2006年09月

Episode-49『二人の女王』

書くと言っていた日にちから、大分ずれてしまったため最終回も見てしまったわけですが、それでも初見の感想を元に書こうと思います。

まず、圧倒的な強さを誇っていたアンシェルとハジの対決の結末に、なんだか開いた口がポカぁ~ン。
あまりのぽあっけなさに、アンシェル兄さんの見せ場は『人に擬態する』翼種の能力を見せつけるだけ、だったのかと思ってしまいましたよ。

ネイサンはアンシェルの事を、『ディーヴァを研究対象にしか見なかった愚かな男』的に語っていましたけど、ハジとアンシェル兄さんの会話を聞いていた限り、ディーヴァを愛していた彼もまた、正しい姿だとは思うのですよ。
ただ、研究対象としてディーヴァを見ていたことは間違いではないし、そのために愛情のかけ方が歪んでしまったのではないかな?とも思います。

結局。
ディーヴァを育てたアンシェルも彼女同様、愛情表現を…、というか愛し方を知らなかった可哀相な人なのかな?なんて思ったわけです。

そしてディーヴァと小夜との決着もまた、悲しい結末になりましたね。
同じ血を分け、同じ体から生まれた二人。
しかも、半身を分け合った双子の姉妹が決着をつけるそのシーンが、この回、最大の見せ場。

最後小夜がディーヴァに駆け寄り、『どうして?』と、涙ながらディーヴァの体を抱きしめるシーンは、ちょっとこっちももらい泣きしそうになりました。
『いや!行かないで!!』と追いすがるように泣いたのも、本当はハジにではなく、ディーヴァに自分の止めをさしてほしかったからなんだろうな。というか、刺し違える気しかなかったからなんだろうな。とか、自分がもしディーヴァと逆の立場で、同じ事をされていたら、人を好きになれなかっただろう。というのもよく分かっていただろうし、ネイサンに『ただディーヴァは家族が欲しかっただけなのに…』なんて説明されちゃうと、自分が一番、彼女の痛みを理解し、共有するべき立場に居たのに…なんて、考えちゃうんだろうなとか、それを内心分かっていたからこそ、血のつながりがある小夜としては、一人置いてけぼりにされた感じなんだろうな。などなどと色々な面で深読みしてしまいます。

とにかく、一話残して対ディーヴァ戦が終了してしまい、残り一話どうするのよ?なんて、この回を初めて見た時は思いましたよ。
ネイサンはあっさりやられちゃいましたしね。

というか、ディーヴァ側のキャラクター。
良いのが揃っていたにもかかわらず、あまり描かれていないと言うか、描ききれていなかったと言うか、なんかちょっと消化不良感があって、残念な気がします。

消化不良といえば、リクが翼種の声を聞けたり、ディーヴァの歌声に反応していた伏線の謎解きは、結局、解明されないままでしたね。

リクの体から、新たな形のD塩基が見つかったとか、そんな話はちょろっとでたけど、血の繋がったカイにはそれが出なくて、何故リクだけ?と言う謎も残されたまま、リクはお星様になってしまいました…。





ところで、先日。
9/24に開催されたBLOOD+ONLYイベントにて、当サークルSPまでお越しいただいた方々。本当にありがとうございました。
そして、主催者&スタッフの皆様。
お疲れ様でした。
もう周りを見れば、左右前後、どこもかしこも血+サークル。
しかも他ジャンルを置いてるSPもなく、まさしく血+ONLYの名に相応しいイベントで、地方から遠征したかいがありました。
本当に主催者様には、『素敵な一時の夢をありがとうございました』と、お礼を申し上げたいです。(というか、メールでそういうのは伝えろよ!と、ツッコミがきそうですが、小心者と不精があいまって、いざメールを送ろうとするとしり込みしてしまうのですよ)


とりあえず

ブログ復活したみたいですね

家に帰ったらこの間の、血+の感想Upしたいなぁ~。

主にハジとパンとか…。


Episode-48 摩天楼オペラ 

アンシェル兄さんの化けっぷりに、この人は本当に人に成りすますのが好きな人なんだな。…トカ思ったりした今回の話ですが、小夜が弱ってきている今、あまり敵が増えすぎるのは勘弁して(>_<)と、小夜スキーの私は血の涙を流しておりますよ。

そして、残り三話で初代小夜にもシュバリエ居たのよ。宣言したネイサン。
アンタ一体何者なんさ。とも思ったり。

というか、この最終章に(特に8~9月の展開に)話を集約しすぎている感が拭えないのですが…。

いや。
初代小夜にもシュバリエが居て、例えばネイサンがそのシュバリエだったのだとしたら、その複線はもっと前、せめて8月入ってからすぐに張っておくとかしておいてくれないと、視聴者が取り残されると言うか、今更新たな設定を持ち出されても、話についていけなくなると言うか、そもそもネイサンって出てくるのも遅くて、キャラが目立ちだしたのも最近だからキャラクターを深くされると困ると言うか…。

