2017年05月12日

関西学生連盟 関西×関西学院 1回戦

関西は関東に比べると野球の盛んな土地柄だろう。
といいつつ球場はあるようでなくて、学生野球は苦労している。
花形連盟である関西学生連盟も例外でなく、
リーグ戦は兵庫、大阪、京都、滋賀の各球場と転々としている。
ただ最近は「第7週の甲子園金土開催」が恒例化。
最終第8節の同立戦(わかさ)とともに「終盤戦の山場」にしているのかな。

せっかくの大一番を平日にやることに対する異論も耳にした。
一方で私のような平日が暇な人間にとっては助かる。
まして甲子園なら屋根があって椅子が広くてアクセスも万全。
加えてちょうどBリーグの大一番が同じ西宮で夕方に入っていた。
そんな理由で関関戦を見に甲子園に参りました。
なお関大、関学とも勝ち点2で最終カードを迎えている。

関西大学
1番 二 多田桐吾  3年 右左 170/63 明徳義塾
2番 三 阪本将太  4年 右左 173/68 智弁和歌山
3番 遊 古川陸   3年 右右 178/74 東大阪大柏原
4番 左 若泉洸仁  4年 右右 180/72 塔南
5番 一 倉川竜之介 2年 右左 170/73 桜宮
6番 右 太田健裕  3年 右左 180/75 乙訓
7番 捕 久米健夫  4年 右右 178/80 大阪桐蔭
8番 投 阪本大樹  4年 右右 169/74 履正社
9番 中 中島大地  4年 左左 175/72 箕面東

関西学院大学
1番 左 中西雄大  4年 左左 179/74 今治西
2番 中 比嘉翔太  3年 右左 169/66 報徳学園
3番 三 大倉卓也  4年 右左 173/73 智辯和歌山
4番 一 森中健太  4年 右右 183/86 大阪桐蔭
5番 右 片濱大輝  4年 右左 177/77 報徳学園
6番 遊 赤川太一  3年 右左 175/68 広陵
7番 捕 浅尾将太  4年 右右 171/66 広島観音
8番 投 山口晃   4年 右右 170/76 佐世保実業
9番 二 吉岡優磨  4年 右左 166/65 龍谷大平安


1回表。先攻は関西大。
1番・多田はレフト線に運ぶ二塁打。無死2塁。
2番・阪本将がバント成功。一死3塁。
3番・古川は投ゴロ。二死3塁。
4番・若泉が遊ゴロで無得点。

関西学院大の先発は山口晃。右上手の本格派である。
よく言えば力みのない、悪く言えば淡泊なフォーム。
腰は落とさないし、上半身を捻じらないし、溜めや粘りを作らない。
タンタンタンと速いテンポで投げ込んでくる。
一方で開きがなくて、テイクバックもコンパクトなところは強み。
だからボールがシュート回転しない。
今日の球速は速球、ツーシーム135〜46キロ。
フォーシームはコンスタントに144,5を記録していた。
変化球はスライダー、チェンジが127〜34キロ。
チェンジでなくフォーク、スプリットだったかもしれない。
特に「伸びる」「切れる」タイプではないにせよ、
この体格とこのフォームでよくこのボールが来るなと感心した。
パワーや瞬発力に恵まれているというのはありそう。
抜群のフィールディング、身のこなしからアスリート性は感じた。
あと制球が安定していて、変化球も含めて「コマンド」が高い。

ちなみに関西大には「山本隆広」という投手がいる。
こちらも172cmと小柄な本格派。最速148キロで話題になっている。
どちらも3回生で「関学と関大」「山口と山本」だから混同しやすい。
しかも山本は関大OBでもある山口高志氏に指導を受け、
その体格と投球スタイルから「山口高志2世」とも言われている。
彼らの責任ではないにせよ紛らわしいこと著しい。
今日はそちらも登板を楽しみにしていたのだけどげなかった。

1回裏。後攻は関西学院大。
1番・中西雄が右飛。
2番・比嘉は一ゴロ。
3番・大倉が中飛で三者凡退。

関西大の先発は阪本大樹。
技巧派、実戦派の右上手投げだ。
履正社高の時から何度も全国の舞台に出ている。
身体をくの字に折って腰を落として、少し捻じりを入れる。
腰回りや下半身がいかにも強そうで安定している。
こちらも制球が良く、立ち上がりから安心して見ていられた。
今日の球速は速球が135〜42キロ。
変化球はスライダー、フォークが120〜35キロ。
他にカーブが107〜12キロ。
イニング前の投球練習ではカーブを必ず1球は投げていた。
ただ試合の中では3,4球しか投げてなかったとはず。

