2019年12月13日

プレミア参入1回戦 帝京長岡×横浜FM

本日はフラフラと広島にやって参りました。
お目当ては高円宮杯U−18サッカープレミアリーグのプレーオフ。
全国9地区の「プリンスリーグ」の上位チームが、
2020年のプレミアリーグ昇格をかけて争う大会だ。
出場16チームの内訳はまず関東が3チーム。
北海道、東北、北信越、中国、九州が2チーム。
東海、関西、四国が1チームとなっている。
抽選で4つのブロックに別れて13日に1回戦、15日に決勝戦。
2連勝したら昇格が決まる。

自分は「コカ・コーラボトラーズジャパン広島スタジアム」の2試合を見る。
Jリーグの開催実績もある、市街地の陸上競技場だ。
広島駅からバスで30分くらいかかるけれど、本数が多いので楽だった。
第1試合は帝京長岡(北信越1位)と横浜F・マリノスユース(関東2位)の対戦。
帝京長岡は吉田晴稀が愛媛、谷内田哲平が京都、晴山岬が町田に内定している。
マリノスは池田航、松田詠太郎、ブラウンノア賢信の昇格が発表済だ。
それだけタレント的に豪華な対戦でもある。

帝京長岡高校
GK  1 猪越優雅  01.05.26 183/74 FCみやぎバルセロナ
DF  2 酒匂駿太  02.10.17 172/65 SQUAER富山FC U-15
    3 吉田勇介  01.05.27 171/62 長岡JYFC
    4 吉田晴稀  01.04.20 176/64 長岡JYFC
    5 丸山喬大  01.10.15 165/58 新潟トレジャーFC・JY
MF  6 川上航立  02.09.07 170/63 ガンバ大阪門真JY
   14 谷内田哲平 01.11.01 170/64 長岡JYFC
    7 田中克幸  02.03.15 172/62 FC Viparte
    9 本田翔英  01.10.05 175/65 長岡JYFC
FW 10 晴山岬   01.06.30 171/62 長岡JYFC
   11 矢尾板岳斗 02.01.07 162/51 長岡JYFC

−−−−晴山−−−-矢尾板-−−−
−−本田−−−−−−−−田中−−
−−−−-谷内田-−川上−−−−−
−丸山−-吉田晴−吉田勇-−酒匂−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪越−−−−−−−

横浜F・マリノスユース
GK 21 加藤陽向  01.07.30 176/68 横浜FM・JY追浜
DF  2 日隈雄作  01.06.17 170/64 横浜FM・JY
   12 木村恵風  02.04.27 183/76 VIVAIO船橋
    6 小林夏生  01.09.18 175/70 横浜FM・JY
    5 池田航   01.07.04 176/69 横浜FM・JY追浜
MF 14 吉尾虹樹  01.04.25 167/60 横浜FM・JY
   13 植田啓太  02.09.03 174/65 横浜FM・JY
   11 松田詠太郎 01.05.20 170/62 横浜FM・JY追浜
    8 石井宏育  01.09.07 165/61 横浜FM・JY
   23 津久井匠海 02.04.30 177/74 クマガヤSC
FW 17 ブラウンノア賢信
           01.05.27 188/75 横浜FM・JY

−−−−−−ブラウン−−−−−−
−−津久井−−石井−−−松田−−
−−−−−植田−−吉尾−−−−−
−池田−−小林−−木村−−日隈−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−加藤−−−−−−−


11分、帝京長岡のカウンター。
矢尾板岳斗が相手CBに近い間合いで寄せてコントロールミスを誘う。
位置はハーフラインから相手陣に入ってすぐ。
矢尾板はこぼれたボールに反応し、思い切って右足一閃。
GKはカバーリングで高い位置を取っていて、頭上を抜かれる。
矢尾板の50mシュートがネットを揺らした。
<帝京長岡高 1−0 横浜F・マリノスユース>

試合の「入り」はマリノスだったが、この前後は帝京長岡が流れを掴んでいた。
長岡JYFC、帝京長岡がフットサルを取り入れていることは有名ですね。
技術もそうだけど重心移動、身のこなしがみんなスムーズだ。
あと狭いスペースでボールコントロールできるタイプが多い。
押し込めている時間帯は、高い位置のプレスが効いて、
「奪われてすぐ奪い返す」形を作れていた。
カウンターが一番決まりやすい状態である。

12分、帝京長岡は本田翔英がボールを運んで右に落とす。
田中克幸のシュートは決定的だったもののDFにブロックされた。

しかし15分、20分と経過するにつれて帝京長岡の勢いが落ちる。
意図的にDFラインを下げた部分もあるだろう。
マリノスはユースも「5レーン」のスタイル。
特に左SBの池田航は絞った位置取りでボランチの役割も果たす。
セカンドによく絡み、縦にいいボールを出し、前線を助けていた。
津久井匠海は強さ、突進力のあるアタッカーだが、彼を左のワイドに配置。
彼を縦、斜めに仕掛けさせて、帝京長岡を押し込み始める。

31分、マリノスは吉尾虹樹が2タッチで少し長めのスルーパス。
石井宏育が正面から抜け出して、冷静に流し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 1−1 帝京長岡高>

