2012年02月11日

都クラブU-17三決 町田×FC東京

今日は西が丘に足を運ぶ。
東京都クラブユースU-17選手権。
クラブユースの「新人戦」的大会だ。

今日は秩父宮でトップリーグ参入戦を見る予定だった。
ただお目当てのキヤノンが最終節を待たずに昇格決定。
来年じっくり見せてもらおう。
「町田市小野路町つながり」で応援しようと思っていたりする。
もう一つの観戦理由はやはり町田。
ゼルビアユースが3位決定戦に登場する。
FC東京を相手にどういう試合をするのか?
町田担当として見逃す訳にはいかなかった!

西が丘の第1試合がその3位決定戦。
町田ゼルビアとFC東京の対戦である。
FC東京も監督が代わって、本吉剛氏が着任した。

FC町田ゼルビアユース
GK 21 平野勝也  2年 湘南ベルマーレJY
DF 17 中川颯樹  1年 増戸中
    4 石井将稀  2年 町田ゼルビアJY
   18 岡本丞太郎 1年 東急レイエス
   22 大野椋風  1年 湘南リーヴレ・エステーロ
MF 20 大澤一輝  1年 ヴェルディ調布
   14 松波優大  2年 エヌ・オー・ピージャパン
    8 菅谷栄斗  2年 町田ゼルビアJY
   13 白岩翔   2年 町田ゼルビアJY
FW  9 岡端拓哉  2年 町田ゼルビアJY
   16 辻川樹   1年 東海大菅生中

−−−−岡端−−−−辻川−−−−
−−白岩−−−−−−−−大澤−−
−−−−−菅谷−−松波−−−−−
−大野−−岡本−−石井−−中川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−平野−−−−−−−

FC東京U-18
GK 16 馬場拓郎   2年 178/64 クリアージュFC
DF 28 青木啓輔   1年 164/59 FC東京U-15むさし
   27 五勝出竣仁  1年 176/68 FC東京U-15むさし
   22 浅野友亮   2年 178/58 FC東京U-15むさし
    3 吉田一彦   2年 167/56 FC東京U-15むさし
MF 15 野沢英之   2年 175/61 FC東京U-15深川
   26 川上翔平   1年 163/65 FC東京U-15深川
   18 岩田拓也   2年 177/62 FC東京U-15むさし
   25 二瓶翼    2年 165/59 FC東京U-15深川
FW 19 斎藤涼汰   2年 171/63 FC東京U-15深川
   20 ブーゾ・アモス 2年 170/58 FC東京U-15むさし

−−−-アモス−−−-斎藤−−−−
−−二瓶−−−−−−−−岩田−−
−−−−−川上−−野沢−−−−−
−吉田−−浅野−-五勝出-−青木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−馬場−−−−−−−


試合が始まってすぐ、FC東京のスタイルに「変化」を感じた。
両SBの位置取りからして違う。
外に高く張り出し、ボールを呼び込む動きをする。
攻め急がず丁寧につなぐ狙いが明らかだった。
ただボールがスムーズに動かない。
意図、タイミングが合わず、テンポが上がらない。
受ける前の一工夫がなく、止まった味方の足元に入れるパスが多い。
町田は引いて受けるのでなく、踏み込んでプレスにくる。
相手のFWやサイドはもちろん、両ボランチにもきっちり詰めていた。
FC東京はボールを持つ時間こそ長いが、崩す場面が皆無に近い。
町田のプレスをまともに受けて「悪い失い方」もしていた。

FC東京の中盤は人材的に日本最高レベルだと思う。
4人ともそれぞれ個性もありますね。
サイドバックの攻撃力も高いし、噛み合えば間違いなく魅力的だ。
ただ今はどうやらまだ「過渡期」にある。

