2004年06月05日

【アブ・グライブから中南米へ:合州国による虐待模様の地図が拡がってゆく】School of the Americas Watch (2004/05)

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(翻訳:203号系統)

 
【アブ・グライブから中南米へ:合州国による虐待模様の地図が拡がってゆく】
School of the Americas Watch (2004/05)
原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=783

 イラク兵たち(原文ママ)への拷問は、組織的で不法な虐待政策が進行中であることを示している。


 バグダッド近郊にあるアブ・グライブ軍刑務所内でイラク人勾留者に対して為されている拷問の報告
がこのところ届いて来ます、しかしそれは、合州国兵士・合州国によって訓練された兵士・「独立の請負
業者」そして情報部員が世界中で行っている、より大きな虐待と拷問の模様の一部分に過ぎません。
実際に合州国陸軍のSchool of the Americas(2001年にWestern Hemisphere Institute for Security
Cooperation 又はWHINSECと改名)で中南米各国の兵隊たちを訓練するのに(少なくともこの10年間は)
使われていた合州国陸軍情報部の教本には、拷問の手法や逮捕勾留にあたっての適正な法的手続きを
すり抜ける方法が謳われているのです。


 「彼らの収容所や訓練所での拷問や人権蹂躙行為が発覚し続けているにも拘わらず、それが
民主主義の為の活動であると国防総省は一貫して主張しています。」とSOA Watchの創設者
Roy Bourgeois神父は、述べています。


 SOA・WHINSECでは、64,000名以上の中南米各国の兵隊たちが戦闘技術や心理戦争の訓練を
受けて来ました。その卒業生たちは中南米に於いて、人間がもつ権利を抑圧する政策や数々の
残虐行為に手を染めて来ました。


 1996年9月。大衆的圧力の高まりのもと国防総省は、SOAで使用されている訓練教本の機密を
解除しました。その教本では処刑・拷問・脅迫そしてその他の弾圧の方法を教えていると、
ワシントンポストが報道しております(96年9月21日号「合州国は中南米各国に処刑と拷問を
指導している」)。「労働組合の組織化と組合員の募集」を支援している者・「労働者の利益に
賛同する宣伝」を流布する者・「デモンストレーションやストライキに共感している」者そして
「政府は人々の基本的要求を満足させていない」と非難する者たちの家族を投獄することを、
教本は推奨しています。当SOA Watchウェブサイトでは、その訓練教本(原注1)を見ることが
出来ます。


 「何故、アブ・グライブの件が大騒ぎになっているのでしょうか?」とは、人権弁護士のJennifer
Harburyの疑問です(彼女の夫Efrain Bamaca Valasquezは、CIAから多額の報酬を受け取っている
グアテマラ軍関係者によって2年間に渡り拷問を受け続け、そしてその後に手足をバラバラにされたか
或いはヘリコプターの上から投げ捨てられた。)「このようなことは、何年にも渡って行われてきた
普通の業務なのですよ。」


 中南米・グアンタナモ湾からアブ・グライブに至るまで合州国とその訓練を受けた兵隊たちによって
なされている拷問と虐待に関する報告が次々と明るみに出てくる一方で、国防総省自身は残虐行為に
頬被りを続けています。


 「中南米での場合と同様に、イラクに於いて拷問に関与した兵隊たちのことを『ほんの一部の不良品
である』と政府・軍関係者は主張しています・・・。」そしてBourgeoisは「しかし、人権侵害への訴訟が
世界中で増加するに伴い、組織的な虐待行為の姿もより明らかになりつつあります。」と述べています。



【イラクでの拷問と中南米での拷問の関連付けを継続するために、貴方に出来ること】

―貴方が住む地域の地方新聞社編集部に手紙を書こう。手紙の見本(原注2)
―全国放送そして貴方が居る地域のラジオ番組に電話を入れよう。
情宣の秘訣(原注3)
法案HR-1258(原注4)に署名するように、貴方の地区から選出された議員に手紙を書こう。


