プロ野球

2019年07月05日

ウエスタン ソフトバンク×広島

新しいスタジアム、アリーナには行かないと気が済まない。
福岡県にはタマスタ筑後、ミクスタと2つ未踏の新スタがあった。
ちょうど両方で試合のある週末があり、更に7日は町田が山口で試合をする。
そんな理由で3泊4日の遠征に出た。
南九州の豪雨な心配だったが、福岡は問題なさそう。
5日18時から、タマスタ筑後でウエスタン・リーグの試合を見る。
福岡ソフトバンクホークスと広島東洋カープの対戦だ。

球場は素晴らしいですね。
導線の関係で少し遠回りするけれど、筑後船小屋駅の目の前。
スタンドの構造は大田スタジアム似ていて、
ビジョンや屋根もしっかりある。
飲食もうどんやカレーだけでなく「うな丼」まであった。
一番感心したのがホスピタリティ。
スタッフの対応が気持ちいいんです。
若い人も、年配の人もいたけれどみんなモチベーション高く仕事をしている。
バスケやサッカーだと人手不足がよくあるし、
案内してくれる人がなかなか見つからなかったりする。
でもタマスタ筑後は困った人がいたらスタッフから声をかけていた。
ネット裏後段で見たのだけど、これで当日券1500円はお値打ちだ。

広島東洋カープ
1番 指 長野久義  34歳 右右 180/85 読売
2番 遊 三好匠   26歳 右右 174/75 東北楽天
3番 三 小園海斗  19歳 右左 178/84 報徳学園高
4番 左 バティスタ 27歳 右右 189/113 ドミニカ
5番 一 サンタナ  24歳 右右 181/100 ドミニカ
6番 右 正髄優弥  23歳 右右 180/92 亜細亜大
7番 中 大盛穂   22歳 右左 179/70 静岡産業大
8番 二 羽月隆太郎 19歳 右左 167/70 神村学園高
9番 捕 白濱裕太  33歳 右右 180/90 広陵高
   投 メナ    25歳 右右 187/88 ドミニカ

福岡ソフトバンクホークス
1番 中 真砂勇介  25歳 右右 184/79 西城陽高
2番 一 三森大貴  20歳 右左 185/68 青森山田高
3番 指 長谷川勇也 34歳 右左 180/89 専修大
4番 左 江川智晃  32歳 右右 180/86 宇治山田商業
5番 右 田城飛翔  20歳 右左 178/67 八戸学院光星高
6番 二 西田哲朗  27歳 右右 180/84 東北楽天
7番 三 美間優槻  25歳 右右 176/90 広島
8番 遊 川瀬晃   21歳 右左 175/64 大分商業
9番 捕 九鬼隆平  20歳 右右 180/82 秀岳館高
   投 スアレス  28歳 右右 188/95 メキシコ


広島の選手紹介で場内がどっと沸いた。
1番打者があの長野久義。
2番はトレードされたばかりの三好匠。
3番が昨秋のドラフトで目玉の一人だった小園海斗。
4番のバティスタも一軍で実績がある。
ソフトバンクも含めて「二軍離れ」した実力者もチラホラ。

1回表。先攻は広島。
1番・長野がスライダーで空振り三振。
2番・三好は左飛。
3番・小園が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

ソフトバンクの先発はロベルト・スアレス。
右上手の技巧派だ。
下半身にしっかり体重を乗せて、全身を使えるフォーム。
開きも抑えられていて実戦的だ。
一軍経験もあり、「これが日本人のアマならドラフト1位だな」と(笑)
今日の球速は速球が137〜57キロ。
変化球はシュートが146〜48キロ。
チェンジが127〜40キロ。
スライダーが129〜35キロ。
変化球のキレも素晴らしくて、見ていて楽しかった。
ただ調整中なでしょうか?4回までは素晴らしかったんですが…。

1回裏。後攻はソフトバンク。
1番・真砂が遊前安打。無死1塁。
真砂は次打者の3球目に二盗成功。無死2塁。
2番・三森は中前安打。無死1,3塁。
3番・長谷川勇のカウント1−0から三森が一塁で牽制死。一死3塁。
長谷川は左犠飛。二死無走者。
<ソフトバンク 1−0 広島>
4番・江川は三ゴロ3アウト。

広島の先発はアルフレッド・メナ。
右上手の本格派だ。
細身だしそこまでパワフルな感じはない。
身体の使い方も大人しいが、少しスタンスは大きめだ。
球威はそれなりにハイレベルで
今日の球速は速球が143〜51キロ。
この速度帯で動く球筋もある。
ただ打者がいるとき、いないときで球速やキレが違う。
育成目的なのだろうが、現状だと一軍はちょっと遠いかな。
変化球はスライダー、チェンジが130〜41キロ。

2回表。
広島は4番・バティスタが四球。無死1塁。
5番・サンタナは中前安打。無死1、2塁。
6番・正髄が中飛。一死1,2塁。
7番・大盛はスライダーで空振り三振。一死1、2塁。
8番・羽月が一ゴロで無得点。

2回裏。
ソフトバンクは5番・田城が中前安打。無死1塁。
6番・西田は右飛。一死1塁。
7番・美間が四球。一死1,2塁。
8番・川瀬は二ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
広島は9番・白濱が中飛。
1番・長野は左前安打。一死1塁。
2番・三好が死球。一死1,2塁。
3番・小園はフェンス際の大飛球だったが中飛。二死1、2塁。
4番・バティスタが中飛。
これも真砂勇介が俊足を飛ばして右中間で好捕した。

3回裏。
ソフトバンクは9番・九鬼がスライダーで見逃し三振。
1番・真砂は遊前安打。一死1塁。
真砂は次打者の4球目に二盗成功。一死2塁。
2番・三森が中前安打。一死1,3塁。
3番・長谷川勇は左邪飛。
レフトはこれを敢えて捕球し、犠飛となる。二死2塁。
<ソフトバンク 2−0 広島>
4番・江川が二ゴロで攻撃終了。

4回表。
広島は5番・サンタナが速球で空振り三振。
6番・正髄が捕邪飛。
7番・大盛は速球で空振り三振。三者凡退。

4回裏。
ソフトバンクは5番・田城が左前安打。無死1塁。
6番・西田は中前安打。無死1,2塁。
7番・美間が捕前バント。野選で無死満塁。
8番・川瀬はショート後方の小飛球。
レフトが突っ込んで届かず、記録は遊前タイムリー安打に。
二者が生還してなお無死満塁。
<ソフトバンク 3−0 広島>
9番・九鬼がライトフェンス直撃のタイムリー二塁打。無死2、3塁。
<ソフトバンク 5−0 広島>
1番・真砂はスライダーで空振り三振。一死2,3塁。
2番・三森が遊ゴロ。
三塁走者が生還し二死3塁。
<ソフトバンク 6−0 広島>
3番・長谷川勇は左前タイムリー安打。二死1塁。
<ソフトバンク 7−0 広島>
4番・江川が右越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<ソフトバンク 8−0 広島>
5番・田城は左中間を破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<ソフトバンク 9−0 広島>
田城飛翔は早くも猛打賞。
6番・西田が中飛でようやく攻撃終了。

試合が「決まった」と思ったら決まらない。
5回表。
広島は8番・羽月が遊ゴロ。
9番・白濱は三前安打。一死1塁。
1番・長野がレフト線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<ソフトバンク 9−1 広島>
2番・三好は四球。一死1,2塁。
3番・小薗が右中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<ソフトバンク 9−3 広島>
大量点差をプレゼントされたスアレスがピリッとしない。
この回は球威がはっきり落ちていた。
広島は4番・バティスタが中前タイムリー安打。一死1塁。
<ソフトバンク 9−4 広島>
5番・サンタナは初球を左中間に叩き込む。2ラン本塁打!
<ソフトバンク 9−6 広島>
6番・正髄が一ゴロ。

ソフトバンクはロベルト・スアレスがここで降板。
疲れが見えていたし、間もなく100球というタイミングだった。
長谷川宙輝が二番手投手として登場する。
長谷川は聖徳学園億校出身の20歳。
175cm・78kgの左腕だ。
腕をしっかり隠せて、しかも球持ちがいい。
高校時代は柔らかくてバランスが良くて「筋が良いな」という印象だった。
まだ育成選手だけど、今は力強くなって、
一軍を視野に入れるレベルになっている。
今日の球速は速球が142〜48キロ。
変化球はスライダーが125〜32キロ。
カーブが90キロ台後半。
広島は7番・大盛が二ゴロで攻撃終了。

5回裏。
広島はこの回から二番手投手に平岡敬人を起用する。
平岡は中部学院大出身の23歳。
186cm・95kgの右上手投げだ。
18年のドラフト6位だった。
いわゆる二段モーションで、足をぶらぶらさせて溜めを作る。
腕を上手く畳んでからしならせて、腕の使い方がいい。
今日の球速は速球、カットが137〜44キロ。
変化球はカーブが116,7キロ。

ソフトバンクは7番・美間が二ゴロ。
8番・川瀬は左飛。
9番・九鬼が四球。二死1塁。
1番・真砂は中前安打。二死1,2塁。
真砂勇介はこれで猛打賞。
2番・三森が三邪飛で3アウト。

6回表。
広島は8番・羽月がスライダーで空振り三振。
9番・白濱は三飛。
1番・長野が外角速球で空振り三振。三者凡退。

6回裏。
広島はこの回から三番手投手に永川勝浩を起用する。
永川は亜細亜大出身の38歳。
188cm・98キロの右上手投げだ。
一軍通算で500試合以上投げている大物の登場である。
今日の球速は速球が137〜43キロ。
変化球はフォークが126〜28キロ。
スライダーが132〜34キロ。
いい時期に比べるとやっぱり球威が落ちていた。

ソフトバンクは3番・長谷川勇が左越えの三塁打。無死3塁。
4番・江川は中犠飛。一死無走者。
<ソフトバンク 10−6 広島>
5番・田城がレフト線を破る二塁打。一死2塁。
6番・西田は左直。二死2塁。
7番・美間がフォークで空振り三振。3アウト。

7回表。
広島は2番・三好がスライダーで空振り三振。
3番・小園は三ゴロ失策で出塁。一死1塁。
4番・バティスタが1−1からレフトに2ラン本塁打!
<ソフトバンク 10−8 広島>

ソフトバンクは長谷川宙輝がここで降板。
三番手投手に岡本健を起用する。
岡本はかずさマジック出身の26歳。
183cm・85kgの右腕だ。
彼を見るのは高2の神宮大会以来かもしれない…。
縦にも横にもかなり大きくなった。
今日の球速は速球が141〜44キロ。
変化球はチェンジ、フォーク敬が130〜34キロ。
スライダーが120キロ台中盤。
他にカーブがあったかも。

広島は5番・サンタナが四球。一死1塁。
代打・標脅は遊ゴロで二封のみ。二死1塁。
標兇麓‖納圓裡乙緻椶吠箋紊陵陲譴鮓て二盗成功。二死2塁。
7番・大盛が三前安打。二死1,2塁。
美間優槻が滑って尻もちを突いて投げられなかった。

ソフトバンクはここで岡本健が降板。
四番手投手に田浦文丸を起用する。
田浦は秀岳館高出身の19歳。
169cm・78kgの左腕だ。
ドラフトは5巡目だが、U−18の世界大会で大活躍した実績の持ち主。
今日の球速は速球が139〜42キロ。
変化球はスライダーが117〜24キロ。
右投手も含めてスライダーをひたすら多投していた。
高校時代はチェンジ、シンカー系をむしろ武器にしていたのだが…。

広島は代打・林晃汰の2−1から大盛が二盗成功。二死2,3塁。
林は遊ゴロで攻撃終了。

7回裏。
広島はこの回から四番手投手にジョニー・ヘルヴェグを起用する。
ヘルヴェグは30歳。200cm・106kgの右スリークォーターだ。
今日の球速は速球が148〜53キロ。
変化球はスライダーが124〜28キロ。

ソフトバンクは8番・川瀬が遊ゴロ。
9番・九鬼はスライダーで空振り三振。
1番・真砂が捕ゴロで三者凡退。

8回表。
広島は9番・白濱が右飛。

ソフトバンクはここで田浦文丸が降板。
二番手投手に田中正義を起用する。
田中は創価大出身の3年目。
187cm・88kgの右上手投げだ。
16年秋のドラフトでは5球団が1位指名で競合した。
身体のばね、しなやかさは天性。
足をぶらっとさせて、力みなく投げ込んでくる。
その気になれば160近く行くはずだが、
制球、打ちにくさ重視でフォームを直しているのかな。
今日の球速は速球が143〜47キロ。
変化球はスライダー、フォークが129〜34キロ。
スライダーも球筋は前のような強い横滑りではなくなっていた。

広島は1番・長野が右飛。
2番・三好は二飛で三者凡退。

8回裏。
広島はご番手投手に中翔太を起用する。
中は日南学園校出身の26歳、
186cm・100kgの右スリークォーターだ。
昨季は32セーブを上げた一軍のクローザーだが、
不調で二軍に下がってきている。
今日の球速は速球が140〜43キロ。
ただ上手く説明できないけれど「体感」はこの数字より速い。
変化球はチェンジで130キロ強。
スライダーが126〜31キロ。

ソフトバンクは2番・三森がチェンジで空振り三振。
代打・市川友也が三ゴロ。
4番・江川は中前安打。二死1塁。
5番・田城も中前安打。二死1,2塁。
6番・西田は右中間を破るタイムリー三塁打。二死3塁。
<ソフトバンク 12−8 広島>
7番・美間が遊ゴロで攻撃終了。

9回表。
広島は3番・小園が中飛。
このプレーも真砂勇介の好捕だった。
4番・永井敦士も中飛。
5番・サンタナは右飛で三者凡退。

ここで試合終了。
ソフトバンクが打撃戦を制している。
いろんな選手が見られてお腹いっぱいです。
印象に残ったのはやっぱり真砂勇介。
走攻守とも見事でした。
あと20歳の田城飛翔が5打数5安打!
ソフトバンク王国、盤石ですね…。

安打     011 050 200 9 四 失
広島    ┃000|060|200┃8 4 1
ソフトバンク┃101|701|02×┃12 2 1
安打     212 612 03  17

ソフトバンク:スアレス、○長谷川宙、岡本健、田浦、田中
広島:●メナ、平岡、永川、中


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2019年06月05日

イースタン 巨人×日本ハム

今日は夕方まで家で仕事をする予定だった。
しかし幸いにして締切を先倒ししてクリアできた。
「巨人に二軍戦があるかな?」と調べたら、
よみうりランドのジャイアンツ球場で日本ハム戦が13時からある。
我が家から10キロくらいで、実はすごく行きやすい。

巨人の二軍戦を見たいと思っていた。
昨年12月に「エールスポーツ群馬」で取材した山下航汰を見たいからだ。
彼は育成ドラフト1位で巨人入りのだが、すぐ二軍に抜擢されて大活躍。
6月4日の時点で打率が.303。
プロはスピードとキレが違うし、木製バットへの適応にも時間がかかる。
1軍で3割打った清原和博、2軍で3割8分打った鈴木一朗は例外だが…。
高卒新人が二軍で.250を打てれば超有望株という感覚がある。
皆もそれを分かっているから、山下の活躍は一部で話題になっている。

北海道日本ハムファイターズ
1番 中 岸里亮佑  24才 右左 180/76 花巻東高
2番 右 姫野優也  22才 右両 184/84 大阪偕星学園高
3番 指 谷口雄也  27才 右左 182/91 愛工大名電高
4番 一 森山恵佑  25才 左左 188/97 専修大
5番 三 野村佑希  18才 右右 185/90 花咲徳栄高
6番 二 森本龍弥  24才 右右 185/103 高岡第一高
7番 捕 黒羽根利規 32才 右右 179/90 DeNA
8番 右 白村明弘  27才 右左 187/87 慶應義塾大
9番 遊 難波侑平  20才 右左 178/76 創造学園高
   投 中村勝   27才 右右 185/83 春日部共栄高

読売ジャイアンツ
1番 三 田中俊太  25才 右左 178/80 日立製作所
2番 遊 黒田響生  18才 右右 184/75 敦賀気比高
3番 左 山下航汰  18才 右左 176/80 健大高崎高
4番 一 北村拓己  23才 右右 181/88 亜細亜大
5番 指 中島宏之  36才 右右 180/90 オリックス
6番 中 加藤脩平  20才 右左 178/79 磐田東高
7番 捕 宇佐見真吾 26才 右左 180/90 城西国際大
8番 二 吉川大幾  26才 右右 176/75 中日
9番 右 立岡宗一郎 29才 右左 181/82 ソフトバンク
   投 畠世周   25才 右左 186/82 近畿大


1回表。先攻は日本ハム。
1番・岸里が速球3つで見逃し三振。
2番・姫野は中直。
3番・谷口が中前安打。二死1塁。
4番・森山は外角速球で空振り三振。

巨人の先発は畠世周。右上手の本格派だ。
体格がよく、上下の角度もある。
あまり球持ちの良いタイプではないが、開かずに腕を振れる。
今日の球速は速球、シュートが141〜48キロ。
ボールが「動く」タイプですね。
変化球はスライダー、チェンジが118〜30キロ。
フォークが130〜35キロ。
近大4回生の秋季リーグ戦で見ているが、当時よりは良くなっている。

1回裏。後攻は巨人。
1番・田中俊が一ゴロ。
2番・黒田は速球で見逃し三振。
3番・山下航が中前安打。二死1塁。
山下航は次打者の5球目に二盗成功。
と思ったら捕手の送球を「球審」が妨げたとして一塁に戻される。
4番・北村は右飛で3アウト。

日本ハムの先発は中村勝。右上手の技巧派だ。
ドラフト1位でプロ入りし、先発を任された年もある。
ただ17年に右肘の靭帯再建手術をして、その後は一軍で投げていない。
プロ入り前後の躍動感、バネはもうない。
ただそれでも腕の振り、手首の返しは天性。
あと肩の可動域はまだ抜群に柔らかい。
カーブ、スライダーの「折れ」が素晴らしい。
ただし速球のスピードが出ない。
今日の球速は速球、カットが133〜42キロ。
変化球はスライダーが112〜24キロ。
カーブが92〜105キロ。
他にチェンジが120キロ台前半かな?
しかし中村勝が巨人打線に出塁を許しつつ抑えていく。

2回表。
日ハムは4番・野村が二ゴロ。
5番・森本がスライダーで見逃し三振。
6番・黒羽根は遊飛で三者凡退。

2回裏。
巨人は5番・中島が二ゴロ。
6番・加藤は左前安打。一死1塁。
しかし加藤は0−0から中途半端なスタート。
中村勝の牽制から一二塁間で挟殺死。二死無走者。
7番・宇佐見が左前安打。二死1塁。
8番・吉川大は三直で無得点。

3回表。
日ハムは8番・白村が遊ゴロ。
黒田響生が深い位置からよく刺した。
9番・難波がチェンジで見逃し三振。
1番・岸里は三飛で三者凡退。

3回裏。
巨人は9番・立岡が二ゴロ。
1番・田中俊は右前安打。一死1塁。
2番・黒田が三ゴロ併殺で3アウト。

4回表。
日ハムは2番・姫野が遊ゴロ。
3番・谷口は左前安打。一死1塁。
4番・森山が二ゴロ併殺で3アウト。

4回裏。
巨人は3番・山下航が左前安打。無死1塁。
カーブに腕で合わせて上手く流した。
早速の2打席連続安打で「流石だな」と。
山下航は次打者の初球に二盗成功。無死2塁。
4番・北村は右飛。一死2塁。
5番・中島が遊ゴロ。二死3塁。
6番・加藤は四球。二死1,3塁。
7番・宇佐見が二ゴロで無得点。

5回表。
日ハムは5番・野村が三ゴロ。
6番・森本は遊飛。
7番・黒羽根が速球で見逃し三振。三者凡退。

5回裏。
巨人は8番・吉川大が中飛。
9番・立岡が速球で空振り三振。
1番・田中俊は一ゴロで三者凡退。
中村勝は田中俊太の打席で142キロを出した。
5回を終えて両チームはなお無得点。

6回表。
日ハムは8番・白村が右前安打。無死1塁。
9番・難波がバント成功。一死2塁。
1番・岸里は左飛。二死2塁。
2番・姫野がライト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<北海道日本ハムファイターズ 1−0 読売ジャイアンツ>
3番・谷口は二ゴロで攻撃終了。

6回裏。
巨人は2番・黒田が二ゴロ。
3番・山下航は左飛。
4番・北村が投ゴロで三者凡退。
中村勝はこの回限りで降板。

7回表。
巨人は2番・一塁にマルティネスが入る。
一塁→三塁→二塁→ショートと守備位置が玉突き移動。

日ハムは4番・森山が二ゴロ。
5番・野村が右方向に流した打球。
これがグーンと伸びてフェンスを越えた。ソロ本塁打。
<北海道日本ハムファイターズ 2−0 読売ジャイアンツ>
6番・森本は中飛。
7番・黒羽根が三塁強襲安打。二死1塁。
8番・白村の2−2から畠世周が暴投。二死2塁。
しかし白村は中飛で攻撃終了。

7回裏。
日ハムはこの回から二番手投手にジョニー・バーベイトを起用する。
バーベイトはデトロイト・タイガースから加入した26才。
185cm・104kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が146〜48キロ。
変化球はすライダーが124〜28キロ。
チェンジが133〜37キロ。

巨人は5番・中島が三塁線を破る二塁打。無死2塁。
6番・加藤が中前安打。無死1、3塁。
7番・宇佐見は右前タイムリー安打。無死1、2塁。
<北海道日本ハムファイターズ 2−1 読売ジャイアンツ>
8番・吉川大が遊ゴロ併殺。二死3塁。
9番・立岡はチェンジで空振り三振。最少得点で攻撃終了。

8回表。
巨人はこの回から二番手投手に山川和大を起用する。
山川は独立リーグの兵庫ブルーサンダースから育成3位で17年に加入。
166cm・74kgの右上手投げだ。
今日の球速は速球が141〜45キロ。
シュート、チェンジ系が134〜37キロ。
スライダーが117〜26キロ。
小柄だけど全身を使ったフォームから投げ込んでくる。

日ハムは9番・難波が投ゴロ。
1番・岸里は遊ゴロ。
2番・姫野が二ゴロで三者凡退。

8回裏。
日ハムは三番手投手に井口和朋を起用する。
井口は東京農業大オホーツク出身の4年目。
175cm・80kgの右上手投げだ。
昨季は一軍で31試合に登板している。
左膝をブラブラさせる二段モーションだ。
今日の球速は速球が142〜45キロ。
変化球はチェンジが130キロ台中盤。

巨人は1番・田中俊が遊ゴロ。
2番・マルティネスが内角速球で見逃し三振。
3番・山下航は中飛で三者凡退。

9回表。
日ハムは3番・谷口が死球。無死1塁。
4番・森山は左前安打。無死1、2塁。
5番・野村が左前安打。無死満塁。
6番・森本は浅い中飛。一死満塁。
7番・黒羽根がスライダーで空振り三振。二死満塁。

ここで巨人は山川和大が降板。
三番手投手に池田駿を起用する。
池田はヤマハからドラフト4位で巨人入りして3年目。
174cm・78kgの左腕だ。
球速は速球が最速142キロ。
130キロ台前半はスライダーかな?

日ハムは8番・白村が右前タイムリー安打。
三塁走者は生還したももの、二塁走者の本塁突入はタッチアウト。攻撃終了。
<北海道日本ハムファイターズ 3−1 読売ジャイアンツ>
日ハムは貴重な追加点。「決まったな」と思った。

9回裏。
日ハムは四番手投手に浦野博司を起用する。
浦野はセガサミーからドラフト2位で日ハム入りした30才。
去年は一軍で36試合に登板している。
179cm・72kgの右腕だ。
今日の球速は速球が143〜51キロ。
変化球はスライダーが126〜33キロ。
フォークが130キロ台中盤。

巨人は4番・北村が151キロの速球で空振り三振。
代打・和田恋は二ゴロ失策で出塁。一死1塁。
6番・加藤はライトスタンドに引っ張る2ラン本塁打。
<読売ジャイアンツ 3−3 北海道日本ハムファイターズ>
日ハムは失策が響き土壇場で追いつかれる、
すると7番・宇佐見は1−0からライトにサヨナラ本塁打!
<読売ジャイアンツ 4−3 北海道日本ハムファイターズ>

まさかの連続本塁打で巨人が最終回に3得点。
劇的なサヨナラ勝利で日ハムを下している。
巨人は0.1イニングの池田駿が勝ち投手に。
畠世周は7回2失点と「クオリティ・スタート」は達成。
被安打6、四死球1,5奪三振と内容も良かった。

打線は9回殊勲の加藤脩平、宇佐見真吾がいずれも猛打賞。
山下航汰も4打数2安打で打率を.308まで上げている。

安打   100 102 203 9 四 失
日本ハム┃000|001|101┃3 1 2
巨人  ┃000|000|103X┃4 1 0
安打   121 100 302 10

巨人:畠、山川、○池田
日本ハム:中村、バーベイト、井口、●浦野

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。


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2017年06月02日

BC交流戦 武蔵×読売

この時期は平日に色んな野球の試合がある。
東都は終わったけれど、都市対抗野球の二次予選が佳境。
来週からはいよいよ大学野球選手権も開幕する。
それと別に「一度見たいな」と思っていたのがBCリーグ。
北信越を中心に10球団が参加している独立リーグだ。
四国アイランドリーグに比べると後発だけど、
最近はNPBに送り出す人材が増えて、レベル的にも悪く無さそうだ。

リーグ戦以外に巨人、楽天の三軍との「交流戦」も定期的に行われている。
金曜ナイターで武蔵ヒートベアーズと巨人の試合を見つけた。
上尾市民球場18時開始ならアクセスの不安もない。
上尾駅までは新宿から乗り換えなし。
バス停から10分くらい歩くけれど、本数は1時間に3本くらいある。

武蔵の監督は元ロッテの小林宏之氏。
ヘッドコーチに袴田英利氏が入っている。
最終的に観戦を決めた理由は予告先発が村田陽春だったから。
「プロ注」として名の挙がっている右腕だ。
なお巨人の三軍監督はバントの名手として知られた川相昌弘氏である。

読売ジャイアンツ
1番 二 増田大輝  23才 右右 172/65 四国IL・徳島
2番 右 松原聖弥  22才 右左 173/70 明星大
3番 遊 ホルヘ・マルティネス
          24才 右両 188/77 アストロズ傘下
4番 中 青山誠   25才 右右 185/85 日本大
5番 一 坂口真規  26才 右右 187/95 東海大
6番 左 高橋洸   24才 右右 185/77 日本文理高
7番 捕 宇佐見真吾 23才 右左 181/87 城西国際大
8番 指 松澤裕介  24才 左左 181/85 四国IL・香川
9番 三 田島洸成  20才 右左 175/80 BC武蔵
   投 マヌエル・ソリマン
          27才 右右 188/100 ツインズ1A

武蔵ヒートベアーズ
1番 左 山川隆介  23才 右左 172/75 中部学院大
2番 右 熊谷将平  22才 右右 175/77 一迫ベースボールクラブ
3番 三 鈴木悠太  20才 右左 177/83 帝京高
4番 中 青木隆一郎 22才 右右 178/80 共栄大
5番 一 奈良雄飛  26才 左左 179/87 NTT西日本
6番 遊 末永凌   23才 右右 180/78 シンセリティー
7番 二 竹澤幸大  23才 右左 180/80 大東文化大
8番 指 関口寛己  23才 右左 177/75 東京国際大
9番 捕 横田宏道  24才 右左 179/78 都幾川硬式野球団
   投 村田陽春  23才 右右 174/80 東京国際大


1回表。先攻は読売ジャイアンツ。
1番・増田が四球。無死1塁。
2番・松原は三ゴロ。二封のみで一死1塁。
3番・マルティネスが右前安打。一死1、3塁。
マルティネスは次打者の初球に二盗成功。一死2、3塁。
4番・青山は四球。一死満塁。
5番・坂口が右犠飛。二死1、3塁。
<読売ジャイアンツ 1−0 武蔵ヒートベアーズ>
6番・盒兇裡乙緻椶棒鳥海二盗。
捕手の送球を見て三塁走者マルティネスが本塁を突く。
しかしマルティネスは返送に刺されて攻撃終了。

武蔵の先発は村田陽春。
初回がボロボロで2回は立ち直って、3回にまた悪化。
制球が定まらず、不安定な投球だった。
疲労なのかどこかに傷みがあるのか、
タメを作り切れない、開きの大きいフォームになっていた。
普段の彼を知らないけれど、腰の当たりをかばっている印象だった。
今日の球速は速球が133〜45キロ。
変化球はチェンジ、ツーシーム系が126〜36キロ。
スライダーが118〜27キロ。
シンカーが112〜25キロ。
ひと言で言えば今日は駄目だった。

1回裏。後攻は武蔵ヒートベアーズ。
1番・山川がチェンジで空振り三振。
2番・熊谷は右前安打。一死1塁。
熊谷は次打者の1−0から牽制悪送球で進む。一死3塁。
3番・鈴木がライト線を破るタイムリー二塁打。一死2塁。
<武蔵ヒートベアーズ 1−1 読売ジャイアンツ>
4番・青木は外角速球で空振り三振。二死2塁。
5番・奈良がレフト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<武蔵ヒートベアーズ 2−1 読売ジャイアンツ>
高橋洸が半端な守備で単打を二塁打にしてしまった。
6番・末永は四球。二死1、2塁。
7番・竹澤が左飛で攻撃終了。

読売の先発はマヌエル・ソリマン。
右上手の本格派である。
今日の球速は速球が139〜50キロ。
この速度帯でカットボール気味に流れる球筋もある。
変化球はチェンジが125〜33キロ。
スライダーが123〜34キロ。
他にカーブを投げていた。
極端にアウトステップして、着地の瞬間にタメを作る。
ヤマハのフェリペ・ナテルを大型化したようなスタイルだ。
パワフルでなおかつしなやかさがあって、球持ちが良い。
コンパクトにしよう、無駄な動きを削ろうという意識もある。
多少フォームが窮屈だけど、三軍ではちょっと別格かな。
球威、変化球の切れは十分に一軍レベルだった。
初回は浮く、散るという傾向があったし、制球も決して良い方ではない。
ただ2回以降は見違えるように良くなった。

2回表。
読売は6番・高橋がチェンジで空振り三振。
7番・宇佐見は中前安打。一死1塁。
8番・松澤が二ゴロ。二死2塁。
9番・田島は投直で3アウト。

2回裏。
武蔵は8番・関口が死球。無死1塁。
9番・横田はエンドランから二ゴロ。一死2塁。
1番・山川が三飛。二死2塁。
2番・熊谷は四球。二死1、2塁。
3番・鈴木も四球。二死満塁。
4番・青木が三直で無得点。

3回表。
読売は1番・増田が左前安打。無死1塁。
2番・松原は左邪飛。一死1塁。
3番・マルティネスの2球目に二盗成功。一死2塁。
更に村田陽春が3−1から牽制悪送球。一死3塁。
マルティネスは二ゴロで三塁走者が生還。二死無走者。
<読売ジャイアンツ 2−2 武蔵ヒートベアーズ>
4番・青山が左前安打。二死1塁。
青山は次打者の1−2から二盗成功。二死2塁。
5番・坂口は四球。二死1、2番。
6番・盒兇左前タイムリー安打。二死1、2塁。
<読売ジャイアンツ 3−2 武蔵ヒートベアーズ>
7番・宇佐美は二ゴロで攻撃終了。

3回裏。
武蔵は5番・奈良が一ゴロ。
6番・末永はチェンジで空振り三振。
7番・竹澤が速球で空振り三振。三者凡退。

4回表。
読売は8番・松澤が左直。
9番・田島は二ゴロ。
1番・増田が一塁線を破る二塁打。二死2塁。
2番・松原は平凡な二ゴロ…。
と思ったら超俊足に慌てて握り直して間に合わず。
これを見た増田が一挙に本塁を突いて生還!二死1塁。
<読売ジャイアンツ 4−2 武蔵ヒートベアーズ>
松田は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
3番・マルティネスはスライダーで空振り三振。攻撃終了。

4回裏。
武蔵は7番・関口がスライダーで空振り三振。
8番・横田は外角速球で見逃し三振。
9番・山川が一ゴロで三者凡退。

5回表。
読売は4番・青山が二飛。
5番・坂口は二前安打。一死1塁。
6番・盒兇右前安打。一死1、2塁。
7番・宇佐見は左前安打。一死満塁。
8番・松澤が中犠飛。二死1、3塁。
<読売ジャイアンツ 5−2 武蔵ヒートベアーズ>
9番・田島は左越えのタイムリー二塁打。二死2塁。
<読売ジャイアンツ 7−2 武蔵ヒートベアーズ>
1番・増田の初球に村田陽春が暴投。二死3塁。
増田が遊ゴロで攻撃終了。

5回裏。
武蔵は2番・熊谷がスライダーで空振り三振。
3番・鈴木はチェンジで空振り三振。
4番・青木がスライダーで空振り三振。三者凡退。

6回表。
武蔵はこの回から二番手投手に海老沼洋輔を起用する。
海老沼は平成国際大出身の23才。
178cm・77kgの右上手投げだ。
球速は速球、ツーシームが131〜40キロ。
変化球はスライダーが118〜23キロ。

巨人は2番・松原が左飛。
3番・マルティネスは中飛。
4番・青木が右中間に運ぶ二塁打。二死2塁。
5番・坂口は四球。二死1、2塁。
6番・盒兇外角スライダーで空振り三振。3アウト。

6回裏
武蔵は5番・奈良が右飛。
6番・末永は外角速球で見逃し三振。
7番・竹澤が三ゴロで三者凡退。

マヌエル・ソリマンはこの回で降板。
6回を3失点で、被安打3&4四死球。
奪三振10個は流石でした。

7回表。
巨人は7番・宇佐見がライト線を破る二塁打。無死2塁。
8番・松澤への初球にバッテリーエラーが出て無死3塁。
松澤は四球。無死1、3塁。
9番・田島が右中間を破るタイムリー二塁打。無死2塁。
<読売ジャイアンツ 9−2 武蔵ヒートベアーズ>
1番・増田は中前タイムリー安打。センターの失策で無死2塁。
<読売ジャイアンツ 10−2 武蔵ヒートベアーズ>
増田は次打者の2球目に三盗成功。無死3塁。
2番・松原が二ゴロ。三塁走者が生還して一死無走者。
<読売ジャイアンツ 11−2 武蔵ヒートベアーズ>
3番・マルティネスは四球。一死1塁。
4番・青山が右直。二死1塁。
5番・坂口は外角速球で空振り三振。攻撃終了。

7回裏。
読売は二番手投手に田中大輝を起用する。
田中大は國學院大出身の23才。
182cm・80kgの左スリークォーターだ。
球速は速球が133〜36キロ。
変化球はスライダー、チェンジが116〜22キロ。

武蔵は8番・関口が四球。無死1塁。
9番・富田大貴が三飛。一死1塁。
1番・山川は左前安打。一死1、2塁。
2番・熊谷がチェンジで空振り三振。二死1、2塁。
3番・鈴木は四球。二死満塁。
4番・青木が一飛で無得点。

8回表。
武蔵はこの回から三番手投手に久保田一馬を起用する。
久保田は国士館大出身の25才。
172cm・80kgの左腕だ。
球速は速球が132〜34キロ。
変化球はチェンジが113,4キロ。
スライダーが110キロ弱。

巨人は6番・盒兇右飛。
7番・高山竜太朗がチェンジで空振り三振。
代打・鬼屋敷正人は右飛で三者凡退。

8回裏。
巨人はこの回から三番手投手に大竹秀義を起用する。
大竹は武蔵ヒートベアーズ出身の28才。
180cm・85kgの右上手投げだ。古巣相手の登板ですね。
球速は速球が138〜45キロ。
スライダーが132〜35キロ。
チェンジが130キロ弱。
制球は別にして素晴らしい球を投げていた。

武蔵は5番・奈良が左飛。
6番・末永は四球。一死1塁。
7番・竹澤も四球。一死1、2塁。
8番・関口が左直。二死1、2塁。
9番・富田はチェンジで空振り三振。

9回表。
武蔵はこの回から四番手投手に菅谷潤哉を起用する。
菅谷は帝塚山大出身の22才。
180cm・85kgの上手投げである。
球速は速球が133〜44キロ。
変化球はカーブ、スライダーが112〜22キロ。
他にチェンジが120キロ台後半。

巨人は9番・田島が中前安打。無死1塁。
1番・松田は四球。無死1、2塁。
代打・加藤脩平が左前タイムリー安打。
レフトが打球をファンブルして二者が生還する。無死2塁。
<読売ジャイアンツ 13−2 武蔵ヒートベアーズ>
3番・マルティネスがスライダーで空振り三振。一死2塁。
4番・青山は右飛。二塁走者がタッチアップして二死3塁。
5番・坂口が中飛で攻撃終了。

9回表。
巨人は四番手投手に土田瑞起を起用する。
土田は愛媛マンダリンパイレーツ出身の27才。
181cm・87kgの右上手投げだ。
一軍の登板経験も持っている実力派だ。
首と身体を少し一塁側に傾けて投げる少し変則的なフォーム。
結果として腕は完全に真上から出てくる。
球速は速球が139〜41キロ。
スライダー、フォーク系の縦変化がが129〜35キロ。

武蔵は1番・山川が左飛。
2番・熊谷は中前安打。一死1塁。
3番・鈴木がフォークで空振り三振。二死1塁。
4番・青木は速球で空振り三振。3アウト。

ここで試合終了。
武蔵は村田陽春の不調が尾を引き大敗。
守備も外野の凡失二つが失点につながった。

試合を概観すれば四死球も多いしダレた試合だった。
観客の発表も204人。
と言いつつ個人的には楽しめた。
スタグルも出ていて、売店のスタッフも一生懸命で、
応援団も数は少ないけれど気持ちが入っていた。
「204人」も水増し感のないリアルな数字です。
こんなことを言ったら失礼かもしれないけれど
「思ったよりちゃんとやってるな」と思いました。

安打 113 241 302 17 四 失
巨人┃102|130|302┃13 9 1
武蔵┃200|000|000┃2 8 3
安打 300 000 101 5

武蔵:●村田、海老沼、久保田、菅谷
巨人:○ソリマン、田中大、大竹、土田

試合の経過などはこちらでどうぞ。

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2014年03月19日

オープン戦 中日×オリックス

本日からJリーグヤマザキナビスコカップが開幕する。
甲府の第1節はアウェイ名古屋戦だった。
でも19時キックオフだから昼間が空く。
試しに調べたらナゴヤドームでオープン戦が組まれていた。
平日昼間のオープン戦だから混んではいないだろう。
それに人生初ナゴヤドームも悪くない。
そんな理由で中日×オリックスを見に行くことに決めた。

途中で電車を乗り間違えたりして、到着が試合開始15分前。
ナゴヤドーム前矢田駅からすぐかと思ったら、結構歩くんですね。
窓口に着くとお目当てのネット裏(指定S席)が売り切れていた。
指定Aを購入したけれど、真裏じゃないので球種がちょっと分かり難い。
ちなみに中へ入ると指定Sがガラガラ。
社用、シーズン券として大半が抑えられているのだろう。
とはいえ久しぶりのプロ野球にちょっといい気分である。

プロ野球はサッカーどころでなく応援の規制が厳しい。
球団が許可したグループでないと、外野席での応援が認められない。
今年の中日は「公認応援団不在」らしく鳴り物なし。
10名くらいがコアサポっぽいグループを形成し、声と口笛で頑張っていた。

オリックス・バファローズ
1番 三 ヘルマン   36才 右右 175/88 西武
2番 遊 安達了一   26才 右右 178/77 東芝
3番 右 糸井嘉男   32才 右左 187/88 日本ハム
4番 二 ベタンコート 32才 右右 178/93 ブリュワーズ
5番 左 竹原直隆   33才 左右 183/93 ロッテ
6番 指 T-岡田    26才 左左 186/98 履正社高
7番 一 山本和作   27才 右右 182/85 巨人
8番 捕 伊藤光    24才 右右 180/80 明徳義塾高
9番 中 坂口智隆   29才 右左 180/76 神戸国際大付高
   投 岸田護    32才 右左 180/80 NTT西日本

中日ドラゴンズ
1番 中 大島洋平   28才 左左 176/74 日本生命
2番 二 エルナンデス 31才 右両 178/87 メキシコ
3番 三 ルナ     34才 右右 187/99 フィリーズ
4番 右 平田良介   25才 右右 177/88 大阪桐蔭高
5番 一 森野将彦   35才 右左 180/85 東海大相模高
6番 左 和田一浩   41才 右右 182/90 西武
7番 指 ゴメス    35才 左左 191/100 メキシコ
8番 捕 谷繁元信   43才 右右 176/81 横浜
9番 遊 堂上直倫   25才 右右 184/82 愛工大名電高
   投 岡田俊哉   22才 左左 179/65 智辯和歌山高


さて試合は13時にプレイボール。

1回表。先攻はオリックス。
1番・ヘルマンが投ゴロ。
2番・安達は遊直。
3番・糸井が遊ゴロで三者凡退。

中日の先発は岡田俊哉。
高卒5年目のん左スリークォーターである。
昨年は1軍デビューを果たすと、66試合に登板。
中継ぎとして確かな結果を残した。
速球、ツーシームが126〜40キロ。
変化球はスライダーが115〜21キロ。
高校の時に彼を取材した人が、
「岡田は絶対に大成しない」と断言していたことを思い出す。
大成とまではいかないけれど、小成くらいはしましたね。

1回裏。後攻は中日。
1番・大島が内角カットで見逃し三振。
2番・エルナンデスは遊直。
3番・ルナが左前安打。二死1塁。
4番・平田は右前安打。二死1、2塁。
5番・森野が三邪飛で無得点。

オリックスの先発は岸田護。
MAX152キロらしいが、今日の彼は技巧派である。
速球系が134〜41キロ。
カット気味に涼んでいるように見えたけれど…。
変化球はスライダー、チェンジが125〜29キロ。
カーブが105〜14キロ。
今日はカーブを多投して、緩急を生かした組み立てだった。

2回表。
オリックスは4番・ベタンコートが左前安打。無死1塁。
5番・竹原が二飛。一死1塁。
6番・T-岡田はカーブで空振り三振。二死1塁。
7番・山本が遊ゴロで3アウト。

2回裏。
中日は6番・和田が右前安打。無死1塁。
7番・ゴメスはボテボテの投ゴロ。一死2塁。
8番・谷繁が外角速球で見逃し三振。二死2塁。
9番・堂上直は内角速球で空振り三振。無得点。

3回表。
オリックスは8番・伊藤がチェンジで空振り三振。
9番・坂口が左飛。
1番・ヘルマンは二ゴロで三者凡退。

3回裏。
中日は1番・大島が一ゴロ。
2番・エルナンデスは二ゴロ。
3番・ルナが三塁線を破る二塁打。二死2塁。
4番・平田は右飛で無得点。

4回表。
オリックスは2番・安達が中飛。
右中間中央のライナーだったが、大島洋平は難なく追いついた。
3番・糸井は二ゴロ。
4番・ベタンコートが遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
中日は5番・森野が内角速球で見逃し三振。
6番・和田は右飛。
これも抜けると思ったが、糸井嘉男が悠々と届いた。
7番・ゴメスが四球。二死1塁。
8番・谷繁は右飛失策で生きる。二死1、3塁。
糸井嘉男が一旦後退して慌てて前進する拙い守備で落球する。
外野の再三の好守に「プロは上手いな」と思っていたら(笑)
しかし9番・堂上直が二邪飛で無得点。

5回表。
オリックスは5番・竹原が外角スライダーで見逃し三振。
6番・T-岡田は右中間を破る二塁打。一死2塁。
7番・山本が右前安打。一死1、3塁。
8番・伊藤は初球にスクイズ。二死2塁。
<オリックスバファローズ 1−0 中日ドラゴンズ>
オープン戦にスクイズとは!中日バッテリーは全く無警戒だった。
9番・坂口が四球を選ぶ。二死1、2塁。
1番・ヘルマンは右飛で攻撃終了。

5回裏。
中日は1番・大島が捕ゴロ。
2番・エルナンデスは左飛。
3番・ルナがチェンジで空振り三振。三者凡退。

中日は6回表の守備から一気に4選手を入れ替える。
入ったのは下記の↓4選手。
1番・荒木雅博(二)
2番・工藤隼人(中)
3番・松井雅人(捕)
8番・小笠原道大(一)


6回表。
オリックスは2番・安達が四球。
岡田俊哉は序盤に良かった制球が乱れ出していた。
先発になると普段と勝手が違うのかな?
3番・糸井はボテボテの二ゴロ。一死2塁。
4番・ベタンコートが中飛。二死2塁。
5番・竹原は遊ゴロで無得点。

6回裏。
中日は4番・平田が一ゴロ。
5番・森野は二ゴロ。
6番・和田が右前安打。二死1塁。
第1打席に続いて、素晴らしいボールの乗せ方だった。
7番・ゴメスは三ゴロで3アウト。

7回表。
オリックスは6番・T-岡田が一ゴロ。
7番・山本はライト線を破る二塁打。一死2塁。
8番・伊藤が三ゴロ。二死2塁。
9番・坂口は投ゴロで3アウト。

7回裏。
中日は8番・小笠原が名前安打。無死1塁。
9番・堂上直はバント成功。一死2塁。
1番・荒木が遊ゴロで二死3塁。
2番・工藤は一ゴロで3アウト。

8回表。
中日は二番手投手に福谷浩司を起用する。
183cm・90kgの右上手投げ。
慶應義塾大からドラフト1位でプロ入りして2年目。
愛知の横須賀高出身で、大学は理工学部を優秀な成績で卒業した。
球速は速球が144〜51キロ。
変化球はチェンジアップが130〜33キロ。
スライダーが120キロ台中盤。
球威は素晴らしいけれど、ボール先行だし高めに浮く。
しかも簡単にファウルされたり、見極められたり。
合わせやすいフォーム、球質なんだと思う。

オリックスは1番・ヘルマンが三ゴロ。
2番・安達は四球。一死1塁。
安達は次打者の初球に二盗を狙って失敗。
3番・鉄平がライト線に運び二塁打。二死2塁。
4番・ベタンコートは四球。二死1、2塁。
5番・竹原が右中間を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<オリックス・バファローズ 3−0 中日ドラゴンズ>
6番・T-岡田はチェンジで空振り三振。

8回裏。
オリックスは二番手投手に平野佳寿を起用する。
186cm・84kgの右上手投げ。
セットアッパー、クローザーとして勝ちゲームに投げる30才だ。
2010年から4年連続で60試合以上に登板している。
球速は速球が143〜49キロ。
フォーク130キロ強。
思ったほどダイナミックなフォームではない。
ゆったりしたフォームで、でもボールが思ったより伸びてくる。
腕が巻きつくようで、手首の使い方もいい。
球持ちがいい、素晴らしい投手である。
回転が良さそうで、打者は手元で刺し込まれていた。
一目で「モノが違います」というレベルだった。

中日は3番・松井雅がフォークで空振り三振。
4番・平田が二飛。
5番・森野は右飛で三者凡退。

9回表。
中日は三番手投手に田島慎司を起用する。
東海学園大からドラフト3位で加入して3年目。
181cm・84kgの右上手投げである。
2年間で106試合に出場している中継ぎだ。
彼も腕が遅れて出てくてタイミングが合わせ難そう。
速球が143〜47キロ。

オリックスは7番・山本が右邪飛。
8番・山崎勝己も右直。
9番・坂口が投ゴロで三者凡退。

9回裏。
オリックスは三番手投手に佐藤達也を起用する。
佐藤はHondaからドラフト3位で加入して3年目。
大学経由なので、プロ入り時点でもう25才だった。
昨年は67試合に起用されて、一気にブレイクしている。
投球回数を超す奪三振が分かるように、本格派だ。
速球が143〜46キロ。
縦変化の変化球が130〜33キロ。
フォークのような球筋だったけれどスライダーらしい。

中日は6番・和田が左飛。
7番・ゴメスはフォークで空振り三振。
8番・小笠原が右飛で三者凡退。

ここで試合終了。
いい投手を何人も見れたのは良かったけれど、中日打線が湿り過ぎでした。

安打    010 020 120 6 四 失
オリックス┃000|010|020┃3 4 1
中日   ┃000|000|000┃0 1 0
安打    211 001 100

中日:●岡田、福谷、田島
オリックス:○岸田、平野、S佐藤達


試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2013年04月19日

イースタン 巨人×西武

町田に引っ越して、野球場が遠くなった。
ただジャイアンツ球場だけは近くなりましたね。
京王よみうりランド駅から徒歩10分という場所にある。
二軍の試合会場としては日本屈指。
売店が出ているし、電光表示のスコアボードやスピードガンもある。
今日は時間が空いていて、西武との二軍戦が組まれていた。
巨人の二軍ならいい選手がいるだろう。そして私は西武ファンだ。
そういう理由で久しぶりの「プロ野球」を見に行く。
ちなみにイースタンリーグは7チーム編成。
巨人が10勝11敗で5位。西武が8勝9敗で6位らしい。

西武ライオンズ
1番 右 木村文紀  24才 右右 182/85 埼玉栄高
2番 中 石川貢   21才 右左 180/85 東邦高
3番 捕 上本達之  32才 右左 186/96 協和発酵
4番 指 オーティズ 35才 右右 177/80 メキシコリーグ
5番 一 武山真吾  28才 右右 178/83 横浜
6番 左 駒月仁人  19才 右右 176/85 塔南高
7番 二 大雄太朗 28才 右左 169/79 青山学院大
8番 遊 林遼   24才 右右 175/80 東洋大
9番 三 美沢将   25才 右右 181/75 第一工業大
   投 西口文也  40才 右右 182/75 立正大

読売ジャイアンツ
1番 二 藤村大介  23才 右左 173/73 熊本工業高
2番 右 隠善智也  28才 左左 174/77 広島国際学院大
3番 中 橋本到   22才 右左 172/72 仙台育英高
4番 左 加治前竜一 28才 右右 175/80 東海大
5番 指 亀井善行  30才 右左 178/80 中央大
6番 一 坂口真規  22才 右右 186/90 東海大
7番 遊 丸毛謙一  24才 右右 183/78 大阪経済大
8番 三 立岡宗一郎 22才 右右 181/83 ソフトバンク
9番 捕 井野卓   29才 右右 180/78 楽天
   投 阿南徹   28才 左左 182/74 オリックス


先発投手を聞いて、軽く落ち込んだ。
二軍戦を見に来る目的は若い才能、未知の選手を観ること。
西口文也は素晴らしい投手だけど、ここで見る投手ではない。

西武は若手の野手が良すぎて、みんな一軍に行ってしまった。
金子侑司や永江恭平を見るために所沢へ足を運ばねば!
林遼、美沢将あたりは完全に追い抜かれてしまいましたね。
個人的に気になるのは野手に転向した木村文紀。
150キロを投げるもので、表現は悪いけれど無駄な6年を送ってしまった。
球の速さと「投手の適性」はほとんど無関係。
大谷翔平も早く野手に専念するべきなんです。

巨人は一昨年の盗塁王・藤村、元侍ジャパン・亀井と豪華版。
一方で大田泰示、中井大介は一軍登録らしく不在だ。
1年目から二軍で大活躍しつつ、なかなか上がれなかった選手である。
西武と違って上がつかえているから大変ですよね。

1回表。先攻は西武。
1番・木村がシンカーで空振り三振。
2番・石川はシンカーで空振り三振。
3番・上本が三ゴロ。
立岡は真正面のゴロに踏めこめず、更に一塁へ高投する。
「これぞ二軍!」という凡エラーで、二死1塁。
4番・オーティズは遊ゴロで3アウト。

巨人の先発は阿南徹。
城西大、日本通運、オリックスを経て加入した技巧派左腕だ。
腕の振りがコンパクトで、低めにきっちり投げる制球力がある。
コースを突き、小さな変化でゴロを打たせるタイプだ。
球速は速球が133〜40キロ。
シンカーが129〜35キロ。
ツーシーム気味に手元で小さく沈む決め球だ。
右打者が手こずる球筋である。
他にカットが130キロ前後。
110キロ台中盤の縦変化もあった。

1回裏。後攻は巨人。
1番・藤村が右飛。
2番・隠善は中前安打。一死1塁。
3番・橋本が二ゴロ。二死2塁。
いわゆる「進塁打」のボテボテゴロである。
4番・加治前は三ゴロ。
低めの送球を一塁手が取れず、二死1、3塁。
5番・亀井は中飛で無得点。

西武の先発は西口文也。
右上手の本格派。プロ通算182勝の大投手だ。
一昨年11勝、昨年5勝と近年も相応の成績は残している。
速球、シュートが126〜36キロ。
ただ「右に厳しい」スピードガンだったように思う。
体感は阿南徹より速かった。
変化球はフォークが120〜24キロ。
スライダーが120キロ前後。
チェンジアップは111〜16キロ。
カーブが102〜04キロ。

西口は30台後半になってモデルチェンジをした。
若い頃はダイナミックでしなやかな外振りが特長だった。
でも今の彼は腕が縦振りの、パワーピッチャーに変わりましたね。
スライダーは滑らなくなったが、縦系の変化がよくなった。
ただ「立ち投げ」な感があり、重心移動も小さい。
球持ちが悪く、球離れが速くなってしまっている。
左足の蹴りが弱いかったのは、傷めているのかもしれない。

2回表。
西武は5番・武山が右飛。
6番・駒月は四球。一死1塁。
7番・大が二ゴロ。
藤村大介の二塁送球が逸れて記録は失策。一死1、2塁。
2回表にしてこの試合3つめのエラーである。
8番・林が中前タイムリー安打。一死1、3塁。
<埼玉西武ライオンズ 1−0 読売ジャイアンツ>
9番・美沢は遊ゴロ併殺で攻撃終了。

2回裏。
巨人は6番・坂口がフォークで空振り三振。
7番・丸毛は四球。一死1塁。
丸毛が次打者の初球に二盗成功。一死2塁。
8番・立岡は内角速球で見逃し三振。二死2塁。
9番・井野が左邪飛。木村文紀が好捕した。

3回表。
西武は1番・木村が遊ゴロ。
2番・石川は二ゴロ。
3番・上本が二ゴロで三者凡退。

3回裏。
巨人は1番・藤村が一ゴロ。
2番・隠善は外角速球で見逃し三振。
3番・橋本が四球。二死1塁。
橋本は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
4番・加治前は三直で無得点。

4回表。
西武は4番・オーティズが右前安打。無死1塁。
5番・武山が0−3から打って出て中飛。一死1塁。
6番・駒月はシンカーで空振り三振。二死1塁。
7番・大が二ゴロで3アウト。

4回裏。
巨人は5番・亀井が右飛。
6番・坂口は二ゴロ。
7番・丸毛が左飛で三者凡退。

5回表。
西武は8番・林が三ゴロ。
9番・美沢は右前安打。一死1塁。
1番・木村が右前安打。一死1、3塁。
2番・石川は二ゴロ併殺で無得点。

5回表。
巨人は8番・立岡が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
9番・井野は右前安打。無死1、3塁。
1番・藤村が一ゴロ。
武山真吾が本塁送球を焦ってファンブル。オールセーフで無死1、2塁。
2番・隠善はバントを狙って捕飛。
二塁走者が勢いよくスタートを切って戻れない。併殺で二死1塁。
隠善は更に二盗を狙って失敗。3アウト。

6回表。
西武は3番・上本が一ゴロ。
4番・オーティズは中前安打。一死1塁。
5番・武山が左飛。二死1塁。
6番・駒月は三塁後方に渋く落とす二塁打。二死2、3塁。
7番・大が二ゴロで無得点。

6回裏。
巨人は3番・橋本が右前安打。無死1塁。
橋本は次打者の3球目に二盗成功。無死2塁。
4番・加治前は中飛。橋本がタッチアップして一死3塁。

西武はここで西口文也が降板。
二番手投手に宮田和希を起用する。
宮田は甲賀健康医療専門学校からドラフト6位で加入して5年目。
182cm・80kgの左腕投手だ。昨年は一軍で3試合に投げている。
速球が136,7キロ。
スライダーが120キロ台中盤。
今日は如何せん制球が酷かった。
スライダーの切れもいい時より落ちましたね。

巨人は代打・高口隆行が死球。一死1、3塁。
6番・坂口は中前タイムリー安打。二死1、2塁。
<読売ジャイアンツ 2−1 西武ライオンズ>

宮田は一死も取れず降板。
西武は三番手投手に松下建次を起用する。
松下は早稲田大ドラフト5位で加入して4年目。
179cm・83kgの右スリークォーターである。
大学の時より動きが滑らかで、腕の角度も上がった。
速球が128〜32キロ。
スライダー119〜22キロ。
スライダーを多投していた。
そんなに悪いとは思わなかったけれど、プロでは厳しい。

巨人は7番・丸毛が右直。二死1塁。
8番・立岡はスライダーで空振り三振。

7回表。
巨人は二番手投手に林羿豪を起用する。
林は06年に中卒で巨人入りして8年目の22歳。
188cm・85kgの右スリークォーターだ。
先日のWBCには台湾チームのメンバーとして出場している。
速球が138〜42キロ。
スライダーが120キロ台中盤。
フォームはダイナミックで美しく、ボールも素晴らしい。
でもただ思い切り投げているだけ。制球が全くアバウトだった。
打者が見難くする、ボールを動かすといった「投手らしさ」もない。

西武は代打・鬼崎裕司が四球。無死1塁。
9番・美沢がバント成功。一死2塁。
1番・木村も四球。一死1、2塁。

巨人はここで林羿豪が降板。
二番手投手に公文克彦を起用する。
公文は高知高、大阪ガスを経てドラフト4位で加入した新人&21才。
173cm・75kgの左腕投手である。
速球が139〜45キロ。速球一本だった。

西武は2番・石川がバントで送る。二死2、3塁。
3番・上本が3−2からレフトにいい当たり…。
と思ったらぎりぎりファウル。上本は四球で二死満塁。
4番・オーティズが遊ゴロ。
一塁手が送球をファンブルしたけれど、オーティズが走ってなかった。

7回裏。
西武は四番手投手に岡本洋介を起用する。
岡本は国士舘大、ヤマハを経て10年に加入した27才。
177cm・80kgの右上手投げである。
速球が135〜43キロ。
変化球はスライダーが118〜29キロ。
この速度帯でチェンジアップがあったかも…。
社会人の時はむしろチェンジが決め球でした。
カーブが97〜106キロ。
内容的には社会人の時の方が良かった。

巨人は9番・井野が中前安打。無死1塁。
1番・藤村は投ゴロ。一死2塁。
2番・隠善が四球。一死1、2塁。
3番・橋本は左前安打。一死満塁。
橋本到は2安打、1四球とさすがの存在感。
4番・加治前が右前タイムリー安打。二者が生還して一死1、3塁。
5番・高口は遊ゴロ。三塁走者が本塁を突いてタッチアウト。二死1、2塁。
6番・坂口が143キロの速球で空振り三振。攻撃終了。

8回表。
巨人は四番手投手に土田瑞起を起用する。
土田は四国ILの愛媛から育成枠で加入して2年目&23才。
181cm・85kgの右上手投げある。
真っ向からケレン味なく投げ下ろす本格派ですね。
速球が137〜42キロ。
フォーク、チェンジ系の縦変化が125〜29キロ。
カーブが110キロ強。
この投手は一目でいいと思った。この試合唯一の「発見」である。

西武は5番・武山が中飛。
6番・駒月はフォークで見逃し三振。
7番・大が内角速球で見逃し三振。三者凡退。

8回裏。
巨人は7番・丸毛が右飛。
8番・立岡が外角速球で空振り三振。
代打・横川史学は遊ゴロで三者凡退。

9回表。
巨人はこの回から五番手投手に一岡竜司を起用する。
一岡は沖データコンピュータ教育学院からドラ3で加入して2年目。
179cm・78kgの右上手投げ。
昨年は一軍で4試合に起用された22才である。
一昨年の都市対抗は震災の影響でドラフト直前に行われた。
彼はJR九州の補強選手となり、高卒3年目ながら初戦の先発を任された。
「こんな投手がいるんだ」という驚きはよく覚えている。
球速は速球が141〜45キロ。
スライダー、フォーク系が130キロ前後。
「ウシッ」と呻きながらの全力投球である。今日の9投手では一番速かった。

西武は8番・鬼崎が中前安打。無死1塁。
代打・斉藤彰吾は144キロの外角高めで空振り三振。一死1塁。
代打・梅田尚通が内角142キロで見逃し三振。二死1塁。
2番・石川は143キロの内角高めで空振り三振。
一岡が3三振で締めて試合終了!

詰まらないミスが多いし、寒いし…。ちょっと辛い展開である。
ただ土田瑞起、一岡竜司の豪快な投球が救いでした。

安打 010 122 001 7 四 失
西武┃010|000|000┃1 4 2
巨人┃000|011|20×┃4 4 2
安打 100 013 30  8

巨人:○阿南、林、公文、土田、一岡
西武:●西口、宮田、松下、岡本洋


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2012年08月10日

ウエスタン オリックス×ソフトバンク

高校野球は素晴らしい。
興行として洗練されていて、観戦者はストレスが全くない。
球場のアクセスと施設、飲食、運営と完璧。
コスト的なバランスも取れている。
アルプス、ネット裏も含めての「文化」だ。
同じ甲子園でも阪神戦と違って野次一つ飛ばない。
選手の拙いプレー、ミスも温かく励ます。
ある意味で理想のスポーツイベントだ。

ただディズニーランドでなく、花やしきに行きたいこともある。
僕は飽きっぽいので、甲子園ばかり見ていると刺激が薄れる。
同じ野球でもそれと真反なエンターテイメントを兵庫で見よう。
甲子園の3試合目が終わると球場を出た。
2年ぶりに北神戸あじさい球場へ足を運ぶ。
オリックス・ブルーウェーブの二軍戦を見るためだ。

関西における阪神の存在感は凄まじい。
スポーツ紙が1面から5面まですべて虎の記事だったりする。
そういう土地でオリックス、しかも二軍を応援するのは、
本物の「野球きちがい」じゃないだろうか?
北神戸は2年前3年前にも来ている。
そこにはたまに足を運びたくなる魔力がある。
関西弁で吐き出されるぼやき、皮肉に浸っていると楽しい。
東京の言葉より柔らかくて、滋味のある「毒」だからだ。
みんなの野球に対する気持ち、それは愛なんてものより深い感情だ。

球場の所在地は神戸市だけど、三宮から1時間以上かかる。
神戸電鉄の二郎駅から徒歩15分。
舗装されていない山道、階段を上がり、名神高速のガードを越えて…。
山を登り切ると北神戸スポーツ公園がある。
過去二度は帰宅する時に迷子になりました。
知らない土地で、しかも真っ暗闇。心が折れそうになります(笑)
今回は事前に地図をプリントアウトし、予習までしておいた。
試合はオリックスとソフトバンクの対戦。
オリックスがウエスタンの首位、ソフトバンクが2位らしい。
ナイターだけど、17時半開始なので6回くらいまで明るかった。

福岡ソフトバンクホークス
1番 左 中西健太  26才 右右 178/81 北大津高
2番 中 城所龍磨  26才 右左 177/76 中京高
3番 一 B・アレン  26才 右左 188/106 レイズ
4番 三 堂上隼人  30才 右右 181/87 四国IL・香川
5番 指 松中信彦  38才 左左 183/98 新日鉄君津
6番 右 中原恵司  25才 右右 183/81 亜細亜大
7番 捕 山下斐紹  19才 右左 180/78 習志野高
8番 二 仲澤忠厚  29才 右右 178/79 中日ドラゴンズ
9番 遊 新崎慎弥  22才 右左 172/72 日本文理大
   投 T・ドイル  26才 右右 193/113 ホワイトソックス3A

オリックス・バファローズ
1番 右 深江真登  24才 右左 180/75 関独・明石
2番 三 梶本勇介  28才 右両 175/79 ヤクルトスワローズ
3番 指 由田慎太郎 31才 右左 175/75 早稲田大
4番 一 北川博敏  40才 右右 180/92 近鉄バファローズ
5番 左 小島脩平  25才 右左 177/75 住友金属鹿島
6番 遊 山浩司  31才 右右 180/74 近鉄バファローズ
7番 捕 日高剛   34才 右左 182/88 九州国際大付高
8番 中 宮祐樹  25才 右右 177/83 セガサミー
9番 二 堤裕貴   18才 右左 173/74 龍谷高
   投 前田祐二  26才 左左 180/67 BC・福井


オリックスは2年前に見た時からほぼ全員変わった。
大村、ラロッカ、セギノール、濱中治、喜田剛はみんなクビ。
「若手」と言える選手は堤裕貴くらいしかいない。
ドラフト1位の2年目・三ツ俣大樹が一軍に上がってしまった。
ソフトバンクも今宮健太、柳田悠岐と一軍に定着している。
両チームのスタメンにわくわくする選手がいない。
当たり前だけどいい選手は一軍に引っ張り上げられる。
めぼしいのはソフトバンク期待の山下斐紹捕手くらいだ。
逆に松中信彦、北川博敏と大ベテランの名も…。

ソフトバンクはブライアン・アレンが8月3日に来日したばかり。
先発のテリー・ドイルも今年6月に入団した選手だ。

1回表。先攻はソフトバンク。
1番・中西が遊ゴロ。
2番・城所も遊ゴロ。
3番・アレンが三塁強襲安打。二死1塁。
限りなくエラーに近い当たりだった。
4番・堂上の2球目に前だが暴投。二死2塁。
堂上はボテボテの遊ゴロ。
山浩司が合わせ損なって左前に抜ける。
二塁走者が生還してなお二死2塁。
<福岡ソフトバンクホークス 1−0 オリックス・バファローズ>
5番・松中は外角スライダーで空振り三振。

オリックスの先発は前田祐二。
左スリークォーターの技巧派である。
これで二軍戦は今季25試合目の登板だ。
防御率も2点台だから安定はしているのだろう。
変化球はスライダー、チェンジ、カーブと一通り投げられる。
両サイド、低めにきっちり投げられるのも悪くない。
ただ如何せん球威がない。速球はおそらく130キロ台前半だ。

1回裏。後攻はオリックス。
1番・深江が遊撃内野安打。
深江は次打者の2球目に二盗失敗。
2番・梶本は見逃し三振。
3番・由田が遊ゴロで3アウト。

ソフトバンクの先発はテリー・ドイル。
大型投手だけどスタイルは技巧派である。
球筋が多彩でボールが汚らしく動く。
キレイで伸びのあるフォーシームとは無縁だ。
キャッチャーミットを叩く音は「ポスッ」という具合で冴えない。
使ってるのはツーシーム、カット、スライダー、チェンジあたりかな?
球速は目測でMAX140キロ前後。
そんな見栄えは良くないけれど、制球がいいし、実戦的な投手である。
西武ならローテーションじゃないかな?
一軍でも7月に1試合先発しているんですね。

2回表。
ソフトバンクは6番・中原が左飛。
7番・山下は三飛。
8番・仲澤がチェンジアップで空振り三振。

2回裏。
オリックスは4番・北川が三ゴロ。
5番・小島は遊撃内野安打。
新崎慎弥は「取るまで」が素晴らしい。
1回も2回も抜けて当然の当たりだった。ただ送球は平凡である。
6番・山浩が二ゴロ併殺で3アウト。

3回表。
ソフトバンクは9番・新崎がスライダーで空振り三振。
1番・中西は三ゴロ。
2番・城所も三ゴロで三者凡退。

3回裏。
オリックスは7番・日高が左飛。
8番・宮は外角のカットで見逃し三振。
9番・堤が外角ツーシームで空振り三振。
40分で3回の攻守が終わった。
高校野球のペースである。
テリー・ドイルはメジャー流で投球のテンポがいい。

4回表。
ソフトバンクは3番・アレンが投ゴロ。
4番・堂上は左前安打。一死1塁。
5番・松中が外角速球で空振り三振。二死1塁。
6番・中原は左前安打。二死1、2塁。
7番・山下が二ゴロで無得点。

4回裏。
オリックスは1番・深江が中直。
この回の守備から入った安田圭佑がポロっと落球。無死2塁。
2番・梶本がバント成功。一死3塁。
3番・由田は遊ゴロ。深江が本塁に突入してタッチアウト。二死1塁。
4番・北川が遊ゴロで無得点。

5回表。
ソフトバンクは8番・仲澤が左前安打。
9番・新崎はエンドランから三ゴロ。一死2塁。
1番・中西が右飛。仲澤がタッチアップで二死3塁。
2番・安田圭佑は左前タイムリー安打。二死1塁。
<福岡ソフトバンクホークス 2−0 オリックス・バファローズ>
3番・アレンはライト線を破るタイムリー二塁打。二死2塁。
<福岡ソフトバンクホークス 3−0 オリックス・バファローズ>
4番・堂上が右飛で攻撃終了。

5回裏。
オリックスは5番・小島が速球で空振り三振。
6番・山浩が中前安打。一死1塁。
7番・日高は二ゴロ。二死2塁。
8番・宮が外角スライダーで空振り三振。3アウト。

6回表。
オリックスはこの回から二番手投手に鴨志田貴司を起用する。
鴨志田は28才。186cm・92kgの右スリークォーターだ。
水戸短大附属高を経て02年にドラフト3位で巨人入り。
07年にオリックスへ移ってきた。
一軍通算で85試合に登板している。
速球が目測で140キロ前半くらいかな?
変化球はスライダーが軸。

ソフトバンクは5番・松中が右前安打。無死1塁。
6番・中原恵は内角速球で空振り三振。一死1塁。
7番・山下が左飛。二死1塁。
代打・牧原大成は二ゴロで3アウト。

6回裏。
オリックスは9番・堤が三塁強襲安打。無死1塁。
1番・深江が中飛。一死1塁。
2番・梶本は遊ゴロ併殺で3アウト。
牧原、新崎の二遊間がいい処理をした。

7回表。
ソフトバンクは9番・新崎が二ゴロ失策で生きる。無死1塁。
新崎は次打者の5球目に二盗成功。無死2塁。
1番・中西は右邪飛。一死1塁。
2番・安田が右前安打。一死1、3塁。
安田は次打者の2球目に二盗成功。一死2、3塁。
3番・アレンは四球。一死満塁。
4番・堂上が内角スライダーで見逃し三振。二死満塁。
代打・猪本健太郎は外角速球で空振り三振。

7回裏。
オリックスは3番・由田が中飛。
4番・北川は中直。
5番・小島が右前安打。二死1塁。
6番・山浩は二ゴロで3アウト。

8回表。
ソフトバンクは6番・中原恵が遊ゴロ。
7番・山下は外角速球で空振り三振。
8番・牧原が中直で三者凡退。

8回裏。
オリックスは7番・日高がカットボールで空振り三振。
8番・宮は二ゴロ。
9番・堤が三ゴロで三者凡退。

9回表。
オリックスはこの回から三番手投手に長峰昌司を起用する。
長峰は28才。192cm・94kgの左スリークォーターだ。
水戸商出身。中日の戦力外通告を受け、今年からオリックス入りしている。
一軍通算登板は65試合だ。二軍では今季4試合目。
速球は目測で130キロ台後半くらい。
変化球はチェンジ、スライダーあたり。

ソフトバンクは9番・新崎が遊ゴロ。
1番・中西は中飛。
2番・安田が左前安打。二死1塁。
3番・アレンは中前安打。二死1、2塁。
4番・堂上が右飛で無得点。

9回裏。
ソフトバンクは二番手投手に金無英を起用する。
金は福岡経済大、アイランドリーグ福岡を経て入団し4年目。
180cm・82kgの右上手投げである。
変化球はフォーク、スライダーあたり。

オリックスは1番・深江が速球で空振り三振。
2番・梶本は二飛。
3番・由田が遊飛で三者凡退。

ここで試合終了。
二軍らしい無駄な選手交代がなく、2時間半でサクサク終了した。
ただいいと思ったのはソフトバンクの両外国人くらい。
テリー・ドイルは8回を零封。
ブライアン・アレンは4打数3安打1打点の大当たりだった。
日本人については両チームとも収穫が思い当たりません。

さて帰り道。
迷惑だろうけれど、オリックスファンらしい人の後を付ける。
山道に入ると、彼はなんと懐中電灯を取り出した!
人家も街灯もないから、真っ暗闇なのである。
しかも溝や、未舗装の場所があるから確かに危ない。
漏れた光に助けられ、「三度目の正直」で無事に二郎駅へ辿り付きました。

安打     100 231 102 10 四 失
ソフトバンク┃100|020|000┃3 1 1
オリックス ┃000|000|000┃0 0 2
安打     110 011 100 5

オリックス:●前田、鴨志田、長峰
ソフトバンク:○ドイル、金


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2012年06月08日

イースタン DeNA×ヤクルト

そういえば今年はまだ一度もプロ野球を見ていない。
平日も練習の取材があるし、引っ越したら色んな球場が遠くなった。
今日なら草津戦のプレビューを出した後に時間が空く。
調べるとDeNAの二軍戦が11時試合開始でちょうどいい。
しかも開催が追浜でなく横浜スタジアムだ。
一軍の球場としては町田から一番近い。
関内駅から近いし、スピードガンもついている。
二軍戦は交代が多いので「選手を見る」という意味では最適だ。
そんな訳でDeNAとヤクルトの二軍戦を見てきました。

横浜スタジアムは日本最高の「キャッシュリッチ球場」らしい。
知人の草間剛・横浜市議会議員に教えてもらったのだけど、
何と120億円の社内留保があり、そのうち80億を仕組み債に投資。
12億円の時価損が出て大問題になっているところだ。
120億あったら、新しい球場が丸ごと一つできてしまいますね(苦笑)

東京ヤクルトスワローズ
1番 中 佐藤貴規  19才 右左 180/80 仙台育英高
2番 右 比屋根渉  24才 右右 180/69 日本製紙石巻
3番 遊 荒木貴裕  24才 右右 179/76 近畿大
4番 左 雄平    27才 左左 175/82 東北高
5番 二 麻生知史  24才 右右 177/82 日大国際関係学部
6番 一 新田玄気  29才 右右 172/80 パナソニック
7番 指 楠城祐介  28才 右右 177/85 楽天
8番 捕 西田明央  20才 右右 178/85 北照高
9番 三 又野知弥  19才 右右 187/83 北照高
   投 七條祐樹  27才 右右 180/84 伯和ビクトリーズ

横浜DeNAベイスターズ
1番 遊 梶谷隆幸  23才 右左 180/78 開星高
2番 三 渡辺直人  31才 右右 173/73 楽天
3番 右 内藤雄太  28才 右左 182/86 八戸大
4番 指 吉村裕基  27才 右右 183/74 東福岡高
5番 三 後藤武敏  32才 右右 176/84 西武
6番 左 一輝    30才 右右 180/87 オリックス
7番 二 山崎憲晴  25才 右右 176/79 横浜商大
8番 中 啓二朗   25才 左左 180/78 早稲田大
9番 捕 眈觸喊諭 19才 右右 176/80 九州国際大付高
   投 加賀美希昇 23才 右右 187/94 法政大


1回表。先攻はヤクルト。
1番・佐藤が中前安打。
佐藤は由規の弟。育成選手だけど今季の打率は3割を超している。
2番・比屋根は遊撃内野安打。
俊足を生かして出塁し、無死1、2塁。
3番・荒木がバント成功。一死2、3塁。
4番・雄平は144キロの外角高めを流す。
これがレフトフェンス直撃のタイムリー二塁打。一死2塁。
<ヤクルトスワローズ 2−0 横浜DeNAベイスターズ>
5番・麻生が右飛。二死2塁。
6番・新田はスライダーで見逃し三振で攻撃終了。

DeNAの先発は加賀美希昇。
法政大でよく見たし、桐蔭学園高の時も見ている。
特に印象深いのが2年秋の早大4回戦。
斎藤佑樹と投げ合い、13回まで零封する快投を見せた。
感動を胸に僕は埼玉スタジアムへ向かう。
W杯南ア大会最終予選ウズベキスタン戦があった。
香川真司が先発に抜擢され、全くいいところなかった試合である…。
加賀美は手足が長くてなで肩で、典型的「投手体型だ」だ。
大きくなったと思ったら、登録が94キロ。
肥えた感じはないから、筋トレで増量したのだろう。
ただそれと引き換えにしなやかさが消え、重心移動もスムーズじゃない。
力で押さえ込むようなパワーピッチャーになった。
筋力が増した割には球威、球速に反映されていない。
今日は速球系が134〜43キロ。
この速度帯でカットらしい球筋もある。
変化球はスライダーが117〜25キロ。
手元で減速して縦に落ちる「スラーブ」的な球筋だ。
切れはあるけれど、変化が大きすぎるかもしれない。
速球との紛らわしさがないので、引っ掛けさせる使い方ができない。
他にチェンジアップが120キロ台。
カーブが97〜109キロ。

1回裏。後攻はDeNA。
1番・梶谷が左飛。
2番・渡辺は右前安打。一死1塁。
3番・内藤が一ゴロ。二死2塁。
4番・吉村は外角スライダーで空振り三振。3アウト。

ヤクルトの先発は七條祐樹。
抑え気味でコンパクトなフォームだ。
力感がなく、かといって「打ち難さ」があるわけでもない。
社会人時代、昨年より悪くなっているように見える。
球速は速球系が134〜44キロ。
彼もボールを「動かして」いる。
スライダー、チェンジ、フォークが127〜33キロ。
似たような縦変化を3種類持っている。
他にカーブが96〜111キロ。

2回表。
ヤクルトは7番・楠城が右飛。
8番・西田は左前安打。一死1塁。
7番・又野が遊ゴロ併殺で3アウト。

2回裏。
DeNAは5番・後藤が遊ゴロ。
6番・一輝は二ゴロ。
7番・山崎は右飛で三者凡退。

3回表。
ヤクルトは1番・佐藤が一ゴロ。
2番・比屋根は中飛。
3番・荒木が中飛で三者凡退。

3回裏。
DeNAは8番・啓二朗が中前安打。無死1塁。
9番・眈襪魯┘鵐疋薀鵑ら三塁強襲安打。無死1、2塁。
1番・梶谷が1−1からスライダーだったかな?
右中間フェンスを越す3ラン本塁打!
<横浜DeNAベイスターズ 3−2 ヤクルトスワローズ>
一軍では.159と不発だが、二軍に来ると格が違うかな?
2番・渡辺は遊ゴロ。
3番・内藤が二直。
4番・吉村は遊飛で攻撃終了。

4回表。
ヤクルトは4番・雄平が二ゴロ。
5番・麻生は左飛。
6番・新田が遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
DeNAは5番・後藤が三ゴロ。
6番・一輝は右飛。
7番・山崎が三ゴロ。又野知弥の悪送球で二死1塁。
8番・啓二朗は投手強襲安打。二死1、2塁。
9番・眈襪右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<横浜DeNAベイスターズ 4−2 ヤクルトスワローズ>
眈襪錬佳農箆続安打。高卒ルーキーだけどスイングが速い!
二軍で既にかなりチャンスを掴んでいるようです。
1番・梶谷は一ゴロで攻撃終了。
DeNAが相手のミスに付け込んで、二死無走者から追加点を挙げた。

5回表。
ヤクルトは7番・楠城が投ゴロ。
8番・西田がフォークで見逃し三振。
9番・又野は中前安打。二死1塁。
1番・佐藤が中前安打。二死1、2塁。
2番・比屋根は内角低め速球で空振り三振。3アウト。

5回裏。
ヤクルトはこの回から二番手投手に木谷良平を起用する。
木谷は日本文理大出身のドラフト2位ルーキー。
181cm・85kgの右上手投げである。
球速は速球が140〜44キロ。
スプリット、カット系が129〜37キロ。
打者の手元で本当に小さく変化する。
この球種を速球以上に多投していた。
他にシンカーが125〜27キロ。
カーブが110キロ台前半。
球威、球の切れは一軍でも十分に通用しそうだ。
問題はやっぱり制球力。
あと長いイニングは向いていないタイプだと思う。

DeNAは2番・渡辺が遊撃内野安打。無死1塁。
3番・内藤は左飛。一死1塁。
4番・吉村がエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
5番・後藤は四球を選ぶ。二死1、2塁。
6番・一輝が捕ゴロで無得点。

6回表。
この回からDeNAのバッテリーが変わる。
二番手投手は福田岳洋が起用される。
四国IL香川からドラフト5位で入団して3年目。
京大の大学院にも在籍していたという変り種だ。
福田は181cm・83kgの右上手投げ。
速球が139〜46キロ。
スライダー、チェンジが128〜33キロ。
力で押せる本格派である。
また捕手には内野手登録の一輝が入った。
眈觸喊佑ここでお役御免。

ヤクルトは3番・荒木が三ゴロ。
4番・雄平は一ゴロ。
5番・麻生が四球。二死1塁。
6番・新田は縦変化で空振り三振。3アウト。

6回裏。
DeNAは7番・山崎が外角速球で見逃し三振。
8番・啓二朗は二ゴロ。
9番・北篤が一飛で三者凡退。

7回表。
DeNAはこの回から三番手投手に江尻慎太郎を起用する。
また捕手も細山田武史が入って、「早大バッテリー」だ。
江尻は早大、日ハムを経て10年途中に横浜へ移籍、
187cm・78kgと長身の右サイドハンドである。
昨年は1軍で65試合に登板する大車輪だった。
しかし今季は一軍未登場である。怪我があったのかな?
今日は速球が138〜48キロ。
カーブが110キロ台後半。
球威は今日の全投手でも最高だった。

