2009年12月

2009年12月30日

何事も基本が大切

「小学校卒業と同時に留学を決めた」

イギリスのハイスクールで
日本人として初めての生徒会長になったASUKA。

中、高、大学と9年間単身留学、
並大抵の苦労ではなかった。

いつも明るくポジティブな考えは、
留学時代に身についたのだと感じる。

英語、日本語を100%使いこなす彼女。
今後、日本も彼女のような人材が
出てくると世界に負けない国になる。

外国かぶれは無く、むしろ日本人より
日本人らしい。海外で育つというのは
すごいなあと感じる。

若いうちの苦労は買ってでもしろと
いう意味が理解出来る。

最近よく使う言葉で、

「早道は遠回り」がある。

何でも基本が大切で、
英語を勉強しようと思っても
基礎がなければ上達は遅い。

ビジネスも基本をしっかり身につける
必要がある。

基本がなぜ必要か?
という観点から考えてみる。

基本を飛ばして上達する事もある。

しかし、必ずスランプの時期が来る、
その時に基本がないと戻る場所がない。

そうなると雪崩式に終わる。
基本がある場合は踏ん張りがきき
やり直す事が出来る。

基本は、生涯やり続ける必要がある。
しかし、チャレンジ精神も忘れてならない。

私は、基本→チャレンジ→基本→チャレンジ

この繰り返しが何の世界でも上手になる秘訣だと思う。

まずはしっかり時間をかけて基本をこなす。
さすれば、その先の成長は早い。

武術の世界では、師匠を3年かけて
探せ、と言われる。

最高の型を学ぶ前にまず師匠探しからだ。
遠回りにみられるが、実は近道だ。
これには最も時間をかけていい。

本物は本物を作り、偽者は偽者を作る。
誰から習うかは運ではない。

うわべだけ真似しても本質に近づけない。
大きな技を必要とせず、シンプルな技に
こだわる。

シンプルな事が一番難しい。
ごまかしが効かないからである。

今、あらゆるビジネスが複雑になり過ぎている。
もっとシンプルに進むべきだ。

過度の便利は便利ではなく、
使いづらいという結果になる。

ビジネスとは、商品なりサービスなりを
お客様に購入して頂き料金を払って頂くこと。

私は商売の基本とは、
お客様にまずいい事をする事だと思う。
そのいい事が業界、業種によって違うが必ずある。

いい事と、商品がセットになれば必ず売れる。
ここを考えている方は少ない。

まず売ろう、ではなくワンステップを置く。
そうすれば、商品なりサービスは売れやすい。

そして、継続してお店で買って頂く
リピートシステムを考える。ここが最も大切だ。

リピーターは神様である。
リピーターが毎月増えれば売り上げは倍増になる。

商売において、新規顧客獲得ほど
コストのかかることはない。
大きな広告をうち続け、
サービス商品で集客するのは薄利になる。

プロフィットが増えないと、次の企画が出来ない。
そうなれば負の連鎖反応が始まる。

コスト削減を続ける状態になると
スタッフの士気は落ち、サービス内容、その他
様々なものが落ちてくる。

商売をするからには儲けなくてはいけない。
来年もがんばっていく。

今後、厳しい時代が当たり前のように続く可能性が
ある。その中で利益を出せる起業だけが生き残る。

これからの時代は、継続できる精神、そして
チャレンジスピリットが必要だ。

ASUKAのように、小さい頃より海外で留学すると、
様々な苦労をしなくてはならないので、
人間的な基礎が身につく。
かわいい子には旅をさせろの
精神が私たち親に必要だ。

2009年は過ぎ去ろうとしている。
正直、色々勉強が必要な年であった。

2010年はきっと素敵な年になり
明るい未来が待っている。

メリークリスマス&ハッピーニューイヤー

今年も、海外企業家物語を読んで頂いて
感謝、感謝でございます。

来年も自身の経験に基づき執筆します。
この記事が、皆様のお役に少しでもなれば
幸いでございます。200912

aus_success at 13:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!