みんなのいえ   a/樋口建築事務所

大切なことってなんだろう  人それぞれ違う大切なコト
そんなことを包み込める家になるといいな
a/樋口建築事務所  樋口綾子

春先くらいから、芽がでました!等のお便りが時折、建主から届きます
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黄色、白といった春の花があちこちに咲き、柔らかそうな新緑が青空に映え
あちらこちらで春を満喫できる時期になりました

そんな中、私はGWに植えようと夏野菜の苗を購入
図面に煮詰まったら、庭に出て草抜き。。。なので準備は万端(笑)
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建主とのやりとりの中で、いつもお世話になっている片山さんからも写真が届きました
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庭でのひとこま  気持ち良さそうです








「阿南・中林のいえ」の敷地は、道路との高低差が
北東を±0とすると、南西は-90僂らいと結構な差がありました
それをどう解消するか。。。
また、建主の要望には "家庭菜園"や"石積み" という項目もあり
特に石積み。。。実現できるのか。。。どんなふうに?

今回造園は、私が事務所スタッフ時代にとてもお世話になり
早春の山だとかいろいろ連れ出してくださったりと、実体験としての
造園の面白さを教えてくださった、あり造園の品川さんにお願いしました

石積みは、身近にある石を使い、低く積むことで予算的にも実現可能だそう
そこで、低い石垣を重ねていくことに

私がイメージを図面におこし、それを元に片山さんが敷地にスプレーで描き
あらかたのカタチで掘削する なんだか面白い工程でした
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樹種等、その後はお任せで
まだ途中ですが、完成が楽しみです!!
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設計を始めるにあたって、まずはご要望をお伺いします
デッキが欲しい、キッチンは対面、こんなものを収納、○○で△△をしたいとか
○○なスペースが欲しい、ガレージ、軒下空間もいいな、とか・・・
居心地がよい、柔らかさ、笑い声、暖かみがある、シンプルな暮らし、まったり
ゆったり、スッキリと暮らす、とか・・・ イロイロ千差万別

「阿南・中林のいえ」は、北側の庭 という要望がありました
他にも、雨天時にデッキから雨を眺めるとか、不便ないえとか。。。
ニヤリとするものが多々ありましたが、一番気になった要望でした

しかし敷地は四角い分譲地の角地で、南側は山があり景色もいいですが
北側には家が建っています
どうしたものか。。。どういうイメージか。。。

北側に庭をつくる
建物のカタチ、プランを導き出す、重要ポイントのひとつでした
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安定した北側の光でPCコーナー
植えた樹が茂ってくるとプライベート感が増すとともに
瑞々しいコーナーになるのではないでしょうか
お隣の庭もいい感じに借景です










貞光の現場の近くに産直があり、結構、楽しんでいます
春の山菜、こごみにタラの芽!
肉厚の原木しいたけも美味だったので、ふたたび購入!!
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天ぷらで春を味わいました
ビールもうまっ









外壁によく使われるガルバ
小波、角波、スパンドレル、Kスパン・・・etc.
折り方によって表情はイロイロです

「貞光のいえ」はスパンドレルを使用170408_31
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シャープです


内部も天井や壁の下地が貼られ、さらによく分かるようになってきました
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この時期は工具等モノが沢山あり、下地の色合いとも相まって実際より狭く感じ
靴も履いているため、高さの印象も違います
そんなことも含め、どんどん変化していく現場はとても面白いです













昨年、弾丸でフィンランドへ行きました
その時、たまたま柱に巻き付けられた水玉を発見
なんと!草間彌生展 in フィンランド
オブジェ的なものも多く、会場も草間彌生感たっぷりでとても見ごたえあり
多くの老若男女で賑わっていました
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                       こんなおばーちゃんになれるかな(笑)
                             これは東京にはなかったです