ヤクルトは7番・楠城が右飛。
8番・西田は中飛。
9番・又野が左飛で三者凡退。

7回裏。
DeNAは1番・梶谷が四球。
しかし梶谷は次打者のカウント1−0から牽制死。
代打・桑原将志が右前安打。一死1塁。
桑原は高卒新人だけど、なかなかいい振りだった。
3番・内藤が四球。一死1、2塁。
3イニング目の木谷良平に疲れが見え、制球も乱れていた。
ヤクルトはここで三番手投手に松井光介を起用する。
松井は横浜高、亜細亜大、JR東日本出身の7年目&33才。
171cm・82kgの右上手投げである。
ヤクルトの二軍戦を見るといつも投げている印象。
昨年は1軍でも27試合に登板している。
速球系が130キロ台後半。
カットが130キロ台中盤。
シュートが129〜35キロ。
スライダーが120キロ強。
この年まで現役なのだから、相応の技はある。

DeNAは4番・吉村が三ゴロ失策で出塁。一死満塁。
吉村裕基は絶不調らしく、これが5打席目にして初出塁である。
今季の二軍打撃成績は1割8分そこそこだ。

又野知弥は本日2エラー目。
「宮本慎也が引退できないぞ」という野次が飛ぶ…。
5番・後藤は二ゴロ併殺で無得点。

8回表。
DeNAは四番手投手に大原慎司を起用する。
大原はTDKからドラフト5位で入団し2年目&26才。
174cm・65kgの左腕投手である。
昨年は一軍で71試合に登板した。
今季も一軍で7試合に登板しているけど、今は二軍なんですね。
球速は速球が139〜41キロ。
スライダーが127〜33キロ。
ボールの切れがあり、特にスライダーは手元で鋭く動く。

ヤクルトは1番・佐藤が中前安打。
佐藤貴規はシュアな打撃で猛打賞だ。
2番・比屋根が遊前内野安打。
梶谷隆幸の送球が大きく逸れて走者が進む。
記録はヒット&エラーで無死1、2塁。
梶谷が一軍に定着できぬ理由を理解できてしまうプレーだ。
3番・荒木は二ゴロで三塁走者が生還。一死3塁。
<横浜DeNAベイスターズ 4−3 ヤクルトスワローズ>
4番・雄平が右中間を破るタイムリー三塁打。一死3塁。
<ヤクルトスワローズ 4−4 横浜DeNAベイスターズ>
5番・麻生は中前タイムリー安打。一死1塁。
<ヤクルトスワローズ 5−4 横浜DeNAベイスターズ>

横浜は一死しか取れずに大原慎司が降板。
五番手投手にハミルトンを起用する。
ハミルトンはレンジャースの2Aから入団して2年目&29才。
196cm・91kgの右上手投げである。
速球がMAX140キロ。
チェンジアップが120キロ台後半。

ヤクルトは6番・新田が二ゴロ。二死1塁。
7番・楠城は速球で空振り三振。

8回裏。
DeNAは6番・細山田が中飛。
7番・山崎は一ゴロ。

ヤクルトはここで松井光介が降板。
五番手投手に久古健太郎を起用する。
久古は日本製紙石巻出身の2年目。
ドラフト5位の新人ながら、昨年は52試合に登板している。
今年の一軍登板はやはり7試合。
球速は速球、シュートが135〜41キロ。
切れ、伸びが素晴らしく、「なぜ二軍?」という出来だった。
DeNAは8番・啓二朗が投ゴロで三者凡退。

9回表。
DeNAはこの回から六番手投手に牛田成樹を起用する。
牛田は明大から4位でDeNA入りして9年目&31才。
188cm・84kgn右上手投げだ。
彼も昨年は一軍で45試合に登板している。
今季は一軍未登板。ただ二軍では21試合に登板して8セーブ。
「二軍の守護神」的な位置づけなのかな?
球速は速球が139〜42キロ。
シンカーが120キロ台中盤。

ヤクルトは8番・西田がシンカーで見逃し三振。
9番・又野もシンカーで空振り三振。
1番・佐藤がスライダーに合わせて右前安打。二死1塁。
これで本日の打撃成績は5打数4安打。
佐藤弟がこんないい打者とは知らなかった。
2番・比屋根が捕邪飛で3アウト。

9回裏。
DeNAは9番・北が141キロの外角速球で見逃し三振。
1番・梶谷は140キロの高め速球で空振り三振。

ヤクルトはここで久古健太郎が降板。
六番手投手に平井諒を起用する。
平井は帝京五高からドラフト4位で入団し3年目。
183cm・74kgの右上手投げである。
今季は一軍で13戦に登板している注目株だ。
球速は速球が141〜47キロ。
スライダーが130〜36キロ。
先発で投げる時と違って、豪快に腕を振り切っていた。

DeNAは2番・桑原が三ゴロ悪送球で出塁。
試合終了…と思ったら三塁手が一塁に大暴投をしてしまう!
又野知弥の本日3失策目で二死2塁。
3番・内藤が三邪飛で3アウト。

ヤクルトが5−4で逆転勝ち。
佐藤貴規、眈觸喊佑函孱坑廓組」の活躍は大収穫でした。
大量11投手を1試合で見られたのは良かった。
ただ「前に見たときの方が良かったな」という人ばかりでした。
「大ブレイクして、消耗して、中弛み」みたいな…。
しかも一軍と同じようにリリーフカーでいちいち出てくる。
これを9回もやったから、試合がだれる!
それだけはちょっとウンザリでした。

二軍だから雑な部分はある。
どちらも振り回す、打ち上げる打者が多かった。
ただ日本野球の長き悪弊である「手で当てに行く打撃」よりはマシじゃないかな?
中途半端に小器用なよりは、いいと思った。

安打   310 020 041 11 四 失
ヤクルト┃200|000|030┃5 1 3
DeNA┃003|100|000┃4 3 1
安打   103 210 100

DeNA:加賀美、福田、江尻、●大原、ハミルトン、牛田
ヤクルト:七條、木谷、○松井、久古、平井


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2011年10月18日

西武×日本ハム 最終戦

私は「クライマックスシリーズ」に反対だ。
ポストシーズンは盛り上がるかもしれない。
ただそれと引き換えに「144試合」の価値が落ちてしまう。
アメリカみたいにチーム数が多い訳じゃない。
5割そこそこが「日本一」になるのは釈然としないな。
制度導入直後は真新しさがあったかもしれない。
でも飽きられつつありません?元へ戻すべきだと考えるのです。

ただ我が西武ライオンズが絡めば話は別だ。
8月は最下位だったチームが日本一に挑戦できる?
おお何と夢のある素敵な仕組みなんでしょう!(笑)
今年のパ・リーグはソフトバンクが独走。
2位も日本ハムですんなりと決まった。
ただオリックスと西武の3位争いが面白い。
西武は9月に20勝5敗1分という脅威の追い上げを見せる。
「15」あった借金をあっという間に完済した。
3位にヒタヒタと迫って、手が届くまで来た、

今日は両球団ともシーズンの最終戦。
西武ドーム、京セラドームで18時から試合が組まれていた。
オリックスは69勝67敗7分。西武は67勝67敗9分。
今日はオリックスが引き分け以上なら3位確定だ。
ただオリックスが負け、西武が勝つと逆転となる。
重要になるのは「引き分け数」だ。
引き分けは勝率計算上ノーカウントになる。
「69勝68敗」「68勝67敗」は後者が“1毛”差で上になる。
NPBも引き分けを「0.5勝」でカウントしていたことがある。
そうなるとオリックスの3位が既に決まっていたんですね。
もう一つの「演出材料」は台風だ。
この日ハム戦は9月21日に予定されていた。
しかし台風による不慮の中止で順延。
期せずしてオリックスの最終戦と同じ日に組まれた。

西武は今思うと16日のソフトバンク戦が大きかった。
2点リードの9回裏に追いついて辛うじて引き分けている。
勝率計算的には「負けに等しい分け」だった。
あと1敗でCSが消えることになったからである。
しかし翌17日もロッテに引き分けて話が変わった。
「ゲーム差1」でも、逆転の可能性が残っている。
16日の粘りがなかったら、17日で終戦だった。

今季はもう西武ドームに行くつもりがなかった。
株主優待券の使用期限が7月末に終了。
見たい選手は見たから、もうスカパー観戦でよかった。
ただ最終戦は見たい。逆転したら大いにドラマである。
あとこの試合は「お別れの場」になるかもしれない。
選手会長の帆足和幸は今年でFAになる。
中島裕之もメジャー志望で、ポスティングがありそう。
親会社が再建中の不人気球団に、目玉を押し止める力はない。

咳がゴホゴホ出る酷い体調だけど、
本能が「所沢へ行け」と俺に命じた(笑)
問題はチケットの入手だ。
最終戦は前売りがほぼ全席種1000円。子供は500円。
当日が1500円とかなり割安に設定されていた。
3位争いがあるから、さすがに売り切れるだろう。
私は家を早めに出て、まず池袋のぴあにお邪魔した。
指定券の取り扱いがもう終了とのこと。
ただ自由席券は外野のレフト側を除いてまだ残っている。
ぴあは手数料が掛かるし、指定に座れればその方がベターだ。
球場の窓口で購入することに決める。

15時33分発の準急「西武球場前行」に乗り込んだ。
球場に着くと指定はすべて完売!
自由席も3塁ホーム側が売り切れている。
想像以上にチケットの売れ行きが早かった。
ただ何故か「レフト側外野席」が復活している。
ライト側を削って、西武の応援席に回したからである。
まぁ今日は1塁側もほとんどが西武ファンだろう。
一塁側内野自由券を購入して、球場入りした。
試合開始の18時にはもうほとんど満員。
シーズンチケットで売れている部分以外は空きがない。
スタンド上の外周通路で立ち見する人も多かった。

先発は西武が西口文也。日ハムは吉川光夫。
日ハムは中6日のダルビッシュ有が登板を回避した。
ダルビッシュは今季18勝。吉川は0勝。
西武的にはかなり助かる先発起用である。
一方で京セラドームは「ガチ」の投げ合いだ。
先発はオリックスが金子千尋。ソフトバンクはホールトン。
ホールトンは最多勝が掛かっているから確実に本気だ。
先発投手を見るだけで西武は行けそうに思えた。

埼玉西武ライオンズ
1番 中 栗山巧   28才 右左 177/85 育英高
2番 二 原拓也   27才 右左 175/78 関東学院大
3番 遊 中島裕之  29才 右右 180/90 伊丹北高
4番 三 中村剛也  28才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 J・フェルナンデス
          36才 右右 192/100 クインタナロー
6番 一 浅村栄斗  20才 右右 181/78 大阪桐蔭高
7番 右 坂田遼   25才 右左 178/90 函館大
8番 捕 上本達之  30才 右左 186/92 協和発酵
9番 中 秋山翔吾  23才 右左 183/83 八戸大
   投 西口文也  39才 右右 182/77 立正大

北海道日本ハムファイターズ
1番 二 加藤政義  24才 右左 173/76 九州国際大
2番 中 杉谷拳士  20才 右両 173/74 帝京高
3番 右 陽岱鋼   24才 右右 183/83 福岡第一高
4番 三 小谷野栄一 31才 右右 177/88 創価大
5番 一 スケールズ 34才 右両 182/86 カブス
6番 左 中田翔   22才 右右 182/95 大阪桐蔭高
7番 指 ホフパワー 31才 左左 192/97 カブス
8番 捕 鶴岡慎也  30才 右右 182/85 津山工業高
9番 遊 金子誠   35才 右右 185/84 常総学院高
   投 吉川光夫  23才 左左 177/75 広陵高


日ハムは稲葉篤紀、糸井嘉男、田中賢介らが不在。
ただ田中賢介以外は出場選手登録に入っている。
それほど重傷ではないと思う。

1回表。先攻は日本ハム。
1番・加藤政が右飛。
2番・杉谷は遊ゴロ。
3番・陽も遊ゴロで三者凡退。

西武の先発は西口文也。
通算勝利数は176。39才の大ベテランである。
10月6日のオリックス戦では通算2000奪三振も達成した。
西口は09年に4勝、10年は3勝と低迷。
今年で終わりだろうなと私は内心で思っていた。
それがいきなり復活して今季は6年ぶりの二桁勝利。
涌井や岸、帆足を上回るチームの勝ち頭だ。
今日勝てば11勝6敗でシーズンを終えることになる。

西口の復活劇には理由があるそうです。
それは「筋トレ」を始めたから!
確かに彼はバネ、柔らかさで投げるタイプだけど…。
今時ウエイトと無縁なアスリートも珍しいですよ(笑)
フォームを見ると昔の滑らかさはない。
踏み幅も狭くなったけど、腕をかなり強く振る。
昔より「縦振り」になったかな?
上半身で叩きつける「プラスα」が加わった。
今日の球速は速球が138〜44キロ。
シュートが130キロ台中盤。
フォークが128〜35キロ。
スライダーが119〜31キロ。
カーブ、チェンジアップが110キロ台。
速球は普通だけど変化球の切れが戻りましたね。
今日は要所で空振りを取れていた。

1回裏。後攻は西武。
1番・栗山が右前安打。無死1塁。
2番・原はバント成功。一死2塁。
3番・中島が三ゴロ。二死2塁。
4番・中村は2−2から真ん中高目の速球を「軽く」当てる。
48号をレフトスタンドにライナーで打ち込んだ。
<西武ライオンズ 2−0 日本ハムファイターズ>
僕はまず3球目、5球目、6球目のファウルが凄いと思った。
かなり詰まった当たりで、しかもライト方向である。
バットに当たった瞬間は「ファウルフライかな?」と感じたほど。
そんな当たりがほとんどポール際まで来てしまう。
彼は強く振らずに飛ばす「コツ」を掴みましたよね。
こんな凄いと思った日本人の右打者は落合博満以来です。

西武は5番・フェルナンデスが中前安打。二死1塁。
6番・浅村は三ゴロ失策で二死1、2塁。
小谷野栄一がよく取ったけど送球が低く逸れた。
7番・坂田は中飛で攻撃終了。

日本ハムの先発は吉川光夫。
ハンカチ世代の左腕投手だ。
福岡出身で大石達也とは幼馴染らしい。
広陵高では野村祐輔の1年先輩に当たる。
広陵は大学へ進む選手がほとんどだ。
ただ彼は珍しく高卒、ドラフト1巡目でプロに進んでいる。
1年目は4勝を挙げて悪くないプロのスタートを切った。
ただ今のところは初年度が登板数、勝利数とキャリアハイ。
同級生のスターも入ってきたから踏ん張らないと…。
今年は終盤に先発起用されてこれが7試合目。
ここまで0勝5敗である。

今日は球速は速球が139〜47キロ。
スライダー、チェンジアップが128〜38キロ。
カーブが110キロ前後。
他にシュートも投げるようだ。
速球比率が7割くらいある本格派タイプである。
腕の振りが小さく、肘をしならせない。
制球を確保するための工夫なんだろう。
ただそんなフォームの割には球速が出る。
大柄ではないけど筋力、軸の強さがある。

2回表。
日ハムは4番・小谷野が四球。無死1塁。
5番・スケールズはフォークで空振り三振。一死1塁。
6番・中田がラン&ヒット。右前安打で一死1、3塁。
7番・ホフパワーは右犠飛。二死1塁。
<西武ライオンズ 2−1 日本ハムファイターズ>
8番・鶴岡の3球目に中田が二盗成功。二死2塁。
更に4球目に西口文也が暴投。二死3塁。
しかし西口が鶴岡を144キロの速球で見逃し三振に仕留めた。

2回裏。
西武は8番・上本が速球で空振り三振。
9番・秋山は三ゴロ。
1番・栗山が中直で三者凡退。

3回表。
日ハムは9番・金子がスライダーで空振り三振。
1番・加藤政はフォークで空振り三振。
2番・杉谷は二ゴロで三者凡退。

3回裏。
西武は2番・原が二ゴロ。
3番・中島は右直。
4番・中村が四球。二死1塁。
5番・フェルナンデスの2球目に吉川光夫が暴投。
中村が果敢にスタートを切って二死2塁。
フェルナンデスは3球目のスライダーを強振。
17号2ランをレフトスタンドに運んだ。
<西武ライオンズ 4−1 日本ハムファイターズ>
6番・浅村は遊ゴロで攻撃終了。

試合展開は西武優勢。私はかなりご機嫌だ。
ツイッターや日刊の速報にアクセスを試みる。
しかし試合開始直後からネットがつながらなくなっていた。
だから京セラドームの経過が分からない!
俺の西武観戦史上では初めての状況である。

4回表。
日ハムは3番・陽が二飛。
4番・小谷野は空振り三振。
5番・スケールズが右前安打。二死1塁。
6番・中田は遊ゴロで3アウト。

4回裏。
西武は7番・坂田が中飛。
8番・上本は速球で空振り三振。
9番・秋山が一ゴロで三者凡退。

5回表。
日ハムは7番・ホフパワーが二飛。
8番・鶴岡はスライダーで空振り三振。
9番・金子が左前安打。二死1塁。
1番・加藤政は中飛で3アウト。

5回裏。
西武は1番・栗山が四球。無死1塁。
2番・原はバント成功。一死2塁。
3番・中島が一邪飛。二死2塁。
4番・中村は勝負したけど結局四球。二死1、2塁。
5番・フェルナンデスが速球で空振り三振で攻撃終了。

6回表。
日ハムは2番・杉谷がスライダーで空振り三振。
3番・陽もスライダーで空振り三振。
4番・小谷野は右前安打。二死1塁。
5番・スケールズが一ゴロで3アウト。

6回裏。
西武は6番・浅村が一ゴロ。
7番・坂田は中直。
杉谷拳士が極端な左中間寄りで好捕した。
坂田は流すってデータがあるんですね。
8番・上本が二ゴロで三者凡退。

7回表。
日ハムは6番・中田がフォークで空振り三振。
7番・ホフパワーは見逃し三振。
8番・渡部龍一が遊ゴロで三者凡退。

7回裏。
西武は9番・秋山が二塁強襲のライナー。
これがライト前にポトっと落ちる。
秋山が俊足を飛ばして二進。無死2塁。
1番・栗山はバント成功。一死3塁。
2番・原が3球目にスクイズ。
難しいボールにバットをよく当てたけど投飛。二死3塁。
3番・中村は捕邪飛で無得点。

西武は追加点を挙げられなかった。
ただ優勢な試合展開ではある。
京セラドームの結果次第では…という状況だ。
ふと周りを見ると、他の皆さんも携帯を手にもぞもぞしている。
ただディスプレイを見てすぐしまっていた。
お客が満員な上、誰もがオリックス戦を気にしている。
回線が飽和してドコモもauも繋がらないのだ。
あとで聞いたらソフトバンクは大丈夫だったらしい。
ソフトバンクってそんな繋がりやすかったっけ?
まぁ西武ファン的にソフトバンクとは契約したくないか(笑)

8回表。
日ハムは9番・金子が三ゴロ。
1番・加藤政は一ゴロ。
2番・杉谷が右中間に弾き返す。
杉谷は俊足を飛ばして一挙三進。
更に原拓也の中継が乱れて、送球がベンチに入ってしまった。
「テイク1ベース」で杉谷は更にもう一つ進む。
つまりホームインして日ハムが2点差とする。
<西武ライオンズ 4−2 日本ハムファイターズ>
3番・陽は速球で空振り三振。3アウト。

8回表終了後のインターバル。
西武ドームに京セラドームの途中経過が流される。
まずこういう表示が出た↓
ソフトバンク┃100|10┃2
オリックス ┃000|10┃1

場内が少し沸いた。
しかし速報はこれで終わらない。
ソフトバンクが「加点」してスコアが動く。
まずこう↓
ソフトバンク┃100|101┃3
オリックス ┃000|10 ┃1

次いでこう↓
ソフトバンク┃100|102┃4
オリックス ┃000|10 ┃1

スコアボードの「中の人」が心憎い演出で場内を盛り上げる。

8回裏。
日ハムは二番手投手に榊原諒を起用する。
榊原は関西国際大からドラフト3位で加入して3年目。
ただ彼は進学前に三菱自動車岡崎で1年プレーしている。
176cm・70kg。昨年は新人王に輝いた右の本格派である。
速球が140キロ前後。スライダーが126〜31キロ。

西武は4番・中村が遊ゴロ。
5番・フェルナンデスは左飛。
6番・浅村がスライダーで空振り三振。

9回表。
西武は二番手投手に牧田和久を起用する。
牧田は日本通運からドラフト2位で加入した新人。
178cm・78kgの右下手投げである。
ここまで5勝7敗21セーブ。防御率2.56。
シーズン当初は先発だったけど、6月末から後ろに回った。
終盤の躍進は彼の活躍なくして有り得なかったと思う。
今日の牧田は速球が128〜30キロ。
浮き上がってくる球筋だから体感はずっと速い。
シュートが120キロ台中盤。
スライダー、シンカーが116〜19キロ。

牧田を語らせたら私はかなりのモノですよ(笑)
私は去年の6月に都市対抗南関東代表決定戦で彼を見ている。
ガラガラの大宮球場で、ネット裏から牧田を堪能した。
どう見てもプロの即戦力だと思った。
渡辺俊介も見たことがあるけれど、それより上だと…。
「ドラフト1位で取りに行け」と思ったら2位で取れた!
今季の牧田は好投しつつ援護に恵まれぬ試合が続いた。
打線以上に「リリーフ」が彼の足を引っ張った。
最後に安心できる投手がいないと、チームに悪い連鎖が起こる。
牧田和久をリリーフで使うしかないだろうと思った。
そうしたら渡辺監督もそういう起用をして成功した。

日ハムは4番・小谷野が左前安打。
5番・スケールズは中前安打。無死1、2塁。
6番・中田が左前安打で無死満塁。
牧田和久がいきなり三連打を浴びてしまう。
昨日3イニング投げた疲れがあるかな?

日ハムは7番・ホフパワーが浅い左飛。一死満塁。
ここで代打・糸井嘉男が告げられる。
切り札がベンチに残っていた!
打率.319はパ・リーグ2位。
私は思わず「反則だろ!?」と呟いた(笑)

糸井は初球を右中間に弾き返す。
しかし秋山翔吾が俊足を飛ばして好捕。
タッチアップによる1点で食い止めて二死1、3塁。
<西武ライオンズ 4−3 日本ハムファイターズ>
代打・今浪隆博は初球を左直。
いい当たりだったけど栗山巧がしっかり抑えた。
試合終了。西武が日本ハムを4−3で下した。

安打   010 111 013 8 四 失
日本ハム┃010|000|011┃3 1 1
西武  ┃202|000|00×┃4 3 1 
安打   301 000 10  5

西武:○西口、S牧田
日本ハム:●吉川、榊原

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

西口文也が素晴らしかった。
8回を投げ切って自責点1。
被安打5、四死球1で奪三振は11を数えた。
パワフルで若々しい西口でした。
これで通算177勝。彼なら199勝を期待できるな(笑)

お客は誰も帰らない。
西武が勝つだけでは足りないのだ。
クライマックスシリーズ進出は「オリックス戦次第」である。

場内アナウンスが入る。
「西武の最終順位はオリックス戦の終了後に決まります」
「優勝セレモニーは京セラドームの試合終了後に行います」
「今からオリックス×ソフトバンク戦を大型ビジョンで流します」
かくして即席パブリックビューイングが始まった!
試合は8回表。ソフトバンクの攻撃中である。
いきなり岡田彰布監督の不機嫌な表情が映し出された(笑)

ファルケンボーグ、馬原孝浩が後続を抑えてゲームセット。
ソフトバンクはそのまま4−1でオリックスを下した。
西武の3位、クライマックスシリーズ進出が決定である。
大盛り上がりの中で最終戦セレモニーが始まった。
渡辺久信監督は力強くファンに語りかける。

以下は監督のスピーチ:
シーズン開幕戦から今日の最終戦まで、
本当に暖かい声援を頂き、ありがとうございました。
今年ほどファンの皆様の声援が、思いが、
我々に伝わったシーズンはないと思います。
シーズン当初はなかなかチーム状態も上がらず。
7月8月に至っては最下位と、辛い時期を過ごしました。
借金は最大で15もありました。
しかし何とか盛り返して今日、
クライマックスシリーズ進出を決めました。
皆さんの思いと共に札幌に乗り込んで参ります。
皆さんの思いがチームに通じたと思います。
本当に選手は頑張りました。
このチームは一番上を目指します。
もう少しの時間、皆さんの力を貸してください。
我々も去年の悔しさを忘れていません。
今年は日本一を勝ち取ってまいります、宜しくお願いします。


渡辺久信監督のスピーチはいつ聞いても素晴らしい。
態度が堂々として、声も力強く、優しさと威厳がある。
昔は今で言う浅尾拓也みたいな選手だったんですけどね(笑)
本当に嬉しい3位だった。
3位が嬉しいというより、どん底から這い上がった過程が嬉しい。
可能性の少ないチャレンジに成功したことが素晴らしい!
4月ならともかく、8月に最下位だったチームである。
それが日本一を賭けて戦う場所まで這い上がった。
このまま一気に突っ走って欲しいな。

西武が勝ってもプロ野球は盛り上がらない。
楽天なら地域性、被災地の思いがある。
千葉ロッテは熱狂的なファンの応援がある。
横浜でさえ「弱さ」という話題性がある。
西武とオリックスは中途半端だ。
勝っても喜んでくれる人は少ない。メディアは記事にし難い。
でも俺はそういう憎まれっ子的状況に興奮するな(笑)
野球は道徳劇じゃない。スポーツの醍醐味は理不尽なんです。
夢や希望のないチームが勝ったっていいじゃないか!

あと野球記者の方がもしこのブログを見ていたら…。
新人王投票は牧田和久に清き一票をお願いします!

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2011年07月20日

日本ハム×楽天

今年は「一流」が登板しそうな試合をピンポイントで見ている。
唐川侑己、チェン、前田健太、和田毅の登板を見た。
ただ最後にどうしても見たい投手が残っている。
田中将大。楽天イーグルスのエースだ。
彼は今季ここまで14試合に登板して9勝2敗。
防御率1.16はパ・リーグ最高の投球成績である。

西武戦の株主優待券は7月末で使用期限が切れる。
楽天戦がもう組まれていなかった。
他の球場で楽天が関東に登場する試合を探してみる。
7月19日、20日に東京ドームで日ハム戦があると気づいた。
田中将大のローテーションを確認すると…。
6月25日、7月1日、7日と中5日で投げている。
オールスター前にあと2試合は投げるだろう。
東京ドームで登板することが濃厚だ。
そこで彼の投球を見ようと予定を入れておいた。
案の定である。前期最終戦の予告先発が田中将大だ。
更に日本ハム先発もダルビッシュ有!
パ・リーグの投球成績1位と2位の対戦だ。
ダルビッシュは彼を生で見る最後のチャンスかもしれない。

日本ハム戦のチケットは前売りも当日も同じ値段だ。
球場で買えばいいと手ぶらで家を出る。
しかし知人の「ツイート」を見て顔が青ざめた。
指定席が完売。外野の立見しか売っていないらしい。
自分が球場に着くと立見の販売も終わっていた。
売り切れは全く想定していなかった…。
ちょうど学習塾「TOMAS」の冠試合だったらしい。
小中学生のお客さんがいつになく多い。
少年野球のチームも大量に招待されているようだった。
一般販売がかなり少なかったようです。
更に2階席はTOMAS貸切で、キャパが小さくなっていた。

幸い余裕を持って球場に着いていた。
この期に及んで断念はない。
なでしこから「諦めない」メンタルを学んだばかりである(笑)
まず水道橋駅まで往復してダフ屋を探してみる。
しかしそれらしい風体の男性がいない。
「余っている方は?」と声を掛けてみたけど反応が芳しくない…。
球場へ戻り、チケット売り場の近くで様子を探ってみる。
券を譲りたい人はここに来る可能性が高いからだ。

外国人の親子が男性に話し掛けているのを見つけた。
チケットを見せながら「譲りますよ」と語りかけている様子だ。
私はスッと間を詰める(笑)
女性が「I'll give you this ticket」というようなことを言っている!
「ああ一枚だけか…」とガックリきた。
でも彼女は俺の方を向き「貴方も欲しい?」と口にした。
2枚余っていたらしい。「イェース!」と即答する。
「サンキュー・ベーリー・マッチ」という陳腐な言葉しか出てこない。
「お金を払いますよ」というようなことはお伝えしたけど、
「もらったものだから」と固辞された。

チケットは自由席。入口が「40番」「41番」指定だ。
つまり2階席のTOMAS用招待券である。
私は上で大歓迎だった。
投手のフォーム観察なら一、三塁側だろう。
ただコース、球種のチェックは「捕手の後ろ」がベストだ。
捕手の真後ろが無理なら2階真ん中がいい。
私が野球を見る時の鉄則だったりします。
席を探すと一人分ならまだ真ん中が空いている。
塾の生徒らしい少年達に囲まれての観戦となった。

東京ドームは空調、照明と電力を大量に消費する。
今季は例年より電力消費を抑えているそうだ。
確かに照明を見ると点灯してない部分が結構ある。
ただ「違和感」は皆無でした。
今までが電気の使い過ぎだったってことですね。

北海道日本ハムファイターズ
1番 指 B・スケールズ  33才 右両 182/86 カブス3A
2番 右 陽岱鋼     24才 右右 183/83 福岡第一高
3番 中 糸井嘉男    29才 右左 187/88 近畿大
4番 左 中田翔     22才 右右 182/95 大阪桐蔭高
5番 一 稲葉篤紀    38才 左左 185/94 ヤクルト
6番 三 小谷野栄一   30才 右右 177/88 創価大
7番 二 今浪隆博    27才 右左 171/75 明治大
8番 遊 金子誠     35才 右右 185/84 常総学院高
9番 捕 大野翔太    24才 右右 177/77 東洋大
   投 ダルビッシュ有 24才 右右 196/98 東北高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 中 聖澤諒     25才 右左 179/72 國學院大
2番 二 内村賢介    25才 右両 163/65 BC・石川
3番 一 草野大輔    34才 右左 170/78 ホンダ熊本
4番 指 山武司    42才 右右 182/100 オリックス
5番 三 高須洋介    35才 右右 170/73 近鉄
6番 遊 松井稼頭央   35才 右両 177/85 アストロズ
7番 左 横川史学    26才 右左 186/90 青山学院大
8番 右 鉄平      28才 右左 178/78 中日
9番 捕 伊志嶺忠    26才 右左 178/78 東京情報大
   投 田中将大    22才 右右 188/93 駒大苫小牧高


日ハムの1番打者はボビー・スケールズ。
田中賢介の負傷で緊急補強された外国選手だ。
2番打者の陽岱鋼は完全にポジションを掴みましたね。
彼の兄はソフトバンクでプレーする左腕投手の陽耀勲。
姉もバスケの台湾代表選手というスポーツ一家出身だ。
更に言うとWBCや五輪の台湾代表で活躍した陽森が従兄。
台湾を代表する強打者である張泰山も遠戚らしい。
彼らはアミ族という台湾の先住民族出身だ。
日本で活躍した選手として他に郭源治がいる。
人口15万弱の少数民族だけど、錚々たるアスリートを産んでいる。

1回表。先攻は楽天。
1番・聖澤がスライダーで見逃し三振。
2番・内村もスライダーで空振り三振。
3番・草野がよく粘ったけど二ゴロで三者凡退。

日本ハムの先発はダルビッシュ有。
本格派にして技巧派。非の打ち所がない投手だ。
背が高くてバランスがいい。
以前は細身だったけど筋肉も付いた。
球威、変化球の質と日本最高レベル。
しかもちょっとマニアなくらいに研究熱心だ。
MLBへ行ってもトップレベルじゃないだろうか?
強いて難点を挙げれば奥様の選択ですね(笑)

今日の球速は速球が144〜54キロ。
変化球はスライダーが122〜33キロ。
横に鋭く滑る軌道と、手元で減速する縦変化がある。
基本は速球、スライダーの組み立てだ。
他はシュートが145〜50キロ。
カットが140キロ台中盤。
フォークが130キロ台中盤。
カーブが97〜116キロ。
球筋が多彩で、緩急も使える。
完璧な品揃えである(笑)
初回は制球がイマイチだったけど力で抑えた。

1回裏。後攻は日本ハム。
1番・スケールズが中飛。
2番・陽はフォークで空振り三振。
3番・糸井が投ゴロで三者凡退。

楽天の先発は田中将大。
身長はダルビッシュより低いけどそれでも188cm。
素晴らしい速球、切れのいい変化球を持つ右の本格派だ。
ちなみに彼は兵庫県の伊丹市出身だ。
坂本勇人と小中のチームメイトだったことは有名。
他にも中島裕之が伊丹の出身だったりする。
人口20万人の街から3人の「代表レベル」が出ている。
今日の球速は速球が139〜50キロ。
変化球はシュートが141〜46キロ。
フォークが135〜40キロ。
スライダーが129〜39キロ。
この3球種が組み立ての軸になる。
他にチェンジアップが121〜26キロ。
カーブは113〜18キロ。

2回表。
楽天は4番・山が一塁線を破る二塁打。無死2塁。
山が上手く流して得点圏に出る。
5番・高須はバント。山は進塁を諦めて動かず一死2塁。
6番・松井が左前安打。一死1、3塁。
普通の走者なら生還できる当たりだった…。
7番・横川は中前タイムリー安打。一死1、2塁。
<楽天イーグルス 1−0 日本ハムファイタース>
8番・鉄平がスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
9番・伊志嶺は遊ゴロで攻撃終了。

2回裏。
日ハムは4番・中田が三邪飛。
5番・稲葉は左前安打。一死1塁。
6番・小谷野がエンドランから三ゴロ。二死2塁。
7番・今浪の0−2から伊志嶺忠が捕逸。二死3塁。
しかし今浪が1−3から左飛を打ち上げて無得点。

3回表。
楽天は1番・聖澤が遊ゴロ。
2番・内村はスライダーで見逃し三振。
3番・草野が左直で三者凡退。

3回裏。
日ハムは8番・金子誠が一飛。
9番・大野は四球。一死1塁。
1番・スケールズがフォークで空振り三振。二死2塁。
2番・陽は遊ゴロで3アウト。

4回表。
楽天は4番・山が遊ゴロ。
5番・高須は中飛。
6番・松井が二ゴロで三者凡退。

4回裏。
日ハムは3番・糸井がストレートの四球。無死1塁。
次打者のカウント0−0から田中将大が牽制悪送球。無死2塁。
4番・中田はタイムリー中前安打。
糸井嘉男は山武司の2倍くらいのスピードで生還(笑)
<日本ハムファイタース 1−1 楽天イーグルス>
5番・稲葉が2−2から真ん中低めのスライダーを強振。
ライトスタンドに「打った瞬間」のライナーを放り込んだ!
<日本ハムファイタース 3−1 楽天イーグルス>
6番・小谷野は三ゴロ。
7番・今浪が二ゴロ。
8番・金子誠は投ゴロで攻撃終了。
この回の田中将大はボール先攻が多かった。

5回表。
楽天は7番・横川がスライダーで空振り三振。
8番・鉄平は二ゴロ。
9番・伊志嶺が遊飛で三者凡退。
ダルビッシュの調子は尻上がりだ。

5回裏。
日ハムは9番・大野が二ゴロ。
1番・スケールズは右前安打。一死1塁。
2番・陽がバント成功。二死2塁。
3番・糸井は遊ゴロで3アウト。

6回表。
楽天は1番・聖澤がスライダーで空振り三振。
2番・内村はセーフティーバント狙いの三ゴロ。
3番・草野が一ゴロで三者凡退。

6回裏。
日ハムは4番・中田が遊ゴロ。
5番・稲葉は三邪飛。
6番・小谷野が左飛で三者凡退。

7回表。
楽天は4番・山が遊ゴロ。
5番・高須は中飛。
糸井嘉男が前進して好捕した。
彼の守備、走塁は目を見張りましたね。
日本のスポーツで最高のアスリートじゃないだろうか?
6番・松井稼がフォークで空振り三振。
ダルビッシュは3回以降パーフェクトである。

7回裏。
日ハムは7番・今浪が三ゴロ。
8番・金子誠は遊ゴロ。
9番・大野が中前安打。二死1塁。
1番・スケールズはフォークで空振り三振。

8回表。
楽天は7番・横川が中飛。
8番・鉄平は二ゴロ。
9番・伊志嶺が左前安打。
楽天は2回以来初の走者を出した。
しかし1番・聖澤がフォークで空振り三振。
ダルビッシュは小さくガッツポーズと見せてベンチに引き上げる。

ふと周りを見ると子供たちがPSPに夢中だ…。
僕の視界に入る範囲で7人の子供がゲームをしていた。
別に彼らは野球が嫌いなわけではなさそうだ。
証拠にみんな野球ゲームをやっていた。
現実は仮想現実に勝てないのか?
緊張感のあるいい試合なんだけど「大人好み」だったかもしれない。

8回裏。
日ハムは2番・陽が一ゴロ。
3番・糸井は左飛。
4番・中田が高速スライダーで空振り三振。
主番の田中将大は速球が常時140前半に落ちていた。
しかし主砲を迎えて148キロを記録。
気持ちのの入った投球で「最後の投球」を締める。

9回表。
楽天は2番・内村が四球を選ぶ。無死1塁。
ダルビッシュは今日初の四死球を許した。
俊足の五月蝿いランナーを出してしまう。
しかし3番・草野が二ゴロ。
今浪隆博がボテボテの当たりをよく処理して一死2塁。
4番・山は中飛。二死2塁。
5番・高須が151キロの速球で空振り三振。

ここで試合終了。
エース対決はダルビッシュ有に軍配が上がった。
これで13勝2敗!
西武はなぜ開幕戦で彼から7点取れたんでしょう?(笑)
試合時間は2時間23分。
好投手だから走者が出ず、その分早く試合が進む。
しかも今日は投手野手と「交代ゼロ」だった!

安打  030 000 010 4 四 失
楽天 ┃010|000|000┃1 1 1
日ハム┃000|300|00×┃3 2 0
安打  010 210 10  5

日ハム:○ダルビッシュ
楽天:●田中


試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2011年07月06日

西武ライオンズ×ソフトバンクホークス

西武は気づくと最下位だ。
昨日まで4連敗では順位も落ちますね。
そんな状況で山奥まで足を運ぶ意欲は上がらない。
ただ西武ドームの「株主優待券」を2枚残していた。
7月末が使用期限で、見に行けそうな日があと3日しかない。

しかも今日は「相手」が良かった。
ソフトバンクは39勝20敗で首位。
先発投手の予告が和田毅である。
プロ9年目で通算97勝。
アテネ、北京の両五輪や06年のWBC代表でも活躍した。
彼の投球なら間違いなく見る価値はあるだろう。
ただいい投手が投げると、
西武の勝てる見込みは更に落ちるわけだが…。

埼玉西武ライオンズ
1番 二 浅村栄斗  20才 右右 181/78 大阪桐蔭高
2番 左 佐藤友亮  33才 右右 178/85 慶應義塾大
3番 遊 中島裕之  28才 右右 180/90 伊丹北高
4番 三 中村剛也  27才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
6番 一 後藤武敏  31才 右右 176/84 法政大
7番 指 J・フェルナンデス
          36才 右右 192/100 クインタナロー
8番 捕 銀仁朗   23才 右右 180/93 平安高
9番 右 熊代聖人  22才 右右 175/72 王子製紙
   投 西口文也  38才 右右 182/77 立正大

ソフトバンクホークス
1番 遊 川崎宗則  30才 右左 180/75 鹿児島工高
2番 二 本多雄一  26才 右左 173/71 三菱重工名古屋
3番 左 松中信彦  37才 左左 183/98 新日鐵君津
4番 一 小久保裕紀 39才 右右 182/90 巨人
5番 指 A・カブレラ 39才 右右 185/100 オリックス
6番 三 松田宣浩  28才 右右 179/86 亜細亜大
7番 中 福田秀平  22才 右左 181/74 多摩大聖ヶ丘高
8番 右 中村晃   21才 左左 176/81 帝京高
9番 捕 田上秀則  31才 右右 178/83 中日
   投 和田毅   30才 左左 179/77 早稲田大


西武は右打者を8名並べて和田毅を迎え撃つ。
クリーンアップが全員「関西出身/高卒」選手ですね。
この3人と銀仁朗は鈴木照雄スカウトの発掘だ。
松井稼頭央、和田一浩も彼の担当。
銀仁朗以外はドラフトの指名順位も高くない。
西武の戦力は今も彼の眼力に依る部分が大きい。

ソフトバンクのクリーンアップは全員がアラフォー。
小久保も松中も「衰えたかな?」という時期があった。
でもすっかりトップホームに戻った感がある。
6番の松田宣浩も13本塁打と台頭してきた。
大学の時から凄かったもんな…。
12球団で一番「パンチのある」打線だろう。
カブレラを久しぶりに見たけど体格が戻りましたね。
しばらく身体がしぼんで筋肉も落ちていた。
今は筋肉が戻ったというか肥えたというか…。

1回表。先攻はソフトバンク。
1番・川崎が左前安打。
2番・本多はバント成功。一死2塁。
3番・松中が四球。一死1、2塁。
4番・小久保は二飛。二死1、2塁。
5番・カブレラが内角速球で空振り三振。無得点。

西武の先発は西口文也。
しなやか、ダイナミックなフォームは健在である。
プロ入り17年目、通算166勝の大投手だ。
ただ業績を考えると地味な存在かもしれませんね。
風貌、キャラクターと「華」がない。
闘志を表に出すタイプとは程遠い。
しかもノーヒットノーランを「あと1人」で逃すこと三度。
大事な場面で「持ってない」証左である。
近年は成績が低下傾向だけど、
今季は3勝3敗、防御率2点台と好調だ。

今日の西口は速球が136〜42キロ。
変化球はシュートが134〜39キロ。
フォークが126〜35キロ。
スライダーが122〜34キロ。
チェンジアップが116〜25キロ。
速球とスライダーが組み立ての軸となる。
球速は最盛期より4、5キロ落ちた。
あと今日はスライダーの「緩い変化」が多いかな?

1回裏。後攻は西武。
1番・浅村が二飛。
2番・佐藤は三ゴロ。
3番・中島が速球を見逃して3球三振。

ソフトバンクの先発は和田毅。
彼は大学の時に何度も見ている。
ただプロ入り後は縁がなかった。
生で見るのは03年の五輪予選以来じゃないだろうか?
今日の和田は速球が137〜43キロ。
スライダーが127〜33キロ。
チェンジアップが125〜34キロ。
球速は平凡だし、変化球は2つだけ。
ただ「スペック」を超えた凄みを持つ投手である。

独特な腕の振りは早大時代から一貫して彼の特長だ。
テイクバックが小さく、出所が見難い。
だから球速は平凡でも、打者が差し込まれる。
タイミングを外されて、ふにゃっとしたスイングになる。
変則派投手はフォームの維持が難しい。
バランスの悪い、無理がある動きをしている場合が多いからだ。
でも和田毅はフォームのブレが小さい。
彼にとって無理のない投げ方が、ちょうど「変則」らしい。
フォームはそのままだけど、投球スタイルがかなり変わった。
高めの速球でぐいぐい押す豪快さが薄れた。
同じ奪三振でも「ボールがバットの下を抜ける」三振が増えた。
変化球が圧倒的によくなりましたね。
スライダー、チェンジアップの活用が増えている。
小さく手前で変化する「使える」球種だ。
今日は「変化球率」が6割くらいだったと思う。
本格派から技巧派に上手く転向した印象だ。

2回表。
ソフトバンクは6番・松田が空振り三振。
7番・福田は遊飛。
8番・中村が空振り三振で三者凡退。

2回裏。
西武は4番・中村がレフトフェンス直撃の二塁打。
5番・栗山は左飛。一死2塁。
6番・後藤が速球で空振り三振。二死2塁。
7番・フェルナンデスは四球で出塁。二死1、2塁。
8番・銀仁朗が速球で空振り三振。無得点。

3回表。
ソフトバンクは9番・田上が中越えの二塁打。
1番・川崎がバント成功。一死3塁。
2番・本多は右直。
熊代聖人が好捕も田上はタッチアップする。二死走者なし。
<ソフトバンクホークス 1−0 西武ライオンズ>
3番・松中は左飛で攻撃終了。

3回裏。
西武は9番・熊代が二ゴロ。
1番・浅村は左前安打。一死1塁。
2番・佐藤がエンドランから強く叩きつける。
狙い通りの一塁内野安打となって一死1、2塁。
3番・中島は投ゴロ併殺で無得点。
西武は2回連続の「得点圏」を生かせない。

4回表。
ソフトバンクは4番・小久保が左前安打。
5番・カブレラはスライダーで空振り三振。一死1塁。
6番・松田が死球。一死1、2塁。
7番・福田は二ゴロ。二死1、3塁。
浅村栄斗の送球が低く併殺にできなかった。
記録には残らぬ「小さなミス」である。
しかしこれが大きく響いた。

ソフトバンクは8番・中村が右前タイムリー安打。二死1、2塁。
<ソフトバンクホークス 2−0 西武ライオンズ>
中村晃は朝霞二中出身だから地元なんだけどな(笑)
中里篤史、高島祥平もここのOBで、
公立ながら「プロ輩出数日本最多」の野球部です。
9番・田上はスライダーで空振り三振。3アウト。

4回裏。
西武は4番・中村が四球。
5番・栗山が一ゴロ併殺で二死無走者。
西武は4回で二つ目の併殺打である。
6番・後藤は二ゴロで3アウト。

5回表。
ソフトバンクは1番・川崎が四球で出塁。無死1塁。
2番・本多はバント。俊足を飛ばして投前内野安打となる。無死1、2塁。
3番・松中がライト線に引っ張るタイムリー二塁打。無死2、3塁。
<ソフトバンクホークス 3−0 西武ライオンズ>
4番・小久保は三ゴロ。一死2、3塁。
5番・カブレラが四球。一死満塁。
6番・松田はスライダーで空振り三振。二死満塁。
7番・福田が左前タイムリー安打を放って二者が生還。
<ソフトバンクホークス 5−0 西武ライオンズ>
浅い当たりだったけど2−3で走者がスタートを切っていた。
ショートからの中継が乱れて打者、走者が更に進塁。二死2、3塁。
ソフトバンクは中村晃、福田秀平と若手が結果を出した。
ファンとしては最高に楽しい展開だろう。

西武はここで西口文也が降板。
二番手投手に松永浩典を起用する。
松永は三菱重工長崎出身の27才。
175cm・77kgの左横手投げである。
06年の希望枠で指名された選手だ。
速球、シュートが131〜33キロ。
スライダー、シンカーが118〜21キロ。
ソフトバンクは8番・中村が一ゴロで攻撃終了。

5回裏。
西武は7番・フェルナンデスが三飛。
8番・銀仁朗はスライダーで空振り三振。
9番・熊代が一邪飛で三者凡退。

6回表。
ソフトバンクは9番・田上が三ゴロ。
1番・川崎は投手強襲安打。一死1塁。
川崎が次打者のカウント1−2から二盗成功。一死2塁。
2番・本多は三飛。二死2塁。
3番・松中が二ゴロで無得点

6回裏。
西武は1番・浅村が速球に全く合わず空振り三振。
2番・佐藤は三ゴロ。
3番・中村が二飛で三者凡退。
和田毅は5回、6回と完璧な投球を見せる。
すっかり立ち直ってしまった。

7回表。
西武はこの回から三番手投手に平野将光を起用する。
平野は平成国際大、JR東日本東北出身の28才。
08年に西武の大社ドラフト1位指名を受けた。
西武が東都、六大学出身を指名できなかった年ですね。
186cm・86kgの右上手投げである。
速球が141〜46キロ。
スライダーが126〜34キロ。
フォークが134,5キロ。
一昨年の二軍戦で見た時は、力強さを欠く印象だった。
ただ今日は力で押して結果を出す。
短いイニングの全力投球なら一軍で通用しそうだ。

ソフトバンクは4番・小久保が見逃し三振。
5番・カブレラは遊ゴロ。
カブレラは一塁まで8秒くらいかけてジョギング。
彼ならではの「手抜きプレー」である(笑)
田尻賢誉さんが見たら激怒しそうだ…。
6番・松田は二飛で三者凡退。

7回裏。
西武は4番・中村がスライダーで空振り三振。
5番・栗山が中前安打。一死1塁。
6番・後藤は四球。一死1、2塁。
7番・フェルナンデスがスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
代打・平尾博嗣は1−1からレフトポール際に大飛球。
3ラン本塁打!と思ったらファウルだった。
平尾は二ゴロに倒れて無得点。

8回表。
西武は四番手投手に江草仁貴を起用する。
江草は5月末に阪神から移籍してきた。
西武ではフル回転し、1ヶ月で11試合目の登板だ。
松坂世代の30才。179cm・82kg左腕投手である。
速球が135〜41キロ。
シュートが130キロ前後。
スライダーが128〜33キロ。
フォークが127〜29キロ。
球速が出てなかったけど疲れがたまってきたかな?

ソフトバンクは7番・福田が遊ゴロ…。
と思ったら中島裕之がハーフバウンドを合わせ損なう。
打球は中前に抜けて記録は二塁打。無死2塁。
8番・中村がエンドランから二ゴロ。一死3塁。
9番・田上はスライダーで空振り三振。二死3塁。
1番・川崎、2番・本多が連続四球で二死満塁。
3番・江川智晃は見逃し三振で無得点。

8回裏。
ソフトバンクは和田毅が続投する。
抑えが揃っているし、7回は疲れも見えたし…。
個人的には森福允彦、ファルケンボーグを見たかった(笑)

西武は9番・熊代がチェンジアップで空振り三振。
1番・浅村は内角速球で見逃し三振。
2番・佐藤が三ゴロで三者凡退。

9回表。
西武は五番手投手に牧田和久を起用する。
牧田は日本通運からドラフト2位で入団した26才。
178cm・78kgの右下手投げだ。
牧田は交流戦明けから押さえに回っている。
本来は勝ち試合で起用される「クローザー」だ。
ただ連敗続きでずっと出番がない。
コンディション調整的な意味合いの登板だろう。

ソフトバンクは4番・城所龍磨が右前安打。
5番・カブレラは中前安打。無死1、2塁。
6番・松田がスライダーで空振り三振。一死1、2塁。
7番・福田は一ゴロ。二死1、3塁。
8番・中村が遊ゴロで無得点。

9回表。
ソフトバンクは二番手投手に吉川輝昭を起用する。
馬原孝浩が見られると楽しみにしていたら…。
吉川とは西武も舐められたものである!
ただ彼を見られるのはちょっと嬉しい。
吉川は10年途中に横浜ベイスターズから移籍してきた。
日本文理大が大学野球選手権を制した時の4年生。
脇谷亮太とチームメイトだった。
私は準々決勝を見て、日本文理大の野球に惹かれた。
無名校が鳥谷敬、青木宣親、田中浩康らを擁する早稲田を倒した。
吉川は荒削りながら素晴らしい投球を見せて、
MVP級の活躍をしている。

吉川は184cm・92kgの右上手投げだ。
速球が143〜45キロ。
スライダーが131〜33キロ。
フォークが130キロ前後。
カーブが110キロ台後半。
大学の時は基本ストレートだけの投手だった。
プロ経験8年。さすがに変化球を覚えたようだ(笑)

西武は3番・中島が遊ゴロ。
4番・中村はバックスクリーン右に飛び込むソロ本塁打。
<ソフトバンクホークス 5−1 西武ライオンズ>
5番・栗山が左前安打。一死1塁。
代打・大島裕行はライト線に抜ける二塁打。一死2、3塁。
西武は本塁打が出れば同点の大チャンスである。

ソフトバンクは吉川輝昭が降板。
三番手投手に馬原孝浩を起用する。
抑えの切り札が登場。ってか最初から出せよ!
馬原も03年の大学野球選手権で見た投手。
準決勝で亜細亜大に敗れて、両校の直接対決はなかった。
当時の馬原は速球が140キロそこそこ。
スライダー、カーブを交えたオーソドックスな先発投手だった。
フォークはほとんど使ってなかったんじゃないかな?
今はソフトバンクの抑えで頑張っている。
150キロ超の速球とフォークが売りだ。
今日の馬原は速球が149〜51キロ。
スライダー、フォークが130キロ台後半。

西武は7番・フェルナンデスが三ゴロ。
松田宣浩が三遊間の当たりを横っ飛びで好捕した。
しかし三塁走者が生還してなお二死2塁。
<ソフトバンクホークス 5−2 西武ライオンズ>
代打・原拓也はフォークで空振り三振。

ここで試合終了。
ソフトバンクが「余裕の試合運び」で西武を下した。

安打     101 231 012 11 四 失
ソフトバンク┃001|130|000┃5 6 0
西武    ┃000|000|002┃2 3 1
安打     012 000 103 7

西武:●西口、松永、平野、江草、牧田
ソフトバンク:○和田、吉川、馬原


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2011年06月10日

西武ライオンズ×広島カープ

今日は西武ドームの日。
「株主優待券」を使い倒そう。
最初から金曜の広島戦に行くつもりだった。
前田健太が投げる順番と気づいて観戦意欲は更に高まる。
「生で見たことのない有力投手」をなるべく見たい。
今季は唐川侑己、チェン・ウェインと既に「収穫」があった。
これで残るは田中将大だ…。

西武は現在19勝21敗。パ・リーグの4位に位置している。
広島は17勝22敗でセ・リーグ4位だ。
交流戦がパリーグ優位で推移していることはご存知の通りだ。
にしても広島の「4勝12敗1分け」は酷すぎる。
昨日勝ってようやく連敗を「10」で止めたところだ。

今日もも「真剣勝負の始球式」があった。
西武のマウンドは工藤公康…ってほとんど現役じゃないか!
小早川毅彦をボテボテの二ゴロに討ち取った。
と思ったら片岡易之がエラーしてグダグダな流れに(苦笑)
工藤さんは本気で投げてなかったのかな?
制球、球威と去年見た時とは比較にならない状態だった。

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  28才 右右 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  28才 右右 180/90 伊丹北高
4番 三 中村剛也  27才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 J・フェルナンデス
          36才 右右 192/100 クインタナロー
6番 左 坂田遼   24才 右左 178/90 函館大
7番 一 後藤武敏  31才 右右 176/84 法政大
8番 捕 銀仁朗   23才 右右 180/93 平安高
9番 右 秋山翔吾  23才 右左 183/78 八戸大
   投 牧田和久  26才 右右 178/78 日本通運

広島カープ
1番 二 東出輝裕  30才 右左 171/73 敦賀気比高
2番 遊 梵英心   30才 右右 173/73 日産自動車
3番 中 丸佳浩   22才 右左 177/80 千葉経大付高
4番 一 栗原健太  29才 右右 183/95 日大山形高
5番 右 岩本貴裕  25才 左左 182/90 亜細亜大
6番 三 石井琢朗  40才 右左 174/78 青山学院大
7番 指 松山竜平  25才 右左 176/94 九州国際大
8番 捕 石原慶幸  31才 右右 177/82 東北福祉大
9番 左 天谷宗一郎 27才 左左 178/73 福井商高
   投 前田健太  23才 右右 182/73 PL学園高


1回表。先攻は広島。
1番・東出が遊ゴロ。
2番・梵は右飛。
3番・丸が右飛で三者凡退。

西武の先発は牧田和久。
日本通運から加入した新人のサブマリンである。
速球が125〜32キロ。
この速度帯で「高速シンカー」的な軌道もある。
スライダー、シンカーが111〜20キロ。
チェンジアップが105〜14キロ。
カーブが91〜97キロ。
何しろ「左右上下」と四方向の球筋を持っている。
彼は社会人の時から何度も見ている。
そして見るたびに組み立てが違う!
今日は5月20日の中日戦に比べると緩い球、変化球の活用が多い。
序盤は球威が無くて心配したけど、
「意図したスロースタート」だったみたい。
尻上がりに調子を上げて行く。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡が一飛。
2番・栗山は左前安打。
3番・中島が遊直。二死1塁。
4番・中村の3球目に栗山が二盗を狙って失敗。3アウト。

広島の先発は前田健太。
「柔軟な肩肘」「バネ」が売りという先入観があった。
しかしパワーも結構ありますね…。
無理が少ない、上手投げのお手本的なフォームではある。
ただ「身体のバランスが変わる「ダイナミックな動きが難しくなる」時期かも。
岩隈久志の変遷を思い出した。
今日は速球が142〜48キロ。
スライダー125〜33キロ。
カーブが112〜18キロ。
他にチェンジアップも少し投げる。
昨年は勝利数、防御率、奪三振とセの「投手三冠」に輝いた。
でも今季は低調なスタートとなっている。
9試合に先発して2勝4敗。防御率は4.05だ。
ただ今日の投球内容は十分。
立ち上がりにやや不安定だったけどすぐ盛り返す。
広島ファンの知人によると今季最高の投球だったらしい。

2回表。
広島は4番・栗原が右飛。
5番・岩本は右前安打。一死1塁。
しかし岩本が次打者の2−1から牽制死。
彼は走るはずがないのに何故?
前に神宮でスカウトが彼の一塁駆け抜けタイムを計っていたけど…。
左打者なのに4.4秒とかだった(笑)
6番・石井琢は一直で3アウト。

2回裏。
西武は4番・中村が右飛。
5番・フェルナンデスはチェンジで空振り三振。
6番・坂田が中前安打。二死1塁。
7番・後藤は三塁線を破る二塁打。二死2、3塁。
8番・銀仁朗が中飛で無得点。

3回表。
広島は7番・松山が二ゴロ。
8番・石原は一邪飛。
9番・天谷が投ゴロで三者凡退。

3回裏。
西武は9番・秋山が三飛。
1番・片岡は中飛。
2番・栗山が投ゴロで三者凡退。

4回表。
広島は1番・東出が三直。
2番・梵は二ゴロ。
3番・丸が中前安打。二死1塁。
4番・栗原は高め速球で空振り三振。3アウト。

4回裏。
西武は3番・中島が左飛。
4番・中村は左前安打。一死1塁。
5番・フェルナンデスがスライダーで空振り三振。二死1塁。
6番・坂田は2−1から速球を右に引っ張る。
飛距離は十分だったけどぎりぎりのファウル。
坂田は結局カーブに釣られて空振り三振。3アウト。

5回表。
広島は5番・岩本が左飛。
6番・石井琢は捕ゴロ。
7番・松山が二ゴロで三者凡退。

5回裏。
西武は7番・後藤が二飛。
8番・銀仁朗は三ゴロ。
9番・秋山が右前安打。二死1塁。
秋山は次打者の3球目に二盗成功。二死2塁。
しかし1番・片岡はチェンジで空振り三振。3アウト。

5回を終えてスコアレス。試合は投手戦である。
しかも牧田和久と前田健太はテンポがいい。
5回終了時点で経過時間は1時間10分!
都内で定時に職場を脱出した知人が、まだ着いてない(笑)

6回表。
広島は8番・石原が二直。
9番・天谷は二ゴロ失策で出塁。一死1塁。
片岡易之は始球式に次ぐエラーである…。
1番・東出が三邪飛。二死2塁。
2番・梵の初球に天谷が二盗成功。
しかし梵は遊飛で3アウト。

6回裏。
西武は2番・栗山が二ゴロ。
3番・中島はレフト線を破る二塁打。一死2塁。
しかし絶好のチャンスに中島が二塁で牽制死…。二死走者なし。
4番・中村はチェンジで空振り三振。3アウト。

7回表。
広島は3番・丸が速球で空振り三振。
4番・栗原は左前安打。一死1塁。
5番・岩本が二ゴロ併殺で3アウト。

7回裏。
西武は5番・フェルナンデスが遊飛。
6番・坂田は中直。
7番・後藤が四球。二死1塁。
8番・銀仁朗は高め速球で空振り三振。

8回表。
広島は6番・石井琢が捕飛。
7番・松山が遊飛。
8番・石原も遊飛で三者凡退。

8回裏。
西武は9番・秋山が二ゴロ。
1番・片岡は二ゴロ。
2番・栗山が投ゴロで三者凡退。
しかし最近、野球を見に来るたびにロースコアだ…。

9回表。
広島は9番・天谷が左飛。
1番・東出は右中間を破る三塁打。一死3塁。
栗山巧が「飛び込んだ」判断はどうだろう?
広島は勝ち越しの大チャンスを迎える。

2番・梵が1−1からスクイズ。
スライダーに身体が伸びてファウルとなる。
2ストライクになるとスクイズはもうないだろう…と思った。
しかし梵が2−2から再びスクイズ。
内角球を投前に上手く転がして三塁走者が生還。
天谷宗一郎のスタートも素晴らしかった。
<広島カープ 1−0 西武ライオンズ>
3番・丸が二飛で攻撃終了。

9回裏。
広島は二番手投手にデニス・サファテを起用する。
サファテは今季から来日した30才。
193cm・102kgの右上手投げである。
真上から投げ下ろすので角度もある。
今日は速球が139〜51キロ。
常時で140後半を投げていた。
回転の綺麗な、伸びがある速球を多い。
白人の巨漢投手で綺麗な4シームを投げるのは珍しい。
ただカットボールっぽい球筋もあった。
変化球はスライダーが126〜30キロ。
フォークが126〜34キロ。

西武は3番・中島が4球目の外角高目を強振。
バックスクリーン左に飛び込む同点ソロ本塁打!
<西武ライオンズ 1−1 広島カープ>
西武が同点に追いついた。
4番・中島は外角高めの151キロで空振り三振。
5番・フェルナンデスがフォークで空振り三振。
6番・坂田は中飛で3アウト。

試合は1−1で延長戦に突入する。
今季は「3時間半を越えたら新しいイニングに入らない」ルールだ。
更に「最長でも12回止まり」となっている。
今日は試合の進行が早い。普通に12回まで行くな…。
高尾山に登って疲れていた私は集中力が切れてくる(笑)

10回表。
西武は牧田和久が続投する。
広島は4番・栗原が左飛。
5番・岩本は四球。一死1塁。
6番・石井琢がバント成功。二死2塁。
7番・松山は捕邪飛で3アウト。

10回裏。
西武は7番・後藤が左前安打。無死1塁。
8番・銀仁朗はバント。
小飛球になって石井琢朗が突っ込んでくる。
石井はグラブに当てて打球をファウルグラウンドに弾く。
西武は幸運な内野安打で無死1、2塁。
代打・原拓也がバント成功。一死2、3塁。
1番・片岡易之は敬遠の四球。一死満塁。
西武はスクイズでも何でも三塁走者が帰れば1点。
栗山はバットコントロールが上手い。
パ・リーグに7人しかいない3割打者でもある。
私はもう勝ったつもりだった。
しかし2番・栗山が2−1と追い込まれて…。
フォークで空振り三振を喫してしまう。二死満塁。
3番・中島は151キロの高め速球で空振り三振。

11回表。
西武は二番手投手にミンチェを起用する。
ミンチェ(許銘傑)は台湾出身の34才。
182cm・90kgの右スリークォーターである。
スタンス小さい、野手的な投げ方が特徴だ。
腕の振りがコンパクトで、早いタイミング出てくる。
速球、シュートが140キロ強。
変化球はスライダーが129〜32キロ。
フォーク、チェンジアップが130キロ前後。
カーブは120キロ台前半。

広島は8番・石原が右飛。
9番・天谷は速球で空振り三振。
1番・東出が三邪飛で三者凡退。

11回裏。
広島は三番手投手に永川勝浩を起用する。
永川は亜細亜大出身の30才。
188cm・97kgの右上手投げである。
速球は今日のMAXが142キロ。
最盛期に比べるとかなり落ちましたね。
フォーク、スライダーが122〜28キロ。
フォークを速球以上に多投する。

西武は4番・中村が中飛。
5番・フェルナンデスは二ゴロ。
6番・坂田がフォークで空振り三振。

12回表。
西武は三番手投手に岡本篤志を起用する。
岡本篤は明治大出身の30才。
177cm・79kgの右上手投げである。
今日は速球が140〜43キロ。
スライダーが120キロ台中盤・

広島は2番・梵が速球で空振り三振。
3番・丸はストレートの四球。一死1塁。
丸が次打者の3球目に二盗成功。一死2塁。
4番・栗原も四球。一死1、2塁。

岡本篤志が「俺達的投球」で降板。
西武は四番手投手に江草仁貴を起用する。
江草は先月に阪神からトレードされてきた。
現在30才。178cm・82kgの左腕投手である。
広島は代打・前田智徳が登場。
一塁側の広島応援席は一気に盛り上がる。
しかし前田は二ゴロ併殺で3アウト。
これで広島の「勝ち」は無くなった。

12回裏。
広島は永川勝浩が続投する。
西武は代打・石井義人が投手強襲安打。無死1塁。
永川勝浩が長身なもので打球に届いてしまった…。
触らなければ二ゴロで済んだ当たりである。
8番・銀仁朗はバント成功。一死2塁。
代打・平尾博嗣が敬遠の四球。一死1、2塁。
しかし1番・片岡はフォークで空振り三振。二死1、2塁。
2番・栗山が一ゴロで3アウト。

どちらも「決定力不足」で試合は終了。
「2時間で終わるな」と思っていた試合が、
終わってみると3時間40分…。
でも終盤はスリリングで内容の濃い展開でしたね。

しかし彼はいい投球をしても勝てませんね…。
そろそろ「牧田和久ちゃんを救う会」ができそうだ。

安打 010 100 101 000 4 四 失
広島┃000|000|001|000┃1 3 0
西武┃000|000|001|000┃1 3 1
安打 120 111 001 201 10

西武:牧田、ミンチェ、岡本篤、江草
広島:前田健、サファテ、永川


試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2011年05月31日

西武ライオンズ×読売ジャイアンツ

今年は西武ファンをやっております。
「株主優待券」をヤフオクで5枚も買い込んだ。
残りが4枚で、使用期限は7月末である。
調べると見に行ける試合が最大で6試合か7試合しかない。
今日もかなり無理なスケジュールだったけど…。
衝動的に家を出てしまった(笑)

巨人は澤村拓一の先発が濃厚である。
澤村は中央大からドラフト1位で入団した。
私が澤村を最初に見たのは2年秋のこの試合である。
彼は「1部デビュー」のシーズンに8試合で起用された。
54イニングで防御率1.50を記録した。
1部通算は5シーズンで19勝14敗という成績である。
最初は「球速先行」の印象があった。
ただ彼は制球も悪くなかったし、
変化球の切れや安定感が短期間で向上した。
昨年は大学4年が豊作と騒がれたけど、
澤村は私の見る限り最高の投手だった。

今日の日刊ゲンダイに澤村拓一の記事が出ていた。
「沢村はこう扱え」という大見出しに引かれて読んでしまった(笑)
小見出しは「鼻っ柱が強く/うぬぼれ屋で/目立ちたがり」とある。
内容は割合に真っ当だった。
「甘やかさずガツンと指導しろ」というくらいの結論である。
久しぶりにあの新聞を読んだけど、
伝統の「巨人批判」が健在でちょっと嬉しかった(笑)

西武ドームに到着する。
巨人戦だとやっぱり人出が多い。
チケットの引き換えに15分くらい並んだ。
先発は石井一久と澤村拓一。望むところだ。
中日戦と同じく「本気の始球式」があった。
両チームOBによる一打席限りの真剣勝負である。
投手が渡辺智男。打者は篠塚和典。
2人ともアマチュアの試合でお見かけしたことがあります。
渡辺智男さんは西武のスカウトをやっている。
篠塚氏は息子さんが青山学院大のレギュラーだ。
ちなみに「勝負」を制したのは篠塚和典。
1−2から中前に弾き返した。
現役時代そのままのバットコントロールである。

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  28才 右右 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  28才 右右 180/90 伊丹北高
4番 三 中村剛也  27才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 J・フェルナンデス
          36才 右右 192/100 クインタナロー
6番 一 浅村栄斗  20才 右右 181/78 大阪桐蔭高
7番 左 坂田遼   24才 右左 178/90 函館大
8番 捕 銀仁朗   23才 右右 180/93 平安高
9番 右 秋山翔吾  23才 右左 183/78 八戸大
   投 石井一久  37才 左左 185/100 ヤクルト

読売ジャイアンツ
1番 遊 坂本勇人  22才 右右 184/75 光星学院高
2番 二 藤村大介  21才 右左 173/73 熊本工業高
3番 右 長野久義  26才 右右 180/80 Honda
4番 指 A・ラミレス 36才 右右 180/86 ヤクルト
5番 捕 阿部慎之助 32才 右左 180/97 中央大
6番 左 矢野謙次  30才 右右 178/81 國學院大
7番 中 鈴木尚広  33才 右両 180/78 相馬高
8番 一 大田泰示  20才 右右 188/91 東海大相模高
9番 三 古城茂幸  35才 右左 174/77 国士舘大
   投 澤村拓一  23才 右右 184/90 中央大


巨人は若手を積極的に使っている。
先発の澤村拓一だけじゃない。
打線を見ると坂本、藤村、大田と20代前半が3名いる。
一軍と二軍の混成チームみたいだ。
藤村はプロ4年目。売りはずば抜けた俊足である。
プロゴルフの古閑美保が「はとこ」に当たるらしい。
5月10日に一軍デビューしてそのまま定着している。
打率も.279だから立派だ。

1回表。先攻は巨人。
1番・坂本は三ゴロ。
2番・藤村が二ゴロ。
3番・長野は一飛で三者凡退。
3分足らずで初回の攻撃が終了した。

西武の先発は石井一久。
MLBも経験したベテラン左腕。
日米通算168勝のパワーピッチャーだ。
今日は速球が136〜45キロ。
この速度帯でツーシーム、カット気味に動く球筋もある。
変化球はスライダーが118〜29キロ。
大小を取り混ぜてかなり鋭く落ちる。
他にフォークが130キロ台前半。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡が152キロの速球で空振り三振。
2番・栗山は二ゴロ。
3番・中島がスライダーで空振り三振。

巨人の先発は澤村拓一。
今季は7試合に投げて防御率2.47と内容もいい。
しかし勝ち星に恵まれず1勝3敗に留まっている。
4月21日の初勝利から5試合勝てていない。
今日は速球が144〜52キロ。
序盤が常時で148〜51くらいだった。
去年と同じか、やや落ちる球速である。
ただ「神宮プレミアム」がプラス5キロくらいある。
西武ドームでこれだけ出れば十分に違いない。
大学の時は速球がシュートする傾向があった。
ただ今は逆にスライド、カットの球筋が多い。
開きの少ない、抑えが利いたフォームになった。

変化球はスライダーが126〜35キロ。
大学の時より使用頻度が増えている。切れも良くなった。
フォークが138〜41キロ。
使ったのは7、8球かな?ワンバウンドが1球だけ。
大学の時より「操れる」「使える」ようになった。
他はカーブが120〜23キロ。これは5球くらい使った。
立ち上がりの澤村拓一は素晴らしかった。
2回以降も完璧に西武打線を封じ込めていく。

2回表。
巨人は4番・ラミレスが右飛。
5番・阿部は右飛。
6番・矢野が投ゴロで三者凡退。

2回裏。
西武は4番・中村がスライダーで空振り三振。
5番・フェルナンデスは二飛。
6番・浅村がスライダーで見逃し三振。
澤村は2イニングで4奪三振!

