2018年10月22日

秋季関東1回戦 横浜×甲府工

第71回秋季関東地区高校野球大会は山梨県開催だ。
7県の持ち回りで、毎年10月末に開かれる。
来春の選抜大会に向けた実質的な予選大会ともなる。
開催県が3校、その他6県からは2校が参加。
出場が15校で、平たく言うとベスト4に入れば選抜はほぼ確定だ。

山梨は球場難で、山日YBS球場の集中開催となっている。
土曜2試合で、日曜から火曜は3試合開催だ。
それで月曜の第2試合までが1回戦。
「ベスト8の8番目」を懸けた争いがこの試合になる。
横浜(神奈川1位)と甲府工業(山梨3位)の対戦だ。

横浜高校
1番 中 小泉龍之介 2年 右右 171/71
2番 三 庄子雄大  1年 右左 176/65
3番 二 度会隆輝  1年 右左 180/76
4番 一 内海貴斗  2年 右左 182/77
5番 左 富田進悟  1年 右左 182/75
6番 遊 津田啓史  1年 右右 180/77
7番 左 大手晴   1年 右右 179/76
8番 投 及川雅貴  2年 左左 183/74
9番 捕 山口海翔  2年 右右 169/75

山梨県立甲府工業高校
1番 二 山本圭介  1年 右左 165/62
2番 左 五味太陽  2年 右右 176/75
3番 遊 白井風我  2年 右右 173/64
4番 一 中島碧斗  2年 右右 180/80
5番 中 山村貫太  1年 右右 176/75
6番 捕 望月大成  2年 右左 171/65
7番 三 辻真一郎  2年 右右 183/85
8番 投 小林駿太  2年 右右 170/70
9番 右 友村虎汰朗 2年 右左 166/65


1回表。先攻は横浜。
1番・小泉が三ゴロ。
2番・庄子は一ゴロ。
3番・度会も一ゴロで三者凡退。

甲府工業の先発は小林駿太。右上手の技巧派だ。
球速は速球系が114〜25キロ。
ツーシーム系の沈む球筋もある。
変化球はスライダーが103〜13キロ。
カーブが87〜97キロ。
球速は率直に言って遅いが、制球力と切れは抜群。
緩急や小さな変化を使えて、
高校生では珍しく「コースの出し入れ」もできる。
彼が横浜の強力打線を相手に堂々とした投球を見せた。

1回裏。後攻は甲府工業。
1番・山本が投ゴロ。
2番・五味は速球で空振り三振。
3番・白井が四球。二死1塁。
4番・中島の2球目に及川雅貴が暴投。二死2塁。
中島は遊ゴロで3アウト。

横浜の先発は及川雅貴。
左スリークォーターの本格派だ。
匝瑳リトルシニアから注目度は高かった。
四肢がしなやかで、バネがあって、バランスも良い。
重心移動は大き目で、かなり深く踏み込む。
腕をしっかり畳んで、隠して投げることもできている。
今日の球速は速球が135〜48キロ。
ゆったり投げて140キロ台中盤が出ていた。
スライダーが123〜32キロ。
すばらしい切れで小さく沈むプロ仕様のスライダーだ。
フォーク風の縦変化もあったけれど確証はない。
欠点はいきなりボールを連発する不安定さ。
あと速球、スライダーとも見栄えほど空振りを奪えない。
抽象的な表現だけど、もう少し「凄み」が欲しい。
もちろん、それは「ドラフト1位なら」という前提付きである。

2回表。
横浜は4番・内海が四球。無死1塁。
5番・富田は左前安打。無死1、2塁。
6番・津田がバント成功。一死2、3塁。
7番・大手は浅い右飛。二死2、3塁。
8番・及川が三直で無得点。

2回裏。
甲府工は5番・山村が遊飛。
6番・望月は四球。一死1塁。
7番・辻が遊ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
横浜は9番・山口がスライダーで空振り三振。
1番・小泉は三ゴロ。
2番・庄子が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

3回裏。
甲府工は8番・小林駿が四球。無死1塁。
9番・友村は一前にバント。
一塁手が何故かカバーに入った一塁手への送球を躊躇。
内野安打となって無死1、2塁。
1番・山本はバント成功。一死2、3塁。
2番・五味が初球を痛打して左中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<甲府工業 2−0 横浜>
3番・白井は2球目にスクイズを狙ってファウル。
白井は結局外角速球で空振り三振。二死3塁。
4番・中島がフォーク?で空振り三振。攻撃終了。

4回表。
横浜は3番・度会が遊ゴロ。
4番・内海はカーブで見逃し三振。
5番・富田が中前安打。二死1塁。
6番・津田はスライダーで空振り三振。3アウト。

4回裏。
甲府工は5番・山村が内角高め速球で空振り三振。
6番・望月も速球で空振り三振。
7番・辻がスライダーで空振り三振。三者三振!

