リーグカップ、グループC第3戦の相手はベレネンセス。
先発フル出場した田中順也がアシストするもチームは3-2で敗戦。

先日のリーグ戦の得点後に特集記事もあがってきているのであわせてどうぞ。
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《田中特集記事》

【田中はスポルテイングに何をもたらせるのか？】バベル（ポルトガル版）
3試合で3ゴールをあげたことで、批評家を沈黙させ、単なるマーケティング狙いの獲得ではなかったと田中は示してみせた。しかしスポルテイングで出場するに充分な実力なのだろうか？
 
日本代表の田中順也が獲得の正当性を示し始めた。スリマニの離脱により（アルジェリア代表に合流中）プレータイムを増やしたことと、より重要だったのはゴールとアシストをあげたことだ。
（中略）
私は田中の適正がトップだと考えていない（スポルテイングでは殆ど常にそこでプレーしている）。日本でプレーしていた時は、レアンドロと工藤のストライカーコンビの後ろでプレーしていた。田中はやや下がって試合について考える余裕を持てる偽10番の位置にいたのである。その得点力よりも、田中はアシストと試合を導く能力が傑出しているのだ。
（中略）
もしもスリマニが不動の地位を確立しているとしたら、モンテロと田中はスタメンの座を争って戦わねばならないだろう。モンテロは何試合かスリマニの後ろで偽10番としてプレーしてきた。中盤とは戦術の仕事が凝集する場所にちがいない。田中もまた同じような役割を担うことになるかもしれないが、偽10番の役割は彼にとって未知のポジションではないのである。

【キヨスクから：「田中にお任せ」(O Jogo紙）】futebol365
リオ・アヴェ戦でスポルティングの4点目を決めた田中がスポーツ紙『O Jobo』で引き続き特集されている。
「リオ・アヴェが引き分けに持ち込まんと脅かしていた場面で、またも日本人選手が決定的な仕事をしてみせた」

【チームの護符である日本人選手にとってゴールはお得意さま】Record
たった8日で田中が3ゴール。

【田中がリーグで最も効果的な選手】O Jogo
スポルティングの日本人ストライカー田中がゴールをあげ続けており、そのスタッツからいって彼の有効性は疑いようがない。

【田中がアルヴァラーデの時の人に】SIC Noticias
ここ3試合で3ゴールをあげたことで、彼はアルヴァラーデの時の人になった。ポルトガルへ来た時は無名だったが、半年後、田中順也はスポルティングサポーターの心を勝ち取った。
http://sicnoticias.sapo.pt/desporto/2015-01-19-Tanaka-e-o-homem-do-momento-em-Alvalade 
（訳注：ケーブルニュース局の記事　リンク先に動画もあります）
 
【田中順也、ポルトガルサッカー界の「翼」】Mundo Deportivo
3試合連続で試合を決定づけるゴールをあげ、日本人の田中順也がポルトガルにおいて「翼」のような存在として浮かび上がってきた。
田中（27）は極東に対するマーケティング狙いの獲得ではなかったと証明してみせた。23分毎に得点してみせるほどの鋭い嗅覚を披露してみせたのである（アニメの中で「翼」が達成してしてみせたのと同じような数字だ）。
これらのゴールとアシストによりストライカーはサポーターとポルトガル記者からのリスペクトを獲得。「キャプテン翼」あるいは「サムライ」として知られることとなった。
（中略：田中のゴールと略歴）
ポルトガルの首都では、田中は控えめな人物として知られている。日常のコミュニケーションを助けてくれるポルトガル語の辞書を常に携帯。言語の壁があるにも関わらず、彼は英語とジェスチャーで問題を克服し、ロッカールームで温かく迎え入れられている。ソーシャルネットワークで見ることができるように、ブラジル人のジェフェルソン、ペルー人のアンドレ・カリージョ、そしてスペイン人のオリオル・ロセルらが田中がチームに溶け込めるように役割を買って出ているようだ。
こういった親愛の気持はサポーター（ロナウドやフィーゴといったスターが育つのを見守った）の間にも広がっている。日出国からやってきた新たなゴールゲッターは、サポーターから個人チャントを送られた。


《ベレネンセス　3-2　スポルテイング》

【マッチレポート】バベル
6分　ゴールドのゴール
田中とスコットランド人選手の良いコンビネーション。田中が相手守備の裏へ抜けてアシストし、ゴールドは悠々とフィニッシュ。

16分　またも日本人選手とスコットランド人選手のコンビネーション。田中は非常に気前がいい

25分　田中のシュート！相手守備を切り裂くゴールドからの完璧なパスが日本人選手へ

43分　田中とゴールドの新たなコンビネーションプレー。スコットランド人選手がうまく出すもオフサイド

92分　田中がシュートもマット・ジョーンズがセーブ！

試合終了：スポルティングは前半すばらしかった。中でもゴールドと田中。





【サポーター】
・Anonymous
ところで、誰か得点率のスタッツをだせないか。全試合における、この選手のゴールとアシスト。すげぇ気になってるんだ！

・Anonymous
俺も気になってたから調べてきた。
リーグ：5試合、2ゴール、1アシスト、51分（26分に1ゴール）
ポルトガルカップ：3試合、1ゴール、3アシスト、130分（180分に1ゴール）
リーグカップ：2試合、1ゴール、0アシスト、180分（180分に1ゴール）
合計：10試合、4ゴール、4アシスト、361分（90分に1ゴール）