18分、町田は石井将稀に警告。
27分、FC東京は二瓶翼に警告。

32分、町田は白岩翔→谷口龍一。
白岩は顔を打ち、傷んでしまった。
谷口は俊足のアタッカー。GKから転向した変り種である。
そのまま左サイドハーフの位置に入る。

40分、FC東京は吉田一彦が左サイドから折り返す。
ブーゾ・アモスのヘッドはGK平野勝也の正面。

42分、FC東京は二瓶翼が右にライナー性のサイドチェンジ。
岩田拓也が中に切れ込んでシュートを狙う。枠外。

町田は前半最後にやや「危なっかしさ」が出る。
シュートも全く打てなかった。
ただFC東京にもほとんど形を作らせず、0−0で前半を折り返す。

FC東京は後半に入ると布陣をアレンジ。
長身でキープ力の高い岩田が2トップの一角に入る。
斎藤涼汰が右サイドハーフに下がった。

51分、FC東京は斎藤涼汰に警告。

57分、FC東京はブーゾ・アモスが左に開く。
二瓶翼がエリア左に抜け出す。
打てば決定的だったけど、二瓶は中に小さく折り返す。
せっかくのお膳立ても岩田拓也に届かない。

60分、FC東京のカウンター。
青木啓輔がエリア右に抜け出して短く中に叩く。
川上翔平のボレーは決定的だったけど枠外。

60分、町田は大澤一輝→秋山司嬉。
布陣がこう↓
−−−−−−−辻川−−−−−−−
−-谷口−-菅谷−−松波-−岡端-−
−−−−−−−秋山−−−−−−−
−大野−−岡本−−石井−−中川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−平野−−−−−−−


秋山司嬉は横河戦などで左SBをやっていた。
しかし今日はアンカー、フォアリベロ的位置に入る。
町田は足が止まって中盤が後ろに引っ張られていた。
前線に掛かる人数が減り、辻川樹も孤立。
FC東京のチャンスが増えていく。

62分、FC東京は右CKを川上翔平が左足で入れる。
岩田拓也がファーからヘッドを合わせるも枠外。

62分、FC東京はブーゾ・アモス→岸寛太。

63分、FC東京は岸寛太の左足ミドルが枠を捉える。
ここはGK平野勝也がブロック。

65分、町田はエリア内の混戦を松波優大が落とす。
辻川樹がエリア右からシュートを狙って決定的だった。
しかしGK馬場拓郎がブロックして枠外。
町田はこれが最初のシュートだったはず。

66分、FC東京は岩田拓也が右サイドを突破。
岩田はエリア右に切れ込んで折り返す。
町田DFが弾き切れずボールはファーへ流れる。
二瓶翼がきっちり叩き込んだ。
<FC東京U-18 1−0 FC町田ゼルビアユース>
二瓶翼は一瞬の加速、抜け出しで生き生きしていた。
二瓶と野沢英之は中2の時に高円宮杯U-15を制したメンバーだ。

69分、町田は菅谷栄斗に警告。
71分、FC東京は岩田拓也に警告。

73分、FC東京は川上翔平の左足ミドルが鋭い。
しかしバーに嫌われて決まらない。

74分、FC東京は岩田拓也→天野将平。
布陣がこうなる↓
−−−−天野−−−−-岸-−−−−
−−二瓶−−−−−−−−斎藤−−
−−−−−川上−−野沢−−−−−
−吉田−−浅野−-五勝出-−青木−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−馬場−−−−−−−


75分、FC東京はエリア右角付近でFKを得る。
川上翔平が左足で直接狙ってゴールイン。
<FC東京U-18 2−0 FC町田ゼルビアユース>
川上翔平を今日のマンオブザマッチに選びたい。
彼はとにかく左足のキックが抜群。
低い弾道でグーンと伸びるし、精度も高い。
FK、ミドル、サイドチェンジと見せ場が多かった。
効き足は違うけれど、足腰の強さも含めて宮阪政樹を思い出しますね。

