いよいよ開幕した女子ワールドカップ2019フランス大会。日本はアルゼンチン、スコットランド、イングランドと同組のグループDに入り、先ずは決勝トーナメント進出をかけてグループステージを戦うことになります。

大会前のオッズを見てみると、なでしこは全体の5番手あたりという位置づけ。これまで2大会連続で決勝まで勝ち上がっているとはいえ、ここのところの結果が振るわないということが反映されてのことのようです。本命視されているのは開催国のフランスと前回王者のアメリカで、ドイツとイングランドに対する評価も高いようです。グループDの首位抜けチームの予想でもイングランドを本命と見るむきが優勢のようで、日本としては先ずグループステージの戦いで前評判をひっくり返していきたいところ。

グループステージ第1戦の相手はアルゼンチン。南米予選を3位通過してきている3大会ぶり3回目の出場となるFIFAランク36位のチームとの対戦となります。
試合前記事

【女子ワールドカップ2019プレビュー:日本】VAVEL
東京五輪2020へ向けてチームを備えるべく、なでしこの新時代が到来した。
2011年から、日本は主要なトーナメントで優勝を狙えるチームとしての地位を確立しているが、世代交代をしているにも関わらず、彼らのプレースタイルはまだ最高レベルで競うことが出来ると示している。
女子ワールドカップ2019で、日本はアルゼンチン、イングランド、スコットランドと共にグループDへ入り、ワールドカップで3大会連続となる決勝トーナメント進出を狙う。
若手の活気は日本にとって恩恵でもあり障害でもある
日本がアメリカに大敗した女子ワールドカップ2015の後で、前監督の佐々木則夫が退任し、方向性の転換が示唆された。高倉麻子がやって来て、チームを一新し、多くのベテラン選手を手放し、ユース世代の選手達を招集してきた。その狙いはチームが東京五輪2020でメダルを獲得できるように備えることだが、その途上で他の大会を勝てるのであれば、日本としては喜ばしいところだろう。
これまでのところ計画は上手くいっている。先日のシービリーブズカップで、日本はブラジルとアメリカを相手に印象的なパフォーマンスを見せた。その若々しい活気は両チーム相手に本領を発揮し、日本は経験豊富な選手の多くが不在だったにも関わらず、それでも見ていてエキサイティングなチームの一つである。それだけ多くの若手選手を招集したことのマイナス面としては、同大会のイングランド戦で相手がかけてきたプレスについていけなかった点だ。数週間後(の女子ワールドカップで)、6月19日に再びイングランドと対する一戦で、日本が経験から学んだのかどうか、結果を示すことが出来る。

【女子ワールドカップ2019:グループDプレビュー】STARS AND STRIPES
アルゼンチン
FIFAランク:37位
オッズ:ダークホース
要注目選手:エステファニア・バニーニはピッチのいたるところで注意をひきつけ、ボックス内に遅れて入ってこぼれ球を拾い、必要とあればややワイドに流れることもできる、機転の効く攻撃的ミッドフィルダーだ。ペナルティエリア外からのかなり良いシュートも持っている。
日本
FIFAランク:7位
オッズ:対抗
要注目選手:若き遠藤純はU20レベルでは傑出していた。プレッシャーがかかる状況で落ち着いており、それにテクニカルなスキルが相まって、パニックシュートを放つのではなく、ボックス内に素晴らしいボールを供給することができる。相対的な経験のなさは不利に働くかもしれない。同年代を相手にプレーするのとは大きく異なり、突如として(黙って座ってろと多くの選手にプレーで言ってくるような)ワンディ・ルナールのような選手を相手にすることになるからだ。

【女子ワールドカップ:第4日プレビュー】90MiN
日本対アルゼンチン
どちらのチームもこの試合に絶好調で入るというわけではなく、この試合は間違いなく接戦となるだろう。しかし、日本には仕事をどのように成すかの抜け目なさがあり、ちょっとした実力差がある。
予想:日本2-0アルゼンチン

【日本対アルゼンチン オッズ】
日本1.11 引き分け8.42 アルゼンチン19.89 (21社平均)


