東洋大は松下建太を全く苦にしない。
いつも河原井章太で練習しているから慣れているのか?(笑)
早稲田はここで投手交代。須田幸太が登板する。
秋は不調で出番がない。しかし本来のエースである。

4番清田はフルカウントからエンドラン。しかし二塁ファウルフライ。
5番中倉は140キロの速球を空振り三振。
6番松永は注文通りに三ゴロ。と思ったら小野塚が悪送球。二死満塁。
7番大野に対して須田は徹底的に速球で攻める。
142、3キロを連発。何とか一塁ファウルフライに打ち取った。
今日の須田はMAXで143キロ。
スライダーもよく切れて悪くない出来だった。来年の復活に期待しよう。

7回裏。
早稲田は4番田中が初球を右飛。
5番小野塚も右飛。6番本田は中飛。
一発狙いで大降り。簡単にアウトを奪われたという感じだ。

8回表。
東洋大は8番小島が四球。9番大場が送って一死2塁。
1番藤田は二飛。2番鈴木は四球で歩いて二死1、2塁。
3番十九浦はスライダーを空振り三振。

8回裏。
早稲田は代打生島が二ゴロ。8番小島は右飛。代打の切り札原寛信は左飛。
大事な場面で力みが目立つなぁ…。

9回表。
早稲田は大石達也が登板。1年生の注目株。
昨日はスーパーピッチングを披露した。
東洋大は4番清田が0−2からフォークをライト前に運ぶ。無死1塁。
5番瀧本聖也はバント成功。一死2塁。
6番松永は一ゴロ。二死3塁。
7番大野は初球をレフト線ツーベース!
<東洋大 2−0 早稲田>
8番森は一塁ファウルフライ。
東洋大は大場翔太の出来を考えると決定的に近い追加点を挙げた。
大石達也の本日MAXは145キロ。
昨日に比べると全く球が走っていなかった。
逸材だがまだ身体はできていないように見受けられる。

9回裏。
1番上本は126キロのスライダーを見逃し三振。
上本は小柄だが速球に強い打者。この場面で大場は5球全て変化球を投じた。
2番細山田は三ゴロ。ここで何とキャプテン藤田が暴投。
一死1塁。代走に川畑依啓。
3番松本はとことん粘ってファウルを6、7球。しかしフルカウントから中飛。
次いで4番田中幸長。主将として意地を見せたい。
しかし大場翔太の気迫が勝った。最後は128キロのスライダーを空振り三振!

安打  001 000 202 5 四 失
東洋 ┃000|000|101┃2 3 1 
早稲田┃000|000|000┃0 1 1
    010 001 000 2

東洋:大場○
上武:斎藤、松下●、須田、大石


大場翔太は凄いとしか言い様がない。
被安打わずか2。四死球1。
奪三振は10。いつもに比べれば少ないけど…。
稲尾和久さんの魂が乗り移ったみたいな鉄腕ぶりでした。

斎藤佑樹も3連投ながらやはり素晴らしい投球。
「本格派の斎藤」も悪くないけど、個人的には今日のスタイルが好きですね。
彼の持ち味がよく出た味のある内容でした。

カテゴリ:
大学の部はあまり食指の動かなかった党首。
出場10校のうち9校が大学選手権出場チーム。
各リーグで強豪が固定化しているのかな?

大学勢にとって明治神宮大会は「2番目の全国タイトル」という位置づけ。
6月の大学選手権に比べれば小規模だが、
4年生にとって最後の大会という意味づけはある。
ちなみに選手権はDH制だが、神宮大会は投手も打席に入る。
出場校選定方法は複雑なので説明を割愛。
興味のある方はwikipediaの説明をお読み下さい。

早稲田大学
1番 二 上本博紀  3年 右右 173/70 広陵
2番 捕 細山田武史 3年 右右 178/75 鹿児島城西
3番 右 松本啓二朗 3年 左左 180/78 千葉経大付
4番 左 田中幸長  4年 右右 178/82 宇和島東
5番 一 原寛信   1年 右右 184/84 桐蔭学園
6番 遊 本田将章  4年 右右 173/69 智弁和歌山
7番 三 小野塚誠  4年 右右 178/82 早稲田実
8番 中 小島宏輝  2年 右左 178/75 愛工大名電
9番 投 斎藤佑樹  1年 右右 175/75 早稲田実

八戸大学
1番 中 秋山翔吾  1年 右左 183/75 横浜創学館
2番 二 村尾賢吾  3年 右両 168/70 豊川
3番 遊 岩本康平  3年 右右 175/74 上宮太子
4番 一 菅原翔   3年 左左 174/78 甲府工業
5番 三 岩佐一樹  1年 右右 178/77 旭川実業
6番 右 道広伸一  3年 右左 172/71 関西創価
7番 左 木村貴仁  2年 右左 172/78 文星芸大附
8番 捕 片葺翔太  3年 右右 177/83 北陽
9番 投 櫻田裕太郎 2年 左左 176/74 横浜


人気校の登場で神宮は少しお客が増えた。
今日は全席自由なのでネット裏にも「ハンカチおばさん」が来襲。
お目にかかれて光栄です(笑)

1回表。先攻は早稲田大学。
1番上本は空振り三振。2番細山田遊ゴロ。
3番松本二塁内野安打。4番田中幸長中飛。

八戸大の先発は櫻田裕太郎。
2年生ながら大学選抜候補にも入った左腕。
札幌の新琴似シニア、横浜高校でプレーした。
先輩の成瀬善久、涌井秀章がブレイクしているが彼はどうだろう?
あまり球の速い投手ではない。速球は今日のMAXで136キロくらい。
変化球が多彩でスライダー系のボールがいい。

1回裏。
八戸大は1番秋山が三球三振。2番村尾二ゴロ。3番岩本は四球。
4番菅原はレフトオーバーの二塁打。二死2、3塁。
5番岩佐の三遊間へ難しい当たり。
本田将章の好プレーで一塁アウト。斎藤佑樹の立ち上がりを救った。

2回表。
早稲田は5番原が四球。6番本田が送って一死2塁。
7番小野塚ショートライナー。8番小島の打席で原が牽制死。

2回裏。
八戸大は6番道広二ゴロ。7番木村は速球を空振り三振。8番片葺も空振り三振。
斎藤佑樹は球が走っていた。2回に今日のMAX147キロ。
常時で141〜145。スライダー、フォークも切れていた。

3回表。
早稲田は8番小島がスライダーを見逃し三振。
9番斎藤右飛。1番上本右飛。
早稲田の打線は櫻田裕太郎に沈黙。

3回裏。
八戸大は9番櫻田がレフト前安打で出塁。
1番秋山はバント失敗。二封のみで一死1塁。
2番村尾の当たりは一塁を強襲してライト線。一死1、3塁。
3番岩本の打席で斎藤がスライダーを暴投。櫻田が生還。
<八戸大 1−0 早稲田大>
岩本はレフトへ犠牲フライ。
<八戸大 2−0 早稲田大>
4番菅原遊ゴロ。

4回表。
早稲田は2番細山田がレフト前安打。
3番松本は送らず遊飛。一死1塁。
4番田中幸長はストレートの四球。一死1、2塁。
打者を背負って櫻田裕太郎の投球にやや乱れ…。
5番原は三ゴロ。ファンブルがあって一塁アウトのみ。二死2、3塁。
6番本田は四球を選んで二死満塁。
7番小野塚はレフト前安打。二者生還。
2アウトなのでスタートを切っていた。
<早稲田大 2−2 八戸大>
8番小島もストレートの四球。9番斎藤は左飛。

4回裏。
八戸大は5番岩佐が三ゴロ。6番道広センター前安打。
7番木村二飛。8番片葺の初球に道広は二盗失敗。

5回表。
早稲田は上本が四球。2番細山田がバント成功。
3番松本二ゴロで上本進塁。二死3塁。
4番田中幸長は右中間を破る三塁打!
<早稲田大 3−2 八戸大>
八戸大はここで投手交代。
3年生の前橋泰輔(右投、180/78、浜松工)を起用。
前橋は速球がMAX143キロ。常時で135〜139くらい。
フォーク?とカットボールらしいのも投げていた。
5番原は三ゴロ。早稲田はこの回1点のみだが勝ち越し。

5回裏。
早稲田は相手が右投手ということで、一塁に泉尚徳が入る。
八戸大は8番片葺が空振り三振。9番前橋投ゴロ。1番秋山二ゴロ。
この回の斎藤はカーブを多投して打者を翻弄していた。

6回表。
早稲田は6番本田が遊ゴロ。7番小野塚も遊ゴロ。
8番小島はセンター前ヒット。
ここで斎藤佑樹に代えて生島大輔。生島は空振り三振。
斎藤佑樹は5回を2失点。そこそこの出来だった。
連投だし明日もある。ブルペン陣も豊富なので交代は納得だ。

6回裏。
早稲田のマウンドには大石達也が登板。
1年生ながら秋季シーズンはリリーフでフル回転。
規定投球回数に2イニングほど足りなかったが、防御率0点台という数字を残した。
八戸大は2番村尾が空振り三振。148キロ。
3番岩本投手ライナー。4番菅原も空振り三振。149キロ。

大石の投球に惚れ惚れする。
スピードガンの表示も凄いけど何より伸びが抜群。
手元でスピードが落ちないから速球で空振りを取れる。
斎藤佑樹もうかうかしていられない(笑)

7回表。
早稲田は上本が見逃し三振。細山田見逃し三振。松本が空振り三振。
1番、2番、3番と仲良く…。

7回裏。
大石達也はますます絶好調。
5番岩佐は三ゴロ。
6番道広見逃し三振。本日のMAX151キロ!
7番木村にも150キロ台を連発。空振り三振。

8回表。
早稲田は4番田中一ゴロ。5番泉四球。6番本田中飛。
代打の大島吉雄はレフト前安打。二死1、2塁。
8番小島はレフト前安打。泉が本塁突入もタッチアウト!
早稲田は追加点を上げられず。

8回裏。
大石達也はまだまだ行ける。
代打の勝田憲司は三塁ファウルフライ。
代打の菅原翼は空振り三振。147キロ。
1番秋山も空振り三振。150キロ!

9回表。
八戸大は三番手投手を起用。2年生の村上佑樹が登板。
葺合高校出身の右腕。180cm・81kg。彼も速球派だった。
早稲田は9番大石が中飛。続投させるのか…。
1番上本が捕手ファウルフライ。
2番細山田は149キロの速球を空振り三振。
村上は9球全てストレート。
一番遅い球で143キロ。最後の149キロがMAXだった。

9回裏。
大石達也はちょっと落ちた。
2番村尾は空振り三振。144キロ。
3番岩本には変化球から入って初球を叩かれる。
左中間フェンスに届く際どいあたりで一死2塁。
4番菅原翔は2−3まで粘られてレフトライナー。軽くヒヤッとする。
5番岩佐には開き直って全球ストレート。
ストライク、ボール、ストライク、ボールと来て5球目。
141キロのストレートを一塁ライナー!ゲームセット。

安打  100 211 020 7 四 失
早稲田┃000|210|000┃3 6 0
八戸 ┃002|000|000┃2 1 0
    102 100 001 5

早稲田:斎藤○、大石
八戸:櫻田●、前橋、村上


大石達也の投球は「お金を払う価値」がありますね。
4回1安打無四球。奪三振は7。
MAX151キロ。ほぼ全球ストレート(笑)
ゾクッとする内容でした。

八戸大もいいチームでした。特に投手は層が厚そう。
無名選手を何人もプロまで育てたチームですからね。
よく鍛えられていました。

カテゴリ:
大学の部準決勝2試合目。高校も含めて4試合目。
結局ここまで居残ってしまいました…。
東洋大と上武大。略して東上戦である(嘘)

東洋大学
1番 三 藤田敏行  4年 右右 177/77 桐生第一
2番 二 鈴木啓友  3年 右左 174/69 愛工大名電
3番 一 十九浦拓哉 3年 左左 180/87 八千代松陰
4番 中 清田育宏  4年 右右 179/78 市立柏
5番 右 中倉裕人  3年 右左 175/68 PL学園
6番 左 松永隆太  3年 右右 175/72 九州学院
7番 捕 大野奨太  3年 右右 177/77 岐阜総合学園
8番 遊 小島脩平  2年 右左 177/73 桐生第一
9番 投 大場翔太  4年 右右 182/80 八千代松陰

上武大学
1番 中 目黒聡   3年 右左 165/65 東海大相模
2番 二 金田祐司  4年 右右 171/63 樹徳
3番 左 倉島健太  4年 右左 177/73 武相
4番 右 平本哲大  4年 右左 177/72 崇徳
5番 三 前田憲麻  1年 右左 177/72 九州学院
6番 遊 藤原逸平  4年 右両 178/72 遊学館
7番 一 藤井裕希  3年 右右 182/78 PL学園
8番 捕 松井雅人  2年 右左 178/75 桐生第一
9番 投 石川俊介  4年 右右 184/82 葛生


1回表。先攻は東洋大学。
1番藤田は見逃し三振。2番鈴木も空振り三振。3番十九浦は左飛。

上武大の先発は石川俊介。
速球は今日のMAXが142キロ。
常時で137〜139くらい。
フォークとスライダーが抜群。
変化球の制球が良く高すぎたり低すぎたりという場面が少ない。
120前半がスライダーで、120後半がフォークかな?
スライダーはクイッと斜めにずれる。フォークは縦に落ちる。
微妙に軌道が違って打ちにくい。

1回裏。
東洋大の先発は大場翔太。
東海大を完投した翌日だが構わず連投。
上武大は1番目黒が三飛。2番金田はライト前安打。
3番倉島空振り三振。145キロの速球。
4番平本の2球目に金田が盗塁成功。平島は空振り三振。146キロ。

2回表。
東洋大は4番清田が三塁内野安打。5番中倉ライトライナー。
6番松永がセンター前安打。一死1、2塁。
しかしここから石川俊介が粘る。
7番大野、8番小島と連続空振り三振。

2回裏。
上武大は5番前田が投ゴロ。6番藤原遊飛。
7番藤井はスライダーを振らされて空振り三振。

3回表。
東洋大は9番大場が空振り三振。1番藤田三ゴロ。2番鈴木中飛。

3回裏。
上武大は8番松井がスライダーを空振り三振。9番石川は四球。
1番目黒はセーフティーバントを狙って一塁ライナー。二死1塁。
2番金田の打席で大場が牽制球を暴投。二死2塁。
金田はよく粘ってカウント2−3。しかし結局空振り三振。

4回表。
東洋大は3番十九浦が右中間に2塁打。
4番清田は空振り三振。一死2塁。
5番中倉は空振り三振。6番松永も空振り三振。
ともに落ちる球。スライダーかな?

4回裏。
上武大は3番倉島空振り三振。4番平本中飛。5番前田二ゴロ。

5回表。
東洋大は7番大野が捕手ファウルフライ。
8番小島がライト前安打。9番大場の2球目に二盗成功。
大場の打球はライトポール際。平本哲大は取り切れない。
大場は二塁へ進む。しかし小島はフライという判断でスタートが遅かった。
小島は本塁へ突入したがタッチアウト。二死2塁。
1番藤田は空振り三振。東洋大は先制できず。

5回裏。
上武大は6番藤原が二ゴロ。7番藤井空振り三振。
8番松井は見逃し三振。外角低めの148キロ。
大場翔太は連投だろうと打線の援護がなかろうと無関係。

6回表。
東洋大は2番鈴木がレフト前安打。3番十九浦は空振り三振。
4番清田の二球目に鈴木は二盗失敗。清田は四球を選んで二死1塁。
5番中倉投ゴロ。東洋大は走者を出しつつ生かせない。

6回裏。
上武大は9番石川が空振り三振。1番目黒中飛。2番金田一ゴロ。
上武大は初回以降ヒットなし。大場の前に沈黙。

7回表。
東洋大は6番松永が空振り三振。7番大野遊ゴロ。8番小島二ゴロ。

7回裏。
上武大は代打の島本洋輔が見逃し三振。
4番平本がセンター前安打。
5番前田の二球目に平本は二盗成功。上武大は一死2塁のチャンス。
しかし前田は見逃し三振。6番藤原も空振り三振。
大場翔太のフィニッシュは147キロの速球。

8回表。
東洋大は9番大場が右飛。
1番藤田はレフト線の二塁打。一死2塁のチャンス。
2番鈴木は中飛。3番十九浦はフォークを空振り三振。
石川俊介も好投が続く。

8回裏。
上武大は代打石川祐太が空振り三振。
8番松井投ゴロ。9番石川二ゴロ。

9回表。
東洋大は4番清田が初球を捕らえてセンターオーバーの二塁打。
5番中倉は投前のバント。微妙なタイミングだが思い切って三塁へ送球。
これが乱れて清田はホームイン。
<東洋大 1−0 上武大>
上武大が痛恨のミスで先制を許してしまう。
なお無死1塁。中倉に代わって代走は瀧本聖也。
6番松永はバント成功。一死2塁。
7番大野はセンター前安打。瀧本が生還。
<東洋大 2−0 上武大>
8番小島センターライナー。9番大場は二ゴロ。

9回裏。
大場は2点あれば充分。
上武大は1番目黒がショートライナー。2番金田は遊ゴロ。
3番島本は2−2からの6球目。145キロの外角低めを空振り三振!

安打 020 121 012 9 四 失
東洋┃000|000|002┃2 1 1 
上武┃000|000|000┃0 1 1
   100 000 100 2

東洋:大場○
上武:石川俊●


大場は被安打2、四死球1の見事な完封勝利。
奪三振は14。MAX150キロ。
別にここで手を抜いても彼のドラフト1位は間違いない。
契約金も最高額で確定だろう。
そういう状況で、しかも連投で、こういう投球をする彼に感服。
彼のスポーツマンシップ、人間性が伺えますね。
能力的には今さら論ずるまでもないだろう(笑)
今日の内容ならプロも手が出なかったはずだ。

石川も9回2失点。被安打は9だが四死球1。
制球がよくて粘り強くて、実戦的な投手だと思いました。
変化球は上でも通用しますよ。
ちなみに阪神が3巡目候補に上げているそうです。
初戦に登板した加賀繁もいい投手。上武大は投手王国ですね。

カテゴリ:
私はマゾヒストじゃないでしょうか?
夜勤明けにぶっ通しで10時間以上野球を見て来ました。

今日は明治神宮野球大会の準決勝。
この大会は高校の部と大学の部を並行して開催する。
ともに参加は10チーム。
高校は各地区の秋季大会優勝チームが参加する。
北海道、東北、北信越、関東、東京、東海、近畿、四国、中国、九州から各1校だ。
春夏の甲子園、国体と並ぶ全国タイトルです。
2003年からは春の選抜大会に「明治神宮枠」が用意されている。
この大会の優勝、準優勝校が所属する地区は選抜出場枠が増やされるという制度だ。
地区大会で微妙な成績を残した、神宮大会に出ていないチームが、
日本のどこかで結果に一喜一憂している(笑)

高校野球はシーズン終了が早いからもう3年生が出てこない。
通常なら夏の大会後、遅くとも10月の秋季国体を最後に引退します。
明治神宮大会は来年に向けた新チームのトーナメントだ。
ただし大学の部は「4年生最後の大会」である。
微妙なタイミングかもしれません。

横浜高校
1番 二 松本幸一郎 2年 右左 177/70
2番 遊 倉本寿彦  2年 右左 178/68
3番 三 筒香嘉智  1年 右左 182/81
4番 右 小川健太  2年 右左 177/72
5番 投 土屋健二  2年 左左 179/74
6番 捕 小田太平  1年 右右 174/70
7番 左 岩間理樹  2年 左左 171/66
8番 一 西勇人   2年 右右 174/70
9番 中 中原北斗  1年 右右 175/70

東北高校
1番 中 植田一気  2年 右左 172/70
2番 遊 高橋知秀  2年 右右 182/72
3番 投 萩野裕輔  2年 左左 181/78
4番 三 宮下英彦  2年 右右 181/75
5番 捕 関口聖也  2年 右右 181/80 
6番 左 宮永達也  2年 右右 175/72 
7番 一 立花幸平  2年 右左 179/76
8番 二 細川雄太  2年 右右 168/66
9番 右 佐野太地  1年 右左 172/70


1回表。先攻は横浜高校。
1番松本が四球で出塁。2番倉本が送って一死2塁。
3番筒香嘉智がセンター前に弾き返して横浜先制。
<横浜 1−0 東北>
4番小川の5球目に筒香が盗塁失敗。二死走者なし。
直後に小川健太はライトポール際にホームラン!
<横浜 2−0 東北>
4番土屋はライト前安打。6番小田二ゴロ。
横浜高校は東北の先発・荻野の立ち上がりを捉えた。

1回裏。
この回頭から横浜は一塁手を交代。
西勇人→長谷川祐介(1年、右右、180/73)。

東北は1番植田が投手強襲安打。2番高橋知が送って一死2塁。
3番荻野は三塁線を抜く二塁打。植田が生還。
<横浜 2−1 東北>
4番宮下はセーフティーバント成功。投前内野安打で一死1、3塁。
5番関口は2球目にスクイズを狙ってファウル。
結局ヒッティングで遊ゴロ併殺に終わった。

2回表。
横浜は7番岩間が速球を見逃し三振。8番長谷川四球。
9番中原のバントは失敗。二封のみで二死1塁。
1番松本の2球目に中原が盗塁失敗。

東北高校の先発は萩野裕輔。
2回以降は立ち直って好投を見せた。
野球小僧誌に紹介されていたくらいで、この世代の有望左腕らしい。
速球は本日のMAXが136キロ。常時で128〜134くらい。
変化球は100キロ台後半がカーブで120前後がスライダーかな?
球に変なバラツキがなく、実戦的な投球を見せていた。

2回裏。
東北は6番宮永、7番立花が連続空振り三振。
8番細川も二飛で三者凡退。

横浜の先発は土屋健二。荻野と似た感じもある左腕。
速球は本日のMAXが134キロ。常時で130キロ前後。
素晴らしいのは変化球。多分スライダー。
110キロ〜120キロくらいの範囲で2,3種類の変化を操る。
横へ滑ったり縦に落ちたり。カウントも稼げるし空振りも取れる。
これが走り始めた中盤以降は見事な投球を見せた。

3回表。
横浜は1番松本が投手強襲安打。2番倉本は3バント失敗。1死1塁。
3番筒香の2球目に松本は盗塁成功。筒香は左飛。二死2塁。
4番小川二ゴロ。横浜はこの回無得点。

3回裏。
東北は9番佐野が一塁フライ。
1番植田は死球。2番高橋知の2球目に盗塁成功。1死2塁。
高橋知のバントを土屋が悪送球。一死1、3塁。
3番荻野はきっちりセンターへ犠牲フライ。二死2塁。
<東北 2−2 横浜>
4番宮下の二球目に高橋知が盗塁成功。宮下はセンター前安打。
中原の返球で本塁クロスプレー。高橋知は封殺された。

4回表。
横浜は5番土屋二ゴロ。6番小田レフト前安打。
7番岩間はセーフティ気味のバント。二封で二死1塁。
8番長谷川の間に岩間は二盗失敗。

ここまで目立ったのが東北の関口聖也捕手。
盗塁企図4回のうち3つを刺した。
なお彼は東北高校のキャプテンでもある。

4回裏。
東北は4番宮下四球。5番関口一邪飛。6番宮永空振り三振。
7番立花も四球で二死1、2塁。しかし8番細川は右飛に倒れた。

5回表。
横浜は8番長谷川が中飛。9番中原一ゴロ。1番松本三ゴロ。

5回裏。
東北は9番佐野のセーフティーバントが結局三ゴロ。
1番植田は四球を選んで一死1塁。
2番高橋知のバントは小飛球。
土屋健二は落ち着いてボールを見送る。
1バウンドさせてすぐ一塁転送。
一塁ランナーの植田は塁に戻っていた。
ここで塁を踏んで走者にタッチして併殺?と思ったら判定は1アウトのみ。
二塁へ転送すればフォースアウトだが、
先に一塁を踏んだ場合はタッチアウト以外成立しないということらしい。
場内やや騒然とするも二死1塁で試合再開。
3番荻野の3球目に植田は盗塁成功。しかし荻野は三ゴロ。

6回表。
横浜は2番倉本遊ゴロ。3番筒香はライト線2塁打。1死2塁。
4番小川は空振り三振。荻野が本日MAXの136キロで仕留めた。
5番土屋二ゴロ。横浜は貴重なランナーを本塁に返せず。

6回裏。
東北は4番宮下がレフトポール際に勝ち越しホームラン!
<東北 3−2 横浜>
5番関口右飛。6番宮永はストレートの四球。一死1塁。
しかし7番細川中飛。8番細川二ゴロ。

7回表。
横浜は6番小田がセンター前安打で出塁。
7番岩間が送って一死2塁。
8番長谷川は2−3から四球を選ぶ。一死1、2塁。
9番中原もバントで送って二死2,3塁。
1番松本幸一郎を頼って一打逆転を狙う。
しかし松本は右飛。横浜に一点が重くのしかかる。

7回裏。
東北は9番佐野が二ゴロ。1番植田は二飛。
2番高橋は113キロのスライダーを空振り三振。

8回表。
横浜は2番倉本がレフト前安打で出塁。
3番筒香はヒッティング。快音を残したがセンターライナー。
4番小川はライト前安打。一死1、2塁。
5番土屋は緩い一ゴロ。走者がそれぞれ進塁して二死2、3塁。
横浜は再び一打逆転のチャンス。しかし6番小田は三ゴロに終わった。

8回裏。
東北は3番荻野左飛。4番宮下左飛。5番関口三ゴロ。
土屋健二は尻上がりに調子を上げてきた。

9回表。
横浜は代打の藤原悠太郎(2年、右左、175/72)から。
藤原は初球をプッシュバント。小飛球が投手の左を抜けて二塁前。
ポトリと落ちてダッシュ&送球間に合わず。内野安打で無死1塁。
代打の有泉晃生(2年、右右、169/62)が送って一死2塁。
9番中原はセンター前へいい当たり。一死1、3塁。
次は1番松本幸一郎。先ほどはチャンスに凡退。
しかし本来ヒットを打つ能力が高い選手。さすがにないと思ったけど…。
3球目に何とスクイズ。荻野裕輔が処理を焦ってファンブル。
本塁、一塁オールセーフ。なお一死1、2塁。
<横浜 3−3 東北>
渡辺元智監督の思い切った作戦が奏功して横浜は同点に追いついた。
2番倉本も三塁手の前へ好バント。送球できず内野安打。一死満塁。
3番筒香はライト前に弾き返した。
二者生還で横浜高校が勝ち越し!更に一死1、3塁。
<横浜 5−3 東北>
4番小川健太はライトポール際にファウルフライ。
ライト佐野はよく捕球したが倉本がタッチアップして生還。
<横浜 6−3 東北>
なお二死2塁。6番土屋は一塁ライナー。
横浜が土壇場の粘りで大逆転。

9回表。
東北は6番宮永が遊ゴロ。7番立花は空振り三振。
代打八巻聡人(2年、右右、180/73)はセンター前安打。
9番佐野もセンター前安打で続く。二死1、2塁。
しかし1番植田が遊ゴロ。ゲームセット!

安打 301 101 124 13 四 失
横浜┃200|000|004┃6 3 1
東北┃101|001|000┃3 4 1
   301 001 002 7

横浜:土屋○
東北:萩野●


これで「明治神宮枠」の一つは関東へ。
滑り込むのは横浜と善戦した千葉経大付属あたりか?
埼玉県出身者として花咲徳栄にも出て欲しい…。

横浜は3番筒香嘉智が5打数3安打3打点。
打球の速さが凄い。去年の田中大二郎を思い出した。
何よりミートが上手いですね。
これでまだ1年生…。球界に名を残して欲しい選手だ。
筒香は内角球が得意みたいで捕手は外角主体のリードだった。
しかしわずかに中へ入って打ち返される…というパターン。
高校生が筒香をストライクで抑えるのはかなりの難事ですね。
東北は4番宮下は4打数3安打と気を吐いた。
関口主将も守備で輝いた。盗塁3本阻止は立派だ。

カテゴリ:
高校の部準決勝第二試合。
明徳義塾と常葉学園菊川高校の対戦だ。

明徳義塾は2回戦から登場。
大分の明豊高校を13−11と下して勝ち上がり。
投手力はどうなの?という感じだ。
スタメンには明徳義塾中出身者が3人。
野球も「私立中のスポーツ化」が進行している。

常葉学園菊川高校は今年春の選抜大会で準優勝。夏もベスト4入りした。
メンバーが何人か残ったらしく、新チームも期待できそう。
今大会初戦では東海大姫路の佐藤翔太を打ち崩した。
佐藤はMAX144キロ。
チェンジアップも独特で今大会NO1の素材だったと思う。
サッカーが強いのは別の系列校だ。
学校法人常葉学園の傘下には高校が複数ある。
「常葉学園」「常葉学園橘」「常葉学園菊川」の3つだ。
常葉学園大・短大に加えて浜松大も同じ学校法人らしい。

明徳義塾高校
1番 二 石橋良太  1年 右左 171/64
2番 中 谷幸樹   2年 右左 175/67
3番 捕 松村祥   2年 右左 165/68
4番 三 谷口旭   2年 右右 170/65
5番 一 大崎雅人  1年 右右 177/70
6番 左 梅木大介  2年 右左 173/65
7番 右 音田力哉  2年 右左 178/75
8番 遊 安田直人  2年 右右 172/57
9番 投 栗野翔太郎 1年 右右 185/79


常葉学園菊川高校
1番 右 中川雅也  2年 右左 175/78
2番 二 町田友潤  2年 右右 172/69
3番 三 前田隆一  2年 右右 181/75
4番 遊 酒井嵩裕  2年 右右 178/77
5番 中 伊藤慎悟  2年 右右 182/72
6番 一 上嶋健司  2年 左左 176/73
7番 左 丹治秀明  1年 右右 170/80
8番 捕 栩木雅暢  1年 右右 180/78
9番 投 萩原大起  1年 右右 178/80


1回表。先攻は明徳義塾。
1番石橋の打球は左中間を破る。俊足を飛ばして一挙三塁へ!
2番谷はレフトへきっちり犠牲フライ。
<明徳義塾 1−0 常葉菊川>
3番松村二ゴロ。4番谷口遊ゴロで3アウト。

常葉学園菊川の先発は1年生の萩原大起。
エースの左腕・戸狩聡希は連投させず休ませた。
萩原は右のオーバーハンド。
速球は本日のMAXが134キロかな?常時で128〜132くらい。
球速110キロ前後の落ちる球が2種類あったと思う。
目測だとスライダーとカーブかな?

1回裏。
常葉は1番中川が二球目を強振。右中間へ届くホームラン!
<常葉菊川 1−1 明徳義塾>
2番町田は四球。3番前田は二ゴロ併殺打。
なお常葉菊川といえば「バントをほとんどしない」ことで知られるチーム。
ランナーは消えたが4番酒井もレフトへホームラン!
<常葉菊川 2−1 明徳義塾>
5番伊藤は空振り三振。

明徳の先発も1年生の栗野翔太郎。
長身でなで肩で「雰囲気」のある投手。
速球はMAXで多分133キロ。
変化球は110〜120キロくらいの落ちる球。
速いのがスライダーでやや遅いのがフォークかな?

2回表。
明徳は5番大崎ライトフライ。
6番梅木は三塁後方へ平凡なフライ。
しかし三遊間が譲り合ってポトリ。記録は二塁打。
7番音田もレフト前安打。一死1、3塁。
8番安田は一塁ゴロ。
常葉の一塁大崎は一塁を踏んで2アウト。走者の音田を挟殺して3アウト。
3アウト目の前に梅木がホームインしていた。明徳の得点が認められる。
<明徳 2−2 常葉菊川>

2回裏。
常葉は6番上嶋が遊撃エラーで出塁。
7番丹治は強攻して二飛。
8番栩木の初球に上嶋が二盗成功。栩木は二ゴロで二死3塁。
9番萩原は二飛。3アウト。

3回表。
明徳は9番栗野が遊ゴロ。1番石橋は左飛。
2番谷が死球。谷は直後に二盗。捕手の悪送球を誘って二死3塁。
3番松村はセンターライナー。

3回裏。
常葉は1番中川が二飛。2番町田は投手強襲安打。3番前田二飛。
4番酒井の二球目に町田が二盗成功。
酒井はレフト前に弾き返す。町田は本塁突入。
ショートからの中継がしっかり届いて本塁タッチアウト!

4回表。
明徳は4番谷口三ゴロ。5番大崎センター前安打。
6番梅木三塁内野安打で一死1、2塁。
しかし7番音田はショートゴロ併殺打。

4回裏。
常葉は5番伊藤がストレートの死球を選ぶ。
6番上嶋の当たりははレフトオーバー。
1塁ランナー伊藤がホームイン。上嶋は微妙なタイミングだが3塁突入。
すると中継が乱れて上嶋も一挙ホームイン。記録は三塁打&エラー。
<常葉菊川 4−2 明徳義塾>
7番丹治はライトフライ…と思ったら変に流れて捕球できず。無死3塁。
8番栩木はセンター前安打。なお無死1塁。
<常葉菊川 5−2 明徳義塾>

ここで明徳義塾は投手交代。背番号9の常原亮太が登板。
2年生の右サイドハンド。173cm・71kg。
速球はあまり投げないけどMAX134キロ。
変化球は色々ありそうだった。120キロ中盤がおそらくシュート。
スライダー、シンカーやカーブも投げるんじゃないかな?

9番萩原はバント成功。一死2塁。
珍しく常葉がバントだ!もしかして打撃が…(略)
1番中川空振り三振。2番町田がセンターオーバーの二塁打。
<常葉菊川 6−2 明徳義塾>
3番前田は遊ゴロで3アウト。常葉は貴重な4点を得た。

5回表。
明徳は8番安田が遊ゴロ。9番常原左飛。
1番石橋はセンター前安打。
2番谷の二球目に萩原が暴投。二死2塁。
谷は振り逃げで二死1、3塁。
しかし3番松村が遊ゴロ。明徳はチャンスを生かせない。

6回表。
常葉は4番酒井が遊ゴロ。6番伊藤は右費。7番上嶋遊ゴロ。

6回表。
明徳は4番谷口が四球。
5番大崎の二球目に暴投。無死2塁。
大崎の当たりは三遊間深く。
ショートの酒井嵩裕はよく追いついて一塁も刺した。
ネット裏の横浜高校小倉部長も絶賛する超ファインプレー。
一死2塁。6番梅木はレフト線に2塁打。谷口が生還。
<常葉菊川 6−3 明徳義塾>
7番音田一ゴロ。二死3塁。
8番安田は遊ゴロ。酒井はよく届いたが今度は内野安打。梅木が生還。
<常葉菊川 6−4 明徳義塾>
9番常原は二ゴロ。

6回裏。
先頭の7番丹治はカウント1−3。
主審が突然タイムを掛けてウェイティングサークルへ駆け寄る。
次打者の栩木雅暢が痙攣を起こして倒れこんでいる!
激しい動作やボールに当たって影響でなく、
「待っている状態」で急に気を失ったらしい。
ドクターを呼び、AEDを持ってこさせて…。
不安そうな関係者が続々と駆けつける。医師がなかなか来なくてやきもき。
スーツ姿がいるから医師と思ったら高野連の田名部事務総長…_| ̄|○
しばらく症状を確認して担架で外に運ばれる。救急車はすぐ来ていた。
AEDを使ってなかったし、すぐ近くは慶應病院だし、大事ないでしょう。
ネット情報でも大丈夫だったようです。

常葉は7番丹治が右飛。
栩木に代わって代打は樋口政宏。
止めたバットに当たってレフト線。ラッキーな二塁打で1死2塁。
9番萩野は二塁ファウルフライ。1番中川左飛。

7回表。
常葉の捕手には石川凌が入る。
明徳は1番石橋が一塁内野安打。俊足である。
2番谷はバント成功。一死2塁。
しかし3番松村ライトライナー。4番中川左飛。

7回裏。
常葉は2番町田がセンター前安打。3番前田は三ゴロ併殺打。
4番酒井はレフト前安打。5番伊藤が歩いて二死1、2塁。6番上嶋は中飛。

8回表。
明徳は5番大崎がレフト線2塁打。
6番梅木はレフト前。無死1、3塁。
このチャンスに代打澤幡侑志。
澤幡は投ゴロ。まず二封、一塁転送が悪送球…。
澤幡は二塁を狙うが今度はタッチアウト。
この間に三塁走者の大崎がホームインしていた。
<常葉菊川 6−5 明徳義塾>
8番安田は一塁ファウルフライ。

8回裏。
常葉は7番丹治がレフトフライ。8番石川ショート内野安打。
9番萩原はまたバント。成功して二死2塁。
1番中川は敬遠の四球二死1、2塁。2番町田は見逃し三振。

9回表。
明徳は9番常原見逃し三振。1番石橋三塁フライ。2番谷遊ゴロ。
ゲームセット。常葉は1年生の萩原大起が9回を投げきった。

安打   120 212 120 11 四 失
明徳義塾┃110|002|000┃5 3 2
常葉菊川┃200|400|00×┃6 4 2
     202 401 21  12

明徳義塾:栗野●、常原
常葉菊川:萩原○


常葉で目に付いたのは酒井嵩裕。
打っては3安打1打点。ショートの堅実な守備も光った。
明徳は6番梅木が4打数4安打だったようで。
2番手の常原亮太は5回を自責点ゼロ。
テンポも良くて素晴らしい投球でした。

決勝は常葉菊川と横浜の対決。
常葉はエースも温存できた。
横浜の強力打線をどこまで食い止められるでしょう?

