原文:
Sofia : Protest against the disposal of US military bases in Bulgaria
翻訳:203号系統
訳者より:先に南朝鮮に於ける米軍基地撤去斗争に関する
記事を寄稿致しましたが、今回は、欧州に於ける米軍基地建設反対斗争に関する記事を寄稿致します。
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11月12日、Novo SeloやBezmerの村々そしてBurgas港の付近に
米軍基地を構築しようとする計画に対する抗議斗争が、Sofia(
ブルガリアの首都)に沸きおこった。500名以上のデモがSofiaの中央通を行進し軍事基地への否をぶち上げたのだ。
抗議行動は「イヴァン・ヴァゾフ」国立劇場の正面に至るまで続けられた。抗議行動には、自主自立・反権威主義集団「
アナルコ・レジスタンス」(約60名)といった無政府主義団( anarcho-block )も合流。また、ブルガリア国民連合( Bulgarian National Union ; BNS )の民族主義者も少数居たが、デモが終わると速やかに退散した。
11月10日の晩、シナゴーグ(ユダヤ教の会堂)の近所に抗議行動のポスターを貼っていた二人の活動家が、警官に逮捕・暴行される事件が発生した。警察の発表では、Vladimir TrichkovとStefan Andonovはシナゴーグの壁にポスターを貼っていた(全くの嘘っぱち!)上に逮捕にも抵抗した、と云うことである。二人がシナゴーグの敷地に居たと云う警察の話は、二人のことを「反ユダヤ」だとか「スラブ主義者」だとか称しつつ(これも全くの嘘っぱちだ!)、なされている。二人は11月12日より、医療介助も家族との接見も拒否して絶食斗争( hunger strike )を開始した。二人は即刻起訴された。週末Rumen Petkov内相は、VladimirとStefanを逮捕した二人の警官を「完璧な仕事振り」と賞賛することで、二人の活動家に「有罪」判決を下すよう法廷に圧力を加えた。
抗議行動の写真より:
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逮捕に関する記事(ブルガリア語):
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土曜日の抗議行動の後、殆どの参加者が警察署前抗議行動に移った。司法審査も無いまま5日間以上にも渡ってVladimirとStefanが拘留されている所だ。
月曜日に開かれた初公判では、弁護側証人は法廷への立ち入りすら認められなかった。翌日、VladimirとStefanは500レヴァの保釈金を支払って警察署を出た。第二回公判は11月17日に開かれる。
国民の殆どが米軍駐留に反対していた。それにも拘らず1999年12月19日、ブルガリア国民議会(訳注)は米軍基地建設を容認したのである。合州国政府は、ブルガリア領土の使用に対して費用を支払う意思は全く無い、とすら言っているのに。
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訳注:ブルガリアの政権交代についてご参照。
【
最近のブルガリア情勢と日本・ブルガリア関係】日本国外務省
イラク侵略に対するブルガリア政権(当時)の対応についてご参照。
【
懸念される経済への影響(ブルガリア)】日本貿易振興機構(2004/4/10)
合州国の傀儡首脳会談についてご参照。特に小日本総理の冒頭挨拶に注目。
【
日・ブルガリア首脳会談】小泉内閣メルマガ168号(2004/12/15)
イラク侵略兵の同士討ちについてご参照。
【
「厳密な調査、懲罰を」 米軍誤射でブルガリア大統領】asahi.com(2005/3/8)
侵略軍の敗走についてご参照。
【
ブルガリア:イラクから撤退へ】毎日新聞(2005/3/18)
ブルガリア国民議会選挙と小日本の第44回衆議院議員選挙の違いについてご参照。
【
イラク即時撤退派が勝利―ブルガリア議会選】京都新聞電子版(2005/6/25)
【
ブルガリア総選挙:与党シメオン二世国民運動敗れる】欧州経済新聞ニュース(2005/6/28)
Posted by awtbrigade at 00:00│
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