「大きいな…」
師匠はやや戸惑い気味に感嘆する。
「さ、さあ、私のも、それっ」
師匠は空いた方の手で私の手首と掴むと、私の後ろへと導く。
あっ…
其処には硬いモノがあった。
先ほどから何度か尻に触れていたモノ。
それが手で確認できたのだ。
大きい。
否、
問題は大きさではない。
硬い。
金属のように硬い。
人間のモノとは思えない硬さがある。
「どうだ?」
師匠は耳たぶを嬲ってくる。
自信があるのだろう。
「さあ、私がやるように動かしてみろ」
師匠はそう言うと、私の男根の一番敏感な部分を指でなぞらえてくる。
あっ、
あああっ、
信じられない快感が下半身を襲う。
「さ、さあ…」
師匠が急かせる。
は、はい…
私は師匠の動きに合わせて、後ろ手で師匠のそれに同じ動きをする。
別に変った事ではない。
工房室でも、手取り足取りで指導を受けることがある。
それと同じ。
但し、題材はお互いの性器。
しかも、快感を伴うセンシティブなもの。
「おお、良いぞ、その調子だ…」
荒い息を立てて、師匠が呻く。
それを機に、師匠の手の動きが一段と早く、激しくなってくる。
掌を丸め、前後に扱き出す。
っひいいい…
腰が一緒に動き出す。
でも、後ろ手も動かさなくてはならない。
その窮屈な姿勢が又、刺激となり、私は快楽の虜になりつつある。
「ダメだぞ、逝っちゃあダメだ…」
責め立てながらも、師匠は命じる事を忘れない。
だが、限界に近いのだ。
片方の指で菊座を弄られ、もう片方の掌で男根を嬲られ、逃げようにも、自ら師匠の男根を握る義務があり、そうもさせてくれないのだ。

