2013年07月25日

クラ選U18一次R C大阪×福岡

今年もこの大会は張り付きで見ます。
正式名称はadidas CUP 2013 第37回日本クラブユース選手権(U-18)大会。
僕らは大体「クラ選」と読んでいます。
1997年から2010年までは福島県のJビレッジで開催されていた。
東日本大震災の影響で大会が群馬に移って今年は3年目とある。
昨年は40℃近い猛暑で、熱中症のリスクが指摘される状況だった。
今年はいろいろな部分で改善が見られましたね。
1日3試合の会場を無くし、更に第1試合のキックオフを1時間半早めた。
観客の方が入れるテントも用意されている。
幸いにも今日は25℃前後という気温で暑さ対策は杞憂に終わったが、
テントのおかげで雨に濡れないで済んだ。

今日はクラブユース選手権U−18の初日。
第2試合は敷島補助から敷島公園サッカーラグビー場に移動する。
Cグループは1次ラウンド最大の激戦区ではないだろうか?
昨年の「下増田カルテット」から名古屋が抜け、福岡が新加入!
ヴェルディ、柏、セレッソ、福岡という顔ぶれである。
プレミアが3ついて、柏がプリンスだけど昨年の優勝チームだ。

セレッソ大阪U-18
GK 22 齋藤和希  96.07.26 180/62 セレッソ大阪U-15
DF 38 堀江大騎  97.04.10 164/57 セレッソ大阪 西U-15
   26 庄司朋乃也 97.10.08 184/66 クマガヤSC
    2 橋本侑紀  96.05.05 178/65 セレッソ大阪U-15
   11 魚里直哉  95.08.03 165/58 洲本市立青雲中
MF  5 仲原潤也  96.10.12 164/56 セレッソ大阪 西U-15
    8 丸岡満   96.01.06 170/65 徳島市立川内中
   12 高田和弥  96.05.07 162/52 スマイス・セレソン
   13 阪本将基  96.06.24 168/58 セレッソ大阪 西U-15
FW 24 前川大河  96.06.13 162/62 高槻myd FC
    9 大津耀成  95.08.07 182/62 セレッソ大阪U-15

−−−−大津−−−−前川−−−−
−−阪本−−−−−−−−高田−−
−−−−−丸岡−−仲原−−−−−
−魚里−−橋本−−庄司−−堀江−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−齋藤−−−−−−−

アビスパ福岡U-18
GK 21 川島大輝  96.04.16 180/70 FCグローバル
DF  2 三村康太  95.08.28 173/66 セイザンFC U-15
    5 最上川祐輝 95.04.28 183/62 ディアマントFC鹿児島
   15 山下快生  96.04.21 166/64 アビスパ福岡U-15
    7 光永祐也  95.11.29 176/61 アビスパ福岡U-15
MF  6 牛之濱容  95.11.15 167/60 アビスパ福岡U-15
   29 野中優之介 97.04.28 169/59 アビスパ福岡U-15
   20 関恭範   95.04.02 174/52 小倉南FC・JY
    8 山口晃大  95.05.30 166/52 アビスパ福岡U-15
FW 10 佐々木亜門 95.05.11 167/57 アビスパ福岡U-15
    9 渡辺瑞基  95.08.11 186/69 ロサリオフットボールアカデミー

−−−-佐々木-−−−渡辺−−−−
−−山口−−−−−−−−-関-−−
−−−−−野中−-牛之濱-−−−−
−光永−−山下−-最上川-−三村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


セレッソは最終ラインに1年生が2人いる。
庄司朋乃也は去年7月の関クラで見て仰天した選手。
ディベロップで活躍し、メニコンにも出場している。
何クラブかが争奪戦を繰り広げた挙句、セレッソ入りを選んだ。
名前は「ほのや」と読む。

セレッソがいい攻めを見せていた。
ボランチの丸岡満はどんどんゴール前まで攻め上がってくる。
逆にFWの前川大河は、後方まで引いてパスを受けに来る。
FWと中盤が流動的に動き、ブロックの中で受けて動かすプレーが多い。
高田和弥、阪本将基も含めて、近い距離感でテンポよくボールを動かしていた。

4分、セレッソは前川大河が相手のパスをカットしてドリブル。
前川はエリア右に切れ込んでシュートを狙う。
決定的だったけれど、GK川島大輝がブロックして外。

13分、福岡は光永祐也が左サイドにスルーパス。
牛之濱容はエリア内に抜け出して短く折り返す。
渡辺瑞基が体勢を崩して横臥しつつ、足先を残してシュートを狙う。枠外。

18分、セレッソは左SBの魚里直哉が縦につなぐ。
丸岡満が左サイドからハイクロスを入れる。
前川大河がファーに流れてマークを外し、ヘッドを上手く合わせた。
<セレッソ大阪U-18 1−0 アビスパ福岡U-18>

21分、セレッソは堀江大騎が右から中に叩く。
高田和弥が左周りで反転してマークを剥がし、エリア内に落とす。
丸岡満は後方から走り込んで、左足ボレーを流し込んだ。
<セレッソ大阪U-18 2−0 アビスパ福岡U-18>