3回表。
巨人は7番・鈴木尚が中直。
8番・大田はスライダーで空振り三振。
巨人は9番・古城もスライダーで空振り三振。

大田泰示の打撃は「発展途上」である。
独特の構えは「大きく育てよう」という狙いだろう。
構えが大股で重心を心持ち後ろに置く。
ノーステップで踏ん張って腰を入れて振る。
日本のプロ野球では少数派の「強打者スタイル」だ。
ただ現状だと変化球、上下の揺さぶりで簡単に崩れる。
膝や手首が硬くて「タメ」を作れない。

3回裏。
西武は7番・坂田が左飛。
8番・銀仁朗は中飛。
9番・秋山が左飛。
両チームの攻撃が9人ずつで終了した。
3回終了時点で37分しか経ってない。

4回表。
巨人は1番・坂本が四球。
2−3からスライダーを見送った。
2番・藤村はバント成功。一死2塁。
走者を出して石井一久の球が浮き始める。
巨人は3番・長野が右邪飛。坂本がタッチアップして二死3塁。
4番・ラミレスは二ゴロで無得点。

4回裏。
西武は1番・片岡が右直。
2番・栗山は二ゴロ。
3番・中島が左飛で三者凡退。

5回表。
巨人は5番・阿部が142キロの内角速球で見逃し三振。
6番・矢野は中前安打。一死1塁。
これが試合を通じての初安打だ。
7番・鈴木尚は遊ゴロ併殺で3アウト。

5回裏。
西武は4番・中村が1−1からの148キロを強振。
レフトスタンドにライナーで飛び込むソロ本塁打を放つ。
<西武ライオンズ 1−0 読売ジャイアンツ>
西武が「初安打」で先制する。
5番・フェルナンデスが遊前内野安打。無死1塁。
6番・浅村は右邪飛。一死1塁。
7番・坂田が二ゴロ。二死1塁。
8番・銀仁朗は一ゴロで攻撃終了。

6回表。
巨人は8番・大田が一直。
9番・古城はスライダーで空振り三振。
1番・坂本が中飛で三者凡退。

6回裏。
西武は9番・秋山が内角速球で見逃し三振。
1番・片岡はスライダーで空振り三振。
2番・栗山が左中間を破る二塁打。二死2塁。
3番・中島は三ゴロ。
古城茂幸が三塁線に抜けそうな当たりを好捕した。
澤村拓一の球威に少し陰りが出たイニングだった。
しかし巨人は古城の素晴らしい守備で追加点を許さない。

7回表。
巨人は2番・藤村が三振振り逃げ。無死1塁。
藤村も変化球にタイミングを崩されていた。
でも完全なボールを空振りしたのが奏功。
銀仁朗がこぼした隙を突いて出塁する。

巨人は3番・長野が1−0から速球を弾き返す。
打球はセンターの頭上を越えて…。
バックスクリーン右に飛び込む逆転2ラン本塁打!
<読売ジャイアンツ 2−1 西武ライオンズ>
4番・ラミレスは遊ゴロ。
5番・阿部が左直。
6番・矢野は中飛。
栗山巧が右中間の打球を好捕した。

7回裏。
西武は4番・中村が遊ゴロ。
坂本勇人が三遊間の深い当たりをよく刺した。
彼のことを「上手い」とは思ってなかったけど、
守備もこの1、2年で上手くなりましたね…。

5番・フェルナンデスはスライダーに手が出ず見逃し三振。
6番・浅村が四球。二死1塁。
澤村拓一は今日初の四死球であうr。
7番・坂田が中飛で3アウト。

浅村栄斗はプロ3年目。
大田泰示と同学年の有望株だ。
いいライバルじゃないでしょうか?
どちらも元ショート、現ファースト。
打撃フォームも似ている。
浅村は大田ほど大きくないけど「強打者スタイル」だ。
浅村は高校の時から抜群だったし、甲子園は優勝もしている。
私は「なぜドラフト3位で取れたのか?」と謎だった。
今思えばお得なお買い物でしたね。
プロに入ると世代トップでレギュラーを掴んだ。

8回表。
巨人は7番・鈴木尚が死球。無死1塁。
8番・大田はバント成功。一死2塁。
9番・古城が中前安打。一死1、2塁。

西武はここで石井一久が降板。
二番手投手にミンチェ(許銘傑)を起用する。
ミンチェは34才。台湾から来日して12年目になる。
182cm・90kgの右スリークォーターだ。
スタンスが小さくて腕の振りがコンパクト。
「野手的な投げ方」である。
速球、シュートが138〜43キロ。
変化球はカットが132〜35キロ。
チェンジアップが129〜32キロ。

巨人は1番・坂本が中犠飛。なお二死1塁。
<読売ジャイアンツ 3−1 西武ライオンズ>
2番・藤村は一ゴロで攻撃終了。

8回裏。
西武は8番・銀仁朗が三ゴロ。
9番・秋山は二飛。
1番・片岡が三ゴロで三者凡退。

9回表。
西武は三番手投手にアレックス・グラマンを起用する。
グラマンは06年に西武入りした33才。
193cm・91kgの左腕投手だ。
肩の負傷で09年、10年はほとんど投げていない。
最盛期からかなり落ちているけど…。
西武は他にリリーフがいないから彼はフル回転である。
今日は速球が144〜47キロ。
変化球はスライダー、チェンジが135〜37キロ。
カーブが120〜25キロ。

巨人は3番・長野が右前安打。
4番・ラミレスは145キロの内角速球で見逃し三振。
5番・阿部の初球にグラマンが暴投。一死2塁。
阿部は左前に運ぶタイムリー安打。一死1塁。
<読売ジャイアンツ 4−1 西武ライオンズ>
6番・矢部が右前安打。一死1、2塁。
7番・鈴木はカーブで空振り三振。二死1、2塁。
8番・大田もカーブで空振り三振。攻撃終了。
巨人が貴重な追加点を挙げた。3点リードは「安全圏内」だろう。

9回裏。
巨人は澤村拓一が最終回のマウンドに上がる。
確かに澤村を見たくて西武ドームに来たんだけど…。
中継ぎ、抑えの投手も見たかった(笑)

西武は2番・栗山が147キロの速球で二ゴロ。
3番・中島は148キロの速球で右飛。
澤村は最終回になって球速が戻る。
速球は常時で147〜49を出していた。

西武は4番・中村が二塁内野安打。二死1塁。
藤村大介が飛び込んで弾いたけど記録はヒットだった。
5番・フェルナンデスは7球目まで粘ったけど…。
最後はスライダーで空振り三振。

澤村拓一がプロ入り後最高の内容で2勝目。
被安打4、四死球1の1失点投球だった。
プロでもあの本格派スタイルが通用しますね。
球種は速球6割、スライダー3割くらいの比率だ。
短調になりがちだけど、彼は球威で押せる。
あの速球がコースに決まればそうは打てない。
持ち味はそのままで、一回り迫力を増しているのが嬉しかった。

安打 000 010 113 6 四 失
巨人┃000|000|211┃4 2 0
西武┃000|010|000┃1 1 0
安打 000 021 001 4

西武:●石井、ミンチェ、グラマン
巨人:○澤村


試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2011年05月27日

イースタン 西武×楽天

3日連続でイースタンリーグを見る。
チームや選手でなく「会場」に惹かれた。
珍しく西武ドームで二軍戦が組まれている。
最初からこの試合を見ると決めていた。
昨日、一昨日がむしろイレギュラーだったり。

私は外野で見るプロより、ネット裏から見るアマが好きだ。
でも今日は「プロ」を最高の場所から見られる。
しかも広々してクッションも効いた椅子だ。
入場料を千円払うけど、一軍戦なら1万円の席種です。
西武ドームは「マニア的なニーズ」にも適う。
スピードガンがあるのはかなり嬉しい。
球威、球種の判別がつきやすいですからね。

埼玉西武ライオンズ
1番 遊 鬼崎裕司  28才 右左 177/77 ヤクルト
2番 三 原拓也   27才 右左 175/78 関東学院大
3番 右 星秀和   24才 右左 180/92 前橋工高
4番 左 ブラウン  33才 右左 183/98 ドジャース3A
5番 指 上本達之  30才 右左 186/92 協和発酵
6番 一 梅田尚通  21才 右左 185/85 鯖江高
7番 捕 星孝典   29才 右右 176/81 巨人
8番 二 美沢将   23才 右右 181/75 第一工業大
9番 中 熊代聖人  22才 右右 175/72 王子製紙
   投 中雄太  20才 左左 179/82 日南学園高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 中 川口隼人  25才 右左 168/70 高島BC
2番 遊 西田哲朗  19才 右右 180/78 関大一高
3番 三 岩村明憲  32才 右左 176/84 アスレチックス
4番 一 ルイーズ  33才 右右 185/112 ブルージェイズ
5番 右 牧田明久  28才 右右 182/78 鯖江高
6番 二 銀次    23才 右左 174/85 盛岡中央高
7番 左 楠城祐介  27才 右右 177/84 パナソニック
8番 指 山本大明  22才 右右 183/75 尾山台高
9番 捕 伊志嶺忠  25才 右左 178/78 東京情報大
   投 井坂亮平  26才 右右 186/75 住友金属鹿島


楽天のスタメンを見てちょっと驚く。
二軍でプレーする岩村明憲にはどうも違和感がある。
岩村は06年、09年のWBC日本代表。
ヤクルトでは3年連続30本以上の本塁打を放った。
07年に渡米してデビルレイズの主力として活躍。
しかし09年にレギュラー落ちして、10年に解雇されて…。
今年から楽天に迎えられたが打率.168と低迷。
5月14日に一軍の登録を抹消された。
2月にスポーツニュースを見て「厳しいな」と思った。
明らかにウエイトオーバーだったからである。
ただ流石に一軍から落とされたのは驚きだ。
ランディ・ルイーズは昨年5月に来日。
昨年は81試合で16本塁打を放った強打者だ。
しかしこちらも打率1割台と低迷して下にいる。

1回表。先攻は楽天。
1番・川口が中飛。
2番・西田は左前安打。
ブラウンの追い方が怪しく、しかも返球がずれる…。
西田が隙を突いて進塁した。記録は二塁打で一死2塁。
3番・岩村は捕邪飛。二死2塁。
4番・ルイーズが初球をセンター返し。
中前タイムリー安打でなお二死1塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 1−0 西武ライオンズ>
5番・牧田は右飛で攻撃終了。

西武の先発は中雄太。
09年のドラフト1位で菊池雄星の1つ先輩だ。
真っ向から投げ下ろす本格派左腕である。
彼は昨年5月の二軍戦でも見た。
4回6失点。5四球と散々な内容だった。
今季はここまで8試合に登板して2勝2敗。
防御率6.03という成績だ。
「球威はあるけど制球難」というタイプである。
ただ今日はボール先攻で苦しんでなかった。
「コースを突く」制球力はないけど、ストライクなら取れていた。

今日は速球が139〜43キロ。
やや高めに上ずる傾向がある。
でも威力があるからストライクゾーンで勝負できる。
速球が中にとって最大の武器に違いない。
変化球はスライダーが118〜26キロ。
チェンジアップ系が126〜30キロ。
初回は変化球の切れが悪く、コースも甘かった。
「いい当たりをされる確率」は変化球が高いように見えた。
ただ回を追うに従って球筋が安定して行く。
彼はとにかく身体的ががっしりしている。
鍛えがいのある体格ですよね。
菊池雄星と一緒で「潜在能力」が彼の価値なんだろう。
去年に比べると下半身の安定感、粘りが出た。

1回裏。後攻は西武。
1番・鬼崎が二ゴロ。
2番・原も二ゴロ。
3番・星秀和は平凡な三ゴロ。
岩村明憲がファンブルして二死1塁。
星秀和は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
4番・ブラウンが遊飛で無得点。

楽天の先発は井坂亮平。
右上手の技巧派である。しかし妙に俺と縁がある。
田中将大は1回も見たことがないのに井坂は3回目だ(笑)
先月にも見たばかりだ。
今日は速球が137〜43キロ。
小さく沈む球筋が多く「真っ直ぐ」があまりない。
変化球はスライダー、カットが123〜34キロ。
フォークが120台中盤。
だと思うけどカットとフォークの判別がつかない。
130キロ強で縦に沈むボールはどっちなんだろう?
他にカーブが109〜13キロ。
「ちょっと動く」変化で打たせるタイプだ。

2回表。
楽天は6番・銀次が右前安打。
7番・楠城はバント成功。一死2塁。
8番・山本がスライダーで見逃し三振。二死2塁。
9番・伊志嶺は右飛で3アウト。

2回裏。
西武は5番・上本が左前安打。
6番・梅田は速球で空振り三振。一死1塁。
7番・星孝典が右飛。二死1塁。
8番・美沢は右前安打。二死1、2塁。
9番・熊代が三邪飛で無得点。

3回表。
楽天は1番・川口が中飛。
2番・西田は右飛。
3番・岩村が三ゴロ。
原拓也が待って取ってしかも悪送球。二死1塁。
4番・ルイーズは内角速球で見逃し三振。3アウト。

3回裏。
西武は1番・鬼崎がスライダーで空振り三振。
2番・原もスライダーで見逃し三振。
3番・星秀和が左前安打。二死1塁。
しかし星は次打者のカウント0−1から牽制死。
初回に盗塁を決めた星をバッテリーが警戒していた。

4回表。
楽天は5番・牧田が右飛。
6番・銀次は一塁線を破る二塁打。一死2塁。
7番・楠城が三直。原拓也は飛び上がって好捕!
二塁走者が戻れず併殺となる。
原は先ほどのミスから名誉挽回だ。

4回裏。
楽天はこの回の守備から岩村明憲が下がる。
今日の岩村は投打とも精彩を欠いた。
三塁には松井宏次が入った。

西武は4番・ブラウンがカットで空振り三振。
5番・上本もカットで空振り三振。
6番・梅田は中前安打。二死1塁。
7番・星孝典が死球。二死1、2塁。
8番・美沢は四球を選ぶ。二死満塁。
9番・熊代がカットで空振り三振。3アウト。
井坂亮平はこの回3奪三振。
4回までの通算が6奪三振と好調だ。

5回表。
楽天は8番・山本が左直。
正面の打球ならブラウンでも取れる。
9番・伊志嶺は中前安打。一死1塁。
1番・川口が中飛。二死1塁。
2番・西田はスライダーで空振り三振。3アウト。

5回裏。
西武は1番・鬼崎が左飛。
2番・原は右飛。
3番・星秀和が二ゴロで三者凡退。
井坂亮平は5回を零封してミッションを果たした。

6回表。
楽天は3番・松井宏が右前安打。
4番・ルイーズは左前安打。無死1、2塁。
5番・牧田が2ストライクからいきなりバント。
中崎雄太が三塁で刺して一死1、2塁。

西武は中雄太がここで降板。
6回3分の1で1失点、被安打7なら合格だ。
素晴らしいのは四死球がゼロだったこと!
去年見た時に比べれば革命的な進歩である(笑)
二番手投手に松永浩典を起用する。
松永は3日連続の登板だ。
三菱重工長崎出身の27才。
175cm・77kgの左横手投げである。
速球が130キロ台中盤。
スライダー、シンカーが120キロ台前半。
彼は俺が二軍に来るたびに投げている。
今日が今季17試合目の登板だ。
ちなみに防御率は0.00。
楽天は6番・銀次が外角速球で見逃し三振。二死1、2塁。

松永浩典がワンポイントで降板。
西武は三番手投手に坂元弥太郎を起用する。
弥太郎も連日の登板。今季の二軍戦は26試合目である。
今春に横浜からの移籍で西武入りした。
182cm・86kgの右上手投げである。
浦和学院高からプロ入りして今年が11年目だ。
速球が140キロ強。
変化球はスライダーが130台後半。
フォークが130台前半かな?
楽天は7番・楠城が速球で空振り三振。
この回の攻撃は無得点。

6回裏。
楽天は二番手投手に松崎伸吾を起用する。
松崎は東北福祉大出身の楽天二期生。
06年の大社ドラフト1巡目だった。
プロ入りから11連敗という不名誉な記録を持っている。
180cm・90kgの左腕投手だ。
今日は速球が138〜40キロ。
スライダーが120キロ台後半かな?
西武は4番・ブラウンが二飛。
代打・米野智人は左中間を破る二塁打。一死2塁。

楽天は松崎伸吾が降板。
三番手投手に岡本真或を起用する。
岡本は183cm・93kgの右上手投げで35才。
社会人時代は5つのチームを渡り歩き、
26才でプロ入りした苦労人である。
中日時代は6年連続で40試合以上に登板。
07年のセ・リーグ、日本シリーズ制覇にも大きく貢献した。
しかし和田一浩のFA移籍の補償で08年に西武入り。
昨年は韓国LGでリリーフエースを務めた。
今季から楽天でプレーしているけど、まだ一軍登板はない。
今日は速球が139〜40キロ。
縦スラ、フォークが127〜33キロ。

西武は代打・後藤武敏が2−3からスライダーを強振。
レフトポール際に飛び込む逆転2ラン本塁打を放った。
<西武ライオンズ 2−1 楽天ゴールデンイーグルス>
7番・星孝典は一邪飛。
8番・美沢が中前安打。二死1塁。
代打・大雄太朗は二飛で攻撃終了。

7回表。
西武は四番手投手に江草仁貴を起用する。
専修大から阪神に03年の自由枠で加入した。
178cm・82kgの左腕投手である。
ブルペンで体格のいい左腕が投げていた。
「あんな投手いたっけ?」とぼんやり考えてしまったけど…。
いい投手が西武に入ったんでしたね。
江草は5月25日に阪神から移籍してきた。
本日がライオンズデビューである。
そういえば藤田太陽も西武ドームの二軍戦がデビューだった。
江草は50試合以上登板したシーズンが4年。
阪神のブルペンを支えてきた中継ぎ投手である。
ただ昨年は防御率5点台と不調。
虎は内野手の補強が急務で、獅子はブルペンが弱い。
阪神は江草を出して黒瀬春樹を獲った。
今日は速球が139〜43キロ。
変化球はフォーク、シンカー系が130キロ前後。
スライダーが122〜26キロ。

楽天は8番・山本が3球三振。
ウィニングショットはフォークだった。
9番・伊志嶺が二ゴロ。
1番・川口は左中間の凡フライ。
「これで三者凡退」と思った。
しかし大雄太朗がブラウンを制して取ろうとして…。
伸ばしたグラブに当てて落としてしまう。川口が進んで二死2塁。
2番・西田は左前タイムリー。二死1塁。
ブラウンの弱肩ではもちろん川口の俊足を刺せない…。
<楽天ゴールデンイーグルス 2−2 西武ライオンズ>
3番・松井宏はシンカーで空振り三振。

江草仁貴に自責点が付かなかったのはせめてもの幸いだ。
まずブラウンの外野守備がひど過ぎる。
大が「アイツに任せられない」と無理に取りに行ってエラーになった。
江草は普通に「西武なら一軍レベル」の投球だったと思います。
球威が素晴らしかったし、変化球も切れていた。

7回裏。
楽天は四番手投手に佐竹健太を起用する。
佐竹は広島に00年のドラフト5位で入団。
08年途中に楽天へトレードされてきた。
現在32才。178cm・83kgの左腕投手である。
けれん味のない本格派タイプだ。
速球が140〜43キロ。
変化球はシュートが129〜33キロ。
スライダーが120キロ強。
カーブが106〜10キロ。

西武は1番・鬼崎が一ゴロ。
2番・原は内角速球で見逃し三振。
3番・星秀和が遊ゴロで三者凡退。

8回表。
西武が五番手投手に岡本洋介を起用する。
岡本は国士舘大、ヤマハ出身の25才。
177cm・75kgの右上手投げである。
昨日も投げたけど危険球で退場になった。
速球が140キロ台前半。
スライダー、チェンジが126〜30キロ。
カーブが100キロ台中盤。
ボールの威力、切れは素晴らしい。
ただ如何せん制球が…。

楽天は4番・ルイーズが中越えの三塁打。無死3塁。
ルイーズはさすがの猛打賞である。
5番・牧田は四球。無死1、3塁。

岡本洋介がここで降板。
西武は六番手投手に藤田太陽を起用する。
藤田は川鉄千葉から01年に阪神入りした31才。
187cm・90kgの右横手投げである。
速球が144〜47キロ。
スライダーが126〜30キロ。

楽天は6番・銀次が投ゴロ。
三塁走者を三本間に挟んで一死1、2塁。
7番・楠城は投ゴロ併殺で3アウト。
太陽が完璧な火消しを見せる。

8回裏。
西武は4番・ブラウンが遊ゴロ。
楽天のショートは西田哲朗。
関大一高から入って2年目の若手である。
彼の守備はなかなか良いですね。
出足、足の運びがいい。
しっかり打球の正面に入って処理できる。
取ってから送球までも速い。
楽天では一番気に入った選手だ。

西武は5番・米野が三ゴロ。
6番・後藤が左前安打。二死1塁。
7番・星孝典は遊ゴロで無得点。

9回表。
楽天は代打・河田寿司が左飛。
9番・伊志嶺は147キロの速球で空振り三振。
1番・川口も146キロの速球で空振り三振。
藤田太陽は素晴らしい内容である。
いい意味で打者を見下ろした投球に見えた。

9回裏。
楽天は五番手投手に金炳賢を起用する。
韓国出身の32才。176cm・80kgの右横手投げである。
彼の名を聞いて私はちょっと心が躍った(笑)
何しろ彼のキャリアは凄い。
まず成均館大2年生だった98年にアジア大会へ参加。
代表唯一のアマチュア選手だった。
99年にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約。
いきなりMLBにデビューした。
彼のピークは2001年。
78試合に登板し5勝6敗19セーブを記録した。
更にクローザーとしてワールドシリーズ進出に貢献している。
ただワールドシリーズは第4戦、第5戦とリリーフに失敗。
危うく「戦犯」になるところだった…。
ただ04年の怪我から成績が少しずつ降下。
07年を最後にMLBのマウンドから遠ざかっている。
08年以降は無所属だったり独立リーグだったり…。
「下手投げのパワーピッチャー」である。
平気で150キロ超を投げたけど、まぁ荒れ球でした。
なおMLB通算は394試合。54勝60敗86セーブ。
まだ若いけど「過去の人」感が否めない…。

昔ほど無茶苦茶なフォームではない。
今は腕が上がって横手投げ気味である。
今日は速球が140〜43キロ。
変化球はスライダーが130キロくらい。
シンカーが120台前半。
球威はあるけど合わせられてましたね。
あと制球は昔と一緒でいまいち。

西武は8番・美沢が四球。無死1塁。
9番・大はバント成功。一死2塁。
1番・鬼崎が2球目の142キロを強振。
これがセンターの頭上を超えてサヨナラタイムリー安打となる。
<西武ライオンズ 3−2 楽天イーグルス>

西武は何と3日連続のサヨナラ勝ちである。
去年と違って二軍もちゃんと「野球」をしている。
先発が試合を作り、リリーフは小まめにつなぐ。
松永、坂元、藤田とキャリアのある投手が連日登板する。
左対策のワンポイントもあった。
「擬似一軍」的な投手の起用である。
あと内野守備が良くなったな。
ブラウン以外は安心して見られる。
西武の二軍がやっと「世間並み」になった(笑)

二軍戦は登板する投手が多い。
準一軍レベルを小まめにつなぐのが通例だ。
「虫干し」的な意図があるんだろう。
1試合見ると10人くらいまとめてチェックできる。
今日の楽天がまさに二軍的投手リレーだ。
狙い通りに色んな投手を見られました。

安打 210 112 110 9 四 失
楽天┃100|000|100┃2 1 1
西武┃000|002|001X┃3 2 2
安打 021 103 011 10

西武:中、松永、坂元、江草、岡本洋、○藤田
楽天:井坂、松崎、岡本、佐竹、●金


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2011年05月26日

イースタン 西武×ヤクルト

西武は大好きだけど、西武第二球場が大嫌い。
そんな私が2日連続で西武第二に足を運ぶ。

今日こそ菊池雄星を見る。
本人がブログで予告していたのでちょっと安心だ(笑)
菊池は09年のアマ球界で「主役」だった。
花巻東を選抜準優勝、選手権ベスト4に導いた。
夏には肋骨を折りつつ154キロを記録。
秋のドラフトでは6球団が競合している。
彼が注目を集めたのは成績、球速だけが理由ではない。
菊池は肩肘の柔軟性、身体のバランスが際立っていた。
潜在能力が一目瞭然だったのである。
だから日米を問わず各球団が菊池の獲得に走った。

昨年の「不完全燃焼」は皆さんもご存知だろう。
菊池は負傷の影響でシーズンをほぼ丸ごと棒に振っている。
更にコーチとの確執が表面化し、ネガティブな報道も相次いだ。
私はデーブ大久保の手腕を評価している。
ただ人間としては全く好きになれない。
教え子のプレーを批判するのはまだ理解できる。
でも彼はメディアを通して「人格」を貶めた。
そもそもデーブは「前科」が菊池の一件だけではない。
だから僕は彼の吹聴する「真相」を信じない。

今季の菊池は負傷が癒えて一歩前進。
オープン戦は一軍で起用され、開幕一軍入りも果たしている。
ただ上では登板機会がなく、4月終盤に二軍落ちした。
二軍ではローテーションに入っている。
5月3日、10日、17日と中6日で先発登板。
24日の試合は雨で流れて、今日の登板となった。
ここまで5試合に登板して1勝0敗。
防御率は18イニングで3.00となっている。
さあ自分の眼で彼の「途中経過」を確かめよう。

埼玉西武ライオンズ
1番 遊 鬼崎裕司  28才 右左 177/77 ヤクルト
2番 中 熊代聖人  22才 右右 175/72 王子製紙
3番 三 石井義人  32才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
4番 指 ブラウン  33才 右左 183/98 ドジャース3A
5番 一 後藤武敏  30才 右右 176/84 法政大
6番 左 星秀和   24才 右左 180/92 前橋工高
7番 右 大雄太朗 26才 右左 169/74 青山学院大
8番 捕 岳野竜也  25才 右右 180/90 福岡大
9番 二 美沢将   23才 右右 181/75 第一工業大
   投 菊池雄星  19才 左左 184/80 花巻東高

ヤクルトスワローズ
1番 遊 山田哲人  18才 右右 180/74 履正社高
2番 二 野口祥順  30才 右右 185/78 藤代高
3番 右 飯原誉士  28才 右右 181/81 白鴎大
4番 左 ユウイチ  30才 左左 178/83 ワシントンルイス高
5番 指 濱中治   32才 右右 178/73 オリックス
6番 中 松井淳   23才 右左 176/88 日大国際関係学部
7番 一 麻生知史  23才 右右 177/82 日大国際関係学部
8番 三 吉本亮   31才 右右 180/86 ソフトバンク
9番 捕 中村悠平  20才 右右 176/70 福井商高
   投 平井諒   20才 右右 183/74 帝京第五高


1回表。先攻はヤクルトスワローズ。
1番・山田が二ゴロ。
2番・野口が中前安打。高めの速球を打ち返した。
野口は次打者のカウント2−0から二盗成功。一死2塁。
3番・飯原が中飛。二死2塁。
4番・ユウイチは投ゴロ。速球でバットをへし折った。

西武の先発は菊池雄星。
目に見えて身体が逞しくなった。特に下半身がいい。
強く踏み込んでも全くぐらついていなかった。
速球は目測で常時140前半。
MAXで140後半くらいだと思う。
球速以上にいいと思ったのが球筋、切れだ。
打者の手元で落ちないし、低めにビシっとくる。
序盤は変化球の制球が良くなかった。
ただこれも2回、3回と修正する。
変化球でよく使うのがスライダーだ。
他はツーシーム、チェンジアップ、カーブだと思う。
チェンジアップは打者の手元でブレーキが効いて有効だ。
ただ西武第二はネット裏から見られぬので球種の判別が難しい。

1回裏。後攻は西武ライオンズ。
1番・鬼崎が四球。
2番・熊代はバント2回失敗から空振り三振。一死1塁。
3番・石井義も四球。一死1、2塁。
4番・ブラウンは左飛。二死1、2塁。
5番・後藤が三ゴロで無得点。

ヤクルトの先発は平井諒。
プロ2年目の本格派である。
今季は7試合に登板して3勝0敗。
防御率は45.2イニングで2.56と好調だ。
帝京五高時代は秋山拓巳とライバル関係。
ドラフトではちょっとだけ先に指名を受けた。
長身痩躯。肩幅が広くてなで肩の投手体型である。
身体を伸ばして腿を閉じる足の運びが独特だ。
下半身が先に前へ出て、上半身が遅れて出てくる。
ちょっと変則フォームだけど、不自然な感じはなかった。
速球は140中盤が出ていたと思う。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブなど。
制球にやや難あり、ボールがどうも上下に散らばる。
序盤はボールが先行気味で、3ボールが多かった。
ただ粘り強く要所を押さえ、しっかり試合を作っていく。

2回表。
ヤクルトは5番・濱中が遊ゴロ。
6番・松井淳は三ゴロ。
どちらもチェンジアップで討ち取った。
打者の上体が突っ込んだボテボテのゴロである。
7番・麻生が中飛で三者凡退。

2回裏。
西武は6番・星が二ゴロ。
7番・大は左直。
8番・岳野が左中間を破る二塁打。二死2塁。
9番・美沢は投ゴロで3アウト。

3回表。
ヤクルトは8番・吉本が中飛。
9番・中村は死球。一死1塁。
1番・山田が中飛。
2番・野口は右直で無得点。
いい当たりでヒヤッとしたけど大雄太朗の出足が良かった。

3回裏。
西武は1番・鬼崎がストレートの四球。
2番・熊代は2球目にバント成功。一死2塁。
熊代は第1打席から通算で「4球目の正直」だった。
西武は彼を「小技の効く職人」を目指して育てている。
でも道のりは遠く険しいな…。

西武は3番・石井義が二ゴロで二死3塁。
4番・ブラウンは中前タイムリー安打。二死1塁。
<西武ライオンズ 1−0 ヤクルトスワローズ>
5番・後藤が高め速球で空振り三振。攻撃終了。

4回表。
ヤクルトは3番・飯原が左飛。
早くも6つ目の外野フライである。
今日の菊池雄星は速球で詰まったフライを打たせていた。
4番・ユウイチは二ゴロ。
5番・濱中が中前安打。二死1塁。
6番・松井淳は遊ゴロで3アウト。

4回裏。
西武は6番・星秀和が右前安打。
7番・大はバントで送れず空振り三振。一死1塁。
昔の西武と違って今は番とが苦手科目です…。
8番・岳野の3球目に星が二盗失敗。二死無走者。
岳野は四球で二死1塁。
9番・美沢が右中間を破る二塁打。二死2、3塁。
1番・鬼崎は二ゴロで無得点。

5回表。
ヤクルトは7番・麻生が四球。無死1塁。
8番・吉本は三ゴロ。一死2塁。
9番・中村も三ゴロ。二死2塁。
1番・山田がスライダーで空振り三振。
この回はスライダーが多かった。
なお5回開始直後に雨が降り始めていた。

5回裏。
西武は2番・熊代が中飛、
3番・石井義は左飛。
4番・ブラウンが中飛で三者凡退。

6回表。
ヤクルトは2番・野口が0−1から甘い速球を強振。
左中間にソロ本塁打を放つ。
<ヤクルトスワローズ 1−1 西武ライオンズ>
野口祥順は第1打席で安打を放っている。
第2打席もいい当たりを放っていた。
菊池雄星とタイミングが合っていましたね。

ヤクルトは3番・飯原が左前安打。無死1塁。
4番・ユウイチが2−3からエンドラン成功。
上手く当てた中前安打で無死1、3塁。
5番・濱中は左犠飛。一死1、塁。
<ヤクルトスワローズ 2−1 西武ライオンズ>
6番・松井淳が遊飛。

西武は菊池雄星がここで降板した。
疲れた様子はなかったけど、
菊池はまだ負傷からの回復途上である。
球数を見て早めに降ろしたんだと思う。
西武の二番手投手は坂元弥太郎だ。
坂元は今年1月に横浜ベイスターズから移籍。
大沼幸二とのトレードだった。
浦和学院高からプロ入りして今年が11年目。
182cm・86kgの右上手投げである。
昨年は一軍で29試合に投げている。
西武ではまだ一軍登板の機会がない。
しかし二軍ではもう25試合目の起用だ。
坂元はどちらかというとパワーピッチャータイプ。
真っ向から投げ下ろす速球は一軍レベルである。
変化球はフォーク、スライダーを投げる。
今日は追い込んでからの「決め球」に難があった。
なおヤクルトは代打・雄平が三邪飛で攻撃終了。

6回裏。
西武は5番・後藤が見逃し三振。
6番・星秀和は中飛。
7番・大が遊ゴロで三者凡退。
平井諒が尻上がりに安定してくる。

7回表。
ヤクルトは8番・吉本が空振り三振。
9番・中村は中飛。
1番・山田が右前安打。二死1塁。
山田は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
2番・野口は四球を選ぶ。二死1、2塁。
3番・飯原が遊飛で無得点。

7回裏。
西武は8番・岳野がフェンスぎりぎりの中飛。
ベンチの某コーチが「統一球は飛ばないな」とポツリ。
9番・美沢はスライダーで見逃し三振。
1番・鬼崎が中前安打。二死1塁。
代打・大島裕行は四球を選ぶ。二死1、2塁。
3番・石井義が空振り三振で無得点。

8回表。
西武は三番手投手に松永浩典を起用する。
松永は三菱重工長崎出身の27才。
175cm・77kgの左横手投げである。
昨日は「ワンポイントフォアボーラー」だった。
速球が130キロ強。
スライダー、シンカーが120キロ弱かな?

ヤクルトは4番・ユウイチが一ゴロ。
5番・濱中は四球。一死1塁。
代打・衣川篤史が右飛。二死1塁。
7番・雄平は遊直で無得点。

8回裏。
ヤクルトは二番手投手に松岡健一を起用する。
松岡は九州東海大出身の28才。
181cm・83kgの右上手投げである。
腕の振りが小さくて、重心を後ろに残す。
「かつぎ投げ」っぽいフォームが特徴だ。
05年に自由枠で加入した。
昨年は一軍で73試合に登板。
防御率も2.64と中継ぎとして貢献が大きかった。
しかし今季は10試合で防御率6.75と不調。
5月5日を最後に一軍戦では起用されていない。
球威はあるけどボールが浮ついていた。

西武は4番・ブラウンが右前安打。無死1塁。
5番・後藤武は遊ゴロ併殺。二死走者なし。
昨日はホームランを打った後藤だけど今日はブレーキに…。
6番・星秀和が中飛で3アウト。

9回表。
西武は四番手投手に岡本洋介を起用する。
岡本は国士舘大、ヤマハ出身の25才。
177cm・75kgの右上手投げである。
彼は一昨年の都市対抗で見て好印象だった。
ただプロ入り後は即戦力になっていない。
去年が上で10試合に登板して防御率8.38。
今季は二軍で12試合に登板し、防御率が10点台と散々である。
速球は140キロ台が出ていたと思う。
変化球もスライダー、チェンジアップとそんな悪くない。
ただ制球がとにかく不安定。
彼は新公式球が合ってないのかもしれぬ。

ヤクルトは代打・藤本敦士が二ゴロ。
9番・中村は右前安打。一死1塁。
中村は次打者の3球目に二盗失敗。
おそらくエンドラン崩れである。これで二死走者無し。
1番・山田が死球。頭に受けるが大事はなかった。
岡本洋介は危険球で退場となる。

西武は五番手投手に山崎敏を起用する。
山崎は平成国際大出身の30才。
172cm・73kgの左腕投手だ。
04年の自由枠である。
山崎敏、松永浩典、中崎雄太…。
西武の「伸び悩みドラフト1位左腕」の筆頭格である。
速球が目測で130台後半。
スライダー、スローカーブを投げていた。

ヤクルトは2番・野口がエンドラン。
右前安打で二死1、3塁。野口祥順は猛打賞である。
3番・飯原が2−3からカーブを見送り四球。二死満塁。
4番・ユウイチも死球で押し出し。なお満塁。
どちらも2ストライクに追い込みつつそこから…。
<ヤクルトスワローズ 3−1 西武ライオンズ>
5番・川成晃が遊ゴロで攻撃終了。

9回裏。
ヤクルトは三番手投手に渡辺恒樹を起用する。
渡辺はNTT東日本出身の33才。
176cm・74kgの左腕投手である。
一軍で通算145試合と実績はそこそこ。
なお昨日の負け投手である。
西武は代打・米野智人が左飛。

渡辺恒樹はワンポイントで降板。
ヤクルトは四番手投手に吉川昌宏を起用する。
吉川は173cm・80kgの右横手投げ。
03年にドラフト8位で入団した32才である。
アマチュア時代は亜細亜大、ローソンでプレーした。
速球が目測で130後半。
変化球はスライダーがいい。

西武は8番・岳野が中前安打。
9番・美沢は速球で空振り三振。二死1塁。
1番・鬼崎が右前安打。二死1、2塁。
2番・大島は左飛で3アウト。

ここで試合終了。
ヤクルトが3−1で西武を下した。

ヤクルトは平井諒が7回1失点と好投。
被安打5、四死球5でやや「荒れ気味」の気はあった。
ただ球威があって、西武打線の淡白さにも助けられた。
何しろ4連勝は素晴らしい。
もうちょっと制球がよければ一軍かな?
ヤクルトは山本斉を一軍で使ってますしね。

菊池雄星は一安心だ。
球速は十分だし、制球も悪くない。
フォーム、球筋が安定している。
あとは継続に尽きる。
「投げる筋肉」を無理なくつけて、フィットネスを高める。
変化球の質をもうちょっと高める。
つまり今は「形と技」を定着させる時期だ。
もし菊池が一軍へ行っても中継ぎ起用だろう。
二軍なら一定の間隔で、まとまったイニングを投げられる。
その方が負荷はコントロールしやすい。技術の定着にも繋がる。

菊池雄星は「40才までローテーションを守る」投手だと思う。
あれだけの才能は細く長く使わないと勿体ない。
戦力になるのが4年目、5年目でも問題ない。
あのチェン・ウェインだって出てきたのは5年目である。
西武が菊池に無理をさせず休ませたのは今思えば英断だ。
痛くても無理して投げて潰れる新人は多いですから…。
私は菊池が「石井一久タイプ」だと思っている。
どちらも速い球を投げる能力がずば抜けている。
ただプロで先発をやるなら出力より「制御」が重要だ。
石井や菊池は絶対的な出力があるから無理をしないで済む。
どちらも柔軟性、バランスが抜群だからフォームに変な負荷がない。
だからこそ二人は大器だし、似ているとも思うんです。

彼について唯一の懸念は「気持ちが切れる」ことだった。
菊池雄星が自らを輝かせる方法は単純だ。
野球を嫌いにならず、真剣な取り組みを続ければいい。
そうすればいつか必ず結果を出せる才能である。
今日は試合以上に表情、所作を見て安心した。
去年みたいに「不安」「不信感」が表へ出ていない。
世間は色々言うかもしれないけど、
僕は菊池雄星の将来に何の曇りも感じない。
今日の試合から得た実感である。

安打   100 103 102 8 四 失
ヤクルト┃000|002|001┃3 7 0
西武  ┃001┃000|000┃1 5 0
安打   011 200 112 8

西武:●菊池、坂元、松永、岡本洋、山崎
ヤクルト:○平井、松岡、渡辺、吉川


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2011年05月25日

イースタン 西武×ヤクルト

イースタンリーグには高校野球以下の会場がある。
ロッテ浦和、ヤクルト戸田、西武第二が「三悪」だろう。
3つとも無料だから文句はいえないけど…。
スコアボードに得点経過しか出ない。
浦和と西武第二はネット裏から試合を見られない。
まぁベンチ上からの観戦も風情はありますけど…。

今日はそんな西武第二へ足を運んだ。
菊池雄星の登板が見たかったのである。
結論を言うと「空振り」になりました(笑)
菊池は5月に入って3日、10日、17日に先発している。
ローテーション的に「24日」の登板が予想された。
しかし24日のヤクルト戦は雨で順延。
スライドして今日投げるかな?と予想した。
実際は野上亮磨である。
菊池雄星は一つ飛ばして26日に登板するらしい。
本人が自分のブログでそう書いている。

西武園駅から多摩湖畔を歩いてみた。
堤親子にとって「ホーム」と言い得る観光地だ。
遊園地、競輪場、ゴルフ場、球場、人工スキー場…。
様々なレジャー施設が狭山丘陵に散らばっている。
西武グループの体制が変わって、この一帯はどうなるんだろう?
今は「持っていることが利益を生む」時代じゃない。
彼らは再上場に向けて「建て直す」「諦める」の二択を要求される。
西武ファン、自治体は売却話が出てから反対運動を始めても遅い。
本気で所沢に球団を残そうと思うなら、
今から主体的な思考、行動をしておくべきだ。

せっかく試合を見たので簡単なレポートを…。

ヤクルトスワローズ
1番 遊 三輪正義  27才 右左 168/68 四国IL・香川
2番 二 藤本敦士  33才 右左 174/72 阪神タイガース
3番 一 武内晋一  27才 左左 175/85 早稲田大
4番 左 ユウイチ  30才 左左 178/83 ワシントンルイス高
5番 指 濱中治   32才 右右 178/73 オリックス
6番 右 飯原誉士  28才 右右 181/81 白鴎大
7番 中 松井淳   23才 右左 176/88 日大国際関係学部
8番 捕 福川将和  34才 右右 177/86 三菱自工岡崎
9番 三 又野知弥  18才 右右 187/83 北照高
   投 七條祐樹  26才 右右 180/84 伯和ビクトリーズ

埼玉西武ライオンズ
1番 遊 鬼崎裕司  28才 右左 177/77 ヤクルト
2番 中 熊代聖人  22才 右右 175/72 王子製紙
3番 三 石井義人  32才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
4番 指 ブラウン  33才 右左 183/98 ドジャース3A
5番 一 後藤武敏  30才 右右 176/84 法政大
6番 左 星秀和   24才 右左 180/92 前橋工高
7番 右 大雄太朗 26才 右左 169/74 青山学院大
8番 捕 米野智人  29才 右右 183/85 ヤクルト
9番 二 美沢将   23才 右右 181/75 第一工業大
   投 野上亮磨  23才 右右 177/68 日産自動車


ヤクルトは先月に見た時とスタメンが丸ごと違う。
2番から6番あたりは一軍の顔ですね…。
場内のアナウンスが「9番ナカノ」と聞こえた。
誰か分からなかったけど背番号を見ると又野君じゃないですか!
高校時代は北照高のエースで4番。
今日は三塁手での起用である。
上でやるなら打者と思ったけど、投手としても悪くない素材だった。

1回表。先攻はヤクルト。
1番・三輪が遊ゴロ。
2番・藤本は三塁線を破る単打。一死1塁。
3番・武内が右飛。二死1塁。
4番・ユウイチは中前安打。二死1、3塁。
5番・濱中が空振り三振で3アウト。

西武の先発は野上亮磨。
彼とは妙に縁があって苦笑してしまった。
3月のオープン戦、4月のイースタンでも見ている。
西武第二はスピードガンがない。
あと横からなので球種の判別もちょっと難しい。
前回のデータを基にすると速球が130キロ台。
変化球はスライダー、チェンジが120キロ台。
カーブが100キロ台そこそこ。
今日は制球がいい。
スライダー、チェンジの切れも素晴らしかった。

1回裏。後攻は西武。
1番・鬼崎が空振り三振。
2番・熊代は一邪飛。
3番・石井義が遊撃内野安打。二死1塁。
4番・ブラウンはライト線に抜ける二塁打。二死2、3塁。
5番・後藤が高め速球で空振り三振。

ヤクルトの先発は七條祐樹。
伯和ビクトリーズから加入した新人投手である。
去年の都市対抗でブレイクしてプロ入りした。
新人だけど年齢は26才。
某アニメキャラに似た風貌は愛嬌がある。
フォームはスリークォーター。
腕の振りが小さく、ちょっと遅れて出てくる。
速球が目測で140キロ前後。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブなど。
ツーシーム、カット系もあるかな?

2回表。
ヤクルトは6番・飯原が一ゴロ。
7番・松井淳は左前安打。一死1塁。
8番・福川が空振り三振。
9番・又野は次打者の初球に二盗失敗。
米野智人が完璧な送球で刺した。

2回裏。
西武は6番・星秀和が二飛。
7番・大は左中間を破る二塁打。一死2塁。
8番・米野が中前安打。一死1、3塁。
9番・美沢は二ゴロ併殺で無得点。

3回表。
ヤクルトは9番・又野がカーブで空振り三振。
1番・三輪は二ゴロ。
2番・藤本が投ゴロで三者凡退。

3回裏。
西武は1番・鬼崎が二ゴロ。
2番・熊代は右飛。
3番・石井義が四球。二死1塁。
4番・ブラウンは左前ポテン安打。
ショートの三輪正義が打球を見失った。二死1、3塁。
5番・後藤が三ゴロで無得点。

4回表。
ヤクルトは3番・武内が投ゴロ。
4番・ユウイチは一ゴロ。
5番・濱中が右前安打。二死1塁。
6番・飯原は右直で3アウト。

4回裏。
ヤクルトはこの回から二番手投手に高木啓充を起用する。
高木は大阪体育大出身の6年目。
181cm・85kgの右上手投げである。
速球は142,3かな?
変化球はフォーク、カーブを投げていた。

西武は6番・星秀和がストレートの四球。無死1塁。
7番・大はバント成功。一死2塁。
8番・米野が四球。一死1、2塁。
9番・美沢は遊ゴロ併殺で無得点。
西武は拙攻が続いてホームが遠い。

5回表。
ヤクルトは7番・松井淳が右前安打。
8番・福川が中前安打。無死1、2塁。
9番・又野はバント失敗。
野上亮磨が三塁に送球して封殺する。一死1、2塁。
1番・三輪は左飛。二死1、2塁。
2番・藤本が左飛で無得点。

5回裏。
ヤクルトは三番手投手に山本哲哉を起用する。
山本は三菱重工神戸出身の2年目&25才。
179cm・74kgの右上手投げである。
社会人時代は常時140後半の速球派だった。
ただプロ入り直後に肘の手術を受け、
昨年は一、二軍とも登板ゼロ。
今季は3試合目の出場となる。
速球が目測で140キロ強かな?
正直ちょっと遅くなった印象はある。

西武は1番・鬼崎が左飛。
2番・熊代は遊ゴロ。
3番・石井義が空振り三振で三者凡退。

6回表。
ヤクルトは3番・武内が右前安打。
4番・ユウイチは右飛。一死1塁。
5番・濱中がスライダーで見逃し三振。二死1塁。
6番・飯原の初球に代走・雄平が二盗失敗。3アウト。

6回裏。
ヤクルトは四番手投手に日高亮を起用する。
日高は日本文理大附高から加入して3年目。
181cm・73kgの左腕投手である。
速球が137,8キロ。
変化球はスライダー、チェンジあたり。

西武は4番・ブラウンが遊ゴロ。
5番・後藤は0−2から中越えのソロ本塁打。
<西武ライオンズ 1−0 ヤクルトスワローズ>
6番・星は二ゴロ。二死走者なし。
7番・大が三前内野安打。二死1塁。
8番・米野は右飛で攻撃終了。

7回表。
ヤクルトは6番・飯原が中飛。
7番・松井淳は左飛。
代打・衣川篤史が左飛で三者凡退。

7回裏。
西武は9番・美沢が見逃し三振。
1番・鬼崎は右前安打。一死1塁。
2番・熊代が空振り三振。二死1塁。
3番・石井義の2−2から日高亮が暴投。二死2塁。
石井義は左前安打。鬼崎が本塁に突入してタッチアウト。

8回表。
西武は野上亮磨が続投。
このチームにおいては当然である。
一軍で勝ち投手になりたければ9回完投は必須だ!(涙)

ヤクルトは代打・中尾敏浩が二飛。
1番・三輪は一ゴロ。
2番・藤本が1−1から左中間にソロ本塁打。
<ヤクルトスワローズ 1−1 西武ライオンズ>
3番・雄平は中越え二塁打。二死2塁。

西武はここで野上亮磨が降板。
二番手投手に松永浩典を起用する。
松永は三菱重工長崎出身の27才。
175cm・77kgの左横手投げである。
ヤクルトは4番・ユウイチが四球。二死1、2塁。

松永浩典は打者一人で降板。
「ワンポイントフォワボーラー」の重責を果たした。
西武は三番手投手に坂元弥太郎を起用する。
坂元は浦和学院高出身の29才。
182cm・86kgの右上手投げである。
ヤクルト、日ハム、横浜を経て今季から西武に加入した。
二軍ではもう24試合目の登板である。
速球は目測で145くらい出ていた。
ヤクルトは5番・濱中がフォーク空振り三振。

8回裏。
ヤクルトは五番手投手に一場靖弘を起用する。
一場は明治大出身の28才。
183cm・88kgの右上手投げである。
速球が常時で140後半。
150出ていたかもしれない。
ただ相変わらずノーコンである。ワンバウンドが多い。
走者が居なくてもセットポジションなのは制球難の証明ですね。

西武は4番・ブラウンが右直。
5番・後藤は空振り三振。
6番・星が右前安打。二死1塁。
星は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
7番・大は1−1から敬遠の四球。二死1、2塁。
8番・米野の1−2から一場靖弘が暴投。二死2、3塁。
米野が四球。二死満塁。
代打・大島裕行は左飛で無得点。
一場靖弘が自作自演気味に何とか抑えた。

9回表。
西武は四番手投手に藤田太陽を起用する。
187cm・90kgの右横手投げである。
現在31歳。川鉄千葉から01年に逆指名でプロ入りした。
09年途中に阪神から西武へ移籍している。
一昨年、昨年は一軍の中継ぎとしてフル回転だった。
ただ今年は防御率7点台で二軍落ち。

ヤクルトは6番・飯原が三前内野安打。無死1塁。
7番・松井淳は中前安打。無死1、2塁。
8番・衣川がバント成功。一死2、3塁。
9番・吉本亮はスライダーで空振り三振。二死2、3塁。
1番・山田哲人が左飛で無得点。
藤田太陽も何とかピンチを切り抜けた。

9回裏。
ヤクルトは六番手投手に渡辺恒樹を起用する。
渡辺はNTT東日本出身の33才。
176cm・74kgの左腕投手である。
一場と一緒で楽天の一期制だ。
昨年は一軍で中継ぎとして26試合に登板している。

西武は1番・鬼崎が右前安打。無死1塁。
2番・熊代が四球。無死1、2塁。
3番・石井はバント失敗。一死1、2塁。
4番・ブラウンが左中間を破る。
ブラウンはこれで本日3安打目だ。
鬼崎裕司が生還してサヨナライオンズ!
<西武ライオンズ 2−1 ヤクルトスワローズ>

西武は13安打、6四死球で2得点。
ちょっと拙攻すぎました…。
勝因は野上亮磨の好投に尽きる。
8回途中まで1失点。四死球ゼロが素晴らしい。
彼は一軍のローテーションに入って欲しいところ。
そうすると牧田和久がクローザーに回せる…。
以上は個人的かつ勝手な妄想です。

安打   210 121 022 11 四 失
ヤクルト┃000|000|010┃1 1 0
西武  ┃000|001|001X┃2 6 0
安打   222 002 212 13

西武:野上、松永、坂元、○藤田
ヤクルト:七條、高木、山本、日高、一場、●渡辺


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2011年05月20日

西武ライオンズ×中日ドラゴンズ

今年は西武ライオンズを見たい。
所沢で野球を見られるのはあと何年だろう?
このチームを応援し始めて27年半。
「総決算」の気分である。
まずヤフオクで西武の株主優待券を落札。
約5千円で5回分を確保した。
3千円以下の席なら全席種と引き換えられる。
7月末までの全カードで使用可能だ。
これで気が向いた日に足を運べる。

交流戦は予告先発がない。
だからちょっとした「ギャンブル」だ。
中日は水曜日の先発がネルソンだった。
順番的にはネルソンの次がチェンかな?
そういう期待をこの試合に対して持っていた。
田中将大、前田健太、チェン。
今年はこの3人を優先して見たい。
まだ生で見たことがなかったからである。
その中でもチェンは最優先だ。
来季はおそらく日本でプレーを見られない。
MLB進出が既定路線である。
ただ今朝のスポニチを見ると先発予想が山井大介。
チェンと発表された時は嬉しかった。
彼は一昨年の防御率が1.54でセリーグ1位。
昨年も13勝を挙げている。NPB最高レベルの左腕だ。

西武の先発は予想通りで牧田和久。
ドラフト2位で日本通運から加入した新人である。
ここまで1勝3敗ながら投球内容が素晴らしい。
新人のトップを切って完封勝利も挙げている。
リリーフ、打線の援護に恵まれれば勝ち負けは逆になっていた。
僕は牧田の西武入団を日本一喜んだ男だと思う。
去年6月、県営大宮球場で都市対抗予選を見ている。
牧田和久の投球に仰天した。
この球威、球筋は何だ?
プロレベル?いやプロ以上だ…。
25才という年齢はネックだけど、
ローテーション級の即戦力を獲らない手はない。
大石達也を指名して確率の低い抽選に挑むより、
単独で牧田をサクッと獲っちゃえよ?とすら思った。
そんな人材をドラフト2位で取れたのは幸いである。

始球式が凝っていた。
両チームのOBが登場して対戦。
松沼博久と谷沢健一の「真剣勝負」である。
兄やんが谷沢を空振り三振に討ち取って、
サブマリンの後輩・牧田和久にお手本を見せた(笑)

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  28才 右右 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  28才 右右 180/90 伊丹北高
4番 三 中村剛也  27才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 フェルナンデス
          36才 右右 192/100 クインタナロー
6番 一 浅村栄斗  20才 右右 181/78 大阪桐蔭高
7番 左 佐藤友亮  32才 右右 178/85 慶應義塾大
8番 捕 銀仁朗   23才 右右 180/93 平安高
9番 右 秋山翔吾  23才 右左 183/78 八戸大
   投 牧田和久  26才 右右 178/78 日本通運

中日ドラゴンズ
1番 遊 荒木雅博  33才 右右 180/74 熊本工業高
2番 二 井端弘和  36才 右右 173/75 亜細亜大
3番 三 森野将彦  32才 右左 180/85 東海大相模高
4番 左 和田一浩  38才 右右 182/90 西武ライオンズ
5番 指 ブランコ  30才 右右 188/102 ロッキーズ2A
6番 一 佐伯貴弘  41才 左左 186/90 横浜ベイスターズ
7番 右 グスマン  26才 右右 196/113 オリオールズ2A
8番 捕 谷繁元信  40才 右右 176/81 横浜ベイスターズ
9番 中 野本圭   27才 左左 180/81 日本通運
   投 陳偉殷   25才 左左 182/80 国立体育学院


1回表。先攻は中日。
1番・荒木が二飛。
2番・井端も二飛。
3番・森野は二直で三者凡退。

西武の先発は牧田和久。
「下手投げのパワーピッチャー」である。
速球が129〜32キロ。
この速度帯で2つ球筋がある。
一つは下から浮き上がるライジングボール。
もう一つはシュートして少し沈む「高速シンカー」だ。
下手からの速球は体感が速いと聞く。
130キロ前後ならかなりの「速球」である。
変化球はスライダーが106〜20キロ。
シンカーが113〜21キロ。
チェンジアップが110キロ台。
他にカーブが92〜99キロだ。
変化球も左右上下と3つ球筋がある。
スローカーブで緩急も使える。
制球、球威に加えて「球筋の多彩さ」が彼の強みだ。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡が左前安打。
片岡は次打者の1−2から二盗成功。無死2塁。
2番・栗山は二ゴロ。一死3塁。
3番・中島が四球を選ぶ。一死1、3塁。
4番・中村は二直。二死1、3塁。
5番・フェルナンデスが1−0から速球を流し打つ。
詰まった当たりと思ったら…。
意外と伸びてライトポール際にスタンドイン!
<西武ライオンズ 3−0 中日ドラゴンズ>
6番・浅村は147キロの速球で空振り三振。

中日の先発はチェン。
速球が常時で144〜48キロ。
今日のMAXは149だった。
この速度帯で時折カット、シュート気味に動く。
スライダーが134〜38キロ。
フォークが133〜37キロ。
カーブは1球だけ投げて113キロ。
球威は文句なく素晴らしい。制球も結構いい。
あとスライダー、フォークの切れが鬼のようである。
私が今まで生で見た左腕ランクは、
チェンが柳賢振を抜いて1位となりました(笑)
ただ今日の立ち上がりは制球、投球のテンポが悪かった。
球場でばったり出くわしたKさんによると、
「いつもと比べるとかなり悪い」のだと…。

2回表。
中日は4番・和田が投ゴロ。
5番・ブランコは死球。一死1塁。
6番・佐伯が内角速球で空振り三振。
7番・グスマンは外角高めの速球で空振り三振。

2回裏。
西武は7番・佐藤が右邪飛。
8番・銀仁朗は内角速球で見逃し三振。
9番・秋山が二ゴロで三者凡退。

3回表。
中日は8番・谷繁が四球。
9番・野本は遊ゴロ併殺。二死走者なし。
1番・荒木が中前安打。二死1塁。
2番・井端は三ゴロで無得点。

3回裏。
西武は1番・片岡が二ゴロ。
2番・栗山は左前安打。一死1塁。
3番・中島は遊ゴロ併殺で3アウト。

4回表。
中日は3番・森野が見逃し三振。
4番・和田は遊飛。
5番・ブランコが速球で空振り三振。

4回裏。
西武は4番・中村が右飛。
5番・フェルナンデスはフォークで空振り三振。
6番・浅村が遊直で三者凡退。

5回表。
中日は6番・佐伯が中前安打。
7番・グスマンは二飛。一死1塁。
8番・谷繁がスライダーで見逃し三振。二死1塁。
9番・野本は左飛で3アウト。
牧田和久は5回を終えて被安打2、四死球1。
ホームはもちろん二塁すら踏ませぬ好投である。

5回裏。
西武は7番・佐藤が遊ゴロ。
8番・銀仁朗は右飛。
9番・秋山が中前安打。二死1塁。
1番・片岡は左前安打。二死1、2塁。
2番・栗山が左前タイムリー安打。なお1、2塁。
<西武ライオンズ 4−0 中日ドラゴンズ>
3番・中島は右飛で攻撃終了。
しかし西武が二死走者なしから追加点を奪った。

6回表。
中日は1番・荒木が左前安打。
2番・井端は三ゴロ併殺。
3番・森野が右前安打。二死1塁。
森野はタイミングを崩されつつ上半身だけで運んだ。
バットコントロールが絶品である。
4番・和田は遊飛で3アウト。

6回裏。
西武は4番・中村がスライダーで空振り三振。
5番・フェルナンデスは左前安打。一死1塁。
6番・浅村が一ゴロ。二封のみで二死1塁。
7番・佐藤は二ゴロで無得点。

7回表。
中日は4番・ブランコが左前安打。
5番・佐伯はライト線に抜ける二塁打。無死2、3塁。
中日が今日の試合で初めて「二塁の壁」を突破する。
代打・堂上剛裕は遊ゴロ。
三塁走者ブランコが本塁に突入してアウト。一死1、2塁。
前進守備じゃなかったし、三塁に戻れるタイミングだった。
西武はブランコが無理やりに本塁へ突入してくれて助かった。

中日は8番・谷繁が速球で空振り三振。二死1、2塁。
9番・野本は遊直で無得点。
牧田和久が大ピンチを脱出した。
「これで今日は大丈夫だ」という安堵感が球場を覆う。
少なくとも自分の中には大きな安心感が芽生えていた。

7回裏。
西武は8番・銀仁朗が左直。
9番・秋山は中前安打。一死1塁。
1番・片岡が左飛。二死1塁。
2番・栗山は見逃し三振で無得点。

8回表。
中日は1番・荒木が中前安打。
牧田和久もちょっと疲れてきた。
4イニング連続の先頭打者出塁である。
2番・井端は三ゴロ。一死2塁。
3番・森野が右飛。荒木のタッチアップで二死3塁。
4番・和田は四球。二死1、3塁。
5番・ブランコが三ゴロで無得点。

8回裏。
中日は二番手投手に小熊凌祐を起用する。
チェンが疲れていたし、点差も開いた。
言葉は悪いけれど「敗戦処理」的起用である。
小熊は近江高からドラフト6位で加入して3年目。
180cm・80kgの右上手投げである。
速球が143〜48キロ。
スライダーが124〜26キロ。
カーブが110キロ台前半。
球威は本当に素晴らしい。
ただ制球と変化球の切れがもう一歩だ。

西武は3番・中島が中前安打。
4番・中村は三塁線を破るタイムリー二塁打。無死2塁。
<西武ライオンズ 5−0 中日ドラゴンズ>
5番・フェルナンデスが遊直。
井端弘和が好捕した。一死2塁。
6番・浅村は三ゴロ。二死2塁。
代打・坂田遼が147キロの速球で空振り三振。3アウト。
西武は「無死2塁」からトドメを刺せなかったのが…。

9回表。
中日は5番・佐伯が左中間を破る二塁打。無死2塁。
6番・堂上は右前安打。無死1、3塁。
この場面で「助かった」と思った。
落合博満監督はなぜ佐伯貴弘に代走を出さなかったんだろう?
足の速い走者なら生還できる場面だった。

牧田和久はこの時点で130球を超えていた。
明らかに疲れていたし、ピンチも拡がっている。
でも西武のベンチは彼を続投させた。
我らがブルペン陣は12球団最低レベル。
制球、安定感といった言葉とは無縁の「俺達」である。
牧田もデビュー戦でリリーフ陣に勝ち星を消された。
続投も交代も「リスク」である。

中日は代打・大島洋平が速球で空振り三振。一死1、3塁。
9番・野本が左前タイムリー安打。なお一死1、2塁。
<西武ライオンズ 5−1 中日ドラゴンズ>

西武のベンチは牧田和久がついに諦めた。
二番手投手に岡本篤志を起用する。
04年に明治大からドラフト6巡目で加入した30才。
177cm・79kgの右上手投げだ。
今季は西武の守護神を担っている。
速球が144〜48キロ。
フォークが128〜36キロ。
チェンジアップが126〜29キロ。
球威が実に素晴らしい。問題は制球だ。
速球が高めに浮くし、フォークはワンバウンドする。
ただ西武のリリーフ陣では安定している方だったり…。

中日は1番・荒木が遊前内野安打。一死満塁。
2番・井端は2−3から四球を選んで押し出し。なお一死満塁。
<西武ライオンズ 5−2 中日ドラゴンズ>
3番・森野が中犠飛。二死1、2塁。
<西武ライオンズ 5−3 中日ドラゴンズ>
4番・和田が2−3からチェンジアップを見送って四球。二死満塁。
5番・ブランコは2−3からフォークを2つ見て四球。押し出しでなお満塁。
<西武ライオンズ 5−4 中日ドラゴンズ>

西武が「瀬戸際」に追い込まれた。
ベンチは岡本篤志をここで降ろし、
三番手投手にアレックス・グラマンを起用する。
グラマンは06年に西武入りしてもう6年目。
193cm・91kgの左腕投手だ。
09年、10年は肩痛の影響でほとんど投げていない。
今季の復活に西武の浮上懸かっている。
今日は速球が143〜49キロ。
チェンジアップが140キロ前後。
カーブが120キロ弱。

中日は6番・佐伯が4球目を流し打ち。
左前タイムリー安打で中日が逆転する。
<中日ドラゴンズ 6−5 西武ライオンズ>
落合監督は「点差」も計算して佐伯貴弘を残したのかな?
結果は代走を出さなくて大正解である。
なお代打・平田良介が遊ゴロで3アウト。

9回裏。
中日は三番手投手に浅尾拓也を起用する。
浅尾は日本福祉大からドラフト3巡目で加入して5年目。
182cm・75kgの右上手投げだ。
NPBでも最高レベルのリリーフ投手である。
今日は速球が148〜52キロ。
フォークが139〜43キロ。
スライダーが130キロ台前半。

西武は代打・上本達之が中飛。
9番・秋山は遊ゴロ。
1番・片岡が空振り三振で試合終了。

9回に5点差を引っ繰り返す試合なんて滅多にない。
「天国から地獄」の試合だった。
ただ西武だから偶然という感じがない。
リリーフ陣が弱すぎるのです。
大石達也がそろそろ二軍で投げるらしい。
彼に期待するようかな?
それとも誰か先発を1枚削るか?
牧田和久はリリーフでも結構いける気がします。

最近は昔のように西武の勝敗で一喜一憂しなくなった。
もっと長い時間軸で、のんびりとチームを見ている。
「勝ったら喜ぶ」「負けたら気にしない」がモットーだ(笑)
そんな私さえ放心状態になる今日の試合だった…。

中日は今季初スタメンの佐伯貴弘が5打数4安打2打点。
決勝タイムリーも放って今日のヒーローとなった。
41才パワー、そして落合監督の眼力は恐るべしである。

安打 001 011 215 12 四 失
中日┃000|000|006┃6 6 0
西武┃300|010|010┃5 1 0
安打 201 031 120 10

西武:牧田、●岡本、グラマン
中日:陳偉殷、○小熊、浅尾


試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2011年04月27日

千葉ロッテ×オリックス

海浜幕張駅を降りた瞬間に気持ちがチクッとした。
ロータリーの美しいタイル張りがボコボコの状態だ。
アスファルト、コンクリで応急処置をした後が痛々しい。
震災、液状化の痕跡が生々しかった。
前にここで降りたのが地震の2日前。
ずいぶん遠い世界のおとぎ話に思える。

今日はQVCマリンフィールド。
久しぶりに一軍の試合を見る。
この球場は二階席ならネット裏でも値段がお得だ。
平日デイゲームだから指定席も場所を選び放題。
この位置で2,500円ならそう悪くない。

この日に決めたのは両投手が見たかったからだ。
唐川侑己を最初に見たのは高2春の選抜かな?
一目で「評判通りだ」と思った。
球速は140そこそこだけど「筋」がいい。
高3夏の予選で見ようと思ったら、
5回戦で東海大浦安に負けてしまった。
そんな訳でまだ「生唐川」を見ていないのだ。
唐川は2球団から1位指名を受けてロッテ入り。
今年が4年目になる。
1年目から先発ローテーションに入ったのは流石だ。
ただ5勝、5勝、6勝と「飛躍」がまだできていない。
今季は2試合に登板して1勝1敗。
防御率1.17と悪くないスタートを切っている。

寺原隼人は今年でもう10年目。
日南学園高時代には甲子園で154キロを計測。
当時は高校生最速のスピードだった。
01年のドラフト会議では4球団が彼を1位指名。
ダイエー・ホークスが引き当てて鳴り物入りで入団した。
高卒1年目で6勝、2年目で7勝と出足は順調だった。
ただ怪我などもあって3年ほど低迷する。
横浜へ移籍後は07年に12勝、08年に22セーブと好成績を残した。
しかしちょっと減速して今季から心機一転。
オリックスに移籍して再起を期している。
4月13日の今季初登板はソフトバンクに完封勝利。
「今年は違うかな?」という気配を漂わせている。

QVCマリンは海辺だからいつも風が強い。
でも今日は「いつも以上」だった。
試合開始時の風速が12m。
突風でプレーが妨げられ、頻繁にタイムが掛かるほどである。

オリックス・バファローズ
1番 中 坂口智隆   26才 右左 180/76 神戸国際大付高
2番 右 森山周    29才 右左 179/73 ヤマハ
3番 二 後藤光尊   32才 右左 175/75 川崎製鉄千葉
4番 左 T−岡田   23才 左左 186/93 履正社高
5番 指 北川博敏   38才 右右 180/92 阪神
6番 一 李承    34才 左左 183/85 巨人
7番 三 バルディリス 28才 右右 188/90 阪神
8番 捕 伊藤光    22才 右右 180/76 明徳義塾高
9番 遊 山浩司   30才 右右 180/74 広島
   投 寺原隼人   27才 右右 179/87 横浜ベイスターズ

千葉ロッテマリーンズ
1番 中 岡田幸文   26才 左左 177/70 全足利クラブ
2番 遊 荻野貴司   25才 右右 172/75 トヨタ自動車
3番 二 井口資仁   36才 右右 178/91 フィリーズ
4番 指 福浦和也   35才 左左 183/88 習志野高
5番 右 サブロー   34才 右右 181/85 PL学園
6番 左 大松尚逸   28才 右左 184/90 東海大
7番 捕 里崎智也   34才 右右 175/88 帝京大
8番 一 神戸拓光   26才 右左 191/98 流通経済大
9番 三 今江敏晃   27才 右右 180/88 PL学園
   投 唐川侑己   21才 右右 181/75 成田高


千葉ロッテは昨年のパ・リーグ3位。
ポストシーズンの「下克上」は記憶に新しい。
CSで西武、ソフトバンク連覇し、日本シリーズまで制してしまった。
今季は現在4位。12勝12敗だから勝率5割だ。
オリックスは昨年5位。今季は現在4勝8敗で最下位。
昨日までのチーム打率は2割ジャストだ!
打線の不振が深刻である。

1回表。先攻はオリックス。
1番・坂口が中飛。
2番・森山は三ゴロ。
3番・後藤がフォークで空振り三振。

千葉ロッテの先発は唐川侑己。
右上手の技巧派である。
ゆったりしたフォームが持ち味だ。
上下半身の柔軟性、バランス、同調が格別ですね。
両足の踏み込みが「ねちゃ」っと深い。
右足首を横方向に捻って踏ん張れる。
「重心維持能力」が凄くて、サッカーや柔道でも一流になれたろう。
そして球持ちがいい。ぎりぎりまでボールを持てる。
肘や手首が柔らかいし、下半身の踏ん張りで「タメ」を作れる。
生で見て改めて「凄さ」を実感した。
亜細亜大の東浜巨と同系統の才能だと思った。

スピードガンだけで評価すると平凡な投手だ。
今日は速球が132〜40キロ。
常時でせいぜい130台中盤である。
「速球比率」は30%前後とあまり高くない。
変化球はシュートが132〜35キロ。
横スライダーが118〜28キロ。
チェンジアップが118〜27キロ。
フォークが121〜26キロ。
カーブが99〜101キロ。
いずれも質の高い球種で、理想的な「品揃え」である。
彦麻呂的に言うなら「変化球の玉手箱」だ(笑)
普通の変化球投手は「打たせて取る」組み立てをする。
でも唐川侑己はこの球速で空振りを取る。
相手が変化球を待っているのに変化球で空振りを取れる。
鋭さ、切れの証明に違いない。
しかも全球種をウイニングショットに使える。
大事なことを書き忘れかけたけど制球もトップクラス。
中々こういう投手はいません。
特にスライダー、チェンジ、フォークが厄介だ。
同じ速度帯でちょっとずつ違う球筋である。
「似ているけどちょっと違う」のは一番性質が悪い。
カーブも「ふんわり系」でなく、空振りを奪える本物だ。

1回裏。後攻はオリックス。
ロッテは1番・岡田が遊ゴロ。
2番・荻野貴は左直。
左中間の長打コースだけどT−岡田が中寄りで守っていた。
3番・井口は146キロの外角速球で空振り三振。

オリックスの先発は寺原隼人。
右上手の本格派。球威は健在である。
今日は速球が139〜47キロ。
シュートが140キロ弱。
スライダー、フォークが129〜38キロ。
カーブ、チェンジが116〜22キロ。
こちらも一流のボールを投げていた。

2回表。
オリックスは4番・T−岡田がカーブで空振り三振。
5番・北川はフォークで空振り三振。
6番・李承が四球。二死1塁。
7番・バルティリスは左前安打。二死1、2塁。
8番・伊藤がフォークで空振り三振。

2回裏。
ロッテは4番・福浦が三邪飛。
5番・サブローは右飛。
6番・大松が左前安打。二死1塁。
7番・里崎は四球。二死1、2塁。
8番・神戸が中前タイムリー安打。
大松が鈍足を飛ばしてホームイン!なお1、2塁。
<千葉ロッテマリーンズ 1−0 オリックスバファローズ>

神戸拓光は今季初スタメン。
流通経済大から加入して5年目のスラッガーである。
神戸を見に大宮球場へ行ったのはもう5年前か…。
出囃子はJUDY&MARYの「クラシック」を使っている。
党首世代にとっては、ど真ん中の選曲だな(笑)

ロッテは9番・今江が右中間を破るタイムリー三塁打。
<千葉ロッテマリーンズ 3−0 オリックスバファローズ>
あれ何で今江が9番なの?(笑)
1番・岡田も左前タイムリー安打で続く。二死1塁。
<千葉ロッテマリーンズ 4−0 オリックスバファローズ>
岡田は次打者の2球目に二盗成功。
伊藤光の送球も悪くなかったけど岡田が速い!
2番・荻野貴は投ゴロで攻撃終了。

寺原隼人が二死無走者から4失点。
球は走っていたけど速球で押し過ぎて単調になった。

3回表。
オリックスは9番・山がレフト線に運ぶ二塁打。
1番・坂口は中前安打。無死1、3塁。
2番・森山が二ゴロ。三塁走者が生還して一死2塁。
<千葉ロッテマリーンズ 4−1 オリックスバファローズ>
3番・後藤はシュートで空振り三振。二死2塁。
4番・T−岡田が外角スライダーで見逃し三振。3アウト。
唐川侑己は甘いスライダーを山に痛打された。
ただ内野ゴロ、2奪三振でピンチを最小失点で切り抜けた。

3回裏。
ロッテは3番・井口が遊ゴロ。
4番・福浦は右直。
5番・サブローは3球目に一塁後方にファウルフライ。
しかし李承が打球をグラブに当てて落としてしまう。
命拾いのサブローは4球目をライトにソロ本塁打。
強い追い風に打球が運ばれた。
<千葉ロッテマリーンズ 5−1 オリックスバファローズ>
6番・大松が二ゴロで三者凡退。

4回表。
オリックスは5番・北川が右飛。
6番・李承がシュートで見逃し三振。
7番・バルティリスは外角速球で空振り三振。
ウィニングショットは本日最速の140キロだった。
唐川侑己は4回終了で8奪三振。

4回裏。
ロッテは7番・里崎がスライダーで空振り三振。
8番・神戸は内角カットボールで空振り三振。
9番・今江が中飛で三者凡退。

5回表。
オリックスは8番・伊藤が右飛。
9番・山は遊ゴロ。
1番・坂口がカーブで空振り三振。

5回裏。
ロッテは1番・岡田がカットで空振り三振。
2番・荻野貴は四球。一死1塁。
しかし荻野は次打者のカウント0−1から牽制死。
大きくリードを取っていかにも「狙って」いたから…。
3番・井口が1−1から平凡な二飛。
と思ったらファウルグラウンドまで大きく流されて後藤光尊が落球。
13mの強風に打球が煽られた。
しかし井口は右飛に倒れて3アウト。

6回表。
オリックスは2番・森山が二直。
3番・後藤はカットボールで空振り三振。
唐川の奪三振はこれで早くも10個目。
4番・T−岡田が四球。二死1塁。
5番・北川は三ゴロで3アウト。

6回裏。
ロッテは4番・福浦が二ゴロ。
5番・サブローは中飛。
6番・大松が一ゴロで三者凡退。

7回表。
オリックスは6番・李承が外角のツーシームで見逃し三振。
7番・バルディリスは二飛。
8番・伊藤が139キロの速球で見逃し三振。
里崎智也の素晴らしい配球だった。
唐川はこれで毎回の12奪三振!

7回裏。
ロッテは7番・里崎が四球。
8番・神戸がストレートの四球。無死1、2塁。
9番・今江はバントを2回失敗してしまう。
しかしそれが奏功。左前安打で無死満塁。

オリックスはここで寺原隼人が降板。
二番手投手に小林雅英を起用する。
小林は現在36才。183cm・88kgの右上手投げである。
彼の名がコールされるとロッテファンがどっと沸く。
千葉ロッテで07年まで9年間プレー。
クローザーとして活躍し、「幕張の防波堤」とも称された。
08年に渡米し、MLBで67戦。
昨年は巨人で12試合に登板している。
巨人を戦力外になり、オリックスに移籍してきた。
リリーフカーが出てきたと思ったら何故か戻る。
投手コーチが間違えて別の投手を出してしまったらしい。
小林雅英は気合の入ったダッシュでマウンドに向かう。
両チームのファンが拍手で彼を迎え入れた。

今日の小林は速球、シュートが138〜43キロ。
フォークが132〜35キロ。
スライダーが127〜32キロ。
カーブが120キロ前後。
往年の球威、迫力がない。
しかも今日は制球が荒れていた。

ロッテは1番・岡田がストレートの四球。
押し出しでなお無死満塁。
<千葉ロッテマリーンズ 6−1 オリックスバファローズ>
2番・荻野貴は浅い中直。一死満塁。
3番・井口が中越えのタイムリー三塁打。一死3塁。
<千葉ロッテマリーンズ 9−1 オリックスバファローズ>
4番・福浦はショート後方に落とすタイムリー内野安打。一死1塁。
<千葉ロッテマリーンズ 10−1 オリックスバファローズ>
5番・サブローが一飛。二死1塁。
6番・大松は2−2からファウルフライ。
しかし伊藤光が落球してしまう…。
オリックスは今日の3失策全てがファウルフライの取り損ないだった。
大松は四球で二死1、2塁。
7番・里崎が右飛で攻撃終了。

8回表。
オリックスは9番・山が右飛。
1番・坂口は捕邪飛。
2番・森山が二ゴロで三者凡退。
オリックスファンの「何でもいいから塁に出ろ!」コールが虚しく響く。

8回裏。
オリックスは三番手投手に高宮和也を起用する。
高宮は05年にホンダ鈴鹿から希望枠で横浜に入団。
今季からオリックスに移籍した30才である。
173cm・73kgの左スリークォーターだ。
速球が134〜40キロ。
変化球はカットが126〜28キロ。
スライダー、チェンジが117〜19キロだ。

ロッテは8番・塀内久雄が右中間を破る二塁打。
9番・今江は左前安打。無死1、2塁。
今江はこれで本日3安打目。打率は.375まで浮上した。
ロッテは更に代打・清田育宏が左中間を破るタイムリー二塁打。
<千葉ロッテマリーンズ 12−1 オリックスバファローズ>
2番・荻野は左飛。一死2塁。
3番・井口が左飛。二死2塁。
4番・福浦は四球。二死1、2塁。
5番・伊志嶺翔大が二ゴロで攻撃終了。

9回表。
ロッテはこの回から二番手投手に内竜也を起用する。
内は川崎工高から03年のドラフト1巡目で入団。
もう8年目か…。「公立三羽烏」とか懐かしいな(笑)
182cm・71lkgの右上手投げである。
今季初登板だけど壮快な投球を見せた。
速球が147,8キロ。
カットボールが140キロ弱。
フォークが130キロ台中盤。
スライダーが130キロ弱。

オリックスは3番・後藤が二直。
4番・T−岡田はフォークで空振り三振。
代打・駿太が三飛で三者凡退。

駿太は高卒新人。
「外れの外れの外れ1位」で話題になった。
私も最初に見た時から才能のあるアスリートだと思った。
ただ「野球の上手さ」はまた別である。
開幕スタメンで起用されたのは本当に驚きました。
24打数2安打とやっぱり苦しんでいる。

ロッテが12−1と完勝。
唐川侑己は8回を投げて1失点。
被安打3で四死球2。奪三振12は圧巻である。
強風で変化球が生きたのかもしれませんね。
彼の技巧を存分に味わえて楽しかった!

勝利に沸くロッテファンがヲタ芸めいた踊りを踊る。
前から気になっていたんだけど「西村ダンス」と言うそうだ。

安打    012 000 000 3 四 失
オリックス┃001|000|000┃1 2 3
千葉ロッテ┃041|000|52×┃12 7 0
安打    041 000 33  11

千葉ロッテ:○唐川、内
オリックス:●寺原、小林雅、高宮


テーブルスコアはこちらでどうぞ。

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2011年04月26日

イースタン 横浜×日本ハム

今日は横須賀に行こう。
京浜急行で品川から50分。
追浜駅を降りると駅前ロータリーから商店街が続いている。
一本道を10分くらい歩くと横須賀スタジアムだ。
向かいに追浜高校、裏に日産の工場がある。

横浜と日ハムの二軍を今年はまだ見ていない。
この先いつ見られるか分からないので、今日は横須賀まで覗きにきた。
横浜の二軍は昨年まで湘南シーレックス名義で活動していた。
今年から「横浜ベイスターズ」に戻している。
特に何かが変わった気配はない。
場外の売店は今年も手作りのパンが並んでいる。
場内のアナウンスはDJケチャップさんだ。
今日は昼間なのでお客が少なかったけど…。
ナイターになるともう少し賑やかになるかな?

横浜の二軍監督は今季から白井一幸氏が就任した。
選手、コーチとしてずっと日ハムにいた方である。
アメリカでコーチ修行をしたりして、
あのまま一軍の監督をやるんだと思っていた。
せっかくの人材を外に出すのは日ハム的に勿体ない気もする。

北海道日本ハムファイタース
1番 三 西川遥輝  19才 右左 179/73 智弁和歌山高
2番 一 岩舘学   30才 右右 177/76 巨人
3番 二 杉谷拳士  20才 右両 173/74 帝京高
4番 指 高橋信二  32才 右右 182/85 津山工高
5番 遊 今浪隆博  26才 右左 171/75 明治大
6番 捕 尾崎匡哉  26才 右右 182/78 報徳学園高
7番 中 松坂健太  25才 右右 187/86 西武
8番 右 関口雄大  25才 右右 177/85 横浜ベイスターズ
9番 左 谷口雄也  18才 右左 182/80 愛工大名電高
   投 糸数敬作  26才 右右 180/86 亜細亜大

横浜ベイスターズ
1番 二 北篤    22才 右左 182/83 小松工高
2番 遊 山崎憲晴  24才 右右 176/79 横浜商科大
3番 一 高森勇気  22才 右左 181/84 中京高
4番 三 筒香嘉智  19才 右左 183/95 横浜高
5番 右 井手正太郎 27才 右右 179/79 ソフトバンク
6番 指 喜田剛   31才 右左 183/85 阪神
7番 捕 黒羽根利規 23才 右右 178/84 日大藤沢高
8番 中 早川大輔  35才 右両 177/80 ロッテ
9番 左 松下一郎  22才 右右 172/78 関西外語大
   投 田中健二朗 21才 左左 178/74 常葉菊川高


1回表。先攻は日本ハム。
1番・西川が三飛。
2番・岩館は三ゴロ。
3番・杉谷が外角速球で空振り三振。

横浜の先発は田中健二朗。
左スリークォーターの技巧派である。
常葉菊川高では07年春の選抜優勝投手となった。
速球が目測で130中盤くらい。
変化球はシュート、縦スラ、カーブかな?
カーブが鋭くていい。
球威は平凡だけど制球と切れ、テンポの良さで抑えていた。

1回裏。後攻は横浜。
1番・北が二ゴロ。
2番・山崎は三ゴロ。
3番・高森が死球。二死1塁。
4番・筒香は投ゴロで3アウト。

日ハムの先発は糸数敬作。
右サイドハンドの技巧派だ。
09年には日本シリーズ第3戦の先発もしている。
昨年の一軍登板は8試合に止まった。
好不調の波が激しいタイプらしい。
ただ今日は素晴らしい投球だった。
いわゆる「真っ直ぐ」をほとんど投げない。
MAXもせいぜい140キロだろう。
持ち味は変化球の切れと内外角の制球だ。
変化球はシュート、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げる。
小さな変化でゴロ、ポップフライを打たせていた。

2回表。
日ハムは4番・高橋が一ゴロ。
5番・今浪は三直。
6番・尾崎が遊ゴロで三者凡退。

2回裏。
横浜は5番・井手が横スラで空振り三振。
6番・喜田剛は見逃し三振。
7番・黒羽根が左飛で三者凡退。

3回表。
横浜はこの回から二番手投手に小林寛を起用する。
田中健二朗は「調整登板」って感じかな?
このまま一軍に上がるのかも。
小林寛は大阪学院大からドラフト4位で入団した新人。
180cm・87kgの右上手投げである。
10年春のリーグ戦は1季で12試合に完投。
大学野球選手権出場に貢献している。
2ヶ月間のリーグ戦で何と117イニングを投げきった!
速球は目測で140台前半。
変化球はシュート、スライダー、チェンジアップ、カーブを投げていた。
大学時代に比べて変化球の使用頻度が増えている。

日ハムは7番・松坂が三直。
8番・関口は遊ゴロ。
9番・谷口が小林の速球を流して左前安打。二死1塁。
1番・西川はエンドランから左前安打。二死1、2塁。

西川遥輝はタイミングを外されつつ上半身だけで流す巧打だった。
身体はまだ「高校生」だけど、
投球への反応、バットコントロールの柔らかさが抜群。
走塁も素晴らしいものを持っている。
なお高校時代に外野手だったけど、今は三塁をやっている。
急造内野手にしてはステップワーク、送球が良かったですね。
センスがある子なんだろうな。

2番・岩舘が中前タイムリー安打。なお二死1、2塁。
<日本ハムファイタース 1−0 横浜ベイスターズ>
3番・杉谷は四球。二死満塁。
4番・高橋がエンタイトル二塁打。
二者が生還してなお二死2、3塁。
<日本ハムファイタース 3−0 横浜ベイスターズ>

高橋信二は09年の日本一に貢献した強打者。
確か4番も打っていた選手ですよね。
彼がまさか二軍にいるとは思わなかった…。
昨年に受けた死球の後遺症もあるらしい。

5番・今浪は右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<日本ハムファイタース 4−0 横浜ベイスターズ>
6番・尾崎が四球。二死満塁。

内野手が誰もマウンドへ声を掛けに行かない。
堪らずにベンチから川村丈夫コーチが出て落ち着かせる。
日ハムは7番・松坂が見逃し三振でようやく攻撃終了。

小林寛は二死無走者から大量失点を喫した。
まず鈍い当たりが「野手のいないところ」へ飛ぶ不運に見舞われた。
緩急、球の切れがないので「当てられて」しまう。
混乱して自分を建て直せず連打を浴びてしまった。
しかし4回以降は立ち直る。

3回裏。
横浜は8番・早川が二飛。
9番・松下はチェンジアップで空振り三振。
1番・北が三ゴロで三者凡退。

4回表。
日ハムは8番・関口が遊飛。
9番・谷口は内角速球で空振り三振。
1番・西川が二ゴロで三者凡退。

4回裏。
横浜は2番・山崎が左前安打。
3番・高森は二ゴロ。
注文通りの併殺コースだったけど…。
杉谷拳士が暴投してしまう…。無死1、2塁。

杉谷は昨年二軍で打率.313、55打点、22盗塁を記録した注目株。
三拍子の揃った素晴らしい選手である。
打撃は今季も絶好調で昨日までの通算が.371。
小さい身体を屈めてバットを短く持つ。
「コツコツ当てに行く嫌らしさ」は出色だ。
ただ外野から内野に移った守備はちょっと苦労しているかも…。
膝、股関節が硬くて、ボールにグラブを「合わせる」のが上手くない。
そういえば今日は打席での大声が無かった。どうしちゃったんだろう?

