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航空分野の大先輩、柳沢さんのFacebook情報で「柳本浩市展」の開催情報を仕入れ、早速足を運びました。

デザインディレクターにして、コレクター。WEB上にも昨年急逝されたことが悔やまれる意見が散見されます。このコレクションの中にエアライン物が多く含まれています。

自由が丘駅から徒歩圏の倉庫をギャラリーにしたSIX Factoryが会場。

シャッターが内容の充実を予測させる大型で、期待も高まります。

まずは、大型のショーケースに日常品のパッケージコレクションが目に入ります。海外のスーパーに出向くと、カラフルな日用品が並びますが、その一角を切り取ったようなディスプレー。

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奥にはデザイナーの感性を刺激したであろう「ブラニフ・インターナショナル航空」物が多く、他にもコレクションは全世界に及びますが、北米大陸が多いと感じました。 

壁に縦長に陳列された各種パンフレット、航空券、ルートマップ、メニューなど。棚には、方面別に整然とファイリングされた紙物が並びます。

コレクション初期の頃は、ノートに航空券を貼り付けた物も残されており、紆余曲折を経てファイリングになったことを伺わせます。

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壁、棚、平台のスペースを有効に使い、立体的に見せる展示が目を楽しませてくれました。この展示は6月4日で終わりますが、多くの理解者に囲まれて故人のコレクションは長く残っていくように思えます。

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同氏のFacebook上の発信で、「アーカイヴという言葉は日本では所蔵などのニュアンスで使われていますが、本来は蓄積した情報を未来に役立てるという意味なんですよねえ。つまり過去ではなく未来」(原文ママ)というものがあり、納得させられたと同時に、いい展示を見た爽やかさが残りました。

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300円で購入できる情報冊子と入場券