2019年04月14日

関東プリンス 三菱養和×FC東京

流経大柏高校から巣鴨の三菱養和グラウンドに移動する。
今度はプリンスリーグ関東の第2週。
三菱養和とFC東京のカードを見る。

プリンス関東は「プレミア」とタレントやレベルの差があまりない。
FC東京、三菱養和、東京ヴェルディ、横浜FM、横浜FC、川崎とクラブ勢が6つ。
高体連も前橋育英、帝京、矢板中央、桐生第一と多士済々だ。
プレミアの指揮官が「一度落ちると戻ってこれない」と恐れる環境だ。

養和は生方修司監督がジュニアユースから戻ってきた。
FC東京も中村忠監督が今季からU−18を見ている。
ただ二人とも東京都のクラブユースシーンではお馴染みの顔である。

三菱養和サッカークラブユース
GK  1 渡辺舜作  3年 181/80 三菱養和SC巣鴨JY
DF 14 田村進馬  3年 176/71 三菱養和SC調布JY
    5 岩崎陽也  3年 182/78 三菱養和SC巣鴨JY
    3 清水雅仁  3年 175/74 三菱養和SC巣鴨JY
   13 竹内駿斗  3年 180/70 Forza'02
MF  6 井上太一  3年 165/62 三菱養和SC調布JY
    2 古館陸大  3年 172/64 三菱養和SC巣鴨JY
    8 上田英智  3年 178/69 三菱養和SC巣鴨JY
    7 今野伊吹  3年 178/68 三菱養和SC巣鴨JY
FW  4 望月海輝  3年 190/74 三菱養和SC巣鴨JY
   10 栗原イブラヒムジュニア
           3年 190/88 三菱養和SC巣鴨JY

−−−−栗原−−−−望月−−−−
−−今野−−−−−−−−上田−−
−−−−−古館−−井上−−−−−
−竹内−−清水−−岩崎−−田村−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−渡辺−−−−−−−

FC東京U-18
GK 30 野澤大志ブランドン
           2年 193/87 FC琉球U15
DF  3 岡哲平   3年 184/75 FC東京U15深川
    2 木村誠二  3年 184/76 FC東京U15深川
    6 バングーナガンデ佳史扶
           3年 175/72 FC東京U15深川
MF  5 森田慎吾  3年 176/67 FC東京U15むさし
   14 沼田航征  3年 177/64 FC東京U15むさし
    7 金誠敏   3年 177/66 西東京朝鮮初中級学校
   12 大迫蒼人  1年 172/67 FC東京U15むさし
FW 10 小林里駆  3年 170/62 FC東京U15むさし
   20 安田虎士朗 1年 171/64 FC東京U15深川
   11 宮田和純  3年 184/74 FC東京U15深川

−−−−−−−宮田−−−−−−−
−−−-安田−−−−−小林-−−−
−大迫−−-金−−沼田-−−森田−
−−-佳史扶−-木村−−-岡-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


東京のチームということもあり、国際色が豊か。
三菱養和の2トップはいずれも長身だが、どちらもアジアとアフリカのダブル。
FC東京も外国のバックグラウンドを持つ選手が複数いる。

立ち上がりは特に激しくボールが行きかう展開だった。
養和はやはり190センチの二人がターゲットになれる。
岩崎陽也、清水雅仁の両CBのフィードもいい。

ただFC東京の最終ラインは五分以上にハイボールを弾き返していた。
流経大グラウンドは「つなぐサッカー」だったが、
こちらは180センチ以上の選手がハイボールを競り合うサッカー。
「部活サッカー」「クラブサッカー」が何なのか分からなくなる(笑)

中村忠監督はむさしでスキルフルな、精密なサッカーをやっていた。
このチームもみんな足元があるし、
バングーナガンデ佳史扶、金誠敏、大迫蒼人と左利きも豊富。
いわゆる「ポゼションサッカー」をやろうと思えば絶対にやれる。
しかし現時点では「球際」を強調中。
監督はしゃがれ声で選手を励まし、ボールをどんどん前から追わせていた。
この年代は「限界までまずやってみる」ことが大事ですね。
ミニラさん(中村監督)のいいところは声掛けがポジティブなこと。
オーバーコーチングと言えばそうなのだが、
失敗を攻めず、いいプレーをすれば大袈裟なほど誉める。
まあ、そういう部分は養和も同じですが。