カテゴリ:
アジアシリーズ決勝戦。
ラグビーの流れでU氏と参戦。
東京ドームなら雨でも安心。韓国のチームも見たかった。
自由席は1700円でネット裏2階席へ入れる。
一人だったら来ないけどこの値段なら…。

中日の対戦相手はSKワイバンズ。
本拠地は仁川。親会社のSKグループは韓国の大財閥である。
愛称は伝説上の生物(翼を持つ二本足の竜)「ワイバーン」に因んでいる。
日本人のコーチが3人いるチーム。
金星根監督も京都府出身で高卒後に渡韓した方。
外国人投手のレイボーン、ロマノも広島でプレーした経歴がある。
かれこれ日本と縁の深いチームだ。
5番李晋瑛、6番朴栽弘は4年前のアテネ五輪予選でレギュラーだった。
台湾、日本と破れて予選落ちの屈辱を味わったメンバーである。

中日ドラゴンズ
1番 二 荒木雅博  右右 30才 180/74
2番 遊 井端弘和  右右 32才 173/75
3番 三 森野将彦  右左 29才 180/85
4番 一 中村紀洋  右右 34才 180/92
5番 右 李炳圭   左左 33才 185/82
6番 指 井上一樹  左左 36才 184/93
7番 捕 谷繁元信  右右 37才 177/81
8番 左 中村公治  右右 26才 185/83
9番 中 藤井淳志  右右 26才 181/77
   投 山井大介  右右 29才 177/81


SKワイバンズ
1番 遊 鄭根宇   右右 25才 174/75
2番 右 趙東和   左左 26才 173/70
3番 指 金宰   左左 32才 177/83
4番 一 李昊俊   右右 31才 186/92
5番 右 李晋瑛   左左 27才 185/90
6番 中 朴栽弘   右右 34才 176/84
7番 二 鄭慶培   右右 33才 176/84
8番 捕 朴勁完   右右 35才 178/87
9番 三 崔延    右右 20才 180/83
   投 レイボーン 右右 32才 191/101


1回表。先攻は中日。
SKの先発レイボーンは好調。
速球はMAXで144キロ。変化球も3つ4つあったと思う。
中日を三者凡退に打ち取った。

1回裏。SKの攻撃。
中日の先発は「8回まで完全男」こと山井大介。
日本シリーズ第5戦とは別人の立ち上がり。
ボール先行の苦しい投球だ。

SKは1番鄭根宇が四球。
2番趙東和は2−3からヒット&ラン。
趙東和は空振り三振に終わるが鄭根宇は二盗成功。
谷繁の二塁へ暴投して更に進塁。一死3塁。
3番金宰は空振り三振。4番李昊俊が四球で二死1、3塁。
5番李晋瑛はライトに弾き返して鄭根宇が生還。なお二死1、2塁。
<SKワイバンズ 1−0 中日ドラゴンズ>
6番朴栽弘は三遊間を抜いてレフト前安打。李昊俊が生還。
<SKワイバンズ 2−0 中日ドラゴンズ>
7番鄭慶培は二飛。

山井大介はボールが先行。
不利なカウントからストライクを狙い打たれるという悪循環。
先が思いやられる立ち上がりだった。

2回裏。
中日は簡単に二死を奪われる。
打席は6番井上一樹。レフトへ流し打ちのソロホームラン!
<SKワイバンズ 2−1 中日ドラゴンズ>
2回裏。SKは鄭根宇が四球で出塁も盗塁死。3人で攻撃終了。

3回、4回と大きな動きなし。
山井大介は完全に立ち直った。

5回表。
中日は一死後に7番谷繁が死球で出塁。
8番中村公治がセンター前へ弾き返して一死1、2塁。
9番藤井は右中間を破るタイムリー二塁打。
<中日ドラゴンズ 2−2 SKワイバンズ>
中日は非レギュラーの二人で同点に追いついた。なお一死2、3塁。
1番荒木は遊ゴロ。中村公治が俊足を飛ばしてホームイン。
<中日ドラゴンズ 3−2 SKワイバンズ>
2番井端が歩いて二死1、3塁。
SKはここで投手交代。
初戦に好投した金廣鉉が登板。19才の左腕投手。
187cm・80kgの恵まれた体から投げ下ろしてくる。
金廣鉉は3番森野を空振り三振に打ち取って切り抜けた。

5回裏。SKは三者凡退。

6回表。
中日は4番中村が死球で出塁。無死1塁。
5番李炳圭はレフトスタンドに2ランホームラン!
<中日ドラゴンズ 5−2 SKワイバンズ>
盛り上がるライトスタンドの中日ファン。
同胞の活躍に三塁側のSKファンもメガホンを叩いて喜んでいた(笑)

一死後に左打者が切れるとSKは投手交代。
右サイドハンドの塚催靴登板。
182cm・72kg。36才の軟投派だ。
速球は120キロ台後半。変化球はシンカーとスライダーかな?
内外角に落ちるボールを散らして、楽しめる投手だった。

6回裏。
SKはこの回先頭の3番金宰がライトポール際へライナーを放り込む。
<中日ドラゴンズ 5−3 SKワイバンズ>
初回以降沈黙していたSKのベンチもわっと盛り上がる。
しかし後続がなく追い上げは一点のみ。

7回表。
中日は9番藤井がレフト前安打で出塁。無死1塁。
ここでSKは3人目の投手起用。
23才の宋恩範が登板。182cm・86kgの右腕投手。
140キロ前後の速球、高速スライダーらしい球を投げていた。

中日は1番荒木が中直。
2番井端の2球目に藤井が二盗成功。
カウント1−2から宋恩範が牽制を暴投。一死3塁。
井端は四球を選んで一死1、3塁。

SKはここで4人目。左腕の賈得焰が登板。
184cm・83kg。38才のベテランだ。
速球はMAX134キロくらい。110キロ台中盤のカーブもあった。
3番森野、4番中村とフライを打ち上げて中日は追加点なし。

7回裏。SKは三者凡退。

8回表。
SKは賈得焰が二人打ち取って投手交代。
ロマノが登板。去年まで広島でプレーしていた選手らしい。
7番谷繁がロマノに打ち取られて中日は三者凡退。

8回裏。
中日は逃げ切りの「黄金リレー」発動。岡本真也が登板。
まず代打の朴哉相が空振り三振。金宰も中飛。
岡本は簡単に2アウトを奪う。しかし…。
4番李昊俊を歩かせて二死1塁。
5番李晋瑛は1−3からレフトスタンドに同点弾。
<SKワイバンズ 5−5 SKワイバンズ>
岡本はガクッと来たらしい。
6番朴栽弘が中前安打、7番鄭慶培は遊撃内野安打で続く。

ここで中日は岡本真也を諦める。
右サイドハンドの鈴木義広を投入。
中部大学出身の24才。188・88kgという長身ながら変則派だ。
8番朴勁完は空振り三振。
鈴木は140前後の速球で追い込み、126キロの鋭いスライダーで仕留めた。

9回表。
中日は代打の上田佳範が四球で出塁。
9番藤井が送って一死2塁。1番荒木は投ゴロ。二死2塁。
2番井端はセンター前に弾き返した。
上田が一挙生還。中日が貴重な勝ち越し点。
<中日ドラゴンズ 6−5 SKワイバンズ>
ライトスタンドは今日一番の盛り上がり。
中日ファンのU氏も立ち上がって咆哮!
この男、ノリノリである。

3番森野は0−2から敬遠。中村紀洋三ゴロ。
中日の3,4番は沈黙が続いてます。4試合でともに打率0割台…。

9回裏。
中日のマウンドはもちろん守護神の岩瀬仁紀。
速球は浮いていまいちだが、スライダーはいつも通り。
SKの反撃を三者凡退で返り討ち。
中日が「アジアチャンピオン」に輝きました。

                 安 失
中日┃010|022|001┃6 7 1
SK┃200|001|020┃5 8 1

中日:山井、岡本、鈴木○、岩瀬S
SK:レイボーン、金廣鉉、塚催掘∩弉姑蓮賈得焔、ロマノ●


今大会のMVPは井端弘和。
普段プロ野球、特にセ・リーグを見ない党首だが、
1、2番コンビの「巧さ」は鮮烈でしたね。
選択肢が多くて偶然性に頼らないプレーができる。
だから見ていてイライラしない。
古き良き西武野球を久しぶりに思い出しました。
ああいう選手がいると監督は楽でしょう。

決勝戦の観衆は21,091人。
中日ファンはかなり来ていたが、東京でやるとこれくらいなんでしょう。
決勝戦の視聴率(関東圏)は10.2%だったらしい。
日本シリーズの第5戦が12.7%だからそれほど差のない数字。
サッカー派としてはACLと比べてどうなるか、気になるところです(笑)

中日は初戦でSKに負けた。決勝戦も大接戦。
ベーシックな部分に差は感じなかった。
中日が上回った部分は「荒木&井端」と投手の層くらいでしょうか。
ただし韓国球界はやや引き潮気味という印象がある。
メジャーに出て行く人材は質量とも減少中。
若手にこれという選手も聞かない。
今後の東アジア球界、この大会はどうなる?という危惧はあったりします。

カテゴリ:
関東大学対抗戦ラグビーもいよいよ佳境。
強豪同士の対戦が増えてくる時期です。
リーグ戦で大変なことがあったけどこちらは平和…。

早稲田はここまで全勝。
しかし残りは全て上位校との対戦だ。
帝京はここまで2勝2敗。
ただし明治、慶應、筑波との対戦を既に終えている。
最終的に「4強」へ絡んでくるだろう。

早稲田大学
PR  山下達也  4年 172/108 桐蔭学園
HO  臼井陽亮  4年 180/100 横須賀
PR  橋本樹   3年 183/110 國學院久我山
LO  権丈太郎  4年 184/97  筑紫
LO  寺廻健太  4年 186/96  正智深谷
FL  有田幸平  4年 177/86  啓光学園
FL  覺來弦   4年 185/87  桐蔭学園
NO8 豊田将万  3年 188/98  東福岡
SH  三井大祐  5年 168/70  啓光学園
SO  山中亮平  1年 185/85  東海大仰星
WTB 田中渉太  3年 170/75  佐賀工業
CTB 井上隼一  2年 178/84  早稲田実業
CTB 田邊秀樹  2年 175/81  啓光学園
WTB 早田健二  2年 176/79  大分舞鶴
FB  五郎丸歩  4年 184/98  佐賀工業

帝京大学
PR  小嶋裕史  4年 182/108 佐賀工業
HO  天野豪紀  3年 174/95  大阪工大高
PR  平原大敬  3年 176/115 高鍋
LO  ツイ    1年 189/100 ディラセルカレッジ
LO  福田敏克  2年 175/86  伏見工業
FL  吉田光治郎 1年 179/84  啓光学園
FL  岩永明浩  4年 177/87  筑紫
NO8 堀江翔太  4年 180/99  島本
SH  猿渡知   4年 165/74  長崎南山
SO  内田涼   3年 168/67  佐賀工業
WTB 河出晃佑  3年 178/88  南京都
CTB 徳永亮   2年 182/87  熊本西
CTB 山田久寿  4年 179/80  佐賀工業
WTB 鎌田哲郎  3年 185/80  尾道
FB  沼尻大輝  2年 177/78  熊谷工業


キックオフ前から異彩を放っていたのはLOのパトリック・ツイ。
ボボボーボ・ボーボボみたいな巨体と髪型がファンキーだ(笑)

立ち上がりから早稲田がやや優勢。
7分、早稲田は左ラインアウトからモールを中へ押し込む。
最後は有田幸平が抑えた。コンバージョンも五郎丸歩が成功。
<早稲田 7−0 帝京>

12分、早稲田は五郎丸歩が高くパントを蹴り上げる。
インゴールで帝京のFB沼尻がノックオン。
早稲田スクラムで再開し帝京がペナルティ。
ラインアウトから好機だがチャンスを生かせず。

16分、帝京はパトリック・ツイがシンビンで一次退場。
ラックの攻防で相手へ頭突きを入れてしまった。
帝京はここまで接点で健闘。FWのいい出足で早稲田を苦しめていた。
しかし一人抜けると痛い。モールの核にもなる選手だし…。

17分、早稲田は右ラインアウトからモールを中へ押し込む。
悠々と押し込んで最後は有田幸平が抑えた。
<早稲田 14−0 帝京>

21分、帝京は猿渡知がPK成功。
<早稲田 14−3 帝京>

23分、早稲田はラインアウトから左に展開。
山中亮平のフラットなのパスから権丈太郎がゲイン。
ラックから三井大祐がすぐ出す。
山中亮平のタイミングを外したパスから五郎丸歩がブレイク。
そのまま左へ振って、田中翔太が走りきった。
<早稲田 19−3 帝京>
美しいトライでした。

34分、早稲田は左ラインアウトからモールをプッシュ。
山中亮平が右に渡して田邊秀樹がそのまま斜めに走り切った。
<早稲田 26−3 帝京>
これも美しいアタック。多分サインプレー。
山中のすぐ右に田中渉太が「おとり」で走りこんでいた。
DFがそちらをケアしているところに、
田邊秀樹が急にテンポを上げてラインへ参加。
深くて見えにくい位置から唐突なタイミングで飛び出してきた。
斜めに流れていくランニングに帝京DFは対応できなかった。

試合の先が何となく見えてきた。
パトリック・ツイは明らかにサボり始める。
タックル行かない。ラックには入らず横に立って傍観。
大きいけどラインアウトは苦手みたい。
持ち上げる側に回ったり、ラインに立ったり…。
でも何か憎めないのは人徳か?

そのまま前半終了。

後半開始のタイミングで帝京は2人入替。
帝京は小嶋裕史→伊東秀剛。岩永明浩→國崎康生。

後半3分、早稲田は山中亮平のアングルチェンジから早田健二がゲイン。
三井がつないで山中亮平が内側のギャップを自ら突いて前進。
五郎丸歩が左にサポート。更に外を豊田将万がフォローしていた。
<早稲田 33−3 帝京>
飛び道具揃い踏みの鮮やかなトライでした。

帝京のDFは怯まず前に出ていた。
しかし山中亮平は身体が強いし、ぎりぎりのギャップを突ける選手。
ガムシャラにプッシュアップしてくるDFがむしろ好餌だった。

後半5分、早稲田は自陣でターンオーバー。
井上隼一、田邊秀樹とつないで田中翔太が左ライン際を抜け出す。
そのままタックルを振り切って60mを走り切った!
五郎丸歩は左隅の難しいコンバージョンを成功。
<早稲田 40−3 帝京>

後半7分。早稲田は田中翔太→中濱寛造。

後半8分、早稲田は田邊秀樹が帝京陣深くへキック。
帝京のFB沼尻がキープするもDFを外せず詰められる。
これを田邊秀樹がキックチャージ。
早田健二が拾って、最後は権丈太郎がサポートしていた。
<早稲田 47−3 帝京>

後半13分、帝京は内田涼→井本克典。
鎌田哲郎がSOの位置に上がる。

しばらく試合は膠着。
早稲田は筑波戦と違って崩れない。
スコアできずとも自分達の試合は出来ていた。

後半21分、早稲田は橋本樹→畠山健介。覺來弦→上田一貴。
後半26分、早稲田は井上隼一→宮澤正利。
後半30分、早稲田は寺廻健太→中田英里。
早稲田は山中、中濱、宮澤、中田と1年生4人が登場。

後半31分、早稲田は山中亮平が左へ飛ばしパス。
豊田将万、有田幸平がタックルを受けながらつなぐ。
中濱寛造が左タッチライン際で受けて快走。
最後はパトリック・ツイのタックルをハンドオフで外してトライ。
<早稲田 54−3 帝京>

後半33分、帝京は猿渡知→西村渉。沼尻大輝→野田創。
後半33分、早稲田は臼井陽亮→小沼智彦。三井大祐→櫻井朋広。

後半34分、帝京はラインアウトからライン攻撃。
堀江翔太が中央を豪快なビッグゲイン。
早稲田はインゴール寸前で粘って守りきった。

堀江翔太はいつもほど豪快なゲインがなかった。
最上級生、キャプテンとして「周囲を助ける仕事」を重視しているのかな?
でもこの場面は「堀江らしさ」全開だった。

後半35分、帝京は早稲田陣10m付近でペナルティを得る。
SH西村渉がすぐにリスタート。左へ振って野田創が走り切った。
<早稲田 54−8 帝京>
早稲田はDFが重なって野田の独走を許してしまった。

後半40分、帝京はパトリック・ツイが突進するも落球。
早稲田はこれをターンオーバーしてカウンター。
三井大佑のパスを受けた山中亮平が自ら仕掛ける。
インサイドを破るとそのまま独走。60mを走り切った!
<早稲田 61−8 帝京>

直後にノーサイド。
早稲田はアタックが噛みあってボールがスムーズに動いた。
山中亮平が良かったというより、
山中亮平のやり方が周囲と調和してきたという印象です。
アングルを変えたり、タイミングをずらしたり、自分で仕掛けたり…。
やりたい放題だったけど、決して一人相撲になってませんでした。

カテゴリ:
11月4日の朝。新聞の埼玉県版を何となく読んでいた。
紙面の隅に高校ラグビー予選の結果が出ている。
目を疑いましたよ。我が母校がベスト4まで勝ち上がっている!

埼玉県はラグビーどころだ。特に北部が盛ん。
熊谷や深谷はラグビー部のある中学校が多い。
花園の出場校も常にこの地域だ。
今年の埼玉ベスト4も北部の強豪から3校。
まず正智深谷。今大会の第一シードだ。
この10年で花園準優勝1回、ベスト4は3回の強豪。
日本代表のロアマヌ・クリスチャン、サントリーの野村直矢、
東芝の塚越賢、早稲田の寺廻健太、関東の朝見力弥を輩出している。
深谷は第2シード。近年めきめきと力をつけている。
2005年に花園大会初出場。
今年春のU19世界選手権に吉田真吾、大久保教全の2選手を送り込んだ。
熊谷工業は第4シード。古豪である。
日本代表の安藤栄次はここの出身。古くは堀越正巳がプレーした。
3校いずれも全国レベル。激戦区でなければ本大会へ出られるレベルにある。

そんな3校に混じって場違いなのが川越高校だ。
準々決勝で第3シードの浦和を下した。
今大会の第6シード。これが初のベスト4である。
県南部は中学世代のラグビースクール、部活動が無い地域。
全員が高校からラグビーを始めたという「初心者集団」らしい。
創部は1984年。「スクール☆ウォーズ」の放送と同じ年だ。
俺が在学していた頃は2回戦か3回戦止まりだったんじゃないかな?
当時は「最小の努力で最大の効果」「東大でプレー」をモットーにしていた。
OBに早稲田で活躍した谷口拓郎がいる。
東大、三洋電機で活躍した村田祐造氏もOBで俺の2つ上。
向井ジャパンのスタッフもされていた方。
ラグビー界に名を残したのはその2人だけじゃないでしょうか?
決してスポーツを強化している学校ではない。
全国区はシンクロナイズドスイミングくらい(笑)
ご存知「ウォーターボーイズ」のモデルである。
野球部は杉本友、北川智規を輩出している。ただし強豪じゃない。
サッカー界には偉大な人物を送り出している。
山本浩アナがOB。選手じゃないけど。

川高はとにかく自由放任な学校である。
校則ほとんどなし。制服なし。毎日迷彩服で通学する猛者もいた。
進路指導も皆無に近い。俺の頃は「現役進学率」が3割以下。
浪人せずに大学へ進むことは「飛び級」と称されていた。
自由だがやんちゃではない。バンカラよりデカンタンスという校風である。
本橋信宏氏は「学区内の生徒会長が集合した大人しい学校」と形容している。
男だけで3年隔離されるから自由でも風紀の乱れようがない…。

準決勝の会場は熊谷ラグビー場。
寒いし冴えない天気だが何とか雨は上がった。

深谷高校
PR  福島健太  3年 170/85 
HO  浦山淳   3年 167/74
PR  石平昌伸  2年 184/100
LO  小出正隆  3年 180/80
LO  武内晋哉  3年 186/91
FL  坂田親典  3年 165/68
FL  名古屋之祥 3年 164/70
NO8 石田直人  3年 179/91
SH  伊佐山浩太 3年 162/62
SO  正田俊平  2年 160/67
WTB 篠田正悟  2年
CTB 内野翔   3年 172/74
CTB 山沢一人  2年 174/72
WTB 松本亮   3年 173/73
FB  河井直之  3年 171/65


川越高校
PR  大矢桂資  3年 168/75
HO  大野諒太郎 3年 174/75
PR  上田翔太  3年 180/105
LO  吉田謙介  3年 175/80
LO  佐藤大樹  3年 180/65
FL  山口晋平  3年 173/65
FL  吉川秀一  3年 174/70
NO8 葛貫堅太  3年 178/74
SH  梛良晋平  3年 168/60
SO  山下将史  3年 166/66
WTB 吉田博信  3年 169/64
CTB 有吉立顕  3年 175/70
CTB 松田侑万  3年 170/65
WTB 小川晋吾  3年 168/61
FB  武藤健史  2年 161/64


川高が立ち上がりからテンポの良いアタックを見せる。
2分、川高はバックスで左右に展開してPK獲得。有吉立顕が沈めて先制。
<川越 3−0 深谷>

6分、深谷はペナルティからタッチキック。ラインアウトを右へ展開。
CTB内野翔がインサイドの密集を破り、タックルもそのまま振り切った。
コンバージョンも内野翔が成功。
<深谷 7−3 川越>

13分、川越はラックを連取して押し込む。
深谷も低いタックルとしつこい働きかけでゴールラインは割らせない。

15分、ボールが止まって川越スクラムで再開。
ブラインドサイドへ球を出し、SO山下将史が右大外へキックパス。
WTB小川晋吾が抜け出して後は触るだけ…。
しかしバウンドが戻って小川の後方に流れてしまう。抑え切れなかった。

19分、深谷が川越陣内深くでスクラムを得る。
ボールを出し、モールを組みなおして、そのまま前進。
5mほどの距離を押し切った。
<深谷 12−3 川越>

23分、深谷はCTB山沢一人がインサイドを鮮やかに破ってチャンス。
最後はモールを組んで、石平昌伸が抑えた。
<深谷 19−3 川越>

29分、深谷は自陣深くからのパスアウトが乱れてタッチに逃れる。
川越はインゴールまで5mほどの位置からラインアウト。
これをキープしてモールでラッシュ。最後はFL山口晋平が抑えた。
<深谷 19−10 川越>

前半ロスタイム33分、川越スクラムの球出しが乱れる。
深谷はこれをターンオーバー。
CTB山沢一人が力強いステップで抜け出す。
約60mを一人で走りきった。
<深谷 26−10 川越>
深谷は「いい時間」に川越を突き放した。

後半開始のタイミングで両チーム選手入替。
川越は3人交代。
大野諒太郎(HO)→秋田智樹(2年、173/101)。
吉川秀一(FL)→須賀大貴(2年、180/90)。
松田侑万(CTB)→山本和慶(3年、166/70)。
身体の大きい下級生が2人入った。
深谷も2人交代。
名古屋之祥(FL)→笛木翔太(3年、164/73)。
伊佐山浩太(SH)→西方章悟(3年、166/70)。

後半6分、深谷は福島健太(PR)→濱川雄太(3年、183/105)。

後半8分、川越は相手陣で継続して残り約20m。
SO山下将史が右大外へキックパス。
WTB小川晋吾がキープして…と思ったら位置がオフサイドだった。

後半10分、川越は梛良晋平(SH)→菊池健太(3年、160/60)。

試合はやや膠着。

後半20分、深谷はラインアウトから展開。
正田俊平が中央を抜け出した場面は好タックルで阻止。
しかし更に左へ振られて山沢一人が受ける。
山沢は巧みなステップで中へするする切れ込んでトライ。
<深谷 33−10 川越>

山沢一人は2年生。登録だと174cmだがもう少し大きいかも。
上下動が少ない走りで、右への重心移動が抜群。
川越は彼の腰が強いランニングに手を焼いた。
調べたら2年前の関東中学生選抜に入っていた。
全国区レベル。来年の目玉じゃないですか?

後半29分、川越は須賀大貴→佐藤潤(2年、173/67)。

そのままノーサイド。
この試合だけ見ると「深谷が普通に勝った」という内容。
でもここに至るまでの努力を考えると、川越は大したものだと思う。
特別な才能もいないし、経験者だってゼロ。
身体が細いし、試合前の練習を見るとランパスもぎこちない…。
そういうチームが3年頑張れば全国区のチームと恥ずかしくない試合ができる!
まぁ神様が味方すれば、川越がもう少し競れた展開だったとは思う。
15分の「あわや逆転」という場面は興奮しました。
川越はFWがとにかく健闘した。
バックスも見た目の上手さはないけど、「ラインの速さ」があった。
両WTB、FBは速かったし、SOの山下将史も冷静な判断ができる選手。
山下のキックパス2本、どちらもファンタスティックでした。

深谷はいいチーム。
才能に溺れてくれれば川越にも勝機があった。
でも彼らは忠実で献身的。
低いタックル、しつこい働きかけで川越のテンポを消した。
タレントなら正智深谷でしょうが「内容」で対抗できると思います。

カテゴリ:
第二試合は正智深谷と熊谷工業の対戦。
さっきと比べて選手が大きく見える。
正智深谷のFW平均体重は90kg強。全国最大級である。

正智といえばトンガの留学生。
今日も2人がメンバー入りしている。
他にもFL三宅とSH岩崎が滋賀県の野洲北中出身。
CTB小林、WTB橋倉、FB人見が大阪府の中学出身だ。
熊谷工は公立校だから全員が県内出身。
熊谷、深谷、寄居といった県北の自治体に卒業中学が集中している。

正智深谷高校
PR  長谷川友紀 3年 175/95
HO  島賢司   3年 171/83
PR  箕田真一  3年 181/94
LO  大戸裕矢  3年 183/85
LO  アサエリ  2年 183/110
FL  三宅強   2年 171/74
FL  茂木陽祐  3年 175/81
NO8 ポヒヴァ  3年 190/100
SH  岩崎祐介  3年 170/68
SO  森谷直貴  1年 176/73
WTB 田仲恭平  3年 168/72
CTB 斉藤堅昭  3年 169/70
CTB 小林謙大  3年 164/72
WTB 橋倉将大  2年 163/63
FB  人見潤   3年 174/70

熊谷工業高校
PR  小林拓朗  3年 171/101
HO  鈴木賢   3年 175/80
PR  坂本大輔  3年 177/93
LO  横山慧   3年 175/80
LO  志村祐亮  3年 175/84
FL  坂本英之  3年 170/75
FL  栗田幸治  3年 172/78
NO8 野崎仁志  3年 163/85
SH  土屋和也  2年 164/54
SO  浅見尚樹  3年 168/58
WTB 堀正人   3年 175/77
CTB 折川裕紀  2年 170/64
CTB 上原理史  2年 169/64
WTB 田中卓   3年 167/58 
FB  小野正人  2年 175/71


立ち上がりは熊谷工業が健闘。
5分、熊谷工は45mほどの長いPK。
これをCTB折川裕紀が成功。
<熊谷工 3−0 正智深谷>

熊谷工は徹底的にバックス展開。
アングルチェンジを多用して、巧みなキープ、ゲインを見せる。

16分、正智はポヒヴァのゲインから斉藤堅昭が左大外へループパス。
田仲恭平のリターンを受けて、人見潤がインゴールへ飛び込む。
しかしDFに絡まれてノックオン。

17分、正智の5mラインアウト。
アサエリが左隅に持ち込んでトライ…、
と思ったらオブストラクションで取り消し。

18分、熊谷工は自陣深くでモールから展開。
蹴らずにバックスで仕掛ける。しかしここで痛恨のノックオン。
正智が詰めて奪って継続。最後はPR長谷川友紀がトライ。
<正智深谷 5−3 熊谷工>

23分、熊谷工はラインアウトから右へ展開。
WTB田中卓が相手DFの背後へ蹴って抜け出す。
インゴールもつれて田中が先に触ったか…という場面。
惜しくもノックオン。

前半はそのまま折り返し。
熊谷工はキックに頼らず徹底的に継続する。
パスワークが洗練されていて楽しいラグビーだ。

後半1分、正智はラックサイドをアサエリが抜ける。
箕田真一がフォローして左隅にトライ。
難しいコンバージョンだがSO森谷直貴が成功。
<正智深谷 12−3 熊谷工業>

後半5分、正智はモールをガーッと押し込む。
最後はポヒヴァがインゴール左に抑えた。
<正智深谷 19−3 熊谷工業>

後半は正智深谷がSO森谷直貴のキックで効果的に前進。
FW、トンガパワーを前面に押し立ててくる。
こうなるともう止まらない。

後半14分、熊谷工は自陣で展開してパスが乱れる。
正智がキープして継続。最後はアサエリがトライ。
<正智深谷 26−3 熊谷工業>

後半17分、正智はSHへのパスアウトが乱れる。
熊谷工は裏へキックしてFB小野正人が飛び出す。
正智のDFはノーボールタックル気味に対応。
熊谷工は更にインゴールへ堀正人が飛び込むも届かず。
認定トライ?と思ったが判定はペナルティのみ。

後半20分、正智はポヒヴァ、アサエリが縦を突いてDFを巻き込む。
これを右オープンへ展開。最後はFB人見潤が飛び込んだ。
<正智深谷 33−3 熊谷工業>

後半22分、正智は2人入替。
ポヒヴァ(NO8)→平沢拓真(2年、187/93)。
田仲恭平(WTB)→鳥羽亨介(3年、166/66)。

後半24分、正智はターンオーバーから継続。
最後は鳥羽亨介が左を抜けてトライ。
<正智深谷 40−3 熊谷工業>

後半27分、両チーム複数の入替あり。
正智は2人。
箕田真一(PR)→高橋勇丞(1年、179/110)。
島賢司(HO)→戸村泰地(2年、170/93)。
熊谷工は一気に4人。
土屋和也(SH)→田中潤(3年、167/65)。
堀正人(WTB)→金井彬(3年、169/70)。
上原理史(CTB)→安部貴淑(3年、174/72)。
小野正人(FB)→吉野晴宣(3年、172/66)。

後半28分、正智は自陣からカウンター。
SO森谷直貴がギャップを突いてゲイン。
カバーディフェンスも鮮やかなパスフェイントで抜き去る。
素晴らしいランニングで70mを一人で走りきった。
<正智深谷 47−3 熊谷工業>

ロスタイムの発表は4分。

後半32分、正智深谷はアサエリ(LO)→植田直孝(3年、192/105)。

そのままノーサイド。
後半は正智が圧倒する展開でした。
アサエリ、ポヒヴァの2人は特にスピードのある選手でない。
クリスチャン、コリニアシといった往年の怪物と同等とは思わない。
しかし近場のパワー、柔軟性は日本人と異次元。
絶対に一人では捕まえられない。
相手のDFが少しずつルーズになると、破壊力が炸裂した。

正智深谷の「サプライズ」はSOの森谷直貴。
キックが長くて正確。コンバージョンも「7分の6」という成功率だった。
最後のトライは個人技炸裂のスーパートライ。
その時「一年なのに凄いな」という周囲の声を聞いて学年を知った(笑)
プログラムに載ってない選手なので気づかなかった。
1年にして充分全国レベルに達している。
そんな派手さはないけど、成熟して「危うさ」がない。
ただし線が細くて身体は「1年生」という感じでした。
今後の成長に期待しましょう。

カテゴリ:
野球のアジアシリーズが昨日から開催中である。
「アジアNO1決定戦」といっても規模はこじんまり。
参加は東アジア4ヵ国から1チームずつ。サッカーの「A3」に近い。
日韓台は単独チーム。中国は代表での参加となっている。
会場は東京ドーム。総当りの予選リーグが11月8日から3連戦。
1位と2位が11日に決勝戦を争う。

今日は中日ドラゴンズと統一ライオンズ(台湾)の対戦だ。
中日はセ・リーグ2位。クライマックスシリーズで阪神、巨人を連破。
日本ハムを4勝1敗で下して日本シリーズを制した。
タイロン・ウッズは帰国したが他はベストメンバーである。
しかし昨日は韓国のSKワイバンズに苦杯を喫した。
3度目を迎えるこの大会で日本勢初の敗戦となった。

統一は「中華職業棒球聯盟」代表。
台湾のプロ野球は1990年に開幕した。
八百長問題や1997年のリーグ分裂で混乱した経緯がある。
王健民を輩出したくらいで「土壌」はある国だと思う。
ヤンキースのエースとして2年連続19勝。
今年はサイヤング賞投票で2位に入ったアジア最高の右腕である。
ただし昨日見た感じだと統一ライオンズのレベルはあまり高くない。
台湾勢は高校くらいまでだと日本と大差ない水準だ。
でもシニアレベルの組織、運営が未熟なんだろう。

統一ライオンズ
1番 二 陽森    右左 26才 175/72
2番 中 潘武雄   左左 26才 178/82
3番 三 ブリトー  右右 35才 183/90
4番 一 高國慶   右右 29才 181/93
5番 右 劉芙豪   右右 28才 180/77
6番 指 陳連宏   右右 34才 190/105
7番 左 郭岱   右左 26才 180/78
8番 捕 高志綱   右右 26才 178/75
9番 遊 許聖杰   右右 32才 180/78
   投 潘威倫   右右 25才 182/98


中日ドラゴンズ
1番 二 荒木雅博  右右 30才 180/74
2番 遊 井端弘和  右右 32才 173/75
3番 三 森野将彦  右左 29才 180/85
4番 一 中村紀洋  右右 34才 180/92
5番 右 李炳圭   左左 33才 185/82
6番 指 井上一樹  左左 36才 184/93
7番 捕 谷繁元信  右右 37才 177/81
8番 左 中村公治  右右 26才 185/83
9番 中 藤井淳志  右右 26才 181/77
   投 朝倉健太  右右 26才 186/91


1回表。先攻の中日はあっさり三者凡退。
統一の先発は潘威倫。
16勝2敗という凄い成績を残している。
日本より44も少ない100試合でこの数字だ。
投球スタイルは「台湾の東尾」という感じ。
130キロ中盤のシュート、120キロ強のスライダーが組み立ての軸。
コントロールも良くて、内外角にきっちり投げ分けができる。
ちなみに彼は肩痛があり本調子じゃなかったらしい。
普段はMAX151キロの速球派だそうです。

1回裏。
統一は1番陽森がライト前安打で出塁。
3番ブリトーが死球を得て一死1、2塁。
しかし朝倉は4番高國慶を併殺に打ち取って切り抜けた。

2回表。
中日は一死から5番李炳圭が二塁内野安打で出塁。
6番井上はヒット&ラン。ショートの逆を突いてレフト前安打。
一死1、3塁のチャンス。しかし7番中村公治が併殺に倒れた。

2回裏。
統一は5番劉芙豪が三塁内野安打。
6番陳連宏の三塁ゴロで進んで一死2塁。
ここで7番郭岱がライト線に弾き返す2ベース。
<統一ライオンズ 1−0 中日ドラゴンズ>
8番高志綱も三塁エラーで出塁して一死1、2塁。
しかし後続がなく一点どまり。

3回表。
中日は8番谷繁がライト前安打で出塁。
9番藤井は併殺崩れで一死1塁。すぐ走って一死2塁。
1番荒木は平凡な遊ゴロ。しかしこれを許聖杰がエラー。
一死1、3塁。荒木が走って一死2、3塁。
2番井端は走者を返すバッティング。
右へ追っ付けて緩い二ゴロ。藤井が生還する。
<中日ドラゴンズ 1−1 統一ライオンズ>
中日が同点に追いついた。

試合は進んで5回表。
中日は一死後8番谷繁が死球で出塁。
潘威倫は回が進むに従って内角を大胆にえぐり始める。
傍らのU氏に「そろそろぶつけますよ」と予告していたら…。

9番藤井の三ゴロをブリトーがエラー。一死1、3塁。
潘威倫は典型的な「打たせて取る」タイプ。
注文通りに平凡な内野ゴロを打たせていたのだが…。
統一の内野守備は東都や早慶法明レベルより下である。
潘威倫をまともな守備陣で投げさせてあげたいと思った。

1番荒木はレフト前に弾き返した。谷繁は三塁に止まって一死満塁。
2番井端は初球をレフトに打ち返してきっちり犠牲フライ。
<中日ドラゴンズ 2−1 統一ライオンズ>

こういうところに「野球の質」が出る。
統一の打線も振りはみんな鋭かった。
でも思い切り振るだけの選手が多い。
中日の1、2番は日本球界屈指の職人コンビだ。
実行できる選択肢が多く、状況に応じた「打ち分け」をする。
「ここで何をやってくるかな?」と考えさせてくれる名手だな。

6回裏。
統一は4番高國慶がレフト前安打で出塁。
一死後に6番陳連宏が再びレフト前へ弾き返す。一死1、2塁。
統一は同点に追いつくチャンス。

三塁側の統一応援席は戦闘力が高かった。
とにかく賑やかでハイテンション。人数も中日側と同等以上にいた。
鳴り物は笛、太鼓にトランペットが入る編成。
観客はメガホンとチアスティックをガシガシ叩きまくる。
チャンスには応援リーダーの統率に合わせて「ウアー!」と勝ち鬨。
南国風の独特なグルーブ感があった。
観客以上に凄まじかったのはチアリーダーの皆様。
セクシーが行き過ぎてテレビで流せぬレベル…。
応援というよりストリップでした。
三塁側のチアシートだけ売り切れていた理由がよく分かった(笑)

さて試合は一死1、2塁。
7番郭岱は一ゴロ。中村紀洋の送球が高くて二封のみ。二死1、3塁。
8番高志綱も遊ゴロ。球の勢いが落ちていた朝倉。ピンチを何とか切り抜けた。

7回を前に抽選の当選番号発表。
隣のU氏が必死に抽選番号の書いてあるビラを探している…。
記憶にある番号が表示されていたらしい。

7回表。
統一は投手交代。ピーター・ムンロが新たに登板。
191cm・95kgの巨漢。32才の右腕だ。
速球はMAXで139キロ。110キロ台後半のチェンジアップ?も使う。
まぁ正直大した投手じゃない。

ムンロは8番谷繁にストレートの四球を出す。
9番藤井は三ゴロ。二封のみ。
1番荒木の2球目に藤井が盗塁。失敗して二死走者無し。
荒木はセンター前安打で出塁。すぐに走って二死2塁。
2番井端はボテボテの二ゴロ。俊足を飛ばして一塁セーフ。
二死ということもあり荒木はスピードを緩めず本塁突入。
クロスプレーだったが捕手のブロックは甘い。中日が貴重な追加点。
<中日ドラゴンズ 3−1 統一ドラゴンズ>
中日は接戦になればなるほど持ち味の出るチーム。
こういう「一点を奪いに行くプレー」が出色である。

7回裏。
統一の攻撃は代打楊松弦。楊はライト前に弾き返して無死1塁。
中日はここで投手交代。左打者が続く場面なので左腕の久本祐一を起用。
1番陽森は右飛。2番潘武雄がライト前安打。一死1、2塁。
中日は更に投手交代。平井正史を起用。

統一応援席は6回に続いてノリノリ。
彼らは自軍のチャンスに「ノイズ」を入れる習慣があるらしい。
笛をピーピー吹いて、ブーイングも入れる。
投手にプレッシャーを与えようということなんだろうが…。
チャンスに相手を妨害するという発想は日本の逆ですね。

3番ブリトーは高〜い遊飛。
4番高國慶はライト前にきれいな流し打ち。2塁走者がホームイン。
<中日ドラゴンズ 3−2 統一ライオンズ>
高國慶はちょっとレベルが高い打者でした。
振り回すのでなく、ミートが巧くて広角で打てる。
打率.358は伊達でない。今大会もここまで打率.625と絶好調だ。

党首は他人事という感じで緊迫感を堪能していた。
でもファンは気が気でなかったろう。
ガチ中日ファンのU氏は姿勢を正して、それこそ拝み出しそうな気配…。
一番ビビッていたのは日本テレビの関係者かもしれない。
中日が負けたら日曜は台湾と韓国の試合を全国中継だ(笑)

二死1、3塁で統一は5番劉芙豪。
平井正史が踏ん張った。144キロの速球で空振り三振!

