9月の代表ウィーク初戦、フォルクスワーゲン・アレーナでドイツと対戦した日本代表。ドイツにとってはワールドカップ2022のグループステージで敗れた雪辱戦であり、日本にとっては11月に行われるW杯予選や来年1月のアジアカップに向けた強化試合となります。

ここのところ結果が出せておらず、監督の進退の噂が耐えないドイツは、ホームでボールを回して積極的に攻めに行く構えで試合に入ってきました。カウンターサッカーを得意とする日本にとっては裏のスペースが空く展開は望むところで、ポゼッションこそドイツに7割近く支配されましたが、ボールを奪う度にサイドに展開してウイングが仕掛ける形を作って、前半から何度となく良い形で中央にクロスを入れていきます。

日本は特に右サイドからの攻めがハマって、伊東と菅原の連携を周囲がフォローしつつ相手を崩して、この流れで11分に伊東が先制ゴールを決めます。19分にはドイツのパス回しに後手にまわってしまい同点とされましたが、直後の22分には今度は伊東のボールに上田が合わせて再びリード。その後も日本はカウンターを中心に繰り返し決定機を作り、試合終了間際には2点を追加して敵地でドイツに完勝しました。

この結果と内容は海外のサッカーファンにとっても衝撃だったようで、特にドイツのファンからは嘆きや皮肉の声や、日本の充実したパフォーマンスを称える声が聞こえてきています。また、所属クラブのファンを中心に各選手に対する応援もあったようで、やはりドイツ撃破のニュースに湧いていたようです。

今回は日本の各選手に対する声を中心にドイツ撃破に対する反応をまとめてみました。

以下の記事とあわせてどうぞ。

日本が敵地でドイツに完勝 各選手に対する反応


【遠藤がドイツを「完封」 日本が1-4で完勝しリヴァプールファン喝采】Daily Star
日本がドイツに勝利した試合における、遠藤航の活躍を観戦したリヴァプールファンがネット上で歓喜の声をあげている。
今月初めに1600万ポンドの移籍金でアンフィールドへとやって来た30歳の元シュツットガルトの頑強なミッドフィルダーだが、ハンジ・フリック監督が率いるチームが1-4で大敗した一戦で、試合を仕切ってみせた。
今シーズンここまでユルゲン・クロップ監督のもとで3試合に出場している遠藤は、この試合でパスの88%を成功させ、4回のタックル全てに勝利した。
(中略)
あるリヴァプールファンは試合後に「誰もが彼の名前に敬意を払う時がやってきたと思う」と語っている。また別のファンは「リヴァプールは自分達の補強についてハッキリと分かっている。遠藤がリロイ・サネを圧倒」
他のファンは「彼は新しいファビーニョかもしれない」と投稿。また「うわぁ、遠藤の最高のパフォーマンスだ。見てたけど、チームを指揮する仕事ぶりを気に入ったよ」と語っているファンもいた。

【日本がヴォルフスブルクでドイツに1-4で勝利、元世界王者に対してポジティブな記録を残す】Globo Esporte
数年前までは、欧州で元世界王者と親善試合を何とか組めたという単純な事実が、既に日本にとっては祝われるべきことであった。しかし現在、サムライブルーは別のレベルに達しており、どんな相手とも対等に対峙できる力を持っている。前回のワールドカップにおけるドイツとスペインを相手にした勝利は偶然ではなく、今回のドイツでの1-4の勝利は、それを更に裏付けるものとなった。
(中略、以下採点より抜粋)
冨安健洋:7.5
ワールドカップ後、初めて日本代表で出場し、彼が日本最高のディフェンダーである理由を示した。タックル、カバー、デュエルにおいて申し分のない能力を発揮し、正確なフィードで最初の2ゴールにも貢献した。
伊東純也:7.5(マン・オブ・ザ・マッチ)]
時々、彼が日本のユニフォームを着たメッシに変身したかのように見えることがある。ドイツ守備陣を地獄に突き落とし、最初のゴールを決め、2点目をアシストするという、日本の勝利におけるハイライトになった。他にも48分には上田の決定機を作り出し、テア・シュテーゲンのミスからのチャンスを惜しくも外す場面もあった。

