伊藤から2得点 ハンブルクが逆転残留へ望みを繋ぐ勝利 海外の反応

これまで2部に降格したことがないという輝かしい歴史を持つHSVですが、今季はいよいよ危ない状況に。ブンデスリーガは残り僅か3試合。勝点25で17位にいるハンブルクは14位～16位集団まで勝点5も離されてしまっています。

そんな不調なチームにあって、今シーズンなかなか出番が安定していなかった伊藤。しかし、クリスティアン・ティッツが監督となってからは再びスタメンで試合に出られるようになり、切れ味鋭いドリブルで再注目されています。第29節のシャルケ戦では見事な2人抜きのパスから得点につなげ、各紙から高採点をつけられるパフォーマンスを披露。試合後に対戦相手シャルケのテデスコ監督も脱帽するほどの輝きを放ちました。その魅力的なプレーぶりにユニフォームは完売するほどの売れ行きとなり、ルーキーシーズンにしてファンからの希望を背負う存在にまで成長。メディアからは頻繁に特集記事もあがってきています。

ブンデスリーガ第32節、ハンブルクはアウェーで14位ヴォルフスブルクと対戦。残留争いの直接対決で、ハンブルクとしては引き分けも許されない絶対に勝ちたい一戦です。

伊藤は左ウイングの位置で、酒井は右サイドバックとしてスタメン出場です。

伊藤が華麗な2人抜きを見せ最下位脱出 相手監督も脱帽のプレーで採点1 海外の反応

クラブ史上初となる降格の危機にある今季のハンブルク。リーグ残り僅か6戦となったところで最下位に沈んでいます。

そんなチームにあって鋭いドリブルで印象的なパフォーマンスを見せている伊藤達哉。ブンデスリーガで最も小柄な選手でありながら、一度ボールを持てば相手DFをあっさりと抜き去って見せる切れ味を見せ、ドイツでも話題となっていました。しかし、トップチームにデビューしたばかりとあってフル出場するにはスタミナ面の不安があり、また得点にも中々絡めなかったこともあってか段々と出場機会を失っていきます。それでもベルント・ホラーバッハに続きクリスティアン・ティッツが今季三番目の監督としてやって来てからは流れが代わり、第27節のヘルタ・ベルリン戦ではスタメンに復帰。今シーズン思うように得点できていないチームを降格のピンチから救えるのか、トップチームのデビューシーズンにして正念場かつアピールのチャンスを迎えることに。

第29節、ハンブルクがホームに迎える相手は2位シャルケ。CL出場権を巡る争いを繰り広げているチームが相手とはいえ、今節は既に16位マインツと17位ケルンが引き分けているので、ここで勝ち点3を取れればケルンを交わして最下位から脱出できるという絶好の機会です。

伊藤が華麗なドリブルでシャルケ守備陣を切り裂いた一戦のまとめをどうぞ。

20歳の伊藤がブンデス先発デビュー 「希望の光の化身」

猛烈な勢いで回転する小型台風。第6節のレヴァークーゼン戦の終盤にブンデスリーガデビューを果たした伊藤は、たちまちクラブサポーターの間で話題となりました。

 

果たして身長166cmの20歳の選手が1部でどれだけやれるのか。苦境にあるチームの起爆剤・救世主となれるのではと期待を寄せる人もいれば、あくまでも慎重な姿勢を崩さない人もいて、期待と不安が相半ばした状態に。

そして迎えたブンデスリーガ第7節、ハンブルクがブレーメンと対するノルトダービーのスターティングメンバーに伊藤の名が並び、サポーターを驚かせました。

衝撃のスタメンデビューでメディアとサポーターから好評価を受けた一戦のまとめをどうぞ。

*一部内容が香川ベストイレブンのものと被っています。ご了承ください。