2019年03月23日

選抜1回戦 星稜×履正社

第91回選抜高等学校野球大会は本日開幕。
第3試合は星稜と履正社の対戦だ。
星稜は昨秋の神宮大会で3試合も見た。
ただここは何度でも見たいチーム。
「タレント性」は今大会最高だろう。
履正社も大阪桐蔭に並ぶ近畿の大名跡。
いわゆる「プロ注」が複数いる。
このカードがなければ、土曜は甲子園に来なかった。

星稜高校
1番 中 東海林航介 3年 右左 180/72 星稜中
2番 左 有松和輝  3年 右右 173/81 星稜中
3番 三 知田爽汰  2年 右左 174/75 星稜中
4番 遊 内山壮真  2年 右右 172/72 星稜中
5番 捕 山瀬慎之助 3年 右右 177/82 宇ノ気中
6番 投 奥川恭伸  3年 右右 183/82 宇ノ気中
7番 一 福本陽生  3年 右右 171/75 東練馬シニア
8番 右 岡田大響  3年 左左 178/75 星稜中
9番 二 山本伊織  3年 右両 172/67 東京神宮シニア

履正社高校
1番 中 桃谷惟吹  3年 右右 175/78 兵庫伊丹ヤング
2番 二 池田凛   2年 右左 172/68 生駒ボーイズ
3番 三 小深田大地 2年 右左 176/85 姫路アイアンズ
4番 右 井上広大  3年 右右 187/95 東大阪シニア
5番 一 内倉一冴  3年 右左 175/80 大阪畷ヤング
6番 左 西川黎   3年 右右 172/71 兵庫伊丹ヤング
7番 捕 野口海音  3年 右右 171/80 松原ボーイズ
8番 遊 野上聖喜  3年 右右 167/69 東大阪布施ボーイズ
9番 投 清水大成  3年 左左 176/73 ベースボール・ネットワーク


1回表。先攻は星稜。
1番・東海林が速球で空振り三振。
2番・有松は左前安打。一死1塁。
3番・知田が右前安打。
井上広大が三塁ノーバウンド返球で刺す。二死1塁。
4番・内山の2球目に清水大成が暴投。二死2塁。
内山は四球を選ぶ。二死1、2塁。
5番・山瀬が左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<星稜 1−0 履正社>
山瀬は右手甲を傷めて昨秋の神宮は大不振。
打順も9番まで下がっていた。
しかし痛みが消えた春はスイングの鋭さが光った。
6番・奥川は遊ゴロで攻撃終了。

履正社の先発は清水大成。
左スリークォーターの技巧派だ。
腰を落として上体を内側に少し捻じって、
そこから斜めに腕を振る。
身体の使い方はぎっこんばったんしているけれど
腕の振り自体は力みがなくスムーズだ。
今日の球速は速球が123〜40キロ。
速球はツーシーム系の「動く」球筋がある。
変化球はスライダーが111〜21キロ。
シンカー、カーブが99〜112キロ。

1回裏。高校は履正社。
1番・桃谷がスライダーで見逃し三振。
2番・池田は三ゴロ。
3番・小深田が137キロのフォークで空振り三振。

星稜の先発は奥川恭伸。
右上手の本格派だ。
独特のバネがあって、ゆったり無理せず、でもえぐい球を投げてくる。
踏み幅は狭めで、腰高な感じもある。
ただ地面の蹴りが強くて、腕の振りと同調できている。
日本球界ではあまり見ないタイプのメカニズムですよね。
今日の球速は速球が140〜51キロ。
変化球はフォークが132〜38キロ。
スライダーが117〜29キロ。
カーブが100キロ台。
速球、フォーク、スライダーがすべてウイニングショットになる。
球の速さだけでなく変化級の切れ、対応力もずば抜けている。
ドラフト1位は確実だろうし、競合するだろう。
今年のドラフトは奥川、佐々木朗希と「10年に1人」が二人いますね(笑)

2回表。
星稜は7番・福本が左直。
8番・岡田は一塁強襲安打。一死1塁。
9番・山本がバントで送る。二死2塁。
1番・東海林は外角速球で空振り三振。3アウト。

2回裏。
履正社は4番・井上が二ゴロ。
5番・内倉は内角スライダーで見逃し三振。
6番・西川が速球で空振り三振。

3回表。
星稜は2番・有松が遊ゴロ。
3番・知田は外角速球で空振り三振。
4番・内山が四球。二死1塁。
5番・山瀬は左直で3アウト。

3回裏。
履正社は7番・野口が右前安打。無死1塁。
8番・野上がバント失敗の投飛。
しかし奥川恭伸の一塁送球が乱れて走者は進塁。一死2塁。
9番・清水は速球で空振り三振。二死2塁。
1番・桃谷がスライダーで空振り三振。3アウト。