2回表。
関大は5番・倉川が四球。無死1塁。
6番・太田は中飛。一死1塁。
7番・久米が投ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
関学は4番・森中が左前安打。無死1塁。
5番・片濱が二ゴロ併殺。
6番・赤川は一ゴロで3アウト。

3回表。
関大は8番・阪本大が中前安打。無死1塁。
9番・中島がバント成功。一死2塁。
1番・多田は二ゴロ。二死3塁。
2番・阪本将が中飛で3アウト。

3回裏。
関学は7番・浅尾が遊飛。
8番・山口は右飛。
9番・吉岡優が二ゴロ失策で生きる。二死1塁。
1番・中西雄は左飛で3アウト。

4回表。
関大は3番・古川が投ゴロ。
4番・若泉は三ゴロ。
5番・倉川が遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
関学は2番・比嘉が二ゴロ。
3番・大倉がライト線に運ぶ二塁打。一死2塁。
4番・森中は外角スライダーで空振り三振。二死2塁。
5番・片濱のカウント2−2から二塁走者が牽制死。3アウト。

5回表。
関大は6番・太田が中飛。
7番・久米は中前安打。一死1塁。
久米は次打者の3球目に二盗失敗。二死無走者。
8番・阪本大が外角ツーシームで空振り三振。3アウト。

5回裏。
関学は5番・片濱がフォークで空振り三振。
6番・赤川は右前安打。一死1塁。
7番・浅尾が右前安打。一死1、3塁。
8番・山口は遊ゴロ。
併殺を諦めて一塁に投げ、三塁走者が生還。二死2塁。
<関西学院大 1−0 関西大>
9番・吉岡優が左前タイムリー安打。二死1塁。
どん詰まりだったがショートのグラブをかすめてヒットに。
<関西学院大 1−0 関西大>
しかし吉岡優は次打者の2球目に二盗失敗。攻撃終了。

6回表。
関大は9番・中島が投直。
1番・多田は投ゴロ。
2番・阪本将が内角速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
関学は1番・中西雄がスライダーで空振り三振。
2番・比嘉はセーフティバントから投前安打。一死1塁。
3番・大倉が二ゴロ。二死1塁。
二直を取り切れずそこからこぼれをよく処理した。
4番・森中はチェンジで空振り三振。3アウト。

7回表。
関大は3番・古川が中飛。
4番・若泉は三ゴロ。
5番・倉川が速球で見逃し三振。三者凡退。

7回裏。
関学は5番・片瀬が二ゴロ。
6番・赤川は速球で空振り三振。
7番・浅尾が二邪飛で三者凡退。

8回表。
関大は6番・太田が投ゴロ。
7番・久米は三ゴロ。
代打・西田友紀が中前安打。二死1塁。
9番・中島は右飛で3アウト。

8回裏。
関大はこの回から二番手投手に肥後皓介を起用する。
肥後は広陵高出身の2回生。
171cm・68kgの右上手投げだ。
球速は速球系が132〜39キロ。
この速度帯でカットボール的な沈む球筋もあった。
変化球はスライダー、チェンジが124〜27キロ。
小柄だけど球威、変化球の切れとも悪くない。
ただ今日は制球がやや散っていた。

関学は8番・山口が四球。無死1塁。
9番・吉岡優はバント成功。一死2塁。

関大は肥後皓介がここで降板。
三番手投手に霤捗戮魑用する。
霤弔賄貶_高出身の3回生。
172cm・71kgの左腕だ。
球速は速球が133〜36キロ。
変化球はスライダーが119〜23キロ。

関学は1番・中西雄が三ゴロ。二死2塁。
2番・比嘉は左前安打。
レフトのファンブルが絡んで二死2、3塁。
二塁走者は帰塁しかかって本塁は突けず。
3番・大倉が外角速球で見逃し三振。3アウト。

9回表。
関大は1番・多田が遊飛。
2番・阪本将は左飛。
代打・松島恒陽が遊ゴロで三者凡退。

ここで試合終了。
四死球の少ない引き締まった展開で、試合時間は2時間足らずだった。
関学が山口晃の4安打完封で関大を下して先勝している。
奪三振は「3」で、上手く打たせて取っていました。

安打 101 010 010 4 四 失
関大┃000|000|000┃0 1 2
関学┃000|020|00×┃2 1 0
安打 010 131 01  7

関大:●阪本、肥後、霤
関学:○山口

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 16:00│Comments(0)TrackBack(0)大学野球 

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