日本 0-0 アルゼンチン


【引き分けでアルゼンチンが女子ワールドカップで初の勝点をものにする】
CNN
試合終了の笛で、チームメイトはお互いに抱擁し、バニーナ・コレアはひざまずいた。彼女たちは勝ったわけではない、歴史を作った。
スコアは日本対アルゼンチンの試合が退屈な膠着状態にあったスコアレスドローだったと示していたが、しかし、それはアルゼンチンがパリの穏やかな夜にパルク・デ・プランスで達成したことの公平な評価ではないだろう。
アルゼンチンはこれまでのワールドカップの試合で、合計2得点33失点で全6試合に敗れてきた。実際、アンダードッグがFIFAランク7位(アルゼンチンを30上回る)の日本と対戦していた。
不屈の精神と日本の攻撃の切れ味の鈍さが、アルゼンチンが史上はじめて女子ワールドカップで勝点を手にすることを裏付けた。
充分にポゼッションし、日本は中盤を支配したが、アルゼンチンの守備が本当に悩まされることは後半までなかった。

【スタッツ】google
シュート:日本(8、枠内2)アルゼンチン(5、枠内1
ポゼッション:日本(72%)アルゼンチン(28%)
パス:日本(669)アルゼンチン(270
パス精度:日本(84%)アルゼンチン(60%)
ファウル:日本(6)アルゼンチン(7
コーナー:日本(5)アルゼンチン(0

【海外のサッカーファン】
・Anonymous(アルゼンチン)
アルゼンチン代表は月曜の日本戦がワールドカップの初戦になる。10年以上ぶりのワールドカップでプレーすることになる。がんばれ!

・Anonymous(イングランド)
このグループの首位になるのがめっちゃ大事。2位だとカナダかオランダと当たる

・Anonymous(イングランド)
マジでそう。机上ではグループ首位はベスト4まで一番楽な道のりになる。2位は最もきついであろう道のりの一つになる

・Anonymous(イングランド)
日本がこれまでの大会ほどの実力じゃないって言ってる人をちらほら見たけど、俺はどえらい間違いだと思うな。招集した若い選手達はここ5~6年でユースレベルで圧倒してきたチーム(あらゆる大会で勝ってきた)から上がってきてるし。経験と成熟度は欠いてる(ある段階では敗因になるかもしれない)けど絶対に実力を欠いてるわけじゃない

・Anonymous(アルゼンチン)
今日、アルゼンチン女子代表がワールドカップで初戦…残念ながらグループの本命であるイングランドと日本と同組という

・Anonymous(アルゼンチン)
日本4-0アルゼンチン

・Anonymous
今まさに杉田妃和が国際舞台で活躍しようとしてる

・Anonymous(アメリカ)
なでしこの試合を見るのはいつも楽しみだ

・Anonymous(アルゼンチン)
アルゼンチンのメンバーは国内組が5選手に、海外でプレーしてる選手が6人
日本はフランスのリヨンでプレーしてるキャプテンの熊谷紗希をのぞいた他の10選手は日本のリーグでプレーしてる

・Anonymous
いろいろな意味で、これはスコットランドにとって大事な試合。日本はすごく才能あるチームだけど信じられないほど若い。彼女たちがどのように格下アルゼンチンとやってるかを見ることが、スコットランドがグループでどう生き残るかに影響してくるよ

・Anonymous(南アフリカ)
この試合、日本がアルゼンチンに勝つだろうけど、サッカーは予測不可能だからなぁ

・Anonymous(アルゼンチン)
日本とアルゼンチンにはかなりの差がある。協会とクラブが女子サッカーにもボールを回すようになるといいなぁ

・Anonymous(アメリカ)
日本はお気に入りのチーム。テクニカルで、気骨があって、完璧なチーム守備をやる

・Anonymous(アルゼンチン)
序盤はアルゼンチン引き分けでいってる。日本は良いテクニックしてるね

・Anonymous
長谷川が既にかなりの脅威っぽい。今大会の日本の武器だろうなぁ

・Anonymous(アメリカ)
日本はマジでテクニカルなチーム、かなりのスキルあるね。全て繋げてってるの見るのマジ最高だ

・Anonymous(デンマーク)
日本が攻撃でギアをちょっと上げた時、めっちゃ眼福だね。相互理解がしっかりしてて。ちょっと遅い展開だけど、試合を落ち着かせてるアルゼンチンにかなりの功績がある。アルゼンチンは恐れてないね、それは見てて素晴らしいよ

