先日のキリンカップで印象的なプレーを見せていた清武。攻撃的ミッドフィルダーとして敵陣でアクセントをつける仕事をこなし、またボスニア・ヘルツェゴビナ戦ではゴールもマーク。

残念ながら所属チームのハノーファーは最下位に沈み降格の憂き目にあいました。しかし、そのチームにあって奮闘していた清武には、はやくも複数のクラブが興味を示しているようです。

中でもスペインのセビージャからは熱心なアプローチがあるとドイツのビルト紙が報道。この記事を受けて海外でも清武の移籍に関する話題が沸騰中のようです。

今回は清武移籍関連の話題をまとめてみました。オマケの特集記事とあわせてどうぞ。
清武移籍関連の話題

【EL王者が650万を支払う セビージャは清武を欲しがっている】ビルト
当紙の情報によればEL王者が清武弘嗣(26)にかなりの関心を持っているという。セビージャは喜んで契約解除金の650万ユーロを支払うようだ。
(中略)
ホッフェンハイムも清武に興味をもっているという。また(ビルトで報じたように)ヘルタベルリンも清武の情報を集めているようだ。しかし、ベルリンにとっては移籍金が高すぎる。こうなるとベルリンは別のプレーメーカーを探さねばならなくなるだろう。

【清武、攻撃にピンポイントな補強】マルカ
セビージャ補強の最初の一手はブンデスリーガへ。ドイル紙のビルトは今朝、清武弘嗣の移籍の可能性について伝えた。セビージャのスカウトはハノーファーの日本人選手を数年にわたって追跡していたという。
報道によれば日本人選手の移籍に際しセビージャは650万の契約解除金を支払わねばならないとのこと。清武は攻撃的ミッドフィルダーで、ノーマル型のプレーメーカーであるが、降りてきてのプレーもでき、完璧なボールコントロール力を持つ。また危険なセットプレーも蹴れる選手。

【ハノーファー、清武との交渉はオープン】Estadio Deportivo
「降格以降の我々の状況がベストなものではないというのは事実だが、我々の狙いは可能な限り早急な一部リーグ復帰であり、その為にも最高の選手が欲しい。清武はその一人であり、我々の一番の狙いは彼に残留してもらうよう説得することだ」と(ハノーファーの)バーダー。一方で選手には他のモチベーションがあるかもしれないと理解を示した。
「清武のような選手が一流リーグの一部にいるチームでプレーしたいと思うのは理にかなった話だが、契約が残っている限り、彼の説得に挑戦していくつもりだ」

【レポート:清武のセビージャ移籍が合意間近か】transfermarkt
ハノーファーの清武弘嗣の未来が決まりかけている。ビルトの報道によれば26歳の日本人選手の移籍が合意間近だという。
清武(2018年までの契約を残している)は650万ユーロの条項金があれば移籍が可能。セビージャは値下げ交渉を行ったが、バーダーはこれを拒絶したようだ。
来シーズンのセビージャは中盤の枠が空くことになっている。アルゼンチン人選手のエベル・バネガがインテル・ミラノへ移籍するからだ。清武にはこれまで複数のブンデスリーガクラブとの噂があった。

【移籍はすぐそこ!セビージャが清武移籍へ650万を支払いか】ビルト
先週末、セビージャのスポーツディレクターであるモンチが移籍へ向けて働きかけた。(ハノーファーの)バーダーは拒絶。しかし昨日それが一転。セビージャは650万ユーロの支払いを決断したようだ。

【セビージャは清武の移籍条項金を支払う、とビルトが報道】as
バネガの移籍をうけて攻撃的ミッドフィルダーの補強をすべく、日本人選手がハノーファーから650万ユーロで移籍してくるという。
(中略)
何もこれはセビージャの新たな思いつきというわけではない。クラブはこの選手のステータスについて2014年に問い合わせている。ここ最近のシーズンではブンデスリーガで117試合に出場し17得点30アシストをマーク。バネガの穴を埋めるのに役立つ多才な選手であるが、バネガと同一のプレースタイルというわけではない。攻撃的ミッドフィルダーのどのポジションもこなすことが出来、またセントラルミッドフィルダーもこなすことが出来る選手だ。

【海外のサッカーファン】
・Anonymous(セビージャ)
Konichiwa.