奥川恭伸は3回を終えて出塁一つの6奪三振。
ただあまり「良い」という風には見えなかった。
まず立ち上がりは制球がやや散り、履正社に見極められていた。
普段の彼は球数が少ないのだけど、かなり「投げさせられて」いた。
しかし中盤以降はそういう危うさも消えてリズムを掴む。
八分程度でコースを突く速球が効いていた。
高校生が相手なら150キロはオーバースペックですから。

4回表。
星稜は6番・奥川が四球。無死1塁。
7番・福本がバント失敗で捕飛。一死1塁。
8番・岡田は左飛。二死1塁。
9番・山本が中飛で3アウト。

4回裏。
履正社は2番・池田が投ゴロ。
3番・小深田は146キロの速球で空振り三振。
4番・井上が147キロの速球で空振り三振。

5回表。
星稜は1番・東海林が二ゴロ。
2番・有松は外角速球で空振り三振。
3番・知田が三ゴロ悪送球で生きる。二死1塁。
4番・内山は遊ゴロで3アウト。

5回裏。
履正社は5番・内倉がフォークで空振り三振。
6番・西川は三ゴロ。
7番・野口が外角速球で空振り三振。三者凡退。

6回表。
星稜は5番・山瀬が中前安打。無死1塁。
6番・奥川がバント成功。一死2塁。
7番・福本は右飛。二死2塁。
8番・岡田が中飛。
桃谷惟吹がバックスクリーンすぐ手前まで背走して好捕した。

6回裏。
履正社は8番・野上が三ゴロ。
9番・清水は速球で空振り三振。
1番・桃谷が二飛で三者凡退。

7回表。
星稜は9番・山本が二ゴロ悪送球で出塁。無死1塁。
1番・東海林がバント成功。一死2塁。
2番・有松は二ゴロ。二死3塁。
3番・知田が左前タイムリー安打。二死1塁。
<星稜 2−0 履正社>
4番・内山は外角スライダーで空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
履正社は2番・池田がフォークで空振り三振。
3番・小深田は一ゴロ。
4番・井上がスライダーで見逃し三振。3アウト。

8回表。
星稜は5番・山瀬が左前安打。無死1塁。
山瀬慎之助はこれで猛打賞。痛みさえなければこれくらいは打てるのだろう。
6番・奥川はバント成功。一死2塁。
7番・福本がスライダーで空振り三振。二死2塁。
8番・岡田はカーブで空振り三振。3アウト。

8回裏。
履正社は5番・内倉がフォークで空振り三振。
6番・西川もフォークで空振り三振。
7番・野口が二前安打。二死1塁。
代打・関本勇輔は三ゴロ悪送球で生きる。二死1、2塁。
代打・田上奏大が高め速球で空振り三振。
奥川恭伸が不運から迎えたピンチを自力で切り抜けた。

9回裏。
履正社はこの回から二番手投手に植木佑斗を起用する。
植木は兵庫伊丹ヤング出身の3年生。
177cm・77kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が128〜37キロ。
変化球はスライダーが113〜17キロ。
カーブ、縦スラ系が100キロ台後半。

星稜は9番・山本が中飛。
1番・東海林が左前安打。一死1塁。
2番・有松は左中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<星稜 3−0 履正社>
星稜が貴重な追加点を挙げた。
3番・知田が二ゴロ。三塁走者が本塁タッチアウト。二死1塁。
4番・内山の4球目に植木佑斗が暴投。二死2塁。
内山が三ゴロで攻撃終了。

9回裏。
履正社は1番・桃谷が四球。無死1塁。
2番・池田はフォークで見逃し三振。一死1塁。
3番・小深田が右前安打。一死1、3塁。
4番・井上は投ゴロ併殺で3アウト。
奥川恭伸は一瞬三塁走者を見てしまったが、
落ち着いて二塁へ投げて、シャットアウトに成功した。

奥川恭伸は被安打3、四死球1で無失点。
130球とやや球数は多めだが、17奪三振を奪った。
もちろんいい投球だが、彼の能力を考えれば驚きはない。

安打  310 001 112 9 四 失
星稜 ┃100|000|101┃3 3 2
履正社┃000|000|000┃0 1 2
安打  001 000 011 3

履正社:●清水、植木
星稜:○奥川

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 18:30│Comments(0) 高校野球 

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