「お姐さん、お待たせしました…」

私はそうお道化て、カマキリに合図する。

「分かった」

カマキリはやる気満々だ。

この所、男日照り。

欲望は溜まりに溜まっている。

時たま、私にさえ、欲情の目を向けるくらいだから、危なくて仕方が無かった。

 

「じゃあ、貴方の初物を頂こうかな」

カマキリはそうにんまり笑うと、仰向けに伏した大吾の白い腹の上に跨った。

 

うっ…

 

流石に重いのか、大吾は呻く。

あるいは、自分の身体に活を入れたのかも。

 

カゲロウはもう容赦なかった。

両膝を立てると、おもむろに大吾の起立した男根を右手で掴んだ。

狙いを定める。

そう、

自らの秘孔へと、それを挿入させる積りなのだ。

 

あっ…

ぐっと、カマキリは腰を下ろす。

ああっ、

ひっ、

入る…

 

二人の淫らな声が行き交う。

 

幾ら、冷静な私と言えども、目の前でこうした密事を見ていると、感じないわけがない。

じゅ、

じゅじゅ、

じゅじゅじゅ、

 

下半身が熱くなるのが、分かった。

だが、参加は出来ない。

二人の淫らな関係をしっかりと撮影する役目があるからだ。

 

「あ、熱い…」

大吾はそう叫ぶ。

入ったのだ。

かなり奥深くまで、大吾の男根がカマキリのそれを貫いている。

「良いわ」

「はい」

「とっても、良い」

 

私は慌てて、ビデオを片手に、撮影に入る。

 

ジ、ジジ、ジジジ…

電子音が部屋中に木霊し始めた。