4番・筒香が低め速球にバット動かず見逃し三振。一死1、2塁。
5番・井手は三飛。二死1、2塁。
6番・喜田剛が中飛で無得点。

5回表。
日ハムは2番・岩舘が右飛。
3番・杉谷が左前安打。一死1塁。
4番・高橋は投ゴロで3アウト。

5回裏。
横浜は7番・黒羽根が左飛。
谷口雄也がフェンス際で好捕した。
8番・早川は一ゴロ。
9番・松下が左飛で三者凡退。

6回表。
日ハムは5番・今浪が左飛。
6番・尾崎は左中間を破る二塁打。一死2塁。
7番・松坂がレフト線を破る二塁打。一死2塁。
<日本ハムファイタース 5−0 横浜ベイスターズ>
8番・関口は二ゴロ。
平凡な当たりだったけど北篤がファンブル…。
二塁走者が生還してなお二死1塁。
<日本ハムファイタース 6−0 横浜ベイスターズ>
9番・谷口が中飛併殺。
早川大輔が好捕して一塁走者も刺した。攻撃終了。

6回裏。
横浜は1番・北が三直。
西川遥輝が身体を伸ばして三塁線の当たりを好捕した。
2番・山崎が遊ゴロ。
3番・高森は遊飛で三者凡退。

7回表。
日ハムは1番・西川が遊ゴロ。
2番・岩舘は外角速球で見逃し三振。
3番・杉谷がレフト線を破る二塁打。

普通の外野手なら取れそうなライナーである。
しかし松下一郎が頭上を破られてしまった。
松下は関西外語大から育成枠で入った新人選手。
スタンドからの声援を聞いているともう既に人気者らしい。
今日はノーヒットだけど打撃は好印象だった。
バットを長く持ち、足を持ち上げてフルスイング!
小柄だけどがっちりして、中村紀洋、村田修一的な力強さがある。
ただ外野守備はちょっと残念…。打球に対する反応が悪い。
大学時代は捕手だったから不慣れなのかも。
なお日ハムは4番・高橋は右飛で3アウト。

7回裏。
横浜は4番・筒香が左前安打。
5番・井手は投ゴロ。一死1塁。
6番・喜田剛が10球くらい粘って死球。一死1、2塁。
7番・黒羽根は二ゴロ併殺。
この場面はセンター前に抜けそうな当たりを杉谷拳士がよく処理した。

日ハムは糸数敬作がこの回で降板。
7回を零封、被安打&四死球2と完璧な内容でした。
このまま一軍に引っ張られるかもしれませんね。

8回表。
横浜は三番手投手に陳冠宇を起用する。
陳は台湾出身の20才。
179cm・75kgの左腕投手である。
巨人、中日、横浜が争奪戦を繰り広げた逸材らしい。
速球はかなり速く、140台中盤が出ていたと思う。
変化球はスライダーとチェンジアップかな?
ただほとんど投げていなかった。

日ハムは5番・今浪が中飛。
6番・尾崎は投手強襲安打。一死1塁。
7番・松坂が右飛。
8番・関口は死球。二死1、2塁。
9番・谷口が中飛で無得点。

8回裏。
日ハムは二番手投手に矢貫俊之を起用する。
矢貫は三菱ふそう川崎出身の27才。
09年にドラフト3位でプロ入りした。
190cm・88kgの右上手投げである。
彼も速球は常時で140中盤くらい。
変化球はカーブ、フォークとスライダー。

横浜は8番・早川が右飛。
9番・松下はフォークで空振り三振。
1番・北が左中間を破る二塁打。二死2塁。
2番・山崎はフォークで空振り三振。無得点。

9回表。
横浜は四番手投手に秦裕二を起用する。
秦は智弁学園から02年のドラフト1位でプロ入り。
27才。今年でもう10年目ですね。
182cm・85kgの右上手投げである。
スタンスが狭く、上体の力を生かしたパワーピッチャーだ。
本格派と言えば本格派。140は出ていたと思う。
ただ今日は制球がかなり雑だった。

日ハムは1番・西川が左飛。
2番・岩舘がレフト線を破る二塁打。一死2塁。
3番・杉谷が遊ゴロ。二死3塁。
代打・加藤政義は中前タイムリー安打。
<日本ハムファイタース 7−0 横浜ベイスターズ>
5番・今浪は投ゴロで攻撃終了。

9回裏。
日ハムは三番手投手に榎下陽大を起用する。
榎下は九州産業大からドラフト4位で加入した新人投手。
フォームがちょっと独特である。
腕をしならせずに真っ向から投げ下ろす。
下半身は深く沈みこませる。
上半身が外人的、下半身は昭和的という具合だ。
速球は150近く出ていたと思う。
変化球は縦スラ、フォークが決め球だ。

横浜は3番・高森が速球で空振り三振。
4番・筒香はフォークで空振り三振。
今日の筒香嘉智は4打数1安打。
2奪三振は「彼らしさ」だと思うけど、
打席に入った時の怖さを感じなかった。
振りが小さくなったかな?
今年は一軍でブレイクすると思ったんだけどなぁ…。

横浜は5番・井手がボテボテの二塁内野安打。
榎下陽大は簡単に二死を取るが、不運な走者を許してしまう。
そしてこれでリズムが狂った。

横浜は6番・喜田剛が右前安打。二死1、2塁。
7番・黒羽根が中前タイムリー安打。二死1、2塁。
<日本ハムファイタース 7−1 横浜ベイスターズ>
8番・早川は二ゴロで3アウト。

ここで試合終了。
日ハムが糸数の好投で横浜に勝ちました。

安打  005 012 112 12 四 失
日ハム┃004|001|002┃7 4 1
横浜 ┃000|000|000┃1 2 1
安打  000 100 113 6

横浜:田中、●小林寛、陳、秦
日ハム:○糸数、矢貫、榎下


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2011年04月22日

イースタン 巨人×西武

二軍戦はデーゲームだから電力不足の影響を受けていない。
先週に続いてイースタンリーグに足を運んだ。

今日は二つ楽しみがあった。
一つは「ジャイアンツ球場」である。
よみうりランドはサッカー観戦で何度か来た。
ゴンドラで上を通過したこともある。
ただ球場は初めてだった。
新宿駅から京王よみうりランド駅まで30分。
駅から徒歩8分というアクセスである。
「巨人の道」というハイキングコースが球場までの最短ルートだ。
ただこれは300段近い階段である。
距離は近いけど標高差が結構ありますね。

球場には飲食やグッズの売店もある。
イースタンでは鎌ヶ谷、横須賀と並ぶ施設だ。
入場料はきっちり千円取られます。
内野は土で外野が天然芝。
両翼が97.6m、センターが121.9mというサイズだ。
スピードガンやナイター照明も付いている。
スタンドは4,000人収容らしい。
本日の観客数は679名と発表されていた。
私の目測が「4〜500人」なので、ちゃんとした発表だと思う。

もう一つの楽しみは「若獅子」である。
昨年の西武はイースタンリーグ最下位。
去年の5月に見た試合は余りの酷さに絶句した。
「チーム」の体を成していなかった。
怪我人が続出して投手が外野を守った試合もある。
「デーブ大久保問題」というトラブルもあった。
ただ今年のドラフトで使える選手を補強できた。
西武は伝統的に「アスリート能力の高い野手」を好んで獲得している。
それが当たると中島裕之のように大化けする。
しかし大半は「二軍以下」のレベルに留まって消えていく。
「ハイリスク・ハイリターン」の獲得戦略なのである。

有力大学、社会人出身の新人ならレベルは二軍と同等以上だ。
西武は今ドラフトで大卒野手2名、社会人出身の野手1名を指名した。
秋山翔吾は早くも一軍のレギュラーだ。
他の2選手も春から二軍の主力となっている。
林遼は守備が下手だし、熊代聖人も社会人で伸び悩んだ。
でも西武の二軍なら即戦力になる。
やや小粒だけどアスリートとしても悪くない。
西武は「育成現場たる緊張感」を取り戻すことが急務だと思う。
この3選手はそういうニーズに応える人材だ。

読売ジャイアンツ
1番 左 橋本到   20才 右左 172/72 仙台育英高
2番 中 松本哲也  26才 左左 168/64 専修大
3番 右 隠善智也  26才 左左 174/77 広島国際学院大
4番 三 大田泰示  20才 右右 188/91 東海大相模高
5番 指 加治前竜一 26才 右右 175/78 東海大
6番 二 古城茂幸  35才 右左 174/77 日本ハム
7番 一 山本和作  25才 右右 182/82 大阪経済大
8番 捕 市川友也  25才 右右 176/78 鷺宮製作所
9番 遊 藤村大介  21才 右左 173/73 熊本工業高
   投 中里篤史  28才 右左 185/85 中日ドラゴンズ

埼玉西武ライオンズ
1番 一 石井義人  32才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
2番 遊 林遼   22才 右右 175/75 東洋大
3番 左 坂田遼   24才 右左 178/90 函館大
4番 指 G.G.佐藤  32才 右右 184/98 フィリーズ1A
5番 右 大島裕行  29才 左左 180/85 埼玉栄高
6番 三 黒瀬春樹  26才 右右 180/83 県岐阜商業高
7番 二 美沢将   23才 右右 181/75 第一工業大
8番 捕 荒川雄太  23才 右右 182/87 ソフトバンクホークス
9番 中 熊代聖人  22才 右右 175/72 王子製紙
   投 野上亮磨  23才 右右 177/68 日産自動車


1回表。先攻は西武。
1番・石井義が二ゴロ。
2番・林は外角速球136キロで見逃し三振。
3番・坂田が甘いカーブを強振。
ライトフェンス直撃の二塁打で二死2塁。
4番・G.G.佐藤は139キロのカットで空振り三振。

巨人の先発は中里篤史。
高校時代は全国的に注目され、00年のドラフトで中日の1位指名を受けた。
ただ彼はとにかく負傷が惜しまれる。
09年シーズン後に中日を自由契約となり、巨人が獲得した。
私はたまたま09年8月のウエスタンリーグで見ている。
フォームは右上手。前より腕が上がったようだ。
肘の柔らかさに往年の「名残」を感じる。
今日は速球、カットが134〜40キロ。
ボールに伸びがあって、この球速でも空振りを取れていた。
変化球はフォーク、チェンジ系が126〜32キロ。
手元でちょっとだけ沈む面白い球種である。
他にカーブが113,4キロ。

ジャイアンツ球場はどうやらスピードガンの設定が渋い。
マウンドの高さ、硬さの影響もあるかな?
「神宮より5キロ減」くらいで考えていいと思う。
中里篤史について無駄知識を少々…。
前も書いたけど彼は朝霞二中の出身だ。
ここの野球部OBは現役プロ選手が3名もいる。
あの明徳義塾中に並ぶ人数らしい。
(※ソースは『中学野球小僧』誌)
あと中里は中澤聡太(G大阪)と朝霞二中の同級生だったりします。

1回裏。後攻は巨人。
1番・橋本が四球。
橋本到は俊足巧打の外野手。
高卒新人から二軍のレギュラーを獲得して、今年が3年目になる。
彼は現在、打率.405でイースタン首位。四死球14個も2位だ。
昨季節は88試合で21個の四死球だった。
今年はまだ20試合だから、ボールを選ぶ能力が劇的に向上した。

巨人は橋本が次打者の3球目に二盗成功。
2番・松本は一ゴロ。進塁打で一死3塁。
3番・隠善が初球を左犠飛。二死走者なし。
<読売ジャイアンツ 1−0 西武ライオンズ>
4番・大田は右直で3アウト。

西武の先発は野上亮磨。
細身の右の上手投げである。
神村学園高3年の時に選抜大会準優勝。
日産自動車で3年プレーし、08年にドラフト2位でプロ入りした。
昨年は27試合に登板し、先発も8試合あった。
ただ防御率は5.14と微妙である。
先発、勝ち試合の中継ぎを任せるには物足りない。
今日は速球が133〜39キロ。
変化球はスライダーが124〜29キロ。
チェンジアップが122〜27キロ。
カーブが100キロ台前半。

2回表。
西武は5番・大島が右飛。
6番・黒瀬は二ゴロ。
7番・美沢が左越えの二塁打。二死2塁。
8番・荒川はチェンジアップで空振り三振。

2回裏。
巨人は5番・加治前が二ゴロ。
6番・古城は投ゴロ。
7番・山本が右前安打。二死1塁。
8番・市川は二ゴロで3アウト。

3回表。
西武は9番・熊代が中前安打。
松本哲也が簡単なゴロを後逸して無死3塁。
松本の凡ミスに「一軍には戻れないな」と巨人ファンぼやく…。
去年、一昨年とレギュラーだった選手だけどどうしたんだろう?

西武は1番・石井義が高め速球で空振り三振。一死3塁。
2番・林が三ゴロ。二死3塁。
3番・坂田は2球目の138キロを強振。
右中間のフェンスを大きく越える2ラン本塁打。
<西武ライオンズ 2−1 読売ジャイアンツ>
坂田遼は函館大出身の3年目。
去年は1軍で39試合に起用されている。
打率.209だけど8本塁打と抜群のパワーを示した。
ただ今季は「横浜創学館高の後輩」に先を越されている。
でも坂田もバッティングは一軍レベルですよ。
西武は4番・G.G.佐藤が126キロのフォークで空振り三振。

3回裏。
巨人は9番・藤村が左前安打。
1番・橋本は注文通りの二ゴロ。
しかし林遼の一塁送球が逸れて一死1塁。
2番・松本が一ゴロ。
石井義人が逆シングルで取りに行ってファンブル…。
打球はライト前に抜けて一死1、3塁。
チラっと去年の西武を思い出す。

巨人は3番・隠善が左犠飛。二死1塁。
<読売ジャイアンツ 2−2 西武ライオンズ>
4番・大田の3球目に松本が二盗成功。
太田は四球で二死1、2塁。
5番・加治前が右前タイムリー安打。二死1、3塁。
<読売ジャイアンツ 3−2 西武ライオンズ>
6番・古城の2−2から加治前が二盗成功。二死2、3塁。
古城はフォークで空振り三振。3アウト。

4回表。
西武は5番・大島が中飛。
6番・黒瀬は外角速球で空振り三振。
7番・美沢が左前安打。二死1塁。

美沢将は2打席連続安打。
昨日までの打率は.147だけど今日は好調だ。
彼は大卒2年目、昨年のドラフト2位である。
初めて見るから「どんな選手だろう」と観察してみると…。
打撃はバットを短く持って「コツコツ当てる」狙いだった。
守備は動きがしなやかで所作が美しい。
特に手首、足首の柔らかさは出色です。
南の島育ち、無名大学出身だから
勝手に「荒削りなアスリート」という先入観を持っていた。
ただ実は「職人系」の資質を持った選手じゃないかな?

8番・荒川は中前安打。二死1、2塁。
9番・熊代が左中間を破るタイムリー二塁打。二死2、3塁。
<西武ライオンズ 3−3 読売ジャイアンツ>
熊代聖人も2打席連続安打。
今治西高時代は投打に注目されていた逸材である。
日産で2年プレーし、廃部の影響で昨年は王子製紙に在籍していた。
高校通算49本塁打の面影はない。
彼も短くバットを持って、コンパクトなスイングをしている。
西武は1番・石井義が一ゴロで攻撃終了。

表裏のインターバルに巨人ベンチをチラッと見る。
元西武の小関竜也を発見した。
巨人の二軍コーチに就任していたんですね。
彼の解説はなかなか良かったですよ。
まぁ現場の方がやりがいはあるし、巨人なら給料も良いだろう。

4回裏。
巨人は7番・山本が遊ゴロ。
8番・市川は遊直。
9番・藤村の打球はショート後方ポテン二塁打。二死2塁。
1番・橋本が中飛で無得点。

5回表。
西武は2番・林が投ゴロ。
3番・坂田は中飛。
4番・G.G.佐藤がカーブで空振り三振。

5回裏。
巨人は2番・松本が中前安打。
3番・隠善はエンドランから右前安打。無死1、3塁。
4番・大田が右犠飛。一死1塁。
<読売ジャイアンツ 4−3 西武ライオンズ>
大田泰示は3年前のドラフトで「目玉」だった逸材だ。
昨年はイースタンで.265、21本塁打を記録。
今年も3割以上の打率を残している。
そのうちに出てくる選手なのは間違いない。
彼はプレーから「真面目さ」が伝わってきますよね。
三塁の守備位置からよく声を出していた。

5番・加治前は左前安打。一死1、2塁。
6番・古城が二飛。二死1、2塁。
7番・山本は中前安打。
隠善は思い切って本塁へ突入。
前進守備の熊代聖人がストライク返球!
隠善はタッチアウトで攻撃終了。

6回表。
巨人はこの回から二番手投手にアダム・ブライトを起用する。
ブライトはオーストラリア出身の27才。
育成枠の契約で今季から来日した。
182cm・81kgの左横手投げである。
プレートの一塁側に踏んで「横の角度」を使うタイプだ。
速球が135〜42キロ。
この速度帯でツーシーム的な球筋もある。
変化球はチェンジアップが117〜22キロ。
制球はイマイチだけど球威がある。

巨人は育成枠を有効活用している。
山口鉄也、松本哲也のブレイクはご存知の通り。
外国人選手もオビスポ、ロメロが戦力になった。
今年の登録が何と23名。「正選手」と合わせて90名超の大所帯だ。
これだけの選手に実戦経験を与えるのは大変である。
今日もこの試合と同じ時間にセガサミーとの練習試合が組まれていた。
育成枠は年俸240万円とタダ同然だ。
ただ衣食住や練習にもコストは掛かる。
「お金のあるチームを助ける制度」なのは間違いない。

西武は5番・大島が肘に死球。無死1塁。
大島は次打者のカウント0−1から牽制死。
6番・黒瀬が遊直。
7番・美沢は四球。二死1塁。
8番・荒川が遊ゴロ。
藤村大介が三遊間の当たりを上手く処理した。

6回裏。
西武はこの回から二番手投手に松永浩典を起用する。
松永は三菱重工長崎出身の27才。
06年に希望枠でプロ入りした。
西武の悲しい伝統とも言うべき不発のドラ1投手…。
175cm・77kgの左横手投げである。
腕の位置を下げましたね。
プロ通算42戦で昨年の一軍登板は6試合。
今季も2試合投げている。
野上と同様に「勝ち試合の中継ぎ」としては物足りない。
球速は速球が130キロ強。
スライダー、シンカーが117〜21キロ。

巨人は8番・市川が左飛。
9番・藤村はセーフティーバント成功で三前安打。一死1塁。
藤村大介は本日4打数3安打。
日本球界最速クラスの「足」が売りである。

藤村は次打者の4球目に二盗成功。
荒川雄太は今日3回走られて一つも止められなかった。
送球能力にちょっと不安を感じます。
巨人は1番・橋本が一ゴロ。進塁打で二死3塁。
2番・松本が投直で3アウト。

7回表。
巨人はこの回から三番手投手に大立恭平を起用する。
大立は岡山商科大出身の育成枠2年目&23才。
178cm・70kgの左上手投げである。
細身だけど筋力が強そうで、とにかく力一杯のフォームだ。
ただ左肩が「ロック」して腕の振りがスムーズじゃない。
速球はいきなり146キロを計測。
今日のMAXが148キロだった。
常時でも142〜45くらいを出している。
変化球はチェンジアップが120キロ前後。
他にスライダーもあったかな?
なお制球はかなりアバウトです。

西武は9番・熊代が四球。
代打・後藤武敏は右飛。
右中間の深い当たりを松本哲也が好捕した。
2番・林が144キロの外角低めで空振り三振。
3番・坂田は三飛で無得点。

7回裏。
巨人は3番・隠善が三ゴロ。

西武はここで松永浩典が降板。
彼はどうやら「左殺し」的起用だった。
三番手投手に岩哲也が起用される。
岩は国士舘大、三菱重工横浜硬式野球クラブの出身。
07年にドラフト5位で加入した28才である。
190cm・93kgの大型右サイドハンド。
身体を大きく捻るトルネードが特徴だ。
新人の年は55試合に登板している。
ただその後は登板が減って、昨年の一軍登板はわずかに1試合。
速球が136〜39キロ。
変化球はシンカーが125〜30キロ。
スライダーが117〜22キロ。

巨人は4番・太田が二ゴロ。
5番・加治前は右中間に運ぶ二塁打。二死2塁。
加治前竜一も本日3安打目。
6番・古城が三ゴロで3アウト。

8回表。
巨人は四番手投手にマイケル中村を起用する。
マイケルはオーストラリア育ちの34才だ。
178cm・82kgの右横手投げ。ただたまに上から投げる。
MLBでプレーした後、04年に日ハム入りした。
日本国籍があるのでドラフト指名を受けての入団である。
日ハムでは4年プレーし、クローザーとして活躍した。
09年から巨人に移籍し、去年は一軍で37試合に登板している。
腕の振りがコンパクトな「野手投げ」が特徴だ。
速球が138〜41キロ。
スライダー、チェンジアップ系が119〜24キロ。
カーブが110キロ台中盤。

西武は4番・G.G.佐藤が右飛。
5番・大雄太朗が左飛。
6番・黒瀬は遊ゴロで三者凡退。

8回裏。
巨人は7番・山本が三ゴロ。
8番・市川は左飛。
9番・藤村が捕ゴロで三者凡退。

9回表。
巨人は五番手投手に林羿豪を起用する。
林は台湾出身の20才。188cm・85kgの右サイドハンドだ。
中卒後に育成枠で来日して6年目になる。
MLBの球団からもスカウトがあったけど巨人を選んだ。
通信課程を受け、サポート校に週1で通って高卒資格を習得している。
「アジアの逸材」が日本でどう育つかずっと気になっていた選手だ。
今日は速球が140〜44キロ。140キロ以下はなかった。
変化球はカーブが120キロ前後。
フォーク、縦スラ系が129〜31キロだ。
球威のある球が低めに来るし、変化球の切れもある。
手足が長く身体のバランスもいい。
動きもしなやかで見るからに大器だ。
フォームが優雅な「鶴の舞」を髣髴とさせた。
一軍登板はまだ2試合だけど、年齢を考えれば十分だと思った。

西武は7番・美沢が中前安打。
8番・荒川はバント成功。一死2塁。
9番・熊代の4球目に林の外角球がワンバウンド。
美沢はこれを見て三盗を狙ったがタッチアウト。二死走者なし。
熊代は2−3から四球を選んで二死1塁。
熊代聖人は21試合目で17個目の四死球。
打率は1割台と低迷しているんだけど、「嫌らしさ」を発揮している。
「曲者タイプ」を目指すのは悪くないんじゃないかな?

西武は1番・後藤も四球。二死1、2塁。
しかし2番・林が二ゴロで3アウト。

試合終了。
巨人が西武に4−3で勝利している。
色んな選手が見られて楽しい3時間でした。

安打 112 300 001 8 四 失
西武┃002|100|000┃3 4 1
巨人┃102|010|00×┃4 2 1
安打 012 141 10  10

巨人:○中里、ブライト、大立、マイケル、S林
西武:●野上、松永、岩


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2011年04月15日

イースタン ヤクルト×楽天

今日はイースタンリーグを見に行く。
ヤクルト戸田球場なら入場料が無料。
ちょうど実家に帰る予定だったから埼玉の方が近い。
そういう安直な理由で観戦試合を決める。
ただ戸田はNPBでも「ワースト3」に入る観戦環境だ!
ネット裏に客席があるのはロッテ浦和や西武第二より好条件である。
でも河川敷なので風が強く、埃っぽい。
椅子の上においたペットボトル、缶が倒れまくっていた。

そんな戸田が先週の日曜日は超満員になったらしい。
スタンドはもちろん、河川敷が人で埋まったと聞いた。
斎藤佑樹に二軍戦で登板したからです。
今日の観客はせいぜい100人。
スタンドよりも河川敷に腰掛ける人が多い。
この長閑さは「いつもの戸田」である。
ナゴヤ球場や鳴尾浜と違って取材者も見当たらない。
向こうは二軍戦も記者がいて、スポーツ紙には戦評が出る。
でもイースタンは高校野球以下の試合環境、取り扱いだ。
もしかすると楽天は地元紙が取り上げているのかもしれませんけど。

楽天は星野仙一監督が就任して他のスタッフも入れ替わった。
二軍監督は仁村薫氏が新たに就任している。
なお弟の仁村徹氏が一軍の作戦コーチだ。
新任の二軍コーチは他に種田仁、関川浩一の両氏。
中日色、星野色の強い面々である。
楽天の二軍は3月11日、地震の瞬間にも戸田で試合をしていた。
ある選手は3月10日に二軍落ちを言い渡され、
翌日のヤクルト戦に臨んでいた。
試合中に子供が生まれて知らせを聞き、その直後に地震が来て…、
という大変な24時間を過ごされたらしい。

ヤクルトスワローズ
1番 遊 山田哲人  18才 右右 180/74 履正社高
2番 三 荒木貴裕  23才 右右 179/76 近畿大
3番 左 中尾敏浩  28才 右左 178/76 JR東日本
4番 一 宮出隆自  33才 右右 192/90 楽天
5番 二 森岡良介  26才 右左 172/72 中日
6番 中 雄平    26才 左左 175/82 東北高
7番 右 上田剛史  22才 右左 179/73 関西高
8番 捕 衣川篤史  30才 右右 179/93 住友金属鹿島
9番 投 山本斉   21才 右右 179/76 酒田南高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 二 阿部俊人  22才 右左 180/73 東北福祉大
2番 左 内村賢介  25才 右両 163/65 BC石川
3番 中 川口隼人  25才 右左 168/70 高島ベースボールクラブ
4番 三 中川大志  20才 右右 186/92 愛知・桜丘高
5番 一 丈武    30才 右右 185/84 四国IL・香川
6番 捕 伊志嶺忠  25才 右左 178/78 東京情報大
7番 遊 西田哲朗  19才 右右 180/78 関大一高
8番 指 山本大明  22才 右右 183/75 尾山台高
9番 右 松井宏次  26才 右右 174/70 四国IL・長崎
   投 井坂亮平  26才 右右 186/75 住友金属鹿島


ヤクルトは指名打者を起用しなかった。
二軍戦なのでこういうこともあります。
6番の「雄平」は高井雄平。
速球派左腕として02年にドラフト1で入団した彼だ。
投手として148試合の登板経験がある。
2010年に打者へ転向して現在に至る。

楽天は3番に川口隼人を起用した。
「滋賀・高島ベースボールクラブ」から育成枠3位で加入した新人選手。
双子の弟・川口寛人も巨人に育成枠で加入している。
弟は新人選手お披露目で見たけど、
「小走り」を見ただけで高い運動能力が分かった。
兄も二軍のレギュラーに定着し、3割近い打率を残している。

1回表。先攻は楽天。
1番・阿部が初球ストレートを中前安打。
2番・内村はエンドランから二ゴロ。一死2塁。
3番・川口も二ゴロ。二死3塁。
4番・中川が左飛で3アウト。

ヤクルトの先発は山本斉。右上手の本格派である。
76kgという公称以上に身体が逞しい。
スタンスが狭く、筋力の強さを生かす「外人投げ」だ。
速球が目測で144,5キロ出ていたと思う。
変化球は縦系の落ちる変化球が多い。
カット、スライダー、チェンジアップ、カーブあたりを投げていた。
球威はあるけど制球がアバウトな印象を受ける。

1回裏。後攻はヤクルト。
1番・山田が中前安打。
山田哲人は履正社高から斎藤佑樹の外れ1位で加入した新人。
高校時代は見ていないので彼は特に注視した。
バットは長く持って、立てて構える。
身体がまだ細いけどちょうど中距離打者の雰囲気だ。
スイングが早いし、バットコントロールの柔らかさもある。
高卒新人だけど「レベルの差」を感じない。

ヤクルトは2番・荒木がバント。
井坂亮平が一塁に悪送球して無死1、3塁。
3番・中尾が一ゴロ。
山田が三本間に挟まれてアウト。一死1、2塁。
4番・宮出の2−1から伊志嶺忠が捕逸。一死2、3塁。
宮出は二飛。二死2、3塁。
5番・森岡が左中間に運ぶタイムリー安打。
森岡は二塁を欲張ってタッチアウト。3アウト。
<ヤクルト 2−0 楽天>

楽天の先発は井坂亮平。右上手の技巧派である。
09年、10年で合計14試合に投げているからそこそこの実績はある。
一昨年に一軍の試合で見た投手が出てきて少しがっかりする。
わざわざ二軍にきたら「知らない選手」を見たいのが人情だ(笑)
速球が目測で140前後。
変化球はカット、スライダー、フォーク、カーブを投げていた。
あとシュート系があったかもしれない。

2回表。
楽天は5番・丈武が遊ゴロ。
6番・伊志嶺は右前安打。
7番・西田が三ゴロ併殺で3アウト。

西田哲朗は高卒2年目の新人。
「ブンブン丸」な気配を感じた。
池山隆寛コーチとは入れ違いですけど…。

2回裏。
ヤクルトは6番・雄平が一ゴロ。
7番・上田は右前安打。一死1塁。
上田は次打者の2球目に二盗成功。一死2塁。
上田剛史は「ハンカチ世代」の外野手。
甲子園で斎藤佑樹と対戦しています。
三拍子の揃った注目株である。
そろそろ一軍に上がっていい頃だと思うけど…。

ヤクルトは8番・衣川が右直。二死2塁。
9番・山本は三ゴロで無得点。

3回表。
楽天は8番・山本が四球。
9番・松井宏がバント成功。一死2塁。
1番・阿部は三遊間に流し打ち。
ショート山田哲人の三塁送球はぎりぎりセーフ。一死1、3塁。
2番・内村が左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<ヤクルト 2−1 楽天>

阿部俊人は2打席連続安打である。
三拍子が揃った内野手で、昨年の世界大学野球選手権にも出場していた。
第1、第2打席とバットコントロールの上手さを感じましたね。
内村賢介は昨年111試合に出場し、3割を超す打率を残した。
小柄な身体でしかも屈んで構える。
バットを短く持って、しつこくくらいつく打者である。
見るからにいい選手だけど、星野仙一監督には評価されていないらしい。

楽天は3番・川口が四球で一死満塁。
4番・中川が左前タイムリー安打。
二者が生還してなお一死1、2塁。
<楽天 3−2 ヤクルト>
5番・丈武は遊ゴロ併殺で攻撃終了。

3回裏。
ヤクルトは1番・山田が中直。
2番・荒木は左飛。
内村賢介が俊足を飛ばして、ライン際の当たりを好捕した。
3番・中尾が左飛で三者凡退。

4回表。
楽天は6番・伊志嶺が二ゴロ。
7番・西田は捕邪飛。
8番・山本が遊ゴロで三者凡退。

4回裏。
ヤクルトは4番・宮出が中前安打。
5番・森岡は右前安打。無死1、2塁。
6番・雄平が右飛。三塁走者がタッチアップして一死1、3塁。
7番・上田は二ゴロ。
阿部俊人が一、二塁間の当たりに良く飛びついたが二封のみ。
三塁走者が生還してなお二死1塁。
<ヤクルト 3−3 楽天>
上田は井坂亮平の一塁牽制に引っ掛かってタッチアウト。

5回表。
楽天は9番・松井宏が右飛。
1番・阿部は中直。
2番・内村が三飛で三者凡退。

5回裏。
楽天はこの回から二番手投手に土屋朋弘を起用する。
土屋はシティライト岡山からドラフト5位で加入して2年。
178cm・70kgの右スリークォーターである。
腕を伸ばさずに丸め気味で小さく振る変則派だ。
プレートの3塁側を踏み足を外回りさせ「横の角度」を使う。
内外角を突いて揺さぶろうという狙いに見えた。
ただ制球の緻密さが足りない。
速球が目測で140キロ前後。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブを投げていた。

ヤクルトは8番・衣川が右飛。
9番・山本は遊ゴロ。
1番・山田が中前安打。二死1塁。
山田は次打者の2球目に二盗成功。二死2塁。
2番・荒木は四球。二死1、2塁。
3番・中尾も四球。二死満塁。
4番・宮出が中前タイムリー安打。二死1、3塁。
<ヤクルト 5−3 楽天>
5番・森岡は二飛で攻撃終了。

6回表。
楽天は3番・川口が二飛。
4番・中川は中前安打。一死1塁。
5番・丈武が二ゴロ。二死2塁。
6番・伊志嶺は二塁の頭上を軽く越す右前安打。
中川が二塁から生還してなお二死1塁。
<ヤクルト 5−4 楽天>
7番・西田が二ゴロで攻撃終了。

6回裏。
楽天は三番手投手に松本輝を起用する。
松本は熊本工業高出身でプロ16年目のベテラン投手。
180cm・80kgの右スリークォーターだ。
高校の頃はしなやかな腕の振り、ダイナミックなフォームが印象的だった。
今は腕がやや下がって、振りもコンパクトである。
スタンスが狭く身体が前に「突っ込む」MLB風のフォームになった。
長き時を経て「柔」から「剛」にモデルチェンジをしてる。
なお打者がいなくてもセットポジションだ。
速球は140キロ以上出ていたと思う。
変化球はシュート、スライダー、チェンジアップを投げていた。

ヤクルトは6番・雄平が左前安打。
7番・上田はバント成功。一死2塁。
8番・衣川の4球目に松本輝が暴投。一死3塁。
衣川は四球。一死1、3塁。
代打・藤本敦士が捕邪飛。二死2、3塁。
1番・山田は遊ゴロで無得点。

7回表。
ヤクルトは二番手投手に佐藤賢を起用する。
佐藤は明治大出身の29才。
177cm。88kgの左スリークォーターである。
ただ大学の時より腕が上がったな。
彼も必ずセットポジションで投げる。
速球が目測で130台後半くらい。
変化球はスライダー、シンカー、カーブあたりかな?

楽天は8番・山本が内角低め速球で見逃し三振。
9番・松井宏が四球。
1番・阿部はバント成功。二死1塁。
2番・内村が見逃し三振で3アウト。

7回裏。
ヤクルトは2番・荒木が三ゴロ。
3番・中尾は二飛。
4番・宮出が外角速球で見逃し三振。三者凡退。

8回表。
楽天は3番・西村弥が遊ゴロ。
4番・中川は二ゴロ。
5番・中谷仁が中前安打。二死1塁。
6番・伊志嶺は四球。二死1、2塁。

ヤクルトはここで佐藤賢が降板。
三番手投手に吉川昌宏を起用する。
吉川は亜細亜大、ローソンを経て03年にドラフト8位で入団した32才。
173cm・80kgの右横手投げである。
楽天は7番・西田が二飛で無得点。

8回裏。
ヤクルトは5番・森岡が中飛。
6番・雄平は四球。一死1塁。
7番・福川将和がエンドランから右前安打。
松井宏次から素晴らしい返球が来て三塁タッチアウト。二死1塁。
8番・川成晃は二ゴロで無得点。

9回表。
ヤクルトは四番手投手に松井光介を起用する。
松井は亜細亜大、JR東日本出身。
06年に大社ドラフト3巡目でプロ入りした32才だ。
171cm・82kgの右上手投げである。
江戸川南シニア、横浜高で松坂大輔の2年先輩だ。
高3の時は外野手だったが丹波慎也の急逝によりエースとなった。
速球が目測で140キロ前後。
変化球はフォーク、チェンジアップ、スライダーあたりを投げていた。
あともしかしてシュートがあったかな?

楽天は8番・山本が三邪飛。
9番・松井宏は見逃し三振。
1番・阿部が左飛で三者凡退。
松井光介がしっかりリリーフしてヤクルトが楽天を下した。

印象に残ったのはヤクルトの山田哲人。
4打数2安打で盗塁も決めた。
守備も高卒1年目としては最高級でしょう。
確かにドラフト1位の価値がある才能だ。

安打   113 002 010 8 四
楽天  ┃002|001|000┃4 4
ヤクルト┃200|120|00×┃5 4
安打   210 221 01  9

ヤクルト:○山本斉、佐藤、吉川、松井
楽天:井坂、●土屋、松本


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2011年04月06日

ウエスタン 中日×ソフトバンク

今日は名古屋に出掛ける。
瑞穂陸上競技場で「AFCチャンピオンズリーグ」があった。
ただせっかく遠出をするのに1試合で帰ってくるのは勿体ない。
私の貧乏性が頭をもたげた。

それならナゴヤ球場に寄っていこう。
12球団最高の「二軍用球場」だ。
名古屋から一駅の尾頭橋駅より徒歩7,8分。
1996年まで中日の一軍が本拠地として使っていた。
今は外野スタンドなどが撤去され「二軍仕様」に改築されている。
昨年のリニューアルで古さ、椅子の窮屈さも解消された。
電光掲示板、スピードガンも用意され「必要にして十分」な設備だ。
照明が撤去されているので試合開催は必ずデーゲーム。
予定を調べるとちょうどソフトバンク戦が入っている。
12時半開始だから夜のサッカーと掛け持ち可能だ。
始発に乗れば鈍行の乗り継ぎで試合開始に間に合う。

駅を降りると「仲間」らしい人が多い。
年配の男性が球場への行き方を聞いている。
駅員は「この人たちに付いていけば大丈夫」と太鼓判を押していた。
平日の二軍戦なんてほとんど無人が相場だけど中日は違う。
球場に入るとネット裏は7割近い入りだ。
年配男性という「固定票」だけでなく若い女性もいる。
今日は特に子供が多かった。
春休みだし、小中学生は入場料が300円。
近所のプールへ行く感覚なんだろう。
「寒さ対策」をしたら逆効果だった。
20度に迫るか超すほどの陽気である。
スタンドではカキ氷が飛ぶように売れていた。

ソフトバンクホークス
1番 左 中村晃   21才 左左 176/81 帝京高
2番 中 長谷川勇也 26才 右左 178/83 専修大
3番 一 江川智晃  24才 右右 180/83 宇治山田商高
4番 三 小斉祐輔  27才 右左 178/86 東農大生産学部
5番 捕 田上秀則  31才 右右 178/83 中日ドラゴンズ
6番 右 柳田悠岐  22才 右左 187/89 広島経済大
7番 遊 仲澤忠厚  28才 右右 180/79 中日ドラゴンズ
8番 二 李杜軒   22才 右右 175/81 岡山・共生高
9番 投 小椋真介  30才 左左 181/84 福工大城東高

中日ドラゴンズ
1番 中 藤井淳志  29才 右両 182/81 NTT西日本
2番 遊 吉川大幾  18才 右右 175/70 PL学園高
3番 右 堂上剛裕  25才 右左 183/85 愛工大名電高
4番 三 福田永将  22才 右右 181/80 横浜高
5番 左 平田良介  23才 右右 177/88 大阪桐蔭高
6番 一 中田亮二  23才 右左 171/107 亜細亜大
7番 二 堂上直倫  22才 右右 184/82 愛工大名電高
8番 捕 小田幸平  34才 右右 180/84 読売ジャイアンツ
9番 投 吉見一起  28才 右右 180/78 トヨタ自動車


両チームのスタメンに微妙な違和感がある。
中日の先発投手が何と吉見一起だ。
3年連続10勝超のエース格。
09年には16勝9敗でセ・リーグの最多勝を獲得した。
今季は右肘手術の影響で調整が遅れているらしいけど…。
これほどの大物をネット裏からじっくり見られるのは貴重である。
ソフトバンクも長谷川勇也、田上秀則と一軍級が名を連ねる。

1回表。先攻はソフトバンク。
1番・中村が左邪飛。
2番・長谷川は中前安打。一死1塁。
3番・江川が右前安打。一死1、2塁。
4番・小斉はスライダーで空振り三振。二死1、2塁。
5番・田上が1−1からレフトスタンドに3ラン本塁打。
<ソフトバンク 3−0 中日ドラゴンズ>
6番・柳田はライト線を破る単打。二死1塁。
柳田は次打者の初球に二盗成功。二死2塁。
7番・仲澤が右飛で攻撃終了。

柳田悠岐が二盗を決めると、
すかさずスタンドから「前田なら刺してたぞ!」と野次が飛んだ。
二軍戦の楽しさはこういう「参加意識」ですよね。
熱心なファンが「選手に声の届く距離」で見守っている。
リアクションが盛んで、辛辣さの中に愛情がある。

中日の先発は吉見一起。
右上手の技巧派である。
ノーワインドアップ投法が特長だ。
今日は速球が137〜42キロ。
この速度帯でシュート、カット系の球筋もある。
変化球はシンカーが131〜35キロ。
スライダーが126〜32キロ。
フォークが125〜28キロ。
チェンジアップが114〜24キロだ。
調整不足もあって球威は物足りなかった。
ただボールの「切れ」「紛らわしさ」は半端ない。
変化球が小さくて、打者の手元ぎりぎりで動く。
右、左と両側に動かすことができる。
左右のコースを突く制球力も抜群だ。
同じような「デザイン」を持った技巧派投手は他にもいる。
ただ吉見は変化球の「細かさ」が一枚も二枚も上手だと思った。
「本物のプロ」をじっくり見られて私も幸せである。

1回裏。後攻はソフトバンク。
1番・藤井が遊ゴロ。
2番・吉川は二ゴロ。
3番・堂上剛が三ゴロで三者凡退。

ソフトバンクの先発は小椋真介。
左上手の本格派である。
球威は早くから評判だったけど、
一軍定着は20台も後半になってから。
昨年は1軍で24試合に登板。
20試合に先発し、4勝8敗という成績を挙げている。
速球が常時で143〜46キロ。
本日のMAXは148を記録した。
左でこれだけ速いのは貴重に違いない。
変化球はシンカーが125〜31キロ。
スライダーが119〜24キロ。
カーブが106〜12キロ。
球威はあるけど速球が高めに浮く。
制球は見るからにイマイチである。
あと開きの早い、タメのないフォームですね。
ただ今日は程よい荒れ具合で中日打線を手玉に取った。

2回表。
ソフトバンクは8番・李が遊ゴロ。
中日のショートは吉川大幾。
PLからドラフト2位で入団した高卒新人である。
高校の時は縁が無く、プレーを見るのは初めてだった。
初回の走塁、2回の守備と注目してチェックする。
思ったほど足が速くないし、身のこなしも思ったほどじゃないなと…。
この第一印象が残念ながら試合中に的中してしまう。

なおソフトバンクは9番・小椋は左飛。
1番・中村が中直で三者凡退。

2回裏。
中日は4番・福田がレフト線を破る二塁打。
5番・平田は遊ゴロ。一死2塁。
6番・中田が左直。二死2塁。
中田亮二が打席に入ると四方八方から「ぶーちゃん!」の声援が飛ぶ。
八百長に失望した相撲ファンが代わりに彼を応援しているのかな?(嘘)
なお中日は7番・堂上直は左飛で3アウト。

3回表。
ソフトバンクは2番・長谷川が内角速球で見逃し三振。
3番・江川は遊ゴロ。
真正面の平凡なゴロだったけど吉川大幾が失策。一死1塁。
江川は次打者の2球目に二盗。
捕手の二塁送球を吉川が後逸…。一死3塁。
吉川大幾が立て続けのミスで走者を3塁に進めてしまう。
しかしこの回は吉見一起が粘った。
ソフトバンクは4番・小斉が投ゴロ。二死3塁。
5番・田上が二飛で無得点。

3回裏。
中日は8番・小田が中前安打。
9番・吉見はバント。
投前の小飛球となって投ゴロ併殺。
一塁走者の小田はボールから目を切ったのか二塁に走らない。
小田はネット裏からの集中砲火を浴びる(笑)
1番・藤井が三ゴロで3アウト。

4回表。
ソフトバンクは6番・柳田が三飛。
7番・仲澤は左中間を破る二塁打。一死2塁。
「元中日」がよく打ちますね。
仲澤に加えて先制3ランの田上秀則も元中日OBである。
8番・李が中飛。二死2塁。
9番・小椋はフォークで空振り三振。3アウト。

4回裏。
中日は2番・吉川が148キロの速球で見逃し三振。
ここは「見逃しははいかんぞ」「バット振れバット!」と教育的指導が飛ぶ…。
3番・堂上剛は右越えの二塁打。一死2塁。
4番・福田が中直。二死2塁。
5番・平田は敬遠気味の四球。二死1、2塁。
6番・中田が遊ゴロで無得点。

5回表。
ソフトバンクは1番・中村が死球。無死1塁。
2番・長谷川はエンドランから中飛。一死1塁。
3番・江川の3球目に中村が二盗。一死2塁。
ネット裏から小田幸平に「ノーバンで投げろ」と…。
今日はちょっと走られすぎていた。
ソフトバンクは江川が二邪飛。二死2塁。
4番・小斉は中前タイムリー安打。二死1塁。
<ソフトバンク 4−0 中日>
5番・田上が左前安打。二死1、2塁。
6番・柳田は一ゴロで攻撃終了。

5回裏。
中日は7番・堂上直が投ゴロ。
8番・小田は右飛。
代打・小林高也が四球を選ぶ。二死1塁。
小林は背番号211番。育成枠である。
1番・藤井は遊ゴロ。仲澤友厚がお手玉して二死1、2塁。
代打・松井佑介も四球で二死満塁。
3番・堂上剛の2球目に小椋真介が暴投。
三塁走者が生還してなお二死2、3塁。
<ソフトバンク 4−1 中日>
堂上剛は左飛で攻撃終了。
小椋真介は荒れ始めていたけど、最小失点で踏ん張った。

6回表。
中日はこの回から二番手投手に眦臂擁燭魑用する。
眦腓歪覽高からドラフト4位で加入して3年目。
175cm・80kgの右上手投げである。
球数が少なく、スピードガンの表示が不調だったので速球の球速は不詳。
140中盤くらいは出るだろう。
変化球は横スラが132〜35キロ。
これが素晴らしい切れだった。
フォーク系の縦変化が120キロ台前半。

ソフトバンクは7番・仲澤が右邪飛。
8番・李がスライダーで空振り三振。
9番・小椋は打ち気なく見逃し三振。

6回裏。
中日は4番・福田がライト線を破る二塁打。
5番・平田は外角速球に押されて空振り三振。一死2塁。
6番・中田が遊ゴロ。二死2塁。
中田はバットコントロールが上手く、
タイミングを外されても「乗せる」技がある。
ただどうも器用に追っ付け過ぎて、
「強い打球を飛ばす」部分が物足りなかった。
せっかくの117キロを生かしていない。
なお中日は7番・堂上直が中飛で無得点。

7回表。
中日はこの回から三番手投手に小林正人を起用する。
小林は東海大からプロ入りして9年目の31才。
181cm・86kgの左横手投げである。
速球が130キロ前後。
小さく沈むシュート125〜31キロ。
ほぼ全球がシュートだった。
他にスライダーが110キロ強かな?

ソフトバンクは1番・中村が一ゴロ。
ちなみに中村晃は朝霞第二中の卒業生だ。
ついさっき投げていた高島祥平の1年先輩に当たる。
私は6回表の攻撃で「誰か出塁しないかな」と願っていた。
三者凡退しなければ先輩後輩の対決を見られた!
現巨人の中里篤史もここのOBである。
朝霞二中が「現役選手を最も多く輩出した野球部」ってご存知でした?
サッカー部ではないけどガンバ大阪の中澤聡太もここの卒業生です。

ソフトバンクは2番・長谷川が見逃し三振。
3番・江川が遊ゴロで三者凡退。

7回裏。
中日は代打・赤坂和幸が四球を選ぶ。無死1塁。
9番・谷哲也が左前安打。無死1、2塁。
小椋真介は「怪我」とアナウンスがありここで降板。
ソフトバンクは二番手投手に高橋徹を起用する。
高橋は横浜創学館高の7年目。
183cm・80kgの右上手投げである。
速球が130台中盤。
変化球はよく分からなかったけどスライダーが110台中盤かな?

中日は1番・藤井がバント失敗。
三塁フォースアウトで一死1、2塁。
代打・野本圭は一ゴロ。
江川智晃の二塁送球が乱れて二死1、3塁。

「吉川!名誉挽回だ」という声援が飛んだけど、
ここで代打を出されてしまった。
中日は二軍も内野手の層が厚い。
谷哲也、岩崎恭平といった「準一軍レベル」のショートがいる。
将来性が高いにしても差が有り過ぎますね。
西武なら我慢してあのレベルを使うかもしれない。
ただ中日の二軍はそういう「甘さ」がないから…。
吉川大幾はしんどいと思うけど耐えて欲しいな。

なお中日は3番・堂上剛が左飛で3アウト。
走者を出しつつホームが遠い。

8回表。
中日はこの回から四番手投手に矢地健人を起用する。
矢地は高岡法科大出身の2年目。
180cm・68kgの右スリークォーターである。
昨年は育成枠の新人ながら入団直後に支配下登録。
1軍登板もあった。
速球が常時で140キロ台中盤。
スライダーが125,6キロ。
シンカーが122,3キロ。

ソフトバンクは4番・小斉が二ゴロ。
5番・田上は中飛。
代打・森本学が中飛で三者凡退。

8回裏。
ソフトバンクはこの回から三番手投手に金無英を起用する。
金は09年に加入した25才。
韓国出身で高校、大学、アイランドリーグと日本でのプレーが長い。
180cm・82kgの右上手投げである。
速球が130台中盤。
カット、ツーシームが130キロ強。
スローカーブも投げていた。

中日は4番・岩崎恭平が四球を選ぶ。無死1塁。
5番・中村一生は右飛。一死1塁。
6番・中田がエンドランから二ゴロ。二死2塁。
7番・堂上直は三邪飛で無得点。

9回表。
中日はこの回から五番手投手に金剛弘樹を起用する。
金剛は立正大、社会人を経て05年に加入して7年目。
32才。181cm・83kgの右上手投げである。
ファームの守護神として活躍しつつ1軍でなかなか出番が無い。
リリーフ不足に悩む某球団ファンとして喉から手が出るほど欲しい(笑)
今日の球速は速球が140キロ強。
フォークが128〜30キロ。
スライダーが120キロ前後。
カーブが110キロ前後。

ソフトバンクは7番・仲澤がフォークで空振り三振。
8番・李が左飛。
代打・中原恵司がフォークで空振り三振。

9回裏。
ソフトバンクは今回から四番手投手に柳川洋平を起用する。
柳川は平塚学園から04年にENEOS入り。
3年で退社後は西多摩倶楽部、福井ミラクルエレファンツでプレーした。
09年に育成枠で指名されて現在25才。
183cm・86kgの右上手投げである。
全く初めてみた投手だけど「発見」だった。
速球が139〜44キロ。
ツーシームが135〜37キロ。
高速でしかも鋭く沈んでいた。
他にスライダーが120キロ中盤。
フォーク、チェンジ系の落ちる球がが116〜19キロ。
「ばらつき」はあったけど、どの球種も質が高い!

中日は8番・松井雅人が3球で見逃し三振。
9番・谷は三ゴロ。
1番・藤井が一ゴロで三者凡退。

ここで試合終了。
ソフトバンクが4投手の継投で中日打線を1点に封じて快勝した。

安打     400 120 000 7 四 失
ソフトバンク┃300|010|000┃4 1 1
中日    ┃000|010|000┃1 4 2
安打     011 101 100 5

中日:●吉見、眦隋⊂林正、谷地、金剛
ソフトバンク:○小椋、高橋、金、柳川


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2011年03月03日

オープン戦 巨人×西武

久しぶりに野球を見に行く。
ほぼ5ヶ月ぶりである。
アウグス党の後援者?からチケットを貰った。
巨人×西武の自由席である。
会場は東京ドーム。2日と3日で選べた。
昨日なら澤村拓一、菊池雄星、大石達也を見られたのに!
私はあいにく西方へ出掛けていて東京にいなかった…。

後楽園ホール脇のデッキを歩いてドームに向かう。
「回らない観覧車」が見える。
あの死亡事故からまだ営業停止中なんですね。
静まり返った遊園地と対照的に球場内は賑やかだった。
オープン戦は自由席の範囲が広い。
外野に加えて内野の一部、アッパーデッキも同じ席種だ。
一番客の多い時間帯には上層部も7、8割埋まっていた。
読売がかなり招待券を配っていたようですね。

今日は両応援団が鳴り物を使わず、手拍子と声の応援だった。
どういう経緯なんだろう?球団から要請があったのかな?
プロ野球は金管楽器だからまだいい。
都市対抗は隣の人と会話ができないんです!

読売ジャイアンツ
1番 右 長野久義  右右 26才 180/80 Honda
2番 二 脇谷亮太  右左 29才 176/74 NTT西日本
3番 遊 坂本勇人  右右 22才 184/75 光星学院高
4番 指 ラミレス  右右 36才 180/86 ヤクルト
5番 一 小笠原道大 右左 37才 178/83 日本ハム
6番 捕 阿部慎之助 右左 31才 180/97 中央大
7番 左 高橋由伸  右左 35才 180/87 慶應義塾大
8番 三 ライアル  右右 27才 188/91 ダイヤモンドバックス
9番 中 松本哲也  左左 26才 168/64 専修大
   投 バニスター 右右 30才 185/98 ロイヤルズ

西武ライオンズ
1番 二 浅村栄斗  右右 20才 181/78 大阪桐蔭高
2番 中 秋山翔吾  右左 22才 183/83 八戸大
3番 三 中島裕之  右右 28才 180/90 伊丹北高
4番 一 中村剛也  右右 27才 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 ブラウン  右左 32才 183/98 ドジャース3A
6番 左 高山久   右右 29才 177/84 九州学院高
7番 右 大島裕行  右左 29才 180/85 埼玉栄高
8番 捕 銀仁朗   右右 23才 180/93 平安高
9番 遊 原拓也   右左 26才 175/78 関東学院大
   投 涌井秀章  右右 24才 185/85 横浜高


巨人は新外国人選手2名を起用している。
8番のラスティ・ライアルは昨年MLBで104試合に出場。
打率.261、3本塁打、11打点を記録している。
ブライアン・バニスターも通算37勝の現役メジャー選手。
メジャーの「先発ローテーション級」だった投手だ。
ちなみに2人とも父親も日本球界経験者である。
しかし巨人の打線は凄いな…。

1回表。先攻は西武。
二死無走者から3番・中島が左前安打。二死1塁。
4番・中村は左飛に倒れて無得点。

ブライアン・バニスターは好印象だった。
テイクバックが小さくて、無駄な力も入ってない。
コントロールのつけやすい、実践的なフォームだと思う。
球威は平凡だけど、序盤は低めにしっかり制球されていた。
ボールを細かく「動かす」技もある。
球速は速球が130台中盤〜42キロ。
カット、ツーシームが130キロ台中盤。
チェンジアップが110台後半かな?

1回裏。後攻は巨人。
1番・長野が右前安打。
2番・脇谷はバントを2つ失敗。
しかし6球目に長野が二盗成功。
更に脇谷の中飛で長野タッチアップ。一死3塁。
3番・坂本は中犠飛。
<読売ジャイアンツ 1−0 西武ライオンズ>
4番・ラミレスが右飛で3アウト。

西武の先発は涌井秀章。
彼については説明不要だろう。
ルックスはともかく実績はダルビッシュ有と遜色のない右腕だ。
今日は速球系が139〜45キロ。
この速度帯でシュート系の球種もあった。
変化球はスライダー、フォークが130キロ前後。
チェンジアップが125〜29キロ。
カーブが110キロ台後半。
初回は制球が乱れて「3ボール」にしていた。
ただ彼レベルだと「ぎりぎりを狙って外れた」のだろう。

2回表。
西武は二死から7番・大島が左前安打。
8番・銀仁朗が空振り三振で無得点。

2回裏の巨人は三者凡退。

3回表。
西武は9番・原が遊ゴロ失策で生きる。無死1塁。
1番・浅村は初球の高めストレートを強振。
「打った瞬間」のライナーをレフトスタンドに突き刺した。
<西武ライオンズ 2−1 読売ジャイアンツ>
浅村栄斗(ひでと)はプロ3年目の注目株。
昨年は1軍で30試合に出場し、本塁打も2本放った。
一目で身体が大きくなりましたね。
打球の勢いからも「パワーアップ」が感じ取れた。
これで中島裕之も安心してアメリカに行ける(笑)

西武は更に2番・秋山が中前安打。無死1塁。
3番・中島はエンドランから右直。
秋山翔吾が戻れず併殺。二死走者なし。
4番・中村が遊ゴロで3アウト。

3回裏。
巨人は一死から9番・松本は中前安打。
松本は秋山翔吾のファンブルを見て二塁を狙うがタッチアウト。
1番・長野がカーブで空振り三振。3アウト。

4回表。
西武は一死から6番・高山は左中間を破る二塁打。
7番・大島が左前安打。
高山は二塁から本塁を突いてタッチアウト。
大島が二進して二死2塁。
8番・銀仁朗の初球にバニスターが暴投。二死3塁。
銀仁朗は遊ゴロで無得点。

4回裏。
西武はこの回から二番手投手に野上亮磨を起用する。
野上は神村学園高、日産自動車出身の23才。
177cm・68kgの右上手投げである。
今日は速球が134〜38キロ。
スライダー、フォークが122〜26キロ。
カーブが100キロ台後半。
よく言うと癖がない。悪く言うと売りの弱い投手。

巨人は2番・脇谷が二ゴロ。
3番・坂本は三ゴロ。
4番・ラミレスが左前安打。二死1塁。
5番・小笠原は二ゴロで3アウト。
野上が内野ゴロを3本打たせた。

5回表。
西武は一死から1番・浅村が中前安打。
2番・秋山は中前安打。一死1、2塁。
3番・中島が左直。二死1、2塁。
4番・中村はレフト線を破るタイムリー二塁打。なお2、3塁。
<西武ライオンズ 3−1 読売ジャイアンツ>

巨人はここでバニスターが降板。
バニスターは回を経るに従って制球が散ってしまっていた。
二番手投手には須永英輝を起用される。
オビスポとのトレードで日ハムから巨人入りした。
浦和学院高出身の25才。
182cm・81kgの左スリークォーターだ。
速球が136〜40キロ。
スライダー系が120キロ前後。

5番・ブラウンの2球目に須永が暴投する。
秋山が三塁から生還してなお二死3塁。
<西武ライオンズ 4−1 読売ジャイアンツ>
ブラウンは四球で二死1、3塁。
6番・高山の初球に須永が再び暴投…。
中村が生還してなお二死2塁。
<西武ライオンズ 4−1 読売ジャイアンツ>
高山も四球で二死1、2塁。
7番・大島は遊ゴロでようやく攻撃終了。
須永が暴投、四球を2つずつと大荒れ…。

5回裏。
巨人は6番・阿部が四球。
7番・高橋はスライダーで空振り三振。一死1塁。
8番・ライアルがフォークで空振り三振。二死1塁。
9番・松本は四球。二死1、2塁。
1番・長野のカウント0−2。
代走の亀井義行が牽制球に釣り出されてセカンドタッチアウト!
野上亮磨は2四球と危なっかしかったけど…。
亀井義行のボーンヘッドに助けられた。

6回表。
巨人は三番手投手に藤井秀悟を起用する。
藤井は今治西高、早稲田大出身の33才。
175cm・86kgの左腕である。
速球が134〜39キロ。
スライダーが120台前半かな?

西武は8番・銀仁朗が見逃し三振。
9番・原は一ゴロ。
1番・浅村が中飛で三者凡退。

6回裏。
西武は三番手投手にアレックス・グラマンを起用する。
グラマンは在日6年目の33才。
193cm・91kgの左腕投手である。
2007年、08年は抑えの切り札として大活躍した。
ただ09年序盤に肩を痛めて手術。
ほぼ丸2年を棒に振って、今季に再起を期している。
球速は速球が135〜39キロ。
スライダー、チェンジアップが120キロ台中盤。
速球の威力、伸びは感じなかった。
ただ腕が長くてタイミングを取り難そう。
あと低めにボールが来ていた。

巨人は1番・長野が二ゴロ。
2番・脇谷は投ゴロ。
3番・坂本が三ゴロで三者凡退。
グラマンが「ゴロを打たせる投球」で1イニングをキッチリ抑えた。

7回表の西武は1四球のみで無得点。

7回裏。
西武は四番手投手に長田秀一郎を起用する。
長田は鎌倉学園高、慶應義塾大出身の30才。
178cm・80kgの右上手投げである。
速球が141〜44キロくらい。

巨人は4番・ラミレスが中直。
5番・小笠原は左飛。
6番・亀井が中飛で三者凡退。
外野フライ3本。投手のスタイルが出ますね。

8回表。
西武は先頭の6番・熊代聖人が中前安打。
「今治西高の12年先輩」からプロ初安打を放った(笑)
7番・斉藤彰吾が三飛。
8番・銀仁朗はエンドランから遊ゴロ。二死2塁。
代打・片岡易之が中越えタイムリー二塁打。中継が乱れて三進。
<西武ライオンズ 6−1 読売ジャイアンツ>
代打・林遼は捕邪飛。3アウト。

8回裏。
西武は五番手投手に小野寺力を起用する。
小野寺は常磐大出身の29才。
188cm・95kgの右上手投げである。
速球が141〜45キロ。
フォークが130キロ台中盤。

巨人は7番・矢野が二直。林遼が好捕した。
8番・鶴岡は捕邪飛。
9番・松本が中前安打。二死1塁。
1番・紺田敏正は右前安打。二死1、3塁。
2番・円谷が右直。
斉藤彰吾が背走してグラブに収めた…。
と思ったらポロリとこぼして記録は失策。
二者が生還してなお二死2塁。
<西武ライオンズ 6−3 読売ジャイアンツ>
3番・藤村は一ゴロで3アウト。

9回表。
巨人は五番手投手にレビ・ロメロを起用する。
ロメロはベネズエラ出身の26才。
196cm・94kgの右上手投げである。
身体の使い方、腕の振りがダイナミックで迫力を感じた。
「外旋」を活用して長い腕をしっかり振れている。
速球が140台。
変化球は2種類かな?
球速帯が122〜32キロ。
チェンジアップ、スライダーあたりだと思う。

西武は二死無走者から4番・中村が143キロの速球を強振。
右中間最前列に飛び込むソロ本塁打。
<西武ライオンズ 7−3 読売ジャイアンツ>
東京ドームの右中間が狭いとはいえ、あの弾道で放り込むのはさすが。
5番・ブラウンは空振り三振で3アウト。

9回裏。
西武は五番手投手に松永浩典を起用する。
松永は長崎海星高、三菱重工長崎出身の27才。
175cm・77kgの左腕投手である。
腕が下がって完全なサイドハンドになりましたね。
速球が131,2キロ。
スライダーが117,8キロ。
シンカー、チェンジ系も投げていた。
星野智樹みたいにワンポイントで活路を見出すようかな?

巨人は代打・鈴木尚広が右前安打。
代打・加治前は二飛。
6番・亀井が投ゴロ併殺で三者凡退。

安打 112 230 121 12 四 失
西武┃002|030|011┃7 3 1
巨人┃100|000|020┃3 2 2
安打 101 100 021 6

巨人:●バニスター、須永、藤井、ロメロ
西武:○涌井、野上、グラマン、長田、小野寺


試合のボックススコアはこちらでどうぞ。

西武ファンにとっては愉快な試合でした。
この打線を抑えた澤村拓一はいい投手かも(笑)

浅村栄斗はオープン戦4試合で打率.471。本塁打も2本打っている。
高校の時から「こいつは凄い」と思っていた選手である。
守備も上手いですからね。未だになぜ彼がドラフト3位で取れたか分からぬ…。
秋山翔吾の打撃はパンチ力を感じた。
打球が速くて強いライナーを弾き返せる。
西武はスタンスを広くして強く振るスタイルが多い。
秋山は身体の強さがあるし「振り切る打撃」でブレイクするかも。
変化球への適応力は分からないけど、速い球は打てそうですね。

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2010年08月11日

ウエスタンリーグ オリックス×広島

甲子園の第3試合を捨ててこちらに来ました。
東海大相模は昨秋に4回も見たから充分。
「横手投げの一二三慎太」を生で確かめたかったけど…。
それ以上に足を運びたい試合があった。
甲子園から阪神、阪急、JR、神戸電鉄を乗り継いで移動した。
二郎駅から北神戸田園スポーツ公園まで徒歩約15分。
なかなか素敵なハイキングコースである。
前も書いたけど神戸といいつつ港の風情は全くない(笑)

日本のスポーツにどういう才能がいるか?
私が追求するテーマは結局それなんだろう。
有名な選手、評価の固まっている選手を見て得るものは確かにある。
ただ俺は情報の少ない穴場から「発見」するのが好きだ。
プロ野球の二軍戦はまさに穴場である。
甲子園は3万も4万も入って盛り上がっている。
大学野球の有望選手もドラフト候補として記事になる。
でも一旦プロに入ると大半が私達の「視界」から消える。
一軍の試合に戻ってくるまでほとんど報道されない。

今年も二軍12球団を全て見ようと思い立った。
最後の2球団がオリックスと広島。
8月の北神戸3連戦で見ると以前から決めていた。
この球場は去年「岡田貴弘」を見に来たな。
どでかい一発を見て私は彼の才能を確信した。
まぁ翌年に本塁打王争いで首位に立つとは想像してなかったけど(笑)

オリックスバッファローズ
1番 右 大村直之  34才 右左 173/72 ソフトバンク
2番 遊 大引啓次  26才 右右 178/80 法政大
3番 指 セギノール 35才 右両 194/92 米独立リーグ
4番 三 ラロッカ  37才 右右 181/81 ヤクルト
5番 中 由田慎太郎 29才 左左 175/75 早稲田大
6番 左 濱中治   32才 右右 179/81 阪神タイガース
7番 一 喜田剛   30才 右左 183/85 広島東洋カープ
8番 捕 辻俊哉   32才 右右 178/82 千葉ロッテ
9番 二 柴田亮輔  23才 右左 183/79 愛工大名電高
   投 中山慎也  28才 左左 182/82 JR東海

広島東洋カープ
1番 中 丸佳浩   21才 右左 177/80 千葉経大附高
2番 二 小窪哲也  25才 右右 175/78 青山学院大
3番 一 田中彰   27才 右右 187/86 オリックス
4番 指 會澤翼   22才 右右 177/80 水戸短大附高
5番 右 フィオ   27才 右左 185/86 オリオールズ3A
6番 左 井生崇光  29才 右右 179/80 東筑高
7番 三 堂林翔太  18才 右右 183/81 中京大中京高
8番 捕 白濱裕太  24才 右右 180/85 広陵高
9番 遊 安部友裕  21才 右左 181/80 福工大城東高
   投 宮充登  31才 右右 181/80 ホンダ鈴鹿


オリックスはスタメンの平均年齢が30才超。
二軍離れした大物が揃う。
昨日なんてここに日高剛が入っていた。
大金を投じて強化した甲斐がありましたね。
現在ウエスタンリーグの首位に立っている。
さぞかし一軍も強いんだろう。

1回表。先攻は広島。
1番・丸が空振り三振。
2番・小窪も空振り三振。
3番・田中は死球で二死1塁。
4番・會澤翼が二飛で3アウト。

オリックスの先発は中山慎也。
左上手の技巧派である。
速球は目測で常時130キロ台中盤。
変化球がスライダー、チェンジアップ、カーブ。
チェンジアップはシュートしながら沈む。
右打者の外角ぎりぎりに決まって空振りを奪える。
スライダーと合わせて「左右に滑らせる」組み立てが有効だ。
二軍では今季16試合目の登板。
先発を任されて5勝8敗、防御率3.78という成績だ。

1回裏。後攻はオリックス。
1番・大村が右前安打。
2番・大引は中前安打。無死1、2塁。
3番・セギノールが一ゴロ併殺打。二死3塁。
4番・ラロッカは三ゴロで無得点。

広島の先発は宮充登。
右上手の標準型である。
直球が目測で140キロ前半。
ただ変化球の使用頻度が多い。
球種はスライダー、シュート、カーブ、フォークかな?
二軍では今季既に22試合の登板。防御率が4.66だ。

2回表。
広島は5番・フィオが中飛。
6番・井生はチェンジアップで空振り三振。
7番・堂林がカーブで空振り三振。

2回裏。
オリックスは5番・由田は左飛。
6番・濱中が三ゴロ。
7番・喜田剛が一ゴロで三者凡退。

3回表。
広島は8番・白濱がソロ本塁打。
流し打ちが風に乗ってライトスタンドへ…。
<広島 1−0 オリックス>
9番・安部はカーブで見逃し三振。
1番・丸が一ゴロ。
2番・小窪は中前安打。
3番・田中がチェンジアップで空振り三振。
中山慎也は3回で6奪三振。
遠目には大したボールに見えないんだけど…。

3回裏。
オリックスは8番・辻が左中間にソロ本塁打。
<オリックス 1−1 広島>
9番・柴田は一ゴロ。
1番・大村が投ゴロ。
2番・大引は遊ゴロで3アウト。

4回表。
広島は4番・會澤翼が投ゴロ。
5番・フィオが遊飛。
6番・井生は外角のカーブで見逃し三振。

4回裏。
オリックスは3番・セギノールが二ゴロ。
4番・ラロッカは一飛。
5番・由田が空振り三振で三者凡退。

5回表。
広島は7番・堂林がチェンジアップで空振り三振。
8番・白濱は四球。
9番・安部が二ゴロ。
柴田亮輔が好守を見せて二封。二死1塁。
1番・丸は左前安打。二死1、2塁。
2番・小窪が四球で二死満塁。
3番・田中は遊飛で無得点。

5回裏。
オリックスは6番・濱中が中飛。
7番・喜田剛は中前安打。一死1塁。
8番・辻がレフト線に抜ける二塁打。一死2、3塁。
9番・柴田の2球目に宮?充登が暴投。
柴田がワンバウンドの変化球をを空振りして捕手は邪魔された。
三塁走者が生還してなお一死3塁。
<オリックス 2−1 広島>
柴田はスライダーを振らされて空振り三振。二死3塁。
1番・大村が二ゴロで3アウト。

6回裏。
広島は4番・會澤翼が四球。無死1塁。
5番・フィオはライト線を破る二塁打。無死2、3塁。
6番・井生は外角のチェンジアップで見逃し三振。一死2、3塁。
7番・堂林が右中間に大きな犠牲フライ。
由田慎太郎がよく追いついたが…。二死3塁。
<広島 2−2 オリックス>
8番・白濱は四球で二死1、3塁。
9番・安部が初球にセーフティーバント。
これが捕邪飛になって3アウト。

6回裏。
オリックスは2番・大引が左前安打。
3番・セギノールはレフトに弾丸ライナー。
「行った!」と思ったら逆風に戻されて失速。
ただの左飛になって一死1塁。
4番・ラロッカは平凡な一飛だったけど田中彰が落球。
大引は慌ててスタートを切る。二塁送球も逸れて一死1、2塁。
5番・由田が二ゴロで二死1、3塁。
6番・濱中の2−2から由田は二盗成功。二死2、3塁。
濱中が左前タイムリー安打で二者が生還。
<オリックス 4−2 広島>
濱中は二塁を欲張ってタッチアウト。

7回表。
広島は1番・丸が空振り三振。
2番・小窪は二飛。
3番・田中が左前安打。
4番・會澤翼は内角スライダーで空振り三振。

両先発投手の好投でそこそこ締まった試合だった。
しかし終盤にリリーフが入って荒れ始める。

7回裏。
広島はこの回から二番手投手に松田翔太を起用する。
181cm・69kgの左腕だ。
金沢学院東高から育成枠で加入。2年目の20才である。
球はそれほど速くない。
球種がちょっとよく分からなかった。
パームボールが得意らしい。

オリックスは代打・土井健太が遊ゴロ。
8番・辻は中前安打。
9番・柴田がバント成功。二死2塁。
1番・丹羽将弥は四球。二死1、2塁。

広島はここで松田翔太が降板。
三番手投手に森跳二を起用する。
森は184cm・84kgの右上手投げである。
関西外国語大からドラフト3位で入団。6年目の28才だ。
速球が目測で140キロ台前半。
変化球は横に滑るスライダーが面白い。
オリックスは2番・大引が四球。二死満塁。
代打・日高剛が中飛で無得点。

8回表。
オリックスは二番手投手に菊地原毅を起用する。
菊地原はプロ17年目の大ベテラン。
185cm・94kgの左腕投手である。
2001年には年78試合登板の日本記録を達成している。

広島は5番・フィオが三振。
と思ったら菊地原はワンポイントで降板する。

オリックスは三番手投手に光原逸裕を起用した。
光原は184cm・86kgの右上手投げ。
JR東海からドラフト2巡目で入団。6年目の29才である。
今日は球種球速以前によくなかった。

広島は代打・末永真史がレフト線を破る二塁打。一死2塁。
7番・堂林が中越えのタイムリー三塁打。
<オリックス 4−3 広島>
8番・白濱はスクイズを狙うも不発で結局見逃し三振。
9番・安部が一ゴロ。
土井健太が慌ててお手玉して堂林が生還。二死1塁。
<広島 4−4 オリックス>

オリックスは光原が降板。
四番手投手に吉野誠を起用する。
吉野は181cm・84kgの左スリークォーター。
大宮東高、日大を経て00年にドラフト2位で阪神へ入団した。
ちなみに光原と吉野は二軍でよく起用されているようだ。
光原は24試合、吉野は33試合に登板している。
広島は1番・丸の3球目に安部が二盗失敗。3アウト。

8回裏。
広島はこの回から四番手投手に青木高広を起用する。
187cm・85kgの左スリークォーターである。
愛知大、日産から大社4巡目でプロ入り。4年目の28才だ。
球は速くないけど腕が遅れて出てきて見難い。
変化球はスライダー、チェンジアップなど。
他に大きくて切れのあるカーブが面白かった。

オリックスは4番・高島毅が二ゴロ。
5番・由田が三ゴロ。
6番・濱中は中前安打。
7番・土井が三振振り逃げで生きる。二死1、2塁。
8番・辻は遊飛で3アウト。

9回表。
オリックスは五番手投手に比嘉幹貴を起用する。
比嘉は日立製作所から入団した新人投手。
ただ年齢は27才。
177cm・77kgの右スリークォーターである。
縦横のスライダーが組み立ての軸だ。
他にカーブ、シンカーを投げるはず。
去年の都市対抗で見たから少し思い入れがある。

広島は1番・丸が中前安打。
2番・小窪はバント成功。一死2塁。
3番・松本高明が中前タイムリー。一死1塁。
<広島 5−4 オリックス>
4番・會澤翼のカウント0−1から松本が牽制タッチアウト。
會澤翼は右中間を破る二塁打。
5番・フィオが左前安打。會澤が本塁で刺されて3アウト。
比嘉幹貴は冴えないピッチングで勝ち越しを許してしまった。

9回裏。
広島は五番手投手に武内久士を起用する。
武内は185cm・95kgの右上手投げである。
法政大からドラフト3位で入ってきた新人だ。
速球が目測で140キロ台前半。
「154キロ」の触れ込みほど速くは感じない。
変化球はスライダー、フォークを投げていた。
二軍では今季31試合目の登板。
2勝0敗17セーブという好成績を挙げている守護神だ。
ただ今日はとにかく乱調…。

オリックスは9番・柴田が四球。
1番・丹羽はバント失敗。捕飛で一死1塁。
2番・大引が頭に死球。幸いにもダメージなく一死1、2塁。
3番・日高は一塁の頭上を越すタイムリー二塁打。なお2、3塁。
<オリックス 5−5 広島>
4番・高島が敬遠の四球。一死満塁。
5番・由田はカウント2−1からサヨナラ満塁ホームラン!
<オリックス 9−5 広島>

武内久士は有利なカウントなのに甘い球を投げてしまった。
四死球が続いて「テンパって」いたのだろう。

「若手を見る」という部分はあまり収穫が決して多くない試合かな?
ただオリックスは柴田亮輔の守備が印象的だった。
広島は堂林翔太が2打点と貢献。
最初の2打席はいいところなく三振だったけど、
6回、8回と大事な場面で打点を稼いだ。
打率.211と数字的には「まだまだ」だけど…。
甲子園優勝投手が元気な様子だったのは何よりです。

安打    002 011 124 11 四 失
広島   ┃001|001|021┃5 4 1
オリックス┃001|012|014X┃9 5 1
安打    201 022 112 11

オリックス:中山、菊地原、光原、吉野、○比嘉
広島:宮、松田、森、青木、●武内


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2010年08月03日

ウエスタンリーグ 中日×ソフトバンク

美ら海沖縄総体が開催中である。
見に行きたかった。でも値段を調べて諦めた。
飛行機だけで往復4万円以上掛かる。
1週間くらい腰を据えて南国を堪能する誘惑もあった。
フェリーの二等船室で往復しようなんて裏技も考えたけど…。
この時期は他のイベントも盛り沢山である。
費用対効果を考えることにした。

今日は東京から日帰り観戦旅行に出掛ける。
目的地は名古屋。交通手段はもちろん鈍行だ。
朝5時前に出て帰宅予定が23時!
中日とソフトバンクの二軍戦を見たかった。
二軍はリーグが東西に分割されているから観戦が難しい。
ウエスタンの5球団を「予定の隙間」に見る算段を考えた。
阪神、中日は3月に鳴尾浜で見ている。
オリックス、広島も高校野球のついでに見られそうだ。
問題はソフトバンクだった。
8月3日からの対中日3連戦はどうだろう?
名古屋で12時半開始なら青春18で日帰りできる!

