2018年08月21日

クラ選U15ラウンド16&8雑感

第33回日本クラブユース選手権U−15大会。
8月19日からの3日連続で帯広にいました。
本当はもっとしっかり書きたいところですが、
お金にならない記事に割ける時間は限られますので…。
20日のラウンド16、21日の準々決勝で初めて見た、
計9チームの印象と情報を簡単にコメントをします。

千里丘FC(関西第7代表)
GK  1 高倉 豪   03.07.22 176/63 大阪セントラルFC
DF 26 上島 真翔  03.04.11 168/53 吹田クラブ
    2 伊東 進之輔 03.04.18 180/64 玉川学園FC
    5 西田 祐悟  03.04.28 178/61 高槻FC (第4種)
    3 大坪 謙也  03.06.05 175/58 新田南FC
MF  6 稲垣 大燿  03.08.14 168/55 ひじりSC
    7 櫻井 文陽  03.05.22 159/45 ガンバ大阪ジュニア
   10 荒井 貫太  03.06.30 163/46 ガンバ大阪ジュニア
FW 11 川谷 凪   03.07.06 177/62 TSK粟生SC
   17 水谷 優佑  03.05.03 173/58 DREAM FC
    8 長石 雄太  03.06.09 169/58 西宮サッカースクール

−−長石雄太−−−−水谷優佑−−−−−川谷凪−−
−−−−−−-荒井貫太−−−櫻井文陽-−−−−−−
−−−−−−−−−−稲垣大燿−−−−−−−−−−
−大坪謙也−−西田祐悟−-伊東進之輔-−上島真翔−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−-高倉豪-−−−−−−−−−−


「剛」と「柔」のバランスが良いチーム。
伊東進之輔、西田祐悟の両CBは高さと強さがある。
逆に荒井貫太、櫻井文陽の2シャドーは小柄で細身だけど上手い。
荒井貫太は左利きで、今大会最高レベルのプレイメイカーだった。
両ウイングは右と左が良く入れ替わる。
長石雄太は左利きで、長身の川谷凪は独特の抜き方をする。
ラウンド8で札幌に敗れたが、グッドチームでした。

前橋ジュニアユース(関東第12代表)
GK  1 竹田 大希  04.03.29 174/54 前橋ジュニア
DF  2 立花 飛翔  03.11.12 170/55 新田少年サッカースクール
    4 野口 航汰  03.05.21 172/65 AFCカイザー
    3 小島 優翔  03.10.28 172/60 芝根リトルスター
   13 倉上 忍   03.04.11 168/51 南光SC
MF  7 大隅 斗聖  03.09.08 171/58 前橋ジュニア
    8 浅田 陽太  03.08.06 170/56 前橋ジュニア
   10 小林 凌大  03.07.25 174/60 前橋ジュニア
   15 板橋 由悟  03.07.07 172/55 新田少年サッカースクール
FW  6 寳船 月斗  04.01.26 167/55 岩神少年SC
   21 小林 瑳和貴 03.11.12 174/63 FC Longo Prazo

−−−−−小林瑳和貴−−−−-寳船月斗-−−−−−
−−−板橋由悟−−−−−−−−−−小林凌大−−−
−−−−−−−浅田陽太−−大隅斗聖−−−−−−−
−倉上忍−−-小島優翔−−-野口航汰−−立花飛翔−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−竹田大希−−−−−−−−−−


ラウンド16で千里丘に1−5と粉砕されてしまった。
もちろん全国16強という結果も悪くないが、「結果だけ」を追っているチームではなさそう。
「個の打開力という原点にこだわっているんだろう」という狙いを感じた。
「ボールを持って相手を勝負する」という選手が多いからだ。
大人になれば球離れをよくして、ボールをスムーズに動かすことも大事。
でも個の怖さがないプレイヤーは、複数の選択肢が持てない。
特に小林凌大は柔らかいボールタッチや切れだけでなく、
「ぎりぎり」のスペースを何とかしようという心意気があった。
左利きでエレガントなタイプだけど「男気」を感じた。