【原注1:SOA教本】原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=98

【原注2:手紙の文例】
原文:http://www.soaw.org/new/article.php?id=266

媒体(メディア)に情報を拡げる――貴方にも出来て、非常に重要な対メディア活動」
メディアは、かなり強力に私たちの声を拡げてくれます。SOAのこととそれを閉鎖しようとする運動情報を
拡げるメディアを創って行くことは、私たちみんなにかかっています。ちょっとした時間を割いて
メディアに関連した手仕事をすることが、貴方の住む地域でSOAを知っていたり運動に絡んでいたり
する多くの人たちに、大きな力を与えることとなるのです。


「編集者に宛てて手紙を書こう」
 地方紙に掲載されたSOA Watch活動家の手紙の好事例を二つご紹介いたします。

【アメリカ、私たちは貴方のことは何でも知り過ぎるほど知っています。】(Toledo Blade 2004/5/28)
原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=784

 合州国軍隊による不法なイラク侵略の余波に於いて、アブ・グライブ刑務所の囚人虐待を写した
忌まわしい画像に世界は動揺し続けております。最近の写真や報告では合州国の手の者によってなされた
男色的暴行・強姦や殺人までもの詳細な報告が届いて来ました。
 若し仮に、これらの所業が市民的権力を笠に着て合州国々内にて起こされていたのなら、1年間の服役や
解雇処分またそれ以上の罰を伴った極めて重大な結果となるでしょうし、またそうあるべきです。
 ブッシュ大統領による多くの嘘いつわりの中に、これらの虐待は「私の知っているアメリカ」が為した
ものでは無い、と云うものがあります。
 無数のアメリカ先住民虐殺から始まって、大西洋奴隷貿易期間中のアフリカ民衆への殲滅政策や政府
と共謀する自警団が実行したテロ行為に至るまで、私の知っているアメリカとは多くの場合、政府公認の
虐待・殺人の歴史に終始しております。
 1882年から1930年の間にアメリカ南部の10州だけで2,805名がリンチ集団の犠牲になっている
という記録は、これも私が知っているアメリカの一部です。
 私が知っているアメリカは、こんなこともやらかしていました。Emmett Till氏へのリンチ(訳注1)、
ソンミ村大虐殺(訳注2)、Abner Louima氏への拷問(訳注3)。
 私の知っているアメリカは、かつてはthe School of the Americasとして知られていた悪名高き
Western Hemisphere Institute for Security Cooperationに、金をつぎ込んでおります。
そこでは、合州国や中南米各国での数多く記録に残る人権蹂躙に加担して来た兵隊たちに、
拷問技術が教授されております。
 2002年ブッシュ政権は、拷問を禁止する国連主催国際会議にて激しく抵抗しました。また、
テキサス州知事時代にブッシュ氏は合州国の歴史では比類の無いほど多くの囚人を処刑していました。
 アブ・グライブ刑務所での虐待は、私が知っているアメリカに於いて過去に為され現在も実行されて
続けている人権虐待をば、確かに映し出しております。

スコットウッド通り
Renoir Gaither

訳注1: http://blog.livedoor.jp/sistah/archives/572683.html 参照
訳注2:http://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/A%20look%20back%20upon%20Son%20My.htm 参照
訳注3:http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/2274379.stm 参照

【長年に渡り合州国はSOAを使って拷問者を訓練し続けて来た】
(Manhattan Mercury 2004/5/25)
和訳省略。原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=785

【原注3:情報伝達媒体(メディア)の基本事項】the Oberlin Peace Activist League(訳注4)
原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=261

「活動家は、メディアを何故使うのか?」
 印刷物・ラジオそしてテレビといったメディアは、言葉を拡げ・認知度を上げ・世論に影響を与える
うえでの基本的な道具であり、また社会的・政治的な変革の触媒となり得る。いろいろな方法で、
メディアは貴方の活動企画にお墨付きを与える。若し貴方のことが報道されたならば、それは一つの
成果である。メディアを効果的に活用する術を知ることは、キャンペーンの成否を決する上で重要な
ことである。

「貴方の聴衆は一体だれなのか?」
 どのような活動であれ、それを見聞きしているのがだれなのであるのかを考慮しておくことは基本中
の基本である。だれを相手にしているのか?どのような価値観を持っているのか?どのような種類の
メディアに親しいのか?(忘れてはならない。人が違えば、読んでいる新聞も違う。)どのような訴えに
心を動かされるものなのか?接することができるメディアは何なのか?彼らをうんざりさせるであろう
行動や言葉は何だろうか?彼らからどのような反応を引き出そうとしているのか?彼らに何を求めて
いるのか?