ナゴヤ球場は1年ぶりの訪問。
ここは96年まで中日の本拠地だった。
古くて狭くていかにも「昭和の球場」な風情です。
ただ今オフに内野スタンドを大改装。
膝が前の座席にぶつかる狭苦しさはなくなった。
売店、スピードガンもあって二軍戦では最高級の観戦環境だろう。
ロケーションも素晴らしい。
名古屋駅から1駅。尾頭橋駅から徒歩7分の一等地にある。
三塁側スタンドのすぐ向こうは新幹線の線路だ。
これほど「街中感」のあるスタジアムを他に知らない。

ソフトバンクホークス
1番 遊 今宮健太  19才 右右 171/70 明豊高
2番 右 明石健志  24才 右左 174/70 山梨学院大付高
3番 中 江川智晃  23才 右右 180/78 宇治山田商高
4番 三 李机浩   28才 右右 183/93 ハンファ
5番 一 吉川元浩  31才 右右 184/84 読売
6番 二 仲澤忠厚  27才 右右 180/78 中日
7番 左 李杜軒   22才 右右 175/81 岡山県共生高
8番 捕 堂上隼人  28才 右右 182/83 四国IL・香川
9番 投 陽耀勲   27才 左左 178/87 台湾文化大

中日ドラゴンズ
1番 遊 谷哲也   25才 右右 180/78 日立製作所
2番 中 藤井淳志  29才 右両 181/77 NTT西日本
3番 左 中川裕貴  25才 右右 176/76 中京高
4番 一 新井良太  26才 右右 187/89 駒澤大
5番 右 セサル   33才 右両 178/86 メキシコ
6番 三 柳田殖生  28才 右右 178/77 NOMOクラブ
7番 二 岩崎恭平  24才 右左 178/73 東海大
8番 捕 小山桂司  29才 右右 175/81 日本ハム
9番 投 川井雄太  30才 左左 178/72 日本通運


どちらも二軍にしては年齢層が高い。
特に中日は平均年齢が27.7才。

ソフトバンクは台湾人が2人、韓国人が1人。
李杜軒は高校から日本でプレーしているから登録上は日本人扱いだ。
父が元プロ野球選手。母はソフトボールの元台湾代表らしい。
陽耀勲は中国文化大を卒業後に来日。
2006年からホークスに在籍している。
弟2人も日本でプレーしている。
末弟の岱鋼は福岡第一高を卒業してやはり日本人扱い。
2005年のドラフトで2球団が指名した逸材だ
本人はホークス志望だったけど日ハムが引き当てた。
陽兄弟はアミ族という台湾の先住民族である。
人口15万人ほどらしいだけど日本球界で活躍した人材が少なくない。
郭源治、呉昌征、岡村俊昭といった名選手を輩出している。

李机浩は昨年まで韓国のハンファでプレーしていた。
韓国球界で通算160本塁打の強打者。
WBCの代表にも2回選出されている。
特に前回大会は打率.400、3本塁打を記録してベストナインに選ばれた。
しかし今季ここまで打率が.218、2本塁打と低迷。
6月、7月は二軍に燻っている。
同胞の金泰均と大きな差がついてしまったな。

1回表。先攻はソフトバンク。
1番・今宮が一ゴロ。
2番・明石は中前安打。一死1塁。
3番・江川が三ゴロ併殺で3アウト。

中日の先発は川井雄太。
昨年は一軍で11勝を挙げている。
名前は「雄太」と書いて「ゆうだい」と読む。
左上手の技巧派である。
速球が137〜41キロ。
変化球は横スラが128〜36キロ。
シュート系が122〜32キロ。
シンカーは116〜23キロ。
縦スライダーが117〜21キロ。
あまり投げないけどカーブは100キロ台後半。
「スライド」「シュート」の球筋を投げ分ける投手だ。
落とし方も大小で使い分ける。
似た球速帯、球筋で惑わせる。
上下左右に揺さぶって芯を外すスタイルだ。

1回裏。後攻は中日。
1番・谷が高めの速球で空振り三振。
2番・藤井は左直。
3番・中川が遊ゴロ失策で二死1塁。
今宮健太が正面の当たりをファンブルした。
しかし中川は次打者の3球目に二盗失敗。3アウト。

ソフトバンクの先発は陽耀勲。
背はそれほど高くないけど逞しい。
上下半身のバランスもいい。
一目で「いいじゃん」と思った。
今季は一軍で11試合に登板。
防御率3.26だから悪くない。
左腕には珍しくマウンドの三塁側を踏む。
つまり横の角度を使わない。
上から思い切り投げ下ろすスタイルだ。
速球が常時で140〜46キロ。
今日のMAXは147を記録した。
カット、ツーシームが130キロ台後半。
もしかしたらナチュラルだったかもしれない。
スライダーが130〜35キロ。
縦、横の2種類かな?この球種は切れが素晴らしい。
他にカーブが105〜15キロ。

2回表。
ソフトバンクは4番・李机浩がカーブで空振り三振。
5番・吉川は二ゴロ。
6番・仲澤が右前安打。
7番・李杜軒は中前安打。二死1、2塁。
8番・堂上が左飛で無得点。

2回裏。
中日は4番・新井が右飛。
5番・セサルは中前安打。一死1塁。
6番・柳田の4球目にセサルが二盗失敗。
堂上は握り直してからの送球だったけどこれを刺した。
柳田が四球で二死1塁。
7番・岩崎恭は投手強襲安打。二死1、2塁。
8番・小山が四球で二死満塁。
9番・川井は遊ゴロで3アウト。

3回表。
ソフトバンクは9番・陽が一ゴロ。
1番・今宮は三ゴロ。
2番・明石が二ゴロで三者凡退。

3回裏。
中日は1番・谷が中前安打。
2番・藤井は速球で空振り三振。一死1塁。
3番・中川がエンドラン。二ゴロで二死2塁。
4番・新井は遊ゴロで3アウト。

4回表。
ソフトバンクは3番・江川が遊ゴロ。
4番・李机浩は四球。
5番・吉川が三直。二死1塁。
6番・仲澤は遊ゴロで3アウト。

4回裏。
中日は5番・セサルが三ゴロ。
李机浩が横着して逆シングル失敗。
失策となってレフト線に抜ける。無死2塁。
6番・柳田はバント成功。一死3塁。
7番・岩崎恭が捕邪飛。二死3塁。
8番・小山は遊ゴロ。無得点。

5回表。
ソフトバンクは7番・李杜軒が中前安打。
8番・堂上は二ゴロ。一死2塁。
9番・陽がスライダーで空振り三振。二死2塁。
1番・今宮は左飛で3アウト。

5回裏。
中日は9番・川井が遊ゴロ。
1番・谷は遊ゴロ。
今宮健太がイレギュラーを逆シングルで上手く処理した。
2番・藤井は左飛で三者凡退。

試合は5回を終えてスコアレス。
左腕同士の投手戦となる。

6回表。
ソフトバンクは2番・明石が左前安打。一死1塁。
3番・江川は右中間に抜けるタイムリー三塁打。
<ソフトバンク 1−0 中日>
4番・李机浩が二ゴロ。一死3塁。
5番・吉川は三ゴロ。本塁刺殺で二死1塁。
6番・仲澤は遊直で攻撃終了。

6回表。
中日は3番・中川が右飛。
4番・新井は一ゴロ。
5番・セサルが遊ゴロで三者凡退。

7回表。
ソフトバンクは7番・李杜軒が三ゴロ。
8番・堂上が二ゴロ。
9番・陽はレフトスタンドにソロ本塁打!
<ソフトバンク 2−0 中日>
陽耀勲は投打に大活躍。
構えから素人じゃなかった。
打球の速さ、飛距離は野手級ですね。
1番・今宮が中前安打。二死1塁。
しかし今宮は次打者のカウント0−1から牽制アウト。
盗塁を狙っていたらしく完全に逆を突かれた。

7回裏。
中日は6番・柳田が四球。無死1塁。
7番・岩崎恭はバント成功。一死2塁。
代打・西川明が遊直。二死2塁。
代打・平田良介は右中間を破るタイムリー二塁打。
<ソフトバンク 2−1 中日>
1番・谷が三ゴロで攻撃終了。

平田良介は流石のパンチ力を披露した。
05年の高校生ドラフト1巡目。
高校通算70本、甲子園通算5本の右の強打者である。
去年、一昨年は落合監督に結構使われていたんだけどな?
今季の一軍出場は2試合に止まっている。
大阪のライバルT-岡田は大ブレイクしました。

8回表。
中日はこの回から二番手投手に金剛弘樹を起用する。
金剛は181cm・83kgの右上手投げ。
立正大、朝日生命、日本通運を経て中日に加入。
05年のドラフト9位である。
昨年は二軍で42試合に登板。守護神的な起用だった。
中日と巨人以外なら一軍でしょうね。
速球が143〜46キロ。
フォークが133キロ。
スライダーは126〜28キロ。
カーブが117〜22キロ。

ソフトバンクは2番・明石が速球で空振り三振。
3番・江川は中飛。
4番・李机浩がフォークで空振り三振。

8回裏。
中日は2番・藤井が一邪飛。
3番・中川はカットで空振り三振。
4番・新井が中前安打。
5番・中村一生もカットで空振り三振。

9回表。
中日守備固めで「ぶーちゃん」こと中田亮二が登場。
現在171cm・104kg。
これでもプロ入り後に14キロも痩せたらしい。

ソフトバンクは代打・村松有人が左前安打。
金剛弘樹は6番・仲澤への初球にボーク。無死2塁。
仲澤がバントで送って一死3塁。

中日はここで金剛が降板。
三番手投手に久本祐一を起用する。
久本は177cm・72kgの左上手投げ。
河合楽器から入団した9年目、31才である。
速球が140キロ台中盤。
カットが130キロ台後半。
久本は8番・中村晃がカットで空振り三振に討ち取った。

久元はワンポイント。
中日は四番手投手に矢地健人を起用する。
高岡法科大から育成枠で入団した新人。
180cm・68kgの右スリークォーターである。
昨年の大学選手権で見たから馴染みを感じるな。
最初は背番号が212番だった。
しかし今は「正選手」に昇格。59番を獲得している。
速球が143,44キロ。シュートして沈むクセ球だ。
今日は7、8球投げて全て速球だった。
ソフトバンクは8番・堂上が2−1から速球を痛打。
ライト前に弾き返すタイムリー安打。
<ソフトバンク 3−1 中日>
代打・小斉祐輔は二ゴロで攻撃終了。

9回裏。
ソフトバンクは二番手投手に佐藤誠を起用する。
佐藤はプロ17年目のベテラン。
駒大岩見沢高から94年のドラフト5位で巨人に入団した。
182cm・90kgの右上手投げである。
速球が138〜43キロ。
シュート、カットが135〜38キロ。
フォーク系の縦変化が130キロ前後。
カーブが110キロ台中盤。

中日は6番・柳田が二ゴロ。
7番・岩崎恭の打球は一塁線を破る。
俊足を飛ばして一死3塁。
8番・西川が右前タイムリー安打。
<ソフトバンク 3−2 中日>
9番・松井雅人のカウント2−1から佐藤誠が暴投。一死2塁。
松井はシュートで空振り三振。二死2塁。
代打・澤井道久が遊ゴロで試合終了。

ソフトバンクが3−2で勝利。
陽耀勲の投打に渡る活躍が目立った。
8回を投げて被安打5、1失点。四死球3で奪三振は4つ。
球が速くて小さく動かせる。
スライダーは高速で縦、横に切れる。
制球も今日は安定していた。
「一軍レベル」の内容だったと思います。

今宮健太のプレーは特に注目して観察した。
打撃は中長距離砲スタイルですね。
バット長く持つ。足を少し上げてタイミングを取る。
身体を捻って腰を入れて強振していた。
二軍では昨日まで.215、5本塁打。
まだちょっと粗っぽいけどあのパンチ力は大事にして欲しい。
守備位置はやや深めだ。肩に自信があるからだろう。
捕球から送球の速さは高卒1年目レベルじゃない。
最初の守備機会で凡ミスをして「あちゃ」と思った。
でもその後は7つの遊ゴロをしっかり処理。
身体のバネ、バランスは感じ取れた。
ショートは捕手に並ぶ難しいポジションである。
今宮の運動能力、パワーは間違いない。
でも細かい動きをできるか、ショートが務まるか疑問に思っていた。
今日のプレーを見て「鍛えればいいショートになる」と確信しましたね。

中日は柳田殖生の好守が印象的だった。
ここの二軍は内野手がだぶついてますよね。
西武に一人二人譲ってくれないでしょうか?(笑)

安打     120 012 202 10 四 失
ソフトバンク┃000|001|101┃3 1 2
中日    ┃000|000|101┃2 3 0
安打     021 000 112 7

中日:●川井、金剛、久本、矢地
ソフトバンク:○陽、佐藤誠


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2010年07月29日

西武×ロッテ

西武ドームに来ました。
手持ちの優待券を確認したら使用期限が7月末である。
今日を逃すと無駄になってしまう!
空模様は怪しいけどドーム球場なら安心。
平日だからのんびり見られるだろう。
そんな緩い気持ちで所沢山中にやってきた。

西武球場前駅を降りて驚いた。
チケットの引き換えが大行列で待ち時間は約20分。
客の集まる理由が思い当たらないけど何かあったのか?
西武ライオンズは6連敗中。
3位に転落したばかりである。
そんなチームを見て何が面白い?
夏休みだから子供連れは多いんだろうけど…。
大沼幸二とコーリーの投げ合いにこんな集まるとは!
もしやアンチが西武の負けっぷりを見に来たのか?(笑)

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之    27才 右右 176/82 東京ガス
2番 三 原拓也     26才 右左 175/75 関東学院大
3番 中 栗山巧     26才 右左 177/85 育英高
4番 遊 中島裕之    27才 右右 180/83 伊丹北高
5番 指 フェルナンデス 35才 右右 192/100 メキシコ
6番 一 石井義人    32才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
7番 右 高山久     28才 右右 177/84 九州学院高
8番 右 坂田遼     23才 右左 178/90 函館大
9番 捕 上本達之    29才 右左 186/92 協和発酵
   投 大沼幸二    31才 右右 178/81 プリンスホテル

千葉ロッテマリーンズ
1番 遊 西岡剛     26才 右両 182/80 大阪桐蔭高
2番 三 今江敏晃    26才 右右 180/88 PL学園
3番 二 井口資仁    35才 右右 176/84 フィリーズ
4番 右 大松尚逸    28才 左左 184/90 東海大
5番 一 福浦和也    34才 左左 183/88 習志野高
6番 右 サブロー    34才 右右 181/85 PL学園高
7番 指 細谷圭     22才 右右 182/84 太田市商高
8番 捕 里崎智也    34才 右右 175/88 帝京大
9番 中 岡田幸文    26才 左左 177/70 全足利クラブ
   投 コーリー    36才 右右 180/79 レンジャース3A


西武は中村剛也が負傷でひと夏のバカンス中。
代役として6月末に中途加入したのがホセ・フェルナンデスだ。
在日8年目で4球団に在籍経験がある。
ソフトバンクと日ハムでプレーすればパ・リーグ全制覇だな(笑)
ロッテも金泰均が体調不良で突然の欠場だ。

1回表。先攻はロッテ。
1番・西岡が二ゴロ。
2番・今江はセーフティーバント成功。
原拓也の冴えない守備もあって三塁内野安打となる。
3番・井口は遊飛で二死1塁。
4番・大松が2−1から高〜い捕邪飛。
と思ったら上本達之が怪しい追い方で落とす、
西武ドームは閉鎖空間じゃない。
「巨大屋根つき球場」である。
今日は風がかなり強かかった。
後ろに座ったらと涼風が吹き込んで気持ちよい(笑)
本塁付近の高い打球が実は風に影響されるのである。

大松は結局フォークで空振り三振。
ロッテは無得点で3アウト。

西武の先発は大沼幸二。
所沢の誇る「俺達」の総帥。
沼者の愛称で一部ファンから偏愛されている。
右上手の本格派で球威は素晴らしいけど制球がやや残念だ。
速球が141〜46キロ。
球質的にかなり「動く」ようだ。
シュートしたり縦に沈んだりする。
スライダーが122〜27キロ。
この2球種が組み立ての軸となる。
フォークが130〜35キロ。
カーブが109キロ。1球しか投げてないけど。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡が右直。
2番・原は投ゴロ。
3番・栗山がチェンジアップで空振り三振。

ロッテの先発はブライアン・コーリー。
投げ方が外人っぽい。
下半身の重心移動が先で上半身をやや遅く出す。
上体が突っ込んで「担ぎ上げ」気味のリリースだ。
外国人にしては小柄な体躯でらる。
右の上手投げだけど決して本格派ではない。
ただ制球がいいし、投球術が面白い。
一番多投するのがチェンジアップ。その次がカットだ。
縦、横の小さな変化で討ち取るスタイルである。
同じ球種でも球筋やタイミングをずらしているように見えた。
日本球界は技巧派が絶滅危惧種だったりする。
アメリカの方が「考えて投げる」タイプは多い。
コーリーの球速は速球系が136〜40キロ。
変化球はカットが128〜33キロ。
スライダーが122〜25キロ。
チェンジアップは118〜25キロ。

2回表。
ロッテは5番・福浦が右中間を破る二塁打。
6番・サブローは左前タイムリー安打。無死1塁。
<千葉ロッテマリーンズ 1−0 西武ライオンズ>
7番・細谷が三ゴロ。一死2塁。
8番・里崎は空振り三振。
9番・岡田が一ゴロで3アウト。

2回裏。
西武は4番・中島が三直。
5番・フェルナンデスは左飛。
6番・石井義が二直で三者凡退。

3回表。
ロッテは1番・西岡が左直。
2番・今江はフォークで空振り三振。
3番・井口が三塁内野安打。
原拓也は取るまでなら良かったけど送球を焦ってしまった。
4番・大松は遊ゴロで無得点。

3回裏。
西武は7番・高山が遊ゴロ。
8番・坂田が中前安打。一死1塁。
9番・上本は遊飛。
1番・片岡が二ゴロで3アウト。

4回表。
ロッテは5番・福浦が四球。
6番・サブローが左飛。
7番・細谷は中前安打。一死1、3塁。
8番・里崎が四球で一死満塁。
9番・岡田は左前タイムリー安打。なお満塁。
<千葉ロッテマリーンズ 2−0 西武ライオンズ>
1番・西岡のカウント1−1から大沼幸二が暴投。
三塁走者が生還してなお一死2、3塁。
<千葉ロッテマリーンズ 3−0 西武ライオンズ>
西岡は中前タイムリー。一死1塁。
<千葉ロッテマリーンズ 5−0 西武ライオンズ>

西武はここで大沼幸二が降板。
二番手投手に小野寺力を起用する。
常盤大からドラフト4位で入団して8年目。
188cm・90kgの右上手投げだ。
西武のクローザーを任されたこともある。
今日は速球が143〜46キロ。
フォークが137,8キロ。

ロッテは2番・今江が右飛。二死1塁。
3番・井口は右飛。
小力くんが鎮火して何とか攻撃終了。
しかし序盤の5点差で3塁側スタンドの空気が重い。
俺の前に座った女性は「マジ酷い試合。帰りたい」とメールしていた(笑)

4回裏。
西武は2番・原が四球。
3番・栗山が2−3からスライダーで空振り三振。
4番・中島は四球。一死2塁。
コーリーが4回に入って制球を乱す。
よもや大沼の影響を受けたのか?
そして5番・フェルナンデスは初球の甘いカットを強振。
レフトスタンドに飛び込む「打った瞬間」の3ラン本塁打。
<千葉ロッテマリーンズ 5−3 千葉ロッテマリーンズ>

ロッテはここでコーリーが降板。
被安打2、四死球2だけどすぐ交代させた。
二番手投手は橋本健太郎。
日本新薬、阪神を経て昨季途中に加入した30才。
192cm・93kgの右上手投げである。
速球が138〜42キロ。
変化球はチェンジアップが113〜15キロ。
彼も制球が定まらない。

西武は6番・石井が右前安打。一死一塁。
7番・高山は死球。一死1、2塁。
8番・坂田が四球で一死満塁。
9番・上本は右前タイムリー。なお満塁。
<千葉ロッテマリーンズ 5−4 西武ライオンズ>
1番・片岡が速球で空振り三振。二死満塁。

ロッテは橋本健太郎が降板。
三番手投手に古谷拓哉を起用する。
古谷は駒澤大、日本通運出身の29才。
2006年の大社ドラフト5巡目で入団した。
180cm・74kgの左腕投手である。
何でも曽ヶ端準と親戚関係らしい。
ソースは伝聞なので違ったらすいません。
今日は速球が133〜38キロ。
変化球はスライダーが121〜27キロ。
チェンジアップが125〜29キロ。

西武は代打・平尾博嗣が2−3からボールを選ぶ。
押し出しで同点!なお二死満塁。
<西武ライオンズ 5−5 千葉ロッテマリーンズ>
3番・栗山もカウント2−3から押し出し!
<西武ライオンズ 6−5 千葉ロッテマリーンズ>
古谷拓哉の連続押し出しで西武が逆転!
4番・中島は中飛でようやく3アウト。
なおロッテはこの回に3投手が6四死球を献上した。

5回表。
西武は三番手投手に土肥義弘を起用する。
プリンスホテルから98年にドラフト4位で入団。
横浜から「出戻り」で復帰した33才の左腕投手である。
俺と同じ学年、同じ埼玉だから思い入れが少しあるな。
高3の冬は同じ大学を受験して同じ結果に終わった。
彼はプリンスホテル、俺は駿台予備校に進んだ(笑)
土肥は速球、シュートが131〜36キロ。
スライダーが120キロ台後半。
小さな球速差、変化で勝負する技巧派である。

ロッテは4番・大松が遊ゴロ。
5番・福浦は空振り三振。

土肥が左封じに成功して降板。
西武は四番手投手に岡本篤志を起用する。
岡本は明大から03年のドラフト6位で入団した29才。
177cm・76kgの右上手投げである。
速球が140〜44キロ。
球筋はややスライド気味かな?
変化球はシュートが138〜43キロ。
スライダーが123〜28キロ
チェンジアップは120キロ台中盤。
カーブが110キロ台中盤。
なおロッテは6番・サブローが二ゴロで三者凡退。

5回裏。
西武は5番・フェルナンデスが三直。
6番・石井義が速球で空振り三振。
7番・高山、8番・坂田が連続四球で二死1、2塁。
9番・上本は右中間を抜けるタイムリー二塁打
<西武ライオンズ 9−5 千葉ロッテマリーンズ>

ロッテはここで古谷拓哉を諦める。
四番手投手には大谷智久が起用された。
早大、トヨタを経てドラフト2位で加入した25才新人。
176cm・82kgの右上手投げである。
トヨタでは中澤雅人より格上だった。
昨年の都市対抗準優勝にも貢献している。
今日は速球、シュートが130キロ台中盤。
カットが129〜32キロ。
カーブは106〜11キロ。
前はここまで技巧派じゃなかったと思うけど…。

西武は1番・片岡がカーブを強振。
右中間を破ってタイムリー二塁打となる!
<西武ライオンズ 9−5 千葉ロッテマリーンズ>
2番・平尾はストレートの四球。二死1、2塁。
3番・栗山が遊飛で3アウト。

6回表。
ロッテは7番・細谷が中越えの二塁打。
8番・里崎の1−2から岡本篤志が暴投。無死3塁。
里崎はスライダーで空振り三振。一死3塁。
9番・岡田が二直。二死3塁。
1番・西岡は左前タイムリー安打。二死1塁。
<西武ライオンズ 9−6 千葉ロッテマリーンズ>
2番・今江が二ゴロで3アウト。

6回裏。
西武は4番・中島が中飛。
5番・フェルナンデスは一邪飛。
6番・石井義が左中間にソロ本塁打!
<西武ライオンズ 10−6 千葉ロッテマリーンズ>
7番・高山は投ゴロで3アウト。

7回表。
ロッテは3番・井口が速球で空振り三振。
西武はここで岡本篤志がお役御免。
五番手は誰が来るかな?と思ったら何と工藤公康。
プロ29年目の47才。
ダイエー、巨人、横浜を経て西武に復帰した。
通算224勝140敗の大投手である。
今季3試合目の登板だ。
私が野球に目覚めたは83年の日本シリーズ。
工藤は既に一軍のマウンドに立っていた。
85年の先発転向は今でも覚えている。
ちょうど先発が薄くなったところに工藤は故障から復帰。
工藤が先発をやると聞いて「いいじゃん!」と思った。
彼の活躍で西武は日本シリーズ進出を果たした。
もう25年前だから俺もおっさんだ(笑)
去年も見たけど今年また見られるとは思わなかった。
全身を使うフォームはとても47才じゃない。
球速は速球が135キロ。
カット、シュートが131,2キロ。
カーブが115キロ。

ロッテは4番・大松が一ゴロ。
5番・福浦は132キロのシュートで空振り三振。
工藤が左打者2人をきっちりと抑えて中継ぎ成功。

7回裏。
ロッテは六番手投手に根本朋久を起用する。
横浜商大から大社ドラフト3巡目で加入して3年目。
178cm・76kgの左腕投手である。
大学では新垣勇人の陰に隠れていたけど…。
4年秋に頭角を現した感じなのかな?
今日は速球が140キロ前後。
変化球はチェンジアップが130キロ前後。
スライダーが120キロ台中盤。

西武は8番・坂田が空振り三振。
9番・上本は中前安打。
1番・片岡が遊ゴロ。二死1塁。
2番・平尾も遊ゴロで無得点。

8回表。
西武は六番手投手に長田秀一郎を起用する。
長田は03年の自由枠で慶大から入団した30才。
178cm・80kgの右上手投げである。
速球、シュートが140台前半。
スライダーが120キロ台後半。

ロッテは6番・サブローが中飛。
7番・細谷は三ゴロ。
8番・里崎が見逃し三振で三者凡退。

9回裏。
ロッテは七番手投手に伊藤義弘を起用する。
伊藤は28才。177cm・75kgの右上手投げである。
JR東海から08年の大社ドラフト4巡目で加入した。
速球が144,5キロ。スライダーが133,4キロ。

西武は3番・栗山が三ゴロ。
4番・中島は右前安打。
5番・フェルナンデスが右越えの2塁打。
中島が一挙に本塁へ生還。
フェルナンデスは送球の間に俊足?を飛ばして三進。
<西武ライオンズ 11−6 千葉ロッテマリーンズ>
6番・石井義は左邪飛で代走・佐藤友亮が生還。
<西武ライオンズ 12−6 千葉ロッテマリーンズ>
7番・高山は投ゴロで3アウト。

9回裏。
西武の七番手投手はブライアン・シコースキー。
今季既に23セーブを上げている西武の守護神だ。
現在36才。185cm・97kgの右上手投げである。
在日が累計9年目でロッテ、巨人、ヤクルトに在籍していた。
速球が140キロ台中盤。
変化球はチェンジ、フォーク、スライダーが130台中盤。

ロッテは代打・根元俊一が速球で空振り三振。
1番・西岡は二ゴロ。
2番・今江が右直で3アウト。試合終了!

西武が5点差を引っ繰り返す大逆転。
連敗を6で止めて2位に再浮上である。
フェルナンデスの3ランが流れを変えましたね。
上本達之は3安打3打点。
守備の難を補って余りある打棒だった。
投手を14人も見られてお得だったかな?
二軍で見覚えのある投手が何人かいたけど…。

安打  121 302 000  9 四 失
ロッテ┃010|401|000┃ 6 10 0
西武 ┃000|631|02×┃12 2 0
安打  001 321 12  10

西武:大沼、○小野寺、土肥、岡本篤、工藤、長田、シコースキー
ロッテ:コーリー、●橋本、古谷、大谷、根本、伊藤


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2010年07月10日

西武×楽天

どこに行こうか迷った。
今週末はサッカーでいくつか見たい試合があった。
しかしほとんどが日曜日。
ドーム球場なら天気も安心である。
しかも予告先発を見たら涌井秀章と岩隈久志だ。
日本で五指に入る投手同士の投げ合いである。
ヤフオクで購入した「株主優待券」を活用しよう。
今日は西武ドームに行きますよ。

チケットをまだ引き換えてないので早めに家を出る。
試合開始の1時間半以上前に球場へ着いた。
しかしこの時間で西武側の指定席は完売!
楽天側も一種類しか残っていない。
土日はやっぱり平日と客の入りが違う。
日本代表と野球の人気が「トレードオフ」という訳でもなさそうだ。
試合は西武と楽天の対戦である。
我が西武ライオンズは2位ロッテと3ゲーム差の首位。
消化試合数が83で残りは61。
いつの間にシーズンはそんな進んでいたのか…。
楽天は最下位だが首位西武とわずかに9.5ゲーム差。
パ・リーグはセ・リーグに比べると「天地」の開きが小さい。

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  27才 右右 176/82 東京ガス
2番 三 原拓也   26才 右左 175/75 関東学院大
3番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
4番 遊 中島裕之  27才 右右 180/83 伊丹北高
5番 右 高山久   29才 右右 177/84 九州学院高
6番 指 ブラウン  32才 右左 183/98 ドジャース3A
7番 一 石井義人  31才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
8番 捕 細川亨   30才 右右 183/95 青森大
9番 左 坂田遼   23才 右左 178/86 函館大
   投 涌井秀章  23才 右右 185/85 横浜高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 中 聖澤諒   24才 右左 179/72 國學院大
2番 二 高須洋介  34才 右右 170/73 近鉄バファローズ
3番 左 草野大輔  33才 右左 170/78 ホンダ熊本
4番 一 R・ルイーズ 32才 右右 185/112 ブルージェイズ
5番 三 中村紀洋  36才 右右 180/92 中日ドラゴンズ
6番 指 山武司  41才 右右 182/100 オリックス
7番 右 T・リンデン 30才 右両 190/100 ヤンキース3A
8番 捕 嶋基宏   25才 右右 179/82 國學院大
9番 遊 渡辺直人  29才 右右 173/73 三菱ふそう川崎
   投 岩隈久志  29才 右右 190/77 近鉄バファローズ


西武はおかわり君こと中村剛也が右肘の故障で欠場。
遊離軟骨の除去手術であと1,2ヶ月は無理らしい。
9番の坂田遼は2年目の有望株である。
今季の出場は4試合だけど打率.364と好調だ。
楽天は嶋基宏が打率.313と好調。
4年目にして開眼したらしい。成績を見て驚いた。

1回表。先攻は楽天。
1番・聖澤が三ゴロ。
2番・高須は129キロのスライダーで空振り三振。
3番・草野も131キロのフォークで空振り三振。

西武の先発は涌井秀章。
今季ここまで10勝4敗。防御率2.90。
安定感抜群の大エースである。
今日は速球が常時で138〜43キロ。
MAXで146を記録した。
変化球はシュートが130キロ台後半。
スライダーが129〜34キロ。
フォークは126〜29キロ。
チェンジアップが122〜27キロ。
この3球種は速度帯、球筋が近い。
ただ普段はスライダーがもっと横に滑る。
今日は「縦」に落ちる傾向があった。
使用頻度は「スラ6:フォーク3:チェンジ1」くらいの比率だ。
他にカーブが110〜16キロ。

涌井は日本球界で屈指の「いいフォーム」だと思う。
全身に粘りのあって無駄な力が入らない。
踏み幅、重心移動が大きくて背筋周りに「タメ」がある。
だから指先に力が乗る。打者の近くでボールを放せる。
あとボールにばらつきがないですよね。
同じフォーム、球質を終盤まで維持する能力は日本一かも。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡が四球。
片岡は次打者の2球目に二盗成功。
2番・原がバント成功。一死3塁。
3番・栗山が強烈な遊ゴロ。
渡辺直人は前にこぼして打者、走者が共にセーフ。
片岡が生還してなお一死1塁。
<埼玉西武 1−0 東北楽天>
4番・中島は右前安打。一死1、3塁。
5番・高山が三ゴロ。栗山は簡単に挟殺されて二死1、2塁。
6番・ブラウンは高い当たりの二塁内野安打。
しかし二塁走者の中島裕之が本塁を欲張ってタッチアウト。

楽天の先発は岩隈久志。
最多勝2回。田中将大と並ぶ楽天の「柱」である。
今季は5勝4敗とやや低調。ただ防御率は2.53と抜群だ。
初回にちょっと荒れたけど2回以降は立ち直った。
今日は速球が常時で137〜42キロ。
MAXで145を記録した。
変化球はシュートが135〜37キロ。
フォークが128〜37キロ。
スライダーは123〜30キロ。
彼もやっぱりフォークとスライダーが紛らわしい。
実は生で見るのが初めて。じっくり観察した。

岩隈久志はとびきりの「技巧派」ですね。
彼より速い球を投げる投手がザラにいる。
でも岩隈は「タイミングの合わせ難さ」が出色だ。
まず身体的な特長が素晴らしい。
彼は四肢が柔軟で足首も柔らかい。
足を降ろす時に独特の間ができる。
下半身の動きが大きいのに腕の振りはコンパクトだ。
ズレを誘うフォームの特性がある。
あと同じ球種でもリリースのタイミングが違う。
腕の出を意図的に早めたり遅めたりしているんじゃないかな?
普通の投手がそういうことをやると制球が狂うと思う。
でも岩隈は身体操作の感覚がずば抜けているんだろう。

2回裏。
楽天は4番・ルイーズが中前安打。
5番・中村紀がレフト線を破る二塁打。
坂田遼が捕球して中島裕之は完璧な中継。
ルイーズは本塁タッチアウト。中村が送球の間に進塁して一死3塁。
6番・山は中前タイムリー安打。
<東北楽天 1−1 埼玉西武>
7番・リンデンが速球で見逃し三振。
8番・嶋は右飛で攻撃終了。

2回裏。
西武は7番・石井が中飛。
8番・細川も中飛。
9番・坂田はやっぱり中飛で三者凡退。

3回以降は投手戦となる。

5回表。
楽天は6番・山が三ゴロ。
7番・リンデンは142キロの外角高めで空振り三振。
8番・嶋が129キロのフォークで空振り三振。

5回裏。
西武は7番・石井が141キロの速球で空振り三振。
8番・細川は131キロのフォークで空振り三振。
9番・坂田が135キロのフォークで見逃し三振。

5回を終えて両投手とも1失点。
岩隈久志は被安打2、四死球1。奪三振が3つ。
涌井秀章が被安打3、無四球。奪三振は6つ。
完璧に近い内容だった。

6回表。
楽天は9番・渡辺が死球で出塁。
1番・聖澤はバント失敗。投飛で一死1塁。
2番・高須が一ゴロ。二封のみで二死1塁。
3番・草野は右前安打。二死1、2塁。
4番・ルイーズが四球で二死満塁。
涌井秀章は5番・中村紀を2ストライクに追い込む。
更に143、44、46と速球で押す…。
中村紀洋はファウル、ファウルで粘る。
最後は146キロの速球で見逃し三振!
見応えのある「力比べ」だった。

6回裏。
西武は1番・片岡が四球で出塁。
2番・原はバント成功。一死2塁。
3番・栗山が一ゴロで二死3塁。
4番・中島は二飛で3アウト。

試合は膠着したまま終盤。

8回表。
楽天は9番・渡辺が右前安打。
1番・聖澤がバント成功。一死2塁。
2番・高須は左飛で二死2塁。
3番・草野が死球で二死1、2塁。
4番・ルイーズはカウント1−1から中越えの3ラン本塁打。
ルイーズは2球目の速球に空振り。
全くタイミングの合わない様子である。
ただ私は何か嫌な予感がした。
投手心理として次に甘い球が行きやすい。
やっぱりスライダーが甘く入ってしまった。
<東北楽天 4−1 埼玉西武>
5番・山は三塁強襲安打で二死1塁。
6番・中村は一邪飛で攻撃終了。

8回裏。
楽天はこの回から二番手投手に青山浩二を起用する。
青山は八戸大から大社ドラフト3巡目で加入して今年が5年目。
180cm・80kgの右上手投げである。
速球が140〜45キロ。
スライダーが126〜33キロ。
今日はこの2球種だった。

西武は代打・上本達之が中前安打。
9番・坂田は144キロの速球で空振り三振。
1番・片岡がフォークで空振り三振。
2番・原は二ゴロで3アウト。

9回表。
西武は二番手投手に小野寺力を起用する。
小野寺は常磐大からドラフト4巡目で加入して8年目。
188cm・92kgの右上手投である。
大学では久保田智之と同期だった。
速球が142〜46キロ。
フォークが133〜38キロ。
この2球種が投球のの大半だ。
他にスライダーが120キロ前後である。

楽天は7番・リンデンが中前安打。
8番・嶋がバント成功。一死2塁。
9番・渡辺は右飛。二死2塁。
1番・聖澤が左前タイムリー安打。聖澤は返球の間に二進。
<東北楽天 5−1 埼玉西武>
2番・高須も左前タイムリー安打で続く。なお二死1塁。
<東北楽天 6−1 埼玉西武>
3番・牧田明久は左中間を破るタイムリー二塁打。
<東北楽天 7−1 埼玉西武>

お客さんが一気に席を立つ…。
西武はここで三番手投手に岡本洋介を起用する。
岡本は国士舘大、ヤマハ出身の24才。
ドラフト6位で入団した新人である。
今日は速球が130台中盤。
スライダーが120台そこそこだった。
まぁ3球しか投げていないけど。
私はちょうど去年の都市対抗で岡本の好投を見ている。
西武が彼を指名した時はちょっと嬉しかった。
このチームが欠いている中継ぎ要員になると思ったからだ。
なお楽天は4番・西村弥が中飛に倒れてようやく攻撃終了。

9回裏。
楽天は三番手投手に小山伸一郎を起用する。
今日は速球が常時で143〜45キロ。
高速シンカーが140キロ前後。
速球とほぼ同じ速度帯ではっきり沈む。
スライダーが130キロ強。
これも縦に鋭角的に落ちる。
楽天のリリーフエース。右上手のパワーピッチャーである。

西武は3番・栗山が二ゴロ。
4番・中島が右飛。
5番・高山はシンカーで空振り三振。
小山伸一郎が三者凡退で締めてゲームセット。
楽天が西武を7−1で下して2連戦の初戦を取った。

久しぶりに西武の負け試合を見たな…。
まぁお客さんがたくさん入っていたのは何より。
今日の西武ドームは8割近い入りだったと思う。
楽天は岩隈久志の快投とルイーズの一発に尽きますね。
岩隈をじっくり見られたのは貴重な経験だった。
ルイーズは5月末に契約したばかりの「中途入社」選手。
ここまで27試合に出場して打率.273、5本塁打である。
いい選手を補強したみたいですね。

安打   030 001 034 11 四 失
東北楽天┃010|000|033┃7 3 0
埼玉西武┃100|000|000┃1 2 1
安打   200 000 110 4

西武:●涌井、小野寺、岡本洋
楽天:○岩隈、青山、小山


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2010年05月27日

イースタンリーグ ヤクルト×日本ハム

ヤクルトの高田繁監督が辞任した。
これで「V9戦士」がプロ野球の現場から消える。
人気は常に結果の後追いである。
昭和40年代の巨人はずば抜けて進んだ野球をやっていた。
それが昭和50年代以降の「ブーム」を生んだ。
長嶋茂雄、王貞治、森祇晶、土井正三、高田繁、堀内恒夫…。
V9期の巨人は生え抜きに限定してもこれだけの監督を輩出している。
NPBの監督は「広告塔」である。
巨人OBは最高のブランドとして扱われた。
同時に「進んだ野球」を他球団に運ぶ伝道師でもあった。
高田さんの退任で一つの時代が終わる。
球界はもう「川上哲治の遺産」と縁が切れますね。

ヤクルトの二軍戦を見に来たのはそんな余韻と無関係(笑)
池袋で用事があるからそのまま戸田へ足を伸ばした。
ここは得点の入る球場だ。
公称が両翼100mだけど絶対にそんな大きくない。
しかも外野フェンスの高さは2mほど。
だから打球が簡単に柵を越える。
河川敷だから風速10m超もザラだ。
これが平凡な内野フライをヒットに変える。
先日はラグビーみたいな試合もあった。

東京ヤクルトスワローズ
1番 二 荒木貴裕  22才 右右 178/77 近畿大
2番 中 三輪正義  26才 右左 168/68 四国IL・香川
3番 右 松井淳   22才 右左 177/88 日大国際関係学部
4番 一 畠山和洋  27才 右右 180/96 専大北上高
5番 三 川端慎吾  22才 右左 185/82 市和歌山商高
6番 左 梶本勇介  26才 右両 177/75 専大北上高
7番 捕 川本良平  28才 右右 178/85 亜細亜大
8番 指 米野智人  28才 右右 181/82 北照高
9番 遊 鬼崎裕司  27才 右左 177/77 富士重工
   投 鎌田祐哉  31才 右右 184/85 早稲田大

北海道日本ハムファイターズ
1番 右 杉谷拳士  19才 右両 173/72 帝京高
2番 二 今浪隆博  25才 右左 171/75 明治大
3番 三 加藤政義  22才 右左 173/76 九州国際大
4番 指 鵜久森淳志 23才 右右 189/85 済美高
5番 左 大平成一  21才 右左 183/85 波佐見高
6番 捕 尾崎匡哉  25才 右右 181/81 報徳学園高
7番 一 市川卓   23才 右左 186/90 菰野高
8番 中 村田和哉  24才 右左 165/65 中央大
9番 二 中島卓也  19才 右左 176/67 福岡工業高
   投 八木智哉  26才 左左 181/78 創価大


1回表。先攻は日ハム。
1番・杉谷が中飛。
2番・今浪は三塁線を破る二塁打。
3番・加藤が右前安打。
二塁走者は三塁でストップ。
しかし一塁手が本塁送球をカットしない。
加藤は隙を突いて進塁して一死2、3塁。
4番・鵜久森は左前タイムリー安打。なお一死1、3塁。
<日本ハムファイターズ 1−0 東京ヤクルトスワローズ>
5番・大平も左前に弾き返す。一死1、2塁。
<日本ハムファイターズ 2−0 東京ヤクルトスワローズ>
6番・尾崎が遊飛。二死1、2塁。
7番・市川は右前安打。
松井淳の好返球で二塁走者が本塁タッチアウト。
日ハムは5安打、2得点で攻撃終了。

ヤクルトの先発は鎌田祐哉。
00年のドラフト2位。
早稲田では藤井秀悟の1学年下だ。
六大学通算が13勝17敗。
稲門があまり強くなかった頃のエースである。
生で見るのは大学の時以来じゃないか?
なおプロでは通算14勝17敗。防御率4.04。
9年間で125試合に登板している。
今季は一軍登板がない。
右上手の技巧派である。
速球が目測で130台中盤くらい。
変化球はスライダーが組み立ての軸。
他にシュート、カーブ、小さいフォークがある。

1回裏。後攻はヤクルト。
1番・荒木が初球を遊飛。
2番・三輪はスライダーを空振り三振。
3番・松井淳が捕飛で三者凡退。

日ハムの先発は八木智哉。
06年には12勝を挙げて新人王となった。
昨年も20試合に登板。9勝を挙げている。
ただ今年は不調らしく一軍登板は2試合のみだ。
左の変則スリークォーターである。
腰を沈ませる。腕を後ろに引いてうねらせる。
右手のグラブを持ち上げて「出所」を隠す。
更にプレートの一塁側を踏んで足を外に大回りさせる。
リリースの見難さ、横の角度が彼の特長だ。
速球は彼も130キロ台中盤じゃないかな?
ただ変化球の切れが素晴らしい。
特にスライダー、スクリューは絶品で空振りを取れる。
他にカーブも悪くない。

2回表。
日ハムは8番・村田がスライダーで空振り三振。
9番・中島は二ゴロ。
1番・杉谷が中飛で三者凡退。

雲行きが唐突に怪しくなる。
試合開始時は快晴だったのに…。
この回途中から通り雨が30分くらい降った。

2回裏。
ヤクルトは4番・畠山が四球。
5番・川端は左飛。
6番・梶本がスクリューで空振り三振。
7番・川本は捕邪飛で無得点。

3回表。
日ハムは2番・今浪が左越え二塁打。
3番・加藤が叩きつけて進塁打。一ゴロで一死3塁。
4番・鵜久森は四球。一死1、3塁。
5番・大平は浅い中飛。
今浪が強引に本塁へタッチアップ。
しかし三輪正義の返球でタッチアウト。

3回裏。
ヤクルトは8番・米野が内角低め速球で見逃し三振。
9番・鬼崎は内角スライダーで見逃し三振。
1番・荒木が一ゴロで三者凡退。

八木智哉が素晴らしい立ち上がりである。
3回を終えて走者は四球の一人のみ。
奪三振は早くも4つ。

4回表。
日ハムは6番・尾崎が右飛。
7番・市川は三ゴロ。
8番・村田が二ゴロで三者凡退。

4回裏。
ヤクルトは2番・三輪が中前安打。
3番・荒木は一ゴロ。一死1塁。
4番・畠山が中前安打で一死1、2塁。
5番・川端は右中間を破るタイムリー三塁打。
<東京ヤクルトスワローズ 2−2 日本ハムファイターズ>
6番・梶本が初球を叩いて左犠飛。
<東京ヤクルトスワローズ 3−2 日本ハムファイターズ>
7番・川本は捕飛で攻撃終了。

5回表。
日ハムは9番・中島が二ゴロ。
1番・杉谷は遊邪飛。
2番・今浪が遊ゴロで三者凡退。

5回裏。
ヤクルトは8番・米野が四球。
9番・鬼崎はバント失敗。捕邪飛で一死1塁。
1番・荒木が遊ゴロ。二死1塁。
2番・三輪は二ゴロで3アウト。

6回表。
ヤクルトは二番手投手に岡本秀寛を起用する。
岡本は177cm・80kgの左上手投げ。
JFE西日本出身の27才。
08年の大社ドラフト4巡目である。
一軍では過去に2試合しか投げていない。
速球が目測で130キロ台後半。
変化球は縦軌道の浮いて落ちるカーブが独特。
チェンジアップも投げる。

日ハムは3番・加藤政が一ゴロ。
4番・鵜久森は中前安打。
5番・大平が二飛で二死1塁。
6番・尾崎は高めのすっぽ抜けを叩く。左越えの2ラン本塁打。
<日本ハムファイターズ 4−3 東京ヤクルトスワローズ>
7番・市川が投ゴロで3アウト。

6回裏。
日ハムは二番手投手に中村勝を起用する。
184cm・75kgの右上手投げ。
春日部共栄高出身の新人。ドラフト1位の注目株である。
二軍ではこれが3試合目の登板らしい。
私は彼を見に昨夏の埼玉県大会へ行くつもりだった。
しかし雨で試合日程がずれて見損ねた。
ここで君を見られるとは思わなかったぞ(笑)
しなやかで伸びやかなフォームが特長だ。
腕がとにかくよく振れている。
速球は140キロ台が出ていたと思う。
変化球はスライダーとカーブ。
シュートしながら沈む球種(チェンジアップ?)もあった。

ヤクルトは3番・松井が内角速球で見逃し三振。
4番・畠山は初球の内角速球を左越えのソロ本塁打。
<東京ヤクルトスワローズ 4−4 日本ハムファイターズ>
5番・川端が一飛。
6番・梶本は四球で二死1塁。
7番・川本は平凡な遊飛…と思ったら風で打球が流れる。
二、遊、中が譲り合いの精神を発揮。
「三角地帯」にポトっと落ちるタイムリー二塁打となる。
<東京ヤクルトスワローズ 5−4 日本ハムファイターズ>
代打・高井雄平が中前タイムリー。本塁送球の間に進んで二死2塁。
<東京ヤクルトスワローズ 6−4 日本ハムファイターズ>
9番・鬼崎は内角のスライダーで見逃し三振。
中村勝は不運もあったが1回3失点。

7回表。
ヤクルトは三番手投手に山田弘喜を起用する。
180cm・84kgの右上手投げ。
見た目は84キロよりかなり重そうだ…。
大阪・城東工業高出身の4年目。
07年の高校生ドラフト4巡目である。
二軍ではこれが8試合目の登板だ。
速球は目測で140キロ前後。
ナチュラルなシュート軌道だった。
変化球は縦横に鋭く食い込む「ダイナマイトスライダー」が特長だ。
なお投げてる本人もどう変化するか予想不能らしい。
ヤンキーキャラで話題になったけど、
お茶目なところもあって戸田族の人気は高いそうだ。

日ハムは8番・村田が四球。
村田は次打者の3球目に二盗失敗。
9番・中島も四球で一死1塁。
1番・杉谷が二ゴロで二死1塁。
中島は2番・今浪の3球目に二盗成功。
今浪は遊撃内野安打。
ショートの鬼崎が弾くもすぐリカバリー。
杉谷が三塁をオーバーランしてタッチアウト。
日ハムは走者を3人出すも無得点。

7回裏。
日ハムは三番手投手に運天ジョン・クレイトンを起用する。
浦添工業高からドラフト4位で入団した新人である。
沖縄育ちで父がアメリカ人のハーフだ。
180cm・70kgの右上手投げ。
彼もプロ通算3試合目の登板である。
全身を使うダイナミックなフォームが特徴だ。
膝を高く上げて身体を強く反る。重心移動も大きい。
身体を大きく使いつつリリースがばらつかない。
このバランス感覚は天性だ。一目でこの投手を気に入った。
高校の時はもっと力任せで硬いフォームだったと記憶している。
この成長曲線なら来年の今頃は1軍じゃないか?
速球は目測で140キロ超。
スライダーは曲がりが大きく切れも鋭い。

ヤクルトは1番・荒木が捕邪飛。
2番・三輪は左飛。
3番・松井淳が三ゴロ失策で生きる。二死1塁。
4番・畠山は中飛。

8回表。
ヤクルトは四番手投手に松井光介を起用する。
亜大、JR東日本出身の31才。
05年の大社ドラフト3巡目でプロ入りした。
171cm・82kgの右上手投げである。
速球が140キロ前後かな?
変化球はフォーク、チェンジアップ、シュートを使っていた。
松井光介は横浜高の同期に丹波慎也という投手がいた。
あの強豪で1年生の夏からベンチに入っていた。
矢野英司、横山道哉と後にプロ入りする上級生を差し置いて登板もした。
丹波の1年後輩である上地雄輔が当時のエピソードを書いている…。
(※素晴らしい文章なのでリンクを開いて読むように。。)
文中にある通り丹波が高2の夏に急逝してしまう。
松井はこれに伴って外野手から投手に転向した。
悲運から始まったキャリアだけどよくここまで成り上がってきた。
右投げ、この体格でプロで100試合以上投げている訳ですから。

日ハムは3番・加藤が二ゴロ。
4番・鵜久森は見逃し三振。
5番・大平が中前安打。
6番・尾崎も左前安打で二死1、2塁。
7番・市川は二塁内野安打。
三塁走者が二死なのにスタートを切らない!二死満塁。
8番・村田は二ゴロで3アウト。

8回裏。
日ハムは四番手投手に豊島明好を起用する。
170cm・74kgの左腕投手。
北陸大谷高出身。08年の高校生ドラフト6巡目である。
1年目に一軍で2試合登板している。
「平成生まれで初めて一軍に登場した」選手らしい。

ヤクルトは5番・川端は遊ゴロ。
中島卓也の悪送球で無死1塁。

なお豊島はワンポイント起用。
すぐ終わったので球速、変化球は不明。
日ハムは五番手投手に植村祐介を起用する。
植村は180cm・80kgの右上手投げ。
北照高出身。06年の高校生ドラフト3巡目である。
速球が常時で140そこそこ。
持ち球はスライダー、カーブらしい。
スライダーは縦変化でフォーク系の変化にも見えた。

ヤクルトは6番・梶本がバント失敗。一直で一死1塁。
7番・川本は右前安打。
止めたバットに当たる幸運な当たりで一死1、3塁。
8番・高井が空振り三振。
9番・鬼崎の初球に川本が二盗成功。二死2、3塁。
鬼崎は右前タイムリー安打で二者が生還。
<ヤクルトスワローズ 8−4 日本ハムファイターズ>
1番・荒木の4球目に植村が暴投。二死2塁。
荒木は左越えのタイムリー二塁打。
<ヤクルトスワローズ 9−4 日本ハムファイターズ>
2番・三輪が左飛で攻撃終了。
植村祐介が崩れてヤクルトはこの回3得点。

9回表。
ヤクルトは五番手投手にエウロ・デラクルスを起用する。
デラクルスはドミニカ共和国出身の26才。
180cm・95kgの右上手投げである。
足が細く腰の位置が高い。
しかし上半身は肥大化して妙な体型である。
売りは速球!3月のオープン戦では158キロを出していた。
スライダーも指に掛かるといい切れである。
制球についてはノーコメント。ただ今日はしっかり抑えた。

日ハムは9番・中島が左飛。
1番・杉谷は三ゴロ悪送球で一死1塁。
次打者の2球目に杉谷が二盗成功。
2番・今浪は遊ゴロで二死3塁。
3番・加藤が二ゴロで試合終了。

大荒れの乱打戦を覚悟していたけど…。
2時間43分ですんなり終了した。

安打   501 002 130 12 四 失
日本ハム┃200|002|000┃4 3 2
ヤクルト┃000|303|03×┃9 3 1
安打   000 303 03  9

日ハム:八木、●中村、運天、豊島、植村
ヤクルト:鎌田、○岡本、山田、松井光、デラクルス


ヤクルトは上田剛史、森岡良介が一軍に昇格。
二軍の打線はちょっと魅力が落ちた(笑)
ただ「そこそこの結果を出してる若手」は多い。
荒木貴裕、川端慎吾、梶本勇介、松井淳が2割台後半。
鬼崎裕司、三輪正義は試合数が少ないけど3割超だ。
松井淳は新人だけどクリーンアップを打っている。
今日は強肩を生かして本塁刺殺も披露した。

日ハムは打線が湿ってるっぽいな。
中田翔が負傷で離脱中。
チーム打率はイースタンリーグ最低である。
そんな中で気を吐いているのが鵜久森淳志だ。
昨日までの16試合で打率が.397。
4本塁打17打点とい圧倒的な数字を残している。
今日も3打数2安打1打点1四球。
打率は手元の計算だと.410まで上昇した。

本日最大の「発見」は運天ジョン・クレイトンかな?
技術的には不足もあるんだろう。
ただ何よりアスリートとしてインパクトがあった。

なおイースタンリーグの各成績はこちらを参照しました。

augustoparty at 19:30|PermalinkComments(5)TrackBack(0)

2010年05月21日

イースタンリーグ ロッテ×湘南

二軍の日程を見ていたら妙な試合を発見した。
千葉マリンスタジアムで11時試合プレーボール。
千葉ロッテと湘南シーレックスの試合である。
夜の一軍戦とダブルヘッダーをやるようだ。
合間に清掃、整備の時間が必要だから早い時間の開始となった。
一軍の試合はいつでも見られる。テレビでもやってる。
ただ二軍の試合をちゃんとした球場でやる機会は少ない。
今日は「プロ」の試合をネット裏からじっくり見られるぞ!
スピードガンもあるから投手マニアの党首は大喜びだ(笑)
浦和は観戦環境が酷いからな…。

千葉ロッテマリーンズ
1番 左 早坂圭介  25才 右両 176/63 横浜商工高
2番 二 根元俊一  26才 右左 177/75 東北福祉大
3番 三 青野毅   27才 右右 178/83 樟南高
4番 一 神戸拓光  25才 右左 191/98 流通経済大
5番 指 堀幸一   41才 右右 182/85 長崎・海星高
6番 遊 細谷圭   22才 右右 182/84 太田市商高
7番 捕 金澤岳   25才 右左 180/82 矢板中央高
8番 右 角中勝也  22才 右左 180/80 四国IL・高知
9番 中 岡田幸文  25才 左左 177/70 全足利クラブ
   投 木村雄太  25才 左左 190/85 東京ガス

湘南シーレックス
1番 二 北篤    21才 右左 182/83 小松工高
2番 中 松本啓二朗 23才 左左 180/78 早稲田大
3番 遊 梶谷隆幸  21才 右左 180/75 開星高
4番 三 筒香嘉智  18才 右両 184/88 横浜高
5番 指 桑原義行  27才 右右 180/86 日本大
6番 左 内藤雄太  26才 右左 182/84 八戸大
7番 一 高森勇気  22才 右左 180/84 中京高
8番 捕 野口寿浩  38才 右右 183/77 阪神
9番 右 大西宏明  30才 右右 178/74 オリックス
   投 福田岳洋  27才 右右 181/83 四国IL・香川


横浜はプロ21年目の野口寿浩がスタメンである。
今日は快晴のデーゲーム。
気温が30度を超えてたんじゃないかな?
マスクを被るだけで汗ダラダラに違いない。
アラフォー野口の体調が不安になった…。

1回表。先攻は湘南。
1番・北が中飛。
2番・松本は一ゴロ。
3番・梶谷が遊撃内野安打。二死1塁。
4番・筒香のカウントは0-0。
梶谷が牽制でつり出される。
挟殺…と思ったら俊足飛ばして二盗成功。
梶谷は2球目にも三盗成功。
しかし筒香が遊ゴロで攻撃終了。
なお筒香嘉智は両打ちの登録だけど左腕相手に左打席である。

ロッテの先発は木村雄太。
今日が誕生日で25才になった。
彼は06年のドラフトで横浜の3巡目指名を拒否。
翌年に西武からの「栄養費」授受で処分を受けている。
紆余曲折あって08年にロッテと契約した。
もうみんな「裏金問題」なんて忘れてるな。
来年には脱税も全て時効だから球界は太平楽である。
もう一人の当事者だった清水勝仁も堂々と神宮のネット裏に顔を出していた。
ほとぼりが冷めたようで何よりです。

木村は速球が常時で130キロ台の前半。
今日のMAXは134を記録した。
球速表示を見るとがっかりだけど決して悪くない。
身体が制御されていて無理な力が入ってない。
腕の振りは小さいけど鋭い。
低い球筋で伸びのあるボールが入ってくる。
速球は心持ちシュート軌道かな?
変化球はスライダーが120〜23キロ。
シュート系の球種が122〜25キロ。
どちらも速球と似た軌道、近い球速帯である。
芯をずらして内野ゴロ打たせるのが木村の「狙い」だろう。
今季は二軍で6試合に登板して2勝2敗。
32イニングで防御率1.97を記録している。
「技巧派」は少し違うけど安定感のある投手に見えた。

1回裏。後攻はロッテ。
1番・早坂が四球。
と思ったら出塁直後に牽制死。
2番・根元は一ゴロ。
3番・青野がレフト線を抜ける二塁打。二死2塁。
4番・神戸は二ゴロで3アウト。

湘南の先発は福田岳洋。
異色の経歴を持つ新人である。
大谷高を卒業後に一浪して高知大へ入学。
京大の大学院に進んで野球はいったん断念した。
しかし08年に四国アイランドリーグのトライアウトに合格。
大学院を休学して香川オリーブガイナーズへ加入した。
四国ILで2年間プレー。
横浜の5位指名を受けて今季からNPB入りした。

福田は右の上手投げ。
速球が常時で134〜37キロ。
今日ののMAXは138を記録した。
速球はスライドしたりシュートしたりちょっと動く。
変化球は3,4種類。
カーブは106〜11キロ。
これをかなり多投する。
縦に叩きつけるような球筋である。
他はカット、チェンジアップ系の球種が127〜32キロ。
スライダーが116〜18キロ。
二軍ではこれまで6試合に登板している。
5.1イニングで防御率は5.06。
今日が初先発かな?

2回表。
湘南は5番・桑原義が二直。
6番・内藤は0−2から高めの甘い直球を強振。
先制のソロ本塁打をライトスタンドに運んだ。
<湘南シーレックス 1−0 千葉ロッテマリーンズ>
7番・高森が二ゴロ。
8番・野口は三ゴロで3アウト。

2回裏。
ロッテは5番・堀が左前安打。
6番・細谷は遊飛。
7番・金沢が三邪飛。
8番・角中は右飛で3アウト。

3回表。
湘南は9番・大西が内角速球見逃し三振。
1番・北は。一直。
2番・松本が中直で三者凡退。

3回裏。
ロッテは9番・岡田が右飛。
1番・早坂は投手強襲の遊ゴロ。
梶谷隆幸がいい処理を見せた
2番・根元は左飛でこちらも三者凡退。

4回表。
湘南は3番・梶谷が四球。
4番・筒香の打球は左中間に一直線。
センターの岡田幸文がよく追って捕球する。
梶谷は既に二塁を回っていたけど必死に帰塁…。
細谷圭の中継、返球が少しロスしてぎりぎり一塁セーフとなる。
岡田幸文は育成枠上がりの2年目。
今季二軍で10盗塁の俊足外野手だ。
昨日までの打率が.278。規定打席にも到達している。

湘南は5番・桑原義の初球に梶谷が二盗成功。
桑原義はストレートの四球で一死1、2塁。
6番・内藤が一ゴロで二死2、3塁。
7番・高森は捕邪飛。
湘南は絶好機だったけど追加点ならず。

4回裏。
ロッテは3番・青野が0−3から打って遊ゴロ。
4番・神戸は二直。
5番・堀が中前安打で二死1塁。
6番・細谷は中飛で攻撃終了。

5回表。
横浜は8番・野口がファウルフライ。
一塁手の神戸拓光が捕手を制して「OK!」と叫ぶ。
しかし捕球できず場内ざわめく…。
4回も捕手の金澤がファウルフライを見失うお粗末プレーがあった。
今日は特に風が強かったわけでもないのだが…。

野口の打球はレフトオーバーの長打コース。
早坂圭介からの好返球で二塁タッチアウト。助かったな神戸。
9番・大西は中飛。
1番・北が左飛で攻撃終了。

5回裏。
ロッテは7番・金澤が捕邪飛。
8番・角中は一塁線を破る二塁打。
9番・岡田が初球をセンター返し。
これが右中間に達する同点タイムリー二塁打となる。
<千葉ロッテマリーンズ 1−1 湘南シーレックス>
1番・早坂は右飛。岡田がタッチアップして二死3塁。
2番・根元が0−1から威力のない速球を右前タイムリー。
<千葉ロッテマリーンズ 2−1 湘南シーレックス>
3番・青野は左飛で攻撃終了。

6回表。
ロッテは二番手投手に坪井俊樹を起用する。
坪井は筑波大出身で08年の4位指名。
今年がプロ2年目となる。
186cm・70kgの左腕投手だ。
彼を見るのは大学4年春の東海大戦以来だな。
速球が128〜33キロ。
カーブが100〜05キロ。
この両球種が組み立ての軸である。
他にチェンジアップ?が120キロ前後。
まぁ球の勢いより「技」で勝負するタイプですよね。
腕をたたんで出所の見難いフォームが特徴だ。
左右の厳しいコースを突く制球もある。
今季のイースタンリーグでは3試合目の登板。
過去2試合、11イニングで防御率は0.82。

横浜は2番・松本が左前ポテン安打。
3番・梶谷はバントで送って一死2塁。
4番・筒香が左飛で二死2塁。
しかし5番・桑原義も左飛。湘南は無得点で勝ち越せず。

6回裏。
横浜は二番手投手に杉原洋を起用する。
杉原は185cm・80kgの右上手投げ。
ロッテを解雇されてNOMOクラブで3年プレー。
今季からNPBに復帰した24才である。
速球が136〜39キロ。
変化球はシュート、カット系がそれぞれ130キロ前後。
チェンジアップ系が124〜28キロ。
90キロ台のスローカーブも投げていた。
正確な球種はちょっと分からないなぁ。
二軍戦の登板はこれが今季7試合目。
18.2回で防御率2.89と好投している。

ロッテは4番・神戸が空振り三振。
5番・堀は二ゴロ。
6番・細谷が中飛で三者凡退。

7回表。
横浜は6番・内藤が捕邪飛。
7番・高森は遊飛。
8番・野口が三ゴロで三者凡退。

7回裏。
ロッテは7番・金澤が左邪飛。
8番・角中は三直。
9番・岡田が二飛で三者凡退。

8回表。
ロッテは三番手投手に山本徹矢を起用する。
山本は神戸国際大付属高出身出身の19才。
08年のドラフト5位指名。
180cm・80kgの右上手投げである。
速球が137〜44キロ。
変化球は縦スライダーが120キロ台中盤。
チェンジアップが110キロ台後半。
今日は勢いのある速球でフライを打たせていた。
イースタンリーグでは今季9試合目の登板。
10.2イニングで防御率1.69。
12個の奪三振は球威のの証明だろう。

横浜は9番・大西が中直。
1番・北は右飛。
2番・松本が左飛で三者凡退。

8回裏。
湘南は三番手投手に王溢正を起用する。
王は台湾出身の24才。
190cm・75kgの左上手投げである。
ラニュー・ベアーズから加入した。
今季が3年契約の1年目である。
二軍で過去5試合に登板。防御率は9点台だ。
速球が137〜40キロ。変化球は投げてない。
長身から投げ下ろす速球は威力あり。
ただ制球が怪しい…。

ロッテは1番・早坂が右飛。
2番・根元は二ゴロ。
王溢正は二人を討ち取って降板。

湘南は二死から四番手投手に阿斗里を起用する。
阿斗里は帝京高出身の20才。
07年の高校生ドラフト3巡目。
190cm・95kgの右上手投げである。
今日は速球は137〜40キロ。
スライダー?が121キロ。
今季のイースタンでは10試合に登板して3勝2敗。
44イニングで防御率2.25だから立派である。
なお阿斗里は3番・青野を一飛に討ち取って3アウト。

8回を終了して2時間強。
二軍戦には珍しく早く試合が片付きそうだと思ったんだけど…。

9回表。
ロッテは四番手投手に林啓介を起用する。
林は福井商業高から高校生ドラフト2巡目で加入。
今年で5年目の22才だ。
高校時代は齊藤悠葵(現広島)と二枚看板だった。
184cm・78kgの右上手投げである。
イースタンリーグでは今季15試合目の登板。
防御率は4.30。7セーブを挙げている。
速球が138〜46キロ。
スライダーは127〜31キロ。
ただ切れがなくて球速表示ほどの威力を感じない。
何よりストライクが入らない。

湘南は3番・梶谷が一ゴロ。
4番・筒香は速球を弾き返して右前安打。
筒香嘉智は本日4打数1安打。
岡田幸文の好守で長打1本を損した。
昨日まで32試合に出場して打率.205。
三振の数は大田泰示らと首位を争っている。
ただ今日見た感じだとプロの球にしっかり対応できている。
そろそろ浮上するかもしれませんよ。

さて湘南は代打・佐伯尚弘が足に死球。一死1、2塁。
6番・内藤は中前タイムリー安打。
代走の野中信吾が生還してなお一死1、2塁。
<湘南シーレックス 2−2 千葉ロッテマリーンズ>
代打・北川は右前安打で一死満塁。
8番・野口が初球の144キロを左前に弾き返す。
二者が生還してなお一死1、2塁。
<湘南シーレックス 4−2 千葉ロッテマリーンズ>
9番・大西はストレートの四球で一死満塁。
1番・北がカウント2−1から速球を強打。
左前タイムリー安打でなお一死満塁。
<湘南シーレックス 5−2 千葉ロッテマリーンズ>

ロッテは林啓介が降板。
五番手投手に服部泰卓を起用する。
服部はトヨタ自動車出身の28才。
07年の大社ドラフト1巡目。
173cm・71kgの左腕投手である。
「トヨタ出身の即戦力左腕」といえば中澤雅人が大活躍ですね。
服部は残念ながらほとんど一軍登板がない。
二軍では今季8試合目となる。
今日は速球が131〜34キロ。
変化球はスライダーが125〜27キロ。
チェンジアップが120〜22キロ。

湘南打線の勢いが止まらない。
2番・松本は初球を中前に弾き返す。
三塁走者が生還してなお一死満塁。
<湘南シーレックス 6−2 千葉ロッテマリーンズ>
3番・梶谷が四球で押し出し。
<湘南シーレックス 7−2 千葉ロッテマリーンズ>
4番・野中は空振り三振。
5番・坂本大空也が二飛でようやく攻撃終了。

9回裏。
湘南は五番手投手に高宮和也を起用する。
28才。06年に「希望枠」でホンダ鈴鹿から入団。
173cm・73kgの左腕投手である。
09年の途中にサイドスローへ転向した。
速球が常時で130台前半。
今日のMAXは133を記録した。
シュート、スライダーが共に120キロ台中盤。
スピードは並だけど球筋が面白い。
二軍戦の登板は今季3試合目である。
ロッテは4番・神戸が見逃し三振。
5番・堀は左前安打。
堀幸一はこれで猛打賞。
ロッテは若手が育ってますねー(笑)
しかし6番・細谷が遊ゴロ併殺。試合終了。
細谷圭は22才。期待の大型内野手である。
打率.322はイースタンの打撃ランク5位だ。
ただ今日は攻守とも冴えなかった。
上でショートやるのはちょっと厳しいだろうな。

8回までは引き締まった好ゲームだった。
ただ9回は「二軍らしい」展開に…。
まぁ月曜の試合に比べれば遥かにマシな内容でしたよ。
四球と失策が無いだけでストレスの大半は低減されますね…。

木村雄太、坪井俊樹と気になっていた投手を見られた。
木村は5回1失点。坪井が2回無失点。
安定感のあるいい投球だった。
福田岳洋も良かったですよ。
ただ3人とも一軍でやるには「パンチ」が足りないかも…。

梶谷隆幸は改めて気に入った。
本日の3つで今季13盗塁。
現時点でイースタンリーグの盗塁王だ。
打撃がシュアだし守備も上手い。
石川雄洋と二遊間か三遊間を組む日も近いんじゃないかな?

なお二軍戦のデータはこちらでご覧になれます。

安打  110 011 006 10 四 失
湘南 ┃010|000|006┃7 4 0
ロッテ┃000|020|000┃2 1 0
安打  110 130 001 7

千葉:木村、坪井、山本、●林、服部
湘南:福田、杉原、李、○阿斗里、高宮


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2010年05月17日

イースタンリーグ 西武×楽天

イースタンリーグを見に行った。
基本的に月曜日は一軍も二軍もプロ野球の試合がない。
今日は何故か1試合だけ予定が入っていた。
近所だし我がライオンズが気になる。足を運んでみよう。

今まで西武第二球場で試合を見たことがなかった。
「足を運んだ」ことなら2回ある。
しかし中止だった。どちらも雨は止んでいたのに…。
短パン姿で駅に向かうボカチカとすれ違って狼狽した(笑)
二軍は有料試合じゃないからあっさり中止してしまう。
今日は大丈夫。朝から見事なすかっ晴れである。

西武はかつて「12球団最高の練習環境」と言われていた。
合宿所と球場、室内練習場が隣接している。
当時はそれが画期的だった。
ただ30年が過ぎて設備の老朽化が目立つ。
第二球場は今や「大学の練習場以下」ですね。
同じ県内なら東京国際大、平成国際大の方がずっといい。
内野は埃っぽい土。外野の芝はまだら模様だ。
観客席も間に合わせのベンチ。
スコアボードは電光表示でなく「マグネット式」である。

楽天の外国人選手がファンのサインに応じていた。
身体が大きいと思ったらリンデンじゃないか!
昨年のCS直前に監督侮辱発言で世間を騒がせた男である。
解雇されなかったんだな…。

西武の練習に活気がない。
ノックを受けている選手が内外野あわせて10人足らず。
行沢二軍監督は試合前に「怪我人が多いけど頑張ろう」と訓辞していた。
行沢さんは4年前に結婚していたんだな。
何と50才過ぎの初婚である。
俺もまだ大丈夫。あと20年あるな(笑)

西武ライオンズ
1番 二 黒瀬春樹  25才 右右 180/83 県岐阜商高
2番 右 斉藤彰吾  21才 左左 180/85 春日部共栄高
3番 遊 浅村栄斗  19才 右右 181/78 大阪桐蔭高
4番 指 後藤武敏  29才 右右 176/84 法政大
5番 左 坂田遼   23才 右左 178/90 函館大
6番 一 大島裕行  28才 左左 180/85 埼玉栄高 
7番 捕 岳野竜也  24才 右右 180/82 福岡大
8番 三 梅田尚通  20才 右左 185/82 鯖江高
9番 中 石川貢   18才 右左 180/80 東邦高
   投 中雄太  19才 左左 179/79 日南学園高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 二 銀次    22才 右左 174/85 盛岡中央高
2番 遊 塩川達也  27才 右右 180/79 東北福祉大
3番 左 リンデン  29才 右両 191/100 ヤンキース3A
4番 三 中川大志  19才 右右 186/92 愛知・桜丘高
5番 一 丈武    29才 右右 185/84 IL・香川
6番 中 楠城祐介  26才 右右 177/84 パナソニック
7番 指 大廣翔治  27才 右右 183/90 東洋大
8番 右 中村真人  28才 右左 176/71 シダックス
9番 捕 山本大明  21才 右右 183/75 石川・尾山台高
   投 木谷寿巳  29才 右右 180/78 王子製紙


雄星はバットボーイで登場である。
甲斐甲斐しく雑用をこなしていた(笑)
左肩の違和感もあって楽天3連戦は登板しないらしい。
ツイッターで雄星ガールズが呟いていた。
何はともあれ元気な彼を見られたのは嬉しい。

1回表。先攻は楽天。
1番・銀次が初球を二ゴロ。2番・塩川は右飛。
3番・リンデンはバットを折るどん詰まりの三ゴロ。
しかし梅田尚通のエラーで二死1塁。
4番・中川は二飛で3アウト。

西武の先発は中雄太。
初回の彼は素晴らしかった。
速球は140前後かな?
ただ低めに来ていたし「重い」球質に見えた。
どの打者も詰まった打球が多い。
変化球は横から見たのでよく分からない。
カーブ、スライダー、チェンジアップの3つかな?
ネットで調べたら「縦横2種のスライダー」を投げるらしい。
ただ縦変化の変化球はブレーキが効いてカーブっぽく見えた。

1回裏。後攻は西武。
1番・黒瀬が投ゴロ。
2番・斉藤はフォークで空振り三振。
3番・浅村が左前安打。
4番・後藤は三ゴロで3アウト。

楽天の先発は木谷寿巳。
木谷と聞いて一瞬「木谷良平」かと思った。
そっちはまだ大学生だ(笑)
木谷寿巳は右スリークォーターの技巧派である。
腕の振りが小さいけど鋭い。
速球は130台後半くらいかな?
持ち球は主にスライダーとフォーク。
フォークは小さく沈んでシンカーにも見える。
二軍ではここまで6試合に登板して2勝1敗。
19.1回を投げて防御率2.79だから悪くない。

2回表。
楽天は5番・丈武が四球。
丈武は次打者の2球目に二盗成功。
6番・楠城も四球で無死1、2塁。

中雄太の球が浮き始めた。
ボールが先攻すると気をつけて低めに投げる。
しかし2ストライクを取ると力んでまた浮いてしまう…。

7番・大廣は一飛で一死1、2塁。
8番・中村真は二ゴロ。併殺で3アウトと思ったら…。
浅村栄斗が一塁へ派手に暴投して二塁走者が生還。なお二死1塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 1−0 西武ライオンズ>
9番・山本は右前安打で二死1、3塁。
山本が次打者の3球目に二盗成功。
1番・銀次は死球で二死満塁。
2番・塩川は二ゴロ。
今度は黒瀬春樹の失策で2走者が生還。なお1、3塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 3−0 西武ライオンズ>
3番・リンデンの打球は一塁後方にフラフラっと浮き上がる。
絶妙の位置に落ちてタイムリー二塁打となる。二死2、3塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 4−0 西武ライオンズ>
4番・中川は左飛でようやく3アウト。

中雄太は2失策の絡む不運な4失点。
この回に関しては自責点ゼロである。
ただベンチの小野和義コーチは「お前の招いた失点だから」と叱責。
確かに最初の2人を四球で出したのは中雄太だ。
四球は走者が溜まるし守備のリズムも悪くなる。
しかし西武は2回で既に3失策。
三塁、遊撃、二塁がエラーして残すは一塁だ!

2回裏。
西武は5番・坂田がレフト線に運ぶ単打。
6番・大島が遊飛、7番・岳野は中飛で二死1塁。
8番・梅田は変化球に全く合わず空振り三振。

3回表。
楽天は5番・丈武が四球。
6番・楠城はレフトに2ラン本塁打。
<楽天ゴールデンイーグルス 6−0 西武ライオンズ>
7番・大廣が右飛。
8番・中村真は右前安打で一死1塁。
9番・山本も右飛で二死1塁。
中村真は1番・銀次の打席で二盗失敗。3アウト。

3回裏。
西武は9番・石川、1番・黒瀬が空振り三振。
2番・斉藤は中前安打。斉藤は次打者の2球目に二盗成功。
しかし3番・浅村が二ゴロで無得点。

4回表。
楽天は1番・銀次が右前安打。
2番・塩川はエンドラン成功。左前安打で無死1、3塁。
3番・リンデンは一飛。
4番・中川の3球目に塩川は二盗成功。一死2、3塁。
中川はスライダーで空振り三振。二死2、3塁。
5番・丈武は四球で二死満塁。
6番・楠城が中飛で3アウト。

中雄太はこの回を何とか無失点で切り抜けた。
この回でお役ご免となる。
4回6失点。自責点は2。被安打6で四死球が5。
まだ一軍が見えてくるレベルではないな。
ここまで4試合は防御率1.98としっかり投げていたのだが…。

中は走者がいなくてもセットポジションで投げていた。
制球に不安があるからだろう。
フォームは真っ向勝負系。胸を大きく張って腕を強く振る。
あまり「しなやかさ」がない。特に肩の可動域はあまり大きくない。
日本では珍しく「上半身が下半身に勝っている」投手だと思った。
胸や背中ががっしりして筋力も強そうだ。
一方で軸足に体重が乗ってないし、蹴りも弱い。
だからリリースポイントが不安定になって制球を乱す。
しかしそれは「直せる欠点」だと思った。
下半身のウエイトや走り込みでかなり良くなるんじゃないかな?

4回裏。
西武は4番・後藤が四球で出塁。
5番・坂田はフォークで空振り三振。
6番・大島が中前安打で一死1、2塁。
7番・岳野は右飛で後藤がタッチアップ。二死1、3塁。
8番・梅田は左前タイムリー安打。なお二死1、2塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 6−1 西武ライオンズ>
9番・石川は遊飛で3アウト。

石川貢はベンチから「ゴエモン!」と呼ばれていた。
石川だからゴエモンか(笑)
今日は4打数無安打と不発だった。
ただリストが柔軟で「バットに合わせる」「乗せる」感覚がありそう。
打ち方も含めて「目指せイチロー系」だと思った。

5回表。
西武は二番手投手に朱大衛を起用する。
上海出身で小学5年生の時に来日。
184cm・80kgの右上手投げ。
中部大一高から加入して今年が4年目になる。
長身で身体の幅もある。なで肩でバランスもいい。
体つきは「一流選手」だ。
なお彼はWBCの中国代表選手。
去年の西武二軍はプエルトリコ代表もいたっけ。
わがチームはタレント軍団である(嘘)
速球はかなり速い。144,5キロでていたと思う。
変化球はフォークが決め球。
あとシュート系があるかも。
なお二軍ではここまで5試合に登板。
5.1イニングを投げて防御率6.78。
この投球回数で四死球10個はさすがにやばいだろう…。

楽天は7番・大廣がレフト線を破る二塁打。
8番・中村真が右前タイムリー安打。
大廣が生還する間に中村は二進。
<楽天ゴールデンイーグルス 7−1 西武ライオンズ>
9番・山本はフォークで空振り三振。
1番・銀次が右直。2番・塩川遊ゴロで3アウト。

5回裏。
西武は1番・黒瀬が左前安打。
2番・斉藤は投ゴロ。二封のみで一死1塁。
3番・浅村の打席で斉藤が二盗成功。一死2塁。
浅村は中越えの2ラン本塁打!
<楽天ゴールデンイーグルス 7−3 西武ライオンズ>
浅村は俺が見に来ると良く打つな。
俺は昨年に浅村のプロ初本塁打を見ていたりする。

4番・後藤は空振り三振。
5番・坂田が四球で二死1塁。
坂田は次打者の2球目に暴投で二進。
6番・大島が左飛で攻撃終了。

6回表。
楽天は3番・リンデンが初球をライト線二塁打。
朱大衛はどうも初球に甘い球がいく傾向。
4番・中川はフォークで空振り三振。
5番・丈武が四球で一死1、2塁。
6番・楠城も空振り三振で二死1、2塁。
7番・大廣の4球目に朱が暴投。二死2、3塁。
大廣は四球を選んで二死満塁。
8番・中村真が中前タイムリー安打。二者が生還してなお1、3塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 9−3 西武ライオンズ>
9番・山本は遊直でようやく攻撃終了。

朱大衛はこの回で降板。
2回を3失点。被安打4で四死球2。
まぁ3つの空振り三振に片鱗は見せた。

6回裏。
西武は7番・岳野が木谷の2球目をレフトにソロ本塁打。
<楽天ゴールデンイーグルス 9−4 西武ライオンズ>
8番・梅田はライトにソロ本塁打。
<楽天ゴールデンイーグルス 9−5 西武ライオンズ>
9番・石川は右飛、1番・黒瀬が中飛で二死走者なし。
更に2番・斉藤もライトにソロ本塁打。
<楽天ゴールデンイーグルス 9−6 西武ライオンズ>

木谷寿巳は5回くらいから疲れが明らかだった。
1軍の試合なら変えてましたよね。
ただ二軍はあまり「臨機応変」の投手起用をやらない。
「誰を何回投げさせる」みたいな登板計画があるんだろう。

なお代打・田沢由哉は空振り三振で3アウト。

7回表。
西武はこの回から松永浩典を起用する。
松永は175cm・78kgの左腕だ。
2005年の希望入団枠。三菱重工長崎出身の26才である。
昨年まで3年で一軍36戦。先発も5試合経験している。
速球が目測で137,8キロ。
変化球はスライダー、フォークあたりを投げていた。

楽天は1番・銀次が中前安打。
2番・塩川はエンドランからライト線を破る二塁打。無死2、3塁。
3番・リンデンがレフトに3ラン本塁打。
<楽天ゴールデンイーグルス 12−6 西武ライオンズ>
4番・中川、5番・丈武が連続空振り三振。
6番・楠城は三ゴロエラーで二死1塁。
7番・大廣も空振り三振で3アウト。

7回裏。
西武は4番・後藤が左直。
5番・坂田は右中間を破る三塁打。
6番・大島は右犠飛。
<楽天ゴールデンイーグルス 12−7 西武ライオンズ>
7番・岳野が見逃し三振で3アウト。

木谷寿巳はこの回で降板。
7回7失点。被安打9で四死球が2つかな?
まぁ上で先発をやることはないだろう。

8回表。
楽天は8番・中村真が右越え2塁打。
9番・山本は三ゴロ悪送球で無死1、2塁。
1番・銀次が二ゴロで一死2、3塁。
2番・塩川は二飛。
1番・横川がフォーク?で空振り三振。
松永浩典は2回4奪三振。変化球の切れはさすがである。

8回裏。
楽天は二番手投手に土谷朋弘を起用する。
土屋は178cm・70kgの右上手投げ。
24才の新人である。これが二軍で3試合目の登板。
箕島高、名商大、シティライト岡山を経てプロ入りした。
細身だけどバネがありそう。フォームがダイナミックだ。
速球は142,3キロ出てたんじゃないかな?
変化球はスライダーとカットボールがある。

西武は8番・梅田が中前安打。
9番・石川は左飛で一死1塁。
1番・黒瀬が四球を選んで一死1、2塁。
2番・斉藤は中飛。梅田がタッチアップして二死2、3塁。
3番・田沢は空振り三振で3アウト。

9回表。
西武は四番手投手に上原厚治郎を起用する。
上原は26才。ヤクルトを経て昨年に西武入り。
177cm・75kgの右上手投げである。
昨年二軍で27試合に登板。防御率2.73と安定していた。
ただ一軍では1試合も投げてない。

楽天は4番・中川が遊ゴロ。5番・丈武が見逃し三振で二死走者なし。
6番・楠城は三ゴロエラーで出塁して二死1塁。

田沢由哉は本日3回の守備機会で3失策!
高校野球でもこれだけ怪しい野手はいない…。
ただ田沢を弁護すると彼は今年から野手に転向したばかり。
負傷者続出で「初心者」を使わざるを得なかった。

7番・枡田慎太郎は右前安打で二死1、2塁。
8番・中村真はレフト線に流すタイムリー二塁打。なお2、3塁。
<楽天ゴールデンイーグルス 13−7 西武ライオンズ>
9番・山本が空振り三振で3アウト。

9回表。
西武は4番・後藤が遊ゴロ。
5番・坂田も遊ゴロ。
6番・大島も二ゴロで三者凡退。
土屋朋弘が2回を被安打1本、四死球1つで零封。
なかなかいい投球でした。

安打 022 222 312 16 四 失
楽天┃042|012|301┃13 7 0
西武┃000|123|100┃ 7 3 6
安打 111 223 110 12

楽天:○木谷、土屋
西武:●中、朱、松永、上原


西武の二軍はこれで9勝19敗。
5位と4.5ゲーム差のイースタン最下位である。
今日の試合を見ると「さもありなん」と思う。
投球、守備と大らか過ぎますよね。
「潜在能力」を優先して選手を登用しているんだろう。
野手で印象に残ったのは斉藤彰吾。
4打数2安打。今季6本目の本塁打も放った。
更に俊足だ。盗塁は悠々と2つ決めていた。
昨日までの打率.287はイースタンの打撃成績9位である。

楽天は中村真人が5打数4安打4打点で勝利の立役者だ。
若手も頭角を現している。
銀次が4打数2安打1四球。
昨日までの打率.349はイースタン3位である。
中川大志は2年目ながら4番を任されている。
今日は無安打だったけど昨日までの打率が.297だ。

なおチーム、選手の成績はこちらをご参照下さい。
ただ結果の反映にタイムラグがあります。

二軍観戦は「忍耐」だ。
ストライクを取る難しさがよく分かる(笑)
ただ目先の結果と別に選手を品定めする楽しさがある。
何年か経って「こんな良くなったぞ!」と確かめられれば嬉しい。

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2010年04月27日

西武×ロッテ

私はずっと「西武球場のドーム化反対論者」だった。
でも今日はあいにくの雨。
屋根がなければ快適に観戦できなかった。
ドームありがとう。

私は25年来の西武ファンである。
最近は老人のように「枯れた」応援者だ。
気持ちに隙間が出来た時だけ西武を思い出す。
負けた時は気にしない。勝った時だけ喜ぶ。
ただ大きな愛は持っているつもりである。
この気持ちは淡くて緩いけど決して切れない。
もっともチームへの経済的貢献はゼロに近い…。
今日は内野自由のタダ券を手に入れて見に来た。
親が朝日新聞の読者プレゼントに応募してゲット。
平日の試合だから競争率は低かったと思う。

今年の西武はよく2位で踏ん張っている。
今日は中島裕之が右脇痛から復帰。
やっと見栄えのいい打線になった。
ロッテはバレンタイン監督が退任。
今季からチーム生え抜きの西村徳文氏が指揮を執っている。
昨年5位のチームが「確変」した。
投手成績、打撃成績とダントツのパリーグ1位!
18勝9敗と首位を走っている。
今年のパリーグは「天地」が引っくり返った。
昨年1位の日ハムが現在最下位。2位の楽天が5位。
なおロッテは昨年の5位である。

ロッテと西武は1ゲーム差。
先は長いけど今日から首位攻防3連戦だ。
いつもの平日より心持ちお客が多いな。

西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  27才 右右 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   27才 右左 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  27才 右右 180/83 伊丹北高
4番 三 中村剛也  26才 右右 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 ブラウン  32才 右左 183/98 ドジャース3A
6番 右 高山久   29才 右右 177/84 九州学院高
7番 一 石井義人  31才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
8番 捕 細川享   30才 右右 183/95 青森大
9番 左 上本達之  29才 右左 186/92 協和発酵
   投 岸孝之   25才 右右 180/68 東北学院大

千葉ロッテマリーンズ
1番 遊 西岡剛   25才 右両 182/80 大阪桐蔭高
2番 中 荻野貴司  24才 右右 172/75 トヨタ自動車
3番 二 井口資仁  35才 右右 176/84 フィリーズ
4番 一 金泰均   27才 右右 184/100 ハンファ
5番 左 大松尚逸  27才 左左 184/90 東海大
6番 右 サブロー  33才 右右 181/85 PL学園高
7番 指 福浦和也  34才 左左 183/88 習志野高
8番 捕 里崎智也  33才 右右 175/88 帝京大
9番 三 今江敏晃  26才 右右 180/88 PL学園高
   投 渡辺俊介  33才 右右 177/70 新日鉄君津


試合はサクッと。
1回表。先攻はロッテ。
1番・西岡が110キロのカーブで空振り三振。
2番・荻野は142キロの速球で空振り三振。
3番・井口が遊撃内野安打。

4番・金泰均も左前安打で二死1、2塁。
金泰均は2ストライクからスライダーを左前に運んだ。
カーブに全くタイミングがあってなかった。
腰を入れて強振するタイプだから緩急、上下の揺さぶりに弱い。
「もう1球カーブで押せばいいのに」と思ったのだが…。

なお5番・大松はカーブを振って空振り三振。

西武の先発は岸孝之。
今季はここまで4勝1敗。今日勝つと5連勝だ。
2回以降は安定した投球を続ける。
四球がないから大崩れしない。
走者を出しても「二死から」だ。

速球は137〜43キロ。
カット、ツーシーム系が135〜38くらいだと思う。
数字だけ見ると大学生の方が速い。
ただ西武球場は計測がやや遅めに出る。
あと岸は「全力」で投げてない。
身体をゆったり使う、腕を柔らかく振ることを考えてるんじゃないかな?
だからタイミングが取り辛い。ボールの回転もいい。

変化球は横から見るので細かく種類を特定できない。
縦は分かるけど横の変化が分かり難い。
ただ球種は分からなくても「緩急」の活用が分かる。
岸は「3段ギア」を使いこなしますね。
速球系が140前後。
スライダー、チェンジアップが125前後。
カーブが105〜110キロだ。
彼の凄さは全ての変化球でストライクが取れることだ。

特に多投するのがカーブである。
手元でブレーキが掛かってクッと縦に落ちる。
プロの投手ならカーブは投げられる。
ただ「速球と同じフォーム」で投げられない。
癖が出ると打者に見切られてしまう。
更にストライクが取れない。
すっぽ抜け、失投の出やすい球種である。
たから目先を変える「捨て球」として使われることが多い。
岸のように配球の軸に使える投手は少ない。
「140超の速球と100キロ台のカーブ」という組合せは魅力だ。
大学野球なら東浜巨、野村祐輔くらいである。
プロはしっかり見てないけどダルビッシュ、金子千尋くらいじゃないか?