・Anonymous
リーグ戦の方が得点率が高い選手なのか

・Anonymous
姿勢が好きだわ。常にスペースを狙ってる、殆どは決定機にならなくても。これは簡単なことじゃないけど、この日本人選手にはその能力がある

・Anonymous
素晴らしいテクニックを見せて決めたね。どんどん量産してくれる選手だ( ｰ`дｰ´)

・Anonymous
なんでメディアがそんな驚いてるのか理解できん…もし記者がキャプテン翼を全話見てたら驚かんだろ

・Anonymous
ちょっとしか出られなかったけど、ボアヴィスタ戦よりも楽しめた。10分で何度かプレーに関与して、常に良いプレーをしてたと思う。ゴール場面での動きとテクニックは極上だったわ

・Anonymous
控えめで、出番は多くないのに、出てきたら常に決定的な仕事する。好きにならないとか不可能でしょ

・Anonymous
田中は既に皆から愛されてるね

・Anonymous
どうして今やってるアジアカップの日本代表に入らなかったのか誰か知ってる？俺にとってはめっちゃ良いことだけど、不思議に思った

・Anonymous
携帯を落としたのは、田中がブラガ戦でゴールを決めた時だけだわ

・Anonymous
今日また決めたら俺は翼に改名する

・Anonymous
田中はカップ戦にはもったいないでしょ

・Anonymous
相手は一軍でプレーしてるけど、うちはリザーブ＋田中

・Anonymous
ゴオオオオル　いいね！
田中は自己中じゃない！ゴールドのゴール！

・Anonymous
田中は決められたけど、うん、より確実に決められる同僚にゴールをゆずったね( ﾟДﾟﾉﾉ"

・Anonymous
田中は利己主義じゃない素晴らしい選手だわ

・Anonymous
ポデンセの見事なパス！田中の完璧な利他性！

・Anonymous
日本人選手はチームプレーヤー。このプレーでもそうだったし、前半に何度かあった

・Anonymous
言うべきことは一つしかない　田中とゴールドは誰にも止められない

・Anonymous
田中は良いプレーしてるね！

・Anonymous
いつだって見てて楽しい選手

・Anonymous
田中にボールを出すんだ　俺はこの試合に勝ちてーんだよ

・Anonymous
残り一分。田中が決めて引き分けになるはず！

・Anonymous
これで今シーズン公式戦で4ゴールと5アシスト。プレータイムを考えたら、今のメンバーの中で明らかに一番結果を出してる

・Anonymous
またも田中の素晴らしい視野。この選手はめっちゃ頭いいね。保証付き！

・Anonymous
まだトップが適切なポジションだとは思えないな。前にもいったけど、よりサポートとアシスト向きの選手だと思う

・Anonymous
前半は良かったね　後半はチーム全体と同様に落ちちゃった

・Anonymous
今日の田中はアシストモードだった。決められるチャンスが二回以上あったけど、パスするって判断だった

・Anonymous
田中は知性があるし、良い左足があるけど、もっと流動性のあるポジションで起用する必要がある。個人的には1トップじゃないと思う、もっと動ける位置で。

・Anonymous
教材になるゴールだったね。田中はここ最近に起こったフィーバーにとらわれることなく規律を守ったよ

・Anonymous
スポルティングが勝てれば言うことなかったんだけどなぁ。でも少なくとも田中はいつも通り素晴らしかった



引き続き田中の特集記事がハイペースであがってきています。

出場時間が短い中でもゴールを量産したことから、その得点率の高さが注目されているようです。それとやはりキャプテン翼に絡めた記事が多いですね。サポーターの反応でもそうですが。またサポーターとチームメイトに愛される人柄についてのエピソードも定番でしょうか。


リーグカップは3-2で敗戦。チームの連勝は途切れてしまいましたが、田中はアシストを記録しました。

ゴールドとは引き続き良いコンビネーションを見せているようですね。お互いに良いボールを出し合っていたようです。この試合でも何度か決定機があったようですがゴールはならず。

メディアとサポーターの反応はポジティブなものだったようです。各メディアは2得点したゴールドに次いで評価しているようで、サポーターからはチームプレーに徹した判断を讃えるコメントが目立っていました。

メディアとサポーターからは「田中の適正ポジションはどこなのか」という話題も。Jリーグでは柏で最初にブレークしたシーズンはシューターとしての色が強かったような印象がありますが、ポジションを下げても活躍して柔軟さを見せてきている選手だけに、どう起用すべきかという話は盛り上がりそうです。


ここのところは平日のカップ戦にスタメン出場して、リーグは途中投入という流れできていますが、日曜の試合ではどうなるのでしょうか。週末が楽しみです。
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