せっかくなので。。足をのばして。。どうにか行きたい!建物があり
エストニアにも渡りました
オープンしてまだ1カ月だったからなのか、どれだけ調べても行き方等詳細がわからず
心細い中、ヘルシンキから船で2時間、バスで3時間弱。。。
( 船、バスの交通網はかなり発達しています )
エストニア第2の都市、タルトゥにあるエストニア国立博物館へ

滑走路から空へと続く。。。過去を抹殺せず未来へとつなげる。という
壮大なコンセプトを持ち、それがそのままカタチとなった建物を
どうしても見たいと思ったのです
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この建物は日本人も含む当時20代の3人のグループが1位を獲得した国際コンペの案
      ↑田根 剛氏、現在とても注目されている建築家です
しかし、ソ連統治下時代の軍の滑走路がそのまま空へと続いていくようなデザインは
負の遺産の活用ということで、エストニアの人々の理解をなかなか得ることが出来ず
着工までに7年、(竣工までは計10年)の月日がかかっています



今は亡き事務所の所長がよく言っていました
デザインではなく、" 芯が大事だ " と
そんなことを反芻する体験でした












東京で開催されている草間彌生展へ
何年か前に大阪で開催されていた感じと似てる。。と思いましたが
最近の作品もあり、初期の作品、70年前!!くらいからのが展示されていて
芯の部分は変わらないんだな、と興味深かったです。
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近くの21_21DESIGN SIGHTで開催されていた、アスリート展が予想以上に面白かった!!

翌日もちょっぴり建築たび+α
桜満開の上野にある、昨年、世界文化遺産となったル・コルビュジェ設計の国立西洋美術館へ
時間の関係で展示室までは入りませんでしたが。。。
       ↑ 本当はとても見たい場所があった
重心の低い、落着いた空間でした
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と、その近くにある谷口吉生設計(丸亀の猪熊源一郎美術館と同じ設計者)の法隆寺宝物館へ
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いつか見てみたい。と思っていた建物で、コンクリートと鉄で構成された建物ですが
柔らかいような、和を感じさせるような、居心地のいい空間でした170404_19
屋根なんか、とても薄くて、いろんなところがスッキリしていて。。。
スケールを忘れたのが悔やまれました(笑)








先日、「阿南・中林のいえ」の引渡し時のこと
いつもお世話になっているプレカット屋さんがいらっしゃっていました
最初の頃の担当、現在の担当とその後輩の3人の方々
ん??? 一体???
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出来上がりの空間を見に来てくださったのです

工事がスムーズに、すっぱりと、キレイにおさまっていくのは
各箇所の仕上がりを理解し、高さや寄り等々のシビアな寸法を出したりと
棟上げ時までに皆が多大な労力をかけているからです

しかし、多分。。。
いや、間違いなく。。そんな仕事は会社全体からすると1割以下で。。。
工場で材のあて込みもさせてもらうし。。。
正直なところ。。。
手間かかるなと思われているんだろうなーと思っていました

それだけに、こうやって足を運んでくださるとは!

いつもしっかりと設計図を読み込んでくださってはいるのですが
まさに、百聞は一見にしかず
要求されていることへの理由がはっきりと認識できたのではないかと思います
なるほどこういうことか、と

そういう共通認識を持てることは、いや、持とうとしてくださること自体
とてもありがたく力強いことです
図面描くのが遅くなるかも。。。とおっしゃっていましたが(笑)
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中学時代にまぁまぁの成績をおさめた剣道をさっぱりと辞め
高校からは何故か陸上部へ入った娘
とても楽しいようで、部活が高校生活の中心といっても過言でないほど

今日は部活のみんなで2回目の女子会
お昼ご飯をつくったり、珈琲の香りを漂わせおやつを食べたり
今はキャーキャー言いながら、人生ゲームをしています
中学生くらいなら、寄って行って絡むのですが。。
母はひっそりと仕事をしています(笑)
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現場も進み、少しずつ空間も見えてきました
天井を貼る部分と構造現わしの部分
いい塩梅!
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窓の枠材も準備万端
材はいつもの木頭杉です  
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