2009年01月12日

【合州国がイスラエルへの武器輸送船を調達しようとしています】Stefano Ambrogi , Reuters UK(2009/1/9)

原文:U.S. seeks ship to move arms to Israel
翻訳:203号系統

latuff




 ロンドン(ロイター発)―合州国が、今月末にギリシアからイスラエルに向けて数百トンの武器を供給するため、貨物船を調達しようとしています。ロイターがその入札文書を明らかにしました。
合州国海軍海上輸送司令部(Military Sealift Command;MSC)よれば、貨物船には「武器弾薬」と記載されている20フィートコンテナが325個が積載されて、ギリシアのアスタコス港からイスラエルのアシュドッド港に向けて1月後半に2本の便が出港する予定です。

積荷の目録にある「危険物」との表記から、それが爆薬と起爆装置であること解かりますが、それ以上の詳細は不明です。

ある仲介業者(匿名希望)は、「3000余トンの武器弾薬を一度に輸送するのは、多過ぎる。」と述べています。

「こんな要求は極めて異例のことで、ここ数年では聞いたこともない。」とも付け加えています。

金曜日にロイターは、合州国国防総省に問い合わせを行いましたが、何らの回答もありません。

海上輸送司令部は、海外の合州国軍に向けての武器・軍需物資輸送を自前の艦船で行っています。が、物量が多い場合には、恒常的に民間商船を調達しているのです。

輸送船の募集は12月31日に為され、1回目の航程は1月25日までに着荷・2回目は月末となっています。

12月、ガザ地区への空襲に先立って、輸送業務の入札に基づき合州国からイスラエルに膨大な武器・弾薬を輸送するため、民間会社と用船契約が結ばれました。

落札したドイツ企業は、ロイターの取材に対してこの発注を認めましたが、詳細を明らかにすることは拒んでおります。

過去、イギリス軍と合州国軍への武器輸送を専門に行ってきたロンドンの海運仲介業者たちは、イスラエルに向けてのこのような傭船はめったに無かったことだと述べております。

イスラエルはアメリカの最も緊密な同盟国の一つであり、両国間では恒常的に武器取引が行われています。

ロンドンの或る上級軍事分析官(匿名希望)の話では、このような時機に為されたことから判断して、今回の海上輸送は「定例外」と思われガザ侵攻との関連性があり得る、とのことです。

12月にMSCに雇われた貨物船は一際大きい武器貨物を輸送するためのものであることが、入札文書により判明しています。

ノースカロライナのサニーポイントからアシュドッドまで20フィートコンテナ989個を輸送し得る事として、42日間の用船契約が結ばれています。

入札文書には、「26万トン」の爆発物重量(net explosive weight;NEW)を輸送する能力が傭船に求められており、専門仲介業者によればこれは極めて膨大な物量であるとのことです。

この貨物船は、12月15日の貨物積み込みに向けて先月早々に発注されました。

9月には、合州国議会はイスラエルに対するバンカーバスターミサイル1千発の売却を承認しました。精密誘導装置を備えたGBU-39は世界でもっとも正確な爆弾の一つであると言われています。

国防省筋の情報として先週イェルサレムポスト紙が報じたところでは、ミサイルの第一便は12月初旬に到着し、ハマスの地下ロケット発射場への貫通攻撃に使用されたとのことです。

【映像:ガザ地区ISMの報告、2008年12月28日ラファより、住宅地(Al Alijnina)にある薬局への爆撃】




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この記事へのコメント
こんにちは

がんばってください。応援します。

寒いから 気をつけてね 風邪
Posted by MK at 2009年01月19日 10:58

連休明けは気持ちの良いお天気ですね。

お仕事頑張って下さいね。
Posted by ダブルインパクト at 2009年09月24日 10:46