1回裏。
後攻の西武は三者凡退。

ロッテの先発は渡辺俊介。
國學院栃木高時代は小関竜也の控え投手だったらしい。
しかし小関が解説者になった今も立派に現役だ。
速球はMAXで123,4キロじゃないかな?
ただ速球と同じ球速帯でシンカー、チェンジ、スライダーを投げる。
つまり真っ直ぐ、右、下、左と3つの球筋がある。
更に100キロ前後のカーブを活用。
制球も抜群で技巧派の極致のような投手だ。
横からの観戦だから「多彩な球筋」を見られぬのが残念。
ただ彼のフォームの美しさは横から見た方が味わえる。
動きは滑るように滑らか。リリースポイントが極端に低い。
「地上3cm」でボールを離すそうだ。

5回表。
ロッテは8番・里崎が四球で出塁。
岸は本日初の四球で先頭打者を出してしまう。
9番・今江がバント成功。一死2塁。
1番・西岡はカーブで空振り三振。二死2塁。
2番・荻野は中前安打。
里崎が生還。荻野は送球の間に二進を狙うがタッチアウト。
<千葉ロッテマリーンズ 1−0 西武ライオンズ>

荻野貴司はトヨタ自動車出身の新人選手。
開幕スタメンでその後もフル出場だ。
打率、盗塁とパ・リーグ5位以内。
バントは15個を決めて「2番打者の役割」も果たしている。

トヨタの野球部はプロ以上の難関だ。
レベル、待遇とおそらくプロの二軍より上。
荻野の代は荒波翔、田中幸長と大学ジャパンの野手が3人入部した。
今年はトヨタから3人プロ入りして全員が一軍入り。
大谷智久、中澤雅人の2投手も既にプロ初勝利を挙げている。
中澤なんてトヨタでは3番手か4番手じゃないですか?
それがプロではローテーション入りだ。

ただ荻野がここまでプロでやるとは思わなかった。
去年の都市対抗で2試合見たけど「7打数1安打」である。
後で調べたら俺の見てない試合で活躍していたようだ(笑)

この2、3年は社会人出身者の活躍が目立つ。
社会人野球も決して隆盛ではない。
チーム数が減って色々と苦労がある。
そういう中で生き残ったチームは濃さを保っているな。
しかし社会人の「育成力」は謎である。
サッカーやラグビーは「実戦経験を増やそう」という議論が盛んだ。
でも野球は試合の少ない社会人で選手が伸びている。
野球は「試合が少ない方が伸びる」種目かもしれませんね。
試合があるとどうしても「調整」に時間が取られる。
試合が少ないと念を入れた技術習得、追い込んだ練習が可能だ。
「オープンスキル」と「クローズドスキル」の違いも大きい。
野球は予想不能な状況が連続する種目じゃない。
練習でやったことをそのまま実戦で使える。

6回表。
ロッテは一死から4番・金泰均が左前安打。

この場面は興味深かった。
金泰均が速球、スライダーに手を出さない。
2−3になってからカーブを打った。
「相手の配球を読む/狙い球を絞る」タイプだと思った。
金泰均は初打席でカーブにタイミングが合ってなかった。
だから西武のバッテリーはカーブを決め球に使ってくるだろう。
じゃあその球種にタイミングを合わせて待とう。
おそらくそういう「ストーリー」を持って打席に入っていた。
金泰均はボールの「見逃し方」もいい。
振る時は思い切り振るけどボールに手を出さない。
いい打者ですね。「世界2位」の4番だから当然ですけど(笑)
日本に慣れれば大きいのも打ちますよ。

なお6番・大松は遊飛。
7番・サブローがカーブで空振り三振。
ロッテは追加点ならず。

6回裏。
西武は二死から3番・中島が右前安打。
4番・中村はカウント2−3から渡辺俊介のカーブをバット一閃。
レフトスタンドに逆転2ラン本塁打!
<西武ライオンズ 2−1 千葉ロッテマリーンズ>
5番・ブラウンは三ゴロで3アウト。

7回表。
ロッテは一死から8番・里崎がレフト線に運ぶ2塁打。
9番・今江が右飛。里崎がタッチアップして二死3塁。
しかし1番・西岡が二ゴロで3アウト。
今日は西岡剛が4タコ。正直助かった…。

7回裏。
西武は無死から6番・高山が死球。
7番・石井は一ゴロ併殺で二死走者なし。
8番・細川が四球で二死1塁。

渡辺俊介は6回まで無四球だった。
しかし7回にちょっと荒れて2四死球。
ここでロッテは二番手投手にマーフィーを起用する。
マーフィーは日本1年目の28才。
180cm・86kgの左腕投手である。
球種はチェンジアップみたいのを投げていたな。

西武は代打・後藤武敏が遊ゴロに倒れて3アウト。

8回表。
西武は二番手投手に藤田太陽を起用する。
フォームは右のスリークォーターに戻っていた。
レフトスタンドに「沈まぬ太陽」のゲーフラが掲げられる(笑)

ロッテは2番・荻野が二ゴロ。3番・井口は右飛。
4番・金泰均が142キロの速球で見逃し三振。
藤田太陽が難しい上位打線を3人で討ち取って見事に中継ぎ成功。

8回裏。
ロッテは三番手投手に伊藤義弘を起用する。
伊藤は國學院大、JR東海を経て今年が3年目。
177cm・75kgの右上手投げだ。
昨年は56試合に登板した中継ぎの柱。
今季もこれが15戦目である。
速球が142〜44キロ。
スライダー、シュートが130キロ強かな?
速い球で押してくる印象だった。

西武は一死から2番・栗山が死球。
3番・中島は見逃し三振で二死1塁。
4番・中村がストレートの四球を選んで二死1、2塁。
5番・ブラウンも四球。二死満塁。
6番・高山は中前に弾き返すタイムリー安打。なお満塁。
<西武ライオンズ 3−1 千葉ロッテマリーンズ>

高山久はこれで打率が.373。
ここまで打数が68だから今は規定打席に25足りてない。
ただこの調子ならレギュラー定着でしょう。

7番・石井義人は三直に倒れて3アウト。

9回表。
西武は三番手投手にブライアン・シコースキーを起用する。
シコースキーはロッテ、巨人、ヤクルトを経て日本4球団目。
日本通算376試合。昨年もロッテで55試合に登板している。
185cm・97kg。35才の右上手投げだ。
今季はクローザーとして起用されている。

横から見ると怪しいフォームだ。
足をくの字に曲げて伸ばす。振り子みたいに使うのかな?
速球が143〜46キロ。
高めに来るけど威力がある。
変化球も各球種が130キロ台中盤で結構速い。
緩急より「勢い」で抑えるタイプだ。
シコースキーが危なげなくシャットアウトして試合終了。

安打  201 111 101 8 四 失
ロッテ┃000|010|000┃1 1 0
西武 ┃000|002|01×┃3 6 0
安打  002 102 01  7

西武:○岸、H藤田、Sシコースキー
ロッテ:●渡辺、マーフィー、伊藤


強いぞ西武。
これで首位のロッテとゲーム差0に並んだ。

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2010年04月20日

イースタンリーグ 日本ハム×巨人

二軍は野球界の「穴」だと思う。
ドラフトの時にあんな騒がれた選手がプロに入ると消える。
いきなり一軍に登場する選手なんて例外だ。
特に野手は「遅咲き化」が進んでいる。
人材、経営と今後の日本野球を考えるならここは必見。
私が野球観戦に割く労力の2割くらいは二軍に向けようと思う。
年に100試合以上もリーグ戦をやってますしね。

前置きはこれくらいにします。
今日はイースタンリーグを見に行った。
千葉県の鎌ヶ谷に「ファイターズタウン」という施設がある。
西船橋駅から京成バスで30分くらい。
球場、室内練習場、合宿所が完備した日ハム二軍の本拠地だ。
今日は日本ハムと巨人の対戦。
どちらも「U-22世代」の有力選手が揃っている。
中田翔もちょうど二軍落ちして札幌から帰還。
幸か不幸か「ベストメンバー」が集結である。

今日の始球式は元モーニング娘の矢口真里。
MXの番組でコンビを組む劇団ひとりと来場した。
3月13日のオープン戦で始球式をしくじった「リベンジ」らしい。
身長145cmの右腕は橋本到の内角低めへ見事にストライク投球!
山なりだけどマウンド上からしっかり投げていた。
本番に強いのはさすが芸能人。練習もしたんじゃないか?

日本ハムファイターズ
1番 三 杉谷拳士  19才 右両 173/72 帝京高
2番 中 村田和哉  24才 右左 165/65 中央大
3番 遊 加藤政義  22才 右左 173/76 九州国際大
4番 左 中田翔   20才 右右 183/94 大阪桐蔭高
5番 指 大平成一  21才 右左 183/85 波佐見高
6番 右 関口雄大  24才 右右 177/85 横浜ベイスターズ
7番 捕 尾崎匡哉  25才 右右 181/81 報徳学園高
8番 一 市川卓   23才 右左 186/90 菰野高
9番 二 中島卓也  19才 右左 176/67 福岡工業高
   投 糸数敬作  25才 右右 181/88 亜細亜大

読売ジャイアンツ
1番 中 橋本到   19才 右左 172/70 仙台育英高
2番 遊 寺内崇幸  26才 右右 177/75 JR東日本
3番 指 中井大介  20才 右右 181/85 宇治山田商業高
4番 右 田中大二郎 21才 左左 179/83 東海大相模高
5番 左 矢野謙次  29才 右右 178/81 國學院大
6番 三 大田泰示  19才 右右 188/90 東海大相模高
7番 一 小田嶋正邦 31才 右右 184/89 横浜ベイスターズ
8番 捕 市川友也  24才 右右 176/78 鷺宮製作所
9番 二 藤村大介  20才 右左 173/70 熊本工業高
   投 福田聡志  26才 右右 180/76 東北福祉大


日ハムのスタメンが若い。
今日は「U-25」の編成である(笑)

1回表。先攻は巨人。
1番・橋本が遊飛。
2番・寺内は見逃し三振。
3番・中井も空振り三振で三者凡退。

日本ハムの先発は糸数敬作。
昨年は1軍で12試合に先発して4勝5敗。
日本シリーズ第3戦の先発を任された投手である。
右のスリークォーターで球速は140キロ前後かな?
変化球はスライダーの滑りが鋭い。
「このレベルで投げる人じゃない」という風格だ。

1回裏。後攻は日本ハム。
1番・杉谷はスライダーで空振り三振。
2番・村田が二ゴロ。
3番・加藤政はスライダーで空振り三振。

杉谷拳士は二軍で好調のようだ。
15試合で61打数22安打。
打率.361を記録している。
極端なクラウチングスタイルでバットを短く持つ。
高校の時もあんなフォームだったんだろうか?
鎌ヶ谷には名物の野次将軍がいる。
彼が打席に立つと彼らから「スギヤ!」の掛け声が入る。
歌舞伎っぽい発声でなかなか粋だ(笑)

加藤政義はドラフト3位の大卒新人。
いきなりクリーンアップを任されている。
ここまで打率.257だから可もなく不可もなく。

巨人の先発は福田聡志。
「お前はもうええわ」が正直なところである。
去年の七夕に横須賀で彼の登板を見た。
「なぜこいつが二軍なんだ?」という好投だった。
木佐貫洋と一緒で他球団なら一軍ローテーション級だと思う。
速球は常時で145キロ前後かな?
球の勢いはあるけどたまにすっぽ抜ける。
去年見た時に比べると今日は安定感を欠いていた。
変化球はスライダー、フォークを決め球に使う。

福田は立ち上がりに凄みのある投球を見せる。
4回まで走者ゼロ。6奪三振という内容だった。

2回表。
巨人は一死から9番・藤村が一塁内野安打。
1番・橋本が中飛で二死1塁。
2番・寺内は左前安打。
一塁走者の藤村はエンドラン気味にスタートを切っていた。
二塁を回って少し緩めて加速し直す。
この中途半端な走塁で三塁タッチアウト。巨人は攻撃終了。

藤村大介は球界最速クラスの走力を持つ。
「ちょっと当たりの悪い一塁ゴロ」を内野安打にしてしまった。
しかし「判断力」は要改善だな…。

2回裏の途中から球場に雨が降り始める。
傘を差しながらの観戦となった。

4回表。
巨人は一死から4番・田中が左翼フェンス直撃の単打。
次打者のカウント2−1から糸数が暴投。一死2塁。
5番・矢野、6番・大田は連続死球で一死満塁。
7番・小田嶋も四球で押し出し…。
<巨人 1−0 日本ハム>
8番・市川は三塁ライナー。二塁走者が戻りきれずに併殺。

糸数敬作は3回まで無難な投球だった。
しかし4回は暴投、3四死球と大荒れ。
セットポジションが苦手?雨の影響があったかなぁ?
5回表は立ち直って三者凡退。

5回裏。
日本ハムは無死から4番・中田が左前安打。
5番・大平は右越えの二塁打。
中田はスタートが遅れて三塁止まり。無死2、3塁。
6番・関口は浅い中飛で走者動けず。
7番・尾崎は強い当たりの二ゴロ。
藤村大介が軽くファンブルして本塁は間に合わず。
中田が生還してなお一死1、3塁。
<日本ハム 1−1 巨人>
8番・市川は二ゴロで攻撃終了。

大平成一は今季二軍で17試合に出場。
打率.309と好調である。

6回表。
日本ハムはこの回から二番手投手に土屋健二を起用する。
彼を見るのはこの試合以来だ。
高卒2年目の左腕投手である。
昨年は二軍で17試合に投げて防御率6.25。

巨人は無死から3番・中井が初球をレフト線に二塁打。
4番・田中は遊ゴロで一死3塁。
5番・矢野が四球で一死1、3塁。
6番・大田は初球を三ゴロ併殺。

中井大介は第一、第二打席を見てダメと直感した。
素人目にバッティングが狂っている。
タイミングの取り方、始動が「ドタバタ」している。
今季の打率はここまで.222。案の定の数字だった。
まぁ土屋レベルなら打つんだなぁ。

大田泰示は軸がぶれずに強く振っている。
ただ膝が硬くて下半身を使えない。
相変わらず上下の揺さぶりで簡単にずらされる。
昨日まで打率は.189。
14試合で2本塁打は流石だけど…。
中井と同様にバッティングを崩してますな。

巨人の二軍は「教え過ぎ」だと思う。
前に試合前の練習を見て感じた。
若手を育てようと力みすぎている。
だから技術的な情報を詰め込み過ぎる。
彼らをすぐに小笠原、ラミレスのレベルまで引き上げるのは無理ですよ。
坂本勇人みたいにチャランポランなら聞き流せるけど…。
真面目な子は心身が窮屈になるんじゃないか?

6回裏。
日ハムは無死から9番・中島、1番・杉谷が連続四球。
2番・村田はバント成功。一死2、3塁。
3番・加藤がフォークボール?で空振り三振。
4番・中田も四球で二死満塁。

巨人はここで二番手投手に藤田宗一を起用する。
またお前か。彼は去年9月のこの試合で見た。
37才の大ベテラン。プロ通算581試合の中継ぎ左腕である。
ここで彼とはガチに勝ちに来たな(笑)
5番・大平は空振り三振で3アウト。
打撃好調の彼だけど藤田に子ども扱いされた。

福田聡志は5回3分の2を投げて被安打2。
四死球は6回にまとめて出して3つ。
投げてる球は凄いけど安定感がなかった。

7回表。
日本ハムは三番手投手に榊原諒を起用する。
関西国際大から加入して今年が2年目。
176cm・70kgの右上手投げである。
昨年は一軍で10試合に登板。防御率が6.08だった。
速球とスライダーは一軍レベルだろう。

巨人は一死から8番・市川友也が右中間を破る二塁打。
9番・藤本は一ゴロ。市川卓の失策で一死1、3塁。
1番・橋本は三邪飛で二死1、3塁。
2番・寺内のカウントは2−2。
榊原が変化球を叩きつけてしまう。三塁走者の市川友也が生還。
<巨人 2−1 日本ハム>
なお寺内は空振り三振。

7回裏。
巨人は三番手投手に中里篤史を起用する。
2001年の中日ドラフト1位。
ただ故障で苦労して昨年に解雇。巨人に入団した。
彼は去年8月にナゴヤ球場の二軍戦で見た。
巨人は見たことある投手ばかり使いやがって(笑)
中里の速球はは140台の中盤くらい出ていたと思う。
ただ去年見た感じだと長いイニングは放れない。

日ハムは6番・関口が速球で空振り三振。
7番・尾崎はレフト線に運ぶ二塁打。
8番・市川が左飛で二死2塁。
9番・中島卓也は空振り三振で3アウト。

中島卓也は今季71打席で打率.145。
高校では三嶋一輝(法政大)と同期だった。
身体は大きくなったんだけどなぁ…。
打てそうな気配が全く感じられない。

8回表。
日ハムは四番手投手に松家卓弘を起用する。
松家は東大からプロ入りして今年が6年目。
横浜ベイスターズからトレードされて今季日ハム入りした。
184cm・85kgの右上手投げである。
蔵建て男さんの計測だと15日に153.6キロを出したらしい。
確かに今日投げた中では一番速かった。
150キロ級の速球が豪快に高目へぐいっと伸びてくる。
変化球はスライダー、フォークと縦に落ちる球だ。

巨人は3番・中井が速球に振り遅れて空振り三振。
4番・田中は二ゴロ。5番・矢野はスライダーで見逃し三振。
松家は荒っぽいけど迫力満点の投球だった。

8回裏。
巨人は四番手投手に上野貴久を起用する。
上野はNTT東日本から加入して4年目の27才。
177cm・82kgの左スリークォーターである。
速球は130キロ後半くらいだと思うけど球筋が低くて実戦的。
日ハムを三者凡退に抑えた。

9回表。
日ハムは五番手投手に菊地和正を起用する。
菊地は上武大から加入して6年目の27才。
181cm・86kgの右上手投げである。
昨年は一軍で56試合に登板。中継ぎでフル回転した。
右上手投げの豪快なフォームである。見るからに背筋が強そうだ。
速球は145キロくらい出てたんじゃないかな?
縦変化の変化球はチェンジアップと思ったらフォークらしい。

巨人は6番・大田が二ゴロ。今日は3打数無安打だった。
7番・小田嶋は中飛。
8番・市川友也がレフトにソロ本塁打。
<巨人 3−1 日本ハム>
9番・藤村は一ゴロで攻撃終了。

9回裏。
巨人は五番手投手にレビ・ロメロを起用する。
ベネズエラ出身の育成選手。
196cm・84kgの右上手投げである。
昨年は二軍で35試合に登板。
2勝3敗2S。防御率4.26という結果を出している。
ゆったりしたフォームで球持ちがいい。
制球は程ほどだけど速球が高めに抜けないのはいい。
球速はやっぱり140台の中盤が出てたんじゃないかな?

日ハムは4番・中田がライトフェンスぎりぎりの右飛。
なお今日の中田翔は3打数1安打1四球。
5番・大平は空振り三振。6番・関口が三ゴロで三者凡退。

試合終了。
巨人が5人の継投で日ハム打線を3安打に封じた。

安打   012 101 101 7 四 失
巨人  ┃000|100|101┃3 4 0
日本ハム┃000|010|000┃1 3 1
安打   000 020 100 3

巨人:福田、○藤田、中里、上野、Sロメロ
日本ハム:糸数、土屋、●榊原、松家、菊地


観戦記というか選手のカタログでした。
日ハムと巨人は若手が育ってる印象だったんだけどなぁ…。

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2010年03月31日

ウエスタンリーグ 阪神×中日

甲子園は第一試合で撤収。
第二試合以降に登場する各校は2回戦で既に見ている。
私はそれより「新規開拓」をしたい。
近場に足を運びたい会場があった。
甲子園駅から約15分。
バスは武庫川女子大や団地の脇を通って海辺へ向かう。
住所は兵庫県西宮市なんだな。
12時半から阪神鳴尾浜球場で二軍戦がある。

私は昨年プロ野球12球団全ての試合を観戦した。
二軍も「11球団」を見ている。
阪神だけ見る機会がなかった。
私はどんな種目も「これから」の選手に興味がある。
もちろん1試合見るだけで選手の全ては分からない。
でもイメージくらいは自分の脳に植えつけておきたい。
何の役に立つか分からないけどそういう作業を黙々と続けています。

阪神鳴尾浜球場は両翼96m、中堅120m。
スタンドがないからかもしれないけど甲子園よりかなり狭く感じる。
二軍戦の入場は無料。500人収容の観客席が用意されている。
今日は立ち見が出るほどの盛況だった。
選手だけでなく「客層」に興味があった。
阪神は何しろ人気球団である。
関西のスポーツ紙を読んで驚いた。
虎絡みの記事が1面から3面、4面まで続いている。
TV中継も視聴率が20%近いそうだ。巨人戦の3倍である!
関東は野球、サッカーと「追っかけ」を見かけぬ今日この頃だ。
でも関西はどうなんだろう?と気になっていた。
結論を言うと「園ギャル」は鳴尾浜に来ないようだ。
学生は春休みだけど若い女性が皆無に近かった。
往年の多摩川に比べたら随分と渋い。
主要客は年配の男性と家族連れである。

球場に入ると中日の守備練習中だった。
小柄な男性がノックをしている。
誰だろう?と背番号をチェック。
選手名鑑で確認したら奈良原浩だった。
中日の二軍コーチをやっているのか!
ドラゴンズのスタッフは「元西武」が多い。
森繁和、辻発彦、奈良原浩、垣内哲也、笘篠誠治…。
落合博満のお手本は森祇晶なのかもしれないな(笑)
なお二軍監督は今季から川相昌弘がやっている。

阪神タイガース
1番 中 田上健一  22才 右左 180/76 創価大
2番 遊 高濱卓也  20才 右左 184/85 横浜高
3番 二 水田圭介  29才 右右 175/74 西武ライオンズ
4番 左 林威助   31才 左左 178/80 近畿大
5番 一 野原将志  21才 右右 184/86 長崎日大高
6番 捕 清水誉   25才 右右 178/76 関西学院大
7番 右 甲斐雄平  22才 右右 185/85 福岡大
8番 三 藤井宏政  19才 右右 183/81 加古川北高
9番 投 鶴直人   22才 右左 180/76 近大付高

中日ドラゴンズ
1番 二 澤井道久  30才 右両 175/74 東海理化
2番 遊 岩崎恭平  23才 右左 178/73 東海大
3番 中 平田良介  22才 右右 176/84 大阪桐蔭高
4番 一 福田永将  21才 右右 181/80 横浜高
5番 右 堂上剛裕  24才 右左 181/84 愛工大名電高
6番 左 中村一生  27才 右右 186/85 国際武道大
7番 三 堂上直倫  21才 右右 182/80 愛工大名電高
8番 捕 田中大輔  25才 右右 174/75 東洋大
9番 投 長峰昌司  25才 左左 192/88 水戸商業高


阪神は何人か怪我人が出ているらしい。
柴田講平、上本博紀あたりが不在だ。
中日は私の見たかった若手選手が勢揃い。
おおプリンス岩崎!福田!堂上兄弟!
すいません取り乱しました(笑)
昨夏に見に行った時はスタメンじゃなかった。

個人的な注目株を両チーム3人ずつ挙げておこう。
まず阪神タイガース。

田上健一は創価大卒の新人である。
三拍子揃ったプレーを私はかなり評価していた。
なぜ彼が育成枠なんだろう?と不思議に思った、
後で聞いたら社会人の内定を直前に取り消されてしまっていたらしい。
各球団は枠や予算の制約があったんだろう。
それで阪神が拾ったらしい。
一昨日に育成枠を卒業して「正社員」となったばかりである。
一軍のオープン戦にも出ていたし当然だろう。

高濱卓也は横浜高からドラフト1巡目で加入して3年目。
高校時代は三拍子揃った天才肌の選手として注目されていた。
遊びで投げても145キロくらい出したらしい。
ただ「プロの壁」にぶつかったようだ。
昨年は二軍戦の出場が28試合。31打数6安打は寂しい。
でも今日はスタメンで起用されている。

野原将志もドラフト1巡目で入団して今年が4年目。
昨年は二軍で86試合とほぼフル出場。
打率.282、5本塁打、37打点は立派である。
「トッププロスペクト」の一人じゃないでしょうか?

次いで中日ドラゴンズ。
平田良介は大阪桐蔭高で1年からレギュラー。
高校通算70本塁打のスラッガーとして騒がれた。
落合博満監督に見込まれたようで1年目から起用された。
昨年は一軍で42試合に出場。
打率.271、2本塁打を記録している。
二軍では打率.328だから「一つ上」のレベルだ。

福田永将は横浜高から3巡目で加入して4年目。
昨年の二軍成績は62試合で打率.304。
7本本塁打、32打点と主力級の成績を残している。
一軍でも17試合に起用された。

堂上直倫は父が中日の元選手&球団職員。
「ハンカチ世代」では打の主役だった。
ドラフトは1巡目で3球団が競合するほど期待されていた。
ただ1軍出場は3年間で5試合のみ。
昨年の二軍成績は61試合に出場。
打率.245、2本塁打、21打点である。
1学年下の中田翔、2学年下の大田泰示に比べるとかなり寂しい。
なお彼の「外れ1位」で巨人に入団したのが坂本勇人である。

前置きはこれくらいにして試合です。

1回表。先攻は中日。
1番・澤井が左中間を破る二塁打。
後ろのおっさんが「赤星なら取れたでぇ」とぼやく。
いえいえ田上健一もかなりの俊足ですよ!
2番・岩崎恭がバントで送って一死3塁。
3番・平田は遊ゴロ。二死3塁。
4番・福田も右飛と凡退。
中日はチャンスを迎えつつ無得点。

阪神の先発は鶴直人。
近大付属高出身の5年目である。
同期は彼以外も大阪の高校球界に逸材が揃っていた。
「ナニワの四天王」なんて異称もあったほどである。
鶴と辻内崇伸、平田良介、T-岡田が1巡目でプロに進んだ。
ボチボチ出てこないと行けませんな。

鶴は右上手の本格派。
フォームがダイナミック。
フィールディングも抜群で「運動能力」「センス」が凄そうだ。
速球は目測だけど144,5キロが出てたんじゃないかと思う。
内角にズバッと投げる制球も持ち合わせている。
変化球はカーブが面白い。
スライダー、フォークも悪くない。
初回はピンチを迎えたけどその後は完璧な投球を見せる。
これが一軍通算登板2試合の投手かね?
今日の出来が特別だったのかもしれないけど、
間違いなく「一軍レベル」だった。

1回裏。
阪神は1番・田上が一ゴロ。2番・高濱は三ゴロ。
3番・水田も右邪飛で三者凡退。

中日の先発は長峰昌司。
一昨年は一軍で33試合、昨年は6試合投げている。
192cmと恵まれた体格の左腕投手である。
ただ腕をスリークォーター気味に下ろして「大人しいフォーム」だ。
速球は目測で135キロ前後。
変化球はシュートが面白い。シンカー気味にすっと沈む。
他のスライダー、カーブを使っていたと思う。
速球より変化球で惑わせる、打たせるタイプだ。

2回表。
中日は5番・堂上剛が一ゴロ。
6番・中村は三球三振。最後は速球を空振り。
7番・堂上直は左飛で三者凡退。

2回裏。
阪神は4番・林が四球。5番・野原将は右飛。
6番・清水が中前安打で一死1、2塁。
7番・甲斐は一飛。8番・藤井が右邪飛で無得点。

3回表。
中日は8番・田中がセーフティーバント失敗の投ゴロ。
9番・長峰は見逃し三振。1番・澤井が左飛で三者凡退。

3回裏。
阪神は9番・鶴一ゴロ。1番・田上三ゴロ。2番・高濱二ゴロ。

4回表。
中日は2番・岩崎恭が二ゴロ。3番・平田は左飛。
4番・福田も三ゴロで三者凡退。

4回裏。
阪神は3番・水田が空振り三振。4番・林も空振り三振。
どちらも決め球はシュートだったと思う。
5番・野原将は左前安打。6番・清水が四球で二死1、2塁。
7番・甲斐はファウルで10球も粘った末に左越2塁打。
阪神は二者が生還して先制点を挙げる。
<阪神タイガース 2-0 中日ドラゴンズ>

甲斐雄平は福岡大出身の新人。
大柄で強肩、俊足のアスリートタイプである。
荒削りの「素材系」だと予想していた。
実際に2ストライクまではかなり振り回してくる。
ただそこから切り替えて「粘る」ことも出来ていた。
面白い選手かもしれない。

なお阪神は8番・藤井が空振り三振に倒れて攻撃終了。

5回表。
中日は5番・堂上剛がセンターオーバーの大飛球。
田上健一が背走してナイスキャッチ。
顔をフェンスにぶつけていたけど大事はなかった。
6番・中村は空振り三振。7番・堂上直も三ゴロで三者凡退。

5回裏。
阪神は9番・鶴が空振り三振。
1番・田上は一ゴロエラーで出塁。一死1塁。
福田永将が平凡なゴロを弾いてしまった。
田上は次打者の2球目に二盗成功。
2番・高濱は遊ゴロ…。と思ったらまたエラーで一死1、3塁。
3番・水田はエンドランから三ゴロ。
田上が本塁に突入してタッチアウト。二死1、2塁。
4番・林は右中間に運ぶタイムリー三塁打。
<阪神タイガース 4-1 中日ドラゴンズ>
センターの平田良介は届いていたけどグラブに当てて落球。
記録はヒットである。
中日はもったいない守備を連発してしまった。
5番・野原将は遊飛で3アウト。

6回表。
中日は代打・小田幸平が空振り三振。
代打・西川明は二ゴロ。1番・澤井も一ゴロで三者凡退。

中日は5イニング連続の三者凡退である。
鶴直人の快投が続く。

6回裏。
中日は二番手投手に川井雄太を起用する。
川井は大東文化大、日本通運を経て05年にドラフト4巡目で入団。
昨年は1軍で20試合に先発。11勝を挙げている。
今日は調整登板だろうか?
速球は長峰より速く鶴よりは遅い。
見た感じで常時140キロ弱というところかな?
チェンジアップらしい球種が素晴らしい。

阪神は6番・清水が三塁内野安打。
7番・甲斐は遊ゴロ併殺。8番・坂克彦が左飛で無得点。

7回表。
中日は2番・岩崎恭が中前安打。
3番・平田がエンドランで三ゴロ。一死2塁。
4番・福田は空振り三振。5番・堂上剛も一ゴロで無得点。

7回裏。
阪神は9番・鶴が打ち気ゼロで見逃し三振。
1軍の公式戦なら代打が出る場面だろう。
ただ「鶴直人に球数を放らせてみる」という意図があったと思う。
ここは敢えて続投。打席に立った。
1番・田上は空振り三振。
代打・橋本良平が中前安打で二死1塁。
3番・水田は空振り三振で無得点。

8回表。
中日は6番・中村が遊ゴロ。7番・堂上直は中飛。
簡単に二死走者なしとなった。しかしここから「異変」が起こる。
8番・小田がレフトにソロ本塁打。
<阪神タイガース 4-1 中日ドラゴンズ>
9番・西川は中前安打。
1番・英智が二塁ゴロでチェンジ…。
と思ったらこの回から入った西谷尚徳がエラー。二死1、2塁。

西谷は楽天を解雇されて今季テスト入団。
育成枠だし「後のない」選手だが…。

2番・岩崎恭は中越えのタイムリー三塁打!
<阪神タイガース 4-3 中日ドラゴンズ>
一挙に1点差で更にランナーが残る。
3番・平田は遊ゴロ。水田圭介が好守を見せた。

8回裏。
中日は三番手投手に岡田俊哉を起用する。
岡田は智弁和歌山高出身の高卒新人。
181cm・69kgの左腕投手である。
昨日も投げていたらしい。
それだけ完成度が高いということなんだろう。
速球は135キロくらいかな?
川井雄太よりは少し遅かったと思う。
ただ内角にちゃんと投げていてそういう部分は立派。
変化球もカーブ、スライダーと切れが素晴らしい。

阪神は4番・岡崎太一が右飛。
5番・野原将は三ゴロ。
6番・清水はライト腺の三塁打。
記録には残らないけど堂上剛裕のまずい処理だった。
7番・甲斐は2ストライクから粘ったが右飛と凡退。
岡田俊哉が無失点で切り抜けた。

9回表。
阪神は二番手投手に石川俊介を起用する。
石川は上武大出身の3年目。
185cm・82kgの右上手投げである。
彼を見るのは大学4年の神宮大会準決勝以来だ。
昨年は1軍で2試合しか登板してない。
二軍では33試合に登板。
68・2回で防御率3.54の成績を残している。
フォークの切れ、制球が彼の持ち味。
速球はそれほど速く見えなかった。

中日は4番・福田が一飛。5番・堂上剛が左飛。
6番・中村は遊ゴロで三者凡退。
石川俊介がリリーフ成功。
阪神が1点差を守って逃げ切った。

安打 100 000 130 5 四 失
中日┃000|000|030┃3 0 2
阪神┃000|220|00×┃4 2 1
安打 010 211 11  7

阪神:○鶴、S石川
中日:●長峰、川井、岡田


収穫は鶴直人だろう。
8回に3失点を喫したけどエラー絡みなので自責点は1。
被安打5で四死球0。奪三振は5だった。
昨年はファームで17試合に登板。
3勝2敗も防御率は5.00と冴えなかった。
でも今年は飛躍の1年になるんじゃないかな?
もしかすると二神一人より「即戦力」だと思う。

阪神は主力が高齢化している。
昨夏に見た試合なんてスタメンに40代が3人。
お金があるし勝利を要求されるからFAで有力選手を補強する。
若手を使わないから伸びない。
そういう「巨人病」の予兆を感じる。
使えば伸びる選手が埋もれていると思うんですよね。

試合のテーブルスコアはこちらでどうぞ。

augustoparty at 23:59|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年03月17日

オープン戦 ヤクルト×阪神

いい天気です。
今日もヤクルトのオープン戦を見ます。
神宮のタダ券がまだ1枚残っていた。
せっかく見に行ったし観戦記を書きます。
需要は無さそうだけど…。

発表された観衆数が6,283人。
先週に見た試合より約3千人増えている。
明らかに「アウェイ側」の阪神ファンが多い。
外野なんてヤクルトファンの3倍くらい。
私は中立の場所で見ていたけど聞こえてくるのは関西弁ばかりだった。

東京ヤクルトスワローズ
1番 左 福地寿樹  34才 右両 184/85 西武ライオンズ
2番 遊 荒木貴裕  22才 右右 178/77 近畿大
3番 中 青木宣親  28才 右左 175/80 早稲田大
4番 指 デントナ  27才 右右 188/102 ダイヤモンドバックス
5番 右 ガイエル  37才 右左 178/90 ヤンキース
6番 三 宮本慎也  39才 右右 176/71 プリンスホテル
7番 二 田中浩康  27才 右右 177/77 早稲田大
8番 一 衣川篤史  28才 右右 179/93 住友金属鹿島
9番 捕 中村悠平  19才 右右 176/70 福井商業高
   投 川島亮   28才 右左 180/87 八戸大


阪神タイガース
1番 中 マートン  28才 右右 185/99 ロッキーズ
2番 二 平野恵一  30才 右左 169/64 オリックス
3番 遊 鳥谷敬   28才 右左 180/81 早稲田大
4番 左 金本知憲  41才 右左 180/89 広島カープ
5番 三 新井貴浩  33才 右右 189/94 広島カープ
6番 捕 城島健司  33才 右右 182/90 マリナーズ
7番 一 ブラゼル  29才 右左 191/95 米独立リーグ  
8番 右 桜井広大  26才 右右 181/94 PL学園
9番 指 葛城育郎  32才 左左 180/84 オリックス
   投 フォッサム 32才 左左 185/75 メッツ


開幕直前だからスタメンはレギュラー格が並ぶ。
ただヤクルトの中村悠平は初めて見るな。19才の注目株である。
昨年は二軍で60試合に出場。打率.301を記録した。

1回表。先攻は阪神。
1番・マートンが遊撃内野安打。
2番・平野はバント成功。一死2塁。
3番・鳥谷が川島亮の初球をライト前に運ぶ。
マートンが生還してなお一死1塁。
<阪神タイガース 1−0 東京ヤクルトスワローズ>
4番・金本は左飛。5番・新井の打席で鳥谷が牽制死。

ヤクルトの先発投手は川島亮。
2004年に新人王である。
昨年は二軍で投げているのを見た。
速球で押すスタイルは卒業したようだ。
球速は速球系が常時で135〜142くらい。
今日のMAXは146キロを記録した。
この球速帯でツーシーム気味にシュートする、沈む球筋もある。
カットボールが134,5キロ。
この辺は「動く速球」というイメージだろう。
シンカー気味に縦変化する球種が130前後。
スライダーが122〜27くらい。
フォークが120キロ強。カーブが110キロ台だ。
基本的に今の彼は技巧派志向なんだと思う。

1回裏。後攻はヤクルト。
1番・福地は遊ゴロ。
2番・荒木が死球で一死1塁。
3番・青木は左翼フェンス直撃の当たり。
金本がまずい処理で三塁打にしてしまう。
<東京ヤクルトスワローズ 1−1 阪神タイガース>
4番・デントナは2−1から左翼スタンドにライナーで放り込む。
<東京ヤクルトスワローズ 3−1 阪神タイガース>
5番・ガイエルも右翼スタンドにソロ本塁打。
<東京ヤクルトスワローズ 4−1 阪神タイガース>
6番・宮本は右翼線に流す二塁打。
7番・田中が左前安打で一死1、3塁。
フォッサム続投。公式戦ならこの辺で降板だろう。
8番・衣川は遊ゴロ併殺でようやく攻撃終了。

阪神の先発投手はケーシー・フォッサム。
31才ながらメジャーでの登板数が237試合。
通算40勝53敗の大物左腕である。
フォームがちょっと独特。
左投だけど右肩、肘を持ち上げて回旋させる。
ボールの「出所」が少し見難い。
左腕の振りはいわゆるアーム式。
踏み足が少しアウトステップする。
日本の指導者ならあれこれ矯正したくなる投げ方だ(笑)
速球系の球種は134〜143キロ。
シュートしたり、スライドしたりの「動く速球」である。
縦、斜めに落ちる球種が3つくらいある。
シンカー風に縦へ落ちる球種が127〜32キロ。
横に滑るスライダー系の球種が124〜29キロ。
斜めに鋭く落ちる「スラーブ」が116〜22キロ。
これは素晴らしい切れである。
普通のカーブが110キロそこそこだ。
制球は悪くないけど如何せんボールの勢い、切れがない。
初回は甘いコースに入った球を痛打されていた。

3回表。
阪神はこの回先頭の9番・葛城が右前安打で出塁。
1番・マートンが右前安打で無死1、2塁。
2番・平野はセーフティーバント成功で無死満塁。
3番・鳥谷が四球を選んで押し出し。なお無死満塁。
<東京ヤクルトスワローズ 4−2 阪神タイガース>
4番・金本は右犠飛。なお一死1、3塁。
<東京ヤクルトスワローズ 4−3 阪神タイガース>
5番・新井が左前タイムリー安打。一死1、2塁。
<阪神タイガース 4−4 東京ヤクルトスワローズ>
6番・城島左飛、7番・ブラゼル中飛で同点止まり。

3回裏。
ヤクルトは一死から5番・ガイエルが右翼ポール直撃のソロ本塁打。
<東京ヤクルトスワローズ 5−4 阪神タイガース>
6番・宮本も右前安打、7番・田中浩が四球で一死1、2塁。
しかし8番・衣川は空振り三振。9番・中村捕邪飛で攻撃終了。

4回表。
阪神はこの回先頭の8番・桜井が左翼にソロ本塁打。
135キロの速球を「打った瞬間」のライナーで運んだ。
<阪神タイガース 5−5 東京ヤクルトスワローズ>
後続は続かずやはり同点止まり。

4回裏。
ヤクルトは無死から1番・福地が左中間に運ぶ二塁打。
3回裏から左翼の守備に入っていた浅井良の処理がまずかった。
2番・荒木はバント。フォッサムの悪送球で無死1、3塁。
3番・青木は二ゴロ。福地が生還してなお一死2塁。
<東京ヤクルトスワローズ 6−5 阪神タイガース>
4番・デントナは四球。一死1、2塁。
5番・ガイエルは右前タイムリー安打。
<東京ヤクルトスワローズ 7−5 阪神タイガース>
二塁走者の荒木は生還も桜井広大の好返球でデントナが三塁タッチアウト。
6番・宮本が空振り三振で3アウト。

5回裏。
阪神はこの回から二番手投手に上園啓史を起用する。
上園は184cm・85kgの右上手投げ。
武蔵大出身の4年目である。
07年には8勝で新人王に輝いた。
しかし2年目、3年目と1軍での出番を減らしている。
今日は速球が常時で130台後半。
MAXが140キロかな?
カット系の球種が130台前半。
スライダーが120台後半。
フォークが124,5キロ。
カーブが110キロ台…だと思う。
上園はこの回先頭の7番・田中浩をストレートの四球で歩かせる。
しかし代打・ユウイチを併殺に打ち取ると後は危な気なし。
8回途中まで無失点の好投を見せた。

6回表。
阪神はこの回先頭の7番・ブラゼルが川島の初球を捉える。
甘いカーブを右翼スタンドに運ぶソロ本塁打。
<東京ヤクルトスワローズ 7−6 阪神タイガース>
8番・桜井も左翼スタンドにライナーで運ぶ。
<阪神タイガース 7−7 東京ヤクルトスワローズ>

桜井広大は2打席連発。
季節外れの神宮外苑花火大会だ(笑)
しかし阪神打線は「重量級」である。
7番と8番がこれだもん…。
なお後続は出塁できず同点止まり。

7回表。
ヤクルトは二番手投手に李恵賤を起用する。
彼も去年6月の二軍戦で見たな。
彼はその後1軍で42試合に登板。
私の予想に反してちゃんと戦力になっていた。
彼もやっぱり「動く速球」を使う。
シュート、スライドする「半速球」が130〜35キロ。
ナチュラルにシュートする傾向があるように見えた。
普通の速球が140キロ前後。今日のMAXは143だった。
カーブ、スライダー系は投げてなかったと思う。
球の切れは良かったけど今日の彼はちょっと不運だった。

阪神はこの回先頭の3番・鳥谷が二塁内野安打で出塁。
4番・浅井良はバント成功。一死2塁。
5番・新井は三ゴロ。二死2塁。
6番・狩野恵輔は二塁後方にポテン安打。
二遊間が両方打球を追ってセカンドが空いていた。
鳥谷が生還して狩野は二進。タイムリー二塁打となる。
<阪神タイガース 8−7 東京ヤクルトスワローズ>
7番・関本賢太郎、8番・桜井は四球で二死満塁。
代打・矢野燿大は遊ゴロで攻撃終了。

8回表。
ヤクルトは三番手投手に松岡健一を起用する。
181cm・83kgの右上手投げ。
九州東海大から自由枠で入団して6年目である。
一昨年65試合、昨年52試合と中継ぎで奮投している。
速球が141〜147キロ。
カットの球速が130後半くらい。
速球、カットを同じくらいの比率で使う。
フォークボールが130〜33キロくらい。いい切れである。
他はスライダーが120台後半かな?
なかなかいい投球だった。この回の阪神を三者凡退に打って取る。

8回裏。
ヤクルトは無死から代打に藤本敦士を起用する。
今季新たにFAで入団。昨年まで阪神でプレーしていた。
「干されて可哀想だった」という同情があるのかな?
ヤクルトより阪神ファン側から大きな拍手、声援が飛んでいた。
藤本は阪神ファンの期待!に応えて右中間に二塁打。
9番・中村は3バント失敗。一死2塁。
1番・福地は左飛で二死2塁。
ヤクルトは次いで代打に武内晋一を起用する。

阪神はここで勝ちにこだわる継投。
三番手投手に筒井和也を起用する。
筒井は184cm・87kgの大型左腕。
愛知学院大から04年に自由枠で入団した。
昨年は45試合に登板。中継ぎとしてブレイクした。
今日は3球か4球しか投げてないので速球は球速不明。
スライダーが128,9キロ。チェンジアップが120キロ強。
筒井は代打の代打・畠山和洋を空振り三振に打ち取った。

9回表。
ヤクルトは四番手投手に吉川昌宏を起用する。
吉川は173cm・80kgの右横手投げ。
亜細亜大、ローソンを経て03年にヤクルトへ入団した。
速球がナチュラルにシュートするのかな?
速球系の球速は136〜41キロ。
変化球はスライダーが126〜130キロ。
シンカーが120キロ弱、カーブが120キロ強…だと思う。
小さな変化で「打たせる」タイプだと思う。
今日はどの球種もいい切れだった。
阪神は4番・浅井、5番・大和と連続で遊ゴロ。
藤本敦士が華麗なフィールディングを見せる。
6番・狩野も左飛で三者凡退だった。

9回裏。
阪神は四番手投手に藤川球児を起用する。
藤川は説明不要だろう。日本球界最高のクローザーである。
なかなかこんな投手をネット裏から見れないぞ。
今日はいつになく変化球を多投していた。
速球が144〜150キロ。
カーブを3球くらい投げて112〜117キロ。
スライダーが131〜35キロ。
フォークが127キロ。1球しか投げてないと思う。

ヤクルトは3番・青木が147キロの速球で空振り三振。
4番・三輪正義は甘い速球を痛打。右中間を破って一死3塁。
5番・飯原誉士が127キロのフォークで空振り三振。
6番・鬼崎裕司は初球を打ち上げて左飛。
藤川が無失点に抑えてゲームセット。

安打   214 112 200 13 四 失
阪神  ┃103|102|100┃8 3 1
ヤクルト┃401|200|000┃7 4 1
安打   512 200 211 14

ヤクルト:川島、●李恵賤、松岡、吉川−中村
阪神:フォッサム、○上園、筒井、S藤川−城島、狩野


テーブルスコアはこちらでどうぞ。

1試合で本塁打6本。
ガイエル、桜井広大が一人で2本。
華やかな花火大会でした。
桜井は阪神の「ヤングホープ」なのかな?
今日のスタメンで一番若い選手である。
まぁ26才は「若手」という年齢じゃないな。
ヤクルトの19才・中村悠平はフル出場。
打つ方は4タコ。ただ守備は思ったよりずっと安心感があった。
大学野球の同年代と比較したら彼が上に思える。

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2010年03月11日

オープン戦 ヤクルト×西武

気づいたらもうプロ野球のシーズンである。
開幕はパ・リーグが3月20日、セ・リーグは3月26日だ。

今日は夜行バスで帰京して当然に疲れている。
でもせっかく知り合いから券を貰ったので見に行った。
それに我が西武ライオンズの絡む試合だから気になる。
正式に買うと内野2,500円、外野1,000円。
ゾーン指定の範囲で好きに座れる。
内野席はネット裏の最前列もOKだ。

観衆の公式発表は3,645人。
平日の昼間という時間帯を考えるとよく入っている。
見た感じで東都の2倍か3倍くらいの入りだ。
ただ客層がかなり若い。
最前列には若い女性も並んでいた。
中島裕之が打席に入るとカメラや携帯が構えられる。
公式戦じゃあんな場所座れませんもんね。

東京ヤクルトスワローズ
1番 左 福地寿樹  34才 右両 184/85 西武ライオンズ
2番 遊 荒木貴裕  22才 右右 178/77 近畿大
3番 中 青木宣親  28才 右左 175/80 早稲田大
4番 一 デントナ  27才 右右 188/102 ダイヤモンドバックス
5番 右 ガイエル  37才 右左 178/90 ヤンキース
6番 三 宮本慎也  39才 右右 176/71 プリンスホテル
7番 二 田中浩康  27才 右右 177/77 早稲田大
8番 捕 相川亮二  33才 右右 182/86 横浜ベイスターズ
9番 指 飯原誉士  26才 右右 181/81 白鴎大
   投 デラクルス 25才 右右 180/95 パドレス

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  26才 右右 176/82 東京ガス
2番 三 原拓也   25才 右左 175/75 関東学院大
3番 遊 中島裕之  27才 右右 180/83 伊丹北高
4番 中 栗山巧   26才 右左 177/85 育英高
5番 指 ブラウン  31才 右左 183/98 ドジャース3A
6番 左 G.G.佐藤  31才 右右 184/98 フィリーズ1A
7番 一 石井義人  31才 右左 178/82 横浜ベイスターズ
8番 捕 細川亨   30才 右右 183/95 青森大
9番 右 高山久   28才 右右 177/84 九州学院高
   投 石井一久  36才 左左 185/100 ヤクルト


1回表。先攻は西武。
ヤクルトの先発デラクルスは初球にいきなり155キロを記録。
その後も153、156、158と過激な速度表示が続く。
しかし問題はコントロールだ。

西武は1番・片岡がカウント2-3から四球を選ぶ。
2番・原はエンドランから遊撃内野安打。無死1、2塁。
3番・中島のカウント2-2からデラクルスが暴投。
片岡は三進。原のスタートが遅れて二塁タッチアウト。一死3塁。
中島はカウント2-3から右翼ポール際に2ラン本塁打!
<西武ライオンズ 2-0 ヤクルトスワローズ>
4番・栗山は遊ゴロ。5番・ブラウンは空振り三振で3アウト。

デラクルスは右の上手投げ。
ドミニカ出身の本格派である。
手足が長くて胸が盛り上がって…。
日本人にない体型である。
上半身の強さを生かしたフォームだ。
腰を折ってお尻と左足を心持ち引くメジャー流の始動。
ボールを放すと上半身が突っ込んで一塁側に流れる。
力任せな感じであまりスムーズに見えない。
速球は確かに速い。
初回は常時150キロ台。MAXで158を記録した。
しかし高めに抜けるし伸びがない。いわゆる「棒球」だ。
あと回を追うに従って球速が落ちた。
3回、4回は初回より平均で5キロくらい遅かった。
変化球はツーシーム、カット系が140キロ前後。
145キロ超が横にスライドする時もあった。
シンカー、チェンジアップ系の沈む球種は面白い。
131〜37キロくらいで縦にスッと変化する。
この球種だけは使えると思った。
他の変化球はなかったと思う。
このバリエーションだから「緩急」を使うタイプではない。

1回裏。後攻はヤクルト。
1番・福地が右前安打で出塁。
2番・荒木は右飛。3番・アオキが四球で一死1、2塁。
しかし4番・デントナ、5番・ガイエルは連続見逃し三振。

西武の先発は石井一久。
日米通算157勝の大左腕である。
速球はデラクルスより15キロくらい遅い。
今日は常時で133〜40キロ。
速球の球速帯でシュートするのはツーシームだろう。
MAXが4回に記録した144キロである。
「全力で投げてる」感じがない。
制球、ボールの回転を重視してるんだと思う。
天然ボケキャラに見えてクレバーな技巧派である。
ただし「打たせて取る」タイプでもない。
奪三振率が高くて有名だ。今日も5回で6奪三振を記録している。
組み立ての軸になる変化球はスライダー。
変化が大きいのでカーブかスライダーか判別できなかった。
球種分類学的には「スライダー」「スラーブ」ということらしい。
速度帯は114〜123キロ。縦、斜めにぐいっと落ちる。
あれだけ多投して打たれないんだから「本物」だろう。
120キロ台後半で縦に沈むのがフォークかな?
カットボール系の球種もあるようだ。
立ち上がりは変化球でストライクが取れなかった。
しかし2回以降は抜群の投球を見せる。

2回表。
西武は6番・G.G.佐藤が初球にいきなり死球。
7番・石井義もストレートの四球で無死1、2塁。
8番・細川はバント成功。一死2、3塁。
9番・高山のカウント1-1からデラクルスがボーク。
G.G.佐藤が生還してなお一死3塁。
<西武ライオンズ 3-0 ヤクルトスワローズ>
高山は二邪飛、1番・片岡が遊ゴロで攻撃終了。

4回表。
西武はこの回先頭の5番・ブラウンが右前安打で出塁。
6番・G.G.佐藤も右前安打で無死1、2塁。
7番・石井義はストレートの四球を選んで無死満塁。
8番・細川は遊ゴロ。本封のみで一死満塁。
9番・高山は四球で押し出し。
<西武ライオンズ 4-0 ヤクルトスワローズ>
1番・片岡は遊ゴロで本封のみ。二死満塁。
2番・原は当たり損ねの三塁内野安打。細川亨が生還。
<西武ライオンズ 5-0 ヤクルトスワローズ>
3番・中島はいい当たりも投手ライナー。3アウト。

ヤクルトのデラクルスはこの回まで。
被安打5、四死球は4。自責点5はちょっと厳しい。
一軍で先発を任せられるのはまだ先だろう。

4回裏。
ヤクルトは一死から4番・デントナがストレートの四球を選ぶ。
5番・ガイエルは右中間を破る二塁打。一死2、3塁。
6番・宮本が三ゴロで本封。二死1、2塁。
7番・田中浩は四球で二死満塁。
しかし8番・相川は144キロの内角低めで見逃し三振。
石井一久の本日最高球速だった。
「ここ」という場面では全力の投球もある。
この回が石井にとって本日最大のピンチ。
結局5回を被安打2、四死球4で零封した。

5回表。
ヤクルトは二番手投手に館山昌平
館山は28才。昨年のセ・リーグ最多投手だ。
181cm・93kgの右スリークォーターである。
左右の揺さぶり、小さな変化で打たせて取るタイプのようだ。
力みのないフォームで「技巧派」な雰囲気が漂っている。
今日は速球が143〜148キロ。
シュート(ツーシーム)が132〜146キロ。
カットボールが137〜140。
以上3つが組み立ての軸だと思う。
他にフォークらしい球種(120キロ代後半)もあった。
イニングが短かったし球種も多いようだ。
ちょっと判別は難しい。
「いい球を投げるな」と思ったけど今日はかなり打たれた。
まぁこのクラスの投手はこの時期に結果を出す必要がない。

西武は一死から5番・ブラウンが右中間を破る二塁打。
6番・G.G.佐藤がレフト線を破るタイムリー二塁打。
<西武ライオンズ 6-0 ヤクルトスワローズ>
7番・石井義は二ゴロで二死3塁。
8番・細川は初球の147キロを右前タイムリー安打。
<西武ライオンズ 7-0 ヤクルトスワローズ>
9番・高山が見逃し三振で3アウト。

この辺からレギュラーが引っ込んで「当落線上」の選手が出てくる。
6回表。
西武は一死から2番・原が四球を選ぶ。
3番・浅村栄斗が初球を左前安打。一死1、2塁。
4番・栗山は右前ポテン安打。一死満塁。
5番・ブラウンが一塁線を破る二点タイムリー。なお一死2、3塁。
<西武ライオンズ 9-0 ヤクルトスワローズ>
6番・大島は空振り三振で二死2、3塁。
7番・後藤武敏が左前タイムリー。二者が生還してなお二死1塁。
<西武ライオンズ 11-0 ヤクルトスワローズ>
代打・吉見太一は二ゴロで攻撃終了。

6回裏。
西武は二番手投手に小野寺力を起用。
抑えのエースだったこともある右の本格派。
この回のヤクルトを三者凡退、奪三振2つで退けた。
速球は142〜49キロ。
フォークが137,8。カーブが117キロかな?

7回表。
ヤクルトはこの回から三番手投手に増渕竜義を起用する。
186cm・86kgの右腕投手。
埼玉・鷲宮高出身の4年目である。
高校時代はサイド、スリークォーター気味に投げていた。
テレ玉で偶然に彼のノーヒットノーランを見た。
球の威力、美しいフォームに惚れ惚れしたことを覚えている。
今は完全な上手投げに変えたようです。
前に比べると踏み幅が狭くて上体の強さで投げているイメージ。
ちょっと荒削りな印象はあった。
開きが速いんだと思う。速球がとにかくシュートする。
ただボールを放す瞬間に独特の「間」がある。
手先、手首が柔らかいんじゃないかな?
ボールが心持ち遅れて出てくるように見えた。
速球はいきなり150キロを投げた。
常時145キロ超である。
変化球はスライダーが116〜124キロ。
シンカーが120台後半。カットボールが134,5キロかな?
他にフォークもあったと思う。

増渕は走者を許しつつ2回を零封。
被安打2、四死球1という内容だった。

7回裏。
西武は三番手投手に山本淳を起用する。
西武ファンを自称しながらこの投手を実は知らなかった。
調べたら昨年一軍デビュー。12試合に登板している。
国際武道大、TDK千曲川出身の4年目&27才。
188cm・88kgの右上手投げである。
軸足にじっくりパワーを乗せて投げる。
立正大の南昌輝とフォームが似ている。
「切れ」より「重さ」で勝負するタイプだと思う。
速球は常時で140台後半。今日のMAXが150。
変化球はカット、フォークが140キロ前後。
スライダーが135キロ見当だと思う。
この回を被安打1、四死球1の無失点で切り抜けた。
悪くない。中継ぎで使えると思う。

8回裏。
西武は四番手投手に星野智樹を起用する。
星野は通算375試合に登板している中継ぎの名手。
32才。179cm・74kgの左横手投げである。
速球は速くない。今日のMAXが138キロ。
というか神宮のスピードガンは右に甘く、左に厳しくないか?
星野は安打と四球で二走者を許しつつこの回を無失点で切り抜けた。

9回表。
ヤクルトは四番手投手に加藤幹典を起用する。
加藤は07年の大社ドラフト1巡目。
慶應義塾大では通算30勝、371奪三振を記録した。
180cm・76kgの左腕投手である。
ただしプロ入り後は低調。
一軍登板は2年間で9試合。防御率10.87と散々だ。
今日の投球から「苦闘の跡」が見えた。
大学の時は横に角度をつけるフォームだった。
スリークォーターからクロスファイヤーを投げる投手だった。
でも今日は普通の上手投げ。
大人しい、でも無理・無駄のないフォームで投げていた。
速球は135〜138キロ。
この速度帯でカットらしい球種もあった。
スライダーが113〜19キロ。
スクリューが118〜22キロ。
カーブが100キロ台後半かな?
変化球は打者が仰け反るような切れだった。
球速は大学の時と比べてかなり落ちた。
でも今日は短いイニングながら「安定感」を感じました。
変化球があの切れで制球が落ち着けば左の中継ぎとしてメドが立つと思う。

西武は9番・高山が変化球で空振り三振。
1番・平尾博嗣が二ゴロ。2番・原が137キロの速球で空振り三振。
加藤幹典が3人で切り抜けた。

9回裏。
西武は五番手投手に藤田太陽を起用する。
昨季途中に阪神タイガースから移籍してきた。
30才。187cm・90kgの大型右腕である。
あれ藤田もフォームが変わったぞ?
昨年は横から投げていたけど今日は普通の上手投げである。
彼もいきなり150キロを記録。
速球の速度帯は145〜151キロだった。
どう考えても「神宮相場」である。
今日は右投手5人のうち4人150キロを超えました。
変化球はフォークらしい球種が130台中盤。
でもほとんど速球で押していた。
藤田はヤクルトに二死から2安打を許すも無失点。
完封リレーをきっちり締めた。

安打   200 334 020 14 四 失 
西武  ┃210|224|000┃11 7 0
ヤクルト┃000|000|000┃0 6 0
安打   100 100 112 6

ヤクルト:●デラクルス、館山、増渕、加藤−相川、新田
西武:○石井一、小野寺、山本、星野、藤田−細川、吉見


テーブルスコアはこちらでどうぞ。

色んな投手をネット裏から見られて楽しかった。
石井一久、館山昌平と大物を間近に見られて大収穫。
増渕竜義、加藤幹典の近況を見られたのも嬉しかった。
フォームを変えた投手が多くて驚いたな。
最近はほとんどTVのスポーツニュース、スポーツ紙を見ない。
そうすると情報に乗り遅れる(笑)
なかなか「生」で見る機会はないですからね。

西武ファンとしては能天気に楽しめる試合でした。
一番嬉しかったのはブラウンの打棒かな?
本日4打数3安打2打点。
オープン戦の序盤は苦労していたけど適応してきた。
大卒4年目の原拓也もよく打ってますね。
今日は5打数2安打。オープン戦通算打率が.316は立派だ。

ヤクルトは大卒新人の荒木貴裕がスタメンフル出場。
遊撃、三塁で悪くない守備を見せていた。
彼は初めて見た試合で2失策したんだけどな…。
川島慶三が離脱している間は荒木が起用されることになりそうだ。

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2009年09月08日

横浜×巨人

誤解されている方がいるかもしれないけど…。
私は生観戦にこだわりがある訳じゃない。
気の散りやすい性格だからテレビに集中できない。
現場に行かないと試合が目に入らない。
仕方ない理由で快適な自室を出るわけである。

「プロ12球団を全て見に行った」のもそういう事情だ。
この3年くらいアマチュア野球を真面目に見ている。
しかしプロから長らく関心が遠ざかっていた。
各チームのスタメン表に知らない名前が並んでいる。
今はどの球団にどういう選手がいるか?
もう一度「おさらい」してみようと思った。

今日で「球場遊説」も一段落。
セ・パ12球団を見終えることが出来た。
今日は横浜スタジアムで横浜と巨人の対戦だ。
横浜は現在5位と11.5ゲーム差の最下位。
2年連続のビリが確定的である。
巨人は中日と7.5ゲーム差の首位。
マジック16が点灯している。
対照的なチーム状況だ。

横浜スタジアムは入場料がかなり高い。
今日で5球場目、7試合目である。
「いい場所で安く」を貫いてきた。
神宮は知り合いの券で連れて行ってもらった。
西武は3試合3,200円。ヤフオクで株主優待券を落札した。
広島は1,600円。千葉マリンは2,300円。
でも横浜は同じグレードの席で4,000円もする。
ヤフオクで探したけれど手頃なのが見つからなかった。
「最後だし仕方ないか」と定価で諦める。

横浜ベイスターズ
1番 中 下園辰哉  左左 24才 179/81 九州国際大
2番 二 藤田一也  右左 27才 175/75 近畿大
3番 左 森笠繁   右左 32才 180/84 広島
4番 三 ジョンソン 右左 30才 189/100 レイズ
5番 一 佐伯貴弘  左左 39才 186/90 大阪商業大
6番 右 吉村裕基  右右 25才 183/94 東福岡高
7番 遊 石川雄洋  右左 23才 183/78 横浜高
8番 捕 細山田武史 右右 23才 179/75 早稲田大
9番 投 三浦大輔  右右 35才 183/85 高田商業高

読売ジャイアンツ
1番 遊 坂本勇人  右右 20才 184/78 光星学院高
2番 中 松本哲也  左左 25才 170/66 専修大
3番 三 小笠原道大 右左 35才 178/83 日本ハム
4番 左 ラミレス  右右 34才 180/102 ヤクルト
5番 一 亀井義行  右左 27才 178/80 中央大
6番 右 谷佳知   右右 36才 173/77 オリックス
7番 捕 阿部慎之助 右左 30才 179/91 中央大
8番 二 脇谷亮太  右左 27才 176/74 NTT西日本
9番 投 ゴンザレス 右右 30才 178/90 ヤクルト


試合前に加藤茶が始球式。
加藤茶は好きだがTBSの番宣うざい。
「全員集合!」の収録に付き合わされる。
球場DJのケチャップさんは上手く仕切っていたと思うが。

1回表。
先攻の巨人は三者凡退。

横浜の先発は三浦大輔。
プロ18年目のミスター・リーゼント。
通算124勝122敗の大投手である。

速球は常時で138〜141キロ。
今日のMAXが143。
変化球はカットが130〜135キロ。
スライダーが126〜32キロ。
フォークが130キロ前後。
シュートが120台後半。
カーブが95〜100キロ。
「凄い球」は持ってないけど制球と組み立てで勝負する。

1回裏。
後攻の横浜は一死から2番・藤田がライト線に二塁打。
藤田は打席に入る時の出囃子が面白い。
歌詞がコテコテの関西弁。
「イケテルFujita」という曲らしい。
4番・ジョンソンが四球で歩いて二死1、2塁。
しかし5番・佐伯は147キロの速球で空振り三振。

巨人の先発はディッキー・ゴンザレス。
出身はプエルトリコ。去年までヤクルトに5年在籍していた。
今季ここまで12勝1敗とすば抜けた成績だ。
この選手は初めて見た。というか知らなかった(笑)
どれだけプロを見てないんだと言う話である。

ゴンザレスは速球が常時で143〜147キロ。
今日のMAXは149を記録した。
変化球はスライダーが121〜129キロ。
シュート、チェンジアップが135前後。
基本は速球とスライダーの投手である。
小柄だけど投げる球の威力は抜群。
外国人投手には珍しく内角を厳しく攻める。
制球に自信があるからできるんだろう。
あぁこれはいい投手だなと。
踏み幅が広くて「球持ち」がいい。
むしろ日本人的な投手だと思った。

3回表。
巨人は7番・阿部慎之助が無死からソロ本塁打。
カウント1−3から140キロの速球を捉えた。
ボールは強い浜風に乗ってレフトの前段。
<巨人 1−0 横浜>
8番・脇谷はセーフティーバントで三塁内野安打。
9番・ゴンザレスはバント成功。一死2塁。
1番・坂本は129キロのフォークで空振り三振。
2番・松本は一ゴロで攻撃終了。

3回裏。
横浜は9番・三浦が四球で出塁。
三浦は打率.188。投手にしてはいい数字だ。
なお8番の細山田武史は.160である。
1番・下園は右前安打で無死1、3塁。
2番・藤田は遊ゴロ併殺。この間に三浦が生還。
<横浜 1−1 巨人>
3番・森笠は148キロの速球で見逃し三振。

4回裏。
巨人は一死から4番・ラミレスがソロ本塁打。
142キロの速球を浜風に乗せてレフトスタンドに運んだ。
<巨人 2−0 横浜>
後続は凡退して1点止まり。

5回裏。
巨人は無死から7番・阿部慎之助がソロ本塁打。
131キロのフォークを右腕一本で軽打。
ボールを「乗せて」ライトスタンドへ。
<巨人 3−1 横浜>
プロの「技」である。
このスイングは凄いと思った。
しかしなぜこいつが7番を打っているのかと(笑)
大学野球はほとんど本塁打が出ない。
1試合平均で0.3本くらいじゃないかな?
それが巨人は5回で3本も打ってる。
思い切り振らないで外野スタンドに入れてしまう。

一死から9番・ゴンザレスが中前安打。
1番・坂本は一ゴロで二封のみ。
坂本は司打者の初球に二盗成功。
2番・松本はレフト線にライナー。
これを吉村裕基が好捕して3アウト。

横浜打線は完全に沈黙。
4回以降は走者が2塁を踏むことすらなかった。
ゴンザレスはかなり楽に投げていた。

7回表。
巨人は6番・谷が三ゴロ。
これをジョンソンが悪送球で無死1塁。
谷の代走は俊足の鈴木尚広。
鈴木は次打者の2球目に二盗。余裕でセーフ。
7番・阿部は中前安打で鈴木が生還。
<巨人 4−1 横浜>
これも「上手い!」という打撃だった。
8番・脇谷はレフトフェンス直撃の二塁打。無死2、3塁。
9番・ゴンザレスは中前安打。二者が生還。
<巨人 6−1 横浜>
ゴンザレスは打撃が抜群だ。
今日は2打数2安打で今季の打率が3割に到達!
1番・坂本は三直で一死1塁。

今日の坂本は4タコ。
若手では「オンリーワン」の逸材だから楽しみにしていた。
でも今日は結果、内容といまいち。
低めの変化球で簡単に釣られていた。

横浜はここで二番手投手に工藤公康を起用。
プロ通算28年目。46才の大ベテランである。
私は1983年の日本シリーズがきっかけで西武ファンになった。
工藤は既に一軍。そのシリーズで投げてますからね。
彼については語り尽くせぬほどの思い入れ、記憶がある。
しかし工藤を生で見るのは20年くらいぶりじゃない?(笑)
日本のプロ野球には73年の歴史がある。
川上哲治、野村克也、工藤公康の3人で全時期をカバーできるらしい。

工藤は若い頃と全く違う投手になっている。
球速は今日のMAXが143キロ。
133〜140くらいの速度帯で小さい変化球を投げ分ける。
昨日はシュート、カット、シンカーを使っていたみたい。
球速はともかくボールの切れがかなり落ちた。
若い頃のような「ボールに回転を加える能力」が無い。
言葉は悪いけど「ごまかし」の投球である。

工藤の「変遷」を追うとかなり面白いはず。
新人の時は「カーブピッチャー」だった。
根本陸夫が「カーブだけで一生メシが食える」と絶賛したとか。
3,4年するとパワーが付いて速球で押せるようになった。
変化球はカーブに加えてスライダー、フォークも有効。
ただいい時と悪い時のはっきりした投手だったな。
「高めの速球を振らせられるか」がバロメーターだった。
ソフトバンク、巨人に移籍した後はほとんど見てない。
当時の彼はどういう投球を見せていたんでしょう?
しかし晩年の工藤を見られたのは貴重な経験だった。

巨人は2番・松本が中前安打で一死1、2塁。
しかし3番・小笠原が二ゴロ併殺で攻撃終了。

8回表。
横浜は三番手投手に桑原謙太朗を起用する。
彼を見るのは2年前の大学選手権以来だ。
今日は速球が143〜148キロ。
スライダーが130キロ前後。
フォークも覚えたらしく130キロ台後半。
桑原は被安打1のみでこの回を切り抜けた。

9回表。
横浜は四番手投手にトム・マストニーを起用。
インディアンスで通算80戦の実績がある。
198cm・102キロの右上手投げ。
28才で在日1年目である。
速球は143〜146キロ。
チェンジアップが130キロ前後。
スライダーが120台中盤くらい。
カットボールも投げていた。
典型的なアメリカンスタイルの投手。
速球の球筋が汚い。かなり動く。

マストニーは上々の内容。
7番・阿部を127キロのスライダーで見逃し三振。
8番・脇谷が二ゴロ。
代打・木村拓也は145キロの速球で空振り三振。

9回裏。
巨人は二番手投手に藤田宗一を起用。
まだ現役だったんだ…。
175cm・80kg。35才の左腕投手である。
ゴンザレスは早めに降板するとウィキペディアに書いてあった。
だから今日は山口、越智、クルーンを見られると楽しみにしていた。
9回にやっと二番手でさあ誰が出てくる?と。
「藤田かよ」とかなり落胆(笑)

藤田はシュート、カット、スライダーが持ち球。
速球、シュートが137〜141キロくらい。
カットをかなり多投して132〜136キロ。
スライダーが120キロ台前半だった。

藤田は簡単に二死を取る。
4番・ジョンソンは平凡な右飛。
と思ったら松本哲也がエラー。二死1塁。
5番・佐伯は遊ゴロで3アウト。試合終了。

安打 002 120 410 10 四 失
巨人┃001|110|300┃6 2 1
横浜┃001|000|000┃1 0 1
安打 101 100 000 3

巨人:○ゴンザレス、藤田
横浜:●三浦、工藤、桑原、マストニー


試合は2時間半で終了。
四死球も少ないし「胃にもたれない」試合でした。
最近はスポーツを暴飲暴食しているのであっさりした試合は助かる(笑)

しかし巨人と横浜は一目にレベルが違いますね。
巨人は7番・阿部慎之助が打率.299、23本塁打。
クリーンアップは小笠原、ラミレス、亀井と居並ぶ協力布陣だ。
横浜は3番・森笠が打率.210、2本塁打。
4番のジョンソンは打率.223、21本塁打。
5番佐伯が.261、9本塁打。
村田修一、内川聖一の穴はあるにせよこの布陣は寂しい。
そこそこのレベルはいるけど「傑出した」選手が見当たらない。
望みは若い選手が経験を積めているということだろうか?
でも横浜ベイスターズにいて伸びるかな?
試合前の練習を観察しているとどの選手も絞れてない。
ぬるま湯なんだろうと思った。

親会社も含めての問題だと思う。
TBSは本当にダメな会社。
2002年にこの球団を買収した経緯からおかしい。
最初はニッポン放送が買収する予定だった。
しかしフジサンケイ系列はヤクルトの株を持っている。
「二重所有じゃないか?」ということで話が頓挫した。
TBSが急遽で乗り出して横浜球団の株を買い取った。
狙いは「巨人戦の放映権」だろう。
当時は一試合1億円以上の価値があるとされていた。
仮に百億円以上の巨費を投じても回収可能だと…。
しかし中継の視聴率は既に「右肩下がり」だった。
テレビの収入が無くなれば球団は赤字。
経済的には単なる「お荷物」となる。
素人でもそういう見通しが立った。
しかしTBSは資産内容、業績見通しの精査をせず衝動買いした。
「こういう球団を目指す」というデザインも持ってなかっただろう。
経営判断のミス以前に「背任」だ。
この会社は経営が腐ってるんだと思った。
ああいう親会社を持ったベイスターズに同情します。

巨人はいい状態ですね。
以前は巨人へ移籍すると選手の能力が「5割引き」になった。
慣習、人間関係、プレッシャーに押し潰されてスポイルされた。
でも今は外様の選手が結果を出している。
小笠原道大、ラミレスの活躍は説明不要だろう。
谷佳知やゴンザレスも成績が一気に良くなった。
「雰囲気」が良くなってるんじゃないかな?
清武代表、原監督の人間性が大きいと思う。

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2009年08月29日

ヤクルト×中日

私は決して「マイナー志向」の人間じゃない。
確かにこの夏は地味な試合ばかり見ている。
それは興味関心が広く、費用対効果にシビアだからだ(笑)

今日はアウグス党の後援者が神宮球場に誘ってくれた。
社用のチケットだから場所は最高。
お代もどうやら勘弁して頂けるらしい。
対戦カード、タイミングと完璧である。
ヤクルト、中日はこれから見ようと思っていた。
是非にとご一緒させてもらう。
神宮にはよく来てるけどプロは初めてだ。

ヤクルト・スワローズ
1番 遊 川島慶三  右右 25才 172/70 日本ハム
2番 左 福地寿樹  右両 33才 184/85 西武ライオンズ
3番 中 青木宣親  右左 27才 175/77 早稲田大
4番 右 ガイエル  右左 36才 178/90 ヤンキース
5番 三 宮本慎也  右右 38才 176/70 プリンスホテル
6番 一 畠山和洋  右右 26才 180/96 専大北上高
7番 二 田中浩康  右右 27才 177/77 早稲田大
8番 捕 相川亮二  右右 33才 182/85 横浜ベイスターズ
9番 投 佐藤由規  右左 19才 179/76 仙台育英高 

中日ドラゴンズ
1番 遊 井端弘和  右右 34才 173/75 亜細亜大
2番 二 荒木雅博  右右 31才 180/74 熊本工業高
3番 三 森野将彦  右左 31才 180/85 東海大相模高
4番 一 ブランコ  右右 28才 188/102 ロッキーズ2A
5番 左 和田一浩  右右 37才 182/90 西武ライオンズ
6番 右 李炳圭   左左 34才 185/82 LGツインズ
7番 中 藤井淳志  右右 28才 181/77 NTT西日本
8番 捕 谷繁元信  右右 38才 177/81 横浜ベイスターズ
9番 投 小笠原孝  左左 32才 173/76 明治大


1回表。
先攻は中日ドラゴンズ。
1番・井端が中前安打で出塁。
2番・荒木は初球をセンター返し。
しかし強打が裏目で6−4−3のダブルプレー。
3番・森野は153キロの速球で空振り三振。

ヤクルトの先発は佐藤由規。
一昨年の高校生ドラフトで5球団が競合した速球王だ。
今季は先発ローテーションに定着して5勝。
オールスターにも出場している。
今日は速球が常時で145〜151くらい。
MAXは155キロを記録した。
変化球はスライダーを多投する。
球速は122〜132キロくらい。
縦に割れたり、横に流れたり、バリエーションがあるみたい。
フォークが135〜137キロくらい。
他にカットボールもあった。

高校時代は「言うほどの投手かな?」とやや冷めて見ていた。
党首は唐川侑己派だった(笑)
ただ2年ぶりに見た由規は欠点がかなり矯正されている。
身体の開き、腕の大回りが解消。
力が溜まって指に乗る。
スピンが効くから手元で減速しない。
「生きた速球」を投げられるようになった。
ただ球の「バラツキ」はかなりある。
ストライク、ボールがはっきりしている。
スライダーは切れていたけど曲がりが大き過ぎる。
軌道がふわっとするから速球と区別をつけ易い。
良くなったとはいえまだ課題もある。

1回裏。
後攻のヤクルトは三者凡退。

中日の先発は小笠原孝。
76年11月生まれにシンパシーを感じる(笑)
速球が常時で136〜142くらい。
今日のMAXは144キロだった。
コースを突く速球と振らせる速球で球質が違う。
低めにも高めにも「生きたボール」が来る。
変化球はスライダーとシンカーが123〜130キロくらい。
カーブが110キロ前後だ。

2回裏。
ヤクルトは無死から4番・ガイエルが1−3からソロ本塁打。
スライダーをライトスタンドに放り込んだ。
<ヤクルト 1−0 中日>
続く3人は凡退。

4回表。
中日は先頭の3番・森野が四球。
4番・ブランコはライト線のフライ。
ガイエルが打球をグラブに当てつつ落球。
痛恨のエラーで無死2、3塁。
5番・和田は右打で二ゴロ。なお一死3塁。
<中日 1−1 ヤクルト>
6番・李炳圭は二ゴロで二死3塁。
7番・藤井が中前安打。
<中日 2−1 ヤクルト>
8番・谷繁は四球で二死1、2塁。
9番・小笠原は初球の速球を右前安打。なお二死1、3塁。
<中日 3−1 ヤクルト>
1番・井端も四球で二死満塁。
2番・荒木が遊ゴロでようやく攻撃終了。

4回裏。
ヤクルトは2番・福地が死球。
3番・青木が右前安打で無死1、2塁。
4番・ガイエルは142キロの速球で空振り三振。
5番・宮本は強烈なライナー。しかし二塁手のグラブに収まる。
青木はエンドランで帰塁できずダブルプレー。

5回裏。
ヤクルトは無死から6番・畠山が0−1からバット一閃。
バックスクリーンにぶち当てるソロ本塁打。
<中日 3−2 ヤクルト>
後続3人は凡退。

7回裏。
ヤクルトは一死から5番・宮本が左前安打。
続いて前の打席で大ホームランの畠山和洋だ。

中日はここで2番手投手に河原純一を起用する。
河原は一軍で投げてるのか!
現在36才。今季は33試合に登板して防御率1点台。
いつの間に完全復活している…。
今日は速球が137〜142キロ。
変化球はフォークが126〜131キロ。
116キロを計測したのはカーブかな?
河原は6番・畠山、7番・田中を打ち取って中継ぎ成功。

8回裏。
中日は3番手投手に浅尾拓也を起用する。
大卒3年目の本格派右腕だ。
速球は150キロ前後を連発。
今日のMAXは154キロ。
変化球はフォークが139〜144キロ。
この球種を速球以上に多投していた。
他に縦スライダーが130キロ前後。
大したもんですねぇ。
こういう投手をネット裏から見られるのは嬉しい。

ヤクルトは8番・相川が右前安打で出塁。
しかしけん制タッチアウトで一死。
代打・飯原誉士は149キロの速球で空振り三振。
1番・川島は二ゴロで3アウト。

9回表。
ヤクルトは2番手投手に五十嵐亮太を起用する。
プロ12年目の30才。
158キロを記録したこともある怪腕だ。
速球は150キロ前後。MAXは152キロ。
五十嵐は打者2人で降板。
「怪我の治療」でベンチに下がってそのまま…。

3番手で急遽登板したのは押本健彦。
日産、日ハムを経て加入した27才。
181cm・93kgの右上手投げである。
速球は142〜144キロ。
変化球はフォークが134〜141キロ。これを多投する。
1番・井端、2番・荒木をフォークで三振に討ち取りピンチ脱出。