直後に再び抽選の当選番号発表。
U氏は何と…台湾旅行当選!
10万円相当の五輪予選観戦ツアーらしい。

8回表。
統一は3人目の投手。25才の右腕林岳平を起用。
176cm・70キロと小柄ながら上手投げの本格派。
140キロ前後の速球で強気に押してくる。
中日はこの回3者凡退。

8回裏。
中日は4人目の岡本真也を起用。
シーズン62試合登板。38ホールドと大車輪だった中継ぎ投手。
岡本は統一を三者凡退に打ち取った。

9回表。
中日は7番中村公治がセンター前安打。
8番谷繁が送って一死2塁。
ここで代打の切り札、立浪和義。立浪は四球を選んで一死1、2塁。
統一は8回に続いて林岳平が投げている。
どうも彼は様子がおかしい。投球が全てストレートだ(笑)
170キロならともかく140キロの速球だけでは通用しない。
今シーズンの成績を見ると登板は5試合。防御率7.71。
向こうでも二流の投手じゃないですか…。

1番荒木はライトに流して一死満塁。
2番井端は軽くセンターへ犠牲フライ。なお二死1、2塁。
<中日ドラゴンズ 4−2 統一ライオンズ>

ここで統一は4人目の投手を起用。
左腕の潘俊榮が登場する。24才。180cm・75kg。
アーム式のフォームでちょっと日本にいないタイプ。
速球は130キロ台前半。110キロ弱のカーブも投げる。
森野は結局三ゴロ。彼は5打席ノーヒットでした。

9回裏。
中日は守護神の岩瀬仁紀が登場。
3年連続40セーブ以上という球界NO1のクローザー。
生岩瀬は初めてで嬉しい。スライダー見たことのない切れである。
こんな黄金リレーを見られるのも中日が苦戦してくれるからだ(笑)
岩瀬は2点のリードがあれば十分。きっちり三人で切って取った。

お互いのいい部分が出た中身の濃い試合でした。
中日は薄くても楽に勝ちたかったんだろうけど…。
お立ち台はもちろん井端弘和。
5打席でヒットはボテボテの内野安打1本。
なのに4打点!ある意味で彼の真骨頂でしょう。

                 安 失 
中日┃001|010|101┃4 8 1
統一┃010|000|100┃2 9 2

中日:朝倉○、久本、平井、岡本、岩瀬S
統一:潘威倫●、ムンロ、林岳平、潘俊榮


選手個々の能力には差があったと思う。
統一ライオンズは韓国代表のSKワイバンズと比べても一段二段落ちる。
でも野球は「差」がコンスタントに結果へ反映されるスポーツじゃない。
日本が「世界一」になってしまう種目ですからね。
中日がどれだけの密度で相手を分析していたかも疑問だ。
そういう事情で「好ゲーム」になったのではないでしょうか?

国際試合は楽しいですね。
選手も観戦文化も「えっ?」という驚きがある。
11,167人という集客は寂しかったけど…。
私は満足して帰りました。

カテゴリ:
関東大学サッカー第19節。
残るは4試合。いよいよ大詰めである。
第18節を終えて首位は勝ち点37の駒沢大学。
2位法政、3位明治が勝ち点35。4位早稲田は勝ち点34。
一試合で引っくり返るところに4校が詰まっている。
流経は前期を首位で折り返したが、その後やや低迷して現在5位。
ただし上位4校との直接対決を残しているので、まだ「可能性」がある。

今節は2試合だけ水曜日の開催となった。
天皇杯と重ならぬよう調整されている。
第一試合は清水に奮戦した明治が登場。
中2日ながら「根性」で法政を下したらしい。
党首は諸々あって見逃した。
駒澤が土曜に学芸と引き分けたので明治は首位浮上だ。

第二試合は早稲田と流通経済大の対戦。
早稲田は第14節に首位へ浮上。
しかし明治、中央に大敗してあっという間に転落…。
タレントを生かして流麗なサッカーをするが、勝負どころで淡白だ。
流経は巡り合わせが悪くて今年まだ一度も見てなかった。
毎年Jへ複数の選手を出しているチームである。
スタッフや施設が充実して部員も200人を超す。選手層が分厚いわけだ。

早稲田大学
GK  1 伊藤拓真  3年 183/77 前橋育英
DF 12 松本征也  3年 168/63 浜名
   4 金守貴紀  4年 177/72 四中工  
    5 横山知伸  4年 184/76 帝京
    3 藤森渉   4年 184/64 早稲田実業 
MF 30 中野遼太郎 1年 176/70 FC東京U-18
    7 鈴木修人  4年 171/65 市立船橋 
   14 首藤豪   4年 176/65 市原Y 
   10 兵藤慎剛  4年 171/65 国見
FW  9 渡邉千真  3年 180/75 国見
    8 山本脩斗  4年 179/65 盛岡商

−−−−山本−−−−渡邉−−−−
−−兵藤−−−−−−−−首藤−−
−−−−−鈴木−−中野−−−−−
−藤森−−横山−-金守−-松本征−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−伊藤−−−−−−−

流通経済大学
GK  1 林彰洋   2年 192/83 流経大柏
DF  5 赤井秀行  4年 172/62 流経大柏
    4 飯田真輝  4年 185/80 流経大柏
    2 鎌田次郎  4年 179/68 FC東京U-18
    6 宮崎智彦  3年 170/66 FC東京U-18
MF 26 千明聖典  2年 165/60 流経大柏
    8 西弘則   3年 168/59 熊本国府
   10 平木良樹  3年 172/68 流経大柏
   32 ベロカル  1年 177/70 青森山田
FW 11 武田英明  4年 168/65 前橋育英
    9 池田圭   3年 178/72 流経大柏

−−−−池田−−−−武田−−−−
−−平木−−ベロカル−−-西-−−
−−−−−−−千明−−−−−−−
−宮崎−−鎌田−−飯田−−赤井−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-林-−−−−−−−


早稲田は鈴木修人が鹿島内定。山本脩斗が磐田内定。
主将の兵藤慎剛もオファーを複数受けている選手。
ボランチの一角は1年生の中野遼太郎だ。
後期途中からレギュラーに定着している。

流経は去年からそれほど入れ替わりが無いみたい。
下級生の登用が3人。
GKの林彰洋はU20代表の正GK。
ボランチは武井択也でなく千明聖典が出ている。
2004年の埼玉国体で見ていい選手だと思った。
小柄だが気の効く選手。左足の組み立ても秀逸だ。
トップ下はベロカル・フランク。
青森山田で2年生からレギュラー。高校総体優勝に貢献した。

会場は駒沢第二球技場。
行き届いた施設だが、ナイター照明が暗い。
鳥目の党首は選手の判別に苦闘。
流経は背番号の発色が薄くて全く見えない!
しかもベロカルと池田圭はシルエットが似てる…。
チンプンカンプンでした_| ̄|○
選手の取り違えがいつも以上に多くなっているはずです。

立ち上がりは早稲田ペース。
2つ3つとチャンスを迎えて24分。
早稲田はCKのこぼれを首藤豪が前線にスルーパス。
渡邉千真のシュートはDFがブロック。

26分、早稲田は鈴木修人が右へ開いて、首藤豪が折り返し。
ニアサイドに兵藤慎剛が走りこんでチャンス。
しかし兵藤はスルー。後方にフォローはいなかった。

27分、早稲田は金守貴紀に警告。

28分、流経は平木良樹が右に開いて、西弘則が折り返し。
ゴール前の池田圭がダイレクトで合わせた。
決定的な場面だがGK伊藤拓真がストップ。
更に2人詰めて再び決定機。ここも早稲田DFがブロック。

37分、流経は中盤でFKを得て即再開。
しかし左に展開したボールがミスになる。
早稲田はこれを奪ってカウンター。
右サイドからの折り返しを首藤豪がボレー。フリーの好機だが枠の上。

39分、早稲田は鈴木修人に警告。

44分、早稲田はスローインからワンタッチでつないでいい崩し。
渡邉千真が左サイドを突いてクロス。首藤豪が右足アウトでボレー。
至近距離だったが林彰洋はしっかりキープ。

前半はスコアレスで折り返し。

48分、早稲田は前線で渡邉千真がパスカット。
これをつないで兵藤慎剛のミドル。DFに当たって外。

49分、早稲田はCKから兵藤慎剛がヘッドを沈めた!
と思ったらエリア内でプッシングの反則。

50分、早稲田は山本脩斗が兵藤慎剛とのワンツーで抜け出す。
左足でループシュート気味の際どいクロス。枠の外。

50分、流経は中盤で奪ってカウンター。
平木良樹?に当てて戻されたボール。
前線は薄くてあまり「可能性」を感じない場面。
しかし池田圭は意表を突いて左足でダイレクトループ。
GK伊藤拓真は戻りきれない。これがふんわりとゴール右隅を破った。
<流通経済 1−0 早稲田>

55分、流経は千明聖典が左へ展開。
武田英明が縦に抜けて折り返し。ベロカルのシュートは枠の上。

57分、早稲田は兵藤慎剛が左サイドから折り返し。
首藤豪が落として、山本脩斗のシュート。
DFをかすめて枠内。しかしGKの正面。

60分、流経のカウンター。
平木良樹が右へ展開。西弘則のクロスから池田圭が決定機。
しかし池田のシュートはGK伊藤が阻止。

60分、流経は飯田真輝に警告。

62分、流経は左サイドにフィードが出て、ベロカル?が抜け出る。
パワフルなドリブルで粘ってシュート。弱い。

66分、早稲田は首藤豪→松本怜。

70分、流経は千明聖典がクリアボールを拾って持ち上がり、左に開く。
池田圭?のクロスは危険な軌道。しかし合わない。

72分、流経は赤井秀行→沢口泉(3年、浦和Y)。

75分、早稲田は中野遼太郎→島村毅(4年、早稲田実業)。
ボランチを削ってFWを入れる。

76分、早稲田は鈴木修人のスルーパスが右に届く。
松本怜が微妙な軌道のクロス。GK林彰洋がパンチングで逃れた。

77分、早稲田は兵藤慎剛が縦に入れて島村毅が左に捌く。
山本脩斗が左サイドから折り返し。ニアサイドで渡邉千真が合わせた!
<早稲田 1−1 流通経済>

両チームとも「引き分けで良し」という試合ではない。
目指すはやはり優勝。混戦を抜け出るには勝ち点3が欲しい。
この時間に至って両校なお攻め合う展開となる。

79分、早稲田のカウンター。
早稲田は島村毅が上手く潰れて左へ叩く。
渡邉千真のシュートは決定的。ここはGK林がナイスセーブ。

82分、流経は池田圭→田村洋平(3年、帝京)。
85分、流経はベロカル・フランク→楠瀬章仁(3年、高知小津)。

86分、流経のカウンター。
ハーフライン後方から楠瀬章仁が前線へ鋭いフィード。
これに反応して田村洋平が動き出す。
DF2人をスピードで振り切って、1対1を冷静に沈めた。
<流通経済 2−1 早稲田>

88分、流経は千明聖典に警告。

89分、早稲田はエリアすぐ外で得たFK。
鈴木修人が狙うもゴール右へ逸れた。

ロスタイム3分。動きなし。
そのままタイムアップ。

流経の選手で暗くても見分けやすかったのは千明聖典。
小柄だし、中盤の底で「浮いた」ポジションにいるから。
さすがにワンボランチは苦しそう。
GK、DF陣のコーチングは大半が彼に集中していました。
でもよく頑張っていたな。
千明様が華麗にタクトを振るう日がいつか来るでしょう。
俺の選ぶMOMは林彰洋。2年生って感じじゃないですね。

今日の結果を以って明治が勝ち点38で首位浮上。
駒澤も勝ち点38。得失点わずか3差である。
次節に明治と駒澤の直接対決がありますね。
11月10日。会場は川口。明治はまた中2日です…。
3位法政が勝ち点35。4位早稲田、5位流経が勝ち点34。
早稲田はせめて引き分けていればなぁ…。

カテゴリ:
今日は天皇杯4回戦。ここからJ1勢が登場だ。
三ツ沢を選んだ理由は3つある。
佐川急便SCを見ておきたかった。
会場がサッカー専用の三ツ沢である。
後援会なら自由席が無料だだが、三ツ沢は範囲を広く取ってある。
大学勢の挑戦も見たいけど会場が遠かった。

佐川急便SCは今年から東西が統合されて誕生した。
佐川急便東京は昨年のJFL2位。佐川急便大阪SCはJFL3位。
JFLを代表する両強豪が合同して本拠を滋賀県守山市に移した。
今季はJFLでぶっちぎりの首位に立っている。
ただし現段階でJへ昇格するつもりはないらしい。
監督は中口雅史氏。国見で選手権優勝。
大商大を経てガンバ大阪でもプレーしたお方である。

会社の同僚Sさんは「佐川の男」がタイプらしい!
制服に身を包み額に汗して溌剌と立ち働く姿にそそられると…。
彼女は芸能人ならGacktが好き。
「Gacktが佐川の制服を着れば完璧ですね!」と確認したら、
「それは嫌」と拒否された(笑)

佐川急便といえばハードワークで知られた会社。
配送は肉体労働だから軟弱な男には務まらない。
ドライバーが営業を兼ねるので礼儀正しく明るい人が多い。
いい男が多いのは必然である。
党首は佐川側に座ったが、
Sさんならきっとドキドキする光景が広がっていた(笑)
男性は短髪率高し。颯爽とした佐川男児が揃う。
お揃いのポロシャツを着た関係者が目立った。
青、白が基本で、細く赤がアクセントに入る横ストライプ。
本人はもちろん家族にも配っているらしい。
奥さん、子供と「佐川カラー」が並ぶ絵は微笑ましかったです。

横浜Fマリノス
−−−マルケス−−−大島−−−−
−-山瀬功-−−−−−−−吉田−−
−−−−−狩野−−河合−−−−−
−小宮山−-松田−-中澤−−田中−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-榎本哲-−−−−−−

佐川急便SC
GK 33 森田耕一郎 23才 182/78 FC東京
DF 30 高橋延仁  24才 168/63 東京農業大
    5 影山貴志  30才 180/74 セレッソ大阪
    3 冨山卓也  27才 180/70 国士舘大
   13 旗手真也  24才 172/65 阪南大
MF  6 岡村政幸  30才 174/69 モンテディオ山形
    8 山根伸泉  28才 168/60 浦和レッズ
   11 嶋田正吾  27才 167/57 アイン食品
   17 堀健人   25才 176/68 順天堂大
FW 10 山本正男  29才 168/62 九曜FC
    9 御給匠   24才 187/77 ザスパ草津
※前所属は佐川東京か佐川大阪。前々所属を書きました。
 
−−−−山本−−−−御給−−−−
−−-堀-−−−−−−−−嶋田−−
−−−−−岡村−−山根−−−−−
−旗手−−冨山−−影山−−高橋−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森田−−−−−−−


マリノスは完全に「本気」の布陣。
中澤佑二は現役代表。松田直樹はW杯経験者。
田中隼磨、小宮山尊信、山瀬功治はオシムジャパンに召集歴あり。
…って説明する必要ないですか?ないですね(笑)

佐川はスタメン中6人がJ経験者。
森田耕一郎は仙台、FC東京でプレーした。
都立の進学校(国分寺高)出身という異色の経歴を持つ。
CBの影山貴志は大商学園から広島に入団。
高卒1年目からリーグ戦出場を果たしたプレーヤーである。
DFながら攻撃力を持つ逸材だった。
広島で2年プレーした後に阪南大へ進学。
セレッソで1年プレーして佐川大阪に転じた。
山根伸泉は市船で選手権優勝を果たしたテクニシャン。
国士舘、浦和レッズでプレーし、佐川では5年目になる。
御給匠はセレッソ大阪、ザスパ草津などでプレーした大型FW。
今季のJFLで得点王レース首位に立っている。

立ち上がりは佐川が互角以上に試合を進める。
4分、佐川は嶋田正吾が右から切れ込んで左足ミドル。外。

5分、マリノスは山瀬功治がこぼれ球を拾って持ち上がる。ミドルは外。

6分、佐川は御給匠が左に開いて堀健人が中に折り返す。
嶋田正吾が飛び込むもシュートは打ち切れない。

6分、佐川は山本正男に警告。

8分、佐川は嶋田正吾が右サイドを勢いよく攻め上がる。
山本正男とワンツーで更に縦へ抜ける。
しかしエリアに切れ込もうという位置でDFが対応。

9分、マリノスは松田直樹に警告。山本正男へのタックル。

11分、マリノスはマルケスが左をえぐってクロス。
大島秀夫が飛び込んだがDFは身体を寄せてクリア。

13分、佐川は高橋延仁が持ち上がって縦に入れる。
嶋田正吾が右を抜けて折り返す。
御給匠がゴール正面でコントロール。
有利な体勢から山本正男へ渡す決定的ラストパス。
山本は御給の右を抜け出てシュート体勢。
中澤佑二が深いタックルを入れて山本は倒れる。
一瞬PKと思った。しかし笛はない。

佐川はいいサッカーをしていた。
中盤でしっかりプレッシャーをかけて、マリノスへ主導権を与えない。
高い位置でボールを奪ってから少ないタッチでつなぐ。
相手の守備組織が整わないうちにサイドを速い選手が崩す。
番狂わせもあり得る雰囲気だった。
しかしマリノスは立ち上がりの「勢い」をやり過ごした。
少しずつ試合が落ち着いていく。

20分、マリノスは山瀬功治が左に開いて、小宮山尊信のシュート。
GK森田耕一郎がセーブ。

21分、マリノスは田中隼磨のドリブルからFK獲得。
ゴールやや右。エリアすぐ外という好位置。

22分、マリノスは狩野健太がこのFKを狙う。
壁の横を抜けてゴール右隅に突き刺さった!
<横浜Fマリノス 1−0 佐川急便SC>

佐川は足が止まって前線で奪えなくなってくる。
マリノスはボールをキープして、左右に振り回す。
佐川はボールを追っているうちにDFが後ろ、真ん中へ寄っていく。
中盤が最終ラインに吸収されて、セカンドボールを拾えない。
マリノスはサイドバックの攻め上がる時間、スペースができる。
田中隼磨も小宮山尊信も攻撃力のある選手。
サイドからガンガン上がってフィニッシュまで絡んでくる。

28分、マリノスは山瀬功治がキープ。
サイドバックの攻め上がりを引き出す。
小宮山尊信のクロスから大島秀夫のダイビングヘッド。
決定的な場面もGK森田耕一郎がナイスセーブ。

30分、佐川は旗手真也に警告。

31分、佐川のFKは右サイド。ゴールまで40mほどの位置。
堀健人が左足で上げたボール。御給匠がゴール正面でヘッドを合わせる。
GK榎本哲也が左手でブロック。弾ききれずにゴールイン!
<佐川急便SC 1−1 横浜Fマリノス>

32分、マリノスはマルケスがエリア左から切れ込んでシュート。
GK森田耕一郎が反応。DFが外に蹴りだして逃れた。

前半の最後はマリノスがややペースを落とした。
特に大きな決定機が無いまま推移。そのまま1−1で前半を折り返し。

後半開始にマリノスは2人入替。
この時間で2枚カードを切るのはかなり思い切った策だ。
吉田孝行→清水範久。マルケス→坂田大輔。

52分、マリノスのカウンター。「3対1」の超有利な状況。
大島秀夫が右に開く。清水範久が抜け出してシュート。
GK森田耕一郎が弾くも、左に詰めていた坂田大輔が押し込んだ。
<横浜Fマリノス 2−1 佐川急便SC>
清水の飛び出しははOKだけど、
坂田大輔がオフサイドの位置にいたと思う。
主審もチラチラ副審を見ていた。しかし旗は上がらない。

54分、マリノスは小宮山尊信が右に開く。
狩野健太が中央に折り返す。
ファーサイドに残っていた大島秀夫が押し込んだ。
<横浜Fマリノス 3−1 佐川急便SC>

前半のマリノスは山瀬功治、マルケスの個人技が仕掛けの中心だった。
坂田大輔、清水範久が入ってボールの動き、スペースへの利用が増える。
佐川の足が止まったところに有効だった。
坂田は前後に動き回ってボールを引き出したり動かしたり。
清水はどんどんと前に飛び込んで決定的なチャンスを量産した。

54分、佐川は山本正男→竹谷英之。
竹谷は市船、順天堂で山根伸泉と同期。
188cmの大型FWである。
いわゆる「黄金世代」のU18候補にも呼ばれたことがある。

62分、マリノスは小宮山尊信が左から折り返す。
山瀬功治がダイレクトでループを狙う。枠の外。

66分、マリノスは山瀬功治が左サイドから折り返す。
大島秀夫はゴール前でスペース有り。
キープからシュートを放つも佐川のDFがブロック。

66分、佐川は竹谷英之が左サイドを抜け出す。
ゴールに近づいて切り返したところ、DFに詰められ奪われた。

67分、マリノスは田中隼磨が攻め上がって右から折り返し。
清水範久が縦に抜けてシュート。DFがブロック。

68分、佐川は山根伸泉→小幡正。

70分、マリノスは右クロスから小宮山尊信がトラップ&シュート。
影山貴志がよく対応した。

75分、マリノスは前線にロングボール。坂田大輔が粘る。
大島秀夫が左に開いて、坂田大輔に戻る。
坂田は右足で巻くシュート。冷静に右隅へミドルを突き刺した。
<横浜Fマリノス 4−1 佐川急便SC>

78分、マリノスは小宮山尊信に警告。嶋田正吾へのタックル。

79分、佐川急便は岡村政幸→米倉将文。
佐川の布陣はこう↓
−−−竹谷−−御給−−米倉−−−
−−−-堀-−−小幡−−嶋田−−−
−旗手−−冨山−−影山−−高橋−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−森田−−−−−−−

188cmの竹谷、187cmの御給、180cmの米倉が前線に並ぶ。

試合は決まってしまった。
前半は賑やかだった佐川応援席もテンションが落ちてしまう。

89分、マリノスは清水範久が間を計って強烈ミドル。
GK森田耕一郎がナイスセーブ。

89分、佐川は森田のゴールキックが前線でもつれる。
竹谷英之が飛び出して触れば決定機。
しかしGK榎本哲也がよく飛び出してクリア。

そのままタイムアップ。
ここが一番「番狂わせ」の確率が高い会場だと踏んでいた。
でもマリノスは大人の戦い方をしましたね。
相手の勢いに飲み込まれず、急がずじっくり回せていた。
ペースにメリハリをつけて、勝負どころで畳み掛けた。
相手へのリスペクトがあって、しっかり意思統一があって、
悪くない試合を見せたんじゃないかと思います。

マリノスで目立ったは小宮山尊信。
往復の頻度、タイミングに加えて、
持ってからの「いいボール供給率」が高かった。
あとやっぱり中澤佑二。ちょっと格が違いました。

天皇杯全日本サッカー選手権4回戦
横浜Fマリノス 4−1 佐川急便SC
三ツ沢球技場 6,358人

カテゴリ:
今までナビスコ杯にそれほどプライオリティを感じてなかった。
予選ラウンドは代表その他のスケジュールと重なる。
各チームで思惑に差がある。
だから「見たいチームを見られない」場合が多い。
クラブを追い続けている人ならそれでいいんでしょうけど。

決勝戦の日取りもマズイ(笑)
文化の日はスポーツイベントが重なっている。
今日の神宮外苑に限定しても何と3つ見たい試合があった。
12時から神宮球場で東都の入替戦。
国学院と日大の対戦は個人的に必見である。
14時からは秩父宮ラグビー場でラグビー慶明戦。
最初はこれを見に行く予定だった。

だから今までナビスコ決勝を一度しか見ていない。
FC東京と浦和レッズがやった時だ。
この大会が盛り上がり始めたのはこの試合が契機なのかな?
最近はどんなカードでも国立が満員になる。
今回は川崎の初タイトルを見守りたい気持ちがあった。
友人がフロンターレの持ち株会から配分を受けて、自由席券が私に回ってきた。
バックスタンドの上の方。「引き気味」の視点で観戦しました。

川崎フロンターレ
−−−−−鄭大世−−−−ジュニーニョ−−−−
−−−−−−−−−大橋正博−−−−−−−−−
−伊藤宏樹−-谷口博之−−中村憲剛-−森勇介−
−−−佐原秀樹−−寺田周平−−箕輪義信−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−川島永嗣−−−−−−−−−

ガンバ大阪
−−−マグノ・アウベス−−−-バレー-−−−−
−−−二川孝広−−−−−−−−遠藤保仁−−−
−−−−−−明神智和−−−橋本英郎−−−−−
−安田理大−−山口智−-シジクレイ-−加地亮−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−-藤ヶ谷陽介-−−−−−−−−


夜勤明け。ACL決勝チケット争奪敗戦直後。
視力いまいちなのに二階席上方。
試合の細かいところまでは見てません。
雑感というところでご容赦。

6分、川崎は箕輪義信?の長いフィードがジュニーニョに入る。
ジュニーニョはシジクレイを抜いてエリア右へ切れ込む。
決定的なシュートだったが藤ヶ谷陽介ナイスセーブ!

川崎は伊藤宏樹を左サイドに回して「5バック」に近い布陣。
攻撃はシンプルにロングボールを蹴ってくる。
相手のDF陣をゴールに近づける、後ろ向きに対応させるという狙いかな?
ガンバの持ち味である中盤を「消す」ことができていた。
鄭大世のパワー、ジュニーニョのスピードという強みを生かす策でもある。
立ち上がりはこれが効いていた。

10分、川崎は森勇介のドリブルからCKを得る。
10分、11分とこのセットプレーからフィニッシュ2発。
ともに藤ヶ谷陽介が防いだ。

立ち上がりは川崎が押し込む展開。
森勇介が前線近くで仕掛けていい突破を見せる。
安田理大とのマッチアップを優勢に進めていた。
普段は守備専の伊藤宏樹まで前に出ていた。

19分、川崎は右サイドにフィードが入る。
ジュニーニョが突破に入ったところ。シジクレイが押し倒して警告。 

22分、ガンバは中盤でつなぎ遠藤がワンタッチで裏に絶妙パス。
マグノ・アウベスが抜け出してループ。ここは佐原秀樹がカバー。

少しずつガンバの守備が落ち着いてくる。
「縦へ速い」リズムに馴染んで、距離感も掴めてきた。

39分、ガンバは加地亮のスルーパスに二川孝広が反応。
右サイドに飛び込んでエリア内へ進入。
川島永嗣が身を挺して防いで…。PKかな?というシーン。
しかし主審の吉田寿光は笛なし。

44分、川崎は佐原秀樹に警告。
加地亮の突破を身体でブロックした。

前半は0−0で折り返し。
両チームいつもより縦に速い、展開の目まぐるしいサッカー。
いかにも「トーナメント戦」という風情である。

48分、川崎は中村憲剛が右へ鋭く展開。
ジュニーニョが走りこんで右斜めからシュート。
決定的な場面だが藤ヶ谷陽介ナイスセーブ。

49分、川崎はフリーキックから左サイドへフィード。
ジュニーニョが縦に抜けてクロス。谷口博之が飛び込むも打ち切れない。

後半立ち上がりはこの場面以外にも決定機多数。
ホットな展開である。

56分、ガンバは遠藤保仁のフィードが前線に入る。
一人二人つないで、橋本英郎が右に開く。
バレーが縦に抜けてクロス。
中央で二川孝広、マグノ・アウベスが潰れて、ファーサイドに流れた。
よく詰めていたのは安田理大。きっちり押し込んで値千金の勝ち越し弾。
<ガンバ大阪 1−0 川崎フロンターレ>

後半は安田理大が前に出ていた。
加地の攻め上がりを減らして3バック気味という狙いだったらしい。
川崎は「3人で攻める」感じなので、
前半のガンバは人数的にミスマッチだったかもしれない。

川崎はリードを奪われて攻めの人数を増やしてくる。
63分、大橋正博→久木野聡。
布陣はこうかな↓
−−−−−鄭大世−−−−ジュニーニョ−−−−
−−久木野聡−−−中村憲剛−−−谷口博之−−
−−−−−−−−−寺田周平−−−−−−−−−
−伊藤宏樹−-佐原秀樹-−箕輪義信−−森勇介−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−川島永嗣−−−−−−−−−


74分、川崎は佐原秀樹→河村崇大。
布陣はこうかな↓
−−−−−鄭大世−−−−ジュニーニョ−−−−
−−久木野聡−−−中村憲剛−−−谷口博之−−
−−−−−−−−−河村崇大−−−−−−−−−
−伊藤宏樹−-寺田秀平-−箕輪義信−−森勇介−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−川島永嗣−−−−−−−−−


78分、川崎は鄭大世→黒津勝。
布陣はこう↓
−−−−−−−−ジュニーニョ−−−−−−−−
−−-黒津勝-−−−中村憲剛−−−久木野聡−−
−−−−−-谷口博之−−−河村崇大-−−−−−
−伊藤宏樹−-寺田秀平-−箕輪義信−−森勇介−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−川島永嗣−−−−−−−−−


79分、ガンバは藤ヶ谷陽介に警告。遅延。

80分、ガンバのカウンター。
2対2の状況から二川孝広が縦に出す。
マグノ・アウベスが抜けて右斜めからシュート。バー直撃。

83分、ガンバは遠藤保仁に警告。

84分、川崎は中村憲剛のFKがもつれてジュニーニョがバックヘッド。
GK藤ヶ谷陽介が辛うじて外にかき出した。

85分、川崎は中村憲剛の右CK。ジュニーニョのヘッドは外。

86分、ガンバは安田理大がドリブルで切れ込む。
ヒールで左サイドに叩いて、遠藤保仁が切れ込む。
角度のない位置から思い切ってシュート。ここはGK川島永嗣がセーブ。

ロスタイム表示3分。
ガンバはバレー→播戸竜二。

そのままタイムアップ。
最後は攻めに出てきた川崎を、ガンバがきっちり受け止めた。
スコアこそ1−0だけど、出入りの激しい試合でした。
今日の川崎が善戦した理由はジュニーニョ。
彼の個人技からチャンスがいくつもできた。
勝ちきれなかった理由もジュニーニョ。
彼が再三の決定機を決め切れなかった。
だからこそジュニーニョ…。
人の4倍チャンスに絡んで、2倍点を取ればいいさ。

Jリーグヤマサキナビスコカップ決勝
ガンバ大阪 1-0 川崎フロンターレ
国立競技場 41,569人


41,569人。メインの招待席以外は間違いなく満員でした。
国立は改装で全席個席化して、キャパが約5分の4になっている。
昔より観衆が減っているのはそれが理由だったりします。

カテゴリ:
宇都宮まで高校野球を見てきました。
秋季関東地区高等学校野球大会の2回戦。
会場は栃木県総合運動公園野球場。
東武宇都宮線の西川田駅から徒歩10分。
栃木SCのスタジアムが建つらしい競馬場跡も同じ駅が最寄だ。
高田馬場駅を6時46分に出発。
電車に2時間半ほど揺られて小さな旅だった。

高校野球の二大タイトルは夏と春の甲子園大会である。
夏の大会は予選から盛大だ。
新聞は結果を細かく報じる。一回戦からテレビ中継が入る場合もある。
しかし「春の予選」は影が薄い。
選抜大会の実質的な予選となっているのが秋の地域大会だ。
北海道から九州まで全国10ブロックでちょうど今の時期に開催している。
各都道府県の上位2チーム、開催地は3チームが参加したトーナメント戦だ。
高野連は12月1日から3月10日を対外試合禁止期間と定めている。
だから本番の半年前に「予選」をやることになる。

春は夏と違って厳密な選考基準がない。
しかしどの地域も「相場」がある。関東なら定数は4校か5校だろう。
最近は21世紀枠、希望枠、明治神宮枠なんてものも誕生して複雑になった。
でも関東から最低4校は選出されるのが慣例だ。
今大会は2回戦を勝ち抜けばベスト4である。
これは「勝てば選抜大会内定」と言い得る試合なのだ。

それぞれ千葉と神奈川の優勝校である。
ここで潰し合うのは少し勿体ない。
千葉経済大学附属は2004年の夏に初出場ベスト4。
昨年の夏、今年の春も甲子園に出場している新興の強豪だ。
先日の高校生ドラフト3巡目で丸佳浩が広島に進んだ。
来年の目玉になりそうな松本啓二朗(早大)もここのOB。
監督の松本吉啓氏は啓二朗の父に当たる。

横浜高校は言わずと知れた名門。
この世代はもちろん上で通用する選手を育てているチームでもある。
松阪大輔を筆頭に偉大なプレーヤーを多数輩出。
今季パ・リーグ最多勝の涌井秀章、最高勝率の成瀬善久もここのOBだ。
涌井は21才、成瀬は22才。ダルビッシュと並ぶ球界のホープである。
今年も高濱卓也がドラフト1巡目で阪神に指名された。
彼は佐賀・城南中時代に投打で活躍しチームを全国軟式大会3位へ導いた。
佐賀商進学予定から急転直下で横浜高に決まったらしい。
これで「一緒に甲子園へ出よう」と誓っていた某選手も進路変更。
城南中で高濱と3番4番を組む逸材だったが、勉強を優先して佐賀北高を選んだ。
先日の甲子園決勝で逆転満塁弾を放った副島浩史である。
諦めたはずの甲子園でヒーローになってしまった(笑)

栃木県総合運動公園野球場は両翼98m、中堅122m。
内野は土で外野は天然芝。やや古いが悪くない球場である。
平日10時試合開始という悪条件ながら客はかなり入った。
私の目測で2000人ほど。内野の二階席にも人が入るほどだった。
新聞やテレビには出なくても、ファンはこれが大事な試合と知っている。

千葉経済大学附属高
1番 遊 重谷祐弥  2年 右左 174/64
2番 三 川島亮太  2年 右右 168/55
3番 捕 谷勇哉   2年 右右 176/70
4番 右 内藤大樹  2年 左左 172/65
5番 左 久保田真一 2年 右右 170/73
6番 一 伊藤晋太郎 1年 右右 179/66
7番 中 稲葉拓也  2年 右左 170/75
8番 二 樋口悠   2年 右? 176/65
9番 投 齋藤圭祐  2年 右右 184/86

横浜高校
1番 二 松本幸一郎 2年 右左 174/68
2番 遊 倉本寿彦  2年 右左 178/69
3番 三 筒香嘉智  1年 右両 181/78
4番 右 小川健太  2年 右左 177/74
5番 投 土屋健二  2年 左左 179/73
6番 捕 小田太平  1年 右右 174/70
7番 左 岩間理樹  2年 左左 171/65
8番 一 藤原悠太郎 2年 右左 174/71
9番 中 中原北斗  1年 右右 175/72


横浜高校の先発は土屋健二。
静岡の富士シニア時代は関東選抜、日本代表に選出された有望株だ。

1回表。先攻は千葉経大附。
1番重谷は遊ゴロ失策で出塁。
2番川島がバントで送って一死2塁。
3番谷は遊ゴロ。二死2塁。
4番内藤は初球のカーブをセンター前安打。二死1、3塁。
5番久保田はライト前に運んで重谷を迎え入れた。
<千葉経大附 1−0 横浜>
6番伊藤三ゴロで千葉経大附は攻撃終了。

土屋は厳しい立ち上がり。
ボールが高く浮いて制球が定まらない。
2番川島、5番久保田と「0−3」のカウントを作ってしまった。
何とか一点で抑えたなという初回の内容だ。

1回裏。
横浜は1番松本遊ゴロ。2番倉本遊ゴロ。
3番筒香は中前安打。
センターは筒香の豪打を警戒してかなり深く守っていた。
通常の位置だったら普通のフライだったな。
4番小川のカウント2−2。ここで筒香が二盗を決める。
小川はそのまま四球を選んで二死1、2塁。
5番土屋は強く叩き付けて二塁内野安打。二死満塁。
6番小田が三遊間を抜いて左前安打。二者を迎え入れた。
<横浜 2−1 千葉経大附>
なお二死1、2塁。7番岩間はセンター返し。
二塁手の樋口は届いたけれど内野安打。土屋が生還。
<横浜 3−1 千葉経大附>
8番藤原の初球に岩間が二盗成功。二死2、3塁。
しかし藤原遊ゴロで横浜は攻撃終了。

横浜高は下級生の起用に積極的だ。
1番松本幸一郎は1年からレギュラーだった。
センスの固まりという感じの内野手。
3番筒香嘉智も1年の夏から4番を打った逸材。
大阪の堺ビッグボーイズ出身。
ボーイズの日本選抜で4番を打っていたらしい。
近畿圏の強豪に進まず敢えて横浜を選んだ。
打席に立った佇まいから既に「雰囲気」があるな。
上下半身ががっしりしていかにも打球を飛ばしそうだ。
6番小田太平も1年から捕手の定位置を確保。
浜松リトル出身。このルートは鈴木尚典、後藤武敏が出ている。
昨夏の県予選準決勝では痛恨の「振り逃げ3ラン」を許してしまった。

2回表。
千葉経大は7番稲葉がレフトファウルフライ。
8番樋口に代打。宮川拓実(1年生)が入る。
右投右打。160cmと小柄な選手。
宮川は四球を選んで一死1塁。
9番齋藤はバントを決めて二死2塁。
1番重谷の打球は一二塁間。二塁の松本幸一郎がよく届いた。
しかし足元につまずいて送球にもたつく。
この間に宮川がホームイン。
<横浜 3−2 千葉経大附>
2番川島右飛。千葉経大は一点差まで追い上げる。

2回裏。
横浜は9番中原が遊ゴロ。
1番松本は左前安打。2番倉本の4球目に盗塁成功。一死2塁。
倉本は四球を選んで一死1、2塁。
3番筒香は低めのカーブを見逃し三振。4番小川も二ゴロ。
横浜はせっかくの好機だがクリーンアップが不発。

3回表。
千葉経大は3番谷が中飛。4番内藤も中飛。
5番久保田はライト前安打。6番伊藤中飛。

3回裏。
横浜は5番土屋一ゴロ。6番小田センター前安打。
7番岩間三ゴロで小田が進塁。二死2塁。
8番藤原はセーフティーバントを狙って一ゴロ。

4回表。
千葉経大は7番稲葉が二ゴロ。8番宮川レフト前安打。
9番齋藤が中飛。1番重谷レフトライナー。

両投手とも回を経て安定してきた。
土屋健二は既に名高い左腕。
ただしそんな球速は出てなかった。本日のMAX131キロ。
持ち球はカーブと小さなスライダーかな?
強烈な感じはないけど筋がいい投手には違いない。
無理のないゆったりしたフォームは成瀬、川角の両先輩と近い。
筋力が付けば上を狙える投手なんでしょう。

4回裏。
横浜は9番中原が遊ゴロ。1番松本は一塁強襲安打。
2番倉本二ゴロで二死2塁。3番筒香三塁ファウルフライ。

千葉経大附の先発は齋藤圭祐。右上手投げの本格派だ。
速球に威力があって、ぐにゃっと落ちる変化球(カーブ?)も有効。
速球は常時130キロ台中盤。本日のMAXは140キロらしい。