そもそも、ディーヴァ側のキャラクターを描くのが遅すぎた気がしてなりません。
ディーヴァ自身についても姉に裏切られたために、どうしようもない孤独感を描いている、その心理描写がこの間の話に(2話前か…)やっと出てきたくらいで、それはもっと前から視聴者に伝えておくべき事でだったんじゃないかな?とか、もっと描き方があったんじゃないの?とか、好きだからこそ思う部分がたくさんあります。

しかもディーヴァの心情は、ノベライズ(特にロシアン・ローズ)や漫画(桂先生版4巻参照)とかを読んでいれば、彼女の抱えていた孤独を紐解く事ができるけれど、アニメ版だけを見ている人には、小夜の孤独感ですら感じられる人が少なかったのではないかな?とか思ってしまう。

そしてなによりも。
ヒーロー・ヒロインが敵の力量より圧倒的に劣っていると、視聴者的にはすごく萎えてくるものがある。

常に強くなければいけないわけではありませんが、この場面で小夜があそこまで弱っていると、負ける事はないだろうと思いつつも、見ていてイラつくと言うか、もう、いい加減苛めるのやめて。と、言いたくなる。

アンシェル。
今まで影が薄かったのに、強すぎだよアンタ。(ネイサンはもっと強そうですが…)

てな感じで、本日はちょっと辛めのトークをしてみました。
こんな辛らつな事言ってますけど、本人はすごいこの作品スキで、萌え萌えしております。
現に今日のカイに対し、『お前に私の何が分かる』と、お怒りモードのハジに萌え萌えした上に、何かのネタにできそうとか、ネタ探ししてるくらいですから。(^_^;)

とにもかくにも、後2回!!
来週は作画もよさそうだ。なんて思いつつ楽しみにしております。


入浴後

ムックの入浴後の一枚です。

私がムックのトイレ掃除をしている間、生乾きのムックを拭いてほしいという事でタオルを姉に渡したらこんな姿になりました。

ってか、おくるみ状態が気持ち良かったのか大人しいうえに、無茶苦茶かわいくて激写してしまいましたよ

フェレットってお風呂にいれるとふだんの半分くらいのボリュームに縮み、なんとも言えない情けない姿になって、その滑稽な姿がまた可愛いのですよ!!

時々、水を張った浴槽にムックを離すとすいすいと意気揚々と泳ぐ有志も可愛らしい!!

というかフェレット最高
…ってただ単にそれが言いたかったのか…自分…。


Episode-47 全ての血を超えて 

なんと申しましょうか。
ソロモンが死んでしまうのは、今日のメルマガで予想はついていたのですが、しょぼい…もとい、ヒドイ死に様はどうにかならなかったのだろうか?と、思いましたよ。

別に私は『ソロモン萌えぇ~!!』人間ではないのですが、開いた口が塞がりませんでした。

それにねぇ。
休眠期が近づいてきてる所為もあるのでしょうが、最近の小夜の弱さには苛々してきます。
それに相乗されてか、ハジもすごく弱いし。

なんだか今の小夜ではディーヴァどころか、アンシェルやネイサンにもメッタメタにやられてしまいそうで心配です。

というか、もう残り3話なんですね。
この一年、血+に萌え萌えしていて、HPまで立ち上げて(まあ、これはネット開通記念で長年の念願を成就させた結果でもありますが…)、血+でこれからやろうとしている事がたくさんあるので、土壇場で萎え展開だけは勘弁して欲しいです(>_<)(でも萎えそうになったとしても、『ハジv小夜(小夜vハジ)アンソロジーは作りますが!!)

そして記念すべき最終回は、東京で開催される血+オンリーイベントの前日だと言う事に、ついこの間気がつきました。

ああ。どうしよう。
その日は早めにホテルへ行って、血+を見てから、再び東京の町へとふらりと出ようかしら?(地方からの参加なので自宅では見れない)

というか、血+ここ数話でちょっと、詰め込みすぎじゃないのか?
そう思えるくらい、ソロモンやジェイムズもそうですがシフ二人の扱いもひどいものだったし、ディーヴァの心情なんかも今更。って感じで出てきたり、そもそも、ディーヴァを始め敵側シュバリエの登場が遅すぎたような気もします。

まあ、何はともあれ。
残り数話、まだまだ萌え萌えさせてください!
ついでに贅沢居言っちゃえば、作画の乱れは今日までで終わりにしていただきたい!!(もしかして、WOWWOWアニメの『シュバリエ』にスタッフみんな流れてるのかな?とも思ったりもしていますが…)


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