今冬からポルトガルのサンタ・クララへとレンタル移籍している田川亨介。昨夏の東京五輪のメンバー入りこそ叶いませんでしたが、これまで各年代で日本代表入りしている期待のアタッカーで、2019年にはA代表でも出場経験があります。快速を活かした走りやプレスがトレードマークで、一発のプレーで状況を打開することもあり、今後の飛躍が期待されています。

レンタル先のサンタ・クララは長らく2部リーグにいたクラブですが、昨年から日本代表の守田英正が所属しており、日本でも名が知られるようになってきています。数シーズン前に1部昇格してからは10位前後につけていましたが、昨シーズンはECL予選圏内の6位に躍進しており、今季も中位で健闘しています。

冬加入の田川は2月のボアビスタ戦で投入後5分で決勝ゴールをあげ鮮烈デビュー。その後はベンチを暖めるか途中出場する試合が続きましたが、第29節のエストリル戦でスタメン出場すると再びゴール。続くアロウカ戦でもスタメンに入ると72分に同点弾を決めてみせました。

ポルトガルリーグ第31節、サンタ・クララはホームでマリティモと対戦。中位同士の対決となった一戦、連続ゴールで波に乗る田川としてはスタメンの座を確固たるものにしておきたいところ。守田はベンチからのスタートとなったものの、田川はトップに入ってスタメン出場となります。
続きを読む