5回表。
横浜は7番・大手が中前安打。無死1塁。
8番・及川は右前安打。三塁送球の間に打者も二進して無死2、3塁。
9番・山口の3球目に小林駿太が暴投。三塁走者が生還して無死3塁。
<甲府工業 2−1 横浜>
山口が遊ゴロで三塁走者生還。一死無走者。
<横浜 2−2 甲府工業>
1番・小泉は遊ゴロ。二死無走者。
2番・庄子が二前安打。二死1塁。
3番・度会は左前安打。二死1、2塁。
4番・内海が四球。二死満塁。
5番・富田は左飛で攻撃終了。

5回裏。
甲府工は8番・小林駿が空振り三振。
9番・友村は死球。一死1塁。
1番・山本がスライダーで空振り三振。
1バウンド投球で一塁走者は二進。二死2塁。
2番・五味は右飛で3アウト。

6回表。
横浜は6番・津田が四球。無死1塁。
津田は次打者の2球目に二盗成功。無死2塁。
7番・大手も四球。無死1、2塁。
8番・及川がバント成功。一死2、3塁。
9番・山口は三ゴロ。
三塁走者が生還し、記録は野選で一死1、3塁。
<横浜 3−2 甲府工業>
1番・小泉が左中間を破るタイムリー二塁打。なお一死2塁。
<横浜 5−2 甲府工業>
2番・庄子はバント成功。二死3塁。
3番・度会が一塁線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<横浜 6−2 甲府工業>
4番・内海はライトフェンス直撃のタイムリー二塁打。二死2塁。
<横浜 7−2 甲府工業>
5番・富田がツーシームで空振り三振。攻撃終了。

6回裏。
甲府工は3番・白井が二ゴロ。
4番・中島は四球。一死1塁。
5番・山村が遊直併殺で3アウト。

7回表。
甲府工業はこの回から二番手投手に近藤瑠保を起用する。
近藤は2年生。176cm・70kgの右スリークォーターだ。
球速は速球が121〜33キロ。
変化球はスライダーが111〜19キロ。

横浜は6番・津田は右前安打。無死1塁。
7番・大手が四球。無死1、2塁。
8番・及川はバント成功。一死2、3塁。
9番・山口が左前タイムリー安打。一死1、3塁。
<横浜 8−2 甲府工業>
1番・小泉は三ゴロ。三塁走者が挟殺されて二死1、2塁。
2番・庄子が内角速球で見逃し三振。攻撃終了。

7回裏。
甲府工は6番・望月が三ゴロ。
7番・辻は四球。一死1塁。
8番・近藤が二飛。二死1塁。
9番・友村の初球に辻が二盗失敗。3アウト。

8回表。
横浜は3番・度会が中越えの二塁打。無死2塁。
4番・内海は二ゴロ。一死3塁。
5番・富田が遊ゴロ。二死3塁。
6番・津田は右飛で無得点。

8回裏。
甲府工は9番・友村が四球。無死1塁。
1番・山本は二ゴロ。一死2塁。
2番・五味が内角スライダーで空振り三振。二死2塁。
3番・白井は三ゴロで3アウト。

9回表。
横浜は7番・大手が三ゴロ。
8番・及川は投ゴロ。
9番・山口が投手強襲の一ゴロ。三者凡退。

9回裏。
横浜はこの回から二番手投手に木下幹也を起用する。
木下は1年生。185cm・85kgの右腕だ。
世田谷西シニア時代から全国区だった。
左腕の松木隆之介とともに2020年のドラフト候補だ。
力みがなく、横回旋でリズミカルに投げてくる。
球速は速球が131〜37キロ。
変化球はスライダーが110キロ台中盤。

甲府工は4番・中島が右飛。
5番・山村は遊ゴロ。
6番・望月は捕邪飛で三者凡退。

横浜打線は序盤こそ湿っていたが、5回以降の集中打で8得点。
2投手の継投で甲府工打線を2安打に抑えた。
及川雅貴は8回2失点。被安打2、9奪三振は文句ない。
ただ四死球7はちょっと多かったですね。
明日の準々決勝は春日部共栄と対戦する。

安打  010 143 210 12 四 失
横浜 ┃000|025|100┃8 5 0
甲府工┃002|000|000┃2 7 0
安打  002 000 000 2

甲府工:●小林駿、近藤
横浜:○及川、木下


augustoparty at 14:50│Comments(0) 高校野球 

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