9回裏。
中日は4番手投手に守護神の岩瀬仁紀を起用する。
しかし状態が良くない。「何じゃこりゃ?」というくらい悪い。
今日の最高球速が138キロ。
神宮のスピードガンでこの数字は寂しい。
右打者の内角をえぐるような普段の威力がない。
シュートが130キロ中盤。
スライダーが120キロ台後半。
どちらも全く切れない。

ヤクルトは2番・福地がライトフェンスに届く三塁打。
3番・青木は初球のスライダーを中犠飛。
<ヤクルト 3−3 中日>
4番・デントナは129キロのスライダーを空振り三振。
5番・宮本も三ゴロ。
岩瀬は何とか切り抜けたがリードを守れず。

10回表。
ヤクルトも3番手投手に守護神の林昌勇を起用。
韓国出身の33才。在日2年目。
180cm・75kgの右サイドハンドである。
今季は5勝2敗25セーブ。防御率1.29と圧倒的な成績だ。
速球が145〜150キロ。
速球だけどナチュラルにシュート回転する。
変化球は横に滑るスライダーが120キロ台中盤。
フォークが130キロ台だった。

中日は3番・森野が137キロのフォークで空振り三振。
4番・ブランコは127キロのスライダーをバットの先で捕らえる。
これがグングン伸びてレフトスタンドに届くソロ本塁打。
<中日 4−3 ヤクルト>
5番・和田も右中間を破る二塁打。
代打・立浪和義は中飛。和田が果敢にタッチアップして二死3塁。
7番・藤井は敬遠の四球。二死1、3塁。

8番・谷繁は今季の打率が.196。
でも気持ちが入って何か起こしそうな気配…。
さて林昌勇の初球はすっぽ抜け。
谷繁のヘルメットをかすめたかな?という軌道だ。
捕手の相川亮二は捕球できず。
谷繁は3塁走者を手招きする。
和田がやや遅れてスタートして生還。
<中日 5−3 ヤクルト>

ベンチから高田監督が出てきて抗議。
「頭に当たった」という内容だろう。
死球なら二死満塁で得点は認められない。
でも林は危険球退場じゃないか?
主審は抗議を認めず「林の暴投」ということで再開。
谷繁は中直に倒れて攻撃終了。

10回裏。
中日は5番手投手に山井大介を起用する。
山井といったら一昨年の日本シリーズ第4戦が印象深い。
あの時とは岩瀬との順番が逆だ(笑)
今季は防御率8.30と絶不調。
今日も2ヶ月ぶりの登板だ。
ただそういう状態の投手には見えなかった。
高めに伸びる速球、縦に割れるスライダーは「完全」な山井だ。
速球が常時で140キロ台後半。今日のMAXが152キロである。
スライダーは130キロ前後で切れ良好。フォークも投げていた。

ヤクルトは6番・畠山が二直。
7番・田中浩康は一塁強襲の右前安打。
ここで代打にユウイチが起用される。
ヤマハの佐藤二朗(ツギオ)と同年齢。一緒にブラジルから来日した。
ツギオは昨日の都市対抗でヒーローになったぞ。
しかしユウイチは137キロのフォークで空振り三振。
9番・志田宗大も捕邪飛を打ち上げて万事休す。

美味しい試合でした。
両チームの守護神が見られたのは貴重。
試合がもつれたお蔭である。
ただ岩瀬仁紀の投球は心配だ。
昨日も打たれていたらしい。
単なる「調子の波」なのか?それともどこか悪いのか?
もっとも浅尾拓也は素晴らしい。山井大介も復調した。
しばらくのやり繰りは可能だろう。
所沢のチームと違ってリリーフの人材が豊富ですな。

ヒーローインタビューは決勝弾のトニ・ブランコ。
スペイン語の通訳が逐語訳で丁寧に訳していた。
ブランコは真面目で素直そうな雰囲気が漂っていた。
「まず神に、次に落合監督へ感謝します」という台詞が義理堅い(笑)
去年は2Aでプレーしていた選手だ。
年齢も若いし「伸びしろ」を残して来日したんだろう。
オープンスタンスは日本で身につけたのだとか。
身体が大きいけど「ボールをぶっ叩く」タイプじゃない。
肘、手首が柔らかくて「運べる」打者に見えた。
勝ち越しの本塁打も外角球をバットの先に乗せた。
落合博満の現役時代と少し似てる。
いい師匠にいい弟子が出会いましたね。

今日は両チーム合わせて9投手が登板。
そのうち5人が150キロを投げた。
速い投手は見ていて爽快です。
さすがプロ。さすが神宮の高性能スピードガン(笑)

安打   100 210 001 2 7 四 失
中日  ┃000|300|000|2┃5 7 0
ヤクルト┃010|010|001|0┃3 1 1
安打   010 110 111 1 7

中日:小笠原、河原、浅尾、○岩瀬、山井
ヤクルト:由規、五十嵐、押本、●林昌勇


試合のボックススコアはこちらでどうぞ。

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2009年08月12日

ウエスタンリーグ 中日×広島

今日もウエスタンリーグ。名古屋に移動する。
いい場所、いい時間に試合が入っていた。
大阪を朝に出て間に合う。
試合終了後は鈍行でその日のうちに東京へ戻れる。
ただ試合開始12時半なので観戦環境は最悪だ。
34,5℃はあったと思う。
気温以上に強烈な日差し、吹かない風が恨めしかった。

会場はナゴヤ球場。あのナゴヤ球場だ。
1997年にドームが完成して二軍の本拠地になった。
三塁側、レフト側、ネット裏と一部スタンドが撤去されている。
ただ一塁側、ライト側はそのまま。
客席はとにかく狭くて古い!
いかにも「昭和の球場」という風情だ。
とにかく便利な場所にある。
ナゴヤ、金山から一駅。
JR尾頭橋駅、名鉄山王駅からそれぞれ徒歩7分だ。
普通の住宅地に球場が立っている。

中日ドラゴンズ
1番 二 澤井道久  右両 30才 175/74 東海理化
2番 遊 谷哲也   右右 24才 180/78 日立製作所
3番 三 柳田殖生  右右 27才 178/77 NOMOクラブ
4番 一 新井良太  右右 25才 187/89 駒沢大
5番 中 平田良介  右右 21才 176/84 大阪桐蔭高
6番 右 中村一生  右右 27才 186/85 国際武道大
7番 左 中川裕貴  右右 24才 176/76 中京高
8番 捕 前田章宏  右右 26才 184/91 中京大中京高
9番 投 中里篤史  右左 26才 185/84 春日部共栄高

広島東洋カープ
1番 二 松本高明  右左 25才 177/72 帝京高
2番 中 鈴木将光  右右 22才 182/80 遊学館高
3番 遊 梵英心   右右 28才 173/70 日産自動車
4番 左 岩本貴裕  左左 23才 182/90 亜細亜大
5番 三 山本芳彦  右右 25才 186/86 和歌山工業高
6番 一 松山竜平  右左 23才 176/91 九州国際大
7番 捕 上村和裕  右両 26才 178/82 オリックス
8番 右 山内敬太  右左 24才 184/80 名城大
9番 投 ソリアーノ 左左 26才 188/75 四国IL・徳島


1回表。
広島は1番・松本が144キロの速球で空振り三振。
2番・鈴木は遊ゴロ。
3番・梵は三ゴロも悪送球で二死1塁。
梵は次打者の2球目に二盗失敗で攻撃終了。

中日の先発は中里篤史。
ドラフト1位で入団してもう9年目。
1年目から一軍に登場するなど将来を嘱望されていた投手である。
しかし2年目のキャンプで投手生命を危ぶまれるほどの重傷を負った。
何とか復活を果たして今に至る。一軍登板は通算32試合。
今日は速球が常時で139〜143。MAXが145キロ。
初回は飛ばしていたけど2回以降は抑え気味だった。
変化球はカーブを多めに投げる。球速が110キロ前後。
他にカット気味のボールも投げていた。
スライダーがあるはずだけど見なかった。

1回裏。
中日は1番・澤井が左前安打。2番・谷は左飛。
3番・柳田、4番・新井と四球で歩いて一死満塁。
5番・平田は中犠飛。なお二死1、3塁。
<中日ドラゴンズ 1−0 広島東洋カープ>
6番・中村は144キロの速球で見逃し三振。

広島の先発はディオーニ・ソリアーノ。
アルフォンソ・ソリアーノとは残念ながら無関係。
カープ・アカデミー出身。
四国アイランドリーグに2年半所属。
今年7月28日に広島と育成枠で契約した。

速球は常時140〜143くらい。今日のMAXが144。
フォームに無理がないし球筋も悪くない。
変化球は1種類か2種類。
121〜23キロでドロンと緩く落ちるのがカーブ。
125〜28キロで鋭く滑るのがスライダーに見えた。
前者は切れがなくてこのレベルじゃ使えない。
単に同じ球種でバラツキがあるのかもしれない
決め球がないので追い込んでから粘られてしまう。
2ストライクを取りつつ粘られた末の四球が多かった。

2回裏。
中日は7番・中川が四球。8番・前田は一邪飛。
9番・中里はバントを決めて二死2塁。
1番・沢井は左前安打。中川が生還。
<中日ドラゴンズ 2−0 広島東洋カープ>
2番・谷の二球目に澤井は二盗成功。
澤井は四球で二死1、2塁。
3番・柳田は一邪飛で3アウト。

4回表。
広島は一死から3番・梵が左前安打。
4番・岩本はエンドラン成功。
一塁ベースを直撃して長打コース。
と思ったら打球が一塁線審の吉本文弘を直撃。
「お前は村田康一か!」と。短打となって一死1、3塁。

広島は5番・山本芳が中前安打。
<中日ドラゴンズ 2−1 広島東洋カープ>
山本は返球の間に進塁して一死2、3塁。
6番・松山遊ゴロの間に三塁走者が生還。
<広島東洋カープ 2−2 中日ドラゴンズ>
7番・上村は中飛で攻撃終了。

4回裏。
中日は7番・中川が左越え2塁打。
中川は牽制悪送球で進塁して無死3塁。
8番・前田は中犠飛。
<中日ドラゴンズ 3−2 広島東洋カープ>
9番・中里、1番・澤井は共に遊ゴロで凡退。

5回裏。
広島はこの回から2番手投手に林昌樹を起用。
30才の12年目。183cm・85kgの右サイドハンドである。
06年に61試合、07年に57試合と一軍登板が豊富。
今季も一軍で33試合に登板している。
速球が130キロ台後半かな?今日のMAXが141キロ。
最初は遅かったけど少しずつ球速が上がった。
変化球は横に滑るスライダーが特徴的。球速は120キロ前後。
他にカットボールも投げていたかな?
なお林昌樹は2イニングを無失点で抑えた。

6回表。
中日はこの回から2番手投手に岩田慎司を起用。
明治大からドラフト5位で入団した新人。
4年の春にエースとして優勝に貢献した。
今日は速球が141,2キロ。
変化球は得意の横スラが122〜126キロ。
シュートが130キロ台前半。
チェンジアップが110キロ台前半かな?
2軍はこれで20試合目の登板。
防御率8点台とかなり打ち込まれている。
でも今日は良かった。

広島は3番・梵が二ゴロ。
4番・岩本は129キロのシュートで空振り三振。
3番・山本芳は126キロのスライダーを空振り三振。

7回表。
中日の3番手投手はネルソン・パヤノ。
昨年はマリナーズの2Aでプレー。
ドミニカのウィンターリーグで注目されて中日が声を掛けた。
186cm・87kg。25才の左腕投手である。
速球は146〜150キロ。スライダーが130キロ代前半。

広島は6番・松山が右前安打。
代走・中東直瑛は牽制悪送球で進塁。無死2塁。
7番・上村がバントしてパヤノは悪送球。
中東が生還してなお無死2塁。
しかし上村は牽制挟殺プレーで一死走者なし。
8番・山内は遊ゴロで二死走者なし。
<広島東洋カープ 3−3 中日ドラゴンズ>

中日はここで4番手投手に鈴木義広を起用。
中部大から加入して5年目の26才。
188cm・88kgの右サイドハンドである。
中継ぎでよく投げていた投手だけど昨年から登板機会が減少。
今季は一軍未登板である。右肘の故障があったらしい。
腕をくねっと捻る変則的なフォームが面白い。
速球は141〜144キロ。
変化球はスライダーが120キロ台後半。
130キロ前後のシンカーも投げていた。
鈴木義広は代打・申成鉉を遊ゴロに討ち取って3アウト。
そのまま8回も無失点に抑えた。

7回裏。
広島は3番手投手に牧野塁を起用。
プロ17年目の35才。
オリックス、阪神、楽天を経て昨年7月に広島入りした。
往年の豪速球は衰えてないようだ。
速球は常時で140台中盤。今日のMAXは150キロ。
変化球は130キロ前後のスライダーとスローカーブ。
牧野は7回の中日を三者凡退に抑えた。

8回裏。
中日は4番・新井が三ゴロ。
三塁の守備に入っていた申成鉉が大暴投で無死1塁。
5番・平田は中前安打で無死1、2塁。
6番・中村はバントで一死2、3塁。
7番・中川を牧野塁は何と敬遠。一死満塁。

中日は代打に堂上剛裕を起用。
今年で6年目の24才。父、弟も中日の選手。
一昨年は一軍で37試合に登場するなどブレイクしかかった。
しかし昨年、今年と一軍でほとんどプレーできてない。
今は二軍で平田、中川あたりと競争なのかな?

堂上は10球以上粘ってライトに痛打。
しかし右直。当たりが良すぎて犠飛にもならない。
岩本貴裕の素晴らしい返球で走者が自重した。
続く代打・野本圭も149キロの速球で空振り三振。
中日は絶好の勝ち越しチャンスをモノにできず。

9回表。
中日は5番手投手に金剛弘樹を起用。
金剛は日本通運から入団して5年目の30才。
181cm・83kgの右上手投げである。
今季は一軍未登板だ。
速球は147,8キロ。
132〜135キロのフォークを多投する。
125キロくらいのチェンジアップを投げていた。
金剛は5番、6番、7番と三者凡退に討ち取って味方の援護を待つ。

9回裏。
広島の4番手投手は森跳二。
大阪外語大から入団して5年目の27才。
速球は140キロ前後。
130キロ強の高速スライダーを多投する。

中日は1番・澤井が141キロの外角速球を見逃し三振。
2番・谷はレフト線を破る二塁打。一死2塁。
3番・柳田はライトオーバーの二塁打。
谷が生還して中日はサヨナラ勝ち。
<中日ドラゴンズ 4−3 広島東洋カープ>

安打 000 320 200 7 四 失
広島┃000|200|100┃3 2 2
中日┃110|100|001x┃4 7 3
安打 110 110 012 7

中日:中里、岩田、パヤノ、鈴木、○金剛
広島:ソリアーノ、林、牧野、●森


試合のちゃんとした記録はこちらでどうぞ。

中日は若手野手に「競争」がありますね。
谷哲也という選手は今まで知らなかった。
攻守ともにいい選手だ。
去年2軍で3割。今年も2割8分。
「アライバ」を継ぐ存在になれるかも。
岩崎恭平、堂上弟と他にもいい内野手がいる。
というか彼らを見たかった。
でも岩崎は代走だけ。堂上弟は出番なし。
ただし二軍で競争していてもファンは喜ばない。
平田良介なんて「10年に1人」扱いされた逸材ですからね。
二軍ではかなり打ってるようだけど落ち着いてもらったら困る。
中里篤史は悪くなかった。
ただ一軍に定着するなら連投のスタミナが要求される。
そこに不安が残るかも。回を経るに従って球の勢いが落ちていた。

広島は大卒ルーキーの岩本貴裕がいい振りをしていた。
打率は.247だけど12本塁打はウエスタン2位。
大学4年時の不振は脱却しているようだ。
打撃と同じくらい魅力的なのは彼のレーザービーム。
捕球は並だけど送球なら日本トップクラス。
投手としても146キロを投げた左腕ですからね。
松山竜平は大学選手権の「同点タイムリー未遂」が印象深い。
斎藤佑樹を痛打して有名になった。
打撃に特化した選手を目指すつもりなのかな?
動き、体型と重くなった気配である。

今日も面白いファンがいたな。
応援でも野次でもなく選手に「説教」をする。
広島の選手に懇々とチームの歴史、心構えを説いていた。
聞いていて勉強になった(笑)

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2009年08月11日

ウエスタンリーグ オリックス×ソフトバンク

甲子園は第2試合で切り上げて移動する。
夜は二軍戦を見に行くと決めていた。
一軍の12球団を見るのは割合に容易だ。
関東圏にパ・リーグが2球団、セ・リーグは3球団ある。
それを順繰りに回ればいい。
しかし二軍は事情が違う。東西に分かれている。
ウエスタンリーグの5球団は名古屋以西でしか試合をしない。
そこで夏の「遊説」にウエスタンの試合を入れておいた。

今日はオリックスとソフトバンクの試合を見る。
会場はあじさいスタジアム北神戸。
ネットの路線検索を調べて「あれ?」と思う。
阪急今津線?JR福知山線?
予想してなかった経路を指示されるのである。
どうやら私は「神戸」という地名に惑わされていた。
神戸市ってかなり広いんですね!
海辺だけでなく六甲山の向こうまで市域が広がっている。
三宮から地下鉄に乗って「谷上」という駅に出る。
神戸電鉄に乗り換えて更に約20分。
「二郎」という小さな無人駅で降りる。
まさに田園地帯。セミとウシガエルが賑やかだった。
遊歩道を20分ほど歩くと「北神戸田園スポーツ公園」に到着。
あじさいスタジアムは両翼99m、中堅122m。
座席は内野スタンドが千人分確保されている。
入場料500円を払って入場する。
売店が出てるし客の入りは結構よかった。

オリックス・バファローズ
1番 遊 森山周    右左 28才 179/73 ヤマハ
2番 三 長田昌浩   右左 25才 178/78 巨人
3番 指 古木克明   右左 28才 182/85 横浜ベイスターズ
4番 左 岡田貴弘   左左 21才 186/93 履正社高
5番 中 迎祐一郎   右右 27才 180/79 伊万里商
6番 右 相川良太   右右 32才 183/78 東海大
7番 一 木元邦之   右左 30才 183/85 日本ハム
8番 捕 横山徹也   右右 25才 176/83 福知山成美高
9番 二 柴田亮輔   右左 22才 183/76 愛工大名電高
   投 ボーグルソン 右右 32才 191/98 阪神

ソフトバンク・ホークス
1番 二 金子圭輔   右両 24才 180/71 志学館高
2番 遊 仲澤広厚   右右 26才 180/78 中日
3番 右 柴原洋    左左 35才 174/81 九州共立大
4番 指 アギーラ   右右 30才 180/90 メッツ3A 
5番 一 江川智晃   右右 22才 180/84 宇治山田商
6番 三 吉川元浩   右右 30才 186/86 巨人
7番 左 トゥサント  右右 26才 188/84 エンゼルス2A
8番 中 中村晃    左左 19才 176/81 帝京高
9番 捕 高谷裕亮   右左 27才 178/84 白鴎大
   投 内田好治   右右 23才 182/82 大阪産業大


オリックスは岡田貴弘が見たかった。
高校通算55本塁打。「なにわのゴジラ」と騒がれた。
鳴り物入りで入団した割に苦労した。
2年目、3年目は一軍出場ゼロ。
特に昨年は二軍でも打率.216と低迷。
売りであるパワーも5本塁打と不発だった。
4年目の今年は「開眼」したらしい。
ここまで62試合に出場して19本塁打&55打点。
ウエスタン首位に立っている。
打率も.293と確実性向上の跡が見える。

ソフトバンクはトゥサントと内田好治が育成枠。
2人とも二軍では好成績を残している。
注目の若手は江川智晃かな?
2年目から一軍で起用されるなど王監督からチャンスを与えられた。
しかしそれをモノにできず今年は二軍暮らし。
ただ下では打率4位、本塁打数3位と結果を残している。

1回表。
先攻のソフトバンクは三者凡退。

オリックスの先発はボーグルソン。
昨年まで阪神に2年間在籍。32試合に登板している。
今季はオリックスに移籍。一軍戦17試合に登板している。
ただ0勝3敗。防御率6.84と振るわない。
二軍に来るとレベルが違うな。
球に威力がある。内外角にしっかり投げ分けられる。
ツーシーム、スライダー、カーブといった変化球も鋭い。

1回裏。
後攻のオリックスは無得点。
一死から2番・長田が右前安打で出塁したのみ。

ソフトバンクの先発は内田好治。
前述の通り育成枠の選手である。
スピードは結構ある。変化球の切れもいい。
変化球はスライダー、チェンジアップ、カーブあたり。
縦に割れて鋭く落ちるカーブが特に素晴らしい。
ただし課題は制球。
速球が高めに浮く、シュートする傾向が強い。
今日は2回に2死球。3回に1死球…。
右打者の内角にすっぽ抜けるのでかなり危ない。
あとクロスステップが気になった。

2回裏。
オックスは先頭の5番・迎が手への死球で出塁。
6番・相川はレフトフェンス際に大飛球。
トゥサントはいったん追いつくもグラブに当てて落球。
記録は二塁打で無死2、3塁となる。
7番・木元は左飛で走者変わらず。
8番・横山も死球で一死満塁。
9番・柴田はライト線を破る二塁打。なお一死2,3塁。
<オリックス 2−0 ソフトバンク>
1番・森山が四球で一死満塁。
2番・長田は左犠飛で更にもう一点。なお二死1、2塁。
<オリックス 3−0 ソフトバンク>
3番・古木は右中間を破る二塁打。二走者が生還。
<オリックス 5−0 ソフトバンク>
4番・岡田はストレートの四球。
打者一巡となって代打・由田慎太郎は三球三振。3アウト。
迎は指の打撲くらいだと思うが大事をとって交代。
内田好治があのコントロールだから右打者は立たせにくい。

ボーグルソンは3回で降板。
無失点で内容も1安打1四死球と充実。

4回表。
2番手投手には鴨志田貴司が起用される。
鴨志田は水戸短大付属高、巨人を経て昨年にオリックスへ移籍。
高校時代は152キロを計測して騒がれた。
今は技巧派色が強い。右スリークォーターからコーナーを突くスタイル。
「左右のゆさぶり」を志向しているようだ。
球種はシュート、スライダー、カットボールあたりでは?
鴨志田は1安打、四死球1ながら1イニングを無失点で終えた。

4回裏。
オリックスは1番・森山が四球。
2番・長田はバント成功で一死2塁。
3番・古木は右中間に上手く流してエンタイトル2塁打。
<オリックス 6−0 ソフトバンク>

ソフトバンクはここで2番手投手に大西正樹を起用する。
大西もやはり育成枠。神戸国際大付属高出身の4年目だ。
175cm・76kgの左スリークォーター。
球筋が「クロスファイアー」で面白い。
球速も140は出てたんじゃないかな?
変化球は横に流れるスライダーが素晴らしい。
大西は4番・岡田、5番・由田を空振り三振で討ち取ってピンチ脱出。
5回もオリックス打線を三者凡退に封じた。

5回表。
オリックスは3番手投手に吉野誠を起用する。
吉野は日大、阪神を経て08年にオリックスへ移籍。
というか大宮東の吉野じゃないか(笑)
プロ10年目の31才。181cm・84kgの左腕である。
彼も左のスリークォーター。
昨年は一軍で43試合に登板。今年も十何試合か投げている。
8月5日の楽天戦で「どでかい一発」を打たれて二軍に落ちたらしい。
周囲の詳しいお客さんがそういう話をしていた。
球種はスライダー、シュート、カーブかな?
彼も横に揺さぶりで打者を打ち取るタイプに見えた。
二軍の中ではレベルが違う。
ソフトバンクの下位打線を三者凡退で討ち取った。

6回表。
オリックスは4番手投手に宮本大輔を起用。
183cm・90kgの右上手投げ。
延岡学園から近鉄経由でオリックス入り。プロ10年目の27才である。
黄色靭帯骨化症という難病の影響もあってなかなか一軍に定着できていない。
奥さんは姉妹漫才の海原やすよさん。
関係ないけど今日のオリックスは芸能人絡みが多い。
古木克明の奥さんは池端忍。
ボーグルソンの奥さんは元モデル・歌手。
木元邦之の元奥さんも女優だった。

宮本の投球は大きいカーブが印象的。
簡単に二死を奪うがそこから崩れてしまう。
ソフトバンクは二死から4番・アギーラが四球。
5番・江川はエンドランを決めて右前安打。二死1、3塁。
6番・吉川は宮本のカーブを捕らえて左前安打。なお1、2塁。
<オリックス 6−1 ソフトバンク>
7番・トゥサントは速球で空振り三振。

6回裏。
ソフトバンクは3番手投手に近田怜王を起用する。
怜王は報徳学園から入団した高卒ルーキー。
177cm・84kgの左腕投手である。
三田シニア出身らしいから球場のすぐ近所だ。
大西、怜王と敢えて「ご当地選手」を起用していたのかな?
速球は目測で140キロ前後。変化球はカーブ、スライダーあたり。
腕の出が遅くて「見難い」フォームだと思う。
ただ投げた後に重心が三塁側へ流れる。
その影響もあってフィールディングが悪かった。

オリックスは一死から1番・森山が中前安打。
2番・長田は四球で1、2塁。
3番・古木はスライダーを見逃し三振。二死1、2塁。
4番・岡田は左前安打で森山を迎え入れる。
<オリックス 7−1 ソフトバンク>
5番・由田は中飛で凡退。

7回表。
オリックスの5番手投手は川越英隆。
3年連続開幕投手を務めたこともある大物。
去年、今年は中継ぎでかなり投げている。
二軍にいるべき投手ではあるまい。
球種が多くて全容は分からない。
シュート、カーブ、フォークあたりを投げていたと思う。
貫禄を見せてソフトバンクを三者凡退で封じた。

7回裏。
ソフトバンクの4番手投手は西山道隆。
それに合わせて捕手も堂上隼人に代わる。
「四国アイランドリーグ・コンビ」である。
球は速いけど制球はちょっと勘弁なレベル。

オリックスは6番・相川が四球。
7番・木元が中前安打で無死1、2塁。
8番・横山も四球で満塁。
9番・柴田は二ゴロ併殺。
この間に三塁から代走の丹羽将弥が生還。なお二死3塁。
<オリックス 8−1 ソフトバンク>
1番・森山周は遊ゴロ。しかし仲澤広厚がエラーして木元も生還。
<オリックス 9−1 ソフトバンク>
2番・長田は見逃し三振で攻撃終了。

8回表。
オリックスは6番手投手に光原逸裕を起用する。
京産大、JR東海を経てオリックスに入団。今年がプロ5年目。
184cm・86kgの右上手投げである。
ルーキーイヤーは7勝を上げたがその後は一軍にあまり登場してない。
怪我に苦しんだ経緯があるらしい。
なおソフトバンクの攻撃は三者凡退。

8回裏。
ソフトバンクは5番手投手に佐藤誠を起用する。
プロ入り16年目の34才。
一軍通算199試合の大ベテランである。
縦に落ちる変化球はスライダーかな?いい切れだった。

オリックスは代打・辻俊哉が遊ゴロ。一死走者なし。
4番・岡田貴弘はカウント2−1からバット一閃。
強烈なライナーがスタンド後方のネットに突き刺さった。
飛距離にして140mくらいあったんじゃないかな?
<オリックス 10−1 ソフトバンク>
ダレた試合を最後まで見ていた人にご褒美(笑)
私も彼の「真価」を目撃できて嬉しかった。あのパワーは凄い。
後続は簡単に倒れてオリックス最後の攻撃が終了。

9回表。
オリックスの7番手投手は延江大輔。
高校生ドラフト1巡目で瀬戸内高から入団。
今年が3年目。184cm・75kgの左サイドハンドである。
まだ「身体作り中」らしく二軍でも通算3試合しか投げてない。
しかしこれが「大発見」だった。
速球は明らかに140キロ超。
横に流れるスライダーの切れも抜群。
ネット裏の熱心なファンを歓喜させる。

ソフトバンクは5番・江川が右直。
6番・吉川は外角の速球を空振り三振。
7番・トゥサントは内閣の速球を空振り三振。
延江が最終回を三者凡退で締めてゲームセット!

安打     010 102 000 4 四 失
ソフトバンク┃000|001|000┃1 3 1
オリックス ┃050|101|21×┃10 9 0
       130 101 21  9

オリックス:ボーグルソン、○鴨志田、吉野、宮本、川越、光原、延江
ソフトバンク:●内田、大西、怜王、西山、佐藤


試合は正直ちょっとダレた。
ソフトバンクの投手陣は計9つの四死球を献上。
特に先発の内田好治は3四球&3死球。
オリックス打線を恐怖に陥れた!
そんな試合も楽しく見られたのはネット裏が愉快だったから。
野球をよく知っていて、皮肉の効いた「突っ込み」を入れるお客さんがいる。
関西でプロ野球を見たのは初めてだけど、どこもああいう空気なのかな?
二軍戦だと客が少ないから野次が思い切り届きますよね。
俺も関西弁を覚えて仲間に入りたいと思った(笑)

帰りは人の流れについていけば何とかなると思ったら計算違い。
みんな駐車場から車である…。
行きに使った遊歩道は距離が短いけど街灯がない。
慣れない人が歩いたら危険だと判断した。
隣の道場南口駅まで歩く。
舗装された道とはいえ山の中だから真っ暗。
人ともすれ違わないしちょっと怖かった。
夏場だからいいけど冬場は遭難の恐れがあります。

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2009年08月09日

広島×阪神

広島の新球場に行きたいと前から思っていた。
最高のタイミングが今日だった。
今週末ならクラ選のU18、U15に重ならない。
「渡り鳥遊説」の行程がいい具合に組める。
それに広島と阪神の対戦だから関東勢が絡まない。
セ・リーグの全球団を消化するのが楽になる。

しかし前日の天気予報を見て私は慌てた。
中国地方の降水確率がいつの間に上がっている。
量も降りそうな気配である。
知人に券を取ってもらい、待ち合わせもしていた。
少なくとも顔は合わせねばなるまい。
無駄足を覚悟して鈍行で名古屋から西方に向かう。
兵庫、岡山と大変な雨脚である。
ただ日曜日の試合だから球団は強行に開催するだろう。
しかも知人が早めに球場入りして屋根の下を取ってくれた。
山陽線が広島県に入ると空模様は改善してくる。
「行けるぞ」という気持ちを高めたのが広島駅近くの車窓だ。
新球場が実にチャーミングなんですよ!

マツダスタジアムは広島駅から線路沿いに徒歩10分。
アメリカの流行を取り入れた「ネオ・クラシカル様式」の球場だ。
入ってすぐ「観客に優しい球場だな」と思った。
例えば椅子が広々としている。コンコース、共有スペースも広い。
「一人でも多く詰め込む」的な発想を感じない。
客席が多種多彩でサービス精神、遊び心に満ちている。
「タダ見スペース」なんてものもあるらしい。
興味がある方はWikipediaの該当項目をお読み下さい。
足を踏み入れた瞬間に「日本一の球場だ」と確信した。

広島東洋カープ
1番 二 東出輝裕   右左 28才 171/73 敦賀気比高
2番 中 赤松真人   右右 26才 182/75 阪神タイガース
3番 右 天谷宗一郎  左左 25才 178/80 福井商
4番 一 栗原健太   右右 27才 183/95 日大山形高
5番 三 マクレーン  右右 37才 193/95 ジャイアンツ3A 
6番 左 フィリップス 右右 32才 183/93 パイレーツ3A
7番 遊 小窪哲也   右右 24才 175/78 青山学院大
8番 捕 石原慶幸   右右 29才 177/82 東北福祉大
9番 投 ルイス    右右 30才 193/104 アスレチックス3A

阪神タイガース
1番 中 平野恵一   右左 30才 169/65 オリックス
2番 二 前田大和   右右 21才 176/64 樟南高
3番 遊 鳥谷敬    右左 28才 179/81 早稲田大
4番 左 金本知憲   右左 41才 180/89 広島カープ
5番 三 新井貴浩   右右 32才 189/94 広島カープ
6番 一 ブラゼル   右左 29才 191/95 米独立リーグ  
7番 右 葛城育郎   左左 31才 180/84 オリックス
8番 捕 矢野輝弘   右右 40才 181/81 中日
9番 投 下柳剛    左左 41才 184/95 日本ハム


広島のブラウン監督は「ターンオーバー」を好むらしい。
左翼に今期途中入団のアンディ・フィリップスを起用。
というかこの試合まで全くそんな選手の存在を知らなかった(笑)
遊撃手は大卒2年目の小窪哲也だ。
「U-24世代」では5番目くらいに出場試合数の多い選手。
個人的には青学時代の彼をかなり推していた。

阪神は遊撃手に3年目の大和を起用。
高卒早々から二軍戦に出て結果もそこそこ出していた。
私の「脳内チェックリスト」へ入れていた。
生でプレーを見られるのは楽しみだ。
ちなみに阪神の「若手」は大和だけ。
人生経験なら大和の約二倍という選手がスタメンに並ぶ。

1回表。
先攻の阪神は二死から3番・鳥谷が左翼線を破る二塁打。
しかし4番・金本はルイスのカットボールで空振り三振。

広島の先発はコルビー・ルイス。
来日2年目の長身右腕。昨年は15勝8敗とチームの勝ち頭だった。
速球は常時で144〜47キロを記録。今日のMAXは149だった。
変化球はカットボールかな?
136〜140キロのくらいの小さく落ちる球種を使う。
基本的にスピードでグイグイ押すタイプ。
速球系が全投球の9割を超えていた。
チェンジアップ、スライダーらしい球種も投げてはいた。
ボールの勢いがあって制球も素晴らしい。大崩れする気配はなかった。

1回裏。
広島は1番・東出が左前安打で出塁。
2番・赤松がセーフティー気味に送って一死二塁。
3番・天谷が三飛。4番・栗原四球で二死1、2塁。
しかし5番・マクレーンが三ゴロに倒れて先制ならず。

阪神の先発は下柳剛。
通算登板試合数はもうすぐ600試合に届くという大ベテランだ。
私はパ・リーグ贔屓だからダイエー、日ハム時代の印象が強い。
荒削りにグイグイ押すタイプだった。
下柳を真面目に見たのはそれこそ10年ぶりになると思う。
何となく知ってはいたけど変化に驚いた。
速球は常時で134〜137キロ。今日のMAXが辛うじて140。
変化球はシュート、スライダー、フォークボールなど。
球速はシュートが130キロ前後。
フォークが120台後半。スライダーが120台中盤かな?
狭い球速帯、小さな変化で「バットの芯を外す」スタイルだ。
丹念に低目を突いて内野ゴロを多く打たせていた。
最近の日本野球は本格派が充実している。
でも「技でごまかす」タイプが減りましたね。
下柳を見てちょっとした懐かしさを感じた。

試合は進んで4回裏。
広島は4番・栗原が本日初の四球を選んで無死1塁。
5番・マクレーンは中前安打。
栗原はスタートが遅れるも強引に三進。送球が逸れてセーフ。
マクレーンも送球を見て二進。無死2、3塁となる。
6番・フィリップスは下柳の初球にバット一閃。
外角低めのスライダーのスイング軌道がピタリと合う。
ライナーでレフトスタンドに届く3ラン本塁打!
<広島カープ 3−0 阪神タイガース>

6回表。
阪神は1番・平野が見事なセーフティーバント。無死1塁。
2番・大和はバントで送れず結局空振り三振。
3番・鳥谷三邪飛。4番・金本が四球で二死1、2塁。
4番・新井は左前安打。
フィリップスがファンブル。
しかし二塁走者が三塁上で滑って尻餅。走者還らず二死満塁。
5番・ブラゼルは一ゴロ。
栗原健太がファンブル。二塁がカバーして一塁送球も逸れる。
ブラゼルが一塁に生きて三塁走者の平野が生還。
<広島カープ 3−1 阪神タイガース>

6回裏。
広島は無死から5番・マクレーンが左越えのソロ本塁打。
<広島カープ 4−1 阪神タイガース>
6番・フィリップスは中越え2塁打で続く。

阪神は二番手投手に渡辺亮を起用。
渡辺は27才。175cm・69kgの右上手投げである。
速球は139〜144くらい。
変化球はスライダー、パームボールを投げていたようだ。

広島は7番・小窪が投ゴロで一死3塁。
8番・石原はライトに犠牲フライ。
<広島カープ 5−1 阪神タイガース>
代打・喜田剛は四球。しかし喜田はなぜか二盗してタッチアウト。

7回表。
広島は二番手投手に青木勇人を起用。
修徳高、同志社大、西武を経て2006年に広島入り。
高校は軟式、大学は準硬式野球部だった変り種である。
32才。173cm・75kgの右サイドハンド。
球速、球種はサンプルが少なくて分からなかった。
青木は8番・矢野を空振り三振に討ち取って交代。

広島の三番手投手は青木高広。
愛知大、日産自動車を経て06年に大社ドラフト4位で入団。
187cm・85kg。27才の左腕投手である。
速球は140キロほど。
変化球はカット、スライダー、カーブかな?
青木は代打・浅井良に四球。
1番・平野を二ゴロに打ち取って降板。
更に二死2塁で阪神は代打・高橋光信が登場する。

広島はここで三番手にマイク・シュルツを起用。
201cm・100kgの長身右腕。
ダイヤモンドバックス3Aから2008年に入団。
昨年55試合、今期は既に51試合に登板している中継ぎの柱である。
長身から投げ下ろす速球は威力満点。
常時で149〜153キロくらい。
変化球はスプリットが135キロほど。
スライダーが120キロ台後半くらいかな?
ほとんどストレートで押していた。

阪神は代打・高橋がラン&ヒットで二死1、3塁。
代走の水田圭介がシュルツの2球目に二盗成功。二死2、3塁。
3番・鳥谷は右越の二塁打で二者が生還。
<広島カープ 5−3 阪神タイガース>
4番・金本は149キロの速球で見逃し三振。
のけぞるような内角球をストライクに判定されて金本はしばし唖然。

7回裏。
阪神は三番手投手に江草仁貴を起用。
専修大出身の28才。178cm・84kgの左腕投手である。
速球が138〜144キロ。
変化球は130キロ前後のツーシームが軸となる。

広島は二死から3番・天谷が中前安打で出塁。
天谷は4番・栗原のカウント2−2から二盗成功。
栗原は四球で歩いて二死1、2塁。
5番・マクレーンは左前安打。天谷が生還してなお1、2塁。
<広島カープ 6−3 阪神タイガース>
7番・フィリップスは投ゴロで攻撃終了。

8回表の阪神は三者凡退。
シュルツは1回3分の1を投げて3奪三振。

8回裏。
阪神の四番手投手は鄭凱文。
彼は台湾出身。今春のWBCで来日していた。
速球は143,4キロを記録。
変化球は120キロ台後半の高速スライダーが面白い。
ただ使える球種が少ない印象だ。

広島は7番・小窪が中前安打で出塁。
8番・石原がバントで送って一死2塁。
代打・嶋重宣は上手く流して左翼線を破る二塁打。
<広島カープ 7−3 阪神タイガース>

嶋重宣はちょっと太ったけど元気みたいで何より。
彼は俺と同じ学年。埼玉県の旧上福岡市出身。
上福岡シニアでバッテリーを組んでいたのは俺の小中の友人だ。
なお1番・東出は見逃し三振で追加点ならず。

9回表。
広島の五番手投手は守護神の永川勝浩。
速球は144〜47キロ。フォークが125〜129キロかな?
シンプルな組み立てでぐいぐい押してくる。
走者は出すも無得点で締めた。
広島が「直接対決」を制して4位浮上。
阪神は相変わらず冴えません。

安打 110 102 201 8 四 失 
阪神┃000|001|200┃3 3 0
広島┃000|302|11×┃7 5 1
安打 110 202 22  10

広島:○ルイス、青木勇、青木高、シュルツ、永川
阪神:●下柳、渡辺、江草、鄭凱文


広島のお立ち台はマクレーンとフィリップス。
マクレーンが3安打3打点。フィリップスが3打数2打点。
先発のルイスも含めて助っ人がよく活躍した一日でした。
阪神は鳥谷が3二塁打で一人気を吐いた。

赤松真人ってああいう選手だったんですね。
赤星と混同していた訳じゃないけど小器用な選手と思っていた。
よく見るとオープンスタンスで腰を入れて強振するアメリカンスタイル。
大きいのを打てる打ち方だった。
今の成績を見ると新井貴浩との「トレード」は成功のようだ。
なお彼は京都の藤森中で倖田來未と同学年。
松井大輔の一年後輩だったりする。

雨は少し降ったけど観戦、試合の進行に支障のないレベル。
豪雨で大変な被害もあった日に幸運だった。
二階席の上から見ていると色んな意味で楽しかったです。
眺望が開けてJRの線路がよく見える。
新幹線、山陽線、芸備線と鉄ちゃんの目には毒になる風景だった(笑)
応援の一体感も素晴らしかった。
内野自由席は二階のほぼ全域を占めている。
他は外野も含めて全指定だから「応援者」が集まるという事情はある。
だとしても素晴らしい一体感だった。
広島カープは「サポーター」が分化してない。
老若男女がメガホンを叩き、応援歌を歌う。
応援の浸透度、声出し率の高さに驚いた。

ああいう球場ができれば客は増えますよ。
居心地がいいから「リピート」も高止まるでしょう。
サンフレッチェもああいう「器」ができますように。

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2009年07月21日

西武×オリックス

西武ドームの株主優待券は今日で使い切ります。
一昨日の千葉マリンも含めて2週間で4試合、6チームを見た。
これから「遊説」の予定が詰まっている。
衆議院が解散して党首はこれから大忙しである(嘘)
パ・リーグ観戦はこれでひと段落だ。

今日は3連戦の2日目。
祝日、オールスター戦の関係でちょっと変則的な日程だ。
西武は現在3位。7月に入って11勝4敗と好調だ。
オリックスは6位。チーム防御率が4.90と投壊状態だ。

西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  右右 26才 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   右左 25才 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  右右 26才 180/83 伊丹北高
4番 三 中村剛也  右右 25才 175/102 大阪桐蔭高
5番 一 石井義人  右左 31才 178/82 横浜ベイスターズ
6番 右 G.G.佐藤 右右 30才 184/98 フィリーズ1A
7番 指 清水崇行  右左 35才 183/83 巨人
8番 左 星秀和   右左 22才 180/92 前橋工業高
9番 捕 銀仁朗   右右 21才 180/93 平安高
   投 涌井秀章  右右 23才 185/85 横浜高

オリックス・バファローズ
1番 中 坂口智隆  右左 25才 180/76 近鉄
2番 遊 大引啓次  右右 25才 178/76 法政大
3番 一 ラロッカ  右右 36才 181/81 ヤクルト
4番 指 カブレラ  右右 37才 185/100 西武
5番 三 北川博敏  右右 37才 180/95 近鉄
6番 左 下山真二  右右 33才 175/75 近鉄
7番 二 嶋村一輝  右右 27才 180/77 九州国際大
8番 右 小瀬浩之  右左 23才 180/73 近畿大
9番 捕 前田大輔  右右 29才 179/80 神戸製鋼  
   投 小松聖   右右 27才 180/80 JR九州


1回表。先攻はオリックス。
2番・大引が死球。3番・ラロッカは四球で一死1、2塁。
4番・カブレラは流して一塁線を破る二塁打。
大引が生還してなお一死2、3塁。
<オリックス 1−0 西武>

アレックス・カブレラは在日9年目。
既にFAの資格を取得。
来季は「外国人枠」からも外れる。
今季は怪我もあって出場試合数が29と少ない。
ここまでの成績は打率.321、4本塁打。
本塁打数が少ないようだけど「巧打者」に転向してるのかな?
この打席は器用な手打ちで流した。
もともと配球の読みがいい選手である。
あの身体も知識、克己心がなければ作り上げられないだろう。
パワーが落ちてもやれるだけの知性、技を持った選手なのだな。

しかし先発の涌井が豪快な投球で凌ぐ。
5番・北川は133キロのカットボールを空振り三振。
6番・下山は0−3から持ち直して144キロの速球を見逃し三振。

西武の先発は涌井秀章。
先週の水曜から中5日の登板である。
前回も見たので比較可能だけど明らかに良くない。
制球が散って速球は高めに浮く。
2回以降は変化球を多めに使っていた。
球速帯はいつもと変わらない。
速球は常時で140〜145キロ。今日のMAXは146。
シュートが135キロ前後。カットが130キロ強。
フォーク、スライダーが130キロ前後。
カーブが113,4キロ。あとチェンジアップも投げてたかな?

1回裏。後攻は西武。
二死から3番・中島が中前安打。
中島は次打者の3球目に二盗成功。
しかし4番・中村は126キロのフォークを見逃し三振。

オリックスの先発は小松聖。
プロ2年目の昨年に大ブレイク。
15勝3敗の成績で新人王も獲得。WBCにも参加した。
しかし今季は1勝5敗と絶不調。
防御率も2.51から7点台に急落している。
松坂大輔、岩田稔らと同様の「WBC犠牲者」だ。

速球、シュートが常時で133〜136キロ。
今日のMAXは136だった。
変化球はフォークが125キロ前後。
スライダーが112〜118キロ。
スローカーブが97〜103キロ。
速球は球速表示以上の威力を感じる。
ただそれにしても一軍の主戦としては遅すぎる。
変化球はスライダーが切れてない。
中途半端に変化が大きいから打者に見切られてしまう。
状態が良くないのは明白だった。

2回表。
オリックスは一死から8番・小瀬がレフト前二塁打。
記録は安打だけどレフト星秀和のまずい守備があった。
9番・前田は中前安打で小瀬が生還。
<オリックス 2−0 西武>
1番・坂口は空振り三振。
2番・大引の打順で前田が一塁を飛び出して牽制死。

オリックスの8番は小瀬浩之。
大卒3年目で今季はここまで45試合に出場。
打率.274でレギュラー格に台頭している。
「U-24」でレギュラーを取ってる野手は3人だけじゃないか?
坂本勇人、細山田武史、小瀬浩之以外で誰かいます?
西武は銀仁朗が細川の負傷で試合に出ているけど…。
サッカーの「決定力不足」を声高に言う人は多い。
でも日本球界の深刻な「打力不足」に誰も触れないのは何故だろう?

3回以降は涌井が悪いなりに立ち直る。
悪くても修正ができるのがエースの真価だ。
今日は「力の投球」だった。3回までに奪三振が7。
スライダー、カットで空振りを豪快に奪っていた。
制球は良くないけどパワーでごまかす的な投球だった。

2回裏。
西武は一死から6番・GGがバックスクリーンにソロ本塁打。
<オリックス 2−1 西武>
7番・清水も中前安打で続く。
しかし8番・星が右飛。9番・銀仁朗の打順で清水は二盗失敗。

5回裏。
西武は先頭の9番・銀仁朗が中前安打で出塁。
1番・片岡が死球で無死1、2塁。
2番・栗山は送って一死2、3塁。
3番・中島は左前安打。前進していたショートの頭上を破った。
<西武 3−2 オリックス>
4番・中村の初球に捕手がパスボール。一死2塁。
中村は中前安打で中島が生還。
<西武 4−2 オリックス>

オリックスはここで2番手投手に清水章夫を起用。
清水は33才の左スリークォーター。186cm・80kg。
98年にドラフト1位で近大から日ハムへ入団。
07年にオリックスへ移籍してきた。
速球は138〜141キロ。スライダーが126〜129キロ。
追加点を与えずにこの回を切り抜けた。

6回裏。
オリックスは一死走者無しから3番手投手に大久保勝信を起用。
大久保は32才の右上手投げ。187cm・83kg。
01年にドラフト2位で松下電器からオリックスへ入団。
抑えのエースだったこともある。
昨年は負傷の影響でほとんど登板機会がなかった。
今日は速球が142キロ。
変化球はスライダー、フォークが120キロ台。
9番・銀仁朗、1番・片岡を討ち取って完璧な投球。

7回表。
オリックスは9番・前田が中前安打。
1番・坂口も左前安打で無死1、2塁のチャンス。
2番・大引はバントで送って一死2、3塁。
しかしここから涌井秀章が意地を見せる。
3番・ラロッカは133キロのカットボールで空振り三振。
4番・カブレラは146キロの本日MAXで空振り三振。

涌井秀章はこの回で降板。
被安打8、四死球3で2失点。
奪三振11で3試合連続の二桁らしい。
不調でも修正する、試合を作るのがさすがエースである。

7回裏。
オリックスは4番手投手に香月良太を起用する。
香月は26才の右上手投げ。180cm・82kg。
04年に自由枠で東芝から近鉄に入団した。
速球、シュートが138〜140キロ。
カットボールが133,4キロ。
横の揺さぶりで勝負する投手だ。
高校時代は本格派で縦のスライダーを投げてなかったっけ?
プロに入って「技巧派」へ脱皮したようだ。

西武は一死から3番・中島が中前安打。
4番・中村は死球で一死1、2塁のチャンス。
5番・石井は左飛。6番・GGがストレートの四球で二死満塁。
7番・清水二ゴロで追加点ならず。

8回表。
西武の2番手投手は岩哲也。
高速シンカーが131〜136キロ。これを多投する。
速球は142〜144キロ。スライダーが125キロ。
今日は抜群の投球内容を疲労する。
5番・北川、6番・下山、7番・一輝と3者連続空振り三振!

8回裏。
オリックスは5番手投手にレスターを起用する。
レスターは30才の右上手投げ。190cm・100kg。
今季からオリックスに加入した。
球速は速球が145〜148キロ。
変化球はチェンジアップとスライダーかな?
西武は三者凡退で追加点を奪えない。

9回表。
西武の3番手は小野寺力也。
グラマンが負傷で離脱。彼がクローザーの重責を担う。
今日は速球が142〜146キロ。
フォークが131〜135キロ。
シンプルな配球である。

オリックスは8番・小瀬がフォークで空振り三振。
代打・大村直之は投ゴロ。1番・坂口が四球。
代打・フェルナンデスは初球を遊ゴロでゲームセット。
西武が4−2でオリックスを下した。

しかしオリックスは大村、フェルナンデスを代打で残しているのか…。
タフィー・ローズは怪我かな?
全員揃ったら凄まじい重量級打線である。

安打    120 102 200 8 四 失
オリックス┃110|000|000┃2 4 0
西武   ┃010|030|00×┃4 5 0
安打    121 130 10  9  

西武:○涌井、岩、S小野寺
オリックス:●小松、清水、大久保、香月、レスター


7月の「党首リーグ」がこれで終了。
西武が3勝0敗で優勝。最多勝は2勝の涌井秀章。
千葉ロッテが1勝0敗で2位。
日本ハム、楽天、ソフトバンク、オリックスは0勝1敗です。
それがリーグ戦か?という突っ込みは禁止(笑)

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2009年07月19日

千葉ロッテ×ソフトバンク

プロ野球をゼロから見直し中の党首です。
一軍、二軍と片っ端から見てやろう。
関東圏にはパ・リーグの球団が2つしかない。
「全チームを見る」には最低4試合の観戦が必要だ。
今月に入って西武、日本ハム、楽天の試合を見た。
今日はロッテとソフトバンクの試合を見る。

ソフトバンクは現在パ・リーグの首位。
秋山新監督が昨年最下位に低迷したチームを建て直している。
長年の西武ファンとして秋山幸二は特別な名前である。
私が初めて見に行った野球の試合は1985年のオープン戦。
3月24日。田淵幸一の引退試合だった。
試合前のアトラクションで「ホームラン競争」があった。
参加者は3人いた。
まず田淵本人。ヤクルトの黄金ルーキー広澤克実。
もう一人はレギラー定着が期待されていた秋山幸二である。
「よく飛ばす選手だな」と思った。
秋山はその年に本塁打40発と大ブレイク。
西武の黄金時代を支えたのだった。
守備も走塁もずば抜けた万能アスリートだった。
足が速いだけでなく反応、反転が早い。
「背後に飛んだ打球」の処理があれより上手い選手を知らない。
高校の同級生が秋山の近所…。
というか同じマンションの同じ棟に住んでいたなんて縁もある。
私は黄金時代の西武を見て育った野球ファンだ。
外野守備は秋山、内野なら辻発彦が規準。
今の選手がしょぼく見えますよ!

千葉マリンスタジアムに来たのは4年ぶりである。
海辺だから風が強い。今日は風速10m近かった。
始球式にはKAT-TUNの亀梨和也が登場。
西岡剛との真剣勝負を披露する。
亀梨君はさすが元野球少年。いいボールを投げる。
西岡をどん詰まりの内野フライに打ち取った。

千葉ロッテマリーンズ
1番 遊 西岡剛   右両 24才 182/80 大阪桐蔭高
2番 三 今江敏晃  右右 25才 180/88 PL学園高
3番 二 井口資仁  右右 34才 178/91 フィリーズ
4番 右 大松尚逸  左左 27才 184/90 東海大
5番 中 サブロー  右右 33才 181/85 PL学園高
6番 左 竹原直隆  左右 29才 183/88 三菱自動車岡崎
7番 捕 里崎智也  右右 33才 175/88 帝京大
8番 一 福浦和也  左左 33才 183/88 習志野高
9番 指 バーナムJr 左左 34才 180/99 ラニュー
   投 小野晋吾  右右 34才 179/82 御殿場西高

ソフトバンクホークス
1番 二 本多雄一  右左 24才 173/70 三菱重工名古屋
2番 遊 川崎宗則  右左 28才 178/73 鹿児島工業高
3番 三 オーティズ 右右 32才 177/77 メキシコリーグ
4番 指 松中信彦  左左 35才 183/100 新日鉄君津
5番 一 小久保裕紀 右右 37才 182/88 巨人
6番 右 多村仁志  右右 32才 180/81 横浜
7番 中 長谷川勇也 右左 24才 178/82 専修大
8番 捕 田上秀則  右右 29才 178/85 中日
9番 左 村松有人  左左 36才 178/78 星稜高
   投 ホールトン 右右 29才 193/101 ドジャース


1回表。先攻はソフトバンク。
一死から2番・川崎が四球で出塁。
しかし川崎は次打者の初球に二盗失敗。
3番・オーティズも二ゴロに倒れて3人で攻撃終了。

ロッテの先発は小野晋吾。
速球は常時で134〜138キロくらい。
今日のMAXが139キロだった。
狭い速度帯、小さな変化で「打たせて取る」タイプだ。
変化球はスライダーが120キロ台後半。
カットボールが130〜133くらい。
フォーク、シュートが130キロ前後。
最近は「投球術」のある投手が減ったけど彼は希少ないぶし銀。
今日は4回まで無安打投球を続ける。
小野を「ゴロを打たせるタイプ」と思っていたけど、
今日のソフトバンク打線はポップフライが多かった。
2回表、3回表と6人連続が外野フライだ。

1回裏。
ロッテは先頭の西岡剛が初球をセンター返し。
これが風に乗ってバックスクリーンに飛び込む。
西岡の先頭打者本塁打でロッテが先制。
<千葉ロッテ 1−0 ソフトバンク>
2番・今江も中前安打。3番・井口は三邪飛。4番・大松が左飛。
5番・サブローの3球目に今江は二盗失敗。

ソフトバンクの先発はD.J.ホールトン。
今季は先発で起用されここまで7勝3敗。
防御率は現在パ・リーグの4位につけている。
速球は常時で136〜143キロ。今日のMAXが146だった。
シュートしたりスライドしたり「動く」速球である。
変化球はスライダーが125〜128キロくらい。
120キロ台前半で縦に落ちるのがおそらくチェンジアップ。
カーブが115キロ前後だった。

2回裏。
ロッテは一死から6番・竹原が四球で出塁。
竹原は7番・里崎の2球目にエンドラン崩れで二盗成功。
里崎は見逃し三振。この間に竹原は三盗成功で一死3塁。
8番・福浦はカウント2−2からバット一閃。
打球は強い追い風に乗ってライトスタンドに吸い込まれた。
<千葉ロッテ 3−0 ソフトバンク>
福浦は今季ここまで打率.244。
ホームランもわずか1本だった。
かつての首位打者も衰えを隠せない。
でもこの場面は魅せましたね。
9番・バーナムJrは捕邪飛で3アウト。

ホールトンが不安定だったのは立ち上がりだけ。
少しずつ立ち上がって4回以降はヒットすら許さない好投だった。
何か強烈なものがあるタイプじゃない。
でも実戦的というか試合のツボを理解しているというか…。
こういう選手がマイナーに燻っているんだからMLBは凄い。

5回表。
ソフトバンクは先頭の5番・小久保が中前安打。
今日のチーム初安打である。
6番・多村は134キロのカットボールを空振り三振。
7番・長谷川は中越え二塁打。
小久保は本塁突入も西岡剛の好中継でタッチアウト。
8番・田上は左前安打。長谷川が生還。
<千葉ロッテ 3−1 ソフトバンク>
9番・村松が四球で二死1、2塁。
しかし1番・本多が一ゴロで3アウト。

6回表。
ソフトバンクは二死から4番・松中が右前安打。
5番・小久保、6番・多村はともに左前安打。
三連打で二死満塁のチャンスである。

ロッテはここで小野晋吾を諦める。
二番手投手は松本幸大。
175cm・75kg。28才の左スリークォーター。
デュプロから入団して今年が3年目である。
速球は133〜138キロ。
スライダーが120キロくらい。
7番・長谷川を一ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けた。

7回表。
ロッテはこの回から三番手投手に内竜也を起用。
ウチは川崎工高からドラフト1位で入団して6年目。
24才。182cm・75kgの右上手投げである。
速球は143〜146キロ。
130キロ近い高速スライダーを投げていた。
ソフトバンクは8番・田上が二ゴロ。9番・村松が四球。

ロッテはここで四番手投手川雄介を起用。
九州東海大、ホンダ熊本を経て06年にドラフト4位で入団。
27才。180cm・83kgの左腕投手である。
足がクロスステップして下半身で「溜め」を作るフォーム。
腕が遅れ気味に出てくるからタイミングを合わせ辛い。
速球は130キロ台中盤。
変化球はスライダー、チェンジアップを多投していた。
どちらも球速帯は125〜128キロくらい。

ソフトバンクは1番・本多が左直で二死1塁。
2番・川崎の打席で村松が二盗失敗。3アウト。

ソフトバンクはホールトンが8回を投げきった。
被安打4、四死球6で3失点。奪三振は9奪った。
立ち上がりに打たれたがしっかり修正。
先発投手としては「合格」の内容だった。

9回表。
ロッテはシコースキーが登板。彼が現「守護神」らしい。
シコースキーは140キロ台後半の速球でぐいぐい押す。
今日のMAXは151キロを記録した。
変化球はツーシームが140キロほど。
ただあまり変化球は投げてなかった。

ソフトバンクは5番・小久保がストレートの四球で出塁。
6番・多村は150キロの速球で空振り三振。
7番・長谷川は左飛。
8番・田上の初球に代走の城所が二盗成功。
しかし田上は一ゴロで凡退。試合終了。

安打     000 033 000 6 四 失
ソフトバンク┃000|010|000┃1 5 0
千葉ロッテ ┃210|000|00×┃3 6 0
安打     210 000 00  4

千葉ロッテ:○小野、松本、内、川、Sシコースキー 
ソフトバンク:●ホールトン


秋山監督は不動。代走を一人起用しただけだった。
個人的にはもっと「動く」彼を見たかったな(笑)
ソフトバンクは本多雄一、長谷川勇也あたりに注目していた。
共に84年生まれ。今の球界ではこの年齢が「最若手」だったりする。
長谷川は今季の打率が3割2分弱と好調。
オールスター出場も決まっている。
決して大柄じゃないけど「軽打タイプ」ではない。
どっしりした構えでバットを長く持って振り切る。
足は一歩目、二歩目が遅い。ただスピードに乗ると速い。
先入観と違うタイプだった。

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2009年07月15日

西武×東北楽天

西武ドームの引換券は残り2枚。
私は色んなチームを満遍なく見たい人である。
今日は東北楽天ゴールデンイーグルスを見てきた。
田中将大を見たかったけどローテーション的に金曜日らしい。
この3連戦は登板が無さそうと踏んだ。
それなら二軍戦の続きで見てしまおう。

西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  右右 26才 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   右左 25才 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  右右 26才 180/83 伊丹北高
4番 三 中村剛也  右右 25才 175/102 大阪桐蔭高
5番 一 石井義人  右左 31才 178/82 横浜ベイスターズ
6番 右 G.G.佐藤 右右 30才 184/98 フィリーズ1A
7番 指 清水崇行  右左 35才 183/83 巨人
8番 左 大雄太朗 右左 24才 169/76 青山学院大
9番 捕 銀仁朗   右右 21才 180/93 平安高
   投 涌井秀章  右右 23才 185/85 横浜高

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 左 リンデン  右両 29才 191/100 ヤンキース3A
2番 右 中村真人  右左 27才 176/71 シダックス
3番 中 鉄平    右左 26才 178/78 中日
4番 指 山武司  右右 40才 182/100 オリックス
5番 二 草野大輔  右左 32才 170/78 ホンダ熊本
6番 一 セギノール 右両 34才 194/92 メキシコ
7番 三 中村紀洋  右右 35才 180/93 中日
8番 遊 小坂誠   右左 36才 167/63 巨人 
9番 捕 中谷仁   右右 30才 182/85 阪神
   投 井坂亮平  右右 24才 186/75 住友金属鹿島


楽天は初の生観戦。
名前くらいは知っていてもピンと来ない選手が多い。
リンデンは6月に契約したばかりの新外国人選手。
7月2日の初出場から2週間足らずである。
中村真人は07年に育成枠で加入。
昨年に支配下登録選手となって一軍でもチャンスを得た。
草野大輔は現在.345でパ・リーグの打率ランク首位。
オールスター出場も決まっている。
プロ入り4年目だけど32才。俺と同学年か…。

一回表。先攻は楽天。
1番・リンデンがライト線を破る二塁打。
2番・中村真人はバントも涌井が好処理で三塁タッチアウト。一死1塁。
3番・鉄平はエンドランで投ゴロ。やはり涌井の攻守で併殺。

西武の先発は涌井秀章。
一昨年に17勝を挙げて最多勝を獲得した。
去年は10勝11敗と不調もポストシーズンに活躍。
クライマックスシリーズのMVPを獲得するなど日本一に貢献した。
今日は速球が常時で139〜144キロ。
球速は終盤も全く落ちずむしろ尻上がりだった。
MAXは7回に記録した148キロ。
変化球はスライダーが多くて123〜128キロくらいかな?
スローカーブが110〜115キロ。
130キロ台のカットボール、ツーシームも投げる。
「スペック」では涌井秀章の良さが伝わらない。
彼の投球フォームは右投手のお手本だと思う。
動き出しがゆったりして下半身が粘る。
両肩の開きが小さくて腕が遅れて出てくる。
力のロスが小さい、打者が合わせ難い投げ方だ。

1回裏。後攻は西武。
1番・片岡は三塁内野安打。
2番・栗山は初球にエンドラン。これが裏目で二直併殺。
3番・中島は中飛で3アウト。

楽天の先発は井坂亮平。
藤代高、中央大、住友金属鹿島を経て入団した新人だ。
今季ここまで11試合に登板。4戦に先発して2勝を挙げている。
選手名鑑には「最速150キロ」と書いてある。
しかし実際は制球、変化球と「まとまった」タイプだ。
今日は速球が常時で137〜140キロ。MAXが142だった。
変化球はカットボールが129〜134キロ。
縦スライダーが113〜118キロ。
スローカーブが105キロ前後。
他にフォークボールを投げていたかもしれない。

4回裏。
西武は先頭の2番・栗山が左中間を破る三塁打。
3番・中島が三ゴロ、4番・中島は空振り三振で二死3塁。
5番・石井がショート後方にふわっと落ちる二塁打。栗山が生還。
<西武 1−0 東北楽天>
6番・GGは左飛で攻撃終了。

5回表。
楽天は6番・セギノールが127キロのスライダーで空振り三振。
7番・中村紀洋は105キロのカーブで空振り三振。
8番・小坂は143キロの速球で空振り三振。
涌井秀章が圧巻の投球を見せる。
3回までは奪三振ゼロだった。
しかし4回に2つ、5回に3つ、6回に2つと奪三振ショーを見せた。

5回裏。
西武は先頭の7番・清水が中前安打。
8番・大崎は中飛。
9番・銀仁朗はショート/センター間に小フライ。
小坂誠が一旦グラブに当てて落球。記録は安打で一死1、2塁。
1番・片岡は四球で一死満塁。
2番・栗山が右前安打で清水が生還。なお一死満塁。
<西武 2−0 東北楽天>
3番・中島は遊ゴロ併殺。攻撃終了。

7回表。
楽天は先頭の4番・山が四球を選ぶ。
5番・草野は中飛。6番・セギノールが中前安打で一死1、2塁。
涌井が一イニングで2人以上の出塁を許したのはこの試合初である。
しかし彼はこの回も奪三振ショーで切り抜ける。
7番・中村紀洋は144キロの速球で空振り三振。
代打・憲史は138キロのツーシーム?で空振り三振。

7回裏。
西武は先頭の清水が三塁線を破る二塁打。
清水崇行は本日4打数2安打。打率を.224から.238に上げた。
8番・大崎はバントで送って一死3塁。
9番・銀仁朗は中犠飛で追加点。
<西武 3−0 東北楽天>
銀仁朗は2打数1安打1打点。打率を2割台に乗せた。
1番・片岡は一ゴロで3アウト。
涌井秀章の出来を考えると3点リードは安全圏だ。

8回表。
涌井秀章はもちろん続投。
中継ぎ、抑えの危なっかしさを見ると完投してもらわざるを得ない。
楽天は二死から2番・中村真人が右前安打。
3番・鉄平も右前安打で続いて二死1、2塁。
どちらも一塁が上手ければ取れている打球だったかも…。
涌井は4番・山を迎えて牽制悪送球。二死2、3塁としてしまう。
しかも山崎のカウントが0−2、0−3と進む。
一発が怖いしこのまま歩かせるかな?と思ったら勝負。
山はカウント1−3から遊ゴロ。

8回裏。
好投していた井坂亮平に疲れが見えた。
西武は一死から3番・中島が左前安打。
4番・中村は惜しい左飛。昔の西武球場なら入っていた…。
5番・石井が中前安打で二死1、3塁。
6番・GGのカウント3−1から石井が二盗成功。二死2、3塁。
GGは右越え2塁打で二者が生還。
<西武 5−0 東北楽天>

楽天はここで井坂亮平を諦める。
二番手投手は松本輝。
熊本工業、ダイエーを経て06年途中に楽天へ入団。
今年でプロ14年目の31才である。
180cm・80kgの右上手投げだ。
熊本工の時に甲子園で投げているのを見た記憶がある。
「こういうのがプロに行くんだな」と思った。
なお西武は6番・清水が左直に倒れて3アウト。

9回表。
楽天は5番・草野が131キロのカットボールを空振り三振。
6番・セギノールは143キロの速球を見逃し三振。
これで本日12個目の奪三振である。
7番・中村紀洋は遊ゴロでゲームセット!
西武が快勝。二軍、一軍と2連勝だ。

安打 100 001 120 0 四 失
楽天┃000|000|000┃0 1 0
西武┃000|110|12×┃5 3 1
   101 230 13  11

西武:○涌井
楽天:●井坂、松本


今さらだけど涌井はいい投手だ。
あの安定感は何だろう。
四死球は3つ出したけど「自滅した」投球じゃない。
いずれもカウント2−3から四球だった。
ぎりぎりまで勝負した結果である。
これで11勝3敗。ダルビッシュも今日勝って11勝3敗。
86年組同士の水準が高い争いである。

楽天はリンデンが4打数2安打と気を吐いた。
初球から積極的に振ってくる印象だ。
コンパクトでシュアなスイングですね。
井坂亮平は合格点の投球だろう。
8回まで引っ張った末の5失点は仕方あるまい。
四死球1つと制球は最後まで乱れず。
奪三振は2つと「打たせて取る投球」だった。
予備知識と真反なタイプでした。
去年のドラフトを見ると社会人が「穴場」だったと思う。
井坂以外にも攝津正、藤江均、藤原紘通が一軍に顔を出している。
攝津と藤原は都市対抗で見たけど即戦力になるとは…。
見た目の派手さはないけど実戦的なんでしょうね。

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イースタンリーグ 西武×楽天

イースタンリーグ行脚もこれで完了。
7球団を一通り見ることができました。

今日は二軍戦なのに珍しく西武ドーム。
一軍戦とダブルヘッダーが組まれた。
入場料が発生するのは貧乏人的にやや辛い。
でもネット裏の特等席に座れる。
スピードガン、大型ビジョンも見られる。
何より夏の日差しから逃げられる!
千円分の価値は間違いなくあった。
西武ドームは空調のない「屋根つき球場」だから暑い寒いがある。
でも今日は湿気が低いらしくすこぶる快適だった。

西武ライオンズ
1番 中 赤田将吾  右両 28才 179/83 日南学園高
2番 遊 浅村栄斗  右右 18才 181/78 大阪桐蔭高
3番 左 坂田遼   右左 22才 178/86 函館大 
4番 左 ボカチカ  右右 33才 181/88 パドレス
5番 一 三浦貴   右右 31才 181/80 東洋大
6番 指 星秀和   右左 22才 180/78 前橋工業高
7番 二 梅田尚通  右左 20才 185/82 鯖江高
8番 捕 細川亨   右右 29才 183/95 青森大
9番 三 原拓也   右左 25才 175/75 関東学院大
   投 平野将光  右右 26才 186/80 JR東日本東北

東北楽天ゴールデンイーグルス
1番 中 牧田明久  右右 27才 182/78 近鉄
2番 遊 内村賢介  右両 23才 163/65 北信越BC・石川
3番 二 高須洋介  右右 33才 170/73 近鉄
4番 一 リック   右右 36才 183/92 ナショナルズ
5番 右 森田丈武  右右 28才 185/84 四国IL・香川
6番 指 西谷尚徳  右左 27才 177/77 明治大
7番 三 中川大志  右右 19才 186/92 愛知・桜丘高
8番 左 楠城祐介  右右 25才 177/84 パナソニック
9番 捕 伊志嶺忠  右左 24才 178/78 東京情報大
   投 山村宏樹  右右 33才 181/74 近鉄


西武は細川亨が実戦復帰。
WBC日本代表候補とプエルトリコ代表の並ぶ豪華メンバーである(笑)

1回表。先攻は楽天。
1番・牧田が中前安打。
2番・内村のバントは平野将光の二塁送球がセーフ。
フィルダースチョイスとなって無死1、2塁。
3番・高須は136キロの甘い速球をレフトスタンドに運ぶ。
<東北楽天 3−0 西武>
高須は3回にも出塁して代走が出た。
このまま夜の一軍戦に出るのかもしれない。

西武も「悪夢」は最初だけ。
4番・リックは中飛。
5番・丈武は123キロのフォークを空振り三振。
6番・西谷は143キロの速球を見逃し三振。

西武の先発は平野将光。
平成国際大、JR東日本東北を経て08年にドラフト1位で入団した。
西武が六大学、東都から「お断り」を受けたドラフトである。
長谷部康平、服部泰卓が重複して「外れの外れ」が平野だった。
昨年は1軍で11試合に登板。
1勝2敗。防御率8.28という成績を残している。

今日の投球内容は速球が平均138,9キロ。
MAXで143キロを記録した。
変化球はスライダーが127,8キロ。
フォークが120キロ前後。
100キロ台後半のカーブも使っていた。
どの球種も「粒」は揃っている。制球も悪くない。
「プラスα」があれば一軍で使われるのかな?と思った。
平野は2回以降に立ち直って良好な投球内容を見せる。

1回裏。
西武は1番・赤田が中前安打で出塁。
2番・浅村栄斗は127キロのスライダーで空振り三振。
3番・坂田の打順で赤田はけん制タッチアウト。
坂田は直後にセンターオーバーのソロホームラン!
<東北楽天 3−1 西武>
坂田遼は新人ながら二軍で打率.339と絶好調。
本塁打もこれで5本目。有望株として頭角を現しつつある。
なお4番・ボカチカはレフトライナーで攻撃終了。

楽天の先発は山村宏樹。
楽天草創期はローテーション投手だった。
しかし昨年、今年と負傷もあって一軍登板ゼロだ。
今日の投球内容は速球が常時で133〜136くらい。
MAXは140キロだった。
変化球は124〜128キロくらいの落ちる球を多投する。
スライダーと思ったけど実はフォークボールらしい。
半速球気味のカットボール、チェンジアップも投げていた。

4回表。
楽天は5番・丈武がショート内野安打。
6番・西谷が右前安打で続いて無死1、3塁。
しかし7番・中川は捕邪飛。
8番・楠城は投手強襲の遊ゴロ。6-4-3と渡ってダブルプレー。

4回裏。
西武は一死から5番・ボカチカが左前安打で出塁。
6番・三浦は一飛で二死1塁。
7番・星は左中間を破る二塁打。ボカチカが生還。
<東北楽天 2−1 西武>

星は前橋工業で渡辺久信監督の後輩。
二軍で打率.275とそこそこ打っている。
登録は「180cm・78kg」だけど…。
身体がかなりパンプアップしてラグビー選手みたいだ。
目測だけど95kgくらいあると思う。
なお西武は7番・梅田が空振り三振で攻撃終了。

5回裏。
楽天はこの回から二番手投手に渡邉恒樹が登板する。
名前は「コウキ」と読むので「ナベツネ」にはならない(笑)
プロ通算で111試合に登板している中継ぎ左腕。
NTT東日本から楽天に加入して5年目の31才である。
速球は常時で130キロ台中盤。今日のMAXが137。
変化球は110キロ台後半のスライダーを多投する。
カットボールも投げていたかな?

西武は8番・細川亨がいきなりレフトポール際にソロ本塁打。
<西武 3−3 東北楽天>
なお細川は次の回の守備から下がった。
二軍からはとっとと出て行ったもらおう!
西武は9番・原も中前安打。1番・赤田がバントで送って一死2塁。
2番・浅村は四球で一死1、2塁。
3番・坂田は一ゴロ。二封のみで二死1、2塁。

楽天はここで三番手投手に愛敬尚史を起用する。
愛敬は松下電器、近鉄を経てプロ9年目。一軍通算119試合。
175cm・75kg。32才の右スリークォーターである。
速球系が129〜132キロくらい。
あれはカットボール、シュートかな?
真っ当なストレートは投げなかったのかもしれない。
110キロ台中盤のシンカーも投げていた。

西武は5番・ボカチカが死球で二死満塁。
しかし6番・三浦は二飛に倒れて勝ち越しならず。

6回裏。
楽天は四番手投手に佐竹健太を起用する。
佐竹は178cm・83kgの左腕投手。
広陵高、NKK、広島を経て08年途中に楽天へ加入。
プロ10年目の30才である。
一軍通算で205試合に登板している。
昨年は24試合で防御率2.14と好投した。
今季も15試合に登板したが防御率は8.80に低下。
二軍で調整中みたいだ。
速球は134〜139キロ。
もしかしてカットボールも混ざっていたかもしれない。
変化球は110キロ台中盤のカーブを多投する。
スライダーらしい球種が120キロ台だ。

西武は先頭の6番・星が中前安打で出塁。
しかし7番・梅田がバント失敗で捕邪飛。
8番・吉見太一、9番・原も倒れて3アウト。

7回表。
楽天は7番・中川が左前安打。
8番・楠城がバントで送って一死2塁。

西武はここで二番手投手に宮田和希を起用する。
宮田は甲賀健康医療専門学校からドラフト6位で加入した新人。
甲賀は専門学校といっても建山義紀、藤本敦士を輩出した名門である。
2軍で既に12試合に登板しているが防御率は13点台と微妙だ。
速球が137キロ。今日は1球しか投げてない。
124〜129キロの高速スライダーを多投する。
特筆するべき鋭さでこれだけは「一流」である。
宮田は9番・伊志嶺を129キロのスライダーで空振り三振に討ち取った。

宮田はワンポイントで降板。
西武は三番手に田中靖洋を起用する。
田中は加賀高から加入して今年が4年目。
182cm・84kgの右上手投げである。
速球は139〜144キロ。
変化球はスライダーとスローカーブかな?

楽天は1番・牧田が田中の速球を捉えて右前安打。二塁走者が生還する。
<東北楽天 4−3 西武>
なお次打者に2球目で牧田は二盗失敗。楽天は攻撃終了。

7回裏。
楽天の五番手投手は石川賢。
石川は八戸大、中日を経て08年に楽天へ加入。
プロ生活は6年目となる。
八戸大では川島亮との二枚看板で大学選手権ベスト8。
速球は135〜141キロ。
やはりカットボールを混ぜていたかもしれない。
変化球は115〜120キロくらいのカーブが面白い。
石川は西武の上位打線を三者凡退に討ち取った。

8回表。
西武の四番手投手は藤田太陽。
阪神から移籍したばかり。西武初登板である。
川崎製鉄千葉からドラフト1位で入団して9年目になる。
29才。一軍の通算登板は44試合。
右スリークォーターの本格派だ。
初球は142キロの速球。今日は常時で140〜142かな?
変化球は126,7キロの横に流れるスライダーを投げていた。
この回の楽天は三者凡退。

8回裏。
西武は一死から6番・三浦が中越えの三塁打。

楽天はここで六番手投手に吉崎勝を起用する。
プロ10年目の30才。日本ハムを経て07年に楽天へ加入した。
179cm・81kgの左腕投手である。
フォームがかなり変則的だ。
腕を畳んで振り出しが遅い。しかも右手のグラブで隠す。
「出所を見せない」工夫がされている。
速球は今日のMAXが130キロ。
変化球は120キロ強のスライダーが多かった。
もしかしてチェンジアップかもしれない。
吉崎は7番・星、8番・梅田を討ち取ってリードを守る。

9回表。
西武の五番手投手は岡本真也。
岡本は説明不要でしょう。
プロ通算400試合近くに登板しているベテラン中継ぎ投手。
今日は速球が140キロ前後。縦スライダーは120キロ前後だった。
楽天を三者凡退。2奪三振で手玉に取った。

9回裏。
楽天の七番手投手は川岸強。
駒沢大、トヨタ自動車、トヨタ、中日を経て07年に楽天へ入団。
プロ野球生活6年目の30才である。
174cm・74kgの右サイドハンド。
速球は136〜138キロ。
変化球は120キロ台中盤がスライダーかな?
110キロほどシンカーも投げていた。
昨年は一軍で54試合に登板。防御率1.94と大活躍した。
どういう事情か知らないけれど今季は2試合しか投げてない。

西武は8番・吉見、9番・原が簡単に討ち取られて2アウト。
しかし1番・赤田が左中間に運ぶ二塁打で望みをつなぐ。
2番・浅村はバット一閃。打球は高い放物線を描いてレフトスタンド!
<西武 5−4 東北楽天>
西武が浅村の逆転サヨナラ2ランで劇的な逆転勝ち!

安打 210 210 200 8 失
楽天┃300│000│100┃4 0
西武┃100│110│002X┃5 2
   210 221 012 11

西武:平野、宮田、田中、太陽、○岡本
楽天:山村、渡邉、愛敬、佐竹、石川、吉崎、●川岸


浅村栄斗は今日一番見たかった選手。
私は昨年の甲子園準決勝、決勝を観戦した。
優勝した大阪桐蔭で一番気に入ったのが浅村である。
打撃はパンチがあって守備も機敏。
「今年の高校生で最高の内野手じゃないかな?」と思った。
彼の西武入団は嬉しかった。
でも「なぜ彼がドラフト3位なんだ?」と不安に思った。
何か素人には分からない欠点があるんだろか?と。

浅村は入団早々から二軍で頑張っている。
打率は.214だから「まだまだ」には違いない。
でも高卒新人で試合に使われる、出続けること自体が立派である。
ちなみに今日が彼の「プロ初本塁打」だった。
彼の目指す方向性は一目で分かった。
バットを長く持つ。腰を入れてフルスイングする。
「器用な打者」でなく「飛ばせる打者」を目指しているようだ。
まだ身体は細いけれどこれから大きくするんだろう。
西武はそういう路線で成功体験がありますからね。
まさに「中島裕之二世」だ。
ナカジもそのうちFAだ。西武を「卒業」する可能性が高い。
その頃に浅村栄斗が出てくる計算じゃないかな?