【フェイエノールトのストライカー上田綺世が日本代表でゴール、ドイツを深刻な危機に追い込む】SPORTNIEUWS
ドイツは来年に欧州選手権が開催するが、最大の問題は代表監督のハンジ・フリックがその大会に参加できるかどうかだ。フリックは土曜日の試合で3連敗目をきっした。ヴォルフスブルクで日本は1-4と手に余る相手に。フェイエノールトのストライカーである上田綺世が1得点をあげている。

【日本がアウェーでドイツを倒した一戦で、守田がリサイタル】O JOGO
日本代表がヴォルフスブルクでドイツに1-4で勝利。観客はピッチから引き上げるドイツの選手にブーイングを送った。
ヴォルフスブルクのフォルクスワーゲン・アレーナでドイツに日本がサプライズ勝利をあげた試合には守田が出場。スポルティングのミッドフィルダーはハイペースでフル出場し、日本のファンタスティックなパフォーマンスに貢献してみせた。

【海外のサッカーファン】
・Anonymous(フランス)
日本は本当に、とても優れたフットボールネーションだよ

・Anonymous(フランス)
最近の話じゃないけどね。
安定してワールドカップで素晴らしい試合してるし。
ロシア大会のベルギー戦を覚えているけど、ラウンド16でベルギーを瀬戸際まで追い込んでた。
カタール大会でも同様で、ラウンド16でクロアチアに勝てる試合だった。
あと一歩のところで成功を逃してる

・Anonymous(フランス)
日本をリスペクトするよ。ドイツが悪い流れにあったということがあっても、ワールドカップでドイツを倒して、アウェーで4得点して…言葉がないな

・Anonymous
(伊東は)ヘンクのレジェンド

・Anonymous
伊東はめっちゃ過小評価されてる

・Anonymous(イングランド)
日本は黄金世代の真っ只中なのか?試合をする度に新たなタレントが出てきてる感じ。若手とベテランの素晴らしい融合、大きな大会で優勝できるといいな

・Anonymous(リヴァプール)
日本がアウェーでドイツを1-4で倒したけど、リヴァプールの新戦力の遠藤航は中心選手だった感じだ。彼はピッチ中央の猛犬のようで(やや、かつてのマスチェラーノみたいな)うちにはそういう選手が必要だったところ

・Anonymous(リヴァプール)
この日本のスーパーチームでの彼の活躍を見ると、間違いなく直ぐにリヴァプールでも同じことやってくれる。彼がやってくれることを全面的に信じてる

・Anonymous(リヴァプール)
この試合はギュンドアン、エムレ・ジャン、フロリアン・ヴィルツが相手だったからな。(あとは)シュツットガルトのようなクラブからエリートリーグのエリートクラブに移籍して適応する時間が必要だよ

・Anonymous(リヴァプール)
くっそ完璧なパフォーマンスだった。この男のエンジンはやべぇよ

・Anonymous(リヴァプール)
システムに慣れさせ、スピードを上げさせるために、ヨーロッパリーグでスタメン起用してくれ。彼は大丈夫だよ

・Anonymous(リヴァプール)
怪物となる素質がある。完璧だ

・Anonymous(リヴァプール)
適応する時間をあげよう。プレミアリーグで活躍するだろう

・Anonymous(リヴァプール)
ドイツを完全に圧倒してた

・Anonymous(リヴァプール)
本当に素晴らしい選手だし、あとはリヴァプールのシステムを理解してもらうだけで十分

・Anonymous(フェイエノールト)
上田が日本代表でゴールしたぞ

・Anonymous(フェイエノールト)
なんて選手だ

・Anonymous(フェイエノールト)
もうちょっとキレがあれば上田はハットトリックいけてたかも

・Anonymous(フェイエノールト)
上田はゴール以外でも素晴らしいパフォーマンスだった。
フェイエノールトはこの選手を大いに楽しむことになるよ

・Anonymous(フェイエノールト)
鎌田や日本の強力なウイングと共にストライカーとしてやれてるのも素晴らしいことだろうな

・Anonymous(フェイエノールト)
ファインゴール。今シーズン、フェイエノールトには素晴らしい選手がいるね

・Anonymous(フェイエノールト)
いつか日本が世界タイトルを手にすると思う。あの国にはタレントが沢山いるよ

・Anonymous
伊東純也が24歳だったら、沢山のトップクラブが獲得を狙っただろうに

・Anonymous(フランス)
ワールドカップではドイツを倒してグループステージ敗退に追い込んだけど、親善試合で再び勝利した伊東とサムライブルーの素晴らしいパフォーマンスだった