33分、マリノスは左からショートコーナー。
吉尾虹樹が左中間から右足で入れたクロスをブラウンノア賢信が後ろ向きに落とす。
石井宏育がポストに反応し、右足ミドルを叩き込んだ。
<横浜F・マリノスユース 2−1 帝京長岡高>

39分、マリノスは右にサイドチェンジが入る。
DFは揃っていたが、松田詠太郎が独特の間合いでカットイン。
個人技でズレを作り、左足で流し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 3−1 帝京長岡高>

マリノスが8分間に3得点を挙げて一挙に逆転。
3−1で前半45分を折り返す。
試合は後半。

46分、帝京長岡は酒匂駿太→上野一心。
上野はそのまま右サイドバックに入る。

54分、マリノスは石井宏育が中央からスルーパス。
ブラウンノア賢信がゴール右に抜け出して逆足の右でシュートを放つ。
枠を捉えたもののGK猪俣優雅にブロックされた。

62分、帝京長岡は矢尾板岳斗→江上陽太。
布陣がこうなる↓
−−−−晴山−−−−本田−−−−
−−谷内田−−−−−−−田中−−
−−−−−川上−−江上−−−−−
−丸山−-吉田晴−吉田勇-−上野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪越−−−−−−−

66分、マリノスは津久井匠海→井出真太郎。

70分、マリノスはブラウンノア賢信が高いラインの裏にスプリント。
DFラインより前に出ていたが、ハーフライン手前だからオンサイドだった。
ブラウンはスルーパスから抜け出す。
GKが飛び出してコースを塞ぎに来たが、ゴールは無人。
冷静にGKの右脇から転がして流し込んだ。
<横浜F・マリノスユース 4−1 帝京長岡高>

ブラウンノア賢信は一気に良くなりましたよね。
寄せられたときの強さが出て、簡単にバランスを崩さなくなった。
長身で左利きで、晩熟なところも含めてハーフナー・マイクと被る。

74分、帝京長岡は谷内田哲平が左サイドからカットイン&ヒール。
江上陽太がサポートしてフリーでミドルを放つ。
しかしGK加藤陽向の正面。

75分、帝京長岡は本田翔英→鈴木遼平。
布陣がこう↓
−−−−晴山−−−−田中−−−−
−−谷内田−−−−−−−鈴木−−
−−−−−川上−−江上−−−−−
−丸山−-吉田晴−吉田勇-−上野−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪越−−−−−−−

後半の帝京長岡が布陣を小まめに変えて強みを出そうとした。
谷内田は左ワイドで前向きに仕掛ける場面が増えて、良さを出していた。
ただ晴山岬の抜け出しはなかなか出ない展開でしたね。
あとは単純にパワー、運動量の差があった。
高い位置で奪い返せる時間帯はいいけれど、
徐々にスペースが空いて、高い位置のプレスがかからなくなってくる。
相手にボールを持たれると、なかなか「悪循環」から抜け出せない。

マリノスの前線は津久井匠海やブラウンノア賢信のパワーがある。
帝京長岡はブラウンに対して複数で寄せていたけれど、
そうすれば今度は他の選手が空いてきますよね。
松田詠太郎も縦、カットインで「仲川輝人」の役割を果たせる。
「裏」「サイド」を組織的に広げて、
空いた「隙間」を石井宏育が面白いように使っていた。

75分、マリノスは石井宏育→中村翼。ブラウンノア賢信→星野創輝。
81分、帝京長岡は吉田勇介→青山慶紀。
帝京長岡の最終布陣がこう↓
−−−−晴山−−−−青山−−−−
−谷内田−−−田中−−−−鈴木−
−−−−−川上−−江上−−−−−
−−-丸山−−吉田晴−−上野-−−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−猪越−−−−−−−


87分、マリノスは松田詠太郎→岩井龍翔司。
F・マリノスの最終布陣がこう↓
−−−−−−−星野−−−−−−−
−−井出−−−中村−−−岩井−−
−−−−−植田−−吉尾−−−−−
−池田−−小林−−木村−−日隈−
−−−−−−−−−−−−−−−−
−−−−−−−加藤−−−−−−−


90分、F・マリノスは中村翼がサイドチェンジから右サイドを抜け出す。
中村が中までえぐってマイナスのクロスを送る。
植田啓太は近い位置からフリーでシュートを放つ。
しかしここはGK猪俣優雅が意地のナイスブロックを見せた。

アディショナルタイム3分を経て試合終了。
マリノスはBブロック決勝に進み、コンサドーレ札幌と対戦する。
帝京長岡は完敗を喫したが、
マリノスの「圧力」を経験したことは選手権で生きるはず。
彼らのカムバックにも期待したい。

augustoparty at 23:59│Comments(2) サッカー(U18) 

この記事へのコメント

1. Posted by マリノスサポ   2019年12月14日 00:44
マイクを育てきれなかったマリノスがノアを育て切れるか楽しみですね
細かいことですがノアはブラウンがファミリーネームでノアと賢信が名前です
ですからブラウンノアは間違ってはいないのですが単にブラウンでいいのではないかと思います
2. Posted by 党首   2019年12月14日 08:16
> マリノスサポさま

ブラウンノア賢信選手の表記、そうしました。

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