昨夏に東京ヴェルディからポルトガルのジル・ヴィセンテへと期限付き移籍した21歳の藤本寛也。10月には早くも初出場をはたしており、まだスタメンで出る試合は多くないものの、徐々にプレータイムを積んでいっているところです。

正確な左足を武器に中盤の深い位置でのプレーもこなせる藤本ですが、ジル・ヴィセンテでは右サイドのミッドフィルダーとしての起用が主で、第17節のボアヴィスタ戦では先発出場してチームの勝利に貢献しています。

今季は先日の試合でゴールを決めた食野や守田が既に話題を作っており、複数の日本人選手が新たにポルトガルの地で頭角を現しつつあります。かつて旋風を巻き起こした中島に続けるか、藤本としては先ずはスタメンに定着して、チームのリーグ残留に貢献したいところ。

ポルトガルリーグ第18節、ジル・ヴィセンテはホームで首位のスポルティングと対戦。降格圏がすぐそこまで迫る下位のジル・ヴィセンテとしては、首位を快走する強豪が相手とはいえ、なんとか勝ち点をもぎ取っておきたいところ。藤本は2試合連続となるスタメン出場です。
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