高田和弥はもともといいドリブラーだったが、悪い失い方がずいぶん減った。
相手をひきつけて、味方を使うプレーが良かった。
見ていて面白いと思ったのは、利き足が右なのに、反転は左回りということ。
キレのあるターンでマークをうまく外していた。
丸岡満はキックの質をクロス、シュートで生かした。
右利きだけど、左足から2点を演出しましたね。

22分、セレッソは高田和弥が左サイドから折り返す。
大津耀成が落として、丸岡満はエリア右から左のトーキックで合わせる。
これはGK川島大輝がブロックした。

25分、セレッソは大津耀成が福岡MFのバックパスをカット。
大津が中央を持ち上がり、前川大河はエリア左にフリーで走り込んでいた。
しかし大津はエリア右から自らシュートを狙って枠外。

しかし福岡が次第に盛り返す。
25分、福岡は山口晃大が相手のバックパスを取って左に落とす。
佐々木亜門が仕掛けてセレッソDFが一旦ブロック。
佐々木は相手のブロックを自ら拾って、左足ミドルを狙うも枠外。

27分、福岡は山口晃大が左サイドにつなぐ。
光永祐也がシザースで相手DFを翻弄。エリア左に抜け出して、左足で折り返す。
渡辺瑞基が右足ボレーで合わせてゴールイン。
<セレッソ大阪U-18 2-1 アビスパ福岡U-18>

左サイドの崩しは福岡U-18の強み。
山口晃大、レフティーの佐々木亜門ら技巧派が近い距離感で駆け引きをする。
ボランチ、サイドバックも含めて三角形を作り、3人目を抜け出す形を量産していた。
光永祐也は本格派の左サイドバックである。
運動量に加えて、左足のキック、スプリントの伸びやかさが抜群。
加減速、シザースが滑らかで、しかも切れる。
下半身がくねくねするのに、上半身がぶれない。
高校生時代の市川大祐を思い出させる抜き技を使っていた。
あれだけぶっちぎれる、縦へ切れ込めるSBを見たのは酒井高徳以来だ。
線の細さはあるけれど、とにかく見ていて楽しかった。

28分、福岡は三村康太が右サイドから浮き球で折り返す。
渡辺瑞基がニアでヘッドを合わせてゴールイン。
<アビスパ福岡U-18 2−2 セレッソ大阪U-18>

更に29分、福岡は佐々木亜門が左サイドから折り返す。
渡辺瑞基がヘッドを合わせてハットトリック寸前。
これは右ポストを叩いてゴールラインを割れない。

渡辺瑞基は186cmの長身FW。
いわゆる「電柱系」だろうという先入観を持ってまず見始めた。
1点目を見て「なぜあんなどフリーなんだ?」と疑問が沸いて…。
よく見るとボールがないところで小まめに動いて、DFと駆け引きをしている。
この3つのフィニッシュは「たまたま空いていた」のでなく、自分で自分を空けていた。
セレッソDFの至らぬ部分もあったと思うのだが、渡辺の工夫を称えたい。

31分、セレッソは阪本将基に警告。

39分、セレッソは高田和弥が左サイドから折り返す。
大津耀成がヘッドを叩き付けて、枠の右隅を捉える。
川島大輝がパンチして外に弾き出した。

試合は前半アディショナルタイム。
42分、福岡は光永祐也が左サイドから浮き球で縦にフィードを入れる。
渡辺瑞基は体を張って後ろに落とす。
佐々木亜門がエリア左外に流れ、マークをずらして左シュート。
ニアのいいコースを突いて決定的だったけれど、GK齋藤和希がブロックする。

前半40分は2−2と差がつかぬ展開で終了する。
試合は後半。

42分、セレッソは堀江大騎が右サイドから折り返す。
前川大河がエリア内の狭いスペースでトラップ。
前川は素晴らしいバランスからボレーを放ったが、右ポストを叩く。
大津耀成がセカンドから左シュートを押し込んだ。
<セレッソ大阪U-18 3-2 アビスパ福岡U-18>

47分、セレッソは大津耀成に警告。

53分、セレッソは堀江大騎が攻め上がって、右から中に叩く。
丸岡満が右中間からループシュートを狙うが、バーを叩いて届かず。

55分、セレッソはセットプレーの攻め直し。
仲原潤也が左に叩いて、丸岡満はエリア内に切れ込む。
丸岡は1対1から決定的な左シュートを狙った。
GK川島大輝にブロックする。

55分、福岡は関恭範→町田蘭次郎。
福岡の布陣がこう↓
−−−-佐々木-−−−渡辺−−−−
−−山口−−−−−−−−町田−−
−−−−−野中−-牛之濱-−−−−
−光永−−山下−-最上川-−三村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−川島−−−−−−−


57分、セレッソは阪本将基→金永洙。

62分、セレッソは前川大河が相手の中途半端なクリアを1タッチで裏に落とす。
大津耀成がエリア右に抜け出してシュート。
これも決定的だったけれどGK川島大輝にブロックされて枠外。