北海道コンサドーレ札幌U-15(北海道第2代表)
GK  1 逢坂 文都  03.04.04 179/67 クラブフィールズU-12
DF 19 佐々木 奏太 05.02.19 173/55 清田南サッカースポーツ少年団
    5 西野 奨太  04.05.28 172/55 北海道コンサドーレ札幌U-12
    6 川原 颯斗  03.10.02 167/54 LIV FC U-12
    4 渡辺 大翔  03.05.03 170/57 西野第二サッカースポーツ少年団
MF  8 砂田 匠   03.04.05 172/58 コンサドーレ札幌U-12
    7 千田 悠貴  03.09.01 168/50 コンサドーレ札幌U-12
   10 石川 蒼生  03.04.19 165/55 コンサドーレ札幌U-12
   22 佐藤 未来也 04.06.01 173/58 北海道コンサドーレ札幌U-12
FW 12 瀧澤 暖   03.09.02 167/51 AGGRE(アグレ) U-12
   11 佐藤 陽成  03.09.03 168/59 稚内市立稚内南中

−−−−−-佐藤陽成-−−−−−瀧澤暖−−−−−−
−−−佐藤未来也−−−−−−−−−石川蒼生−−−
−−−−−−−千田悠貴−−-砂田匠-−−−−−−−
−渡辺大翔−−川原颯斗−-西野奨太-−佐々木奏太−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−逢坂文都−−−−−−−−−−


札幌のアカデミーはいい意味でオーソドックスというか、
「やり過ぎ感」の無いバランスのいいチームを作ってくる。
チームの監督は33才柴田慎吾氏。
驚いたのはコーチ陣に「大物」が揃っていること。
トップの元監督である財前恵一氏と、村井一俊氏が入っていた。

エースの佐藤陽成は中3から札幌に転校してきた。
スムーズで無駄のない動きをするというか、
シュートに持ち込むまでの「流れ」を自力で作れるタイプ。
砂田匠は上手さが際立つというより、実戦的なプレイメイカー。
周りが見えていて、いいポジションを取って、流れを落ち着かせられる。
グッドチームだったが準決勝でC大阪に敗れた。

GRANDE FC(関東第3代表)
GK  1 大島 脩耶  03.06.02 174/67 アヴェントゥーラ川口
DF  5 大和 翼空  03.07.18 174/58 大宮アルディージャジュニア
   23 谷地田 拓未 03.05.22 174/64 浦和三室サッカースポーツ少年団
    4 甲斐田 陽大 04.04.04 173/63 NEOS FC
    2 三浦 航   03.10.03 170/58 浦和尾間木サッカースポーツ少年団
MF 16 秋山 敬吾  03.05.19 170/57 NEOS FC
   22 大橋 円人  04.02.12 160/48 FCクラッキ
   29 上村 凛空  03.08.13 157/45 ビートル11
FW 26 荒井 佑斗  04.01.10 164/50 浦和レッドダイヤモンズジュニア
    9 岡本 岳   04.08.11 174/63 ロク・FC
   18 染野 優輝  03.06.24 166/49 GRANDE FC U-12

−−染野優輝−−−−-岡本岳-−−−−荒井佑斗−−
−−−−−−-大橋円人−−−上村凛空-−−−−−−
−−−−−−−−−−秋山敬吾−−−−−−−−−−
−三浦航−−甲斐田陽大−-谷地田拓未-−大和翼空−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−大島脩耶−−−−−−−−−−


2シャドーは上村凛空が前目で、大橋円人が後ろ目。
守備のときは[4−4−2]のオーガナイズを作ることが多い。
小学生年代では世界大会にも出ている浦和市の街クラブ。
パワー、インテンシティで勝負するのかな?と思ったら違った。
チーム全体の動きが整理されていて、
前方向に圧力をかける、セットするという「使い分け」ができる。
秋山敬吾の臨機応変の位置取りだったり、大橋円人の受け方、持ち方は良いと思った。
ただそれ以上に「チームでやっている」ところの印象が強かった。
ラウンド16で札幌に敗れた。

鹿島アントラーズジュニアユース(関東第7代表)
GK  1 沼田 晃季  03.07.08 178/59 鹿島アントラーズジュニア
DF  2 谷口 航大  04.02.28 168/64 水戸ホーリーホックEIKOジュニア
   24 森島 凌   04.05.02 171/59 平井サッカースポーツ少年団
    6 宮内 智也  03.08.10 168/59 鹿島アントラーズジュニア
    5 山口 宇汰  03.06.28 165/56 鹿島アントラーズジュニア
MF 17 大山 比呂  03.09.02 157/49 鹿島アントラーズジュニア
   11 島野 怜   04.01.07 170/48 美川FCジュニア
   23 大川 廉   04.05.09 165/53 波野サッカースポーツ少年団
   10 淵上 涼太  03.12.01 172/54 土合FC
    8 伊藤 龍之介 03.04.15 160/55 鹿島アントラーズジュニア
FW 18 菅原 斗聖  03.04.15 168/62 鹿島アントラーズジュニア