5回表。
千葉経大は2番川島二ゴロ。
3番谷は左前安打。しかし二塁を欲張ってアウト。
4番内藤空振り三振。

5回裏。
横浜高校はベンチ前で円陣。
渡辺元智監督は「いいよ三振して。思い切って振って来い!」と喝。
横浜は4番小川が遊ゴロ。
三遊間の深い位置から重谷祐弥が好送球。
重谷の守備は抜群ですね。7つのゴロをきっちり処理。
足の運び、送球動作と一つ上のレベルでした。
5番土屋はカーブを振らされて三振。6番小田もやはりカーブを空振り三振。

6回表。
千葉経大は5番久保田が右前安打。
6番伊藤はバント。これが失敗して一死1塁。
土屋が体勢を崩しながら二塁送球。しっかり刺した。
7番稲葉はセーフティーバント狙い。これが犠打となり二死2塁。
8番宮川は鋭い当たりをレフト前に運ぶ。同点タイムリー。
宮川は小柄だけど力負けしませんね。3打数2安打で四球も一つ選んだ。
<千葉経大附 3−3 横浜>
9番齋藤はカーブに手を出して空振り三振。

6回裏。
横浜は7番岩間が左中間へ運ぶ二塁打。
センター稲葉は好返球だが二封ならず。
8番藤原は素直に送らずドラッグバント。
これが投手一塁間のいいコースに決まる。
岩間は隙を突いて三塁へ進む。無死1、3塁。
しかし9番中原の場面で一塁ランナーが牽制に引っ掛かって挟殺。一死3塁。
1−2からスクイズ。三塁線に転がって息を呑むがわずかにファウル。
中原は結局空振り三振。
1番松本は二遊間に叩き付けるバッティング。内野安打で生きる。
岩間が生還して横浜が勝ち越し。
<横浜 4−3 千葉経大附>
2番倉本遊ゴロ。

7回表。
千葉経大は1番重谷が中飛。2番川島も中飛。3番谷が投ゴロ。

7回裏。
横浜は3番筒香が中前安打。4番小川がバント。一死1塁。
5番土屋は右中間の真ん中に運んで筒香を迎え入れた。
<横浜 5−3 千葉経大附>
6番小田もバントで送って二死2塁。7番岩間遊ゴロ。

8回表。
千葉経大は4番内藤が遊ゴロ。
5番久保田が三塁強襲安打。
久保田真一は4打数4安打。一昨日も5打数4安打だったらしい。
二試合で何と9打数8安打。打棒炸裂である。
続いて代打に高柳総一郎。一ゴロで二封のみ。二死1塁。
7番稲葉の場面で高柳は牽制死。

8回裏。
横浜は8番藤原投ゴロ。9番中原見逃し三振。1番松本三ゴロ。

9回表。
千葉経大は代打高橋健太が空振り三振。
8番宮川が右飛。9番齋藤は左飛。

ゲームセット。
横浜が接戦をモノにして関東のベスト4入り。
春の選抜大会出場を確実にした。
千葉経大もレベルの高いチーム。
齋藤の投球、打線の振りと横浜に引けを取らない。
重谷の遊撃、外野手の強肩など、守備面も感心させられた。
俺が選考委員ならここも選ぶ(笑)

テーブルスコアを作ってみました。
手元の集計なのであまり信用しないで下さい(苦笑)

千葉経済大学附属高
           打安点
1番 遊 重谷祐弥  311
2番 三 川島亮太  300
3番 捕 谷勇哉   410
4番 右 内藤大樹  410
5番 左 久保田真一 441 
6番 一 伊藤晋太郎 200
→  代 高柳総一郎 100
→  一 宍倉直之  000
7番 中 稲葉拓也  300
→  代 高橋健太  000
8番 二 樋口悠   000
→  二 宮川拓実  321 
9番 投 齋藤圭祐  300

横浜高校
           打安点
1番 二 松本幸一郎 531
2番 遊 倉本寿彦  300 
3番 三 筒香嘉智  420
4番 右 小川健太  200
5番 投 土屋健二  421
6番 捕 小田太平  322
7番 左 岩間理樹  421
8番 一 藤原悠太郎 410
9番 中 中原北斗  400


安打   211 112 010 9 四 失
千葉経大┃110|001|000┃3 1 0
横浜  ┃300|001|10×┃5 2 1
安打   411 103 20  12
横浜:土屋○
千葉経大:齋藤●

カテゴリ:
第二試合は水戸商業(茨城2位)と花咲徳栄(埼玉1位)の対戦。

水戸商業は茨城の県立校。
春夏合わせて甲子園出場15回を誇る古豪。
古くは豊田泰光。最近ではデーブ大久保、井川慶らを輩出している。
花咲徳栄は「佐藤栄学園」系列。
平成国際大、埼玉栄高校と同じ学校法人である。
まだ大成した選手はいないが、何人もプロ野球選手を出している強豪。
サッカーは川崎の黒津勝、甲府の津田琢磨が出ている。
甲子園には春夏合わせて2度出ている。

水戸商業高校
1番 中 浅野謙太  2年 右左 163/58
2番 遊 飛田宗樹  1年 右左 168/58
3番 二 阿久津航太 2年 右左 168/65
4番 右 中川淳平  2年 右右 182/78
5番 一 藤田慎五  2年 右右 180/82
6番 投 若杉良平  2年 右右 179/74
7番 捕 鈴木悠介  1年 右右 173/65
8番 左 小野瀬脩太 1年 右左 165/55
9番 三 檜山寿克  2年 右右 161/54

花咲徳栄高校
1番 三 小金井実  2年 右左 172/65
2番 遊 川島崇太郎 2年 右左 165/60
3番 二 大畑亮   2年 右左 174/64
4番 左 島田拓馬  2年 右左 176/72
5番 捕 小松恵太  2年 右右 172/72
6番 一 高橋一徹  1年 右右 176/72
7番 中 永井翔馬  2年 右右 176/74
8番 投 大久保匠  2年 右右 178/77
9番 右 永田恭一  1年 右右 177/72 


ネット裏に横浜高校の小倉清一郎部長が現れた。
メモを取りながら熱心に観戦。
この勝者が次の対戦相手。分析してるんでしょうね。
小倉メモといったら数々の伝説を生んだ虎の巻である。
一体どんなことが書いてあるのか?
横に座って覗き込みたい(笑)

先攻は水戸商業。
1回表。1番浅野が中前安打で出塁。2番飛田が送って一死2塁。
花咲徳栄の先発投手は大久保匠。どうも走者を気にするそぶりだ。
3番阿久津は右飛。浅野がタッチアップして二死3塁。
4番中川は四球。二死1、3塁。
5番藤田はライトライナー。
永田恭一がスライディングキャッチを試みるもファンブル。
ちょっと可哀想だが記録はエラー。浅野が生還。
<水戸商業 1−0 花咲徳栄>
6番若杉遊ゴロ。水戸は幸先のいい先制点。

花咲徳栄の先発は大久保匠。
今日のMAXは134キロだそうです。

1回裏。
花咲は1番小金井が中前安打。
2番川島はヒット&ラン。三ゴロで一死2塁。
3番大畑がレフト前に運んで一死1、3塁。
しかしこのチャンスで4番島田が三塁ゴロ併殺打。

水戸商の先発は若杉良平。
今日のMAXは131キロ。常時で128〜9。
縦に大きく落ちる変化球を生かした組み立てだ。

2回表。
水戸商は7番鈴木が左前安打。8番小野瀬はスリーバント失敗。
9番檜山はセーフティーバント崩れで二死2塁。
1番浅野はライト前安打。鈴木は本塁突入…。
送球がしっかり届いて余裕のアウトでした。

2回裏。
花咲は5番小松が四球。6番高橋が送って一死2塁。
7番永井は左前安打。小松が生還。
<花咲徳栄 1−1 水戸商>
8番大久保は空振り三振。この間に永井が二盗成功。
9番永田遊ゴロ。花咲は同点止まり。

3回表。
水戸商は2番飛田二ゴロ。3番阿久津中飛。
4番中川左前安打。5番永田遊ゴロ。

3回裏。
花咲は1番小金井二ゴロ。2番川島中直。3番大畑右飛。

4回表。水戸は6番若杉が中前安打で出塁。
7番鈴木は強打して投手強襲安打。無死1、2塁。
8番小野瀬はショートライナー。二塁走者が飛び出して併殺。二死1塁。
9番檜山は右前安打。ライト永田が好返球も三塁セーフ。
この間に檜山は二塁を陥れて二死2、3塁。
1番浅野は二ゴロ。ボテボテで一塁カバーも遅く内野安打となる。
鈴木が生還してなお二死1、3塁。
<水戸商業 2−1 花咲徳栄>
2番若杉の打席で一塁走者浅野がディレィドスチール。
一二塁間の挟殺プレーを見て、三塁ランナー檜山が本塁突入。
捕手への送球が高くなって檜山はホームイン!
<水戸商業 3−1 花咲徳栄>
なお二死2塁。飛田は歩いて二死1、2塁。
3番阿久津は右直。水戸は抜け目ない走塁で勝ち越し。

4回裏。
花咲は4番島田が投ゴロ。
5番小松は三ゴロ。強い当たりを三塁がトンネル。一死1塁。
6番高橋は6−4−3の併殺。

5回表。
水戸商は4番中川がセンターオーバーの大飛球。
これを花咲徳栄の永井翔馬が超ファインプレー。
フェンスに激突しながら好捕した。
5番藤田遊飛。6番若杉は三塁強襲安打。7番鈴木中直。

5回裏。
花咲は7番永井が一塁線を破る二塁打。
代打川端大介(2年)はスリーバント失敗。
9番永田はレフトオーバーの二塁打。永井が生還。なお一死2塁。
<水戸商 3−2 花咲徳栄>
1番小金井四球。一死1、2塁。2番川島は左前安打。一死満塁。
しかし3番大畑は痛恨の投ゴロ併殺。

6回表。
花咲徳栄は投手交代。
右サイドハンドの土屋昇大が登板。172cm・74kgの2年生。
肩の回転運動、肘のしなりを使わない。力任せに腕を振る変則フォームだ。
でも地肩が強いんだろう。136〜7は出てたんじゃないかな?
速球はシュート回転気味のクセ球。スライダーもそこそこ切れる。

水戸商は8番小野瀬が四球。9番檜山が送って一死2塁。
1番浅野レフトフライ。2番飛田遊ゴロ。

6回裏。
花咲は4番島田二ゴロ。5番小松はスライダーを空振り三振。6番高橋二飛。

7回表。
水戸商は3番阿久津が見逃し三振。4番中川空振り三振。
5番藤田が右前安打。6番若杉一ゴロ。

7回裏。
花咲は7番永井が三塁線を抜く二塁打。
8番土屋がスリーバント失敗。またか…。
9番永田遊ゴロで二死3塁。
1番小金井は三遊間に大きく弾む打球。ショート内野安打。永井が生還。
<花咲徳栄 3−3 水戸商>
2番川島の3球目に小金井が二盗。失敗して3アウト。

8回表。
水戸商は7番鈴木が右飛。8番小野瀬が遊撃内野安打。
9番檜山が送って二死2塁。しかし1番浅野遊ゴロ。

8回裏。
花咲は2番川島がセーフティーバントを狙って投ゴロ。
3番大畑が右前安打。一死1塁。
4番島田はバント&ラン。二死2塁。
5番小松遊ゴロ。花咲は追撃ならず。

9回表。
水戸商は2番飛田がセーフティーバントを狙って一ゴロ。
3番阿久津はライト前にポテンヒット。
4番中川もセンター前へ弾き返して一死1、2塁。
5番藤田もセンター返し。二塁手が抑えるも内野安打。一死満塁。

花咲のマウンドは土屋昇大。ピンチに力が入る。
ああいうフォームなので疲れが早いのかもしれない。
一球一球「ウォー!」「ゥリャー!」と漫画のようにシャウトする。
まぁこういうタイプは嫌いじゃない(笑)

水戸商は6番若杉が投ゴロ。本塁フォースアウトで二死満塁。
7番鈴木は空振り三振。絶好機に勝ち越せない。

9回裏。
花咲は6番高橋二ゴロ。7番永井中飛。8番土屋空振り三振。

ここで小倉部長が「延長15回再試合だな!」と言い残して引き上げる。
花咲は前科があるのでシャレにならない(笑)

10回表。
水戸商は8番小野瀬投ゴロ。
9番檜山は後頭部付近に死球。
大事はないがベンチで治療。臨時代走に小野瀬。
1番浅野はセンター前に弾き返す。一死1、2塁。
2番飛田が送って二死2、3塁。
ここで3番阿久津は三遊間。
ショート川島わずかに届かずレフト前…。小野瀬が生還。
<水戸商 4−3 花咲徳栄>
4番中川ライトライナー。「最小リード」だが貴重な一点である。

10回裏。
花咲は9番永田二ゴロ。1番小金井二ゴロ。2番川島ライトフライ。

ゲームセット!水戸商業は歓喜の輪ができる。
スタンドのOBも盛り上がっていたな。
2001年の選抜以来甲子園から遠ざかっているらしい。
「決定」でないにせよ、喜びはひとしおでしょう。

安打   221 410 113 2 17 四
水戸商 ┃100|200|000|1┃4 4 
花咲徳栄┃010|010|100|0┃3 3
安打   210 030 210 0 9
花咲徳栄:大久保、土屋●
水戸商:若杉○

カテゴリ:
東京六大学野球の秋季シーズンを締めくくる早慶戦。
土曜日は雨で中止。日曜日は慶應が先勝した。

日曜は凄い試合だったらしい。
両校譲らず0対0のまま延長12回。
2死満塁カウント2-3という局面までもつれた。
規定で延長は12回までだから「あと一球」で試合終了。
そこから慶應がサヨナラ勝ちをした。
加藤幹典は延長12回を完封。166球の熱投だった。

まだ3チームが「天皇杯」の可能性を残している。
この試合で慶應が早稲田に勝てば慶應の優勝。
早稲田が連勝すれば早稲田の優勝。
慶應が今日負けて次勝つと慶應と明治の優勝決定戦。
そういう計算になっている。

平日の昼にしてはよく客が入った。
集客は慶應が優勢。特に学生席は慶應の圧勝だ。
内野だけで足りず外野に入れていた。
慶應は「慶早戦休講」があると聞いたことがある。
付属校生らしい制服姿が目立った。
「優勝をこの目で見たい」というOBも多かったみたい。
早稲田戦には珍しく品のいいお客さんが目立った(笑)

早稲田大学
1番 二 上本博紀  3年 右右 173/70 広陵
2番 捕 細山田武史 3年 右右 178/75 鹿児島城西
3番 右 松本啓二朗 3年 左左 180/78 千葉経大付
4番 左 田中幸長  4年 右右 178/82 宇和島東
5番 一 原寛信   1年 右右 184/84 桐蔭学園
6番 遊 本田将章  4年 右右 173/69 智弁和歌山
7番 三 小野塚誠  4年 右右 178/82 早稲田実
8番 中 小島宏輝  2年 右左 178/75 愛工大名電
9番 投 松下建太  2年 右右 179/72 明徳義塾

慶應義塾大学
1番 左 難波恭平  右左 4年 177/66 岡山城東
2番 遊 宮田泰成  右右 4年 172/70 東北
3番 一 松尾卓征  右右 2年 180/75 鳥栖
4番 中 青池悠五  右右 4年 182/75 静岡
5番 三 梶本大輔  右右 2年 175/75 西条
6番 右 今福哲也  右左 3年 184/86 甲府一
7番 二 漆畑哲也  右右 2年 180/75 慶應義塾
8番 捕 坂本直寛  右右 3年 178/75 岡山城東
9番 投 中林伸陽  左左 2年 179/78 慶應義塾


早稲田の先発は松下建太。
エースの須田幸太は不調で斎藤佑樹に遅れを取っている。
しかも昨日は重要な場面で救援失敗。
松下も1年生の大石達也が台頭して秋は登板機会を減らしている。
しかし大石は長いイニングをまだ任せられない。
球に力があって春に結果を出している松下建太の出番である。

1回表。先攻は慶應義塾。
1番難波恭平は中飛。
2番宮田泰成はライト線にシングルヒット。
3番松尾卓征のカウント2−1で宮田が盗塁。
タイミングは完全にセーフ。と思ったら打者が守備妨害という判定。
松尾のアウトが宣告され、宮田は一塁に戻された。
松尾はスイングアウトだったのかな?
4番青池悠五の2球目に再び宮田が盗塁。今度は成功で二死2塁。
しかし青池は三ゴロに倒れた。

松下建太は悪くない。
初回は速球が137〜140くらい。
ボールが手元で減速せず、クッと伸びてくるいい感じが出ていた。
変化球はスライダーとシンカー。カーブの投げるのかな?
シュート回転する「半速球」も使っていたように思う。

慶應の先発は中林伸陽。
世田谷西シニアで全国優勝。塾高で甲子園出場も果たした。
大学でも2年から当番機会を得ている。

1回裏。後攻は早稲田。
1番上本博紀が中飛。
2番細山田武史は内角低めのスライダーを空振り三振。
3番松本啓二朗はストレートの四球。
4番田中幸長の5球目に中林が暴投。二死2塁。
しかし田中は2−3から空振り三振。

中林伸陽もボールは来ていた。
初回は速球がMAX141キロ。
2回には142キロを出していた。
125キロほどのスライダー、115キロほどのカーブもいい。
鋭く落ちて「高すぎず低すぎず」というコースに入っていた。

2回表。
慶應は5番梶本大輔がレフトにファウルフライ。
6番今福哲也一ゴロ。7番漆畑哲也は内角低目138キロを空振り三振。

2回裏。
早稲田は5番原寛信が四球。
6番本田将章が送って一死2塁。
7番小野塚誠は2−3からレフト線に痛烈な打球!
しかしファウル。チャンスは潰えた…と思ったら次の球。
小野塚は右中間に弾き返して原を迎え入れた。
<早稲田 1−0 慶應>
なお一死2塁。
8番小島宏輝は112キロのカーブを空振り三振。
9番松下建太は速球にタイミングが合わず空振り三振。

3回表。
慶應は8番坂本直寛が三ゴロ。
9番中林伸陽は左飛。1番難波恭平遊ゴロ。

3回裏。
早稲田は1番上本博紀が一塁線に絶妙セーフティーバント成功。
2番細山田武史が送って一死2塁。
3番松本啓二朗はボテボテ二ゴロ。二死3塁。
4番田中幸長右飛。

4回表。
慶應は2番宮田泰成が中飛。
3番松尾卓征は空振り三振。
4番青池悠五一塁ファウルフライ。

4回裏。
早稲田は5番原寛信が四球で出る。
6番本田将章バント成功。一死2塁。
7番小野塚誠は敬遠の四球。
慶應バッテリーは先ほど打たれた小野塚を避けた。
8番小島宏輝は三塁フライ。二死1、2塁。
9番は投手の松下建太。
中林は松下を簡単に2−0と追い込んだ。
しかしボールを4つ続けて歩かせてしまう。二死満塁。

慶應ベンチはここで中林伸陽を諦める。
中林は3回3分の2で5四球。球は切れていたがコントロールが…。
右スリークオォーターの相澤宏輔(3年、熊本)に交代。
速球は130キロ台中盤。一球だけ141があった。
変化球は120前後のスライダーと100キロ台のカーブを投げる。

このチャンスで早稲田は1番上本博紀。
一塁後方のに飛んだ微妙なファウルフライ。二塁手漆畑が好捕した。

5回表。
慶應は5番梶本大輔がレフトフライ。
6番今福哲也二ゴロ。7番漆畑哲也は左飛。
松下建太は2回から5回までパーフェクト。絶好調である。

5回裏。
早稲田は2番細山田武史がレフトへ大飛球。
フェンス際ぎりぎりで難波恭平が捕球した。
3番松本啓二朗はセンター前安打。
4番田中幸長の2球目に松本が走る。
坂本直寛の悪送球で更に進塁。一死3塁。
田中は強い当たりの遊ゴロ。
前進守備の宮田泰成がよく抑えた。松本は本塁に突入できず。
5番原寛信はスライダーを振らされて空振り三振。
早稲田は毎回のようにチャンスを迎えるが追加点を奪えない。

6回表。
慶應は8番坂本直寛が二塁後方にポテンヒット。
9番相澤宏輔のバントは小飛球。
松下建太は前進して捕球体勢…と思ったら取らない。
すぐ一塁へ転送。一塁走者の坂本直寛にもタッチして併殺。
小さい当たりだからインフィールドフライの宣告は間に合わない。
野球では珍しいトリックプレーだ。松下建太の冷静な判断が光った。
慶應は二死走者なし。1番難波恭平も中飛。

6回裏。
早稲田は6番本田将章がレフト前安打。
7番小野塚誠は送らずにバスター。打ち上げてしまって左飛。
8番小島宏輝は2−3から粘るも一ゴロ。9番松下建太遊ゴロ。

7回表。
慶應は2番宮田泰成が遊直。
代打の石黒正大(4年、県船橋)は中飛。
4番青池悠五は三ゴロ。
松下建太は球の勢いに落ちが無い。
この回も137〜140くらい出ていた。

7回裏。
慶應は投手交代。エースの加藤幹典が登板。
11月にドラフト1位指名確実な左腕である。
昨日166球を投げたんですが…。
この起用で「今日勝つんだ」という意気を見せる。
早稲田は1番上本博紀がスライダーを空振り三振。
2番細山田武史はショート内野安打。一塁にヘッドスライディング敢行!
3番松本啓二朗はバントで送って二死2塁。
しかし4番田中幸長は二ゴロ。
昨日を終えて「三冠王」に立っていた4番の田中幸長。
今日は4打数ノーヒット。「ブレーキ」になってしまった。
打率も2位に落ちたみたい。

8回表。
慶應は5番梶本大輔が三遊間にゴロ。
小野塚誠はよく追いついたがファンブル。エラーで走者を生かす。
6番今福哲也はヒット&ラン。しかしショートライナー併殺。
7番漆畑哲也はセンター前に弾き返す。二死1塁。
漆畑は8番坂本直寛の二球目に走る。しかし盗塁失敗。

8回裏。
早稲田は5番の原寛信がセンターオーバーの本塁打!
<早稲田 2−0 慶應義塾>
一年生原寛信。見事に慶應のエースを捕らえた。
6番本田将章もセンター前安打で続く。
7番小野塚誠が送って一死2塁。
代打田中豪太(4年、早実)は空振り三振。
9番松下建太も空振り三振。

今日の加藤幹典はMAX145キロ。
ちょっと身体の開きが早い。力を溜めきらず投げてしまう感じがした。
あまり連投の効く投手ではない。でも明日も出てくるんだろうな…。

9回表。
慶應は代打の大伴啓太(4年、岩国)が空振り三振。
松下建太は141キロの高目を振らせた。
9番加藤幹典は鋭い当たりのセンター安打。松下の股を抜いた。
1番難波恭平もライト前安打で続く。一死1、2塁。
2番宮田泰成はセンターフライ。加藤がタッチアップして二死1、3塁。
このチャンスで慶應は代打の竹内浩司(4年、高槻)。
竹内のカウントは2−1。ショートフライでゲームセット。

早稲田は松下の快投でタイに追いついた。
明日勝てば春秋連覇だ。
でも早稲田がこけると慶明も優勝の可能性が残ってます。

松下建太は被安打5の無四球。見事でした。
早稲田は防御率0点台の斎藤佑樹と大石達也も控えている。
何連戦になろうが投手起用は心配ないチームです。

安打  100 001 012 5 四 失
慶應 ┃000|000|000┃0 0 1
早稲田┃010|000|01×┃2 5 1 
安打  011 011 12  7
早稲田:松下○
慶應:中林●、相澤、加藤

カテゴリ:
ACLを追いかけているので埼スタ通いの頻度が高い。
今日は中3日で浦和レッズ戦。
ただし目当ては名古屋グランパスである。
今季はJ1を各チーム最低2回見るつもりで、名古屋と鹿島が残っている。
関東圏で名古屋を見るなら今日か最終節のフクアリ。
最後は臨機応変に動きたいから先に見ておこう。

浦和レッズは国内戦も好調。2位と勝ち点6差の首位である。
土曜日にガンバ大阪が敗れて更に余裕ができた。
この過密日程で大したものである。
ずるずると脱落しているのが名古屋だ。
党首は4月1日にこのチーム見ているが、当時は何と首位だった!
それが現在は13位と低迷中。
定位置の「中位」を維持するため勝ち点は落とせない…。

浦和レッズ
−−−ワシントン−−永井−−−−
−−−−−−-ポンテ-−−−−−−
−平川−-長谷部-−鈴木−−山田−
−−−阿部−-堀之内-−坪井−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−都築−−−−−−−

名古屋グランパス
−−−−中村−−−ヨンセン−−−
−−−本田−−−−−-金正友-−−
−渡邊−−−−吉村−−−−山口−
−−−阿部−−大森−−吉田−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−楢崎−−−−−−−


名古屋のスタメンを見ると微妙に面白い。
DFラインの中央に位置するのは大森征之。
76年生まれで埼玉の県立高卒。俺と同じスペックだ。
彼は確か国体の一回戦で静岡を倒したか善戦した時の埼玉県選抜。
監督はうちの高校の体育教師だった(笑)
ボランチは吉村圭司も多少の思い入れがある選手。
1997年の天皇杯2回戦。
大熊清率いる東京ガスを延長まで追い詰めた愛媛FCユースの司令塔だった。
GKに不老伸行、左サイドハーフが青野大介。いいチームでしたね。
中盤の左は「圭」が3人。圭佑、圭司、圭二でトライアングルを圭成だ!

1分、名古屋は左からのクロスを山口慶がヘッドで落とす。
ヨンセンのボレーはGK都築龍太がセーブ。

6分、浦和はワシントンがエリア右を強引にドリブル。CKを得る。

7分、浦和はCKのこぼれ球。
阿部勇樹がエリア右斜めから強烈シュート!
GK楢崎正剛が弾き出して外に逃れた。

12分、浦和は阿部勇樹が左のスペースにスルーパス。
平川忠亮が縦に抜けてクロス。ワシントンは打ち切れない。

17分、浦和はポンテがヒールパスで前線に流す。
平川忠亮が左サイドを抜けて折り返し。
決定的な場面だがワシントンはわずかに届かない。

18分、名古屋は吉村圭司が右に回りこんでアーリークロス。
ヨンセンのヘッドは弱い。

20分、名古屋は渡邊圭二が左サイドをえぐってクロス。
FW2人が飛び込んでいい形。ここはDFがヘディングでクリア。

25分、名古屋は阿部翔平?の左クロスをファーからヨンセンが落とす。
ゴール正面で金正友がボレーを狙う。ミートしない。

27分、名古屋は山口慶が右スペースにフィード。
中村直志が縦に抜けてセンターリング。バーぎりぎりの微妙な軌道…。
GK都築龍太が辛うじて外に掻き出した。

28分、名古屋はCKの攻め直し。
本田圭佑?がふわっと上げたクロス。
金正友がトラップ&シュート。外。

29分、浦和は山田暢久がインターセプトから即前線にフィード。
ポンテが右を抜けてクロス。決定的だったがワシントンにわずか届かない。

35分、名古屋は本田圭佑が右に回りこんで左足クロス。
「巻くボール」がファーサイドへ届いてGK都築は触れない。
遠いサイドのヨンセンに入って決定的な場面。
しかしシュートはゴールのやや左だった。

39分、名古屋は金正友に警告。
ワシントンのドリブルを引きずり倒してしまった。

41分、浦和は山田暢久が傷む。
ハイボールを競り合って着地した時に足を痛めた。肉離れか捻挫か?

44分、名古屋は阿部翔平が中盤に持ち上がって40mほどの距離。
思い切って狙ったシュートは強烈だがゴールのすぐ右へ逸れた。

44分、浦和は山田暢久→田中達也。
永井雄一郎が右アウトサイドに回った。

そのまま前半はスコアレス。ほぼ互角の展開である。
浦和は「鼻差でOK」と割り切った試合運び。
粘り強く戦って「最低限のリード」で勝つのがレッズ流かな?
必要以上に入れ込んで自らのエネルギーを浪費しない。

後半開始。浦和レッズは堀之内聖がキャプテンマークを巻いて登場。

50分、名古屋の渡邊圭二、浦和の永井雄一郎が同時に警告。
コンタクトの後に揉めてしまった。

51分、浦和はゴール正面25mほどの位置でFK獲得。
吉田麻也がワシントンを引っ張り倒してしまった。
51分、浦和は阿部勇樹の直接FKが壁の隙間を抜けて枠内。
ワンバウンドしたボールを楢崎正剛がよく抑えた。

52分、名古屋は中村直志が右サイドから左足で折り返し。
ヨンセンまでもう少し。浦和DFがクリア。

53分、名古屋はCKの攻め直し。
渡邊圭二の左クロスはゴール前を通過して流れた。

54分、名古屋は前線でヨンセンが粘る。
中村直志が右を抜けてふわっと折り返し。
渡邊圭二が勢いよく飛び込んだが届かない。

58分、名古屋は渡邊圭二が本田圭佑とのワンツーから左をえぐる。
折り返しがヨンセンに入っていい体勢。GK都築龍太は果敢に飛び込んで抑えた。

59分、浦和は阿部勇樹に警告。本田圭佑にアフターチャージ。

62分、名古屋は中村直志とのパス交換からヨンセンがDF裏に浮き球。
ここは浦和DFが戻ってクリア。

浦和は前線までボールが届かない。
ボールだけでなく「主導権」も手放してしまった時間だった。
試合のコントロールをしばらく失ってましたね。

63分、浦和はFKをすぐに蹴る。
ワシントンがエリア右でこれを受ける。
田中達也が詰めるもほんのちょっと届かない。

70分、浦和は長谷部誠が中央に切れ込む。
永井雄一郎に当てて田中達也がゴール前へ飛び込む。わずかに届かない。

71分、浦和の波状攻撃。最後はポンテが右クロス。
遠いサイドのワシントンがトラップ&シュート。打ち切れない。

72分、名古屋のカウンター。
中村直志が持ち込んでエリア内でキープ。自ら狙うもシュートは弱い。

72分、名古屋は金正友が傷んで外に出る。

73分、浦和は長谷部誠が左から中へクサビを入れる。
ワシントンがキープしてシュート体勢。
エリアすぐ外で大森が押し倒した。
73分、名古屋は大森征之に警告。

74分、名古屋は金正友→杉本恵太。
杉本は前線。中村直志が二列目に下がる。

75分、浦和はエリアすぐ外のFK。ポンテが狙うも枠の上。

76分、名古屋は本田圭佑のクロスがこぼれてヨンセンが粘る。
最後は杉本恵太がボレーを狙うもミートしない。

77分、浦和は長谷部誠が中盤から素晴らしいドリブル。
左に流れてクロス。名古屋DFがクリア。

78分、名古屋は渡邊圭二→小川佳純。
名古屋の布陣はこう↓
−−−ヨンセン−−−杉本−−−−
−−−本田−−−−−−中村−−−
−小川−−−−吉村−−−−山口−
−−−阿部−−大森−−吉田−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−楢崎−−−−−−−


試合は次第にノーガードの打ち合いという様相。
お互い「勝ち点3」を狙って前に出ていた。
浦和は仮に負けてもまだ2位と勝ち点6差だ。
リスクを冒しても素寒貧にならない貯えを持っている。
どうせ五分五分なら「ゼロか3か」の丁半勝負が望ましい。
名古屋も同様だ。「1」を狙うシチュエーションじゃない。
順位の近いチームなら「勝ち点3を与える」デメリットを考えねばならない。
でも浦和と名古屋は順位争いで絡まない同士。
相手の勝ち点は全く気にしないでいい。だから攻めてくる。

79分、名古屋は小川佳純が左サイドから浮き球でフィード。
杉本恵太が抜け出してシュート。枠の外。

79分、浦和は前線に速いボールが入ってこぼれたところ。
田中達也が抜け出してGKと至近距離で1対1。
この決定機は楢崎正剛がナイスセーブ!

79分、浦和は平川忠亮が左から切れ込んでクロス。
DFが触って後方に弱いクリア。GK楢崎正剛がキープ。
バックパスとも見える場面である。
浦和サポは大ブーイングで反則をアピール。

81分、名古屋は本田圭佑に警告。
ワシントンはラフなタックルに激怒!
阿部勇樹が必死のDFでワシントンを阻止。

名古屋はDFが荒くなってきた。
終盤になるとどうしても足が止まって組織は機能しなくなる。
「複数での対応」「タイトな寄せ」が維持できなくなる。
そういう場面で問われる「素のDF能力」を彼らは持ってない。
ステップとか身体の入れ方とか、一般的な守備技術が拙い。
どうしても名古屋はファウルに頼る感じになってくる。

82分、熱くなったワシントンがフェイスガードを投げ捨てる。
何だか雲行きが怪しくなって参りました…。

85分、浦和はワシントン→内舘秀樹。
あのままプレーさせるのはまずいという判断かな?
ACL決勝があるし、シーズンも残ってる。

89分、名古屋はヨンセンがキープ。小川佳純が左から飛び込むも届かない。

89分、浦和は内舘秀樹が切れ込んでFK獲得。エリア右角付近。
90分、浦和はこのFKをポンテが狙う。大森征之が外にクリア。
90分、浦和のCK。ポンテのボールを再び大森征之がクリア。

ロスタイム表示は4分。

91分、名古屋のカウンター。
裏にスルーパスが出て、杉本恵太が抜け出す。
エリア内で切り返してシュート体勢。坪井慶介が追いついて対応。

92分、名古屋は杉本恵太がドリブルで進んで右サイドに入れる。
中村直志?が抜けてクロス。ヨンセンは合わない。

そのまま0−0でタイムアップ。
最後はかなり熱っぽい展開でした。
「浦和が下位に取りこぼした」という試合ではありませんね。
強行スケジュール。主導権を奪えぬ厳しい内容…。
そこで貴重な勝ち点1を奪って首位を固めた。
ポジティブの要素が大きかった試合だと思う。
もちろん浦和のサポーターが満足していたとは思わない。
でも試合後のスタンドに失望感は漂ってなかった。
「よくやった」「お疲れ様」というリアクションが飛んでいた。

名古屋は本当に「いいサッカー」をしている。
フェルフォーセンは勝たせる監督じゃないかもしれない。
でも「育てる監督」だと思いますね。
パスを出した選手が次のスペースへ動く。三番目の選手が飛び出す…。
単純なことに違いないけど、名古屋はしっかり意識付けされている。
守備面でも戦術理解はかなりのレベルで浸透している。
あの面子で浦和を無得点に抑えるんですから!
確かに大森征之の老練さは助けになった。
でも吉田麻也は去年ボランチだった新人。
阿部翔平は170cm。本来左SBの選手だ。
ボランチも両アウトサイドも決して「守備自慢」ではない。
まぁ技術、戦術理解優先で起用しているんでしょうが…。

ただしあまり「こなれた」感じは無いチーム。
試合展開にメリハリが無くて、子供っぽい感じがある。
崩れ始めると修正できない脆さも見え隠れしていた。
次の監督に上手く引き継げれば、経験値が上がれば、と思うけど…。
フロントはどういうビジョンを持っているんだろう?