・Anonymous(セビージャ)
キヨ、明日にはここに来てくれ

・Anonymous(セビージャ)
マジで良い選手だよ。かなりの機動力があって、注目に値するファーストタッチを持ってる。とにかくセビージャにハマる選手だし、清武に必要なのがセビージャみたいなチームだ

・Anonymous(セビージャ)
三年前にラキティッチの代役として既に話でてたね。かなりの国際試合を見てみたけど、この男には魅了された。かなりの足技があって、広い視野を持ってる。でも守備はかなりおざなりにしてたかも

・Anonymous(セビージャ)
俺は嫌いじゃないし、良さ気な選手だけど、スペインでアジア人選手が大活躍したことないし、移籍してきた日本人選手もあまり多くないし、あまり信頼できない補強だ

・Anonymous(マルカ読者)
チャンピオンの補強って感じじゃないな。俺が間違ってるといいんだが 

・Anonymous(マルカ読者)
この男は名手だぞ 楽しんでくれよなセビージャファン 

・Anonymous(マルカ読者)
良いドリブルとパス、更に素晴らしい視野を持った選手で、フリーキックの精度は完璧

・Anonymous(セビージャ)
ハノーファーの公式掲示板見てきたけど、どのファンもめっちゃめっちゃ絶賛してたぞ

・Anonymous(セビージャ)
うーん、俺には良さ気な移籍に思えるが。高いクオリティを持った選手で、何と言ってもセットプレーが素晴らしい。今シーズンはかなりのコーナーとフリーキックを無駄にしたからね…

・Anonymous(セビージャ)
俺にはピンとこない

・Anonymous(セビージャ)
俺は面白い選手だと思うな
かなりダイナミックな感じで、プレーの選択をするのが速そうだ

・Anonymous(セビージャ)
面白い選手だと思う。唯一の問題はフィジカル

・Anonymous(セビージャ)
キヨはかなり高いハードルを設定されることになる…ラキティッチとバネガの影も踏めずに酷いことになるだろうな

・Anonymous(セビージャ)
ラキティッチとバネガがかなりハードルを上げたからね。キヨが名を刻めるといいんだが

・Anonymous(セビージャ)
移籍決まるっぽいな。いい選手だね。良いセットプレーを蹴れて、パスできて、組織的に動けて…問題は安定性

・Anonymous(セビージャ)
Youtubeで見たら良いテクニックしてて、良い視野持ってて、セットプレーが旨いね。でもYoutubeではどの選手も良さ気に見えるってのは皆わかってることだからな

・Anonymous(セビージャ)
清武が日本代表で決めた。左サイドで素晴らしいプレーしてたぞ

・Anonymous(スペイン)
スペインへようこそ清武!

・Anonymous(ハノーファー)
ビルトによればセビージャから彼へのオファーがあるらしいぞ。650万払う気だってさ!!!

・Anonymous(ハノーファー)
彼にとってセビージャ移籍は喜ばしいことだね。スタメンの座が確約されているわけじゃなくて、勝ち取らなくちゃいけない環境でチャレンジすることは。俺らにとっては残念なことだけどさ。来シーズンのキープレイヤーになれる選手だし

・Anonymous(ハノーファー)
セビージャは予想してなかったけど、清武を欲しがるところがどこかあるだろうってのは分かってた。
チャンピオンズリーグに出られるチームに行けるって話で誰が彼を責められようか?

・Anonymous(ハノーファー)
キヨはとにかくハノーファーの頂点にいる男。少なくとも俺にとってはそう。勿論、セビージャの移籍話は充分に理解できる話だ。スポーツ上でも経済上でも

・Anonymous(ハノーファー)
うちにとってはかなり良いでしょ。だってセビージャは(選手が移籍したいと言ったとして)移籍金を払うのに何の問題もないだろうし。この点でヘルタとは違う(650万は彼らには高すぎるだろう)。彼がうちで二部でプレーするところを見られたら嬉しいけど、降格したとはいえ良いプレーをした安価に獲得した選手を再売却するってのは悪い話じゃないよ…清武にとっては間違いなく悪い話じゃない。彼の実力ならスペインにもしっかりハマるだろうし