−−−−−−−−−−菅原斗聖−−−−−−−−−−
−-伊藤龍之介−-淵上涼太−−大川廉−−島野怜−−
−−−−−−−−−−大山比呂−−−−−−−−−−
−山口宇汰−−宮内智也−−-森島凌-−−谷口航大−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−沼田晃季−−−−−−−−−−


ラウンド16で広島に敗れた。
自分が見た試合は押されて「良さ」を見つけにくい展開だった。
ただしGK沼田晃季は至近距離の反応が抜群で、
負けている中でも集中力を切らさずプレーできていた。

サンフレッチェ広島F.Cジュニアユース(中国第1代表)
GK 21 波多野 崇史 03.07.14 180/68 AC CAVATINA広島
DF  7 入江 大雅  03.04.25 168/55 F.C速谷
    5 寺岡 潤一郎 03.05.07 170/58 セントラル吉島FC
    2 香取 潤   03.07.10 172/69 広島高陽FC U-12
    6 桑原 大翔  03.10.29 164/59 サンフレッチェ広島F.Cジュニア
MF  9 光廣 健利  03.06.12 169/63 広島イーストFC
    8 中島 永弥  03.12.04 168/54 サンフレッチェ広島F.Cジュニア
   18 島津 大輝  03.09.11 166/61 山本少年SC
   13 藤野 和樹  03.09.09 175/62 広島ユナイテッド・FC
FW 23 久保 敬太  04.09.24 160/50 サンフレッチェ広島F.Cジュニア
   10 棚田 遼   03.06.19 168/59 シーガル広島

−−−−−−棚田遼-−−−−−久保敬太-−−−−−
−−−藤野和樹−−−−−−−−−−島津大輝−−−
−桑原大翔−−中島永弥−−光廣健利−−入江大雅−
−−−−−−−香取潤−−−寺岡潤一郎−−−−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−-波多野崇史-−−−−−−−−−


今大会から高田哲也氏が監督に就任。
名古屋の育成組織に長く関わっていた方だが、故郷に戻っている。
スピードやインテンシティを強調するのでなく、
しっかりと見て判断して、スキルフルに戦っていた。
2CBが開いて、GK波多野崇史を入れてビルドアップをする。
左利きの香取潤が縦に良いグラウンダーのフィードを刺していた。
前線に人を掛けるという意味でも攻撃的で、
両SBの位置取りも他チームよりかなり高い。
彼らを絡めてサイドのユニットで崩す形が多かった。
中島永弥、光廣健利の両ボランチも隙間で受けて縦にパスを刺せる。
久保敬太は2年生だし小柄だが、相手をズラす反転力が抜群。
「身体の近く」にボールを置くタイプで、DFに触らせない上手さがあった。
昨年からの主力が4,5人残っているから、経験値も高いのでしょう。
23日の決勝戦を突破し、決勝進出を決めた。

清水エスパルスジュニアユース(東海第5代表)
GK  1 福井 レオナルド 明
           03.05.03 182/70 大富士FC
DF  2 望月 楓   03.10.17 171/66 SALFUS oRs (第4種)
    5 菊地 脩太  03.08.16 177/64 清水クラブSS
    4 田端 琉聖  03.05.11 180/61 島田第三サッカースポーツ少年団
   23 浅井 寛大  04.05.16 171/64 住吉サッカースポーツ少年団
MF 13 吉田 愛哉  03.06.19 159/56 エクセルシオールFC
    7 鈴木 奎吾  03.07.13 170/57 SALFUS oRs (第4種)
   15 海野 元紀  03.04.08 165/65 城北サッカースポーツ少年団
    3 望月 航   03.05.20 170/54 由比サッカースポーツ少年団
FW 10 金子 星太  03.06.01 169/59 高部JFC
    9 千葉 寛汰  03.06.17 175/66 高部JFC

−−−−−-千葉寛汰−−−−−金子星太-−−−−−
−−−望月航−−−−−−−−−−−海野元紀−−−
−−−−−−−鈴木奎吾−−吉田愛哉−−−−−−−
−浅井寛大−−田端琉聖−−-菊地脩太−−-望月楓−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−福井レオナルド明−−−−−−−−−


一昨年の王者だが、今大会はラウンド16で深川に敗れた。
能力的には例年通りのタレントを擁している。
千葉寛汰は縦への推進力があるアタッカーだった。
鈴木奎吾は左利きで、相手と近い間合いで勝負できる。
鈴木と菊地脩太がU−15代表経験者かな?