党首的採点
浦和レッズ

GK 23 都築龍太 6.0 ミスなく安定。
DF  2 坪井慶介 5.0 はっきり言って不出来。
   20 堀之内聖 6.0 高い選手も速い選手も無事に消化。
    5 阿部勇樹 6.5 守備機会が多かったな。本当に怪我なのか?
MF  6 山田暢久 5.5 持ち味が出る前に負傷。
→(44分)FW 11 田中達也 6.0 決定機は決めておきたかった。
   13 鈴木啓太 5.5 本田と金に張り付かれてやや後手。
   17 長谷部誠 6.5 後半の苦しい時間に技術と積極性を発揮。
   14 平川忠亮 6.0 上下動&スピードは生きた。
   10 ポンテ  6.0 城南戦の3割引きくらいかな?
FW  9 永井雄一郎 5.5 サイドに回って消えてしまった。
   21 ワシントン 5.5 集中力を欠いた印象。
→(85分)MF 19 内舘秀樹 採点なし。

名古屋グランパス
GK  1 楢崎正剛 6.5 好反応でチームを救った。
DF 34 吉田麻也 5.5 かなり裏を取られた。 
    4 大森征之 7.0 エリア内を塵一つなく清掃。
   31 阿部翔平 6.5 ロングフィード抜群。守備もしっかり。
MF 13 山口慶  5.5 サイドを押し込まれた。
   14 吉村圭司 6.0 ゴールを確実かつ効果的に動かした。
   28 渡邊圭二 6.5 アグレッシブに左を崩した。
→(78分)MF 29 小川佳純 採点なし。
   24 本田圭佑 6.0 ちょっと王様っぽいが、ボールはよく動かした。
    8 金正友  5.0 運動量が足りず、途中から消え気味。
→(74分)FW 19 杉本恵太 6.0 裏へ抜ける場面が二度三度。
FW  7 中村直志 6.0 スペースをクレバーに活用。守備もしっかり。
    9 ヨンセン 6.0 前線で競り勝って周囲を生かした。

浦和レッズ 0−0 名古屋グランパス
埼玉スタジアム 52,314人

カテゴリ:
国連の加盟国数38。人口約30億人。
そんな地域のNO1を決める大会。
アジア・チャンピオンズ・リーグである。

ACL準決勝第2戦。
浦和レッズはホームに城南一和天馬を迎えた。
初戦は2−2と引き分けている。
今日の浦和はベストメンバー。
鼻骨を骨折した戦艦ワシントンもフェイスガードを装着して修理完了。
城南は韓国勢で最も手強いチームだろう。
Kリーグを制すること7度。韓国代表5人を擁するタレント軍団である。
金龍大とか朴珍燮とか懐かしいな。シドニー世代の主力選手だった。
曹秉局、金斗、崔成国もアテネ世代の主力。
過去もこれからも日本のライバルになる選手達である。
エースのモッタが直前の負傷で登録漏れ。やや戦力ダウンだ。

ご存知の通り某宗教団体がバックアップしているクラブ。
親会社の一和はこういう会社だ。
浦和美園駅を降りると普段見かけない人種がチラホラ。
まじまじ観察してしまう。
女性率、メガネ率、子供連れ率が高い。装いは淡色系で地味。
お祭りでなく「お勤め」に向かう雰囲気だ。
レッズサポに比べて覇気がない。
しかし宗教って偉大ですね!
サッカーと絶対に縁の無さそうな人をこの田舎まで連れ出すんだから(苦笑)
城南側には3000席のチケットが割り当てられたらしい。
アウェーのゴール裏もしっかり埋まった。
チアスティックを叩く音が「統一感」を醸し出していたな。

浦和レッズ
−−−−ワシントン−−−−田中達也−−−−
−−−−−−−−−ポンテ−−−−−−−−−
−平川忠亮−長谷部誠−鈴木啓太−山田暢久−
−−−阿部勇樹−−闘莉王−−坪井慶介−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−-都築龍太-−−−−−−−−


城南一和天馬
GK 30 金龍大  1979/10/11 189/83
DF  2 朴珍燮  1977/03/11 179/68
    5 曹秉局  1981/07/01 181/78
   20 金泳徹  1976/06/30 183/81
   22 張學英  1981/08/24 170/63
MF 14 金相植  1976/12/17 184/72
    6 孫大鎬  1981/09/11 185/75
    8 金斗  1982/07/24 175/73
FW  7 崔成国  1983/02/08 172/68 
   10 イタマル 1980/04/12 185/79
   12 南基一  1974/08/17 177/69

−−−−−−−−-イタマル-−−−−−−−−
−−-南基一-−−−金斗−−−-崔成国-−−
−−−−−−孫大鎬−−−金相植−−−−−−
−張學英−−-金泳徹−−曹秉局-−−朴珍燮−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−金龍大−−−−−−−−−


立ち上がりはお互い探り合いという感じ。

0分、浦和はワシントンが中盤で奪って強引にドリブル。
田中達也がこれを左へさばく。平川忠亮が折り返す。
ワシントンがDFを背負いながらトラップ&シュート。弱い。

1分、城南は金相植に警告。

しばらく決定機がない。
城南はミドルが2本くらいあったかな?というくらい。
浦和は無理をしない感じで「受け身」のサッカー。
中盤では持たせても、前線へ入るボールはタイトに寄せて潰していた。
「思い切って前に出る守備」ができてましたね。
ハイボールもほとんど勝っていた。
概ね自分達のペースで試合を進めていたと思う。
浦和のアタックで目に付いたのはポンテと田中達也の関係。
前半は田中達也を中央に出し、ポンテは右に開く場面が多かった。
3トップに近い形である。
田中を中に置くのはCBの「隙間」を狙わせる策なんだろう。

20分、浦和レッズの遅攻。
左から平川忠亮が戻して、ポンテが右へ大きく展開。
エリア右角でワシントンがナイストラップ!
クイッと前に踏み出し、体を開いて右足一閃…。
角度のない位置だったが、見事なライナーを逆サイドネットへ突き刺した!
<浦和レッズ 1−0 城南一和天馬>
ポンテとワシントン。一瞬の隙を個人技で破った。

23分、城南は南基一が縦へスルーパス。
イタマルが右を抜けてクロス。南基一が走りこんでボレー。
ここは山田暢久がクリア。

25分、城南は張學英の縦パスに崔成国が反応。
山田暢久の緩慢な対応で左サイドを抜け出されてしまう。
崔成国のクロスは危険なタイミングだが浦和DFクリア。

32分、レッズが押し込んだ直後に城南のカウンター。
左サイドへ大きく蹴りこまれてイタマルが反応。
イタマルは坪井を振り切って前進。
このボールにGK都築龍太が詰めるも届かない。
イタマルは右足アウトでシュート。阿部勇樹がクリア。

38分、浦和は阿部勇樹が右へ大きくサイドチェンジ。
山田暢久が抜け出してクロス。ニアサイドで田中達也がヘッド。しかし正面。

39分、城南は朴珍燮に警告。田中達也へ肘打ち。

44分、浦和はポンテとワシントンでワン・ツー・スリーのパス交換。
ポンテはエリア右から強引にシュートを狙う。バランスを崩して打ち切れない。

試合は後半。ハーフタイムに入替なし。

47分、浦和はCKの攻め直しから。
田中達也のクロスが入り、闘莉王がファーサイドでトラップ&シュート。
いい形だったがシュート直前に審判の笛があったらしい。

52分、浦和は長谷部誠が右サイドをドリブルで持ち上がる。
縦に出してポンテがクロス。田中達也が落として、長谷部誠もつなぐ。
攻め上がってきた闘莉王がミドル!シュートはわずか外。

浦和はがっちり守ってカウンターという狙い。
「5−3−2」の陣形から「ここ」というタイミングだけ前に出てくる。

55分、浦和はポンテが右から折り返し。田中達也が左へ開く。
平川忠亮が攻め上がってきてボレー。いい形だがDFにブロックされた。

55分、城南はCKからのカウンター。
こぼれ球が金相植の足元に入り、そのまま前線左へ大きく蹴る。
イタマルがキープしてエリア左で坪井慶介と1対1。
フェイント一発でマークを外して縦に抜ける。
中に折り返して崔成国がフリー。ボレーは合わせるだけだった。
<城南一和天馬 1−1 浦和レッズ>
「1−1」のままならアウェーゴール数で浦和が勝ち抜けだ。
小さいながらまだ「貯金」がある。

56分、城南は孫大鎬→金東。
金東は185cmのパワフルなFW。1984年生まれの左利き。
城南の布陣はこうなる↓
−−−−−−−−-イタマル-−−−−−−−−
−−-南基一-−−−金東−−−-崔成国-−−
−−−−−−金斗−−−金相植−−−−−−
−張學英−−-金泳徹−−曹秉局-−−朴珍燮−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−金龍大−−−−−−−−−


金斗がボランチに下がって、金東が前線に入る。
イタマルとは2トップに近い関係。前後にも横並びにもなる。
城南は4トップとも言える布陣で「あと一点」を奪いに来る。

64分、浦和のカウンター。山田暢久が縦へフィード。
田中達也が縦に抜けてクロス。ポンテのボレーは枠の上。

67分、浦和は闘莉王のスルーパスが左に通る。
平川忠亮が折り返して、田中達也が更に中へ入れる。
これはDFがクリア。自分で打てばよかった。

68分、浦和は田中達也が左からドリブルで攻め上がる。
エリア内に切れ込んでいい体勢…と思ったら滑って転んでしまう。

68分、城南は金東の落としからイタマルがミドルを狙う。
都築龍太が弾いたところに金東が詰める。
金東は闘莉王を振り切ってきっちり流し込んだ。
<城南一和天馬 2−1 浦和レッズ>

浦和は痛いゴールを食らった。
このままだと城南一和天馬が勝ち上がり。
一点奪って追いついても延長戦だ。

71分、城南は金斗に警告。ワシントンへのタックル。

72分、城南は南基一→趙容亨。

72分、浦和は先ほどファウルで得たFK。ゴールへの距離は40m強。
ポンテの上げたボールを阿部勇樹がエリア左からヘッドで落とす。
これを長谷部誠がボレーで合わせた!
<浦和レッズ 2−2 城南一和天馬>
城南は選手を入れ替えた直後。
プレーが切れたタイミングにゆっくり入れ替えていた。
時間稼ぎ狙いもあったんじゃないかな?
しかし大事なセットプレーでマークが一人足りなくなってしまった。

城南の布陣はこうなる↓
−−−−−−−−-イタマル-−−−−−−−−
−−-金東−−−-金斗-−−−崔成国-−−
−−−−−−趙容亨−−−金相植−−−−−−
−張學英−−-金泳徹−−曹秉局-−−朴珍燮−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−金龍大−−−−−−−−−


75分、浦和はポンテのスルーパス。
ワシントンは曹秉局のマークを受けながら粘る。
右斜めから強引にシュート。しかし緩かった。

浦和は足が止まってくる。どうしてもスケジュール的に厳しい。
城南は既にリーグ戦を終えて十日も空いていたらしい。
しかし浦和はリーグ戦も佳境。土曜日のジェフ戦から中3日である。

79分、城南は金相植が右からクロス。金東がヘッドで落とす。
ここにイタマルが走りこんで闘莉王ともつれた。
エリア内で転倒。しかし笛はない。

80分、城南は朴珍燮がワンツーから右サイドを抜けてクロス。
ファーサイドにイタマルと金東が飛び込む。
決定的な場面だが金東のヘッドは弱い。

途中から入った金東が効いていた。
坪井慶介と競らせようという狙いがあったんじゃないかな?
坪井はかなり苦戦していましたね。
金東の制空力が生きて「美味しいセカンドボール」が出ていた。

81分、浦和レッズは田中達也→永井雄一郎。
全北現代戦ではやりたい放題だった田中達也。
今日も最低限の仕事はしたが、良さを消されていた感じもある。

83分、城南は金斗→金浩。
金浩は左利きのアタッカー。85年生まれの北京世代だ。
城南の布陣はこうなる↓
−−−−−−−−-イタマル-−−−−−−−−
−−-金東−−−-崔成国-−−−金浩-−−
−−−−−−趙容亨−−−金相植−−−−−−
−張學英−−-金泳徹−−曹秉局-−−朴珍燮−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−金龍大−−−−−−−−−


89分、浦和は闘莉王→堀之内聖。
闘莉王は足を傷めていた。自ら申し出て負傷交代。

ロスタイム表示2分。
結局そのまま2−2で90分が終了。
勝ち点、得失点、アウェーゴールといずれも同点。
決着は15分ハーフの延長戦に持ち込まれることとなった。

延長前半は特に目立った決定機はなかった。
ただしこの時間を優勢に進めていたのは城南。
セカンドボールを拾って押し込んでいた。
浦和レッズは「早めの潰し」が効かない。
前線に出て行く人数も足りない。

私はかなり割り切って見ていた。
等々力で同じ展開を見たから免疫もできている(笑)
浦和はもう「取らせない」ことを徹底すればいい。
アウェーゴールを食らわなければいいんだ。
城南が多少優勢に進めても、引いたチームから取り切るのは容易でない。
しかもPK戦になると押していたチームが精神的に不利だ。

103分、浦和は山田暢久→細貝萌。

105分、浦和は阿部勇樹がパスカットから持ち上がる。
35mほどの距離を思い切って狙うが枠の外。

試合は延長後半。

106分、城南は左CKを獲得。
ショートコーナーから崔成国の折り返し。金東のヘッドは届かない。
GKの都築龍太はマイボールと思い込んで位置につくのが遅れた。
マークもずれて危険な場面だった。

113分、浦和のカウンター。
永井雄一郎のスルーパスからポンテが右サイドを抜ける。
折り返してワシントン。しかしシュートは弱い。

113分、浦和は鈴木啓太のスルーパスから右サイド。
ポンテが折り返してワシントンのヘッド。枠の上。

119分、浦和はポンテのFKがエリアのすぐ外へこぼれる。
鈴木啓太のミドルは枠の上。

2戦合計210分を戦って決着つかず。
決勝進出を賭けたPK戦である。サイドはホーム側。
旗を持ったサポーターが続々とゴール裏に向かう。
ただでさえ赤い一帯が更に赤みを増していた。

PK戦の先攻は浦和レッズ。
浦和の1本目。ポンテが成功。
城南の1本目。金相植が成功。
浦和の2本目。ワシントンが成功。
城南の2本目。崔成国が失敗。

都築龍太が正面のボールをストップ。
「試合で決めた人間が外す」ジンクス発動だ。

浦和の3本目。阿部勇樹が成功。
足を引き摺りながら引き上げる。今日の阿部は賞賛に値すると思う。
城南3本目。金東が成功。
浦和4本目。永井雄一郎が成功。
城南4本目。朴珍燮が成功。
浦和5本目。キッカーは平川忠亮。成功!

PK戦は5−3で浦和レッズ。
厳しい試合をよく耐えて決勝進出を決めた。
ブーイングと旗の威圧感はゾクッとしましたね。
城南の選手はプレッシャーを感じたんじゃないかな?

でも城南一和天馬はいいチームだった。
今回のACLで韓国勢を3つ見たが城南は別格。
韓国的なタフさとモダンな良さを兼ね備えたチームである。
強さはそんなにないけど、選手が勤勉で足を止めない。
技術的、戦術的に洗礼されてますね。
観客目線でもアグレッシブで楽しそうなサッカーだった。
攻撃陣の選手層は浦和よりずっと上でしょう。
浦和は小野が負傷して、流れを変えられるアタッカーがベンチにいなかった。
城南はモッタが不在でも金東、金浩と強力なアタッカーが控えていた。
後半の攻勢はそれが一因だと思います。

家路に着くレッズ・サポは妙に昂ぶっていた。
「見に来てよかった!」みたいなトークが方々から聞こえてきた。
修羅場に慣れている彼らでさえ、震えが来る試合だった。

3月7日に開幕したアジア・チャンピオンズ・リーグ。
私は日本で開催された試合に全て足を運んでいる。
中国、タイ、オーストラリア、イランから各1チーム。
インドネシア2チーム。韓国3チーム。
個性豊かなチームの「本気の戦い」を思う存分に堪能した。
8ヶ月、10試合の戦いを経て「残り2チーム」に浦和レッズが残った。
「アジア王者」の称号を背負ってクラブW杯に出られると良いですな。

ACL準決勝第2試合
浦和レッズ 2−2(5PK3) 城南一和天馬
埼玉スタジアム 51,651人

カテゴリ:
今朝は4時からW杯ラグビーの決勝戦があった。
東京出張中のエーテルさんと党本部でスカパー観戦。
試合が終わると8時間ほど空いてしまう。
渋谷まで無駄にバスを使ってみる。
新横浜のラーメン博物館でラーメン2杯。
時間の浪費に苦労した(笑)

ラグビーの関東大学対抗戦。
会場は横浜の三ツ沢球技場。早稲田と筑波の対戦だ。
早稲田はこの6年、公式戦で関東学院以外に負けてない。
対抗戦6連覇中。連勝も48まで来ているはずだ。
今日は何人か主力を欠いている。特に左右のプロップが不在。
CTBの長尾岳人もちょっと怪我が重いらしい。
ただし大きな戦力ダウンを強いられるほどではない。

今季の筑波は評価が高い。
初戦で慶應を32−5と一蹴。帝京には敗れたが5点差の接戦だった。
「4強」の固定した対抗戦が今年をかき回してくれそうだ。
面子を見ると確かに悪くない。元高校代表候補が5,6人。
選抜、国体、花園で「いい選手だな」と思った逸材がチラホラ。
早稲田の推薦を断って筑波を選ぶ子もいるらしい。
人材の争奪で両校は多少の競合関係にある。

早稲田大学
PR  山下達也  4年 172/108 桐蔭学園
HO  臼井陽亮  4年 180/100 横須賀
PR  橋本樹   3年 183/110 國學院久我山
LO  権丈太郎  4年 184/97  筑紫
LO  寺廻健太  4年 186/96  正智深谷
FL  有田幸平  4年 177/86  啓光学園
FL  豊田将万  3年 188/98  東福岡
NO8 小峰徹也  3年 184/85  清真学園
SH  三井大祐  5年 168/70  啓光学園
SO  山中亮平  1年 185/85  東海大仰星
WTB 田中渉太  3年 170/75  佐賀工
CTB 井上隼一  2年 178/84  早稲田実業
CTB 田邊秀樹  2年 175/81  啓光学園
WTB 早田健二  2年 176/79  大分舞鶴
FB  五郎丸歩  4年 184/98  佐賀工

筑波大学
PR  大淵友介  2年 177/100 筑紫
HO  高木貴裕  3年 178/98  長崎北
PR  荒木直文  4年 182/99  東海大仰星
LO  今野達朗  3年 190/90  茗溪学園
LO  廣澤拓   3年 192/105 作新学院
FL  大沢亮   3年 180/91  桐蔭学園
FL  島弘一郎  4年 172/80  福岡
NO8 向井友教  4年 183/87  長崎北
SH  佐々木尚文 2年 173/75  秋田工
SO  中島正太  4年 169/75  熊谷工
WTB 大野亮   2年 175/76  茗溪学園
CTB 岩根拓矢  4年 169/78  明和
CTB 山下健太  3年 179/81  四条畷
WTB 入江將裕  3年 175/82  膳所
FB  吉廣広征  4年 179/84  桐蔭学園


13分、早稲田は田中渉太のゲインから波状攻撃。
最後は山中亮平が抜けて左にサポートしていた五郎丸歩に渡す。
そのまま五郎丸歩がトライ。
<早稲田 7−0 筑波>

18分、筑波は早稲田陣深くでラックを連取。
ゲインはできないがじっくりボールをキープ。
右へ振って中島正太が前進。タックルミスもあってゲイン。
吉廣広征、入江將裕とつないで右隅へトライ…。
と思ったらスローフォワードがあった。

23分、早稲田はラインアウトからモール。最後は臼井陽亮が抑えた。
コンバージョンは右隅の難しい位置だが五郎丸歩が決めた。
<早稲田 14−0 筑波>

33分、早稲田は再び右ラインアウトからモール。
最後は有田幸平が内側に持ち出してトライ。
<早稲田 19−0 筑波>

前半は山中亮平に何度かイージーミスが出ていた。
今一つアタックがスピードに乗らない。
相手のペナルティから五郎丸のタッチキック、
ラインアウトからモールという「確実な形」で得点を奪った。

後半3分、筑波はラインアウトからモール。
持ち出してチャンス…という場面で痛恨のノックオン。

後半5分、早稲田は自陣で相手スクラムをターンオーバー。
左に振って田中渉太が前進。
タックルを一人振り切り、内側へステップを切ってカバーDFも抜く。
70〜80mという距離を一人で走りきった!
<早稲田 26−0 筑波>

試合も決まった。筑波は足が止まって崩れるかな?という状況。
しかし私の読みは甘かった。

後半8分、筑波は五郎丸歩のノックオンをキープしてカウンター。
FB吉廣広征が左オープンへキックパス。
大外に大野亮が余っている。インゴールでしっかり捕球し地面に抑えた。
<早稲田 26−7 筑波>

後半10分、早稲田は田中渉太→中濱寛造(1年、大阪工大高)。
後半10分、筑波は中島正太→荒木寿浩(2年、生野)。
後半20分、筑波は入江將裕→西村亮真(3年、八戸西)。

後半21分、早稲田は左ラインアウトからモールでキープ。
持ち出してラックを連取。右に振って最後は山中亮平がインサイドを破った。
<早稲田 33−7 筑波>

後半28分、早稲田は寺廻健太→中田英里(1年、成蹊)。

後半34分、筑波はラインアウトから持ち出して前進。
荒木寿浩が中央を一気にゲイン。DFを破ってインゴールまで持ち込む。
最後はサポートに入ったHO高木貴裕が抑えた。
<早稲田 33−14 筑波>

残り10分になって筑波が猛反撃。
早稲田は自分達のペースで試合を進められない。

後半35分、筑波は荒木直文→安仁屋正秀(4年、つくば秀英)。
後半35分、早稲田は小峰徹也→中村拓樹(1年、啓光学園)。
後半38分、筑波は向井友教→椿光太朗(4年、四条畷)。

ロスタイム表示は4分。

後半41分、筑波は大淵友介→池田雅史(1年、延岡東)。

後半45分、筑波は右ラインアウトからモール。
これが崩れたところ。最後は今野達朗が持ち出してトライ。
<早稲田 33−21 筑波>

直後にノーサイド。
早稲田はもちろん良くなかったが、特別に悪かったとも思わない。
滝澤直や畠山健介がいなくても、
権丈太郎や臼井陽亮、豊田将万が「突破役」の仕事をできていた。
後半34分のトライシーンを除けば大きいゲインも許していない。
今野達朗や廣澤拓はインサイドを破る能力が高い。
大野亮は腰の強いランニングを持つ強力ランナー。
入江將裕、大沢亮もスピードのある選手。
そういう選手へ「穴」を空けず対応していたことは評価できる。
途中までは点差こそ開かぬが特にフラストレーションなく見られる試合だった。

ただし主力を引っ込めて下級生を入れたら流れが変わった。
早稲田の「Bチーム」では筑波に勝てない。
選手層、今後のチーム設計に不安を残す内容ではあった。
筑波はトライ以外にも「惜しい」シーンがあった。
大学選手権でもかなり期待できるチーム。
組み合わせ次第ではベスト4くらいまで行くんじゃないだろうか?

カテゴリ:
第二試合は駒澤と東海の対戦。

駒澤は去年に比べるとスケールダウンした印象。
廣井友信、巻佑樹、原一樹といった有力選手が抜けた影響はあると思う。
でもそこは駒澤。法政と勝ち点1差の3位に踏ん張ってます。
4月末に見た時からスタメンが6人入れ替わっている。
全く知らない選手が3人4人…。
駒澤のレギュラーを取るんだから能力は高いんでしょう。
FW盧蟯嫁靴榔栽促譽奪再眥蝓
菊地光将もJ1が取りに来ている選手だ。
ただし本日は不在。出場停止ではないので負傷か温存か…。
ご存知の方がいたら教えて下さいませ。

東海大は今季から昇格。
しかし現在12チーム中11位と苦戦中である。
このままでは自動降格だ。
軽墓浩二は野洲が初めて選手権ベスト8担った時のエース。
大原卓丈も選手権ベスト8。福島東で萬代宏樹の一個下だった。
増澤知尚を楽しみにしていたが今日はベンチ。
桐蔭学園出身の3年生。アタック能力が高い左SBだ。

駒澤大学
GK  1 山内達夫  4年 184/70 丸岡
DF  7 塚本泰史  4年 176/65 浦和東
   25 中山友規  2年 185/70 駒澤大学高
    5 伊藤龍   2年 182/80 FC東京Y
   35 湯川貴嗣  4年 169/63 駒澤大学高  
MF  6 八角剛史  4年 174/68 市原Y
    8 田谷高浩  4年 172/63 茨城・境
   19 山崎健太  2年 173/66 駒澤大学高 
   14 榊原浩一朗 4年 172/67 駒澤大学高
FW  9 盧蟯嫁掘 。看 186/75 古河第三
   10 東平大佑  4年 176/69 丸岡

−−−−東平−−−−盧蝓檗檗檗
−−山崎−−−榊原−−−田谷−−
−−−−−−−八角−−−−−−−
−湯川−−伊藤−−中山−−塚本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−山内−−−−−−−


東海大学
GK 21 石井健太  2年 179/73 東海大翔洋
DF  4 児玉慎二  4年 174/70 鵬翔
    2 杉山佑介  4年 178/77 東海大翔洋
    5 大原卓丈  3年 184/73 福島東
   32 松下翔   1年 167/66 四日市中央工
MF 12 一色翼   3年 178/69 東海大翔洋
    7 川島大地  3年 168/64 鹿島
   17 山上泰寛  4年 170/65 滝川二
    8 吉田明生  3年 170/69 武相
FW  9 軽墓浩二  4年 183/70 野洲
   11 佐藤晃大  3年 184/71 座間

−−−−軽墓−−−−佐藤−−−−
−−吉田−−−−−−−−山上−−
−−−−−川島−−一色−−−−−
−松下−−大原−−杉山−−児玉−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石井−−−−−−−


開始早々から駒澤が攻め立てる。
2分、駒澤は塚本泰史の左CK。榊原浩一朗がヘッドで合わせた。
<駒澤 1−0 東海>

12分、駒澤はスローインが流れて榊原浩一朗がつなぐ。
東平大佑が右サイドから強引にドリブル。
ゴール右寄りから豪快にミドルを打ち込んだ!
<駒澤 2−0 東海>

16分、駒澤は左スローインから中山友規がクロス。
盧蟯嫁靴トラップ&シュート。ここは東海大DFがブロック。

19分、駒澤は塚本泰史の右CK。
中山友規のヘッドはバーを直撃して跳ね返る。
こぼれ球を盧蟯嫁靴ボレー。これはGK石井健太が好反応。
「三度目の正直」で中山友規が押し込んだ。
<駒澤 3−0 東海>

さすがに三点差だと試合が決まってしまった雰囲気。
しかし駒澤の控え部員応援団は貪欲。
「まだまだゴールが見た〜い♪」のコールを繰り返す(笑)

25分、駒澤のカウンター。
田谷高浩が右サイドをパワフルなドリブルで突破。
縦に送って東平大佑。そのまま抜け出してクロス。
中央は盧蟯嫁掘DFに軽く引っ張られて体勢が崩れる。
しかしゴールに背を向けた状態から後ろ足で華麗に?押し込んだ。
<駒澤 4−0 東海>

30分、東海は一色翼が35mほどの距離を強引に狙う。
シュートは枠を襲ってGK山内達夫がセーブ。
これが東海大の初シュートじゃないかな?

36分、駒澤は田谷高浩が右から高速クロス。
榊原浩一朗がトラップ&シュート。東海大DFがブロック。

38分、駒澤は右サイドのエリアすぐ外でFK獲得。
塚本泰史の上げたボールに盧蟯嫁靴ヘッドで合わせた。
<駒澤 5−0 東海>

42分、駒澤は盧蟯嫁靴坊拗陝

43分、東海大は山上泰寛?の強烈ミドル。GK山内達夫が好反応。

そのまま前半折り返し。

後半に入っても駒澤のゴールショーが終わらない
47分、駒澤は塚本泰史の右CK。中山友規がヘッドで合わせた。
<駒澤 6−0 東海>
駒大のセットプレー恐るべし。この形で4点目だ。
塚本泰史はプレスキックで3アシスト。
右足の球質、精度は抜群である。
最もここまでやられると取られる方に問題がありそう…。

50分、駒澤は盧蟯嫁窟三島康平。
盧蠅老拗陲魄賈膽けていた。温存という意図だろう。
三島は浦和東でボランチをやっていた。今はFWをやっているらしい。

駒澤はこれでちょっとペースダウン。
東海大のCB陣も相応にパワフルである。
盧蟯嫁靴覆薀棔璽襪麓まっていた。
入ってくるボールへ「先に触れる」確率が6,7割という感じ。
しかし三島は競り負ける場面が多い。主導権はDFに移った。
前線でボールが落ち着かないと、中盤も押し上げられない。
「駒大のサッカー」が崩れ始める。

55分、東海は一色翼のスルーパス。ゴール正面に通る。
佐藤晃大がトラップ、そしてシュート。決定的な形だがGK正面。

58分、駒澤は中山友規に警告。

61分、東海大は山上泰寛→須藤啓一。

65分、駒澤は東平大佑→小林竜樹。

67分、東海大は軽墓浩二が駒澤ボールを奪ってカウンター。
軽墓は右サイドをドリブルで進んで折り返し。
佐藤晃大がフリーで受ける。中央で切り返してシュート。
決定的な場面だったがこれは枠の上。

71分、東海は軽墓浩二→甚野弘輝。
甚野はDF登録だが前線に入る。

81分、駒澤は三島康平がハイボールを競り合って落とす。
こぼれ球に田谷高浩が走りこんでシュート。枠の上。

83分、東海は児玉慎二→皆本泰希。
皆本はFW登録。彼が右MFに入って須藤は右SBに入る。
東海大の布陣はこう↓
−−−−甚野−−−−佐藤−−−−
−−吉田−−−−−−−−皆本−−
−−−−−川島−−一色−−−−−
−松下−−大原−−杉山−−須藤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−石井−−−−−−−


84分、東海大は川島大地が右スペースは縦パスを入れる。
佐藤晃大がフリーでクロス。しかし駒澤DFがブロック。

川島大地は東海大の中盤で孤軍奮闘。
左利きの超技巧派。引き技、切り返しが大好き。
相手の遠くにボールを置くキープ、ドリブルも効いていた。
曲芸的なボール扱いでスタンドを唸らせていた。

85分、駒澤は榊原浩一朗→島田祐輝。
駒大の布陣はこう↓
−−−−東平−−−−三島−−−−
−−島田−−−八角−−−田谷−−
−−−−−−−山崎−−−−−−−
−湯川−−伊藤−−中山−-塚本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−山内−−−−−−−


88分、東海大は一色翼に警告。

そのままタイムアップ。まぁ後半は蛇足でしたね。
駒大は今年度に最も点が入った試合で3ゴール。
それが今日は6ゴール。前半だけで5ゴール…。
「狂い咲き」という感じでした。

東海大には辛い試合。
久しぶりに見る機会だから楽しみにしていたのだが…。
彼らの「いい部分」を見るには向かない内容だった。
ただし点差ほどの開きはない。
駒澤はセットプレーで荒稼ぎ。数少ないチャンスを確実に決めた。
東海も「流れの中の決定機」は同じくらいあったはず。
しかし駒澤のGKが当っていて決め切れなかった。
まぁインカレ決勝で駒澤に6点取られた名門校もあるから…。
切り替えて頑張って下さい。

カテゴリ:
選択肢は色々あったが「どうしても」というイベントが無かった。
結局西が丘で大学サッカー。
安くて近い。野球と違って時間も短い。
あまり気を張らずゆったり観戦しようかと思いまして…。

第一試合は法政と中央の対決。
法政は第16節を終えて堂々の首位である。
注目は何といっても本田拓也。五輪代表のレギュラー様である。
江崎一仁が出場停止となったもう一方のボランチは富井英司が入った。

中央の下級生はちょっと気になる顔だ。
永木亮太が右サイドバックに入っている。
川崎のU18ではボランチをやっていた。
村田翔はボランチでの起用だ。
FC東京のU18では高1から試合に出ていた有望MF。
梶山陽平、李忠成といった錚々たる上級生と肩を並べていた。
スピードは無いけどボール扱いが柔軟。
中長距離のキックも好印象だった。大学で何か変化はあるかな?

大瀧義史はもう大学4年か…。
清水エスパルス・ジュニアユース時代は全国的な注目株だった。
3年次に主将として冬の高円宮杯を制覇。
枝村匠馬、赤星貴文をボランチに従え、FWは阿部文一朗。
大瀧はそんなチームの司令塔として君臨していた。

法政大学
GK 12 若田和樹  2年 186/73 弥栄西
DF  2 元木数馬  4年 176/66 前橋育英 
    5 中野桂介  4年 171/65 広島Y
    4 福田俊介  3年 186/82 西武台
    3 吉田正樹  4年 171/68 前橋育英
MF  7 本田拓也  4年 177/70 桐光学園
   23 富井英司  2年 175/65 横浜FM・Y
   14 山本孝平  3年 178/69 桐光学園
   11 菊岡拓朗  4年 163/62 清水東
FW 10 市川雅彦  4年 171/68 成立学園
   13 土岐田洸平 4年 176/71 三菱養和SC

−−−-土岐田-−−−市川−−−− 
−−菊岡−−−−−−−−山本−−
−−−−−富井−−本田−−−−−
−吉田−−福田−−中野−−元木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−若田−−−−−−−


中央大学
GK  1 山本雅義 4年 178/78 広島皆実
DF 25 永木亮太 1年 175/68 川崎Y
    3 益永康介 4年 180/70 国見
   13 比嘉隼人 3年 178/68 国見   
    7 斎藤広野 3年 163/60 浦和東
MF 17 前田遼平 4年 172/64 富山第一
   18 村田翔  2年 179/68 FC東京U-18
   10 大瀧義史 4年 168/61 清水Y
FW 11 辻尾真二 4年 180/73 初芝橋本
   15 石川泰樹 4年 175/68 盛岡商
    8 南木亨  3年 169/69 帝京

−−南木−−−石川−−−辻尾−−
−−−−−−−大瀧−−−−−−−
−−−−−村田−−前田−−−−−
−斎藤−−比嘉−−益永−−永木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−小野−−−−−−−


開始早々から出入りの激しい展開。
6分、法政は中盤で本田拓也がルーズボールを拾ってつなぐ。
土岐田洸平は右足一閃。右サイドネットへ素晴らしいミドルを突き刺した!
<法政 1−0 中央>

8分、中央大学のカウンター。
大瀧義史が左に開く。斎藤広野がスピードを落とさずクロス。
南木亨がニアサイドできっちり合わせた。
<中央 1−1 法政>

その後も決定機が続く。やや法政が押し気味。

20分、法政は本田拓也が左に開く。
菊岡拓朗が中に入れて、市川雅彦が落とす。
土岐田洸平のシュートは左ポストに嫌われた。

中央大学のヘッドコーチは信藤健仁氏。
TVでのお姿からダンディーなイメージを持っていた。
ただしベンチからの指示はコテコテの広島弁。
「厳しく当たるんじゃ!」「スペースが空いてとるんじゃ!」
ガチンコファイトクラブの竹原慎二みたい(笑)

そのまま1−1で前半を折り返した。
中央はチャンスの数で法政を下回ったが、決して悪くなかった。
大瀧、村田といった技術のある選手が中心となってボールを動かす。
少ないタッチ、速いテンポで前後左右に刻む。
スキルフルで美しいサッカーである。

51分、法政は右CKの攻め直し。
ショートコーナーから本田拓也がクロス。
左サイドにボールが残る。
市川雅彦がキープして後方に戻す。
菊岡拓朗がワンタッチで縦に入れる。
市川がリターンを受けてニアサイド。右足で遠いサイドに沈めた。
<法政 2−1 中央>

54分、中央は永木亮太に警告。

55分、中央は石川泰樹→小池悠貴。

57分、法政はGK若田和樹のFK?を山本孝平がヘッドで前に落とす。
市川雅彦が素晴らしい飛び出し。GKと1対1。
DFに引っ張られながらよく粘って冷静に右へ沈めた。
<法政 3−1 中央>

62分、中央は村田翔→柴田公章。

法政が畳み掛ける。
64分、法政はセットプレーの攻め直し。
本田拓也が縦に入れて、元木数馬がエリア内で拾う。
よく粘って自ら流し込んだ。
<法政 4−1 中央>

68分、中央は斎藤広野の左クロス。
辻尾真二がフリーでヘッド。しかし弱い。

中央はこれが後半の初チャンスじゃないかな?
前半は出ていた持ち味が完全に消えてしまった。
前線からプレッシャーを掛けられず、ボールも動かせない。
前半いい攻め上がりを見せていた斎藤広野も前に出てこない。
やろうとしているサッカーが高レベルなだけに、
一度ギアが外れるとガクっと落ちてしまう。

69分、法政は富井英司が中盤でを奪ってカウンター。
富井は縦に入れて、市川雅彦が潰れる。
菊岡拓朗が勢いよく走りこんでシュート!
…と美しい形が決まったけれど判定はオフサイド。

72分、中央は比嘉隼人に警告。
市川雅彦に後方から行ってしまった。

74分、法政は菊岡拓朗→稲葉久人。

82分、中央は小池悠貴に警告。

82分、法政は土岐田洸平→永露大輔。
永露はFC東京U-18出身の2年生。

84分、中央は大瀧義史→柴橋浩太。

86分、法政は山本孝平→向慎一。

ロスタイム表示は3分。

93分、法政は向慎一に警告。

93分、中央はエリア左角付近で得たFK。
辻尾真二が直接狙ったボール。南木亨がコースを変えてゴールイン。
<法政 4−2 中央>

そのままタイムアップ。法政の完勝。
バランスの取れたチームです。
まず守備がしっかり体を張れる、跳ね返せるチーム。
福田俊介は高くて強い。
存在感は大学屈指。もしかしてNO1かもしれない。
富井英司も江崎の穴を十二分に埋めていた。
足裏を使うプレーが好きなのかな?
キープしたり相手を外したり。技巧を効かせた組み立てが出色でした。

カテゴリ:
魔が差して今日も神宮へ行ってしまった。
一回戦は明治が久米の完封で勝利。
二回戦は早稲田が須田、松下、大石の継投で勝利。
早明戦は1勝1敗のタイで三回戦を迎えた。
今日勝った方が「勝ち点」獲得である。
秋季シーズンの優勝にも絡む重要な一戦だ。

早稲田大学
1番 二 上本博紀  3年 右右 173/70 広陵
2番 遊 本田将章  4年 右右 173/69 智弁和歌山
3番 右 松本啓二朗 3年 左左 180/78 千葉経大付
4番 左 田中幸長  4年 右右 178/82 宇和島東
5番 三 小野塚誠  4年 右右 178/82 早稲田実
6番 一 泉尚徳   3年 左左 175/78 国士舘
7番 捕 細山田武史 3年 右右 178/75 鹿児島城西
8番 中 川畑依啓  3年 左左 171/68 桑名
9番 投 斎藤佑樹  1年 右右 175/75 早稲田実

明治大学
1番 遊 小山琢也  右右 3年 168/65 浦和学院
2番 中 小林雄斗  右左 3年 170/65 新田
3番 左 小道順平  右右 2年 175/79 二松学舎大付
4番 一 行田篤史  右右 4年 184/88 遊学館
5番 左 福本真史  右左 4年 177/80 花咲徳栄
6番 三 渡部和博  右左 4年 182/80 倉敷工
7番 二 藤田真弘  右左 4年 174/70 広陵
8番 捕 中野大地  右右 3年 178/79 拓大紅陵
9番 投 久米勇紀  右右 4年 180/75 桐生第一


先発は一回戦を同じ。
久米勇紀と斎藤佑樹の「ゆうき対決」である。

1回表。先攻は早稲田大学。
1番上本博紀はラッキーな遊撃内野安打。
スライダーを打たされた感じだが、三遊間深くへ飛んで助かった。
本田将章はバントで送る。
これを投手と一塁がお見合い。本田を生かして無死1、2塁。
3番松本啓二朗も送って一死2、3塁。
4番田中幸長はセンターライナー。これが犠飛となる。
<早稲田 1−0 明治>
5番小野塚誠は右飛。

久米勇紀の初回はMAX142キロ。
内容は普通。失点はやや不運だった。

1回裏。
明治は1番小山琢也が二直。
小林雄斗は132キロのツーシームを空振り三振。
小道順平は126キロのフォークを見逃し三振。

斎藤佑樹は一回戦よりいい感じ。
初回のMAXは142キロ。
ツーシームが切れていて、いいコースに決まっていた。
コントロールもいい。左右にきっちり投げ分けていた。

2回表。
早稲田は6番泉尚徳遊ゴロ。細山田武史三ゴロ。川畑依啓二飛。

2回裏。
明治は4番行田篤史が投ゴロ。
1−3から144キロの速球を打たされた。
福本真史は左飛。渡部和博は空振り三振。134キロのツーシーム。

3回表。
早稲田は9番斎藤佑樹がセンター前安打で出塁。
137キロの速球を素直に弾き返した。
上本博紀が送って一死2塁。
本田将章はよく粘って四球を選ぶ。一死1、2塁。
3番松本啓二朗はセカンドゴロ。
まず二封。次いで小山琢也が一塁送球。
タイミング的には併殺だけど送球が乱れた。
このエラーで斎藤佑樹が生還。なお二死1塁。
<早稲田 2−0 明治>

失点は不運にしても、久米勇紀の内容があまり良くない。
一回戦と比べてスライダーに鋭さが無い。
「ドロン」と大きく外に流れる感じ。
握力とか手首の返しといった「細かい動き」が落ちてるのかな?

