2012年07月07日

T1第7節 実践×駒大高

新横浜から高尾へ移動し、16時キックオフの「T1」を見る。
念のため説明するとT1とは高校生年代の東京都1部リーグ。
計10チームが参加し、ホーム&アウェイで計18試合を戦う。
なおプレミアイーストにヴェルディと三菱養和。
プリンス関東にFC東京、関東一、成立学園が参加している。
上から数えると4部リーグ相当だけど、高校生だから大人のような差はない。

実践学園を見ておきたかった。
今年は修徳と共に高校総体の都予選を勝ち抜き、
7年ぶりの「全国」を決めている。
Tリーグでも好調で4勝2敗の3位につけている。
学校は中野区にあるが、グラウンドは八王子市内だ。
校舎とは離れているけれど、アクセスも含めて施設が素晴らしい。
高尾駅から徒歩5分足らずで、人工芝のピッチと5段ほどの客席がある。
サイズは大きめの野球、サッカー兼用。
こちらのピッチに背を向けて、野球部員がトスバッティングをしていた。
彼らも西東京大会を前にした大事な時期なのだろう。

実践学園高校
GK  1 天野将貴  3年 173/70 FC杉野
DF  4 福岡将太  3年 179/70 JACPA東京
    3 尾崎快斗  3年 183/65 ROMBA立川FC
   10 鴻田直人  3年 174/63 JACPA東京
   15 佐藤剛   3年 171/64 あきるのFC
MF  5 森栄司   3年 174/63 府ロク
    6 三村涼   3年 172/60 AZ86東京青梅
   19 徳山浩介  3年 169/60 AZ86東京青梅
    8 原大和   3年 175/67 横河武蔵野FC
FW 12 粕川竜貴  3年 168/62 FC府中
   13 中里岳史  3年 174/67 青梅三中

−−−−中里−−−−粕川−−−−
−−-原-−−−三村−−−徳山−−
−−−−−−−-森-−−−−−−−
−佐藤−−鴻田−−尾崎−−福岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−天野−−−−−−−

駒澤大学高校
GK  1 市川晃平  2年 178/70 FC杉野
DF  3 黒田大介  3年 170/61 クラブ与野
    2 広瀬貫太  3年 180/65 VIVAIO船橋
    4 東史弥   3年 180/65 赤羽岩淵中
    5 井浦正人  2年 178/63 Forza’02
MF  6 星皓遥   3年 159/58 東急レイエス
    9 桑野裕稀  3年 165/57 ジュニオールSC
   10 大川雅史  2年 172/65 フッチSC
    7 桑原智   3年 173/58 東京久留米FC
    8 鎌田雄太  3年 160/56 シュートJY
FW 11 飯泉優人  3年 167/59 FC東京深川

−−−−−−−飯泉−−−−−−−
−−鎌田−−−桑原−−−大川−−
−−−−−桑野−−-星-−−−−−
−井浦−−-東-−−広瀬−−黒田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−市川−−−−−−−


雨中のキックオフとなる。
観客は大変だけど、ピッチはそれほど水含みじゃない。
むしろ「ボールが走る」くらいの湿り具合だったと思う。
実践はまず最終ラインの大きさが目に付いた。
尾崎快斗は183cmの登録だけど、
実測は190cm以上あるかもしれない。

11分、駒澤は桑野裕稀に警告。
セットプレー時の距離不足。

16分、実践は粕川竜貴が中里岳史とのワンツーで、相手DFを中に寄せる。
粕川は左に叩いて、三村諒がエリア左から左足シュートを狙う。枠外。

17分、実践は尾崎快斗に警告。
大川雅史の反転を手で止めた。

18分、実践は徳山浩介の左足ミドルが枠を捉える。
市川晃平がブロックして逃れた。

実践が球際で勝ち、序盤からペースを掴んでいた。
駒澤は縦に長いボールを蹴っていた。
しかし福岡将太、尾崎快斗は跳ね返しの能力が高い。
福岡将太は強さや速さもあり、フィジカル的に素晴らしい選手だった。
実践もそれほど手数を掛けない、縦に速いサッカーだ。
ただ2トップチェイシングが駒澤よりいい。
左MFの原大和も縦に入るボールへの競り合いで効いていた。
前線の守備が機能し、いい体勢でキックを蹴らせない。
駒澤らしい「ラッシュ」をむしろ返り討ちにしていた。

駒澤は大学と同じでベンチが熱い。
選手が委縮するんじゃないか?というくらいのダメ出しが続く。
ただそういう中でも東史弥主将はよく声をだし、自分の考えを伝えていた。
レフティーの桑原智も変化をつけていた。
しかし試合の大勢は変わらない。

23分、実践は左CKを徳山浩介が右足で入れる。
尾崎快斗がニアでヘッドを軽く擦らしてゴールイン。
<実践学園 1−0 駒大高>
尾崎快斗の「高さ」が奏功した。

30分、駒澤は飯泉優人が左に叩く。
鎌田雄太はワンタッチで中に落とす。
大川雅史がDFを少しずらしてエリア内のギャップに切れ込む。
いい崩しで決定的だったけど、実践DFが身体を寄せて防いだ。

駒澤はこれがおそらく前半唯一の決定機。
シュートの本数はおそらく0本。

38分、実践は森栄司のクサビから仕掛ける。
粕川竜貴が前を向いて仕掛け、左右の重心移動でCBを剥がす。
粕川の右足ミドルは枠を捉えて決定的だった。
しかしGK市川晃平がブロックする。

