昨日未明の豪雨。
今朝明け方の激しい雨も。
短時間でしたが、あまりの轟音に目が覚めました。
大きな被害の出ないことを願っています。
最近の淡路島濱田ファームの様子をまとめてみました。
何日も続くこの暑さ、さすがに辛抱できなくて倉庫の窓を外しました。
窓がいつもの2倍開き、水田の上を通ってくる涼風が気持ちいいです。
この窓枠だけにすることを、淡路島濱田ファームでは「足立美術館」と言っています。
淡路島濱田ファーム恒例の「なんちゃって足立美術館」~~👀👀
額縁から見える景色は・・・一幅の絵とは言い難く・・・(^^;
改めてこの景色を見ると、私たちの暮らしや農業を守るための大切な施設がすぐ傍にあることが分かります。
農業用水を貯めたり、田畑や道路の冠水・家屋の浸水や災害を防いだりする大切な施設です。
大切なところだと思いながら景色を観ていると、この地域やこの景色の大好きさがアップしてきます。
「なんちゃって~」は、別なところにもありました~~👀👀
水を張った4枚の田んぼ。
これから田植えをするのではありません。
今年は、この田んぼは休ませます。
私たちの労力も軽減できます。無理をしすぎてはイケマセン。
田んぼに水を溜めることで連作障害をなくし、同じ作物を毎年栽培し続けることができます。
川の水を溜めることで、不足しがちな微量要素を補給できるそうです。逆に、過剰な成分は水が流し出してくれると、何とも素晴らしい仕組み。
田んぼに水を溜めると、土の中は酸欠状態になり、有害な微生物や線虫などの生物が死滅するらしく、雑草の発生も抑えてくれます。田んぼに水が溜まっていると、土の中は酸欠状態になります。この条件で生育できる雑草が少ないため、多くの雑草を防除することができるというのです。(参照:クボタのたんぼ)
大発見の先人たちの知恵です。
水面に映る景色は、正にボリビアの「ウユニ塩湖」か、香川の「父母が浜」です。
昨日の雨の止み間に撮った写真なので白っぽいのですが、「マツホ塩湖」??
「白っぽい」ところは、ココにもありました~~👀👀
白いマルチを張ったところに植えているのは、落花生🥜🥜
カアチャンズ(みわ&えり)が、種蒔きから始めてくれました(6/19)。
畑の雑草を抑えるために、炎天下、マルチも張ってくれました。
黄色い花が咲き始めたら、マルチを剥がすそうです。
7月5日の薄紫の花は、茄子の赤ちゃんになってきました。
あちこちに兄弟姉妹たちも~~(^^)v
ミニトマト達は、食べきれないくらいに収穫でき、産直にも出荷。
5月下旬に収穫したジャガイモ(インカのめざめ・キタアカリ)も産直に出荷。
カアチャンズも野菜達も、暑い日も、雨の日も、力強いです~~(*^^*)(*^^*)
そして、この酷暑の中、輝き始めてきたのが、
たまねぎ小屋に吊った「ターザン」たち~~👀👀
ぴかぴかしてきました。
もう少し、熟成を続けます。
夏の暑さを味方につけ、まだまだ美味しく育っていきます。
左側のたまねぎ小屋の左端、気になる赤いもの・・・??
「冬の新たまねぎ:シャルム」のセット球が入っています。
たくさんの束も吊っています。
3月末に種をまき、5月中旬より白い玉が膨れてき、摘み取り、束ね、たまねぎ小屋で自然乾燥させています。
いろいろな作業と並行しての収穫で、苗床で完熟状態になってしまったものもあります。
これらは束ねることができず、赤いネットに小分けして入れ、自然乾燥させています。
今年のセット球は、玉揃いがとても良く、植え付けや収穫がとても楽しみです。
調子が良いのは、今年の米作り。
兼業農家をしていた頃は、6月上旬、遅くても6月中旬には田植えが終わっていました。
専業農家になって10年(息子家族と同居が始まり、今は兼業農家です)、中生・晩生種のたまねぎもたくさん栽培しているので、田植え時期が遅くなっています。
毎年7月上旬までかかり、年によっては7月中旬までかかることもありました。
それが、それが、
今年は6月29日のお昼過ぎに植え終わりました!!
順調に大きくなっています~~👏👏
6月22日、息子夫婦がレンゲ栽培後の6つの田んぼに、「コシヒカリ(うるち米は全てコシヒカリ)」を植えてくれました。
「田植え後2日(6/24)」の写真がその一部です。
植わっているはずの苗が見えにくいですよね。
これは~~
自称「一本植え」という、機械でつかむ苗の本数を最小にした植え方のためです。
日当たりや風通しを良くして、しっかりとした株を育てるための植え方です。
この水田が、上の写真の水田に変わっていくのです(撮影の向きが変わっています)。
5月下旬は、たまねぎの収穫をしながら、稲の苗作りも頑張りました。
強い陽射しに照らされてもしっかり育つように、棚に上げたときから徐々に日光に慣らして苗出しをしました。
外気に当たるときには、青々した苗になっています。合格点です!!
出来るところから「田おこし」や用水の段取りもし、フル回転の時期でした。
もちろん、中生種・晩生種のたまねぎの収穫、シャルムの掘り上げなども続いています。
レンゲ鋤き込み田への田植えが終わると、たまねぎ収穫後の田んぼへ。
水持ちのよい田んぼ、用水の入りやすい田んぼから先に植えていきました。
もち米「ヤマフクモチ」も植えました。
6月29日は、ラスト3枚の田んぼにコシヒカリを植えました。
時おり青空の見える、くもり気味なお天気。
暑さもそれほどではなく、風も心地よい、抜群の田植え日和~~♪♪
前週は雨がよく降ったので、田んぼにはたっぷりの水が入っています。
田植え前に水を落とし始め(排水口から流し出し)ましたが、急に様子は変わりません。
田植え機の動きに合わせて付けている黄色い歯車の印(折り返し後の中心線)が、全く見えません。右に寄ったり左に寄ったり、歪んだところもあちこちありますが、ご愛嬌。
とにかく植え終わりました。
6月30日は、地区の「おひまち」でした。
間に合いました。
久しぶりのことです。
お札を立て、巻き寿司をお供えし、氏神様に田植え終了の報告をし、五穀豊穣を祈りました。
今年も、美味しいお米が育ちますように、カメムシなどの被害が大きくならないように、事故なく農作業ができますように、しっかりとお祈りしました。
私たちもえりちゃんが巻いてくれたお寿司を美味しくいただき、この日はゆっくりと過ごしました。あぁ、幸せ~~(*^^*)(*^^*)
さぁ、これからも暑さとうまく付き合って、美味しい夏野菜・お米を育てていきたいと思います。
先ずは草引きかなぁ。 byあっちゃん