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2001年のアメリカ同時多発テロを契機に、コックピットのあり方が大きく変わることになりました。どのような場面になっても、コップピットが護られなくては、飛行は継続できないという発想です。当然とはいえ、それまではコックピットのドアは、大人の男性が体当たりすると変形する素材でできていました。

 現在、フライト中のパイロットは、手洗いなどの利用という限定された場合以外はコックピットから出ることは無くなりました。

一部のワイドボディー機には、コックピットの中に「クルーレスト」と言われる休憩スペースに加え、トイレも装備される機材も出てきました。

 「クルーミール」と言われる乗務員用の特別な機内食の搭載が出発前にできてしまえば、パイロットは一歩もコックピットを出ずにフライトを終えることができるようになったのです。

 このような発想から、搭乗旅客が飛行中にコックピットに入ることはありえなくなりました。一部のエアラインで、出発前か到着後に垣間見る事ができる程度だったりします。セキュリティの厳しいエアラインは、それさえもお断り。

 そんな中、先日登場したセブパシフィック航空で、最前列に着席していたことで面白い光景に出合いました。トイレは、コックピットを出たすぐの場所にあります。コックピットから、操縦士がトイレの用足しに出てきた時に、キャビンクルーが機内サービスカートを引き出してコックピットへ繋がる通路をがっちりガードしていたのです。

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他社で、クルーが手を広げて侵入を防ぐという場面に遭遇したことはありますが、カートを使うのはいい方法だと思います。これを乗り越えるのは至難の業ですので、有効な方法です。

 クルーが笑っているのは、私が会社を通した正式な取材と解っているから。LCCとて安全への姿勢は同じです。