守備はエラーが一つ。他にも「準エラー」的なミスがあった。
ただ「ボールに追いつくまで」は素晴らしい。
機敏な足の運び、下のボールに届く柔軟性を持っている。
何チームか二軍を見た中で彼が一番だと思う。
課題は動作、特に送球の正確性だろう。
これはやっぱり反復練習でしょう。

観戦記というより選手のカタログですね…。
自己目的の情報整理ですいません。

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2009年07月08日

西武×日本ハム

いい値段、いい場所で見られるならやっぱり一軍だ。
先日ヤフー・オークションを覗いてみた。
西武ドームの内野指定券が安い。
親会社の株主優待券が出回っているようだ。
相場は1枚千円くらい。私は3枚3,600円で落札した。
気が向いた時に西武ドームへ足を運ぼう。

パ・リーグには予告先発という制度がある。
ダルビッシュが先週の木曜に投げていた。
次の登板は7日からの対西武3連戦だろう。
朝起きて確認すると今日の予告が彼。中5日で来た。
ダルビッシュと知って即座に西武ドーム行きを決めた。
私が彼の名を初めて目にしたのは中3の時。
「報知高校野球」の紹介記事を読んだ。
身長191cm。MAX144キロ。イラン人とのハーフ。
「面白いのがいるな」と印象に残った。
それからずっと彼を気にしていた。
東北高2年の春は彼の登板日を選んで甲子園に行った。
でも彼は人生最悪に近い乱調。花咲徳栄に打ち込まれて…。
WBCの中国戦も見たけど2階席で遠かった。
今日はいい場所でガン見してやろう。

早めに球場へ着くとまず券を引き換えてもらう。
「この辺で見たい」という注文が可能だ。
ダルビッシュの球筋が見たいからネット裏近くにしてもらう。
二軍戦はどうなったかな?と西武第二球場に向かう。
試合を終えて家路に着くボカチカと出くわした。
WBCではプエルトリコ代表としてアメリカを苦しめた外野手。
でも今は二軍でくすぶっている。
格好はリュックにTシャツ、短パン、スニーカー。
心なしか寂しそうに見えた。

西武ドームは改装工事が完成した。
今年から3塁側が「ホーム」扱いだ。
「テラスシート」「フィールドシート」が新設された。
この球場は掘り下げ式である。
横の導線がスタンド最上部の通路しかなかった。
長い階段を上がらないと売店、お手洗いに行けなかった。
今回の改装で「欠陥」が直った。

西武は現在3位。
昨年のチャンピオンだが今年はやや苦戦である。
主砲のブラゼルがコーチとの確執などもあって解雇。
守護神グラマンも負傷で長期離脱。
ただ現在4連勝中と浮上の兆しはある。
日本ハムは現在2位。
チーム打率は2割9分近い数字で12球団一。
糸井嘉男、稲葉篤紀、高橋信二、金子誠が打率十傑を賑わせている。
エースはもちろんダルビッシュ有。
ここまで10勝2敗。防御率1.13。
近代野球ではちょっと考えられない数字だ。

西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  右右 26才 176/82 東京ガス
2番 中 栗山巧   右左 25才 177/85 育英高
3番 遊 中島裕之  右右 26才 180/83 伊丹北高
4番 三 中村剛也  右右 25才 175/102 大阪桐蔭高
5番 一 石井義人  右左 30才 178/82 横浜ベイスターズ
6番 右 G.G.佐藤 右右 30才 184/98 フィリーズ1A
7番 指 清水崇行  右左 35才 183/83 巨人
8番 左 大雄太朗 右左 24才 169/76 青山学院大
9番 捕 銀仁朗   右右 21才 180/93 平安高
   投 西口文也  右右 36才 182/77 立正大

日本ハムファイタース
1番 二 田中賢介  右左 28才 176/78 東福岡高
2番 左 森本稀哲  右右 28才 184/80 帝京高 
3番 右 稲葉篤紀  左左 36才 188/85 ヤクルト
4番 一 高橋信二  右右 30才 182/85 津山工業高
5番 中 糸井嘉男  右左 27才 187/88 近畿大
6番 指 スレッジ  左左 32才 183/85 パドレス3A
7番 三 小谷野栄一 右右 28才 177/83 創価大
8番 捕 鶴岡慎也  右右 28才 176/77 三菱重工横浜ク
9番 遊 金子誠   右右 33才 185/84 常総学院高
   投 ダルビッシュ有
          右右 22才 196/85 東北高


西武は栗山巧、中島裕之、中村剛也、銀仁朗が同じ担当スカウト。
栗山、中島あたりは決して注目されていた選手でない。
そのスカウトは外野手だった中島裕之を見て高校の監督に進言したそうだ。
「彼をプロにしたいならショートへ転向させてください」と。
松井稼頭央、和田一浩も彼の担当。
そんな慧眼が球界から追放されたことは大きな損失である。

1回表。先攻は日ハム。
1番・田中賢介は3球目を捕邪飛。
と思ったら銀仁朗が落球。いきなりのエラーで心配になる。
しかし田中は投ゴロ。
2番・森本は143キロの内角低目を見逃し三振。
3番・稲葉が四球。4番・高橋は遊ゴロで3アウト。

西口文也の投球を見て「やっぱり一軍は凄い」と思う(笑)
ボールの切れ、球筋の美しさが一流だ。
現役15年間の通算は162勝102敗。
圧倒的な成績だけどキャラ的に地味で知名度が低い…。
速球は常時で138〜143キロくらい。今日のMAXが144。
変化球はスライダーが122〜126キロくらい。
フォークが130キロくらいかな?
他にチェンジアップ、カーブを投げていた。

1回裏。
西武は1番・片岡が左飛。2番・栗山が中飛。3番・中島は遊ゴロ。

ダルビッシュ有は西武をあっさり三者凡退に討ち取った。
スタンドから「打てる感じがしない」と声が漏れる。
速球は常時で145〜148キロくらい。今日のMAXが150。
変化球は140キロ強がツーシーム、カットボールかな?
フォークが130キロ強。
スライダーが123〜126キロくらい。
カーブが110キロくらい。
97キロのスローボールを投げていたけどナックル系だろう。
しかし球種が多くて判別が難しい!
ちょうどこんな本が7月15日に発売される。
私はこれを買って勉強するつもり(笑)

ダルビッシュはまさに投手の理想像。
長身。なで肩。長い手足。柔らかな四肢。繊細な指先…。
欠点があるとすれば感覚が繊細すぎて自滅するところ。
不確定要素の多い屋外球場が苦手だったりする。
性格は研究熱心、凝り性なんでしょう。
速球さえ2種類を投げ分けているそうで…。
回転のいい「生きたボール」と回転の少ない「死んだボール」があるらしい。
耳を澄まして聞いてみると捕球音が違った。
「パーン」とグラブを鳴るのと「ボス」と乾いた音がするのと…。

2回表。
日ハムは5番・糸井が右中間に飛ばす二塁打。
6番・スレッジは一ゴロで一死3塁。
7番・小谷野が一飛。8番・鶴岡は死球で二死1、3塁。
9番・金子は二ゴロで3アウト。

2回表。
西武は4番・中村がダルビッシュの初球をバット一閃。
凄まじい勢いの打球で私は行方を見失う。
三塁塁審が腕を回している。
ダルビッシュ、梨田監督は塁審に詰め寄るが抗議は認められない。
中村剛也のソロ本塁打で西武が先制。
<西武ライオンズ 1−0 日本ハムファイターズ>

ダルビッシュは94イニングぶりの被本塁打。
丸10試合打たれてなかったのか…。
中村剛也は28号でダントツのパ・リーグ1位。
彼は去年も本塁打王を取った。
ただ私は「秋山や清原に比べたらゴミ」くらいに思っていた。
今年の中村剛也を見て考えを改めた。
去年より進化している。打球の勢いが半端ない。
しかも一流投手の一流のボールを打っている。
「開眼」したんじゃないかな?

なお西武は5番・石井、6番・GG、7番・清水と凡退。

3回表。
日ハムは1番・田中賢介がライト線を破る二塁打。
2番・森本がバントで送って一死3塁。
3番・稲葉は144キロの高目を空振り三振。
4番・高橋は外角のフォークを空振り三振。
西口文也は2回、3回と得点圏に走者を出しつつ切り抜けた。

4回裏。
西武は先頭の2番・栗山が右前安打で出塁。
3番・中島は強烈なセンター返し。
しかし田中賢介が好捕して二直。一死1塁。
4番・中村は中前安打で一死1、2塁。
5番・石井も中前安打。栗山が生還してなお一死1、3塁。
<西武ライオンズ 2−0 日本ハムファイターズ>
6番・GGは右飛。7番・清水は3球三振。
3球とも130キロ強の落ちるボール(フォーク?)だった。

5回表。
日ハムは一死走者なし。
9番・金子誠がカウント2−1からソロ本塁打。
<西武ライオンズ 2−1 日本ハムファイターズ>
1番・田中賢介、2番・森本は凡退。

6回表。
西口文也は簡単に二死を取る。
しかし5番・糸井が右中間を破る三塁打。
6番・スレッジはカウント2−1からスライダー?を捉える。
ライトスタンドに運ぶ2ラン本塁打。
<日本ハムファイターズ 3−2 西武ライオンズ>
日本ハムが逆転。
ダルビッシュの存在、西武中継ぎ陣の現状を考えると…。

7番・小谷野も中前安打。8番・鶴岡は投ゴロで3アウト。

7回表。
西武は二番手投手に岩哲也を起用。
岩崎は26才。三菱重工横浜クラブから加入して3年目。
190cm・93kgの右サイドハンドである。
投球フォームが変則的だ。
モーションの時にくっと腰を折る。身体を捻る。
しかも首を傾げて打者から目線を離す。
球種は130キロ前後のシンカーを多投する。
スライダーが120キロくらい。
速球は140キロ前後。今日のMAXが144キロだった。
この回の日ハムは三者凡退。

7回裏。
西武の先頭打者は7番・清水崇行。
打率.194じゃ望みがない…と思ったら右前安打。
8番・大はバント成功で一死2塁。
ここで代打・上本達之が登場。
プロ通算17安打だが5日の楽天戦でプロ初本塁打を打っている。
上本はカウント1−2からバット一閃。
右中間の深い位置にボールが伸びて何とスタンドイン!
伏兵がまさかの逆転2ランホームラン。
<西武ライオンズ 4−3 日本ハムファイターズ>

ダルビッシュに動揺が見える。
1番・片岡が四球。
2番・栗山はラン&ヒットで二塁内野安打。一死1、2塁。
ダルビッシュが「いつもの彼」に戻る(笑)
3番・中島は145キロの速球を空振り三振。
4番・中村は142キロのツーシーム?を空振り三振。

8回表。
西武は三番手投手に星野智樹を起用。
星野はプリンスホテルを経てプロ11年目。
179cm・74kgの左サイドハンドである。
四日市工時代は長谷川昌幸、斉藤和巳と「三羽烏」扱いされた本格派だった。
2004年からサイドハンドに転向。
以後は貴重な左の中継ぎとして安定した活躍を見せている。
今日の星野は速球が135キロくらい。
スライダーは115〜118キロ。
これが横に滑って素晴らしい切れである。
カーブが100キロ台前半。
速球3、スライダー6、カーブ1くらいの比率だった。
星野は3番・稲葉を四球で塁に出す。
しかし併殺で切り抜けるとこの回を3人で切り抜けた。

8回裏。
日ハムは二番手投手に林昌範を起用。
2005年には巨人の守護神も勤めた左の本格派。
奥さんは元テレビ東京の亀井京子アナである。
昨オフにトレードされてきた。
速球は138〜140キロ。変化球はスライダーかな?

西武は代打・佐藤友亮が右前安打。6番・GGが空振り三振。
次いで代打に39才の江藤智が出てくる。

日ハムはここで三番手投手に建山義紀を起用。
建山はプロ11年目の33才。
178cm・75kgのの右サイドハンドである。
東海大仰星高では上原浩治、大畑大介と同期。
建山がエースで上原は控えだったらしい!

西武は江藤のカウント1−1から佐藤友亮が牽制タッチアウト。
江藤も三塁ライナーに倒れて追加点ならず。

9回表。
西武は四番手投手に小野寺力を投入。
グラマンの負傷でクローザーに回ったが正直心許ない(笑)
速球は143〜146キロ。
変化球は130キロ台前半のフォーク。
いい時に比べて球速が落ちているようだ。

日ハムは6番・スレッジがセンターにいい当たり。
しかし栗山巧が捕球して一死。
7番・小谷野は左前安打。代走に俊足の村田和哉を起用。
代打・坪井智哉は粘りに粘る。
35才のベテラン。出場機会は減ったが「当てる」技は往年と同様だ。
日ハムはカウント2−3からエンドラン。
坪井の当りは強烈なセンター返し!
しかし中島裕之のグラブに収まってショートライナー。
村田和哉は塁に戻れずダブルプレー。

劇的な形でゲームセット。
西武ファンにとっては最高の試合でした。

安打   011 013 001 7 四 失 
日本ハム┃000|012|000┃3 3 0
西武  ┃010|100|20×┃4 2 1
安打   011 301 31  10

西武:西口、○岩、H星野、S小野寺
日ハム:●ダルビッシュ、林、建山


やっぱり一軍はレベルが高い。
学生、二軍を見慣れた目には鮮烈だった(笑)
あの値段であの場所なら足を運ぶ価値がある。
定価でも前売2,500円。平均単価がサッカーより安い。
それに西武ドームは座席がゆったりとして居住環境がいい。
飲食の売店もかなりパワーアップした。
チアリーダーのお姉さまもセクシー。
目の前を通った時には思わずドギマギした。
空調がないので暑かったり寒かったりはある。
ただ昨日はちょうど快適な気象条件だった。

ダルビッシュはそう悪くなかったと思う。
普段はもっと凄いのかな?
球の勢い、制球と明らかに一流だった。
ただ変化球で空振りが取れてなかった。
いつもは空振り、三振をもっと取っている印象がある。
まぁ打った西武打線を褒めるべきでしょう。

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2009年07月07日

イースタンリーグ 湘南×巨人

メリー七夕!
ロマンチックな党首は湘南の夜風に吹かれてきました。
今日もイースタンリーグ。横須賀球場である。
湘南シーレックスと読売ジャイアンツの対戦だ。
湘南は横浜ベイスターズの二軍。別名称で活動している。
一軍と対照的に首位を快走中だったりする。
巨人は先週も見たけど今日は「彼」が戻ってきた。
大田泰示が一軍から戻って今日が初の試合だ。

もう皆さん忘れたかもしれないけど…。
開幕前の大田泰示フィーバーは凄まじかった。
松井、清原級の逸材。中田翔なんて眼中にない。
開幕一軍が当然という空気が漂っていた。
50m5秒8というプロフィールを見て驚愕した。
嘘データが一人歩きして立派な新聞に掲載される。
プレーを見てもいない人が勝手を書くことに腹が立った。
私も彼が90年組で最高級の野手だろうとは思っていた。
でも決して「十年に一度の逸材」ではない。
私は大田泰示を高3夏の北神奈川準決勝で見た。
リストが硬くて上体に頼った打ち方だった。
最初は変化球が打てず「扇風機」になると確信していた。
同時期の完成度は田中大二郎先輩の方が上とも感じた。
二軍では打率229、7本塁打、29打点という成績だ。
現時点ではこんなもんだろう。
ただ身体は大きくてパワーがある。バランスが良くてそこそこ動ける。
それにドラフト1位だから二軍の試合に使ってもらえる。
才能はあるから「我慢」ができれば球界を背負う選手になるだろう。
私は彼をそう見込んでいる。右の大砲は今や貴重ですから。

球場に着くと大田泰示と橋本到が打ち込んでいた。
2人とも高卒ルーキーである。
大田はケージの外に出るたびにコーチから指導を受けていた。
「コンパクトに振る」というテーマに取り組んでるんじゃないかな?
スイングが見るからに窮屈そう。打球の当たりもいまいちだ。
まぁ練習は飛ばすことが目的じゃないから。

今日の横須賀球場は賑やかだった。
観客数の発表は1,147人。
七夕にちなんで「貴方の願いを叶えます」という企画をやっていた。
皆の書いた短冊から一つ選んで実現してあげますよと。
私が書くことといったらこれしかない。
「いい仕事と巡り合えますように」と!
試合前にMCがトークのネタにしていた(笑)
「2千円でビール飲み放題」という企画もやっていた。
これは自重した。一人で飲んでもね…。

湘南シーレックス
1番 遊 梶谷隆幸   右左 20才 180/75 開星高
2番 二 山崎憲晴   右左 22才 176/77 横浜商科大
3番 中 松本啓二朗  左左 23才 180/78 早稲田大
4番 左 森笠繁    右左 32才 180/84 広島
5番 右 関口雄太   右右 23才 177/85 滋賀大
6番 一 高森勇気   右左 21才 180/84 中京高
7番 三 北篤     右右 20才 182/83 小松工業高
8番 捕 武山信吾   右右 25才 177/86 享栄高 
9番 指 北川隼行   右左 30才 174/86 川崎製鉄水島
   投 佐藤祥万   左左 19才 172/74 文星芸大付高  

読売ジャイアンツ
1番 中 橋本到    右左 19才 172/70 仙台育英高
2番 二 岩舘学    右右 28才 177/76 東洋大
3番 遊 中井大介   右右 19才 181/84 宇治山田商高
4番 右 田中大二郎  左左 21才 179/83 東海大相模高
5番 三 大田泰示   右右 19才 188/90 東海大相模高
6番 一 アルフォンゾ 右右 35才 180/95 レンジャース
7番 指 小田嶋正邦  右右 30才 184/89 横浜ベイスターズ
8番 左 山本和作   右右 22才 182/82 大阪経済大
9番 捕 實松一成   右右 28才 177/81 日本ハム
   投 福田聡志   右右 25才 180/76 東北福祉大


横浜は1番の梶谷隆幸が現在イースタンの首位打者。
今季は一軍でも17試合に出場している。
高卒3年目の野手では坂本勇人に次ぐ出世株でないかな?
2番・山崎憲晴、3番・松本啓二朗と大卒の新人選手である。
開幕は一軍のスタメンだった。
しかしともに打率1割台と低迷。期待に応えられなかった。
関口雄太は育成選手から支配下選手に昇格。
滋賀大出身と異色の経歴を持つ。
今季は2軍で3割を超す打率を出している。
北篤は高校生ドラフト1位で入団して3年目。
去年の秋季キャンプで投手から野手に転向した。

巨人の捕手は實松一成か…。
「AAAアジア選手権」というU-18の大会がある。
日本は基本的に「甲子園に出ない選手」でチームを組む。
辞退する年もある。
しかし彼が高3の時は大阪で大会が開催された。
日本は珍しく甲子園の優秀選手が参加。
松坂大輔と實松のバッテリーで優勝を果たした。
實松は高く評価されてプロに入った選手なんですけどね。
打撃が全くよくならず未だに燻っている。

1回表。先攻は巨人。
1番・橋本が一ゴロエラーで出塁。
しかし2番、3番、4番と倒れて無得点。

湘南の先発は佐藤祥万。
昨年は高卒新人ながら16試合に登板した。
しかし今季は一軍登板ゼロ。2軍でも防御率7点台と苦しんでいる。
速球は133〜138キロ。
変化球はスライダーが125キロ前後。これが軸になる。
チェンジアップが123、4キロ。カーブが115キロ前後かな?
球速はそれほどでないけど制球がいい。
高めに抜けるボールがない。
今日は素晴らしい投球を見せた。

1回裏。
横浜は1番・梶谷が四球で出塁。
しかし梶谷は出塁直後に牽制で刺されて走者なし。
2番・山崎は遊ゴロ。
3番・松本はセーフティーバントを狙って投ゴロ。

巨人の先発は福田聡志。
東北福祉大を卒業して4年目。
今季は一軍で9試合に登板して防御率3.48。
勝ち星も2つ上げている。
初回は速球主体でグイグイ押してくる。
速球の球速が常時で142〜148キロ。
MAXはおそらく150キロ。
2回以降は変化球もしっかり混ぜていた。
球種はまず135キロ前後のカットボール。
120キロ代後半の「横スラ」も切れがいい。
カーブが110キロ台後半。
ツーシームやフォークボールも投げていたと思う。

球速は巨人のスタッフが持っているスピードガンを覗きました。
初速と球速が表示されて高級な機材っぽかったです。
アマチュアの観戦記を書いていると、
厚かましさと有り合せの材料でやり繰りする習慣が身につく(笑)

2回表。
巨人は5番・大田が2球目をレフト線に弾き返す。
ライナー性の当たりが飛距離十分。しかしファウル…。
結局138キロの速球で見逃し三振。
二死から7番・小田嶋が四球。8番・山本が中前安打で二死1、3塁。
しかし9番・實松は右飛で攻撃終了。

試合は投手戦となる。
4回表。
巨人は先頭の4番・田中が中前安打で出塁。
5番・大田は2-1からボテボテの遊ゴロ。一死2塁。
6番・アルフォンゾは二飛。7番・小田嶋は136キロの速球で空振り三振。

4回裏。
横浜は先頭の2番・山崎が中前安打で出塁。
しかし3番・松本は二ゴロ併殺。
4番・森笠は146キロの速球を見逃し三振。

5回表。
横浜は5番・関口が中前安打。
6番・高森は二ゴロ。
併殺コースだが中井大介の送球が乱れて一死1塁。
7番・北が右前安打で一死1、3塁。
しかし8番・武山は145キロの速球で空振り三振。
9番・北川も左飛で3アウト。

6回表。
横浜は先頭の1番・梶谷が左前安打。
福田聡志は初球の入りが雑で狙い打たれていた。
2番・山崎はバントで一死2塁。
3番・松本はスライダーで空振り三振。三球で仕留められた。
しかし4番・森笠が一塁線を破る二塁打。山崎が生還。
<湘南シーレックス 1−0 読売ジャイアンツ>
5番・関口は遊飛で攻撃終了。

7回裏。
横浜の先発・佐藤祥万はここまで無失点。
被安打2、四死球1と完璧な投球を見せていた。
しかしこの回に変調。
巨人は先頭の5番・大田が高いバウンドの三ゴロ。
当たりの悪さが功を奏して内野安打となる。
6番・アルフォンゾはレフト線を破る二塁打。無死2、3塁。
7番・小田嶋は四球を選んで無死満塁。
8番・山本は左中間を破る当たりで走者一掃!
山本自身三塁を欲張ってタッチアウト。
<読売ジャイアンツ 3-1 湘南シーレックス>

湘南はここで2番手投手に吉川輝昭を起用する。
吉川は日本文理大から自由枠で入団してもう6年目。
185cm・92kgの本格派右腕である。
6年前の党首は今のように無職で暇だった。
ちょうど野球の大学選手権を見に行ったら日本文理大が快進撃。
優勝の立役者になったのが吉川である。
ベスト4は日本文理大、亜細亜大、東北福祉大、九州共立大。
東北福祉大に福田聡志、九州共立大は馬原孝浩がいた。
ちなみに私は準決勝で吉川と福田の投げ合いを見ている。
今と文体が違ってちょっと変な感じだな(苦笑)

巨人は9番・實松が右飛。
1番・橋本は144キロの速球を痛打。
しかし右翼の関口雄太が背走して好捕。3アウト。

吉川輝昭は速球が142〜146キロ。
変化球は130キロ台前半がおそらくフォーク。
横に滑るスライダーが127,8キロ。
110キロ代後半はカーブかな?
大学の時に比べて随分と良くなっている。
身体が絞れてる。変化球の種類も増えた。コントロールも良くなった。
今季は1軍で防御率11点台らしいけど…。そういう風には見えなかった。

7回裏。
横浜は先頭の6番・高森が右前安打。
7番・北、8番・武山と空振り三振。
武山の三振時に高森が二盗を刺されて3アウト。

8回表。
巨人は一死から3番・中井が中越えの二塁打。

横浜はここで三番手投手に山北茂利を起用する。
山北はトヨタ自動車、中日、ロッテと渡り歩いてプロ10年目。
通産登板は208試合を数える31才。191cmの長身左腕である。
4番・田中は空振り三振。この間に中井が三盗成功で二死3塁。

山北はワンポイントで降板。
横浜は四番手投手に横山道哉を起用する。
横山はプロ14年目の32才。
一軍通算で370試合に登板している。
190cm・98kgの右上手投げ。本格派だ。
横浜高校では多村仁志、斉藤宜之の一つ後輩。
上地雄輔の二つ先輩である(笑)
速球は140キロ台中盤。
130キロ台前半の変化球はフォークかな?
前はもっと激しく落ちる変化球を投げていた記憶がある。
横山もきっちり後続を討ち取る。
巨人は5番・大田が初球を右飛。追加点ならず。

9回表。
巨人は6番・工藤隆人が中前安打。
工藤は次打者の2球目に二盗成功。
代打・福元淳史がバントで送って一死3塁。

横浜はここで五番手投手に加藤武治を起用。
加藤は東京学芸大、三菱ふそう川崎を経てプロ7年目。
一軍通算で268試合に登板している。
2006年には「クワトロK」として印象的な活躍を見せた。
右スリークォーターの変則派。
速球は140キロ強。123,4キロのスライダーを多投していた。
8番・山本が一邪飛、9番・實松は中直で3アウト。

9回表。
巨人のマウンドはこの回も福田聡志。
球速は全く衰えず9回に今日のMAX150キロを記録した。

横浜は先頭の松本啓二朗が粘る。
福田に10球以上投げさせて四球で出塁。無死1塁。
4番・桑原義行は遊左間のぎりぎりに落とすポテン安打。無死1、2塁。
5番・関口は左飛。しかし返球が乱れて一死1、3塁。
しかし6番・高森が遊ゴロ併殺で万事休す。

安打 010 100 311 7 四 失
巨人┃000|000|300┃3 2 1
湘南┃000|001|000┃1 4 1
   000 122 101 7

巨人:○福田
湘南:●佐藤、吉川、山北、横山、加藤


試合の記録はこちらでどうぞ。

福田は被安打7、四死球4。奪三振は7で完投勝利。
速球、変化球と最後まで質が落ちなかった。
投球内容はどう見ても一軍レベルでした。
打線は育成選手の山本和作が殊勲の4打数2安打3打点。
中井、田中、大田と期待の若手は揃って1安打。
中井は守備で雑なところを露呈してしまった。
前の試合は守備機会がゼロで分からなかったのだ。
動作の鋭さ、肩の強さはある。直しようはあるだろう。
大田は上体が突っ込んでしまう癖が残ってる。
でも打席の「雰囲気」がある。
どこまでも飛ばしそうな気配を感じた。
気のせいかもしれないが(笑)

横浜は終盤の投手リレーが豪華だった。
どの選手も投げているボールは悪く無いように見えた。
環境を変えればそこそこ結果を出すんじゃないかな?
少なくとも中継ぎ陣崩壊中の我が西武なら戦力になる!
今日投げた5人(&福田)なら誰でも歓迎です(笑)
松本啓二朗は3打数無安打。4打席目の四球で意地を見せた。
個人的には彼を去年の大学4年でNO1の野手と評価していた。
打撃だけでなく守備、走塁が抜群ですからね。
横浜なら余裕で開幕スタメンだろうと。
まぁ実際に開幕スタメンだったわけだがその後の低迷は予想外だ。
なかなか難しいもんですね。
松本啓二朗が通用しないなら今年の大卒新人はもっとダメでしょう…。

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2009年07月01日

イースタンリーグ ヤクルト×巨人

イースタンリーグ観戦強化中の党首です。
3試合続けてヤクルト戦だ。
掛け持ちしようと思ったので選択肢が二つしかない。
楽天と巨人を天秤にかけて巨人を選んだ。
つまりヤクルトの「相手」を見たかった。

会場はヤクルト戸田球場。
荒川の堤防内側にある。
アクセスは武蔵浦和駅からバスで10分。
更にバス停から堤防を登って降りて徒歩10分。
ロッテ浦和球場から直線距離で3キロくらいだ。
客席はバックネット裏に鉄骨を組んだ「ひな壇」がある。
ベンチは縦6段。収容人数はざっと100人強だ。
お客さんは出たり入ったり。
作業着の人が休憩がてらで覗きに来る。
堤防の上から試合を眺めている人も多かった。
いかにも「かせんじき球場」な風情である(笑)

巨人は清武英利氏が04年に球団代表へ就任して方向転換。
大物選手のコレクションを自重して「若手を育てる」方針に変わった。
実際に狙いが奏功してますよね。坂本勇人がいい例である。
今日は大田泰示が一軍研修中のため不在。
それでもスタメンに高卒3年目以内の若手が4人いる。
2番・橋本到、3番・中井大介はまだ19才だ。
橋本は高卒1年目ながらレギュラーに定着。
中井は昨年2軍で新人ながら96試合に出場。
打率2割6分7厘、10本塁打、50打点を記録した。
坂本、中田翔の次に名前が挙がる若手野手である。

ヤクルトスワローズ
1番 右 志田宗大   右右 30才 178/75 青山学院大
2番 二 三輪正義   右左 25才 168/68 四国IL・香川
3番 三 梶本勇介   右両 26才 177/75 専大北上高
4番 一 斉藤宜之   右左 33才 185/85 巨人
5番 指 牧谷宇佐美  右右 29才 188/95 旭川実業高
6番 左 中尾敏浩   右左 26才 178/76 JR東日本
7番 捕 川本良平   右右 27才 178/85 亜細亜大
8番 遊 鬼崎裕司   右左 26才 177/77 富士重工業
9番 中 上田剛史   右左 20才 179/73 関西高
   投 村中恭兵   左左 21才 187/84 東海大甲府高

読売ジャイアンツ
1番 二 脇谷亮太   右左 27才 176/74 NTT西日本
2番 中 橋本到    右左 19才 172/70 仙台育英高
3番 三 中井大介   右右 19才 181/84 宇治山田商高
4番 右 田中大二郎  左左 21才 179/83 東海大相模高
5番 一 小田嶋正邦  右右 30才 184/89 横浜ベイスターズ
6番 指 アルフォンゾ 右右 35才 180/95 レンジャース
7番 左 加治前竜一  右右 24才 175/78 東海大 
8番 捕 伊集院峰弘  右右 21才 177/80 鹿児島実業高
9番 遊 円谷英俊   右左 24才 181/75 青山学院大
   投 木佐貫洋   右右 29才 186/84 亜細亜大


一回表。
先攻の巨人は三者凡退。

ヤクルトの先発は村中恭兵。
2008年は1軍で21試合に登板。
6勝11敗、防御率4.34という成績を残している。
しかし昨年8月末に左肘の靭帯を損傷。
手術は回避したようだがリハビリ中ということらしい。
高卒4年目なので先のある投手。しっかり直す時期だろう。
速球は見た感じで130台後半くらいかな?
変化球はスライダー、カーブ、フォークなど。
初回、2回と速球が低めに来ていい内容だった。

一回裏。
ヤクルトは1番・志田が一塁線を破る2塁打。
2番・三輪がバントで送って一死3塁。
3番・梶本はレフトに犠牲フライ。
<ヤクルト 1−0 巨人>
4番・斉藤が遊ゴロで3アウト。

巨人の先発は木佐貫洋。
亜細亜大4年で大学選手権に優勝。
2003年には10勝7敗で新人王を獲得した。
しかし昨季途中に調子を崩して以後1軍で登板がない。
速球は往時ほどの凄みがないけど140キロは出ていると思う。
変化球はフォークが素晴らしい。スライダー、カーブもあるかな?
今日は制球にやや難。四球まで行かなくてもボール先行が多かった。

3回表。
村中恭兵が二死を取るもそこから急に崩れる。
巨人は9番・円谷、1番・脇谷、2番・橋本が三連続四球。
3番・中井もボールをよく見てカウント2-3。
中井か真ん中高めの速球を強振して打球はセンターへ一直線。
上田が腕を伸ばすもわずかに届かずフェンスオーバー!
満塁本塁打である。
<巨人 4−1 ヤクルト>
5番・田中は空振り三振で攻撃終了。

5回裏。
ヤクルトは先頭の6番・中尾が中前安打。
7番・川本は遊撃内野安打で無死1、2塁。
8番・鬼崎がバントで送って一死2、3塁。
9番・上田は初球がデッドボール。一死満塁。
1番・志田は左前安打。
二者生還も上田剛史がオーバーランでタッチアウト。二死1塁。
2番・三輪は左飛で攻撃終了。

6回表。
ヤクルトは2番手投手に山田弘喜を起用。
山田は高卒3年目の右上手投げ。180cm・84kg。
縦にふわっと落ちる変化球があって球種を判別できなかった。
wikipediaで調べたら「ダイナマイトスライダー」という独自の球種らしい。

巨人は4番・田中が中前安打。
5番・小田嶋は三振も田中がその間に二盗を決めて一死2塁。
6番・アルフォンゾはレフトに「打った瞬間」の2ラン本塁打。
<巨人 6−3 ヤクルト>
二死から代打・加藤健が四球。
しかし9番・円谷は右直で3アウト。

7回表。
ヤクルトは3番手投手に加藤幹典を起用。
大卒2年目の左スリークォーター。
180cm・76kgの速球派だ。
慶應義塾大では4年間通算30勝17敗。
「大卒ビッグ3」としてドラフトの目玉だった。
昨年は開幕から先発ローテーションで起用もされた。
しかし1年目は0勝2敗、防御率8.86と散々な成績で…。
二軍に沈んでしまっている。
私は大学の時に彼を何試合も見ている。
確かに「いい時」「そうでない時」の波はあった。
でもプロで1年目からやれる選手と確信をしていた。
何故こんな苦労しているんだろう?
じっと観察したけど「明確な違い」は1イニングで判断できず。
ただコントロールは良くなかった。

巨人は一死から2番・橋本が左前安打。
3番・中井も中前安打で続いて一死1、3塁。
4番・田中はライトに犠牲フライ。
<巨人 7−3 ヤクルト>
5番・小田嶋の2球目に中井が二盗失敗。3アウト。

7回裏。
巨人は2番手投手に深田拓也を起用。
深田は中京大を卒業して4年目の左腕投手。179cm・77kg。
奥さんは恋のから騒ぎの14期生だった女性らしい(笑)
変化球はカーブ、スライダー、スクリュー、チェンジアップなどらしい。
カーブは指に絡む感じでふわっと一旦浮く。ブレーキもあって面白い。
深田は1安打、1死球で一死1,2塁のピンチを招く。
しかし9番・上田、1番・志田を空振り三振に討ち取ってピンチ脱出。

8回表。
ヤクルトは4番手投手に八木亮祐を起用。
八木はドラフト2位で入団した高卒新人。
180cm・73kgの左腕である。
速球はあまり速くない。135キロくらいかな?
スライダー、カーブと変化球はそこそこ。
まだ「プロの水」に慣れていない感じでボールにバラツキが見られた。
いきなり「洗礼」を浴びる。

巨人は5番・小田嶋が八木の2球目をレフトオーバーのソロ本塁打。
<巨人 8−3 ヤクルト>
6番・アルフォンゾはストレートの四球。無死1塁。
7番・加治前は空振り三振。この間に代走・佐藤弘祐が二盗成功。
8番・加藤、9番・円谷と連続でストレートの四球。一死満塁。
1番・脇谷は中犠飛。なお二死2、3塁。
<巨人 9−3 ヤクルト>
2番・橋本も中飛で攻撃終了。

8回裏。
巨人は3番手投手にマイケル中村が登場。
オーストラリア生まれの元メジャーリーガー。
日本ハムでは抑えのエースとして日本一にも貢献している。
二岡らとのトレードで巨人に移籍した。
今年は1軍で17試合に登板も防御率7点台と冴えない。

マイケルは無死から2番・三輪、3番・梶本に連続ヒットを許す。
しかし後続を抑えて何とか中継ぎ成功。

9回表。
ヤクルトの5番手投手は橋本健太郎。
彼は先週の金曜日にも見たな。
192cmの長身右腕。縦に落ちるスライダーが決め球。
橋本は巨人を三者凡退に討ち取った。

9回裏。
巨人は4番手投手に栂野雅史を起用。
今年は1軍で5試合に登板。
速球は今日の9人で最速。縦スライダーも素晴らしい。
ただし荒れ球…。

ヤクルトは7番・川本が四球。
8番・鬼崎の3球目が暴投。走者が二進して無死2塁。
鬼崎も四球で無死1、2塁。
9番・上田は右前安打で二塁走者が生還。なお無死1、3塁。
<巨人 9−4 ヤクルト>
1番・志田はスライダーで空振り三振。
2番・三輪が中犠飛。
<巨人 9−5 ヤクルト>
3番・梶本は中前安打で二死1、2塁。
しかし4番・斉藤が二ゴロでゲームセット。

安打   001 122 210 9 四
巨人  ┃004|002|120┃9 7
ヤクルト┃100|020|002┃5 4
安打   101 030 122 10

巨人:○木佐貫、深田、マイケル、栂野
ヤクルト:●村中、山田、加藤、八木、橋本


試合の記録はこちらでどうぞ。
しかし二軍はどの試合も四球が多い…。

終わってみると木佐貫が一番安定していた。
6回で被安打5、四死球1。3失点なら「最低限の仕事」と言い得る。
ただ二軍にいるべき人じゃないですよね。

中井大介は5打数2安打4打点。
彼を見に来た俺にいいところを見せてくれた(笑)
構えはオープンスタンス。左足が三塁方向に開いている。
バットはしっかり長く持っていたな。
センターを中心に広角へ柔らかく打ち返すタイプ。
強いていうと「落合博満系」の打者だ。

巨人が若手育成に力を入れているのは試合前から伝わってきた。
中井大介、橋本到、田中大二郎が集中的に特訓されていた。
橋本は右腕を身体に縛ってトスバッティング。
「脇が開かぬように身体で覚える」トレーニングだろう。
なるほど面白い工夫だと思った。
田中大二郎は高校の時よりかなり大きくなっていた。
中井も数字以上にガッチリした体格である。
食事や休養にも意識が向いている証拠だ。
つまり悪い先輩に遊びへ連れまわされてない(笑)
巨人は地味になったけど中身は良くなってるんじゃないかな?

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2009年06月26日

イースタンリーグ ロッテ×ヤクルト

マルクスは「下部構造が上部構造を規定する」と論じた。
スポーツの世界も多分そういう因果律がある。
私は日本野球の下半身、もとい下部構造を渉猟中だ。
「結果」より「プロセス」を知りたい人間なのである。
この時期はアマチュア野球の端境期だ。
大学野球選手権が6月中旬に終わる。
甲子園の予選は7月初旬に始まる。
じゃあ空いた平日にプロの二軍を見てやろう。
そう思い立って今週から見始めた。

今日は浦和のロッテ球場に足を運んだ。
武蔵浦和駅から徒歩10分。
ロッテの工場に隣接して室内練習場、球場が用意されている。
アクセスは素晴らしいけど観戦設備がほぼ皆無。
一塁側、三塁側の土盛に粗末なベンチが置いてあるだけだ。
施設的には一部の高校、大学以下かもしれない。
ただ鎌ヶ谷や横須賀と違って入場無料である。
コアな野球ファン、近所の野球好きが見に来るんだろう。
立ち見も出るほどの盛況だった。
ざっと数えて300人くらい観客がいたと思う。
対戦相手はヤクルト。
こちらの二軍は本拠地が戸田にある。
今日は埼京線ダービー、食品ダービーである(笑)

浦和球場には一つ「長所」がある。
レフトフェンスの向こうに新幹線、埼京線の高架がある。
私のような「鉄分多目」の人間は気が散ってしまう。
球場のつもりが間違って寮の敷地に入ってしまった。
ベンツ、BMW、ボルボ、レンジローバー、ランクル…。
駐車場を見て「プロ野球」を実感する。

先発投手の発表を聞いて驚く。
ロッテは大嶺祐太。ヤクルトは一場靖弘。
無駄に大物が登場したな!
大嶺は今季1軍で9試合に登板、8試合に先発している。
2勝4敗、防御率5.63と成績は微妙だ。
一場は4試合に先発して1勝3敗。防御率は5.31。
5月12日以降は一軍のマウンドから遠ざかっている。
共にドラフト1位。入団の経緯で世間を賑わせた。
一場に至っては「3オーナーの首を飛ばした」男である。

定岡卓摩はソフトバンクからロッテに移籍して2年目。
父の智秋氏は南海で活躍した外野手だ。
叔父は巨人、とんねるずの番組で活躍した正二氏である。
定岡智秋といえば1984年の開幕戦が忘れられない。
私は前年の日本シリーズをきっかけとして西武ファンになった。
翌年の開幕戦で西武は南海と対戦。
確かTBSが中継をしていて小2の俺は熱心に見ていた。
しかし愛する西武は定岡兄に満塁ホームランを打たれて惨敗。
党首が西武と巨人以外で最初に名前を覚えた選手じゃないかな?

ロッテマーリンズ
1番 中 早坂圭介  右両 25才 176/63 横浜商工高
2番 右 南竜介   右右 27才 186/88 横浜ベイスターズ
3番 指 宮本裕司  右左 26才 182/85 四国IL・高知
4番 遊 細谷圭   右右 21才 182/84 太田市商高
5番 一 神戸拓光  右左 24才 191/98 流通経済大
6番 二 新里賢   右右 28才 178/82 法政大
7番 捕 金澤岳   右左 25才 180/82 矢板中央高
8番 三 定岡卓摩  右右 22才 180/85 福岡工大城東高
9番 左 佐藤賢治  右左 21才 181/78 横浜高
   投 大嶺祐太  右左 21才 184/80 八重山商工高

ヤクルトスワローズ
1番 一 野口祥順  右右 28才 185/78 藤代高
2番 二 三輪正義  右左 25才 168/68 四国IL・香川
3番 三 川端慎吾  右左 21才 185/82 市和歌山商高
4番 指 斉藤宜之  右左 33才 185/85 巨人
5番 中 中尾敏浩  右左 26才 178/76 JR東日本
6番 右 上田剛史  右左 20才 179/73 関西高
7番 左 梶本勇介  右両 26才 177/75 専大北上高
8番 捕 新田玄気  右右 26才 172/80 パナソニック
9番 遊 鬼崎裕司  右左 26才 177/77 富士重工業
   投 一場靖弘  右右 26才 183/85 東北楽天


神戸拓光、佐藤賢治、新田玄気とアマチュア時代に見たことがある。
このブログを探すと観戦記が残ってます(笑)

1回裏。
ロッテは1番・早坂が一場の初球を右前安打。
2番・南は二邪飛。
3番・宮本の打席で早坂が二盗成功。
宮本の右前安打で本塁クロスプレー。しかし早坂が一瞬早くホームイン。
<ロッテ 1−0 ヤクルト>
4番・細谷は左前安打で一死1、2塁。
5番・神戸は一塁線を抜く二塁打。一人還ってなお一死2、3塁。
<ロッテ 2−0 ヤクルト>
6番・新里は遊ゴロ。本塁刺殺で二死1、3塁。
7番・金澤は見逃し三振。

一場靖弘は初回から被安打4本。
いずれも内野をゴロで抜く当たりだった。
変化球の割合が思ったより高い。
横なので球筋がよく見えなかったけど「落ちる系」を多投していた。
スライダー、チェンジアップ、フォークなどだろう。
各球種の切れは悪くない。今日は6回まで投げて7奪三振だ。
ただこれがかなりの確率でワンバウンドになる。
暴投がゼロで済んだのは新田玄気の捕球力に尽きる。
制球の悪さは案の定だった。
一場はそもそも豪速球を売りにしていた投手である。
でも球速がかなり落ちましたね…。
私は六大学野球で彼の「154キロ」を生で見ている。
今の神宮なら158,9キロに相当するはず。
本当に凄まじいボールを投げていた。
今日はせいぜい140近辺だったと思う。
広い肩幅は当時と同じはずだけど「威圧感」が消えてしまった。

2回表。
ヤクルトは4番・斉藤が右前安打。
5番・中尾も右前安打で無死1、2塁。
6番・上田はバントを決めて一死2、3塁。
7番・梶本は左前安打。二者が生還して一死1塁。
<ヤクルト 2−2 ロッテ>
8番・新田はレフトに2ランホームラン!
<ヤクルト 4−2 ロッテ>

ヤクルトの二軍は昨日の試合で20点も取っている。
今日も豪打爆発かな?(笑)

大嶺祐太は一気に4失点。
彼もやはりボールに「バラつき」がある。
速球も変化球も低めのいいコースに決まると手が出ない。
スピード、ボールの回転と「一軍レベル」に違いない。
でも今日は高めに抜けたり、浮いたりするボールが多い。
大嶺は長所と短所が裏腹なんじゃないかと思う。
彼は身体の末端、関節が柔軟である。
ただ各部位の可動域が広いと全身を同調させ難い。
これからの野球人生で苦労すると思う。

4回表。
ヤクルトは5番・中尾が中前安打。6番・上田が四球で無死1、2塁。
7番・梶本はバントで送って一死2、3塁。
8番・新田が空振り三振。9番・鬼崎は四球で二死満塁。
1番・野口は左前安打。中尾が生還も上田は本塁タッチアウト。
<ヤクルト 5−2 ロッテ>

5回表。
ロッテはこの回頭から二番手投手に田村領平を起用する。
阪神に5年在籍。昨年からロッテの育成選手に登録されている。
背番号は126。変則左腕である。
フォーム始動時のスタンスが広い。上下動がなくて腕の振りも小さい。
上半身投げというか「腰とお腹で投げている」という感じ。
球速はせいぜい130キロだと思う。でもタイミングが取り辛そう。
変化球はスライダー、スクリュー、チェンジアップあたりじゃないかな?
低めにしっかり制球されていた。
田村はのらりくらりと3イニングを無失点。
被安打、四死球はそれぞれ2ずつ。

6回裏。
ロッテは一死から7番・金澤が中前安打で出塁。
8番・定岡は三塁線を破る二塁打。一死2、3塁。
9番・佐藤賢治は空振り三振で二死2、3塁。
1番・早坂は右前安打。ライトの上田剛史が送球を焦ってファンブル。
二者が生還してなお二死2塁。
<ヤクルト 5−4 ロッテ>
2番・南はスライダーを見逃し三振。

7回裏。
ヤクルトはこの回から二番手投手に岡本秀寛を起用。
26才の左腕投手。177cm・80kg。
JFE西日本から大社ドラフト4位で入団して2年目。
速球はそこそこ速い。ブレーキの利いた変化球も持ってる。
でも課題はやっぱり制球。
ヒットと二四球で二死満塁のピンチを迎えたが何とか無失点。

8回裏。
ロッテはこの回頭から三番手投手に根本朋久を起用。
根本は23才の左スリークォーター。178cm・76kg。
横浜商大から大社ドラフト3位で入団して2年目である。
持ち球はスライダー、カットボールなど。
彼が大学4年の春に横浜商大と神奈川大の試合を見に行ったことがある。
当時は新垣勇人(現東芝)がエース扱いで一回戦に投げていた。
だから根本は見てないんですよ。
根本は4年春の途中に成り上がって?そのままプロ入りした。
彼は1安打無失点で8回を切り抜けた。

8回裏。
ヤクルトはこの回から三番手投手に高木啓充を起用。
26才の右腕投手。181cm・85kg。
大阪体育大から大社ドラフト4位で入団して4年目。
本格派な雰囲気だけどやっぱり制球が…。

ロッテは9番・佐藤が中前安打。1番・早坂バントで一死2塁。
2番・南、3番・宮本が四球で歩いて一死満塁。
4番・細谷は0-2から甘い速球を痛打。
二者が生還してなお一死1、2塁。
<ロッテ 6−5 ヤクルト>
5番・神戸は中越え三塁打。
<ロッテ 8−5 ヤクルト>
5番・新垣、6番・金澤は凡退もこの4点は大きい。

9回表。
ロッテは三番手に橋本健太郎を起用。
阪神からトレードで加入した29才の長身右腕。
速球と縦のチェンジアップが持ち味だ。
ヤクルトは2番・吉本亮が中飛。
3番・牧谷宇佐美がセンターオーバーのソロ本塁打。
<ロッテ 8−6 ヤクルト>
4番・城石憲之(大橋未歩アナのご主人)は空振り三振。
5番・中尾二直でゲームセット。

安打   051 220 011 12 
ヤクルト┃040|100|001┃6
ロッテ ┃200|002|04×┃8
安打   400 223 13  15

ロッテ:大嶺、田村、○根本、橋本
ヤクルト:一場、岡本、●高木


試合の記録はこちらでどうぞ。

大嶺は4回で被安打8。一場は6回で被安打11。
こりゃ二軍で仕方ないなという内容だった。

ロッテは4番の細谷圭が4打数3安打。
今季は二軍で36試合に出場。
打率.289、5本塁打、26打点。
守備はほどほど。足の運び、送球動作とよく言えば手堅い。
まぁショートが出来てるなら潰しは効く。
高卒4年目の21才である。
若手の有望野手としてチェックの対象に入れておこう。
ヤクルトは新田玄気がホームランを打って驚いた。
でも調べたら昨日も2本打っている。スラッガー開眼かな?(笑)

帰りはロッテの工場脇を北上。
チョコレートの甘い匂いが充満していた。
途中で「むさし坊」というラーメン屋に入る。
冷やし坦々麺が絶品だった。
武蔵浦和なら電車の乗り換えで通る。
ここはまた食べに来よう。

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2009年06月23日

イースタンリーグ 日本ハム×ヤクルト

まだ身分が宙ぶらりんな党首である。
平日の昼は暇を持て余してしまう。
気持ちが滅入って引きこもり警報だ。
今日はプロ野球の二軍戦を見に行こうと思い立った。
「外野で見るプロよりネット裏から見るアマ」が私の持論である。
野球はプレーの約9割が本投間で完結する。
ネット裏でないと球種、コースの見極めが出来ない。
しかも値段が安いんだから!
大学野球や二軍戦なら千円くらいでも特等席に座れる。

イースタンリーグの開催は東京近郊が多い。
川崎市多摩区、戸田、浦和、所沢、鎌ヶ谷、横須賀に二軍の本拠地がある。
朝起きて調べたら今日は鎌ヶ谷、西武第二で試合がある。
選手、球場の魅力で鎌ヶ谷にした。
日本ハムとヤクルトの対戦である。
この球場は初めてなので色々と調べてみた。
西船橋駅から直通の路線バスが出ている。
家から乗り換え一度で行けるから気楽でいい。

日本ハムは2004年に北海道へ移転した。
しかし二軍は千葉県鎌ヶ谷市の「ファイターズタウン」に残っている。
球場に室内練習場、寮が近接した立派な施設だ。
二軍戦もファンサービスが充実している。
飲食、グッズの売店が出てるしMCも入る。
アトラクション、プレゼントの抽選もある。
地域密着、収益化という目標を持って活動しているのだろう。
湘南シーレックスと同じですね。
球団発表によると観客数は747人。
平日の東都よりは多いな。
観客、選手、スタッフの距離感が近くていい雰囲気だった。

日本ハムファイタース
1番 左 陽仲壽   右右 22才 182/78 福岡第一高
2番 二 今浪隆博  右左 24才 171/75 明治大
3番 右 鵜久森淳志 右右 22才 189/85 済美高
4番 一 中田翔   右右 20才 182/95 大阪桐蔭高
5番 指 ヒメネス  左左 27才 194/120 ナショナルズ2A
6番 中 紺田敏正  右左 28才 185/77 国士舘大
7番 捕 今成亮太  右左 21才 178/74 浦和学院高
8番 三 高口隆行  右右 25才 180/78 創価大 
9番 遊 中島卓也  右左 18才 176/63 福岡工業高
   投 矢貫俊之  右右 25才 190/88 三菱ふそう川崎

ヤクルト・スワローズ
1番 一 野口祥順  右右 28才 185/78 藤代高
2番 三 川端慎吾  右左 21才 185/82 市和歌山商業高
3番 左 梶本勇介  右両 26才 177/75 専大北上高
4番 中 中尾敏浩  右左 26才 178/76 JR東日本
5番 指 志田宗大  右右 30才 178/75 青山学院大
6番 右 上田剛史  右左 20才 179/73 関西高
7番 捕 川本良平  右右 27才 178/85 亜細亜大
8番 二 森岡良介  右左 24才 172/72 明徳義塾高
9番 遊 鬼崎裕司  右左 26才 177/77 富士重工業
   投 川島亮   右左 27才 180/87 八戸大


日ハムは中田翔が4番・一塁で登場。
二軍落ち後初のスタメンだ。
5番のルイス・ヒメネスはベネズエラ出身。
あまりの巨体に我が目を疑う。
私はラグビー好きだから大きい身体を見慣れている。
でもあれだけ「お尻」が巨大なアスリートを他に知らない。
強いて挙げるならリキシ・ファトゥ!
しかもズボンがダボダボ。草野球な雰囲気である。

1回表。先攻はヤクルト。
1番・野口が三球三振。2番・川端は三飛。3番・梶本は二塁内野安打。
4番・中尾が内角低めの速球を見逃して空振り三振。

日ハムの先発は矢貫俊之。三菱ふそう川崎出身の新人である。
彼は去年の都市対抗で見たから懐かしい。
「いい投手だな」と思ったけどドラフト3位でプロに来るとは…。
長身でしなやか。バランスのいい本格派だ。
速球は目測だけど常時で140キロ台じゃないかな?
変化球は高速フォーク、ドロンと落ちるカーブ。
どの球種も切れ、制球がいい。

1回裏。後攻は日ハム。
1番・陽が遊ゴロ。2番・今浪は三直。3番・鵜久森は遊撃内野安打。
4番・中田の三球目に鵜久森が二盗。
しかし中田は川島亮の外角フォークを空振り三振。

ヤクルトの先発は川島亮。
今季ここまで一軍で4勝4敗。
ローテーション投手じゃなかったっけ?
初回はやや制球難だったが2回以降立ち直る。
フォーク、スライダーと縦系の変化球を投げていた。

3回裏。
日ハムは9番・中島が右前安打で出塁。
1番・陽の三球目に中島が二盗成功。陽は四球を選んで無死1、2塁。
2番・今浪は初球をきっちりバント成功。一死2、3塁。
3番・鵜久森は川島のスライダーで空振り三振。二死2、3塁。
4番・中田翔は2−3から甘い変化球を捕らえる。
左中間の深い位置のフェンスまで飛ばすタイムリー二塁打。
<日本ハム 2−0 ヤクルト>
5番・ヒメネスは捕邪飛で3アウト。

4回表。
ヤクルトは二番手投手に押本健彦を起用。
押本は26才の右腕。181cm・92kg。
日産自動車、日ハムを経て08年の大型トレードでヤクルト入りした。
右腕を畳んで「グニャ」っと使う。タイミングは取り辛そうだ。
ただ球速があまり速くない。変化球はスライダーとカーブかな?
日ハムの攻撃を「3人連続センターフライ」に打ち取った。
なおヤクルトは以後1イニングずつの小刻み継投。
5回は鎌田祐哉が登板して抑えた。

6回表。
ヤクルト2番・川端が右中間に運ぶ二塁打。
3番・梶本は投ゴロで一死2塁。
代打・斉藤宜之は中前安打で一死1、3塁。
5番・志田が右犠飛でなお二死1塁。
<日本ハム 2−1 ヤクルト>
6番・上田は捕邪飛で攻撃終了。

斉藤宜之はヤクルトにいたのか…。もう33才。
横浜高の同期に多村仁、紀田彰一、矢野英司がいる。
ゆずの北川悠仁も同級生らしい(笑)
下級生も横山道哉、丹波慎也と逸材揃いだった。
甲子園にも出て期待したら一回戦で負けちゃった…。

6回裏。
ヤクルトは四番手投手に花田真人を起用。
柳川高、中央大を経てプロ10年目。
180cm・80kgの右腕である。
彼が甲子園で投げているのをテレビで見た記憶がある。
もう15年前なのだな…。
速球は目測で140前後。横に鋭く滑るスライダーを多投していた。

日ハムは4番・中田翔がスライダーで空振り三振。
5番・ヒメネスは三ゴロ。
しかし6番・市川卓が左中間を破る二塁打。
7番・今成の当たりはライトオーバー。
志田宗大が拙い追い方をして三塁打。市川が生還。
<日本ハム 3−1 ヤクルト>
8番・高口はスライダーを空振り三振。

7回表。
日本ハムは二番手投手に坂元弥太郎を起用。
浦和学院、ヤクルトを経て08年に日ハム入り。
今年がプロ9年目の右腕である。
高3夏の甲子園で一試合19奪三振という快投を見せた。
奥さんは平尾博嗣の従妹だそうな。
昨年は一軍で31試合に登板。6勝を挙げている。
上体を起こして小さめの踏み幅で投げる。
リリースの瞬間に「ウッ」と声が出る。
腹筋に力を入れているんだろう。
一見「手投げ」な感じだ。
でも何球か見ているとフォームの合理性が分かった。
スライダーの切れを出し易い投げ方なんじゃないかな?
高速で縦に激しく落ちる彼の決め球だ。
坂元はこの回のヤクルトを川本のヒット一本に抑えた。

7回裏。
ヤクルトは五番手投手に橋本義隆を起用。
中央大、ホンダ、日ハムを経て08年にヤクルト入り。
181cm・81kg。29才の右腕だ。
今季は一軍で6試合に登板している。

日ハムは先頭の9番・中島が遊撃内野安打で出塁。
1番・陽はエンドランから遊撃内野安打。無死1、2塁。
2番・今浪はバント成功。一死2、3塁。
3番・鵜久森はライト前安打。
志田宗大のエラーもあって二者生還&一死2塁。
<日本ハム 5−2 ヤクルト>
4番・中田翔はバット一閃。
左中間に高い放物線を描いた2ランホームラン!
<日本ハム 7−2 ヤクルト>
代打・大平成一は空振り三振。
6番・市川が中前安打。7番・今成は中飛で攻撃終了。

8回表。
日ハムは三番手投手に山本一徳を起用。
県立の進学校から一浪して早稲田に進んだ異色の左腕。
184cm・94kgのパワー系。プロ入りして3年目になる。
「クロスファイヤー」気味に威力のある速球を投げる。
目測で143,4キロ出ていた。
変化球はチェンジアップとシンカーかな?
去年6月に横須賀で見た時は3失点と散々だった。
でも今日は制球も安定していい感じ。
1番・野口、2番・川端を簡単に打ち取る。
3番・梶本は一ゴロ。しかし打球がイレギュラーして中田翔は後逸。
「中田がまエラーか?」と思ったけど記録は安打。
代打・衣川篤史は外角の速球を振って空振り三振。

8回裏。
ヤクルトは六番手投手に李恵践(イ・ヘチョン)を起用。
斗山ベアーズから今季加入した韓国人の左腕投手。
184cm・88kg。彼もパワー系だ。
変化球はスライダーとチェンジアップかな?
速球はかなり速いけど制球がアバウト。
あと投球後に身体が三塁側へ流れる。
ボールに力が伝わらずにロスしている証拠だ。
日本の投手は股関節が柔らかいのでこうならない。
というかそういうタイプを投手にしない。
MLBを見るとそんな投げ方ばかりだが(笑)
なお李はこの回の日ハムを9番・中島の四球のみに抑えた。

9回表。
日ハムは四番手投手に榊原諒を起用。
関西国際大からドラフト2位で加入した新人右腕だ。
既に1軍で4試合に登板している。
176cmと小柄だけど速球派。
変化球はスライダー、チェンジアップを投げていた。
ヤクルトは二死から番・米野智人が左前安打で出塁。
しかし8番・森岡が三ゴロに倒れてゲームセット。

安打   111 002 111 8 失
ヤクルト┃000|001|000┃1 2
日本ハム┃002|001|40×┃7 0
安打   112 002 50  11

日本ハム:○矢貫、坂元、山本、榊原−今成
ヤクルト:●川島、押本、鎌田、花田、橋本、李−川本、米野


試合の記録はこちらでどうぞ。

試合後のヒーローインタビューは矢貫俊之と中田翔。
矢貫は6回を投げて1失点。
被安打5。四死球1。奪三振は5。
とにかく抜群の内容だった。
あの投球がコンスタントに出来れば必ず一軍に呼ばれるだろう。

中田翔は4打数2安打4打点。
三振、二塁打、三振、本塁打。
2三振というのも彼らしいな(笑)
15本塁打、53打点はイースタンリーグのダントツ首位である。
彼を観察していると「いい奴だな」と気づく。
応援されると嬉しそうに応えてくれる。
これくらいの年齢って「カッコつける」頃じゃないですか?
でも彼は本当に素直。悪く言うとお調子者。
同じ中田でも英寿とは正反対だ(笑)
ヒーローの2人はインタビュー後にサインボールを客席へ投げ入れた。
「中田さーん!中田さーん!」と連呼するファンがいる。
中田は明らかにその男性を狙って投げた。
しかし少し高く行ってしまう。男性は右手に当てて弾いてしまった。
中田翔は「しまった」という感じに少し顔をしかめていた。
俺は彼の「サービス精神」を垣間見た。
見た目はガングロ金髪とヤンキー全開である。
でも内面は素直で優しいナイスガイだ。俺が保証する(笑)

日ハムは中田翔以外も魅力的な若手が揃っている。
今成亮太は21才だけどリード、捕球と安定感抜群。
足の運びも良くてファウルフライの好捕が2つあった。
スイングも悪くない。今日は4打数2安打だった。
市川卓は5回の守備から登場して2打数2安打。
高卒5年目の23才である。
左打でパワーと柔軟性を兼ね備えている。
「こいつ凄くない?」と思ったら昨年は二軍の首位打者だった。
中島卓也は高卒1年目。早生まれの「91年生まれ」である。
法政大の154キロ腕・三嶋一輝と福岡工業高で同期だ。
線が細いし昨日までの打率は.145と散々。
でも見込まれて使われているんだろう。
この試合は2安打を放った。
他にも鵜久森淳志、陽仲壽はイースタン本塁打ランクで2位と3位だ。
日本野球は若手にいい野手がいない。
「85年生まれ以降」で一軍レギュラーは2,3人じゃないかな?
坂本勇人、細山田武史しか思い浮かばない。
しかし日ハムはその年代に有望な野手が多い。

この国は「右投げ左打ち」が溢れている。
バットコントロールが上手い、流し打ちの得意な小器用な打者ばかりだ。
ヤクルトの川端慎吾、上田剛史も20代前半の有望野手である。
もちろん右投げ左打ちだ。
イチローが凄すぎるから野球少年は真似をしちゃう(笑)
日ハムも市川卓、中島卓也、今成亮太は左打ちだ。
でも中田翔、鵜久森淳志、陽仲壽と右の「大物打ち」が揃っている。
この3人で二軍の本塁打ランクを3位まで独占している。
若手の野手、特に右の長距離砲はこれから希少性を増すだろう。
でも日ハムは先手を打って選手を獲得、育成している。
チームの編成を長期的な視点で考えている証拠だ。

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2008年11月14日

アジアシリーズ 西武×統一

野球のアジアシリーズは今日が2日目。
出場4チームはまずリーグ戦。1位と2位が日曜に決勝戦を戦う。
日本代表は西武ライオンズ。
台湾代表は統一ライオンズ。
中国代表は天津ライオンズ。
韓国代表が三星ライオンズなら完璧だった(笑)

日本勢が3連覇中だ。
しかし今年は雲行きが怪しい。
西武は主力が10人近く抜けている。
GG佐藤、ブラゼルはポストシーズン全休。
細川亨、中島裕之も日本シリーズの負傷で今大会を休養。
ボカチカ、グラマンは既に帰国。
石井一久、西口文也の両ベテラン投手も若手に出番を譲り…。
昨日は片岡易之まで風邪で欠場した。
NPBのコミッショナーが犬飼氏なら激怒するだろう(笑)
それでも西武は昨日SKワイバーンズに善戦。
しかし明らかなファウルをホームランと判定され1点差で敗れた。
もし今日負けると予選ラウンド敗退が決まってしまう。

統一は「中華職業棒球聯盟」代表。
台湾のプロ野球は1990年に開幕した。
八百長問題や1997年のリーグ分裂で混乱した経緯がある。
聯盟はちょうど今も危機的な状況に陥っている。
米迪亜ティー・レックスが八百長への関与で10月に除名。
つい2,3日前には中信ホエールズが解散を表明。
このままだと来年は4チーム体制になってしまう。
昨日は中国代表の天津に苦戦して逆転サヨナラ勝ち。
天津は日本の社会人にノーヒットノーランを食らうレベルのチーム。
統一のチーム状態に疑問符がつくところだ。

アジアシリーズはこれが4回目。
今年で休止となってしまうらしい。
それでも例年2万人以上は入っていたのだが…。
今大会の集客は残念な状況である。
昨日の西武×SK戦が9277人。今日が8433人。
西武ファンは少数精鋭なのです…。
ちなみに優勝賞金は5000万円。ACLと大体同額だ。

西武ライオンズ
1番 遊 片岡易之 右右 25才 176/82  
2番 左 栗山巧  右左 25才 177/85
3番 二 平尾博嗣 右右 32才 176/76
4番 三 中村剛也 右右 25才 175/102
5番 一 石井義人 右左 30才 178/80
6番 指 大島裕行 左左 27才 180/85
7番 右 佐藤友亮 右右 30才 178/85
8番 捕 銀仁朗  右右 21才 180/93
9番 中 赤田将吾 右両 28才 179/83
   投 岸孝之  右右 23才 180/68  

統一ライオンズ
1番 指 黄甘霖  右右 32才 182/85
2番 二 陽森   右左 27才 175/72
3番 中 潘武雄  左左 27才 178/82
4番 三 ブリトー 右右 36才 183/90
5番 一 高國慶  右右 30才 181/93
6番 左 郭岱  右左 27才 180/78
7番 右 郭俊佑  右右 24才 177/90
8番 捕 高志綱  右右 27才 178/75
9番 遊 莊景賀  右右 30才 186/86
   投 潘威倫  右右 26才 182/98


統一の陽森は陽仲壽、陽耀勲の甥らしい。
アミ族の人口は14万人ほどらしいが優秀な野球選手を出している。
陽兄弟以外に郭源治、呉昌征が日本球界で過去に活躍した。

1回表。先攻は統一ライオンズ。
西武の先発は岸孝之。
日本シリーズは2試合に登板して2勝。
14回3分の2を無失点に抑えてMVPに輝いた。
第6戦から中5日である。まだちょっと疲れがあるんじゃないかな?
岸は1番・黄甘霖を迎えてカウントを0−3にしてしまう。
しかし黄甘霖を左飛に打ち取ってそのまま三者凡退。
初回の岸はやや抑えた投球に見えた。でもボールの切れが違う。

1回裏。後攻は西武ライオンズ。
1番・片岡がストレートの四球で出塁。一死から二盗に成功。
しかし3番・平尾、4番・中村が連続空振り三振で無得点。
統一の先発は潘威倫。
昨年は16勝2敗。今年は12勝2敗。
圧倒的な成績を残している右腕である。
去年も彼を見ている。
内角を突いて、外角のスライダーで打ち取るスタイルだった。
肩を痛めて本調子でなかったらしい。
でも私は彼が凄く気に入って今年見られるのを楽しみにしていた。
結論を言うとちょっと期待外れ。
球速は確かに去年より4,5キロ上がっている。
数字の辛い東京ドームで常時137,8。MAXが141キロかな。
ただ投球が雑になった。
フォームが手投げ。下半身をちっとも使えていない。
突っ立った感じで重心移動が小さい。
速球もスライダーも回転、切れがよくない。

2回表。
西武は先頭の5番・石井が左中間に運ぶ二塁打。
6番・佐藤友亮がバントで送って一死3塁。
しかし7番・大島、8番・銀仁朗が倒れて無得点。

3回裏。
西武は9番・赤田が四球。1番・片岡は死球で無死1、2塁。
2番・栗山はバント失敗で投飛。一死1、2塁。
3番・平尾は中飛。は抜け目なくタッチアップを決めて2、3塁。
しかし4番・中村は遊ゴロ。
西武は3イニングとも走者を得点圏に送るが無得点が続く。

4回表。
統一は先頭の2番・陽森がライトフェンス直撃の二塁打。
3番・播武雄はバットを折りながら投ゴロ。
岸は折れたバットに戸惑いながら好守。一塁を辛うじて刺して一死3塁。
4番・ブリトーはセンターに運ぶ犠牲フライ。
<統一ライオンズ 1−0 西武ライオンズ>
5番・高國慶は三塁線を破る二塁打で二死2塁。
6番・郭岱は139キロの速球で見逃し三振。
統一は岸孝之から待望の先制点。
巨人が14イニング以上で1点も取れなかった投手である。
「統一打線は巨人より怖い」って感じかな?(笑)
岸孝之は3回まで完璧に近い内容だった。
この回にいきなり痛打を食らって「あれ?」と…。
でも5回以降はり立ち直った。

4回裏。
西武は5番・石井が左中間に運ぶ二塁打。
6番・佐藤はバントを二つ失敗してヒッティング。
しかし緩い二ゴロできっちり進塁打。一死3塁。
7番・大島は中前安打で石井を迎え入れる。
<西武ライオンズ 1−1 統一ライオンズ>
8番・銀仁朗は左中間に運ぶ二塁打。
大島は本塁に思い切って突入もタッチアウト。二死2塁。
9番・赤田の飛球は右中間。
ライト郭俊佑はダイビングキャッチを狙うもわずかに届かず。
これが二塁打となって銀仁朗が生還。
<西武ライオンズ 2−1 統一ライオンズ>
1番・片岡は右直で攻撃終了。

5回、6回、7回と両チーム走者が出ない。
必然的に試合はサクサクと進行。

統一は7回裏の頭から二番手投手に曾翊誠を起用。
曾翊誠は30才の右サイドハンド。180cm・80kg。
速球は128〜133キロ。スライダーが115〜117キロ。
横に角度があってちょっと打ちにくい。
ただ球種は2つだけだし球質も普通。
はっきり言って六大や東都でも出番がないレベルだ…。
しかし8回、9回と西武の出塁は平尾の四球だけ。追加点を奪えない。

8回表。
統一は7番・郭俊佑が105キロのカーブで空振り三振。
8番・高志綱は四球。
変なタイミングでタイムを掛けて岸の間合いが狂った。
しかし代打・劉芙豪は137キロの外角低目を見逃し三振。
1番・黄甘霖は108キロのカーブを空振り三振。

岸はこの回の3つを加えて奪三振は二桁に到達。
余力を残してマウンドを救援陣に譲った。
今日の彼は日本シリーズと大差のないクオリティだったと思う。
速球は135〜142キロ。
球速的には潘威倫と同じくらい。でも「球質」が段違い。
岸孝之はアスリートとしてサッカー選手的な特徴を持つ。
身体の節々が柔軟でバランスもいい。動作の「同調」がきっちり取れている。
筋肉の量は少ないけど、全身がしなやかだから力を溜められる。
下半身も足の踏み込み幅が広くてスムーズ。リリースポイントが打者に近い。
肩、肘、手首をしなやかに使ってスピンの効いたボールを投げられる。
初速と終速に差がない「切れ」「伸び」のある速球だ。
変化球はスライダーが117〜123キロ。カーブが102〜108キロ。
統一の打者はカーブに翻弄されていた。
体勢が思い切り突っ込んでバットに当てるのが精一杯。
ちなみに10三振のうち4つがカーブだった。

西武は星野智樹、小野寺力が9回表を3人で抑えてゲームセット。
統一ライオンズの攻撃を2安打、2四球に抑えて接戦をものにした。

安打 000 200 000 2 四 失   
統一┃000|100|000┃1 2 0
西武┃000|200|00×┃2 4 0
安打 010 400 00  5  

西武:○岸、星野、小野寺
統一:●潘威倫、曾翊誠
東京ドーム 8,443人


台湾野球は「素材」の宝庫である。
郭源治、郭泰源、荘勝雄、大豊泰昭といった名選手が日本で活躍。
蕭一傑が先日のドラフト阪神の1位指名。陽仲壽は日ハム期待の若手。
MLBでは王建民が昨年のア・リーグ最多勝だ。
でも国内にいい環境がないんだろうな…。
アスリートとして非凡でも、野球をしっかり教えられてない印象だった。

西武の打線はこのメンバーならあんなものでしょう。
中村剛也のバットが湿っているのは気になりますが…。

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2008年11月04日

日本シリーズ第3戦 西武×巨人

私は25年来の西武ファンである。
1983年の日本シリーズが「馴れ初め」だ。
小学1年生の私は野球のルールも知らなかった。
でも地元所沢の新興球団が放つエネルギーに惹かれたんだろう。
金森のサヨナラ安打、テリーの逆転タイムリーと展開も劇的だったしな。
更に小中高と多感な時期がライオンズの黄金時代と重なった。

少年はスポーツファンである以前に野球ファンだった。
野球ファンである以前に西武ファンだった。
バブル崩壊に伴って西武グループ、球団は停滞した。
私もJリーグブームに煽られてサッカーファンに転じた。
でも西武との「腐れ縁」は今さら断ち切れない。
積極的に行動を起こすことはもうない。
でもマッタリとライオンズを見守っている。

今季はレギュラーシーズンを1試合しか見ていない。
社用のチケットを運んでくれる知り合いが関西に飛んでしまい…。
他のスポーツを見るからスケジュールも空いてない。
でもポストシーズンは特別な試合である。
「美味しい試合」に対する執念は他の追随を許さぬ党首だ(笑)
日本シリーズのチケット発売は10月30日だった。
初日は電話受付のみ。足がこういう状態なのでむしろ助かる。
私が日本シリーズのチケットを入手するのはこれが4回目。
最初の97年、98年は窓口に行列。2004年と今回は電話である。
2004年の中日戦は電話が15分くらいで繋がって拍子抜けした。
でも今回の相手は不滅なる巨人軍だ。
「楽に取れないだろう」と覚悟して受話器を持つ。
結局1時間近くリダイヤルを続けた。
でも「指定席A」という席種を確保できた。値段は6,500円。
座席表を見るとほとんどネット裏の超好位置である。
大試合は値段の高い席から売り切れて行く。
この時間にあの位置を買えたわけで「他はもっと残っている」と推定できた。

西武球場の3試合は売れ残りが出ているらしい。
平日、所沢の山奥という悪条件はある。
クライマックスシリーズなら3千円で買えた位置が8千円もする。
でも昔はデーゲームだろうが売り切れた。
しかも今回は巨人戦である。「時代の変化」を感じます。
視聴率も第1戦、2戦と2002年から10%ほど下がっている。
これがサッカーの日本代表なら無茶無茶に叩かれるだろう。

読売ジャイアンツ
1番 中 鈴木尚広  右両 30才 180/75  相馬高
2番 二 木村拓也  右両 36才 173/75  広島
3番 三 小笠原道大 右左 35才 178/84  日本ハム
4番 指 ラミレス  右右 34才 180/86  ヤクルト
5番 一 李承   左左 32才 183/85  千葉ロッテ
6番 左 谷佳知   右右 35才 173/77  オリックス
7番 右 亀井義行  右左 26才 178/76  中央大
8番 遊 坂本勇人  右右 19才 183/78  光星学院高
9番 捕 鶴岡一成  右右 31才 183/84  横浜
   投 内海哲也  左左 26才 186/84  東京ガス

埼玉西武ライオンズ
1番 二 片岡易之  右右 25才 176/82  東京ガス
2番 左 栗山巧   右左 25才 177/85  育英高
3番 遊 中島裕之  右右 26才 180/83  伊丹北高
4番 三 中村剛也  右右 25才 175/102 大阪桐蔭高
5番 指 後藤武敏  右右 28才 176/84  法政大
6番 一 平尾博嗣  右右 32才 176/76  阪神
7番 中 佐藤友亮  右右 30才 178/85  慶應義塾大
8番 捕 細川亨   右右 28才 183/95  青森大
9番 右 ボカチカ  右右 32才 180/82  パドレス
   投 石井一久  左左 35才 183/85  ヤクルト


スタメンを見ると微妙に傾向が出る。
巨人は外様が主役。生え抜きは脇を固める。
西武は生え抜き、若手が多い。
ライオンズの2番、3番、4番には共通点がある。
関西出身の25,6才。高卒で生え抜きだ。
ドラフトの指名順位は栗山が4位で中島が5位。
中村剛也は高校生ドラフト2巡目。
この順位で逸材を発掘した関西担当スカウトが鈴木照雄である。
他にも松井稼頭央、和田一浩の獲得が彼の仕事だ。
しかし西武にとって不吉な名前でもある。
彼は不正なスカウト活動で2006年に西武球団を解雇された。
朝日新聞に経緯を暴露して「裏金問題」の引き金を引いた。
恩人であり裏切り者というアンビバレントな存在だ。

試合前の始球式は闘莉王が登場。
サッカー場では見せない?笑顔で陽気なリアクション。
微妙に浮いていた気もする(笑)

1回表。
巨人は1番・鈴木尚広がライト線に流す2塁打。
初球を叩いて前進守備の脇を抜いた。
2番・木村拓也の遊ゴロで鈴木は三進。
三塁に送球すれば刺せるタイミングに見えたが…。
3番・小笠原を迎えて石井一久が暴投。巨人があっさり先制する。
<読売ジャイアンツ 1−0 西武ライオンズ>

2回表。
巨人はこの回先頭の7番・亀井義行が平凡な一ゴロ。
しかし石井一久のカバーが遅れて内野安打になる。
石井は二死1塁からも鶴岡一成を追い込みながら四球で歩かせてしまう。
「下位打線はしっかり抑えないと」という場面。
まぁ1番、2番なら特に怖くはないと…。
しかし1番・鈴木尚広は甘いボールをすくい上げる。
「外野フライ?」と思ったらグングン伸びてスタンドイン。
<読売ジャイアンツ 3−0 西武ライオンズ>
党首呆然。テレビだったら確実に消していた(笑)

石井一久は「可もなく不可もなく」の出来に見えた。
でも普段に比べると球は走ってなかったらしい。

西武打線は内海を捕らえられない。
私が内海哲也をちゃんと見るのは初めてだったりする。
なるほど高校の頃とかなり違ってますね。
フォームが大人しくなって、でも制球は安定した。
コースを精密に突くというほどではないけど低めに来ていた。

西武は6回表にもラミレスにソロホームランを許してしまう。
試合は5−0。敗色濃厚である。
満塁ホームランを打っても追いつかない。
「せめて見せ場を作ってくれよ」という気分だ。

そうしたら6回表に西武が反攻。
一死から1番・片岡易之がセンター前に弾き返す。
片岡はすかさず二盗成功。
2番・栗山巧もレフト前に流して一死1、3塁。
3番・中島裕之はセンター前安打。片岡が生還。
<読売ジャイアンツ 5−1 西武ライオンズ>

巨人はここで内海哲也を諦める。二番手投手は西村健太朗。
登場テーマに「ハレ晴レユカイ」を使おうとして拒否られたことが一部で有名。
奥様のブログはショコタン級に面白かったのに閉鎖されてしまった。
巨人は西村、越智大祐、山口鉄也と中継ぎ陣が充実している。
先発投手を無理に引っ張らなくても大丈夫。余裕の投手交代である。

西武の打席はここまでシリーズ無安打の中村剛也。
テレビ中継でゲストのダルビッシュに弱点を暴露された。
「全球内角ストレートで大丈夫」とまで言われてしまった(涙)
さて2球目。鶴岡一成捕手は内角に構えていた。
これがやや甘く入って中村剛也はスイング一閃。
レフトスタンドに飛び込む3ランホームラン。打ったどー!
<読売ジャイアンツ 5−4 西武ライオンズ>

西武は7回表から小野寺力が登板。
巨人は1番・鈴木尚広が平凡な一塁ゴロ。
俊足を飛ばすも小野寺がカバーして1塁アウト…。
と思ったら塁審の判定はセーフ。
「えっ?」と思ったらスローで見るとやはりセーフだったらしい。
でもあのゴロをぎりぎりのタイミングにするのは凄い。
西武は小野寺が後続をきっちり締めて逆転への期待が高まる。

巨人は7回裏から越智大祐が登板。
早稲田の時に何度か見たけど当時は荒削りな印象だった。
当時の持ち球は速球とスライダー。
でも速球が浮くし、変化球はストライクにならない。
「せめて変化球でストライクが取れれば上でやれるのに」と思っていた。
何球か観察してプロで通用した理由が判明した。
高速フォークを覚えたんですね。
短いイニングなら速球とフォークでぐいぐい押せば済む。
越智はボカチカを四球で歩かせたが後続を抑えた。

まぁ俺がいかに普段プロ野球を見てないかという話だ(笑)
西武以外の選手は全く把握していません。
私が生観戦にこだわるのはテレビだと気が散ってしまう事情がある。

西武は8回も小野寺。
短いイニングならOKだけど2イニング目はちょっと不安である。
そうしたら案の定…。先頭の3番・小笠原道大がライトへソロホームラン。
<読売ジャイアンツ 6−4 西武ライオンズ>
1点差と2点差は大違いである。党首は再びのテンションダウン。

西武は星野智樹、谷中真二が後続を抑えて9回裏。

巨人はリリーフエースのマーク・クルーンが登場。
私は1ヶ月前にアメフトの会場で彼と遭遇。握手してもらった。
あの時にエネルギーを搾り取っておけばよかった(笑)
速球は153〜155キロくらいを記録。生で見るとやっぱり速い。
西武は一死から佐藤友亮が変な当たり。ボテっと捕手の前に転がる。
鶴岡一成がこれを捕球するも佐藤は走らない。
主審の判定はフェア&一塁アウト。
佐藤はこれに抗議。塁審が集まって協議。
一旦判定が覆ったようなジェッシャーを見せるが結局何も動かず。
渡辺久信監督の抗議も数分で終了。
何が起こったか分からないし、観客に対する説明もない。
これもやっぱり誤審だったらしい。
難しい打球だったにせよその後の対応がまずいよな。

党首はこの間に出口近くまで移動。
西武球場は試合終了後に外周通路、駅の改札が渋滞する。
出口が一ヶ所なので必ず詰まる。
試合は見たいけど、この足で渋滞に嵌りたくなかった。
怪しい判定で移動の時間を稼げたから個人的には助かった(笑)
西武新宿行きの直通でゆったり座って帰れた。

結局マーク・クルーンが石井義人を三振に討ち取ってゲームセット。
巨人が第3戦に勝利。2勝1敗とした。

安打 221 001 110 8 四 失
巨人┃130|001|010┃6 2 0
西武┃000|004|000┃4 1 0
安打 002 014 000 7 

巨人:○内海哲也、西村健太朗、越智大祐、クルーン
西武;●石井一久、小野寺力、星野智樹、谷中真二

西武ドーム 観衆:24,495人


augustoparty at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(1)