オランダのフローニンゲン、そして(当時)ドイツ2部のシャルケへのレンタルを経て、現在はボルシアMGに完全移籍しブンデスリーガでプレーしている板倉滉。シャルケで昇格に貢献する圧倒的な活躍をしたことでドイツで注目される選手となったものの、移籍当初は2部からやって来たということで実力を疑問視する声もありましたが、シーズン当初から好パフォーマンスを見せ一気にボルシアMGのサポーターの心を掴んだようです。

残念ながら昨年9月に左膝に大怪我を負ってしまいましたが、年末にカタールで行われたワールドカップには日本代表として出場し、チームの決勝トーナメント進出に貢献してみせました。

ボルシアMGはリーグ再開後は連敗スタート。板倉はどちらの試合もフル出場しており、メディア曰く「希望の光」となるパフォーマンスを見せていました。相手の速攻に対して裏を取られる場面が多いこともあって、板倉の読みとカバーが光る場面も多く、またデュエルに対する姿勢もファンからは高く評価されているようです。

ブンデスリーガ第18節、ボルシアMGはアウェーでホッフェンハイムと対戦。アウェーとはいえ、ここ最近は不調に陥っているチームが相手なだけに、連敗の嫌な流れはここで断ち切っておきたいところ。板倉は4バックの中央に入ってスタメン出場となります。
試合前記事

【板倉滉インタビュー】Sport Bild
――シャルケでの1年と昇格を経て、ブンデスリーガへの適応が楽になったのではという印象があります。あなたもそれを感じていますか?
「多くの方が『早く馴染んだ』と感じてくれているのは嬉しいです。でも、自分で言うのもなんですが、今はまだ手探り状態です。日本語では、こう言うんですよ、手で探ると。2部では試合はもっとフィジカルでしたが、こっちではよりテクニックが要求されます。なんといっても、僕らのチームでは自陣でボールキープして相手を交わしていくことに強いこだわりがあります。その点は僕にとって助かりますね」
「日本では187cmの僕は最も背の高い選手の一人でした。ピッチには僕より高い選手が一人いるくらいで。ここでは違います。特にブンデスリーガでは、相手はもっと背が高いですし、もっとがっしりしている。だからこそ、ここに来てからは自問自答しています。どうやって対処するか、どうバランスをとるか」
――どうするのですか?
「技術面をしっかりさせて、ピッチでの様々な状況を予測できるようになったんです。ボールがどこへ行くのか、相手がどこへ行くのか。とにかく相手より早く寄せるしかないので」

【レヴァークーゼン戦における板倉とライナーの共通点、そして相違点とは】RHEINISCHE POST
レヴァークーゼン戦では敗れたものの、板倉滉とシュテファン・ライナーが逆襲劇の中でポジティブなパフォーマンスを見せた。板倉はボルシア守備陣の希望の光であることを改めて示した一方、ライナーのポジションは4バックの中で最もポジション争いが激しい。
(中略)
「なかなかの逆襲だったし、かなりの接戦だった。コウのしっかりとしたパフォーマンスだったね。彼は長期離脱していたし、全ては一歩ずつ良くなっていくものというのが当然だ。だが、彼は我々が求めていたものを出してくれた」とファルケ監督はW杯前に膝の靭帯断裂で2ヶ月以上離脱していたセンターバックについて語った。ワールドカップで再びピッチに戻ってきた25歳の彼は、ブンデスリーガでも再びその実力を発揮することができた。
「彼は自分のポジションで大事なデュエルを制していた」とファルケ監督は、最多ボールタッチを記録し(124回)、パス成功率97%をマークした日本人選手を賞賛している。
しかし何と言っても、グラートバッハ4バックの他のチームメイトとは異なり、素早いレヴァークーゼンを相手に容赦なく蹂躙されるシーンがなかったことが、彼のポジショニングの良さを物語っている。板倉は今後の数ヶ月における希望の光として、おそらくレギュラーポジションを手にするであろう理由を示してみせたわけである。


ホッフェンハイム 1-4 ボルシアMG

【ホフマンが2得点:グラートバッハがアウェー初勝利】SPORTSCHAU
ヨナス・ホフマンとラース・シュティンドルがボルシアMGに今シーズン初のアウェー勝利をもたらした。
(中略)
立ち上がりホッフェンハイムは自信を持ってボールを持っていたものの、最初の不注意をつかれた。出場停止から復帰したキャプテンのシュティンドルから素晴らしいダイアゴナルパスがホフマンに通り、GKのオリバー・バウマンを引っ掛けたシュートはゴール右隅へと突き刺さった。キックオフ直後、クリストフ・バウムガルトナーが同点弾を決めかけたものの、これは板倉滉がゴールライン上でクリアしている。