78分、町田のカウンター。
岡本丞太郎が左サイドに踏み込んでボールを奪い、中に叩く。
岡端拓哉は左中間から中に流れて右足一閃。
約25mの思い切ったミドルが、無回転気味に枠を捉える。
GK馬場拓郎の手元でわずかに右へ流れてゴールイン。
<FC東京U-18 2−1 FC町田ゼルビアユース>
素晴らしいミドルで町田が一矢を報いた。
試合はまたちょっと「分からなく」なる。
岡端拓哉はとにかく速いし、細かい加減速も効く。
見ていて楽しいドリブラーだ。

終盤の町田は4−4−2に戻っていた。
最終布陣がこう↓
−−−−岡端−−−−辻川−−−−
−−谷口−−−−−−−−菅谷−−
−−−−−秋山−−松波−−−−−
−大野−−岡本−−石井−−中川−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−平野−−−−−−−


79分、FC東京は二瓶翼がゴール前に抜け出す。
1対1の決定機だったけどGK平野勝也がブロック!

平野勝也はゼルビア・ユースでおそらく一番のタレント。
プレミア、プリンスのレベルでも普通にやれるレベルだ。
背があるし、落下点の予想と捕球がいい。
果敢に飛び出す割には間違えない。
最高の強みはロングキックである。
70mくらい飛ばすんじゃないかな?

81分、FC東京は天野将平がエリア左に抜け出して折り返す。
川上翔平が合わせて決定的だったけど枠外。

82分、FC東京は二瓶翼が左中間から右足ミドルを狙う。
枠を捉えたけどGK平野勝也がブロックして外。

82分、FC東京は川上翔平がCKのセカンドから左足ミドルを狙う。
これも決定的だったけど右ポストに嫌われた。

85分、町田は岡端拓哉に警告。

86分、FC東京は野沢英之が右サイドにスルーパス。
天野将平がぎりぎりのタイミングで裏へ抜け出し、折り返す。
岸寛太はエリア内でDFに寄せられつつ、
しっかり踏ん張って1タッチで合わせた。
<FC東京U-18 3−1 FC町田ゼルビアユース>
FC東京が交代出場の2トップで駄目を押した。

試合は3−1でタイムアップ。
FC東京U-18が3位、町田ゼルビアユースは4位となった。

FC東京は昨年の主力がごっそり残っている。
戦力的には期待のできる学年だろう。
ただ新しい取り組みがどれだけ上手く行くか?
今までと違うことをやるリスクはある。

町田ゼルビアユースはいい「お披露目」が出来た。
この時期はJも大学もやっていない。
だからサッカー中毒な知人が西が丘に何人も来ていた。
「ゼルビアのユースも悪くないな」というのは伝わったと思う。
選手も手応えはあったんじゃないかな?
FC東京を66分まで零封したことは並大抵じゃない。

ただ町田は地域トップから降格したチーム。
12年はまず「第6地区トップリーグ」を目指す段階である。
T1が最短4年、プレミアまで最短7年の道のりだ。
しかし「昇格の余地が沢山ある」と考えれば楽しみじゃないですか(笑)
この先もまたゼルビアユースの試合にはお邪魔したいと思う。

●本吉剛・FC東京U−18監督のコメント:
点を取るまでボールを動かせなかった。
サイドチェンジ、クサビへの連動、3人目の動きが足りない。
パスを受ける時も立ってしまっていた。
今後はポポビッチ監督のトップと同じように、
ボールを少ないタッチで動かす狙いを持ちたい。
自分達で主導権を取るサッカーを目指す。
守備の厳しさも踏襲したいけれど、両方言うと選手が混乱する。
まずボールを動かすことからチーム作りに入る。
今指摘しているのは3人目の動き、クサビが入った時のスピードアップ。
「決めごと」は追ってこれから出来ていくだろう。

augustoparty at 22:00│Comments(0)TrackBack(0)サッカー(U18) 

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