早稲田は続く4番田中幸長がレフト前安打。
松本がスタートを切っていて二死1、3塁。
しかし小野塚が右飛に倒れて後続はなかった。

3回裏。
明治は7番藤田真弘がセンター返し。当たりはボテボテ。
二塁手の上本博紀が追いついて、すかさずグラブトス。
ショートの本田将章が併殺の要領で一塁転送。
トリッキーなプレーに場内は沸くが結局内野安打。
中野大地はバント成功。一死2塁。
久米勇紀は投手ライナー。小山遊ゴロ。
ここまで斎藤佑樹に危ない気配はない。

4回表。
早稲田は6番泉が三塁ファウルフライ。
細山田はセーフティーバントを狙って結局一塁ゴロ。川畑中飛。

4回裏。
明治は2番小林雄斗が初球をセーフティーバント。
三塁線ぎりぎりに転がして一塁を悠々駆け抜ける。
小野塚誠と斎藤佑樹は捕球せず待つ…。十秒くらい見ていたかな?
打球はほんの何cmかファウルラインの外へ切れた。
小林は結局レフトライナー。
小道はツーシームを振って空振り三振。
行田は1−3から速球に手を出して三ゴロ。

この回の斎藤佑樹は全打者に3ボールまで粘られた。
特に小道、行田は1−3とボール先行。あまりいい兆候ではない。

5回表。
9番斎藤佑樹は2−3からスライダーを見逃し三振。
先ほど速球を痛打された久米勇紀。
6球中5球がスライダーと慎重な配球だった。
上本博紀は死球を受けて一死1塁。しかし本田の初球に盗塁失敗。
本田将章は見逃し三振。

5回裏。
明治は5番福本センターライナー。6番渡部ライトフライ。
打ち取られこそしたがいい当たりである。
7番藤田真弘はセンター前安打。
しかし続く中野は初球をライトフライ。

斎藤は立ち上がりに飛ばしすぎたかな?
初回は「今日は行くぞ」という凄みを感じたのだが…。

6回表。
早稲田は3番松本が三飛。田中幸長投手ライナー。
5番小野塚誠はレフト前安打。
6番泉はセンターフライ。小林雄斗が前進して好捕。

久米勇紀は9回を完投して中一日。いい調子には見えなかった。
しかし気づくと早稲田の打線を手玉に取っている。
守備のミスに絡んだ二点を喰らっても気持ち的に切れない。
こういう状態でまとめられるのは立派だ。

6回裏。
明治は9番久米勇紀がセンター前安打で出塁。斎藤にお返し(笑)
小山琢也が送って一死2塁。
小林雄斗は二塁後方にハーフライナー。上本博紀がジャンプして好捕。
小道順平は2−3から更に粘る。四球を選んで二死1、2塁。
このチャンスに4番行田篤史。
内角のツーシーム?に詰まって投手ライナー。
斎藤佑樹はよく粘ってピンチを切り抜けた。

7回表。
早稲田は7番細山田が中飛。川畑一ゴロ。斎藤佑樹は空振り三振。
久米勇紀が調子に乗ってきた。

7回裏。
明治は5番福本真史の打席。
斎藤佑樹が乱れて0−3というカウントを作ってしまう。
一球ストライクを入れてカウント1−3。
福本は142キロの速球に詰まってショートゴロ。
本田将章が前進して捕球…。
と思ったら緩い当たりをファンブルしてしまう。無死一塁。
6番渡部和博は三塁前へ絶妙のバント。
小野塚誠が前進して必死に投げたらこれが大暴投。
ファウルグラウンドを転々として福本真史が一挙生還。
<早稲田 2−1 明治>
記録はヒット&エラー。なお無死3塁。
続く藤田真弘は初球をライト前に弾き返す。渡部が生還。
<明治 2−2 早稲田>
8番中野大地は初球をバントして捕飛。
久米勇紀はバントの構えのままカウント0−3。
結局1−3からバント成功。二死2塁。

應武監督はマウンドへ足を運ぶ。
7回になって2度目。大石達也へ投手交代。
この回は不運だったといえ、斎藤佑樹は明らかに消耗していた。
何しろ登板回数が増えている。
秋は今日を含めて6試合に登板。
早慶戦を残して投球回数は42回と3分の2だ。
春は27回しか投げていないんですから。
中一日で6回2アウトまで自責点0で抑えたら充分でしょう。

1番小山琢也は死球。大石が肩に当ててしまった。
小林雄斗はファウルで粘ったが2−2から空振り三振。
145キロのストレート。死球&三振という大石達也らしい?投球だった。

8回表。
早稲田は一番から総攻撃!と思ったが冴えない。
上本はスライダーを空振り三振。本田左飛。松本左飛。

8回裏。
明治は3番小道順平が左越えの二塁打。田中幸長がまずい追い方をしてしまった。
4番行田篤史がバント。三塁も間に合いそうだったが送球は一塁。一死3塁。
福本真史はストレートの死球を選ぶ。一死1、3塁。
ここから大石達也が粘る。
6番渡部は144キロの高目を振らせて三振。
続くは今日3安打の藤田真弘。
藤田は2−1から147キロの速球をハーフスイング。判定はノースイング。
この間に明治はダブルスチール。二死2、3塁。
しかし再び147キロの速球。今度は藤田のバットも空を切った。

9回表。
早稲田は4番田中幸長が中飛。小野塚誠は右飛。
いかにも「一発を狙っている」という感じの大振りに見えた。
6番泉尚徳は三塁強襲安打。
今日の判定員はいつもの六大学。失策はつけない。
続く細山田は一塁ライナー。早稲田打線は沈黙を続ける。

9回裏。
明治は8番中野がセカンドフライ。9番久米が右飛。
二死走者無し。延長の気配濃厚と思ったら…。
1番小山琢也が2−2から速球を二つよく見て四球で出塁。二死1塁。
2番小林雄斗の当たりは右中間を真っ二つ。
小山琢也が勢いよく本塁を駆け抜けた!明治のサヨナラ勝ち。

明治はベンチから全員が飛び出して打者と走者を祝福。
まるで優勝したかのような盛り上がりでした。
早稲田から勝ち点を奪い、優勝に望みをつないだんだから。
大きい勝利であることは間違いない。

明治の「しつこさ」が試合を決めたように思う。
どの打者もボールをよく選んで、斎藤や大石に「投げさせて」ましたね。
投手は消耗するし、リズムも悪くなる。
それに比べると早稲田の打者は淡白。
久米勇紀に110球で完投させてしまった。
立ち上がりの久米は決して良くなかった。
でも投げさせて、イライラさせて…という工夫がなかった。

「3回までの斎藤佑樹」は今季最高級の内容でした。
速球も変化球も制球が良く、しかも切れていた。
高めにすっぽ抜けたり、ワンバウンドしたりというのも皆無。
問題はタフネスでしょう。いい状態が続かなかった。
ただし斎藤佑樹は負け投手じゃない。今日の自責点も実は0。
これで六大学の防御率ランキング1位。
四球なんて7つしか出していない。
世間は斎藤佑樹に対して異常に期待値が高い。
「負ければスキャンダル」くらいの勢いで語られるのは不当に思える。

党首は秋季シーズンに早稲田を3試合見た。
結果?早稲田の0勝3敗…。
俺が見ていない早稲田?7勝0敗1引き分けです(笑)

よっ!疫病神!

安打  202 001 001 6 四 失
早稲田┃101|000|000┃2 2 2
明治 ┃000|000|201X┃3 4 1
安打  001 011 211 7

明治:○久米
早稲田:斎藤、大石●

カテゴリ:
第二試合は慶應義塾大と桐蔭横浜大の対戦。

慶應は前期1位。現在は尚美大に勝ち点1差の2位。
2位をキープすれば一部昇格だ。
しかし2位慶應から4位専修大まで勝ち点2差という混戦である。
一試合の結果で容易に形勢がひっくり返ってしまう状況だ。
慶應は冨田賢主将が不在。負傷?警告の累積?
ゲームキャプテンは高橋知寛が務めた。
ボランチの織茂敦もスタメン落ち。右膝にテーピングをしていた。

桐蔭横浜大は現在12チーム中の7位。
今日は1年生を3人起用したフレッシュな布陣。
葛城翔は昨年末の選手権一回戦で見ました。
会場もここ三ツ沢。九州国際大付属の中心選手として目立っていた。
永井の怪我さえなければ九国はもっと上を狙えたチームだったのだが…。
ボランチの小林玲はベガルタ仙台ユース出身。
去年のサハラには出ていなかったけど怪我でしょうか?

慶應義塾大学
GK  1 山本晃司  3年 181/68 FC東京U-18
DF  3 淺海友峰  3年 182/75 広島城北
   27 三上佳貴  1年 170/67 藤枝東
    5 高橋知寛  4年 182/71 FC東京U-18
MF  2 飯高和也  3年 176/70 成立学園
    7 鈴木亮之  4年 180/65 浜松北
   10 巻大佑   3年 170/60 暁星
   17 武田将史  4年 175/65 広島皆実
FW  8 中川靖章  2年 171/63 静岡
   11 大河淳司  3年 177/72 慶應ニューヨーク    
   14 三輪健太郎 2年 174/62 藤枝東

−−−−−−−大河−−−−−−−
−−−三輪−−−−−−中川−−−
−武田−−-巻-−−鈴木−−飯高−
−−−高橋−−三上−−淺海−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−山本−−−−−−−


桐蔭横浜大学
GK  1 中島弘行  2年 178/73 羽黒
DF  7 平林祐樹  4年 180/65 吉原
    5 中澤良太  3年 172/64 逗子開成
    4 松田康佑  3年 174/68 上田西
    2 西山大貴  3年 175/65 藤枝明誠
MF  6 小澤光   2年 170/64 上田西
   19 小林玲   1年 164/60 仙台Y
   29 亀山竜介  1年 161/59 成立学園
   14 葛城翔   1年 172/64 九州国際大付
FW 10 勝又慶典  4年 174/62 吉原
    9 小口大輔  4年 174/62 日本学園

−−−−小口−−−−勝又−−−−
−−葛城−−−−−−−−亀山−−
−−−−−小林−−小澤−−−−−
−西山−−松田−−中澤−−平林−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中島−−−−−−−


桐蔭横浜大は平林祐樹を右SBで起用。
しかし元々MFの選手らしく、盛んに攻め上がってくる。
亀山竜介と頻繁に入れ替わっていた。

9分、慶應は右サイドに長いパスが通る。飯高和也が走りこんでクロス。
DFをかすめて枠内。これはGK中島弘行がキャッチ。

14分、慶應は巻大佑のクロス。攻め上がっていた淺海友峰のヘッドは正面。

20分、慶應は武田将史が左サイドから右足で巻くボールを入れる。
ファーサイドへ飯高和也が走りこむもわずかに届かない。

23分、桐蔭は小林玲がドリブルで持ち上がって左に開く。
勝又慶典が飛び出して角度のない位置。
冷静に右隅を狙うもわずかに枠へ届かない。

27分、慶應は巻大佑が左へクロス性のパス。
中川靖章がワンタッチで右に落として、三輪健太郎が右を抜ける。
いい形だったがトラップしたボールはラインを割ってしまった。

32分、慶應は飯高和也がアーリークロスを入れる。
中川靖章が飛び込みダイレクトで合わせる。GK中島弘行が好反応。

35分、桐蔭は小口大輔がドリブル。
勝又慶典に当ててエリア内へ走りこむが、リターンは届かない。

36分、慶應は三輪健太郎に警告。足を上げてタックルに入ってしまった。

40分、桐蔭は勝又慶典がドリブルで持ち上がって左に捌く。
小口大輔がこれを右に大きく開く。小澤光のシュートは外。

44分、慶應は相手DFのクリアを奪ってカウンター。
鈴木亮之のクロスを三輪健太郎が合わせる。このシュートは桐蔭DFブロック。
こぼれ球を武田将史のシュート。これもDFブロック。
更に攻め直して飯高和也のクロス。今度はGK中島弘行がキープ。
決定的な場面だったが慶應は決めきれなかった。

このまま前半はスコアレスで折り返し。
慶應はクラシカルなサッカー。
前線へロングボールを入れてゴリゴリと押し込んでくる。
桐蔭横浜大のDF陣は決してフィジカルに恵まれない。
しかしタイトに粘って相手FWを離さなかった。

後半開始。
慶應は三輪健太郎→織茂敦。
織茂はボランチ。巻大佑が左ウイングの位置に上がる。

56分、桐蔭は葛城翔が35mのロングシュート。
GKが前に出たのをよく見ていた。しかし枠の少し上。

58分、桐蔭は松田康佑に警告。中川靖章に足から入ってしまった。

試合はやや膠着。
慶應はどうしても「勝ち点3」が欲しい。
しかし運動量が低下して前半の活発さがない。
CBの高橋知寛が必死にチームを引っ張っていた。
熱くコーチングして、頻繁に攻め上がって…。
地位は人を変えるなと(笑)

63分、慶應は三上佳貴に警告。

65分、慶應は中川靖章→横川達郎。
横川は渋谷幕張高出身の1年生。
慶應の布陣はこんな感じ↓
−−−−−−−大河−−−−−−−
−−−横川−−−−−−-巻-−−−
−武田−−鈴木−−織茂−−飯高−
−−−高橋−−三上−−淺海−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−山本−−−−−−−


66分、慶應は織茂敦が右サイドをドリブル。中央へクロス。
横川達郎が詰めるもファウルで認められない。

68分、桐蔭のカウンター。
勝又慶典が持ち上がって亀山竜介とパス交換。
勝又は再びキープして亀山は大きく左へ回りこむ。
勝又はいいタイミングで左に渡す。
亀山竜介は思い切ってミドル。しかしバーに嫌われた!

69分、桐蔭の左CK。
中澤良太?のヘッドは慶應DFがブロック。

70分、桐蔭は葛城翔が持ち上がって勝又慶典に入れる。
勝又はワンフェイントでコースを作ってシュート。右へ外れた。

71分、慶應は大河淳司に警告。おそらく主審への異議。

73分、慶應は左にいいタイミングでサイドチェンジが入る。
横川達郎が駆け上がって高速クロス。
ゴール正面で大河淳司が見事なヘッドを突き刺した!
<慶応義塾 1−0 桐蔭横浜大>
この時間まで「潰れ役」になって消えていたエース大河。大事な時間帯に仕事。

74分、桐蔭は亀山竜介→佐藤諒。佐藤は秋田商業出身の1年生。
佐藤がトップに入って勝又慶典は右MFに回る。
桐蔭横浜大の布陣はこう↓
−−−−小口−−−−佐藤−−−−
−−葛城−−−−−−−−勝又−−
−−−−−小林−−小澤−−−−−
−西山−−松田−−中澤−−平林−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−中島−−−−−−−


75分、慶應は淺海友峰に警告。

77分、桐蔭のカウンター。
勝又慶典が相手のパスを奪って右サイド突破。
折り返してファーサイド佐藤諒のヘッド。
守備が薄くて危険な場面だが、ここは慶應がブロック。

82分、慶應は横川達郎に警告。笛の後にボールを蹴ってしまった。
慶應は無駄な警告を重ねてしまう。

87分、桐蔭は勝又慶典が左サイド深くでキープ。
マークを外して折り返し。ゴール前で競り合いになるが慶應DFクリア。

勝又慶典は桐蔭横浜のエース。
この時間も運動量が落ちずに攻撃の先頭に立っていた。
上を狙うには今一歩かもしれないけど、上手くて闘えるいい選手。

90分、桐蔭は小口大輔が右から折り返し。佐藤諒のヘッドは届かない。

そのままタイムアップ。
慶應は一部昇格に向けて貴重な勝ち点3を確保。
残り5試合。気の抜けない戦いが続きます。
下級生にいい選手がいるので来年は面白いチームになるでしょう。
大河淳司と都倉賢のコンビなら一部を席巻できるんじゃないかな?(笑)

カテゴリ:
大学スポーツのリーグ編成は競技ごとに「色」が出て面白い。
野球は関東圏に7つ、ラグビーは2つの「1部リーグ」を持っている。
サッカーは過去のしがらみや因縁が薄い業界である。
シンプルに1部、2部、都県リーグ1部、2部…という編成だ。
東京都だと4部A、Bまでピラミッド型になっている。

大学サッカーは試合数の増加に取り組んできた。
関東を例にすると2001年から春秋の2シーズン制に移行。
2005年には1部、2部がそれぞれ8校から12校に増やされた。
リーグ戦が「7試合」から「22試合」に増えた。
夏と冬のトーナメント、ユニバ代表などの活動もある。
大学のトッププレイヤーはプロと遜色ない試合数をこなせる環境となった。
こういう絶え間ない制度設計の改善はサッカー界の美風であるな。

今日は関東大学サッカー2部の第16節。
第一試合は三ツ沢球技場で神奈川大と東京農業大の対戦だ。

神奈川大は現在5位。
昇格圏の2位慶應まで勝ち点7と差がついている。
でも総理大臣杯の予選では早稲田に勝っている。
ぜひ一度見ておきたいチームだった。
注目は三平和司と林田光佑。
三平和司は複数の筋から「噂」を耳にした。
何しろインパクトのあるストライカーらしい。
今年まで聞いたこともなかった。
秦野南が丘高出身の2年生。サッカーでは聞いたことのない高校である。
現在2部の得点ランキング2位。13ゴールという結果を出している。
林田光佑は2年前の印象が強かった。徳永悠平を翻弄してましたからね。
鹿島入りした石神とともに「プロに行く選手だな」と思った。
今年のアシスト数7は2部のランキング1位。
最終学年を迎えてどういう状態か見ておきたい。

東京農業大は古豪である。
J1だと柏の石崎信弘監督、甲府の大木武監督がここのOB。
去年の一部校だしタレント豊富だ。
GKの藤井賢心は関東選抜。新人賞を取ったこともある。
市船でカレン・ロバートと2トップを組んだ榎本健太郎。
盛商の藤村健友なんて名前をプログラムで発見。
しかし今年は現在2部の9位と苦労している。

神奈川大学
GK  1 榎本貴久  4年 174/74 保土ヶ谷
DF 27 藤川祐司  2年 175/70 横浜FM・Y
    5 榎本準   3年 179/70 川崎U-18
    4 安藤寛明  3年 184/77 横浜商業
    2 鎗田志郎  4年 176/68 厚木北
MF  7 鴨志田誉  4年 174/64 座間
    6 松下宏記  4年 177/64 清水東
   23 澁谷嶽   1年 175/70 秦野
   14 林田光佑  4年 168/65 国見
FW 18 宮下弘   3年 163/56 桐光学園
   10 三平和司  2年 178/65 秦野南が丘
    
−−−−三平−−−−宮下−−−−
−−林田−−−−−−−−澁谷−−
−−−−−松下−-鴨志田-−−−−
−鎗田−−安藤−-榎本準-−藤川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-榎本貴-−−−−−−


東京農業大学
GK  1 藤井賢心  3年 183/72 広島皆実
DF  5 新庄翔太  4年 170/64 藤枝東
   28 浦田幸陽  2年 178/68 国見
    3 工藤祐生  3年 183/72 桐光学園
    4 角田真行  2年 175/68 広島皆実
MF 10 今泉享也  4年 171/71 桐光学園
   29 小澤貴弘  2年 173/68 常葉学園橘
   24 吉野喜貴  1年 174/68 浜名
   25 与那嶺隆博 1年 170/64 国見
    9 常盤聡   2年 170/70 FC東京U-18
FW 16 鴨志田真生 3年 173/68 桐光学園

−−−−-常盤−−-鴨志田−−−−
−-与那嶺-−−吉野−−−小澤−−
−−−−−−−今泉−−−−−−−
−角田−−工藤−−浦田−−新庄−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−藤井−−−−−−−


東農大の布陣は便宜的にこう書いた。実際は流動的で説明が難しい。
実質的には鴨志田の1トップ。
攻撃時はセカンドストライカーに常盤と吉野が入るような感じ。
しかし吉野が下がって中盤がフラットになる時がある。
小澤か与那嶺が中へ絞って今泉と「ダブルボランチ」風になる時もある。
約束事に基づいた陣形だと思うが、分析しきれなかった。

6分、神大は林田光佑の右CK。鎗田志郎のヘッドはバー直撃。
林田は左右両足でプレスキックを蹴っていた。

8分、神大は榎本貴久のキックを拾って林田光佑が左サイドを突破。
クロスは危険な軌道だったがGK藤井賢心が弾いた。

19分、神大は鴨志田誉→宮本優。
宮本は逗葉高校出身の2年生。
鴨志田誉は怪我かな?ボランチ同士の交代である。

31分、神大は安藤寛明に警告。

32分、東農大はエリアすぐ外でFK獲得。
今泉享也のボールがエリア内でもつれて、鴨志田真生がシュート。
密集の下を抜けて枠内。GK榎本がよく抑えた。

34分、東農大は工藤祐生に警告。
三平和司の豪快な突破を体で阻止してしまった。

36分、神奈川大は澁谷嶽に警告。新庄翔太とのコンタクト。

44分、神奈川大はボランチからの浮き球に三平和司が反応。
エリア右でこれをキープしてシュート。枠の外。

46分、東農大は吉野喜貴が前線へ浮き球パス。
鴨志田真生が胸で落として常盤聡がミドル。いい形だがGK榎本の正面。

試合は後半。

51分、神大は三平和司が左サイドからドリブル。
エリアの外から強引にシュートを放つが枠の外。

52分、神大はボランチ松下宏記がヘディングで前線へ跳ね返す。
これを宮下弘が拾う。切り返してコースを作ってシュート。弱い。

この時間の神大は澁谷嶽と宮下弘が頻繁にスイッチしていた。

56分、神大は宮下弘が右へ開いて、藤川祐司がサイドを突破。
エリアのすぐ外でファウルを得て神大のFK。

56分、神大は澁谷嶽→樋口修司。
ポジションは同じ右サイドハーフ。

57分、神大は先ほど得たセットプレー。
林田光佑が右足で巻いたボールを入れる。
ゴール正面でもつれて、三平和司が右足で押し込む。
一旦バー直撃。しかしこぼれ球を三平が自らヘッドで押し込んだ。
<神奈川大 1−0 東京農業大>

59分、神大はスローインが流れてゴール前。
三平和司がトラップしてシュート。GK正面。

60分、神大は三平和司がDFの裏へスルーパス。
林田光佑が飛び出しゴール左でシュート体勢。ここは東農大DFが対応。

この時間は農大がラインを上げて攻めに出ていた。
その分、DFラインの後方は空きはじめる。

65分、東農大は小澤貴弘→横田倫光。
横田は国見高校出身。渡邉千真らと同期。

69分、東農大は与那嶺隆博と横田倫光のコンビプレー。
国見ラインから横田倫光が左サイドを抜けてクロス。
神大の安藤寛明がヘッドでクリア。

72分、神大は宮下弘が中へ折り返して藤川祐司が左足ミドル。枠の上。

79分、東農大は鴨志田真生→奥村晋悟。

81分、東農大のカウンター。
奥村晋悟がDFを股抜き。距離はあったがフリーになる。
奥村は強烈な右足ミドルを放つがGK榎本貴久は横っ飛びでセーブ。

82分、神大は宮下弘→山腰泰博。

87分、神大は相手陣でのFKを山腰泰博がすぐ再開。
左にさばいて林田光佑が抜け出す。
いいクロスが上がって三平和司のヘッド。
しかしゴールを横切って枠の外。

そのままタイムアップ。
色々と見所のある試合でした。
三平和司は「野生派」という雰囲気。
バネが凄くてアフリカ人みたい!
彼は短い距離も浮き球でパスを出すことが多い。
「土の匂い」がしました(笑)
人工芝育ちだと「丁寧に」「浮かせるな」と指導されますね。
その方が受けてはコントロールしやすいから。
でも土のグラウンドは跳ねるのでそういう意図は無駄。
自然に浮き球の扱いが上手くなる。
まだ2年だし素材としてはJへ行ける水準でしょう。
でもああいうタイプをどういう風に育てるんだろう?

林田光佑も良かったです。
驚異的なスピードがあって、両足で強いボールが蹴れる。
2年前のインパクトが全く薄れてない。
進路はどうなっているんでしょう?
俺はJへ行くべき選手だと思う。ウイングが欲しいチームは是非。

神奈川大は他にも楽しいタレントがいました。
宮下弘は細かい技巧があって運動量も豊富。
引いて開いてボールを引き出し、攻撃のリズムを作っていた。
左SBで主将の鎗田志郎もレベルが高い選手。
ヘッドが強いし左足のクロスもいい。1部レベルじゃないでしょうか?

東農大で目立ったのは工藤祐生。
スキンヘッドでいかにも「武闘派CB」という雰囲気。
ヘッドが強いし、周囲への鼓舞も熱い。
三平和司とのマッチアップは見応えがありました。

カテゴリ:
第2試合は慶應と法政の対戦。
集中力の限界であまり真面目に見てません…。

慶應義塾大学
1番 二 漆畑哲也  右右 2年 180/75 慶應義塾
2番 遊 宮田泰成  右右 4年 172/70 東北
3番 右 今福哲也  右左 3年 184/86 甲府一
4番 左 佐藤翔   右右 4年 190/94 秋田
5番 中 青池悠五  右右 4年 182/75 静岡
6番 一 松尾卓征  右右 2年 180/75 鳥栖
7番 投 加藤幹典  左左 4年 179/75 川和
8番 三 石黒正大  右左 4年 174/72 県船橋
9番 捕 眞田隆史  右右 4年 172/65 立命館慶祥


法政大学
1番 中 松本哲郎  1年 右右 173/70 桐光学園
2番 遊 和泉将太  2年 右両 177/75 横浜
3番 二 伊藤暢啓  3年 右右 169/73 中京大中京
4番 左 大澤裕介  4年 右右 176/78 作新学院
5番 一 松島侑也  3年 右右 170/78 日大三
6番 三 佐藤康平  4年 右右 182/70 修徳
7番 右 亀谷信吾  2年 右左 174/78 中京大中京
8番 捕 渡辺哲郎  4年 右右 175/80 中京大中京
9番 投 平野貴志  4年 右右 174/78 桐蔭学園


1回表。先攻は慶應義塾大学。
法政の先発は平野貴志。東大戦から第一戦に回っている。
調子を取り戻したということなんだろう。
でも私はまだ一度も見てない小松剛が見たかった(笑)
慶應は1番の漆畑哲也がセンター前安打で出塁。
宮田泰成が送って一死2塁。
今福遊ゴロの間に漆畑が進んで二死3塁。
4番佐藤翔は107キロのカーブ?を弾き返して先制点。
<慶應義塾 1−0 法政>

1回裏。
法政は1番松本哲郎が2−2からレフトスタンド中段に本塁打!
<法政 1−1 慶應義塾>
2番和泉将太も続いてセンター前安打。
伊藤暢啓が送って一死2塁。大澤裕介は四球で歩いて1死1、2塁。
5番松島侑也はセンター前安打。和泉が生還。なお1死1、3塁。
<法政 2−1 慶應義塾>
加藤幹典は球がばらついている。全然ダメ。
ここで変化球多めの投球に切り替えたのかな?
6番佐藤康平、7番亀谷を打ち取った。

2回表。
慶應は6番松尾卓征が背中に死球を受けて出塁。
加藤はヒッティング。二ゴロで二封。石黒は遊ゴロ併殺。

2回裏。
この回は加藤幹典の速球ショー。
法政でなくスピードガンと勝負を始める。
まず8番渡辺哲郎に本日のMAX148キロ。遊ゴロ。
平野貴志には150キロ連発。結局146キロを打たせて三ゴロ。
松本哲郎は149キロを打ち上げ右飛。
9番打者の投手に150キロ…。
スカウトに「抑えもできますよ」とアピールしたのか?
でも先発投手がこんなことをやるのは能力の浪費だ。

3回表。
慶應は一死後に漆畑哲也がショート和泉将太のエラーで出塁。
内野安打に取ってもいい打球。六大学にあるまじき厳しい判定だ。
2番宮田泰成もセンター前安打で出塁。一死1、2塁。
3番今福哲也はボテボテの二ゴロ。
二塁手の伊藤暢啓がグラブトスでまず二封。
しかし和泉将太の一塁送球が高く逸れる。
この間に二塁ランナーの漆畑が生還。
<慶應義塾 2−2 法政>
一塁のタイミングは微妙だったが「ヒット」「ヒット&エラー」にならない。
今日の記録員は厳しいぞ…。
和泉将太はこの回2失策。でもいい遊撃手。
足の運びが速くて「ボールに届く」能力が抜群。
まぁだからこそ2年であの打撃でレギュラーなんだろう。

3回裏。
加藤幹典が2回と「別人」になる。
法政は一死後に3番伊藤暢啓がセンター前安打で出塁。
4番大澤裕介が歩いて一死1、2塁。
5番松島侑也はヒット&ラン成功。
レフト前に弾き返して伊藤を向かえ入れる。なお一死1、2塁。
<法政 3−2 慶應義塾>
続く6番佐藤康平の2球目。法政は何とダブルスチール。
これが決まって一死2、3塁。
佐藤康平はライト前に弾き返す。
本塁のタイミングは完全にアウト。
しかし中継に入った漆畑の送球が逸れた。二者生還。
<法政 5−2 慶應義塾>

4回表。
慶應は5番青池悠五がレフト前安打。松尾卓征が歩いて無死1、2塁。
平野貴志も良くない。前の早稲田戦ほどボールが走ってない…。
スライダーを多投して誤魔化すような投球。
しかし慶應の拙攻に助けられた。
7番加藤はバントを二度失敗してそのまま三振。
8番石黒の初球。打者は見送ったが二塁ランナーが飛び出し三塁で刺される。
サインの見落し?ボーンヘッドだ。
石黒も中飛で凡退。慶應は絶好機に追い上げられない。

4回裏。
慶應は捕手を交代。原子陽平が入る。
眞田は3本くらい走られたからな…。正捕手の坂本はなぜ不在だ?

法政は9番平野貴志が死球。
松本哲郎は1−0からヒッティング。
三塁ベース直撃のレフト前安打。
和泉が送って一死2、3塁。
3番伊藤暢啓は浅いライトフライ。
今度は漆畑の中継がストライク。本塁憤死で併殺。

5回表。慶應は先頭の8番原子陽平が出塁したが後続が不発。

5回裏。
慶應は投手交代。居村裕平が登板。
居村は2年生の右腕。桐朋高校出身。184cm・75kg。
速球はMAX138かな?
変化球は110キロ台前半の落ちる球(カーブ?)を投げる。
この回を無安打、四球一つ切り抜けた。

6回表。
慶應は4番佐藤翔、5番青池が連続三振。
二死から青池悠五、難波恭平とヒットが2本出たが平野は後続を抑えた。

6回裏。
法政は二死後に1番松本哲郎が四球。
和泉の打席で松本は二盗、三盗と進む。
慶應のバッテリーは無抵抗主義?
今日は盗塁を6つ許して一本も刺せなかった。
和泉将太の打球はふらふらと上がって左中間を抜ける三塁打。
<法政 6−2 慶應義塾>
3番伊藤暢啓の打球はショート。宮田の送球が乱れて一塁セーフ。
<法政 7−2 慶應義塾>
六大学規準なら安打だが…。今日の記録員は宮田泰成にエラーを付けた。

7回表。慶應は無安打。死球一つ。

7回裏。
慶應はこの回から守口知幸が登板。
捕手も高橋玄に代わる。3人目。
守口は4年生の左腕投手。日比谷高校出身。175cm・75kg。
けっこういい球を投げる。今日のMAXは140キロ。
130キロ台前半はカットボールかな?
この回を被安打1。2奪三振で切り抜けた。

8回表。
平野貴志はヘロヘロだが続投。
ヒット1本と2四球で二死満塁のピンチを招く。
しかし最後は代打青山寛史を遊ゴロに打ち取った。

8回裏。
慶應は相澤宏輔が登板。小柄だが右スリークォーターの速球派。
法政の攻撃をを3人で抑えた。

9回表。
平野貴志の速球は133〜136くらいに落ちていた。
でもそういう状態でも何とかまとめるのは立派。
二死から代打の竹内浩司を死球で歩かせたが、
最後は4番の佐藤翔を空振り三振に打ち取った。

安打 201 212 011 9 四 失
慶應┃101|000|000┃2 5 1
法政┃203|002|00×┃7 5 2
安打 303 101 10  9

法政:平野○
慶應:加藤●、居村、守口、相澤


あまり締まりのない展開。
期待のアマNO1左腕もいいところ無しで…。
神宮を出てナビスコかラグビーを見た方が良かったかもしれない。
秩父宮ラグビー場では同じ時間に明治帝京戦をやってました。

カテゴリ:
今日は六大学野球。
エースの投げる初戦も見ておきたい。
そんな理由で土曜日の神宮へ足を運んだ。

早稲田大学
1番 二 上本博紀  3年 右右 173/70 広陵
2番 中 泉尚徳   3年 左左 175/78 国士舘
3番 右 松本啓二朗 3年 左左 180/78 千葉経大付
4番 左 田中幸長  4年 右右 178/82 宇和島東
5番 三 小野塚誠  4年 右右 178/82 早稲田実
6番 一 原寛信   1年 右右 184/84 桐蔭学園
7番 捕 細山田武史 3年 右右 178/75 鹿児島城西
8番 遊 本田将章  4年 右右 173/69 智弁和歌山
9番 投 斎藤佑樹  1年 右右 175/75 早稲田実


明治大学
1番 遊 小山琢也  右右 3年 168/65 浦和学院
2番 中 小林雄斗  右左 3年 170/65 新田
3番 左 小道順平  右右 2年 175/79 二松学舎大付
4番 一 行田篤史  右右 4年 184/88 遊学館
5番 左 福本真史  右左 4年 177/80 花咲徳栄
6番 三 渡部和博  右左 4年 182/80 倉敷工
7番 二 藤田真弘  右左 4年 174/70 広陵
8番 捕 中野大地  右右 3年 178/79 拓大紅陵
9番 投 久米勇紀  右右 4年 180/75 桐生第一


早稲田は東大、法政、立教と連破。勝ち点をまだ落としていない。
明治も優勝の可能性がある。
明治が早稲田から、早稲田が慶應から勝ち点を取れば勝率次第だ。

早稲田の先発は斎藤佑樹。
インパクトこそ薄れたが、秋も3勝1敗とまずまずの内容である。
春は「お客さん」だったけど、秋は完投連投ありの強行軍。
須田がパッとしないので、明大戦は斎藤を一番手で投入するということらしい。
選んでいるわけではないのに、俺が来るといつも斎藤が投げている(笑)
明治の先発は久米勇紀。4年の秋でまだ六大学通算7勝。
しかし才能は高く評価されている右腕だ。
本格的に投手を始めたのが大学入学後ということで伸びしろもありそうかな?

4年秋になって明治の外野へ定着したのが福本真史だ。
花咲徳栄のエースがそんな名前だったけど…。調べたら同一人物だった。
2003年の3月。私が某社を辞めて一ヶ月足らずの頃。
某氏と5泊6日のサッカー観戦旅行に出かけた。
青春18で大阪と九州を回った。車中3泊。西成のお世話にもなった!
大阪では「ガンバカップ」というU15の大会を見た。
柿谷曜一朗を初めて見たのはこの時。天王中のグラウンドですよ。
土の上で6試合を立ち見するのはしんどい…。
大阪2日目は一人で甲子園に選抜高校野球を見に行った。
第2試合は東北高校と花咲徳栄の対決。
東北高は当時2年生のダルビッシュ有が6回9失点と打ち込まれてしまう。
勝ち投手になったのが花咲徳栄の福本真史。
準々決勝は東洋大姫路のグエン・トラン・フォク・アンと延長15回を投げ合った。
球も速くていい投手だったが野手に転向してたんだ…。
明大スポーツに入学後の経緯が書いてある。苦労したんだな。
余談が長くなった。試合に入ります。

1回表。早稲田は1番上本が中飛。泉が左飛。松本左飛。
久米勇紀は外野フライ3本で早稲田を三者凡退に打ち取った。

久米は右のスリークォーター。横ではないが上でもない。
初回のMAXは140キロ。常時で137〜140くらい。
持ち球はスライダーとシンカーかな?
スライダーが122,3キロ近辺。これが絶品。
シンカーが126,7キロ。左右両方に落とすから打者は絞れない。
去年春に初めて見た時のような「凄み」は無かった。
9イニング投げることを考えてペースを配分していたんだろう。

1回裏。
明治は1番小山が二ゴロ。小林がセーフティーバントを狙って投ゴロ。
3番小道順平は三塁線を破るレフト前安打。
この打席で斎藤佑樹は0−3というカウントを作ってしまった。
続く行田篤史も四球。二死1、2塁となる。
しかし5番福本は浅い左飛。明治は先制点を奪えない。

斎藤佑樹も球の勢いがあった。
初回は速球が141〜145くらい。
120キロくらいがスライダー。127,8キロがフォーク。
130キロ台前半がツーシームってとこかな?
立ち上がりからボールが目立ったけど、
低めに外していたので大崩れはしないかなと。

2回表。
早稲田は4番田中幸長が右飛。小野塚右飛。原三ゴロ。
明治は小道順平、渡部和博が好守を見せて久米を守り立てる。

2回裏。
明治は6番渡部右飛。藤田二ゴロ。中野一ゴロ。

3回表。
早稲田は7番細山田二飛。本田一ゴロ。斎藤捕飛。
走者を出せない早稲田。9人中7人がフライを打ち上げた。

3回裏。
明治は9番久米三ゴロ。小山は141キロの速球を空振り三振。
2番小林雄斗は詰まりながらもレフト前安打。しかし小道が遊飛。

4回表。
早稲田は1番上本が止めたバットに当てた投ゴロ。
泉は内角速球139キロを空振り三振。
3番松本啓二朗がセンター前安打。
しかし田中幸長遊飛。早稲田は初の走者を生かせない。

4回裏。
明治は4番の行田が遊ゴロ。
5番福本真史はボテボテながら内野安打。
二塁手の上本博紀がファンブルして投げられない。
6番渡部和博はカウント2−3。
斎藤佑樹は間合いが物凄く長い。こういう時はよく打たれる…。
渡部はライト前に運んで一死1、3塁。
7番藤田真弘は2−2からライト前に運ぶタイムリー。
<明治 1−0 早稲田>
なお一死1、2塁。ここで應武監督はマウンドへ。軽く言葉をかける。
8番中野は一塁ライナー。久米は内角のフォークを見逃し三振。
今日の斎藤佑樹は「初球ボール」が多い。
2ボール3ボールという状況で甘いボールを痛打された。

5回表。
早稲田は5番小野塚遊ゴロ。原遊飛。細山田空振り三振。
久米佑樹は相変わらず快調。
速球は常時で130キロ台後半。
スピードでは斎藤佑樹に劣るが明らかに切れている。

5回裏。
明治は1番小山が129キロのフォークを見逃し三振。
小林雄斗がセンター前安打。小道左飛。
行田篤史はセンター前に運んで二死1、2塁。
しかし5番福本は初球を狙って一ゴロ。

6回表。
早稲田は8番本田が中飛。
斎藤佑樹に変わって代打を投入。生島大輔が右飛。
1番に戻って上本はスライダーを空振り三振。

6回裏。
早稲田は大石達也が登板。
1年生らしい怖いもの知らずの投球でチャンスを得ている。
この日のMAXは146キロ。
明治は6番渡部がレフトライナー。藤田、中野と連続空振り三振。

7回表。
早稲田は2番泉が外角スライダーを空振り三振。
3番松本のライナーは三遊間。渡部が横っ飛びで好捕。
田中幸長も左中間へいい当たり。しかしフェンス寸前で福本がグラブに納めた。

7回裏。
明治は9番久米が三ゴロ。小山琢也は四球。小林空振り三振で二死2塁。
3番小道のカウント2−2で小山が盗塁。細山田が悠々と刺した。

8回表。
早稲田は5番小野塚三ゴロ。原遊ゴロ。代打山口裕起三ゴロ。

久米勇紀はここまで「準完全」の快投。
8回までヒット1本無四球。走者を一人しか出してない!
7回8回になってもクオリティが全く落ちてなかった。
程よく力が抜けていたのかもしれませんね。
身体は細くて力強いという感じでない。
特にダイナミックな投げ方をするわけでもない。
ただし腕の振り方がちょっと独特だ。
前腕が遅れて出てきて、リリースの瞬間に手首がビシッと効く。
力の溜め方、回転の与え方が抜群。
得意のスライダーは大きくないけど細かく強い変化をする。
あのフォームだから手元で「クイッ」と変化するんじゃないかな?