・Anonymous(アメリカ)
伊東は今シーズンも素晴らしいスタートきってる

・Anonymous(メキシコ)
驚異的な日本を相手にドイツがホームで大敗!伊東の素晴らしいパフォーマンス

・Anonymous(メキシコ)
伊東純也の大活躍

・Anonymous(ブラジル)
年齢や状況の観点からいって、伊東は選手が様々に異なる開花の仕方をするって示すとても良い例

・Anonymous(ブラジル)
伊東純也は誰もが認めるスタメンで、この試合でもその理由を示してるね

・Anonymous(アルゼンチン)
日本の攻撃は行ったり戻したり、超ダイナミックで予測不可能。これらの仕掛けはすべて、それまでのパスとは全く異なるパスをだすために、あらかじめ決め事をつくっておいたベースの産物だね。クロスからのゴール、伊東純也の仕掛け、日本は手札を全て発揮してる

・Anonymous
右サイドから脅威を活性化させる伊東と菅原の連携はドイツ戦でとても効果的だったね。ボール回しから脅威を与えてた。プレスに対するパス回しの緻密なボールコントロールは見もの!

・Anonymous(リヴァプール)
伊東が30歳とか信じられん。
この男は良い選手だよ。ドイツはどう対応していいか分かってない

・Anonymous(ドイツ)
いつか伊東がリーグ・アンの外で開花することを願ってる。
この半年を経て、国際サッカーをある程度フォローしている殆どの人は、三笘がとても優れた選手だって知るようになっただろうけど、伊東も同じような高いレベルで何年もプレーしてるんだよ

・Anonymous(スポルティング)
日本と守田にとってデカい勝利だね

・Anonymous(スポルティング)
日本なんて素晴らしいチームなんだ。
この市場には注目しておくのが必須だとずっと信じてる。
守田に関してはアジアカップで丸一ヶ月不在になるから、彼の存在が恋しくなるだろうな

・Anonymous(スポルティング)
この選手はマジで好きだ。こういう選手にただ守備をさせておくのはかなりまずい。攻撃でもマジで優秀だし、かなりバランスのとれたミッドフィルダーだね。
守田がボックス近くにいる時の方がチームに役立ってるのは見れば分かるだろう。実際、かなりの得点力がある選手としてゴールを決めて、多くのチャンスをものにしてる

・Anonymous
近年の日本のパフォーマンスとチームの成長は注目に値する。
伊東、三笘、鎌田、守田、南野(招集外)など好選手が揃ってる。
日本の男子サッカーの進化は著しい

・Anonymous(フランス)
律がピッチに立つところを長く見られなかったのは残念だけど、純也と三笘がウイングで良いパフォーマンスを見せているから、そうなっちゃうのもほぼ仕方ない…
それに中盤の守田と遠藤よ。あれだけの野郎どもを見るのはひっっっっっっさしぶりだ

・Anonymous(アーセナル)
守田、鎌田、伊東、上田。今日はみんな完璧だった

・Anonymous(チリ)
久保と三笘がウイングにいて、鎌田と遠藤が中盤に。冨安と板倉が守備にいる。日本はかなりのチーム

・Anonymous(アーセナル)
守田を忘れてるぞ。彼が日本のベストミッドフィルダーだ

・Anonymous
守田と伊東を忘れるなよ

・Anonymous
堂安もいるし

・Anonymous
他にも旗手、亨梧、前田だけじゃなく、南野もいるしな。既に守田と板倉もいるし。かなりの戦力があるし、エネルギーに満ちてる!