【マッチレポート】ブンデスリーガ公式
(前略)
ホッフェンハイムは慎重になったアウェーチームを相手に、どうすれば良いのか分からないようだった。途中交代で入ったウムト・トフムコが最初のシュートを打ったのが61分。その直後、ムナス・ダブールが好機を得たものの、ゴールエリアで傑出していた板倉滉にブロックされている(63分)。

【スタッツ】whoscored、sofascore
フル出場、タックル:1、パス成功(精度):43(84%)、ボールタッチ:64、デュエル:10(8勝)

【採点】
[whoscored]7.37
[sofascore]7.4

【主にボルシアMGのファン】
・Anonymous
シーズン当初には2部から来たっていうんで彼には疑問符がついてた。今じゃ俺らの絶対的トップパフォーマー

・Anonymous
彼もミスはする。でもスライディングタックルでそこをカバーしてる。他の選手も見習うべきところ

・Anonymous
いつだって頼りになる存在!!!

・Anonymous
前節は数少ない光明の一人だった

・Anonymous
個人的にはマジで良かった唯一の選手

・Anonymous
フィールドプレイヤーのベストだった。ほんの15分でそれはハッキリしてたよ

・Anonymous
この試合は4バックで唯一いいプレーしてた選手だと思う。
コンディション戻してくれて嬉しいよ

・Anonymous
なくてはならない存在だし、いつもすごく献身的。彼がいてくれて良かった。好きだ

・Anonymous
また頼りになる唯一の選手だった。前節はとんでもなく素晴らしかったわけじゃないけど、それでも飛び抜けてた。
いつだって彼の姿には闘志がうかがえるよ

・Anonymous
誕生日おめでとうコウ。新たな歳での健闘を祈る

・Anonymous
おれからも誕生日おめでとう。幸運と、特にこれからの一年の健康を祈ってる

・Anonymous
俺らのクラブのために心を込めてプレーしてくれる数少ない選手の一人!健闘を祈るよコウ

・Anonymous
誕生日おめでとう。そして明日は良い試合を

・Anonymous
ここでの健闘と健康を祈ってる。俺らにはめちゃくちゃ君が必要なんだ

・Anonymous
お誕生日おめでとうございます。ボルシアMGでの幸運と成功を祈ってるよ

・Anonymous
板倉がとんでもなく強ぇ

・Anonymous
コウがすぐに完全復活だ!

・Anonymous
これは板倉またすげぇセクシーなプレーだ

・Anonymous
板倉は一度も離脱してなかったかのようだな

・Anonymous
板倉、愛してるぞ

・Anonymous
これは勿論、板倉のめちゃデカいプレー

・Anonymous(シャルケ)
板倉はめっちゃいいね
(´;ω;`)

・Anonymous
板倉が1点救った、なんという神か

・Anonymous
板倉が防いだのは、ゴールよりも重要ってくらいだった

・Anonymous
今日はエルヴェディがくっそ堅いけど、ここまでまた板倉がベストディフェンダーだな

・Anonymous
板倉めっっちゃ凄い

・Anonymous
右サイドは完璧。板倉、スカリー、ホフマンはかなり良いプレーしてる感じ

・Anonymous
ここまで俺ら良い試合してる。クラマーはどこにでもいる感じ。他ではシュティンドル、ホフマン、板倉がベストだと思う。後半もこの調子で頼む

・Anonymous
板倉はマジで夏のバーゲンだった…単純にブンデスリーガの高いレベルにいるし、明らかに守備のリーダーになってる。それに彼自身もこの役割に積極的

・Anonymous
めちゃくちゃ信じられないくらい板倉が大好きだ

・Anonymous
コウは既に何度も重要なゴールセーブしてるな

・Anonymous
これが水曜の試合と同じチームとは信じられない。トップパフォーマンス。どうしていつもこういかないのか

・Anonymous(シャルケ)
板倉は現在リーグでトップ3のセンターバックだし、めっちゃハッキリと安定してる、すげぇよ

・Anonymous(マンチェスター・ユナイテッド)
グラートバッハからクアディオ・コネと板倉滉をダブル引き抜きだ

・Anonymous
板倉滉は相手のフィニッシュに対して身を挺し、プレーを組み立てるだけでなく、デュエルの83%も制していた

・Anonymous
(板倉の)良いパフォーマンス、それに重要なゴールセーブが2回あったね


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