63分、セレッソは高田和弥→岸本武流。

69分、福岡は佐々木亜門が右サイドからドリブルで切れ込む。
佐々木は左足のアウトで細かく触りながら、エリア内に切れ込む。
ドリブル、ドリブルと割り込んで、ゴール右から左足アウトで折り返す。
触れば1点のボールだったが、味方には合わなかった。

70分、福岡は左CKを山口晃大が右足で入れる。
渡辺瑞基がヘッドを叩き付けて、GK齋藤和希がブロック。
渡辺はこぼれ球に詰めて押し込むが、このコンタクトはファウルで取り消し。

71分、セレッソは魚里直哉→温井駿斗。前川大河→平田翔。

76分、福岡は野中優之介が左中間に当てる。
山口晃大は2タッチでエリア左にスルーパスを通す。
佐々木亜門が縦に切れ込んで、GKもかわしてシュートを狙う。
角度のない位置でセレッソDFにブロックされてしまった。

78分、福岡は光永祐也が左サイドから切れ込んで丁寧に折り返す。
山口晃大がボレーを狙って決定的だったけれど枠外。

79分、福岡は山口晃大が左サイドにスルーパス。
光永祐也は大外を抜け出して、折り返す。
最後は牛之濱容がフリーでボレーを流し込んだ!
<アビスパ福岡U-18 3−3 セレッソ大阪U-18>
光永祐也は本日2アシスト。
福岡が終了間際の土壇場で同点に追いついた。

80分、セレッソは大津耀成→沖野将基。
セレッソの最終布陣がこう↓
−−−−岸本−−−−平田−−−−
−−-金-−−−−−−−−沖野−−
−−−−−丸岡−−仲原−−−−−
−温井−−橋本−−庄司−−堀江−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−齋藤−−−−−−−


試合は3−3でタイムアップ。
お互いに技とアイディアに飛んだ、楽しい攻め合いでした。

両監督のコメントです。
★大熊裕司・セレッソ大阪U-18監督:
●試合展開
2−0の試合がどういう状況かということを、
もう少し理解してサッカーをしなければいけない。
そこから点を取られれば向こうも勢いづくし、心理的にも難しい。
あそこのポイントで立て続けに失点したことがもったいなかった。
後半ちょっと失速したので、そこは大事に持ち帰りたいなと思います。
もうちょっとボールを大事にする時間帯があってもいいのかなと。
あと守備のところがどうしても下がってしまったので、
そこはもう一回、頑張らせないといけないかなと思います。
●1年生DF
(2人はバタバタする部分があったのでは?)
それは間違いなく、見ていただいた通りです。
やられているのは右サイドしかない。
1年生2人のところでやられているんですけど、
長い先を見たら、これがいい糧になるだろうと考えている。
●Cグループ
去年もそういう(厳しい)グループだったんですけど、
その中でもどんだけやれるか、やり切れるかとか、
非常に彼らにとって今後の財産になる。あと2試合を楽しみにしている。
●今年のチーム
1年生、2年生が多く、去年より個としては小さい。
全力でサッカーをするというところを、
駆け引きなしに90分間やれるように、
粘り強くというところを目指している。
ちょっと我慢強くやれるようになってきたかなと思うんですけど…。
それを測るのにはちょうどいい大会かなと思っている。

★久藤清一・アビスパ福岡U-18監督:
●試合展開
1試合目ということで、入りのところは選手も緊張していた。
やられて気づいて追いつくのって大変なのかなと。
逆に行くしかないとなって、良かったのかもしれないですけれど。
プレミアでは1−2で負けちゃいました。その時よりはやれましたね。
●目指すサッカー
常にダイレクトの準備をして、相手を見て逆を取ったりしろとは言っています。
自分らが考えてやった方がいいので、一人一人のアイディアを尊重している。
(去年まで)コーチをやっていて、スピードを上げすぎないとか、
出して動くということは、ずっとやっていた。
あまり変わらないのは変わらないです。
小さかったらどうするんだ?というと、
触られないくらい動かして、動かしてもう一回もらって…
ということをやればいいのかなと思う。
もうちょっと遊んで欲しいんですけど、あれくらい回せればいいと思う。
チャレンジしなかったら怒りますね。
ビビったりとか。ゲームに入れなかったりとか。
●光永祐也
光永の攻撃は武器ですね。運動量がある。
持ち味はスピードに乗っていって、勝負できること。
あとはセンタリングのの精度をもうちょっと上げて…というところ。
●守備
プレミアでもシュートも打たれること多い。
相手の方が打っている。
撃たせないように、身体を張ってというところは意識させている。
一歩、もう一歩ということはずっと言っている。
●今大会
いい相手とできるので、全員で攻撃して全員で守ってというところを見せて、
自分たちのサッカーを対等に戦えればいいかなと思います。
目標は決勝リーグで1勝。今まで決勝トーナメントに行ったことないので…。
去年は出られてないし、一昨年は予選ラウンドで敗退だった。
いい相手とできるので、チャレンジしていきたいです。

augustoparty at 23:59│Comments(0) サッカー(U18) 

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