「言葉を介さない意思疎通」
 先ず、貴方の服装そして振る舞いが、貴方から取材者に発せられる最初の言葉となる。「取材者の
固定観念に合わせるな」と云う活動家諸君もいる。どんな格好をするかなど貴方の自由ではある、しかし
それが報道者に何を伝えているのかを考えることは重要なことである。また、身振りや表情も非常に重要だ。
怒り・挑戦的な態度・弱気な状態を表わす前に、それを出して正解なのか二回は考えなさい。いつも
穏やかな態度で接すること。
 
バナーとサイン:貴方たちの意匠(symbols)を、多くの候補の中から選びあげよう。それらは、
簡潔明瞭であってかつ全ての人たちに発せられているものでなくてはならない。貴方たちの意匠を
以って、人々の心に印象を残しなさい。広告看板を思い起こしてみよう、端的で印象的であり、
視覚的にも惹きつけるものがあるものだ。メディアに対して、彼らが抗いがたい印象を植え付ける
こと。貴方たちを観ている人々を忘れてはならない。

「言葉を介した意思疎通」
伝えんとする内容:前もって、貴方がその行動を起こす理由を正確に知っておくこと。即ち、
この行動を何故・この時に・この場所で起こすのか、と云うことについてである。聴衆にむけて印象
にのこる一言( sound bite )で訴えかける作戦であれば、ちゃんとそれを事前に用意しておかねば
ならない。横断幕もそうであるが、そのような一言は短く(10秒程度の長さ)単純明快でなければならない。
広告看板を思い出そう。そして練習、練習、練習だ! 

取材者:全ての取材者が悪意を持っていると云う訳ではない。しかしながら、事柄から意識を
そらせようとしたり、貴方を攻撃しようとしたり、貴方や行動の動機を矮小化しようとしたりする者も
居るかもしれない。貴方の意思を外部に伝えるにあたって、斯様なことにうろたえてはならない。
事柄を自分自身の言葉ではっきり示せば良いのだ!丁寧でかつ次に繋がる方法で質問の方向性を
変える術を身に付けよう。

応対:取材者の質問に対して、それを無視したり貴方の「一言( sound bite )」や「何も申し上げることは
ありません(No comment)」と簡単に応えたりすることの是非に関してだが、これについては大きく分けて
二通りの考え方がある。
 若し取材者が敵対的であったり、貴方がイライラしていたり、貴方が答えることができないとき、
或いは応対するほどの重要性も無い質問に対しては、「何も申し上げることはありません」で
済ませてしまうか、可能であれば誰か応対の出来る人間を教えてやるのが良い、と考える活動家諸君も居る。
 他方、行動に関与する者は全員とも事実を知っておくべきであり質問にも応対出来るようになって
おかねばならない、と考える諸君も居る。広報担当者をたてておくことは結構なのであるが、
取材者もいつも同じ人を相手にしたがる訳では無いものだ。申し上げることは無い、と貴方が言って
しまうとき、自分たちの記事が一つ消えて行く危険もあるのである。話をしたがらない者たちの
記事も書いて欲しいなどと、どうして彼らに望めようか。


 取材者の質問に答えられない或いは答えたくない事態に陥った場合には、二つの対処法がある。
一つ目は、何か場の雰囲気を可笑しくするようなことを話すこと。二つ目は、彼らの質問を煙に巻いて
しまうことである。

一つの例:バリケード封鎖戦術(blockade)・缶詰戦術(lock-down)・死体のふりした転がり戦術(die-in)・
樹木の伐採を阻止せんがために樹木の上に小屋を作って立て篭もる戦術(tree-sit)などなど、貴方が
何かしらの動機をもった抵抗行動を展開しているとして。
---取材者:ところで、トイレに行きたくなった時にはどうするんです?
---貴方:私自身の排泄物( waste )が問題なのではなく、人間の活動(天然資源の使用、などなど)が
原因となって吐き出される不必要な廃棄物(waste )こそが問題なのだ!
 