・Anonymous(ハノーファー)
ツィーラーやキヨみたいな選手が残らないのは明らか

・Anonymous(ハノーファー)
清武が望んでてセビージャがマジなら、彼を留めることは出来ないわな

・Anonymous(ハノーファー)
二部リーグじゃ必ずしも「クラシックな10番」を起用する必要はないからね。昨シーズンのニュルンベルクとフライブルクが見せてたように

・Anonymous(ハノーファー)
でも良いチームが作れるかちょっと心配だな。特にキヨとサネが出てっちゃったら…

・Anonymous(ハノーファー)
650万以下ならキヨは手放すべきじゃない。それだけの価値が充分にある

・Anonymous(ハノーファー)
おい…ビルトがセビージャは移籍金を払う気あるってよ…ブンデスリーガで彼を見られて嬉しかったよ

・Anonymous(ドイツ)
素晴らしい移籍で良かったね。セットプレーから凄い脅威を与えられて、流れの中からも良いフィニッシュを持ってる選手。ハノーファーにとっても良いビジネスだ。穴を埋めるのは大変だろうけど、プレッシャーに耐えてセビージャの値切りを跳ね除けたみたいじゃん。
ところで、誰かセレッソ大阪っていう日本のクラブについて知らん?定期的に良い選手を排出してるみたいだけど

・Anonymous(ヘルタ)
>良いビジネス
いやぁ、少なくとも+50%の価値はあるでしょ。解除金が650万ってだけで

・Anonymous(ドイツ)
そうだね、確かに。でも彼らは降格したし、スペイン側は絶対にわざと安く見積もって仕掛けてきたぞ

・Anonymous(ドイツ)
彼が出てっちゃうのは悲しい
けど間違いなく一部でプレーする価値がある選手だしね(´・ω・`)

・Anonymous(レヴァークーゼン)
くそー。セビージャはマジで良い選手を獲ろうとしてるね。バネガの適切な代役だ。またELで優勝するかもね

・Anonymous(ヘルタ)
こうなるって分かってたけど、それでも悲しい。
絶対に獲れると思ってたのに(´・ω・`)

・Anonymous(ヘルタ)
同じだ。思ったというよりも願ってたけど。少なくともサネは獲れるかも

・Anonymous(ヘルタ)
俺もここで清武を見てみたかった奴の一人だ。素晴らしい選手だよ

・Anonymous(ヘルタ)
清武がベルリンに来ないのは残念だね、ブンデスリーガを離れるってのも
(´・ω・`)勿論、彼にとっては大きなステップアップだけど、それでも残念だ

・Anonymous(アストン・ヴィラ)
ランバートが指揮を執ってた頃、トップ下を喉から手が出るほど欲しがって時に獲れれば良かったなって未だに思ってる


ドイツではワンツーをしようにもリターンが帰ってこないような状況のチームを渡り歩いていた清武ですが、必殺のセットプレーを筆頭に数々の印象的なパフォーマンスを見せたことで、この夏の移籍市場で複数のチームから注目されているようです。

セビージャのファンの反応は半信半疑といったところでしょうか。あまりドイツの下位クラブまでチェックしている人がいないということもあって、実際にはどういう選手なのかと尋ねる人がちらほら。パス、ドリブル、そしてフリーキックといった長所があがる一方で、フィジカルや安定性などの不安要素の指摘もありました。

一方、今回の移籍関連の反応といい、残留争い時の特集記事の数といい、ドイツでは清武が一定の評価を受けたお馴染みの顔となったことがうかがえます。もしブンデスリーガから離れることになったら寂しいという人が散見されました。

テクニシャンが多いスペインリーグで清武がプレーしたらどうなるのか。というのは日本のファンとしては気になるところ。ヘルタベルリンなども興味を示しているということですが、はたしてどうなるのでしょうか。



