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旅客機模型の老舗はDOYUSHA(童友社)です。

同社は地元東京の荒川区に本社を構えます。旧NITTO(日東)の金型を使った1/100の大型スケールモデルは、子供の時の憧れのキットでした。

ジャンボなどは、70cmを越えるモデルになる訳で、その大きさを理解せずに造って機体の前部にセメダインを塗り、後部になるまでに乾いてしまうという不本意な目に合ったことがあります。

ただ、その存在感は圧倒的で、置き場所が無くて困ったものです。

同社専務の内田さんにお話を聞きました。

旅客機の今後の展開を聞いたのですが、版権の問題で現行機しか作れないとのことですので、なかなか量産化しづらいとのこと。販売期間が限られてしまうので、冒険になるようです。JALとANAの両社で就航している機体ですと、販売数も伸びるようで、現在は1/144のB787とB777が売れ筋です。

この話から思ったのは、全日空商事が作るモデルだけ過去の塗装もありというのは少し不公平な気がします。

過去の生産品で、「1/100のJAL鶴丸DC-8は海外で人気でした」とお伝えすると、嬉しそうにされ、懐かしいと話されます。

アメリカのコンベンションで販売するのに、数機を仕入れてスーツケースで運んだことを思い出しました。

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静岡県外に本社を構えるのは、他に戦車や軍用機、艦船などを得意とするファインモールド社が愛知でした。熊沢さんに話を聞きました。

その地の利を生かしての旅客機の製品化は、MRJです。

地元企業応援の意味合いもあっての製作ですが、三菱航空機の企画・販売となっているところがミソ。メーカーの製作指定業者のような関係です。

/200のMRJは、既に一昨年から販売しているそうで、その完成度の高さは実物を見れば解かります。