 貴方の作戦にも応用できるはずだ。新米の活動家諸君のためには、広報担当者や「ちょっとした一言」
作戦が有効であろう。そして、みんなが報道陣に穏やかに話すことができるようになるまで精進して
行くのである。余り大げさにならないよう、稽古しよう。

忘れてはならない、「No comment」と云う言葉を一番よく使っているのは誰だ?政治家である。彼らの
ようになってはならない!

言ってはならないこと:「う〜ん・・・」「多分」「あのぉ」「〜みたいな」「私はこう考えている(訳者注:
何かに否定的な考えを述べるとき、I don’t think〜と述べる場合に比べてI think〜否定文と
述べるとかなり断定的な否定口調となってしまう。と云うことを指しているものと思われる)」
そして、人を馬鹿にした言葉。これらは、全て貴方の発言を台無しにしてしまう。
公にして欲しくないことは、何も取材者に言ってはならない!

「非暴力」と云う言葉を繰り返し使いなさい。真実を語りなさい。貴方が知っていることについて話を
しなさい。貴方の責任範囲を示しなさい。

「覚えておきたい追加事項」
●発言を行う前に間を置くことと考えることは、全く結構なことである。
●貴方に好意的な記事を書いてくれた記者を記録しておいて、次の機会にも来てもらいなさい。
 メディアを研究し、コネを作りなさい。
●独占記事:事前に特定の記者にたいして情報を流すことも可能である。彼らは特ダネを得られる、
 と考えたならやって来るだろう。信用のおけない輩には、情報を出してはならない。
●誤魔化し:踊らされた、とメディアに思わせてはならない。真実を話しなさい。
●懇談(Off the record):貴方が発言をする前に、その旨を記者に伝えなさい。若し取材者が
 ネタ元をばらしたがっているのであれば、懇談の部分ばかり使うであろう。
●行動は、常により大きなキャンペーンのなかの一部分でしかない。
●行動計画を練っているときに起こる或る種の閃きが、ニュースを生み出す。
●メディアに敬意を払いなさい。貴方は彼らのことが気に入らないかもしれないが、若しそれを表に
 出してしまったならば、彼らは貴方も貴方の行動の動機をも破滅させることも出来るのである。
●貴方の仲間が顔をしかめたとしても、疲弊せず混乱せず彼らに怒りをぶつけることのないように。

「メディアへの情報告知(Press Releases)」
 貴方がメディアに情報を告知する際には、誰が/何を/いつ/何処で/何故に/如何にして、が
含まれていなければならない。簡潔に、初めに掴みの情報を置いて末に行くにつれて詳細情報・統計的な
情報・ことの背景を、一つ二つの事例を含めて掲載する。
 情報告知は、企画の1週間前・2〜3日前・前日に送付する。事前に電話を掛けて、それをどの記者に
送りつければ良いのか確認を取っておくこと。(つまり、環境問題に関する記事を書いているのが
誰か、地元の記事や企画記事を書いているが誰か、外交政策の記事を書いているのが誰か、などなど。)
ファクシミリで送る際には、関係ない人に見られないよう気をつける。受け取るべき人間が受け取ったかの
確認を電話で行う。二回は送らないと駄目だ、と思っていた方が良いだろう。

「記者会見」
 記者会見は、新しい情報を広めるために行うものである。新しい情報である!記者会見で同じ情報を
何度も繰り返してはならない。そして、記者会見の情報は、しっかり事前告知を行っておくこと。メディアに
対して、二回は情報を流して電話も掛けておくこと。

