国スポ少年男子決勝福岡×大阪

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本日は「希望が丘文化公園」にやってまいりました。
野洲駅からシャトルバスに揺られて１５分。
自然豊かな公園に、陸上競技場と球技場があります。
お目当ては第７９界国民スポーツ大会（ＳＨＩＧＡ国スポ）のラグビー競技。
陸上競技場は天然芝で、成年男子（７人制）の最終日をやっていました。
自分は人工芝の「球技場」で開催された少年男子決勝を見ます。
こちらは１５人制で、福岡県と大阪府が決勝に勝ち上がっていました。

福岡件少年男子ＰＲ　勝又篤　　３年１７３／９６　東福岡ＨＯ　大石琢登　３年１７４／９９　筑紫ＰＲ　武田粋幸　３年１７５／１１５東福岡ＬＯ　稗田正楽　３年１７８／８５　東福岡ＬＯ　ラトゥサミウェラ　　　　　　　　　２年　　　　　　　　東海大福岡ＦＬ　内田瑛佑　３年１６５／７９　東福岡ＦＬ　古澤将太　３年１７９／９５　東福岡ＮＯ８須藤蒋一　３年１７６／１０４東福岡ＳＨ　橋場璃音　２年１６４／６５　東福岡ＳＯ　川添丈　　２年１６８／７６　東福岡ＷＴＢ礒部聖輝　３年１６９／７５　東福岡ＣＴＢ八尋奏　　２年１７２／７３　東福岡ＣＴＢ髙野恵次郎３年１８０／８４　小倉ＷＴＢ平尾龍太　３年１６９／７５　東福岡ＦＢ　早坂俊吾　３年１７０／７３　東福岡大阪府少年男子ＰＲ　谷爲慶　　３年１７５／９７　大阪桐蔭ＨＯ　角方温大　３年１７８／１０７東海大大阪仰星ＰＲ　古澤晴也　３年１７７／１１０常翔学園ＬＯ　竹﨑司　　３年１８４／９７　大阪桐蔭ＬＯ　泊晴理　　３年１９２／１００大阪桐蔭ＦＬ　崔皇鳳　　３年　　　　　　　　大阪朝鮮ＦＬ　塩谷優太　３年　　　　　　　　東海大大阪仰星ＮＯ８田中蓮聖　３年１７３／８８　常翔学園ＳＨ　元橋直海　３年１７６／７６　常翔学園ＳＯ　矢守勇生　３年１７８／８２　大阪桐蔭ＷＴＢ手崎颯志　３年１７６／８３　大阪桐蔭ＣＴＢ山﨑瑛太　３年　　　　　　　　東海大大阪仰星ＣＴＢ東佑太　　３年１７３／８５　東海大大阪仰星ＷＴＢモレノ経廉ザンダー　　　　　　　　　３年１８２／８４　大阪桐蔭ＦＢ　須田琥珀　３年１７１／７５　大阪桐蔭

身長・体重は「高校日本代表」「今春の選抜」「昨冬の花園」から引っ張りました。
なので、そこで見つからなかった選手は抜けています。

試合前のコイントスで大阪がエンドを変え、福岡のキックオフで試合が開始。
２分、大阪は相手陣内の左ラインアウトをキープ。
そのままモールを３０ｍ近く押し込み、
さらにＦＷが近場をゲインしてインゴールに迫る。
最後はＮＯ８田中蓮聖がサイドを突いて、左中間で抑えた。
コンバージョンは山﨑瑛太が成功。
＜大阪府少年男子　７－０　福岡県少年男子＞

１６分、福岡は平尾龍太がシンビン。

２１分、福岡はＣＴＢ髙野恵次郎が相手を食いつかせてトリッキーなパス。
ＮＯ８須藤蒋一が右のタッチライン際でこれを受けて大きくゲインする。
右大外から左オープンに展開してラックを練習。
最後はキックパスから髙野が抜け出して、左大外でこれを拾って抑えた。
左大外からの難しいコンバージョンは川添丈が成功。
＜福岡県少年男子　７－７　大阪府少年男子＞

福岡はなかなか「ゲインを切る」ところで苦労していた。
ＬＯラトゥサミウェラは１９０センチ以上あるし、
スピードも感じたけど、ただ「近場」だと止められてしまう。
ＰＲ武田粋幸もかなり強いし、単純に大阪のＤＦが良かったとも言える。
ただこの場面はＮＯ８須藤蒋一のパワーとスキルを感じましたね。
ＦＷ第３列は常に東福岡の強みとなるポジションです。

２５分、大阪府は自陣深くの左ラインアウトからミス。
福岡はＦＬ古澤将太が相手のこぼしたボールを抑えてそのままトライ。
＜福岡県少年男子　１２－７　大阪府少年男子＞

前半３０分は福岡が５点リードして終了。
以後、試合は後半。

３０分、福岡は橋場璃音→黒木真洸。

３２分、大阪はＳＨ元橋直海が相手陣で福岡のパスをインターセプト。
そのまま右中間から抜け出してトライ。
＜大阪府少年男子　１２－１２　福岡県少年男子＞

ＳＨ元橋直海はかなり大型でパワフル。
第３列、センターくらいの感じでしたね。
ＳＯ矢守勇生もアスリート性が高く、
この二人が攻守ともグイグイ引っ張っていた。

その後の展開としては基本的に大阪ペースだった。
ただ大阪はスクラム、モールとセットで優勢だったにも関わらず、
相手陣内のマイボールラインアウトを確保できない場面が２度３度。
泊晴理は１９２ｃｍの長身でラインアウトのキーマンなのだけど、
今日は彼が「こぼす」場面がかなり多かった。
「チャンスで取り切れない」という流れで、スコアも動かない。

３９分、福岡は大石琢登→武田琢磨。
４２分、大阪は古澤晴也→佐口広樹。
４６分、大阪は崔皇鳳→西紘太。
５０分、大阪は角方温太→橋本和磨。
５０分、福岡は髙野恵次郎→半田悦翔。

福岡は半田悦翔が「インパクトプレイヤー」的に入ってきた。
インサイドの「ギャップ」からすり抜けていくランニングや、
近い間合いでパスをつなぐプレーが印象的でした
能力高いな……と思ったら高校代表候補だった。

５５分、大阪は谷爲慶→朝倉久喜。竹崎司→大宮悠山。

５８分、福岡はインゴール間際でペナルティッキックを得る。
ここからＳＨ黒木真洸がタップして、ＦＷが近場をついてラックを連取する。
そこから右オープンに展開して、ＣＴＢ八尋奏がリバース。
おそらくサインだったと思うのだけど、これが味方に合わない。

６１分、大阪は須田琥珀→南悠介。

６２分、大阪は相手陣内、相手ボールの状況からカウンター。
福岡ＳＨのパスが乱れたところをＳＯ矢守勇生がキープする。
矢守が左中間から抜け出して大外に放り、
最後はＷＴＢモレノ経廉ザンダーが抑えた。
＜大阪府少年男子　１７－１２　福岡県少年男子＞

６３分、大阪は元橋直海→福島悠右。手崎颯志→徐将紀。

福岡も最後にインゴールに迫るチャンスを迎えたが、
ノックオンで直後にノーサイド。
大阪府が激闘を制し、滋賀国スポを制している。

国スポ少年男子決勝 福岡×大阪

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