ひっ…

そんな私の目を覚まそうとしてか、師匠はいきなり、その長い指を菊座に押し込んできた。

容赦なく…

しかも、迷うことなくだ。

 

ぐり、

ぐり、ぐり、

慣れ親しんだ行為。

何処を弄れば、どう私が反応するか知り尽くした行動だった。

 

あっ、

いい、

だ、

ダメ、

思わず、腰を浮かせてしまう。

身体は正直だ。

どんな言葉や情報を聞かされようと、身体は慣れ親しんだ愛撫の嵐に無抵抗だ。

 

「ほう、感じるじゃないか」

師匠の声も弾んでいる。

自信を深めている。

大丈夫、ヨシキは自分のモノ、自分の愛人だ。

そう感じているのだ。

 

あっ、

あああっ、

いい、

いや、いや、

いいいいや~~~

私はもう止まらない。

あの夢が正夢なら、カゲロウも奥さんも、皆、師匠と私の睦事は知っていた。

知っていて、黙認していた。

ならば、何を遠慮する必要があろうか。

感じていることを素直に伝える。

そんな居直りがあった。

 

但し、今回はその愛撫に、新たな所作が加わった。

師匠が手を伸ばしてきた。

もちろん、その先には私の怒張する男根が聳えていた。