・Anonymous(アーセナル)
ファーストチームの一人一人がヤバいね。上田、前田、古橋亨梧、中村敬斗、菅原、伊東については語り足りてない。
ちょっとチェックすると、ポテンシャルが見えてくる選手が大勢いる。
久保、浅野、堂安、トミ、カオルらは全員実力を証明した

・Anonymous
黄金世代だ

・Anonymous
あと彼らに必要なのはワールドクラスストライカーだけだな…

・Anonymous
興味深いことに、冨安と板倉はレアルやバイエルンのセンターバックと比べて、あらゆる面でより安定して優れてることを証明していた。日本はワールドカップ後に大幅なアップデートを行っていて、冨安は将来的に強力なセンターバックになるだろう

・Anonymous
日本はどのチームとも張り合えるだろうね。彼らのカウンターがどんだけ速いか気付いた?しっかりとトランジションやれるチーム

・Anonymous(アーセナル)
今日のトミは素晴らしかった。彼のパフォーマンスは好印象だよ。今夜のマン・オブ・ザ・マッチだ。当然ながらね

・Anonymous
冨安の素晴らしいパフォーマンス。
マン・オブ・ザ・マッチに値するよ

・Anonymous(アーセナル)
万全の状態に戻ったぞ。この調子だトミ

・Anonymous(アーセナル)
言うまでもなく、彼の長所を踏まえると、センターバックとしてかなり快適にやれてる感じだね。アルテタがこの試合を見たら、偽サイドバックの実験を再考しないといけなくなるかも

・Anonymous
冨安って左利き?右利き?それとも両利きなの?アーセナルでは右足でファーストタッチとパスを出してるけど、代表では左足で対角線にロングパスを通すとか、どうやってんだ。それって彼は最終ラインのどこでもやれるってことじゃん。驚異的だ

・Anonymous
トミーはマジで代表でセンターバックでやってんの?俺が見た限りだと、スピード、視野、高さにおいてめっちゃ良かったぞ

・Anonymous
彼はサイドバックよりもセンターバックの方が適しているのではないかと思い始めてる。そこでやってる時は間違いなく自信を持ってやれてる。日本代表の相性のせいかもしれないけど

・Anonymous(アーセナル)
素晴らしいパフォーマンス。試合に大きな影響を与えてた。
アーセナルでもこういうパフォーマンスを期待してる

・Anonymous(オランダ)
上田、三笘、伊東純也、久保と、日本には欧州のトップでプレーできるポテンシャル持った選手がいる。さらに板倉と冨安を擁する守備も強力。古橋や旗手といった選手も控えにいる。日本は国として大きな進歩を遂げてるよ

・Anonymous(アーセナル)
ドイツはワールドカップの敗北はマグレだと思ってたね。それをサポーターに見せたがったけど、またやられた。今度はさらにキツく

・Anonymous(ボルシアMG)
日本は本当に素晴らしいチームだね。板倉はチームを引っ張って、彼らは楽しんで、ファイトして、本当に勝利を求めてた。国のためにプレーすることを誇りに思ってる

・Anonymous(ボルシアMG)
ファンの声援がないアウェーでもね

・Anonymous(マンチェスター・ユナイテッド)
久保はレベルが違うよ…ドリブルとチームへの守備の貢献で、ドイツ守備陣をマジで恐怖に陥れてた…ドイツはポゼッション36%のチームにきっちりやられたな…カタールで日本がドイツに勝ったのはマグレじゃなかった

・Anonymous
しっかりしたチームだし、前回のワールドカップでのパフォーマンスは彼らの成長の証だけど、個人的に冨安がセンターバックで役割をはたしたことが新発見だな

・Anonymous
あの伊東ってのは本物の名選手だ

・Anonymous(チェルシー)
今の日本は何人か恐ろしい選手いるね。なんてチームだよ

・Anonymous
アーセナルはタケ・クボを獲りに行くべき

・Anonymous
タケ・クボは間違いなく今シーズンの注目選手。とんでもないよ

・Anonymous
レアル・ソシエダのタケ・クボは世界のサッカー界においてトップ5に入る右ウイングと言っても過言ではないと思う
あのポジションにおいて世界最高の一人

・Anonymous
タケ・クボは若手時代に見せていたポテンシャルに近づきつつある。
右サイドのベルナルド・シウバをかなり彷彿とさせるよ。
◯ハーフスペースでの鋭くクリエイティブなパサー
◯カットインした時の左足のクロスの素晴らしいクオリティ
◯低い重心、ボーツ扱い、そして機敏性によって狭いエリアでのプレーが驚くほど上手い
◯さまざまな得点の形を含め、本物の選択肢が身につきつつある
アジアサッカーにとってエキサイティングな時代だ



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