*以下、オマケ。ハノーファーが降格しボツになった清武特集記事より

ドイツ各紙 清武特集

【魔法の二角形】Suddeutsche Zeitung
最下位のハノーファーがプレーメーカー清武とゴールキーパーのツィラーの活躍でシュトゥットガルト戦でサプライズ勝利をおさめた。果たして二本柱だけで残留争いを繰り広げるチーム全体を支えることは可能なのだろうか?
(中略)
しかし何と言っても、残留への希望は全てとある選手へと繋がっているのかもしれない。サッカー界にあらわれた突然変異選手、日本人プレーメーカーの清武弘嗣だ。怪我による長期離脱から復帰するやいなや、ファーストタッチからチームを操ってみせた男である。
「彼のボールタッチとアイデアはゲームを展開することができる」とシャーフ。「その中でチームメイト達も輝いていけるんだ。彼から展開して他の選手を引っ張っていける」
清武のパフォーマンスはこの理論を裏付けるものであったが、これはあまり大っぴらにすべきものではないかもしれない。何故ならチームワークやチームスピリットを信じる全監督にとっての反証となるからだ。『時に他を圧倒するアスリートがいればチーム全体を変革できてしまう』
清武はチームメイトへと配球し、突如として彼らは信じ始めた――自分たちを、チームを、これら全ての発奮できる要素を。そして何と言っても、その飛んでくるフリーキックを。それは対戦相手からすればペナルティと同じくらい危険なものだろう。

【ハノーファーの最後の希望】Frankfurter Allgemeine
彼は出来る選手である――しかしハノーファーを救うことも出来るのだろうか?清武弘嗣はチームの降格を防ぐべく怪我による長期離脱から復帰した。変革の時は来た。しかし締切は迫っている。
(中略)
「プレッシャーは感じません。ファンの願いは伝わってきています。彼らに何か恩返しがしたい」と26歳の傑出した才能を持つ選手は語っている。
(中略)
「日本人選手はプロフェッションなんだ。例え深夜の3時に連絡しても直ぐに練習しに顔を出してくれるだろう」とハノーファーのマネージングディレクターのマーティン・バーダーは語る。2014年にニュルンベルクから移籍してきて既にドイツに馴染んでいる清武にしても、その話は当てはまりそうだ。思うに本当に深夜練習に直ちに参加することだろう。彼の正確なフリーキックとパスはチームが直感と意欲を持って走りこんでいける言葉いらずの武器であり、彼らの暗雲立ち込める行く末を照らす光となるものかもしれない。しかし清武は度胸のある男でもあるから、深夜に練習が入ったと言われたとしても、礼儀正しく理由くらいは問い返してくることだろう。

【ほどけたもつれ:清武がハノーファーを降格から救うかもしれない理由】90MiN
4:清武抜きでは壊滅的なバランス
今シーズン清武は何度か怪我に苦しんでいる。26歳の彼を欠いたこれら12試合において、ハノーファーが手にした勝ち点はたった4である。清武を欠いた試合では80%を越える確率で敗れており、何と言っても攻撃力が非常に貧弱となってしまう。
3:新たな武器フリーキック
シュトゥットガルト戦では清武のプレースキック能力がテストにかけられた。シュルツの両ゴールは共に清武のフリーキックからもたらされた。長身ディフェンダーのシュルツとサネへと供給されるボールは本物の武器と成りうる。
2:清武はスペースを作り出す
しかし日本人選手が生み出す脅威はフリーキックだけではない。その創造性とボールタッチ、そしてチームメイトへとスペースを作り出す能力でもって、清武は更にチームに貢献することができる。自身があげた3ゴールに加えて、前ニュルンベルク所属の彼は既に6アシストをマークしている。
1:戻ってきた信頼
清武の復帰とシュトゥットガルト戦の勝利は心理面でも非常に大きなものだった。

【清武弘嗣「ハノーファーの違いを生み出す男」】Goal.com
(前略)清武の最大の武器は間違いなくフリーキックのスキルだろう。(中略)
しかし26歳の彼は更に武器を持っている。その機動力、ラストパスの才、ゴールを捉える視野は、彼を理想的かつ現代的なプレーメーカーにしており、ハノーファーのシステムにおいて大きな役割を担っている。

【最終登録メンバー&背番号入り選手名鑑】footballista EURO2016 Special Guidebook 清武弘嗣 フォトエッセイ 『 だから僕は、前に進める。 』

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