8回裏。
早稲田は捕手に山縣有輔。センターに小島宏輝が入る。
明治は3番小道順平がセンター前安打。
4番行田篤史が四球。無死1、2塁。
福本真史の初球。二塁ランナー小道が塁を離れて戻り損ねる。
ずっこけている間に山縣の送球が届いて二塁憤死。一死1塁。
3イニング目に入った大石達也がピリッとしない。
福本も四球で歩かせて再び一死1、2塁。
しかしここから大石が復活。
6番渡部が126キロのスライダーを空振り三振。
7番藤田も145キロを空振り三振。
大石達也は3イニングを無失点。1安打3四球の5奪三振で切り抜けた。

9回表。
早稲田は代打攻勢。
坂本力哉が123キロのスライダーを空振り三振。
川畑依啓は140キロの速球に手が出てハーフスイング。三振。
1番に帰って上本博紀。意地でライト前へ弾き返して二死1塁。
続く泉尚徳の初球に上本が走る。二死2塁。
早稲田は一打同点のチャンスを迎える。

久米勇紀はここで全力投球。泉に本日のMAX142キロを連発。
しかし「力み」で良さが消えたんじゃないかな?
2−2からの7球目。泉に死球を与えてしまう。
二死1、2塁。早稲田は3番の松本啓二朗を打席に迎えた。
久米勇紀はストレート2球で追い込む。
カウント2−0からの3球目。松本の打球はレフトライナー。

ゲームセット。久米勇紀は見事な完封勝利。
被安打2。四球1。早稲田を手玉に取りましたね。
いい試合でした。
久米勇紀の投球は斎藤佑樹を霞ませた。
斎藤マニアの党首だが、今日は久米の快投を見られて満足。
野手もいい守備が目立った。引き締まった9イニングでしたね。
 
安打  000 100 001 2 四 失
早稲田┃000|000|000┃0 1 0
明治 ┃000|100|00×┃1 4 0
安打  101 320 01  8 

明治:久米○
早稲田:斎藤●、大石

カテゴリ:
ラグビーW杯は今がちょうど佳境。この週末に準決勝である。
ジャパンは1分け3敗で9月25日に最終戦を終えた。
カーワン就任以前を考えれば進歩の見える戦いだったんじゃないかな?

トップリーグ2007−08シーズンの開幕は10月26日。
今日はプレシーズンマッチを秩父宮ラグビー場へ見に来た。
公式戦でないが名門同士の大一番。
昨季2位サントリーと6位神戸製鋼の対戦である。
神戸製鋼をしばらく見てないからどんな具合か確かめたい。
平尾誠二総監督のチーム作りも興味がある。
そんな理由で平日のナイトマッチに足を運びました。

サントリーは監督曰く「現時点のベストメンバー」を揃えたらしい。
ただし負傷者が多い。スタメンの半分ほどは去年レギュラーでなかった選手。
フランス帰りの青木祐輔、佐々木隆道、有賀剛が控えにも入ってない。
平浩二はカナダ戦でロスタイムに劇的トライを決めた選手。
(※日テレで見ていた人にとっては「幻のトライ」だけど…)
小野澤宏時も30人のエントリーに入っていた。
神戸製鋼は松原裕司、今村雄太がジャパン。ただし松原は不在。
大畑大介は今季絶望。W杯直前にアキレス腱を断絶してしまった。
他にクリブ、小泉和也、元木由紀雄、濱島悠輔らが負傷とのこと。
全く怪我の多いスポーツでありますな。

サントリー
PR  林仰    26才 182/108 明治大
HO  山岡俊   31才 174/98  明治大
HO  長谷川圭太 24才 180/117 中央大
LO  メイリング 32才 197/114 ハリクインズ
LO  大久保直弥 32才 188/103 法政大 
FL  竹本隼太郎 24才 180/95  慶應義塾大
FL  元申騎   29才 183/90  明治大
NO8 大久保尚哉 31才 189/101 筑波大
SH  田中澄憲  31才 164/72  明治大
SO  野村直矢  23才 179/84  法政大
WTB 小野澤宏時 29才 180/86  中央大
CTB ニコラス  28才 190/100 ハイランダーズ
CTB 平浩二   24才 185/96  同志社大
WTB 北條純一  30才 178/85  日本大
FB  栗原徹   29才 178/82  慶應義塾大

神戸製鋼
PR  平島久照  24才 180/110 福岡大 
HO  村上正幸  24才 175/95  立命館大  
PR  清水秀司  37才 176/102 明治大
LO  近藤洋至  22才 193/110 立命館大
LO  ウィリス  31才 198/120 チーフス
FL  林慶鎬   28才 189/98  同志社大  
FL  鈴木敬弘  22才 185/105 流通経済大  
NO8 伊藤剛臣  36才 185/90  法政大  
SH  後藤翔太  24才 170/71  早稲田大  
SO  森田恭平  23才 180/87  法政大
WTB 高倉和起  24才 174/95  東海大  
CTB 山本大介  24才 176/84  筑波大  
CTB 今村雄太  22才 178/90  早稲田大   
WTB 小笠原仁  24才 175/75  法政大   
FB  八ツ橋修身 33才 176/87  天理大


オープン戦にも関わらずかなり客が集まった。
観客は5,455人。スーツ率と飲酒率が妙に高い。
ラフな格好で生きている党首は微妙に気後れ。
しかも一人観戦だから酔客の中で心細い…。
金曜の夜ということで、会社帰りの気晴らしに足を運んだ人が多いんだろう。
特に赤坂方面からの来襲者が多かったんじゃないかな?

計時は手元の腕時計です。
会場は「タイムキーパー制」を採用していました。
怪我などでロスタイムが発生すると時計も止める方式。
時計が「40分」を超えると新しいプレーに入らない。
観客にとって分かりやすいけど、私の計時と若干ずれています。

お互いにややスローな立ち上がり。
4分、サントリーはニコラス、元が中央をビッグゲイン。
これを継続してインゴールに迫るが届かない。

12分、神戸製鋼はサントリーのオフサイドでPKを獲得。
右斜め。ゴールまでの距離は約40mほど。これを森田恭平が決めて先制。
<神戸製鋼 3−0 サントリー>
しかし以後はサントリーが一方的に試合を支配する。

13分、サントリーは左ラインアウトから右へ展開。
小野澤宏時が中へ戻したパスを受けて切れ込む。
見事なステップでギャップを切り裂き、そのまま走り切った。
コンバージョンはニコラスが成功。
<サントリー 7−3 神戸製鋼>

15分、神戸が左から右に展開した場面。
森田恭平、山本大介とつないで、山本は外へ飛ばしパスを狙う。
これを小野澤宏時が狙っていた。
腕を高く伸ばしてインターセプト。そのまま悠々トライ。
<サントリー 14−3 神戸製鋼>

21分、サントリーは左ラインアウトからモールを押し込む。
これが崩れて右へ展開。中央をニコラスが突いてDFを巻き込む。
さらに右へ振って、北條純一が大外に飛び込んだ。
<サントリー 21−3 神戸製鋼>

31分、サントリーはスクラムからNO8大久保尚哉が持ち出してトライ。
<サントリー 28−3 神戸製鋼>

40分、サントリーはラインアウトから展開。
サントリーの蹴ったボールが神戸の選手に当たる。
と思ったら神戸の蹴ったボールがサントリーの選手に当たる。
目まぐるしくポゼッションが入れ替わり、お互い前に出て薄くなっていた。
最後はサントリーの北條純一が独走。
<サントリー 35−3 神戸製鋼>

前半ロスタイム、神戸製鋼は伊藤剛臣→吉田永昊。

そのまま圧倒的サントリーペースで前半が終了。
神戸製鋼は全くいいところが無かった。
まず守備が怪しかった。近場も外も「ビシッと止める」場面が少ない。
ずるずる下げられて、苦し紛れに反則…という流れが多かった。
攻撃はもっと悪かったかもしれない。
SOの森田恭平は素晴らしいキックを持つ選手。
でもパスが「えっ?」というくらい乱れていた。
何度「人がいないところ」へ投げたろう。
司令塔があれでは話にならない。

後半頭に両チーム複数の入替あり。
サントリーは3人。
メイリング→田原太一。田中澄憲→成田秀悦。野村直矢→ハビリ。
ハビリはCTB。野村の位置にニコラスが入る。
神戸製鋼は2人。
清水秀司→金武貴之。高倉和起→大橋由和。

42分、サントリーはFWがオフロードパスを連続。
鮮やかに継続して最後は山岡俊がトライ。
<サントリー 40−3 神戸製鋼>

45分、サントリーは林仰→尾崎章。

50分、神戸製鋼は右ラインアウトからモールをプッシュ。
金武貴之が持ち出してトライ。
<サントリー 40−8 神戸製鋼>

54分、サントリーは山岡俊→坂田正彰。
サントリーのファンは坂田の登場で盛り上がっていた。
もう34才。大ベテランである。

59分、サントリーはスクラムから「8単」で持ち出す。
そのまま大久保尚哉がインゴールにねじ込んだ。
<サントリー 45−8 神戸製鋼>

サントリーは続々と控え組を投入。
60分、元申騎→高野貴司。
63分、栗原徹→森岡恵二。
64分、ニコラス→菅藤心。

65分、サントリーは成田秀悦がインサイドを鮮やかに抜け出す。
成田は一人で20mほどゲイン。
大久保尚哉がサポートに入ってオフロードで継続。
さらに菅藤心がサポート。パスを受けて地面に置くだけだった。
<サントリー 52−8 神戸製鋼>
美しい突破、美しいサポートでした。

66分、サントリーは大久保尚哉→早野貴大。

69分、サントリーは北條純一が左タッチラインを踏んで神戸ボール。
神戸はこのラインアウトを大橋由和がすぐ再開。
後藤翔太が右タッチライン際を独走。一人で約50mを走り切った。
<サントリー 52−15 神戸製鋼>
大橋が機転を利かせた場面ではある。
でもラインアウトは曲がってなかったか?(笑)
それにサントリーの守備があまりにルーズ。
試合の「緩み」を感じさせる場面だった。

73分、神戸製鋼は鈴木敬弘→野澤武史。
74分、神戸製鋼は森田恭平→大石嶺。山本大介→ピエーレ・ホラ。

後半ロスタイムの81分。
サントリーはラインアウトを右に展開。
パスがこぼれたところを小笠原仁?が拾う。
これをつないで大橋由和が独走。そのままトライ。
<サントリー 52−22 神戸製鋼>

そのままノーサイド。
数字だけ見ると後半は神戸製鋼が「19−17」と上回った。
でも内容的には後半もサントリー。
例えば最後の2本はイージーミスからのプレゼント。
決して神戸製鋼の形、意図を感じさせたトライじゃない。

接点、サポートの人数、モールと、サントリーの強みが目立った。
神戸製鋼は不甲斐ないとしか言えない。
平尾誠二はどういう意図で何を指導してるんだろう?
確かに「ベストのメンバーが全てを出し切った」という試合じゃない。
ラインアウトは両チームとも100%じゃないかな?
お互い「素で戦った」という証明である。
でもあれだけ地力に差が見えると埋めるのが大変そうだ。

カテゴリ:
高円宮杯をずっと追いかけてきました。
9月9日に開幕して1次ラウンド3試合。
一回戦、準々決勝、準決勝と進んでいよいよファイナルだ。
会場はかなり不便な埼玉スタジアム。天気は雨模様。
地元期待の浦和レッズは準決勝で負けてしまった…。
集客が不安だったけど、意外にお客は来ていた。
東川口駅で武蔵野線を降りた時「おっ」という感じの人波でした。

サンフレッチェ広島ユースは二度目の決勝進出。
2004年の第15回大会では優勝を果たしている。
流通経済大付属柏高校は初の決勝戦。
本田先生が2000年に赴任して7年。ついに「全国初制覇」の手がかりを得た。

サンフレッチェ広島F.Cユース
GK 16 原裕太郎 2年 187/88
DF  4 宮本将  2年 183/65
    5 佐藤拓  3年 174/69
    7 篠原聖  3年 176/68    
    3 山根佑介 3年 170/62
MF 13 岡本知剛 2年 179/65 
    8 内田健太 3年 177/66  
   10 横竹翔  3年 177/76
FW 27 大崎淳矢 1年 167/67
    9 中野裕太 3年 180/72
   11 不老祐介 2年 176/66

−−不老−−−中野−−−大崎−−
−−−−−−−横竹−−−−−−−
−−−−−内田−−岡本−−−−−
−山根−−篠原−−佐藤−−宮本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-原-−−−−−−−


流通経済大学付属柏高校
GK  1 須藤健太  3年 182/67
DF  2 中冨翔太  3年 160/50
    3 天野健太  3年 177/67
   15 阿左見佳久 3年 180/65
   16 比嘉祐介  3年 168/67
MF  7 中里崇宏  3年 172/67
   13 名雪遼平  3年 169/63
    8 村瀬勇太  3年 173/60
    9 小島聖矢  3年 169/62
FW 18 上條宏晃  3年 175/65
   10 大前元紀  3年 166/56

−−−−大前−−−−上條−−−−
−−村瀬−−−−−−−−小島−−
−−−−−名雪−−中里−−−−−
−比嘉−-阿左見-−天野−−中冨−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−須藤−−−−−−−


立ち上がりから流経のペース。

1分、流経は上條宏晃が左から折り返し。
大前元紀がエリア左で受けてシュート。
ここは広島DFがブロック。

4分、流経は中里崇宏が右サイドからFK。
上條宏晃がいい体勢でヘッドを打つも枠のすぐ左。

流経は最終ラインをプッシュアップしてくるチーム。
裏には当然スペースができる。
広島はロングボールを多めに蹴って俊足アタッカーに競らせる。
しかし流経のDF陣は距離の取り方が上手い。
「上げ下げ」も完璧に近く、前半の広島はオフサイドの山を築いた。
FWにボールが全く収まらなかった。
雨でピッチが滑りやすく、ボールが変に伸びたのも影響したかもしれない。

11分、流経は上條宏晃がロングボールをヘッドで落とす。
大前元紀がゴール正面でトラップ。
ミドルシュートはGK原裕太郎が弾き出した。

12分、流経はCKの攻め直し。
大前元紀が左から折り返し。上條宏晃のボレーは外。

26分、流経はゴール左で得たFKをすぐ蹴る。
左にショートパスが出て、大前元紀が折り返し。上條宏晃には届かず。

27分、流経は村瀬勇太が鋭い縦パス。
上條宏晃が走りこんでゴール近くでキープ。
いい体勢だったが広島DFはよく対応。

流経は圧倒的に試合を支配する。
広島と違ってFWにボールが収まってました。
いくつかポイントがあったと思う。
まず大前と上條は動き出しがいい。
相手より先に動いて有利な位置を取っていた。
もう一つ「サイド」の動きがカギになっていた。
流経はマイボールだと両サイドハーフが外に張り出してくる。
広島は陣形的に両SBがここへ対応しなくてはならない。
DFが外へ大きく広げられて「4対4」の関係になる。
流経の2トップはそれほど強い圧力を受けず済んだ。
このやり方だと両サイドハーフはかなりの運動量を要求される。
攻守の切り替えも早くなければ務まらない。
しかし小島聖矢と村瀬勇太がよく頑張っていた。

34分、流経は小島聖矢が右から中にショートパス。
大前元紀がエリア右を抜けてクロス。DFがブロックして流経のCK。

35分、流経はCKのこぼれ球。名雪遼平のミドルはGK原の正面。

42分、流経は大前元紀に警告。
エリア内で篠原聖へラフなコンタクトを入れてしまった。

45分、広島は岡本知剛の左CKを大崎淳矢がファーサイドで合わせる。
このシュートが左に流れて岡本知剛のクロス。内田健太がヘッドを放つも外。
広島はこれが前半初のCK。初のチャンスらしいチャンスじゃないかな?

流経が優勢に進めつつスコアは0−0。このまま折り返し。

52分、流経は村瀬勇太が左へ縦パスを入れる。
大前元紀が勢いよく抜けて折り返し。
ニアに詰めている選手はおらず、GKかDFが問題なく対応できそうだった。
しかし原裕太郎と篠原聖が譲り合ってしまう。
ボールがファーに流れて小島聖矢はフリー。流し込むだけだった。
<流通経済大付属柏 1−0 サンフレッチェ広島ユース>

54分、広島は岡本知剛の右クロス。横竹翔が走りこんでヘッド。しかし外。

55分、流経はいつもの二枚交代。
あの運動量で両サイドハーフに90分固定は厳しいですもんね。
小島聖矢→久場光。名雪遼平→田口泰士。
布陣はこんな感じ↓
−−−−田口−−−−久場−−−−
−−大前−−−−−−−−上條−−
−−−−−中里−−村瀬−−−−−
−比嘉−−秋山−−天野−−中冨−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−谷口−−−−−−−


中盤の活動量を強化して流経はなお攻勢。

56分、流経は上條宏晃がロングボールに粘って戻す。
大前元紀のシュートは広島DFがブロック。

57分、広島は中野裕太に警告。

59分、流経は大前元紀が切れ込んで田口泰士に入れる。
田口から縦パス。久場光が走りこむも広島DFは辛うじてクリア。

61分、流経は右クロスがこぼれて田口泰士がシュート。弱い。

62分、流経は久場光が粘って左に開く。
比嘉祐介が攻め上がってきてクロス。大前元紀のシュートはGK原がキープ。

66分、広島は左ショートコーナーから岡本知剛のクロス。
横竹翔が落として中野裕太がシュート体勢。しかし流経DFがブロック。

67分、広島は佐藤拓に警告。田口泰士へのタックル。

残り20分に入って流経はペースを落とす。
無理に攻めずリスクを冒さない。やや淡々と試合は進んでいく。

81分、広島は内田健太の左クロス。岡本知剛が飛び込むも届かず。
81分、岡本知剛に警告。飛び込んでそのままGKへチャージしてしまった。

83分、流経は中里崇宏に警告。
篠原聖の突破へ飛び込んでしまった。

87分、広島は横竹翔に警告。危険なタックル。
広島はこの時間どうも空回り気味。
攻め手を見つけられず気持ちだけが先に立ってしまう。

87分、広島は不老祐介→宮原大輔。
88分、広島は中野裕太→玉田道歩。

ロスタイムの表示は3分。

90分、流経は上條宏晃→藤原悠人。
91分、広島は内田健太→沖田勇樹。

92分、広島は宮原大輔に警告。

そのままタイムアップ。流経は最後まで危なげが無かった。
スコアこそ1−0だが内容は完勝。
私は大会前から広島が有利と思っていたし、決勝もそう思ってました。
でも試合が始まってみると「何じゃこりゃ?」という感じで…。
流経はスキャンダラスなくらい強かったです。
MVPは大前元紀でしょう。
俊敏で特別な技術があって、何より点を取れる選手。
しかし彼の働きも上條宏晃が身体を張ってこそ。
中里崇宏の組み立てがあってこそ。
サイドハーフの労働、守備陣の職人的な下支えがあってこそ…。
選手層が厚いから「穴を埋める選手」も強力だった。
流経はJへ内定したり、世代別代表に定着するタレントはいないチーム。
でも色んな個性が緻密に噛み合った興味深いチームでした。

党首は高円宮杯を全日程制覇。
合計で13試合見たことになる。正直お腹いっぱいです(苦笑)

高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権決勝 
流通経済大付属柏高 1−0 サンフレッチェ広島ユース
埼玉スタジアム 10,409人

カテゴリ:
土曜日、月曜日と高円宮杯の試合がある。
しかし日曜日は空いている。
開幕したてのFリーグを見ようと思い立った。
サッカー馬鹿の党首だがフットサルは初心者である。
好きな選手は?と問われたら「吉澤ひとみ」と答えるレベル。
5人制、入替自由、室内、弾まないボールってくらいなら分かる。
でも選手、戦術の知識は皆無に近い。

Fリーグは計8チームによるリーグ戦。
9月から2月にかけて各週末に開催される。
ホーム&アウェイが各1試合。
代々木競技場第一体育館などでの集中開催が1試合。
「7×3」で21試合という計算になる。

今週末は第3節。
ちょうど具合のいいカードが「浦安×湘南」だった。
会場は浦安市立総合体育館。
行きは東西線で浦安駅に出てそこから路線バス。
駅前のロータリーが小さく、大通りへ出ないとバスに乗れない。
慣れぬ場所なのでバス停を探すのに10分近く掛かった…。
バスに15分ほど揺られてアリーナへ到着。新しいし立派な施設だ。
すぐ隣が東京ディズニーシー。
ビッグサンダー・マウンテンの頂上も見える。
固定資産税が入ってくるからこういう箱物を建てられるんだろうな。

今日のキックオフは15時。
しかし13時に開門して前座試合やイベントをやっていたらしい。
バルドラール浦安にとってはこれがホーム開幕戦。
お祭りっぽい華やぎがありました。
私はキックオフ約30分前に入場したが、かなり埋まっていた。
大型ビジョンも用意されて文句のない施設である。
座席をざっと数えてみた。
メイン&ホームにそれぞれ500席。
バック側のアリーナ席が600席。
ゴール裏に200席ってところだと思う。
メイン側の招待席には多少の空きがあった。
でもバック、アリーナの一般席は完売していたみたい。
椅子席はほぼ満員で、立ち見もかなり出る盛況だった。
公式入場客数は1,463人。

浦安のコアサポは2,30人。
キックオフの直前にチーム応援歌を歌う。
ん?どっかで聞いたことのある旋律。
「It's a small world」のメロディーだった。
さびの部分に合わせて「俺の浦安♪俺の浦安♪」とリフレイン。
ディズニーの街らしい素敵な選曲じゃないでしょうか?
サポーターは微妙に千葉ロッテっぽい。
トランペット妙に上手いし。
ゴール裏に「マドロック観光」なんて弾幕も出てた。
(※20年ほど前にビル・マドロックという選手がロッテでプレーしていた)
何よりノリがマリンスタジアムの外野っぽかった。

フットサルの選手は妙にパンツが長い。
特にGKは完全な長ズボンである。
木の床だから滑る時に肌を保護しなきゃ危険ですね。
主審は2人制。タッチライン際に一人ずつ。
狭いコートへ第三者が入ると試合の妨げになる。
だからコートの外に配置するんだ。
ボールボーイ以外に「モップ係」がいる。
これはバレーやバスケと一緒。
体育館は汗が落ちると滑りやすくて危険になるから。
見慣れぬ様子に軽いインパクトを感じながら、
「サッカーと違う理由」へ思いを巡らす。

浦安には日本代表経験者が10人いる。
確かに私でも名前を知ってる選手がいますね。
GKの川原永光は日本代表の守護神。
小宮山友祐、藤井健太、高橋健介もアジア選手権に参加した選手だ。
個人的な注目は別の選手。
メンバー表を見ていた党首は思わず「おっ!」と声を上げた。
背番号16番。GKの渡辺博之である。

大学5年生の秋。もう7年前だ。
党首は単位を取り終えてフリーター生活をしていた。
日雇いのバイト先で一緒になったのが大学1年生の彼。
2日間一緒に代々木体育館の周囲を見て廻った(笑)
豪快でチャーミングなお兄さんだった。
雑談をしていたら「サッカーやってたんっすよ」と言い出す。
よく聞くと草津東高で選手権ベスト8に進出したエリート!
早稲田のサッカー部を辞めて時間が空いたと…。
フットサルに転じたのは知っていたが、浦安へ入団していたのか。
ただし残念ながら今日は不在だった。

平塚は直近の日本代表はいないはず。
ただし第一節、第二節と連勝して波に乗っている。
首位浮上を賭けた「全勝対決」となった。
一応両チームのスタメンを書いておきます。
ゴレイロはGK。フィクソはDF。アラはMF。ピーヴォはFW。
この辺の呼称はブラジル流に準じている。
フォーメーションは菱形の1−2−1。入替自由なので交代は追いきれません。

バルドラール浦安
GOLEIRO  1 川原永光  177/85 78.11.24 
FIXO    5 小宮山友祐 172/69 79.12.22
ALA   10 岩本昌樹  170/60 76.01.05
ALA    8 藤井健太  165/62 76.08.03
PIVO  19 高橋健介  173/67 82.05.08

湘南ベルマーレ
GOLEIRO 12 阿久津貴志 178/80 75.09.28
FIXO   5 岡田・サントス・ジオゴ
             172/70 78.10.26
ALA   10 豊島明   171/65 79.09.03
ALA    9 大地悟   171/64 78.08.05
PIVO   4 伊久間洋輔 170/65 76.02.13


立ち上がりは湘南がペースを取る。
浦安は厳しいマンツーマンDFを剥がせない。

2分、湘南は左右左と大きなパス交換。
最後は大地悟が振って、左斜めからジオゴが叩き込んだ。
<湘南 1−0 浦安>
浦安はジオゴを完全に空けてしまった。
2歩くらいDFの裏へ抜けていた。
サッカーだったらオフサイド。フットサルだから大丈夫。

9分、浦安は稲葉洸太郎に警告。

19分、湘南はコート左で豊島明のFK。
ゴール右の角度がない位置から野嶋倫が折り返す。
最後は伊久間洋輔がボレーで合わせた。
<湘南 2−0 浦安>

そのまま20分ハーフの前半が終了。
なおフットサルは試合が止まると時計も止まるバスケ方式。
タイムアウトもある。
実際は前半で40分くらい時間を使ってました。
10分のハーフタイムを終えて両チームの選手が出てくる。
あれ?前半とベンチの場所が違う。
前後半でサイドが入れ替わるとベンチの位置も替えるのがフットサル流らしい。

22分、湘南は大地悟に警告。

後半に入って浦安が再三の決定機を得る。
湘南は前半に比べてマークが緩み始めたか。

26分、湘南は稲田祐介がゴール右へ縦パス。
中島孝がトラップしてすぐターン。巧みに左足で流し込んだ。
<湘南 2−1 浦安>
中島孝は横浜Fマリノスユース出身。
学年的には石川直宏と同じ学年に当たる。
見たことがあるような気もする。

28分、浦安は市原誉昭に警告。

31分、浦安は稲葉洸太郎のシュートをGKが弾いたところ。
高橋健介が押し込んだ。
<浦安 2−2 湘南>

そのわずか20秒後…。
31分、湘南は前線でよく詰めてボールを奪う。
そのまま右に渡して野嶋倫が勝ち越しゴール。
<湘南 3−2 浦安>

更にその直後。
32分、浦安は高橋健介が左から中へドリブルで持ち込む。
高橋は中央で鋭いブレーキ。ターンして左へ好パスを送る。
これを小宮山友祐が斜めから叩き込んだ。
<浦安 3−3 湘南>

36分、浦安は左サイドから小宮山友祐が大きく逆サイドに展開。
藤井健太が右斜めから流し込んだ。浦安が逆転!
<浦安 4−3 湘南>

37分、湘南は野嶋倫に警告。

37分40秒。
湘南は岡田サントスジオゴがユニフォームを着替えて登場。
ゴレイロを一枚削ってパワープレー。
サッカーじゃ見ないが、アイスホッケーでは良くある戦法だ。

39分50秒。湘南はジオゴのFKを沖村リカルドがヘッド。
GK川原永光がキャッチ。

そのままタイムアップ。
浦安が鮮やかな逆転勝利でFリーグ唯一の3連勝達成。首位に立った。
試合後に浦安の選手は全員で「ゆりかごダンス」を披露。
ちょうど今日、市原誉昭主将のお子さんが産まれたそうで。

フットサルは展開が速いですね。
時間当たりにしてサッカーの10倍くらい決定機がある。
全部をメモしたら手が間に合わない(笑)
だから得点の場面しか書いてません。
でもゴールにならないシーンにもいいプレーは沢山ありました。

個人的にベストプレーヤーだと思ったのは湘南の5番。
岡田サントスジオゴというブラジル出身の選手である。
顔は完全に日本人だし、言葉も不自由してなさそう。
「審判、ブロックを見てください!」と流暢に?アピールしてた。
機動力があって、組み立てが良くて、ボールを奪えて、統率力もある。
吉澤ひとみを卒業してジオゴにしようと思います(笑)

セントラル開催に足を運べば効率よく一度に4チーム見られる。
敢えて浦安に来たのは「ホームタウンを味わいたい」理由もあった。
雰囲気は凄くいいです。つまらない薀蓄を垂れる客もいない。
というかグダグダ語っている暇がないくらいフットサルは目まぐるしい(笑)
決定的な場面が多いから、どうしても試合に引き込まれますよね。

Jリーグより総じて客は若かった。
草創期のJがこんな感じだったのかな?という印象です。
何年かしたらネット上で「サッカー派」と「フットサル派」が、
「俺らが上」と主張しあう時代が来るかもしれませんね(苦笑)

帰りはバスでなく徒歩。
京葉線の舞浜駅まで10分弱でした。
歩道が広くて街路樹は南国風。
アンバサダーホテルやイクスピアリの脇を通るので、
外国のリゾートへ迷い込んだような気分になります。
運動公園へ行くならこっちのルートがお勧めです。

カテゴリ:
準決勝第2試合は浦和レッズユースと流通経済大付属柏高の対戦。
プリンスリーグの再戦だったりする。

浦和レッズユースは2年生を主力とするチーム。
2年前の高円宮杯U15を制した世代である。
山田直輝、高橋峻希はU17代表の主力選手だ。
プリンスリーグ関東は5位と今一歩だった。
しかし市船の高校総体優勝によって高円宮杯へ繰り上がり出場。
なお今大会の準々決勝は浦和がその市船を撃破。
見事に「恩返し」を果たしている。

流通経済大付属柏高校はプリンス関東のB組1位。
優勝決定戦で市船にこそ敗れたが「関東2位」のチームである。
夏の高校総体はベスト4。
代表歴のある選手はスタメンに一人しかいない。
しかしよく仕込まれたチームである。
ベスト4唯一の高校勢としてどこまで意地を見せられるだろうか?

浦和レッズユース
GK  1 柴田大地  2年 179/77
DF  3 山地翔   2年 180/74
   20 菅井順平  2年 170/62
   15 浜田水輝  2年 184/79
   13 永田拓也  2年 168/58
MF  6 矢部雅明  3年 174/63
    8 山田直輝  2年 166/63
   10 鈴木秀史  3年 174/70
FW 18 高橋峻希  2年 168/64    
   11 林容平   3年 175/60
   14 原口元気  1年 174/61

−−-原口−−−林−−−高橋-−−
−−−−鈴木−−−−山田−−−−
−−−−−−−矢部−−−−−−−
−永田−−浜田−−菅井−−山地−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−柴田−−−−−−−

流通経済大学付属柏高校
GK 17 谷口健太  2年 177/69 
DF  2 中冨翔太  3年 160/50
    3 天野健太  3年 177/67
    5 秋山心   3年 178/70
   16 比嘉祐介  3年 168/67
MF  7 中里崇宏  3年 172/67
   13 名雪遼平  3年 169/63
    8 村瀬勇太  3年 173/60
   21 保戸田春彦 3年 169/62
FW 18 上條宏晃  3年 175/65
   10 大前元紀  3年 166/56

−−−−大前−−−−上條−−−−
−−村瀬−−−−−−−-保戸田-−
−−−−−名雪−−中里−−−−−
−比嘉−−秋山−−天野−−中冨−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−谷口−−−−−−−


お互い「赤いチーム」だが、今日は浦和がセカンドを着用。
流経は控え部員が多いチーム。父兄や在校生も来ていたみたい。
バックスタンドには数百人単位の大応援団が集結。
声を合わせた応援で盛り上がる。
Jクラブ顔向けのビッグフラッグも2本。
対する浦和は基本的にユースでの声出し応援をしないチーム。
どっちがレッズ?というような雰囲気だった。

浦和は右CBに山地翔を入れてきた。
流経は正GKの須藤が累積警告で出場停止。2年生の谷口を起用している。

8分、流経は村瀬勇太の左スローイン。
浜田水輝はゴール前でクリアできる体勢に見えたが、これを流してしまう。
ファーサイドで大前元紀が空いていた。悠々と流し込んで流経が先制。
<流通経済大付属柏 1−0 浦和レッズユース>

10分、流経は中里崇宏の左クロス。ふわっと上がったボール。
GK柴田は届きそうだったが中途半端に前へ出ただけ。DFも競りに行かない。
これもファーサイドで大前元紀が待っていた。きっちりヘッドを合わせた。
<流通経済大柏 2−0 浦和レッズユース>

大前元紀はこの2ゴールで今大会の単独得点王に躍り出た。
しかし2つとも勿体ないプレー。
日差しが入る角度だから目測が狂ったんだろうけど。

11分、浦和は左サイドから鈴木秀史のFK。浜田水輝のヘッドは外。

15分、流経は名雪遼平に警告。

18分、浦和はスルーパスに反応して高橋峻希がエリア右へ走りこむ。
ここは比嘉祐介が対応。

24分、流経は保戸田春彦に警告。

お互い「縦へ速い」サッカーが持ち味。
一試合目に比べて蹴り合う場面の多い展開だ。
ボールが前後に行き交う、浮いている時間が長い。

39分、浦和は山田直輝が右へキラーパス。
高橋峻希が縦へ抜けてクロス。林容平が合わせるもシュートは外。

試合は後半。
浦和はここで山地翔→池田涼司。

50分、浦和は原口元気が左サイドからドリブル突破。
中央へ流れて右足の巻くボールで折り返し。
ゴール正面、林容平がヘッドで落とす。
最後は鈴木秀史が身体で詰めて押し込んだ。
<流通経済大付属柏 2−1 浦和レッズユース>

54分、流経は2人同時に入替。
保戸田春彦→久場光。名雪遼平→田口泰士。
流経はこういう布陣↓
−−−−田口−−−−久場−−−−
−−大前−−−−−−−−上條−−
−−−−−中里−−村瀬−−−−−
−比嘉−−秋山−−天野−−中冨−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−谷口−−−−−−−


2トップが中盤に下がるというより、4人が流動的に動いて崩す感じ。
去年のプリンスでもこんな形を見た気がする。

55分、浦和は浜田水輝に警告。

56分、流経は右サイドでFKを得る。
中里崇宏が上げたボール。大前元紀のシュートはポストに跳ね返る。
再び大前元紀が詰める。今度もポストに跳ね返る…。
しかし3度目の正直。秋山心がヘッドできっちり押し込んだ。
<流通経済大付属柏 3−1 浦和レッズ>
浦和がこれから攻めようという時間に、大きな一点だった。

58分、浦和は浜田水輝が大前元紀からボールを奪い、前線にフィード。
林容平がDFに走り勝って前進。エリアぎりぎりでDFに倒される。
PK?とも思えたが判定はエリア外。流経は秋山心に警告。

59分、浦和はこのFKを山田直輝が狙う。しかし枠の上。

62分、流経は中里崇宏の左クロス。上條宏晃が飛び込むも届かず。

66分、流経は上條宏晃が見事なステップでマークを引き付け右に叩く。
久場光がフリー。中に持ち込んできっちり流し込んだ。
<流通経済大付属柏 4−1 浦和レッズユース>

68分、浦和は原口元気→阪野豊史。

69分、浦和は阪野豊史が強引なドリブルでPKを得る。
70分、このPKを鈴木秀史が狙う。しかし上へ吹かしてしまう。

72分、浦和は鈴木秀史→田仲智紀。

81分、浦和は田仲智紀の右CK。浜田水輝のヘッドは外。

84分、浦和の波状攻撃。右クロスを阪野豊史がヘッドで落とす。
林容平は身体で合わせたが届かず。

86分、流経は比嘉祐介→海老原慎吾。

88分、浦和は山田直輝に警告。

89分。浦和は阪野豊史がロングボールに反応。縦へ抜けようとしたところ。
流経は秋山心が引っ張って阻止。2枚目の警告を受けて退場。
秋山は一枚目の警告を受けた段階で決勝戦の出場停止は決まっていたらしい。

試合はそのままタイムアップ。
勿体ないミス、ファウルトラブル…。微妙に後味が悪い試合でした。
決勝はすっきりした試合になりますように。

カテゴリ:
国体の中断期間を置いて高円宮杯が再開。

サンフレッチェ広島F.Cユースはコンスタントに好成績を残している。
04年優勝。05年ベスト4。06年ベスト8。
「上手くて頑張れる」のがここの持ち味じゃないかな?
攻守に積極的なサッカーをするのも好感度が高い。
横竹翔、内田健太、篠原聖の3人が昇格内定。
2年生の原裕太郎、岡本知剛はU17W杯に出場している。

名古屋グランパスU18は昨年の準優勝チーム。
長谷川徹、吉田麻也、福島新太、新川織部と4人の昇格者も出した。
今年はややタレントが小粒だけど、ここまで上がってきた。
監督は朴才絃。35才の若手指導者だ。
元々はジェフで通訳、下部組織の指導をしていた人。
昨年から名古屋に転じ、成果を出している。

準決勝から先はスタジアムが豪華になる(笑)
今日は国立、明後日は埼スタ。
大会にステータスを与えようという協会の苦心なんでしょう。

サンフレッチェ広島F.Cユース
GK 16 原裕太郎 2年 187/88
DF  2 小西和樹 3年 169/70
    5 佐藤拓  3年 174/69
    7 篠原聖  3年 176/68    
    3 山根佑介 3年 170/62
MF 13 岡本知剛 2年 179/65 
    8 内田健太 3年 177/66  
   10 横竹翔  3年 177/76
FW 27 大崎淳矢 1年 167/67
    9 中野裕太 3年 180/72
   11 不老祐介 2年 176/66

−−不老−−−中野−−−大崎−−
−−−−−−−横竹−−−−−−−
−−−−−内田−−岡本−−−−−
−山根−−篠原−−佐藤−−小西−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−-原-−−−−−−−


名古屋グランパスU18
GK  1 鈴木規之  3年 176/71
DF  2 三島圭一郎 3年 175/67
   10 津田真吾  3年 170/60
    5 三宅徹   3年 186/78
    3 中田健太郎 3年 166/60
MF 21 西部将成  2年 180/68
    4 安藤亮太  2年 170/60
    8 西山洋平  3年 171/63
FW  7 太田圭祐  3年 171/60   
   13 磯村亮太  2年 180/64
    9 アルベス  2年 176/62

−−−−−−アルベス−−−−−−
−−-磯村−−−−−−−太田-−−
−−−西山−−西部−−安藤−−−
−中田−−三宅−−津田−−三島−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−鈴木−−−−−−−