・Anonymous(イギリス)
日本はとてもテクニカルなチームで、素晴らしいスルーパスに見事な視野があって、あとはフィニッシュが必要なだけ

・Anonymous(アメリカ)
日本は「優勢」だけど、素晴らしいわけじゃない。アルゼンチンはファイナルサードでちょっと良いプレーするだけで絶対にこの試合をものにできるよ

・Anonymous(スコットランド)
日本はテクニカルだけど、ちょっとダイレクトな押しに欠いてるね。アルゼンチンは日本のテクニカル能力を戦うために頑張ってるね。現状は対象的な試合

・Anonymous(アルゼンチン)
日本がボールをコントロールしてるけど、アルゼンチンは5-4-1でとても良い守備してる

・Anonymous(イングランド)
サッカーの文脈でいったら、アルゼンチンが日本相手にボールの後ろに11人配置してるって驚異的だな

・Anonymous(イングランド)
日本は相手にボール渡す必要あるよ。相手に出てこさせて、カウンターする。こういう状況で絶えずポゼッションするってのは滅多に機能しない

・Anonymous(マインツ)
アルゼンチンがしっかり守ってるのと同様に日本は創造性を欠いてる…

・Anonymous(オーストリア)
日本は才能あるU18チームに見える。まずまずだけどフィジカルではかなり標準より下だ

・Anonymous(イタリア)
前半、審判最悪だった。アルゼンチンのストライカーはかなりフィジカル使って、3~4回ファウルして、少なくともイエロー1枚が妥当だった。最終的には日本に2枚出たというね

・Anonymous
日本のクリエイティブなパス回しを楽しんでる。アルゼンチンの厳しい守備を楽しんでる。かなり楽しめる試合よ

・Anonymous(アメリカ)
日本が明らかに優勢だけど、アルゼンチンは平然とゴール前に選手集める形を敷いてる。これは何年も前にドイツが11-0で倒したアルゼンチンとは完全に別物だし、日本は決定機を得た時にあまり雑にやらないようにしないと

・Anonymous(アメリカ)
ネガティブな戦術が女子サッカーの主流になったね。アルゼンチンは事あるごとに試合のスピードを落として、ゴール前を固めて、日本をイラつかせてる。効果的な戦術

・Anonymous(アメリカ)
アルゼンチンは後半ここまで日本で一度でもポゼッションしたか?

・Anonymous(アメリカ)
これはアルゼンチンのかなり驚異的な守備の組織と頑張りだね。日本が酷いプレーしてるとは全然おもわない。とにかくアルゼンチン陣内の中央付近のどこにもスペースがない

・Anonymous(フランス)
アルゼンチンは面白くなくてネガティブで、勝つかもしれない。日本はこういうタイプの相手に対して新しいゲームプランに取り組む必要があるよ。切り替えがおそすぎる。審判は酷いもんだ

・Anonymous(アメリカ)
日本はロングシュートを打ち始める必要があるよ。アルゼンチンはボックス内にあまり行かせないからね

・Anonymous(イングランド)
ワロタ。アルゼンチンの選手が日本の選手のレイトチャレンジに削られたれたって主張して倒れた。リプレーではコンタクトがなかったことを映して、何でもないことに泣きわめいてた。この酷い試合をまとめたプレーだな

・Anonymous
どっちのチームも戦術を全然変えないな。アルゼンチンは4-5-1の守備で引き分け狙いみたいで、日本はアプローチを変えてきてない(試合の序盤から機能してない)

・Anonymous(アメリカ)
日本は今大会に若いチームを送り込む必要性って絶対だったかね?急進的だったようだけど
先を見てみる必要あるけど、バランスある招集の方が安全な手だったと思う

・Anonymous(アメリカ)
スコットランドはこのグループで勝点6取れるな

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