「仕掛けを作る」
 若し貴方の流した情報にメディアが殆ど関心を示さない場合。メディアへの情報告知でのひねり加減や、
また来る来ないは別にして企画での発言予定者が、事態を大転換させることがある。国家的問題であれ
地域の問題であれ、目下メディアが取り上げている最中の事項や貴方の聴衆が関心を寄せている事項に、
便乗してしまうのである。若し可能であれば、メディアが食いついて来るような人物を発言者として入れて
しまうのだ。例えば、若し貴方の賛同者の中に政府関係者や地域の長がいるのであれば、彼らを
招聘しなさい。

「報道陣に、よい印象を残すこと」
 報道陣を受け入れる用意( Press Packets *)をしなさい。貴方の企画や団体に関する情報を盛り込んだ
資料を、その表紙に貴方の団体の意匠をあしらって用意するのだ。それには関連のある(発言する人物や
行動の模様を写した)写真そして過去にメディアに取り上げられた際の記事の複写などを入れておくのが
良いだろう。
*Press Packets:飲み物の提供、トイレも使えるように気をつけておくこと。

「メディア編集者や新聞の論評面( Op-ed )への手紙」
 メディア編集者や新聞の論評面に手紙を書くことは、人々との距離を縮めて貴方の展望を彼らに示す
手段として、簡単で素晴らしいやり方である。編集指針や締切日を確認し、可能であれば何かメディアが
取り上げている最中の国家的・地域的な話題に関連を持たせた手紙にしなさい。


訳注4:the Oberlin Peace Activist Leagueは、合州国オハイオ州に在るオーベリン大学の学生組織。 

【原注4:法案HR-1258】原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=96

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【SOAとは何か?】School of the Americas Watch
原文http://www.soaw.org/new/type.php?type=8

 The School of the Americas所謂SOA(2001年に名称を”Western Hemisphere Institute for
Security Cooperation”と変更)とは中南米各国兵士の戦闘訓練学校のことで、ジョージア州フォート・
ベニングに在ります。
 当初は1946年パナマに創設されましたが、1984年のパナマ運河条約期限に伴い同国を撤退
しました。かつてのパナマJorge Illueca大統領は、School of the Americasは「中南米に於ける最大の
不安定化要因である」と述べました。よく「暗殺学校」と喩えられているSOAは、その卒業生が帰還し
た全ての国々に流血と厄難を残してきました。
 その56年以上の歴史を経て、SOAは中南米各国の6万名以上の兵隊に対して様々な訓練を行って
きました、即ち暴動鎮圧技術・狙撃訓練・奇襲攻撃や心理戦争・軍事知識そして尋問戦術などです。
卒業生は、母国の人たちに対する戦争に於いて、その技術をきっちりと使いました。SOA卒業生は、
教育者・労働組合組織者・宗教者・学生組織指導者その他貧乏人の権利の為に運動している人たち、
を標的にしました。暗殺学校で学んだ人間たちによって、中南米では何百万もの人たちが拷問され・
強姦され・暗殺され・「失踪」し・虐殺され・難民にさせられて来たのです。

「soa/whiscの経歴」
 2001年1月17日、the School of the AmericasはWestern Hemisphere Institute for Securityに
置き換わりました。新しい軍事訓練学校は、新しい名称のもとSOAの中身を継承しております。
名は変われども、同じ恥を晒し続けているのです。
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=24

「soa卒業生」
 SOA卒業生の項をご覧頂き、the School of the Americasの悪名高き卒業生たちについて学んで下さい。
国ごとに分類された一覧表をご用意しました。
http://www.soaw.org/new/article.php?id=205

「soaと労働者そして全球化」
 設立当初より、SOAの任務とは多国籍企業の利益を防衛であり、そして合州国内や中南米の
衛星国家内で極少数に富と権力を集中させている現状の経済的環境を維持することにあります。
それ故、労働者の指導者や労働組合の組織者たちを、SOA暴力は常に一番に狙いを定めてきました。
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=38

「コロンビア」
 コロンビアそしてそのアンデス地方では、私たちの支払った税金によって内戦が発展しています。内戦は、
何百万もの市民を難民にし、軍による人権侵害を悪化させ、アマゾン流域の危機的な生物多様性に
損害を与えていますし、影響はそれらに止まっておりません!SOAとコロンビアの繋がりを学んで下さい。
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=22

