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「あうん」の前に係留されている新島のMさんの
「PUMICE ?」。

この艇はMさんの自作艇。42フィートの大型艇だ。

Mさんの母港は小笠原の二見港。そのMさんが新島に来た。

覚えていらっしゃるだろうか?

今から10年前、伊豆諸島に大きな地震があった。その時に、災害復旧の仕事で愛艇と共に新島に来たというMさん。

災害復旧の仕事も目途がついたので、愛艇をかってクルージングに出る準備をしていたのだ。直接小笠原に帰るのではなく、これからロングクルージングの後に小笠原に戻るのだという。

聞けば聞くほどMさんのパワーは凄い。

その昔、コンクリートでヨットを自作した。しかし、重いということもあり、改めてFRPの艇をまたまた自作。

それも小笠原父島のトンネルの中を工場にしたという。

艇名の「PUMICE」とは軽石のこと。昔のコンクリート艇に対して、軽いという意味で軽石とネーミングしたのだそうだ。

しかし、軽石は水が浸みるということが分かったので、「軽意志」という意味に解釈するのだと気さくに教えてくれた。

総ての構造の隅から隅まで知っているから、クルージングの途中で、どんな困難に遭ってもビクともしないだろう。これぞ「ヨットマン」

Mさんの新たな挑戦に拍手!