2018年10月03日

国体少年男子準決勝 千葉×埼玉

本当は2日のうちに町田へ戻る予定だった。
しかし台風で1日の午前中は北陸本線がストップ。
金沢から福井へ移動できず、それもあって予定を変更した。
福井の宿も取れたので、2日はバスケ、3日はサッカーを取材した。

3日は三国運動公園陸上競技場でサッカー少年男子準決勝。
2年おきにそうなるのだが、国体はU16のアジア大会と被る。
U17W杯の出場権をかけた大会なので、代表勢は国体に出られない。
ただU16年代は8月31日以前の生まれを1次予選後に追加できない。
なので1次予選後に台頭した選手は「代表級」の実力者もいる。
第1試合は千葉と埼玉の対戦だ。

千葉県少年男子
GK  1 倉田一唯  02.02.12 175/66 日体大柏高
DF  8 藤本隼斗  02.02.25 169/60 柏レイソルU-18
   15 木村哲大  02.07.20 176/69 市立船橋
    7 戸田伊吹  02.05.03 173/62 柏レイソルU-18
    4 前田大地  02.05.23 180/68 柏レイソルU-18
MF  5 畑大雅   02.01.10 175/67 市立船橋高
   11 佐久間賢飛 02.04.16 167/63 市立船橋高
    6 揖斐俊斗  02.12.19 169/54 柏レイソルU-18
   13 井上凱斗  02.05.20 169/62 ジェフ千葉U-18
FW 10 田村蒼生  02.04.20 162/51 柏レイソルU-18
    9 清水勇貴  02.06.25 178/70 柏レイソルU-18

−−−−清水−−−−田村−−−−
−−井上−−−−−−−−−畑−−
−−−−−揖斐−-佐久間-−−−−
−前田−−戸田−−木村−−藤本−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−倉田−−−−−−−

埼玉県少年男子
GK 12 ジョーンズレイ
           02.05.04 179/71 大宮アルディージャY
DF 13 山口結斗  03.01.07 169/60 大宮アルディージャY
    3 村上陽介  02.02.04 183/74 大宮アルディージャY
    2 田中颯太  02.03.10 171/61 大宮アルディージャY
    5 佐藤優斗  02.05.31 165/65 浦和レッズY
MF  6 谷口大晟  02.10.01 173/64 大宮アルディージャY
    8 盛嘉伊人  02.05.17 162/60 浦和レッズY
   14 木下翼   02.04.17 169/60 浦和レッズY
    7 柴山昌也  02.07.02 160/55 大宮アルディージャY
   11 須藤直輝  02.10.01 167/59 昌平高
FW 16 大澤朋也  02.09.06 174/67 大宮アルディージャY

−−−−−−−大澤−−−−−−−
−−須藤−−−柴山−−−木下−−
−−−−−-盛-−−谷口−−−−−
−佐藤−−田仲−−村上−−山口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−-ジョーンズ-−−−−−


千葉は柏の「クラ選U15準優勝世代」が主力ですね。
清水勇貴、井上凱斗、揖斐俊斗が左利きだと思います。
埼玉も柴山昌也、盛嘉伊人が左利きだった。

2分、千葉は右からのロングスローが中央にこぼれる。
井上凱斗が飛び込んで右足ボレー。決定的だったものの枠外。

14分、埼玉は大澤朋也が中央からゴリゴリ突破。
須藤直輝がパスを預かって裏に落とす。
大澤はエリア左に抜け出してマイナスの折り返し。
柴山昌也がファーから合わせて決定的だったが枠外。

埼玉は攻撃陣に技巧派が揃っている。
柴山昌也がトップ下というかフリーマン。
彼が色々なところに顔を出して触って起点になる。
寄せられても簡単に外す技の持ち主だ。
ボランチの盛嘉伊人もボールを晒しておいて逆を突くような嫌らしさがある。
左MFの須藤直輝も「食いつかせて剥がせる」タイプだ。
小柄な技巧派が多いこともあり、近い距離感で細かい崩しをする狙いが多い。
そんな中で大澤朋也は推進力があるタイプ。
身体を寄せられてもぐいぐい運べる力強さが光った。

22分、千葉は左中間残り20mほどの好位置でFKを得る。
田村蒼生が自ら得たFKを右足で直接狙うも枠上。

29分、埼玉は谷口大晟、柴山昌也が右サイドにつなぐ。
木下翼がゴール脇まで切れ込んで折り返す。
須藤直輝のボレーは決定的だったが枠上。

32分、千葉のロングカウンター。
戸田伊吹は左中間のスペースにロングフィード。
田村蒼生がDFの裏へ一気に抜け出して折り返す。
清水勇貴がフリーで左足シュートを狙ってこれも決定的だった。
しかしGKジョーンズレイがブロック!