「グアテマラ」
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=25

「様々なところからのsoaに関する報告」
 SOAやSOA卒業生に関する国際的な人権団体や機関からの報告をご覧下さい。
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=26

「soa訓練教本」
 実際のSOA訓練教本を読んでみて下さい。教本の論題から、対敵諜報・恐怖政治・都市ゲリラなどを
英語とスペイン語で読むことができます。
http://www.soaw.org/new/article.php?id=98

「犠牲者たちの名前」
 SOA卒業生が加担した大虐殺について学び、そして彼らによって殺された犠牲者たちの名前を読んで下さい。
http://www.soaw.org/new/sub.php?id=7
 
********************************************************************************

【SOA Watchについて】School of the Americas Watch
原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=100

 SOA Watchは、合州国陸軍School of the Americasの閉鎖を求める独立団体です。SOAがどの様な
名前で呼ばれようとも、集会・絶食斗争・デモンストレーションそして非暴力抗議行動を通じて、
またメディアや議会での立法を通じて行動して行きます。
 1989年11月16日、6人のイエズス会司祭そして彼らの同僚とその10代の娘が、エル・サルバドルで
虐殺されました。ある合州国議会特別委員会の報告では、これらの所業の責任者たちはジョージア州
フォート・ベニングに在る合州国陸軍School of the Americas(SOA)で訓練を受けていた、と云うことです。
 1990年、SOA Watchはフォート・ベニング基地正門の外にある小さな共同住宅にて活動を開始しました。
初めは小さな団体でしたが、1970年代及び80年代に中南米の人たちと共に活動をしていた
合州国在住の多くの人たちが持つ知識や経験を、速やかに吸い上げてきました。
 今日では、SOA Watchの運動は、中南米民衆との連帯に根ざした大きく多様な草の根運動となって
おります。SOA Watchの目標地点は、SOAの閉鎖と合州国の中南米外交政策を転換させることにあり、
そのために人々の教育・議会への圧力・創造的で非暴力的な抵抗運動への参加を以って行います。
運動が高まるにつれ、また議会がSOA閉鎖に傾斜していくのに対応して、国防総省はSOAの新しい印象を
与えるための宣伝企画を以って応えてきました。この学校が持っている恐ろしい過去を切り離す試みとして、
2001年1月にSOAはWestern Hemisphere Institute for Security Cooperationと名称を
変更されたのです。

「趣旨書」
 SOA Watchは、中南米民衆との連帯に立脚した非暴力的草の根運動です。その目的は、SOA/WHISCの
閉鎖とSOAに象徴される合州国の抑圧的な外交政策の転換にあります。中南米すべての兄弟姉妹に
向けて、彼らから頂く応援そして彼らの経済的・社会的公正を求める斗争への誘いに対して感謝を
述べたいと思います。

「運営者のみなさん」
 ワシントンD.Cに在るSOA Watch全国事務所を遣り繰りしている運営者のみなさん。
原文http://www.soaw.org/new/article.php?id=134

Jacqueline Baker−法律部門担当。
 Jacqueline(24歳)は、SOA Watchで働くために2003年にフロリダ州マイアミからやって来ました。
非常に素敵な先生で助言者でもある大変協力的なお母さんのお陰で、根っからの活動家です。
彼女は、環境問題からLGBT(訳注5)の権利まで、幅広い事柄に取り組んできました。彼女は元々は
組織化担当者であり、また法的な過程での遣り取りの結果として明確な成果を出すことを好みます。
活動に従事していない時の彼女は、ビーガン料理(訳注6)を作ったり、美術館、映画、友達と楽しんだり
して過ごしています。

訳注5:レズビアン/ゲイ/バイセクシャル/トランスジェンダーの略、http://www.sukotan.com参照
訳注6:http://www.jpvs.org/p1/index.html参照