ただし、どちらもプレーが激しくても「汚い」プレーはない。
そこもまた見ていて気持ちいい部分だ。
あれだけガツガツやっていて、この試合はカードが一枚も出なかった。

29分、FC東京は宮田和純が右サイドから縦に仕掛けてシュート。
ゴール右から枠を捉えたが、GK渡辺舜作にブロックされた。

39分、FC東京は左サイドでボールを奪いカウンター。
大迫蒼人が少し運び、ルックアップした状態から40mのロングシュート。
巧みなループシュートはGKがぎりぎり届かない軌道だった。
場内がどよめくナイスアイディアだったが、シュートはわずかに枠上。

45分、FC東京はバングーナガンデ佳史扶が縦に好フィード。
大迫蒼人はギリギリのボールをよく収めて縦に仕掛ける。
大迫はエリア左まで切れ込んでクロス。
小林里駆がニアで合わせたボレーは決定的だったものの枠上。

FC東京は大迫蒼人、安田虎士朗が1年生ながらスタメン起用。
大迫はボールを運べるし、このような左足もある。
特に前半は攻撃の起点にもなり、目立っていた。

前半45分はややFC東京ペースだったもののスコアレスで終了する。

試合は後半。
46分、養和は井上太一→影山秀人。
影山は元東京都国体選抜で、暁星高校から移籍してきた選手。
そのままボランチに入る。

52分、FC東京は相手のパスミスからカウンター。
小林里駆が斜め右に当てて、宮田和純が中にリターン。
小林の鋭いミドルがネットを揺らした。
<FC東京 1−0 三菱養和SCユース>

56分、養和は望月海輝がふわっとした浮き球をゴール前で競る。
上田英智がセカンドからシュートを狙うも枠外。

60分、FC東京は沼田航征→常盤亨太。

69分、養和は今野伊吹が左CKを左足で入れる。
栗原イブラヒムジュニアがファーから合わせたもののバーに嫌われた。

望月海輝は長身だが細身。
今まではCBや右SB、サイドハーフでプレーしていた。
ボールタッチがゆったりしているけれど、でもボールが収まる。
「そこにボールを置くの」「そうプレスを外すの」という意外性が楽しい。
ミスもあるのだけど、養和はそういう個性を潰さないチームですから。
こういう選手がどう育つか、育てるのかというのは興味深いですよね。

栗原イブラヒムジュニアは強くて逞しい純FW。
マークの「上」から叩くような高さもある。
年代別代表にも入っているから皆さんもご存知だろう。
キッカーや連携の伸長があれば、養和のセットプレーは大きな脅威となるはず。

73分、FC東京は森田慎吾→野澤零温。安田虎士朗→横田峻希。
79分、養和は古館陸大→田中雄大。
80分、養和は上田英智→白井敬。
養和の最終布陣がこう↓
−−−−−−−栗原−−−−−−−
−−−−白井−−−−望月−−−−
−今野−−影山−−田中−−田村−
−−−竹内−−清水−−岩崎−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−渡辺−−−−−−−


終盤に養和が猛攻を見せる。
FC東京は前半から飛ばしていたので、その影響が出ていた。
養和がボールをもって押し込んでいた。

85分、養和は田中雄大が左サイドから右足でファーに折り返す。
GKは大きく飛び出してパンチしたものの手前の選手に当ててしまう。
岩崎陽也がこぼれ球に反応して「決まった」と思ったら…。
このシュートはポストに弾かれた。

88分、養和は田村進馬?が右サイドから左足で折り返す。
白井敬のシュートはこれも決まったと思ったら…。
東京のDFが枠内からスーパークリア。

90分、FC東京は大迫蒼人→新良介。
最終布陣がこうなった↓
−−−−−−−小林−−−−−−−
−−−-宮田−−−−−野澤-−−−
−新−−-常盤−−-金−−−横田−
−−-佳史扶−-木村−−-岡-−−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−野澤−−−−−−−


アディショナルタイムの提示は3分。
FC東京が逃げ切りに成功し、1−0で養和を撃破。
開幕からの2連勝を飾っている。

augustoparty at 23:59│Comments(0) サッカー(U18) 

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