40分、実践のショートカウンター。
原大和が左サイドのパスカットから中里岳史とワンツー。
原はエリア左に抜け出してシュートを狙うが、駒澤DFにブロックされる。

44分、駒澤は桑野裕稀に警告。これもセットプレーの距離不足。

実践が「1点に留まった」という前半45分だった。
試合は1−0で後半。

48分、実践は原大和が前線でハイボールを競る。
粕川竜貴がセカンドから右足ボレーを狙う。
シュートは1バウンドして枠を捉えたが、GKにブロックされる。

50分、実践は左スローインから原大和が左サイドを抜け出す。
原はエリア内に切れ込んでシュート。
GK市川晃平が1本目の1対1は良く止める。
しかし原はセカンドボールを悠々と押し込んだ。
<実践学園 2−0 駒大高>

55分、実践は徳山浩介が左中間から右足でFKを合わせる。
福岡将太がニアでヘッドを競るが届かない。
しかしGKが福岡のヘッドを見て、反応が遅れる。
最後は尾崎快斗がGKのブロックに詰めて押し込んだ。
<実践学園 3−0 駒大高>
尾崎快斗は本日2点目。しかしこの直後に…。

57分、実践は尾崎快斗に警告。
タックルが足裏から入ってしまい、「バチッ」と音が聞こえた。
尾崎は2枚目のイエローカードで退場となる。
実践の布陣がこうなる↓
−−−−−−−中里−−−−−−−
−−-原-−−−粕川−−−徳山−−
−−−−−−−三村−−−−−−−
−佐藤−−鴻田−−-森-−−福岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−天野−−−−−−−


尾崎快斗は対人ではまだ未熟なところがある。
反転、横への動きが遅くて、振り切られる場面が多かった。
ただ声がよく出るし、いい意味で「前向きさ」が伝わってくる選手。
まだ完全なレギュラーではないとのことだけど、
身長、ポテンシャル的に要注目だろう。

60分、駒澤は星皓遥→竹内健人。
61分、実践は粕川竜貴→安齋柊。
実践の布陣がこうなる↓
−−−−−−−中里−−−−−−−
−−-原-−−−−−−−−徳山−−
−−−−−三村−−-森-−−−−−
−佐藤−−鴻田−−安齋−−福岡−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−天野−−−−−−−


64分、実践は森栄司がスルーパス。
原大和がエリア左に抜け出してシュート。
原はGKのブロックに詰めて打ち直すが2発目は枠外。

67分、実践は佐藤剛→渡辺隆斗。
74分、駒澤は飯泉優人→杉山慶介。
77分、駒澤は市川晃平→楠川慶。
78分、駒澤は竹内健人→尾門泰。
駒澤の最終布陣がこう↓
−−−−−−−大川−−−−−−−
−−桑原−−−杉山−−−竹内−−
−−−−−桑野−−鎌田−−−−−
−井浦−−-東-−−広瀬−−黒田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−楠川−−−−−−−


78分、実践は徳山浩介→緋田優人。
82分。実践は中里岳史→小林優。
小林優は178cm・71kgの3年生。
短時間のプレーでもフィジカルの凄みが伝わってきた。

88分、実践は原大和→小澤哲大。
実践の最終布陣がこう↓
−−−−−−−小林−−−−−−−
−−緋田−−−−−−−−小澤−−
−−−−−三村−−-森-−−−−−
−福岡−−鴻田−−安齋−−安齋−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−天野−−−−−−−


アディショナルタイムの提示は3分。
実践が危なげなく守り切り、3−0で駒大高を下している。
試合後に実践学園の深町監督にお話を伺いました。
「セパタクロー日本代表元主将」という異色の指導者です。

●深町公一監督(実践学園高):
駒大さんは縦に速いサッカーをするし、フィジカル的な強さもある。
守備は競り合い、セカンドボールを意識し、
攻撃はやり合っても仕方ないので、グラウンダーで勝負しようということだった。
しっかりと守備をしながら、シンプルにボールを回し、ウチの良さが出た。
2点目が大きかったですよ。
色々な子を試せたので、チャンスを与えるという意味でもいい機会だった。
同じような子がまだまだ一杯います。

チームのストロングポイントは粘り強い守備でしょう。
運動量がそんなあるわけじゃないけど、真面目に頑張れる。
「1.1」が11人揃えば12になると、選手にはいつも言っている。
全員に守備の意識があるというのはウチの良さでしょう。
トップの子もよく走って、前線からチェイシングもしてくれる。
あとはセットも大きな武器で、そこで点は取れている。
2点3点取られちゃう試合は、チのペースじゃないですね。
守備をしながら1−0で勝つようなチームかな?と思います。

ウチは全国に出ているけれど、勝ったことがない。
今年は全敗の歴史を塗り替えるという目標でスタートしている。
このチームは流経大柏にフェスティバルでやられている。
インハイの目標を敢えて言うんだったら、
流経さんが来るかどうかは別にして、3つ目まで行きたいな、という気持ちだ。
でもまずは1戦必勝でしょう。

augustoparty at 23:59│Comments(1)TrackBack(0)サッカー(U18) 

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この記事へのコメント

1. Posted by かーる   2012年07月08日 18:31
更新のたびに拝見させて頂いてます。
帝京は全国大会に出てません。
実践学園と修徳です。

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