FC東京U-15深川(関東第9代表)
GK 16 彼島 優   03.05.05 182/64 レジスタFC
DF  5 大矢 ショラ 03.06.03 172/68 ヴィルトゥスSC
    4 石井 玲於奈 03.06.28 172/67 市川FC
    3 武田 倭門  03.05.22 173/61 CA PROGRESSO
    6 柳生 将太  03.07.01 174/62 葛西FC
MF  8 米陀 大洋  03.04.06 167/61 KSCウエルネスFC
   14 梶浦 勇輝  04.01.02 166/57 FCトリプレッタ渋谷ジュニア
   10 安田 虎士朗 03.08.14 170/62 符津スポーツ少年団サッカー部
   23 松本 愛己  04.05.03 170/54 越谷サンシンサッカースポーツ少年団
FW  9 茂木 秀人 イファイン
           03.04.14 174/69 ブルーファイターズSC
   18 野澤 零温  03.07.21 171/65 アミーゴFC

−−−−−-野澤零温−−−−−茂木秀人-−−−−−
−−−松本愛己−−−−−−−−−安田虎士朗−−−
−−−−−−−梶浦勇輝−−米陀大洋−−−−−−−
−柳生将太-−武田倭門−-石井玲於奈−大矢ショラ−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−-彼島優-−−−−−−−−−−


例年通りのタレント軍団で、
GK彼島優、右SB大矢ショラ、CB石井玲於奈がU15代表。
安田虎士朗は一つ上のU16の合宿に呼ばれている。
安田虎士朗は見ていて冷静さを感じるタイプ。
寄せられても簡単に逆を取るし、左右両足、両側をスムーズに使い分けられる。
面白いなと思ったのは梶浦勇輝で、
近い間合いに寄せて制限したり奪ったりする逞しさがある。
滅法速い茂木秀人イファイン、エレガントな野澤零温という2トップも面白かった。
準々決勝はPK戦の末、広島に屈している。

横浜F・マリノスジュニアユース(関東第1代表)
GK 16 諏訪部 隼  03.04.30 169/54 横浜F・マリノスプライマリー
DF 17 荒井 涼   03.07.01 173/57 横浜F・マリノスプライマリー
    3 諏訪間 幸成 03.06.06 181/69 FC六会湘南台
    4 黒川 蒼太  03.07.14 173/63 バディーSC
    2 岡本 一真  03.09.19 163/55 バディーSC
MF 13 西田 勇祐  03.08.06 176/60 横浜GS FC
    7 宮下 渓太  03.07.01 166/55 バディーSC
    6 西村 岳   03.04.14 169/59 横浜F・マリノスプライマリー
   12 横溝 広太  03.07.04 171/63 横浜F・マリノスプライマリー
    8 小原 由敬  04.01.20 168/57 横浜F・マリノスプライマリー
FW  9 内海 碧斗  03.07.25 177/63 町田小川FC

−−−−−−−−−−内海碧斗−−−−−−−−−−
−-小原由敬−−横溝広太−−西村岳−−宮下渓太-−
−−−−−−−−−−西田勇祐−−−−−−−−−−
−岡本一真−−黒川蒼太−−諏訪間幸成−−荒井涼−
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−−−諏訪部隼−−−−−−−−−−


自分が見たのは準々決勝で、
主将でU−15日本代表のMF山根陸が出場停止だった試合。
中盤に宮下渓太、西村岳、横溝広太とエレガント系レフティーを3枚並べていた。
中央の人を掛けて、狭い距離間で崩すアタックは難易度が高いのだけど、
そこから実際にチャンスを作っていた。
FW内海碧斗も「エレガント系」で、強いというよりはいなして収められるタイプ。
彼は収めるだけでなく「連携の核」になっていて、
ワンツーに絡んだり、ヒールで意表を突いたり、細かい崩しによく絡んでいた。

DF諏訪間幸成は山根とともにU−15代表入っている。
体格に恵まれていることは知っていたし、実際に跳ね返しの能力は高あった。
ただ自分が彼を見て驚いたのはスキルの高さ、攻撃を作る能力。
相手が引く展開だったのでそういう場面が多かったのだが、
彼は持ち上がって相手を食いつかせて「スペースを空けて味方を活かす」動きを多用していた。
ベスト4に進んだが、準決勝で広島に敗れた。

augustoparty at 23:59│Comments(0) サッカー(U15) 

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