6月23日、ninokoさんのブログで紹介されていた野村町坂石にある橋を見に

行こうと思い立ちました(・∀・)つ

普段は「鹿野川ダム」に水没している「旧船戸川橋」が渇水で姿を現している

のだそうです

宇和町経由で野村町阿下の県道26号(宇和 野村)線を走っていると、

前方を走っていた車が野村中学校前の交差点を次々に左折していくのが見え

ました・・・Σ( ̄Д ̄;)

※左折すると橋のある坂石へ行けます

当日の「愛媛新聞」に記事が載ったのでいやな予感がしていたんですよね

現地がどうなっているか目に見えるようで・・・

朝早くに来ればよかったです!ヾ(_ _*)ハンセイ


という理由で城川町へ行き先を変更<(_ _)>

県道35号(野村 城川)線を経由して国道197線沿いに建っている「茶堂」

探してみることにしました


最初に見つけたのはなんと鬼北町(旧日吉村)に近い「上高野子バス停」近く


本村茶堂A


「本村茶堂」


天井の板は半分なくなっていました


正面からの画像


本村茶堂B


わら葺屋根には厚く苔が生えていました!


わび(侘び)、さび(寂び)!(*゚▽゚*)


祭壇にはお地蔵様と五輪塔のようなものが安置されています


本村茶堂C


茶堂の周辺には緑がいっぱい(´∀`)

まだサツキの花が残っていました


国道197号線を引き返していると「池野々」という集落で茶堂を発見!

※気付かず通り過ぎていたようですΣ(´д`;)


池野々茶堂A


「池野々茶堂」


この茶堂は「クアテルメ宝泉坊」近くの国道沿いに建っています


茶堂の右隣に建つ木造平屋の「池野々公会堂」


池野々公会堂


今はこんな古い公会堂はあまり見なくなりましたね


公会堂に貼ってあった古い看板広告


文六餅看板


「文六餅」の看板広告が!Σ(゚д゚;)


右側面から撮った茶堂


池野々茶堂B


屋根はコンクリート製の瓦葺き

本村茶堂より傷みが激しいように見えました


傍らに建っていた常夜灯と手水鉢


池野々常夜灯


自然石の常夜灯ですが火袋は花崗岩製で「明治20年(1887)」の建立

でした

手水鉢は常夜灯より古く「明治6年(1873)3月」と刻まれていました!(゚∇゚ ;)


最後は国道沿いではなく、龍沢寺の近くにある「蔭之地」という集落にあった

茶堂です

龍沢寺へ行った際、市道からこの茶堂が見えていたのです


蔭之地茶堂B


「蔭之地茶堂」


わら葺屋根はわりと最近葺き替えたようでした

祭壇に注連縄が張ってあります

田穂地区や魚成地区の茶堂に匹敵する立派な茶堂ですね!(^∀^)/


正面からの画像


蔭之地茶堂A


祭壇の中央には「大日如来」が安置されています

神仏習合の際、「天照(アマテラス)大御神」の本来の姿は大日如来だと

されていました

注連縄はその名残でしょう


つづく<(_ _)>