新たな一歩 コラム

日本代表は決定力不足だと言われている。

国内の代表関連記事ではよく見かけるテーマだし、サッカーファンの話題としても鉄板ネタだ。

海外の反応でも日本代表の決定力に関するものは多い。当ブログの今回の最終予選記事内だけに限っても『日本は決定機ミスの王様』『毎　度　や　ら　か　す』『はずしすぎぃ！』など枚挙にいとまがないほどである。

足でプレーするサッカーというスポーツはロースコアになりがちなので、得点するのに苦労しているのは何も日本だけではないが、どうも日本代表には実際に足りていない部分があるようだ。

いないいないver. コラム

先日、シャルケから公式に「内田篤人がボールを使った基礎トレーニングを行った」と発表があった。日本のサッカーファンにとっては待望のニュースだったし、現地のサポーターにとっても朗報だったようで、あちこちから「このまま元気に復帰して欲しい」という声が聞こえてきている。

僕らの時代のコンセンサスを コラム

日本代表がどこかのチームと対戦する時は、相手国のサッカー協会のホームページをチェックすることにしている。

誰もがネットを見るこの時代、協会のホームページというのは、その国のサッカーの顔とも言うべき存在だ。あちこちのサイトを見比べてみると、なるほど、実際に各国のホームページの構成には、それぞれの特色があらわれているように感じられる。

幽霊と踊る コラム

マリオカートというテレビゲームをご存知だろうか。マリオを筆頭に様々なキャラクターを操作して遊ぶアクションレースゲームだ。

このゲーム、何といっても対戦が面白い。様々なアイテムを駆使してレース相手を妨害したり防御したり。カラフルな各ステージを疾走しながら、わいわい騒ぎつつやる駆け引きは、他の対戦ゲームにはない格別な味わいがあって楽しい。

じゃあ家で一人で遊んだら楽しくないのかというと、そんなこともない。今はネットにさえ繋げば好きなだけ対戦相手を見つけられるし、ネット対戦機能が実装される前だって、ソロでも充分に楽しめるように作られていた。

引きこもり戦術、中から攻めるか？横から攻めるか？ コラム

アギーレ監督が日本代表を率いたアジア杯オーストラリア大会。個人的に印象的だった采配が一つある。

準々決勝、自陣に引きこもって守りに大半の力を割いて来たUAEに対して、アギーレ監督は最後まで太田宏介を起用しなかった。

香川真司は復活したのか？ コラム

ドイツを中心に海外各国で香川真司の復調を伝える記事があがってきている。

各紙のヘッドラインの景気はリーグ戦の後半から試合を重ねる毎に良くなっていって、近頃では復活したという断定的なタイトルの記事さえ並ぶようになってきた。

○2月7日フライブルク戦後　【大いなる一歩】キッカー

○2月13日マインツ戦後　【BVBにとって香川が再び重要な存在に】goal.com

○2月20日シュトットガルト戦後　【良かった、香川が帰ってきた！】DW

○2月28日シャルケ戦前　【BVBの希望：遂にかつての姿に戻った香川】PRZEGLAD SPORTOWY

メディアのみならず海外のサッカーファンの間でも「香川が帰ってきた」という意見は圧倒的だ。

完全に復活したのか、という点では意見が分かれるものの、ここ最近のパフォーマンスが昇り調子であるという点ではドルトムントサポーターの意見はほぼ一致しているようである。

はたして香川真司は本当に復活したのだろうか？

海外メディアやサポーターからはポジティブな意見が寄せられている。しかし、ここ最近の香川のパフォーマンスが好調である理由は、香川自身に求めるよりも外的な要因によるものが大きいのではないかと思う。
 

ロングボールとゲームメイク

今月の18日に行われた日本対オーストラリアの一戦で印象的なプレーがあった。

試合の序盤、猛烈にプレスをかけてきたオーストラリア。この試合に合わせてコンディションを整えていただけあって、体のキレを活かした高い位置からの激しいプレスだったが、対する日本は長いボールをトップの岡崎に当ててしのぐ局面が何度もあった。