4分、広島の右スローイン。名古屋DFがヘッドで右へクリアしたボール。
内田健太がボレーを狙って左ポスト直撃。

11分、名古屋は西山洋平に警告。大崎淳矢の突破を引っ張った。

どうも活気のない前半だった。
名古屋はDFラインが引き気味。サイドバックも自重。
相手ボール時は太田、磯村の両ウイングも加勢して、
中盤が「2本目のライン」を作る。
守備ブロックをきっちり形成して攻め手を与えない。
広島の前線がボールを持っても前後から挟んで対応。
いつもの鋭い楔パスを入れにくい状態だ。
目ぼしいチャンスが無いまま時間は過ぎて行く。

36分、広島は不老がためて右に開く。
小西和樹がふわりとクロス。横竹翔がファーサイドで待っていた。
しかしフリーで放ったヘッドは外。

43分、名古屋は大田圭祐が右から中に入れる。
磯村亮太が受けてワンフェイク。ミドルシュートはDFに当たって外。

44分、名古屋の右CK。こぼれ球を西山洋平のシュート。
GK原裕太郎が触って外。

45分、名古屋の左CK。中田健太郎のボールに三宅徹が飛び込む。惜しい。

そのままハーフタイム。

47分、広島は横竹翔がDFラインの裏へスルーパス。
大崎淳矢が左を抜けてループシュート。アイディアはいいが枠のかなり上。

51分、名古屋は磯村亮太が左を抜けて折り返し。
太田圭祐が走りこんできてシュート。外。

53分、広島は大崎淳矢に警告。
コースを切ったDFを手で押してしまった。

57分、広島は左タッチライン際35m付近でFK。
岡本知剛の上げたボール。ファーサイドの横竹翔が「胸」で押し込んだ。
<サンフレッチェ広島 1−0 サンフレッチェ名古屋>

ここまでよく守っていた名古屋。
セットプレーで危険な選手をフリーにしてしまった。

58分、名古屋は太田圭祐に警告。

61分、名古屋は太田圭祐→岸寛太。

63分、広島は横竹翔が左へスルーパス。
大崎淳矢が折り返して中野裕太は打てず。
こぼれたところ内田健太のミドル。強烈だがGKの正面。

68分、名古屋は西山洋平が左大外に振る。
磯村亮平?のシュートは右ポスト。
跳ね返りも決定的だが広島DFが粘った。

72分、広島は大崎淳矢→宮原大輔。

前半は自重していた名古屋だがこの時間はリスクを冒して出てくる。
両サイドバックが攻め上がって、押し込み始める。

76分、名古屋は中田健太郎の左クロス。
磯村亮太?がトラップして、強引にオーバーヘッド。GK原がキープ。

相手が上がれば広島もカウンターのチャンスだ。
76分、広島は横竹翔が左スペースにスルーパス。
不老祐介がそのままエリア内を前進。
持ち過ぎて角度が無くなりシュートは弱い。

78分、広島は中野裕太が粘ってスルーパス。
横竹翔が左を抜けてシュート。GKが反応。
こぼれ球を宮原大輔がシュート。GKがキープ。

80分、名古屋は中田健太郎の左クロス。
磯村亮太がキープして下げる。西山洋平のミドルは広島DFがブロック。

82分、名古屋は磯村亮太に警告。相手GKへ強引に詰めてしまった。

84分、名古屋は安藤亮太が右に開いて、三島圭一郎がクロス。
いいボールだったが中で合わない。

91分、名古屋は右CKを得る。
GKの鈴木規之までエリア内に入って総攻撃。
中田健太郎が上げたボール。
ファーサイドで三宅徹がヘッド。ゴールイン。
<名古屋グランパス 1−1 サンフレッチェ広島>
名古屋が土壇場で追いつき、試合は10分ハーフの延長戦。

97分、名古屋は中田健太郎が右に開いて、磯村亮太が中へワンタッチで返す。
左右に揺さぶってDFのマークがずれる。
アルベス・デリキ・タケオがゴール左からきっちり流し込んだ。
<名古屋グランパス 2−1 サンフレッチェ広島>

98分、広島は岡本知剛がピッチ中央でパスを受ける。
ゆったりドリブルと思ったらやおら右足一閃。
40mを超える距離からシュートはゴールの上ぎりぎりに届く。
GK鈴木規之は捕球しきれず。そのまま枠内へポトリと落ちた。
<サンフレッチェ広島 2−2 名古屋グランパス>
名古屋の勝ち越しゴールから40秒足らずでした。

試合はそのまま延長後半。
104分、広島は中野裕太が右に開いて、不老祐介のクロス。
中野裕太はトラップ&シュート。と思ったらハンドの判定。

106分、広島は宮原大輔に警告。GKが捕球した後に詰めてしまった。

107分、広島は横竹翔のショートパスを受けて宮原大輔が前進。
ゴールやや右をドリブルで切れ込んでワンフェイク。
左足に持ち込んでミドル。これがゴール右隅へ吸い込まれた!
<サンフレッチェ広島 3−2 名古屋グランパス>

109分、名古屋はエリア右角付近の好位置でFK獲得。
再びGKの鈴木規之が上がってくる。
中田健太郎はファーサイドに巻いたボールを入れる。合わない。

110分、広島は小西和樹に警告。

そのままタイムアップ。広島が激闘を制して決勝進出。
前半はやや退屈な展開だったが、その後は熱かったです。
名古屋は広島をよく研究し、狙い通りの戦いができていたと思う。
だが広島は自分達のサッカーでそれを上回った。

横竹翔のトップ下がフィットしてましたね。
名古屋DFのギャップを突いて、何本も裏にいいスルーパスを通していた。
大崎淳矢、不老祐介、宮原大輔のスピードをよく引き出していたと思う。
本当にどんな仕事もやる選手だなぁと。
U18代表からは何故かお呼びが掛からぬようですが…。

試合後に小西和樹が泣いていたが、累積で決勝に出られないらしい。
「次もあるのに…」なんて突っ込んで悪かった。

カテゴリ:
あれから10年。まさか忘れてないですよね?
1997年10月4日…。
日本代表がカザフスタン代表と引き分けた日。
加茂周監督が解任された日である。

私は今でこそ偉そうにサッカーを語っているが、大して息の長いファンでない。
興味を持ち始めたのはJリーグ開幕前夜という時期になってから。
92年のアジア杯をテレビで見たのが入れ込んだ最初のきっかけである。
ちょうど愛する西武ライオンズが衰退。
それと入れ違うようにサッカーは心の隙間を埋めた。
16才の少年は素直にJリーグブームで浮かれた。

党首の人生が「暗転」したのは1997年だ。
この年からです。人生を台無しにするほどサッカーへ入れ込み始めたのは…。
大学2年の私は割のいいアルバイトと巡り合う。
スポーツと関わる仕事で収入も良かった。
月に十何万円というお金が入るようになり、色々と動けるようになった。
それまで生でサッカーを見るという習慣がなかった。
J開幕直後はチケットの入手が難しかったという事情もある。
しかし春に大学の「観戦サークル」へ出入りするようになり、仲間ができた。
日本サッカー後援会の存在を聞き、すぐ入会手続きをした。
私は20才を過ぎてようやくスタジアム・デビューを果たした。

夏休みは全国へユース観戦行脚。
後に「黄金時代」と呼ばれる世代が高校の最終学年を迎えていた。
Jビレッジは7月に完成したばかり。
クラ選で曽ヶ端準、大黒将志、二川孝広、野沢拓也らの雄姿を見た。
静岡のSBS杯では小野伸二、高原直泰、市川大祐らが躍動していた。
高校総体、高円宮杯は本山雅志、古賀誠史を擁する東福岡高校が制覇。
冬の選手権も制して三冠を達成した。
全中サッカーは佐野裕哉率いる東海大一中が圧勝。
そんな逸材を目にして「日本サッカーの未来は明るい」という期待を得た。

あまり楽観できなかったのが「大人の代表」だ。
フランスW杯最終予選がスタートしたのは9月7日。
日本はまずウズベキスタンに勝利。次いでUAEとドロー。
ここまでは悪くなかった。
しかし韓国代表にホームで痛い逆転負けを喰らって事態は急転。
10月4日にカザフスタンと引き分け、加茂周監督は更迭されることになる。

私は国立に通ってました。
ウズベキスタン戦が開始する直前のキラキラ舞う紙吹雪。
カズと城彰二が跪いてボールに手を置いて祈る姿。
日韓戦では山口素弘のループが吸い込まれる弾道。
その直後に曇り始めて、李敏成の強引なシュートが…。
そういう情景は俺の原風景である。

10月11日のウズベキスタン戦は終了間際に追いついてドロー。
私はこの劇的な試合を見てない。
家族がマレーシアに旅行するというので付いて行ってしまった。
親が「向こうのホテルは日本の衛星放送が映る」と断言するから信じてしまった。
しかしクアラルンプールの日航ホテルはBSが映らない!
祖母の家に何度も電話を掛けて経過を伝えてもらった。
後半の45分頃からは2分おきくらいに電話を掛けたな。
「同点に追いついたの!」とはしゃぐ祖母の声をよく覚えている。

わずかに希望を取り戻した日本代表。
しかし10月26日の国立。UAE戦で痛恨の引き分けを喫してしまう。
我ながら憤激した。駅まで歩きながらペットボトルをぶちまけて叩きつけたな。
「暴動」が起きたと聞いて残ればよかったと後悔したのは秘密だ(苦笑)
このタイミングで韓国は悠々と1位抜け。W杯出場決定。
日本はB組3位に落ち、プレーオフ進出が「絶望」と報じられた。

選手に落ち込んでいる暇は無かった。翌週はアウェーの韓国戦。
私も既に航空券とチケットを抑えてしまっていた。
「海外旅行」のつもりで韓国へ旅立ったのが10月30日のことだった。
ソウルは楽しかったです。焼肉食べて、街を歩いて…。
蚕室競技場のピッチサイドで韓国代表の前日練習を見たな。
ベン・ジョンソンが9秒79で走ったトラックの上!
その場の数少ない日本人として偉そうに韓国メディアから取材を受けたり。
山本浩、松木安太郎を両脇に従えて記念撮影したり。
やりたい放題だったな(笑)

11月1日。開き直った日本代表は韓国に2−0で勝利。
翌日、光化門の安宿から銭湯に向かう途中。
床屋のテレビにサッカーが映っている。
ニュースでUAE×ウズベキスタン戦の結果が流れている。
点の入っている様子がない。0−0?引き分け?
床屋の主人に向かって「ドロー?」と叫ぶ。
親父は黙ってうなづき「セーフ」のポーズをとった。
人生で何番目かに嬉しかった瞬間だ。

11月9日。日本はカザフスタンに快勝してプレーオフ進出を決めた。
プレーオフは16日、マレーシアのジョホールバルにて開催と決した。
まさか1ヶ月でマレーシアに舞い戻るとは思わなかった(笑)
何しろ時間がない。バイト先から旅行会社へ電話を掛けまくった。
JTトラベルという会社のツアーが取れた。
かなりバタバタしたが、無事に東南アジアへ旅立った。

イラン戦については試合を語る必要も無いな。
おそらく皆さんの方がよく覚えている。
私は靄の掛かった記憶しかない。緊張して感覚が麻痺していた。
あれ以来、試合を見て取り乱すということが無くなった。
極限状態に対する「免疫」ができたんだ。
ウズベキスタン戦からイラン戦まで約70日。
平凡に生きていればあっという間に過ぎていく時間だ。
しかし代表と喜怒哀楽を共有することで、濃密な秋になった。
自分を「サッカーファン」から「サッカー狂」に変えた日々でもある。

実は「岡田武史がこの国を救った」という持論を持っている。
彼はサッカーの日本代表を助けただけじゃない。国の危機を救った。
この秋に「ピンチ」を迎えていたのは日本サッカーだけじゃない。
日本経済、国民生活にとって最悪と言い得る時期だった。
11月3日に三洋証券が倒産。
11月14日に北海道拓殖銀行が破綻。
11月24日に山一證券が自主廃業。
都銀、四大証券の経営破綻という未曾有の事態が起きていた。
金融機関の資金繰り悪化による連鎖反応だった。

軽部謙介、西野智彦の共著『検証経済失政』にこういう描写がある。
> 同じ十六日、日曜日。静まり返った大蔵省の四階では、
> 拓銀破綻処理に向けた準備が大詰めを迎えていた。(中略)
> 金曜、土曜と徹夜が続き、すべての作業が終了したのは十七日午前零時過ぎだった。
> テレビではサッカーのワールドカップ・アジア最終地区予選が流れていた。
> 日本チームが劇的なゴールで本大会出場を決めた瞬間を、
> 担当者らは極度の疲労感の中で眺めていたことを覚えている。

日本にとって本物のピンチだった。
国民がパニックになって取り付け騒ぎでも起こしていれば、
お金という「血液」が止まり、産業の機能停止が起きていただろう。
しかし我々は意外にクールだった…。
代表チームの粘りが「ピンチは克服できる」という安心感を与えたんだと思う。

翌98年、国会は一連の金融再生関連法案をまとめた。
自民党が民主党案を大筋で受け入れるという異例の決着だった。
公的資金投入、一時国有化といった策で日本経済は息を吹き返した。
国会が国会らしく機能したという憲政史上の稀有な例でないかな?
与野党の決断、妥協は国を救ったと思う。
もっとも小沢一郎は今でも当時の民主党を批判している。
「国会を空転させて追い込めば自民党は崩壊していた」と…。
多分その通りだと思う。でも国民の生活も崩壊していたんじゃないかな?

軽部・西野両氏の「検証三部作」はバブル崩壊を知る上で必読の名著だ。
これを読んだのは5,6年前だが、読後感は実にほろ苦かった。
大蔵省や金融機関の担当者が右往左往している時に、
俺はずいぶんお気楽だったもんだな…と(苦笑)
ただし国民がそういう心理だから「悲観」が避けられたんだと思う。
金融機関の破綻という最悪のニュースがサッカーで覆い隠された。
担当者は大衆のノイズを受けず、粛々と作業を進められた。
つまりサッカーが、日本代表が、国を救ったのだと…。

しかしまぁ濃密な秋でしたね。

カテゴリ:
昇格を争う上で重要な一戦である。
東京ヴェルディは前節に京都サンガを下して3位浮上。
春先に7連敗なんて時期もあったが息を吹き返した。
売りは何と言っても攻撃力。J2最多の67得点を誇る。
フッキはここまで30ゴール。ダントツの得点王である。

コンサドーレ札幌はかなり長く首位をキープしている。
2位に勝ち点で10以上の差を付けている時期もあった。
ちょっと減速はしたが2位京都と勝ち点6差。ヴェルディとも7差。
躍進の理由はやはり堅守。通算失点はJ2最小の34を誇る。
党首はこの試合で今季「J2全チーム制覇」を達成。
最後に美味しいものを残すタイプじゃないけど、札幌を見損ねていた。

西澤淳二はもう33才。ヴェルディを出てから10年になる。
久しぶりに見たけど右SBをやっているとは…。
カズとともに「読売の黄金時代」を知る最後の選手じゃないだろうか?
高木貴弘は星稜中時代にU15代表候補へ呼ばれた選手。
ジェフ・ユースでは現ロッソ熊本の太洋一と同期。
一学年下にも現ジェフ千葉の岡本昌弘がいた。
3人とも世代別代表歴があり、プロとしてサッカーを続けている。
厳しいポジション争いであった。
中山元気は高松大樹と多々良学園で同級生。今思うとエグい2トップだ。

味の素スタジアムは雨。肌寒い。
夏から秋を飛ばしていきなり冬になったような天候だ。
暑がりの党首も長袖のシャツ1枚は辛かった。

東京ヴェルディ
−−−ディエゴ−−−フッキ−−−
−−飯尾−−−−−−−-シウバ-−
−−−−−大野−−菅原−−−−−
−服部−−萩村−−土屋−−海本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-高木義-−−−−−−


コンサドーレ札幌
−−−−中山−−−-ダヴィ-−−−
−−西谷−−−−−−−−藤田−−
−−−−−芳賀−-鄭容臺-−−−−
−池内−クアドロス−曽田−西澤−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-高木貴-−−−−−−


試合はいきなり動いた。
時間は開始1分になるかならないか。
ヴェルディはフッキの突破で得たFK。距離は右サイド35mほど。
服部年宏のボールがファーサイドに届く。
萩村滋則がよく落として、ディエゴは体勢を崩しながら流し込んだ。
<東京ヴェルディ 1−0 コンサドーレ札幌>

6分、札幌は自陣深くで西澤淳二が不用意なパスをGKに返す。
これをフッキがさらってエリアに侵入。
ワンフェイントでGKを外してフリー。
簡単な場面だったが、DFがひとり必死にカバーへ返っていた。
フッキはシュートをブルーノ・クアドロスに当ててしまう。

7分、ヴェルディはゴールキックを中盤でディエゴが落とす。
フッキがDFともつれて、シウバはエリア内へ抜け出した。
しかしGKが飛び込んでシウバは打ち切れない。

13分、札幌はブルーノ・クアドロスに警告。
フッキの突破に対するラフなコンタクト。

14分、ヴェルディはこのFKを生かす。右サイド30mほどの位置。
服部年宏の上げたボールを、ゴール正面でディエゴが合わせる。
鮮やかなヘッドがゴール右に吸い込まれた。
<東京ヴェルディ 2−0 コンサドーレ札幌>
ヴェルディは2得点とも同じ形。
右サイドから服部の左足FK。ゴール前で競り勝った。

16分、札幌はゴール正面35mほどの位置でGK獲得。
西谷正也が蹴ったボールをダヴィが摺らす。
池内友彦はDFの前に入り込む。しかしGK高木義成が先にボールを抑えた。

20分、札幌は左サイドから西谷正也のFK。
ファーサイドに流れて中山元気がトラップ&シュート。
ループ気味の弾道だったが枠の上。

ヴェルディの攻撃はしばらく停滞。
フッキ/ディエゴ頼みの中央突破に偏って、札幌も守備が絞りやすい。

37分、ヴェルディはロングフィードが前線に入る。
DFが後方に流したらボールにブレーキがかかる。
高木貴弘がエリアの外に飛び出してフッキをブロック。
ファウルもあり得たシーンだが主審の笛はない。

45分、フッキがピッチ中央を豪快に突破。
ブルーノ・クアドロスが斜め後ろから必死のタックル。

45分、札幌は藤田征也がクリアボールを拾って右サイドを前進。
きっちり折り返して中央で西谷正也がスルー。
遠いサイドで中山元気がフリー。しかしシュートを打ち上げてしまう。
札幌にとって前半最大のチャンスだった。

試合は後半。

49分、札幌は藤田征也の左CK。
鋭いキックがファーに届いて池内友彦が飛び込む。
しかしマークが2人付いて離さなかった。

51分、ヴェルディは服部年宏のロングボールにフッキが反応。
フッキは左サイドで粘って縦へ突破。曽田雄志を抜き去ってクロス。
ふわっと上げたボールに遠いサイドで大野敏隆がヘッドを合わせた。
<東京ヴェルディ 3−0 コンサドーレ札幌>

53分、札幌は西澤淳二→大塚真司。
鄭容臺が右SBに下がって、大塚真司はボランチに入る。

54分、札幌はダヴィに警告。エリア内でシミュレーション。

56分、札幌は西谷正也→砂川誠。
64分、札幌は中山元気→石井謙伍。
同64分、ヴェルディは飯尾一慶→廣山望。

札幌の布陣はこう↓
−−−−石井−−−-ダヴィ-−−−
−−砂川−−−−−−−−藤田−−
−−−−−芳賀−−大塚−−−−
−池内-クアドロス-曽田−鄭容臺−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-高木貴-−−−−−−


69分、ヴェルディは菅原智に警告。

71分、ヴェルディはディエゴが左サイドで粘って生かす。
廣山が左サイドをえぐって時間を溜めて折り返し。
ディエゴが走りこんできてフリー。
決定的なシュートだったがGK高木貴弘ストップ。

75分、ヴェルディはシウバ→佐藤悠介。
ヴェルディの布陣はこう↓
−−−ディエゴ−−-フッキ-−−−
−−佐藤−−−−−−−−飯尾−−
−−−−−大野−−菅原−−−−−
−服部−−萩村−−土屋−−海本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-高木義-−−−−−−


76分、ヴェルディはDFが跳ね返してそのまま前線に流れる。
曽田雄志の緩慢な対応からフッキが拾って抜け出す。
そのままGKと1対1。悠然と流し込んだ。
<東京ヴェルディ 4−0 コンサドーレ札幌>

87分、札幌はピッチ中央付近でFK獲得。
砂川誠がカーブの効いたボールを入れる。
ゴール正面から池内友彦がヘッドを流し込んだ。
<東京ヴェルディ 4−1 コンサドーレ札幌>

88分、東京ヴェルディは土屋征夫→富澤清太郎。

89分、ヴェルディは自陣CKからのカウンター。
廣山望が中央に入れて、ディエゴがピッチ中央を持ち上がる。
ディエゴは左足アウトでお洒落なスルーパス。
フッキがエリア左でキープ。切り返してDFを外して中央に戻す。
駆け上がってきたディエゴ。あとは流し込むだけだった。
<東京ヴェルディ 5−1 コンサドーレ札幌>
ディエゴはこれでハットトリック。

ロスタイムの表示は4分。
札幌のサポーターは最後まで健気に応援していたが…。
そのまま一方的な展開でタイムアップ。

ヴェルディはこれで2位浮上。札幌まで勝ち点4差と迫った。
昇格争いは未だ混戦。
札幌が勝ち点75。以下ヴェルディ71。京都70。仙台69…。
最後までずるずる行くかもしれませんね。

党首にとっては今季初の札幌戦だった。
「J2首位の秘密」「強み」を探りたかった。
しかしそういう狙いを全く満たさぬ内容で…。
組織に頼るチームの組織が壊れてしまうと無残なことになる。
札幌の守備はまさにその典型だった。
セットプレーの2失点で自らを見失い、焦って、内容が雑になっていった。

攻撃も無力。工夫が何も無かった。
前線へ蹴るだけでセカンドボールを拾えない。
サイドに突破のできる選手がいるのに、いいボールが入らない。
藤田征也も西谷正也も守備に追われていた。
「攻守の切り替えで一気に縦へ出る」動きも無かった。
ダヴィはいい選手。動きがダイナミックで献身的。
前線でボールを収めることは出来ていた。
しかし押し上げが無く速攻にならない。
フッキは単独で行くけど、ダヴィは「キープ」で終わっていた。
流れから得点という可能性が感じられなかった。

まぁネガティブになっても仕方ない。
試合後に札幌のゴール裏を覗いたが、ブーイングはほとんど聞こえなかった。
「次は頑張れ!」という前向きな声援が多かった。
必要以上に「反省」する必要はないと思う。
性急に悪い部分を修正すると、持ち味まで消えてしまいかねない。
「一時的な変調」と割り切った方がいいんでしょう。

今日の主審は家本政明氏だった。
彼の笛を見るのは今年3度目かな?
見極めはきっちりしてたし、規準も安定している。
走力があるからいい位置取りをできている。
過去の悪名で今も叩かれている人だけど、
成長は評価していいんじゃないでしょうか?
昨日の人よりは全然よかったです。

党首的採点
東京ヴェルディ

GK 21 高木義成 6.0 あまり仕事なし。 
DF 18 海本幸治郎 6.0 サイドを封鎖。つなぎもOK。
   17 土屋征夫 6.0 パワフルな2トップに問題なく対応。
→(88分)DF 富澤清太郎 採点なし。
    2 萩村滋則 6.5 空中戦は危な気なし。得点にも絡んだ。
   22 服部年宏 6.5 正確な左足で3点に絡む。
MF  6 菅原智 6.0 早めの潰しでDF陣を楽にした。
   11 大野敏隆 6.5 伸びてないか?まだ5年はやれる。
   31 シウバ 5.5 攻撃が中に偏って絡めず。
→(75分)MF 13 佐藤悠介 採点なし。
   16 飯尾一慶 6.0 早めに他へ預けてたな。
→(64分)MF 20 廣山望 6.5 札幌にトドメ。
FW  9 フッキ 7.0 やっぱりこいつ凄いな。
   10 ディエゴ 7.0 柏時代の「攻め上がり力」を取り戻した。

コンサドーレ札幌  
GK 28 高木貴弘 4.5 守備範囲広くない。ハイボールも弱い。
DF  3 西澤淳二 4.5 不用意なパスは肝を冷やした。
→(53分)MF 16 大塚真司 5.0 流れは変えられず。
    4 曽田雄志 4.0 面白いように抜かれた。
   15 ブルーノ・クアドロス 5.0 かなり当たり負けていた。 
    5 池内友彦 5.0 FKでマークミス。自分も取ったが。
MF 33 鄭容臺 5.0 2トップを追いかけて振り切られた。
   18 芳賀博信 4.5 潰せず。組み立てられず。
   25 藤田征也 5.5 わずかながら持ち味は出した。
   29 西谷正也 5.0 突破できず。FWをフォローできず。
→(56分)MF 8 砂川誠 5.5 正確なキックを供給。
FW 13 中山元気 5.0 決定機で外したし。
→(64分)FW 9 石井謙伍 5.0 前線で埋没。
   10 ダビィ 5.5 献身的。パワフルだしバランスいい。

東京ヴェルディ 5−1 コンサドーレ札幌
味の素スタジアム 11,833人

カテゴリ:
今週末はJ2行脚。土曜は平塚、日曜日は味スタです。
昇格争いもいよいよ佳境。
残り9試合、10試合という終盤戦に入ってきた。
今季なかなかJ2を見る機会がないのというのは前に書いた。
しかしコツコツ見て回って「残り2つ」までたどり着いた。
その2チームがJ2の首位と2位だったりする。

京都サンガは現在2位。
しかも消化試合が「38」で他の上位勢より一つ少ない。
このチームは長く見てない気がするな。
監督はヒゲの美濃部さん。
パウリーニョが21得点とランキング3位につけている。

平塚は現在6位。入替戦圏内まで勝ち点7差。
昇格不可能という位置ではない。
監督は菅野将晃。色んなクラブ、カテゴリーを指導してきた人だな。
京都サンガにいたこともある。
エドワルド・マルケスは初めて見る選手。
ポルトガル、イスラエル、中国、韓国と渡り歩いてきた選手らしい。

今日も節約観戦!新宿から小田急。
伊勢原からはサッカー場行きの臨時バスが出ている。
JRで行くと平塚まで片道1,280円。バスも乗ると約1500円。
でも小田急&バスなら880円だ。4割引ですよ奥さん!
小雨混じりの平塚陸上競技場。
屋根のないバックスタンドに陣取ったから、空の具合に気が散ります…。

湘南ベルマーレ
−−−−石原−−−−-原-−−−−
−E・マルケス−−−-アジエル-−
−−−−−坂本−−北島−−−−−
−尾亦−斉藤俊−ジャーン−山口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-金永基-−−−−−−

京都サンガ
−−−アンドレ−パウリーニョ−−
−-斉藤大-−−倉貫−−−-渡邉-−
−−−−−−−石井−−−−−−−
−中谷−-チアゴ-−森岡−−平島−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−平井−−−−−−−


渡邉大剛は国見高校出身。
高校2年で選手権優勝。3年で準優勝という黄金世代のメンバーだ。
徳永の1年後輩。平山の1年先輩という学年。
弟の千真、三城も国見高で活躍した。
千真は早稲田大学3年。昨年の関東大学1部得点王。
三城は2年。法政大学でプレーしている。
静岡学園高校OBが敵味方に分かれて3人。
石井俊也は高3時に選手権で優勝している。
1学年下が倉貫一毅と坂本紘司。
倉貫と坂本はセゾンFCでもチームメートだった。

両チームの日本人CBはともに元代表。
湘南の斉藤俊秀は代表通算17キャップ。加茂監督時代の常連だった。
京都の森岡隆三は代表通算38試合。トルシエジャパンを支えた名手である。

7分、京都は平島崇の右クロス。
DFのクリアが小さくパウリーニョの足元に入る。
しかしシュートは味方にブロックされてしまう。

8分、湘南は原竜太が左サイドからドリブル開始。
エリア付近まで切れ込んでシュート。
角度はないが枠を捉えた。GK平井直人がセーブ。

13分、京都は右斜めのエリア角付近でFK獲得。
距離は約20m。パウリーニョと渡邉大剛が立っている。
壁はパウリーニョ側のコースを切っているように見えた。
しかし蹴ったのは渡邉大剛。
ゴール正面に絶妙なボールが上がって、アンドレがきっちりヘッドを合わせた。
<京都サンガ 1−0 湘南ベルマーレ>

15分、平塚はジャーンに警告。笛の後に蹴ってしまった。

25分、京都は中谷勇介に警告。

27分、平塚のカウンター。アジエルが右サイドからドリブルで持ち上がる。
右に捌いて石原直樹がクロス。エドワルド・マルケスが打ち切れずDFクリア。
こぼれ球をアジエルがフリーで狙うもシュートは枠の上。

28分、湘南は石原直樹が中盤で相手の横パスをさらいドリブル開始。
エリア内に切れ込んでフェイント。寄せられて打ち切れない。

32分、湘南はエドワルド・マルケスが中央をドリブルで持ち上がる。
北島義生がつないで、左サイドを尾亦弘友希が勢いよく攻め上がってくる。
エリアのすぐ外で京都DFはたまらずファウル。

尾亦弘友希はFC東京ユース時代から優雅なスタイルで鳴らした選手。
プレーも見た目もエレガントでガツガツしてないタイプ…。
それがいつの間に丸坊主になってました!
自分を変えようという意欲の表れだろうか?

33分、湘南はこのFKをアジエルが上げる。しかしエリア内で誰にも合わない。

34分、京都は中谷勇介が高速オーバーラップ。
左クロスに倉貫一毅がポストプレー。
戻したボールをパウリーニョがミドル。DFに当たって外。

42分、京都はアンドレが自陣から50mを豪快なドリブルで前進。
DFの裏にスルーパスを出してパウリーニョが抜け出し…。
このシーンはわずかにオフサイド。

43分、京都は渡邉大剛が中盤でパスカット。すかさず前線へフィード。
パウリーニョの足元に入って距離はあったが速めにシュート。外。

前半はお互いにそれほどチャンスが多くなかった。
京都で目立ったのはチアゴのハードな守備。ヘッドは100%の完勝。
森岡のカバーリングが不要なくらいにFWを潰して跳ね返し続けた。

試合は後半。両チームとも最初のカードを切る。
湘南は原竜太→加藤望。京都は平島崇→中払大介。
湘南の布陣はこう↓エドワルド・マルケスが一列上がる。
−−-E・マルケス−−石原-−−−
−-アジエル−−−−−−-加藤−−
−−−−−坂本−−北島−−−−−
−尾亦−斉藤俊−ジャーン−山口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-金永基-−−−−−−


京都の布陣はこう↓渡辺大剛が一列下がる。
−−−アンドレ−パウリーニョ−−
−-斉藤大-−−倉貫−−−-中払-−
−−−−−−−石井−−−−−−−
−中谷−-チアゴ-−森岡−−渡邉−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−平井−−−−−−−


後半30秒過ぎ。
京都は中谷勇介が中盤でボールを拾って縦に当てる。
斉藤大介、倉貫一毅は左右にジグザグパス交換。
倉貫一毅が前線に走りこんでいたなかた中谷勇介へ絶妙なスルーパスを戻す。
中谷はエリア左に切れ込んでシュート。
角度は無かったがDFにかすめてそのままゴールイン。
<京都サンガ 2−0 湘南ベルマーレ>

京都は「いい時間」に加点。
加藤望を入れて攻勢に出ようとする湘南の出鼻を挫いた。

48分、中盤で中払大介とアジエルが接触。
49分、中払とアジエルが仲良く?警告。
中払はラフなコンタクト。アジエルは報復。

52分、京都は倉貫一毅が前線にワンタッチで好スルーパス。
パウリーニョが抜けて左足シュート。GK金永基がよく止めた。

57分、湘南はアジエルが相手の横パスをカットして中央に流れる。
左斜めへ叩いて石原直樹に入る。シュート体勢へ入る前にDFがブロック。

58分、湘南はアジエルが右へスルーパス。
エドワルド・マルケスがエリア右から折り返し。ここはチアゴがカット。

61分、湘南は坂本紘司がエリアすぐ外から右足ミドル。
強烈なシュートが枠を捉えるもGK平井直人がセーブ。

63分、湘南はアジエルの左CK。
ジャーンのヘッドはワンバウンドしてGK正面。

この時間に入って試合はやおら動き始める。
湘南は相手ゴールに近い位置でのプレーが続く。
京都はなかなか試合を落ち着かせられない。

64分、京都はアンドレ→田原豊。
懐かしいぜ田原。鹿実では松井大輔の1年後輩。
当時は松井よりずっと有望視されていました。

67分、湘南はいいカウンター。
斉藤俊秀のパスカットから坂本紘司がボールを運ぶ。
自陣から持ち上がって石原直樹とワンツー。
ゴール正面に絶妙のリターンが戻って坂本は得意の左足。
しかしシュートはGK平井直人に妨がれた。

69分、湘南は北島義生→永里源気。
なでしこジャパン永里優季の兄である。
湘南はボランチを一枚削って↓攻めに出る。
−−-E・マルケス−−石原-−−−
−−永里−−アジエル−−加藤−−
−−−−−−−坂本−−−−−−−
−尾亦−斉藤俊−ジャーン−山口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-金永基-−−−−−−


76分、京都は山口貴弘の無理な突破を止めてカウンター。
倉貫一毅が中央を持ち上がって右に開く。
田原豊はパスを受けてエリア内へ進入。
坂本紘司と絡んで転倒。笛はない。

80分、京都はパウリーニョ→徳重隆明。
京都はエースを下げる。試合が決まったから休ませるのか?
しかしここが「潮目」になってしまうとは…。

83分、湘南は山口貴弘→梅田直哉。
DFを削ってFWを入れるという交代。
山口の居た右SBの位置は加藤望がカバー。
前線はもうフォーメーションなし。
ジャーンもほとんど攻め残ってパワープレー状態。

84分、湘南は左サイド。ゴールまで40mほどの位置でFK獲得。
エドワルド・マルケスが中央に短く出して、坂本紘司が左足クロス。
ファーサイドでジャーンがチアゴに競り勝つ。
ジャーンは中にヘッドを落として、石原直樹がボレーを流し込んだ。
<京都サンガ 2−1 湘南ベルマーレ>

89分、京都は美濃部直彦監督がベンチを飛び出して怒る。
スローインの判定一つでエキサイト。
京都にとって勝たねばならぬ試合である。

89分、京都の素晴らしいカウンター。
徳重隆明が左サイドにズバッと通して、中谷勇介が抜け出す。
中谷はきっちり折り返した。しかし尾亦弘友希がナイスカバー。

90分、京都は右CK。短く出して2人がかりキープ。
平塚の選手が身体を寄せてボールを外に出した…。ように私は見えた。
しかし主審の判定は平塚のスローイン。
ちなみに今日はバック側で明らかなスローインの判定ミスが2度あった。

湘南はこのボールをバックラインで回して…。
91分、尾亦弘友希が前線にロングボール。
ジャーンがキープして右へ叩く。
エドワルド・マルケスが前線にクロス供給。
坂本紘司が必死でヘッドを合わせて、ボールがゴール前に抜ける。
最後は永里源気が体勢を崩しながらも押し込んだ!
<湘南ベルマーレ 2−2 京都サンガ>

こんな唐突に流れは変わるものか?パワープレーがハマるものか?
党首はもうすっかり帰り支度だった…。思わぬ展開に唖然とする。
湘南の攻勢が止まらない。京都はもうガタガタ。

92分、石原直樹が左に叩いてアジエルが折り返す。
ゴール正面で永里源気とエドワルド・マルケスがフリー!
しかし重なって打ち切れない。

92分、アジエルが左から持ち込んで前線にスルーパス。
エドワルド・マルケスがエリア左から折り返す。
石原直樹が中央で受けて開く。
右斜めから加藤望のシュート。ここはGK平井直人がナイスセーブ。

94分、京都は渡邉大剛が右を攻め上がってクロス。
田原豊がヘッド。ここは斉藤俊秀が付いていた。

直後にタイムアップ。
前半はやや退屈に思えた試合も、最後は大忙しでした。
京都は本当に痛い結果。ほとんど自滅だ。
パウリーニョをなぜ下げたよ?結果論だが…。
2位といっても5位のセレッソ大阪まで勝ち点4の差しかない。
「勝ち点3」と「勝ち点1」は最後に決定的な違いを生んでしまいかねない。
ただしクオリティの高さは感じました。
個々の能力値はJ2で一番じゃないかな?
京都は全員がJ1で通用するレベルだと思います。

湘南は死に切れず。何とか生き永らえた。
戦術がどうとか、タレントがどうということでなく、
最後は執念で押し込んだという感じ。
不思議な試合でしたね。

党首的採点
湘南ベルマーレ

GK 25 金永基  5.5 ビッグセーブは無いが、大きなミスも無い。
DF 30 山口貴弘 5.0 無理に攻めてピンチを呼ぶ。
→(83分)FW 9 梅田直哉 採点無し。
    3 ジャーン 6.0 最後は執念。コンディションも悪く無さそう。
    2 斉藤俊秀 5.5 トタバタした後半も一人落ち着いていた。
   21 尾亦弘友希 6.0 見た目は無骨になっても左足はエレガント。 
MF 15 北島義生 5.0 倉貫を自由にした。組み立てもいまいち。 
→(69分)MF 14 永里源気 6.5 点取った。仕事した。
    8 坂本紘司 6.5 攻守で決定的な場面に絡んだ。
    7 エドワルド・マルケス 6.0 ボールタッチが独特。
   10 アジエル 6.0 ブラジル人同士で相性良さそう。
FW 20 原竜太 5.0 最初のシュート1本だけで消えていた。
→(45分)MF 24 加藤望 5.5 失点に絡んだが、まぁ仕事はした。
   11 石原直樹 6.5 切れていた。最後は執念で2点に絡む。

京都サンガ
GK  1 平井直人 5.5 好反応で試合を締めたのだが…。
DF 34 平島崇  6.0 攻撃面では良かった。なぜ交代?
→(45分)MF 14 中払大介 5.5 アジ&マルに劣勢。 
    6 森岡隆三 5.5 最後は劣勢を食い止められなかった。
    3 チアゴ  6.0 無失点で終われば7.0付けた。
   36 中谷勇介 6.5 適材適所。地元でいきいき。
MF 17 石井俊也 5.5 目立ってなかった。目立つ選手じゃないし。
   16 斉藤大介 5.5 左サイドでいい仕事。突破はないが良いつなぎ。
   20 倉貫一毅 6.5 逞しくなったな。パス出しはJ1でも稀な水準。
   22 渡邉大剛 6.0 前後半別の位置でいい仕事。クロス○
FW 10 パウリーニョ 6.0 得点こそないが危険な仕事。
→(80分)MF 7 徳重隆明 採点無し。
    9 アンドレ 6.0 身体を張ってボールを収めた。先制点も取ったし。
→(64分)FW 31 田原豊 5.0 リードしていたとはいえ消極的過ぎた。

湘南ベルマーレ 2−2 京都サンガ
平塚陸上競技場 3,466人

このページのトップヘ

見出し画像
×