滑らかな谷間にも、色々な箇所があることが、リードによって知らされる。

まずは上に上がると、其処には尖ったモノが在った。

女は言った。

「それが女の愛の芽」

そして、その周囲をぐるぐると旋回して見せる。

こうして動かせば感じる。

そう言いたいのだ。

 

ぐぐ、ぐぐぐる、ぐるぐる…

言われた通り動くのは癪なので、やや変化、特に強弱と速度に違いを持たせ、その近辺を探る。

 

ひっ、

あひっ、

ああっ、いいいっ…

女が背中を反らすのを感じる。

吐息がやや生臭くなって気がする。

性的興奮。

後年、私はそう理解するようになるが、その時は未だそんな能力も経験も無かった。

 

口。

肉体には口は幾つかあるが、それは連動している。

女とはキスで始まり、今や、本命の秘穴に近付いている。

だからこそ、生臭くなる。

 

ビビ、ビク…

愛の芽と呼ばれた突起物は更に肥大化した。

女のペニス。

生まれる時は、男も女も同じ機能を持つが、それがX,Yという遺伝子のせいで、特異的な成長と変異を遂げてゆく。

但し、生殖機能は失い、唯一性的快感のみが残存した…

 

「逝きそうよ…」

女はそう煽る。