Eric M LeCompte―組織作り担当
 Eric(27歳)はSchool of the Americas Watchの運営担当でSOA Watchにて活動を始めてほぼ3年に
なります。Ericは、シカゴのサウスサイドにて労働者階級の家庭に育ちました。高校から大学にかけての
1年間、ニューヨーク州のロチェスターにてカソリック・ワーカー・ハウス(訳注7)の運営を切り盛り
していました。そこでは、毎日150人の人々に食事を提供し、簡易の住まいやエイズのホスピスを
提供したりしています。大学在学中には、人権関連の事々の研究やSOA卒業生が関与する
虐待の被害者に聞き取りを行いながら、6ヶ月の間コロンビアに滞在したりもしました。在学中より、
彼はいくつかの人権団体で活動してきました。例えば、Fellowship of Reconciliation(訳注8)・
Pax Christi USA(訳注9)・GI Rights Hotline(訳注10)などです。
 組織作りの担当としてEricは、SOA Watchの催しや裁判斗争支援、そして非暴力トレーニングや
ワークショップの開催拡大のために国中を飛び回っています。彼は、Pax Christi USAの代表も務めて
おります。
EricはワシントンD.CのAssisi Communityの会員で、そこで息子のJonahと暮らすシングル・ファーザーです。

訳注7:http://www.catholicworker.org/ 参照
訳注8:http://www.forusa.org/ 参照
訳注9:http://www.paxchristiusa.org/ 参照
訳注10:http://girights.objector.org/ 参照

Christy Pardew―渉外担当
 Christy(27歳)は、1998年11月のフォート・ベニング行動に初めて参加して以来、運動に関わって
来ましたが2004年4月よりSOA Watchでの活動を始めました。彼女はワシントンD.Cにて5年間、
移民や難民の家族たち(その内、3組はカソリック・ワーカー・コミュニティの構成員)と共に
活動していました。彼女は、公正と解放を求める幾つかの運動にて活動してきました。

John Stith―運営担当
 John(29歳)は、ペンシルバニア州アレガニー山脈地方の出身。其処でアルトゥーナと州立大学か
らSOA閉鎖集会に向かうバスを手配していました。彼は、緑の党の全国委員会に参加して、幾人かの
緑の党候補者の選挙活動を取り仕切っていたりしていました。その中には、2001年のフィラデルフィアに
於ける死刑の停止を求めるRichard Ash氏の地方検事選挙戦キャンペーンも含まれております(訳注11)。
Johnは、アラバマを本拠としているCommunities of Faith for Full Inclusion( CoFFI 訳注12)の
共同設立人で評議員でもあります。
訳注11:http://www.gpop.org/das_race_wg.html 参照
訳注12:http://coffi.home.mindspring.com/ 参照

Kristine Werthwein−プログラム担当
 Kristine(23歳)は、カリフォルニアの出身でBrethren Volunteer Service(訳注13)の一員です。
彼女は人権活動家であることを公言し、カリフォルニアの公立高校でのアメリカ先住民をあしらった
マスコット使用を禁ずる法案を通す運動(訳注14)をThe National Conference for Community
and Justice(訳注15)と共に斗ってきました。チアパス(訳注16)・キューバそしてバルカンなどを
巡ってきた彼女は、SOA Watch運営を担う一員となって張り切っております。
訳注13:http://www.brethren.org/genbd/bvs/ 参照
訳注14:http://www.nccj.org/nccj/nccj.nsf/article/4541?opendocument&1#878 参照
訳注15:http://www.nccj.org/ 参照
訳注16:http://chiapas.mediosindependientes.org/ 参照

Ginger Williams―プログラム担当
 Ginger Williams(39歳)は、ウィンスロップ大学の年次休暇中の身で、2004年の春季を通して
SOA Watchを手伝ってくれています。中南米史の教授であるGingerは、中南米に於ける合州国の
政策を変更させるために、彼女の教育活動を通じて何か実現することを試みています(訳注17)。
彼女はテニスや香辛料の効いた料理が大好きで、ワシントンD.C滞在中はAssisi Communityにおります。
訳注17:http://www.winthrop.edu/history/faculty/VirginiaWilliams.html