攻撃陣の「核」になっていたのが田村蒼生だ。
彼も小柄だが隙間で受けて、自らズレを作って打開できる。
「相手を見て判断できる」という意味でレイソル的なタイプ。
ただ彼はボールを捌くだけでなく、前を向いて運ぶところまで個で打開する。
昨夏の高円宮杯U−15でも見ているが、一皮むけていた。

35分、千葉は佐久間賢飛が右中間を縦に切れ込んでエリアに当てる。
田村蒼生は右足でニアから左隅によくコントロールしたシュートを放つ。
これもGKジョーンズレイが好反応でステップ。

前半35分は両チームの決定機こそあったがスコアレス。
埼玉はジョーンズレイの攻守が光っていた。
試合は0−0で後半に。

53分、千葉は畑大雅がエリア右までぶっちぎってシュート。
これもGKジョーンズレイがブロック。

畑大雅は既に市船のレギュラー。
スーッと上下動なく伸びていくスプリントは驚異的だ。
しかも「繰り返し走る」タフネスもある。
右足の一振りも持っていて、ポテンシャルは長友佑都とかそういうレベルだ。
これに守備の安定感が身に付けばU−17W杯では正右SBだろう。
今日は右MFに起用されて攻撃面で強みを出していた。

55分、埼玉は盛嘉伊人→中山昂大。
中山は182cmでDF登録だがボランチに入る。

56分、千葉は井上凱斗→小林智輝。
59分、埼玉は木下翼→松村大也。

60分、埼玉は松村大也に警告。

62分、千葉は田村蒼生がエリア左にキラーパス。
小林智輝はゴール脇へフリーで抜け出したが打ち切れない。
GKジョーンズレイが勇敢に飛び込んでブロックした。

65分、埼玉はボランチから縦にくさびが入る。
須藤直輝が少し溜めて右に落とし、柴山昌也は1タッチで外に開く。
松村大也が中に浮き球で折り返して、最後は須藤がヘッドで押し込んだ。
<埼玉少年男子 1−0 千葉少年男子>
試合が残り5分から激しく動く。

66分、千葉は畑大雅が右サイドから強引に浮き球で折り返す。
ファーに二人飛び込んでいて、中央からDFがヘッドでクリアを狙う。
これが微妙なコースに抜け、オウンゴールとなった。
<千葉少年男子 1−1 埼玉少年男子>

68分、埼玉は佐藤優斗左サイドからロングスロー。
千葉DFが弾くがやや小さい。
柴山昌也がこれを収めて左足で叩き込んだ。
<埼玉少年男子 2−1 千葉少年男子>

68分、千葉は清水勇貴→本吉利安。
71分、埼玉は柴山昌也→山内太陽。
71分、千葉は揖斐俊斗→斎藤騎斗。
千葉の最終布陣がこんな感じ↓かな?
−−−−本吉−−−−齋藤−−−−
−小林−−−−田村−−−−−畑−
−−−−−藤本−-佐久間-−−−−
−−−前田−−戸田−−木村−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−倉田−−−−−−−


73分、埼玉は須藤直輝→堀井真海。
埼玉の最終布陣がこう↓
−−−−−−−山内−−−−−−−
−−堀井−−−大澤−−−松村−−
−−−−−中山−−谷口−−−−−
−佐藤−−田仲−−村上−−山口−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−-ジョーンズ-−−−−−


74分、埼玉のカウンター。
自陣のエリア内に押し込まれたボールを弾くと、
一気に「4対0」の数的優位になっていた。
山内太陽が中央からドリブルで運んでシュート。
必死に戻っていたDFに当たってふわっとこぼれて…。
最後は中山昂大がフリーで押し込んだ。
<埼玉少年男子 3−1 千葉少年男子>

埼玉が突き放してタイムアップ。
決勝進出を決め、17年ぶり5度目の優勝に王手をかけた。

augustoparty at 17:25│Comments(0) サッカー(U18) 

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