2018年08月08日

高校総体2回戦 青森山田×昌平

全国高校総体男子サッカー2日目。
上野運動公園競技場は3試合とも好カードでした。
3試合連続で「プレミア」が登場したわけですから。
今日の三重は35度予報で猛暑を懸念されていたが、
結果的には曇天で「涼しい」と漏らす監督がいたほど。
第3試合の途中は一時的に日も出ていましたが、
選手は動けていたし、想像していた「間延び」も起こらなかった。

第3試合は青森山田と昌平の対戦だ。
青森山田は言わずと知れた強豪。
昌平は埼玉県1部だが、2年連続でJリーガーを輩出中だ。

青森山田高校
GK  1 飯田 雅浩  00.10.05 184/78 東京ヴェルディJY
DF  2 橋本 峻弥  01.03.22 181/76 クリアージュFC・JY
    4 二階堂 正哉 00.11.02 176/70 青森山田中 
    5 三國 ケネディ エブス
           00.06.23 194/80 青森山田中
    3 豊島 基矢  00.06.20 176/70 三菱養和SC巣鴨JY
MF  8 武 眞大   00.07.26 170/66 東京ヴェルディJY
    6 天笠 泰輝  00.05.11 175/65 前橋FC
    7 武田 英寿  01.09.15 174/65 青森山田中
   11 バスケス・バイロン
           00.05.16 174/68 東松山ペレーニアFC・JY
   10 檀崎 竜孔  00.05.31 174/65 青森山田中
FW  9 佐々木 銀士 00.06.04 183/71 三菱養和SC巣鴨JY

−−−−−−-佐々木-−−−−−−
−-檀崎−-武田−−武−バスケス−
−−−−−−−天笠−−−−−−−
−豊嶋−−三國−-二階堂-−橋本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−飯田−−−−−−−

昌平高校
GK  1 牧之瀬 皓太 01.06.20 174/66 GRANDE FC
DF  3 吉田 航   00.05.18 174/69 CLUB ATLETICO ALEGRE
    5 関根 浩平  00.08.25 177/65 栃木SC・JY
    4 阿部 天翔  00.09.29 177/65 成立ゼブラFC
    2 堀江 貴大  00.04.26 177/70 大宮アルディージャJY
MF  8 原田 虹輝  00.08.06 169/60 JYC クラブ与野
    6 丸山 聖陽  01.02.01 169/63 FC LAVIDA
    7 木下 海斗  01.03.23 175/64 浦和レッドダイヤモンズJY
    9 渋屋 航平  00.07.17 180/70 FC LAVIDA
   11 森田 翔   00.10.04 175/60 栃木SC・JY
FW 12 西村 悠希  00.11.21 172/65 CLUB ATLETICO ALEGRE

−−−−−−−西村−−−−−−−
−−森田−−−渋屋−−−木下−−
−−−−−丸山−−原田−−−−−
−堀江−−阿部−−関根−−吉田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-牧之瀬-−−−−−−


9分、昌平は原田虹輝が30mほどの距離から強烈ミドル。
GK飯田雅浩がギリギリで触れてそのままポストに弾かれた。

11分、青森山田は橋本峻弥のサイドチェンジから左サイドを崩す。
檀崎竜孔のミドルがDFに弾かれたセカンドを武眞大が球際で粘る。
武田英寿がセカンドに詰めてミドルを狙うも、これはDFに当たって枠外。

11分、青森山田は右CKを武田英寿が左足で入れる。
三國ケネディエブスがニアから高い打点のヘッドを合わせてゴールイン。
<青森山田 2−0 昌平>

三國ケネディエブスはアビスパ福岡内定。
194センチの長身で跳躍力、スプリント力も高い。
「判断」「細かいステップ」も少しずつ良くなっていて、代表を狙える大器だ。

14分、青森山田は橋本峻弥が前線に浮き球でフィード。
武田英寿が相手DFが弾いたセカンドを収める。
武田はファーストディフェンスの逆を取ってスペースを作ると左足一閃。
ループ気味のエレガントな左足ミドルがネットを揺らした。ゴラッソ!
<青森山田 2−0 昌平>

名前は「武田」「英寿」だが、その左足はさながら中村俊輔。
エレガントなタッチ、一振りを持っていました。

ただ昌平が青森山田のインテンシティに飲み込まれていたのはここまで。
彼らはちゃんと判断してスペースを探し、ボールを動かせる。
相手がプレスに来れば、その「矢印」を逆用して反対を突ける。
そういう冷静、正確なプレーを2点ビハインドの中でも続けていた。

18分、昌平は木下海斗の右クロスがファーに抜ける。
森田翔のボレーは決定的だったものの枠外。

26分、昌平は西村悠希→須藤直輝。
須藤は大宮アルディージャJY出身の1年生。
167cm・59kgと小柄だが背番号10を背負う技巧派だ。
相手、味方と近い間合いでプレーするのが得意で、
ボールを「晒した」状態でいなすのが上手い。
彼の嫌らしい、遊び心のあるプレーが試合の流れを変えた。

昌平の布陣がこう↓
−−−−−−−森田−−−−−−−
−−須藤−−−渋屋−−−木下−−
−−−−−丸山−−原田−−−−−
−堀江−−阿部−−関根−−吉田−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−-牧之瀬-−−−−−−


28分、昌平は原田虹輝が右CKを右足で入れる。
吉田航のヘッドはかなり決定的だったが青森山田DFは枠内ブロック。

前半のアディショナルタイムは3分。

36分、昌平は細かい崩しから最後は木下海斗と森田翔がワンツー。
木下がエリア右から流し込んだ。
<青森山田 2−1 昌平>

ロスタイムに昌平が一矢を報いて前半35分が終了する。
試合は後半。

52分、昌平は森田翔、木下海斗とつないで渋屋航平が左中間からミドル!
<昌平 2−2 青森山田>
昌平が同点に追いつく。

53分、昌平は三國ケネディエブスに警告。
53分、山田は武眞大→後藤健太。

54分、昌平は渋屋航平が中央から左に叩く。
原田虹輝が縦にスルーパスを送って、須藤直輝がエリア左から折り返す。
最後は木下海斗がボレーを叩き込んだ。
<昌平 3−2 青森山田>
「これは凄い」という昌平の逆転劇でした。
チャンスの作り方、ゴールの奪い方もエレガントでしたし。

60分、青森山田は武田英寿→澤田貴史。
62分、青森山田は佐々木銀士に警告。
66分、青森山田はバスケス・バイロン→小松慧。
青森山田の布陣がこう↓
−−−−−−-佐々木-−−−−−−
−-後藤−-澤田−−檀崎-−小松-−
−−−−−−−天笠−−−−−−−
−豊嶋−−三國−-二階堂-−橋本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−飯田−−−−−−−


さらに終盤の山田は三國ケネディエブスが前線に上がってパワープレー。

72分、青森山田は橋本峻弥が一発退場。主審への暴言があった。

73分、昌平は相手のスローインからカウンター。
木下海斗が自陣から敵陣にロングフィードを送る。
ロングスローからの得点を狙って青森山田のGKは敵陣に上がっていた。
なので森田翔は無人のスペースへ抜けだす。
GK飯田雅浩は追走したが届かず。
森田はロングドリブルから最後は無人のゴールへ流し込んだ。
<昌平 4−2 青森山田>

この試合を象徴するようなシーンでしたね。
ここに入れなかった場面も含めて決定機が多く、
当然ながらクオリティも高く、スペクタクルな試合でした。
昌平が「ジャイアントキリング」を達成し、ベスト16入りを果たしている。

augustoparty at 23:59│Comments(0) サッカー(U18) 

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