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The School of the AmericasいわゆるSOA(2001年に名称を”Western Hemisphere Institute for Security Cooperation”と変更)とは中南米各国兵士の戦闘訓練学校
SOAとは何?・・・・・虐待・拷問の効果的なやり方を教える学校?【nanayaのひとりごと】at 2004年06月09日 14:12
この記事へのコメント
SOAについて、はじめて知りました。
世界中の人がこの事実を知ることで、アメリカの無謀な暴力行為の阻止に働きかけていければと思います。
そして、どの国の為政者も結局暴力では解決できないと知るべきです。
アメリカ政府が罪の意識を持たなければ、アメリカ国民も平和に生きられないでしょう。

SOA Watchの存在に心強い思いがします。
Posted by nanaya at 2004年06月09日 14:32
 こんにちは。
 合州国がどう云う国なのかを知るには、その中南米政策を知ることが第一
かと思い、SOA Watchを梃子にして取り上げてみました。冒頭に掲載してあ
る写真の人物こそ、SOA Watch創設者のRoy Bourgeois神父です。(ご参考ま
でに。)
Posted by 203号系統@アホでマヌケな日帝本国人 at 2004年06月13日 00:07
Thank you!
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Posted by Carl at 2006年05月19日 17:02
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Posted by Betty at 2006年05月19日 17:02
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Posted by Jason at 2006年05月19日 17:02
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Posted by Rachel at 2006年06月04日 15:32
Good design!
Posted by Irene at 2006年06月04日 15:34
Nice site!
Posted by Ingrid at 2006年06月04日 15:42
Great work!
Posted by Colin at 2006年06月04日 15:45
Nice site!
Posted by Ruth at 2006年06月12日 18:20
Nice site!
Posted by Timothy at 2006年06月12日 18:25
Great work!
Posted by Lori at 2006年06月13日 17:37
Thank you!
Posted by Shawn at 2006年06月13日 17:40
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Posted by Shawn at 2006年06月13日 17:42
Good design!
Posted by Timothy at 2006年06月13日 17:43
Nice site!
Posted by Jane at 2006年06月13日 17:46
Good design!
Posted by Timothy at 2006年06月13日 17:46
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Posted by Brad at 2006年06月13日 17:49
Great work!
Posted by Monica at 2006年06月14日 17:50
Nice site!
Posted by Heidi at 2006年06月14日 17:53
Great work!
Posted by Ida at 2006年06月14日 17:58
Thank you!
Posted by Robert at 2006年06月15日 17:13
Nice site!
Posted by Gina at 2006年06月15日 17:17
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Posted by Gina at 2006年06月15日 17:19
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Posted by Gary at 2006年06月16日 16:57
Great work!
Posted by Alan at 2006年06月16日 16:59
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Posted by Betty at 2006年06月16日 17:03
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Posted by Terry at 2006年06月16日 17:07
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Posted by Greg at 2006年06月16日 17:11
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Posted by Paula at 2006年06月17日 16:35
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Posted by Nick at 2006年06月17日 16:40
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Posted by Nathan at 2006年06月17日 16:43
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Posted by Adam at 2006年06月17日 16:48
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Posted by Sarah at 2006年06月18日 15:45
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Posted by Rachel at 2006年06月18日 15:50
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Posted by Britney at 2006年06月18日 15:52
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Posted by Fawn at 2006年06月18日 15:56
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Posted by Holly at 2006年06月19日 19:22
Nice site!
Posted by Lee at 2006年06月19日 19:22
Great work!
Posted by Ryan at 2006年06月19日 19:25
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Posted by Lee at 2006年06月19日 19:29
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Posted by Felix at 2006年06月19日 19:31
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Posted by Sarah at 2006年06月19日 19:31
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Posted by Hayden at 2006年06月20日 17:48
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Posted by Rex at 2006年06月20日 17:51
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Posted by Veronica at 2006年06月20日 17:55
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Posted by Emma at 2006年06月20日 17:57
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Posted by Tammy at 2006年06月21日 19:42
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Posted by Ethan at 2006年06月21日 19:45
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Posted by Jack at 2006年06月21日 19:48
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Posted by Judy at 2006年06月21日 19:50
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Posted by Joan at 2006年06月24日 19:04