日本の次代を担うサイドバックとしてユース時代から高く評価されてきた室屋。U17ではワールドカップにも出場し、A代表でのキャップも持っており、FC東京のレギュラーとして優勝争いに絡んだ昨シーズンはJリーグのベストイレブンにも選出された日本を代表する選手です。

以前より海外挑戦の噂があがっていた室屋ですが、新型コロナウイルスにより日本からの移籍のハードルが高くなったのではないかとされる中、今夏にドイツ2部のハノーファーへ移籍するのではないかとする噂があがってきていました。そして先日、遂にクラブが完全移籍での獲得を発表。新シーズンで昇格を目指しているチームにとって頼もしい補強だとして、クラブのサポーターは移籍を歓迎しているようです。

ハノーファーには日本代表のチームメイトである原口も所属しており、昨シーズンは新監督がやって来たシーズン後半にブレークを果たし、ニーダーザクセン州の最優秀選手にノミネートされるほどの活躍をみせました。中盤のあらゆるポジションをこなせるユーティリティ性、終盤でも衰えないスタミナ、ボールを前へと運ぶ推進力、そして体をはった守備も見せる武器の豊富さに加え、ここのところはコミュニケーション面での評価も高めており、室屋にとっては新天地で頼もしい先輩となりそうです。

昨季はシーズンの前半戦で躓き、11月には早々に監督交代となったハノーファー。それでもケナン・コカック監督となってからは順調に順位をあげ、最終的には6位でフィニッシュしています。新体制となってからの勢いが続けば新シーズンで昇格レースに絡む可能性も十分にありそうですが、その中で2人の日本人選手がどういった役割を果たしていくのか要注目です。
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